てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2021年10月05日(火) 仕入れ代金や家賃は待ってくれない

コロナの飲食店等時短協力金。一番多かった現場からの苦情は、「交付がいつになるかわからない」「書類が届いてかどうかなしのつぶて」というもの。

元より行政はそういう体質がある。期限を自ら設定しない。ここが民間とは違う点だ。宅急便に限らす、何日の何時まで特定するサービスも多く、その数はネットの発達により増えている。

多くの政策判断が重なるなら仕方ない、。しかし今回は基本的に事務処理だ。どれだけの申請が来るか想定し、見合う体制を整えれば、時間的な約束は可能なはずだ。

何しろ飲食店等の生き死にがかかっている。仕入れ代金や家賃は待ってくれない。その為の交付金であるのに、間に合わなければ意味がない。

●今日一日

終日所用


2021年10月04日(月) 県立中井やまゆり園の虐待事件について

厚生常任委員会。障がい者支援施設の県立中井やまゆり園について取り上げた。職員による入所者に対する虐待事件が改めて報道され、今後第三者を入れた検証が行われるとの報告だ。

一体何をしているのだ。県の使命は共生社会の実現。津久井やまゆり園の事件の後に、県当局と議会で誓い合ったではないか。ましてや中井は直営だ。委託や指定管理ではない。本来ならば他に範を示さなければならない。

いくつかの視点で厳しく問うたが、一番心配なのは「職場として大丈夫なのか」ということ。情報が隠蔽されているのではないか。隔離された内部の世界があるのではないか。そう疑われても仕方ない。

県立障がい者施設、いや障がい者施策全般の見直しが必要だ。問題点をすべて洗い出して、決意をもって改革に取り組まなければ、再生などは遠い夢物語になってしまう。猛省と決意を求める。

●今日一日

【午前】
立憲民主党・民権クラブ県議団厚生部会/神奈川県庁
厚生常任委員会(質疑)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/同

【夜】
打合せ(党)/相模原市中央区内


2021年10月03日(日) ファーストの会に何も感じない

都民ファーストの会が、国政新党を結成するそう。過去の行きがかりから、気になる点もあり、記者会見の内容を詳細にチェックした。

どこまで波が波及するのか、現段階では不明である。一方で、やはり何も感じない。4年前の希望の党と同じ。触手が動かされないとは、まさにこのことだ。依って立つ、基本的な何かが違うのだろう。

保守中道を掲げるそう。左右で政治思想を表現する手法こそ旧いが、あえてそう言うのなら仕方ない。私は「左」から世の問題を正していこう。

●今日一日

【午前】
打合せ(党)/相模原市中央区

【午後】
行政相談(福祉)/同
地域まわり/相模原市中央区内
事務作業/事務所

【夜】
打合せ/同


2021年10月02日(土) まずは4軒の飲み屋さんへ

飲み屋さんが開いた。ご意見を聞くために、まずは4軒、ハシゴ酒で急ぎ訪問した。いずれも数か月振りだ。感慨深くなり、しみじみしてしまった。お世話になっている方々の、元気な顔も見ることが出来た。

この間、県がご迷惑をかけた。お願いした酒の自粛や時短の要請が、果たして役に立ったのか、納得できる説明はなく、また私もすることが出来なかった。閉店や失業という犠牲者も出てしまった。

今後のウィルスの動向はわからない。しかし再規制に走ってはいけない。withコロナの体制を、今こそ構築する必要がある。検査医療に余裕を持たせるのだ。需要が減っても体制を縮小してはいけない。

●今日一日

【午前】
休み

【午後】
地域まわり/相模原市中央区内

【夜】
地域まわり/相模原市中央区内


2021年10月01日(金) オートバックスの向かいに蚕がいた

消防団の定期整備。皆んなで詰所で話していると、地元上溝の昔の話になった。私が大体平均年齢。前後10年位のメンバーだ。記憶にあること、またないこと様々だった。

オートバックスの向かい側に、かいこを飼っている小屋があった。当時は余り虫が好きではなかったので、素通りしたことが多かったが、時として中を除いたのを覚えている。

ダイエーの裏に池があった。「ババ池」と呼ばれていた。実態は泥の沼地で、長靴がハマると抜けられない。今ならあり得ない。危険な状況だった。怖いもの観たさで、子ども同士で訪れたもの。

上溝小学校の周りに3軒の駄菓子屋があった。当然に今はない。うち2軒のご家族には、今でもお世話になっている。また実家から歩いて10分位の所に、一番有名な駄菓子屋の「たけや」があった。

他諸々だ。地元で生活することが、時として鬱陶しくなる。一方でそれは恵まれたこと。思いを遠くに残さずに、近くに置くことが出来る。

●今日一日

【午前】
厚生常任委員会(質疑)/神奈川県庁

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
厚生常任委員会(質疑)/同

【夜】
消防団定期整備(中央1−1)/相模原市中央区


2021年09月30日(木) 専門家とはまた違う言葉で伝えて

緊急事態宣言が解除された。まん延防止措置も適用されず、数か月振りに状態が戻った。一方で飲食店等に対する自粛要請は残っており、引き続きご迷惑をおかけすることになる。申し訳ない限りだ。

さて厚生常任委員会が開かれた。状況分析についての県の説明が、伝わっていないことを取上げた。「感染者が増えている」「病床がひっぱくしている」と声を大にしても、疑を持つ市民も多い。

言葉がわかりにくいからだ。専門家会議で述べられた医師の見解を、そのまま伝えても理解は得られない。行政は専門家と市民の間に入る責任がある。かみ砕いてわかり易く伝える必要がある。

●今日一日

【午前】
本会議(提案等)/神奈川県庁
厚生常任委員会(質疑)/同

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
厚生常任委員会(質疑)/同

【夜】
本会議(討論及び採決)/同


2021年09月29日(水) さいとうたかを氏のご逝去について

今日は自民党総裁選挙の投票日。また私の50歳の誕生日でもある。しかしそれよりも衝撃的なニュースが入ったので、その所感を記したい。

さいとうたかを氏が亡くなった。享年84歳。言わずもがな、ゴルゴ13の作者である。初めて手にとったのは中学生の時、30年以上にわたり読み続けている唯一の漫画だ。

ゴルゴ13が自らに課しているルールのうち、幾つかが自分の人生訓になっている。あえて決意したというよりも、長く読んでいるので自然にそうなった。教育という感じかもしれない。

入った居酒屋で、出てきたサラダが不味いとか、酒が遅いとか、純米酒はないのかとか、グダグダ文句を言う客がいる。誰が悪いのだろうか。店ではない。その店を選んだ客が悪いのだ。店に文句を言う前に、自分の不明を恥じるべき。

さてゴルゴ13、時として仕事に協力者を求める。銃職人、情報屋、連絡係、救出チーム等々。彼は仕事の依頼者に対して、自分に対する全幅の信頼を求める。それと同じ文脈で、他の誰かに仕事を頼む時は信頼する。

南米の地下深くで岩盤が崩落して、脱出が不可能になってしまった。最終的には、事前に手配していたチームが救出する。「私が来なかったら、どうするつもりだったのか」という質問に、ゴルゴ13は「その時は、終わるだけだ」と答える。

私も色々な「仕事」を人に頼むことがある。有料も無料も。支援者との関係も然り。しかし結果失敗した時の責任は、先方ではなく自分にある。精神論ではない。それこそが事実なのだから。

その他もいくつかの影響を受けているが、ここでは省略したい。さいとうたかを氏の遺志に従って、連載は続くそう。いつかわからない。私が死の床で、ゴルゴ13の第何巻を読んでいるのか。楽しみである。

ご冥福をお祈りする。

●今日一日

【午前】
打合せ(党)/相模原市中央区
党県連役員会/WEB

【午後】
地域まわり/相模原市内

【夜】
事務作業/事務所
相模原シティライオンズクラブ会員委員会/相模原市中央区


2021年09月28日(火) ドミノは魅力的なキャラクターだ

血と灰の女王を読んだ。現在14巻まで出ている。絵の描写がグロテスクで登場人物が多く、また通常ではない力で勝負をする。キングダムや鬼滅の刃と似ているかもしれない。だから息子は私に勧めたのだろう。

高校生の佐神善を中心にした物語だが、本当の主人公はタイトルの通り、女王を目指すドミノだと思う。とにかく魅力的なキャラクターで、他の登場人物を圧倒している。第4の真祖が誰なのかも興味深い。

また冊子の漫画誌ではなく、「裏サンデー」というネットで連載しているそう。こういうコンテンツを見たことはないが、なるほど今はそうなのだろうと感心。次回以降の新刊も息子から借りて読んでいきたい。










●今日一日

【午前】
お休み

【午後】
行政相談(産業)/相模原市中央区
地域まわり/相模原市緑区内
行政相談(福祉)/事務所


2021年09月27日(月) 感染者は悪くないのに謝罪するハメに

本会議で一般質問。菅原直敏議員(大和市)が登壇した。自らコロナに感染した体験から、感染者に対する差別や偏見について取り上げていた。

感染者は悪くない。一方で現実的に、感染すれば多くの人に謝罪するハメになる。周りに「迷惑」をかけたという理由で。日本人らしいと言えばらしい対応だ。

しかし手間が増えるという程度で済まない場合もある。氏も質問で取り上げていたが、感染者が「迷惑をかけた」と自殺した事例もある。また差別や偏見にさらされた話も多数聞いている。

本人は萎縮するのかもしれないが、だからこそ周りは優しくかつ寛大に接して欲しい。いや接するような社会にしなければならない。

●今日一日

【午前】
党支部街頭活動/淵野辺駅

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/神奈川県庁
本会議(一般質問)/同
議会改革検討会議/同
来客/同


2021年09月26日(日) まさに国家観が違う

稲田朋美氏は、自民党総裁選で高市早苗氏を支援するにあたり「譲れない国家観」という言葉を使った。同じように、高市氏は「国家観」があるという意見に、私は違和感を持つ。恐らくは国家という言葉の定義自体が違うのだろう。

国家とは、国民の生命財産を守る為に存在するものであり、その意思を決定する主権者もまた国民である。その機構や機能のカタチよりも、どのように国民と向き合っているのか、その姿勢こそが政治家が示すべき「国家観」である。

●今日一日

終日休み


てらさき雄介 |MAILHomePage