好カードは人々の期待を裏切って味気ないゲームに終わることが多いけど、これは近年稀に見る好ゲームだった。ヨハンも絶賛です。 カタラン人の同志二人を2ndlegから追い出したセスクには「やられた」と思いましたが、黄紙をもらってカンプ・ノウに戻れないことがわかった時の彼の表情には、少し心を動かされた。 ![]() その他の写真 たしかにbittersweetという表現がぴったりくるアーセナル戦でしたね。 試合が始まって間もなく、冷蔵庫にのんびりと飲み物を取りにいったら兄がびっくりして「試合は?」ときいてきたので、「いや、もう大丈夫」と答える。でもまだ前半20分でスコアが動いていないぞ、と言われ、「この試合がどうなろうと、準決勝はインテル対バルサになるね」 試合前のあの緊張はどこへ行ったのかと思えるほど力の差がありました。英紙がセスクの勇敢さとガナーズのカムバックに飛びついているのは、アーセナルファンにとってそれしか救いを見出せる余地がないからですよね。骨折しても最後まで戦った勇敢な王子のフェアリー・テールに飛びつかずにはいられないほど、突きつけられた現実は手厳しかった。 この試合は、昨シーズンのマンU戦を見ているようでした。思うに、今回のアーセナルやあの日のマンUは自分たちの美学を捨てられず、あまりにもスマートに挑みすぎました。でもBarcaはSmartestだった。ラ・リーガでは、バルサはよく15位あたりのチームに苦しめられます。それは彼らが恥も外聞もなく、捨て身で咬みついてくるから。後半のスタミナ切れのことなんて考えず120%全力で襲いかかってくる。ラフプレーも多い。バルサが嫌うのはそういうチームであって、同じようにsmartにプレーしようなんて考えてしまったガナーズではありませんでした。 結局、チェルシーやエストゥディアンテス、昨シーズンのカンプノウでプライドを捨てた全員守備&カウンター一発に賭けたマドリーこそが、本当にバルサを苦しめたチームでした。 ただし、結果を見てもわかるとおり、隙がないってわけじゃない。バイエルン戦でマンUに起こったことがバルサにも起こった。ルーニー同様、メッシも守備にかかずりあわずピッチを歩いていたし、チャビと共に最高のプレーを披露していたブシは、中盤の低い位置で不用意なパスをカットされ一点目を献上しました。あの時間帯、バルサは完全にcarelessになっていて、ガナーズは諦めたんだろうと勝手に思い込んでいました。実際、ガナーズは英紙が「決して諦めなかった」と書き立てている内容とは裏腹に、諦めていたと思う。あのままゲームが推移して終了していた可能性も十分にあった。しかし一人だけやる気満々だった選手がいたわけだ。投入されたばかりのウォルコット。彼がすべてを変えましたね。 プジョルのファウルは議論を呼んでいます。確かに見返すと、セスクがプジの両足の間に自分で振り上げた足を突っ込んでいて、これにはベンゲルも「赤は厳しい」と発言しています。バルササイドの懸案は二つ。まず、この試合で攻守に渡って素晴らしい貢献をしていたピケと、百戦錬磨のプジョルのDBコンビが揃って2nd legに出られない。もうひとつ、昔からバルサファンとのたまい確かに危険な存在のアルシャービンの怪我がさほど重症でないなら、戻ってきてカンプノウでひょいっと一発ぶち込む可能性もないってわけじゃない。あとはバルサの選手たちの怪我。次戦のビルバオはフィジカルが強いイングランド流フットボールをするチームです。クラシコを前にして、ここで主力が抜けるわけにはいきません。 今回の前半は今シーズンのベストだったかもしれませんね。しかし、どんななに点差がついても、最後まできっちりとこのプレーを続けられないようであれば、まだまだと言えるでしょう。しかしメッシやブシなど若い選手nそれを教えるのは難しい……。TotalBarcaでも「PEPはそろそろブシにはガツンと言ってやらなければならないな」と誰かが言っていました。 アンリ投入はPEPらしい配慮に満ちていたが不要だった。彼とガナーズファンの感傷に付き合ってやれるほどこっちは余裕だと思っていたわけではないでしょうが、不要だった。 ズラタンは新たな階段を上りつつあります。しかし私にとってはいつだってチャビ・エルナンデスがベスト。いやすごかったねえ……。 相変わらずシーズンの終盤でセスクら主力の怪我離脱が続くガナーズ。これでリーグも下降していくことがあれば、またここ数シーズンの二の舞。一体いつになったら同じ轍を踏むことを避けられるんだろうか、という感じです。 さてさきほどリヴァプールとベンフィカの試合を見ました。バルサ戦は、あまりにも素晴らしいプレーぶりに、結果など二の次で(カンプノウで勝つだろうという自信に裏打ちされているとはいえ)まあツケを支払わされて当然だ、と納得してもいたのですが、こっちは本当にdisappointedだった! バベルの軽率さにも、ベンフィカ選手の姑息っぷりにも嫌気がさしたけど、納得がいかなかったのは判定。完全にホームアドバンテージを得てるベンフィカ。妙に鼻につく雰囲気があったので、あとでちょっくらクラブ史を調べてみるとしよう。 アンフィールドでリヴェンジですね。同じようなホームアドバンテージに恵まれると信じてますよ。勝ち抜けてくれなきゃ、スペインでリヴァプールの試合を見るという私の儚い夢も潰えるんだから…! でもチケット難しいかなあ……。 ところで、CLバルサ対アーセナルのチケット取りましたよ! 大変だった。ソシオ向け発売は昨日だったのですが、あまりよい席は取れなかったけど、ひとまず居場所は確保した。しかしこれが9万8千のキャパだというのにほぼ完売の模様。イイ雰囲気になりそうですね。 ちょっと時間がないので、web拍手のお返事は後ほど…! 指輪絵本メモの通販のお申込みをしてくださったK様、どうしてだかメールが戻ってきてしまいます。お手数おかけしますが、他のメールアドレスでご連絡ください。宜しくお願いします。
|