だらだら日記

2014年03月12日(水) デフテロス外伝1話感想追記

昨日の日付で投稿した感想を読み返してたら、あまりにも誤字脱字自分で読み返して分かりにくい場所が多すぎる上に、書こうとしていたことが抜けまくってたので、日付またいで追記を書いてます。


まず誤字類ですが、自分でやっちゃってる度高いと思うのは「回想」という表現。基本的な外伝の舞台が聖戦より前なせいで、外伝の中で描かれてる記述を誤って「回想」と感想文中で書いちゃうことが多いのです……情けない話。気づくたびに直してますが、気づけずにスルーしちゃうこともしばしば。
あと、なぜかなんでか、「ひとやく」を「いちやく」と書いて「一躍」と誤変換していた。なぜなんだ自分。
何かと愛愛愛愛書いてて、別にホモい意味で使ってたわけじゃないのに読み返したら恥ずかしくなった。これは直しようがないので放置放置。
杳馬については逆に死ね死ね言っててひどい(汗)。でも、考え直してもやっぱり死ねと思った。悪役については畜生てっめー!な気持ちになるのはむしろ褒めてることだと思ってるんで……。つっても、その辺は読者気分で双子寄りに気持ちが寄っちゃってるからなので、テンマやサーシャやシジフォスのように敵役悪役についても懐広いとこを見せるキャラが登場してる時は「死ね死ね言っててすみませんでした」という気持ちになります。
とどめに△。
本編連載時、こういう言い回し流行ってたなあの気持ちで書いちゃいましたが、年齢的にちょっと前がだいぶ前になっちゃってるので、若い人がもし感想を見ても意味がもう分からない言葉なんじゃと心配になった……のち、若い子はSNSばっかで検索とかしないよ〜という事実に気づいてまあいいかと開き直った。


後半は、書き漏れあれこれについて。

デフ外伝1話の冒頭、デルフォイにアスプがいるのは神託を授かりにいったからとして、なんでデフいるんだろう……。
聖域に一人で残しておくとまわりに何されるか分からないから……という体で、デフが何をするか分からないのが心配なアスプが連れてきたのかね。
それとも、デフのストーキングによる結果でしょうか。
アスプの態度は、デフがそこにいておかしくないというものだったから、お互い了解の上で一緒に行動してるってことなのかな。
船旅の任務だと、デフを隠すことが出来ないからか置いてくしかないみたいだけど、それ以外は単独任務なら一緒の行動が多かったのかなあ。とりあえず、デフが病気でえらいこっちゃの時は聖域に出られなかったけど、この頃にはもう外に出てるんですよね。あくまでこそこそ外出してるのかな……。

アスプが殺したデルフォイの巫女たちって、年齢的に凶星の予言をした人たちじゃないだろうし、考えてみたらすごい八つ当たり。
とはいえ、アスプにとっては、人の人生を予言で決めちゃうという行いそのものが怒りの対象なのだろうし、その怒りを巫女に向けるのも自然なことなのかしら。
それとも、半年後にお前死ぬよの神託でも受け取って、勢いで殺っちゃったとかだろうか……。

外伝は、本編以上にデフが良い子でアスプが悪い子で、格差にちょっと涙しました……。つっても、アスプ好きとしては、そういう悪党なキャラが好きなので、扱いが悪いとはちっとも思わないんですが(笑)。
それに、真面目だわ真っ当だわ優しいわといっても、デフに問題がないわけじゃない。十分彼の駄目なところは描かれている。ただ、アスプが輪をかけて駄目駄目なだけで(笑)。
本編の時は「(兄ちゃんの変化に)気づけよ!」って感じでしたが、外伝だと「(気づいていたなら)止めろよ!」って感じ。自分が離れれば兄が昔に戻るかもしれないと思いながら、お兄ちゃんの「昔と変わらない」という言葉にずるずる引きとめられてるんだよね。振り切ってデフが書置き残して出てったら、どうなってたんだろう、この話。
かつては自分の命にかえてもデフを守ろうとしていたアスプロスが、今は上手い具合に死んでくれないかと思ってる気持ちの変化については、考え出すとどんどん深みにはまりそう。デフが言うようにデフを捨てて独り立ちさせるだけではすまない気持ちとかね。なんだかんだと、寝首をかかれる恐怖と、それ以上にデフへの依存があったんじゃないのかな、ってさ。
外伝だけ見てると、捨て身で守ってたデフが自分の知らないところで成長していて、かつ自分を捨てようとしてるんで、もうデフテロスなんか知らないよ馬鹿!ってやってる痴話げんかにしか見えませんよ?

デジェルとデフの共闘、楽しみです。デフでは間に合わない黄金聖衣分はデジェルが担当するってことですかね。
このままデフは黄金聖衣つけないまんまで外伝完結しちゃうんだろうか……。せめて、最後の最後に本編時間軸で聖衣をまとった後のデフの場面でもあれば、表紙が黄金聖衣デフでもおかしくないと思うのですが、このまま青服デフばかりで話が進んだら表紙も青服&マスクデフじゃないと納得いかんぞ。
デジェルがここでデフと知り合ってたってことで、ちっとばかり仲良くなってたらものすっごい萌えがスパークするんですが。デジェルさん、デフに本を貸したりしててもいいのよ? カルディアへの愚痴をこぼしていてもいいのよ?

現状、敵が狂闘士の亡霊なので、デフの不殺良い子っぷりはガチの設定になりかねないかも。他の聖闘士はなんだかんだ敵を倒す=人殺しをしてるけど、デフが誰かを殺したのはアスプロスが初めてだったんじゃ。魔拳に操られていた時でさえ「戦いたくない」と拒絶していた子だもんな、デフ。
しかし、この真人間おとなしい性格と、鬼先生とのギャップが本当に……。萌えるしか……。

そういえば、シジフォスの表紙は何歳のシジフォスになるんでしょう。レグルスもハス様も外伝時間での容姿でしたが、シジフォスもそうだったら、13歳シジフォスの表紙じゃないとおかしいいよね……。
しかし、ショタなシジフォスでシジフォスと認識してもらえるのかどうか。



2014年03月11日(火) LC外伝デフテロス編第1話感想

投資信託に失敗して巫女信託会社に怒りぶつけてるアスプロスの図が浮かぶようになっちゃったので単行本で修正お願いしますロストキャンバス外伝デフテロス編第1話「黄金色の影」感想。前置き長い。

アスプロスとデフテロスの髪色が同じで嬉しい。
肌色違うから髪色が違ってもおかしくないはずですが、やはりここは原作&アニメオマージュしっかりしてる手代木さんのこと、サガとカノンのように同色の髪色であってほしかったわけですよ! え? 本当にしっかりしてたら肌色も変えないって? それはそれ、これはこれ。今回のカラーだと地黒度下がっちゃってたから、美白に一生懸命なアスプと比べて日焼けしすぎてるだけっぽくも見えなくないさ!
……いや、二次創作とかだと、ハーデス編の色設定につられてかサガとカノンの髪色違いにしてる人が多いじゃないですか。のみならず、マイスでさえアペンデックスでサガとカノンの髪色違いの胸像を作っていて、テレビアニメのサガとカノンの同色髪色好きなのに……と凹んでたんです。
いやほんと、手代木さんは私のツボを心得ていらっしゃる。でも、上下同色でいいんじゃないかと思っていたデフの服について、確かに同色ではあるけれどまさかの上下とも青という強烈カラーでくるとは思わなかったわ。普通にテネオたちみたいな地味服カラーかと。パジャマか!

今回、事前にデジェルが出るというツイートと、デジェルのバレ絵を見ちゃったせいで、てっきり舞台はアスプロスが死んだ後になるんだろうなと思ってました。蓋を開けたらさにあらず。聖戦の二年半前……つまりアスプロスが亡くなる半年前の出来事。
デフテロスの外伝に絡む黄金は、アスプロスとアスミタの二大アスしか予想していなかったため、デジェルの登場は意外なものでした。……が、実際には順当とも言えるんですよね。本編でちゃんと絡みのあった二人なのだから。もっとも、本編での絡みは、デジェルがテンマにカノン島の鬼の存在を伝えるという間接的なものでしたが。
つくづく話の組み立てが上手いなあ。あのエピソードは、単独で見れば原作で氷河が一輝にカノン島に向かうよう伝えたことや、カミュが天秤宮に現れたことのオマージュとして受け取れるのですが、外伝で二人の接点を描いたことで、デフテロスをよく知るデジェルだからこそ彼の元へ行くよう勧められた、という見方が出来るようになった。
また、アスプロスの教皇暗殺未遂事件以前に聖域が公式にデフテロスを管理することになったというエピソードを入れることで、アスプロスの死後はカノン島に引きこもってたっぽいデフテロスのことを童虎が顔見知りとして知っていたことの説明もつくようになった。あ、でも、レグルスはお子様なので、デフテロスのこと知らされてないといいなー。

ひとまず冒頭に戻りまして。
アスプー兄さん、てっきりデフテロスにはキラッキラな自分しか見せてなかったのかと思ってましたが、思いっきり血なまぐさいところも見せていたんですね。巫女さん方の大量殺人……。ああ、本当にこの人は、教皇暗殺の時にはとっくに戻れないところへ行ってしまっていたんだと泣けてきてしまった。
もちろん、やったことはいけないよ。許されないよ。だけど、シジフォス外伝での彼の姿を思い出すと、今回の殺人事件を起こしたアスプロスを理解できちゃうんですよね……。共感は出来ないし、してはいけないことだと思う。それでも、「ああ分かる」と思ってしまった。
シジフォス外伝を読まずにデフテロス外伝だけ見ても、病のデフテロスのために必死で行動していたアスプロスの言動から、冒頭の事件を起こすアスプロスの心情が伝わるようになっている。けど、ハス様外伝で歪んだ後のアスプロス、シジフォス外伝で真っ直ぐすぎた頃のアスプロスを描き、両者の差を見せ付けたところで満を持してのデフテロス外伝という構成は、上手いこと組んだなあ……と本当に感心しきりでして。シジフォス外伝で乗り越えられるものとしての「神託」を描いた後でのこれですよ! 運命に飲み込まれちゃった兄弟の悲劇話ですよ!
外伝はアルバちゃんに始まった冒頭から、次の外伝へのつなぎは色々と上手く、個々の話としても連なる物語としても楽しめましたが、年長組三作はこれまで以上につながりが見事すぎて……。ちくしょう、こんな素敵な物語を、あと二作しか楽しめないのか。せめてアスプ編入れて三作……。

冒頭感想からとか書いてたのに、見事にそれたよ。
もう一回冒頭に戻りまして。
デフのアスプへの呼びかけが、「兄さん」に「アスプロス」とルビを振る形なのはいつもどおりって感じですが、ここで既にアスプからデフへの呼びかけは「二番目」に「デフテロス」とルビを振る形なのが、悲しすぎて泣く。はい、今回最初のカラーページで既に泣いてました。涙腺ゆるすぎなのは知ってます。
疑われたというだけで攻撃をしかけるってのは傍から見てると十分すぎるほどひでえと思えるのですが、なまじっかその攻撃を軽く凌げるせいかデフはその点を「ひでえ」とは思ってないっぽいんだよな……。気にしているのはひたすら兄が巫女たちを殺めたかどうかという部分だけで。アスプロスにとっては、聖衣なしで黄金聖闘士の攻撃を受け止めるデフの姿は例によっての脅威に映ってただろうに。
本編の描写だけを見ると、デフテロスがひたすら眩しいものを見る視線をアスプロスに向け、アスプロスは一人勝手に別の意味をそれに見出していただけのようにも読めましたが、外伝でだいぶ様子が変わってきました。
デフテロスにとっても、兄に猜疑の思いを向ける機会はいくつもあったということなんですね。
かつての兄と変わってしまっていたことに、とっくにデフテロスは気づいていた。それでも、かつての兄の優しさを今もあると信じていた。信じなければいけないと思い決めてていた……。
今回の外伝で描かれた物語が、本編との矛盾ではなく本編を補強するものとして受け取れるようになっていて、巧みすぎて身悶えます。ただただ真っ白に見えるものを真っ白と受け取っていたわけじゃなく、黒としか思えない灰色さえ白と受け取ろうとしていたことで、アスミタが指摘していた「兄を光に仕立て」ていたというデフの姿勢がより感じられました。
アスプロスがデフテロスを傀儡としていたというのも、外伝を読むとさもありなんといった感じでしたしね。さまざまな所作からやり口から、デフを影に落とし込もうとするアスプの姿が見えました。
まず、二人きりの場所でデフテロスに仮面をつけさせようとする……。ひどくないですか、これ? 昔のアスプロスなら、きっとデフの意志に関わらず外れた仮面なら、人目につく場所まで外したままでいそうだよ。お前は所詮影だから俺が救ってやるんだよという上下差を認識させようとしてるとしか思えない。
デジェルをデフが始末するだろうと考えていたのも、自分の代わりにデフに手を汚させようとしていたってことだよ。マジ傀儡。デフ好きとしてもデジェル好きとしてもひでえよ兄ちゃんって言っちゃうよ。
「その目を止めろ、デフテロス」という台詞は、本編を知っているとすごく響いてくる。憧れを向ける視線も、疑いを向ける視線も、アスプロスにとっては等し並、自分を乗っ取ろうとする目でしかなかったんだろうなあ……。そして、そういった「目」を自分が意識していると、デフに伝えてはいたんだな。まるで意思の疎通を図ろうとしていない兄弟ではなく、ただただひたすらすれ違ってたんだ、この二人は……(泣)。
アスプを慮っての「俺は一人で生きていける」という言葉さえ、アスプにとっては自分の立場を脅かすものでしかなかったんだろう。「アスプロスは要らない存在」と変換されていたんだろう……。外部から見てると「違うよ、こういう意味で言ってただけだよ!」と進言したくなるけど、内部の人間には自分の思っている事実だけが事実に思えるというこのやるせなさ。Ω一期の認識描写の上手さを思い出させてくれやがるぜ。
「今も昔も俺たち二人のことを考えている」という言葉も、100%嘘というわけじゃない。むしろ事実……。ただ、「俺たち二人がそろって自由になるために事を進めている」という意味じゃなく、「デフが自分を貶めようとしていることを念頭に自分のために動いている」という意味に変わっているだけで。

デフテロスが影として生きようとするきっかけが描かれていたのは、外伝での新情報ですね!
今回の話を見ると、アスプとデフが生まれたのは聖域。だけど、聖域は双子の一方は凶星だと神託を受けてしまう。この神託は巫女に依るもので、教皇セージには届いていない(と少なくともデフテロスは思っていた)。
デフテロスは、聖域の中で実体は存在していても、客観的には存在しないとされていた存在、という感じですね。2話目以降でまた見え方は変わってくるかもしれませんが。
存在を許されないから、聖域に虐げられる。外部へその存在を知られないよう、外に出ようとすると抹消を図られる。
それでも、アスプロスと、きっと親(片親かもしれないけど)からも生きながらえてほしいと望まれる存在だったんだ……。誰かがデフを長らえさせよう必死になる姿を見ていないと、アスプもその発想に辿り着かないんじゃないかと思い、少なくとも母親はアスプもデフも大事にしようとしてたんじゃないかと思っちゃいました。いや、まあ、弟が全く大事にされてないのに、親族の無償の愛を信じてデフを大事にするアスプロスってのも、それはそれで萌えですけどね!
本編だけでもデフのことは、なんて殊勝な子なんだうわああああって感じでしたが、今回の外伝でもつくづく殊勝な良い子でした。
だけど、殊勝な良い子だったのは、アスプも同様。リアルタイムで153話を読んでいた時は、アスプの姿が本心か偽りか判然としませんでしたが、もはやあの星空の下の会話は当時のアスプの真の姿と分かっちゃってます。つまり、一人で修業するデフを見て杳馬に乗っ取りをそそのかされたアスプより前のアスプは、ほんとの本気でデフ想いってことですよ……! そんなデフ想いアスプの姿を見てデフがアスプ想いになるのも当然自然ってことですよ!
自分が病気で弱っている時に、あんな風に一生懸命になってくれる人がいたら、普通に惚れちゃうだろ……! 命張ってくれてるんだぞ?
デフのアスプへの盲目ラブ、責められんです……。 熱で朦朧としてる時に「デフテロスは俺が守る」なんて決め台詞言われちゃ、傾倒でさえ傾きじゃなく真っ直ぐな思いとしか思えない。
そうして自分を影と定め、誰も……アスプロスさえ頼らず、むしろ彼の支えとなろうと定めて始めた修業が、アスプロスを追い詰め捻じ曲げる結果になろうとは、デフテロスは思いもつかなかったんですよね。せめて、その気持ちをアスプロスに伝えていれば……。とりあえず杳馬マジ死ね。とっくに死んでるけど死ね。

ユンカースの登場はデジェル以上に予想できないものだったため、激しく万歳わっしょいでした。ユンカース、好き……! ていうか、大工聖闘士大好き!! ユンカースの幽霊ポーズは日本人でなきゃ分かんないだろとつっこみたくなりますが、レグルス回想でのハス様のいただきますのポーズくらいは「可愛いからOK」と思えるものでした。ユンカ好きは今回のエピソードで天上昇ればいいよ……!
アレスの亡霊の曰くつきの闘技場で、一人こっそり修業しているデフテロスってのは、本編でアレス(=火星)の守護をアスプロスが担っていたことを思うと、にやっとしちゃう設定です。これまた、LC本編を知らなくても、アニメのアーレス教皇の件を知っているとにやりしちゃえる設定ですね。
噂の亡霊に臆する雑兵に対し、きちんと職務を果たすために突っ込む気まんまんのユンカがマジかっこよすぎて……! そこに現れる黄金聖闘士=デジェルってのも、盛り上げに一役かっているんですよね。雑兵が怯む→青銅が真面目に立ち向かおうとする→黄金がその正体を知り始末つけようとする……この流れが順当に聖衣の位階と沿っていて、知識と覚悟がともに階級に比例しているのを感じられる。黄金を不要に貶めないこの描写は、さすがに黄金主体で描くLCですね!(エピGも黄金主体で同様に黄金の位置付けを保ってますが!)

デフテロスが次元技を身につけたのは、今回が初っぽい描写ですね。ひょっとして、アスプロスが巫女を異次元に送ったのが、デフの異次元技ラーニングの決め手になったのでは……。「この力の行き場」は、ひとまず童虎救出兼アテナの血確保に役立ったのでちゃんと有ったということで。
異次元技を使えるデフを巫女殺害容疑者と定めてデジェルが動いた辺り、ここまではアスプへの疑いはそれほど深くなかった……ということかも。アスプの代わりにデフが凶星としてまず疑われ、そのデフが思いのほか真面目かつ真っ当な人間だったから、半年後のアスプへの試練が実施されたのかも。デフがアスプのために行っていた振る舞いが全部裏返った可能性を思うと辛いな……。
デジェルに拳を振るった時、「殺したか?」という台詞と共に動揺した様子がうかがえる場面は、本当にデフの心根の優しさが見えて、切なくなりました。この子は、基本的に人を傷つけることを厭う性質を持つんだね……。一線を越えてしまったアスプロスとは違う。そして、それは、アスプに保護されてきたからこそ持ちえた優しさでもあるんだよな。
アスプロスの有罪を疑いつつ、彼を確固たる無罪に導くために、自ら罪人としてデジェルに討ち取られようとするのも、デフテロスの兄への愛と優しさが感じられて……。でも、その愛は、真実から目を背けたものでしかなくて。
やっぱりデフテロスは、気質はカノンよりサガに近いと思う。サガが目を背けたのは自分の中の悪性であるのに対し、デフの場合はアスプのそれという違いはあれど。そんなわけがない、そんなものあるわけがないという逃避が、サガの場合は二重人格の自分を生み、デフの場合はアスプの増長を招いた。原作の双子厨(より限定するならサガ厨)の立場から言わせてもらいますが、LCの双子は上手い具合に両者の要素を持ちえてると思う。弟だからデフがカノン、兄のアスプがサガというわけじゃなく。だから、アスプが駄目人間でデフが比較して真っ当に見えても、カノンageのサガsageに見えるのではなく、二人の良いところも悪いところもきちんと捉えてるように思えるんだよなあ。

アーレスの狂闘士の封印をきっちり解いてるアスプー兄△。
任務服も素敵☆
デフテロスも狂闘士に片つけさせる気満々のアスプですが、今回の任務から帰ってデフが生きていたら、どんな顔をするんだろう……。デフ側はアスプに修業してることを秘密にしてる様子なので、アスプ並に強いことも秘密にしてるつもりだろうと思うのですが……。

今回ページ数が44Pなので、とりあえず4話構成と見ていいのかな?
だったら、アスプとデフの抱き合わせ外伝じゃなくデフ単独外伝ってことでいいんだよね?
アスプ外伝、どうにかお願いいたします……。



2014年03月10日(月) デフ外伝楽しみ

いつもの感じの地方公式発売日だったら、明日は別チャンの発売日。
デフテロスよりアスプロス派の私ですが、なんだかんだと妙に楽しみになってきます。
どんなキャラになってきてるんだろう……(暴言)。いや、あの人、鬼の時と聖域にいた時と感じ違いますもん。鬼の時は無理してはっちゃけてたのかもしれないし、これまではそういう解釈で見てましたが(のでアスミタが現れるとちょっと大人しくなる)、アスプの地が死ぬ直前&死んだ後だとしたら、デフも結構鬼の時の傍若無人っぷりが地かもしれないじゃないですかー。



2014年03月09日(日) 浮き沈み

朝からイラッともやっとしてたけど、注文してた本が届いて浮上、改めて凹みなおした後、茂庭の素敵更新を見て浮上……と浮き沈みの激しい一日でした。
ので、日記でぼやくよりは浮上した気持ちを保った方が良いかな〜と、今日もイライラもやもやするものは見なかったことにして本日終了。やっぱ月末にまとめて吐き出せばいいや。



2014年03月08日(土) 「李香蘭」を生きて原作

LoS前売り券GETだぜ!
といっても、人任せ購入なので現物はまだ手元に無いです。
スペシャルイベント抽選と壁紙DLがあるうちに受け取れるといいなあ。
クリアファイルを手に入れた方々のコメントを見ていると、パソコンの小さい画面で人物紹介を見ているだけでは分からないデザイン変更ポイントも色々あるようで、ますます前売り特典や映画本編を見るのが楽しみになってきました。


『「李香蘭」を生きて』の原作、ようやく読めました。
人の人生をこう言い方しちゃうのもどうかと思いつつ、面白かったです。もちろん、興味深いという意味でですが……。
かなり読みやすい本だったので、一気に読み進められます。川島芳子についての補足もありました。
しかし、この原作でラストを川島芳子処刑のシーンそのもの描いて終わるのは、手代木さんならではって感じ……かな? 戸籍に関しても山口淑子さん視点で説明はされてますが、自伝ということで川島視点で描くものではなかったですし。



2014年03月07日(金) LoS予告編感想

LoSの予告編ムービー見ました。
楽しみ度がどんどん上がってく……。思ってた以上にキャラの雰囲気が原作とずれていて、実際どんなキャラになってるのか、劇場で確かめるのが待ち遠しいです。
沙織さんの台詞と思われる「星矢くん」がな、可愛すぎてな……!
作中で自分がアテナだと知る点は無印アニメと同様みたいだけど、星矢を昔から知ってるわけじゃなく、アテナだと知る時=星矢と知り合う時っぽいLoSだからこその呼び方って気がする。星矢たちからすれば相手がアテナだから上下関係がある前提だけど、沙織さんからすると守ってくれる優しい人たち、みたいな感じなのかなあ。緋色の珠紀ちゃんが大蛇さんや慎司や祐一に接してる時の雰囲気が近いのかも。拓磨や真弘先輩や遼相手の時のようなずけずけ感はない感じで。

星矢の石川君、LoSの星矢にすごく雰囲気があってる。元気&かっこいい声で、叫びっぷりもいい感じ。テンマの声が石川君でも歓迎しちゃう感じの声だ。いや、カッキーテンマ好きですけど。森田星矢は、可愛い時の演技はもっとも星矢らしい星矢で好きなのですが、叫びっぷりが自分の中でちょっと違うんだよね。
瞬も、なよっとしすぎない声で、すごくいいなあ。いちばん清らか設定に似合うのは粕谷瞬だし、その瞬が順当に成長した感じのΩ一期の瞬先生の声も良かったけど、岡本瞬もすごく良い……!
赤羽根さんの紫龍は、廬山昇龍覇がかっこいい……! これは期待できる……!! 櫻井さんの紫龍よりは、好み度高いかなあ……。櫻井さんは声が三浦さんと混ざっちゃうんだ(´・ω・`)。
小野賢章くんの氷河は、こもった感じの声で、クールというよりはおとなしい印象だなあ。こっちは逆に三浦さんの氷河の方が好みかも。でも、どんな氷河になってるか、楽しみです。
ノジケンの一輝兄さんは、従来の一輝兄さんとはキャラから違う様子で、でもそのヤンキーっぽい雰囲気に似合う演技をされてました。キャラの見た目にはめっさ合う。金メッキ聖衣じゃない本当の黄金聖衣に対して金メッキ発言する人は初めて見た気がするぞ(笑)。
アイオリアの井上剛さん、かっこよかった……! 「アニメ版を意識した作品じゃない」という発言どおりにキャラの雰囲気はアニメとどころか原作とさえ違うけど、この演技で従来のアイオリアを演じられても意外と似合いそうなイメージ。
あと、デスマスクの平田さん! 良い! がらっぱちキャラになってるから、このままの演技だと原作のデスマスクには合わないと思うけど、LoSデスマスクの不良中年(いや若いかもしれんけど)にはすごく似合ってると思う。

明日は前売り発売日だけど、購入は人任せなので無事買えるかな〜。



2014年03月06日(木) チャンピオン感想

チャンピオン買ってきた。
やっぱりバサアスの載ってないチャンピオンは寂しいッス。フラグタイムもこんかつちゅうも載ってるサービス号だけど寂しいッス。真剣に刃牙いらね……。
3LDKの花子さんで大久保さんが可愛すぎたので、久々にもろもろ感想書いてみます。

弱虫ペダル
坂道さんがヒロインすぎて寒咲さんがヒロインとして息してない……。
青八木先輩の「チーム6人」って言い方がいいね。
杉元くん応援のために、人気投票はがき出してみようかしら……。

実は私は
久々に正ヒロイン回。
エロ峰君がエロ峰の呼び名に似合わなく一途なのがこの作品のいいところですが、最近みかんを応援したくてたまらなくって困る(笑)。

ウチコミ!!
ここのところ特に面白さが上がってるんだよなあ。まだ単行本買おうってほどじゃないけど、楽しみにしてる作品の一つ。純ちゃんが目立ち始めてから、特に面白くなった気がする。

ペーパーブレイバー
八兵衛がビカリの考え分かりすぎててすごい。これで別に恋愛描写ってわけじゃないのがすごい。

3LDKの花子さん
前回・今回と大久保さんの出番があって嬉しい。
一月遅れのバレンタイン回なんでやーと思ったけど、来週にホワイトデー回をやるためか。つまりは再び大久保さんの出番がある可能性が……!
しかし、あの状況で本命じゃなく義理と思うか、信よ……。自己評価めっちゃ低い。というか、予防線はっちゃう性格なんだろうなあ。

猫と人とアレルギーと
こっくちゃんはお風呂に入りまくってるから、毛やふけといったアレルゲンが出にくいということなのかね。
確かにもうちょい短くできる気もするけど、長い割りにすんなり読めるのは長所かも。

いきいきごんぼ
吏毘堂かわいそう。


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