てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2017年11月09日(木) 管理の問題点は発注者に多い

沖縄県立博物館と美術館を調査。双方のコラボレーションがテーマだったが、指定管理の現状について興味深い話を聞いた。元々指定管理者制度は不備が多い。障がい者福祉施設と博物館では性質が全く違う。同じ制度を適用すること自体に無理がある。

県立津久井やまゆり園の事件で再検証できた。私は指定管理者であるかながわ共同会に敬意を表している。今後も所定の手続きに依って、運営を続けることを期待している。むしろ指定管理者制度の問題点は行政に多い。施設の設置者として積極的に関わる必要がある。

●今日一日

【午前】
沖縄県立博物館・美術館視察/沖縄県那覇市
(博物館と美術館の指定管理について調査)

【午後】
所用


2017年11月08日(水) 沖縄国際大学のヘリ墜落現場に

沖縄国際大学を訪問した。主たる目的は日米地位協定改定の課題について、その第一人者に話しを聞くこと。あわせて同校敷地内のヘリ墜落現場を視察した。今ではきれいに整備されて、市民も外から入れるようになっている。

制御不能になった動機は旋回して、最終的に後者の壁に激突した。住民や学生に被害はなかったのは、偶然に過ぎない。落下中に外れたヘリの部品が、民家にいる幼児をかすめたとも聞いた。市街地での重大な惨事と言える。

オスプレイの危険性についてもレクチャーを受けた。ともに軍用機である。普通に飛んでいるだけではない。危険な訓練もあり得るだろうし、新型が出れば試行運転もする。元々が安全第一ではない。基本的な問題だ。

●今日一日

【午前】
所用

【午後】
沖縄国際大学ヘリ墜落現場視察/沖縄県宜野湾市
(米軍の事故について調査)
同校教授から日米地位協定のレクチャー/同
(神奈川の協定改定に向けた取組について調査)
沖縄市戦後文化資料展示室視察/同
(米軍基地がある自治体の街づくりについて調査)


現場を見て寒気がしました


2017年11月07日(火) 行政のチェックは指標が大切

決算特別委員会の7日目。会派から岸部都議員(横浜市南区)と石川裕憲議員(川崎市麻生区)が質疑。平成28年度に実施された諸事業について、様々な観点を取り混ぜながら取り上げた。

印象に残ったのは観光振興施策の成果について。行政の仕事も今や事後評価が必須である。肝心なのはその指標。どれだけの外国人が神奈川にやってきたか。それだけでは不十分だ。そのことでどれだけの経済効果があったのか。そこまで調査する必要がある。

一般的に県の施策は、市町村のものより伝わりにくい。その逆でチェックもまた及びにくい。私たち議員の役割だ。

●今日一日

【午前】
決算特別委員会(質疑)/県庁

【午後】
決算特別委員会(質疑)/県庁

【午前】
神奈川から沖縄へ移動


2017年11月06日(月) 相模原浄水場と関連施設を視察

広域水道企業団の地元施設を視察した。村富線から大きく見えるタンクは相模原浄水場だ。併せて関連の場所も訪れた。相模原市民は県営水道を使っている。その半分はこの企業団が製造している。

川から採った水を浄水するにはいくつかの行程がある。そのほとんどは自然の手法だ。拡散や沈殿など。変わらぬ人類の知恵が今でも活きている。加えて送水には大型のポンプ等の動力を使っている。

現状スムーズにいっている水道事業も、人口減少や消費者動向によって変化していくだろう。市町村を基本的な事業主体としている法律も、神奈川の実態とは乖離している。県として将来を見通した検討が必要だ。

●今日一日

【午前】
団体訪問/東京都港区

【午後】
県内広域水道企業団施設現地調査/南区内
*相模原浄水場
*同汚泥管理施設
*同ポンプ施設

【夜】
会合(議会)/南区相模大野


外の通りからも大きく見えるタンクです


2017年11月05日(日) ウサコの話しをしてみました

動物フェスタ神奈川の開会式に参加。議員を代表して挨拶することになった。動物を愛する皆さんが集まっている。政策のかたい内容はやめようと思い、子どもの頃に飼っていたウサギの話しをした。

名前をウサコといった。しかしオスである。ペット屋で買ったのは確か小学校5年生だったと記憶している。大学の半ば頃に老衰で死んだ。ウサギで10年はかなり長生きだ。今も実家の庭で永眠している。

●今日一日

【午前】
動物フェスティバル神奈川/中央
市民文化祭ダンスフェスティバル/富士見

【午後】
清新公民館まつり/清新
すこやか保育園バザー/横山
事務作業/事務所


里親探しも行われていました


2017年11月04日(土) 相模総合補給廠の跡地で

相模原フェスタが相模総合補給廠の跡地で開催された。以前は基地を使わせてもらっていたのだが、今は正式に返還されている。今年基地を貫く南北道路が開通した。今後は東西道路の建設が始まってくる。

さて神奈川は沖縄に次ぎ第二の基地県だが、ない市町村の方が圧倒的に多く、多くの議員に理解を求めることが難しい。日米地位協定、跡地利用、日本人労働者の職場環境、米兵による犯罪、騒音、等など。課題は多岐にわたる。基地のある街で育った。私の責任は重い。

●今日一日

【午前】
青葉地区自治会連合会運動会/青葉
上溝地区老人クラブ連合会グランドゴルフ大会/上溝
相模原フェスタ/相模補給廠跡地

【午後】
打合せ(党)/横浜市内


老人クラブとはいえ、皆様お元気でした


2017年11月03日(金) リハセンターの新病院棟開棟式

神奈川県総合リハビリテーションセンターに新しく病院棟が建った。福祉棟に続いてのオープンだ。リハセンターに関わる様々な課題について、これまで厚生常任委員会等で取り上げてきた。

地元相模原市民も多く利用しているので、日頃から様々なご意見を聞いている。今回のリニューアルを機に、かつて東洋一と呼ばれていた機能を如何なく発揮してもらいたい。

●今日一日

【午前】
上矢部自治会大運動会/上矢部
県立総合リハビリテーションセンター病院棟開棟式/厚木市

【午後】
チャリティダンススポーツフェスティバル/南区麻溝
市民文化祭表彰式/富士見
女流画家展オープニングレセプション/相模原

【夜】
会合(党)/相模原


医療と福祉のコラボが重要です


2017年11月02日(木) 芹沢家殺人事件はフィクションだった

芹沢家殺人事件。ゴルゴ13の愛読者なら知っている有名な作品だ。彼は本名・国籍・経歴の一切が不明。どのようにして残虐な殺人マシーンが生まれたのか、そのルーツを辿る内容となっている。

実の姉と2人で部屋にいる。外は警官が見張っている。姉は言う。「貴方は殺し屋として生きなさい。私も今殺しなさい。捕まらないよう死体を残さないため、私の骨と肉は砕いてトイレに流しなさい」彼はそれを実行する。

後日その話を聞いた刑事は顔を青ざめ、「そんなことが出来るはずはない」と言う。私がその巻を読んだのは高校生だったろうか。同じ気持ちだった。人間はそんなことはしない。しないからこそ、コミックのネタになったのだ。

さて隣の座間市で殺人事件が起こった。少なくとも30年前は漫画で描かれるフィクションだった。それが現実になってしまった。子どもが生きていく将来が本当に心配だ。動機なき犯罪は止められるのだろうか。

●今日一日

【午前】
決算特別委員会(質疑)/県庁

【午後】
決算特別委員会(質疑)/県庁


2017年11月01日(水) 共生社会とは「福祉」「平等」「平和」

上溝地区社会福祉協議会の福祉講座に参加。テーマは津久井やまゆり園の事件。施設と家族会からも代表者が来て、振り返りと今後の話をされた。

印象的だったのは、学識経験者が語った共生社会の3つの定義。イメージはもちろん持っているが、言葉にするとこうなるのか。なるほど。納得した。

一、反貧困としての福祉
一、反抑圧・反差別としての平等
一、戦争を根絶する平和

私もずっと福祉・雇用・平和を、政治活動の3大テーマにしてきた。今後も変わらぬ決意である。引き続き共生社会の実現にまい進していく。

●今日一日

【午前】
支援者主催朝食会/中央
地区社協主催福祉講座/上溝

【午後】
ともに生きるかながわ憲章推進特別委員会/緑区若柳

【夜】
事務作業/事務所


参加して良かったです


2017年10月31日(火) もはやこれまでか

民進党の新代表に大塚耕平氏が就任した。まさに最後の正念場。頼むから頑張って欲しい。強く願った。しかし記者会見で、氏は次回参議院選挙で候補者を擁立することについて、「確定的なことは言えない」と表明。

今や参議院議員が中心の党であるのにだ。一体何の為の存続なのか。「プラットホーム」なんていう役割は政党にはない。やり遂げたいことの為に、自ら戦う決意がないならば、リングから降りるしかない。

驚いた。そして肩の力がヘナヘナと抜けていくのを感じた。もはやこれまでか。私は相模原市民の支持を頂いて、これまで政治活動を続けてきた。その期待を裏切ることだけはしない。政治家としての覚悟は出来ている。

●今日一日

【午前】
行政相談対応(施設)/県庁
決算特別委員会(質疑)/同

【午後】
支援者来訪/県庁
決算特別委員会(質疑)/同
打合せ(議会)/同


てらさき雄介 |MAILHomePage