てらさき雄介の日記
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| 2004年03月02日(火) |
佐藤観樹よあなたもか! |
シーザーとブルータスの「お前もか!」を文字ってみましたが、党の大先輩ですので「あなた」という表現にしておきました。
佐藤観樹衆議院議員が公設秘書の給与について、またしても詐収の疑惑をもたれています。同じような事件が多かったにも関わらず、昨年の総選挙前までという図太い(?)事件です。捜査当局が既に入っていることを見ると、詳細は別にしてだいたいは事実だと思われます。
はっきり言えば、昔は当たり前のように国会議員はやっていました。何人がやっていたかは別にして、国会の常識として「いけないこと」との認識は薄かったです。この認識が改まり始めたのは、政治改革法案の審議頃からでしょうか。決めては民主党山本譲二衆議院議員の、同容疑による逮捕でした。
国会議員の皆さん、さずがにもうしている人はいないかもしれませんが、もしいたら止めましょう。民主党にとっても、このようなレベルの低い事件で閣僚まで経験した幹部党員が失われるのは大きな損失です。
この公設秘書のルールは国会議員自らが決めていることですから、現状に問題があれば、新しいルールをつくればいいのです。
| 2004年03月01日(月) |
アカデミー賞はそんなに凄いか |
アカデミー賞の受賞式が話題になりました。 助演男優賞の渡辺謙さんと、外国語映画賞のたそがれ清兵衛がノミネートされたことによります。
アメリカ映画は確かに常に世界を先駆けています。しかし日本映画は無論のこと、中国やロシアの映画なども素晴らしいものがたくさんあります。今回の式典は、あくまでアメリカ映画の評価を決める賞だと割り切るべきです。決して世界的に認められる基準による評価ではありません。ラストサムライも良くできてはいますが、日本の描き方が非常に拙稚で、歴史に残る作品ではありませんでした。
そもそもこの賞の決め方は、アカデミー会員の投票によります。映画関係者が一番多いですが、多分野の方々によるものです。これからは世界の映画をまさに世界中で見れるように、このような祭典も国際仕様にしていくべきです。
たそがれ清兵衛の山田洋次監督は大好きです。映画が面白いことは無論ですし、価値観も似ている気がいたします。(共産党支持の山田監督にこういう評価をすることは、民主党からクレームが入る?)ただ、正直がっかりしたのは、山田監督が賞を逃したことを本気で残念がっていたことでした。アカデミー賞が世界の「権威」になってしまっているのです。更に言うならば、そもそも「賞」というもの自体が「権威」なのですね。(こんなことを言うとまた共産党っぽくなってしまう)
ちなみに日本映画では黒澤以外で言うと、「新幹線大爆破」「駅」「203高地」などは、世界どこに出しても面白いと言われるでしょう。
| 2004年02月29日(日) |
2・26事件の初めて知った真実 |
NHKのドキュメンタリーで、2・26事件の公判について検証していました。
驚いた新事実を知りました。決起部隊の将校を裁いた公判の検事が、その裁判自体の調査が不十分だとし、当時の軍高級官僚の査察などを上申していた点です。結果それは闇に葬られましたが、歴史は後世においてその意義を評価しています。その上申が受け入れられていれば、その後の不幸な戦争も違った形になっていたかもしれません。
ひとりの力は小さいですが、人が心から感動するのは、そのひとりの決意と行動です。改めて思い知らされました。
| 2004年02月28日(土) |
参議院選挙が熱い?・・・ |
本日民主党の総支部で、参議院選挙について「浅尾慶一郎」さんの第一回選対会議が開催されました。民主党は神奈川県選挙区で2名の候補者を擁立しますが、私は「浅尾慶一郎」選対のメンバーとなりました。もう一方の「千葉景子」さんも多くの実績をあげられた立派な方ですが、両名の当選のためには、お互いにもたれかからずに切磋琢磨していくという総支部の基本方針により、党員はどちらかの支持を鮮明にすることとなりました。
「浅尾慶一郎」さんですが、6年前の選挙の際にも私は応援しました。選挙事務所や決起大会などでも、初めて出会う労働組合の方が多くて、当時は正直雰囲気がなじめませんでしたが、今では周りの方も含めて良い関係でやらせていただいています。私の県議選の際にも、「浅尾慶一郎」さんとその支援団体の皆さまには大変お世話になりました。
さて今日の会議でも話題になったのですが、とにかく参議院選挙(つまりは参議院議員)は身近ではない、と言うのが有権者の率直な感想だと思います。関係者が今から臨戦モードな状態は、皆さんから見ると一種異様かもしれません。参議院議員は神奈川県選挙区で6名しかいないわけですから、有権者と接する時間が物理的に少ないのはやむを得ませんが、問題はそもそもの「参議院」の役割です。
私は二院制で良いと思っています。「民意は一つ」という主張も理解できますが、意思決定のシステムが複雑であることは民主主義の本義に外れていません。また民主主義が発展経過にある現状も考えるべきです。ただ、有権者の方に「参議院」の意義を理解してもらうためにも、衆議院とは違う権能を今よりももたせる必要もあります。アメリカ上院の持っている「条約批准」などがいいかもしれません。(ちなみにイギリスでは貴族院が最高裁判所をかねています)
そうだ!参議院選挙で候補者を話す機会があったら是非「参議院の存在価値とは何ですか?」という質問をぶつけるといいかもしれません。
| 2004年02月27日(金) |
対米追従外交と、大統領選挙の行方 |
米民主党のケリー氏が大統領候補になることが、ほぼ確実なようです。ブッシュ大統領との比較でも、現状ではケリー氏が優位とのこと。米大統領選挙の行方は日本にとっても大きな影響を及ぼします。
今までの米大統領選挙では、外交問題が主要テーマにはなってきませんでした。しかし9・11以降は自国の安全保障の根幹に関わるとのことで、イラク問題も選挙の議論の対象になっています。ケリー氏はブッシュ大統領の対イラク政策を支持していません。
さて日本です。小泉内閣はブッシュ大統領の対イラク政策を支持し、国際社会のなかでも突出して対米依存を深めています。このことによって、例えば6各国協議の場で、「拉致問題」についての言及がアメリカから出るなどの成果も確かにあげています。
しかしもしケリー氏が勝ったら、今までの日本のアメリカに対する「貢献」はどうなるのでしょうか?アメリカの対イラク政策が変化したときに、日本の自衛隊は現地でどうするのでしょうか?このことについて真剣に考えなければいけません。
かつて日本で新生党や日本新党、新党さきがけなど、新党がたくさんできた時に、CIAはそれぞれに担当者をつけ、構成員や政策などを綿密に調査していたと言います。日本も、勝敗はわかりませんがケリー氏に接近し、その外交政策の傾向を把握する必要があります。
そして外国の政権がどうなろうと左右されない、日本の基本的アイデンティティーを今一度整理する必要があります。来るべき新憲法制定の時に向けて。(憲法問題については、いずれ詳細に意見を書きます)
| 2004年02月26日(木) |
「県」という存在の遠さ |
市・県・国と三重の行政機関があります。その中でも「県」が一番遠い存在であるというご意見をよく伺います。昨日も後援者の方と話しの中で、この話題が出ました。
県議選で多くの場所で数限りない訴えをしながら、「県」議会でこれがしたいという思いが、自分自身しっくりこないジレンマも正直ありました。市に比べ身近でない「県」という存在について、その役割を疑問視する方も多くいらっしゃいます。
しかし、現在は自信をもって言えます。広域行政の必要性は増しています。問題なのは、現在の「神奈川県」が広域行政をしっかり行えるだけの基盤と能力を失っていることです。松沢知事の首都圏連合のみでなく、その他にも行政をより広域化する手段はあります。
生活圏が拡大している現在、市町間合併などの広域連携に加え、都道府県の広域化も必要です。新しい合併特例法には、都道府県合併を容易にする条文も入るそうですが、国に言われるまでもなく真剣な検討が必要です。
神奈川県議会で初めて神奈川県の合併を訴える、という目標は変わっていません。頑張ります!
| 2004年02月25日(水) |
地下鉄サリン事件の教訓とは? |
昨日日本テレビで「オウムVS警察 地下鉄サリン事件の真実」という報道番組をやっていました。非常によくできたドキュメンタリーでした。麻原の判決前ということで、番組の最後にアナウンサーから、番組中の表現で公判のなかで争われている点について注釈もありました。
多くの勇気ある警察官の皆さんには敬意を表しますが、この番組を見ながらずっと考えていたのは、地下鉄サリン事件は未然に防げたのではないかということです。事件を受けて警察が上九一色村の強制捜査に踏み切ったのではなく、強制捜査の情報に動揺したオウムが事件を起したというのが事実です。だとするならば、何故もう数日強制捜査を早めされなかったのか悔やまれます。また情報が間接的にしろ、オウムに伝わってしまっていることは残念でした。
警察・政治・宗教・・・、この事件はそれぞれに多くの教訓を与えたと思います。今後同じことを繰り返さないためには、「どうすれば事前に防ぎえたのか」という厳しい視点で事件を検証することです。ある日突然善良な人が犯罪者になってしまうことは予期できませんが、オウムはずっと以前から、犯罪に関与している疑いを持たれていました。
番組を見ながら思い出しました。大学に入ったとき、サークルの新入生歓迎企画で、当時有名だった木村晋介弁護士が「坂本弁護士事件はオウムの犯行である疑いがとても強い」と断言していました。驚いたことを覚えています。色々なところに挙がっていた警鐘を、社会全体が真剣に受け止めておくべきでした。
政治が得た教訓は、議論に一切のタブーをつくらないということです。「宗教だから」とオウムを議論の外においていた失敗を繰り返さないことです。
| 2004年02月24日(火) |
市議会3月定例議会が開会 |
市議を辞めてからも、市議会の動向は常に注視しています。本日から、年間で最も議案の多い、3月定例議会がはじまりました。この議会で最大の案件は、市長の「施政方針演説」です。今回は小川市長の今任期中最後の所信表明のため、とても楽しみにしていました。
演説の内容を聞いた(正確に言うと原稿を見た)結果を書きます。これは在職中から思っていたことですが、どうしても総論として「相模原をこうしたい」という思いが伝わってきません。これは小川市長個人の責任というよりかは、日本の多くの政治の現場で感じることです。「一概には言えない」と言い訳をする人もいますが、市民からすると「一概に言う」ことによって、わかりやすくもなります。また役所が書いた文書であるということがありありと伝わってしまい、政治家小川勇夫氏の思いや哲学がよくわかりません。
相模原市議会では演説と一字一句変わらない原稿が、議員には前もって配布されます。議員は市長の演説を聞くというよりかは、目でその原稿を追うという感じです。私は原稿を伏せ(伏せていることをもって真面目に聞いていないと批判する議員もいましたが・・・)、市長の表情などをじっと見たりしていました。
「地方自治は民主主義の学校」という言葉があります。私も6年間の市議生活のなかで、自分のなかの民主主義観が大きく成長したと思います。だからこそ市議会も、県議会も、もっと柔軟な議論をすべきです。極論を言えば、市長が答弁を間違えてもいいし、議員が過去の発言を訂正してもいいと思います。もっと失敗し、もっと活発な相模原市議会であるべきです。
議案の中に平成16年度予算案がありますが、この中身に何点か疑問がありました。このことについては仲間の市議の方に相談し、間接的にですが発言していきたいと思います。
政治資金収支報告書提出のため県庁へ行きました。ちなみに、国政・県政・市政に関わりなく県内の政治団体の収支の届出は、全て県庁ですることになっています。
選挙管理委員会で1ページ毎にチェックされ、約45分の時間をかけて最終的に受理されました。
その間、近くのテレビで県議会本会議の館内放送を生中継でしていました。県議会では、昨年来の知事と議会の対立がなかなか収まらず、いまだにもって県民生活とはあまり関係のない問題で紛糾しています。先週末も知事のプライベートな問題を追及するために設置された98条委員会に、知事が出席しないことについて議会が問題視し、本会議が開かれないという事態がありました。今日放送されていた本会議では、知事が議会各会派の代表質問に答弁をしていましたが、その内容は質疑・応答ともに、昨年の知事就任時にしている内容と対して変わりはありません。この一年間県議会は何をしていたのでしょう。
野党を自称する自民党は、残念ながら以前の社会党のように反対のための反対をし、知事のマニフェストと対決するという政策議論が中心になっていません。現在の日本の第一党である誇りを忘れないで欲しいです。
与党を自称する民主党については、知事のスタンスのぶれや苦境を考えると、知事を孤立させてしまっている点で大きな責任があると思います。また議会対策上の取り組みを本当にしているのか疑問です。こんなことで国政レベルで与党を目指して大丈夫かとも思います。
私は過去相模原市議会の現状に大きな疑問を持ち、その改革を訴えてきました。しかし神奈川県議会は、率直に言ってそれよりひどいと思います。県議会の場で直接発言できないことは残念ですが、闘志が改めてふつふつと湧き上がってきました。県庁に行って良かったです。
あえて言いますが、頑張れ松沢知事!議会の変なつっこみに妥協するな!
| 2004年02月22日(日) |
若林町田市議、原前衆議院議員 |
今日は新たな発見がふたつの場でありました。
ひとつは、友人の若林喜章町田市議の市政報告会に参加し、通常の懇親パーティーのみでなく、議会での一般質問の報告を資料をもとにしっかりしていたことです。有権者の方が詳細な議会での発言についてどれだけ関心を示すのかは別にして、政治家たるもの発信し続ける努力が必要と改めて感じました。
もうひとつは、ラジオ「みっぱらトーク21」で原陽子前衆議院議員と対談したことです。かつては正直余り良い印象を持っていなかったのですが、お話をして非常に純粋に政治活動をされてきたことが理解できました。是非何らかの形で(出来れば地方自治の分野で)カムバックしてほしいと率直に、かつ勝手に思いました。
双方ともで共通して思ったのは、その純粋さです。若林市議は一般質問の報告をしながら、できなかったことや反省点を率直に述べられていました。原前衆議院議員も、肩肘はらずに政治に無関心になりがちな最近のことや、現在の「休憩中」の状況を話されていました。
私は25歳から、ありがたくも政治の現場で仕事をすることができました。しかしその分背伸びをしすぎて、どうしても常に有権者の前では、立派なことを言わなくてはいけないという思いがあります。
どちらが正しいかという問題ではありませんが、自分の足りない点を発見したような気がいたします。しかしその対処はいまだ考えがまとまっていません。
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