てらさき雄介の日記
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2004年08月05日(木) 市長公用車問題〜私の原罪〜

最近数人の方から、この問題について意見を求められました。

相模原市長が、市議会会派「市政クラブ」の研修会に公用車で行ったことが問題であると、市民団体が指摘した事件です。

意見ですが、今回の市民団体の指摘は的外れだと思います。それがどの会派であれ、市議会から誘いを受ければ出席するし、それが宴会であろうと公務の範疇です。

市長だけでなく、政治家の行動はどこからが公務か、どこからが私用かは判別が難しく、その行動を市民に公開することによってのみ担保が図られます。

さて、この事件で明らかになった問題点は別のことです。それは市議会の会派が、政務調査費という公費を使って宴会をしているという事実です。

ここからが、タイトルにある原罪です。実はこの宴会に私も参加してことが約10回位あります。かつて市議時代に大会派に所属していた時です。自分自身の政治活動に役に立たなかったかと言われれば、そうではありませんが、公務の範疇をこえたものだと思います。申し訳ありませんでした。

私も環境に左右されやすい性格があり、ある意味慣れてしまっていたのだと思います。

言い訳をすれば、二度目の市議選後、長友よしひろ市議と会派をつくったのは、この種の会が嫌だったこともあります。

新聞によると、今の市議の会費は一万円だそうです。私の時は五千円でした。

ただはっきりと言えることは、自信があるなら今後も続ければいいと思います。マスコミに言われたから萎縮することもありません。止めてしまうならば、恥ずかしい行為だったということでしょう。

市長交際費や政務調査費は、具体的項目ともにHP上で公開すべきです。酒を飲むことが、大切な政治活動であることもあり得ます。堂々と言うべきです。


2004年08月04日(水) 相模湖交流センター

合併協議会の会議を見に行きました。お恥ずかしい話し、初めて同施設に行きました。立派でした。

くどいかもしれませんが、会議の進め方は急ぎすぎです。傍聴者のみならず、会議の委員からも失笑がもれてました。

でも私は津久井が好きです。行く度にいい所だと思いますし、私なりのまちづくりビジョンが芽生えます。

もっと津久井のことを知って、もっと津久井の人と触れ合って、それからの方がよりよい合併ができると思います。


2004年08月03日(火) 相模原市長選挙について

このタイトルでアクセス数増加を狙っているわけではありません。最近思うことを書きます。

多くの情報が交錯し、私の周辺にも騒ぎが及んでいます。多くの市民には関係ないところでの話しですが、一方大切な話しでもあります。

これに関係している方の中には「志」を持っている方も多くいらっしゃいます。それに触れるたびに、とても感銘を受けます。私も政治家として、よりしっかりしなくてはと、気を入れ直してます。

他、「興味本位」「野次馬根性」「利権」「保身」の方も残念ながらいるようです。この大切な時に残念なことです。

国会では小泉総理の発言が流れるたびに、国民の政治に関する信頼が失われていきます。

相模原の政治風土を変えていくためには、まだ時間がかかるかもしれません。しかしそれが私の政治をやっている、ひとつの目的である以上あきらめません。

皆さまのご協力をお願いします。


2004年08月02日(月) 「てらさき雄介と語る明日の相模原と神奈川」

後援会の役員会が開催され、そこで次回企画の打ちあわせを行いました。

「てらさき雄介と語る明日の相模原と神奈川」を8月7日(土)午後2時から、相模原市民会館会議室で開催いたします。

私が考える神奈川と相模原のイメージを皆さまに伝えたいという趣旨です。

自分の訴えたいこと、そして皆さまが関心あることを精査した結果、「地方分権」「福祉」「交通」を中心に訴えてまいります。

多くの皆さまのご参加をお願い申し上げます。


2004年08月01日(日) 参加する意識の向上が必要

市民団体関連の有志が発起人となり「市町村合併」の勉強会が開催されました。思いおこせば、一切行政がタッチしないかたちで、しかもこれだけしっかりした勉強会は初めての気がします。

私も新たな発見が多くありました。

さて最後にフリートークを全員でしました。実行委員会でルールを決め、皆が効率よく、かつ気持ちよく発言できるよう工夫がされていました。

にも関わらずです。その場をしらけさせる発言がいくつかあったのは残念です。また他の人の発言に同調すべく、拍手をするのもどうかと思います。政治集会ではないのですから。

代表的なものをニつ、

ひとつは、行政職員が説明のため二名参加していました。おそらく実行委員会の方が、専門知識の視点から声をかけたのでしょう。しかし日頃行政に対して意見のある方が、その職員に対して意見や質疑をしていました。これは筋違いです。あくまで市民同士の対話であるべきです。行政の職員は性質上反論をあまりしませんので、言いやすいのは確かですが。

ふたつは、とにかく批判精神旺盛な方で、なかにはこの会自体に云々という発言もありました。会自体に文句があるのなら来なければいいのです。自分と違う意見を寄せ付けない雰囲気を発言からかもし出すのは、それ自体で全体の雰囲気を悪くします。

どんな会でも結果会を良くするのも、悪くするのも参加者です。参加する意識をもっと持てるような自己修練が互いに必要だと思いました。




2004年07月31日(土) 合併協議会の進行は速すぎです

本日城山町保健福祉センターで、合併協議会「まちづくり検討委員会」の会議が開催されました。午後2時から約3時間の会議でしたが、中身が盛りだくさんで進み方が慌ただしかったです。

まちづくりの柱を何点か出し合い、最後にひとつのフレーズにまとめる予定でしたが、さすがに無理を感じました。

4つのグループで別々に話し合い、フレーズも4つ出た時点で、市の委託したコンサルの方が更にひとつにしようとしたので、私が「今日はよく進行しましたが、これ以上は無理があります。また4つ併記の方が今後の検討に幅ができていいです」と発言しました。

するとコンサルの方は「今日これをまとめるのが私の責任ですが、皆さんどうでしょうか?」とのこと。結果大多数の方が、次回でよいとなり閉会としました。

コンサルの方は、失礼ながら調味料でなくてはなりません。全体を整える役割です。しかし前回の会議位から、その進行のもとに完全に会議が進められています。

事務局にきくと、合併協議会本体から催促などは一切ないとのこと。ならばもう少しゆっくり進行すべきです。


2004年07月30日(金) 柔軟な対応をすべき

学生時代にマクドナルドで100円バーガーというセールをしてました。今では当たり前の値段ですが、当時では格安です。

怖い先輩から、そのハンバーガーを50個(以上だった気もしますが)買ってこいと言われ、お金をもらいすごすご買いに行きました。

「ハンバーガー50個ください。」すると「お持ち帰りですか?」。買いに行ったのは私ひとりです。50個をその場で食べるはずはありません。当たり前のことを真面目に聞かれ、当時の私でも違和感を感じたのを覚えています。

その他、多くのマニュアル君がいます。マニュアルは、その存在が問題なのでなく、それを使用する人間に問題があります。

原理原則をつくりかえなくてはならない時代、安易な組織論や原則論にこだわるのは、より大切なものを見失います。

私もそんなに柔らかいほうではありませんが、もっと柔軟に対応していかなくてはなりません。


2004年07月29日(木) アメリカ民主党大会でケリー氏指名

異国のことですが・・・。

前回のアメリカ大統領選挙でブッシュ現大統領とゴア氏が争ったときに、テレビに釘付けになりながら、ゴア氏の勝利を祈ってました。

今回もケリー氏の当選を祈ってます。具体的に一票を投じられるわけではありませんので、祈るしかありませんが。

しかし岡田民主党代表が、アメリカ民主党大会に視察に行っていますが、これを日本に活かす努力をすべきです。

みんなで党の顔を選び、候補者を選んでいくことが必要です。

選挙をすればいいという民主主義から一歩前進して、その前段階と後段階の検証をすべきです。


2004年07月28日(水) 私の嫌いな掛け持ちをしました

夜、民主党支部の政策調査委員会(長友よしひろ委員長)の会議がありました。最初の30分のみ別席で内容を聞いて、その後藤井裕久衆議院議員のある後援会の会議に出席しました。

この「藤井裕久の会」では秋にバス旅行を行うことになり、私も初参加なので、バス一台は何とか参加を募らなくてはいけないと思っています。

しかし藤井代議士の後援会は、いわゆる「組織」型ではなく、藤井代議士個人のファンクラブの色彩が濃いと、今日も思いました。

これについて問題視する人もいますが、私はあるべき姿だと思います。

組織団体による統制は、もはや通用しません。あくまで個人個人にどこまで語りかけられるかが大切だと思います。


2004年07月27日(火) スパーダーマン2を見て

過去、この日記での映画評は良いものばかりでしたが、これは面白くなかったです。

いつからでしょうか。「インディペンデンス・デイ」位からSFXの凄さは、もはや度をこし、映像そのものではびっくりしなくなってしまいました。

「マトリックス」さえ、映像そのものは感嘆まで至りませんでした。

ハリウッドも原点に帰り(日本映画は今脚本や演出など本来のこだわりに回帰しつつあります)、映像のみでない総合エンタテイメントを目指すべきです。

もうひとつ、映画はただの娯楽ではありません。ひとつのメディアであり、報道です。

コメディであっても何らかのメッセージを伴うものでなくてはならないと思います。必ずしもそれが政治的である必要はありませんが。


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