テレビでやってた「カールじいさんの空飛ぶ家」が、思ってたより激しい冒険物語で面白かったです。 犬可愛い。
買うだけ買ってろくろく読んでいなかったミステリーボニータを、処分前にいっちょ読んでおくかと思って掲載作品に全部目を通したら、結構先が気になる漫画ばかりでした。 この後どうなったんだろう……。
もろもろのエイプリルフール企画はほとんどスルーしたのですが、TYPE−MOONの企画は星矢ネタということもあって遊んでみました。 ほとんどのキャラを分かっていないので、ネットでキャラ情報を検索しながらだったのですが、たまに分かるキャラがいると「ああ、あの子がくるんだろうなあ」と次のキャラを予想できて楽しかったです。 小説作品のキャラが、いちばん分かりにくかった……。ゲームの統一世界観からも外れるキャラがいたりするし。
一年前の今日はΩ1話を見た余韻に浸っていましたね聖闘士星矢Ω51話感想。
好きだあああああ!!!!! LC最終回も一声叫びをいろいろ考えて、結局上記の好きだ!って叫びしか選べなかったのだけど、Ω最終回もあれこれ考えて結局この言葉以外思いつかなかった。 一年間、本当に楽しかった。いっぱい笑って、いっぱい泣いて、いっぱい萌えていっぱい燃えた。 星矢シリーズの一作だから見るきっかけをもらって、星矢の一作として好きになって、だけどそれだけじゃなく一個の作品としてすごく面白くて、だからより好きになれた。LCと同じはまり方が出来た。 Ωはよく「星矢じゃない」とか「星矢の面白さがない」という意見が散見されるけれど、リアルタイムで星矢を楽しんでいた人間の中にも、ちゃんとΩのことを星矢らしいとも星矢の面白さがあるとも思ってる人間がいることを、主張しまくりたい。 少年たちが主人公で、未熟なところから頑張って駆け上り、最後まで希望を捨てずに戦う物語。 敵味方それぞれに思うところがあり、信念がぶつかりあう物語。 神様の作る大きな流れに立ち向かう人間の物語。 私にとっての「聖闘士星矢」はそういう話。 そして、「聖闘士星矢Ω」もそういう物語でした。
今回、OPが特別編集だったけれど、OPが間に合ってなかったのでは疑惑の28話とは違って、本当に振り返りとしての特別編集なんですよね。 別に普段から自分振り返りまくってるんで!って思うけど、やっぱりかっこよかったです。良作画ばかり集めててずるい(笑)。
今週のΩは、静的な場面と動的な場面のバランスが良くて、切り替えもうまくて、すごく好みの演出でした。 あー、やっぱ畑野回好きだなあ。まったりしすぎず、でも間をとらないこともなく……。 二期でも演出で参加してほしいなあ。
アプスの攻撃が、どれも特に必殺技必殺技してるわけじゃないのが、かえって神様っぽさが出てて好きだな。さらっと攻撃しても相手には大ダメージって方が、神様感ある。 形態が不定なのも、同様に神様っぽくていい。ベースの人間形態も、美形なのが伝わりながらも人間らしい風貌ではないのがいいですね。 それに、背景の類もすごく良かった。原初神で水の神様で、アプスのそういった面が背景にも演出にも各所によく表れててかっこいい。背景の泡も始原っぽい感じが出て素敵。 目の前の神だけでなく、舞台・空間そのものもアプスという闇の中って感じがする。 VS始原の神というと、基本的にはグレートマザーとの対決というイメージになりがちですが、アプスが乳持ちなのにあくまで「父の体内に(胎内に?)戻れ」と男神主張してるのも、不思議な感じでかえって面白い。
光牙が沙織さんに「貴女」と呼びかけるのも、光牙が大人っぽくなってる感じで好き。 一話見直したら、今よりずっと甘えた感じの口調なんだよね。顔立ちだけじゃなく緑川さんの演技面も、光牙の成長を描いてくれてていいなあ。
星矢の私服が旧アニメと同じだったのは、年齢的に本当にどうかと思った。瞬さんと一輝兄さんは年相応な私服に変わってるのに……。DQNネームと無縁の家庭に育った兄弟は違いますなあ。 星矢さんの台詞を受けてユナさんが「はい」というシーン、いいなあ。 考えてみたら、星矢とユナさんの共闘は、先代ペガサスと鷲座の後継者のタッグだったんだね。夢の共闘だったんだ。
ラスボスと戦おうとする主人公を仲間が小宇宙で支援するのは、いかにも星矢っぽい展開でいいですね! お約束大事! で、ここで音頭をとるのが蒼摩なのがまた良いんだ。そういうことするのは、蒼摩のお仕事なんだよね。光牙のいちばんの友達で、仲間たちのムードメーカーで。 魔傷が広がることも厭わずに蒼摩たちが光牙へ小宇宙を届け、「アプスの攻撃を受けた右腕」が「仲間たちの力を得た右腕」に変わる、このかっこよさったら! それぞれの属性が光牙のもとに集まる時、ちゃんと雷・土・風・水・火と属性ならではの演出がすっと入るのも、光牙がそれぞれの小宇宙を燃やすときの台詞をひとつひとつ口にして、最後に「俺たちの小宇宙」と言ってくれるのも、すごく良かった。それにしても、栄斗さんって「吠えろ」って言ってるのかと思ってたけど、実は「超えろ」だったのか……? 緑川さんの発声だと「超えろ」に聞こえた。どうなのかな。 この戦闘はアプスと光牙たちの戦いでもあるけれど、始原の闇とそこから生まれた地球の命との戦いでもあったんだなあ。だから、そこに星矢の支援は要らない。光の属性は既にそこにあるのだから。 地球の小宇宙が、属性という形で具現化されてたんだな。だから、属性の概念も必要だったんだ。
光牙がアプスに攻撃しながらも、崩れる闇から沙織さんと共に逃げる場面もかっこいい。 光牙は光の存在でもあるけれど、アプスの闇を得ていたからこそアプスに消されることもない……という形で、闇属性としての光牙にも意義を与えてくれていたのも嬉しい。 闇完全否定という流れでもなかったですしね。 闇の中に生きているからこそ己の光を大事にする……。与えられた地盤ではなく、己で決めた己の道を己の光で照らしながら進む。 「自分で決めた道を自分で進む」Ωの基本テーマは、本当に最後の最後までぶれずに表現しているんだなあ。
沙織さんを光牙が逃がす場面も好き。これ、原作だと沙織さんが残って光牙を逃がすだろうな(笑)。
アプスの攻撃をアリアちゃんの杖が防いでくれる場面も好き〜。ここで絶対の闇にアリアちゃんの杖から広がった光が対抗し、結果としてアプスを倒すことが出来るのが、もうね。 光牙だけじゃなく、アリアちゃんも、地球という命も、アプスを倒す力となったんだろうな。光牙の攻撃だけが決定打となったわけじゃないのが好き。 で、ここから闇がほどけてく場面の演出も好きだし。 ああ、もう、本当に全体的に好きな場面が多すぎて。 沙織さんを星矢が受け止める場面も大好きだ。多くは語らずとも目と目で通じ合える仲に萌える。Ωは本当に星沙が素敵。この先も、この雰囲気を保ってほしい。(要するにいちゃつきすぎないでほしい……)
光牙の傷ついた手にアリアが触れてくれる場面はもう、涙駄々漏れッスよ……! アリアちゃんも泣いてて、光牙も泣いちゃって。感情移入でこっちも泣いちまわあ。 この兄弟(仮)は、そもそも巻き込まれただけなのに、ただの人間だったのに、よくも最後まで頑張ってくれた……! 10話頃は光牙が兄でアリアちゃんが妹って雰囲気だけど、最終話のアリアちゃんはすっかりお姉さんのイメージ。「ありがとう」の「とう」の部分の発声が特に好きだな。 降り注ぐ光を受けて、死者の傷痕や生者の魔傷が治っていく場面がもう大好きで! エデンだけがじっくり描かれているのも、アリアちゃんの光ですもんねって感じで本当に好きで! でも、エデンはもう、アリアちゃんを想って体育座りすることはないんだろうなあ。悩み迷って座り込むより、立って自分の道を進みそうなイメージ。 で、この光はアリアちゃんの光でもあるけれど、そもそも杖の形を得ていた地球の小宇宙でもあって。アリアちゃんの光が降り注ぐだけじゃなく、杖からも火星からも地球の小宇宙が戻っているのでもあって。壊れたもの全てが前のように戻るわけじゃなくても、アリアちゃんが自然を癒していたように、地球も癒されていくんだろうなあ。そして、闇の縛りから解かれた火星は、元の姿に戻っていくんだろうなあ。 ……そんな余韻のあるラストだったのが、とても素敵だなと思いました。
二期がなければ、このまま光牙はアリアちゃんと消えても違和感ないよね(笑)。 でも、実際にはアリアちゃんだけが消えて、光牙は残った。アリアちゃんは死者で、光牙は生者だから。 そして、光牙の帰還を待つ人たちの前に戻ってきてくれた。 ここでユナさんの笑顔で終わるだけでも、何が起こったかは分かるからあそこで終わってくれてもいいくらいだぜ! でも、その終わり方だったら、やっぱりユナさんだけじゃなくみんなの笑顔の方がいいかも(笑)。 最後の最後、戻ってきた光牙の笑顔で終わってタイトル画面表示。ここの静かさが本当に好きで好きで。絆創膏はがれかけなのも可愛くて好きで好きで。 これだけまるっと……というわけでもまあないけれど(笑)、ともかく好きだー!と叫べる作品に出会えることが出来て、本当に嬉しい。
さて、次週からはΩ二年目、二期の第1話(実際には52話)。 設定画や番宣絵を見た時は、二期デザインが生理的に受け付けない絵で心配だったのですが、こうして予告で動いている絵を見るとそうでもなくて、内容だけじゃなく作画面も楽しめそうでホッとしました。 昴が光牙に殴りかかるシーンにあまり八島さんっぽさがないから、市川さんの総作監パートか原画の人の絵をそのまま使ってるのかもしれなくて、それでこの昴だったら、とりあえず普通に可愛い。 パライストラ制服の黒色バージョンみたいな上着が、パッと見、学ランっぽさがあって、風小次か男坂の世界からやってきたキャラっぽい雰囲気になってたのも可愛い。 パラスも可愛いですね。お人形持って涙目って、反則でしょうが。 サーシャタイプで人間として育ってきた子が実は神様だったのか、神様があのサイズで降臨した先に人形があったのか、どういうことなんだろう。 あと、黄金の短剣。ちょ、星矢さんそれでパラスを殺そうとしにきてたの? そういうことなの? 黄金聖衣のデザインは一期から継続っぽいのもありがたい。でも、射手座の羽だけは直してほしかった……。 ペガサス聖衣は、着用してる設定画を見るとやっぱりひどいデザインだって思うけど、オブジェ形態はアニメフェアのニュース画像で見たような道産子・木曽馬じゃなく、サラブレッドっぽいスタイルだったので、ちょっと安心しました。 でも、あれって鎧がオブジェ形態になるっていうわけじゃなく、オブジェにも着せることが出来るただの鎧だよね……。マネキンに着せるって、マイスじゃないんだから……。
とりあえず、面白い作品だといいなあ。 予告に使われてるのは次回のOPだろうけど、新星Ω神話の予告ver.よりは好きだな。テーマ曲として聞くのが楽しみ。
ビデオにとっといた「ぱじ」を見ました。 原作はちょこっと立ち読んでただけだけど、ドラマすごく良かったです。
| 2013年03月29日(金) |
魔法少女・オブ・ジ・エンド |
別チャン片付け準備中。 魔法少女は切り抜かずに捨てようと思ってたのだけど、ここのとこの展開は前の話を読み返したくなるものだったので、完結するまで残しておこうかと。 「下衆警官が引っかかってること」が分からなかったのだけど、ひょっとしてテスト中だったのに姫路は運動靴を履いている→モールで替えたのかも?ということだったのかな。 つくねラスボスに見せかけてラスボス姫路だったり、あるいは姫路はつくねの協力者だったりする可能性もあったり? クラスで仲間外れの男の子に優しい少女アピールくらい普通にしそうで怖い(笑)。
あと野菜もとりあえず残すことにした。癖になる……。
深夜にやってたクイズ番組で、いくつか物を表示させてそれが「何の名前か」を当てる問題があったのだけど、「髪の毛」「蠅」が出た段階で星座と分かった自分はつくづく星矢オタクなんだなって思いました……。
|