てらさき雄介の日記
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リニア中央新幹線の新駅を、相模原市内につくるという構想が、JR東海から初めて示された。市行政の念願という意味では、歓迎すべきことなのかもしれない。
しかし費用は膨大である。2,000億円を越える負担を市が出すのは不可能。県も同様だ。国に至っても余裕はない。皆んな困っているなかで、押し付け合っている・・・。
市・県・国、すべて税金で成り立っている組織。一時期において負担を別に押し付けたとしても、それはすべて次の世代の負債になってしまう。
一部党派はリニアの負担について、市民の住民投票にかけるべきと言う。これもどうか。まずは市民の負託を受けた議員(市議・県議)が、現状でいいのか自問自答すべき。
総じて言えば答えは一つ。リニアの費用を税金から出す余裕はない。別から出す算段を講じなくてはならない。まずは路線の敷設によって利益を被る、各種事業体に限界まで負担を求めるべき。
それが出来ないならば、この件は冷静かつ慎重に。生活者一人一人の利益になるか、政治は一層議論を深めねばならない。我田引水も限界を迎えているのだ。
●今日一日
【午前】 団体あいさつ/東京都港区
【午後】 県政報告ビラ作成/事務所 支援者ご親族弔問/並木 街頭活動/星が丘OKストア 飲食店新規開店あいさつ/相生
【夜】 会合(地域)/千代田 相模原青年会議所委員会/相模原
ホテルを出て市営地下鉄を乗り継ぎ、札幌市民防災センターを訪れた。市民向けにわかりやすく、防災に関する知識を周知する為の施設。
同様の施設が政令市には多いが、残念ながら相模原市にはない。厚木の県総合防災センターが代用?している。
さて職員との意見交換のなかで、救急ヘリについて話が出た。札幌市は2機所有している。
神奈川県も数機所有しているが、大規模震災時にはこれだけでは不十分。命に関わることだ。相模原市も所有を目指すべきだ。
●今日一日
【午前】 札幌市民防災センターを視察/札幌市白石区
【午後】 相模原へ移動
【夜】 事務作業/事務所
札幌市民防災センター
同僚議員数名と北海道へ。防災対策の調査を行った。今日は札幌市役所で危機管理室と面会。
札幌市の防災対策の特徴、道内にある原発への対応、東北地方への支援体制、道と市の連携、今後の対策見直し、等について意見交換。
北海道は人口の約四分の一が札幌市民。道と市の連携は欠かせない。これは政令市が3つある神奈川県も同じこと。非常に参考になった。
●今日一日
【午前】 北海道札幌市へ移動
【午後】 札幌市の防災対策を調査/札幌市役所
我が母校、明治大学校友会の総会。余興でマンドリンクラブOB&OGによる演奏があった。
そのメンバーで一番年長は私の4学年上。年少は今年3月に卒業したばかり。幅広いマンドリンクラブのネットワークである。
卒業しても尚、その‘技術’を活かせるのは素晴らしい。まさに今日のように世の中の役に立っている。
さて私の卒業学部。政治経済学部は一応。メインは雄弁部である。その誇りを汚すことはしまい。
●今日一日
【午前】 行政相談(環境)/事務所
【午後】 さがみはら鹿児島県人会総会/中央 民主党神奈川県連大会/横浜市西区 明治大学校友会相模原支部懇親会/中央
【夜】 事務作業/事務所
民主党神奈川県連大会。写真の議長は同僚の曽我部久美子議員(横浜市戸塚区選出)。
お世話になった団体の有志数名が、県政報告の機会をつくって下さった。会場は南区東林間。
「県政は遠い」改めて実感。テレビを通じて映る国政と、身近にある市政の狭間で、どのようにアピールすればいいのか。
まあ奇策はないのだろう。今日のような会を積み重ねていくしかない。一方で県としてメディアも有効活用すべき。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 県政報告資料作成/事務所 団体有志県政報告会/南区東林間
| 2011年06月03日(金) |
「ペテン師」は下劣な言 |
鳩山由紀夫氏が菅総理を「ペテン師」と呼んだ。氏は仮にも前の総理。国会議員としての経験も長い。その言としては下劣である。
また菅総理は我が民主党の代表。私たちが選んだリーダーだ。意見を言うのは結構なことだが、相応しい言い方があるはずである。
更に言うならば、そもそもこの状況に至った責任はどこにあるか。政権交代の志を失墜させたのは、前鳩山政権であったのではないか。
小沢さんもそう。自らを省みて欲しい。対人関係で相手が気に入らない場合、原因の多くは自分自身にあるのだ。そう教えられなかった?
●今日一日
【午前】 事務作業/事務所 地域まわり/中央区内
【午後】 地域まわり/中央区内 行政相談(生涯学習)/事務所 地域まわり/中央区内 相模原関税会総会/中央 行政相談対応(雇用)/中央
【夜】 相模原関税会懇親会/中央 会合(議会)/淵野辺
相模原ライオンズクラブの例会。車で箱根へ向かった。道路がすいていたのでスムーズに到着。
さて駅の周辺に人は少ない。宿泊した旅館もそう。周辺に聞いてみると、やはり3・11の影響は大きい。
県は観光振興に取り組んでいる。その代表格が箱根であったはず。華々しい打ち出しの反面、現地はそれどころではない苦境にある。
遠い外国から人を呼ぶ前に、まずは足元の県内にアピールすべきでは。‘県民割引’を、行政が実施してはどうか。
●今日一日
【午前】 事務作業/事務所
【午後】 団体訪問/横浜市磯子区
【夜】 相模原ライオンズクラブ例会/箱根町
国会の不様な光景を見て、これが期待した民主党政権なのかと、悲しい限りである。本当に泣いてしまった・・・。支援をお願いしてきた主権者に、申し訳ない気持ちでいっぱいである。
やり場のない憤りを抱えながら、一日憂鬱な気分で過ごすなかで、明大雄弁部の堀本崇先輩のことを思い出した。学生時代からずっと、発展途上国の子どもたちに、教育支援を行うことを目指されていた。
当初は政治志望だった。各党から立候補のオファーも来たと聞く。しかしついに選挙は出なかった。いつだったか酒を飲みながら、その理由を聞いたことがある。
先輩は言った。「自分のやりたいことをやるためには、政治家でない方がいい。」「在野で出来るウェイトは小さいが、直接救いたい人達のために働ける。」
一字一句その通りかは、数年経ったゆえ自信がない。しかしその真意は確認の仕様もない。先輩は既に鬼門に入っているのだから。
2006年にカンボジアで亡くなられている。孤児・極貧家庭子女の自立を目指した職業訓練所を運営し、製品販売をも行っていた。その活動中のバイク事故だった。
1996年、2000年の2度。カンボジア政府から国家建設功労第一等勲章を授与されている。賞がどうのということではないが、少なからず救われた人がいたのだろう。その人生に意義ありだ。
さて内閣不信任案の賛否で永田町は‘盛り上がって’いる。今風に言えば究極のKYだ。東北地方で避難所生活をしている人が、そのあり様をどう見ているか、人間としての想像力を働かせて欲しい。
もはや政治家と呼ばれる人たちは、皆んな辞めるべきなのかもしれない。主権者の声はそう聞こえる。すなわち私もだ。自分だけが違うと言いきれるほど、面の皮は厚くない。
18歳で政治から政治活動を始めた。既に20年が経っている。挫けそうになったことはあるが、ここまで心が折れたのは初めてのこと。今一度原点に立ち返り考えたい。
●今日一日
【午前】 質問作成/県庁 一般質問骨子調整/同
【午後】 環境農政局より事業概要説明/県庁 質問作成/同
【夜】 学校法人中野学園評議員会/東京都中野区
| 2011年05月31日(火) |
手塚治虫の‘ブッタ’ |
手塚治虫の‘ブッタ’が映画になった。そのプレイベントが各所で行われている。そのような中、コンビニで原作の単行本を買った。
ブッタことシッタルダの人生。内容に含蓄がある。それよりも凄いのは作者による構成と脚本。
この物語は10年間にわたって連載されたそう。しかし物語にブレはない。最初から最後まで一貫している。
氏の‘アドルフに告ぐ’や‘火の鳥’もそう。アーティストとしての側面もあったゆえ、今も継続する評価を受け続けているのだろう。
●今日一日
【午前】 地域まわり/横浜市及び川崎市内
【午後】 地域まわり/川崎市内 行政相談対応(スポーツ)/市役所 相模原労福協ゴルフ大会表彰式/緑区長竹
【夜】 相模原塗装協同組合懇親会/中央 会合(地域)/矢部 会合(地域)/中央
民主党県議団は30人。色々な人がいる。しかしそれが良し。組織は個人の違いがあってこそ成り立つ。一プラス一が単に二だったら意味はない。二以上の成果を出すことが肝要。
元来集団行動が苦手な自分だが、同僚が出来ているのは嬉しい。党県議団の役員として、同じ思いを皆んなに持ってもらえるよう、責任を果たしていかねばならない。
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区内
【午後】 行政相談対応(雇用)/県庁 行政相談対応(交通安全)/同 行政相談対応(生涯学習)/同 行政相談対応(スポーツ)/同 打合せ(議会)/同
【夜】 会合(議会)/横浜市中区 会合(議会)/同
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