てらさき雄介の日記
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2012年10月12日(金) 相模原市戦没者合同慰霊祭

市主催の戦没者合同慰霊祭。相模原でも多くの戦死者がでており、ご芳名を献上しながら、数百名の参加者で謹んで献花を行った。ご遺族の多くはご高齢だが、涙を流されている方もいた。とても悲しい。

市長、市議会議長、遺族会会長から式辞。哀悼の意とあわせて、不戦の固い決意が述べられた。妙な感じ方ではあるが、ホッと安心した自分がいる。そう圧倒的多数は、戦争を望んではいない。

中韓の関係が緊張化する中、尖閣諸島への自衛隊の配備や、竹島の武力的威圧を主張する人がいる。しかし弾を打てば人が死ぬ。ご家族など更に多くの人が、癒えることない悲しみを、ずっと背負い続けていく。

戦争が悪であることの認識をもっと広げられるよう、今後も政治家として全力を尽くす決意。目指すべき世界平和への道程は、ひとつひとつの紛争を終わらせること。間違っても日本が、紛争当事者になってはいけない。

●今日一日

【午前】
相模原市戦没者合同慰霊祭/市民会館

【午後】
事務作業/事務所
地域まわり/中央区内

慰霊祭で不戦を誓う


2012年10月11日(木) 厚生常任委員会で議案採決

厚生常任委員会の最終日。採決に先立ち意見発表が行われた。時事テーマである准看護師養成の停止は無論、その他多くの分野について県議会民主党として意見を申し述べた。

特に今年は保健福祉分野の計画見直しが多い。12月からの集中している。県庁の大規模な組織再編も予定されている。現場で行われる仕事にマイナスが生じないよう、慎重な検討が必要である。

何より県庁は市役所に比べ、市民と直接話す機会が少ない。故にピントのずれを認識し、納税者の感覚にあわせるのが苦手。まさに議員の役割はそこにある。県民の肌感覚を県行政に伝えるのだ。

その為には、まず自らが勘違いしないのが大事。謙虚にかつ真摯に向き合えば、大概の場合はしっかり対話が成り立つ。これからも出来るだけ多くのご意見を伺っていく。

●今日一日

【午前】
県議会民主党政務調査会/県庁
県議会民主党部会長会議/同
厚生常任委員会/同

【午後】
県議会民主党厚生部会/県庁
行政相談対応(環境)/同
厚生常任委員会/同

【夜】
厚生常任委員会/県庁
事務作業/同
会合(議会)/横浜市中区


2012年10月10日(水) 東大宮、相模原と似た風景

お世話になっている市議のご親族が亡くなり、さいたま市内で行われたお通夜に同僚と参列。

東大宮駅から徒歩で20分強の斎場。途中どちらからともなく「街並みが相模原みたい」との感想。

帰りはまた別の人と一緒だったが、その方も同じコメントを。似たような風景とはあるものだ。

相模原には特徴がないと言われる。そうだろうか。大きなタワーがあればいいのか。あるいは公園か。

いや違う。人が暮らしている姿、それが滲み出て街並みになる。特徴とは突飛ではなく、日常のなかにある。

●今日一日

【午前】
事務作業/事務所
地域まわり/中央区内

【午後】
行政相談対応(道路)/西橋本
新規ポスター設置/上溝

【夜】
市議ご親族お通夜/さいたま市
会合(議会)/都内

JR宇都宮線、東大宮駅


2012年10月09日(火) 県立施設で「50名」の養成増

今日と明日は予算委員会。知事出席のもと、補正予算案と関連事項について質疑が行われる。

民主党から近藤大輔議員(逗子市・葉山町選出)が発言。准看護師養成の停止に関わる諸問題について取り上げた。

補正予算案には、県立看護衛生専門学校の准看護師を廃止し、正看護師養成課程に移行するため必要な、施設改修の設計費分が計上されている。

民間の大学等で正看護師の養成数が一定増加していくが、異論が多くあるなかで停止を進める県としては、まず自ら「汗をかかねばならない。」と主張。

知事から「平成27年度までに50名は増員する」と答弁があった。具体的に数字が出たのは初めて。そのことは率直に評価したい。

これで県立の養成数については‘増える’ことが明らかになった。今後は最大の懸案である民間養成機関に対する補助金のあり方に移っていく。

現場の声をしっかり伺いながら、引き続き発言を続けていく決意。看護師不足全国ワースト1の汚名を返上せねば。

●今日一日

【午前】
政務調査/県庁

【午後】
予算委員会(傍聴)/県庁
県議会民主党厚生部会/同
予算委員会(テレビ中継傍聴)/同

【夜】
会合(地域)/中央

予算委員会は現場の会議室で傍聴しましたが、県議会民主党控室でも中継をテレビで見れます。


2012年10月08日(月) 目先の選挙に右往左往せず

最新の世論調査が出た。まあ数パーセントに一喜一憂してもしょうがないが、一方で、そこにしか現れない主権者の声もある。謙虚に受け止める姿勢は大切。また参考にもなる。

民主党と内閣の支持が低いのは相変わらず。残念。自民党も思ったほど伸びていないが、回復基調にあるのは事実。底力が出ている。脅威。一方で安倍総裁については、‘期待する’より‘期待しない’の方が多い。

驚いたのは、初の調査となった日本維新の会が低迷していること。各党から国会議員を寄せ集めたのがマイナス。また橋下党首の‘竹島・尖閣共同管理論’もボディブローで効いている。先行き太くはならないだろう。

さて今後。各党とも頑張るしかない。他党との連携など後回し。まずは自らがどう考えるのか、その政治信条を素直に打ち出すべきだ。目先の選挙に右往左往してはいけない。逆効果である。

●今日一日

【午前】
本村賢太郎後援会つり大会/横浜市金沢区
すこやか保育園運動会/横山
芸能プロダクション主催カラオケ大会/富士見

【午後】
事務作業/事務所

本村賢太郎後援会のつり大会は開会式のみ参加。金沢漁港は若干海が荒れていました。


2012年10月07日(日) 倒れるときは前のめりに

相模のねぶたカーニバル。開会式の後、市役所前からアイワールドまでパレード。来賓として先の方を歩かせて頂いた。

途中「寺崎頑張れー!」と聴取から大きな声が。友人達だったが、それでも嬉しい。そう頑張ろう。

キツイこと。楽しいこと。がっくりくること。しょうもないこと。幸せなこと。色々なことが毎日のようにある。

これら全てをしっかり受け止め、かつ踏まえて、更に前に進んでいかねばならない。倒れるときは前のめり。この精神でいきたい。

●今日一日

【午前】
お休み

【午後】
事務作業/事務所
相模のねぶたカーニバル/中央

【夜】
飲食店開店祝いの会/千代田

ねぶたカーニバル


2012年10月06日(土) 幼保の一体化は慎重に

母園、よこやま幼稚園の運動会。開会式で挨拶の機会を頂いた。「卒園生の寺崎雄介です。」と申し上げた。

園長先生は当時と同じ方。ご高齢だが非常にお元気である。園児たちも先生方も明るく楽しそう。親御さん(祖父母さんも)の数も多い。

幼稚園と保育園の一体化が、大分以前より議論されている。しかし政治家の身勝手な、理屈のみ先走る‘頭の体操’になってはいないか。

現に設置者や保護者から、そのような意見を聞く機会は少ない。今で100%いいとは思わない。地道に少しずつ課題を解決していけばいい。

●今日一日

【午前】
よこやま幼稚園運動会/横山台
東プレ労働組合定期大会/南橋本

【午後】
お休み

母園、よこやま幼稚園の運動会


2012年10月05日(金) 旧津久井に線引きは矛盾

宅建協会相模北支部との政策懇談会。市内中央区にある不動産会館で、協会役員十数名と、推薦議員8名(県議・市議)で意見交換を行った。

ある参加者から、旧津久井地域の線引き見直しについて、全議員の意見が聞きたいとのことで、ひとりひとり議員側から見解を述べた。質問者のご意見がわからなかったことと、何と私が最初の順番だったこともあり、この際はと考えるところを率直に申し上げた。

「線引きとは元々、国土の均衡ある発展を期するために、どこに集中的な基盤投資をするか、その為の境界線を定めることと認識している。これは人口が増加し、経済がプラス成長であった時代の制度。

旧津久井地域は人口が減ることをいかに食い止めるかが課題と聞いている。その意味では津久井地域で線引きと言うこと自体言葉の矛盾である。

政令市移行後の対応については、国も一定の理解を示していると地元選出の国会議員からも聞いており、市・県としても出来る限り先に引っ張るべきである。」

その他、一定考えを留保された議員もいたが、大方は「線引きすべき」とのご意見だった。確かに‘旧津久井4町と旧市域の都市計画税の不平等’や‘市街化区域に指定しないと導入できない各種行政制度がある’ことは事実。ここと線引きしたときのデメリットをどう考えるかがポイント。

少なくとも焦る必要はない。合併し政令市になってからまだ数年。今後国全体の地方自治制度が変わってくることも予想され、また相模原市、旧津久井地域を含む緑区のまちづくりもこれから。ここ数年は様子を見るべきだ。

●今日一日

【午前】
打合せ(後援会)/相模原
ポスター張替え/中央区内

【午後】
昼の街頭活動/市役所前交差点
地域まわり/中央区内
事務作業/事務所
宅建協会との政策懇談会/中央

昼の街頭活動は市役所前交差点です


2012年10月04日(木) 中華民国建国101周年

中華民国建国101年の祝賀会に参加。先に行われた中華人民共和国系の会では、尖閣をめぐって若干さや当てがあったそうだが、今日はまさに和やかかつ友好的な雰囲気。横浜華僑総会と縁のある県議も、超党派で十名ほど参加していた。

政治の役割はもめごとを抑えること。間違っても煽ってはいけない。相互の国民世論が過熱している時だからこそ、政治、とくに政権は冷静でいなければならない。地方自治体も同じ。予算委員会の準備で中途で失礼したが有意義な時間だった。

●今日一日

【午前】
事務作業/事務所
打合せ(後援会)/富士見
地域まわり/弥栄

【午後】
打合せ(党)/市役所
予算委員会に向けた検討作業/県庁

【夜】
中華民国建国101周年記念祝賀会/横浜市中区
予算委員会に向けた検討作業/県庁


2012年10月03日(水) 「県民から意見は聞かない」

厚生常任委員会で質疑。准看護師の養成停止に関して、特に民間養成機関に対する補助金の停止について疑問を述べた。冷静にやろうと考えていたが、納得できない答弁が繰り返され、不本意ながら段々と語気が強まってしまった。この点は未熟と反省。

まずは補助金とは何かという認識が県当局は薄い。補助金とは決して付き合いで出しているのではない。県として必要と思う施策を実現するひとつの手段であるはずだ。

准看護師の件で言えば、これまで長きにわたり養成機関に補助金を出していたのは、県として‘准看護師が必要’と判断したからこそ。その方針を転換するなら、関係者や県民との丁寧な協議は必須。また一定の時間も必要。当たり前のことだ。

また「何より医療サービスを受ける県民の意見を聞くべき。」との質問に、「県民から意見を聞くつもりはない。」と答弁されたことには唖然。「看護師と准看護師の見分けが付かない」も事実誤認。

一部の業界団体のために県政があるのではない。あり方検討会のメンバー選定も含めて、サービスを提供する側の視点が先行している。何のために看護教育のあり方を論じているのか。原点を見失ってはいけない。

さて今後。「県は一つ下って、改めて丁寧な協議を」と要望した。平行線の議論を噛み合わせるには、まずは行政こそ姿勢を変えていくべき。今のまま推移しては互いに不幸だ。

●今日一日

【午前】
質問作成/県庁
厚生常任委員会/同

【午後】
厚生常任委員会/県庁
予算委員会に向けて検討作業/同

【夜】
厚生常任委員会/県庁


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