てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2004年06月27日(日) 芹沢鴨は本当に悪者か

今日の大河ドラマ「新撰組」で佐藤浩一扮する芹沢鴨が暗殺されました。今回のドラマでは比較的良い描かれ方でしたが、過去の映画などではだいたいは芹沢鴨は悪役です。これは近藤勇や沖田総司を主人公にしたものが多いため、結果的にそうするしかなかったのでしょう。

今の価値観で当時の善悪を語ることはできませんが、街中での粗相や無頼漢ぶりは、新撰組全体共通のものだったと正史ではほぼ明らかになっています。つまり芹沢鴨のみが特にどうこうではないということです。

世界観はどこまで行っても相対的なものである、とまでは割り切ってはいませんが、少なくとも異なる見方があることを認めることは必要です。

夜遅くにNHK特集で、アメリカとイスラムの対立について放送していました。この番組を見ても思いましたが、一連の対立と紛争について同盟国アメリカではなく、イスラムの側に心情的に味方してしまう自分がいます。

何故だろうと考えることもあります。強いものが嫌いなのか、イラクの空爆を日本への空襲とダブらせてしまうからか、旅の最中イスラム教徒は特に親切であったことか、理由はたくさんあります。

アメリカ的志向が大勢を占め、かつその反対にいるイスラムを「悪」とする一方的見方に反発していることが最も大きな理由だとも思います。


2004年06月26日(土) 明治大学校歌を唄いながら、君が代を考える

私は君が代をきちんと唄います。しかし国歌を唄うことが愛国心の表現であるとする意識は疑問です。愛とは内なるものであって、外に出すときは慎重にしなければなりません。

教員が学校現場で君が代反対を訴えることは問題があります。その意見は職権によってではなく、ひとりの主権者として学校の外で言うべきです。

しかしそれが子どもであるならば、強制で唄わせるべきではなく、そのこどもの話しをきちんときいてあげるのが教育だと思います。

今日明治大学の校友会(OB会)相模原支部総会があり、校歌を皆で唄いました。本当にこの唄は大好きです。学生時代にも飲んだ後に、明大前や御茶ノ水の駅や、新宿のコマ劇や区役所前でよく歌いました。周りの迷惑をかえりみず、気持ちよかったです。

何故気持ちよかったか。どうしてまた唄いたいと思ったか。これは皆が自主的に歌っていたからです。

私は付属校出身ですので校歌は高校時代も一緒ですが、当時はあまりしっかり唄っていませんでした。強制されているという意識があったからだと思います。

君が代を大きな声で唄えるこどもが、果たして良いこどもなのかは正直わかりません。しかし社会がそれをこどもたちに唄わせたいとするならば、国歌とは、君が代とは、天皇とは、何かということをしっかり子どもと話すべきです。意味を教えずして、機械的に唄わせている現状が散見されます。

繰り返しですが、私は君が代を唄います。しかし他に唄っていない人を見ても特段どうこう思わないのは、自分のどこかに唄っていることへの迷いがあるからです。

賛成!反対!とはっきり言い切れるほど簡単な問題ではありません。歴史の象徴であるということは、そこに多くの人々の思いが連なっているからです。深い内容ですが、考え続けていきたいと思います。


2004年06月25日(金) 人数ではなく、思いを共有できる仲間こそ重要

議員や候補者は、たくさんの人が集まると嬉しくなります。かくいう私もそうです。バーベキュー大会に予想を超える皆さんが来て下さった時も、数日間は嬉しくて仕方ありませんでした。

市議になりたての頃、今までは出たこともない地元の宴会に多く出していただきました。自分の生まれ育った街に、こんなにも色々な人がいたのかと感嘆したものでした。

しかし数ヶ月、半年、一年が過ぎる別のことに気づきます。いつも同じ顔なのです。このことは私の地元のみの話ではなく、過去に見てきた政治の多くの場所で共通です。

「政治に意見を伝える術を、持てないでいる人のために働きたい」これが初心です。

人を集めることの錯覚に惑うことなく、思いを共有してくれる仲間をつくっていくことが大切です。参議院選挙をしながらも、旧来の動員作戦が多いことには残念でなりません。



2004年06月24日(木) ふたつの選挙 〜参議院とJC〜

いよいよ参議院選挙が告示されました。

民主党にとっては、次期政権交代に向けた重要な選挙です。冷静に分析すれば、ここで議席が縮小するならば政権がとれないどころか、万年野党として定着してしまう危機的状態でもあります。

選挙区においては「浅尾慶一郎」、比例代表は「民主党」が多くの得票を得られるよう、7月11日の投票日まで全力を尽くしてまいります。

また今日はもうひとつ大切な選挙がありました。所属する(社)相模原青年会議所の次年度理事長選挙です。結果井口学さんが当選いたしました。

井口さんは私と同年の入会ですが、休むことなくJC活動にまい進してきた方であります。また仕事でも大変お世話になっており、井口さんの司法書士事務所には、ご自分の名前よりも大きく私の看板をはっていただいています。前を通るたびに感謝に耐えません。

これから約一年半ですが、できる限りお手伝いしていきたいと思っております。


2004年06月23日(水) 子どもたちの様々な事件

子どもたちの様々な事件が今日も多くありました。というよりも報道されているかどうかは別にして、毎日あるのでしょう。

このテーマで評論家がうんだかんだ言っているのには、正直しっくりこないですが、最近思うことを書きます。反論については、どんどん掲示板にお寄せください。

今の社会は大人が子どもを抑圧していると思います。子どもが社会の構成員として認められずに、あくまで大人がつくった社会に従うものとされています。

少年法の精神である少年保護がいけないという意見もありますが。私は現状においては賛成です。もし大人なみの刑罰を適用するならば、もっと社会のなかでの子どもの立場を上げていくべきです。法律に象徴される“ルール”づくりの場に、もっと子どもを参加させるべきです。

このことのみで、子どもに関する課題がなくなるほど単純でないのはわかっています。

ただ、子どもは大人よりも優れていると思うのは、きっと私だけではないはずです。人は年をとるほど、得るものよりも失うものの方が大きくなってきます。

しかし今さら子どもに戻れない以上、子どもに学び、そのことを社会にいかすべきだと思います。


2004年06月22日(火) 合併特例債の発行に見る、行政の肥大化志向

昨年3月に行った市議としての最後の一般質問は「行政改革」についてでした。具体的には、新しい仕事をひとつ始めるときは、旧い仕事をひとつやめることを徹底すべきという意見です。

しかし現状は違います。どんどん新規事業が起こり、反面辞める事業については小幅な修正にとどまっています。予算を使うほうのみ増えて削減がされないわけです。

結果膨大な赤字と次の世代への借金です。

城山町長選挙の結果を見たときに、合併賛成の私にとっては残念な感もありましたが、一方これで「合併特例債」に象徴される無駄な出費をしなくてすんだことにはホッとしました。

政治活動を続ける限り訴え続けますが、もはや役所はこれ以上の予算を使うべきではありません。既存の事業も縮小すべきです。仕事を減らすべきです。

市議会においてそのチェック機能が果たされていない現在、市民の皆さまも、新規の要望よりもむしろ「この仕事はもういいからやめなさい!」という声をあげてください。意識ある役所職員の中には、その市民の声を待っている人もいます。近所の議員が地元への予算獲得を自慢したら、「そんなお金を使って市の予算は大丈夫ですか?」と問いかけてください。

いよいよあさってから参議院選挙です。いつも選挙の度に祈るような気持ちになるのは、高い投票率の実現です。よろしくお願い申し上げます。


2004年06月21日(月) 衝撃の城山町長選挙

昨日の城山町長選挙で、新人の小林正明さんが当選いたしました。「何だかんだ言っても現職が強い」という大方の事前の予想に反し、大差での勝利です。

普段ならば、隣町とはいえ相模原の関心は及ばないのですが、今回は違います。なにせ城山町とは現在合併協議を進めており、当選された小林さんは合併慎重派だったからです。

本人は“慎重”派ですが、集まってきた皆さんは、自民党県議から共産党市議まで合併“反対”派です。おそらく合併協議会からの離脱が選択されるはずです。

地理的にも城山町のない合併はあり得ないわけですから、相模原市が半ば強引にも進めてきた、一連の津久井郡との合併はここで頓挫されてしまいます。

今後の対応はいまだ検討されていないでしょうが、今回のことを真摯に受け止め次にいかすべきです。

私は合併賛成ですが、特例法の期限内を目標とする進め方に疑問を感じていました。1市3町のなかで、最も合併を希望する住民の多かった城山で、この結果だったことをしっかり認識すべきです。


2004年06月20日(日) 政治の世界での会話

初めて議員になったとき、政治の世界での会話に正直なじめませんでした。

将棋ではありませんが、一手二手先を読んだ話し方、あえて迂回し逆説を唱える面々。何だかんだと言いながら実は何も考えていない方。色々なことがありました。

いつからかわかりませんが、そういう面々と接する際のスタイルが自分のなかにできてきました。ひとつは、どうせ考えてもわからないのだから額面どおり受け止めること。ふたつには、最初に自分の意志を言ってしまい後で補足することです。

しかし、最近はもっと色々考えなければいけないと考え直しています。何故ならば相手が歪曲している以上、そこに正確に意志を伝えるには、残念ながら変化球を投げなくてはならないからです。

しかしくだらないことだと思います。メール中心のコミュニケーションも問題はありますが、まだましに思えてしまいます。


2004年06月19日(土) 金日成と金正日の「顔」

「金正日入門」という本があります。現在第二巻も発売されており、売れ筋だそうです。韓国では発禁処分になったため、日本で注目を浴びています。

私が北朝鮮に観光したのは8年ほど前のことです。金日成死後数年が経過していましたが、旅行者からでもはっきりわかったのは、その息子金正日との差です。

肖像画も銅像も、ありとあらゆるところにある「顔」は父親の方が多かったですし、ガイドなどの説明も既に死去している父親のエピソードでした。それはそうです。まがりなりにも父親は建国者であり、息子はただの息子でしかないのですから。

父から子に体制を移すとき、一部動揺が走ったという報道もあったのは当然のことです。いまや金正日の神格化作業は終了し、父親と息子の「顔」の数は逆転しているそうです。

私は金日成の政治を否定します。理由は多くありますが。その第一は、金正日のような人に「子どもだ」というだけで後継を許してしまったからです。

まあ日本でもそんな傾向は多々ありますが。


2004年06月18日(金) 久々の若手市議の会

昼間ある会のバーべQに出て、夕刻小沢一郎さんの話を聞いて、夜は久しぶりに神奈川県若手市議の会に参加しました。場所は藤沢です。

市議時代は当然会員ですが、現在は皆さんのご好意で参加させていただいています。藤沢、横浜、川崎、伊勢原、海老名市から集まった皆さんと楽しい時間を過ごせました。

同じ仕事をしているため、話しが簡単かつ夢も語れ、非常に有意義な会だと思います。

全国若手都道府県議会議員の会というのもあるそうです。一日もはやく参加したいです。


てらさき雄介 |MAILHomePage