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のりすけの日記 DiaryINDEX|past|will
社内のメンバーと飲み会だった。「ご飯食べるだけ」と誘われたのだが、行ってみると飲み会だった。6人中3人が潰れた。酔っぱらいから「一人で素面で、何だか悪いなー。」と言われたが、呑めないわたしが悪いのだ。かなりヤバイ酔っぱらいを観察していると、わたしの鬱状態の体調そのまんまだった。わたしは酔っぱらいを思いやっている自分を感じた。
気のせいか、今日は汗をかかなかった。いつもはのぼせて座っているだけで、汗ばんでくるというのに。あまりの過ごしやすさに歓喜した。のぼせがないだけで、こんなにも清々しい気分なのか。誰かがわたしのためだけに、会社内のエアコンのスイッチを切ってくれたのではないかという気にもなり、一人ありがたがっていた。
定時で上がって、病院へ車を走らせた。いつもの診察といつもの薬。「薬切らさないで。」と言うのもいつものこと。わたしは本当にしょうがない女だと思うが腰が重くて、毎回調子が悪くなるのも薬が切れた頃なのだ。体調の変化に敏感でありたいと思いながら、薬が切れてフラフラになるまで病院へ行かない。このグータラさが悪い。
疲れていると感じるのは、知らぬ間に寝ていたり、身体中の神経がピキピキしているような感じがする時。また、難聴のわたしが聴覚過敏になった時。今夜はそれらに加えて、食事をする気力も入浴する気力もなかった。身体が言うことを聞かない。車酔いした状態で頭部が安定しない。眠りに就くでもなく、身体だけが横たわっている。気分が悪かった。まいった。
体調の悪さについて書く。入社以来ののぼせが依然続いている。それだけでもきついのに、課長席からポマードの臭いがしてくるのは、耐えきれるものではない。逃げ場所はトイレしかない。トイレは涼しくてよい。
携帯売り場でどれにしようか悩んでいたら、悩むことに疲れ果てて、駐車場に並んでいる車の塗装色(似てるから)を見るだけで、気持ち悪くなってしまった。なんでこんなに悩まなくてはいけないのだろう。辛い。
「大丈夫?」「え?」「何かおかしいよ?疲れてるん?」「なんで?」「話しかけてるのに反応が遅いっていうか、返事ないんだけど・・・」友達にそう言われて、何か考え事でもしてたかな?と考えてみたけれど、何を考えているか思い出せなかった。どうかしてたかな?
いつまでも壊れてしまったものを持っていても仕方ないので、解約手続きをしてきた。充分に携帯電話の機能を果たさせてはいなかったけれど、あって当たり前だったものがなくなってしまうのは本当に憂鬱だ。今ちょうど調子が悪いので、新規契約して新しい携帯を持つことさえも憂鬱だ。。
「携帯を洗濯機に回してしまったので、携帯かけないで下さい」と部長に伝えたところ、「あんたはしあわせなひとやねぇ!」と凄く嬉しそうな顔で言われた。一体どういう意味なのだろう?
学生の頃、わたしがハマっていたものは、何を隠そう歯ブラシだった。歯ブラシのデザインが何故かわたしをうっとりさせた。売り場でさまざまな歯ブラシが専用の什器にぶらさげられているのを見ると、胸がどきどきした。それは恍惚感に似ていた。有名メーカーのものから、胡散臭いあまり機能的に優れていないものまで、自分好みのデザインで視覚的に訴えるものを小金を払っては蒐集した。当時、わたしはコンビニでバイトをしていたのだが、そこの歯ブラシの陳列を見るだけで息苦しくなるほどだった。そんな自分は特殊だとは思わなかったが、自分をそこまでの気持ちにさせるものがあまりにも容易に入手出来てしまうことの恐ろしさに気づいて、必要以上に購入することは自制した。今思い返してみても、ドキドキ感は蘇る。わたしは歯ブラシが、、好き。。
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