てらさき雄介の日記
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| 2013年03月14日(木) |
「廃止」とハッキリある |
知人の紹介で県庁に来客。県立三浦ふれあいの村について要望をうかがう。緊急財政対策本部の事業見直しによると「平成27年度の廃止」に向けて、地元市等と調整中とのこと。
事前に概要を把握しなければと、昨日教育委員会の担当課に電話する。
寺「廃止になるんですか?」 担「書面にはそうありますが検討中です。5月頃に結論を出します。」 寺「廃止に向けた検討ということですか?」 担「現在検討中なので廃止に決まった訳ではありません。」 寺「でも三浦市と廃止に向けて調整しているのではありませんか?」 担「県として廃止の考えを持っていますが決まってはいません。」 寺「では存続という可能性もあるのですか?」 担「検討中なので何とも言えません。」
まあこの会話自体が何とも言えない。頂いたご要望は�廃止を再考して欲しい�というもの。廃止になるかどうか「わからない」では話のしようがない。
一方でこのままだったら5月に「調整が済みました。廃止いたします。」となるのは明らか。だから今なのだ。いかに財政難とはいえ、子どもの施設を廃止するとは世知辛い。
●今日一日
【午前】 事務作業/県庁
【午後】 予算委員会(傍聴)/県庁 行政相談(教育)/同
【夜】 街頭活動/JR相模原駅 ライオンズクラブ例会/相模原
三浦ふれあいの村は子ども向け‘海の事業’を開催しています
| 2013年03月13日(水) |
地に足の付いた観光施策を |
横浜・鎌倉・箱根に続く‘第四の観光地’を目指す城ケ島を訪問。子どもの時分以来かもしれない。余り記憶はない。
往年の賑やかさはないらしいが、それでも平日にも関わらず観光客はいる。ハイキング風の人が多い。
昼は食堂に。船が出せなかったらしく‘生しらす’はないが、釜揚げしらすとイカ焼きは美味。
いい島である。また訪れたい。しかし税金の使い道をチェックする議員としては、別の感想も持たざるを得ない。
‘第四の観光地’は厳しいかもしれない。素直な思いである。元々‘第三’とか‘第四’と数字を付けることに意義を感じない。
派手に打ち出せば良いというモノでもない。もっと地に足の付いた観光施策があるのではないか。いまだその段階と認識した。
●今日一日
【午前】 城ケ島散策/三浦市
【午後】 支援者訪問/都内
【夜】 会合(党)/都内
城ケ島の商店街
県は鎌倉市の世界遺産登録を支援している。あと一歩というところまで辿りついた。夏前には可否の判断がされる見通し。
さて鶴岡八幡宮等の神社仏閣は何度か行ったことがある。しかしいつも断片的だった。もっとしっかりと思い、一日かけて周辺を散策した。
亀ガ谷切通は現在でも普通に利用されている。当時をしのばせる趣があった。車の通行を制限しているのが良い。
北条氏最期の地である東勝寺跡。建物がないのが逆にいい。住宅街の中に整然と位置している。腹切りやぐらに合掌。
横浜・鎌倉・箱根に続く‘第四の観光地’をつくりたいと知事は云う。しかし既にある鎌倉に力を入れた方が、効率的かつ結果も出しやすいはず。
●今日一日
終日鎌倉散策
こんな看板もありました(建長寺の近く)
| 2013年03月11日(月) |
議員と役所の双方が堕落 |
予算委員会を傍聴した。場所は県庁本庁舎の大会議場。レトロな造りである。昭和中期までは県議会の本会議場として利用されていた。
さて肝心なのは中身。質疑に臨むスタンスは人によって違うので、安易に評価することは難しい。一方で白熱した議論は人を引き付けるもの。
日本の地方議会で横行している‘質問調整’は、議員と役所の双方を堕落させる。下を向いて原稿を読んでいるだけでは、子どもの作文発表会と変わらない。
残り2年間の任期。発言する機会が多くめぐってくるだろう。その一つ一つを大切にして、思うことを明確に主張していきたい。
●今日一日
【午前】 事務作業/事務所 地域まわり/中央区内
【午後】 予算委員会(傍聴)/県庁 行政相談対応(県立施設)/同
予算委員会は県庁内で中継されています
| 2013年03月10日(日) |
相模大野駅西側再開発 |
相模大野駅西側の再開発が終了した。その竣工パーティーに参加。市長が自らの職員時代を回想し挨拶していたが、私もこの事業には多少の思い出がある。
この再開発を都市計画決定する際に、市議会から出向で審議会の委員になっていたのだ。当時は事業に反対する地権者もいて、様々な議論が交錯していた。ご意見を伺うため現地を歩いたりもした。
目の前に大きなビルが完成した現在。今更云々と言うつもりはない。しかし再開発という手法自体が、高度経済成長時代の名残である。この相模大野と残る小田急相模原で最後になるだろう。
土地を高度利用する意義、商業集積の難しさ、膨大な税投資が必要なこと。他にも課題は多くある。今後は、既存の街並みを壊して新しくするのではなく、建物等を残した上での再整備を目指すべき。
●今日一日
【午前】 鼓笛まつり/中央 自衛隊入隊・入学激励会/同
【午後】 相模大野再開発竣工パーティー/相模大野 本村賢太郎・南区‘春のつどい’/上鶴間本町 地域まわり/中央区内
相模大野駅西側地区再開発
| 2013年03月09日(土) |
個人と国家の狂気を読む |
2冊の本を読んだ。個人と国家の狂気に唖然とした。命は取り返しがつかないが、犠牲者の冥福を祈るしかない。
「凶悪〜ある死刑囚の告発(新潮45編集部編・新潮文庫)」は、そのタイトル通り‘ある死刑囚’の告発から話が始まる。「別に共犯者がいる」と面会に行った著者に明かしたのだ。
新潮編集部が慎重に調査した結果、次第に真実が明らかになってくる。最終的には警察が着手。逮捕に至る。長く捕まっていなかったことよりも、これほど悪質な犯罪者がいることに唖然。
「731〜石井四郎を細菌戦部隊の闇を暴く〜(青木冨貴子著・新潮文庫)」は731部隊を取材したノンフィクション。石井四郎氏の生い立ちを中心に話が展開していく。
GHQによる調査のくだりは、かなり稀有な情報が書かれている。これだけ大規模な‘非人道的行為’が闇の中にあるのは、その首謀者がひとえに国家であるから。
●今日一日
【午前】 事務作業
【午後】 地域まわり/中央区及び南区内
【夜】 異業種交流会例会/富士見
| 2013年03月08日(金) |
卒業式で泣いてしまった |
養護学校の卒業式。感動的だった。泣いてしまった。これから先は社会人。障がい者が暮らすには、非常に厳しい日本の社会だが、その前途に心から幸あれと願う。
また多くの人に障がい者の実態を知ってもらうことも重要。今日の生徒たちもそれぞれ違った個性を持っている。違いは確かにあるが。決して上下ではない。含めて政治の責任を痛感する。
●今日一日
【午前】 相模原養護学校高等部卒業式/南区当麻
【午後】 地域まわり/中央区内
相模原養護学校
| 2013年03月07日(木) |
地震災害対策特委が終了 |
東日本大震災からもうすぐ2年になる。改選後すぐに震災対策調査特別委員会が設置され、地域防災計画や地震災害対策推進条例について審議が行われた。県議選で「地震防災対策の推進」を訴えたので、委員に就任し発言できたことは幸いだった。
県議会には元々防災警察常任委員会があるが、あえて特別に期限を区切って設置していた。それも本日で終了。最後には委員長から取りまとめにむけての提案があり、後日の本会議で全議員に報告することが決定された。今後の県政運営の中で風化させないよう注視していく。
●今日一日
【午前】 震災対策調査特別委員会/県庁
【午後】 震災対策調査特別委員会/県庁
【夜】 知人お通夜/古淵 会合(議会)/千代田
| 2013年03月06日(水) |
厚生常任委員会で質疑 |
厚生常任委員会で質疑を行った。以下がその項目である。約1時間という短い時間だったが、充実した議論が出来たと自負している。
●かながわ共同会指定管理について ・指定管理料が重複して支払われていたことは問題では ・指定管理料が純資産となっていることの認識は ・過去にさかのぼって返還を求めるべきでは
●神奈川の塔の整備について ・設立の目的とこれまでの経緯について ・これまでに行った改修工事の概要と今回の整備の内容 ・整備は3000万円程度の規模だがその内訳は ・募金を行う期間は、また目標金額が集まった段階で停止するのか ・厳しい経済環境のなか募金が集まる見通しは ・最終的に想定以上の税を支出することは避けるべき、期限を早期に区切らずに募金が集まるのを待つべきでは
●受動喫煙防止条例の見直しについて ・見直し検討の流れについて ・県民意識調査・施設調査の目的と流れは ・施設調査では条例制定のよる飲食店などの経営・運営に与える影響を調査しないのか ・たばこ対策推進検討会の「12名以内」で関係団体だけ欠けている理由は ・部長の選任ということもあるので、1名関係団体から入れるべきでは
●エイズ検査 ・事件の概要について ・再発防止対策について ・国内、県内の感染者数の推移は ・感染予防について今後の取組は ・感染者に対する偏見や差別についての認識と対策は
●がん対策について ・小児がんに関する県内医療機関の実態と課題は ・「小児がん相談支援室」で行う具体的な取組は ・「小児がんの地域がん登録」にあたり必要な医療機関の協力とはどのようなものか ・そのために医師会・医療機関・市町村とどのように連携を図っていくのか
●今日一日
【午前】 質問作成/県庁 厚生常任委員会/同
【午後】 厚生常任委員会/県庁
【夜】 会合(議会)/県庁
| 2013年03月05日(火) |
議会以外は地元へ帰る |
県議会開催日には、夜も色々な会合が設定される。しかしその参加にあたっては自分自身に一定のルールを課している。公務以外は別として地元に所用ある場合は参加しない。つまり相模原にまっすぐ帰るのだ。
議会活動は最優先。しかし夜の会合はカコツケの場合が多く、単に関内で酒を飲むだけということも多い。選挙区を疎かにした結果がどうなるかは、私自身肝に銘じているつもり。今日も一路支援者のお通夜へ。
●今日一日
【午前】 厚生常任委員会/県庁
【午後】 厚生常任委員会/県庁
【夜】 支援者お通夜/清新 事務作業/事務所
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