だらだら日記

2011年10月12日(水) 未来日記1話

本屋のアニメ化作品コーナーにずらっと並んでたので、てっきりこっちの地方でもやると思っていたアニメ「未来日記」、昨日公式サイトを見てうちでは映らないことを知り、しょんぼりしておりました。
ネット配信って、なんとなく見るの面倒だったりするもんで……。
でもま、見れないよりましかと思って、ニコニコチャンネルで見てみました。
新聞で辻真先が激しくネタバレしくさったせいで楽しめないかと思ってたけど、想像以上にヒロインが恐ろしい有様で、なんだかんだ先が気になります。
しかし、ネット配信はほんと見るの面倒なので(いや今回もほとんど音だけで楽しんでるんだ……)、うっかり配信見逃しそうな気がします(汗)。



2011年10月11日(火) LC思い出語り・2

前回から気づけば半年以上たって久々のLC思い出語り第二弾。ちなみに第一弾はここ
そして、LC思い出語りと言いつつ、中心は星矢再燃語りでしかなかったりします。

夏コミ後、星矢と再びめぐり合うきっかけはもらったものの、コミックスは所在不明。キャラクターについても、青銅一軍と沙織さん以外は、黄金聖闘士についてすら定かには覚えてないような有様で、即座に星矢に再燃ということにはなりませんでした。
星矢再燃のいちばんのきっかけになったのは、劇場版DVDを借りて見たことです。
邪神エリスについては、劇場に見に行ったこともある懐かしい作品だったのですが、やはり細かいことまでは覚えていなかったので新鮮な気持ちで視聴を開始。
突っ込みどころもある映画なのですが、聖闘士という存在、必殺技、アクションなどなど、いろいろな部分がともかく強烈な魅力を有していて、見事に作品の熱にあてられちまったのです(笑)。すごくオーラを感じたんですよね。星矢的には小宇宙というべきですか。

続いて、ハーデス十二宮編のDVDも見始めました。
先に書いたように、キャラクターについてはうろ覚えだった私ですが、このビデオは最初にポセイドン編までのあらすじを教えてくれるまとめも収録されていまして、軽くおさらいをすることが出来ました。
ちなみに、私の当時の星矢知識ときたら、単行本で読み返していた聖域十二宮まではまだ覚えがあっても、ポセイドン編については単行本購入を止めていたためアニメで見返した記憶がある程度、ハーデス編については読んだ覚えすらなくなってる有様。
そんなわけで、おさらいエピソードを見ていちばんビックリしたのはカノンの存在でした。見事に忘れてた。ごめん……ほんとごめんカノン……。
ハーデス十二宮の内容は、おおむね忘れていながらも見てるうちに「老師が本当は若いんだ」ということは思い出し、そう言えば自分ちゃんと読んだことあったよーと今更に気づいておりました。
でも、ストーリーを忘れていたことで、心から手に汗握ることが出来たのはひょっとしたら結果オーライだったかも……と思ったりもします。原作とのストーリーの違いにやきもきすることもなく、素直に展開を楽しめたので。

アニメの面白さから原作もちゃんと読まないと……という気持ちになったところへ、LCについての詳細情報も耳に入ってきました。
もっとも、この詳細情報については、LCを読んでない人間がネットで仕入れた知識だったので、正誤入り混じってたりしたわけですが(苦笑)。
それでも、私の誤った認識を打ち砕くのには十分な情報でした。
まず、LCはNDとはキャラは別である。
「シオンは、NDでは貴鬼のような短い髪だけど、LCでは長い髪」だとか、「パンドラは、NDは原作とデザイン違うけど、LCでは同じ容貌」だとか。
てっきり、同じ人物を別の切り口で描いた作品だとばかり思っていたのに、本当は別キャラの別話だったわけですな。
LCは少年マンガだ。
プリンセスとかボニータとか、秋田の少女マンガ誌に掲載されてると思ってたのに、本当はチャンピオン連載だった。
主人公は黄金聖闘士じゃない。
主人公はちゃんと天馬星座の聖闘士らしい。

何より、いちばん気を引かれたのは、「教皇が元蟹座」「一角獣が主人公の友達でメインキャラ」という情報。
蟹座が教皇ってどんな感じ!?という好奇心と、原作ではライバルっぽく登場しながらも早々にメインから脱落していた邪武と同じ星座の聖闘士が中心人物という嬉しさで、読むぜーな気になったんです。
一角獣については、友達といっても親友・マブダチといったわけではなく、むしろケンカするほど仲がいいというパターンらしいというのも、私の好みにマッチしてて、話を聞いただけで期待上昇。その夏のコミケカタログをひっぱりだし、「この子がその一角獣だったのか! 主人公との関係だけじゃなくキャラ個人も好みっぽいぞ!」と思わず確認しちゃいました。
実は、事前にコミケカタログを見返してた時は、「ロストキャンバス」という名と「冥王神話」が結びついてなかったせいで、漠然と「ロストキャンバス」という語を「アスガルド」と同じような存在かと思ってたんですよね……(汗)。

かくて、「少女マンガな冥王神話番外編」は私の中でようやっと「チャンピオンに載っているロストキャンバス」という作品となり、書店での実際の出会いに繋がったのでした。



2011年10月10日(月) LC声イメージ約五度目

ルパン3世のメイン声優が交替されるそうです。
山寺さんのとっつあん、沢城さんの不二子ちゃん、浪川さんの五右衛門ってことで、面子的には申し分ないだろうけど、旧声優の声が耳になじんでるから違和感はやっぱあるだろうなと思っていたら。
全然だった。
すげー声優さん超すげー。
そりゃあ、そのまんま元の声優さんっぽい声ってわけじゃないけど、イメージはまるで損なってない。


で、まあ、声優話の流れに乗って、一年くらいぶりにLCを読んでる時の声イメージまとめ(自分用)です。
あくまで脳内イメージであって希望キャストでも予想キャストでもないので、外伝キャラについても「自分の中ではこうなの!」とかやってます。
元々のイメージとアニメのキャストが合致してたり、そもそも元々のイメージがなかったり、元々イメージしてた声と違ってもアニメのキャストに満足しまくってたりするキャラについては並べとりません。
あと、自分はあまり耳がいいほうじゃなくて、声優さんの声の聞き分けはそう得意じゃないため、「この声優さんのイメージなの」と書きつつ特定のキャラのイメージに依りまくりです。ってことで、「声優さんの演じたこのキャラの声のイメージで〜」と書いてたりします。

アローン……下野くんはとてもいい演技してると思ってるけど、金髪時代の声イメージはきっと永遠に下和田ヒロキさん。緋色の欠片の慎司のような声……と最初に思っちゃったとこからなかなか動けません。
サーシャ……実は脳内声はわりと水樹奈々さんっぽい声かもと思ってましたが、外伝ちびサーシャ見て改めて思ってしまった。
ハスガード様……28才ハス様は三宅健太。18才はちゃんと杉田声。
アスプロス……サイキックフォース2012の刹那声限定で酒井哲也さん。
レグルス……ノジケンがいいです。こればっかは脳内声というより希望キャストなんだよな〜(汗)。10年前は日比愛子さん。
イリアス……善サガの野島さんとかアイオリアの田中さんとか。
童虎……わりと可愛い感じを演じてる時の関智一さん。
カルディア……遊佐さんの声は似合ってると思うけど、脳内だとわりと今も中村悠一風。特に外伝。
シジフォス……羽多野渉。でも野島兄のシジフォス超好き。
エルシド……具体的な声優さんの名前が浮かばないけど、はっきり揺れなく喋る感じのイメージです。あんまりがさっとした声のイメージがないので、中井さんだとかなりイメージからずれてるんですよね(汗)。
デジェル……平川さんの声ははまってると思うけど、脳内だと確実に今も花輪英司さんの「獣の奏者」でのシュナン声。

アトラ……矢島晶子さんのショタ声。
ユニティ……宮野真守さん。バロックの上級天使みたいな声。
セラフィナ様……小清水亜美さん。
ユンカース……草尾さん。とりあえず那智のことはおいといて(笑)。

ラダマンティス……高塚正也さん。自分の中ではフォース2時代のウェイブの声です。
アイアコス……森川智之さん。
バイオレート……男キャラと思わせる登場だったため、あまたのアニメで普通に男役演じてらした斎賀さんのイメージです。
杳馬……1話はいまも大塚芳忠さん。基本的には藤原啓治さんだな、多分にもれず(笑)。
パルティータ……大原さやかさん。あらあらうふふときたらARIAのアリシアさんでしょ。
ハーデス……堀川さん。

ペフコちゃん……くまいもとこさん。
ルコさん……CDドラマより優しい人だったせいで、小杉さん声のルコさんとイメージ乖離しちゃってるんですよね。で、自分の中では飛田さんの優しい声バージョンです。
カルベラさん……なんとなくARIAの晃さんを思い出しちゃった関係で、皆川純子さん。
ガーネット……勝生さんとか、エヴァのリツコさん系の声で山口由里子さんとか。



2011年10月09日(日) Fate+ND

アイバイチャットがすげえ気になりながら、マルモのおきてスペシャルをリアルタイムで見たかったので見送ってしまいました。
今頃、次のパラ銀でアイバイアンソロ出そうか話でもされてるんじゃないかと、とりあえず無闇と夢だけ見ておくことにする(苦笑)。
星間飛行やパラ銀のパンフを見てると、蟹師弟とミアルバとカルディア関係と並ぶ感じにアイバイが多めで、アイバイ好きな人が多くて供給する人も多いんだったらアンソロ出てもいいじゃん〜と思っちゃうんですよね。
いつか読めたらいいなあ、アイバイ満載本。


Fate/Zero、2話目も絶好調に面白かったです。
前回、ED(通常はOP)でウェイバーとサーヴァントを見た時に、なんかいい感じの二人だなあと期待し始めていたのですが、2話目で会話してるのを見たらますます好みな感じのコンビでした。
今の時点ではまだまだこれからってキャラのウェイバーも、尊大だけど豪快で気風も良さげなライダーと組んでいれば、聖杯戦争中に結構成長するんじゃないかな。でも、きっと死んじゃうんだよね……。
と、ここまではアニメを見てた時の感想で、あまりにもどのサーヴァントがなんの英霊なのか、staynightの設定がどんなだったか気になりすぎて、Wikipediaで思いっきりネタバレ仕入れちゃいました。
ってことで、ここからネタバレ感想。原作小説についてのネタバレだろうから、アニメでの展開とは違ってくる部分も多いでしょうが、念のため伏字にしときます。
ウェイバーは、聖杯戦争で死なずに生き残るんだとさ!
それに、成長しそうな子……と思った感想も間違ってなくて、最終的にはすげえ大手柄を立てるんだとか。
1話で言われていた間に合わせのマスター扱いになっちゃうのかしらと心配していたけど、ライダーもかなり善戦してくれるみたいだし、今後の二人の活躍?にますます期待ですっ。

EDの歌は、正直1話のCMで歌だけ聞いた時はそれほど心に引っかかるものがなかったのですが、絵とあわせてみるととても魅力的でした。
サーヴァントが生きていた時代の絵は、誰が何の英霊か分かってから見るとなるほど〜と思えます。アサシンの人が、とても「アサシン」という名前のイメージからは程遠いかっこよさ。バーサーカーにあたるだろうキャラの絵も雰囲気が好きです。
3話も楽しみだけど、改めてstaynightを見返したくなりました。あー、せめて番組録画残しとけばよかった〜。レンタルあるといいんだけどな。買い揃えるのは、今のタイミングだと新品でも中古でもお金かかりそう(汗)。


NDの画像が車田氏のサイトにあがってたよと教えてもらって、早速見てきました。
蟹座の聖闘士の顔面偏差値の低さに涙を禁じえない(笑)。同じ蟹座でもデスマスクは顔良かったのになあ。
でも、やってることは、画像で見られる限りは普通に不審者対応として十二宮守ってるだけだし、デスマスクのような悪役担当ってわけではないかも。
ただ、多分顔だけで、蟹座の星座カーストの下層配置は覆られなさそうです……。



2011年10月08日(土) 意外と原作準拠なデジェル外伝?

デジェル外伝は、第三者視点+一般人視点でのスタートってことで、新鮮な気分でいましたが、原作の冒頭はやっぱり第三者+一般人視点だったよねと言われて「そういえばー」と思い出しました。
旅行中のカップルは聖闘士のことなんてまるで知らなくて、聖闘士の行いは夢のような不思議なものでしかなくて。その後の銀河戦争も含め、聖闘士が普通の日常・社会に入り込んでくる感じが面白くて好きでした。
LCに登場する一般人代表というと、アガシャちゃんやペフコちゃんだと思いますが、二人とも聖域も聖闘士も知っていたんですよね。その点において完全な部外者ではない。
カルベラさんは部外者ではあるけれど、ケツアルクアトル側の人間としては当事者で、純粋な一般人とは違っていた。
聖闘士という言葉も小宇宙が何かも分からない人たちが多く集う場所に、異質な存在として聖闘士が入り込む今回の展開は、ある意味で原作星矢の冒頭を思わせてくれます。
やっぱり、今回のフランス遠征+社交界という舞台設定、好きだなあ〜。

問題は、フローライト視点をどこまで保ってくれるか、ですね。
デジェル他のモノローグ台詞が出てくるくらいはある程度しかたないにしても、できればナレーション部分はフローライト限定で進めてほしいです。
本当は、一人称小説のようにフローライト以外のモノローグがでなかったらいいのになあと思っちゃうくらいなんだけど……。今回の話がフローライトの「回想」ってのも、話を面白くしている要素だと思うので、あくまでフローライトに分かる範囲での話作りだといいのにな〜と思えちゃって。
語り手となっているフローライトが何歳なのかは分からないけれど、最終話になったら語り手時代のフローライトも登場してくれるでしょうか。
フローライトが振り返ってる頃には、やっぱりデジェルもセラフィナ様も亡くなっているんでしょうけどね……。
ペフコちゃんもカルベラさんも、あくまで本編から見ての過去舞台から動くことはなかったので、再会の未来を期待している状態でエンディングを迎えていました。でも、フローライトは場合によっては、聖戦後のけして再会の叶わない未来を描くことになるのかも……と。
「フローライトと聖戦後のユニティが会話してるEDかも説」も聞きましたが、それは下手すると蛇足感激しくなりそうなので難しいところじゃないかな。でも、未来のフローライトの姿は、何らかの形で見てみたいなと思います。



2011年10月07日(金) LC外伝1巻感想+りびんぐでっど1巻感想

セラフィナ様に無理を言ってつれてきてもらったって言ってる時のデジェルが、はにかんだ表情してるのとか、もうどうしたらいいんでしょうね。
デジェルさん可愛すぎるよデジェルさん。自分の顔がいいの自覚してそうなとこが嫌味にならんくらい可愛いよデジェルさん。
それはそれとして、ロスキャン外伝とりびんでっど!の単行本を買ってきました。
特典がつくってことで、LCはアニメイトで、りびんぐでっどはとらのあなで購入。LCについてはゲマでも特典つくかも〜という話も見かけたので、念のためゲマにも行ってみたのですが、ゲマの特典情報案内の方が正しかったようで少なくとも名古屋のゲマには特典付きはありませんでした。


では、まずはLC外伝1巻の感想から。

表紙のアルバフィカは、雑誌掲載時に雑誌の表紙(の隅っこ)を飾っていたイラストなので描き下ろしではないのですが、アルバのきりっとした凛々しさがとてもかっこよくて好きな絵なので残念<まいっかな気持ちです。残念<バンザイではないけれど(笑)。
双魚宮が背景にあったり、巻次表記も魚座のマークが書かれてたりして、魚座の聖闘士の外伝なんだってがんがん主張してる感じ。

カバー下は、何故この絵をカラーで見せてくださらぬかという悔しさが!
真ん中にタイトル表記の帯が入るデザインはとてもかっこよくて好きだけど、白黒絵じゃなくカラーの白黒印刷っぽいのがなんとももったいない。
カルディア以降は、どういう形になるのかな。カバーと同じ絵になるのか、今回のように描き下ろしカラーの白黒印刷になるのか、白黒絵になるのか。

扉絵のアルバフィカ、すげえ色っぽい。

目次のデザインもかっこいいですね。
星の少ない星座だと、ちょっと見た目寂しいことになるかもしれないけど。

1話のカラー裏の描き下ろし絵を見てると、ルゴニス先生が亡くなったらすぐくらいに、アルバは魚座の聖衣を授かったっぽい感じですね。
魚座の聖闘士は、お墓も他と同じ慰霊地に作ってもらえなくて厳しいな……。

あとがき絵のぷちロマンスに萌えたー!!!
アガシャちゃんとペフコちゃんだと、ペフコちゃんの方が年下かと思ってたし(ペフコちゃんのが生まれたのが遅いという意味で)、イラストでもペフコちゃんの方が背が低いけど、こうして並んでるの見ると、結構普通にお似合いじゃないですか。
アルバのこと知らずに出会って、話してるうちにアルバの話になったりして、思い出語りで話はずんじゃったりするかもなのか。ちょー、可愛い可愛い。
頭なでてもらったことをペフコちゃんが話しちゃって、「そんな風になでてもらえてない……!」とやきもちやきやきしちゃうアガシャちゃんとかありですか!?
ちょっと大きくなったペフコちゃんが見れたのも、久々のアガシャちゃんが見れたのも嬉しい!
2巻のあとがき絵も今から楽しみになってきました〜。

ドリュアスの分解装着図、見てもいまいち構造が分からん(汗)。
オブジェ形態が結構怖いです、ドリュアス……。

裏表紙の兄弟+ペフコちゃんは、ネットでも見てたけど改めて好っきだー!!
ルゴニス先生の髪色超好みだ。目の色は兄弟とも緑なんですな。

アニメイトのペーパー、アルバが相変わらず美人でかっこいいです。
カルディアの時にも、アニメイトでペーパーつくといいなあ。アニメイトでないと、わりと入手が厳しいんで……。


りびんぐでっど!の1巻は、体のパーツの配置を除けば、チャンピオンのコミックスっていうより別の漫画誌のコミックスみたい(笑)。
表紙ではモツチラしてないけど、とらのあなの特典カードだとばっちりモツ出てました。どうしよう、内臓食べに行きたい気分……。(←人として……)
頼まれ分で2冊買ったから、チャンピオンコミックス2冊買ったらもらえるクリアホルダーGETです。ラッキー。特典のことは伏せておいて、俺のものにしてしまおうと思います。
おまけマンガも可愛かった〜。


BLOOD−Cの最終回見ました。
8話くらいまで録り貯めしてて、見始めたら面白かったので一気に視聴してたんだけど、終わり方にはやっぱりがっかりです。
終わってないらしい、劇場版に続くよ!らしいと先に見かけてなかったら、ぷち暴動起こしてそうだ(笑)。
演技でした〜までは有りだし面白いと思ったんだけどな。
劇場版に続くと知ってからも、委員長だけどうなるか気になってたけど、テレビ放映中にお亡くなりあそばせたので、続きのことはもう気にしないでおこうと思います(笑)。



2011年10月06日(木) LC外伝19話感想

どう見ても少女マンガですロストキャンバス外伝19話感想。

あの日想像していたロスキャンの姿が今ここに。
3年前の夏、初めてLCの存在を知った時、勝手にこんなだろうかと思い描いていたLCは正にこんな感じの作品でした。
「少女マンガ家×もう一つの冥王神話×黄金聖闘士中心」という情報から、NDの黄金聖闘士を描く少女マンガ内容の番外編なのかと思っていたんですよね。アテナとか聖闘士とか関係ない一般の女の子から見た「はわわ、黄金聖闘士かっこいい!」が繰り返される一話完結番外編だと思ってまして(笑)。
しかも、当時の私はNDの黄金聖闘士がどんなキャラか分からなかったので(実際にはその時点では童虎とシオンしか登場してなかったわけですが)、漠然とカミュ先生でその内容をイメージしてたんです。
もちろん、こんなお貴族な格好のカミュ先生だとか、仮面舞踏会だとかを想像してたわけではないのですが、フローライト視点で描かれたこのデジェル外伝1話を見た時に真っ先に浮かんだのは、「そうだ、こういうマンガだと思ってたんだ……」という懐かしさでした。
ま、実際には本編はすげえ熱い少年マンガで、だからはまったわけなんですがね。

それにしても、つくづく今回の話は少女マンガらしいスタートをしたもんです。掲載誌、プリンセスGOLD向きなんじゃないですかい、これこそ。
キャラクターの名前が、フローライトもガーネットもジェットも石の名前で、そこも含めて少女マンガだなあと思う。セラフィナ様の名前も、確かセラフィナイトという石があるため、結果として石シリーズの一員に仲間入り。デジェルだけが異質な感じですね。
2話目以降からどういう表現になるか分かりませんが、こういった本編キャラを第三者視点で描くパターンはとてもとても好みだったりします。
しかも、ちょっと古風な感じの少女マンガっぽさがあって、そこもたまらない。ルルーちゃんが主人公のベルバラ外伝を思い出しました。人をひきつける女主人が実は……という内容の。
アルバ外伝からカルディア外伝に移った時にも思ったことですが、メインとなる聖闘士によって、作品の雰囲気がまるで違っていて、それがまた面白いんですよね。アルバとカルディアの違いはキャラの違いからくるものかと思ってましたが、デジェル外伝はそれだけじゃなく作品のつくりからまるで変えている。そのせいで、今のところ、これまで以上に独立した一個の話として成立してる印象です。
後年のフローライトの回想として語られる、不思議な美青年の物語。アルバ外伝も冒頭はペフコちゃん視点で始まったけど、主軸はアルバ視点だった。でも、デジェル外伝はもう、小説だったらフローライト一人称で決まりだと思う。
できれば、2話目以降も、フローライト視点を崩さないで欲しいなあと思っちゃいます。フローライトのキャラがなんとも楽しくって可愛くて。語り口調やナレーションの挟み方にリズムがあって読んでて気持ちいい。アルバ外伝、カルディア外伝以上に、1話からすごくキャッチーで、テンションの上がり方が半端じゃないです。
手代木さんがいろいろな作風に挑戦してるようで、さすがに12パターンを全く違う風に描くことは難しいかもしれないけれど、出来うる限り作風の違う外伝を楽しめたら……と期待しちゃいます。マンガ家としての底力をあげる挑戦なんじゃないかな、LC外伝。
とりあえず、レグレグは聖闘士カードでカードゲームでもしてくれればいいと思うよっ(笑)。

さて、前置きが果てしなく長くなってしまいましたが、ここから本文沿いの感想です。
「ヴィーヴル」が何か分かるといいのですが、不勉強のためその紋章の意味が分からなく……。と思っていたら、「ガーネットの竜らしいよ」と教えてもらいました。Wikipediaを見れば載ってるらしいので、あとで見にいくよ……。
華やかな世界に憧れるドジっ子メイドの前に現れた美青年デジェル。もう、この冒頭だけでデジェル外伝の面白さを確信しちゃった私です。氷河のキャッチコピー「氷原の貴公子」は、デジェルにも見事にはまってますね。しかも、衣装が衣装なので、本当に貴公子然としててなんともかっこいい。ゆるい束ね髪も似合ってて素敵。
成人後デジェルの登場で、ブルーグラードの面々の登場は望めないかと思ってたところへ、セラフィナ様が登場したのでますますテンション↑。ブルーグラードを離れてからずっと会えてなかったのかと思ってたけど、聖闘士になってからもこうして会う機会があったんですね、二人。
きらきら美青年に呑まれてたフローライトが、デジェルがセラフィナ様のもとへ向かった途端にさっと表情変えてるのがまた可愛くてしょうがない。でも、セラフィナ様への評価はとても公平に客観的に行ってるの。フローライトの憎めないキャラが見事に表現されてる。
「意外とやりよるな」という台詞もたまらなく可愛いです。今でこそガーネット狙いのキャラを表に出してるデジェルだけど、セラフィナ様が巻き込まれそうとなったらちゃんと守ってくれそう。そんな展開になったら、フローライトに「お二人は結局どんな関係なんですかー」とか突っ込んでほしいです。で、「弟の親友で私にとっても良い友」みたいに言われて欲しい(笑)。

ジェットについては、これまた見事に古典的な悪役で、その見事さが潔くていい。で、フローライトが心の中で率直に「バカ息子」と言ってのけてるのがまたいい。
セラフィナ様との合議の上でデジェルがフローライトを助けに来てるのもいいんですよね。困った状態をほっとけない二人の姿に萌えた。傍から見てると美男美女の麗しいカップルだよなあ。
カリツォーでジェットを止める展開も、もうもう……! 一般人には、やっぱり凍気で封じるってだけで結構なダメージなんですね。
近くにいたフローライトだけが何が起こったかに気づいていて、魔法のような助け方をした青年を「雪と氷の魔術師のよう」と表現するのが物語の流れとして本当にきれいで。カミュ先生についてアニスペで「水と氷の魔術師」というキャッチコピーがついていたけれど、それをもじったこの呼称が、結局水系の技を使わない水瓶座にはしっくりはまってる。
はー、ここまででやっと感想が半分のページに到達か……。なんかもう、一コマ一コマ語りたいレベルの面白さなんだよ、今回。

本編のデジェルが、ユニティとセラフィナ様の前以外では基本的にシャープでコールドな人だったので、ウインクのシーンを見た時は「こんな顔するんだ!」といった新鮮な驚きもありました。
子供のころのデジェルはわんこのような可愛さがあるけれど、大きくなったらその可愛さが失せて代わりにビックリするほどの美人さんになっている……と思ってたのですが、ウインクデジェルを見たら間違いなくあの男の子がデジェルに育ったんだなあと不思議な感慨を覚えちゃいました(笑)。
気の利いた助け方や人好きのする笑顔、こんな洒落者な振る舞いをするデジェルなんて、本編じゃ見られなかったからなあ。嬉しそうに笑うアルバや、心配を顔に出すカルディア、じと目のシジフォスといった、本編ではなかった表情が見られるのも外伝の魅力の一つですね。
そんな粋なハンサムに声をかけてもらって、見事に跳ね上がったフローライトのテンションが、相手がガーネット狙いと分かった途端に急降下してるのもすごく面白い。表情も、「あ゛ー…正直がっかりです」の台詞も。それでいて、女主人の美しさも認めているし誇っているから「まあ仕方ありません」と納得しちゃってるのも。
本編からの読者としてはデジェルの正体を知っちゃってるから、ただのガーネットの美貌につられたキザ男じゃないのも分かってる。でも、初見のフローライトにとっては「またか……」って感想なんですよね。うう……すごく無茶を言うけれど、今回の話は私、本編知らずに読んでみたかったように思います。星矢を知らずにLCを読みたかったと思う以上の無茶です。
調査のために来てるんだろうけど、やっぱ美貌の噂につられて……という立場を取るのがいちばん怪しまれないってことなのかな。理由付けを考えたのは、一応デジェル本人なのかしら。

ガーネット登場にあわせて音楽が流れた時の、フローライトの台詞とポーズも好きだー! 語り手となる女の子が、めちゃくちゃ魅力的だってのも、今回の話の魅力だなあ。フローライトの台詞、いろいろ音声付で聞いてみたくなるくらい面白い。
ガーネットは確かに美人だけど、どっちかっていうとセラフィナ様の方が私好みの美人さんです。そして、アルバフィカの美しさにいまだにどの女性キャラも勝てない……。
まあ、ガーネットの場合、歌声によるチャームが最大の武器なんでしょうけどね。正直、アルバもセラフィナ様も超美声ってイメージはない……。
ガーネットはあからさまに怪しい人なのですが、なんせ前回が獣闘士編だっただけに、ガーネットは冥闘士なのかまた別の敵なのかが分からなくなってるのも構成上手いですね。
先に書いた「ガーネットの竜」という言葉からすると、竜モチーフの冥闘士か、竜闘士(何それ)だったりするのかしら。
きれいなお姉さんとパーティーに行ってたなんて美味しい仕事をカルディアが羨んでる図がまじ見たい。

「血が凍る程の惨劇」という言葉も、慣用句であると同時に、氷の魔術師であるデジェルの物語に相応しい表現。今回のネームの素晴らしさは、頭一つ抜けてる感じです。
キャラクターとしては、デジェルよりも好きなキャラは多いし、例えばデジェルとカルディアを比較するならカルディアの方が断然好きだったりするのですが、そういうキャラの好き好きと別個の次元で物語が面白すぎて、デジェル外伝が今のところ外伝で一番好きな話になるんじゃ……と思えちゃってます。
どうしよう……。別に聖衣着なくていいんじゃね?な気持ちになってるよ私(笑)。このままちょいミステリーなサスペンスマンガでいいんじゃないかい?(笑)


ところで、ケルベロス最終章って寂しすぎるよ〜!
帆奈さんのスタイルがいちばんバランスよくて好きです。
冬子先生がガチ過ぎてびっくりした。


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