てらさき雄介の日記
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2012年05月05日(土) 民主党に所属するスタンス

政治活動○○周年など、対外的にアピールはしたくない。お祝いの会を催す人もいるが、頼まれてもやるつもりはない。元より政治家の仕事は、その年月よりも内容が肝心。

一方で市議初挑戦から15年目の節目に、自分自身のなかで思うことはある。出来たこと。出来なかったこと。これから何とかなりそうなこと。残念ながら難しそうなこと。

今でも時々「若い」と言われるが、それでも人生が有限であると知っている。残された時間を考えつつ、決意と計画を持って進んでいく。私の年代の政治家なら、恐らく同じように考えているのでは。

さて先般、同僚県議が民主党を辞めた。政党を変えるということは、究極的な政治活動であり、周りでとやかく言えることでもない。しかし仲間として残念と率直に思う。

大阪維新の会、小沢一郎氏、政界再編云々。議員同士では色々な話が出ることもあるが、目の前の現象に右往左往はしたくない。またそのような類の話には、真剣に付き合うつもりもない。

さて民主党。スタンスは決まっている。民主党の為に政治をやっている訳ではない。また民主党が全てではない。選挙を公認で当選した責任は大きいが、政党とは政策を実現するための手段でしかない。

しかし私が目指すのは‘暖かい改革’である。そして目指すのは福祉立国。少なくともそれを否定する流れが強い、昨今の第3極を目指す動きに、興味を感じたことはない。従って動揺もしない。

いつの日か、違った道を進むことがあるのかもしれない。それは自分でもわからない。但し私は政治家。政治信条を第一に考えている。現在それが最も近いのは民主党。ゆえに党勢拡大に今後もまい進する。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
地域まわり/中央区内

【夜】
書類整理&PC作業/事務所

厳しい局面こそ、真価が問われると信じます。


2012年05月04日(金) Facebookデビュー

Facebookデビューを果たした。どうしようか迷っていたが、友人から強く勧められ、清水の舞台から飛び降りるつもりの決断。

さて半日いじってみた。なるほど使いやすい。しっかりやれば多くの人に活動の報告が出来る。そんな予感がした。

また投稿者も本名で、プロフィールがわかるのもいい。Twitterのやり取りは、どうしてもツッケンドンになってしまう。

いずれは幅広く‘友達’をつくりたいが、まずは相模原市民と政治関係者をお誘いするつもり。

●今日一日

私用


2012年05月03日(木) 集団的自衛権の行使に反対

憲法記念日である。以前は「護憲だ」「改憲だ」と賑やかだったが、最近は話題になることも少なくなった。

何しろ今や自衛隊がイラクにも行き、その活動という意味では、憲法上の‘制約’がほとんどない状態である。

憲法とは実力の世界。その意味ではまず実態を踏まえる必要がある。その文言云々を言い続けるのは、どちらの立場にしても不毛と感じる。

さて今後は集団的自衛権が政治テーマになるだろう。私は行使することに反対である。

「あるけど使っていない」との立場もある。しかしどちらにしろこれ以上、安全保障面で世界に向かう必要はない。

日本という国は多くの点で、世界の尊敬を集めている。技術力であり、戦後の復興であり、その秩序だった街づくりである。

自衛隊の担っている役割には敬意を持っている。だからこそ政治が突出させてはいけない。

世界に出ていく時は、どこまでも謙虚な姿勢が肝要。ヤンゴン、長春、テニアン・・・等、そこに日本が残したものを忘れてはいけない。

●今日一日

私用


2012年05月02日(水) 郵政の幅広い合意を歓迎

郵政改革法案がついに成立した。大幅な修正を余儀なくされたが、最低線は守れたと自負している。

もう10年以上前。松沢成文代議士(当時)が主催する‘郵政民営化勉強会’に参加したことがある。

当時の郵政3事業で問題視されていたのは、主には以下の点であったと記憶している。

1、事業の赤字を税金で埋めていること
2、郵便貯金のカネが国の財政投融資に使われていること
3、規制により民間事業者の参入が難しいこと

さて小泉政権の時には、少なくとも1、と2、は解決済だった。郵政公社には税金は使われておらず、また財政投融資の改革も完了。このことを冷静に踏まえるべきだったのだ。

自公の中でも多くの良識派はいた。結果として話し合いで決着したことは、郵政事業のあり方について、幅広い合意形成がなし得たとも言える。これは歓迎すべきことだ。

●今日一日

私用


2012年05月01日(火) 繁華街は極めて賑やかに

カジノ構想には慎重な立場である。メリットよりもデメリットの方が大きいと感じる。諸外国のように自国民の入場を制限すれば、デメリットのほとんどは消えるが、日本の場合はそうはならないと思う。

先日のシンガポールでも、少しの時間カジノを訪問した。なるほど。噂通り他の国とは違う。雰囲気がレジャーランドのようで、韓国やマカオのような賭博場のニオイはしない。

現地シンガポール人は、約1万円を払わないと入れないとのこと。また年間の負け金額もチェックしており、この点‘観光客からお金を巻き上げる’に徹している。

カジノを設置しているホテルでは、既にその収入の大半を依存する構造。またうち90%以上を、高額レートのいわゆるVIPルームで稼ぎ出している。金持ち相手の経営方針ゆえ、社会道徳に外れてもない。

一方で日本。この際デメリットの議論は置いても、果たしてそれで外国人観光客が増えるだろうか。ラスベガスは言うに及ばず、その他の国でも、カジノオンリーでやって来る人は少ない。

ほとんどは、その他の観光要素が相まって成功している。その点現在の日本におけるカジノ構想は、‘カジノをつくれば何とかなる’という安易さがないだろうか。それだけで観光客はやって来ない。

まずは魅力を高めること。いやもっと言うならば、外国人に頼る前に、まず日本人が行きたい観光地をつくっていくべきだ。それが第一である。私の経験によると、スポットには特徴が必要。

日本は施策全般が総花的ゆえ、どうしても可もなく不可もなくになってしまう。閑静な場所はそれらしく。繁華街は極めて賑やかに。以上私の旅経験による意見である。

●今日一日

私用


2012年04月30日(月) 市民会館大ホールで熱唱

ある日支援者の方から「市民会館でカラオケ大会があるから来ない?」と誘って頂く。「ありがとうございます!」と即答。

その後内容を聞いてみると、顔を出してOKの話ではなく、歌わねばならないとのこと・・。少し考え「頑張ります」と最終返答。

政治家としての言動は、当然だがこだわりがある。人から言われても出来ないことは、はっきり出来ないとお断りしている。

一方でそれ以外の日常活動では、基本的に‘何でも’やらせて頂く。特に今日のような趣味の会は、多くの人と新たに出会える絶好の機会である。

さて何を歌おうかな。仕事用レパートリーは基本的に3曲しかないが、うち一番しっとりしている‘いい日旅立ち’にした。

舞台に立つ。曲が流れる。スポットライトでお客さんは全く見えない。2コーラス元気に歌いきった。

その後に一言だけ挨拶していいとのこと。歌手張りに以下の通り申し上げた。

「中央区選出の県議会議員寺崎雄介です。市民会館の大ホールで歌ったのは初めてです。スタッフと参加者皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。」

●今日一日

【午前】
お休み

【午後】
歌手後援会主催カラオケ大会(出場)/市民会館
政務調査費まとめ作業/事務所

【夜】
政務調査費まとめ作業/事務所

市民会館大ホールで熱唱!?


2012年04月29日(日) 1円からの領収書公開

昨年度の政務調査費について、書類を取りまとめている。GW開けに提出期限を控えており、その膨大な量にあくせくとしている。

政務調査費制度は、私のようなカネのない議員にはありがたく、お陰様で日々事務所を出して、議会内外で活動が出来ている。

神奈川県議会では現在、領収書を1円から公開している。多くの県民に見て頂き、次期選挙の判断材料にして頂ければ幸いである。

さて数時間気合を入れたが、結局今日も終わらなかった。明日以降もPCに向かわねば・・・。

●今日一日

【午前】
実践倫理宏正会・創立記念日の集い/同集会所・中央
相模原市ダンス協会定期総会/会議室・富士見

【午後】
泳げ鯉のぼり相模川・開会式/河川敷・水郷田名
政務調査費まとめ作業/事務所

相模川にたなびく鯉のぼり。多くの人で賑わっていました。


2012年04月28日(土) 拉致被害者奪還の署名活動

北朝鮮に拉致された日本人を奪還すべく、家族会や救う会から要請を受けて、民主党地元支部として署名活動を行った。

事件は最終的に外交交渉に委ねられるが、世論の後押しがなければ上手くいかない。時間の流れとともに風化させてはいけない。

さて‘拉致問題の解決なくして国交正常化はない’。この方針は正しい。一方で正常化に至る交渉は、様々なルートで早期に始めねばならない。

経済制裁をこれ以上強めても、元より‘世論’が存在しない国ゆえ、金正恩体制に大きな打撃にはならない。

日本は朝鮮半島と関係が深い。政治のみならず経済や文化など。あらゆるネットワークを駆使して、日本の総力で交渉に臨んでいくべきだ。

国家とは国民と生命と財産を守るための組織。拉致被害者を奪還できない国に、どうやって愛国心を持てばいいのか。

政治が問われている。対北朝鮮では民主党よりも、自民党や社民党の方が精通している。その力も借りていくべき。

●今日一日

【午前】
相模原地域メーデー/公園・南区相模大野

【午後】
党支部主催“拉致問題の署名活動”/相模大野駅デッキ上

相模原地域連合主催のメーデーに参加。

地元民主党の各級議員8名で、拉致問題の署名活動を行いました。


2012年04月27日(金) 役所における人事と組織

月例のミニ県政報告会。「役所における人事と組織」をテーマにした。行政は組織で仕事をする。ゆえに大切な視点であるはず。

参加者からも様々ご意見を頂く。県庁へは行ったことがないし、県の職員と話したこともない。そういう方が大勢。ゆえに特段の意見は出ない。

一方で地元相模原市役所については、「以前に比べてサービスが良くなった。」と好評価が多かった。

さて天下りの根絶が必要。これは最早完全な世論でもある。しかし現状出来ていない。今後も取り組んでいく。

また縦割りの除去だ。特に県庁。同じスペースで机が並んでいても、仕事全般についての情報交換がない。部や局が違うと、まるで別の役所のよう。

行政改革が自己目的化し、改革することが仕事になっているのは、本末転倒である。だからこそ外から指摘する議員の役割は大きいはず。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内
支援者告別式/南区古淵

【午後】
行政相談対応(選挙)/県庁
打合せ(議会)/同

【夜】
月例ミニ県政報告会(役所組織)/市民会館
同有志懇親会/居酒屋・中央
事務作業/事務所

月例のミニ県政報告会は6名のご参加でした


2012年04月26日(木) 小沢一郎氏も活かすしかない

小沢一郎氏に無罪判決。メディアや世間の取り上げ方は、想像以上に大きかった。現状の政治に対する、閉塞感の反映が大きいと思う。

かく云う私もそう。「 理念を忘れた民主党を変えたい。」そう嘯く小沢氏の言に、魅惑を感じてしまっている。

彼は旧い政治家。元より支持はしていない。正直好きではない。しかしそれは狭い自分の感情でしかない。乗り超えるべきだろう。

外国に行くと日本が見える。先人たちがいかに努力してきたか。またその積み上げを、今の政治がどれだけ台無しにしているか。

小沢一郎氏をダメと言ってきたが、この非常事態に至って自分を変えたい。人のマイナスを批判するよりも、ともに活かし合う術を考えてみたい。

しかし小沢一郎氏が本気であるならば、堂々と主権者の前に立って欲しい。黒幕として、傀儡つくることは許さない。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内
行政相談対応(教育)/事務所

【午後】
打合せ(議会)/都内

【夜】
青年会議所OB有志懇親会/バー・相模原


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