てらさき雄介の日記
DiaryINDEX|past|will
| 2012年09月21日(金) |
政策論争以外に使う時間 |
議会の本筋は政策論争。しかし他の事件?も多々起こる。今日もそう。水面下で終了した話ゆえ、内容を書くことは差し控えるが、まあしょうもないことで時間を使った。
私等はいい方。責任を感じて協議の場に臨んだ議員が可哀そうだ。議員活動は多岐にわたり、ましてや議会開催日は分刻みで進行する。本当に必要なことは何なのか。自分自身肝に銘じたい。
●今日一日
【午前】 本会議(一般質問)/県庁 県議会民主党役員会/同
【午後】 県議会民主党全体会議/県庁 本会議(一般質問)/同 県議会民主党全体会議/同 打合せ(議会)/同
【夜】 会合(地域)/中央
| 2012年09月20日(木) |
地方交付税制度の改善を |
今日から4日間、本会議で一般質問。民主党からは早稲田夕季議員(鎌倉市選出)が登壇。鎌倉市をはじめとする、地方交付税不交付団体への支援について取り上げた。
現在神奈川県では4市町村が不交付になっている。相模原は交付されているが以前は不交付の年もあり、多少の上下で交付と不交付を行ったりきたりという感じ。ゆえに不安定な経営を強いられている。
国から見て‘カネがない’と判断されれば交付され、‘まあ大丈夫’となれば不幸になる。その方程式や運用も国の胸先三寸。きちんとした積算がなされているか怪しい。
また地方分権で権限が市町村にやってくると、その財源の多くは地方交付税に繰り入れられる。元々不交付の場合はゼロである。頑張って収支を合わせている市町村ほどバカを見てしまう。これも変。
地方交付税は国土に格差をつくらず、都市と地方が共存するため、今後も必要であるし方向性は拡充。交付税不要論が一部ささやかれている時だからこそ、制度の不備は改めてねばならない。
●今日一日
【午前】 家庭倫理の会おはよう倫理塾/相模原 事務作業/事務所 本会議(一般質問)/県庁 県議会民主党役員会/同
【午後】 県議会民主党全体会議/県庁 本会議(一般質問)/同
| 2012年09月19日(水) |
偏狭なナショナリスト |
藤井裕久先生に教えられたことは多い。日頃から‘偏狭なナショナリスト’を否定していた。先日も新聞のインタビューで領土問題に関連して、「その出現が心配」と述べられていた。
尖閣や竹島について議員同士で話すと、がっかりさせられることが多い。余りにも知識がない・・・。かく云う私もまだまだ不勉強だが、それでも‘入門書’くらいは読んでいる。
国民が怒るのはいい。確かに今回の中国における反日デモは異常であり、世界第二の大国として全く相応しくない。日本政府はしっかりと発言していくべきだ。
しかし政治家たるもの、頭に血が上ってはいけない。プロの基本姿勢とは何か。ハートは熱く、頭は冷静にだ。いつも心がけている。このまま進めば紛争になる。歴史を忘れてはいけない。
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区内
【午後】 私用/都内
【夜】 支援者出演の演劇鑑賞/都内
| 2012年09月18日(火) |
公契約条例、年度内に方向性 |
代表質問の3日目。民主党は作山友祐議員(横浜市中区選出)が登壇。会派で長く主張してきた公契約条例について、「本年度中に一定の方向性を出す」との知事答弁を得た。
相模原市など基礎自治体が既に制定していること。最低賃金が他県に比べ低くないこと。小規模事業者の経営悪化が懸念されること等。今後は残された課題について協議していくことになる。
議会で何かを達成するのは時間がかかる。ひとつひとつ理解者を増やしつつ県民の支持を得、更には法規や予算上の課題を解決しなければならない。‘壁に針で穴をあける’くらい根気がいる。
●今日一日
【午前】 県議会民主党震災対策特委勉強会/県庁 県議会民主党政務調査会/同 県議会民主党役員会/同
【午後】 県議会民主党全体会議/県庁 本会議(代表質問)/同 県議会民主党政務調査会・厚生部会合同会議/同
【夜】 会合(党)/横浜市中区
| 2012年09月17日(月) |
映画館で見ると文化に |
まずは踊る大捜査線。それほど好きという訳でもないが、結果として毎作品を映画館で見ている。FINALの今回が一番面白かった。内容は相変わらず特に無いが、最後までドキドキ見ることが出来た。
続いては天地明察。これも良し。岡田准一は将来有望。SPから評価していた。映像も綺麗でテーマも興味深い。前半に比べて後半の単純さが気になった。最後の対決シーンはもうひとヒネリかな。でも面白い。
かつて市議会議員時代に、相模大野の再開発ビルにシネコンを入れようと、本会議の一般質問で主張したことがある。橋本にムービックスが出来ていない時分。相模原に映画館が必要と考えたのだ。
「インターネットの普及に伴い、今後ブロードバンドで映画がやり取りされるようになっても、映画館で見る映画の意義は失われない。」そのような発言だったと記憶している。
今も毎月のように各国の映画が封切られ、そこに多くの観客が集まってくる。橋本も当初の予想をこえて大流行りだ。テレビやPCで見る映画は娯楽。映画館で見ると文化になる。これからも活性化に力を入れたい。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 事務作業/事務所 面会/富士見
| 2012年09月16日(日) |
告示日に決している選挙 |
座間市議会議員選挙が告示。日頃からお世話になっている方や知人が挑戦。出来ることは少ないが、激励のため初日は陣中見舞いに伺う。
総じてどの事務所も静か。人も少ない。しかし市議選とはこういうもの。告示日には既に勝敗が決しているのだ。
さて早いもので昨年の県議選から1年半。逆算すると2年半しかない。近いうちに行われる衆議院選挙を含めて、地元での活動をヒートアップしなければ。
他市の選挙を垣間見て、自分自身に焦りが出てきた。街頭、後援会活動、他、頑張ろう!
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区及び緑区内
【午後】 座間市議会議員選挙陣中見舞い/座間市内
お世話になった方の送別会を催した。別れあれば出会いあり。と言っても同じ相模原市民。これからも様々なご指導をお願いしたい。
さて民主党代表選挙。私の地方議員としての1票は野田佳彦氏に入れる。4年間で4人目の総理はあり得ない。また自分たちで選んだリーダを簡単に挿げ替える組織体質は改めねばならない。
一方で今回の消費増税に至る経過や、今後検討される集団的自衛権の行使には、党内で異議をしっかり唱えていく決意。民主党内で許容されている‘幅’は、組織としての一致結束を妨げるものではない。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 明大中野八王子校友会会議/八王子市
【夜】 会合(党)/相模原
母校へ。バスケ部の部室には何故か「寺崎」シールが。22年間そのまま・・。
| 2012年09月14日(金) |
神奈川州より特別自治市 |
知事が打ち出した‘神奈川州’はよく解らない。横浜市が掲げる特別自治市構想に‘対抗’しているのだろうが、県がこれまで行ってきた議論とも相容れない。何故道州制だったのか。その原点に帰るべき。
「神奈川は人口規模で1つの州になり得る。」この前提で始まっているが、これは道州制の一面しか捉えていない。人口や経済規模もひとつの要素だが、道州は究極の広域行政であり故に面積が重要なのだ。
住民の生活圏が拡大するなか、環境・交通・治安などの課題に対しては、現在の神奈川県では狭すぎ、むしろ他都県とあわせて施策を行った方が良い。これが道州制の議論を始めた前提。
また特別自治市構想を頑なに否定するのもどうか。自治体が自治権を欲しいと願うのは当然で、かく云う県も国からの‘独立’を言っているくらい。横浜市が県から独立したいと考えるのは頼もしいことではないか。
その方向性を支持しつつ、実現にあたっての課題を共同で検討した方がいい。自分の国は大騒ぎして独立しながらも、国内の地域が独立を言うと弾圧する。そのような国もある。神奈川県はもっと懐大きくあって欲しい。
●今日一日
【午前】 県議会民主党役員会/県庁
【午後】 県議会民主党全体会議/県庁 本会議(代表質問)/同 行政相談対応(教育)/同 県議会民主党全体会議/同
特別自治市構想を支持します。
| 2012年09月13日(木) |
県議会民主党の代表質問 |
本会議で代表質問。滝田孝徳議員(川崎市中原区)が県議会民主党を代表して登壇。知事の基本的な政治姿勢や県政の諸課題について、質問・答弁を含めて1時間以上の議論を行った。
マイカルテについて一定の方向転換があったことは歓迎。元々行政主体では上手くいくはずもなく、話の最初から地域や現場の声と力が重要。今後も慎重に検討していくとのこと。
また災害対策については機材配置などを実施することに。更には不妊・不育症の支援についても前向きな話があった。今後常任委員会で詳細にわたって議論を深めていきたい。
一方でいじめ問題に関する教育委員会の答弁はイマイチ。いつもそうだが心が感じられない。現行の棒読みという感じ。振り返れば相模原市議会時代もそうだった。教育委員会という組織の体質なのか。
子どもたちを守ることが肝要。しかし学校のメンツや教職員、更には加害者の親など、二次的なところに配慮しているのを感じる。何故メールでいじめ相談を受け付けられないのか。理由がわからない。
さて明日も代表質問。みんなの党と公明党が登壇する。地方議会においては党派対立は少なく、他の党や議員の発言から学ぶことも多い。真剣に臨みたい。
●今日一日
【午前】 県議会民主党役員会/県庁
【午後】 県議会民主党全体会議/県庁 本会議(代表質問)/同 県議会民主党政務調査会/同
【夜】 会合(議会)/横浜市中区
| 2012年09月12日(水) |
日本維新の会と対決する |
日本維新の会が結党宣言を行った。まずは同じく政治に携わる者としてエールを送りたい。多くの人の期待に応えるべく全力を尽くして欲しい。元民主の仲間も加わっているので、一応社交辞令として申し上げておく。
さてその上で改めて対決を宣言する。政治家としての基本的な価値観が異なり、かつ党綱領である“維新八策”に賛同できない。ヒステリックな面持ちの新保守。この出現に武者震いすら覚える。
日本の国土は狭い。そこに47もの都道府県は確かに効率が悪い。一方で狭いからこそ相互扶助は重要。国土を均衡的に発展させたことこそ、日本経済の大きな力になった。
現在はそれでも地域格差が出来てしまっている、更に追い打ちをかけるような、消費税の完全地方税化と地方交付税の廃止は認められない。大阪という狭い視点から生まれた発想だ。
また国防においては自主防衛できる力を持つとのこと。日米安保体制を縮小する代替えというなら話もわかるが、相互に拡充では単に軍事力を増大させるだけだ。アジアと世界の安定平和に逆行する。
そして一番の問題は社会保障政策。本来一番に掲げられるべきなのに8番中5番目の位置づけ。ここに維新の会の本質が現れている。“年金の積み立て方式”“公的保険の範囲見直し”にも明確に反対する。
近いうちに実施される総選挙では、神奈川でも多くの候補者を出すらしい。是非私の地元14区にもお願いしたい。相模原市民の前で堂々と論争を繰り広げたい。
●今日一日
【午前】 行政相談対応(福祉)/県庁 事務作業/事務所
【午後】 打合せ(地域)/上溝 地域まわり/中央区内
|