てらさき雄介の日記
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2013年04月23日(火) 自治会連合会の歓送迎会

夜は上溝地区自治会連合会の新旧会長歓送迎会。自治会の業務は多岐にわたり、かつ年々その量が増している。一方で会長など役員のやり手は少なく、責任感ある人に過重の負担がかかっている傾向だ。

更には自治会の加入率自体も低下。世帯の半数に満たない地域もある。防犯灯の維持管理も行っていることを考えると、市民のなかに不公平な状態が生じている。

さて対策。県市の役割は大。一定の周知はしつつも、「あくまで任意の自治団体」と一線をひいている。しかし現状に危機感を感じれば、もっと踏み込んだ対応が必要だ。すなわち行政が自治会への勧誘を行うべき。

転入窓口に来て新住民に「相模原では基本的に自治会に加入してもらっています。」と言えばいい。どちらでもいいではなく「加入するのが基本」とはっきち打ち出す。結果は大分違ってくるはず。

●今日一日

【午前】
お休み

【午後】
地域まわり&ポスター張替え/中央区内

【夜】
上溝地区自治会連合会新旧歓送迎会/陽光台
青年会議所中央区部会/相模原
会合(党)/同

地元自治連の皆様と一杯


2013年04月22日(月) 羽田、相模原、関内、藤沢

早朝羽田に着いた。12時間の飛行機。少ししか寝れなかったので、さずがに眠く疲れている。相模原の事務所に戻り、1週間たまった書類を確認した後、自宅でしばらく就寝した。

午後からは地元飲食組合の総会。経緯あり発足し本日が第一回目。来賓を含めて盛会だった。議員としての経済活性化は元より、イチ市民としてもお役に立ちたい。

そして関内。党県連の打合せ。初の党務ゆえ不明の点も多い。他役員や先輩諸氏に教えてもらいながら、低迷を続ける党勢を神奈川から回復するよう頑張りたい。

その後は藤沢。プライベートな宴会。疲れを忘れて楽しい時間を過ごすことが出来た。店員に「相模原から来た」と伝えると、「ああ遠いですね」とかえってくる。そうでもないのだが。

さて仕事とはいえ、1週間にわたり海外にいた。しばらく議会は開かれないので、その分地元活動を今日から行いたい。まずはポスターの張替え・・。白くなっている所が大分ある。

●今日一日

【午前】
早朝羽田空港着
事務作業/事務所

【午後】
新中央区飲食組合総会・懇親会/中央

【夜】
会合(党)/横浜市中区

地元飲食組合の第一回総会


2013年04月21日(日) 飛行機12時間で映画を4本

パリから羽田まで12時間はさすがに長い。往路は半分寝ていたので何とかなったが、帰りは映画をしっぽり4本も見ることに。

1、レ・ミゼラブル
映画館で見た。2度目である。機内の非常に小さい画面だが、それでも感じ入る。本当に良い映画だ。

2、テルマエ・ロマエ
映画館で見るほどではないが、まあテレビドラマとしてなら楽しめる。最初は笑えたが、後半真剣な展開になったのがツマラナイ。

3、大奥〜永遠〜
将軍綱吉が女性という設定。菅野美穂が演じる。狭い大奥を舞台にしている。映像は綺麗。ストーリーはもう少し凝ってもいいのでは。

4、アルゴ
この頃は疲れてきたが字幕に挑戦。単純なストーリーだが迫真の描写である。アメリカ映画の面白さが詰まっていた。イランの扱い方は偏見かな。

●今日一日

パリから羽田へ移動(12時間)


2013年04月20日(土) 富の収奪による繁栄

先日出会ったイギリス在住の日本人が言っていた。「この国には富の蓄積がある。戦争に勝ち続けたのと関係ある。」

ロンドンの街は数百年同じ街並み。重厚かつ豪華なつくり。「綺麗だなー。」と自然に声が出る。だから観光客も多い。

一方でアフリカ諸国はどうか。今でも多くが貧しい。理由のひとつは植民地支配による富の収奪。アジアや南米の一部でも見られる傾向だ。

安倍政権は村山談話の見直しをほのめかしている。その内容は明らかにされていないが、植民地支配と戦争の贖罪を軽くする方向だろう。

日本は戦争に負けた。その後に総括が行われた。それは問題なのだろうか。素直に悪いことを悪いとするのは自虐ではあるまい。

勝った側は今でも「正しかった」と言い続けている。戦争、植民地支配、奴隷労働、空襲、原爆投下。すべて悪いことなのに。

●今日一日

【午前】
工業・科学技術館訪問

【午後】
事務作業等


2013年04月19日(金) オードセーヌ知事主催昼食会

オードセーヌ県を訪問。以前より神奈川県と経済交流があり、松沢成文前知事も数回訪問。今日も副議長他幹部が丁寧に対応して下さった。また近隣経済人を集めての昼食会も開催して頂いた。

まずはフランスと同地域の自治制度についてレクチャー。県市の2層制に限らず地域の自主性に委ねられている。一方国と地方の分担という意味では、非常に限定的な仕事しか行えず、分権のレベルでは日本が進んでいる。

また「仕事は来るけどカネが来ない。」とぼやく。これは日本と同じ。党派に限らず国と対峙する構造が出来ている。違うのは公選知事とは別に、中央派遣の‘県令’がいること。しかもオードセーヌでは隣の建物。

色々な話を聞くうちに感じたことはイギリスと同じ。フランスの自治体とは行政組織でありコミュニティ。むしろ後者が優先。地域ごとの文化を大切にする為の行政組織という感じである。

昼食会では日本の対仏投資や神奈川の立地について質問があった。また原発事故を踏まえてのエネルギー政策についても。フランスは原発を産業として捉えており、日本の動向に強く関心を持っているとのこと。

次回は日本でお会いすると言葉を交わし、短い時間のオードセーヌ訪問を終えた。有意義な時間だった。日本の地方自治制度は良く出来ており、やはり運営する人の問題であるとここでも実感。

●今日一日

【午前】
オードセーヌ県議会でレクチャー

【午後】
オードセーヌ県知事主催昼食会
アルベールカーン博物館・日本庭園を訪問

フランス・オードセーヌ県議会場


2013年04月18日(木) イギリスの地方自治

自治体国際化学会でイギリスの地方自治制度についてレクチャー。長年専門的に研究してきた内容を聞く。イギリスは民主主義の手本と言われている国。実際はどうであるのか興味深かった。

基本は議院(議会)内閣制。議会の多数派が行政を掌握する。市長や知事をはじめ警察関係の業務まで担当。政党政治が進んだ一例と言える。

首長の直接選挙も可能だが、制度導入にあたって住民投票を行い、結果否決された例が多い。

また国と地方の関係においても、中央集権と地方分権が行ったり来たり。スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの自治も絡み、権限や財源面では日本より進んでいるとは言い難い。

特にスコットランドは、イギリスからの独立を問う住民投票が数年後に予定されている。独立を推進する自治政府は、既に国としての体制を整備している。伝統ある王国と一言では済まない複雑さがある。

「イギリスとアメリカの違いは愛国心を強要するかどうか。」ガツンとくる言葉だった。アメリカはその成り立ちから愛国心を求める。しかしイギリスは階級社会でありながら実際は違う。とにかく庶民が強い。

それが地方自治の制度や運営にも反映されていると実感。都道府県と市町村の2層と決まっておらず、そのあり方も地域で決めている。これは自治体という行政制度を越えたローカルコミュニティが既に存在している証拠。

日本も江戸時代までは地域主権だった。そういう主張もある。確かに一理ある。通貨を法を各藩ごとにつくっていた。当時のコミュニティは既に崩れているが、何らか参考にできることがあるかもしれない。

その他にも多く学ぶことがあった。日本の地方自治は本当におくれているのか。制度を変えることによって前に進むのか。以前から感じている疑問に少し答えが出たかもしれない。

明日以降フランスでも同じく地方自治の話を聞く予定。その後にしっかりまとめたい。

●今日一日

【午前】
自治体国際化協会でレクチャー

【午後】
ロンドンからパリへ

ユーロスターでパリに向かいました


2013年04月17日(水) 欧州三菱重工で感じたこと

欧州三菱重工を訪問した。ヨーロッパ全域をテリトリーとし、同社の多彩な商品の販路を開拓している。役員から聞く話は‘プロジェクトX’の世界そのまま。高い技術力と海外駐在員が日本経済を支えていると実感。

特に発電事業には力を入れているとのこと。イギリスは洋上風力発電を増設する計画で、その受注に向けて技術開発を行っている。またその実験機は神奈川県横浜市内で既に稼働中。

昨日のレクでも感じたことだが、欧州は‘難しい’土地である。EU圏とはいえ国ごとに文化は違い、イギリス以外は英語が通じない。またそれぞれ独自の技術を持ち、かつドイツという大国もある。

「アジアよりアメリカより難しい」その言葉には重みがあった。日本は原発事故からエネルギー政策が迷走中。神奈川県も太陽光に特化せず、風力等も取り入れて、エネルギーのベストミックスを目指すべきだ。

●今日一日

【午前】
対イギリス経済投資省でレクチャー

【午後】
源吉兆庵ロンドン店を訪問
ジャパンセンターを訪問
欧州三菱重工でレクチャー

欧州三菱重工を訪問


2013年04月16日(火) 神奈川県ロンドン駐在事務所

早朝発の飛行機でロンドンへ。5泊7日の県外調査である。8時間の時差があり昼前にヒースロー空港に到着。迎えの車でホテルに荷物だけ置き、その足で日本貿易振興機構(ジェトロ)のロンドン事務所を訪問。

神奈川県の駐在事務所のスペースもこの中にある。専門家から英国事情のレクチャーを受ける。特に明日から訪問する対日投資関係や発電事業については念入りに。国同士の関係とは経済が基本と痛感。

さて今回の渡欧。第一の目的は英仏の地方自治制度の調査である。日本では道州制など‘制度論’が盛んだが、果たして先進的と言われる欧州の自治とはどのようなものか、実際に見聞きしたいと考えたのだ。

貴重な経費と時間を使っての行程。しっかり調査を深めるのは無論のこと、県議会の活動に活かせるよう、日本に多くのモノを持ちかえる決意だ。

●今日一日

【午前】
イギリスへ移動

【午後】
JETROロンドンでレクチャー
・イギリスの経済
・日本食の普及
・再生可能エネルギー

ジェトロ・ロンドンの事務所。神奈川県の駐在事務所もこの中にあります。


2013年04月15日(月) 人生初のゴルフコンペ

人生初のゴルフコンペに参加。事前の練習は3回しか行けなかったので、結果は言うに及ばずだ。しかし景観も天気も良好で、一日楽しく過ごすことが出来た。

主に平日。またほとんど丸一日かかる。今後それほど参加出来ないだろうが、一定お付き合いの幅が広がった気がする。それには練習。少なくとも空振りしないレベルまで。

●今日一日

【午前】
小池義和市議後援会ゴルフコンペ/緑区長竹

【午後】
小池義和市議後援会ゴルフコンペ/緑区長竹

【夜】
下九沢地域振興会例会/下九沢
会合(議会)/横浜市中区

初めてのゴルフコンペ


2013年04月14日(日) 鎌倉市議選が告示

鎌倉市議選が告示。関係ある候補者の陣中見舞いに伺う。定数26に43人が立候補し大激戦。乱戦ほど現職有利が一般的だが、前例が通用しない昨今の状況もある。

ポスターを見渡す。気になった候補をネットで調べる。いやどうも。本当に議員としてやる気があるのか、単なる就職活動ではないか、疑問に感じる候補者も多い。少なくとも一見ではそう感じる。

一方で立候補者は多い方がいい。街に関心ある人が多い証拠のひとつ。最終的には主権者が的確な判断をすると信じている。無投票や出来レースの選挙では、それこそ選ぶ側の責任も問われる。

どのような立場であろうとも、意欲と能力ある候補者の当選を祈る。神奈川を良くするためには、県内それぞれの街が良くならねば。相模原の地から出来る限りの支援を行っていく。

●今日一日

【午前】
鎌倉市議選陣中見舞い/鎌倉市

【午後】
鎌倉市議選陣中見舞い/鎌倉市

【夜】
会合(後援会)/千代田

鎌倉市議選が始まりました


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