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2011年11月05日(土) 古代ローマに夢中。ドラマ『Rome』



例の剣闘士/主人と、ボヤンがASローマにいてローマというキーワードが身近だったものですから、しばらく古代ローマにはまりまくっていました。この4日間で読んだローマ関連の本は8冊ヽ(´Д`)ノ でも通史として知っているカエサル以降ではなく、共和制時代を重点的に押さえました。2006年にもスペインへ行った時の日記に、マシニッサとスキピオのことは書いていましたが(初めてのバルセロナの感想も。写真消滅…)、詳しくポエニ戦役に関して読み耽ったのは初めてで、マシニッサ&ラエリウス/スキピオ、ハンニバル/スキピオ、萌えるな〜(;'Д`) 

特に騎馬民族ヌミディアの王子マシニッサとスキピオは、最初はマシニッサが敵側だったのに、そんな彼にスキピオが捕虜になった甥を丁重に送り返してやるところとか、スキピオ死後もマシニッサがローマへの忠義を裏切らなかったというところとか、最高っす(●´ω`●) そもそもヌミディア人とは現在のアルジェリア人ですから、褐色の肌に精悍な顔立ちだったことは想像に難くなく、当時地中海世界最高の騎馬民族の王子だったわけだから、少女マンガに出てきそうな設定です。一方のスキピオは二十代で軍団を任された、天才肌の溌剌とした好青年。ここに昔からのスキピオの親友、海軍を率いるラエリウスがいて、この三十代の若者たちが対するのはイタリアに攻め行ったカルタゴの将軍ハンニバル。戦場で半生を過ごした歴戦の兵士……。これで萌えないわけがなーいヽ(`Д´)ノ

しかしその後のスッラや、地味ですがスッラに心酔して黒海周辺諸国の制圧を任されたルクルスなどもいいですね〜。スッラはどういうわけか完全にヴェンゲルで想像してますけど。スッラの方は腸保守ですから、見当違いも甚だしいわけですが。


さてさて、そんなローマ史を巡る旅ですが、その目的の一つには、2005年に造られたBBC&HBO共同制作の大作(製作費200億円)、『ROME』を見る前の下準備というのもありました。『Rome』はカエサルの時代なんで、共和政ローマを勉強しても仕方がないといえばそれまでですが、やはりベースがあるのとないのとでは、理解度も違ってきます。今回もそれを思い知らされました。

そんで、今日の本題にやっと入るのですが、どっぷりハマってしまいました。今更5年前に終わったドラマに……いつもの私の悪い癖です。コレはスゴイじゃないかーヽ(`Д´;)ノ
私の中では、『15歳以下の子供に見せてはいけない大人のドラマ』の栄誉あるブラックリストに、『OZ』や『デクスター』と共に名を連ねました。殺人やレイプシーンがてんこもり、なのはもちろんのことですが、年端もいかない美少年のオクタヴィウス(後のオクタヴィアヌス)が、大人の奴隷をぴしゃっとビンタし「断りもせず私に触れるな」と命じたり、戦場では敵の生首を見せられたり、母親の姦通を覗き見したり、このドラマ罪深過ぎます。 当然のように見せつけられる奴隷や女たちの非人間的扱い、兵士たちの残虐な行為、匂いが伝わってきそうなローマ市街の様子、為政者たちの謀略などなどを臆面もなく見せ付けてくれます。

でも、なんといっても魅力なのは、、、『Rome』ファンならもうお察しの通りだと思いますが、平民出の兵士プッロとヴォレヌスのストーリー。平民の眼を通して当時のローマを描くというところに重点を置いているようですが、この二人はslash史にも残るペアではないですかっ。当時は騒がれていたんでしょうか? slashはいくつか見かけましたが、彼らがslasherのアンテナに引っ掛かっていないわけがないですね。



平民出の粗野で女好きで頭は悪いが腕は立つプッロは命令違反で、首席百人隊長ルキウス・ヴォレヌスに鞭打たれて投獄されるところから二人のストーリーラインは始まるわけですが、隊長&部下というわけでうっすら主従であります。プッロがばかやってはヴォルヌスが頭ごなしに怒鳴りつける、という関係の二人が、友情を育んでいくというのがドラマのメインストーリーのようです。

プッロもいいんですが、ルキウスがいい(`曲´;) 考え方は保守的。信心深い共和制ローマの信奉者で、任務に身も心も捧げる実直だけが取り柄のカタブツ百人隊長(当時、百人隊長は重要な下士官だったはず)。ずっと戦場でローマの軍団を率いてきたので7年以上妻に会っておらず、女の扱い方がわからないヽ(´Д`)ノ でもアントニウスいわく、部下からの信頼が最も篤い男。彼の方は生真面目で頭がいいだけに共和制→帝政ローマに変わる過渡期にあって時代に翻弄される平民の役を演じていますが、なーんも考えていなくていつも無駄に楽観的なプッロは「なるようになるさ」と上官を無理やり!? 引っ張っていくようなところがすごーく萌えます

とっつきにくい暗い話になりそうなドラマにあって、一見安っぽくなりそうなオリジナルのライン――それもディズニーアニメによく出てくるひやかしコンビみたいな二人の話――が、こんなに魅力的で生き生きしているのは、ドラマを一貫しているリアリズムのおかげです。ヴォレヌスはガリア人を容赦なく磔にするし、プッロはギャンブルでいかさまをされただけでその相手を殺してしまうし、娼館で女も買う。当時の平民の生々しい姿がちゃんと描かれているところが、ただの茶番劇に終わっていない理由だと思います。





ヴォレヌスは妻との関係がまたいいです。Slashでは、もちろんプッロ/ヴォレヌスが一番人気ですが、アントニウス/ブルータス、大人オクタヴィアヌス/アントニウス、
アントニウス/ヴォレヌスも人気らしいです。大人オクタヴィアヌス/アントニウスはぴくぴく反応しちゃいますね。




アントニウスは、これぞまさにアントニウスって感じです笑 M&Cで有名になったマックス・パーキス演じるオクタヴィアヌスも素晴らしくオクタヴィアヌスですけど笑 
彼はすごく美男子だったし、一節には若い頃はカエサルの稚児だったと言われていますね。




今後も引き続きローマ史を制圧しようと思っていますが、共和制ローマについて本を読んでいてあらためて思いました。この時代には一つをのぞいてすべてがある! そのひとつとは、女性の自由。ドラマを見ていても女性は大変だったな……と思います。もちろん男子の奴隷にも自由はありませんでしたが、こちらはたとえば名門家の奴隷として買われたら、その家の息子たちと一緒に学べるなど階級によってある程度、文化的生活ができていたそうです。でも当時の女性で、経済的自由はあっても文化的な生活、あるいは精神の自由を得ていた女性はほとんどいなかったわけですよね?  カエサルの母は賢母で有名だったそうですが、それはごくごく一部ですよね。

しかしその点を抜かすと、この時代には、当時の人々にとっては大変だったでしょうが、現代人の私にはロマンといえるものがすべて詰まっています。行き交う地中海民族、アレクサンドリア、アテネ、ロードスなどの学問の都、神々の神殿、絶え間なく続く戦争、そんな中で確立した奴隷制度、トラキアや小アジアから連れてこられる剣闘士たち、海には海賊がはびこり、北アフリカには騎馬民族の王国が。美しい若者を組み敷くなんて日常茶飯事

繰り返しになりますが、戦争では何万人という男たちが死に、当時から一神教を信奉するユダヤ人はたびたび異端視され虐殺され、女たちには精神の自由がなかったわけですから、タイムスリップしたいとは思いませんが(^曲^;)

私は相変わらず古代地中海の歴史の虜です。Romeは全22話。日本版もあります。特に欧州では好評だったようで、ディスク6枚で1100円&5枚で1600円は異常に安いです。見終わったら、剣闘士/主人の小説に戻ります。映像でも見たし、だいぶ想像しやすくなってると思います。

WEB拍手レスはまた後ほどヾ(´ε`*)ゝ

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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