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2014年10月18日(土) 英国旅行その3 ロンドン編



湖水地方、ハワースと続いた旅行日記の第三弾です。ロンドン篇は退屈です。前もって宣言しておきます。

ホテルをチェックアウト後、ハワースを後にしました。しかしここで大問題発生。まず、私が多少の不正をして使っていた3G接続が使えなくなってました。架空の電話番号を使っていたことが、バレたか笑 というわけで、gmapの案内に頼らずマンチェスター空港まで戻らなくてはいけない……。また、もう一つの問題は、私がレンタカーの返却時刻を間違えていたことでした。予約したのは11時半だけど、結局実際に車を借りたのは13時半だったので返却時間も貸し出し時間に設定されてると思ったのですが、レンタカーの契約書を見て「おっ汗」…ともかく、急いでマンチェスターへ。

迷いました……最初こそ順調でしたが、ナビってくれることに慣れてて、乗らなくてはいけないターンパイクをアッサリ通過。そんなことをしながらかれこれ遅れること1時間で空港に到着。そのまま返却すると高いのでガソリンを入れる。ここからが難関。レンタカー屋がどこにあるかわからない。迷ってるとガソリンスタンドにいた空港職員が近づいてきて「レンタカー返すんだろ?」ときいてくれました。ありがたい!! と思ったのもつかの間……おじさん、物凄いマンチェスター(orリバプール)訛り。 何言ってるか半分もわかりません。二回聞き返しましたが、もう申し訳なくなったので、だいたい言われた方向へ勘で向かいました。でも見つかりません……国際空港のような広い敷地(ター
ミナルは3つある)で勘で見つけようというのが間違いです。結局、近くのクラウンプラザホテルの駐車場に車を停め、ロビーでネットに繋ごうとしたけど繋がらず、フロントの女性にききました。期待してなかったのに、この女性は知っていました。丁寧に教えてもらい、やっと見つけることができました。

その時点でもう時刻は12時半でしたが、レンタカー屋のおじさんは「OK」と言っただけでチャージはしませんでした。よかった……!
ロンドン行きのフライトは14時半なので、空港でのんびりネットでも見て過ごしました。この時、ヒースロー空港から宿までの行き方を調べたんですが、「車で三時間半」と表示され、「空路で行くのと変わらない…」とちょっと途方に暮れました。ロンドンまで車で行った方が大変じゃなかったかな。

15時半にヒースローに到着。早速宿へ向かいます。普段は地下鉄にのんびり揺られて行くんですが、この日は夜、予定があります。10/8はロンドン映画祭のオープニングデイだったのです。そして目玉作品の一つである、カンバーバッチのThe imitation gameのレッドカーペットが予定されていました。彼だけではなく、キーラ・ナイトレー、マーク・ストロング、GoTでタイウィン・ラニスターを演じているチャールズ・ダンスなども来る予定です。ファンは朝から並んでいるのでしょうから、今から行くと一目見るのも厳しいかな、と思ったんですが、一応レスタースクエアに行く予定でした。

そこで、初めてヒースロー・エクスプレスを利用。高い! £21もします!(各種割引ありますが) 今は180円近いレートなので計算したくもないですね。しかし荷物も多いし疲れてるし、これ以上体力を消耗したくないのでチケットを買いました。

ヒースロー・エクスプレス……最高(´o`;)! びっくりしました……静かだしきれいだし、何より15分弱でパディントン到着なんて早すぎる。フリーwifiにも接続可能です。ロンドン映画祭のことを調べましたが、あんまり早く到着したんで調べ終わりませんでした。私の正面にステキな年配のレディが乗っており、到着間際に「もうパディントンに到着したの?」ときかれたので、そんなわけはないだろう…と思い違う、と答えた直後、プラットフォームの壁に書かれた「パディントン」の文字が目に飛び込んできました。「いやっパディントンです! 早すぎ!」と慌てて訂正しました。





私の滞在先はベイズウォーターとクィーンズウェイが最寄り駅、ケンジントンガーデン(ハイドパークの東側にくっついてる公園)まで徒歩3分という立地です。パディントンから歩くと10分くらいですが、荷物があるので地下鉄を利用。この選択は結局どうだったのだろう…わかりません。皆さんもご存じでしょうが、ロンドンは地下鉄が深く潜ってる(特にノーザンラインなどは)ので、2駅くらいの場合、地上を歩いた方が早かったりします。

ともかく、ちょこちょこ迷いつつ日系のゲストハウスに到着。ロンドンはホテル代が高いのですが、ここは冷蔵庫や電子レンジ、共同キッチンなどがありながら少し安めでした。
チェックイン後、すぐにレスター・スクエアへ向かいました。私が到着した数分後、ちょうどベネディクトやキーラ・ナイトレーが到着しました。一目も見れないかな、と思いましたが、柵の外側にいる人たちなど所詮私と同様、さほどヤル気がない人たちなので(ファンとも呼び難い)、けっこう途中で群衆から抜けていきます。そのおかげで、人垣の向こうにちょっとだけ見ることができました。満足!

マーク・ストロング・ザ・ブレブレ




ばっち・ザ・ブレブレ




ピントが合ってるだけに惜しい




ブレブレです。規模としてはそれほど大きくないレッドカーペットでした。Thor the dark worldの時は、広場を貸し切って大々的に行ってましたので。あの時は身をもって体験しましたが、朝から並んでるようなファンが待つ劇場の眼の前は、高確率でスルーされます。端からサインや写真に応じていくので、劇場前に来るまでにタイムアップになるのです。この日も、ベネもキーラも関係者に引っ張られて劇場内に連れて行かれ、最も気合の入ったコアなファンたちはスルーされてしまいました。ヒドルスの時は、一所懸命中へ連れて行こうとするルークに、ちょっと不満そうな可愛い顔を見せて、なるべく劇場前で粘っていたことを覚えています。雨の中、ベネも頑張ってサービスをしていました。

一流の女優さんは基本的にあまりしません。キーラもですが、ナタリー・ポートマンなども、手を振ってすぐ中に入ってしまいます。高嶺の花です。

Prince of Edward theatre


私がThe Imitation Gameを見たのは翌日でした。今年見た中では一番でした。感想はtweetしています。ここからロンドンの旅日記はやや駆け足で終わらせたいと思います(オタクライフですので)。
映画祭ではTIG、ジョン・スチュアートのRosewater, ニコライ・コスター・ワルドーのA second chance、そして映画祭枠ではなく現在上映中の、70年代の緊迫したベルファストが舞台のスリラー、'71を見ました。TIGは別格扱いなので除くとして、一番良かったのはデンマーク映画、A second chanceでした。これは女性監督のQ&Aセッションも含め面白かったです。


Queens Theatre



舞台はA Woman in blackを見ました。ミュージカルは有名どころはだいたい見てるし、この舞台は小さいけど評価が高いうえにスリラーということだったので、面白そうだから見ました。まあまあ笑 '71もですが、まあサスペンスとして楽しいけどそれだけ。

Palace theatre


ロンドンで堪能したエンターテイメントで一番良かったのは……そうです、実はこの英国旅行のそもそもの目的だった、Hans Zimmerコンサートでした。この一件についてはtwitterに書いたので、引用する形で旅のレビューを締めくくりたいと思います。

コンサートはHammersmithでありました。ハマースミスといえば、トム・ハーディ兄貴が生まれ育った場所です。ハーディ兄貴がベンツ盗んだり拳銃を不法所持して捕まったりした素敵なロンドン郊外です。




これは今までの人生で一番のコンサートでした。『インセプション』『グラディエーター』など復習もバッチリでしたので。ところがなんと、なんと…プログラムを見たら、『インセプション』が入っていないではないかっ! 
かなーり凹みました…でもまあ、期待通りグラディエーターとダークナイトはあるし、クリムゾン・タイド、ライオン・キング、マン・オブ・スチールもあるからいいか…でもダ・ヴィンチ・コードやトゥルー・ロマンス入れるくらいならインセプション…泣 Rushまでは望みませんが。



始まったら普通に感動の嵐でした。思い入れのある映画なら尚更です。観客も、グラディエーターなどは出だしで大盛り上がりです(ちなみに男性の熱心なファン多め)。ジマー先生、「リドリー・スコットが朝9時に電話して来て、グラディエーターって映画の曲作らない? ときいてきた」なんて小話も披露してくれました。



クリムゾン〜とシン・レッド・ラインは曲を覚えてなかったけど映画の内容は覚えてるのでぐっときました。マン・オブ・スチールとレインマンも良かった。パイレーツ〜も思い入れがないけど感動した。ライトやスモークを駆使したステージのパフォーマンスが素晴らしく、視覚効果だけでもトランス状態に陥りました。映画のイメージは使わない。ダークナイトであってもバットシグナルは見せない。でも暗闇に射し込む一筋の光などで見せるわけです。マン・オブ〜も雲の中を突っ切っていくような解放感をスモークとライトで演出。ステージ全体はかなりポップでした。カメラ撮影もok.



トリを飾ったのはもちろんダークナイト。で、その後のアンコールですよ。しばらくカーテンが上がらないので拍手も限界って感じでしたが、祈るような気持ちで待ってると…静かに聞こえてくる波の音……イ、インセプションだーーっ!!
思わず悲鳴を上げたけど、同じようなファンは他にもたくさんいたから大丈夫笑 dream is collapsingに始まり、お気に入りのMumbasa、ラストは名曲Timeでスタンディングオベーションの幕引きになりました。

ジマー先生の監督たちとのエピソードも面白かったです。ノーラン監督を語る時の口調には敬意と親しみがこもっていた。2作目の後、二人でこれ以上の映画は出来ない、と話したと。ジマー先生がヒース・レジャーと彼の死に言及した時、観客から惜しみない拍手が湧き起こったのも胸打たれる瞬間でした。

ハンス・ジマーを最初に見出したのはバリー・レヴィンソンで、ある日、夜11時にスタジオのドアをノックする人物がおり、開けるとその男が、自分はハリウッドの映画監督だ、と。この疑わしい人物が名作レインマンを撮り、ハンス・ジマーは作曲賞を獲った。

パンフレットには、ノーラン監督や12 years a slaveのスティーブ・マックィーン監督からのメッセージも。ちなみにジマー先生の初期作品は、『マイ・ビューティフル・ランドレッド』です。『ブラックレイン』なども。我々腐女子へのこの徹底した貢献(本人無自覚ですが)


……長くなりましたが、まあこんなところでしょうか。あ、そうそう! 途中でロンドンの詐欺師について触れましたね。忘れるとこだった。
ゲストハウスをチェックアウトした後、サンフランシスコ行の便の出発まで時間があったので、荷物を預かってもらい、ベイズウォーター周辺をぶらぶらしました。この時、駅前に身形はまあ普通の男が立っており、電話をかけてました。眼の前を通過した時、「ハロー」と奇妙な猫なで声(聞きようによっては馬鹿にしてるような。小さい子どもに言う時のような口調)で言ってきたんでもちろん無視しました。あんた電話かけてたんじゃなかったの? その後、近くのカフェでコーヒーを飲んで戻ってくると、そいつがまだいるんです。同じように電話かけてる。で、私に気づいて、先程書いたあの眼つきで見てきました。じっとこっちを見つめる、抜け目のない警戒してる眼つき。
;その後、他の店に寄って30分後に戻った時も、そこでまだ電話かけてるふりをしてました。彼らの目的は色々ですが、相手が女の場合はどうにか声を掛けて知り合いたい。で、相手に怪しまれる前に金を取って逃げる。こういう輩は堂々とした身体の大きな白人の女性などには声を掛けません(ノーチャンスどころか、馬鹿にされるから)。私のような観光客っぽい一人で歩いているアジア人の女などを見つけて、声を掛けます。運が良いとたまーに、海外旅行慣れしていない日本人の純粋な女性などが、律儀に立ち止まって話を聞いてくれますから。皆さんもぜひ気をつけてください。連中はわりと身形はしっかりしてます(詐欺師ですので)。でも引っ掛 からないでください。

ついでに言うと、昨年ロンドンに滞在した時は、スタバで私がパソコンを弄ってると、男が近づいてきました。私は大きなヘッドフォンを耳にかけてたのに、話しかけてきます。この時点で痛いやつなんですが、まあ話を聞いてやりました。すると色々くだらない話をしてきます。で、フェースブックを教えてくれ、というので、私はアカウントを持ってるけど一切使ってなかったので、「別にいいよ」と言って教えてやりました。すると、やつは私を友達登録した後で、わざわざ私のパソコンの方に回り、勝手に私のアカウントで受け取った友達リクエストを「承認」しました。なんだこいつ? と思いましたけど、その時は黙ってました。この人は詐欺師ではなく、ただ寂しいやつだったんですが、毎日スタバなどをふらふらしては、そういうことを繰り返してます笑 こっちが哀しくなる…。ちなみに、身形は普通です。やってることは物乞いやホームレスとあまり変わらないんですが、そう見做されると追っ払われるので。

最後はあまり良い話題で終わりませんでしたが、皆さんも旅ではお気をつけください。車のキーがどこにあるか、ちゃんと把握しておいてください笑 日没時間も。あと、ずるをして旅先で3G接続を利用すると痛い目に遭うかもしれません笑!

ではでは

Gielgud theatre


コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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