てらさき雄介の日記
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2013年11月29日(金) 生活保護制度を知らない方

地元で歩くと相談ごとを受ける。だいぶ以前にあったと言われている‘無理な’な話ではなく、納税者として至極まっとうな内容ばかりだ。行政の執行権がない議員としては、結局は‘繫ぐ’ことしかできないが、それでも頼ってくるには理由がある。

まず役所は不親切。悪気はないのだろうが、行政用語の知識が少ない市民に対して、余り複雑な表現はダメである。結果たらい回しや追い返されたと、出向いた本人が感じてしまう。プロとして最初から丁寧に説明すべきなのだ。

最近も生活保護の相談を受けた。聞くと困窮の度合いが高く、まさに制度の適用が必要な方。しかし60歳をこえているこの方は、これまで生活保護という制度自体を知らなかった。ゆえに役所に言ってもラチがあかない。たまたま人づてで私のところにたどり着いたのだ。

●今日一日

【午前】
行政相談(福祉)/富士見
行政相談対応(福祉)/市役所

【午後】
街頭活動/市役所前交差点
次回代表質問検討/県庁
打合せ(議会)/同
打合せ(議会)/同
行政相談(教育)/同


2013年11月28日(木) 黒岩知事の提案説明に思う

第三回定例会の後半が始まった。本会議が開かれ議案の提案説明が知事からあった。色々な内容が盛り込まれていたが、実に半分位が海外出張の話・・・。自治体外交と知事のトップセールスは必要だが、他政策分野とのバランスはどうなっているのか。

また特区や産業政策等の表現についても、どうしても上の層に視点が注がれている。華々しい話も夢がある。しかし行政の役割はセーフティーネットの確立。日々の生活に困窮している市民に対しても響く、それこそリーダーのメッセージを発信して欲しい。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/横山ツタヤ交差点
党県議団政務調査会/県庁
党県議団部会長会議/同
党県議団役員会/同

【午後】
党県議団全体会議/県庁
次回代表質問検討/同
行政相談対応(スポーツ)/同

【夜】
会合(地域)/緑区橋本
打合せ(党)/町田市

地元の交差点で街頭活動です


2013年11月27日(水) 猪瀬都知事は正直に話すべき

猪瀬都知事が5千万円を借り受けた件。猪瀬氏が何故これ程の大金を‘借りられた’のか。それは当選確実な都知事候補だったから。いかにおカネを持っている徳洲会でも、作家である猪瀬氏には一円も出すまい。この時点で「個人として」は実質虚偽である。

一方で選挙は経費がかかる。都知事選挙となれば膨大な金額だろう。手続きの不備を明確に認めた上で、事情を説明して謝罪するれば、多くの都民は理解するのではないか。怪しい借用書を公開したり、ああでもないと言い訳をするから誤解を生むのだ。

都政は神奈川県にも大きな影響を与える。ゆえに私自身大きな関心を持っているし、党派をこえて都議会議員とも交流がある。絶大な権限を持つ知事だからこそ、今回の件が都政の停滞に繋がらないように求める。繰り返しだが、経緯を正直に話して、はっきり謝ってしまった方がいい。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
次回代表質問検討/県庁

【夜】
支援者訪問/千代田

代表質問の検討も大詰めです


2013年11月26日(火) 公共施設は維持費の方が高い

東日本大震災の後に県庁の耐震調査をしたところ、本庁舎は大丈夫とのことだが、県議会が入っている新庁舎は要チェックになった。今後最低限の工事を行う予定。本庁舎は昭和初期の一番古い建物だが、その方がしっかり創っているのだ。

さて現在準備を進めている次回代表質問で、県の公共施設について取り上げるつもり。改築や建て直しなど数十年先を見通した計画にすべきで、現状のように建築時の費用にだけ頭がいくようではいけない。維持費の方がコストは高くかつ後世に影響を与える。

●今日一日

【午前】
次回代表質問検討/県庁

【午後】
挨拶まわり/横浜市内
次回代表質問検討/県庁

今日も県庁です


2013年11月25日(月) すべての子どもが学べる枠を

私立中学・高校が主催する‘振興大会’に参加。県が私学助成金を出していることもあってか、多くの県議が来賓として招待されていた。子どもにとって公立と私立に境はなく、ともに教育を受ける機会が保障されるべき。

民主党県議団は「県立高校の定員増」を長く主張してきた。段々と結果が出ている。しかしその分私学の定員を減らしていいとは思わない。すべての子どもが学べる枠を確保すべきなのだ。

さて私自身も中高と私学で過ごした。独特の校風や方針はいいもの。地域の中で教育の多様性を確保するためには、私学の存在にもっと光をあてていい。保護者の負担軽減のために、県として支援を継続すべきである。

●今日一日

【午前】
次回代表質問検討/県庁

【午後】
私立中学・高校振興大会/横浜市中区
次回代表質問検討/県庁
挨拶まわり/千代田区永田町

私学振興大会に参加しました


2013年11月24日(日) 誘致よりも市内企業を優先

企業の市内営業所が40周年を迎えた。橋本駅前で開催された祝賀会に地元議員として参加。冒頭にあいさつ申し上げた。

「営業所の設置は昭和48年とのこと。私は昭和46年生まれですので、ほぼ同じ年月を相模原で過ごしたことになります。これまでの関係者皆様のご尽力に感謝申し上げます。

市内からも製造業等が地方へ移転していますが、主に流通に関わるコストと、商業地・工業地・住宅地が混在していることによる安全管理の問題が多いと認識しています。

リニアや高速道路などが整備され、周辺には工業団地も造成されます。しかしながら外から企業を誘致することは大切でしょうが、何よりも今相模原で仕事をして頂いている企業に、今後も相模原に居続けたいと思っていただくことが大切です。

そのための周辺環境整備をしなければなりません。地元の議員として力を尽くしてまいります。(要約)」

●今日一日

【午前】
県身体障害者福祉大会/茅ヶ崎市

【午後】
地域まわり/中央区内
パークゴルフ実地経験/弥栄
事務作業/事務所
企業市内営業所40周年/緑区橋本

【夜】
田名納涼花火大会慰労会/田名

障害者団体の大会に厚生常任副委員長として参加しました


2013年11月23日(土) フェイスブックで新たな輪が

フェイスブックの‘グループ’交流会に参加。二度目の参加だがメンバーが面白い。市内で行われる会合、特に異業種交流会的なものは、大概半分くらい知った顔。「やあ、この前はどうも」といった感じだ。

しかしこの会はほとんど知らない。政治関係者を除けば皆無といっていい。百人以上集まる会では珍しい。既存の地域ネットワークに属していない皆さんが、SNSを使って新たな輪をつくりつつある。

日本人はまだまだ相対に会うことが大事。少なくとも電話だ。ネットでのやり取りはそれ以下の軽い場合に用いられる。しかしITは世界を結んでいる。そして逆戻りすることはない。適応することも大切だ。

今やブログの時代も去っていき、フェイスブックなど次の情報伝達手段の時代。数年すればまた新たに開発されるのだろう。主権者とのコミュニケーションの上に成り立つ政治もまた、変わらざるを得ないと確信する。

●今日一日

【午前】
光が丘ふれあいフェスタ/弥栄
相模原西商店街主催イベント/相模原

【午後】
ダンススポーツフェスティバル/南区麻溝
地域まわり/中央区内
事務作業/事務所

【夜】
フェイスブックグループ交流会/緑区橋本

商店街のイベントで似顔絵を描いて頂きました


2013年11月22日(金) 特定秘密保護法案に反対する

特定秘密保護法案の審議が大詰めを迎えている。来週に採決を迎えるらしい。野党の一部とは修正協議が行われているが、「反対」を明確にした民主党の方針を支持したい。この種の流れに与しないのは結党の前提だ。

各論について様々な議論が交わされているが、元々法案の趣旨自体が不明確であり、政府が情報捜査をしやすくする以上の理由が見当たらない。元々公務員には守秘義務がある。その延長線では何故いけないのだろうか。

かつて中曽根内閣が‘スパイ活動法’を検討した際、世論と野党そして自民党内からも反対が出て頓挫した。内容はこちらの方が危険度は少ない。今回‘スムーズ’に進んでいるののは、一重に安倍政権の高支持率だろう。

そう、急ぐ理由はただ一つ。「今しか通せない」だ。秘密をつくった本人がそれを特定するという。元々のつくりに無理がある。法案は強行採決で通るだろうが、問題点は引き続き指摘していく。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
地域まわり/中央区内

【夜】
支援団体忘年会/箱根町


2013年11月21日(木) 熟議する努力が必要だ

民主党県議団全体会議(通称団会議)が開催された。27名の所属議員が一同に集う会派の意思決定機関だ。重要な議案の採決から諸々諸事まで、ほぼ全ての事柄がこの会議で決定される。

政調会長として政策関係の‘報告’と‘提案’を行うのが仕事。すんなり通る時もあれば、なかなか難しいことも。同じ政党とはいえ専門分野や出身地域は違う。結果として政策の優先順位も異なってくる。

党が極端にバラバラではいけない。一方で皆が同じことを言っているなら人数はいらない。幅があることは国民政党であることの証なのだ。妙な「一致結束」は多様な民意を吸収する弊害にもなり得る。

大切なのは熟議すること。相対で喧々諤々議論をし尽せば、自ずから意見は集約されていく。民主党政権はその努力が足りなかった。少なくとも県議会民主党では同じ轍を踏むまい。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内
事務作業/県庁
民主党県議団役員会/同

【午後】
民主党県議団全体会議/県庁
議長主催講演会(地方自治財政)/同
次回代表質問検討会議/同
支援労組と意見交換会/横浜市中区

【夜】
会合(議会)/都内

団会議室です


2013年11月20日(水) 受章を辞退したある議員

市制記念日。相模原市の‘誕生日’である。毎年市政功労者の表彰が行われる。地元選出議員として式典に参列した。ボランティアでまちづくりに携われた多くの皆様に改めて敬意を表したい。

さて本来対象だった議員が、一人その受章を辞退した。プロの姿勢としてその立ち振る舞いは立派であり敬意を表する。元々議員は税金から報酬を得ている。その責任はあっても感謝される筋合いはない。

外国の入国時は書類に職業を「civil servant」と書く。そう公務員とは奉仕者であり僕(しもべ)なのだ。不詳私はそのことを誇りとしている。自らもまた賞をもらうまい。

●今日一日

【午前】
支援者ご親族告別式/南橋本
市表彰式/富士見

【午後】
行政相談(福祉)/上溝
行政相談(行革)/小山
打合せ(議会)/中央
書類作成(報告会)/事務所
地域まわり/南区内

【夜】
月例ミニ県政報告会(アベノミクス)/産業会館
会合(地域)/中央


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