むかつくうさぎの話、どう思われているのでしょうか……。これを書き終えた時は、遂に人道を踏み外してしまったな……と少し背を丸めて思いました。脳内では続編も。美人のロップイヤーうさぎに浮気しそうになるコリンを心配して、むかつくうさぎジャレたんが、陰湿な妨害作戦に出る話や、むかつくうさぎがコリンたんのためにおしゃれを始める話や、犬の縦社会において、コリンたんがジャレたんを巡り苦労する話などです。「あらしの○る」シリーズとあんま変わんないじゃん。一つ違う点があるとしたら、うさぎがより陰湿で耐え難い生き物だという点でしょうか。 コリン(人間)が、犬と間違えてうさぎであるジャレたんを買ってきてしまい、ジャレたんのあまりの意地の悪さ、陰湿さ、みじめっぽさに毎日殴りかかりたい衝動に駆られつつも、脂汗を掻きながら我慢し、主人とペットの関係を続けるシリーズも、あるにはあります。もちろんコリンは時には殴ってしまったり、地面に顔をグイグイ押し付けてしまうのですが、その度にジャレたんがあまりにみじめに懇願し、「生まれて来なければよかった〜」とかぬかしやがるので、コリンはキチ○イになりそうになりながらも、自分の暴行を恥じる、という「むかつくうさぎ」シリーズです。 これ、すごく書きたいんだけど(できれば漫画で)、ばからしすぎて私が途中でギブアップしそうです。 昨日はなんでだか「ほステージ」を見てきました。私にはすべてが冗談のような話に思えたんですが、犯人役の三人の男の子は、皆それぞれすごくいい味を出してました。特にあの兄弟はなにやらおいしい汁を出してました。 マースという凶悪でキレた犯人は、ぜひジョナサンに演じて欲しかったです。ジョニーにぴったりだ! そう思って見ていたら、二人の人質を追いかけてダクトを虫みたいに這いずり回りだし、「これだよこれ! もうぜひジョナサンにやって貰わなくちゃ!」と一人笑いを堪えるのに必死でした。そしてアレキサンダーの時のように、「これは俺のキャリアのピークじゃないから」とかすかして言って欲しいです。そうか!? これがピークじゃないのか!? とすかさずツッコミを入れてみたくも。 ラッセル・クロウはまた頭にきて電話を投げつけて逮捕されたらしいですね。ああ、ラッセル〜とてもその勇ましい姿を見てみたい。悪くすれば懲役刑もありうるとのことですが、ラッセルの尻の心配はなぜかちっともしなくて済みそうだ。むしろ、ラッセルと同室になる男の尻が心配だよ。 ラッセルといえばポール。ポールは「ダヴィンチ・コード」のシラス役に決定したと聞いて仰天でした。M&Cからたいして間を置かず読んだので、私はシラスはまるまるポールで想像していました。友人もそう言っていたので、かなりのスラッシャーがシラス=ポールで脳内変換読みしてたこと間違いなしです。もとは主人公にラッセル投入、の噂もあったので、どうせなら二人で見たかった! 映画が楽しみです。 日記の解析に、「ジャレたん」という検索ワードがありました。「ジャレたん」で検索してしまうあなた、してきです。前に「ジャレッド」&「うさぎ」というものもありました。してきです。 ところで私は、先日コリンのTV番組出演のビデオを色々と送っていただいたのですが、その中にクライヴ・オーウェンのコーナ・オブライエン・ショー出演の回も入っており、こちらを先に拝見しました。カリフォルニアのYさん、いつも本当にありがとうございますvvv こクライヴ、面白かったです。彼はオスカー助演男優賞にノミネートされましたが、イギリスでも権威のある賞を受賞したようですね(名前忘れた)。でもその授賞式で音楽があんまり煩かったもんだから、自分の名前を呼ばれたことに気付かず、ずっとあの無表情で前方を向いてたそうです。この時の様子を再現したクライヴの演技がおかしい。すると隣に座る妻のサラが肘でつついて「あなたよ、あなた」と言うので、今更リアクションを取るわけにもいかず、つとめてクールに「ああ、クライブ・オーウェンだろう、わかってるよ」という態度を取り続けたそうです。これクライヴだから面白いですよね〜私が想像していたクライヴそのままじゃ。コーナンが、それはもう最高にクールな態度だったわけだね、と言い、クールなクライヴの真似をして笑いを取ってました。 シン・シティのロザリオ・ドーソンとクライヴの絡みシーンも見ることができましたが、かなり評価高くて、クライヴ自身も気に入ってるみたいですね。フランク・ミラーの原作の雰囲気が、あのダークグリーンの映像からも伝わってきます。楽しみです〜。 30stMは、この勢いのまま7、8、9月とツアーを続けるようで、7月からはシュヴェール(Chevelle)というシカゴ出身の三兄弟のかっこいいバンドにくっついて回るみたいです。前座ですね。シュヴェールはかなりUSでは人気バンドだと思うので、30stMのファンには少々面倒ぽい。やっぱりメインじゃないと盛り上がりもむつかしいですし、ファンサービスもどうなんだろう。 でも、Chevelleというバンドもまた三兄弟なんですよ! 私はカッコいい三人を見て「これがジャレたんの新しい男か…」と微笑んでいました。負けるなレト兄弟&マット(戦うのか)。 ジャレたんとコリンたんのSMフィクを読みました。実は毎日のように読んでいるのですが。とてもジャレたんが、雌犬でした。 こちらです。 とてもいいよ! うさぎたん! オレ様系コリンと出会ってすぐに、ビビビッとくるジャレたん。「この男だ! 俺がずっと捜し求めていたのは、この男だ!」。何かと言うと、SMのお相手のことなのでした。 「ご主人様になってくれ」というジャレたんの申し出に最初こそ戸惑うというか、きもいと思うコリンですが、そのうち「まあそれもいいかも」と気を変え、ジャレたんを抱きます。のっけの台詞からして、 コリン「お前、いつまでも俺の眼の前に突っ立てんじゃねーよ」 ジャレたんは嬉しそうに跪くのでしたv コリン「お前は何なんだ」 ジャレ「あひー、俺はメス犬です」 "I'm a dirty, filthy bitch!" Jared is babbling. "Your dirty fucking whore. Give me your cock. Yes, fucking yes!" のような世界へ突入。手錠、コックリング、めくるめくボンデージワールド。おしりを使われるジャレたん。フィニッシュはなんと、口の中と顔。そしてマニア心をそそり、ジャレたんの髪にも! この作者は以前も「髪にかけてもいいぜ」とジャレたんにいわしめてますが、ファン心理をよくわかってるなあ。 ちなみに、いつもはボールギャグを噛まされるのだそうです、ジャレたん(そんな追加情報、どうでもいい)。 終わった後は、「じゃあ、またなジャレたん」「うん、じゃあまた二週間後、コリンたん」と言って二人は別れるのでした。 今日はまたいいお話をいっぱいしたなあ。
今日は北米旅行の戻る前に、先にひとつ。帰国後最初に何を観に行ったかというと、キングダム・オブ・ヘブンでもコンスタンティン(というかもう終わっていた!)よりも先に、「ミリオンダラー・ベイビー」を観てきました。アレキサンダー以来の傑作映画でした。大勢の人が多分この作品に戸惑ったことでしょうが、痛いくらいに鋭く真摯な姿勢で、人間の尊厳について描こうとしている作品でした。これがアカデミー作品賞を獲ったということは歓迎すべきことではありますが、まったく腑に落ちないのは、どうしてこの作品の良さを理解できて、「アレキサンダー」の良さは理解できないというのでしょうか。映画界において、アカデミー賞自体にさほど価値があるとはもう見做されていないとはいえ、やっぱり権威のある賞ではあります。 この二つの違いはやはり「セックス観」なのでしょうか。 ヒラリー・スワンク演じる貧乏な田舎娘マギーが、ボクシングで勝取る人生の栄光と転落。 このドラマは「女性らしさ」だとか「男女の性差」といった観念を差し挟む余地のない、ジェンダー論を飛び越えた次元で展開します。そんな悩みや葛藤は最初からマギーの遥か後方に追いやられており、最後まで彼女は「女」ではなく一人の「人間」としての誇りを賭けて戦います。典型的なホワイト・トラッシュ。生活保護を受けて中古トレイラーで暮らす、無教養な家族を背負い、三十二才までウェイトレス生活を続けるマギーにとって、「女であろうとする」ことなど、贅沢なことです。だから彼女が「女らしくない」こと、彼女に「女として共感できない」ことを理由に眉を顰める人がいるなら、この物語はそうした考え方とはまったく違う次元で展開していることになります。 クリント・イーストウッド演じるボクシングの名トレーナー、フランキーと彼女の間に、性別も年齢も超えた人間同士の絆が芽生えていく過程は、とても感動的です。私はこれをスラッシュだと思いました。男同士の友情の中に私たちスラッシャーが夢見るものと、共通するものが二人の間にはあったように思います。果たしてマギーとフランキーの間に芽生えた感情が友情なのか、親子愛なのか、男女の愛なのか、分類することは難しく、きっと分類する必要もありません。 ここからは大きなネタバレを含むので、これから観ようと思っている方は飛ばしてください。 この物語はキリスト教の教義と真っ向から対立し、神父が登場しフランキーと会話する重要な場面があることからもわかるように、そのことから逃げも隠れもしません。むしろ真摯にぶつかっていきます。 最後にフランキーが取った行動――マギーが一度手にし、奪われた尊厳を再び返してあげることは、私個人としては、当然の行動のように思えましたが、さてどうでしょうか。「アレキサンダー」でも、大王が瀕死の兵士を楽にしてやるために止めを刺すシーンがありましたが、日本人にはそれほど受け容れ難い選択ではないように思います。フランキーが神父を通してどんなに問いかけても、神は納得のいく答えをくれなかった。後悔の念から解放されることはないにしても、彼は最後には知りたかった答えを見出したのではないでしょうか。 愛は必ずしも血の繋がった家族から得られるものではないし、救いは必ずしも聖書にあるわけではない。つまりこの世には善意にしろ悪意にしろインチキが横行していて、皆それを信じている。もしかするとすべてがインチキかもしれないし、信じ込まされているだけかもしれない、と感じている時に、二人はそのゴミ溜めの中で真の絆を築いていったんだろうと思います。 「ミスティック・リバー」もそうでしたが、クリント・イーストウッドの孤独な哲学には胸を打たれます。なんといっても孤独です。彼の年にもなると世の中の不条理に寛容になれるのでしょうか。 マギーと家族のやりとりは、もう少し公平に、あるいはコミカルに描けたかもしれない。本当はその予定だったのに、状況があまりに悲惨すぎて、そんなふうに観る事が出来なかったのかもしれません。「ミスティック・リバー」もですが、きっと原作はまた更にいいんじゃないでしょうか。 モーガン・フリーマンの立場もとてもいいですよね。 話は戻りますが、この映画は賞賛されて、「アレキサンダー」はバッシングされたというのは残念なことです。マギーのような女性を受け入れることは出来ても、バイのアレキサンダーは受け入れられないのか! もちろんアレキサンダーとマギーはまったく異なるタイプの「ヒーロー」だし、セクシャリティ以前にアレキサンダーには共感できる人が少なかったということもあるでしょうが、もし彼からゲイという要素を取り除いてさえいたら、「ミリオンダラー・ベイビー」並じゃないにせよ、そこそこの評価を得ていたのではないか、という気がしてしまいます。逆にもしマギーがレズだったら、この映画はクソミソに叩かれていたのでしょうか。「レズなら違う世界の住人。私の知ったこっちゃない」と思われたのでしょうか。私にはたいして大きな違いには思えないのですが。 ところで全然話は変わりますが、あの懲邪ムービーを下ろしたら、今でも海外から「見れない」という問合せがきます。「もっと作ってくれるのかな?」「作るって言ってたよ」「今は素材探しをしてるんだって」などと他のLJにもコメントが載っており、哀しい限り。しかし、著作権法に違反しているのだから、諦めるしかありません。
ここからは、バッファローでのライブの模様です…といっても、やはりまともなレポにはなっていません。 バスは無事、バッファローに到着し、入国審査を終えてアメリカ国内に入りました。ところが、私が乗っていたバスはこのままバッファロー市内へ向かいますが、ライブハウスはイミグレーション・センターの傍だということはわかっています。バスの運転手に、私はここで降りると伝え、タクシーを探しますが、まったく掴まらない。そこでセンターの公衆電話からタクシーを呼ぼうとしますが、小銭がない! 入国審査に時間がかかったこともあり、この時点で既に時刻は7時半(まだ外は明るい)。こんな場所でうろちょろしてるわけにはいかん、と思いつつも、外にペプシのベンディングマシーンがあったので、そこで何か買って小銭を作ろうと思い、小走りで向かったとき、国境警察のオフィサーに呼び止められました。事情を説明しましたが、なかなか信じてくれない。三人のオフィサーのうち、二人は一度の説明でほとんど疑いが晴れましたが、一人若い兄ちゃんが何度もクソばかばかしい質問をしてくる。「なぜバスに乗り遅れるなんてことがありえるんだ?」「乗り遅れたんじゃなく、泊まるホテルとライブハウスがこの近くだから、タクシーで行くために降りたんだ」「近くなら歩いて行けばいいじゃないか」「荷物もあるし、歩いては行けない距離なんだ」「じゃあなんで早くタクシーで行かないんだ」「小銭がなくて電話がかけられなかったんだ」「なぜ小銭が(以下略)」 せっかくこんな思いまでしてやってきたのに、ジャレたんのライブに間に合わなかった。もう当日券も売り切れてるに違いない。そう思うとなんだか切なくなり、泣けてきました〜。ジャレたん! ジャレとぁ〜ん!! でも、この忌々しい洟垂れオフィサーに涙を見せて、「俺が怖くて泣いたんだな」なんて勘違いをされてたまるものかと、その場は怖い顔をしたまま立ち去り、タクシーを待ちながら涙を拭いてました。 タクシーは10分後に来ました。この運転手のおじさんが明るく話しかけてくれて、悔しい気持ちも吹き飛びました。その日は夕焼け空がきれいで、バッファロー郊外の白いポーチのある美しい家並みと、古めかしい雑貨屋やカフェのアメリカ的な景色が映画のようで、ひどい思いをしつつきてよかったと思いました。運転手のおじさんに「実はさっき泣いてたんだ」と告白すると、彼は何でもないという口調で、「ああ、知ってるよ。ここまで来たのにライブが見れないからだろ。でも、一応行ってみろよ」と言ってくれて、ああ、やっぱりバレバレだったのか。でも気付かないふりをしてくれたんだな、とちょと感動しました。タクシーでライブハウス『ショープレイス・シアター』にたどり着いたのは9時。もう終わる頃に違いない……と思いながらも、中へ入ると、カウンターに若いお兄ちゃんたちが五人くらいいる。田舎っぽさと都会的な感じが交じり合った雰囲気。なんといえばいいかわからないけど、今思い返すとバッファローの地元の若者たちのスタイルは、私の目には実にアメリカ的に感じられ、すごくしゃれて見えました。帰国してから思ったのですが、私が今RPSで「フェア・ゲーム」というのを書きながら思い描いている景色と、バッファローの郊外の景色がとてもかぶっていたから、とても素敵に感じたんだと思います。シアターが面している*一応は*メインストリートと思われるこじんまりとした通りからしても、こんなど田舎にジャレッド・レト率いる30stMが本当にやってきたのか!? ドアの向こうからはもう大音響で音楽が聴こえてるけど、どうも30stMとは違う様子。私は明らかに異邦人の雰囲気で、お兄ちゃんたちは物珍しげに私を見てます。旅行者、ましてアジア人など滅多に来ないに違いない。私は落胆を予想してどきどきしつつ、今日のチケットはあるかと尋ねてみました。するとお兄ちゃんは「10ドルだよ」。まだある!! ジャレたんの歌が聴ける! でも、聴こえてくるのは別のバンドの歌。もしかすると、もう終わったのかも。そう思って「今日は30stMが来てるの?」と尋ねると、彼は笑顔になって「ああ、これからだよ」と! つまりまだ前座のバンドが演奏中らしい! やたー! 私が「またすぐ戻ってきます」と言って出ようとしたところ、ヘイ! と呼び止める兄ちゃんたち。振り向くと、兄ちゃんたちは皆で両手をいっぱいに広げて、「10時だぜ! 10時!!」と教えてくれました。 私は急いで外で待ってくれていたタクシーに飛び乗り、宿泊を決めていたモーテルへ。本来はレンタカーで空室のあるモーテルへ飛び込む予定だったので、予約はしてませんでした(その方が安く泊まれる)。ところが、この日からちょうどメモリアル・ウィークエンドが始まったということで、近所のモーテルはいたるところ満室。三軒目のモーテル(このへんはモーテルが密集している)でようやく部屋を確保。部屋は清潔とは言えなかったけど、二階建てで電飾の看板が立っている、これ以上ないといえるほどアメリカ的なモーテルでした。 タクシーの運転手は「メーターを切って待っててやるよ」と言ってくれて、私は5分で着替えて出てきました。 いよいよ、30stMのライブです。ライブハウスの中に入ると、さっきの兄ちゃんたちが「来たな」という顔をして、中に入れてくれました。実はチケットはなく、手にスタンプを押すだけ。今思い返してみると、今回の旅ではバッファローのさびれた『ショープレイス・シアター』が一番色っぽくて素敵なライブハウスだったように思います。このシアターの素敵な雰囲気を言葉で伝えられないのが残念です。 私は適当なスポットに立ってステージを眺めていました。前座の演奏が終わり、30stMが登場するまで15分ほどありました。10時になり、けたたましくサイレンが鳴り、ジャレッド、シャノン、マット、トモが登場しました。この時の私の気持ちは、「うわ〜」って感じです(笑)。私は性格的に、コリンを眼にした時同様、感情が爆発したり嬉しさで泣き出したりというようなことはありませんでしたが、しみじみ喜びを噛み締めました。 ジャレッド・レトが眼の前にいるんだな。彼は来日の予定も当分なさそうだし、会えないで終わるんじゃないかと思っていたのに、と思うと、すごく不思議な感じでした。 肝心のライブはどうだったかというと、客も100人に満たない小規模なもので、続くトロント、シカゴの異常な盛り上がりと比べると落ち着いたものでした。30stM的には、肩透かしをくらったんじゃないでしょうか。特に、左と右サイドの盛り上がりが全然違う。私がいた右は、ほとんど腕を振り上げたり飛び跳ねたりもありませんでした。 ジャレッドはステージを降りて走り回ったり身を乗り出したりしましたが、トロントやシカゴとは違いモッシュは確か一度もしませんでした。あの客層では難しかったんだろうと思います。正直私自身もバッファローではそこそこの盛り上がりでした。 MCはよく聞き取れませんでしたが、ウェルカムスピーチのほか、「バッファローはおかしなところだぜ! この土地は有名なバンドが来ても入らないというけど、俺たちもチケットが全然売れなかったぜ! でもバッファロー、最高だぜ!」と叫んでました(笑)。それから途中、ギターの調子が悪くなり、後半では「ギターの調子があまりよくなかったのに、俺たちをサポートしてくれてありがとう」のようなことを言っていたようです。他にも、"Should we play something new?" なんてじらしっぽいことを言って、より大きな歓声を引き出したりしてました。生のジャレッドの声は時々掠れたりして、本当に素敵でした。 私としては一番萌えたのは、ジャレッドとベースのマットの絡み。お互いに鼻がくっつくほど顔を寄せて見つめあったり、耳元で話し合ったり、スラッシャーにはたまらじ。 もう一つ萌えといえば、これはトロント、シカゴとどんどん過激になっていくのですが、ジャレ教信者の男の子たち。どこのバンドにもいるでしょうが、ガールフレンドを放ってジャレたんに夢中になる男たちのジャレ信奉は、どのライブでも見てて失笑でした(笑)。バッファローではジャレッドの投げたピックを拾おうと、男たちが自前の懐中電灯で床を照らしながら這いずり回ってました。それを腕を組んで冷静に眺めている彼らのガールフレンドたち(爆)。そのジャレのピックは私の隣の女の子が取り、大感動してました。 ライブの後半では、ジャレッドがATTACKを歌っている最中に男の子がステージに昇り、ジャレッドの後ろをすり抜けて私の目の前に落っこちてきました。ジャレッドはさっと彼を横目で捉えましたが、淀みなく歌い続けました。一度引っ込んだ後、アンコールにこたえて二曲歌ってくれた一曲がATTACKだったと思います。 ライブ後、トロントやシカゴではファンとの交流会が別に設けられましたが、バッファローは規模が小さかったためかありませんでした。それでも、私がシアターを出たちょうどその時、彼ら四人が出てきてバスに乗り込んでいったので、ジャレッドとは握手をすることが出来ました。最後に触れてよかった〜と思いながら、他のファンに混じって、通りに駐車した巨大なバス&トレイラーを眺めていると、五分も経たないうちに、なんと四人がサインペンを片手に外へ出てきてくれました。 今回の三回のライブで実感したことは、30stMはセカンド・アルバム発売直前ということもあるでしょうけど、ファンを大切にしてくれる人たちでした。ジャレッド自身も「ファンは家族だ」と言ってますが、その言葉には裏も表もない! 彼らは一人一人のファンとたっぷり時間を割いて話してくれました。ジャレッドはさすがに人気者だったので、私はシャノンに「日本から、あなたに会いに来ました。とてもいいライブでした」と伝えました。するとシャノンは、日本からと言われてきょとんとしてました(爆)。それ以降、私はジャレッドを含む他のメンバーにも、「日本から来た」とは言わないようにしました。バッファローは特にですが、ファンがとてもクールで、誰も必死な感じじゃなく、むしろメンバーの方からファンの輪に入っていくまでしつこく話しかけたりはしない雰囲気でした。本当に、アットホーム。メンバーもそういう対応に慣れていて、むしろトロントやシカゴでジャレッドに対し必死だったファンにはジャレッド本人が「深呼吸してよ」という表情をしてました。なので、このアットホームな空気を壊しかねない、「日本からわざわざ来ました!」な発言はよそうと思ったわけです。言葉の不自由さを聞けば、おのずと外国から来たことはわかるわけですから。実際マットは最後の日に、私たちが日本人だと表明する機会がなかったにも関わらず、「どういたしまして」と日本語で言ってくれました。 最初に言葉をかけてサインを貰ったシャノンは、キョトンとした後で「ありがとう」と言ってくれた後で、「これって君の財布? クールだね。俺は好きだよ」と言ってくれました。 他のメンバーとは二時間あまりバスの前で一緒に過ごしましたが、ジャレッドは1時間くらいでバスに戻りました。皆に「いいかい、新しいアルバム、買ってくれよ。お金出さなきゃだめだよ、俺だって自分で買ったんだから」と言って笑いをとり、「でもマットは自分で買わないんだ。俺たちみんな、買ってるのに」と言ってさらにファンを笑わせてました。ライブ中の二人の絡みにも萌えていた私としては、この時点でかなり的邪に反応してました。ジャレッドは一人一人と言葉を交わし、たいそう親切にしてくれました。ツーショットをお願いすると、快く応じてくれましたが、私は本人を前にすると、もうどうしようって感じでまともに言葉を交わせなかったのが残念。5/31の日記で「ジャレッドは誰にも気遣ってなかった」と書きましたが、これは正確な表現ではなく、多分バッファローのライブは、ジャレッドにとってちょっと物足りなかったんじゃないかと思います。トロントなどより少し覇気が感じられなかったのは、そのためかな。現地で会った日本人女性の方も、ジャレッドはいつも他のメンバーより先にバスに戻るよ、と言ってました。 ジャレッドは女性は勿論、男の子にもモテモテで、スラッシャーとしては、ジャレッドと男の子の絡みを見ているのは大変美味しかったです〜。特に、5人くらいの男の子集団(とはいえ二十歳過ぎ)が、ジャレッドを取り囲んでお喋りをしていて、最後には一人一人とツーショットを撮らせて貰っていました。ジャレッドが最後に"good night guys!"と手を上げると、それまでずっとカメラマンに徹していた男の子がOh〜と叫び、「ひどいよ、ジャレッド! 俺とは!?」。そこで笑いが起こり、ジャレッドは戻ってきて、一緒に写ってあげてました。そしてジャレッドは、"guys, guys! let me hug you! i will hug you!"などとまた男じらしなことをぬかし、男たち一人一人を力強く抱きしめ始めました。男たちは本気モードに突入したのか、一人一人神妙な顔になり、ジャレたんと、ぐあしぐあしとハグを始めました。そのたびにジャレたんが漏らすアーんとかンン〜とかいうイロポい声は、一体何が目的なのか!? その声、コリンたんにもニコラス刑事にもブラピにもフィンチャーにも聞かせたんだろうな!?!? 私はいいな〜と思って横から見ていましたが、自分からハグしてと言う勇気はありませんでした。なかなかこっちの子も「ハグして」とは言いにくいようで、ボーイフレンドと一緒に来てる女の子が、「どうしよう、ジャレッドにハグして貰いたい〜」と言うのを、彼氏が"do it! just do it!"と笑って鼓舞していて、でも彼女はジャレッドのまわりまで行きつつどうしても声をかけられず、彼氏は何度も大声で「がんばれ!」と励ましていました。最後にやっと彼女がジャレッドに頼み、ハグしてもらうと、その様子を見守っていた子たちから拍手が起こり、羨ましくも微笑ましい光景でした。 と、思っているうちに、ジャレッドは男たちとのハグを済ませ、私の手前にいた最後の男の子にも力強いハグを見舞っていました。ふとその時、ジャレッドが私の方を向き、眼が合いました。するとなんとまあ、ジャレたんは頑固に腕を組んでいた私の方へ来て、両手を広げ、がばっとハグしてくれたではないか! じゃ、ジャレとぁ〜ん! その力強さといったら!! 私も背中に腕を回し抱きしめ返しました。耳もとで"thank you so much"と言うと、耳元で"you are welcome"と囁いてくれました。ジャレとぁーーーん! 最高だーーー! しかも萌えはまだ続く。私の後ろにいた女の子に「私にも!」と言われてハグを見舞ったジャレたん。なんとその女の子の後ろにいたのは、マットたんだった! ジャレッドは"Oh〜Maatt!"とまたしてもイロポい声をあげ、マットたんと誰よりも激しいハグを。くそう〜すべてはマットたんとハグするためだったのか〜と私たちは嫉妬に駆られたのだった(またそんな嘘を)。 マットとジャレッドのハグのいやらしさといったら! 私の方からはマットがジャレッドの頬に唇を押し付けて(ジョークも兼ねて)眼を瞑っている姿が見えました。背中に回した腕はかなり力強く、他の誰とよりも長くハグしてました。身体を離したその後のジャレッドの態度が最高にかわいい! 肩を竦めて両手の指を肩口でしきりに動かし、「ヒャ〜(weee!)」と言いながら爪先歩きで逃げ出すような仕草で戻ってきましたー。もちろん顔は笑ってました。ジャレたん、本当は嬉しかったくせに! その後私はマットに声をかけ、お決まりですが「いいライブでした」と伝えてサインを頼んだのですが、マットは最初から最後まで優しかった〜(うっとり)。大きな身体を丸めて優しくHi!と言ってくれました。もちろん、トモも優しかったです〜。私が他の人と話すジャレッドを眺めている時、隣にずっと誰かが立ってたんですが、振り向くとそれは、同じくジャレッドを見ていたトモでした(爆)。 他に覚えていることといえば、先ほども登場した男の子集団の一人が、メンバーの誰とも話していない時に「あそこの男、ずっと一人で無言で立ってて、怖いよな」というので振り向いたら、本当だ。あまり若くないファンらしき男が、一人固い表情で腕を組んで立っており、さっきから微動だにしていません。一体彼は何者だったのか。ジャレたんのストーカーか? トロントの熱心なファン男といい、ジャレたんも大変だ…。 バスに乗った後も、シャノンやマットは煙草を吸うためにふらっと外へ出てきたりしました。ファンは話しかけたりかけなかったり。自分の方からファンの子たちに声をかけたりもしてました。トモは電話をかけに降りてきたりしてました。こういう雰囲気は、日本とは違いますね〜。 ところで私は、タクシーのナンバーを持っている女の子に、タクシーを呼んで貰ったんですが、そのおしゃべりの途中でテキサス在住の日本人の30stMファンのMさんと知り合いました。Mさんはアトランタからレンタカーでずっと後をついてきていて、メンバーとも親しくなっている雰囲気があり、今日は事前にマットに「ピックちょうだい」と言っておいたら、くれたそうです。私も、最後にマットがわざわざ彼女にピックを渡している姿を見ました。マットには「ジャレッドのも欲しい」と言っておいたら、「あ、言っておくの忘れた」と言われたそうですが、その後で未使用だけどジャレッド用の白いピックを貰えたそうです。マットはいい人だなあ。私はMさんがジャレッドに寿司は好きかと尋ね、ジャレッドが" I dont like Japanese food "と答えるのを聞いていたんですが、そうしたらすかさずシャノンが隣から、「彼(弟)は生のものはあんまり食べないよ」と教えており、Mさんが「じゃあ何を食べるの?」と聞いたら、シャノンはちょっと考え、「調理したものを食べるよ。でも生っぽいものは食べないよ」と言ってました。さすが仲のいいレト兄弟。 タクシーを待つ間、Mさんの車の中で色々なことを話してました。彼女がメンバーに訊いたところ、四人は近くのホテルへ行ってシャワーを浴びるとのことでしたが、バスのドライバーがなかなか戻って来ず、結局深夜2時までシアターの前にいました。彼女はマネージャーのマークとも親しいらしく、マークに私のことを紹介してくれました。タクシーは二時間待つ、と言われ私は結局、彼らのバスが出発する時間まで彼女の車内にいましたが、深夜1時半あたりに、バスからファンの女の子が3人ほど降りてきました。どうも、メンバーが入れてあげてたようです〜。 バッファローのライブはそんな感じでした。また思いついたら書こうと思います。
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