てらさき雄介の日記
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2005年07月21日(木) 中国の人民元切り上げについて

ついに中国が人民元を切り上げました。日本政府のみでなく、国際社会全体が基本的には歓迎の意向を示しています。

中国の経済大国化が驚異かどうかは、見るものによって意見がわかれます。そもそも経済力が付いているのかさえ、そうでないという見方もあります。

もちろん12億の‘人民’を豊かにすることは、多くの時間が必要ですし、国の成り立ちから見直さなくてはなりません。

日本最大の貿易相手国は、すでにアメリカを抜いて中国になっています。私が幼少の頃は考えられなかったことです。

坂本龍馬は薩長同盟を推進するにあたり、まずは仲の悪い両者の経済的交流から始めました。

中国の経済成長を日本にとっての驚異を捉えるのではなく、両国の友好関係を築くきっかけとすべきです。


2005年07月20日(水) 神奈川県若手市議の会総会

神奈川県若手市議会議員の会総会に参加しました。「前」相模原市議という立場で、賛助会員にして頂いています。

十数名の参加で多くの意見交換ができました。それぞれオリジナリティー溢れる面々で、政党は違えど改革に向けて頑張っている方々です。

(本日の総会参加者)
青山 圭一(川崎市多摩区・民主党)
石田 康博(川崎市宮前区・自民党)
工藤裕一郎(横浜市青葉区・無所属)
佐竹 百里(綾瀬市・民主党)
菅原 直敏(大和市・無所属)
長友 克洋(相模原市・民主党)
古川 直季(横浜市旭区・自民党)
松尾 崇 (鎌倉市・無所属)
横山 正人(横浜市青葉区・自民党)
角田 宏子(横浜市栄区・自民党)
寺崎 雄介(相模原市・民主党・賛助会員)

時々現職の県議会議員と話しをすると、あろうことにか市議会議員を見下しいている人もいます。ふざけた話です。

市議を経験し県政に挑戦する以上、基礎自治体である「市」の苦境を県政で一生懸命訴えていきたいです。







2005年07月19日(火) 母校の先生方と会食

母校である明大中野八王子高校の校友会(OB会)役員と、担当の先生方とで懇親会を開きました。場所は八王子駅そばの、同じく卒業生のお店です。

高校時代に教えて頂いた先生もいますし、初めてお話をする方もいました。新たな発見もあって楽しかったです。

学校の制度も当時とは違っている点もあり、生徒や親の雰囲気も変化しているそうです。

政治を変えるには投票率を上げることが必要です。そのためには政治家や候補者がしっかりすることも必要ですが、教育における努力も大切です。

民主主義がいかに良い制度であるかを教え、その民主主義は主権者の参加がないと成り立たないことを教える。

いわゆる政治教育とは違った面で、政治を教えるべきです。なんていうことを語りながら、昔を懐かしみました。


2005年07月18日(月) 盆踊りの会費は突っ返してください

議員やその候補者が、盆踊りなどお祭りに寄付(自称‘会費’)を持っていくと、当然公職選挙法違反になります。

各種違反がありますが、私なりに言えば悪質な部類だと思います。

住まいの上溝周辺はお祭りが多いため、よく議員が寄付をする場面に出くわします。人によっては親族や経営する会社の名義で持ってきます。

私は受付で名刺のみ出しながら、「法律で禁止されているため、これで失礼します。」と言うようにしています。

全国津々浦々で同じことを言っている同志のお陰で、だんだんと盆通りに寄付をしてはいけないことが、実質的も定着してきました。

だめ押しは、有権者の皆様にお願いするしかありません。これから盆踊りをはじめ、お祭りが多くあるシーズンです。

議員やその候補者がお祝い袋を持ってきたら、突っ返すまで至らなくても丁重に断ってください。


2005年07月17日(日) しかし携帯電話は高いですね

携帯電話はの料金はとても高いですね。機械の値段、基本料金、そして通話料すべてです。

この高値は、もはや多少の我慢ではすまないレベルです。高過ぎです!常識外です!

急にこんなことを思ったのではなく、前から感じていました。

利用者は年々増加し、一時期はうなぎ登りだったはずです。市場原理からすれば、当然値段はうなぎ(?)下がりになるはずです。

通信分野の料金が高いことは、日本の国策としても問題があります。消費者ももっと声を上げるべきです。

少なくとも私は「携帯は高い」と声を上げ続けていきます。かつて本多勝一氏がNHK受信料に文句を言い続けて、それが国会でも議論になったことがありました。

まあ今の私では、大資本は歯牙にもかけないでしょうが、いつの日か・・・。


2005年07月16日(土) 青根キャンプ場にて

青年会議所の事業を津久井町の青根キャンプ場で行いました。来年3月20日には、新相模原市となる地域です。

自宅の上溝から道がすいてても、車で約1時間かかります。遠いですが、道すがらに見る豊富な自然は素晴らしいものです。

キャンプ場のなかには、宮ヶ瀬ダム建設に際して近隣地域が不利益を被ったことの「碑」などもあり、津久井にはまだまだ知らないことが多くあると痛感しました。

同じ街になるのだから、もっと勉強しなくてはいけません。


2005年07月15日(金) 日頃気が付かないカーブミラーについて

安全施設業協会の皆さんによるバーベキューに参加しました。昼からの会でしたが、午前中は業界の皆さんがボランティアで、市内のカーブミラーを清掃して下さいました。

バーベキューの中でも清掃した感想などを伺うと、安全にとって大切なカーブミラーが以外と不備が多いことに気が付きます。

県は例によって「お金がない」で補修を先送りしているようですが、無駄な再開発事業や道路建設に多大な補助金を出している現状です。

予算の優先順位が明らかに違います。

色々な日頃気付かないことを学んだ一日でした。


2005年07月14日(木) 新事務所、実は思い出の場所

新しく後援会事務所を開設します。詳細は正式に稼働してから、このHP上でもお知らせ致します。

市役所通りのあるビル2階です。

まだ33歳という年齢で思い出に浸るのも嫌なので、余り言っていませんでしたが、この新事務所は思い出の場所です。

ここは今から8年前に、初めて相模原市議会補欠選挙に立候補した際、同じく選挙事務所として借りた場所なのです。

縁起をかつぐような発想はそもそもしませんが、私のみでなく支援者の皆さんにとっても大切な場所であろうことを考えると、一層頑張らなくてはと思います。


2005年07月13日(水) 面白きこともなき世を面白く

尊敬する高杉晋作の辞世です。

臨終に立ち会ったある人が、高杉の死後に下の句を「すみなすものは心なりけり」と付けましたが、司馬遼太郎も言うように少しまとまり過ぎな気もします。

幕末のなかで高杉晋作は、坂本龍馬とは違った意味で奇想天外であり、結果倒幕について大きな功績を残しました。

しかしいい辞世ですね。以前は豊臣秀吉の“難波のことは夢のまた夢”に哀愁と重みを感じていましたが、今は高杉的風流に憧れています。

「寺崎は変わっている」と、青年時代からずっと言われてきました。それは褒め言葉でもあり、かつ苦言でもあった気がします。

日本が抱えている多くの課題を解決するには、もはや‘国家’や‘主権’を超えた発想が必要になってきています。

日本の政治についても、議員内閣制や天皇制など、基本的課題について議論しなければなりません。

行動において独善に陥らないように気を付けますが、発想において自粛をするときは政治を辞める時と決めています。


2005年07月12日(火) 福祉コミュニティ形成モデル事業推進委員会

長い名前の委員会ですが、所属する市民団体からの出向で委嘱を受け、第一回会議に参加しました。

オブザーバーとして市役所の担当者も出席していますが、主催は社会福祉協議会です。

任期は3年間であり、この種の委員にしては長期にわたります。

本日の内容は以下のとおりです。

1、委嘱式
2、自己紹介
3、正副委員長決定(ともに学識経験者枠の大学教員でした)
4、福祉活動の現状と課題について意見交換

他参加者のほとんどが、公募かあるいは福祉関係団体からの出向であります。少し恐縮してしまいました。

政治を仕事にしているとは言え、専門性では他の委員に明らかに劣っており、正直勉強も兼ねての参加になってしまいます。

具体的議論は次回以降になりましたが、「コミュニティ」の単位が自治会連合会の区分になっていることが、とても気になりました。

行政から見ればその方が把握しやすいのでしょうが、生活圏が自治連単位などという市民は非常に少なくなっています。(いや以前からいないかもしれません)

もう少し広げた範囲での「コミュニティ」形成を考えるべきかもしれません。




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