てらさき雄介の日記
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2004年05月26日(水) 久しぶりにムッとしました

合併協議会事務局から、次回協議会の議題が参考資料として送られてきました。中身を見てびっくり!と同時に残念でした。

第一、「この合併は編入合併とする」
第二、「平成18年3月31日をもって合併する」
第三、「新市の名前は相模原市とする」

そして、これらに理由は書いてありません。おそらくはっきりした説明も当日なく、たんたんと採決されるのでしょう。

「他3町との根回しは済んでいる」これが民主主義でしょうか。

現在の合併協議は、こんなことを決める段階には至っていません。この議案を見た複数のまちづくり検討委員も、疑問を感じたようです。

まちづくりのビジョンは、議論自体始まったばかりです。完全公募の委員会は、市民の意見も聞いているというポーズづくりなのでしょうか。市議時代に所属していた各種審議会と変わらなくなってしまいます。

これで本当に「議論している」とするならば、もはや市長の民主主義観は私と根本的に違うとしか言えません。

公式の場で意見を言うべき立場ではないので、自分を見つめながら静かにしていた面も確かにあります。しかしこれについては承服できないので、しっかり発言してまいります。


*尚、遅ればせながら今週より始めた党員募集にて、33名の方に新規入党いただきました。本当にありがとうございました。多くの皆様の期待に応えられる民主党にしていきます。引き続き厳しいご意見をお寄せください。


2004年05月25日(火) 民主党の党員を募集しています

民主党の党員を募集しています。正直言って、自分自身さぼっている点がありました。反省するとともに、今後積極的に入党促進活動をしてまいります。

昨日から、「民主党に入党してください」という活動を始めました。しかし、なかなか困難です。

「てらさきが言うのなら仕方ない」と言ってくださる方には、大変感謝しております。心より御礼申し上げます。

しかし自分自身、果たして今まで民主党の考え方を、どれだけ支援者の皆様に伝えてきたのか、その至らなさを今回痛感いたしました。




2004年05月24日(月) 旧友が来相、投票率70%!

明治大学雄弁部の後輩である、森山浩行大阪府議と中村和彦真岡市議が、わざわざ相模原に来てくれました。他二名の相模原市議と一緒に、上溝で夜一緒に食事をしました。

特に中村和彦市議は、大学卒業後あまり会ったこともなく、久しぶりだったこともあり、近況について楽しく聞かせてもらいました。

彼のふるさとである栃木県真岡市は人口が6万人くらいのまちです。しかしな、なんと市議選の投票率が70%をこえるとのこと。市長選にいたっては80%!!

一緒にいた森山府議の住んでいる、大阪府堺市の前回の市長選は33%だったそうです。悲しいながら、相模原市長選の前回は29%でした。地方は政治的に旧いなどという方もいますが、少なくとも投票率のみみれば逆であります。考えさせられました。


2004年05月23日(日) 若林章喜町田市議の結婚披露宴

若林さんの披露宴に参加いたしました。相模原・町田広域まちづくり勉強会を一緒にしている仲間です。若林さんは、私の県議選の投票日に落選が決定した後も、選挙事務所にいてくれました。本当に感謝しております。

だんだん私より若い議員が各地に誕生しています。歓迎するとともに、若さだけでない何かを見つけねばと、あせったりもしています。


2004年05月22日(土) 小泉総理の訪朝結果についての所感

小泉総理は、内政や外交でいくつかの成果をあげてきました。民主党の公式見解とは違うかもしれませんが、私は一面で評価し期待もしております。

特に第一回の訪朝によって、金正日総書記より直接拉致に関する言質をとり、両国関係に寄与したことは歴史的に評価してしかるべきだと思います。

しかし今回の結果は残念でした。拉致被害者家族5人が帰国したことは喜ばしいことであり、ジャスキンスさんについても現状ではやむを得ない部分があったのも事実です。同時に今後について、致命的な失点をいたしました。この失敗は、恐らく小泉内閣発足以来最大のものだと思います。

何をおいても問題なのは、会談の最後に「経済制裁を発動しない」と約束してしまったことです。私は安易な制裁論にはくみしませんが、残念ながら北朝鮮政府の過去の対応は、毅然とした態度にのみ柔軟な姿勢を示してきました。これは拉致問題のみならず、核についてもです。

また、既に帰国している拉致被害者以外の皆さんについて、「調査」で結論してしまったこともそうです。結果が不満足であったとき、どのように対応するつもりなのでしょうか。

では、どうすればよかったか。今回の訪朝が失敗だといえる所以は、これが総理の訪朝であったことです。事務ベースや代理人クラスならば、成果は残っても、課題は後日それこそ総理によって対応できます。

つくづく残念な結果でした。

一方、こんなこと心配していることを非国民と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あえて書きます。

近い将来に拉致事件が解決した後、日本は北朝鮮と国交正常化交渉に入ります。ここでは現在課題になっていることに加え、日本にとっては不愉快かもしれない、先の大戦中の賠償問題を議論しなければなりません。これは国際社会のルールとして逃げずに乗り越えなくてはなりません。しかし現在の日本の世論で、こういった問題に冷静に対応できるでしょうか。かえって日朝(この“朝”は北朝鮮政府という意味ではなく、朝鮮半島という意味です)関係が悪化することも想定できます。

だからこそ、総理や政府は外交能力を駆使し、早期に全面解決できるようにすべきです。外交については、野党はかやの外ですが、協力できるところは素直に協力すべきです。


2004年05月21日(金) 合併協 まちづくり検討委員会に参加しました

相模原市・津久井町・城山町・相模湖町任意合併協議会の、「将来のまちづくりビジョン検討委員会」が開催されました。公募により委員として参加しています。

午後2時から城山町町民ホールで開催され、約2時間強にわたり作業をいたしました。

メインはワークショップ形式により、4つのグループにわかれて、それぞれのまちの良い点や悪い点を議論いたしました。

私たちのグループは、第一に交通問題、第二に自然・水源環境が挙がり、最後の発表は私がいたしました。

この検討委員会は、あくまで「合併後のまちづくり」を考えるもので、合併そのものの是非を論じる場所ではありません。

その意味でも市長を責任者とする、任意協議会本体で、喧々諤々の議論をしてほしいものです。少なくとも第一回はそうではなく、淡々と進んでしまったようです。


2004年05月20日(木) 政治志望の若者

相模原にも政治をしてみたいという若者は少なくありません。しかし実際立候補する人は少ないですし、結果当選し議員となる人は更に少なくなります。

「若い」ということは、例えば選挙をする上では有利になることもあります。しかし実際の政治家としての活動となると、まだまだ老練な皆さんに及ばないこともあります。経験が少ないのですから当たり前かもしれません。

しかしだからこそ、若くして政治の現場にある人間は、その考え方や行動において、現実との妥協を少なくして理想を求めなければなりません。

残念ながら、最近は若い議員が多くなったせいか、若くして名誉職をやっている方も散見されます。選挙に当選することそのものを目的とし、任期中の第一の活動が、次の選挙に当選するためのものという方もいます。

これから政治を目指す若者のためにも、迷い悩みながらも、あるべき姿を模索したいです。


2004年05月19日(水) 浅尾参議院議員と同行し、嬉しいことが

浅尾参議院議員が相模原入りし、数箇所で活動を行いました。ある会合に出席すべく、私が案内がてら同行しましたが、その会の皆さんが「せっかくだから寺崎も挨拶していけ」と言ってくださいました。

最初は遠慮していたのですが、日頃応援してくださっている方の顔が浮かび、ずうずうしくなければと思い改め、結局皆さんに挨拶申し上げました。

その後ろ駅頭でビラ配布を行いましたが、現職参議院議員がタスキをしめながら自分でビラを配っている姿は、以外とさまになると思いましたし、注目も浴びてました。


2004年05月18日(火) ???。しかし結果良し。

小沢一郎氏の今回の件については、もはや言うべき言葉も見つかりません。残念かつ、よくわからないの一言です。

しかし岡田克也氏という、新しい人材を党首にすえられたことは、今後の民主党にとってプラスだと思います。また相模原の藤井裕久代議士が幹事長になったことも、喜ばしい限りです。

昨日日記に書いた状況とは、かなり違いますが、岡田代表のもと一致結束して政権党になるべく努力をしてまいります。


2004年05月17日(月) マスコミの信念とは

メディアは、第四権力と呼ばれます。実際第一ではないかと思うくらい、影響力は絶大です。ひとりの人間を社会的に抹殺できる力を持っています。

今回の国会議員の年金未納の報道には、確たる信念が感じられません。公表する内容が真実だとしても、公にする意義をあわせて発表しなければいけません。

特に疑問に思ったのが、小泉総理の「任意加入時期の未納」でした。任意だからいいのではないかと、私は考えます。これをあたかも問題であるかのように報道するならば、「何故任意なのに問題なのか」を明らかにしなければなりません。

民主主義にとって、健全なメディアは不可欠です。私たち市民も、政治をチェックすると同時に、メディアをチェックする目を持つ必要があります。


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