てらさき雄介の日記
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| 2013年11月19日(火) |
少なくとも街頭では負けまい |
しばらく県外だったので、議会も地元も仕事がたまっている。早速ひとつひとつ取りかかった。何をおいてもまずは街頭活動。早朝JR相模原駅に立つ。既に冬の気候だがそれ程寒くはない。
次期統一選まで1年半。そろそろ新人の話も聞こえてくるなかで、今後は駅頭に出てくる議員も増えるだろう。急にこられても迷惑な話だが、まあこれを止める手立てはない。しかし少なくとも街頭で負けたくはない。
さて今後は駅だけでなく街角にも立とう。元々田中角栄氏の「辻説法」は路地で行われていた。誰もいなそうな場所でも聞いていてくれる。今後はより具体的に計画を立てたい。
●今日一日
【午前】 朝の街頭活動/JR相模原駅 次回代表質問検討会議/県庁
【午後】 打合せ(議会)/横浜市中区 次回代表質問検討会議/県庁
【夜】 党県連主催・消費者団体との意見交換会/横浜市中区 会合(地域)/町田市
朝もメッキリ寒くなりました
| 2013年11月18日(月) |
羽田空港から直行するも |
帰国。移動は苦にならない方だが、さすがに先週の日程は疲れた。今日も地元地域の振興会に参加するため、羽田空港から南橋本の宴会場に直行。行きの都合で車を利用。すると帰路は大渋滞。まずい間に合わない・・・。
そこで決断した。保土ヶ谷バイパスから東名に直接乗り、下りで海老名へ向かい圏央道へ。戻って相模原当麻のインターで降りる。そのまま129で会場まで向かう。横浜からこのルートは初めてだ。
すると早い。ほぼ一度も停車することなく到着した。なるほど遠回りの方がいい場合もあるのか。唯一残念なのは圏央道の料金。高いとう声が多いので、県としても事業者に要望しているところ。
さて会では意見交換の最中に酒が出る。飲もうか飲むまいか迷ったが、代行運転を決断して一杯。ふーっと酔ってしまった。ビールだけなのに。どうも最近バタバタしているようだ。少し落ち着こう。反省。
●今日一日
【午前】 京畿道議会視察/韓国・京畿道
【午後】 ソウルから相模原へ
【夜】 下九沢地域振興会例会/南橋本 事務作業/事務所
韓国・京畿道議会副議長にお迎えいただきました
| 2013年11月17日(日) |
電車の中でも住民相談 |
韓国・京畿道を訪問。住民の相談を24時間体制で行う‘民願室’を視察した。今日は日曜日。しかし変窓口は開いている。電話相談に至っては外国語も駆使し、日本人観光客からも相談を受けている。
障がい者の方向けテレビ電話相談、北朝鮮脱北者相談など、非常に幅広い相談体制が組まれている。中でも驚きが「いつでも民願列車」だ。実際乗車して現場を見たが、多くの相談者がここにもいた。
鉄道は国鉄。その1車輛を京畿道で借り切り、なかで生活・金融・健康など複数のブースを置いて相談を受けている。私たちの乗車は30分ほどだったが、その間も人が途切れることはない。
韓国はIT先進国。その結果として住民と行政の距離が変わり、様々な要望に応える必要が出来たのだろう。試行錯誤しながらという印象もあったが、少なくとも日本では実施に至っていない。
●今日一日
【午前】 京畿道庁民願室でレクチャー/韓国・京畿道
【午後】 ‘いつでも民願列車’視察/韓国・京畿道
電車の車輛を貸切って相談コーナーを設置しています
| 2013年11月16日(土) |
新宿小学校30周年にあたって |
相模原市立新宿小学校の30周年記念式典と祝賀会に参加。地番は田名だが上溝も学区になっている。ちょうど私が小学校に通っている頃に建設された。近所なので思い入れもある。
この学校にはポニーがいた。名前はラッキー。人間年齢で100歳に近かった昨年、残念なことに亡くなってしまった。最初迎えたときの先生が、今日の式典で感慨深く話をされていた。
さて市立小中学校の教職員給与を、県からでなく市が支払えるようにするよう、平成29年度をメドに制度改正することなった。県と市で既に合意し、現在国に働きかけている。
これによって1兆7千億の県一般会計予算は約2千億円目減りする。横浜市に至っては市の予算が県を上回ることになる。昨今の地方制度改革のなかで最も大きな規模だ。
含めて子どもたちにより良い教育を実現すること。‘公’が過度に叫ばれる昨今。しかし基本は自立した個人である。まさに「個を強くする」教育が求められている。ちなみに「個を強く」は我が母校明治大学の教育方針でもある。
●今日一日
【午前】 事務作業/事務所
【午後】 新宿小学校30周年記念式典・祝賀会/田名
【夜】 相模原からソウルへ
地元新宿小学校が30周年を迎えました
| 2013年11月15日(金) |
ロンドンからライオンズへ |
ロンドンから相模原へ。帰りは約12時間の飛行。半分は酒を飲みながら、もう半分は熟睡できた。行きに比べて楽だった気がする。
成田空港から相模原へ戻る。そのままライオンズクラブの例会に参加。急にローカルな世界である。しかしこちらの方が安心する。知った人たちと一緒にいれること。何より故郷で仕事をし続けられる幸せを実感。
とは言えさすがに疲れた。今日の例会は若干の酒も入ったゆえ、閉会後は早々に自宅に引き上げる。明日からもまた忙しい日々。頑張ります。
●今日一日
【午前】 ロンドンから相模原へ
【午後】 ロンドンから相模原へ
【夜】 ライオンズクラブ例会/相模原
| 2013年11月14日(木) |
法人事業税を考えた支援を |
神奈川県内からロンドンへ支店や営業所を出している皆様と意見交換。当地が金融センターであることをメリットと考え進出。他のヨーロッパ諸国もテリトリーにしている企業も多い。
某企業はエネルギー関連事業の受注を目指し、風力発電をはじめ具体的な営業活動を幅広く行っていた。一方で既存のノウハウだけでは難しいらしく、日々の情報収集が重要とのこと。本日私たちに会ったのもその一環らしい。たゆまぬ努力に感服した。
県としても企業の海外状況は他人事ではない。県の収入は法人事業税の割合が一定多く、企業の所得を上げることは行政運営の基盤強化になる。また数年ごとに財政危機に陥る不安定さは、今後解消していかねば継続した施策は打てない。在外企業に対する支援も具体的に行う必要がある。
●今日一日
【午前】 自治体国際化協会でレクチャー/ロンドン
【午後】 県関連進出企業及び日本政府関係者と意見交換会/ロンドン
【夜】 ロンドンから相模原へ
ロンドン進出企業からは神奈川県への支援要請も
| 2013年11月13日(水) |
福祉先進国スウェーデンを視察 |
福祉先進国スウェーデンの現場を視察。国立難病センターでは様々な病気や障がいのある方を支援している。一人ひとりに支援員(ケアマネに類似する)がつき、そこに本人と家族の意思が大きく加わる制度。皆さん元気に過ごしていたのが印象的だった。
市立高齢者施設も視察。大規模団地のなかに設置されている。日本も公営住宅の高齢化が大きな問題になっており、今後県営住宅に福祉施設を入れる算段をしている。スウェーデンでは各地にある。経営状態に疑問も感じたが、社会投資を福祉に向ける国柄ゆえ問題はないそう。
昼はウェストジョータランド県議会議長と。25%の消費税率についても聞いてみた。国民合意が既に形成されており、党派間の認識もそれ程違わないとのこと。一方で「消費税だけで福祉をやっている訳ではない」とも。税制は簡素化されているがその率は押なべて高い。まさに総合福祉国家だ。
●今日一日
【午前】 国立難病センター‘アグレンスカ’視察/エーテボリ市 市立高齢者施設‘トラフパンクテン・クルツルフセット’視察/同
【午後】 ヴェストラジョータランド県議会議長主催昼食会/エーテボリ市 エーテボリ河川運送の現地視察/同
【夜】 エーテボリからロンドンへ
福祉先進国の現場を視察
| 2013年11月12日(火) |
スウェーデンの政治家 |
友好都市であるウェストジョータランド県を訪問。これが今訪欧団のメイン業務。知事や議長と懇談。また各分野の若い行政幹部より経済・都市建設・文化について広範なレクチャーを受ける。
制度は議会内閣制を採用。議長はじめ議会から選出された常任委員が役職につき、行政と予算の執行権をもつ。一方で知事は国の任命。どちらかと言うと出先機関という感じだ。しかし双方は対立の関係ではない。
現在スウェーデンの国は保守政権。一方でエーテボリ周辺地域は社民系が強く。いわゆる‘ねじれ’状態になっている。福祉政策の基本は共通とのことだが、しかし移民問題等では党派対立が激しく行われている。
海外の政治家と話してみると思う。その国柄は違っても行動原理や発想は似通っている。‘政治家の生理’とでも言うのだろうか。一方で住民はどうか。また似ているのだろうか。頭がめぐる。
さて岡崎元知事が友好締結を結んでから20年が経った。国同士が安全保障とメンツを抱えている以上は、自治体外交は世界平和に向けた重要な手法である。中韓は言うに及ばずヨーロッパもそうだ。
●今日一日
【午前】 ウェストジョータランド県知事と懇談/エーテボリ市 ウェストジョータランド県幹部よりレクチャー/同 エーテボリ市議会訪問/同
【午後】 エーテボリ市長主催昼食会/エーテボリ市 パッシブハウス(無暖房住宅視察)/同
【夜】 ウェストジョータランド県知事主催夕食会/エーテボリ市
地方自治のあり方について知事と直接意見交換
| 2013年11月11日(月) |
県ロンドン事務所の撤退後 |
ロンドンである。日本大使館を訪問。大使と懇談した。「イギリスは価値観が似ている」との評。国連等の議決でも日本はアメリカよりイギリスの方が、決議や議案の採決態度の一致率が高いとのこと。
明治維新後に日本が初めて結んだ軍事同盟は日英同盟。その後国際連盟の常任理事国になる足場を築いた。しかし昭和の戦争では「鬼畜米英」となる。政治の誤った誘導がいかに恐ろしいかを物語っている。
さて県はロンドン駐在事務所を置いているが、本年度を区切りとして撤退することが決まった。一方で、これまで培ってきたネットワークの継続や、県内企業の進出支援は必要で、代わる何らかの手段を模索しなければならない。
●今日一日
【午前】 在ロンドン日本大使館表敬訪問/ロンドン 日本貿易振興機構ロンドン事務所でレクチャー/同 神奈川県ロンドン駐在事務所視察/同
【午後】 ロンドンからエーテボリへ
| 2013年11月10日(日) |
神奈川県議会友好訪欧団に参加 |
超党派で組織した神奈川県議会友好訪欧団(9名)のメンバーとして、本日から4泊6日でイギリスとスウェーデンを訪問する。
ウェストジョータランド県との友好締結20周年がメインだが、あわせてロンドン駐在事務所の活動状況や県内企業の進出についても調査を行う。
今日は成田からロンドンまで移動。約13時間の移動である。狭い機内。飲んで寝るしかない。詳細はこの‘日記’で明日以降ご報告する。
●今日一日
終日 相模原からロンドンへ
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