だらだら日記

2009年12月28日(月) れぎおんとタビ

ブレイド買ってきたー。鋼また忘れたー。
ものすっごく頭痛が痛くて、「あれ? これ無事出かけられるの?」ってな感じの体調なので、感想さらっと済ませておきます。
どっちも、追記できそうだったら後日書き足しときます。

京洛れぎおん感想
カナデちゃん可愛すぎる。
千鳥も可愛い。
やっぱりてったんハーレムマンガだと思う、れぎおん。
来月も載るみたいなので、来月号も買わねば。でも巻末の次号予告にはれぎおんの名がないの。不安。

タビと道づれ感想
やっぱり次回最終回か……。
再会して終わりって感じになるんだよな。緒道には向かうのか向かわないのか。
「渡し合う」と「私、会う」の掛け言葉がきれいで好きだな。タビは言葉遊びが色々面白くて、ポエミー全開なとこも好き要素でした。



2009年12月27日(日) 星矢の宗教+女性向け?+新戦隊

なんかもうね、日記をブログに変えて、一日の記事でもカテゴリごとに分けれるようにしたほうがいいような気もしてるんだけどね。
使い慣れてるんで、なかなかエンピツから離れられないのですが(汗)。


星矢の宗教話。

この間、アニメ関係の感想でLCはわりとアテナ様至上主義で他の宗教許さない雰囲気だと書いたけど、原作は宗教関係どっちかというとゆるゆるなイメージがあります。
氷河はノーザンクロスのロザリオを大事にし続けてるし(主にマーマの形見って部分が大きいんだろうけど)、一輝と瞬はキリスト教系の孤児院にいたのは確かで、一輝はともかく瞬は今も信心深そうなイメージ(あくまでイメージだけど)。
LCは、デフの凶星云々も迷信めいてるし、宗教の縛り強そうな気がする。
そういえば、1巻でヒュプノスが神父として現れてたけど、冥王軍的にそういうごまかしはいいのか……?
いろいろ謎だ……。


女性向け?な話。

昨日の日記で、お間抜けな打ち間違いしてました(汗)。
「やおいはよい」ではなく「やおいはやおい」と書いたつもりでした。文脈が変に通ってしまうので、とりあえず訂正しておきました(苦笑)。

実は、いまだに女性向けの女性向けたる部分がよく分かってないので、どれくらいだと「女性向け」と表現するべきなんだかもよく分かってなかったりします。
どれだったかのネバラン4コマ本で、愛邪が普通の顔してソルシン風味だったのが忘れられないのですが、つまり、あれくらいなら、特に腐女子向けだの女性向けだの言わないってことなんですかい?
グリーザとザキフォンの関係も、なんかの攻略本のインタビューで、結構な表現されてたしな……。(いや、ホモじゃない、ホモじゃないとは思うんだ)
ブルーとアナベルは、愛邪が出る前は、普通に恋人同士だと思ってました。OPイベントで、同衾してるもんだとばかり。
特にBLや百合じゃなくても、同性カップリングの出てくる作品なんていくらでもあるんだし、同人的にも女性向けだやおいだってくくりじゃなくて、単純に「○○×△△を扱ってます」という意識でいればいいのかな。


新戦隊の話。

ゴセイジャーときいて、最初に変換したのが五星者で、次の変換が護星者で、最後に護聖者と変換したんですが。正しくはどういう意味合いの名前なんだろう。
五聖者かな。六人目が登場したら可哀想になるタイトルなのかな。
新番組情報が入ると、シンケンも終わっちゃうんだよなあと思い知らされるようで寂しいです。



2009年12月26日(土) 双子本とエリン最終回

やっぱりシャインフェイスゴールド表紙でLC双子本出したいので、取り扱い期間に間に合うように、SCC合わせで双子本出せるようにしようかな……。冥界本は同時発行は無理だろうから夏あたりとかで。
5月の時点で、もうシャインフェイスゴールド取り扱い終了してるかもしれないけど。夏コミでチラシ見せてもらってこよう……。

予定のLC双子本、カプ本なんだか違うんだか、ネタ帳見ても自分で判断しきれんです(汗)。
ネバランでソルシンや波壊ネタがカプネタかと言われると答えにつまっちゃうような感じ。オフィシャルで半ストーカーしてたりこっぱずかしい告白されてると、いまいちパロってもやおいと言えるのかどうか……って気がしてきちゃうんだよね(汗)。シリアスならともかく、ギャグだと特に。(いや、どんなだろうがこんなだろうがやおいはやおいだよ……)
これが、ジェダと烏丸だと、堂々たるやおい認識出てくるんですが(汗)。


鋼の新刊を探してくるのを忘れてた。チャンピオンと一緒に買ってくるつもりだったのに。
もう、こうなったら、東京行った時にアニメイトでも寄ってこようかな。タビのCDも探したいし。


いろいろ楽しんでたアニメ最終回迎えまくりでした。
うみねこもエリンも。

とりあえず、うみねこ
終わったのも見たのも数日前なのですが、ロスキャン感想のことばっか考えてて感想書くの忘れてました。
まだ解決編が発売されてないからか、謎解きもあくまで可能性の示唆に留まって、あまり踏み込んだ内容にはなってなかったような。

エリン
一年、面白かったです。
いいアニメで、いい最終回でした。叔父様が見事に成敗されていた(苦笑)。
キリク先生が元気そうで嬉しかったです。
……でも、絶対雫フルコーラスで流すと思ってたのに、あのED曲は意表つかれました。次回予告がいきなり続いたのもイヒョーでした。

原作だとエリンが死を覚悟し諦めていたところへリランが飛んできて助けてくれ、生きようという意思を強める流れだったと思うのですが、アニメだと生きようと踏ん張ったところで倒れてしまい、そこへリランが助けてくれる流れに変わっていたような。よく覚えてないので定かじゃないんですが……。文庫落ちもしてるみたいだし、買っちゃおうかな、原作。
アニメ、エリンが音無し笛を使わなかったことが、リランとエリンとの繋がりを取り戻させたのかな。リランの表情がいろいろ良かったです。目で語る獣萌え。
原作だと、その助けてもらったところで話が終わっているのですが、アニメは更に追加エピソードが加わってました。ジェシの登場が美味しいです。アニメじゃ初夜でへたれた相手が父親とは明言されてないので、トムラ先生が逆転ホームランしたかもしれないですね。(ねーよ)
完結編のラストを知っていると、幸せそうな親子の図すらどうしても悲しい絵に見えちゃいますが、アニメだけで考えればすっきりした素敵な最終回だったと思います。
スタッフの皆様、一年間素晴らしいアニメをありがとうございました!



2009年12月25日(金) LCアニメ感想書きもれ

LCアニメの感想で書き漏れてたようですが、サーシャの改宗の場面、アレがあるから余計に異教徒の自分を崩さないアスミタの異質さが際立つ……というのを書いたつもりで忘れてました。
でも、これ、アニメに限った感想じゃないんですけどね。ただ、やっぱり、アスミタの特殊性の説明として、サーシャのクロスを外す場面はそのままやって欲しかったなと残念です。宗教関係、そんなにもアニメ化は難しいものなのか……。



2009年12月24日(木) LC162話感想

クリスマス時期にクリスマス絡みエピソード?ロストキャンバス162話感想。

あの人にも可愛い時期があったなんて……。
まさか、そこに繋がりがあったとは。これからは「三人の決着」とばかり言ってないで、パンドラ様のことも混ぜてあげてくださいな。

久々の主人公ターン、久々のテンマ・サーシャ・シオン・レグルスの台詞だ活躍だっ……と思っていたのですが、基本的には前回同様、杳馬大活躍の印象が強かったです。
なんだかもう、ものすっごい楽しそうでした、杳馬パパ(笑)。
マーブル模様背負いつつのにこやかな「愛しの息子」発言&いきなりの抱擁とかね(笑)。でも、いざ抱きしめちゃったら、笑っちゃいても目が笑ってないのがすごいや杳馬。
水星の守り人として他の冥闘士が登場しないということは、一応杳馬が水星の守り人ということで間違いないのか。
……いやさ、もう、あとの魔宮いらなくね? ラダマンでさえ、杳馬の後だと霞みかねない気がしちゃう(苦笑)。

ただ、テンマに語られる過去話のこと思うと、杳馬が第一の魔宮の守り人するのも仕方ないような気はしてくるんですよね。結構な一大真実が明かされるので、これがもっと最後の方できてたなら、「ここにきていきなりかよ!」と叫んじゃいそうだ(汗)。
パンドラ様、テンマと知り合いだったんですね……。
特にテンマのことを覚えてないか、覚えていてもあの赤ん坊のテンマと天馬星座の聖闘士とを結び付けて考えていないだけなのか、それはまだ分からないけれど。ハーデスの姉の立場だけじゃなく、テンマの幼馴染の立場までサーシャにぶん取られてたのか、パンドラ様。
NDは、ひょっとしたら、器と魂は別々に生まれているわけではなく、元々器が魂を内包して生まれた上で覚醒する形なんじゃないかと思えるのですが、LCは原作と同様に魂と器がバラバラに生まれていたということなんだろうか。
6巻で、パンドラ様が「本来なら自分が器の少年の姉」と言っていたけれど、あれは本当であれば器も魂もともにパンドラの弟として生まれてくるはずだった、ということになるのかなあ。でも、アテナの介入により、器は別の親から生まれることに……ということになったとか?
それとも、ここで普通にアローンが生まれてたりするんだろうか。更にこの後にサーシャが生まれるか、男女双子で生まれるかするなら、設定矛盾はないことになるのかな。でも、それだと、なぜパンドラ様と離れ離れに……とか、なぜ孤児に……という部分で疑問がわいてくるんだよね(汗)。

子どもの頃のパンドラ様は本当に可愛らしく、幸せそうでした。赤ん坊のテンマに必死に手を伸ばすコマなんて、背中側から描かれてるのにきゅんとくる可愛さでしたよ。ほっぺた触りたかったのかな。パンドラ様のために、テンマごと身を屈めてくれるパルティータさんも素敵。
だけど、この後に原作のパンドラと同じ悲劇が訪れたんじゃないかと思えるだけに、なんだかちょっと読んでて気が詰まるようで……。
杳馬の、「未来の我らの主の誕生ってわけだ」って、パンドラの家に仕える使用人として未来の当主を待つ言葉ではなく、冥闘士として冥王を待つ裏の意味がある気がしてしょうがない(汗)。だって、本当だったら、この時点では弟が生まれることは確定事項じゃないんだから、生まれてくるのが「未来の主」になるとは決まってないんだもの。
もし、本当に原作のように、弟が生まれたことで屋敷の人が続々死んでいくことになるなら、クリスマスが悲劇の始まりになるんだよね……。なんという話をイブにやってるんだロスキャン。
ハーデスの魂の生まれた日と、器の生まれた日が同日であれば、アローンはクリスマス生まれということになるんですね。生年月日としては山羊座なんだ……。ほんの二十日ほどのことと言っても、孤児院で年上がいなかったというテンマの言葉は、嘘のないものだったということになるのかな。
そう言えば、テンマがイタリア出身確定なのだから、パンドラ様もイタリア出身ということになるはずですよね。パンドラ様も原作と出身地違う人の一人になるわけですね。

それにしても、魔星に目覚めるの、人によってかなり時間差があるんですね。
サーシャが、シジフォスがサーシャを迎えにきた時にはもう魔星が目覚めていたと言ってはいたけれど、アレを読んだ頃は、せいぜい5年前〜2年前の開きがあるくらいかと思ってました。
ハーデスが生まれる前から目覚める人もいるんだなあ。しかも一人二人というわけでもなさそうで。19ページ目の様子を見る限り、パンドラ様のお屋敷に仕えてた冥闘士が杳馬だけじゃない可能性もありそう。パルティータさんが巻き込まれってわけじゃなく、冥闘士だったけど……ってことは流石にないか。冥闘士だったら、一応不死設定つくわけだから、テンマが孤児にならないだろうし。
あ、というか、あの城がそのままパンドラ様の家とは限らないのか。
もし、魔星が集う地というのが広範囲の意味ではなく、ジャストミートでパンドラ屋敷のことだとしたら、そこに向かった天馬星座はわざわざハーデスの側に生まれようとしたことになるんだろうか。それともハーデスが天馬星座を呼んだ形になるのかしら。LCのハーデスは天馬星座好き過ぎなんでやりかねんような気もしてくるよ。(でもあの天馬星座好き過ぎオーラ、半分どころじゃなく、アローンのせいだと思ってたYO!)

杳馬、使用人の中でもわりとお偉いさんだったのかな……。当然、家柄は良くないわけだけど、超優秀で取り立てられてたりとか。なんか、カルバニア物語でたとえるなら、カフたちくらいの待遇に思えた。
ちょうど、パルティータさんが乳母となったりするのかなあ。そしたら、テンマはパンドラ様弟妹の乳兄弟になってたかもしれないのか。
ところで、例のパンドラ様の生娘発言、杳馬が登場してからは、「そりゃこれが側にいてはパンドラ様が非処女でもしかたあるまい、そうかそうかそういうことか」と半ネタ的に考えてたんですが、今回の話で使用人設定知っちゃったら、どこのポルノ小説だよって感じになっちゃうんでネタにもしづらくなりました……。
パンドラ様は、とりあえず、発言に色々気をつけたほうがいいと思うの。あんなのが側にいるなら余計に。不用意なことは言っちゃいけません。お嬢様なんだもの、ね?

とりあえず、やっぱ父親の記憶はないんだな、テンマ。
でも、母と自分を捨てたという認識があるからか、覚えのあるないに関わらず、父親のことは嫌いみたいだ。パルティータさんは、孤児院に引き取られるまでは生きてたのかな……?
父親が冥闘士になりましたってのと、冥闘士が父親になりましたってのとでは、ちょっとのことで開きが大きいような気がする。そういう意味では、トクサとかぶらないっちゃかぶらないわけか、身内戦闘といっても。
テンマが杳馬蹴っ飛ばした時のサーシャの表情が可愛いなあ。

可愛いといえば、ちょびっとしか登場してないけど、レグルスも色々可愛かったです。
まず、「どんな奴と戦えるのかな」ってのが、ずいぶん余裕で楽しそうで可愛い。
準備体操も可愛い。
「冥闘士の気配みたいなの」という台詞もやけに可愛い。
でも、杳馬はちゃんと魔宮にいるわけだから、気配を感じないのは杳馬がすごいの? レグルスがダメなの??

テンマは、シオンのことも呼び捨てなんだなあ……。


今回、色紙プレゼントは応募券を使うものではなく、アンケートで申し込むようですね。
当たらないだろうけど、出すだけ出すさ〜。テンマの笑顔、可愛かった……!



2009年12月23日(水) LCアニメ4巻感想

24日到着予定となってて、ハラハラさせられたLCアニメ4巻、無事発売日に届きました! わーい、良かった〜。これで明日到着なんてことになってたら、LC本編感想も書きたいアニメも見たい書きたいで、えらいことになってたと思うので(汗)。


では、まずは7話感想総括〜。
4巻用プロモで見ていて、結構絵の雰囲気が原作チックだなあと思っていた7話は、絵だけじゃなく何かと演出も良かったです。
毎度、こんな感じでやってくれたら最高なんだけどなあ。というレベル。個人的にツボど真ん中ストライク過ぎです、7話。

4巻冒頭のテンマたちの会話、いろいろ膨らませてあって良かったです。冥闘士の不死を説明する時、ユズがちょっと言い辛そうにするのがいい。これまでの戦闘が徒労であったと知り、驚く耶人とテンマもいいですね。原作だとあっさり流された部分だったけど、このままでは絶対に勝てないという条件の不利さが際立つ演出で好きです、この追加エピソード。
それと、マンドレイク復活予告ありがとー!!
いや、これ、原作にはないエピソードなので、原作でヒョードル復活はないかもしれないんですが、ヒョードルは数珠完成前に倒されているんだから、復活登場してもおかしくないんだという再確認にはなったと思うんですよね。何も守り人登場してくれとは言わないから、その前座でもいいんで再登場してくれないかな〜。
ケルベロスが現れての「何だこいつ!?」を耶人の台詞にしてくれたのは耶人好きとして嬉しい半面、「げっ」が消えちゃったのは寂しかったりもします。耶人はもっとへたれてていいのに(笑)。折角、聖衣を着てるのは自分だけだからと前に出ても、結局テンマに任せざるを得ないそんな耶人が大好きさ!
ユニコーンギャロップで、ぎゅるぎゅる回るのがいいなあ、この場面。7話、ユニコーンギャロップに限らず、必殺技はどれもいい演出だったんですよね。LCのアニメじゃないみたいだ(苦笑)。
ここのペガサス流星拳、ほんとに初めてくらいに、ちゃんと流星拳っぽい……って思えたんですよね。その直前の、構えてペガサス背負って殴るってそれだけの演出も、なぜかすっごくよく見えた。

第七獄についての説明はあるけれど、タール池の名は出なくて残念。バイオの伏線になるとこなんですよ、大事なとこなんですよ……! どうせそこまでアニメ化しないとか言わずに、タールの説明欲しかったなあ〜。あれじゃ、ただの血の池地獄にしか見えん。で、血の池地獄って他にあったんじゃなかったか……?

アローンが、わざわざテンマに顔近づけるあたりは良かったです。
で、アローンの誘いを断ったテンマの後ろで、耶人が安心して笑うのが……! たまらんよ、耶人サービスたまらんよ!! 最初、アニメは耶人スキーの俺の気持ちを分かってないぜと思ってましたが、いまや耶人がアニメで一番いいキャラしてると思うくらい耶人を素敵に描いてくれてるなと思います。むしろ、最初にアレだけ偉そうにしてて、今へたれてるから、よけいに転落具合が素晴らしい。(超褒めてる)
原作の、キッとハーデスの方見据えてる耶人も好きなんですが、アニメでの「にこっ」も大好きです。
「聖戦を終わらせてやったのによ!」で、ばっちり殴られる瞬間まで描かれてるのも可愛くていいなあ。ユズの目は、原作より冷ややかなような(苦笑)。

血の大瀑布については、アニメで色々説明追加されてて分かりやすくなってた感じでした。しかし、木欒子が血の大瀑布の血を吸って育ったっていうと、なんだか設定えぐい……ですね……(汗)。
血の大瀑布が割れてアスミタが登場する場面は、原作の方が迫力ある感じで好きかな。

あ、7話はいろいろ好きなんですが、ハスガード様&童虎についてはやり直しを要求……したく……。
や、やっぱ杉田……無理でした……。私、杉田のハスガード様ダメでした(汗)。
杉田さん自体は、けして嫌いな方ではないのですが、ハス様はちょっとやっぱり私の中のハスガード様イメージと違いすぎました(汗)。
でもって、童虎たんも私の中の童虎と違いすぎるので、もうあの場面は全体的に「違うんだー!」と思っちゃっていかんです。
アニメの童虎たんはナイスガイでも良しと半分は吹っ切ってるので、同じようにアニメのハス様はあれでいいと吹っ切れるようになれればいいんでしょうが……。
あと、あの童虎の頭をぐしゃっとやる場面は、ハスガード様の性格を表現するものとして、外さないで欲しかったです。気さくで豪放、同じ黄金であっても年長の身からは子どものように扱いもしちゃう……ってハスガード様だからこそ、アスミタについての警戒がよほどのものだと伝わってくるんじゃないのかなあ。
だから、あの「ぐしゃ」を省いてしまうのは、なんか、ちょっと、物足りないようなもったいないような……。
テンマ生還の可能性を知った童虎の台詞についても、原作の方が可愛くて好きなんですよね。あの「驚かされることばかり」って言い方とか。

逆に、アスミタの台詞の変えようは、いろいろ好きだなあ。削ってある部分も、追加してある部分も、変えちゃってる部分もあるのですが、全体的にいい具合の改造だと思いました。
あと、アスミタの手の動きがいちいちきれいで。目を引く。
六道輪廻の表現もいいなあ。
「天界極楽」、原作だと本当に最初の聖戦の初代天馬星座VSハーデスっぽい絵ががつんと来て、かっこよくて好きなのですが、アニメでの天馬星座の罪の説明とあわせてテンマVSアローン絵としてるのもかっこよくて好きです。
天舞宝輪の演出も好きです。
「五感を失う=消滅」を、透けてく体で表現してるのがかっこいい。視覚剥奪で、暗闇に線で人物を表現するあたり、きれいだし、本当に闇の中ですよって感じが出ててうまいなと思って見てました。
サーシャを殺す映像を見せられ、テンマが怒る場面、ここでアスミタがカーンで防ぐのも好きです。で、攻撃受けながら満足げに笑ってるの。素敵過ぎるアスミタ。一発目を防がれて、でも諦めずに追撃するテンマの根性も良い。


8話感想総括。
最初の頃、7話の方が絵が良かったなあ……と思っていたら、Aパートの途中あたりから俄然かっこよくなった。エトヴァルトがやばい。いろいろやばい。
ただ、全体の演出としては、7話の方が好みでした。

改めて思うと、木欒子の結実のためにわざとテンマのこと怒らせてたのか、アスミタ。性格わr……いや策士ですね。

スタンドの、冥衣の足で対象を引っつかんでのスタンド・バイ・ミーが地味にかっこよかったです。原作もそうなんだけど、アニメだと動きがつく分よけいにかっこいい。4巻はマジで必殺技演出いいなあ。
ユニコーンギャロップが命中し、スタンドの殴りも命中し、スタンドから離れた瞬間に現世に帰る演出はかっこよくて好きなのですが、原作の「やっぱ死なねぇ…」が消されてたのは寂しいです。刀が身代わりに……の省略も残念。

パンドラ様が木欒子の奪還命令を出すってことは、アニメでは自分らの弱点に気づいてたってことになるわけですね。原作より優秀?
それでも失敗しちゃうあたり、さすがのパンドラ様か……。

アスミタの、超大人気ない「再び口をきけなくしてやろうか」が省かれたのは非常に残念。あれは私の中では大事な台詞だった……(苦笑)。
数珠をとっとと作ってれば云々の流れが省かれたのも残念。アスミタがいたからこそ冥界の様子を知れて……ってことで、アスミタの重要度が上がる会話だと思ってたんですが。
セブンセンシズの説明もないしね……。アスミタじゃないと数珠を完成できなかったと言う理由付けが、アニメはちょっと薄い気がする。

で、やられエトヴァルトのアップあたりから、全体的に作画が好みの感じになってきまして。
エトヴァルトの美形っぷりは本当に素晴らしかったです。
チェシャも良かったなあ。「手ごわいネズミを相手に〜」のあたり、発言が猫っぽくて良い。
表情も声も大変に小憎たらしい感じで、素晴らしいキャラしてたかと。

「不死身だかなんだか知らねーが」の時のテンマの表情も好きだなあ。
ここの三人共闘、原作でも好きな場面なのですが、アニメでもいい動きしててかっこよくて良かったです。
ユズのストールの動かし方とか、ユズの後ろからフェイントのように耶人が仕掛けるところとか、アニメがきれいに再現しててくれて嬉しい。
二人がちょっと避けて、後ろから割って入るようにテンマが流星拳をぶちかますとこも好きだなあ。ここの流星拳もかっこいいと思う。ちょっとずつ、必殺技演出が進化してるような。

サーシャの首から下げているクロスは、案の定ペンダントに変更されてました。
これも、やはりメダイなのかもしれませんが、パッと見て宗教系のアイテムと分かりにくいんだよね……。
たとえアテナであっても、いやアテナだからこそ、よけいに改宗しなければならない、これまでの日常と否応なく切り離されるある種の残酷さが、これでは伝わりにくい。別にペンダント外さんでもええがねーな感じになっちゃうのがな(汗)。
アローンのクロスがユアーズエバーに取って代わられるのと同様、人としてのこれまでと神としてのこれからとの、境界となる場面だけに、本当に残念無念。宗教描写の関係なので、改変も仕方ないのかもしれないけど……。残念だなあ……。
だがしかし、サーシャの笑顔はプライスレス。可愛くて最高。そこに文句はなし。

天空覇邪魑魅魍魎、スローで見ないとテンマ思い切り吹っ飛ばされてるように見えるよ(苦笑)。いや、ちゃんと避けてたけどさ。ひどいやアスミタ。
天舞宝輪の演出はこの場面のものも良いですね。
そういえば、これ、冥界のテンマが「五感失うと消滅」と言われてたのと同じ理屈で、冥界の住人と化した冥闘士たちは五感を失うと消滅させられちゃうんだろうか。攻防一体といっても、普通の人間に仕掛けてこれほどの効果(=即死)は得られない気がするので。
数珠の色が静かに変わる場面も好きだー。

アスミタが消える場面、原作でもホワイトトーン重ねてる感じではあるのですが、アニメで全体的に薄くなってくのはちょっとなんか違うような気がしました。
聖衣だけは残るんだし、色を薄くするなら人物だけにするとか、光を強めることで輪郭をぼかすとかできなかったかなあ。そっちのが私は嬉しかったな。

で、今に始まったことではないのですが、アニメだと基本的に「ベヌウ」とか「バルゴ」とかではなく、名前で呼んでるのが、本当はちょっと寂しいです。
特に、4巻は、テンマとアスミタの距離の縮み方が、相手の呼称によく表現されていたと思うので……。
最初の頃は「バルゴ」と呼んでいるから、味方と分かり自分の聖衣のために血を分けてくれたアスミタのことを、「アスミタ」と名前で呼ぶようになる関係の変化が、うまく伝わってくると思うんですよね。
OVAなんだから、子供向けに分かりやすく……という配慮は不要のものだと思うし、この辺りについては原作準拠で行って欲しかったなあ。


続いて、声感想。

こちらが聞きなれてきたという理由もあるんでしょうが、ユズリハの小林沙苗さんの声や演技のイメージが、かなり自分内のユズに近い感じでした。「地獄の番犬ケルベロスだ! 気をつけろ!」あたりが特に好み。
下野くんの、アローンとハーデスの雰囲気変えてく演技もいいですね。結構、がっと変えてくれてて良かったです。
カッキーのテンマは、どんどん良くなってくし。
耶人は最初からOKな感じでしたが、巻を追うごとに可愛さが増してる気がする……。
ハーデスとアローンほど極端なわけではないけれど、サーシャとアテナも、本当はちょっとキャラ違うはずなんだよなあ、なんだかんだで。ので、今回の平野さんの、アスミタと話すアテナモードな声と、サーシャに戻っての「うふふ」の声と、ちょっと違う雰囲気出てるのが好きだなあと思いました。
セージ様&ハクレイ様と童虎については、今もちょっと違和感が(汗)。

以下は、新登場キャラについて。

アスミタ
素晴らしかったです。
声の感じも演技の感じも、もうアスミタそのまんまって感じ。はまり役過ぎです。
必殺技も、普通台詞も、最後の消えてく寸前の優しい声も、最初の頃の突き放す感じも、どれもこれも良かったなあ。
もう、モロ石田なんですが。不思議と、石田さんの声って、何聞いても石田さんーって感じがすごく強いのに、いろんな役や雰囲気を演じられるのですごいなあと思います。

ハスガード様
杉田さんのハスガード様は、前述の通り、自分的にはかなりイメージのズレが……。いやマジで、健太とトレードしようよと真剣に考えた(苦笑)。
杉田さんだと、無理して低めの声を出す形になるのか、ちょっと重過ぎるんですよね。低い声の人が明るく快活に演じてくれる方が、自分の中のイメージにはあってた気がします。
ただ、心配してたほどひどくはなかったので、そのうちひょっとしたら慣れるかも……。

スタンド
志村さん、サンプルボイスで聞いたときに思った「あれ? この声でスタンドってかっこよすぎじゃね?」の不安的中って感じでした。
すごくかっこいいんだけど……スタンドにかっこいい声を求めてなかった……(苦笑)。
この声で「ね、アイアコス様(はぁと)」を可愛くやってくれるイメージがわかない……って俺はスタンドに何を求めているんだ。(すいやせん)

エトヴァルト
エトヴァルトも、イメージより男前声過ぎたかな。もうちょっと青臭い声の人で良かったんじゃないかと。

チェシャ
今回が初出演ではないのですが。
いやもう、ものすっごく良かったです。確かに保志さんの声なんだろうけど、なんだか別の人の声を思い出す感じでした。その、別の誰かが誰の声か、よく思い出せないけど……。誰かの声に似てる……。
まあ、それはそれとしておいといて、本当に、演技の感じもとても良かったし、チェシャの声としても違和感なかったです。原作よりショタ度下がって、その分邪悪度が増してる感じ。


その他いろいろについて。
パッケージイラスト、耶人がメインで嬉しいです〜。(あれ? メインはアスミタですか? そうですか)
ユズリハも美人で良いなあ。ほんと、不思議とアニメのユズは足より胸に目が行きます。

サブタイトルがかっこいい。好きだ!

おまけの設定画集も良かった良かった。マンドレイク素敵。
バイオの設定画も見たいけど、分解装着図で胸のある絵を見たくない……というか見せて欲しくないんですよね。そこは伏せておこうよと思う。

あと、プロモーションビデオ2と3を一括で流すのはセンスないと思った。改善を要求する。


で、今回のOVA見て、なんか急に思い出したのが、主人公側は人間だから疲弊するけれど相手側は疲れないから不公平だし大変だしという何かの作品の戦闘で。なんだっけ、なんだっけもう思い出せないと思っていたのに、今この日記書いてるタイミングで思い出した。
エルサガのVS狂戦士ですわ。うん、あれ。間違いなくアレ。
やっぱ、どんどん再生する相手と戦うのって精神的にも参るよなあ。



2009年12月22日(火) ミタとデフ

明日はアスミタの発売日ですね。
当日届かないらしいので、私は明日には見れないっぽいんですが(泣)。

アスミタ、デフとのコンビが結構好きです。
デフが、アスミタの前では喧嘩鬼の体裁を保てないとこがね、なんかいい。ブラコン時代知られてる相手なので、調子が狂うのかなって感じで。萌えます。


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