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2004年12月10日(金) 懲邪第二弾

昨日はご飯を食べてから、などと言って食べていろいろ作業をしたら
寝てしまいました。

RPSはさっきチェックしたら、新たなチャレンジficが上がってましたv
これは、
チャレンジ:「コリンは映画撮影の前にジャレッドに出会っていた。
彼は一目でジャレッドに惚れてしまい、うまくして一発ヤろうとするんだけど、
何かが問題で計画は失敗に終わる。後日オリバーがヘファイスティオン役
を探していると聞き、ジャレッドをすすめるコリン。彼の魂胆は、これで
ジャレッドを「征服リスト」に加えられる、というもの。彼はジャレに
もう一度アタックするが、また彼の計画通りにはいかず……」
というプロットで完成させよ、というものです。
読むのが楽しみだ〜。

Nakiaの素敵懲邪ficの続きをご紹介。
一昨日? の続きです。
ジャレッドはアパートメントで大音量で音楽を聴いている。
これは彼のいつもの習慣らしく、調子よく口ずさんだりしてると
いきなり後ろから誰かに掴まれ、ひっくり返されてカウンターに押し付け
られる。
コリンはジャレッドに無理やりディープキッスをお見舞いする。
酒と汗のにおいがする。
「なんでか言えよ」コリンは低い声で唸った。「もう俺は女を家に連れ込むことも
できねえんだよ。なんでか言えよ」
カウンターにジャレッドを押し付けたまま、彼の黒い眼はぎらついている。
ジャレッドは何も言えず、頭を振るだけ。
「お前が悪いんだ」などと極端に理不尽なことを言い、ジャレッドの
顎を掴むコリン。ジャレッドは、やばい、こりゃやばい、と思い、
「何の話だよ」
するとコリン、一瞬我に返り、背後の壁に背を預けて頭を掻き、
「Jesus fucking Christ、俺酔ってやがる」

ジャレッドは何も出来ず彼の訪問者を見る。コリンは荒く呼吸し、
怒りとフラストレーションで歯を食いしばっている。
「なんでここにいるんだよ」
「知らねえよ!」
「へえ、お前は俺のアパートの鍵をぶっ壊して入ってきて、たぶん俺の身体
に何個か痣を残したんだから、知ってるべきだよな」
「アア? 知らねえよ。終了。クソ。なぜって俺はクソアレキサンダー
・プロジェクトなんかと契約しちまったんだ。ジャレッド、それが理由だ、
お前に会ったな。お前と実験的にキスしちまったな。そんなことクソ知って
たまるかよ」
コリンの言葉が毒と激怒を含んでいたので、ジャレッドは睨みつけた。
「今夜俺は、リリーって名のいかす女と一緒だった。どうなったかって?
彼女は俺に家に来ないかと誘った。それでどうなったかって?
俺は行かなかった」

「だろうな」ジャレッドは唸った。「そのかわり、お前は俺を脅かすために
ここに来たわけだ」

「お前、俺に出てって欲しいのか?」コリンは前かがみになり、泣きついた。
ジャレッドは彼を殴り、出て行きやがれ(fuck off)、二度と電話するな、
俺を一人にしろ、俺の世界から失せろ、と言ってやりたかった。
だけど彼が口を開いた時、弱々しく出てきた言葉は、「ノー」

「だったら黙って俺の話を聞きやがれ」

気がつくと、コリンは床に転がっていた。
ジャレッドは自分が何をしたのか把握できなかった。
コリンは鼻から血を出し、唇にまで垂れた血を拭い、打たれて床に
座った。ジャレッドは床の男に対し屈んで手を差しだす前に、
気持ちを落ち着ける必要があった。
タイルに押し付けられた痛みが背中に頭に残っている。乱暴に
掴まれた腕の骨も痛む。
白い光が彼の目の前で躍り、コリンに掴まれ、逃げるために格闘した。
床に押し付けられた時、ざらついた悲鳴が咽喉から漏れた。
彼はコリンの顎に拳をヒットさせた。コリンはのけぞり、視界が傾いだ。

「出ていけ、くそ野郎」彼は唸り、コリンを背後のキャビネットに押さえ
つけた。コリンがまだ彼の腕を掴もうとしたが、ジャレッドは彼の肩と腕を
強く押しやった。
「お前はクソばかげてやがる。俺に何を求めてるかなんて知らないが、
お前のくだらない泣き言なんて聞いてられるかよ。酔っ払いのクズ」

また優勢な側が逆転した。コリンは彼に迫ると、うまく腰をつかみ、
暴れる腕を自分の腕の中に押さえつけた。そのお返しに、ジャレッドは
踵を蹴飛ばした。コリンはまたしても膝を折ってがくんと床に転がったが、
ジャレッドも道連れにした。ジャレッドはコリンの膝の上でひっくり返っていた。
吐き気がする。ジャレッドが力を失うと、コリンは戦うのをやめた。
彼は床の上とキャビネットや床に残された赤い汚れに気づいた。

「お前、血が出てる」彼はまぬけに言った。彼の震える腕の中に、
ジャレッドが体重を預けるため身を寄せた。「脳震盪を起こさしちまった」
「--レは大丈夫」ジャレッドは呟いたが、クソ、彼は朦朧としている。
コリンは酔いが一気に醒めて、彼の顔を両手で挟み、熱っぽく見つめた。
「俺は大丈夫だ。すぐよくなる」

「ああ」コリンはその様子に満足して、「ああ、お前は大丈夫だ」
「石頭を授かったんでね」ジャレッドはうつろにジョークを言った。

「そうだな」というのは愚鈍な返事だ。二人とも分かっていた。
コリンは咳をし、立ち上がり、手の甲で鼻血を拭いた。
「あと一歩で俺の鼻を折るところだったぜ。すごいパンチを隠し持って
やがるな、レト」
彼はジャレッドが立ち上がるのを助けた。
「クソ、アスピリンが必要だ」
コリンはジャレッドの頭を自分の肩に乗せ、頭に手を添えた。すぐに後頭部の
瘤を見つけた。
「すまんな」彼は唸り、今度はもっと優しく、「ベッドに行こう。とにかく、
今夜はもう遅い。こんな時間に、お前何やってたんだ?」

「真夜中の掃除さ」ジャレッドは呟き、コリンの助けを借りてベッドへ向かった。
片腕でベッドの端を掴み、最初に枕に顔を埋めた。
「始めたばっかりのようだな、だろう」コリンは部屋の隅に汚れた衣服が山に
なってるのを見て、冷笑した。

「んん」とジャレッド。コリンが彼のジーンズを脱がしにかかり、身体の下に
敷いたコンフォーターを乱暴に引っ張るあいだ、身体を捩る。

コリンがベッドに座ると、ジャレッドは眼を開いた。
「本当に、なんでここへ来たんだ」
「お前に会いに」コリンは深い、震えるような溜め息を漏らし、頭を垂れた。
「お前のことを考えて、眠れねえんだよ、ジャレ。それでもって、俺は
電話をかけて、俺の身に起こってる馬鹿なことをお前に伝えたい
くそばかばかしい衝動に駆られるんだ。お前は撮影中いつも笑ってたよな」

「お前が俺に話してる時、俺はいつも酔ってたよ」ジャレッドは彼に思い
出させると笑った。

「最後にデートしたのはいつだ」コリンは突然、眉を顰めて尋ねた。
ジャレッドは片方の肩だけ竦めた。
コリンが再び話し始めた時、その声はしわがれて、必死だった。
「ゲイにはなりたかねえよ」

「俺たちはファックした。でもお前はゲイじゃない」
「そんなことを言ってるんじゃない。お前、俺が言ったこと聞いてやがったのかよ」
「お前は俺のことを考えてる」ジャレッドは言った。
「お前は俺のこと考えるか?」とコリン。「俺はどうだ?」
「時々」ジャレッドは呟いた。「時々、考えるよ。俺はまだお前の電話番号
が
書かれたばからしいペーパーナプキンを持ってる。あれがどんなにべとつくか
知ってるのかよ? お前、俺をどんな男と間違えてんだ?」

「おい〜…黙れって」

ジャレッドは黙った。

「お前は最高だった」

「おやまあ」

「朝、帰りたくなかった」

「さよならメモくらい残してくれてもよかったのに」ジャレッドは意地悪く
言った。しぶしぶながら、彼自身、認めていた。コリンが彼が起きる前に
立ち去ったことで、傷ついたことを。さよならか、せめて
「お前は最高の淫乱だったぜ」の一言もなく。彼は歪んだ笑みを浮かべた。

「次の夜また戻りたかったさ」

「なぜそうしなかった?」

コリンは彼をちらっと見て、「お前が俺に来て欲しいかどうかわからなかった
からな」
「もちろん来て欲しかったさ」ジャレッドは息を吐き出し、唇を噛んだ。
自分の言葉に驚いて。

「オー……」コリンは言った。二人はしばしお互いを見つめあい、そして
コリンは彼にキスするために前屈みになった。唇は柔らかで
乾いていて、緊張していた。彼は慎重に、敏感な部分を避けながら、
ジャレッドの頭の後ろに手をそえて支えた。
ジャレッドが口を開くと、舌を濡れた口腔に入れて、キスをし返すよう
せがんだ。ジャレッドはこたえ、角度を調整するために片肘をついた。
彼の眼は苦痛で濡れていたが、すぐに目蓋をきつく閉じた。

「こんなに難しいことじゃなきゃよかったのに」
ジャレッドのシャツの下に手を入れ、コリンは囁いた。ジャレッドの身体は
温かく、呼吸と共に動いており、背中は汗で湿っていた。

「わかってる」ジャレッドは言い、コリンは目蓋から咽喉へキスを移動させ、
敏感な咽喉の窪みに触れ、親指は骨盤の窪みに触れた。ジャレッドは彼の
その感触に仰け反り、魅了されて、上唇に舌を絡めた。
コリンは彼の下半身に手を伸ばし、臍から下りている毛にたどり着いた。
ボクサーの上から触れる。服の下で、彼は硬くなっている。急速に硬くなって
いる。
コリンはベッドにのぼり、ジャレッドの腿に跨り、ゆっくりと彼の長い脚から下着を剥ぎ取った。あまり考えず、ジャレッドのペニスを手に取った。
あの魅力的な体験から随分長い時間が経過したが、それでもコリンは
やり方を、そして喘ぎ声と泣き声で、彼の下の男を窒息させる方法を覚えていた。

自分のペニスが硬くなりはじめると、下半身に奇妙な快感が走った。
彼はジャレッドをもっと熱心に扱いた。

感傷的な泣き声がジャレッドの咽喉から漏れ出し、彼はコリンのジーンの
ジッパーをいじくるために手を伸ばした。彼の焦点はまだ合っていない。
コリンは優しく熱っぽく笑い、ジャレッドの手を取ると、自分を裸にしてくれる
まで導いた。

「さあセックスだ」コリンはジャレッドの脚の下に腕を入れて呟いた。いつも
これを夢見ていた。彼が分け入ると、ジャレッドは息をつめた。
「クソ」彼は言った。「クソ、クソ、クソ」
「ああ」

今回は、自分を抑えてコリンはゆっくりと揺さぶった。組み敷いている男から
快感の咽び泣きを引き出すように、先刻の自分の乱暴な行いを後悔するように。
後悔が、ジャレッドに対する気持ちを優しくした。いとしい彼の顔が、
絶頂を迎えて歪むのを見たかった。ジャレッドのベッドのクリーム色の
枕カバーは、わずかに残った血が染みてピンクになっている。

「お前、最高にきれいだぜ……」陰嚢に快感が迫りあがってくる
のを感じて、眉間に皺を寄せながらコリンが呟いた。張り詰め、限界だった。
ジャレッドの速い呼吸音が彼の欲望を助長する。二人が達するのに長い時間は
かからなかった。先にコリンがいき、ジャレッドがすぐに続いた。


「行っちまうのかよ」コリンがバスルームに向かうと、ジャレッドは尋ねた。
 彼は答えず、すぐにジャレッドが生まれたままの姿で横になるベッドに
戻って
きた。
ジャレッドは、コリンがタオルで彼の腹部を優しく拭いた時、喘いだ。
コリンは彼にちらっと笑みを見せ、タオルを裏返した。彼はジャレッドの
額に指で触れ、眼を閉じるよう促した。ジャレッドは溜め息をつき、
自分の隣の男の方に手を乗せた。

「ここにいるよ」コリンは約束した。「お前が起きた時な」
「オレンジジュースが切れてる」ジャレッドは呟いた。「洗濯も全然してない」

彼が翌日、頭がガンガンする中、部屋に差し込む太陽を眩しく思いながら
目覚めた時、ヘッドサイドのテーブルにはコップ一杯のジュースが置かれていた。
そして彼はキッチンのラジオから流れる音楽を聴いた。


おわり

だいぶラフな訳になりました。オレンジジュースのくだりは、合ってるか
わかりません。Nakiaはコリンのこともジャレッドのことも、どうしてこんなに
彼ららしく書けるんでしょうか。特にコリンの発言とか、ちらっと見せる
笑顔なんかが、いかにも彼らしいです。コリンの人を翻弄しながらポイントを
押さえた言葉。突然「最後にデートしたのはいつだ」と訊いたりするのが。

ジャレッドもいいですね〜のほほんとしてるようでオトコマエ。彼はウィット
に飛んでて、話をはぐらかすようなとこがありますが、その感じがよく
出てます。

そしてこの次の話(まだ書きかけ)が、またすごい二人がかわいい。
ジャレッドが食事を作ってやる、と言ってコリンと買い物に行ったり
するんですが、コリンは「お湯は沸かせるんだろうな?」などと。
二人のテンションがいいんですよ〜。

そしてコリンは「俺が遊びでお前とファックしてると思ってないか」
とドキッとすることを言い、ジャレッドは、そんなマジな話はしたくない、と
ごまかします。するとコリンは不安になり……やれやれ! もっとやれ!

おいしーなーこのふたりは。ではまた。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2004年12月09日(木) プロメテウスの炎 ficビュー

やっぱり指輪コンサートに行きたかったなあ、と思う今日この頃です。
ハワードショアーを一目見たかった……!



んぎゃ! 教えてもらいました。このカールってばかっこいい!
カールは年を増すほどかっこよくなりそうですねえ。40くらいになった
カール、見てみたいです。たぶんもっと雄くささがましているかと!

コリンficのアーカイヴに、コリン/ショーン・ビーン、コリン/エリック・バナ、
コリン/クライヴ・オーウェンがあってえらい笑いました。何も全部
役者島で揃えてくれなくとも。最近の萌え映画の役者たちと思えば不思議は
ないのですが。

コリンは好き過ぎて受も攻も想像しちゃうんですが、ラッセルとか
エリックとかクライヴみたいなオトコマエ系の男優たちに対して
まだ二十代の成り上がり男、コリン * biggest stud *ファレルがガンガン
攻めに出る、というのはおいすいですね〜。実はブルース・ウィリス
とかアル・パチーノと共演した時もちょっと思った。

大先輩俳優たちを舎弟のように立て、兄貴と慕うコリン。でもベッドでは、
ブルース・ウィリスとかが「こ、こいつは間違いない、大物だ」
やめよーや(爆笑)!

金持ちの坊やなんですよね。父がサッカー選手で、
私立の凄くエクスペンシブな高校に通ってたらしいですよ。そこをドロップアウト
して、かなりワイルドに遊び歩いた時期があり、この時期に5,6の女の子を
妊娠させているのではないだろうか……ついでに男も味見したはずだ!

ところで、SNLは録画してくださるという方が(感涙)。さっきメールを
チェックしたところでまだお返事してないのですが、嬉しすぎますーー!

さて、アレキサンダーfic及び懲邪ficです。
新たにアレキサンダースラッシュのグループなども発掘しました。
FPSにおける最近のヒットはアッリダイオスと大王の交流を描いた一作、
プロメテウスと大王を絡めた掌編、それにヘファ受の続きものが登場。
まだ公開されて半月だというのに、既にアレヘファのAU(しかもかなり
あほらしい)が出ている。

まずFPSの紹介。読んだfcは全部レビューしており、
日本で公開されるころにオススメficとして紹介するつもりです。


http://www.livejournal.com/community/atgstories/42580.html

何もかも斬新ながら、インキャラな話。
ヘファイスティオン死後、廃人のようになったアレキサンダーの身を案じる
プトレマイオスは、最期の頼みの綱に、知能障害のあるアレキサンダーの
兄アッリダイオスに彼を元気づけて欲しいと頼む。プトレマイオスと無垢な
アッリダイオスの視点で、アレキサンダーの悲しみの深さを描き出している。
アレキサンダーとアッリダイオスの関係、アッリダイオスにとっての
ヘファイスティオンやプトレマイオスなど、キャラクター同士の
距離感などもいい。バゴアスの登場も絶妙。物語の構成力のある作家です。

特に、アッリダイオスはマケドニアの後継者争いにおいてアレキサンダーの
天敵になるはずで、彼を殺すべきなのに、アレキサンダーはこの不幸な
兄にいたわりを持って接し、むしろ彼が兄のように守ってやっていた、という
のが面白いです。他の将校はアッリダイオスを邪険に扱ったり無視したり
したのに対し、ヘファイスティオンは愛する男の異母兄に優しく接し、
いつも笑わせてやっていた。だからアッリダイオスはヘファイスティオンの
ことも好きだった、というのが泣かせます。またそれとはちょっと違うけど
プトレマイオスも時々苛々したり、うざがったりしたけど親切だった、
というのも映画ベースだと納得です。
こういう第三者の眼を通してアレ&ヘファの愛を見せてくれるものは個人的に
好みです。

http://www.livejournal.com/community/alexanderfics/141664.html
Promethean Flame

掌編ながら、映画アレキサンダーのテーマとも呼べるものを浮き彫りにした
秀作です。このficの台詞が映画にあったらなあ、と思ってしまいました。
映画の台詞も沢山出てきますので、多少のネタバレを含んでいます。
↓↓↓



タイトルは「プロメテウスの炎」
ほとんど全訳です。「プロメテウスが奪った炎とは何ですか、母上。
何故彼は罰せられなければならなかったのですか」と尋ねる少年アレキサンダー。

日記に何度も書きましたが、プロメテウスは神の国から炎を取ってきて
人間に齎したことで、毎日少しずつ鷲(ゼウス)に貪られます。

オリュンピアスは、プロメテウスの炎は人間の傲慢と貪欲さに象徴だと
言います。謙遜は人を従順にさせ、人を言いなりにさせます。栄誉に
尊大なほどの誇りを見出したり、与えられたもの以上のものを望みさえ
しなければ、人間はいつも忠実であり続け、ゼウスを恐れます。
つまり、神の子である貴方を恐れます、と言います。

傲慢は偉大な人間の堕落の末路だと、学び舎で教わったアレキサンダーですが、
それは彼の生涯を通しての教訓でした。


母は彼を神聖だと言い、父は弱いと言った。世界は、まるで禁断の赤い果実
のように、彼が征服するために存在した。彼は土地を奪い、富を奪い、
偉大なるアレキサンドリアをヨーロッパからアジアにかけて広げるために
男たちの人生から貴重な年月を奪った。

そして彼は、死すべき人の子が差し出した愛を奪った。

"プロメテウスは彼の罪によって苦しんだたった一人ではない"

「エジプトで、これを買った」

「お前はいつも私に、太陽を思い出させるんだ、アレキサンダー」

王は彼の肌をすべる冷たい金属の感触を味わい、微笑んだ。
そうとも、アレキサンダーは太陽だ。

「自分の影を恐れているのか。これはアポロンの悪戯だ。私と行こう。
私たちは、太陽を越えるぞ」


だが、ゼウスの息子も、所詮死すべき人の子。これは傲慢への罰か。
プロメテウスの炎は他のどんな炎よりも眩く熱く輝いている。

"世界は私が奪うためにある。私に炎を与えよ。そのかわり、私はすべてを
犠牲にする。愛など必要ない。忠誠など必要ない。私の名は歴史に刻まれる。
アキレスのように"

「今夜は傍にいてくれ」

彼の死の床でやっと、アレキサンダーは見出した。

お願いだ、彼を返してくれ。

炎を奪えと、彼は泣いた。そしてヘファイスティオンを私に返してくれ。
炎を奪え。

「お前が奪いたいと望む世界に、私は嫉妬するよ」

「私は決してお前を一人にはしない。永遠に」


人間の領域を越えようとしたアレキサンダー。世界は彼が奪うために
あった。すべてと引き換えに、彼は「プロメテウスの炎」を神の領域から
奪った。でも彼が手に入れたものの中には、死すべき人の子ヘファイスティオンの
愛もあり、最後にはすべてをかなぐり捨てて懇願します。私から世界を奪え、
そのかわり、彼を返してくれ、と。

アポロンの話をするところは、アレキサンダーがブケファラスに言ってるシーンのものです。
このシーン好きです〜。太陽を指差してsun、というところがもう!
挿入されているヘファイスティオンの台詞が泣かせます。特に
「お前はいつも私に、太陽を思い出させるんだ、アレキサンダー」
「お前が奪いたいと望む世界に、私は嫉妬するよ」

は、映画のジャレッドの眼に涙を溜めた姿を想像すると胸が痛みます。
太陽の話のあとで、i wish you a son. you are a great man と言います。
IMdbのレビューに「ヘファイスティオンはアレキサンダーという太陽にとっての
月、彼はアレキサンダーという翼に吹きつける風なんだ」と書かれて
いてちょっと涙を垂れてみたり(笑)。



http://www.livejournal.com/community/alexanderfics/141522.html
それとこれは、ヘパ受が好きな人なら楽しめる映画ベースの話。
「誰もが私に妻を娶れと迫る」とうんざりぎみのアレキサンダー。
ヘファイスティオンは彼に「あなたは王なんだから、妻を娶ることも
世継ぎを授かることも出来るんだ。貴方が望むなら」と言います。
「今夜は酔いの回りが速いんじゃないか? ヘファイスティオン」
と言うアレキサンダーがいいです。

アレキサンダーは「妻など欲しくない」と言い、ヘファイスティオンが
「何が望みだ、アレキサンダー」と尋ねると、「お前だ、ヘファイスティオン」
アレキサンダーはヘファを抱きます。エッチが濃厚でええです。
最期に、ヘファは「言っただろう。お前はいつも望むものを手に入れるんだ」
と囁きます。

新しく見つけたアーカイヴは、映画から入った人が大半で、あんまり
大王の知識がないままに書いているので、時々読めないようなものもある
んですが(映画のパウサニアスにオリジナルの名前を与えたりしている)、
逆に斬新で面白かったりも。でも時々ficの中に鏡が出てきたりしてびびります。

このアーカイヴ、まだたいして揃ってはいませんが、すでに
ヘファイスティオンの妊娠ものだとか、「ヘファイスティオンがトラキアの
王子で、アレキサンダーのマケドニアに征服される」という見事に異世界な
話なども登場してます。あと、大王とヘファがアキパトと出会う話も。
4Pするんだろうか。気になる。

トラキアの王子ものは、けっこうよく調べてて面白いんですが、いかんせん
たるい。もう4章まで行ってるのにまだ二人がエッチしてません。
ヘファはハンサムだけど強い戦士でもある、というのがいいです。
ヘファが「野蛮なマケドニア」「自分の父親を暗殺したと言われる怪物」
とアレキアンダーのことを考えてるのも面白いです。
「奴は私を慰みものにする気だ」「奴の望むようなことなど決していない」
「抱かれている間も死体のように無反応でいてやる」「たとえこの肉体を
辱めることができても、魂までは辱められない」「私がたやすく征服される
とは思うな」などなど、ヘファイスティオンがいろいろと実りのないことを
考えて4章が過ぎてしまった。
でも、アレキアンダーがいっこうに奴隷のもとへ現われず、ある時
肉体労働かスポーツのついでに、汗びっしょりのままひょっこり姿を見せる、
というのが面白いです。そして無関心だった囚われの王子を一目見て、
純粋に惚れるのがいーかんじ。

妊娠ものは暇があったら読みます。

FPSを書いているうちにRPSが後回しに。海外のFPSは、映画はヘファ受だと
いうことで全体的に染まってきています。出てきたらアレキサンダー受も
紹介します。一回目見た時私の眼には大王受に見えたのに、おかしいなあ。
コリンが好きだからそう見えたんでしょうか。
現在何個かcharangeが出てて、映画ベースで、大王が初夜を迎えた夜、
ヘファイスティオンは寂しくて他の男に慰められ、でも実はこの男は
スパイだった、というネタで誰か書いてくれ、という人がいて、私もそれは
読みたい。


RPSはつい先日、ジャレッド攻ジョナサン受が出てきました。この人は
前にカサンドロス受を書いた作者です。なかなか美味しかったです。
最初に、酔っ払ったコリンを部屋に連れていき、ベッドに横たえて脱がせたら、
コリンの巨根を見てしまいまごつく二人がかわいいです。

コリンとジョナサンがアンジーの前と後ろを攻め、コリンがアンジーの中で
ジョナサンのコックと擦れて興奮する、というのも読みました。わはは。

今日は友人とハウルを見てくるはずだったのに、風邪引いてだめでした。
インクレディぶるも見たいしなあ。
RPSは、ご飯たべてから書きます。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2004年12月07日(火) 懲邪ficに完敗

タイトル通り、「懲邪fic」にはまってしまったという
懺悔を始めさせていただきます。やばい、やばいぞ、まだ日本では
映画も公開されてないのに、まだFPSも出揃ってないのに、いきなり
RPSに走っていいのだろうか。

でももうとまりませぬ。懲邪(勝手にこんな言い方をしてますが、
映画が流行って他の言い方が出てきたら変えよう)、最高です。
自分ひとりで想像してた時より、誰かに書いて貰ったficを読むほうが
100倍ヤリこめられることを身をもって体験しました。

アレキサンダーRPS
ここが問題のアーカイヴです。ほとんどが懲邪で、今のところ邪懲は
ありません。JRM受もあるようですがまだ読んでません。
何がよいかというと、理由はかんたん!

理由1:二人のルックスが並んだ時においしすぎ
理由2:バッド・ボーイ・コリンのデカチン疑惑がおいしすぎ
理由3:プレイ・ボーイ・コリンの「たらし加減」がおいしすぎ
理由4:破廉恥・コリンのベッドでのフルスイングぶりがゴージャスすぎ
理由5:ジャレッドの顔が嗜虐的すぎ
理由6:アレキサンダー&ヘファイスティオン役がキマリすぎ

軒並み素敵なficを書いてくれる方が多いんですが、一人すばらしい書き手
がいます。Nakia F. R. Winereという人で、すっかりファンになってしまい
ました。今後毎日、彼女の話を読むためにこのアーカイヴを覗くでしょう。

とりあえず、このアーカイヴのほとんどの懲邪(といってもまだ少ない)
を紹介します。
トップバッターはいきなりNC17でかっ飛ばします。

Anticipating

ああーーーーーっ
いい……最初の三行の時点で勃起。
短いのでほとんど訳してみます。

コリンは世界が終わりに向かっていると考えた。ここで、このベッドで、
この皺くちゃのホテルのシーツの上で。
「ファック」ジャレッドが首を逸らして呻いた。
「ファック」 コリンは肩を震わせ、下にいる男から身体を引き離そうと
試みながら、繰り返して言った。
「クソ」彼は、もっと語気荒く言った。ジャレッドの身体は彼を
締め上げ――ほとんど痛いほどだ。
「おまえ、スゲー、きつい」
 それが言葉にできると思ったすべてのことなのだ。それが彼に考えられたすべてなのだ。終了。

おかしなしどろもどろの雑音がジャレッドの咽喉から漏れた。彼の眼は――まだ
今日の撮影のメイクアップのために黒く縁取られており――半分目蓋が閉じ、
瞳は青く燃えている。コリンは彼の歯と下唇が唾液で光っているのを見た。
柔らかな舌が熱望するように唇の間から突き出され、コリンは噛みつくために
前屈みになった。


いきなり繋がっているとは思いませんでした。
ジャレッドは「動け」と命じます。コリンは二度目の突き上げで、こいつはまるでヨハネの黙示録
だの天国だのだぜ、と思いながら、ジャレッドに血が滲むまで噛みつきます。

"Ah, God!" ジャレッドは叫び声をあげ、長い爪でコリンの背中を掻きます。
でもコリンはもうそんなことにはかまっていられません。*くそきつい*
もう一度突き入れたら、怪我をさせるんじゃないかと思い、

「ああ、なあ……」彼は喘いだ。「痛くないか?」
「痛いの、上等」ジャレッドは歌うように言うが、完璧な汗の結晶が
彼の髪筋を伝い落ちる。「な、黙って、男らしくファックしてくれよ、
頼むから。もう我慢ができない」

「明日、馬に跨がれなくたって、オレのせいじゃないぜ……」コリンは
呻いた。彼はペースを速め、ジャレッドのスリムな尻を自分の腹へと
強く引き寄せてマットレスから引っ張り上げた。コリンが突き上げると、
ジャレッドはコリンの肩に足を掛ける必要がなくなった。
「いい感じだよ」ジャレッドは息を吐いた。「もっと激しく」

「女とヤル時はこんなんじゃない」コリンは呟いた。ジャレッドは彼の
狂暴性を吸収する。狂暴性を愛している。自分自身の不道徳さでそれにこたえる
ように、彼のペニスはコリンの腹の敏感な肌の上で擦れ、先走りがねっとりと
漏れ出している。

「もちろん、全然違うさ――アーアア」

始めたようとした時、彼がベッドに横になる真っ裸のジャレッドを凝視した時、
彼はこんなこと出来ない、と思った。ジャレッドは彼に、女とやるのとたいして
違わない、俺はその気があれば出来る、と言った。コリンは息継ぎをした。
男であれ、なんであれ、ジャレッドはすごく綺麗だった。彼が欲しかった。
コリンは彼を抱いた。


キスをするのはへんな感じだった。ジャレッドの薄い唇は、女のものとは違う。

「クライスト、ジャレ」息が出来ない。限界が近い。

「ンア」

二人の呼吸は早くなる。二人は汗みずくになっている。
ジャレッドの長い髪は肩や首に渦を巻くように絡み付いている。
「Come on」コリンは駆り立て、ジャレッドの熱い肩に顔を埋めた。二人の
身体の間に、硬くなり腹の上で擦れて赤くなったジャレッドの勃起した
ペニスが見えた。「Oh」彼は衝撃に打たれて言った。「OH!」
腹部が捩れ、咽喉が締め付けられた。ジャレッドの反応はコリンを
ほとんど限界まで追い詰めた――ジャレッドが背中を反らし、
ハァハァと胸を上下させながら、彼をきつく締め上げた。
「こうされるのがお前の望みだったってわけかよ、エ?」コリンは
ジャレッドの敏感な亀頭を扱き、親指を割れ目に押し付けながら笑った。
「なぜそう言わなかったんだ? これのどこがそう好きなんだ?」

「それ……Oh……それ、それがたまらない」
ジャレッドの眼はぴくぴくしながら閉じ、すべての神経が、すべての
筋肉が張り詰め、震えた。彼の指はコリンの肩を掴み、臍の真下で
身体が慣れ親しんでいる突き上げを感じた。そして彼に唯一できたことは、
最初のオルガスムの最中にぼりつめると共に、悲鳴を上げることだった。
コリンはひび割れた声でジャレッドの名前を呼びながら、彼の中に吐き出した。

白い光が二人の視界から消え失せるまで、しばしば長い時間がかかった。
彼らは身を震わせており、真珠色の精液が二人の腹を汚していた。
「クソくらえ、クソいかれてやがる」コリンは笑った。
「俺の足、麻痺してる」ジャレッドがぐずついた。コリンが彼の中から
引き抜き、足をシーツに下ろしてやった時、二人の喘ぎ声に混じって
濡れた音が聞こえた。
「ケツは痛むか?」コリンは尻をぴしゃりと叩きながら冗談を言った。
ジャレッドはちらっと彼を見て笑い、ベッドのカバーの下に潜り込んだ。
「ああ」
「明日はバビロンをやるんだ。しばらくは馬に乗らなきゃならないことは
ないだろうな。だろ?」
「俺は階段をよたよた歩くよ」ジャレッドは笑った。「で、偉大なる王、
ヘファイスティオン、もう一人のアレキサンダーは、スタテイラ姫に挨拶
する。彼はきっと足が強張ってるだろうな」

コリンは含み笑いを漏らすと、ベッドの端でパンツと靴下をまさぐった。
衣服を探している間も彼の背中はのろまだった。彼はジャレッドがどんなに
静かかということに気づいた。もう寝たのかと思ったが、振り向いてシャツに
手を伸ばした時、彼の淡い青色の瞳の中に、きらめく月光を見出した。
ジャレッドは頭を持ち上げ、囁いた。「居ろよ」

コリンは凍結し、口を開いた。今聞いたと思った言葉を本当に聞いたのか
どうか訝しんだ。彼は躊躇い、それから、またボタンを外し、もう一度
ジーンズを脱いだ。「いいぜ」彼は言い、ベッドに戻った。
ひどく遠慮がちに、彼は手を伸ばし、ジャレッドの腕を撫でた。どちらが
先に相手に近づいたのかさだかではなかったが、彼が気づいたことといえば、
ジャレッドの暖かい肌が彼の肌と触れ合い、お互い寄り添っていたという
ことだ。そして彼は言った。「目覚ましをかけておくから、朝になったら
ヴァルが来る前に起きてここから出て行けるな」

ジャレッドは寝息をたて、動かなかった。コリンは鋭く鼻で息を吸い込むと、
素早く起き上がってベッドメイトの身体の向こうに上体を伸ばし、
目覚まし時計のボタンをセットした。
ジャレッドは身じろいだ。

コリンは彼に激しく口付けた。
おわり


ジ ャ レ ッ ド 、 淫 乱 す ぎ 。
Nakia、大ファンです。ただエッチが濃いというだけじゃなく、想像力
を感じます。のっけからおっぱじめてるわりには、この纏め方はすごいです。
他にもふたつほど懲邪を書いてくれてますが、どれも
コリンの描写が彼らしすぎです。子どもっぽくて、ワイルドで、セクシーで、
でも優しいコリンそのもの! 他のficでは、コリンのバッドボーイっぷりが
発揮されてます。

Insomnia

上の続きです。エッチはずっと控え目ですが、コリンがコリンが〜っ。
一回のセックスだけでもとの友達になってしまったふたり(らしい)。
ある夜、酔っ払ったコリンがジャレッドの家の鍵をぶっこわして
入ってきて、「なんでか言えよ。なんで俺は女たちを家に
連れ帰ってできねえんだよ。ずっとだ。なんでだよ」とジャレッドに
理不尽なことを言い出します。


これはまた明日にでも。コリンの「ゲイになりたかねーよ」の発言には
撃沈させられます。



ところでハワイで撮ってきた写真です。一回海で撮っただけなので
物足りません。






惜しい! バーが顔にかかってなければ!


これは白黒の方がいいかなと思って加工しました。

もっと気に入った写真もあったんですが、顔がわかるので載せるのは
やめておきます。
ハワイでは映画を見た以外は一度海に入ったのと、買い物をした
くらいでした。懲りもせず腕時計を買ってしまいました。DKNYで200ドル。
今のところ、まだこの時計に飽きてないので、気に入ってるのかも。
帰ってくるとすぐ飽きるのが悪い癖です。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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