いよいよ県議会議員選挙の告示になったが、９回目の選挙にして初めて立候補届けを自分で提出した。これまでは支援者にお願いしていた。

会場の相模原市産業会館に入ると、市の職員さんが「県議候補は２階です」と言ってくださる。１階では市議候補の受付をしていた。

階段を上がる。すると正面の部屋に人が大勢いる。届け出をする候補者陣営は私を含めて４名だが、選挙管理委員会や立ち会いの方などが２０名位だろうか。誰ひとり会話をしない厳粛な雰囲気だ。

定刻８時３０分に選挙長からご挨拶があり、早速予備くじを引くことになった。くじは棒状のもの。その先に「１」「２」「３」「４」と書いてある。予備くじは到着順だ。私は到着が４人中４番目だったので、最後に残ったものになる。実質引いていないのと一緒。結果、１番になった。

続いて本くじ。これは予備くじで１番の人から引く。つまり最初は私。じっくり考える間もなく、「はい、どうぞ」という感じである。狙いは当然に１番。その瞬間ふと見えた。端っこの棒さんが、何となく引いて欲しそうな感じだ。すかさず引いた。その先に１番と見えた。職員さんが大きな声で言う。「寺崎雄介さん、１番。」後ろの他陣営からため息が聞こえる。

ポスター掲示板の場所が何番になるかで、票数や当落が変わる訳ではない。一方で順位が正確に付いてしまう選挙において、何はともあれ１番なのは嬉しい。候補者である自分よりも、ポスターを貼って頂ける支援者が喜んでくれる。本当に良かった。

●今日一日

終日県議会議員選挙活動

今回の選挙で問われるのは何か。何を市民に問うて立候補するのか。政策か公約か。いや違う。第一は、寺崎雄介そのものだ。

寺崎雄介が相模原に必要な政治家なのか。県議会に送り出して恥ずかしくない人間なのか。これまでの四半世紀の活動を、市民はどう受け止めていたのか。「政治家てらさき雄介」と問うてみたい。

選挙期間中の基本方針は、地元中央区をくまなく回ること。選挙戦は９日間で、中央区はちょうど９地区ある。一日１地区を決めて、スポット活動などを繰り返す。動員なし。街宣車なし。自分自身で旗を立てて、一人でマイクを持つ。

奇麗ごとではない。恰好を付けている訳でもない。勝つために、それが最適と判断した。決めた以上はやり抜く。乞うご期待。

●今日一日

【午前】
地域まわり／中央区内

【午後】
地域まわり／中央区内

【夜】
事務作業／事務所
地域まわり／中央区内

お世話になっている県議・市議候補予定者の事務所を訪ねた。中央区のみならず、緑区と南区もまわった。日頃のお付き合いを第一の基準にして、超党派の皆様に出陣式のお祝いメッセージをお渡しした。

参議院選挙で大変お世話になった方も多く、本来なら選挙中のお手伝いをしなければならない。しかし私の選挙も同じ日程なので、残念ながらそれは困難である。気持ちだけはお伝えしたかった。

更に相模原市外、特に県議の皆様。その必勝を祈念する。再会を果たし、ともに県政改革にまい進するため、私もあさってから戦いの場に向かう。争いは好きではないが、全力で臨む決意である。

●今日一日

【午前】
地域まわり／中央区内

【午後】
地域まわり／中央区内

【夜】
事務作業／事務所

母校の評議員会に参加。来年度予算等の重要議案が審議された後に、これもまた重要な報告があった。明大中野八王子高校の名称を、「明大八王子高校」に変更するというもの。長年の懸案事項にけりを付けた感じ。

元々は明大中野高校の“分校”として開校した。私は１期生としてそこに入学した。校風やルールも中野校に真似てつくられ、当時は「明中八王子（めいなかはちおうじ）」という愛称だった。

しかし年月が経つにつれ、「明八（めいはち）」に変わっていった。独自の校風が出来てきた。そもそも所在地が八王子市内なので、中野が付いていることが不思議になり、学校のイメージをわかりにくくもした。

再来年度からの実施である。さて私の経歴はどうしようか。当時の校名か、さて新しい方に変えるのか。どちらにしても詐称にはなるまいが、わかりやすく通りがいい方にしてみたい。母校の益々の発展を祈念する。

●今日一日

【午前】
打合せ（選挙）／中央区清新
地域まわり／中央区内

【午後】
地域まわり／相模原市内
学校法人中野学園評議員会／中野区

知らない番号から電話があった。吉本興業の山本期日前さんからだ。井上咲楽さんも一緒にいると言う。ともに「選挙大好き」の芸能人。参議院選挙で何度か取材を受けたことがある。

急きょ相模原で会いたいとのこと。さっそく夜の時間にアポ。聞くと、統一地方選挙の特集をしていて、「注目区」として話を聞きいとのこと。

多くの質問を受けたが、注目されているのは選挙区ではなく、どうも私であることに気づいた。参議院選挙落選から今日に至る経緯、なぜ公認が取れず推薦なのか、立憲民主党に未来はあるのか、等など。

ストレートな質問ばかりだったが、すべて正直にお答えした。隠してもいずれバレるし、何より地方選挙の取材をしてくれることが嬉しい。私をネタにして少しでも面白く感じてもらえれば、市民の関心が増えるかもしれない。

今後、統一地方選挙に関するイベントや、開票日は井上さんが特番もやるらしい。ありがたいことだ。可能な限り宣伝していきたい。

●今日一日

【午前】
地域まわり／中央区内

【午後】
行政対応（福祉）／市役所
地域まわり／中央区内
立候補書類事前審査／区役所

【夜】
取材／事務所

もとむら賢太郎市長候補の演説会。実質的な出陣式である。候補者の顔ぶれを見ると勝利は確実と受け止めているが、一方で現職の市長はただ勝てばいいという訳ではない。全回が乱戦だっただけに、それ以上の得票が必須になる。

私が評価するのも僭越だが、この４年間の激務は凄かった。ここまで真剣に仕事をする市長を知らない。恐るべきというくらい、生真面目に仕事をしている。

市内に批判する声もある。それは当然だ。政治のリーダーは批判されてこそ健全。地方自治体は多くの問題を抱えており、もしそれが見えないのなら、それこそが隠蔽であり嘘である。声が上がっていることは風通しが良くなっている証拠。

自分自身も厳しい選挙だが、全面的に支援していきたい。そして今後の四年間も、連携して地元相模原の課題に向き合いたい。

●今日一日

【午前】
地域まわり／中央区内

【午後】
地域まわり／中央区内
打合せ（選挙）／事務所

【夜】
もとむら賢太郎市長候補演説会／中央区中央
打合せ（選挙）／同

高田まさのり県議候補予定者の事務所開き。昨年の参議院選挙で、大変お世話になった。特に厚木は隣町。今日も自宅近くから３０分くらいで到着した。

４年前の選挙で、立憲は多くの県議が当選した。そのほぼ全員が今回も立候補する見込み。するとその選挙区は新人が出られないので、結果として全回の勝利が大きいほど、今回出る新人の数は少なくなる。

そのひとつが厚木市だ。私が厚木の課題を取り上げても、説得力は少なく、やはりそれぞれの場所に議員が必要。厚木市は県有施設も多く立地している。必勝を期待している。

●今日一日

【午前】
打合せ（選挙）／事務所
地域まわり／中央区内

【午後】
有志カラオケの会／中央区中央
高田まさのり県議候補予定者事務所開き／厚木市

【夜】
支援者ご親族お通夜／相模原市南区

相模原青年会議所主催の公開討論会。相模原では初めての試みである「市議会議員選挙」の討論会だ。数日前からとても楽しみにしていた。

しかし残念だった。今後に活かせるかわからないが、主催者も、また私を含む政治関係者も猛省が必要だ。終了後２時間近く経っているが、このムカムカが消えていない。

まずは主催者に言いたい。私も青年会議所のOBなので、多少はその活動を知っているが、「こなしの事業はしないように」との掟はどうなったのか。２００人以上入る会場を予約して、何故参加者が３０人位なのか。本気になれば集められる組織力があるのに、それをしなかったとしか思えない。

そして候補予定者の皆様。中央区の市議選は、現在２３人が出ると言われている。今日の出場者は、たった７人だ。選挙直前だから「先約」が入っていた人もいるだろうが、明らかに「敬遠」していると受け止めざるを得ない。特に新人でこの場にこない人は謎である。

私は今回のイベントを「画期的」と宣伝してきた。市外に向けても発信してきた。地方議会の役割が益々大切になっているからだ。しかし結果この有様であったことは、地元市民として恥ずかしい。

帰りにアンケートを書かされた。「４年後は、県議選で討論会をやって欲しい」と書いた。アメリカでもイギリスでもない、日本型の本当の討論をやってみたい。会場に来なかった、候補予定者と市民を後悔させるような。

【午前】
肢体不自由児学級訪問／南区双葉

【午後】
打合せ（選挙）／南区南台
打合せ（選挙）／中央区富士見
立候補書類事前審査／区役所

【夜】
相模原市議会議員選挙公開討論会／中央区富士見
相模原シティライオンズクラブ例会／中央区中央
支援者訪問／同
事務作業／事務所

明日から県知事選挙が始まる。すると政治活動が制限され、特にマイクを使うのは違反になる。そこで最終日の今日は、小池義和市議の街宣車をお借りして、一緒に地元中央区内をまわった。

４つの選挙が同時に行われるので、どうしても県議選は埋もれてしまう。市議や市長が大切なのはわかるが、一方で県議がどうでもいいという訳でもない。政令市相模原の市民も、他と同じ金額の県税を納めている。チェックは必要だ。

●今日一日

【午前】
地域まわり／中央区内

【午後】
街宣活動（小池義和市議・牧山ひろえ参院議員スタッフと）／中央区内
事務作業／事務所

【夜】
本村賢太郎市長集会／中央区清新

リラックスこそ望むところ。責任ある政治の仕事も、眉間にシワがよっていてはだめ。そうわかっているが、それこそ最近「眉間にシワ」がよっていると、地元の長い支援者から言われている。

いよいよ選挙本番を間近にして、これでは勝ち抜けないと思った。明るくない候補者に投票しようとは、多くの市民は思うまい。今が大変な世の中だから、より。

そこで飲みに行った。言い訳ではなく、本当の動機である。以前のように泊まりや旅行は出来ないので、短時間の日帰り。明日に差し支えなく、また今日の予定が終わってから行けるところ。

新宿だ。日本ではほぼ唯一の韓国刺身屋で、チャミスルを２本とビールを少々。帰りの電車を考えて、生ニンニクは止めておいた。また京王線は、京王ライナーで贅沢に。

●今日一日

終日使用

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