てらさき雄介の日記
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2005年12月18日(日) 男たちの大和(良かったところ)

昨日に続きます。

いつぞやも書きましたが、最近の日本映画は制作費の関係で、上映2時間を超える作品が余りありません。

この映画は2時間を大きく超えていますし、内容が濃い分長くも感じませんでした。

またテレビ俳優と映画俳優では違いがありますが、配役が子役も含め本当にいいメンバーが揃っていました。

海のシーンは恐らくSFXでしょうが、違和感は感じず、またほぼ実物大らしき模型をつくったのも迫力がありました。

「戦争」をテーマにすることは、製作側にとっても困難が多いと思います。

しかし国と軍隊のあり方を改めて考えなくてはならない昨今、どういう解釈に基づいた映画でも意義深いと思います。

まあ、自分自身そうですが、他人の映画評ほど当てにならないこともありません。

是非皆様、ご自分で映画館に足をお運びください。

相模原市民の方は、市内唯一のシネコン「ムービックス橋本」をお願いします。





2005年12月17日(土) 男たちの大和(まず文句)

男たちの大和 YAMATO」を、早速見てきました。

本日から公開ですが、明日・あさってが日程上厳しかったので、無理して行きました。

忘年会に2件出た後なので、21:30からの最終回でした。場所はムービックス橋本です。

とても面白く、初盤からウルウルでした。

感動した点については、後日改めて書きます。

まずもって今日は、映画で残念だった点から書きます。

これだけ見入る映画の中でも、「アレッ」と思う訳ですから、違う言い方をすればかなりの問題点とも言えます。

最初にタイトルです。

「男たちの大和」の後についている、“YAMATO”が気に入りません。何のためについているのでしょうか。

元来意味のない、外国語やアルファベット使用には異議を唱えてきました。

悪例を挙げれば、電話帳の「タウンページ」や「ハローページ」は今でもどちらがどうか間違えます。「職業別」「アイウエオ順」の方が断然わかりやすいです。

公共施設の愛称もそうです。かつて市議として意見も言いました。相模原市立の「ウェルネス」や「ソレイユ」は、一体何の施設だかわかりません。

“YAMATO”については、意味がないだけでなく、戦艦大和を撃沈した国の言語を使うセンスもよくわかりません。

世界公開を考えているのでしょうか。ただ明らかにこの映画は日本人に対してのみ意識して造られています。

更には、反町隆史の髪の毛が長かった点です。他は皆当時そのままに五分刈りなのに、興醒めしてしまいます。

また少年兵の女友達が、原子爆弾により入院しているシーンも、非常に綺麗なまま死んでいくのが、かえって不自然でした。

また、戦艦大和は志願兵のみでなく、徴用兵も乗っていました。その人たちが全く描かれていなかったのも、「歴史」を表現していると言う割には残念でした。

色々言いましたが、大いに面白かったのは確かです。

「てらさき雄介のお薦め映画」入りです。

さて劇中に老いた中村獅童は、自分の子どもに戦艦大和を語りました。

仲代達也も最後に、いくつかの話をしました。

しかし私は、祖父母から戦争について、話を直接聞いたことはありません。

それぞれにとって辛い記憶なのか、あるいは他の意味なのか、ともに亡くなった今では聞きようもありません。

たった60年前の戦争が既に風化しようとしている昨今、あの戦争を体験した方々の話は大切にすべきです。またその機会をつくるべきです。

世界最新鋭の戦艦大和を特攻作戦に使用したこと自体が、あの戦争が狂気であったことを現しています。




2005年12月16日(金) 藤野町議会傍聴

朝相模湖駅頭で極寒の街頭活動をし、その足で藤野町議会を傍聴しました。

相模原市議会と同じく、朝9時半からの開会です。

会議の中身は行くまでわかりませんでしたが、折り良く(というか時節柄当然)相模原市との合併関連の審議です。

産廃事務・介護保険・消防事務について、既存の津久井での枠組みを相模原仕様に変える議案です。

その後一般質問も、相模原市との合併に関することと、座間キャンプでの米軍強化について通告がされてました。

さて議会運営について、いくつか先進的な事例がありました。

ひとつは、条例案の審議について委員会付託をせずに、本会議で質疑と討論を行なうこと。

ふたつは、質問者席が議員側にあり、理事者とは対面になっていること。

みっつには、綿密な事前打ち合わせが、恐らくはされていないこと。(この方が緊張感あるやり取りが出来る)

過去全国に視察に行った経験から、大規模な議会よりも、町村など小規模の方が、柔軟性という意味で地方自治の本旨にあった議会運営がされている傾向があります。

また町議会事務局の辺りには、「県議会開催ポスター」や「県議会史」などが並んでいました。

相模原市議会では、県議会の「県」の字も見ることがありませんでしたが、県との関係についても違いがあるようです。

藤野町長は今日の答弁のなかで、2月をめどに、合併について改めて町内各地域ごとに、細かく説明をしてまわる意向を示しました。

編入される側の不安や気持ちを、十二分に考えることができる懐の大きさが相模原市には求められます。


2005年12月15日(木) 来年2月、町田市議・市長選挙

来年2月は隣の町田市で、市議選と市長選挙が同日に行なわれます。

市議選には、友人であり、かつ相模原・町田若手勉強会を一緒にやっている皆さんが挑戦するので、それぞれに対して出来る限りの支援をするつもりです。

友井和彦氏(無所属・南つくし野在住)
新井克尚氏(民主党・玉川学園在住)
若林章喜氏(自民党・忠生在住)

また現職引退により乱戦模様の市長選挙には、真木茂都議会議員が立候補を表明しました。

前回私の県議選に応援に駆けつけてくれたこともあり、今後地元神奈川14区総支部の皆さんと情報交換をしながら支援したいと考えています。

以上4名については、ともに間違いのない人物ですので、お知り合いにお声がけ頂けると助かります。

よろしくお願い申し上げます。


2005年12月14日(水) 議会中継は良いことだ

神奈川県議会も相模原市議会も、インターネット中継をしています。

録画放送もあるので、夜など事務所で見るようにしています。

市議会では懐かしい声が聞けますし、県議会ではこれから向かう場所への闘志が沸いてきます。

まだまだご覧になっている方は少数でしょうが、それでも映像を流し続けることに情報公開の意味があります。

政治やマスコミに脚色されたニュースよりも、そのままの映像はより真実を伝えます。

今後はより多くの場所で、どなたでも気軽に見れるような工夫が求められます。

以下をクリックし、是非一度ご覧ください。

神奈川県議会インターネット中継(ちょうど相模原市選出の富田・舘盛両県議が映っています)

相模原市議会中継(過去映像も含め民主党議員の勇姿も映っています)





2005年12月13日(火) 年末まわり

来週にクリスマス会を控え、かつ年末のため、市内をご挨拶まわりしております。

事務所をお手伝い下さっている方が運転をしてくれるので、時間あたりかなり多くの軒数をまわれます。

元来運転が苦手なだけでなく、助手席ならば携帯電話もかけられるので、かなり効率がいいです。

相模原がとても広いと感じるのは、今まで通ったことのない新しい道を発見する時です。

今後同じ選挙区になるかもしれない津久井郡などは、地名のみしか知らない所もありますから興味は尽きません。


2005年12月12日(月) そういえば去年は

ふと去年のことを思い出しました。気温の寒さで当時の感覚が蘇りました。

昨年の師走は、相模原市長選挙事前準備の真っ只中であり、今頃は市内某所に支援する候補者が事務所を出した頃です。

選挙の前も後も、正直色々ありましたが、希少な経験だったと思います。

反省点は克服しながらも、変革の能動者として恥じない行動を今後もしてまいります。

同列にするのは恐縮ですが、年末何日だったか忘れましたが、仕事で都内に行きました。

帰りの高速はもったいないので、R246で帰ってくると、途中で大雪です。

ビクとも動かないくらい、たくさん降ってきました。夕方相模原で用事があったので、とても焦りましたが、自然現象では致し方ありません。

すっかりあきらめた時、不思議と降り止みました。

今年は雪が降るのでしょうか。

寒くない冬が最近多いので、多少は降ってほしいとも思います。

しかしこういう文章を書くと、詩的センスがないことを痛感します。

残念です。


2005年12月11日(日) 自民党との連立は100%ない

先の総選挙後に、大勝した小泉総理が、民主党に対して連立を働きかけていたことが明らかになりました。

前原代表もその事実を認め、「即座にお断りした」とのこと。至極当然のことです。

二大政党の確立と非自民を以って成立している民主党が、自民党と連立を組むことは自己矛盾であり、それを模索した段階で党は崩壊します。

公明党などは、かつての野党から与党になった経緯を、“政策実現のため”と言っていますが、それは小政党だから許されたことです。

もし“政策実現のため”に民主党が与党になったら、それこそ日本の民主主義そのものが死んでしまいます。

さて気になったのは、前原代表のこの件についてのコメントです。

「自民党との連立は99.9%ない」と発言しました。

政治家の言葉使いには色々ありますが、「99.9%」は‘意味’を持ってしまう言い回しです。

衆議院議員を5期経験している、前原代表が知らないはずはありません。

最初から「自民党との連立は100%ありません。」というべきです。

付け加えるならば、それを聞いた記者に対して、「そんなことがあるわけないでしょう!」と怒ってほしいです。

この前原代表の発言に関連して、小泉総理や自民党は政界再編(と言っても自民党による他勢力の吸収)云々すら言っています。

先般の脱労組宣言でも、多くの労働者の誤解を生んでしまいました。

また訪問しているアメリカや中国での発言にも、気になる点が多々あります。

私に言われたくないと思われるかもしれませんが、発言にはもう少し気を付けるべきです。




2005年12月10日(土) 青年会議所卒業式

青年会議所の総会に併せて、卒業式が行なわれました。

40歳定年制を採っているため、12月末日でその年齢に達した方が退会になるためです。

25歳から始めて、もうすぐ9年になるJC活動ですので、過去多くの皆さんが卒業されていきました。

今日は所用のため、総会を中途参加だったのですが、卒業式だけは何としても間に合わなくてはいけないと思い、ギリギリセーフでした。

仕事上もお世話になっている方は言うに及ばず、そうでない方にも色々思い出はあります。

浪人をしていることもあり、役員就任など積極的にJC活動が出来ていませんが、いずれ復活したいと考えています。


2005年12月09日(金) 相模原市長の長期療養について

地元自治会の忘年会がありました。

市長が病気療養のため、助役を職務代理にしていることについて、多くの方からご質問を頂きました。

浪人中のため、それほど情報が入るわけでもなく、何もお答えできませんでしたが、皆さん心配されていたようです。

市長のお体もそうですし、何より市の行政運営についてです。

これだけ市内で話になっている件ですので、私ももっと早い段階で意見を書くべきだったのでしょう。

しかし公務を欠席されるほどの病であることは周知の事実であり、人情として色々言うのは忍びないとの考えもありました。

また巷で噂されているように、万が一の市長辞職の後には、市長選挙があります。

その立候補者次第では、県政に関連する選挙も取り立たされていることから、当事者とも成り得る私が色々言うのは、適当でないと自粛していた点もあります。

しかし欠勤が長期に及んでいることから、相模原を愛する政治家のひとりとして、言うべきことは言わなくてはならないと決意を新たにしました。

さて先般市議会で、病気療養中にも関わらず市長が秋の園遊会に出席したことを問題視する意見が、ある市議から出されました。

問題視するのは当然です。噂を聞いたときはまさかと思いましたが、事実と知り愕然としました。

消防団をやっている立場から言えば、市長は最高司令官です。いざというときは、人命に関わることでも「命令」できる責任を負っている立場です。

総理や県知事が、これだけ長期欠勤したらどうでしょうか。それとも市長の職は、それらよりも責任が低いとでも言うのでしょうか。

批判を覚悟で言い切りますが、公職としての身の引き方があるはずです。

またご本人は療養中のため、多くの情報を得にくい立場であることも推察できます。

ならば身近な方々が、それを伝える義務があるのではないでしょうか。

もちろんお元気で、再び公務に復帰されることが何より大切ではあります。

いつかも書きましたが、前回市長選挙で他候補を支援し完敗したこともあり、この任期は全うして頂くのが筋とも考えております。

しかし昨日の会もそうだったように、市民の多くが心配していることもあり、せめて病状報告はするべきです。

税金から給与をもらっているプロフェッショナルとしての、最低限の責任です。


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