今日は金沢まで出かけて派遣会社を２社回ってきた。登録の書類の作成・ビデオ・タイピングテスト・ビジネスマナー筆記テスト（秘書検定みたいな問題だった）・そして最後にコーディネーターの方との面談。２社とも所要時間が２時間程度だった。Ｔ社は駐車券、Ｓ社は交通費として現金千円を支給してくれた。どちらも「能登方面のお仕事は殆どないのが現状」と言っていたが、とりあえず登録だけしておけば、何かあればもしかしたら紹介してもらえるかも知れないし、登録するだけでもメリットがある。で、ビジネスマナーの講座が無料で受けることが出来るというので、わたしはまた明日金沢へ出かける予定。ビジネスマナー、全くなっていないので助かる。ビジネスシーンからかけ離れて仕事をしてきたからなぁ。前職は現場職人。こんなのでも、仕事紹介してもらえるんだろうか。。

我が家の愛猫・ミミ子の様子が何だかおかしい。いつも外へ出て遊び回っているのに、今日は今の椅子の上でずっと寝ている。母に聞くとご飯もたべないらしい。だっこしたり、なでたりすると、「ふーっ」と唸る。外傷など見あたらない。何か病気なのだろうか、と家族で心配している。わたしも試しになでてみたら、引っ掻かれてしまった。相当不機嫌だ。いったいどうしたのだろうか？我が家のアイドル的存在のミミ子の変調で、何となく今日は家の雰囲気もよどんで感じた。（夜はちょっと元気になりました。）

わたしが関西でバイトしていたときの仲間が金沢まで遊びに来てくれた。以前にもこうして会いに来てくれた。あれから１年以上が経っていた。その間、お互いの近況を知らせるようなことはなったくない。会ってわたしは３人の近況を聞き出した。男の子は相変わらず、バイトに精を出していた。もてもての女の子は信じられないことにもう１年も彼氏がいないということだった。そして、わたしに一番ショックを与えたもう一人の女の子。彼女は仕事を辞め、オーストラリアに留学を決めていた。５年間付き合っている彼氏が夏に仕事を辞め、香港で再就職したのだそうだ。それで、彼女も留学を終え次第、香港へ向かうということだった。彼女は生き生きして見えた。仕事も彼氏もいないわたしってなんだ？という気になりはしたが、彼女の変化を目の当たりにして、うかうかしていられない、という前向きな気持ちにもなれたことは確か。仕事を決めて、今度はこちらから旧友たちに会いに行きたいと思った。いい日だった。

今日は夜の講座の仕事を終えた後、友達と落ち合ってラーメンを食べにいった。だんだん寒くなってきて暖かい食べ物が美味しい。また夜中のラーメンは格別に美味しい。始めて行ったそのラーメン屋のラーメンは素朴な味で、あっさりとしていてよかった。ラーメンを食べた後カラオケへ行って、精算時に抽選券をもらったので、それでガラポンをした。はずれはゲームセンターのコイン３０枚。それでちょっと遊んでから、ファミレスへ行った。ドリンクバーを頼んで２時間くらいおしゃべりをして家に帰った。お風呂に入って、布団の中に入って寝ようとしたが、ちょうど弟が仕事から戻ってきてＤＶＤで映画を見ており、その音が耳障りで寝付けなかったので、起きて一緒に映画を見ていた。久々に弟の顔を見た気がした。チャットも楽しいけど、今日はいつもしないようなことをして徹夜をしました。

小学生の頃、何だかよく解らないものに怯えていた、その頃。「口裂け女」と同様に「１３日の金曜日」が恐ろしかった。田舎の街灯はなにしろ間隔がもの凄く広い。習い事をしていて帰りが遅くなって、たまたまその日が「１３日の金曜日」だったりすることを思い出してしまう。わたしは傘を振り回しながら全力疾走で家まで走る。今の子どもたちは、こんなことないのかなぁ？

不採用となった会社から履歴書が舞い戻ってくる。「あ、帰ってきたな！」とわたしは封を開け、履歴書に添付した証明写真をしめしめと丁寧に剥がす。そして新しく書いた履歴書に貼り付ける。また、来週も頑張るぞー。おー！

仕事の帰り道、車中のラジオで聞いた
イマジン。
今日は「あの日」だ。

面接した会社のいい加減さに腹が立つやら、それでも少しは期待して待機しているストレスやらで、友人に頼んで愚痴を聞いて貰う。話しているうちに「あぁ、こんな馬鹿らしいことをわたしはどうしてこの人に話しているんだろう？」と話せば話すだけ馬鹿らしくなってしまった。それで友人に「こんな馬鹿らしい話を聞いてくれてありがとう。すっきりした。」とお礼を述べた。愚痴は愚かしいが、信頼の置ける人間に相手を頼んで愚痴ることは快感でもあるのだった。

今日は久しぶりに３食しっかり食べた。いろいろな「結果待ち」が重なって緊張しているのか、最近は早朝に起床してしまう。結果の善し悪しはおいといて、とにかく結果が出てくれるだけで安堵する。待たされるのはとても辛い。

２日目の講座。
ローマ字変換表の余白にその方の努力を見ました。

Ａ　Ｂ　Ｃ　Ｄ　Ｅ　Ｆ　Ｇ　Ｈ　Ｉ　Ｊ　Ｋ
ａ　ｂ　ｃ　ｄ　ｅ　ｆ　ｇ　ｈ　ｉ　ｊ　ｋ
エ　ビ　シ　ﾃﾞｨ イ　ｴﾌ　ジ　ｴﾁ　ｱｲ　ｼﾞｪ カ

ローマ字の大文字小文字とその発音を几帳面な筆記で記入してありました。
アルファベットが難解だったのでしょう。
その方は右耳に補聴器をつけておられる７０代〜８０代と思われる男性。
とても大人しい方で、１日目は、わたしの声が全く聞こえていないのだろうか？と思わせるほど、反応がありませんでした。
時々息が抜けたように「あー」と柔らかい声を発するのみです。

Ｌ　Ｍ　Ｎ　Ｏ　Ｐ　Ｑ　Ｒ　Ｓ　Ｔ　Ｕ　
ｌ　ｍ　ｎ　ｏ　ｐ　ｑ　ｒ　ｓ　ｔ　ｕ
ｴﾙ　ｴﾑ　ｴﾇ　オ　ピ　ｷｭ　ｱﾙ　ｴｽ　ﾃｨ　ユ

教育委員会の講座担当者に尋ねたところ、
その方は昨年の同講座（夜の３時間×４日の１２時間講座）を奥様と受講していたそうです。
しかし１日目の講座の翌日事故を起こし入院したため、２日目以降は受けられなかったということでした。

Ｖ　Ｗ　Ｘ　Ｙ　Ｚ　
ｖ　ｗ　ｘ　ｙ　ｚ
ﾌﾞｲ ﾀﾞﾌﾞｴｸｽ ﾜｲ　ｾﾞｯﾄ

「頭が下がる思い」とはまったくこのこと。
初心者の講座を受け持つと、戸惑うことも多いのですが、
こうした高齢者の方の強い向上心を見せつけられることも多いのです。
「初心忘るるべからず」
教える立場の仕事場で、逆に教えられることで謙虚になることができるということが何よりの収穫である気がしました。

のりすけ ｜MAIL