てらさき雄介の日記
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| 2007年08月23日(木) |
希望通りの機関紙完成 |
‘てらさき雄介通信夏秋号’と題する機関紙が完成した。「県議になったらこんな報告書がつくりたい。」そう思っていた通りの出来ばえだ。
主な中身は、 一、議会報告 一、県民との約束状況報告 一、日常活動報告 一、議員会計報告
多くを詰め込みたい気持ちもあったが、何よりも読みやすさを基本として、サイズもタブロイド版にした。
さて配布方法だ。政治活動のなかで、とにかくお金がかかるのが郵送。例えば1万人の方に出せば、65円(区内特別郵便)×1万=65万円もかかる!また多くの名簿から、特定の人のみ抽出するのも困難である。
結果手渡しを基本とするしかない。もちろん投げ込みもするし、駅などでも配る。リクエスト頂ければ、数日のうちにお届けにも伺うつもり。足りなくなるくらい、頑張って配っていきたい。
【今日一日】 午前中9月議会一般質問作成/自宅 1300市文化国際課よりレクチャー/市役所 1330市産業振興課よりレクチャー/市役所 1400支援者より調査報告(障害者雇用について)/新戸 1530牧山ひろえ参院議員とお礼まわり/市全域 1830相模原地域連合ピースウィーク活動/JR相模原駅 1930(社)相模原青年会議所例会/中央 2030池谷健市議と意見交換/事務所
 | | ニュー機関紙
県議選でウグイスさんをやって頂いた方と、その方を紹介してくれた友井和彦町田市議と一杯やった。場所は横浜駅そばのビアガーデン。雨交じりの時間帯もあったが、遅くまで楽しく語らいあった。
選挙期間中は、ひたすらに街頭演説!と決めていたので、街宣車に乗ってくれた運転手さん・ウグイスさん・ナビさんは、一番一緒にいた時間が長い。
終盤ヘロヘロでしゃべっている候補者(私)も見ているので、そんな自分を知ってくれている安心感もあったりする。
当選後、5月と6月は集中的に議会があり、7月は参議院選挙があった。その間全く時間がなかった訳でもないが、落ち着いてからゆっくりと考えていたので、この時期になってしまった。
選挙の思い出話だけでなく、友井市議は元々、相模原・町田若手議員交流会のメンバー。今回の統一地方選挙で、両市に若手議員が増えたこともあり、今後の交流のあり方についても、しっかり話し合いをした。
【今日一日】 午前中9月議会一般質問作成/自宅 1300行政相談/津久井町又野 1500秦野市議選陣中見舞い/秦野市 1600資産公開報告書提出/県庁 1900ウグイスさん・友井町田市議と懇親会/横浜市西区
 | | ビアガーデン
新聞に議員の資産公開が載る。市議はないが、県議や国会議員はある。「公開しても資産なしは恥ずかしいなー」と他人事だったが、ついに公開しなければならない立場になった。
元々は、議員がどれだけの資産を持っているかが問題なのではなく、‘議員になったことによって’儲けていないかをチェックするための制度。その意味では、私のようなお金のない議員こそ、公開すべきなのかもしれない。
さて主な内訳だが、 預金(普通預金は除く、定期や信託のみ)・・・なし。 建物・・・分譲マンションに住んでいるので、その持分のみ。 土地・・・同じく。底地を共有している割合のみ 車・・・300万以上のみ報告。愛車マーチは7万円で該当しない。 ゴルフ会員権・・・ゴルフは出来ないし、会員権は一生ないだろう。 飛行機・・・ホリエモンが当選していたら対象だった。 借入金・・・たくさん(詳細は10月の公開にて)。
さて公開は本人のみだから、家族は対象にならない。また個人名義のみなので、実質所有している会社なども非公開。議員が悪意によって公開を逃れようと思えば、かなりいい加減に出来てしまう制度でもある。
また本来的に言えば、個人資産よりも、税金から支出される政治活動費や、あるいは寄付による政治資金を透明化すべきだろう。
しかし良い体験だった。マンションの底地が、どれ位自分の持分かなどは、普通知ることもない。もちろん知ったからと言って、共有なのでどうしようもないが。
【今日一日】 午前中9月定例会一般質問作成/自宅 1300支援者訪問/富士見 1400資産公開関係調査/市内 1700事務作業/事務所 1800後援会4役懇談会/中央 2100青年会議所委員会懇親会/中央
全国若手市議会議員の会総会に参加した。支部である神奈川の会には、浪人中も参加していたが、全国総会は実に4年ぶりだ。
この会に最初参加したときは25歳だった。当然に一番若かったが、今日見渡してみると既に中堅位だろうか。20代の議員も多くいた。
超党派の会だが、年代が一緒のせいか、同じ政党の年違いよりも話があったりもする。互いに愚痴を言う年ではないので、前向きな意見交換を色々とした。
また「県議当選おめでとう。」と、多くの方に声をかけて頂く。4年間音信不通のような状態だったが、ネットなどを通じてチェックしてくれていたよう。嬉しいことだ。
次期会長は北九州の森浩明市議。学生時代よりの知己で、早稲田雄弁会の2学年上の先輩だ(私は明大雄弁部だが、弁論部同士は日常交流があった)。会長市が総会の会場になる決まりだから、来年は九州で行われることになる。予定をつけて何とか参加したい。
【今日一日】 900参議院牧山ひろえ選対会議(総括)/横浜市中区 1100調査活動/県庁 1400挨拶まわり/都内 1900全国若手市議の会総会・懇親会/千葉県市川市
全国若手市議の会懇親会
相模原消防団第一分団で操法大会があった。指揮者として1部の仲間4名と出場した。
ポンプ車操法は5名で行う。大分以前に1番員(ホースで水を出す)と4番員(消防車を操作する)をしたが、近年は指揮者ばかり。人手不足が原因で、それぞれのポジションについて、出来る人間が限られてきている。
昨年は市の大会も分団の大会も出場しなかったため、皆んなとても久しぶりだ。うまく出来ないところもあったが、まあこんなものだろう。
プロではないのだから、趣旨としては個々人の技術を極めることではなく、出来るだけ大勢が参加することに意味がある。
【今日一日】 700相模原消防団第一分団操法大会/緑が丘 1300同懇親会/田名
| 2007年08月18日(土) |
次期衆院候補について |
参議院選挙で大勝した。次の決戦は衆議院選挙だ。小沢理論に依らずとも、小選挙区の選挙とは、ブームや風だけでは勝てない。良かれ悪しかれドブ板選挙だ。
そういう選挙には、候補者にとってみれば時間が必要だ。2〜3年は最低限準備が必要だろう。しかし全国300の選挙で約三分の一が、まだ候補者不在の状態だ。早急に候補者を決めねば間に合わない。
かくいう相模原市の大部分で構成される、当地神奈川県第14区もそのひとつ。偉大な藤井裕久代議士の跡目である分、逆に決まりにくい傾向があるのかもしれない。
残念ながら、衆議院候補者を決めるのは党本部。私たちは意見を言うことすら許されていない。それが正しいとは思わないが、自民党に勝つためには小異を捨てることも必要。どのような事態でも一致結束して、次期衆議院選挙に臨むつもりだ。
さて民主党員としては以上の通りだが、もし政治家として基本的信条が許さない事態ならば・・・。そうならないことを願うだけだ。これは相模原市内、多くの党員と支持者の声である。
【今日一日】 午前中私用 1400事務作業/事務所 1800上溝地区石住自治会盆踊り/上溝 1840上溝地石橋自治会盆踊り/上溝 1910上溝地区豊原自治会盆踊り/上溝 2000農協上溝支店盆踊り/上溝
市議会の9月定例会に向けて、市議会会派民主クラブで議案研修が行われた。6月定例会の時に続いて参加した。
議案の中身で気になったのは、小田急相模原駅再開発ビルに入る「文化プラザ」なる施設。オダサガの再開発自体は、総合的に勘案して成功するだろうし、期待もしている。しかしだからこそ、果たして既存のように公共床が必要なのか。またその中身に慎重な吟味を加えたのか、疑問が残る。
決算書で気になったのは、いまだに臨時財政対策債が尾を引いていること。たった数年の発行でも、長年にわたり市の経営を圧迫する。赤字債権の恐ろしさだ。ツケが自治体にまわってくるからこそ、国の動向を言い訳にしないで、自ら考えて発行を抑制する必要がある。
さて同じ政党ならば、日常緊密な連携をしているか、というと実態はそうでもない。しかしそれでは市民への責任は果たせない。今後は相互(県会と市会)の情報交換をしっかりしていきたい。
【今日一日】 午前中私用 1300市議会民主クラブ議案研修会/市役所 1530市道路整備課と意見交換/市役所 1700事務作業/事務所 1800神奈川県若手市議会議員の会研修会/中央 1930同懇親会/中央
 | | 若手市議の会研修会
5日も休んでお陰様で、ある程度はスッキリした。これ以上は、日常の仕事で解決するしかない。
朝橋本駅に行った。普段よりは少ないが、思った以上は人通りがある。参議院選挙の御礼と、9月議会に向けての決意についてマイクでお話した。
しかし暑い・・・。気温には鈍感だが、それでも限度を越えている。日陰でやっていたが、朦朧としてきた。それでも通勤している方に対して演説しているので、愚痴を言っている訳ではないが、これからの日本の気象が心配になる。
夜家でニュースを見ると、埼玉の熊谷市で何と40℃!学生時代にインドで、同じく40℃を経験し、「暮らしている人は大変だ。」と感慨にふけった気温だ。
太陽と地球の関係による、自然現象ならばいたし方ない。しかし違う。温暖化を含む、環境破壊によって起こっていることを考えると、本当の手遅れになる前に対策を打たねばならない。
クールビスにしてもそう。最初は好きではなかった。しかし今は快適にやっている。環境に良いと思われることは、どんどん色々な人から提案してもらい、まずやってみるチャレンジ精神が必要だ。
【今日一日】 640朝の街頭活動/橋本駅 1030民主党県議団会議/県庁 1130民主党県議団拡大部会長会議/県庁 1300一般質問骨子調整/県庁 1500代表質問骨子調整/県庁
| 2007年08月15日(水) |
今改めて反戦〜その3〜 |
靖国神社に参拝しない私は、どこに参るべきだろうか。多くの死者に思いを馳せて、心のなかで手を合わせよう。
「靖国参拝すべき」という人に限って、意外と靖国に行ったことがない。テレビで見ているだけだ。
私は靖国に何度も行った。奥の神殿にも上がったことがある。その結果、ここは死者を慰める場所ではないし、いわゆる神社ではないと思った。はっきりした政治の意思が見え隠れした。それは総理が言うような「平和を希求する」ことではないと思った。
そのひとつが戦争責任だ。A級戦犯がどうのというのではない。あの裁判については学習しているつもりだ。政治が口を出すことではないが、合祀には反対していない。
間違いは、日本人自身の手で総括をしなかったこと。もし当時出来なかったのなら、今からでもすればいい。戦争で多くの人命を失わせ、まして結果負けている。責任がないはずがない!
もうひとつが死に対する美化だ。特攻に出た青年兵の純粋な思いには、政治家として本当に敬服する。しかし違う。阿鼻叫喚のなかで息絶えた、より多くの人々の思いが、靖国からは聞こえてこない。
最後は、対する政治家の姿勢だ。矮小な方から言うと選挙向け。遺族会云々の話だ。マシかもしれないが恐ろしいのは、世の戦争への否定を、更に否定する流れをつくることだ。
参議院選挙で与党が敗れたことは、二大政党の思惑を越えて、より大きな意味を持つものだった。少なくとも小泉政権以来の流れを、止めることが出来た。
さてこれからだ。私は無論、親も戦争を知らない。家庭で戦争を伝えることは、最早不可能になりつつある。社会教育、特に学校の果たす役割は大きい。
県議としては、議会で発言するしかない。9月議会では本会議で、学校における平和教育の推進について、知事と教育長に意見を述べる予定だ。
【今日一日】 休暇
| 2007年08月14日(火) |
今改めて反戦〜その2〜 |
さて今日は「あゝひめゆりの塔」をテレビでやっていた。思えば昨日も含め、時節柄の特集なのだろう。
主演は吉永小百合。後のリメイク版よりも、戦争描写がなまなましい。冒頭に入るアナウンスは、「あれから20年」と言っていたので、当時のまさに記憶に新しい戦争が描写されたいた。
最後の手榴弾による自決シーンは、涙をこえて強い怒りを覚える。「生きて虜囚の辱めを受けず」。仮にこの言葉が許されるとしたら、それは国民に強いる前に、指導者自らが実践したときだろう。
満州でも、樺太でも、そして沖縄でも、軍は在留邦人を見捨てて逃げた。残念なことだが事実として、当時の日本軍は国民の盾にならなかった。
沖縄を捨てた後に「本土決戦」が叫ばれたのは、すなわち沖縄は‘本’土ではなく、外地であるという当時の認識だったのだろう。ならば現地で徴兵しなければいいのだ!
さて今でも沖縄には、軍民含めて多くの遺骨が埋まっている。民間団体がボランティアで収集をされているが、それを放置する政府の姿勢が理解できない。戦死者の霊云々と言う総理の言葉が、この一事を見ても空虚に聞こえる。
いまだ果たされていない戦争責任が、国内に対してもいまだ多く残っている。当時日本人として戦地へ行った軍人には、朝鮮半島や台湾の人も多くいた。その遺族に対する補償も不十分だ。
戦後レジームから脱却したいと言うなら、その前に積み残したきた課題に対処すべきだ。そして戦後を語るならば、その前提となったあの戦争に、もっと真正面から向き合わなくてはならない。
テロ特措法の延長が、これから国会で審議される。インド洋に展開するアメリカ軍は「軍事施設を爆撃している」と言う。アメリカは、かつて日本を空襲したときも、同じ理屈を使っていた。原爆投下でさえそうだ。
個々の戦争に意義を感じ、覚悟を持って戦地へ行く人はまだいい。それを指導する政治家も自己責任だ。しかし戦死者の多くが、子どもや女性など一般市民であることを忘れてはならない。
どんな戦争でもそうだ。
【今日一日】 休暇
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