てらさき雄介の日記
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2005年02月21日(月) 西武コクド的経営は例外ではない

西武鉄道の経営に報道が集まり、前社長が亡くなるという痛ましい事件もありました。

創業者一族による露骨な経営干渉は、ここまで来れば極端かもしれませんが、同じく大手かに限らず他にもあります。

仮にも鉄道会社ですから、ここまで放置した政治の責任も無視できません。銀行と同じく、政治との関わりは一定の規制をかける必要があります。例えば企業献金の禁止などですが。

企業が大きくなればなるほど、それは経営者や株主のみではなく、広く社会全体の所有物であるという意識を高めなければなりません。これも大切な社会構造の改革です。

ちなみに私は友人が勤めているため、ごくたまにですがプリンスホテルを利用します。サービス抜群です。だからこそ残念です。

一部の経営者の誤りが、現場ではたらく皆さんや利用者に悪影響が出ないことが大切です。


2005年02月20日(日) 消防団の旅行

毎年一度消防団で旅行に行きます。「研修」と言ってはいますが、慰労会的なものとご理解ください。

詰め所などで一杯やることはあっても、数人でも一泊を共にすれば、それなりの連帯感がうまれてきます。

持ち回りですが、何と来年は私が部長です。

課題は多くありますが、せっかくやるので新入団員確保の厳しい現状について、市や自治会により一層理解してもらえるように頑張ります。


2005年02月19日(土) 人間の証明

人間の証明」とは重いタイトルですね。映画版をかなり昔に見たことがあります。

最近テレビドラマでやっていたことは知ってましたが、毎週定刻にテレビを見るのは不可能ですし、ビデオに録画も面倒くさい。と、いうことでレンタルが出るのを待って、一気に見ました。

一話約40分として、全10話。長くはありますが、最終回の取調べシーンに全てが凝縮されます。竹野内豊と松坂慶子はもはや演技を超えていました。テレビの前で、自分の昔のことなども思い出し‘うるうる’でした。

人間であることの証明は何にあるのでしょうか。この物語でも明確な答えは出ませんでした。

「家族」「人とのつながり」「欲」「死」・・・。色々思いつきますが、どれもピンときません。

世界観や社会観は、私なりに持っているつもりです。しかし人間観は、まだまだヒントすらもつかめません。



2005年02月18日(金) 新市建設計画とはこんなに軽いのか

新市建設計画の案が、合併法定協議会で出されました。第一回で、しかもしっかり特例債も入ってです。

やはり完成していたのか!そして協議会では、喧々諤々の議論はしないのか!こんなところで、こんなカタチで、市の基本方針が決められてしまうのか!

民主主義に対する価値観が、もはや私とはかけ離れているのでしょう。

この悔しさは忘れません。私が政治家である限り。


2005年02月17日(木) ライブドア堀江社長、頑張れ

ライブドア堀江社長の一連の行動に、政財界からクレームが出ています。

森総理は「金で何でもできるという昨今の教育の成果か」と皮肉っていますが、金権政治家から言われたくはありません。

プロ野球・ラジオ・新聞・テレビ・・・堀江氏は何か明確な目的を持って、金を武器に戦っている気がします。

権威を傷つけられたからか、あるいは既得権益への挑戦と認識したのでしょうか。昨今のフジテレビ会長のコメントは大人気ありません。

金融庁も、証券市場のルールから逸脱ではと監視しているようです。

金の力が弱き者に向かうならば、社会全体で警鐘を鳴らさねばなりませんが、こういう使い方もあるのだと再発見しました。

頑張れ堀江社長。


2005年02月16日(水) 「先行」合併は言葉のまやかし

城山町抜きで合併することを、「先行」合併と言っている人がいます(新聞記事はコチラをクリック)。これは間違いです。というよりも、市民をまやかす言葉です。

城山町は住民投票して決定すると決めました。つまりこの住民投票で反対が多ければ、合併協議には参加しないわけです。

最近くどいかもしれませんが、「この住民投票が行われるのを、粘り強く待つべきです」

結果城山町が加わることになれば、もちろん結果的に「先行」だったことになりますが、その保障は無論のこと根拠すらありません。

何故堂々と「飛び地」合併と言わないのでしょうか。それは自信がないからです。

ふるさと相模原の大切な将来です。こんなことで決まってしまうのは、悲しさを通りこして憤りすら感じます。


2005年02月15日(火) 消防団部長会議に代理出席

消防団の部長会議に代理(私は現在副部長)出席しました。

所属する第一分団の本部は、上溝消防分署にあります。その会議室で夜8時から、定期的に開催されます。

組織の性質上議論するということはなく、本部からの伝達が主な内容です。

4月からの来年度は、持ち回りで部長をすることになります。仕事との兼ね合いで、きちんと勤められるか不安ですが頑張ります。


2005年02月14日(月) 北の零年

北の零年」を見ました。とても良かったです。さわやかな雪ではなく豪雪でしたが、雪は日本の大切な文化だと思います。

相模原も少し前までは、人のあまりすまない環境でした。昭和中期に清新小学校をつくる際に、昔の戦国武者の鎧が出てきたというくらい、人通りもない地だったそうです。

ひとつひとつ人が住めるように、誰かが鍬を持ち、井戸を掘っていったのです。自然環境保全は大切ですが、その先人の思いを軽視することはできません。

別の視点から・・。映画俳優の数が減ってますね。こういう大作系に出るのは同じような顔ぶれになっています。テレビでは何とか見れる俳優も、大きなスクリーンになると、がっかりしてしまうこともあります。

「北の零年」は40億円を超える収益をあげているそうです。しっかりした作品は、今でも流行るのです。俳優なども文化のひとつ。皆で投資し、育てていくことが大切ですね。


2005年02月13日(日) 京ノ五条ノ橋ノ上

偶然にも二日連続幼稚園ネタです。

幼稚園生のとき、牛若丸と弁慶の劇をすることになり、体の大きさから弁慶役になったそうです。

そのときに、興味があったのかどうかは覚えていませんが、親から買ってもらったのが「みなもとよしつね」で、初めて読んだ活字の本です。

確か小学生くらいまで本棚にあった記憶があります。現在はありませんが。

その本には他の本の紹介もあり、二冊目に買ってもらったのは「とよとみひでよし」です。

以後歴史本は大好きで、ふと振り返り本棚を見てみると、蔵書(というほどではありませんが)の半分は歴史物です。

この趣向は、政治という職業を選択したことに無縁ではありません。時間は遡ることはできませんが、もしあの時に幼稚園で演じた劇が全く違うジャンルだったら・・・。

幼児体験は大切ですね。


2005年02月12日(土) 幼稚園の演芸会で思う

ある幼稚園の演芸会を見ながら、おやっと思うことがありました。

劇を子どもたちが演じていましたが、ほとんどすべてのメンバーにセリフがあるのです。

善役も悪役も、それぞれ数人ずつが演じながら、少しずつマイクの前で話すのです。普通の劇ならば、その他大勢であろう役まで、しっかりセリフがあります。

おそらくは、すべての子どもに出番をつくる意味なのでしょう。自分の子どもが脇役だと、「何故うちの子供が!」的な話しをする親が多いのでしょうか。

帰りに原作がどういったものか聞いてみると、幼稚園協会の指定業者が全国向けにつくった本だそうです。なるほどです。

以前聞いた話しでは、運動会でスタートだけ一緒にして、手をつないで一緒にゴールする徒競走もあるそうです。

わからなくもないですが、遊びならともかく教育の趣旨とは違っていると思います。


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