てらさき雄介の日記
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| 2013年10月10日(木) |
民主党だけが「賛成」した陳情 |
厚生常任委員会の採決日。‘子宮けいがんワクチン’に関する陳情2件に、民主党のみが「賛成(了承)」した。他会派はすべて「継続審査」を主張した。結果採決によって「継続審査」に決まった。
この判断に至るには私自身悩んだ。重篤な副作用に苦しんでいる人がいる。一方でワクチンによってがんにならなかった人も。すべての接種を否定出来るのかどうか。現場からも多くのご意見を聞いた。
県レベルではワクチンの成分分析は出来ない。国に委ねるしかない。また副作用の結果にすべて責任を負うことも難しい。だからこそ目の前にいる被害者の現実を直視し、当面は接種を止めるべきと考えるに至った。
公式の会議で判断を出した以上は、議会内外でその問題点を声を大きく主張していきたい。また国に対しても相談体制の確立や、被害者の救済に踏み出すよう、あわせて強くはたらきかけていく。
●今日一日
【午前】 党県議団政務調査会/県庁 党県議団部会長会議/同 厚生常任委員会正副委員長打合せ/同 厚生常任委員会(質疑)/同
【午後】 党県議団役員会/県庁 党県議団全体会議/同 厚生常任委員会(質疑及び採決)/同
【夜】 友人の結婚を祝う会/相模原
ご結婚おめでとうございます
| 2013年10月09日(水) |
労働相談ダイヤルの告知活動 |
橋本駅デッキの上で行われた相模原地域連合の街頭活動に参加。市内組合員の皆さんが‘労働相談ダイヤル’のビラを配り、横で私ほか協力議員がマイクで宣伝をする。
これまでも本会議で職場のパワハラ・セクハラ・マタハラについて取り上げてきた。また昨今はいわゆるブラック企業の存在が問題になっている。意図的に雇用のルールを破る悪質業者だ。
一方で個々の職場に政治が立ち入る限界もある。賃金や雇用体系を含めて、第一義的には労使双方の協議で解決されるのが望ましい。今後も現場の取組みを応援していく。
☆連合神奈川・労働相談ダイヤル 0120−154−052(平日の9:30〜17:30)
●今日一日
【午前】 朝の街頭活動/JR相模原駅 地域まわり/中央区内
【午後】 地域まわり/中央区内
【夜】 相模原地域連合街頭活動/橋本駅
朝はJR相模原駅に立ちました
9月補正予算を審議する予算委員会が開かれた。民主党を代表して、滝田孝徳議員(川崎市中原区)・佐藤知一議員(厚木市)・栄居学議員(川崎市川崎市)が約1時間30分質疑を行った。
県政の重要施策について骨太な提言を行いたいと考え、政調会長として個々の質疑内容を一緒に検討した。子ども・子育て支援、地域医療再生計画、特区制度を柱にした。
特に子ども・子育て支援は新制度の検討が進んでいるが、国に求められた以上の要素を県計画に入れていくとの知事答弁。現場の意見をしっかり聞ききながら、今後の検討が進むよう取組んでいく。
●今日一日
【午前】 朝の街頭活動/淵野辺駅南口 予算委員会/県庁
【午後】 予算委員会/県庁
| 2013年10月07日(月) |
地域という‘横’の面を重視して |
下九沢地域振興会のパトロールに参加。夜なのでライトを付けて地域を歩く。あそこに工場がある。こんなところに家が建っている。なるほど車で通るのとは違う光景が見えてくる。
行政は様々な施策を縦割りでやっている。それで上手くいっている面もあるが、今後はより地域という‘横’の面を重視すべき。その意味では福祉、教育、道路どれも一体であるはず。
●今日一日
【午前】 実践倫理宏正会朝起会/中央 党県連役員会/横浜市中区 党県連常任幹事会/同
【午後】 予算委員会打合せ/県庁
【夜】 党支部常任幹事会/富士見 下九沢地域振興会パトロール/下九沢 会合(議会)/相模原
| 2013年10月06日(日) |
浪人中の自分を思い起こして |
本村賢太郎中央区後援会の旅行会。昼食会場までご挨拶に伺う。静岡の焼津まで車で向かった。当麻の圏央道インターに乗ると東名厚木までは15分。しかしそこからが意外に遠かった。約1時間30分かけて現地に到着。
バスを連ねての数百人。すべての方とお話は出来なかったが、それでも「わざわざ来てくれた」と言って下さった。マイクを持ち「次期衆議院選挙に向けて全力で応援していく」とお約束した。
31歳からの4年間。その浪人時代は本当に色々なことがあった。「良い経験だった」などと簡単には言えない。誰にもずっと言えないであろうことも多くあった。今更ながらよくしのげたと思う。
かつて私を支えてくれた皆様への恩返し。まずは県議としてその責任を果たすことだ。そして同じ境遇にある本村賢太郎氏を支援し続けること。不思議と以前のことが思い出される今日この頃である。
●今日一日
【午前】 地元歌手主催カラオケ大会/富士見 虹ヶ丘幼稚園運動会/緑が丘 中央商店街振興組合秋まつり/中央 すこやか保育園運動会/横山台
【午後】 本村賢太郎後援会日帰り旅行/静岡県焼津市
焼津の帰りは渋滞にはまりました
| 2013年10月05日(土) |
障がい児に‘旅のプレゼント’ |
JR東労組横浜地本のイベントで伊東市へ。県内の障がい児に‘旅のプレゼント’をしている。列車に乗り東海道線を走って伊豆へ向かう。現地ではシャボテン公園などで楽しい時間を過ごす。
あいにくの雨模様。しかし多くの組合員とボランティアにより、素晴らしい内容になっていた。敬意と感謝を申し上げる。県として障がい者施策を進めることは、私自身に課せられたライフワークの一つ。精一杯取組んでいく。
●今日一日
【午前】 東プレ労働組合大会/南橋本
【午後】 JR東労組横浜地本イベント/静岡県伊東市
【夜】 事務作業/事務所
| 2013年10月04日(金) |
県という存在は解消される |
地元民主党のメンバーで市行政関係者と会合を持った。それぞれ国・県。市の役割分担はあるが、皆んな相模原を地盤に仕事をしている。その意味で重要な機会であったと思う。
相模原市は変革期を迎えている。リニア等のハード面だけではない。人口が増加から減少に転じる‘折り返し’が数年後に迫っているのだ。人が減る町の経営は難しい。多くの自治体がそれを証明している。
その準備を急ピッチで進めねばならない。特に住民自治を進化させること。これまで団体自治は語られても、そこに住民を参加させることに不得手だった。しかしそれでは高齢化社会はもたない。
県という存在はいずれ解消される。地元市町村と住民にとって、より良いカタチで‘最後’を迎えさせる。それが県議になった動機のひとつでもあり、また地方自治の進展に今求められていることだ。
●今日一日
【午前】 予算委員会打合せ/県庁
【午後】 党県議団役員会/県庁 予算委員会打合せ/同
【夜】 会合2件(党)/南橋本
| 2013年10月03日(木) |
政府の‘解雇特区’は本末転倒 |
菅内閣官房長官が‘解雇特区’の発言。雇用を大切にし解雇を難しくするのではない。これまで培われてきた雇用を守るルールを、悪い方向に変えてしまおうという特区である。
検討の指針は「経済性」とのこと。企業の利益を生み出すことが経済の目的ではない。雇用の安定は社会のセーフティーネット。本末転倒である。安倍政権に再考を求める。
●今日一日
【午前】 厚生常任委員会正副委員長打合せ/県庁 厚生常任委員会(質疑)/同
【午後】 厚生常任委員会(質疑)/県庁
【夜】 会合(議会)/県庁
| 2013年10月02日(水) |
‘検討会’だけでは不十分 |
県立津久井やまゆり園を視察。数日前に急きょ連絡した。半ば飛び込みのようだったが丁寧な対応をしてくれた。久し振りの訪問だったが、地域に根付いた貴重な施設であることを再確認できた。
県は緊急経済対策で「移譲を含めて検討」と位置付けた。この記載について地元からも多くの否定的ご意見を頂いてきた。いかに財政が厳しかろうと、重度障害者施設を手放して何の県政か。むしろ充実させるべきだ。
更に今後の方向性を検討している‘検討会’なる存在。どこまでここに委ねていいのか不安。少なくとも施設の地域性や、その場所にあり続けた歴史について、深い検証が行えるとは思えない。だからこそ議会の責任は重大だ。
●今日一日
【午前】 県立津久井やまゆり園視察/緑区千木良
【午後】 小田急相模原駅再開発竣工祝賀会/南区相模大野 保健福祉局と意見交換(障がい福祉)/県庁 予算委員会打合せ/県庁
久し振りに津久井やまゆり園(障がい者施設)を訪問しました
| 2013年10月01日(火) |
子宮頸がんワクチンの副作用 |
厚生常任委員会の初日。議案及び報告事項の説明に続いて質疑が行われた。神奈川県議会では議案以外の一般所管事務も扱えるため、分野は限られているが一種の一般質問と言える。
民主党からは早稲田夕季議員(鎌倉市)が発言。子宮頸がんワクチンの副反応、被災地復興予算の返還、動物愛護、一般会計予算等について、約1時間半にわたって取り上げた。
特に子宮頸がんワクチンは重大な問題。副作用の事例が多く報告されている。中には重篤な症状も。「メリットよりもデメリットが大きい」という指摘はその通り。現状把握など県レベルで可能な取り組みもある。
さて常任委員会はあと2日開かれる。対行政という意味では党派に対立は少ない。県民目線でしっかりした主張を展開し、かつそのことによって県行政が変化するよう、副委員長として委員として全力を尽くす。
●今日一日
【午前】 厚生常任委員会正副委員長打合せ/県庁 厚生常任委員会(説明及び質疑)/同
【午後】 厚生常任委員会(質疑)/県庁 予算委員会打合せ/同
【夜】 保健福祉局と意見交換(医療)/県庁
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