てらさき雄介の日記
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2013年10月02日(水) ‘検討会’だけでは不十分

県立津久井やまゆり園を視察。数日前に急きょ連絡した。半ば飛び込みのようだったが丁寧な対応をしてくれた。久し振りの訪問だったが、地域に根付いた貴重な施設であることを再確認できた。

県は緊急経済対策で「移譲を含めて検討」と位置付けた。この記載について地元からも多くの否定的ご意見を頂いてきた。いかに財政が厳しかろうと、重度障害者施設を手放して何の県政か。むしろ充実させるべきだ。

更に今後の方向性を検討している‘検討会’なる存在。どこまでここに委ねていいのか不安。少なくとも施設の地域性や、その場所にあり続けた歴史について、深い検証が行えるとは思えない。だからこそ議会の責任は重大だ。

●今日一日

【午前】
県立津久井やまゆり園視察/緑区千木良

【午後】
小田急相模原駅再開発竣工祝賀会/南区相模大野
保健福祉局と意見交換(障がい福祉)/県庁
予算委員会打合せ/県庁

久し振りに津久井やまゆり園(障がい者施設)を訪問しました


2013年10月01日(火) 子宮頸がんワクチンの副作用

厚生常任委員会の初日。議案及び報告事項の説明に続いて質疑が行われた。神奈川県議会では議案以外の一般所管事務も扱えるため、分野は限られているが一種の一般質問と言える。

民主党からは早稲田夕季議員(鎌倉市)が発言。子宮頸がんワクチンの副反応、被災地復興予算の返還、動物愛護、一般会計予算等について、約1時間半にわたって取り上げた。

特に子宮頸がんワクチンは重大な問題。副作用の事例が多く報告されている。中には重篤な症状も。「メリットよりもデメリットが大きい」という指摘はその通り。現状把握など県レベルで可能な取り組みもある。

さて常任委員会はあと2日開かれる。対行政という意味では党派に対立は少ない。県民目線でしっかりした主張を展開し、かつそのことによって県行政が変化するよう、副委員長として委員として全力を尽くす。

●今日一日

【午前】
厚生常任委員会正副委員長打合せ/県庁
厚生常任委員会(説明及び質疑)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/県庁
予算委員会打合せ/同

【夜】
保健福祉局と意見交換(医療)/県庁


2013年09月30日(月) 1時間2,000円ではこちらが不安

JR相模原駅前で友人と酒を飲んだ。相変わらず人通りは少ない。それでも懸命に商売をしている店をハシゴ。ある店は何と「1時間飲み放題2,000円。」通常なら倍はする感じのつくりだ。

他のお店も総じて安い。これが全てデフレの影響かはわからないが、もはや人件費の切り詰めも限界にきている。プロの仕事には適性な金銭が支払われるべき。その手段を自由競争のみに委ねるのは不安。

かながわ労働局が県内の最低賃金を決めている。実態とのかい離や地域の傾向など、厳しいご意見も経営者から聞く。しかし一定の基準を示さなければ、現場の労働者が泣きをみてしまう。

●今日一日

【午前】
地域まわり&ポスター張替え/中央区内

【午後】
地域まわり&ポスター張替え/中央区内
行政相談(道路)/富士見
行政相談対応(道路)/市役所
資料作成(報告会)/事務所

【夜】
月例ミニ県政報告会(行政改革)/産業会館
会合(議会)/相模原


2013年09月29日(日) 42歳になりました、感謝

42歳になった。四十を越えて未だ迷いも多いが、何とか元気に生きていることに感謝。まわりから支えられてギリギリやっている仕事。その分特にありがたく思う。

さて既に若手ではない。ポスターからも「若い」を落とした。比較として使うときも稀にあるが、受ける期待に伴う成果を出せているか、その結果が問われる自分であると認識。

今年はこれまで以上に、一日一日を大切にしたい。様々なトラブルや嫌なことからも目をそらさずに、全てを受け止めて自分の力にしていきたい。

●今日一日

【午前】
星が丘公民館区町民運動会/星が丘
地域まわり&ポスター張り替え/中央区内

【午後】
JP労組さがみ支部大会レセプション/富士見


2013年09月28日(土) 報酬は年齢・当選回数関係ない

中村知成相模原市議の結婚披露宴。私ほか地元の関係者が多く出席。議員関係者は同じ卓に座っていた。改めて大分若返りしている。17年前に市議になったとき若手は皆無。ほぼ父親かそれより年上だ。

2年前の選挙で状況は一変。十人単位で同年代か私より若い議員が誕生。情報交換がしやすいという意味では、非常に仕事にもプラスになっている。また飲んだり食ったりしてストレス発散も出来る。

しかし市民から見てどうなのだろうか。私たちはボランティアではない。高額な報酬を税金から頂いているプロだ。年齢や当選回数に関わらず全く同じ金額である。「若いからゴメンナサイ」は通用しない。

「若いから仕事が出来る」と言われるようにしたい。他はいい。まずは自分自身である。議会で得る発言の機会を大切にし、その結果を持って市民の評価を受けたい。

●今日一日

【午前】
中村知成相模原市議結婚披露宴/藤沢市

【午後】
藤井裕久先生の叙勲受章を祝う会/南区上鶴間本町


2013年09月27日(金) 議会と知事が畏敬の念を

浅野史郎元宮城県知事を会派有志で招請。「知事から見た県議会」について講演を聞く。現職時代のナマナマしい話からあるべき地方自治論まで、3期12年の経験に基づいた貴重な話であった。

当日のマスコミ報道を思い起こすと、宮城県は知事と議会が‘揉めている’ように見えた。しかし当の本人曰く「そんなことはない。」「あるべき対立以上のことはなかった。」とのこと。なるほどそういうものか。

知事と議会が持っている特性についても、しっかり活かせばよいとアドバイス。議員が地元中心に活動することは、住民の意思を詳細に把握できること。また知事と違い一定の人数がいることは多様な民意の反映に繋がる。

また議会と知事が互いに畏敬の念を持てるような関係も大事とのこと。確かにそう。無用な対立は住民にとって不幸である。果たして今の神奈川はどうか。深く考えさせられた。

●今日一日

【午前】
支援者と朝食/中央
地域まわり/中央区内

【午後】
事務作業/事務所
元宮城県知事浅野史郎氏講演/県庁

【夜】
会合(議会)/横浜市中区


2013年09月26日(木) 規制緩和で損をする人たち

一般質問の最終日。民主党からは曽我部久美子議員が登壇。いわゆるブラック企業やマタニティハラスメント対策について取り上げた。経済は‘回復基調’にあるそうだが、雇用の実態は良くなっていない。

むしろ正規と非正規の格差は拡大し、かつ正規でも劣悪な状況下にある人も。その解決は政治に大きな責任がある。“規制緩和”現政権の方向だが、結果誰が得をして損をするか、しっかりした検証が必要である。

●今日一日

【午前】
民主党県議団役員会/県庁

【午後】
民主党県議団全体会議/県庁
本会議(一般質問)/同

【夜】
会合(党)/横浜市中区


2013年09月25日(水) せっかくの本会議だから知事に

本会議の一般質問も3日目。民主党県議団からは青山圭一議員(川崎市多摩区)と吉田大成議員(同麻生区)が登壇した。政調会長として内容に一定関わったので、その議論をじっくりと拝見した。

青山圭一議員は、死因究明の体制整備ついて、保健福祉局長と警察本部長に質問。それぞれ前向きな答弁を得た。解剖の98%を1名の医師が行っている現状は問題がある。また地元医師との連携も必要。

吉田大成議員は、いじめ撲滅とNPO等の支援について質問。知事から明確なメッセージが発せられた。「いじめている子どものフォローも」は同感。甘くする訳ではなく、それをしないと解決に向かわない。

さて最近は担当局長が答弁することも多い。答弁者は質問者が指名しているので、あくまで登壇する議員の責任だ。せっかくの本会議である。知事本人の考え方をもっと質す必要がある。今後の課題だろう。

●今日一日

【午前】
本会議(一般質問)/県庁
民主党県議団役員会/同

【午後】
民主党県議団全体会議/県庁
本会議(一般質問)/同

【夜】
民主党県議団厚生部会/県庁


2013年09月24日(火) 便利になるが不安もある

大阪から神奈川へ。新幹線ではなく飛行機を利用。空港までの往復を考えると時間的には余り変わらないが、昨今は飛行機の方が値段が安いこともある。今回もホテル2泊が付いて3万円と少し也。

議員の仕事は移動が多い。しかも急きょ決まる行程もある。手に持っているタブレットで即予約が出来るのはありがたい。一方でそのことによって旅行会社などの仕事が減っているのかもしれない。

新しい産業をつくることも政治の仕事。しかしその改革は誰かを傷つけないものであって欲しい。“痛みを伴わない構造改革”である。文明の利器に助けられながらも、時として現状に疑問を感じたりもする。

●今日一日

【午前】
大阪から神奈川へ移動

【午後】
事務作業/県庁
会合(議会)/横浜市中区

【夜】
臼井貴彦市議の結婚を祝う会/相模原

臼井市議の結婚を友人で祝いました


2013年09月23日(月) 堺市長選挙は現職を支持

堺で市長選挙をやっている。現職と維新公認候補の一騎打ち。大阪特有の事情も相まって、全国的にも注目を集めている。この選挙は‘大阪都’の是非が争点。双方の候補者とも見解を明確に打出し、連日の舌戦を繰り広げている。

世論調査によると現職優勢とのこと。すなわち大阪において維新が敗れるかもしれない。私は維新という政党に魅力を感じない。また都構想にも明確に反対である。現職の勝利を期待したい。

先日の本会議代表質問で発言した。「地方自治制度を考えることは、時として政治家と行政職員の頭の体操になってしまう。住民にとってのメリットは何なのか。丁寧にそのご意見を聞いていくべき。」

少なくとも橋下徹氏は、大阪市民と丁寧な対話をしているとは思えない。そこから生み出された制度設計が、結果として住民に理解され根付いていくだろうか。選挙の結果を注目している。

●今日一日

終日所用


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