てらさき雄介の日記
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| 2015年09月12日(土) |
安易な‘政界再編‘と‘解党’には反対である |
岡田克也民主党代表の話を聞いた。「安易な他党との合併、党名変更に意味はない」その通りである。
先日国会議員の有志が「このままでは厳しい。解党して出直すべき(要約)」と要望書を党本部に提出した。気持ちはわかるが、反対である。
時間を経てこそ出来る信頼がある。民主党は、かつての失敗を受け止めねばならない。捨てることは簡単。しかしそれでは、恐らくはまた最初からやり直しになる。
過去の責任から逃げてはいけない。地方議員の私ですらそう思う。与党をやっていた当時の国会議員は、もっとその覚悟を持って欲しい。
●今日一日
【午前】 日産労連定期大会/東京都中央区
【午後】 上溝地区敬老会/上溝 事務作業/事務所 青年会議所神奈川ブロック大会/南区相模大野 小山地区ふるさとまつり/向陽町
【夜】 異業種交流会例会/相生
 今年最後の盆踊りです
| 2015年09月11日(金) |
真の主張が出来る政治環境は難しい |
代表質問の2日目。色々思うことがあった。政治家として基本的なことだ。この「日記」は可能な限り率直に書いているが、一方でそれによって同志諸君に迷惑をかける訳にはいかない。詳細は省く。
政治を変え真の主張をする為には、それが出来るだけの政治環境を創らねばならない。忸怩たる思いになるのは、自分の力がないということだろう。政治家として一層の修練に励みたい。反省。
●今日一日
【午前】 民主党県議団正副団長打合せ/県庁 民主党県議団役員会/同
【午後】 民主党県議団全体会議/県庁 本会議(代表質問)/同 民主党県議団会議/同
| 2015年09月10日(木) |
県行政の答弁も広く市民に向かっていくべき |
県議会本会議が開かれた。2人の議員が代表質問で登壇。民主党県議団からは山口裕子議員(横浜市都筑区)。約1時間にわたり、知事・警察本部長と厳しく議論した。かなり率直な意見だった。しかし答弁は官僚的に聞こえる。
その違いには理由がある。私たち議員は知事に対してのみならず、市民に向けて発言している。日々地元で頂いているご意見に応えようと、「言葉」を工夫してつくっているのだ。
一方で県行政は違う。あくまで議会(議員)に答えているだけ。「検討」や「研究」では、やるのかやらないのかわからない。議会と行政の議論だけでは不十分である。広く市民に向かっていくべきだ。
●今日一日
【午前】 民主党県議団正副団長打合せ/県庁 民主党県議団役員会/同
【午後】 民主党県議団全体会議/県庁 本会議(代表質問)/同 民主党県議団全体会議/同
【夜】 会合(議会)/都内
| 2015年09月09日(水) |
酒量を減らすスタート日を模索中 |
支援者と暑気払い。半径200メートルの範囲内で3軒ハシゴした。全て居酒屋である。たくさん飲んでしまった。楽しい時間だった。
「寺崎は酔わない」と言われることがある。もちろんそんなことはない。少しだけ他の人より巡りが遅いだけだ。またアルコールよりも時間に負けて帰るので、結果酔うに至らないこともある。
酒量を減らそうと思っている。そのスタートをいつにするか。公私の環境を再確認しながら、時期を模索している最中だ。
●今日一日
【午前】 支援者訪問/横浜市港北区
【午後】 事務作業/県庁 県建設労連集会/横浜市中区
【夜】 会合(地域)/中央
| 2015年09月08日(火) |
会期約100日の第三回定例会が召集された |
第3回定例会が召集された。会期は年末のクリスマス前まで。3カ月以上の長丁場だ。地元市民の期待に全力で応えていく決意。また息切れしないようペース配分もきちんとやっていく。
議案は9月補正予算を含めて27本。本会議の冒頭で、黒岩知事から提案理由の説明があった。神奈川県議会の良い特徴で、委員会等では議案に限らず幅広く発言することが出来る。多く発言していくつもりだ。
●今日一日
【午前】 民主党県議団正副団長打合せ/県庁 民主党県議団役員会/同
【午後】 民主党県議団全体会議/県庁 本会議(提案説明)/同 行政相談対応(警察)/同 民主党県議団役員会/同 民主党県議団全体会議/同 本会議(採決)/同 日タイ友好議員連盟総会/横浜市中区
【夜】 日タイ友好議員連盟記念講演会/横浜市中区 同タイ王国駐日大使歓迎夕食会/同
 日タイ友好議員連盟の幹事長を引き続きつとめます
| 2015年09月07日(月) |
消費税の軽減策、財務省案は一定理解できる |
消費税が10%になる。私は増税自体に反対しているが、上げる以上は低所得者対策が必要である。財務省が内部で検討している案が本日の報道で明らかになった。納税後に一部を返金するというものだ。
確かに小売段階での複数税率はわかりにくい。せっかくマイナンバーを導入するのだから、それを活かした制度にしたことも一定理解できる。あとは返金上限額を厳しくしないこと。2%ではなく5%分を対象にすることだ。
増税分の一部は地方消費税として県の収入になる。他人事ではない。増税実施までは今しばらく猶予がある。市民と中小事業者の声を受け止めて、しっかり国に意見していきたい。
●今日一日
【午前】 所用
【午後】 街頭活動/市役所前交差点 地域まわり/市内全域
【夜】 事務作業/事務所 民主党支部常任幹事会/中央
| 2015年09月06日(日) |
進撃の巨人、日本の一番長い日 |
地元の橋本ムービックスで邦画を続けて2本見た。
「進撃の巨人」 想像より楽しかった。マスコミの過剰宣伝のせいで、ほぼネタバレ。その中でポイントは巨人の怖さだと思った。今やSFXは慣れている。半信半疑だった。しかし‘期待’を良い意味で裏切りとても怖かった。最初は正視出来ないほど。SFXではなく実際の人間を使っているからだろう。若手オンパレードなので演技は最初から期待していない。石原さとみは相変わらず残念だった。一方でシキシマ隊長役の長谷川博己は良い。初めて見た俳優だ。今後の期待大。すぐに後編をやる。是非見に行きたい。恐らくテレビでは良さが出ないだろう。大画面こその作品。是非映画館で。
「日本の一番長い日」 前評判ほどではない。終始気になったのが登場人物の描写。人間は凄い点も情けない点もある。立派な日も卑怯な日も。その意味で阿南陸軍大臣と昭和天皇は明らかに立派過ぎだ。反面で東條陸軍大将と米内海軍大臣はこれでは可哀想。鈴木首相のノラリクラリが逆に安心して見れた。この作品はノンフィクションであることに意味がある。人物個人の人間性に焦点を当て過ぎると、かえって信憑性に疑問を持ってしまう。元々フィクションなら素材にならないテーマ。リメイクに挑戦した意欲は良し。今後別作品に取組む場合は改善を求めたい。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 支援企業バーベキュー/緑区大島
| 2015年09月05日(土) |
日中友好のため民間や自治体として出来ることも |
相模原芸術家協会展のオープニングレセプション。地元の県議としてお招き頂いた。相模原と無錫の友好都市締結30周年を記念して、無錫出身の著名なアーティストが招聘されていた。
さて日中関係。政府同士の関係は今ひとつ。改善の兆しも見えてこない。中国側の問題が大きいと認識しているが、安倍政権のアプローチにも一定の責任はある。四の五の言っている場合ではない。今や中国は我が国最大の貿易相手国。早急な友好関係の構築が望まれる。
こういう時こそ民間や自治体間の交流が重要だ。神奈川県も長く中国遼寧省と友好関係を結んでいる。その積み重ねを今こそ発揮すべき。私も友好議員連盟の一員となっている。しっかり取組みたい。
●今日一日
【午前】 ダンス練習/共和
【午後】 運輸労連県連合定期大会/横浜市中区 相模原芸術家協会展レセプション/相模原 街頭活動/JR相模原駅
【夜】 事務作業/事務所
 今日一番印象に残った絵は「ブータンの寺」です(^-^)
| 2015年09月04日(金) |
韓国とパラオを一緒にするのは不勉強だ |
安保法制に反対している。廃案に追い込みたい。また70年前の戦争には批判的だ。しかしそれを以て「左」と言われることに違和感がある。何より私は愛国者。日本の歴史と伝統に誇りを持っている。国旗・国歌にも敬意を表している。
だからこそ、「敗戦国」になってしまった理由と責任を、政治家として真剣に考えているだけだ。「みんないい人だった」のような解釈は情緒的に過ぎ、人の命を左右する政治の責任評価ではない。
過日県議会の公式調査で沖縄へ行った。石垣市の平和祈念館で平和教育のあり方を調査した。その展示内容は概ね良し。しかし明らかに違和感を覚える点があった。
大日本帝国による植民地支配についてだ。中国・朝鮮半島・台湾・南洋諸島の写真が一緒に並んでいる。加えて日本本州における写真もある。すべてひっくるめて「悪」という表現だった。
私はこれまで多くのアジアの戦跡を訪ねた。その場所ごとに‘歴史’のあり方は違う。自国民に対する教育もまた。かつての日本による統治を「良い思い出」として語る人も少なからずいる。
一方で日本も不勉強だ。「台湾は日本人が好きなのに、何故韓国はダメなのか。だから韓国が悪い」が典型だ。台湾と韓国では植民地化に至る流れと、その後の統治手法が元々大きく違っている。
我が国は世界に羽ばたかねばならない。経済と政治のグローバル化だ。しかしその焦点が狭い。アメリカに偏り、軍事に偏っている。歴史の事実に向き合うことを、まず最初に考えねばならない。
●今日一日
【午前】 災害派遣福祉支援チームについて調査/熊本県庁
【午後】 熊本から相模原へ
【夜】 会合(後援会)/千代田
| 2015年09月03日(木) |
高額ながん治療センターと赤ちゃんポストを見て |
厚生常任委員会の県外調査2日目。午前中は佐賀県の重粒子線治療装置を現地調査。今年12月から神奈川県立がんセンターでも稼働が始まる。佐賀の治療費は神奈川より低額だが、それでも先進医療部分だけで約315万円。普通の人が簡単に払える金額ではない。一方2年間で900回の治療を行ったとのこと。うち半数は民間医療保険を使わず現金で払ったそう。おカネのある人はいるものだ。
午後は熊本市内にある慈恵病院へ。“こうのとりのゆうりかご”について、病院幹部から説明を受けた。また施設も視察。様々な困難により自分の産んだ子供を育てられない。そして預ける。事例は多くあり一概には言えないが、経済的な事由も多くあるとのこと。主に特別養子縁組を進めているとのことだが、行政の‘施設優先’は改善して欲しいとのご意見も。神奈川に戻り現状を重ねてチェックしたい。
自らの命に係わるがん治療とはいえ、現金で300万円以上を払える人もいる。一方で経済力が無くて自分の産んだ子供を育てられない人も。この病院に預けられることすらされず、放置や遺棄等によって赤ちゃんが死んでしまうこともあるそう。経済格差の是正は政治が本来的に果たさねばならない責任だ。命がカネで左右されてはいけない。我が国の現状に改めて危機感を持った。
●今日一日
*終日厚生常任委員会県外調査
【午前】 (公財)佐賀国際重粒子線がん治療財団を視察/佐賀県鳥栖市
【午後】 慈恵病院を視察(こうのとりのゆりかご)/熊本市
 一般的には「赤ちゃんポスト」と言われています
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