てらさき雄介の日記
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2013年10月30日(水) 柏崎刈羽原子力発電所を視察

柏崎刈羽原子力発電所を視察した。市議になり立ての17年前に一度来て以来。現地に到着すると何となく風景を覚えているもの。東電職員と案内スタッフに原子炉まで案内してもらう。

7つの炉があるが現在は全て停止中。しかし4,000人をこえる職員は普段と変わらず仕事をしている。その様子に感じ入るものがあった。日本の技術力はこのような現場で支えられている。

夜は柏崎市内のホテルに宿泊。原発が稼働しているときは、予約が取れないくらい一杯とのこと。しかし今は客足も少ない。周辺地域は長年にわたり政治に翻弄されてきた。今もまた。責任ある対応が必要だ。

●今日一日

【午前】
相模原から柏崎へ

【午後】
柏崎刈羽原子力発電所視察/新潟県柏崎市及び刈羽村

原子力発電所の中を視察しました


2013年10月29日(火) 徳洲会病院の捜索に思うこと

徳洲会が公職選挙法違反で捜索を受けている。創始者の徳田虎雄氏はひとかどの人物。立志伝中の人であり、かつ強大な権力と戦ってきた。その人生には敬服していた。しかるにこの不始末である。

病院ぐるみで選挙に臨んだ合言葉は「一族から総理大臣を」だったそう。驕りである。いや凋落と言えるのかもしれない。高齢により自ら職を辞するとき、なぜ志ある人を選ぼうとしないのか。なぜ自分の息子なのか。

親は誰でも子に苦労をかけまいと思う。「息子には継がせたくない」という中小企業の社長は多い。しかるに政治家は違う。「自分の子どもに継がせるってことは、かなりいい思いをしてきたんでしょうね。」市民の声である。

さて徳洲会病院は貴重な存在。特に九州地方や離島等には無くてはならない。まさに生命線である。早期の信頼回復を望む。そのためには事件の顛末を見届ける前に、潔く政治から手をひくべきである。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
行政相談(雇用)/緑区橋本
事務作業/事務所
地域まわり/中央区内


2013年10月28日(月) 12月の議会に向けた準備

次回代表・一般質問の検討が始まった。各2名ずつ民主党県議団から登壇する予定。政調会長としての仕事は主に代表質問。登壇する議員の意向は尊重するが、本会議場で一度発してしまえば会派の意思になる。

故に、これまで行ってきた議論との整合性や、今後に与える影響なども考慮に入れつつ、約1ヶ月かけて慎重に検討を進めていく。なかなかこれが大変な作業なのである。議会局スタッフの力も借りねばならない。

さて12月に行われる第三回定例会の後半は、来年度予算編成作業に大きな影響を与える。会派として知事に提出した‘予算・施策要望’を実現するため、戦略的に議論を進めていかねばならない。しっかり取組んでいく。

●今日一日

【午前】
次回代表・一般質問検討会議/県庁

【午後】
圏央道建設促進協議会定期大会/千代田区平河町

【夜】
会合(議会)/都内


2013年10月27日(日) 障がい者への理解促進

障がい福祉施設のおまつり。利用者やご家族は無論のこと、地域からも多くの参加者があった。焼きそばやバザー等の出店も盛会で、見まわすと皆んな笑顔である。まさに良い時間と空間だった。

一方で、障がい者に対する理解は進んでいない。その対策はまず接すること。障がい者と顔を合わせたことがない、話したことがないでは、理解したくとも出来るはずがない。

地域にある障がい福祉施設は、市民との接点を常に求めている。今日のイベントのように、その機会をつくる努力がされたとき、後ろから優しく手を差し伸べる。そんな行政であって欲しい。

●今日一日

【午前】
障がい福祉施設おまつり/緑区大島

【午後】
臼井貴彦相模原市議結婚披露宴/横浜市港北区

【夜】
同2次会/横浜市港北区

結婚披露宴で司会をつとめました


2013年10月26日(土) 母校もまた一つの‘根’

母校明大中野八王子高校の文化祭。OB&OG会のブースを手伝った。山奥でそれほど人数も多くない学校。ゆえに派手さのない学園祭だが、子どもたちは皆楽しそうだった。

卒業して既に云十年。今をもって学校に通えるのは嬉しいこと。「地盤も何もないんだから根を切るな」ある先輩から言われたこと。‘根’が何を意味するかは難しいが、母校は当然にその一つであるはず。

●今日一日

【午前】
明大中野八王子高校文化祭(手伝い)/県庁

【午後】
事務作業/事務所

【夜】
会合(地域)/星が丘

母校で当時のバスケ部バッグを発見


2013年10月25日(金) 山崎努の怪演に感嘆する

風邪をひいたらしい。最低限の仕事は行いながら、それ以外の時間は自宅で休養。今日中に直すためには、温かい環境でじっとしているしかない。

ふとテレビを付けると‘新必殺仕置人’をやっている。残念ながら映像は風化しており状態は良くない。テレビ放映ギリギリのところだろう。しかしその内容たるや近年にはない面白さ。

元々人殺しの話。悪者が主人公だ。しかも「実は良い人だった」というオチではなく、徹頭徹尾その悪いさを貫いている。特に山崎努の怪演は見事。小さなテレビ画面でこれだけ醸し出せるとは。まさに俳優。

ストーリーや映像を自主規制するのが流行り。またすぐにR指定を付けたがる。しかし悪を悪として、怒りを怒りとして、血を血として表現する。これが面白い作品をつくる基礎である。

●今日一日

【午前】
資料作成(報告会)/事務所

【午後】
相模原市職員労働組合定期大会/富士見

【夜】
月例ミニ県政報告会/富士見
打合せ(地域)/事務所


2013年10月24日(木) 父からもらった2冊の本

先日父から2冊の本をもらった。1冊は母方の祖父から父がもらったという‘奥の細道’。昭和11年版で確かに祖父のサインがしてある。中身が難解なので後日にした。

もう一つは‘千姫様’という本。最近の小説だ。千姫の大阪落城以降をテーマにしている。そう言えば城を脱出した彼女が、その後どうなったのか知らない。興味深く一気に読んだ。

なるほど。将軍の孫はこのような縁を辿るものか。幸せか否かは現在の尺度では推し量れない。しかし何とも悲しい話である。最近は県庁行きの電車内で、どうしてもスマホをいじってしまうことが多い。本も読まねば。

●今日一日

終日所用


2013年10月23日(水) 今、キリングフィールドに立って

思い出というのとは違う。ショッキングという意味で忘れられない場所がある。そこを目指して旅をしているので、事前の心構えはしているのだが、実際に立ったとき想像をこえた衝撃を受ける。

今日訪れた‘キリングフィールド’も、一生忘れられない場所になるだろう。一度は来たかった、いや来なければならないと考えていた。同じアジア、それほど遠くはない。しかし42歳になっての訪問である。

プノンペン市内から車で約30分。人影も多くない郊外、現在は‘慰霊施設’として静寂のなかにある。幸いにも日本語案内のイヤホンマイクがあった。約2時間かけてゆっくりと中をまわった。

同名の映画を幼少時に見た。これもショックだった。そこからは農作業をする強制収容所という印象が残った。しかし違った。単に人を殺す為だけにつくられた施設。まさに処刑場だったのだ。

ふたつ新たな事実を知った。クメールルージュは子どもを徴用し処刑人に仕立てた。しかし選ばれなかった子どももいた。処刑された人の身内である。復讐を恐れた政権は、その子どもや赤ん坊まで全て殺していた。

もうひとつ、処刑には銃を使わなかった。弾が高価だったからとのこと。農作業で使うオノやクワを振り下ろす、生えている大木に頭をたたきつける。生きたまま穴のなかに落として埋める。

カンボジアの当時800万人の総人口のうち、実に300万人以上がポルポト政権5年間で虐殺された。人間の所業ではない。しかし大昔の話ではない。私が生まれた後のことだ。

何故このようなことが起きたのか、その原因を突き止めなくてはならない。「歴史の評価は歴史学者に」と言う人がいる。しかし違う。政治家こそ評価を下さなければならないのだ。

‘ルワンダ’の涙を見ただろうか。アジアやアフリカ、それ以外の地域でも殺し合いがある。その根絶を目指すのが政治。かの国で過去に起きたことを、自らの問題として考えるべき。その先に希望があると信じている。

●今日一日

終日所用


2013年10月22日(火) 言い訳ですが理解して頂きたい

相模原は大好きだ。良い悪いではなく自分自身。一心同体である。しかし時として息苦しくなることも。何故だろうか。元来の‘自由人’ということか。

組織が苦手。しがらみも嫌。人間関係がうっとうしくなることも。そんな時に思う。数日でも違う環境に行きたい。

そして時々外国に行く。そのことで批判も受ける。しかし車も興味なし、住まいも興味なし、服も興味なし、食べ物も興味なし。唯一と言っていい趣味が旅なのだ。

もちろんわかっている。これは趣味。平たく言えば遊び。その主目的は英気を養うこと。仕事に活かすこと。そのことは肝に銘じている。

●今日一日

終日所用


2013年10月21日(月) しかし携帯電話は高い

何が高いと言えば携帯電話。機体もそうだし通信料も。一方で最近はスーパーも牛丼屋でも食料品は安い。日本人のエンゲル係数はかなり少ない。

公共料金が高過ぎるのだ。下げねばならない。消費税の軽減税率が話題になっているがそれだけではない。日常的な負担は多くある。

●今日一日

終日所用


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