ぼうっとしてるうちに一週間以上。 最近映画といえばネットフリックスでGOD'S OWN COUNTRY見たばかりでしたが、 今日、久しぶりに映画館に足を運びヴィゴ・モーテンセン主演のGreen Bookを見てきました。 とてもよかった……。 大きな賞を獲れば日本に入ってくるかもしれません。この映画のヴィゴなら主演男優賞の可能性はある! ↑まず見てください、この胸の厚み、というかぼてっ腹具合を! 腕っぷしの強い運転手兼用心棒役、それも下町で育った無教養なイタリア系のごろつき役というヴィゴのイメージからは程遠いキャラを演じるための、このプロ根性。年も取ったし体形も変わった(変えた)しで、アラゴルン役はもちろん、『イースタン・プロミス』のロシアンマフィア役を演じた人と同一人物とはとても思えません。ワイフビーター&トランクス姿でカミさんの横に寝転がる親父っぷりは、往年のファンにはわりとショックかと思います。 一方、彼の雇用主の天才ピアニストを演じるマハーシャラ・アリの教養と気品に満ちた振る舞い。ピアノの練習たくさんしたんだろうなあ〜。ストリートスマートなトニー(ヴィゴ)と、ブックスマートなドン・シャーリーの対比が面白く、二人の会話や駆け引きに観客は笑いっぱなしでした。これは二人が南部を巡るツアーの間に友情を築いていく姿を描いた実話に基づくロードムービーです。60年代、ジム・クロウ法により有色人種の公共施設利用が禁じられていた時代に、なぜ黒人のドンは差別がより厳しい南部に行くことに決めたのか。タキシード姿のエスタブリッシュメントたちは演奏会を催しながら、ゲストであるはずの彼に有色人種用のトイレやホテルの利用を強要する。ドンが不当な扱いを受けるのを目の当たりにしてカッとなり、なんでも暴力で解決しようとする単純なトニーに、「尊厳を失えば勝つことはできない」とさとすドン。 実話に基づいているということで、エンドロールで実在した二人の姿を写真で見ることができますが、アホ満載のトニー役をヴィゴが演じたことで、ただ単純なだけじゃなく、キケンな香りというか、凄みが出てます。are not をain'tとしゃべるような下町っぽさ(いわゆる教養のなさ)やイタリア語訛りも堂に入ってます。 しかもこの話、実はかなり萌える。劇中で「そういうことか」と腑に落ちるシーンがあります。 奥さん宛の手紙で、初歩的なスペルミス連発のトニーを見かねて、ドンが書くのを手伝ってあげるシーンが可愛すぎます。あと、手癖の悪いトニーが盗んだ石……この顛末にはかなりぐっときた。 ヴィゴが主演男優賞を獲ってくれたら日本で見れそうなので、そうなるといいなあ。ちなみに批評家の評価は大変よろしいようです。 さて明日は感謝祭です。さっそくターキーとマッシュポテトを食べました。4連休なので仕事をしつつ、できればもう一本ぐらい映画を見に行きたいです。
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