てらさき雄介の日記
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| 2004年08月25日(水) |
合併協議会で明らかになったこと |
過去に相模原市が進めてきた「市民参画」がいかに中身の伴わないものであったか、今回の合併協議会で明らかになりました。
「自分の声が市政に反映できる。」そんな期待とともに協議会や委員会に参加している方々から、失望の声があがっています。
少なくとも協議会事務局には、その声は届いているはずです。今からでも遅くありません。仕切り直しをして、ゆっくり進行していくべきです。
1市3町の事務事業の一元化の案が次々と提案され、全く議論なく(ほんの少し質問と意見はありますが議論はされていません)可決していくのを見ると、かつて市議会で真剣に審議してきた事項は一体何だったのかと思います。
もっと試行錯誤すべきです。事務作業についても、行政内部のみの分科会ではなく市民レベルで検討委員会をつくって、ひとつひとつみていくべきです。
城山町長の意見は確かに的が外れているかもしれませんが、それでも城山町の代表者としての発言なのですから、相模原市長はもっと真摯な態度で会議中意見を聞くべきです。
市民の側も、発言するのはいつも同じ人です。言いたいことがないのなら、席を別の人に譲りましょう。一回も発言しなかった団体は、次回から各種審議会への割り当てを失くしましょう。
合併協議会の有様は、相模原市民のひとりとして残念な限りです。
リーダーの素質とは何でしょうか。少し違うかもしれませんが、私が考える理想の親分(政治家なので上司というよりかは親分になってしまいます)は、
一、私が困っているとき助けてくれる人 一、私が困っているとき指針を与えてくれる人 一、私が困っているとき勇気をくれる人 です。
こんな親分がいればいいと思ったことはあります。しかし自分が親分になろうという発想はあまりありません。
私と長くつきあっている方は、寺崎は親分にも子分にも向かないとも言います。
どうなのでしょうか?
| 2004年08月23日(月) |
常に自分を省みたいものです |
私は自分に甘いところが多々あります。一方他人にも甘いところがあります。自分に甘い点はさておき、他人に甘いのはそれなりの理由があります。
ひとつには、だいたいそんなに立派でない私が人様に意見できるのかということです。
私はほとんどの人を好きになることができますが、二種類だけ苦手なタイプがあります。ひとつは威張っている人。もうひとつは他人に対して厳しい人です。(例外的に自分にとても厳しい方を何人か知っていますので、その方は他人に厳しくてもいいと思います)
政治家の世界は、人のいないところで、ああだのこうだの噂話がたくさんあります。世間話程度なら結構でしょうが、それが他人の批判だと嫌になります。
嫌になる分自分自身気をつけて、同じ轍を踏まないようにしなければと思います。
消防団第一分団の操法大会が、緑が丘訓練所でありました。朝7時30分集合でだいたい昼くらいまでの開催で、出番は一番手の約5分間でした。
私たちのポンプ車操法は5人一組の競技で、今回は指揮者をやりました。皆んな仕事も忙しくあまり練習できなかったせいもあって、とても疲れました。しかし点数はまあまあでした。
来年は順番で部長をすることになりますが、年々減っていく団員のなかで活動量はかわらないものですから不安で一杯です。
合併協議会の会議のあと、立川で同窓会があったため中央本線に乗車しました。
思えば、相模湖駅から列車に乗るのは初めてです。次の高尾駅までほとんどトンネルで約10分、合併すればここも相模原市なのかと思いながら揺られていました。
相模原市と津久井の間は決して交通が便利とは言えませんが、八王子経由だと意外と行き来しやすいとも思いました。
どちらにしろもっと、津久井のことをしらなければなりません。早急に進む合併協議に危惧を感じます。
| 2004年08月20日(金) |
上溝夏まつり打ち上げ |
上溝夏まつり実行委員会の打ち上げに呼んでいただきました。実行委員約50名と、小川市長他来賓数名での開催です。
素浪人の私を忘れず呼んでいただいたことに感謝するとともに、あわせて忌憚無く意見交換ができたことに嬉しく思います。
とにかく、誰でもいいから、何党でもいいから、今の政治を正してほしいという皆さんの気持ちが伝わってきました。
| 2004年08月19日(木) |
党支部組織対策委員会 |
民主党神奈川県第14区総支部の組織対策委員会(委員長小池義和市議)が開かれ、私も委員として参加いたしました。
担当副代表である太田前県議のご指導のもと、今後の活動についての意見交換がされました。正式に決まってないため詳細は報告できませんが、基本的には各種団体との連携や政策討論会の実施などです。秋にいくつかの企画を催すことになりました。
次回統一地方選挙では、前回を大きく上回る候補者の擁立を模索すべきとの意見も出されました。自分自身が当事者になる話ですので、更に頑張ってまいります。
| 2004年08月18日(水) |
ローソンの郵政公社との契約は残念 |
郵政の民営化については、私は基本的には賛成です。
多くの方の郵政民営化論を聞くなかで、もっともしっくりきたのが現神奈川県知事の松沢成文さんの意見でした。当時衆議院議員であった松沢知事は、ことある事に自らの主張を述べておられました。
「国営の郵便局があることが問題なのでなく、法律などで民間よりも有利な設定をしていることが問題だ。」確かにその通りです。
今回ローソンが民間宅配業者との契約を打ち切り、郵政公社に鞍替えしたのは民業圧迫の典型です。
郵政公社には、陰に陽に多くの税金が投入されており、その時点で不公平なのです。少なくとも本当の競争ができるよう、対等な条件にすべきです。
ローソンの決断も残念です。ダイエーグループのような厳しい商売をするところだからこそ、国に対しても毅然とした態度をとって欲しかったです。
以前に、ビートたけしが大石蔵之助を演じる「忠臣蔵」をドラマで見ました。
幕府の意向に逆らったことにより、結果浪士は切腹となります。しかし元禄の当時、仇討ちは基本的には認められたことでありました。
浪士のなかには、討ち入りをすれば褒められて取り立ててもらえるのではと考えた人もいるのではないか、そういう新説に基づいたドラマです。
幕末に薩長が目指した新政府は、鳥羽伏見の直前までは、島津か毛利による新幕府であったと言います。これも結果一部の指導者によって、中央集権国家へとむかっていきますが、多くの人が考える動機と、結果は違うこともあります。
多くの異なる動機を束ね、結果に導いていく能力が政治家には必要です。私にはその能力は未だありませんが、目指していきたいです。
| 2004年08月16日(月) |
民主党代表選挙について |
今月30日に民主党代表選挙が告示されます。
参議院選挙での勝利もあって、岡田代表の再選が予想されますが、何しろ政局好きの国会議員ですから、まだ紆余曲折があるでしょう。
地元の藤井幹事長の続投も含め、現執行部を維持することが大切だと思います。
野党の党首を選ぶのに、喧々諤々の議論をすることが必要であるのか。議論がわかれます。
私もかつては、多くの候補者のなか選挙をすべきと思っていました。しかし先年の党首選挙は複数候補により行われながら、その経過も結果も国民の皆さんから関心を呼ぶには至りませんでした。
「野党の政策など犬も食わない」とは、民主党の石井一代議士の言葉です。しかし私はこれには同調できません。
選挙の仕方も重要ですが、例えば今回小沢一郎氏が言っているような明確な政策論ならば、多少もめても議論すべきです。
野党である分、利権分配論はありません。その分本来の党首選びが出きると思います。
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