のりすけの日記
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| 2009年09月16日(水) |
一喜一憂の日々の始まりらへん |
恋愛中なので、日々一喜一憂しています。 泣いたり笑ったり、相手のことがあると普段考え付かないようなことを考えていたりする。 落ち込んで声出すのがしんどくても、次の会話での一言で嬉しくなっていたりする。感情が慌しく変化する。 今まで一人だったから、こういうのは非日常なものなんだけれど、そのうち日常になればいいなと思ってます。
昨日はお昼から面接でした。 鏡を見たら最悪な顔だったので、笑顔の練習をしてからスーツに着替えたら、なんかシャキッとした。私のスーツ姿は意外に素敵だよ。今度見せてあげる。
ちゃんとご飯食べてくれていたらいいなぁ。私のことでこれ以上痩せないで欲しいなぁ。風邪なんか引いて大事にならなければいいなぁ。 昨日からそんなことばかり考えていたけど、今朝は、私も一緒に痩せていっても仕方ないじゃないかと、朝からカレー食べ、これから実家に基礎体温計を取りに帰ることにしました。 ひとつひとつ、良くなるように動かなきゃ、ね。
じゃあ、行って来ます。
「人を好きになるのは難しいよ…ごめんね…」
好きじゃないって言われた時、さすがにこちらも考えました。
まぁは「相手に気持ちが伝わらないのは結婚生活において致命的だ」と言ったよね。 だから「練習しなくちゃね」って。 私はまだまぁは私と一緒にいたいという気持ちがあるのだと思って、このように言ったのだと思っていました。
どうなんだろう? まぁが私のことを好きでないのは分かったけれど、だとして、このように好きでもない私の側にいることをどう考えていますか? 好きではないけど、側にいたい? 好きでもないし、側にいるのは辛い?
私の存在自体が、まぁの精神衛生上良くないのじゃないかという気がしています。私以上にまぁの発言は不安定だから。 まぁが「誰かを好きになることは難しい。」「結婚に向いていない。」と感じている中で、私が関係に前向きになるのはまぁにとって残酷なのかもしれません。
お彼岸だし、亡くなった人の事を思い出したり、それを誰かに話したりする。
昨日はお客さんが一人も来なかった。恋愛ドラマをしんどい気持ちで見ていたら、ママが話しかけてきた。 「小栗旬てハンサムやねぇ。タモリのやつに出てて、わてやっと覚えたわ。」 ママはハンサム好きで、お客さん・芸能人問わずによく話題にする。ハンサム基準が私とそう違わないので、祖母と孫の年代差があってもガールズトークを楽しめる。 そのうち「昔の田村正和はハンサムだった」「田村正和はレインコートが似合う」「レインコートが似合うハンサムはお客さんがいた」という展開で、五郎ちゃんの話に至った。
五郎ちゃんというのはママがまだ女ざかり(40歳位?)の頃に、お店によく来ていた人らしい。ママ曰く「わてのファン」。ママは主婦から経済的事情により水商売に転身した人だ。病気の旦那さんと4人の子供の面倒を見ながら夜はお店に出ていた。五郎ちゃんはママより8つ程若く、独身だったがそのうち結婚した。恋仲にはならなかったが、天神橋を二人で歩いた時、レインコートの襟を少し立てた五郎ちゃんは本当に素敵だったと嬉しそうに語った。
五郎ちゃんは仕事が忙しくなったせいか、お店に顔を出すことがなくなった。
ある日、お客さんと盛り上がって、お店の女の子とママとその男性とで仕事上がりに片町へ繰り出した。片町のお店のママが「あら、五郎ちゃん!」の挨拶でママはやっと気付いたらしい。「五郎ちゃんやったんか!わて、似とるわーってずーっと思って、でもまさかと思って!」五郎ちゃんはいつ気付いてくれるか待っていたのらしい(笑)。 これが20年ぶり(くらい)の再会。
地元でもハンサムで有名だった五郎ちゃんが娶った妻というのは、(これもママ曰くだから本当のところはどうだか)きつくてわがままな女性で、結婚も女性からのアプローチによるものだった。 五郎ちゃんは妻の希望により、妻にお店を持たせた。そうこうしている内に妻にはやくざな愛人が出来、邪魔になった五郎ちゃんを邪険に扱うようになった。 ママのお店に夫婦で来て、五郎ちゃんを残して帰るということがあった。ママは「奥さん帰るんやったら五郎ちゃんも一緒につれていかなー。」と言ったけど五郎ちゃんの奥さんは「この人はこの店が好きやから置いていくわ。」と一人帰ってしまうこともあったらしい。
五郎ちゃんの仕事の都合で、数年ぶりにお店に来たとき。いつものように盛り上がってお店を閉める時分に、五郎ちゃんはママを飲みに誘った。ママは少しばかり都合が悪くて「今日じゃなくてまた今度は?」と言うと、五郎ちゃんは「今度じゃだめなんや。」と。「何で?」「今に分かるわ。」
これが五郎ちゃんとの最後の会話となってしまうなんて、ママはつゆも思わなかった。「今に分かる」という言葉には五郎ちゃんの覚悟があった。
五郎ちゃんはそれから数日後に亡くなった。地元の名家だったこともあり、死因は伏せられていたようだが、五郎ちゃんは農薬を飲んで自殺したのだった。 やりきれない思いで葬儀に参列したママは、五郎ちゃんは妻によって殺されたも同じだと感じたと言っていた。
私はまだ自分のパートナーが他の誰かに寝取られるという苦しさは想像がつかない。相手が手ごわい女やくざだとしたら?ちゃんとパートナーを自分の元へ取り戻すことが出来るか?少し考えただけでも絶望的だ。
人って静かに壊れていく。壊れゆく人を支えるのは相当自分に余裕がないと無理だと思う。たまに死臭漂う人に出会う。そういう時はちょっと声掛けする。以前に自分がそうされたように。でもこちらに余裕がないと、私が変形してしまう。他罰的・攻撃的な言動が見えて来た時、相手は少し恢復したように見えるけれど、その分私が元気じゃなくなる。傷つくから。 でもまあ、こんなものなんだと思う。人と関わることって。少しづつ補い合っている、そういうことなんだろうなぁと思う。どんなかたちであれ、繋がっていることが大切な気がする。
結婚前提に付き合っていた彼氏に実は妻子がいた、という話。
付き合う時に「バツイチだけど子供はいない」と言っていたのに、前妻との間には子供がいた。問い詰めたら「知られて別れるのが嫌だった。後でちゃんと説明しようと思った。」なんて言う。 嘘に対してショックは受けたが、それが別れる理由にはならなかった。誠実とも取れるくらいの言い訳に言いくるめられてしまったのかな?その辺りは覚えていない。
別れはしなかったけれど、付き合っていながらも私は彼を信じきることが出来なくなっていたんだろうなぁ。その頃の日記なんかもう読み返すことはないけれど、不安定な時期が続いた。
ある日、彼の家の前を通った時のこと。 白いワーゲンが駐車場に停まって、中から女性と赤ちゃんが降りてきた。女性が私の視線に気付いた気がしたので、こちらは視線をそらした。「誰だろ?」と思っていたら、女性と赤ちゃんは彼の家の中に入っていった。平日の、彼の不在の家に。
最初、前妻とその子供だと考えたが、子供の歳が違いすぎる。混乱したままその場を去った。ヘンに興奮していたような気がする。 結局その人たちは、彼の現在の妻子だった。
別れ話をしている時、彼が「別れたくない。」とゴネ出した。私への想いを述べていたけれど、今思えば、家庭や職場にばれることを恐れての対応だった気がする。
大切に思ってきた人が、詐欺師みたいな人だったというのに、すぐに嫌いになれない自分が気持ち悪かった。不倫の、極めて安っぽい関係なのだと思ったら吐き気がした。自分の中の気持ちも抱かれた身体も汚れたものに思えた。自分も彼も死んだら良いのにと思っていた。 一ヶ月ほど、誰とも会わず家に籠っていたような。。人に関わることが怖かった。薬を飲んでは寝て、起きては泣いて、の生活だった。
これは昔話なので、今この程度に回想しても、少しばかり苦しいくらいだ。
でも、誰かと親密になろうと思うと必要以上に警戒してしまう自分がいる。機能的に損なわれているように感じる。相手を受け入れられない自分が不能に感じる。自分の気持ちをどのようにコントロールして、相手に接していけばいいのか分からない。
私の場合、恋愛は人生の中でトータルしても数回しかないと思う。その後の人生の岐路を作り出す貴重なイベントなのに、その部分が構築できないとなると、流石に夢がなさ過ぎる。
もっと時間が経てば治るのか、何かしらの努力が報われる形で上手くいくのか。こういうのに効く薬があればいいのになぁ。
「口説かれる気、ある?」って、顔も見てない相手に言われても。。どんだけ強気(やる気)?顔が見てみたい気もするけど、この手の発言する人とは、、ちょっとヤバイ。ちゃんとしていられる自信がない。だって私Mだもん。
のりちゃんさんの恋人からお手紙が届きました。
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今日で付き合って1年。あっという間だったね。 ということで、今日ぐらいは真面目に手紙でも書こうかと思った次第です。おれにしては珍しい試みだけど。
とはいえ何から書いたらいいんだろう。のりちゃんが「手術」「老若男女」って発音できないことについて?(笑) わざわざ記念日に書くようなことじゃないか(笑)。この話はやめよう。
そうそう、最近思うんだけど、のりちゃんってすぐ「私のこと好きじゃない気がするから別れる」とか言うよね。おれは何も言ってないのに。電話すると、いきなり思い詰めててびっくりするときがあるよ。 おれってそんなに信用されてないかね?この一年間で別れたいと思ったことなんか一度もないけど、「別れたそうだから…」ってのは10回は言われたと思う。もう少しどんと構えていてほしいんだけどな。
ここのところ、二人がうまくいってるとは決して言えないと思うんだよね。あんなに笑顔だったのりちゃんが、今はふてくされた顔しかしていないことからも、明らかだと思う。でもそれはおれのせいでもあると思う。 最近よく思うんだ。おれがいるからのりちゃんは苦しむのか、って。おれと付き合う前より、のりちゃんが幸せになってるのか、って。付き合った当初は自信があったけど、今は自信ないね。おれはおれなりにのりちゃんのために頑張ってるつもりなんだけどな…。
あー、おれってほんと悪い方向にばっかり話を進めるなぁ。 記念日だしもっと前向きなことを書くようにするよ。話を変えよう。
いろいろと書いたけど、これでも、おれはのりちゃんのことを好きだし感謝しているんだよ。 のりちゃんはなんとなく人に騙されそうだし危ういところはあるけど、おれとは違ってみんなのことが大好きっていう感じがにじみ出ているし、憎まれない人柄だと思う。そういうところをおれも好きになったし、この一年間は、おれが支えているようで気付かないうちに支えられてきたと思う。
のりちゃんが言っていた「私は一途だし、ずっとこのまま気持ちは変わらないと思う」っていうセリフをおれは今も信じているから、おれはこれからも期待に応えたいし、のりちゃんを幸せにしていきたいと思っている。まだまだ二人はこれからだって思っているよ。
これからもたくさんの壁に当たると思うけど、一つ一つ乗り越えていこう。あ、それと、いくらのりちゃんの頼みでもおれは体毛を剃りたくないので、そこはよろしく…。
では、これからも末永くよろしく。のりちゃんがいてくれてよかったよ。ありがとう。
P.S.この前のりちゃんが食べてたスナック、やっぱりドッグフードだと思う。
のりちゃんさんについての分析結果は以下の通り。
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【こんな問題ありませんか?】 ◆アプローチが下手で、もじもじしてしまう。 ◆付き合うと、やたらと泣かされる。 ◆強くなりたいと思うが、なれない。 【分析と課題】 のりちゃんさんは、まず付き合う前の段階ではかなり消極的な部類に入ると思われます。アプローチという点でもそうですし、恋愛以外のことでもわりと周囲に流されたり自分の意見を言わなかったり、ときに愚痴の引き受け役や八つ当たりの引き受け役になってしまうなど、消極性で損することも多いのではないでしょうか。
付き合った後も、我慢が続くかもしれません。うまく気持ちが伝えられないこともあり、またのりちゃんさんとは正反対の、気持ちをあまり分かってくれないタイプを好むこともあり、のりちゃんさんは彼氏ができてもなかなか理解されないかもしれません。それによって我慢したり、重苦しいことを言っては相手と喧嘩になるなど、泣かされる場面が増えそうです。
のりちゃんさんは、自分の自信の無さや、自分の弱さを呪うかもしれません。したがって強くなりたいと思うかもしれません。しかし大事なことは強くなったり一人で生きられるようになることではありません。それではのりちゃんさんらしさが欠けてしまいます。大事なことは「人に頼らない」「強さを獲得する」ということではなく「頼っても大丈夫だった」「弱さを受け入れてもらえた」という経験をすることです。
自分をどうすれば受け入れてもらえるか、そこがのりちゃんさんの最初の課題だと思われます。
【恋愛キーワード】 「天然」「柔軟」「ひねくれ」「沈黙」「思いやり」「追う側」
【最後に】 のりちゃんさんは、もはや振り回される恋愛に疲れきっていたり、なかなか勇気の出ない自分に情けなさを感じているかもしれません。なぜ男性が冷たくなっていくのか、なぜ自分ばかりが一生懸命なのか、どうすれば恋愛はうまくいくのか、「?」でいっぱいかもしれません。傷の深さによっては「男なんて」と言いたくなるかもしれません。
そういう状態になると「いかにイイ男を探すか」に力を注いでしまい、より恋愛対象が狭まる現象が起きるかもしれません。それはそれでいいのですが、自分以外の「外」の改善を求めるならば、同時に「内」の成長も必要ではないでしょうか。のりちゃんさんが男性を理解して余裕を持ち、そして男性のいいところを引き出せれば、完成品の男性を探す必要はないのです。
行き当たりばったりで恋愛するのではなく、ここで、一度「恋愛学習」をしてみませんか?きっとのりちゃんさんの役に立てることと思います。
初恋の人からのりちゃんさんへお手紙が届きました。
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のりちゃん、ひさしぶり。 もう肉じゃがぐらいは作れるようになりましたか?「肉じゃが作れば女らしいんでしょ」と一人でキレていたのりちゃんがなつかしいです。
のりちゃんがおれに「別れないから大丈夫だよ」なんて言いながら徐々に連絡がとれなくなったあのころから、もう17年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、手紙を書いたのは何か理由があるわけではないんだ。ただなんとなく学校の前を通ったらなつかしくなって、思いつくままに書いてみようと思い立っただけ。驚いたかな。
思い返してみると、うちらの恋愛ってひどいものだったなぁと今さらながらに思います。わりと若者らしい恋愛をしたがったおれと、すぐドライになっていったのりちゃん。のりちゃんの決めぜりふはいつも「ごちゃごちゃ言ってると別れるよ」でしたね。どんだけ上からだ!と思ったけれど、怖くて文句の一つも言えませんでした(苦笑)。
そういえばのりちゃんにとって、おれって初恋かな?なんだか普段からやけにツンツンしているわりに、恋愛になるとぎこちなくなっていたイメージがあります。もはやあんなウブさはないんだろうけど(笑)。
付き合い始めのころは、勢い余って、のりちゃんが「いつか結婚してもいいけど」とか言っていましたね。言い方は素直ではなかったけれど、その気持ちは嬉しく思ったものです。後先考えずにそういうことが言えてしまうところものりちゃんらしいですね。
恋愛を総括して言えば、きっとおれはのりちゃんと付き合うことができてよかったのだと思います。いつもどこかにいってしまいそうなのりちゃんと付き合って、最終的には自分との戦いだということを学びました。
いろいろ書いたけど、おれはのりちゃんが大好きでした。これからものりちゃんらしさを大切に、あと、Gカップになるという夢もそのまま追いかけながら(笑)、新しい誰かと幸せになってください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. お腹の肉を丸く掴んで「タコヤキ」とかやってたよね…。
のりちゃんさんについての分析結果は以下の通り。
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【短評】 しっかり者で、男性を守る側になることも。相手の気持ちに配慮もできて精神的にタフ。弱味を見せないところがある。 【あなたの恋愛事情を考察】 のりちゃんさんは、よく「付き合った男性がみんな弱っていく」などと感じませんか?または、長く付き合ううちに「私はあなたの母親じゃない」と言いたくなることはありませんか?逆に、のりちゃんさん自身が甘える場面というのは少ないのではないでしょうか。
基本的にはのりちゃんさんは、わりと恋愛では「強い」ほうだと思います。周りの人からは、悩み事がないかのように思われる可能性もあります。確かに精神的には比較的タフだとは思われますが、一方で、そういう役割にばかり追われると、もっと子供のように甘えたい気持ちが内側に蓄積するものです。
素直さや隙がないために、相手がのりちゃんさんをどう愛していいのか、どこをとっかかりとして幸せにしていいのか、よく分からないことでしょう。そして相手男性が弱くなっていくか、逆に針が振れて、自分に振り向かないほどの男性(彼女持ちとか)をいつのまにか選んでしまう可能性もあります。
ここから言える、のりちゃんさんにありそうな問題点を列挙します。
◆自由人でしっかり者だが、男性からしてみると近寄りがたい。 ◆なぜか少し弱々しい男性に好かれる。そしてドキドキできない。 ◆素直に甘えられる(ドキドキできる)男性を求めると、しんどい恋愛に変わる。
近岡にある旧コーエーの湯(昨年末に名前を変えてオープンした)。無料チケットがあったので行ってみた。大浴場・ジャグジー・ジェットバス・立ち風呂・水風呂・露天風呂・サウナがあり、更衣室入り口付近には無料のぶるぶるマシンとジョーバが設置されている。500円は少々高い気がするが、「オープン3ヶ月記念」で明日から販売されるお得な回数券を利用すれば、1回当たり450円。通いやすいし混んでいないしこれはよさそうだ。 のぼせない程度の入浴+ぶるぶる10分+ジョーバ15分で夜はぐっすり眠れました。
| 2009年02月26日(木) |
『ひとり日和』青山七恵 |
第136回芥川賞受賞作 ”人っていやね・・・・・・人は去って行くからね” 20歳の知寿と71歳の吟子さんが暮らした春夏秋冬(帯より抜粋)
10年以上前の私の記憶が蘇る。阪神電車ではなくあずき色の阪急電車を思い出すのは何故か?大人になって色々なことが解ってきた。でも、あの頃の想いは確実に損なわれていて、今ある自分が過去の自分とは別人のようにも思えるくらいだ。作品を読んでいると、知寿が自分に重なる。過熱しない白けた人間に、角が取れた丸い人間に、私はなった。
尾張町のもつ鍋屋「龍」に行ってきた。藤江の某もつ鍋店の味はイマイチだったが、こちらのもつ鍋は美味しかった。具を追加して〆に雑炊を食べた。お店の雰囲気もとてもよい。是非また行きたいお店だ。 ※追加する具は豚肉がオススメ。先に肉を投入し、キャベツの煮込みすぎは食感が失われるため、野菜は後入れすること。
無職である人間が婚活するというのは困難を極める。出会った相手に愛想よく対応したところで、奴等の上から目線の発言が一々心に突き刺さる。全然タイプでもない相手なものだから、自尊心が傷つき余計に腹が立つ。こんな何でもない相手によって卑屈にされるのは馬鹿げている。よって、本日をもって私の半年に及ぶ婚活は終了とする。
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