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2004年11月08日(月) ジャレッドのパーソナリティ

つい最近、新たにジャレッドのサイトを発掘したのですが、このサイトが
とても素晴らしい! ジャレッドの昔のドラマのムービークリップや、
今まで見たことのない写真、彼の発言集などがびっしり詰まっていました。
そこで、見つけたこのめんこい(※北海道弁で、可愛いという意味)写真
をご紹介。


ああっめんこい! さあ、皆さんも叫びましょう。めんこい!
顔がかわいいくせに身体ががっちりしてるとこがいいですね。
この腰とか、胸板とか、誘ってます……。
ジャレッドの発言をたくさん読んだのですが、意外な一面がわかって
びっくりです。
役者島の中にも書きましたが、彼はアホかと思っていたらけっこう
読書好きで、昔から随分読んでたみたいです。なのに、視力はいいらしく、
コンタクトも眼鏡もかけてないんだって。
そして、子どもの頃繰り返しよんだ本はナルニア物語だそうです(笑)。
よくへんな夢を見るみたいで、夢想家の一面も。インタビューで、よく
夢の話なんかをします。
たとえば、
「森の奥深くに連れていかれて、新鮮な土に穴を掘って、素っ裸になり、
入って暮らしたい」
というようなことをいい、ホビットの穴の引用までします。
海の中でサメに囲まれる夢の話もしてました。プライベートをすごく大切に
する人間らしく、砂漠にドライブしてって、誰もいないスポットを見つけて
過ごしたりもしるとのこと。今はどうかわかりませんが、
よくクローゼットの中で眠ってたそうです。快適だったそうです。
母親は父親と離婚し、母の父(つまり祖父)が空軍にいたため、一所に
留まることがなかったようです。生まれはルイジアナですが、南アメリカ
やタヒチで暮らしていたこともあり、タヒチは美しいビーチと砂浜のある
場所で、子どもの頃マンゴーの木に登ったりしたけど、あそこは物凄く
貧乏な国で、ストリートには物乞いをする貧乏人が溢れており、あの光景は
鮮明に覚えていて忘れられない、とジャレッドにある種の影響を与えている
ようです。ジャレッドは孤独な子どもだった、といいます。
子どもの頃は悪い子だったらしい。盗むのはしょっちゅうで、アメを一個
盗むんじゃない、ワンカートン盗んだんだ、と。12,3才でセックスをした
らしい。12歳の時、どこかの厨房で皿洗いの仕事をして、その仕事はすごく
好きだったとか。18歳でドアマンの仕事をしてます。それから芸術の大学へ。
絵を描いてたけど、途中で演じることに目覚める。
私は前に兄弟のシャノンを彼の弟と言いましたが、兄でした。兄とは
パンクバンドも一緒にやってますが、すごく仲がいいみたいです。よく
シャノンの話をします。
シャノンと一緒に街を出たけど、彼がある時、法を冒して留置所に
入ったので、1ドル札の束をポケットに詰め込んだバックパッカーと化し、
LAに出てきたそうです。その間に何人の男と寝たかは話してくれてません(笑)。
ゲイに関しては、子どもの頃母が芸術思考だったためか、写真家や絵描きなど
芸術家がいつもまわりにいっぱいいて、そのためかはわかりませんが。
「ゲイとはいつもいい関係を築いてきたし、彼らのことを心から理解してる
つもりだ。自分をゲイかストレートかと判断したりはしない。どっちでもいい
ことだから」
とのこと。でも、「男に女の子に感じるようなものを感じたことはないけど、
もし誰かに会って、彼に惹かれてしまったら、どこまでもいくと思うよ。
まあ、現実はそんなに簡単じゃないけどね。いろいろと世間体もあるし」
のようなことを発言。後半の世間体があって難しいけど、という発言が、
むしろリップサービス以上の何かに思えてリアルでよい。
でも、これはゲイ雑誌のインタビューなので、真に受けるのはどうか。

でも彼は他にも、「ゲイって噂がたつのは、むしろ有名になれていいんじゃない」
ということも発言してます。だからヘパイスティオン役やりたかった
んだろうな(笑)。
彼はしばらくアイルランドにいた時期があったそうですよ。きっとコリンとも
そんな話をしたんだろうなあ。それで、ずっとアイルランドに行ってたから、
知り合いは皆俺が死んだと思ってたらしくて、ひょっこり帰ってきた時に
「死んだと思ってたよ!」と言われた、と言ってました。

他に萌えなエピソードとしては、共演者たちについての彼の発言も
載ってたんですが、ブラッド・ピットのことを、
「彼は世界で一番素敵な人間だよ。彼は演じてる感じがしない。俺もあんなふうに
なりたいよ。俺は彼が演じてるのを観察するっていう素晴らしい時を過ごした。
彼があんなにビッグスターなのは、彼がすごく信頼のおける人で、
しかもすごくリアルな人だからだと思うな」

とブラピ大絶賛。ブラピファンまるだし、な発言を。ファイトクラブでは、
ブラピ役のタイラーにやたら可愛がられてて、まだジャレを知らない頃
すでにハァハァしてたのですが、そうかあ、やっぱジャレ、彼に可愛がら
れてたんですね。

ついでに、彼がパニックルームに出れたのはデイヴィッド・フィンチャー
とファイト・クラブ繋がりだったんだ、ということに、今更気づきました。
ジャレッド、フィンチャーのことも大絶賛。というか変!
だって監督のことを、
「彼って最高。彼を天才って呼ぶのは憚られるよ。だって彼は
ハンサムすぎて天才って呼べないもんな。デイヴィッドはもうとんでもなく
セクシーな人さ
」
というふうに賞賛しないですよね、普通! しかも男同士で!
他にもフィンチャーに対する発言多いです。もうこうなると、ジャレッドは
フィンチャーと寝て役をゲットしたとしか思えない。

それから、前に書いた大王の一人称の小説は、いよいよ萌えがピークに
達してきました。萌えすぎますよこの小説! というわけで、
再びヘパイスティオンと大王の会話部分を訳出。
場面はカイロネイアの戦いの前日です。ギリシア同盟軍とマケドニアの
王フィリッポスの戦いの勝敗を分けたカイロネイアですが、同性愛のカップル
で編成された神聖部隊とアレクサンダーが戦ったのも、この時です。
アレクサンダーにとっては初の大舞台、まだ十代です。
荒俣氏の小説などでは、美少年が手を繋いでお互いにキスをし合ったり
して壁を築いている部隊、なんてそれはそれはわけのわかんない
記述になっていましたが、スティーヴン・プレスフィールドのこの本に
おいては、現実的で率直な描写がされていて、ますます好感を抱きました。
彼らが同性愛者のカップルであることを書いている本は多いですが、
この本のように、アレクサンダーの部隊に木っ端微塵にされた直後、
壮絶な死体の山の中、不具になった男たちが尚、潰れた下半身を引き摺って
愛する者の亡骸を掻き抱くために這っている、といった描写には、著者の同性愛に
対する寛大な見方を感じます。

その戦いの前日、クレイトスなどの武将は早く敵の首を刎ねたくてうずうず
しています。皆、血に飢えています。この黒のクレイトスを説明する部分で、
彼はかつてフィリッポス王の小姓で、愛人でもあった、とさら〜っと
書かれてるあたりも、とてもよいですー。
クレイトスを父王の愛人にしてしまうか。それまた萌え。

そんな全体が殺気だった雰囲気の中、決戦の予行演習のためカイロネイアの
野に立つヘファイスティオンとアレクサンダーの場面。

カイロネイアは香りに価値があるハーブに覆われていることで有名だった。
その香りは谷を覆い、夜気の中で強く感じられた。
「感じるか、アレクサンダー?」
ヘファイスティオンは、特別な匂いのことを指摘しているのだ。
「まるで舌の上の鉄の味だ」
私たちは二人とも、明日の昼までに、この香りのする平原が虐殺と血の
悪臭に変わることを考えていた。
私は友がすすり泣いていることに気がついた。
「何か問題があるのか、ヘパイスティオン」
彼が答えるまでに間があった。
「私は今この時、一点の穢れもない純潔さに、もう二度と元通りには
ならないものに、打たれていたんだ。すべては変わってゆく。中でも
私たちはとくに」
私は彼に、なぜそのことがお前を泣かせるのかと尋ねた。
「私たちは大きくなるんだ」彼は言った。「そして残酷になる。やがて、
その時を迎える。それは今こうして、私たちが立っている場所からは
遥かに遠く違う世界だ」
彼は身を引いた。私には彼が震えているのがわかった。
「可能性は」彼は言った。「私たちの人生の前に無限に広がっているが、
日一日とそれは狭まり、縮小し、選択肢は少なくなり、現実と
実用性が優先されていく。
私たちは明日には、男の子ではなくなるんだよ、アレクサンダー。
男になるんだ」

ソロンはこう言った。
目覚めてしまった者は、もう夢を見続けることはできない

「考えすぎるな、ヘパイスティオン。明日とは我々が生まれた理由だ。
神の国では違うかもしれん−−だがこの地上では、誰も失うことなくして
得ることは出来ないんだ」
「そうとも」ヘパイスティオンは同意を示し、
「そうして私は、君の愛も失ってしまうのか?」
彼のいたいけな心を悩ませていたのは、そんなことだったのか。
今度は、私が震える番だった。
私は彼の手を握った。
「この愛だけは、お前は永遠に失うことはないとも、友よ。この地上であれ、
神の国であれ」


武将たちは血に飢えて、戦いを今か今かと待ち望んでいます。
ほとんど初陣に等しいヘパイスティオンは、ハーブに覆われた
香り高いカイロネイアを眺めながら、もののあわれを語りだします。
明日には、戦士として大勢の人間を殺すことを定められた美しい少年が、
純粋なものは汚れ、すべては変わり、自分たちも残酷な大人となって
いくことに、暗然と気がつくも、受け入れるしかない。
明日には男の子ではなく、男になるんだ、という台詞には
がつんとやられました……。
そうか〜二人、まだセックスはしてなかったんだ(違)。
冗談抜きに、「君の愛も失ってしまうのか?」のくだりが、二人が
初めてお互いの愛を告白しあった瞬間で、日が昇り戦いを終え、
男になり、「もう幼い遊び友達ではない」とか言って愛し合ったり
したら、どうしようか。

現在、「ヘパイスティオン」という章を読み始めています。
アレクサンダーがはじめて彼を見出す時の話です。また萌えたら、
訳を載せます。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2004年11月07日(日) 「6月の救済者」冒頭シーンの書き換え

今日、ずーーーっと避け続けていたことをしました。
狼の番外編である、藻花、藻&豆の「6月の救済者」を読んだのです。
実はこれ、前回初版時に印字のかすれのミスをやらかしていたことと、
冒頭の部分が時間がなく焦りまくっていたがためにめちゃくちゃで、
とても読めた代物ではないということでずっと読み直しを忌避していた
のです。それが、実のところ中巻再販の遅れにも繋がっていました。

でもそうも言っていられないと思い読み直しました。
想像以上に冒頭の部分はひどかったので、ガンガン書き換えました。
それから、ゆっくりと最後まで読み、アホみたいですが、感動しました。
文章もすごく丁寧に書けているし、発想そのものが冴えてました。
でも、何よりも私が感動したのは、狼というシリーズを書き、サブキャラ
ではありますが藻、花、豆という役者に役割を与えて、こんな番外を
書いたわけですが、一年前の今頃終わった話がなんだか懐かしく、また
指輪物語のブームが少しずつ落ち着いていく中で、当時はこんなふうに
彼らを熱く思ってたのだなあと思い、胸を打たれてしまいました。
役者たちに対する愛情も少しずつ形を変えていっており、今があの頃より
薄っぺらいなどとは信じたくないのですが、文章を読むと、当時のものは
やっぱり生々しいですね。
ヴィゴ、ショーン、オーランドに対する私個人のありったけの賛美みたいな
ものが、読んでいて(私には)感じられました。
会話や仕草、描写などは、今は、出来ないかもしれないなあ。
あの頃の方が優れた比喩や描写を多用してたような気が
してどきっとすらしました。

それから、いまや誰も語らなくなった(笑)アンドレ・シュナイダー
とオーランドの関係が、現在のトップスター・オーランドそのものを
象徴しているような感じがしました。結局アッティってなんだったの、と
私にはよくわからないんですが、旅の仲間がブレークした当時、
アッティとオーランドの記事なんかが出てきてて、オーランドがアッティ
を抱きしめて朝まで歌を歌ったとか、そんな話がありましたよね。
うーん不思議だ。
それと、私はスカウンドレル・デイズではすっかり忘れてたんですが、
「オーランドは決して車を運転しない」という設定になってんたんですね。
SDでは台詞の中で彼が運転してることになってますけど、
「運転しないのは両親が交通事故で死んだから」と思えば、あやうく事故
りそうになるSDの花、というのもなんとなく面白いです(ごまかしてる
だけか)。

なんだか、とっても感慨深く「六月の救済者」を読みました。
前回、初版のペーパーバックを読んでくださった皆さんには、あのような
はちゃめちゃな冒頭シーンのまま刷ってしまったことを、心からお詫びしたい
です。というわけで、書き直した冒頭シーンをここに貼っておきます。
お暇なら、いつか読み直して比べてみてください。




    六月の救済者




 私は、連綿として続く人生のある一時期に、二度の出会いを経験している。
あまり共通点がないこの二人の男と出会うまで、私にとって生きることは、呼吸をすることと同義だった。ふたつの間に区別などありはしないのだと思っていた。あるいは、もっと正確に当時の自分を分析するなら、ふたつに違いがあるということ忘れて久しい状態が、驚くほど長く続いていたと言える。
彼らとの出会いは、私の長い間木偶同然だった肉体とひからびた魂に、光を感じるということが、どんなことかを思い出させてくれた。
 それ以前の私という存在は、味気ない無色の残像に過ぎない。そして近年、その残像は記憶の彼方に消え入ろうとしている。
二人の男は、いずれも何の前触れもなしに、空から降ってきたかのように突然、六月に現われた。
私にとって、記憶の中の六月という季節は、例外なく猛暑を予感させる熱気に満ちている。実際は、当時それほどではなかったにしても。つまり、当時のことは時を経るごとに私の中で少しずつ形を変えている。都合のいい解釈を伴って変形してゆき、いつ頃からか、実際以上の意味づけがなされた、特別な季節となってしまった。
彼らとの関係はゆっくりと流れる時間の中で熟成した。別々に、それぞれの方法で。
どちらか一方でさえ、厳かで、芳醇な香りを放つまで育むことは難しい。それはどちらも、私が若さを失うことと平行していつの間にか諦めかけていたものだった。
時々私は、どちらか一方を、あるいは両方を手放さずに済んだ幸運について考える。その幸運の影には小さな秘密が隠されている。その秘密とはこういうものだ。
一方は愛であり、もう一方は友情だったということだ。
 最初の友との出会いは干からびた私の心に雨を降らせた。優しい、静かな雨を。やがて二度目の出会いが訪れ、今度私を見出したのは愛だった。
 愛は靄立ち上る大地に新たに種を蒔いた。
 その時、私を最初に優しく包み込んだ雨は、芽吹こうとする種を押し流してしまうことなく、そっと雨足を弱めたのだった。
二度目の出会いにより齎された、奇跡のような調和と喜びに満ち溢れた数年間、私はただひたむきに幸福を味わった。そのために、その代償として払った物事には、これまで眼を向けずにきてしまった。
長く寡黙な時間が充分に流れたことで、近年の私はやっと、幸福の下に隠れた事実と向き合うようになった。それは突然降って湧いたものではなく、最初からそこに横たわっていた。ただ、その深層を直視することは自分の罪過と向き合うことだったために、私はずっと、これを無意識のうちに忌避してきたのだ。
この幸福は、大きな犠牲の上に成立している。だがもっと大切なことは、大きな犠牲以上に、大きな赦しがあったということだ。
年を経るにつれ、その思いはしだいに強まっている。一方で、無言のうちに私に与えられた赦しに、どれほど感謝しているかということを、今更となっては伝えられない歯痒さは募りゆくばかりだ。
無論、当の本人は私の感謝も、贖罪も求めてなどいないだろう。むしろ穏便に、自然に任せ、忘れてゆくことを望んでいるはずだ。
それでも私は時々、彼と二人きりでいる何気ない瞬間に、たとえば張込み中の車内や、勤務明けに立ち寄ったバーで、そのことを話題にし、せめて感謝の言葉を述べたい衝動に駆られることがある。
過去の私の残像と共に、彼と共有した思い出が、古い順番に記憶から抜け落ちていく中、彼の方はいつか本当にあの事件のことを忘れてしまうかもしれない。
だがその時が来ても、おそらく私の方は覚えているだろう。記憶が正確性を欠いていこうとも、その本質だけは、私の存在そのものにきざまれた刻印として、残り続けるだろう。




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2004年11月06日(土) イントルーダーとスティーブン・プレスフィールドの小説

「ザ・イントルーダー」
勢いに乗って書いてしまいました。それほど長くはならない
予定です。せいぜい、あと3P-5Pくらいかと。
これは、11/3のイベントの帰りに飛行機で考えた話です。
最初はパイロットハムの制服受なんていいなあというところから
妄想が始まったのですが、ひょいひょいと他の役者のキャラも
決まっていき、気がつくと指輪役者ほぼ全員搭乗…いや登場です(笑)。

個人的には、狩公以外ではヴィゴとオーランドの立場(二人は今回は
カプではない)が面白いかなと思っています。あとは、ハリー。
いつにも増して、映画のノヴェライズ版みたいのを目指しています。
タイトルは絶対に「ザ」とかつくようなやつ(笑)にしようと思ってました。
ちなみに、イアン・ヒューズはベレといわれてイロラスになった役者です。
今度、Doomでカールと共演するようですね。
昔Doom(ゲーム)やっていたのですが、映画楽しみですー。

小説なぞ勢いに任せて書いていたがため、肝心なことが後手に回って
申し訳ありません。メールもですが、板の返事も。
そして、役者島! イベントでも、通販の申込みでも、
皆さんに役者島応援メッセージをいただけてとても嬉しいです。
今日寝て起きたら、こじろうさんの絵をアップしまっせー。
ザ@イントルーダーとか始めましたが役者島は毎日できれば更新したい
と思ってるので、どっちも読んで貰えるとたいへんに嬉しいです。
ヴァージン・リスト、もまたアップします。でもVLは実は、
HDDクラッシュでプロットが消えてしまって以来、いまいち自分でも
盛り上がれないのです。でも書きます。

ところで、なんとまあ日記でベント呟きをしたら、新米水兵さんが
ビデオを送ってくださいましたーー! ひょえーっ! 嬉しくて倒れそうに
なりました。ちょうど11/3でもベント話をしたものですから!
ありがとうございます、新米水兵さん〜(涙)。
私は今日リージョンフリーデッキを買ってくるのですが、それで
溜まってる海外映画を見たら、ベント楽しませていただきます。

25日からハワイが本決定しました。30日に帰ってきます。
アレクサンダー見まくってきます。

そうそう、前に知ったのですが、田中芳樹の銀河英雄伝のラインハルト
となんとか(読んでいないのでわからないが、誰と誰かはわかる)は、
田中氏自身が、「アレクサンダーとヘパイスティオンがモデル」と
言ってるんですね。たしかに、読んでないけどよく似てるのはわかる。
そうなってくると、銀英伝今更読みたくなってくる。

最近寝ながらアレクサンダーの米国人(男性)作家の本を読んでます。
これの邦訳熱烈希望。もともと、大王ファン推薦ということで買ったの
ですが、男同士の愛をしっかり書いてくれてます。そして、
ヘパイスティオンの描写が素敵すぎます。理想のヘパです。
大王が自分の歴史を、ロクサネの弟にして自身の従弟に語るという
内容で、一人称なのですが、ヘパの登場頻度は阿刀田さん小説に匹敵。
時々時代錯誤な発言もあるのですが、大王の目線で語る
ヘパという形で読むのは初めてなので、こんなに萌えるみたいです。
たとえば、最初の部分を抜粋、訳します。
「ヘパイスティオンは処刑を見届けるためにインダス
から戻ったところだ。二人の将軍と三人の将校が剣の前に突き出された。
ヘパイスティオンは咽喉の渇きを潤すために立ち止まることすらせず、
まっすぐに私の脇へやってきた。処刑が行われている間、彼は自分の感情を
押し殺していたが、その後で私の幕舎に入るなり、よろめき、
座らざるを得なくなった。彼は私より11ヶ月年上の、30歳だ−−
私たちは竹馬の友だ。
」

この後、軍の編成においてペルシア人はもういい、飽きた、という大王の
気まぐれが大王らしくていいのですが、
「私の親友は何も言わなかったが、彼がほっとしている
ことはわかった。私は今自分のルーツに戻ろうとしていた。
マケドニアというルーツに。ヘパイスティオンは、ことさら歓迎する
ことで私を侮辱するような真似はしなかった。しかし、彼が喜んでいる
ことはわかる。
 私に次いで、ヘパイスティオンは遠征隊の最上級指揮官に昇進した。
つまりすべての部隊の司令官である。多くの者が彼を苦々しく羨んだ。
クラテロス、ペルディッカス、コイヌス、プトレマイオス、セレウコス
−−皆自分の方が、実戦における指揮官として彼よりも優れていると考えていた。
その通りである。しかしヘパイスティオンは私と組んだ時、より価値を示す」
「彼は流血なしに、何百もの都市をただ外交手腕の巧妙さによって
味方に引き入れた。矮小な者にとっては弱点にもなりうる機転と慈悲
は、彼とってはあまりに生来的なものであり、いかに傲慢で悪意に染まった
敵の族長であろうとも、武装解除させることができだ。彼の側ではなく
相手側の求めに応じて便宜を図るという方法で、こうした王子たちに
彼らが直面している現実というものをわからせる、それこそが
ヘパイスティオンに与えられた天賦の才能なのだ。
五つの主要な都市が我々の軍隊を受け入れ、彼に感謝をし、
民衆は道に沿って並び歓声で声を嗄れさせた。彼は兵士たちの
数の10倍以上の回数だけ、彼らを死や混乱から救ったのだ。
彼個人の勇猛な功績は、はかばかしくないかというとそうではない。
彼は9つの大きな傷を、すべて身体の正面に負っている(=正面に負うことは
勇敢である証とされた)。私よりも背が高く目鼻立ちも美しい。
よき話し手であり、国政に対しては慧眼を持っている。
ヘパイスティオンが私に比肩しえない理由はたったひとつ、
彼には怪物的なところ(monstrous)が不足しているのだ。

だから私は彼を愛する。

私はこの怪物的な非道さを持っている。私の戦闘指揮官は皆そうだ。
ヘパイスティオンは哲学者だが、彼らは戦士だ。ヘパイスティオンは
騎士であり紳士だが、彼らは殺人鬼だ。誤解するなかれ、
ヘパイスティオンは地域を壊滅させたことも、大虐殺を指揮したこともある。
だがこうしたことは彼を豹変させはしなかった。善良な人間のままだ。
怪物は彼の中には存在しない。たとえ残虐非道な行為に及んだとしても、
行為そのものに取りつかれることはない。
彼は私と違って苦しむ。それを口にすることはないだろうが、しかし
今日の処刑は堪えたのだろう。私もまいった。だが、別の理由でだ。
私はこのような度をこした無益さを軽蔑してのことだが、
彼は残忍性を嫌悪している。
私は想像力の欠如と気配りの至らなさに自分を鞭打ちたい思いだった。
彼はまるであの男たちと共に処刑され死んだような様相を呈している。


この後で、クラテロスが幕舎に入ってくるのですが、クラテロスは
処刑がまったく堪えてない様子で、腹をすかせて暑さを罵ったり屁を
したり(爆笑)ヘパイスティオンとはまったく対照的なところが面白いです。
そしてこのクラテロスのことは、大王は心から信用している、というのがまた。

処刑に気圧されてテントでよろめくヘパ、それを気遣ったりはしないけど、
内心「もっと気を配るべきだった」と王なのに部下のことで
自己嫌悪に陥るアレクサンダー、最高……。
そして、自分や部下たちは怪物的な残虐非道さを裡に飼っているけど、
ヘパイスティオンは違う。だからこそ彼を愛しているなどと
独りのたまいプレイに走っているアレクサンダーもまた、最高。

この後の章はまたまた、なんと子どもの頃にアレクサンダーが惚れて
しまった(fall in loveという表現)父の部下であり年上(30代)の
将校とのエピソードが書かれていて、一文ごとに「ありあり!」と
身を捩っては妄想の沼地に足を引き摺られていました(もちろん、
毎度沼の底。這い上がってくるの大変)。股描写がよい!
アレクサンダーはただただこの将校のように歩き、直立し、馬に乗りたい
と考えていた……とにかくかっこいい。彼こそ戦士だ、と夢中に
なりながらも、
「私は彼に恋をしながらも、決して彼の側から私に要求させるようなことは
しなかった」

またこの男が寡黙で、高潔でいいのです。少年アレクサンダーに
「戦士になるとはどういうことだ」と尋ねられると、男は彼を
山に連れていき、狼が鹿をハンティングしているのを見せて、
「あれが戦士というものです」とか言いやがります。
アレクサンダーはまた、かっけえ〜(よろっ)!と。
でもこの山にも、アレクサンダーはちゃんとかわいいお友達の
ヘパイスティオンは連れてくあたりが、やっぱりガキです。

最近、黒のクレイトス攻ヘパイスティオン受なんて邪道なカプを想像して
楽しんでます。褐色肌のクレイトスはアレクサンダーとともに育った
ヘパを子どもの頃から知っていたはずです。たぶん二人が生まれたときから
クレイトスは大人だったんですよね。クレイトスは、実質ヘパイスティオン
と同格の千人隊長を任された時期があり、実力としては彼が名実共に
千人隊長だった(ヘパはお飾りだった)ようです。あるいはヘパの護衛です。
この後、クレイトスは何かの理由で左遷されて僻地の太守に任ぜられ、
たぶんこれも理由の一端で大王と大喧嘩します。
RLFは、この理由は、クレイトスはヘパに失礼な態度を取ったからかも
しれない(つまりヘパ絡みだったかもしれない)と書いています。
なんだ、そ の し つ れ い な た い ど っ て 。 しかも
大王自身もむっとして降格させてしまうことって。
さては手を出したな、クレイトス(笑)。ヘパのスカート捲ったか。
どっちかというとクレイトスは大王のスカート捲りそうですが。

ところで、映画はカットしない版は3時間50分らしいですよ。
それで公開されるのは2時間50分らしい。もちろんその一時間分、
DVDに入れてくれますよね、監督。

大王が胸を射られて盾で運ばれていくシーンですが、あの盾は
アキレスの盾だそうです。つまり、トロイ巡礼のシーンはあるのだ!

あとバゴアスの画像や情報も出てきてますが、バゴアスはベッドで
大王とキスするシーンがあるみたい。フランシスコは緊張して、
コリンに「リラックスしろよ」と言われたみたいです。
長い!

まったく関係ないのですが、今突然他人がうちに入ってきて(ドアが
開いていた)、「すみません〜受付はどこですか」と言いました。
すごくびびったのですが、話を聞くとお向いの病院と間違えたらしく、
ひたすら謝って帰っていきました。なんじゃそら!
女の人だったからいいけど、男で、私一人しかいなかったら怖いなあ。

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