てらさき雄介の日記
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2021年12月04日(土) 障がい者に触れ合う機会を増やすこと

神奈川県心身障がい児者福祉促進大会。毎年可能な限り参加している。今日は「先天性四肢障がい児父母の会」より、その活動のご報告があった。

県立津久井やまゆり園事件から、早いもので5年の月日が経過した。懸案の施設整備は完了した。一方で、いまだ「魂」は入りきっていない。むしろここからスタートである。

県は障がい者に対する差別をやめようと、様々なメッセージを発信しているが、もっとも効果的なのは、直に障がい者に接する機会を増やすことだ。自分の友人や知人の中に、幾人かでも障がい者がいると、自然と理解者になるという事例を多くみてきた。

それもそのはず。人間は何度も顔を合わせていると、親近感が湧いて好きになってくる。同じ人間だから当たり前だ。障がい者と触れ合う、その機会が少ないことが問題なのである。

政治行政が真にやらなければならないのは、理念を普及啓発することではない。障がい者が普通に社会に出て、普通に社会で暮らせる環境を整備をすることだ。予算も含めて、出し惜しみするところではない。

●今日一日

【午前】
打合せ/事務所
相模原市障がい者展示会/相模原市中央区内

【午後】
神奈川県心身障がい児者福祉促進大会/横浜市中区
地域まわり/相模原市緑区内
事務作業/事務所

【夜】
打合せ/同


2021年12月03日(金) 困った時に寄り添い支え合う社会

生活保護のご相談を受けた。窓口すらわからないとのことなので、区役所の担当までご一緒した。幸い親切な職員さんが対応して下さり、本人も安心かつ納得してお帰りになった。

困っている人は、何に困っているかすらわからない。そういう場面に何度も出くわしてきた。またその人が特に悪いことをした訳ではないのに、結果として窮地に陥ることもある。

今の社会に「適合」出来ないのは、出来ない本人が悪いのだろうか。そうではない。多様性を認め合い、困った時に寄り添い、お互い様に支え合う社会。その実現に向けて、引き続き取り組んでいく。

●今日一日

【午前】
行政相談対応(福祉)/市役所
地域まわり/相模原市緑区

【午後】
地域まわり/相模原市緑区及び南区内

【夜】
打合せ/川崎市内


2021年12月02日(木) 良い制度に相応しい議員であるか

監査委員の仕事。住民からの請求について、ご本人から陳述があった。内容は守秘しなければならないが、いずれ結果は県民に対して公表される。

監査委員も議会制度も、またその他の各種システムも、それ自体は良く出来ていると思う。日本が民主的であることを裏付けている。

日本の政治が悪いのは「制度」のせいと言う意見がある。「統治機構改革」を主張する勢力等だ。しかし制度を変えれば、政治が良くなるという訳ではない。

選挙制度を小選挙区制にして、企業団体献金を原則禁止して、それで政治が良くなったのか。否。むしろ悪くなった側面もある。

大切なのは人である。どのような制度でも、その下で誰が行うかによる。これは政治だけではない。良く出来た日本の制度に、相応しい人であるかどうか。それが問われている。

●今日一日

【午前】
事務作業/横浜市中区
監査委員協議会(住民請求の陳述)/神奈川県庁
立憲民主党・民権クラブ県議団厚生部会/同

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
本会議(代表質問)/同


2021年12月01日(水) そしてバトンは渡された

久しぶりの橋本ムービックス。『そしてバトンは渡された』のレイトショーだ。この作品を目的にやって来た。

素敵な物語だ。悲しいが、爽やかでもある。自然い染み入ってくるのは、やはり邦画しかない。特に脚本が素晴らしい。主演の永野芽郁は初めて見たが、良い。本格俳優の匂いがする。

この物語が追ったのは、主人公の十数年間。一方でより長いスパンでは、誰の人生でもバトンが渡されている。

先日のひい爺さんの墓もそうだが、多くの偶然の積み重ねで、自分が生きていると実感している。誰かより受け継ぎ、誰かに渡し、そして消えていく。

●今日一日

【午前】
事務作業/神奈川県庁

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
本会議(代表質問)/同

【夜】
事務作業/事務所


2021年11月30日(火) 黒岩知事の任期も残り1年半

本会議で代表質問。立憲会派からは、浦道健一議員(横浜市港南区)が登壇。県政喫緊の課題を取り上げた。

新型コロナ対策の情報発信について、知事から「年内をメドにやる」との答弁。県が発信している情報は、県民のニーズに必ずしもマッチしていない。別の視点の質問を、地域で受けることがよくある。

また未病対策について、政策の趣旨と成果がわかりにくい。「未病改善よりも医療改善を」との、浦道議員の指摘はまさにその通り。

現黒岩知事の任期も、残り1年半となった。どのような集大成になっていくのか。しっかりチェックしていく必要がある。

●今日一日

【午前】
事務作業/神奈川県庁

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
本会議(代表質問)/同

【夜】
会合(議会)/横浜市中区


2021年11月29日(月) 休憩前の最後は新宿で2軒だけ

しばらく酒を控えようと思う。仕事柄ゼロにするのは難しく、お付き合いの酒は残すことにするが、大好きな一人飲む酒は休憩にする。期限は未定。

最後にしこたま飲みたいと思った。いくつかの場所を想像する。遠出は無理だ。近場でどこにしようか。

前後の予定も踏まえて、新宿にすることにした。学生時代からカウントすれば、相模原を除けば、最も飲んだ回数は多いはず。

ハシゴするつもりだったが、結果として2軒で撃沈した。酔っぱらった。しかし楽しい酒だった。

●今日一日

【午前】
地域まわり/相模原市中央区

【午後】
所用/都内


2021年11月28日(日) ひい爺さんの墓地をどうにか見つけた

昨日の夜、母から返信があった。墓地が違うという。そうか。どうも違うなという私の記憶は、実は当たっていたのだ。

再び現地へ。油田町内の墓地をほとんどまわった。ない。おかしい。そこで前回やったのと同じ手法。戸別訪問でやっと場所を特定することが出来た。今回はネット検索も活用した。

ようやく到着。あれ、昨日来た場所だ。間違えた墓地ではないか。そうか「3家並んでいる」と言っていた。目の前には2家しかない。奥にもう一つあるのだ。

雑草をかき分けて数メートル。あった。まさに記憶通りの墓地だ。木と草が生い茂り、外から見えにくくなっていた。数年前に来た時は、もっとすっきりしていた。

子どもの頃に祖父母や母とここに来て、墓地にゴザを敷いて弁当を食べたもの。墓とは何なのだろうか。考えてみた。諸行無常である。

この墓に最後に入ったのは、大正9年に亡くなったひい爺さん。そこで今回は、少し調べてみた。祖父の葬儀で、ひい爺さんを知っている人がいて、村長だったと言っていた。事実としては、県議会議員、村長、町長を歴任していたらしい。

政治家というよりは豪族で、多くの会社を経営していたとのこと。郷土資料館に額縁と写真もあった。ひい爺さんは万延元年、江戸時代の生まれである。この人がいなければ、私もこの世にいない。

●今日一日

終日外出


2021年11月27日(土) 栃木県鹿沼市へ

栃木県鹿沼市へ。母の故郷である。祖父母は私が25歳を過ぎる頃まで健在で、お盆や年末年始には、家族で揃ってしばたく滞在したものだ。

まずは祖父母の自宅跡。住人は変わっているが、建屋は残っている。市役所前にある今宮神社に隣接している。少し記憶と違う。四半世紀の時間がそうさせているのだろう。

そしてご先祖様の墓参り。ひい爺さん以前が埋葬されている。正確な住所は不明だが、数年前は何とかたどり着けた。今日も大丈夫だろう。

現地に着いたのは夕方。日が短いので暗くなってはまずい。急ぎ「田んぼの中の墓地」を巡ってみる。〇〇家、△△家、☆☆家。おかしい見つからない。明日にしようかとあきらめかけた頃に、探している我が◇◇家を発見した。

墓石の配置が、どうも記憶と違う。しかし年月のせいと思い、じっと手を合わせ、撮った写真を母に送信して、宿泊地の宇都宮へ。

夜は、オリオン通りで餃子を食べ、二次会も居酒屋で日本酒とチューハイを。

●今日一日

終日外出


2021年11月26日(金) 第156回の月例ミニ県政報告会

月例のミニ県政報告会。第156回になった。基本的には県政のテーマをメインにしているが、今日は先の衆議院選挙の総括を議論した。

「毎回敗けているのに総括が足りない」
「立憲は政策がよくわからない」
「共産党の話は失敗だった」
「候補者選定の経緯を教えて欲しい」
「政権交代まで言う必要はなかった」

等々。耳の痛いご意見とご質問をたくさん頂いた。一つ一つ受け止めて、県連や支部に伝えていきたい。

●今日一日

【午前】
休み

【午後】
資料作成(報告会)/相模原市中央区
月例ミニ県政報告会(衆議院選挙総括)/同

【夜】
会合(後援会)/同


2021年11月25日(木) 小川淳也氏に驚いた

立憲民主党の代表選挙。私は小川淳也氏を応援している。最初の動機は人間関係だ。4候補者とも余り知らない中で、お世話になっている国会議員からお声がけを頂いた。

決めた以上は、出来ることはやろうと、親しい各級議員にお願いした。また私が紹介した党員にも、郵便や電話で順次お願いしている。そのような中で、今日初めて、その小川淳也氏の話をしっかり聞くことが出来た。

驚いた。国会議員に、こういう人がいるのだな。目頭が熱くなって、ハンカチで拭ってしまった。帰りの途で、何故感動したのか考えた。

そうだ。初めて自分が政治を志した時を思い出したのだ。小川氏は、毎日朝に「瞑想」するという。初めて政治を志した時を、毎日思い出して、ズレを正しているという。凄いことだ。

●今日一日

【午前】
監査委員協議会/神奈川県庁

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
本会議(提案等)/同
議案説明会/同
本会議(討論及び採決)/同

【夜】
党代表選挙公開討論会/横浜市西区
小川淳也と語る会/同


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