堀井On-Line



7964,挫折とは

2023年01月09日(月)

   * 正月そうそう何をまた挫折ですか…
 YouTubeなどで、ロシアのプーチンの悲壮な顔がアップして
見受けられる。明らかに、失敗だが、それを顔に出しまいという苦痛の
表情。いつ何時、テロで暗殺される恐怖と、怒りを押しつぶした表情は
隠せない。ウクライナ国民の怒りと、団結のベースを見落としていた、
 としても、自らを神と見立てた無知蒙昧は,異常といえば異常である。
いやいや殺された兵隊とその家族の怒りは、それは言語に絶するものがある。
プーチンの怒りはソ連のKJBにつくられた、暗殺蓄積の中から、生まれて
いた。それは、すざましい感情がある。

 プーチンの恐れは、自身の行蔵から垣間見ることができる。
爆殺、毒殺、銃殺、など、それは非の域を超えているのを知るが故の
恐怖がある。それは恐ろしい筈である。そして孤独感は、ただならぬもの。

・・・・・・

7622,閑話小題 〜さて今日から大相撲が…

2022年01月09日(日)

   * 盛上らないのは報道規制…?
 今日から大相撲が開幕されるが、マスコミは全く報じない。政府筋からの
御達しがあってのことだろう。コロナ禍に反する危険極まりないイベントもない。
それと白鵬という絶対王者の引退で、気抜けしたところが大きい。
ニュース性としては、大鵬、琴の若の孫、実兄弟弟子の台頭など、豊富だが、
何やら、あと一つ。身近に、親戚が存在した幼時からの育成が無ければ強くなれ
ない現実が明確に見えている。プロとして一人前になるリスクと見返りが、合わ
ないことが大きい。良いにつけ、悪いにつけ、これだけ格式が高いスポーツは
見当たらない。有望な若手がプロになるには、稽古土俵が過酷過ぎることもある。
としても、単純明快の中に含まれる面白い世界である。
 ――
   * パンデミックが治まらない
 パンデミックも三年目に突入したが、6波の到来で治まる気配がない。
世界は5百数十万人が亡くなり、陰に隠れた人を含めると、少なくみても、
その数倍の2000万人…はあるのだろう。6波のオクロミン株は、豚インフル
エンザと、デルタ株との中間と言われている。 感染力は大きいが、重症化は
少ないが決して甘くはないというが… これが当分続くと、世界の住民は蛇の
生殺し状態が続くと、権力者の頭には手っ取り早く金がまわる…これで、数百万の
命と引き換えになる‘戦争’の一字。最後は、倫理の基本を身に付けていたか?
その真逆の人物しか独裁者にはなれない。あの世で、数十、百年前の独裁者の
『仕方がなかった…』の自慢気な高笑いが聞えてくる。

・・・・・・
6874,読書日記 〜新・人類進化史 −1
2020年01月09日(木)     
      『世界が動いた「決断」の物語』スティーブン・ジョンソン(著),
  〜Amazonの説明〜
【「新・人類進化史」シリーズ第3弾。人生・組織・文明の進路を大きく変える、
生涯に一度あるかないかという重要な意思決定のモデルとなる、世界の社会的
歴史を形作ってきた「選択肢」を分析・解説。「英断」のメカニズムを解き明す。
 ダーウィンは、なぜ非科学的な医療を信じたか?
 独立戦争でワシントンが犯した最大の過ちとは?
 オバマが調べ忘れたビン・ラディンの情報とは? 
 「財産」より「愛」を選ぶ理由とは?
 はたして、人生はシミュレーションできるのか!?
熟考を重ねた英断から、世紀の大失敗まで、迷い、悩んだ末に
導かれたたった一つの選択によって紡がれた壮大な物語。 】
 ――
   * 人命の価値= 900万ドル〈10億円)
 目次を流し読みして目に飛び込んできたのが、人命の価値=900万ドル。
何を根拠に? まあ固いことを言わずに、人命を円換算で10億円と、仮に設定
したとしよう。 あくまで遊びのテーマとして… でも、何か腑に落ちる値段!
 人生80年として、割ると一年で1100万円あまり。自分の人生を振返った実感は、
一年が2000万というところ?一日5〜6万円。で、どうだろう? 
・金に困った素人娘がアルバイト代わりに、買春するコスト… 
・海外ツアーの一日当たりのコスト…
・一週間分のアルバイト代…
・良く遊び、よく学び、良く働いた一日分の賃金? 

 何ごとも、仮に設定すると、おぼろげ乍ら見えてくることがある。
75歳を私の寿命と10数年前に設定し、公言をしたところ、知人たちの驚きに
逆にビックリ。ハッと気づくと、あと一年。そして、ハッと驚いた人たちが、
何人か亡くなっている。ということは、設定して、シリアスに生きた方が、
プラスになる? ならば、ここに私の人命の価値=10億に借り確定すれば、
一日一日の価値が見えてくる。 <365日* 80年 = 29 200> 約3万日。 
10億円÷3万日とすると、一日あたり、3万3千円… こんなものか!
自分より知人をみて? さて幾らでしょうか? そうこう見ると、
世間とかいう身近な世界に縛られている奴って、何なんでしょうか。
 その世間様の御値段は、マイナス何億? それもスマフォまで繋がれ!
私たちは、その娑婆に生きているのだから、それが楽しければ、それで良い
じゃないですか!                   娑婆!

・・・・・・
6145,閑話小題 〜あと9日で72歳ですか! 先は少ない
2018年01月09日(火)
   * 元気でいられる数年を如何に!
 老化の問題を突詰めると、「最後の10年を如何に生きるか!」になる。
「長生きはしたいが、寝たきりや呆けでは…さて如何に?」になる。
 ・健康寿命が男性:71歳。女性が74歳(4年前の統計)。
 ・寿命は30年前に比べ、男性が6歳延び81歳、女が7歳延び87歳に(去年)。
とすると、男は9〜10年間、女は13年の介護生活の末、亡くなることになる。
その平均介護年齢を超えて一年、老化現象が年々、如実に出てきている。 
前期・後期高齢者の折返しの75歳を境に「どんな努力も水の泡」(渡辺淳一)
と宣う。 これからすると、いいとこ3年。 一休の歌
「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」そのままが、前方
から迫りくる時節にある。青・壮年期に共に闘った取引先の担当も、過剰飲酒
が祟ったためか過半数は故人に。私は、有難いことに、毎日が充実し、面白く、
可笑しい日々が続いているが、常時、充実状態にしてないと、深淵の闇に飲み
込まれてしまう。 いつも悲観的?文章を書いているが、実は、そうでもない。
「余命、あと半年!」と宣言された瞬間、灼熱の砂漠でただ独り‘生への渇望’
で七転八倒することに。どのみち通る、避けれない道。後期高齢者年齢まで僅か
千日の娑婆!になった現実があるが、10年以上も生き延びる可能性もある。 
 思い残すことを最小にと、17年近く、連日、行蔵を書き残してきた。
世界の名残りと地球の果てを、数多く見てきた…。そこで実相を見てきたか?
というと疑問が果てなく残る。これまでは、身近で見えていた両親の後姿に
先導されていた。
 「最後の10年を如何に生きるか!」の視点からして、7年前の会社清算に、
3年を加えると、10年になる。碁盤の白石が黒石に反転した目線で、人生の
プロセスでの行蔵を見つめ直して、「この結果も悪くはない」との諦念
も出来つつある… あと少しで72歳! 来年も健康体で、
<ああ既に73歳ですか!>をテーマに書きたいもの。…お後が宜しいようで!


7963,閑話小題 〜今年は、中国とロシアが…

2023年01月08日(日)

   * パンデミックの異常事態に…
 パンデミックについて、この数年間、数多く書いてきた。その副産物として、
経済の滞りが出るのは何時の世にも付き物。100年前に経済恐慌が発生し、
その続編として世界大戦が生じていた。軍事産業の業者としては、台湾海峡、
尖閣列島辺りが狙い目になる。目先、軍事関連企業の株を目一杯、買上げて
軍事的緊張を上げれば、側近は稼げる。 …習主席と、プ〜チンの最近の言動
が変だが、一つ判断を間違えると、政治生命が断たれる。 習主席は、3期目の
延長が禁止されてはいるが、ここで有事、台湾海峡の事変が狙い目になる。
 日米英だけでなく、他の国も、中国のかってな振舞いに、怒りが蓄積、何か、
事変が起ると、一挙に危機ラインに達する事態になる。台湾有事は、日本有事
にも成るため、他山の石では済まされない。東京湾か富士山麓に、ミサイルの
誤射と称して打込めば、政治圧力は絶大になる。京都をニューヨークを模した
遷都をすべきだったが、その辺りは島国ボケをして、考えすら出来ない。
それ以前に、この情報機器の進化が、根底から世界を変えてしまったことすら
気づきはしない。このパンデミックで、世界、特にボトム層が、世界の異常に
気づきだしてきた。一部の富裕層が、世界を牛耳っている現実である。
 
・・・・・・
6509,閑話小題 〜和歌山のドンファンって、どうなった?
2019年01月08日(火)
   * つれづれなるままに
 和歌山のドンファンって、どうなった? 「大山鳴動して鼠一匹」なのか。
痴呆症化した色ボケ老人。犯罪の臭いがしたが、この立証は難しい。親身に
面倒をみる肉親が誰も居なかったのか? 金に絡んだ犯罪も考えられたが… 
年越し捜査で、これから大騒ぎの可能性もある。
 ―
 * 一週間ぶりの初外出は
 一昨日は、家内と初外食! ステーキハウスには、3ヶ月に一度は行くが、
価格の割に美味しく、安い。50グラム増量サービスで、食べ応えもあった。
安価なステーキには当り外れが大きいが、いつも行く店は、当たりが多い。
年金暮らしの、細やかな愉しみ? 福引で500円サービス券が当たり…。
年齢の時節ごとに、嗜好もかわるもの。
 ー
   * 今年の政治・経済は、荒れそうな?
 人生の良いところは75歳まで!とすると、あと二年。<二年もあるか、
二年しかないか>は、考え方次第。 まだまだ見たりない、知り足りない感が
あるが… その不足分をネットTVが補ってくれる。半月程前から、土・日曜日
はYouTube中心に見ることにしている。撮影機と、大画面TVの受信機能が飛躍的に
向上し、日ごとソフトも画質も良くなっている。ドローンからの空撮もフンダン
に取入れられている。 あとはゴーグルですか?
 ー
   * 去年の以下の同月同日の読返し
 あれ程の危機を平然と実行する北朝鮮の捨身の戦略に、末恐ろしい。
今では何もなかったように振る舞うが、今度は米朝経済戦争が燻りだしてきた。
韓国は韓国で、政権維持のための、バッシングを始めてきた。役者の顔ぶれが
悪すぎるため、あまりに不確定要素が強い。 …ある日、突然…?? 
 

▼ 上記を読返すと、シェルター内で、デジタル世界のドツボに嵌り、淡々と
 した日々をつつがなく過ごしているのが解る。欲しいもの、したいことが
あるでなし、寝しなに「ああ、面白かった!」と、心底いえるのが有難い。
 現役の人は、それは厳しいだろう。 化物の正体は、情報化の進化!
そして、文明の相剋! なかなか手ごわい。見据えて目を逸らさないことしか
手立てがない!出たとこ勝負、カラオケで「思案橋ブルース」を歌うしかない?

・・・・・・
5412,だれもわかってくれない ー
2016年01月08日(金)
     『だれもわかってくれない』ハイディ・グラント・ハルバーン著
  *「信用レンズ」「パワーレンズ」「エゴレンズ」
 世間とは、一般的に、個々の立場から延長する人間関係を言い、
本人、家族、近所、その知り合いと広がった人たちの繋がりを総称する。
人間は複雑で、この3つをベースにした歪んだレンズを通した世界に住む。
 個々人にとって、それが現実で、全世界になるが、それを客観視できない
ため、小さな世界から一歩も外に出ることが出来ない世間という名の牢獄で、
一生を終えることになる。  そのレンズを、著者は、「信用レンズ」
「パワーレンズ」「エゴレンズ」の3つに分けて、ここに前向きな
「促進レンズ」と、後ろ向きの「予防レンズ」を加える。のっけから、
そんなレンズの視線を気にしないで、自分のレンズを冷静にみて、
生きていくべきだが、これが難しい。
 〜アマゾンの内容より〜
≪ そんなつもりで言ったのじゃないのに、勝手にそうと決めつけられたり、
 自分では笑顔でいるつもりでも、だれも話しかけてくれなかったり…。
こういった「誤解」は、オフィスでも、学校でも、家庭でも、老若男女関係
なく、つねに起こる問題です。ところが近年、その仕組みは科学的にかなり
解明され、予測することが可能になってきています。社会心理学の研究に
よると、人は育った環境や性格によって、大きく3つのレンズ「信用レンズ」
「パワーレンズ」「エゴレンズ」をつけ世の中を見ていることがわかりました。
あなたがコミュニケーションしようとしている相手はどのレンズをつけて
いるのか、あなた自身はどのレンズを通して相手を見ているのか、まずは
それを理解することが、スムーズなコミュニケーションにつながる秘訣だと、
著者は言います。 本書は、モチベーションと目標達成分野の第一人者で、
コロンビア大学ビジネススクールで教鞭をとる社会心理学者が、誤解の原因と
解消法について具体的事例を挙げながらわかりやすく解説した実践的な1冊。≫
▼ この3つのレンズで、世間の視線を分けると、その嫌らしい縄目が透けて
 見えてくる。多くの人が、この歪んだレンズの共同幻想の飼殺しで終わる。
 3つのレンズを、連れあい相手を探す時のレンズと例えると、解りやすい。
・一生の伴侶として信用してよいか、温かみがあるか? 「信用レンズ」
・自分の望む生活を維持できるパワーを持っているか? 「パワーレンズ」
・我がままを許容してくれるか?のレンズで、相手を見定める。「エゴレンズ」
ライオンの群れが、ボスライオンが失踪したとき、メスグループが、新たな
ボスを選定するプロセスを映しだしたTVドキュメントを見たことがあった。 
メスにすれば、外部の強いオスにボスが群れから追い出されれば、子供は
皆殺しになるため、ボスの選定は当然、厳しくなる。これが人間社会だと、
一つ間違えると、一生をボウにふることになる。「貴方の事など誰も解って
くれない!」 そこで、努力をするか、壁をつくるか? どうでもいいか?
・・・・・・
5047,閑話小題 〜全人類と全アリンコの重さは同じ
2015年01月08日(木)
  * 全人類と全アリンコの重さは同じ
 どうでもよい話だが、全アリンコと全人類の体重は同じぐらいで、地球上に、
一京(一兆の一万倍)のアリが存在し、他の昆虫の総体重の10倍はあるそうだ。
ケニアの草原にはアリズカの山が延々とあり、それを餌にするアリクイという
動物までいる。 アリには奴隷アリもいて、他のアリに強制的に働かされている
のもいる。地下に葉っぱを発酵させ、コケを栽培させているアリもいる。
ある意味、地下社会の支配者でもある。
  * つれづれに 〜アベノミクスって大丈夫? 
 犬も歩けば保守にあたる、って感じになってきた。景気と国勢が右下がりも
あって、20数年かけて総中流社会が総下流に下がっている。世界全体が
重苦しく停滞していく中、不安心理の裏返しなのだろう。アベノミクスの金融
緩和で、株高、円安、物価高に重心が動き出したが、地方には景気浮揚の実感は
なく、どんよりとした黒い雲が、覆いかぶってきた。 隠居の身、40年以上の
緊張感から開放され、フワフワ浮いたような毎日。それが思いのほか良くもある。
そして原油が50ドル以下とは驚き!ロシアなど輸出の8割を占める資源大国は
一挙に変になってきた。ちなみに、最近、モノを買わなくなった。買わなくとも
済むからだ。税収の二倍の国家予算で、国の借金が国民一人当たり7百数十万と
いえば、誰もが不安になろうというもの。目先を、6年後の東京オリンピックに
向けて何とか乗り切ろうというのだろうが。
・・・・・・
5777,福田恆存の「私の幸福論」〜
2017年01月08日(日)
              「私の幸福論」福田恆存著     
   * 快楽と幸福 ーA
『面白かったから、まあ、いいや』
『折角、大よそ80年の地球ツアーに○○しに来たのだから、
 深く広く味わい尽くさないと、勿体ないじゃないか』
の内語を呟いている自分がいる。これは快楽主義に影響されてのこと? 
私のレベル?からみて、数ランク上のスケジュールをたて日々を過ごして
いるが、これが慣れれば快適そのもの。 賢者の快楽主義の、「見とおしを
きかし、よく計算する」ことを意識した構成ではないが、少し近い感がする?
そうもしないと、老人性鬱病か、分裂症、痴呆症に陥る危機を実感するため
実践しているが、慣れてしまえば、快楽まではいかないが、快適である。。
その結果、更に徹底した唯我独尊の個人主義者になっている。
   〜その辺りを抜粋
≪・私たちは疲れないように歩かなければなりません。疲れるくらいなら、
 歩かないほうがいい。しいて目的地を定めて、そこに到達するために、
肉体を酷使するなど、ばかげた話ですし、また悪でもあります。目的は先に
あるのではない。歩くことそのことのうちに快楽が見いだせないくらいなら、
歩かないほうがいい。目的は未来の到達点にあるのではなく、現在の歩く行為
そのもののうちにあるということになります。得られるか得られぬかわからぬ
未来のために、現在を犠牲にしてはならぬわけです。

・私たちは、自分の欲望を真に知ってはおりません。ただ禁じられているがゆえ、
その枠を破ることにのみ、自分の欲望があると錯覚している。 (中略)…
はてしもない欲望に、いいかえれば、つねに求めて得られぬ不満というものに
絶望してしまいかねません。そして、自暴自棄になり、いよいよ快楽からは
遠ざかるというわけです。

・どんな賢者なら「見とおしをきかし、よく計算する」ことができましょうか。
自然と人間との間の、他人と自分との間の、さらに自分のなかの無意識と意識
との間の、さまざまな欲望の衝突に直面して、誰がすべてを見とおし、これに
決定的な裁きをつけることができるでしょうか。一人の個人に、それだけの
大事業が可能であるとは考えられません。

・すべてを見とおし、よく計算することが、個人の力にあまるとしても、
自然科学や社会科学の助けを求めれば、それがなんとか可能になりはしないか
ということであります。大ざっぱにいえば、それは正しい。
が、その科学的方法もまた、なにものかに笑われることがないのだろうか。
人生を、そして社会を快適なものにするということが、現代では最高の
「美徳」になっていはいないでしょうか。    ≫
――
▼ 何か、見透かれているような内容である。以前、「歩行とダンス」という
 テーマで書いたことがある。(以下、参照) 両親がことあるごとに、言って
いた、「好きになるまで集中し続けなさい!」と同じ。「旅行」と「旅」の意味
あいに似ている。「旅」は、行くまでのプロセスに価値をおく。振返れば、長い
「旅」だった。エネルギーを入れた分だけ、そのまま返ってきた。踊りは快適で
快楽で、見通しも計算もないからこそ良いもの。泣いても笑っても同じ空である。


7962,正月そうそうから…ったく!

2023年01月07日(土)


   * 何を失念していたのか
 数日前、今日のブログを書こうとしたら、1月3、4日分がアップされてなかった。
最近、これが多い。何とか、書き込んでアップしたが…何かがオカシイ。第三者の
イタズラか… いや、失念だろう。下書きが残っていたので気を取り直して…
自己管理も大変である。
  ー
   * プーチンのハッタリか?
 ロシアも底の浅さが丸見えてきたが新たな武器を開発しつつあるという。
独裁主義は、当人が変に成ったときが大問題になる。肝心の自己修正が効かく
なっていいること。武器開発には欧米も、それを上回る武器開発を試みるから、
その連鎖は人類滅亡に到る可能性が出てくる。結局は武器の善し悪しで、世界
情勢の方向が決まってくるのが現実! 北朝鮮が、それを如実に現している!
今世紀でなく、あと10年持つかどうかになっていく。問題は何とも鳴らないこと。
権力維持の魔力は、何もかも人類から奪い去ることになる。

 ・・・・・・
2001/12/21
[164] 目的と手段

目的の達成の為の手段’がときとして逆転してしまうから面白い。
‘手段の目的化’に転化してしまう。旅館やホテルの二代目にそういうのが多い。
営業の為のゴルフを始めたのが、いつの間にかゴルフが目的になり、
営業が反対に手段になってしまう。
何処でもある話と同時に,自身にも過去に数え切れないほど経験がある。
手段を楽しむ事は大事な事だ、そうでなくては目的は果たせないといっていい。
といって目的を忘れて手段に没頭してしまうのが、人間の人間たるゆえんである。
以前‘ダンスと歩行’という文章を書いたが(後記)まさしくその喩えがピッタシ。
目的は達成したと同時に次の目的の手段になる。
ドアについたら次の部屋のドアへの出発点になる。
至近の例で旅館の二代目が商工会議所の部会の長に選ばれ、
イベントにウツツをぬかし廃業に追いこまれた例。
どこかの街のことだが、やはり二代目が青年会議所理事長になり‘街の活性
とかを政治家やゼネコンに煽てあげられ、真にうけて社長業を放棄・・・・・、
いまや????とか。まあこれだから娑婆は面白い。
目的が何かも解ってないから、手段が出てこないのか。そう考えれば彼にとって
逆転も何もないのか!そのあたりが本当のところか?
ーー他人のことをいえた事か!どこかの馬鹿(私のこと)、
自画自賛のホームページにウツツをぬかし、つまらん事を飽きもせず毎日書いて。
馬鹿の脳内をさらけ出し恥さらして!−カミサンには冷笑され・・・・。ーー
ーー
H0609歩行とダンス
 丸山圭三郎と黒鉄ひろしの対談集で“歩行とダンス”という二人の対話が
面白かった。“ドアにむかって歩いていくのが歩行、これは手段である。
ダンスはドアに向かわないし、その行為そのものが目的である。それではドア
に向かってダンスをおどって行く事はありうるか!?ありうる!”という。
非常に含蓄のある面白い内容で、人生、仕事、学問すべてにあてはまる内容。
今回の仕事(第二新館増築)の最中にこれをよみ、“よしこの仕事とチーク・
ダンスをして、ドアまでいってやれ”と一人笑った。
大手商社に勤めている友人と酒をのみながら右の話をしたら、本人いわく
“私はさしずめ、ホーク・ダンスだな!。好きな奴もいやな奴も次々と仕事仲間
でまわってくる。それも楽しそうな顔をしながら手に手をとっておどる妙味!”
当意即妙であった。ドアに向かっての歩行なら誰でもできるが、それをダンス
としてリズムをとりながらパターンをマスターし、かつ楽しみまで高めてドアに
向かう事となると誰にでもできない。ついついドアを忘れたり、ダンスを忘れて
しまう。ダンスを忘れある年令に達して愚痴を言っている人が何と多い事か。
そしてその反対に逆の人も。


7961、閑話小題〜 『感動したベス10』

2023年01月06日(金)


 感動にも、絵画などや、秘・異境ツアーでの最果ての地での大自然に感動する
ことなどがある。アフリカの大地での夕景とか、バッファロー、シマの群れとか、
南アメリカのパタゴニアの野生動物の生きさま等々、それは日常レベルの世界と
隔絶した美しさや野生の醍醐味がある。
 ・アフリカ大地のサバンナのヌーの大移動とか、
 ・100Mのバンジージャンプ
 ・フィジーの小さな島の海岸線の空中遊泳のパラセーリング
 ・5千年が見下ろしている感があるエジプトの遺跡群巡り
 ・圧巻はシルクロードでの断崖沿いの夕景
 ・数億、数千年の、時間が時を超えて迫ってくる実感をえるテーブルマウンティン
  などが印象に残っている。

無我夢中で求めている内は、その危険と遊びの贅沢に気づかなかったが、
年を重ねる内に、それが魂に深く刻印れていることに気づくことになる。
アフリカのセレンゲッティで見たキリマンジェロも然り。感動した魂の光景
とは、こういうことかと …手が千切れるほど手を振っていたい光景である。
成る程、人生に何度も挫折をした結果に知るえることである!
 感激とは心レベルの出会い!
 感動とは魂レベルの出会いをいう。
これらは、心の奥底で魂が共振することをいう。

・・・・・・
7617, 閑話小題 〜紅白歌合戦の低迷を今さら
2022年01月06日(火)
   * つれづれなるままに 
 ネットニュースの頭に、‘紅白歌合戦 どう生き残るのか’があった。
昭和の時代の、それも敗戦後から経済成長と供に、国民に支持された紅白も、
平成、令和と変わると同時に、大衆の人気が離れていったのは、仕方がない。
私自身、昭和が終わると同時に、殆ど関心が失われていった。
  …ネットニュースには…
『 …視聴率低迷の紅白歌合戦 どう生き残るのか…
 ◉ 黎明期の紅白 最初はラジオ番組として産声
 紅白歌合戦が始まったのは1951(昭和26)年。
第二次世界大戦の終結から約6年後ということになる。ただしこの時は
テレビジョン放送ではなくお正月のラジオ番組だった。テレビ番組として
のスタートは1953(昭和28)年の第4回からで、放送日も大みそかとなった。
会場は日劇(日本劇場)だった。
 その後、紅白は国民的番組として着々と回を重ねていく。1954(昭和29)年
の第5回には美空ひばりや春日八郎が初出場。美空はやはり初出場の雪村いづみ、
2度目の出場の江利チエミとの三人娘が話題となった。翌1955(昭和30)年の
大みそかには民放(ラジオ東京テレビ=TBSの前身)が負けじと同時間帯に男性軍
・女性軍の男女対抗形式とした歌番組「オールスター歌合戦」を生放送するなど、
テレビの世界自体がどんどん盛り上がっていく。1956(昭和31)年には紅白の
出場歌手が50組となり、最初の黄金時代が到来した。
◉ <レコード大賞と共存共栄 テレビ黄金時代の紅白>
 1960年代から70年代にかけては高度成長の勢いとシンクロするようにテレビが
一家に一台普及していきカラー放送もスタート、テレビ番組が完全に芸能の主役に
のぼりつめた。大みそかの紅白も、まさに一年間の歌謡界の総決算といえる
大イベントとして定着した。

◉ <潮目の変わったバブル以降 紅白の迷走始まる>
 70年代の終盤から80年代にかけての日本は経済発展の結果物質的にはある程度
満たされたため、人々の関心は徐々に心の豊かさやゆとりある生活を求める方
へシフトしていく。この80年代には日本はバブルへと向かっていくが、テレビは
一家に一台というより一人に一台でも驚かれない時代となり、娯楽の好みも
大みそかの過ごし方も“個人化”が進んだ。大みそかに家族みんながテレビを前
に勢揃いして料理をつつきながら一年の思いを語らい同じ番組を観る、という
「絵」はまさに絵に描いた餅になっていった。好景気と反比例するかのように
日本レコード大賞への関心は低下、歩調を合わせるように紅白も迷走を始る。
 昭和から平成へと移り変わった90年代には年末の賞レースから紅白へという
流れは求心力を失い、逆に賞レースや権威的なものを意識せずに音楽活動をする
アーティストがどんどん増えていった。 ミュージシャン系のアーティストは
紅白に出場するより辞退するほうがイメージに合っている時代に突入した。
“歌謡曲”は若い世代の間では半ば死語となりJ-POPが取って代わる。
この頃からすでに昭和感覚での歌合戦は時代に合わなくなっていた感は否めない。>
1963(昭和38)年の第14回では平均視聴率81.4%をマークし8000万人が観たと
言われるほど隆盛を極めた紅白も、今は昔。看板が大きいだけに変革も難しい。
しかしそれでも、ネットの配信など視聴スタイルが多様化する中でなお30%を
越える視聴率をマークするのだからまだまだ「関心度の低い番組」というわけ
でもない。今後どのような工夫が見られるか。紅白がどう生き残っていくのか
見守りたい。 (文・志和浩司)


7960,閑話小題 〜アンソロジーとは何か…?

2023年01月05日(木)

  * 最近よく聞く言葉に
 アンソロジーの意味とは何か?、がある。 
  《 「アンソロジー」の語源では…
「アンソロジー」は、英語で”anthology”と書きます。
“anthology”の語源は、ギリシア語で「花」を表す”anthos”と、
「摘む」を表す”legein”が合わさったもので、花束という意味です。
古代ギリシアの詩人であるメレアグロスという人物が、詩人50人の作品を
もとにギリシア初の詩集 “Stephanos”(「花冠」という意味)を作ったのが
最初だとされています。》
 ー
▼ この意味をしっかり把握しておくだけで物知り顔が出来るのは、その程度の
 知識しかないため。アンソロジー=花束のイメージだけで充分。人間、とりわけ
女性は花束に弱いが、花=性器とすると、その束と解釈すると怪しげな空気が
漂ってくる。日本語でも《ア》と《ん》というと、意味深長になる。言葉その
ものが何やら奥深く、なかなかなこと! 何やら誰かがにやりと笑っているような!



7958,閑話小題 〜今年は激動の年ですか!

2023年01月02日(月)

   * 今年を一言で表現すると…
 今年の予測を考えていて、《…去年は、プーチンに大きく左右された一年間》
を改めて認識した。とすると今年は激動2年目と考えると合点がいく。
・パンデミックが3年目に入り、
・それを狙ってプーチンという誇大妄想の陰湿な大統領が、今どき珍しい隣国への
 侵攻を現実に初めた。そして思惑と違った結果に!
・何とか経済は恐慌に到らず、平静を保ってはいるが…端で見ていても、見事に
 平静を保っている。
・ロシアは、その戦禍にも耐えて、クーデター、暗殺には到らず!欧米の団結の
 崩れも無く、体臭に対した惨殺も表だってない。
・今年は、その2年目に位置づけられる年になる。よくぞ、経済パニック無しで
 維持しているもの! 一線の現場責任者は、この中で、よくぞ神経を保っている
 のに驚きである。
・こういう時ほど、東北大震災レベルの震災が起こるもの。
・何やら、いっそうにネット社会が鮮明になってきた。特にYouTubeが、一般化
 されたようである。これが情報化社会そのものを実感している。
・現実社会は、それまで隠れコロナが表だってきている。親戚の誰かが、
 コロナの陽性だったとかが、急にいれ始めてきた。日本では、コロナ禍を
 隠しざるを得ない空気感がある。それが一挙に表立ってくるため、隠れパニック
 になる傾向が強くなる。
・知人が医院に予約診療に行ったところ、先生が急用で休みになったとかは、
 明らかに疑惑として噂のネタになる。
・盆暮れは、日本にとって…二回の非日常だが、その空気感が全く感じられない。
 そりゃそうである。ロシアが現実に、戦術・核ミサイル使用をチラツカセている
 昨今、何が年越しかは当然のこと。

 それにしても、昨年は、厳しい年だった。

 ・・・・・・
7615,閑話小題 〜生(生)の人生 ―
2022年01月02日(日)
   * 年賀葉書が年々少なくなっていく
 仕方がないが、年賀葉書が年々少なくなっていく。それでも、常連の
年賀葉書は欠くことなく届いている。年賀欠礼の葉書が混同して、出してない
人から数枚、届いていた。今年は、宛名書きを、代行サービスで印字をする
つもりだったが、家内が、「その位なら、私が書いてやると…」と罵声を浴び
せつけ乍ら書いてもらったため、書上げたのを見ながら情けない想いをしない
で済んだ。この習慣も世界に例が少ないのだろうが、一年に一度は、過去に
浸るのも素晴らしいこと。
 〜ちなみに、海外での年賀状の習慣はありやなしか?〜
≪ お正月に年賀はがきを送りあう習慣は日本特有のものです。キリスト教圏
ではクリスマスカードで年始の挨拶も済ませてしまうので年賀状はありませんし、
アラブなどイスラム圏では新年を祝うという習慣がそもそもないとか。
似た習慣のある中国や台湾では、旧正月(春節)に「賀年卡」と呼ばれる
メッセージカードを封書にして送ります。韓国でも年賀カードを送ることは
あるようですが、キリスト教徒が多いせいか欧米と同じようにクリスマス
カードで済ませてしまうことが多いようです。
 ――
   * 今日の積雪は40
 冬期間の早朝に、することは台所から庭に臨んだ隣家の積雪観測。
‘今日の積雪は40僉如〆Gの、これまでの降りかたは、例年通り。
庭先に30mの松の木と、10mの巨石がある。父親が庭師と仕入れたもの。
バブル当時の墓石とも言える記念品。庭に?数百万は要したと、聞いていた。
 庭は第三の部屋として、家づくりの基本。スタータスの役割を持つ。
まずは庭を想い抱いて家の輪郭を設定し、平面図、立面図に。

・・・・・・
6867,閑話小題 〜正月は
2020年01月02日(木)
   * 年越しは
 大晦日の年越しは、何時ものように17時半から『青善』の御節を家内と
食べて過ごす。一時間ほどして寝室のTV前に移動してロッキング・チェアで、
『格闘技』をみて、そのまま寝入る。年を跨いで家内に起こされて、年越しを
知る何時もののパターン。5年に一度は、紅白をみるが、今年は全く見ることが
なかった。TV局は紅白視聴の脱落組を狙って格闘技専門番組を組んである。
これも、YouTubeで刺激的映像を見ていることもあってか物足りない。
 ―
   * 元旦の夜には
◉ 元旦の夜は、せめて年一は顔見世と、一家4人で駅周辺の居酒屋で過ごす。
私も2週後に74歳。これも何時まで続くのやら。2人の息子は41・44歳。人生の
曲がり角。時代的には就職氷河期で、最も恵まれてなかった年代。 …いや、
私たちが良すぎた? 昨年の19号台風と、消費税アップで、現場は?
 さて正月… 人生全般について恵まれていたことは確か… しかし何かしら
忘れ物が! 何でしょう? これが今年の自問自答ですか? これは人生後半に
殆どの人が自らに突きつけられる問題。「私には無い」なら、それ自体が大問題。
◉ このブログを書き始めた19年近く前から良いにつけ、悪いにつけ、何かが
変わったような。何やら恐ろしい「脳の公開」。書きだして一年もしない内に
毎日新聞記者から連絡が入って… 書いたテーマの詳細を改めて聞かれた時…
『こんなシリアスのことを書いて、大丈夫ですか!』と。以来 これでも気を
付けて書き直し屡々。
 ―
   * 東京オリンピック開催の価値
 ギリシャとアテネとブラジルのオリンピック開催の結果、その後の経済が
ガタガタになったことは周知の事実… さて日本は? 先進国は、世界の動乱
を先読みをしてか、開催を避けたがるのは至極当然。参加のアスリートと、
その周辺が喜ぶだけ。一般大衆は、祭り慣れして… 純朴風に踊るだけ。
  〜ネットニュースでは
【 2016年夏季五輪の開催地、ブラジル・リオデジャネイロの治安悪化が深刻に
 なっている。五輪のためのインフラ投資と景気悪化が重なり、州財政が悪化。
警察官らの配備がままならず、凶悪犯罪の増加に歯止めがかからない。
その影響で消費も低迷。04年の五輪開催が経済危機の一因になったことで
知られるギリシャと同様、ブラジルも「後遺症」に苦しむ。】
 ―
▼ 首都圏直下型地震と大型台風の可能性を含んだ中の開催は問題が山積み。
 参加が出来ないロシアが、何かしらの動きを出す可能性もある。政治的には、
愛国心を煽り立て改憲ムードを高めたいところ。この一年は、地球規模では
比較的安定した分、今年は朝鮮半島も含めたパフォーマンスなど見もの積載!

・・・・・・
6503,閑話小題 〜年末年始のTVより
2019年01月02日(水)
   * 中国で、学校の制服にICが組み込まれ
 制服に組込まれた制服管理のTVニュースに驚いた。 
<2018年12月23日 - 中国南部の学校が生徒の無断欠席を防ぎ出席率を向上
 させるため、居場所を把握できるチップを内蔵した「スマート制服」...
このスマート制服は児童・生徒が許可なしに学校から出た場合、自動で音声
アラームが作動するとし、さらには学校の ..... そういう風にすると現在、
中国国民をネットで監視したり不審と思われる人物を逮捕する仕事している
大量の共産党員の仕事が無くなってしまうのだよ .... 日本でも同じような
システムがあるだろスマホやICタグを持たせて登下校管理、居場所の親への
メール送信をする… >

▼ これに顔人称を組合わせれば、生徒同士が制服を取り替える不正も防げる。
 現在、日本でも防犯カメラが町に多く張りめぐらされ防犯に役立っている。
世界主要都市の観光名所、空港では、テロ対策もあり、一般が想像できない程
の監視体制という。歌舞伎町では、当時の石原都知事の英断で街頭カメラ防犯
管理を徹底、犯罪が激減をした。当時のリバラル派の野党が反対をしたが…
 顔認証だけでなく、歩行認証も普及しているようだ。 各教室にカメラが
据え付けられ、生徒の目線で、本人のやる気を計るシステムも可能。
 タクシー、運送業界は既に位置認識、車内外のカメラ等の防犯、勤務管理が
既に行われている。プロ野球の審判の頭にカメラをつけた映像はなかなか
迫力がある。宇宙衛星からカメラで世界中の街頭でテロリストを探しだす
認証システムもあるのでは? 怖ろしい?のは、スマートフォンのカメラ、
ビデオ機能。これがチェックされずにネット上で拡散されること。
土日・祭日はYouTubeに重点を置いてTVをみるが、その生々しい迫力はドラマ、
映画に匹敵する。ドローンと街頭カメラ、そして十手持ち機能が、各人の
スマートフォンとするなら、間違いなく不正は減って然るべし。ベストへの
パソコン機能組込みは、以前から開発されていたようだが、先ずは制服。
 いま一つ。 数ヶ月前、数年ぶりの海外ツアーからの帰国の際の、
入国審査がセルフ方式になっていた。監視カメラの前に顔を突き出し、
パスポートを擦りつける方式。 何じゃこりゃである。

・・・・・・
6138,読書日記 <55歳からの「一生モノ」入門>
2018年01月02日(火)
       <まだまだ人生は変えられる、39のお楽しみ2013/>       
                 朝日新聞 「55プラス」取材班
 もし、私が50歳代前半なら、この本は、非常に参考になったはず。
平均余命からすると、今からでも何か新しいことを始めるに遅くはない。
 5年半にわたる家族総掛かりで看た認知症の母親を看送った51歳時に、残り
30年を如何に充実させるかと考えて思いついたのが、秘異郷ツアーの難易度
アップと回数。そしてパソコン+ネット世界への移動の決心。そのトレードオ
フとしての事業拡大からの転換。これで生き方が大きく変わった。
朝日新聞が、団塊世代に向けた連載を編集して4年前に出版されたもの。
  
   〜アマゾンの内容紹介より〜
<長寿大国日本。今や、定年後の人生が圧倒的に長く、ありあまる時間と体力と
お金をもてあます人が、どんどん増えています。本当に豊かな人生を送るため、
今の日本人に必要なのは、「夢中になれるほどハマる、運命の趣味や生きがい」
と出会うことー ー老後をもっともっと楽しく暮らせるように。未知の世界で、
新たな幸せを味わうために。中高年から始められる&中高年だからこそ楽しめる
「人生を変えるお楽しみ」を紹介! 2011年から朝日新聞で始まった好評連載、
待望の書籍化。初心者の体験談から費用や教室情報まで、朝日新聞ならではの
確かな取材力で実用情報も満載です>
――
▼ 図書館の返却コーナーで見つけて借りてきたが。私が55歳の頃、自宅近くに
 出来たソフトハウスの一角でパソコン教室を始めていた。そこで、糸井重里・
主宰のウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』のように、「一日一文章の書き込み」
を目指した個人HPの作成をと、週に2回の割で通いだした。その頃にブログが
チラホラと出始めていた。 以来16年8ヶ月、ほぼ、欠かすことなく書き続けて
6130数回に至った。一生モノの目安の10年をゆうに超えた。
 毎日、休むことなく書き続けるのは並大抵ではないが、習慣化の力は思いの
外に強い上に、その蓄積が内的充実感を強くしてくれる実感がある。 内容は
ともあれ、全エネルギーを投入した言葉は、数年後に読み返えすと、その時点
の自らの‘魂の痕跡’を確かに感じ取ることが出来るよう…。 図書館や書店や、
ネットのテーマ探しを含め、1テーマに「2時〜4時間」は要する。秘訣はない!
あるのは全エネルギーの投入だけ。 「全エネルギー投入、1万時間」が、プロ
の目安になるが、既に1万5〜6千時間を投入した割りには、あまりに貧弱である
のは自明。年に数回は、何も思い浮かばないスランプに陥るが、そこを何とか
書上げたテーマと内容が、後で読むと、何故か出来が良いことが多い。
 この頃、新潟駅前の事務所近くに、ビデオレンタルショップがオープン。
週末に数本の「映画モノ」を借りる習慣が出来ていた。その後、地元で「蔦屋」
のビデオレンタル店が開店。その数年後には、WOWOWが開局し、加入した。
本来の「読書お宅」に、「ブログお宅」、「TV映画お宅」が加わり、そこに、
ネットサーフィンをしているため、一日の大半が、TV、パソコン漬けの日々に
なって現在に至っている。バカになるのは充分に承知。これに週一の居酒屋と
スナック通いなら、身体と脳に良いわけがない。しかし、未知の探求と、知識
をパック化する楽しみは何ものに変え難い。人生、夕暮れ時が最高というが、
日没辺りの寝入りしなの団欒も、また楽しい。<260万年来のデジタル進化の
恩恵を受けない人生なんぞ、何が人生か>である。しかし、酒とドラック並み
の虚構、妄想世界であることも事実。問題は、コントロール。それに失敗して
堕落したのが私ですか。結局、ここに至るが、確かに間口は広く、奥行きは深い。

・・・・・・
5771,閑話小題 〜今年も多難な年
2017年01月02日(月)
  * 誰も分からない今年のブラックスワン
 去年の初頭に、まさか英国のEUからの離脱と、アメリカ孤立主義のトランプが、
大統領に選出されるとは誰も予測できなかった。これは歴史的大変動を呼ぶ
ブラックスワン? 日本にとっての歴史的節目は、蒙古襲来、黒船到来、太平洋
戦争と敗戦である。アメリカがアジア進出の足掛かりとして、強く開港を求めた
結果、鎖国によって曖昧であった体制を、『国家』としての日本を外向きにも
創りかえる機会になった。そして太平洋戦争による敗戦で、アメリカの隷属国家
になって現在に至っている。それが、アメリカの経済体制の弱体化でグローバル
政策を見直すと主張した泡沫候補が大統領に選ばれたというから、日本にとって、
国家存亡の問題になりかねない。トランプの孤立主義は、EUの解体に連鎖する
可能性がある。これを切欠に中国がアメリカにかわって世界に更に進出する。
終戦後、米中の狭間で、巧妙に生抜いてきた日本。それが今年から思いもよらぬ
因縁を露骨につけられ揺さぶりをかけられる。この時代に原爆を持たない国は、
揺さぶりの最も狙われやすい対象。天気晴朗なれど波高し。その先は… ?
 ―――
 * 年末の紅白歌合戦、20年ぶりに
 年末の紅白歌合戦、この10年、いや20年間、終わりまでみることはなかった。
ところが寝室のTVを買換えたこともあって、臨場感に引っ張られて何と終わり
まで見てしまった。これが久しぶりの為か、新鮮に思えた。知らないうちに、
頭が固くなっていた自分の姿が、紅白の番組を通して見えてきた。会場の背景は、
歌に合わせたデジタル映像が主で迫力がある。視聴者が大型液晶TVであることを
前提に進行。長年の間、見続けている人からすれば、私が浦島太郎だろうが。
踊り手などのアナザーに人たちが生き生きとしているのが、高画質の画面から
リアルに映し出されていた。誰が主役ということでなく、端役を含めた全員が
主役の時代。恵まれた時代の中で、生きてこられたことを心から感謝している。


7957,閑話小題 〜さて年を超えてしまった!

2023年01月01日(日)

  * 去年から心配していたが…
 数年来の積み残しのパンデミック、ロシアによるウクライナ戦争、そして、
習主席の台湾問題が山積で残っている。どれも、独裁者の保身があり、中々、
難しい要素が絡んでいる。その背景には情報化によるグローバル革命が存在する。
一国だけの問題では、済まされなくなって、複雑化が深く絡むため、時間を多く
含んでくる! デジタル化で、現象の奥に潜む問題点が透けて見えるために、
独裁者の独善が、許されないのが浮かび上がる!そこに、矛盾が表立って、失笑
せざるを得ない現実が、TV画面を通して、浮かび上がってくる。来年は、その
一つずつが大きく覆いかぶさってくる。
 ー
   * としても、情報化の現象は…
 後期高齢も三年目を過ぎようとして…毎日、同じようなことを論じているが、
割り切ってしまえば、これほど面白い時代はないが、一番面白いのが己の知能!
それぞれの世界が、透け透けで、鳥瞰可能のところ!それと同時に己の中身さえも
情報、知識で洗いなおされる。とくに動画は、文字、写真の情報量を圧倒的に
超えてしまう。それまで、理解不能なことまで、アッサリと解明してくれる。
 −
  * さて今年は、何にチャレンジをしようか?
 白内障の手術辺りか、もしか緑内障になるか…はたまた、腰痛の手術か… 
待ったなしのことは間違いなさそう。如何に快適に日々に過ごすかを考えるに、
ヤルベキコトはしておくべきは分かってはいても!

 ・・・・・

7614,閑話小題 〜生(生)の人生 ― ァ仝誼兇

2022年01月01日(土)

   * さて元旦ですか!
 新年明けましておめでとうございます… 今年もよろしく願います。

パンデミック禍から三年目に入る。いざコロナ禍になってみると、世界が被害に
鈍感になっていることに唖然とする。しかし事態は続いていく。
≪ ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の新型コロナウイル感染者
は日本時間31日午後2時時点で2億8652.3万人となっている。世界最大の感染国で
ある米国は累計5430.7万人、世界全体の18.9%を占める。米国の直近4週間の
感染者数は496.4万人と感染拡大のスピードが一段と増しており、世界中で群を
抜いて多い。累計の感染者数では2位のインドが3482.2万人、3位のブラジルは
2228.2万人だが、この2カ国の直近の感染拡大は落ち着いている。直近4週間の
感染者数が100万人を超えるのは、英国229.7万人、フランス181.0万人、ドイツ
113.0万人で欧州各国で感染が拡大している。 ≫
 ―
▼ 公表は累積死亡者数は514万だが、実数は、この3〜4倍と、言われている。
 まだまだ続くだろうが、死者総数は、最終的には数千万になるのだろう。
年内中には、ピークをむかえて、終息にむかうのが願いだが、そうはいかない
のが現実の厳しさ。独裁者には、この一連の事態は、権力把握にはプラスに
働くが、最前線で働く人たちにとっては、ギリギリの日々になる。見切りも
含めて、思い切った決断を要することになる。  …数年前の事!
‘事業撤退をして良かった! シガミツクこともない!’ と、1人、満足気に
言ったところ、目の前のホテル経営者が、語気を強めて…
<簡単に止められないから苦労している。家内が長期入院で、嫁はドライで、
事業撤退などしようものなら… 修羅場になる!>
 その時に、我が未熟さに恥ずかしい想いをした。それも、今さらだが!

・・・・・・
6866,閑話小題 〜元旦に
2020年01月01日(水)
   * この一年は大荒れか?
 何気なく過去の元旦の文章を読み返したところ、4年前に評論した文章に
出あった。起業を決意し、実行を始めた年から52年になる。4年前のテーマの
基点は1979年は40年程まえになる。 アラブと、中国が動き出し、ソ連の崩壊
が芽吹いた時期になる。日本はアメリカのアジア地区の、前線基地として、
経済の高度成長で右上りの時節。1989年のソ連崩壊10年前の、基盤の変化から
読み解いている。そして、現在の世界の潮流を、その流れと読むと、なかなか
の識見である。 日本も、1990年に、アメリカの手はずで、バブル崩壊。
国のダウンサイズの始まり、これは逆に見て幸運だった。千数百億の国家債権
を抱てしまったが、『永久国債』にして、氷漬けにして金利だけを返せば』
という楽観論もある。しかし、家庭内の金を貸し借りも、その限界を遥かに
超えると、致命傷に成る。 南北朝鮮の現状からみれば、まだ余力がある? 
オリンピックが近づくにつれ、国内事情に目が向き、世界情勢を読み違える
可能性がある。  〜それと天変地異の問題がある〜  昨年の台風19号。
これは、毎年、恒例的に首都圏を襲ってくる序曲… 
更にアメリカ大統領弾劾裁判と、大統領選挙。実に危ない。
ネット社会が現実社会を覆った影響が、これから、本格的に現実社会を変容
させる。日常が天変地異対策に当てられる。私的をみれば、健康的でいられる
のが今年だけ? ならば… 捨身で、我が道を行くしかない。
 去年は、購入予定のゴーグルと、電子図書を買わなかったが… 今年は、
まずは出だしに…? ますます、自分の豊潤なる?世界に閉じこもりですか。
 残るのは、自分の行蔵と物語だけですか。それも生臭い風と共に去りぬ!

・・・・・・
5405,2016年 新年に 〜すべては1979年から始まった
2016年01月01日(金)
     :『21世紀を方向づけた反逆者たち 』クリスチャン・カリル(著)
 新年明けましておめでとうございます  今年もよろしく!
   * アラブ人の欧州への民族大移動
 「21世紀は、重苦しい世紀になるだろう」という予測どうりに、テロと
恐慌前夜の黒闇が世界を覆ってきた。ここで、「現在おかれている問題の全て
が1979年を基点としている」と説いていう。グローバル化と、オゾン層破壊に
よる天候不順などによる不安定な状況下で、狂信的イスラム教のISなどの
テロと内戦から逃れてきたシリア難民問題。100万規模の欧州への流入問題は、
イスラム教徒のキリスト教徒圏への民族大移動の様相になっている。
この起因のすべては、1979年から始ったという説。一考に値する内容である。
 第一次・第二次大戦、冷戦下で、数百万、数千万人が虐殺されたが、
情報化社会では、それが白日に曝されるため、不可能。 〜その辺りから〜
  ★ すべては1979年から始まった
≪ 21世紀に入って、世界は年をおうごとに混乱をしてきた。第一次・第二次
 大戦と、東西冷戦の後の20世紀から、新たな世界の移行期の混乱である。
現在の世界の混乱は、『すべては1979年から始まった』という切り口が良い。
 イスラム対キリスト教の対立は7Cから始っていたし、自由主義と社会主義
の対立は20世紀早々に始っていた。しかし二つの大戦後からみれば、1979年を
基点とするのもよい。 〜まずは、アマゾンの内容紹介〜
【 なぜ、イスラム主義者や中国、市場原理主義は、ここまで台頭したのか?
「市場」と「宗教」が支配する21世紀を運命づけた時代の転換点と主役たち
を丹念にたどったリアルで刺激的な実録・現代史!
1979 年は、サッチャーが首相に就任、�眷小平が経済改革を開始、
ホメイニーがイラン・イスラム共和国を樹立、ヨハネ・パウロ二世が
祖国ポーランドを訪問、ソ連の軍事侵攻によってアフガン紛争が始まった年。
 本書ではこれらの出来事とその背景が詳細に描かれ、市場と宗教が社会主義
に替わって社会を再び動かし始めた1979年が歴史の転換点であり21 世紀の命運
を決めたと論じる。一見、無関係に見えるそれぞれが、実は「社会主義」が
大きな影響力を持った60年代にピリオドを打つ点で共通していたことが浮き
彫りになり、現代史に深く切り込んだドキュメンタリー映画のような作品。】
 ーネットビューアー の評論よりー
《 21世紀の世界に大きな影響を与えた人物たちが登場したのは1979年である
 という著者の考えを、数多くの証拠ともいえる事例を通して明らかにして
いく著作。こうして本書を通読してみると、この時代の出来事がお互いに
絡み合いながら、現代に繋がっていることがよくわかる。
・ホメイニによるイスラム革命が隣国アフガニスタンへ共産主義勢力への反乱
 を引き起こし、これがソ連を弱体化につながるアフガニスタン侵攻になる。
・また、共産主義体制のポーランド出身のヨハネパウロ2世という教皇の
 誕生も、東欧の共産主義体制崩壊への道筋を開くものとなった。
・中国では、�小平が実権を掌握し、79年に中国の急激な経済発展の
 きっかけとなる改革が始まった。
・イギリスではサッチャーが登場。新自由主義を標榜し停滞していた
 イギリス経済を見事に復活させる。
  ―――
  ☆ 印象に残った文章は次の通り。
:「ホメイニはマルクス主義のレトリックを盗用し植民地支配主義や
 不平等を非難するイスラム過激派のブランドを作り出した。」
:「ヨハネパウロ2世がいなければ、連帯運動はなかっただろう。
 連帯がなければゴルバチョフもいなかっただろう。ゴルバチョフが
 いなければ1989年はなかった。」
:「サッチャーと�小平の二人とも業績を上げるための適切なインセン
 ティブの重要性を強調し、一定の不平等は許容されるべきと考えた。」
◎イスラム過激派によるテロの脅威。市場経済を導入した一党独裁国家
◎中国の経済的台頭。新自由主義による格差の拡大。などなど現代の
  世界の多くがこの時期に形作られて行ったというのは実に興味深い。
それにしても、これらの反逆者たちが登場しなかったら世界はどのような
姿となっていたのだろうか。少なくとも、本書で描かれているアフガンの
賑わいは続いていたのかもしれない。
 ―――
▼ 第一次、第二次大戦、冷戦は、国対国、あるいは世界を二分にした
 戦いだった。しかし、現在のテロを戦法にした戦いは、数人で、いや
一人でも実行できるため、防ぎようがない。ネットで、情報網が隅々まで
張リめぐらされている。そこには当然、狂信的思想も自由にいきかう。
その上に、ドローンというミニヘリで爆弾の宅配便が可能ときている。
人類は21世紀で終わってしまう可能性があるという。これが徐々に現実味
をおびてきた。「世界は既に恐慌とテロ戦争に入っている!」は、大袈裟?

・・・・・・
6502,閑話小題 〜新年にあたり 
2019年01月01日(火)
 さあ、新年だ。いつもは予め書いた下書きを見直し、書き加えるが、今朝は
出たとこ勝負で、気の向くまま書く。今年は何といっても、天皇退位で「元号」
が変わる。改元で、昭和生まれが「平成」以前の「昭和」生れの二代前になる。
改元で、30歳で世代が明確な線引きされることを意味する。まして、その親、
祖父祖母は二重線が引かれる世代に、歳月人を待たず。 太平洋戦争終戦翌年
生まれの私の世代は、明確に過去の人。後期高齢年齢まで、あと二年なら当然。 
その反面、昭和、平成、「??」の3代を生きたことになる。「大正」から
「昭和」を跨いだ明治生れの両親の立場と同じ。両親が、大正を跨いだ時と
同じ思いだったことになる。
 昭和21年生まれの私は、終戦翌年から昭和を43年、平成を30年、生きた。
奇跡的といえるぐらい時代背景に恵まれていた。太平洋戦争後からの激しい時代
変遷の中で、なにやら「10倍」は濃縮した時代を味わえたのでは? 
私の心の中に、両親がいて、毎朝、仏前で感謝の言葉をかけたり、自己対話の
相手役になって語りかけている。私の想いの中で、現世を味わっているような。
人称でいうと、0人称の先とすると、マイナス一人称? 過去を振り返ると、
生きてきた現世すら、妄想?と疑わしいならば、頭の中の対話相手が、虚妄と
言えるかどうか? 平成も、平成天皇自らの御退位で、あっさりと終わる。
オリンピック東京開催より、心理的インパクトは遥かに大きい節目。
それぞれの人にとって、自らの『死』は、最大のイベント! だが、身近な
人も含めて、さほどのことでもなさそう。

 去年の新年は、北朝鮮の緊張の高さに驚かされる。

・・・・・・
5770,閑話小題 〜新年にあたり
2017年01月01日(日)
  * 新年は何か哲学的になるような
 毎年、『新年にあたり』の内容を読み返すたび、新鮮な気持ちのためか、
世界の潮流や、哲学的な内容に我ながら驚いている。少し大げさな感がするが… 
しかし、地球環境の大変動期に入り、政治経済も、情報機器の果てしない進化が
根こそぎ、私たちの現実生活のパターンを変えていることも事実。
1ヶ月前から量販家電のTV売場の散策をしているが、TV売場のメインステージ
には、55、60、65、75インチのアンドロイドTVが展示されている。売場全体の
3分2が40インチ以上。 ソニーとパナソニックの殆どがYoutubeなどが見れる
検索機能付コントローラが主流。画面も格段と鮮明になっているが、数割高い
ので、リタイア後の身にとって躊躇する。 これは、白黒からカラーTVや、
ブラウン管TVと液晶TVの段差より大きなインパクトがあるようだ?。7年近く前
の我家のTVとは雲泥の差がある。これはTVというより超大型情報端末。
 テレビと、タブレットPCを購入して6年前後も経っている。パソコンは8年モノ
が二台、今でも現役で使っている。
 地球外からの視線を仮想して、「お前は地球に何しにきた?」と言われれば、
「手付かずの大自然の創造物と、進化した猿の人間が、文化と文明を広く深く
見るため、政治経済、芸術などに順応、手助けに来ました」と答えるだろう。
ならば、TVとネットが融合した情報端末で、まだ見ぬ大自然と、芸術作品を、
これをフルに使えば良いことになる。 家電売り場のTVの前のベンチに座り、
茫然と見たが、その世界は異次元世界であった。
 パソコンでみたムササビスーツの滑空映像が、これで見てみると、臨場感が
更に高くなり、たまらなく面白い。今年は、360度視界のバーチャルリアリティ
の眼鏡が本格化しそうだが… ÝouTubeで4kカメラで撮った映像を、4kTVで
みる時代である。裸眼で見る世界より、遥かに鮮明とは、これ如何に! 半面、
科学は人間を滅亡に… 数年しか残された人生は無い?と、自己設定をすると、
世界は銀色に輝き光る。 やはり、<死んでしまえば、それまでよ!> 
生きていればこそ、甘じょっぱい。 2017年元旦 AM5時半 少し寒い。



7956、閑話小題 〜面白そうな来年だが・・・

2022年12月31日(土)

閑話小題 〜良い一年であった!

   * 恒例だが、今年も良い一年だった!
 今年も今日まで…恒例になるが良い一年であった。と書けるだけ有難い!
居間のTVから、加山雄三の音楽が聴こえてくる。最後のコンサートの歌声!
実家の商売で何とかカタチにして新潟シリーズに転身していったが、それは
キツイ日々が続いていた。ハイライトは、本店ビルの建て替えである。
設計事務所の担当とは、千葉郊外の千城台ビルの設計と、立上げをしたので、私にとって、これ以上の出来栄えがなかった。それを焦った兄夫婦が、何思ったか、突然、主だった従業員と供に、全てを明け渡すか、全株式を贈与せよと迫った。 父親が亡くなった折には、父親の持ち分の相続を自由裁量で、配分
した過去があった。これは刑事罰に当るほど、酷いもの。激怒したのは私
一人のみ。今でも、思いだす度に怒りの山に突き当たる。で、様ざまあった
挙句、独立していったが、直ぐにでも、白旗を上げるだろうという思惑が、
見事に外れて、千葉郊外から、Uターンする羽目に! 当然、何時何とき
倒産するか… 出来ブツの姉夫婦の思惑通りに… そこは創業者の片割れの
「」母親が存在して… 何処にも存在する隠れムジナの一節になる。

 それからあれこれ有って、マル一年を乗り切り、近くの再開発に参加しないかの話になっていった。昔とった杵柄! その設計過程の面白さは、何とも
言いようがないほど、面白かった。 そして、私の経験した中で、この5年間ほど気持ちが高揚していた…

 両親が話していた、全てが商売の糧になっていた!                  


7955,^閑話小題 〜来年は、どうなるのだろう…?

2022年12月30日(金)

   * 来年どうなるといえば、歴史に残る激動の一年に
 経済、歴史学者でなくても、激動の年になる!になるのは分かっている。
・首都圏の地震、
・ロシアによる核弾頭ミサイルの使用。
・そしてNATO、アメリカの参戦。
・そこに… 台湾有事… 北朝鮮、中国が加わる可能性がある。
・パンデミックの再拡大…
・株式、債券市場の混乱!
・大都市圏の盛り場が更に落ちこむ。

 基盤がしっかりしている大企業以外は、余裕資金を使い果たして、廃業に
突き進むしかない! 一つだけ、ヤメルことなく続いているSJ も、一時期の
三分の一。会員も、インストラクターも激減。ジム全体が何やら覇気がない。
 家内といえば、お店のブログと、チラシをみて、安売りの品のハンター。
それなりに節約をしているが、栄養補強代わりの酒の摘みも、夕飯の添え物。
考え方、一つで明るい一日が過ごせる。

 今年も、色々あったが、最悪の中の最善で良かったと、思えば、それなりに
良かったことになる。あと少しで後期高齢者に入って3年目に入るが、足腰の
弱り目は、ただ事ではない。あと半月で満77歳。半年は苦しむも良しとしないと! 

 ・・・・・・
7612,閑話小題 〜生(なま)モノの人生… 〜
2021年12月30日(木)

   * 売上が激減した店では
 女性店主と思しき女性が、淡々と仕込みと開店準備をしているが、
パンデミックが始まり二年近くにもなり、手際が良い。これまでの10倍は、
本人の肩に覆い被さっているのだろうが、それを感じさせない。フリーランスの
仕事は、基本的に誰も手助けをしてくれない。旦那が居ないものかと思いきや、
アッサリと、『鳥かわを付けないのは旦那が嫌がったため』と宣う。
ならば「開店まで」外に働きに出ている? のか、亡くなったか…
世界の飲食業は、この事態に、ある決断を迫られているのだろう。
「或る日、突然に劇的なワクチンが出来て、嘘だったように日常が戻ってくる。」
と淡い期待をして… 政府は、何とか経済を安定させたいため、期待を込めた
見通しを出しざるをえない。
 
 今年も迷ったあげく、家内が「御節」を予約注文を入れると、何かしら
涙ぐんでいたみたいで、<有難うございました!>が…切実に聞こえたと宣う。
現実に連日、客が来なければ、年末の御節は命綱になる。
 政府にとって、ワクチンは、近々の課題になる。まずは、人件費をカットし、
店では<感染を出さない>を徹底し… あとは、運を天に任せるしかない。
一度、問題が発生すると、建て直しにドエライ、エネルギーを要することを
彼らは経験上、知り尽くしている。人間のエネルギーは、土壇場では湧き上って
くるもの。何処かの大学で創業学というのが有るそうな。その基本は、土壇場の
馬鹿力に頼るしかない。以下の、去年分の『幸せ』への呪文の中の、幸せの呪文。
『幸せ』を『創造』に置換えることが可能かと… 
ただし、準備、準備、準備を重ねて計画を練り込んだ上になる。

・・・・・・
7256,読書日記 〜『幸せ』への呪文 〜2
2020年12月30日(水)
  〜ネット検索で、以下のような一文が出てきた…
≪ 幸せに影響する要素はたくさんありますが、
  おもにわたしが「幸せの4つの因子」と呼ぶものを伸ばすといい。
  屬笋辰討澆茲Α廾子 
 ◆屬△蠅とう」因子
 「なんとかなる」因子
 ぁ屬△蠅里泙泙法廾子

,痢屬笋辰討澆茲Α廾子は、「主体性」にかかわる因子です
 「夢」「目標」や「やり甲斐」を持ち、それを実現しようと努力し成長
 していくことが人の幸福感を高めます。ここでいう自己実現は、競争ではなく、
それぞれが多様な夢の実現を目指すことだとか。「地球上の人類、七十億人が、
七十億通りのやり方で、小さくてもいいから自分らしさを見つけ、その七十億分
の一の個性を活かして、社会の中で自分らしく生きていくようなあり方」。

◆ 屬△蠅とう!」因子(つながりと感謝の因子)
 人と一緒に楽しんだり愛情に満ちた関係を築くこと、人に喜ばれること、
親切な行為をすることなどによって私たちは幸せを感じます。人間は社会的な
生き物ですから、他人や社会とどういうつながりを持つかがその人の幸福感に
大きな影響を与えるのは間違いありません。

 「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
 自己肯定感が高く、ポジティブでいられることは、やはり幸せにつながります。
「何か悪いことが起きたらどうしよう?」とか「どうせ私なんて」と考えるの
ではなく、「きっと何とかなる!」と考えるようにた方が幸せだということです。
ポジティブ思考やネガティブ思考は、ただ単に考え方の癖であり、持って生まれた
ものではありません。つまり、誰でもちょっとうまく意識を変えることができれば
ポジティブ思考に生まれ変わることができるということです。

ぁ 屬△覆燭蕕靴!」因子(独立とマイペースの因子)
 他人と比較せず自分らしくやっていける人は、そうでない人よりも幸福だと
いいます。人はすぐに他人と比べてしまいますが、それはあまり幸せには結び
つかないというわけです。
私たちはついつい他人と比較することで安心感を得ようとしてしまいます。
しかし、そうしてばかりいると常に他人の目が気になるようになってしまいます。
人の目を過度に気にして生きるのがどれだけ息苦しいかは改めて言う必要ない。
自分をしっかり持ち、マイペースに人生を歩めるようになることが幸せに生きる
要因の一つだと覚えておきましょう。
 
  ‘まとめ’ 〜幸せになるための呪文〜
これらの4つの要素を満たしていくことが幸せにつながるということでした。
さて、これらを見て何かに気づいたでしょうか?
 これら4つの要素はすべて心構えのようなもので、その気になれば誰でも手に
入れられるものだということです。つまりこうした考え方が持てるかどうかが
幸せを決めるカギになるのであって、「お金」や「地位」や「美貌」などを手に
入れても、それだけでは長続きする幸せには手に入らないというわけです。

ここで見てきた「幸せの4因子」、
幸せになるための呪文として覚えておきましょう。
「ありがとう!」
「やってみよう!」
「私らしく!」
「何とかなる!」   ≫
 ―
▼ 「感謝」「積極」「いま、ここ、わたし」「楽観」になる。 
 これを意識 するか如何かで、長年かけると雲泥の差が出てくる。その結果が、
ヘドロ化か、精粋世界の住人になるかの分岐点になる。 楽しみ方一つで、何も
かもが変ってくる。ライフワークとして、10〜50年の土台づくりが必要になる。
あと10数日で後期高齢者に相成るが、これは厳しそうだ。ただ一日一日が面白い
ことで満ちている。その大部分が、読書と、録りだめのブルーレイと、YouTubeを
通してだが、それが新鮮に感じられ刺激的である。これを書き続けている効用も
あるのだろう。

・・・・・・
6864,閑話小題 〜辛いけど、正視しておかないと!
2019年12月30日(月)
            <NHKスペシャル『彼女は安楽死を選んだ』>
   * 目さえ叛けなければ… 死の問題は…! 
 録画をしていたNHKスペシャルを半年ふりに見た。
スイスの療養所で、死にいく瞬間を、医師と看護師、そして2人の姉妹が
見届ける瞬間は神神しくて、私も涙が溢れ出ていた。後日、火葬されて川に
遺骨が流されたと… 最後に猛毒を点滴のセンを捻るのは当人…。その瞬間が、
淡々と映し出されていた。
 もう一人の女性は、家族との温みを感じたい… 胃婁でも何でもして生きたい
と延命を選んだが、何やら後ろめたい表情が本人に感じたのは私だけ?
明日は我が身なるが故に、尚のこと直視しておかなければならない問題。
<死ぬ時ぐらいは楽々と逝かせれや!>が、私の見終わった感想。
   〜内容といえば…
《◉ 3年前に、体の機能が失われる神経難病と診断されたAさん。歩行や会話
 が困難となり、医師からは「やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる」と宣告。
その後、「人生の終わりは、意思を伝えられるうちに、自らの意思で決めたい」
と、スイスの安楽死団体に登録した。 安楽死に至るまでの日々、葛藤し続けた
のが家族。自殺未遂を繰り返す本人から、「安楽死が唯一の希望の光」だと
聞かされた家族は、「このままでは最も不幸な最期になる」と考え、自問自答
しながら選択に寄り添わざるを得なくなった。そして、生と死を巡る対話を
続け、スイスでの最期の瞬間に立ち会った。 》
 ―
▼ 生き方は選べるが、死に方は選べないのが世界の実情。その人がその人らしく
 人生を全うする安楽死は必要なのではないか。…見ているのが辛かったが、最後
まで当人が取り乱す様子を感じられなかったのは、そのまま延命措置を施しても、
『身の回りの事をやってもらって、ありがとうって言えなくなる気持ちがわかる?』
の言葉が決めて。 現在、安楽死を認めていているのはスイスだけ。だから自殺が
非公認で… 誰だって死にたくはないが、そうはいかないから問題。
もし逆に、死がなかったらどうなる? 私もあと二週間で前期高齢者の最終年に!
 余命、数ヵ月と宣言された瞬間が、いつ来るか? 覚悟をしているが、現実とも
なれば… 出来ることは、今日一日、充実して生きること。 
さて今日一日、何して楽しもうか。「死を考えることは、生を考えることになる。」
 
  経費は150〜200万! まさか、ツアーも組めないし!

以下のつながりある文章は、偶然です! だから死の問題は深いのです。
この彼女が弄ったのでは?

・・・・・・
2018年12月30日(日)
6499、つれづれに哲学 〜「1人称の死」と「2人称の死」の関係性
   * 「死」を通して家族の絆を考えてみる
 ギリシャ時代から『死』の問題が哲学されてきた。そして、その問題が目前
に現実問題として近づいてきた。【死】からみれば全てがカスリ傷でしかない。
だから直視して【生】を考えなければならない。死について、ギリシャの哲学者
エピクロス(B.C.3−4) の「快楽主義者」を思いたつ。「…われわれが現在する
ときには死は現在せず、死が現在する時にはわれわれは存在しないから。」と。
 それを人称を使ったのがジャンケレヴィッチである。
   〜ネット検索による内容とは〜
≪ 死の問題を考えるとき、フランスの哲学者であるジャンケレヴィッチの
 「死の人称」がよく引用されます。
ジャンケレヴィッチは、死を文法範疇の人称を使って三つに区分しました。
・「1人称の死」は(私)自分の死、
・「2人称の死」は(あなた)近親者の死、そして
・「3人称の死」は(それ以外)他人の死です。
日々、マスコミで信じられないような凶悪な殺人事件や海外でのテロ事件
などが報道されますが、これは私たちに直接関係のない「3人称の死」です。
  ♦ 1人称の死と2人称の死を、著書「死」の中で次のように述べる。
「父あるいは母の死は、ほとんど われわれの死であり ある意味では実際に
われわれ自身の死だ」(仲沢紀雄訳「死」 みみず書房)。すなわち、
「1人称の死」は自分の存在にかかわる悲劇的な出来事です。しかし、
「2人称の死」=最愛の人の死、これも「1人称の死」=自分自身の死と
同じくらいに私たちに大きな影響を与える重要な出来事なのです。
そして1人称の死と2人称の死は、重なり合っているのです。
  ♦ 2人称の死は、過去、現在、未来を失うこと
アメリカのユダヤ教の聖職者であるグロルマンも「2人称の死」の重要性を
次のように述べています。
「愛児を失うと、親は人生の希望を奪われる/配偶者が亡くなると、
 ともに生きていくべき現在を失う/親が亡くなると、人は過去を失う」
     (日野原重明・松田敬一訳「愛する人を亡くした時」春秋社)。
2人称である親、配偶者、愛児を失うことは、1人称の自分自身にとっても
人生の過去、現在、未来を失うのと同じだと言うのです。
 ♦ 儒教は生命の連続を説く
西洋思想に対して、東洋思想を見てみましょう。中国おける儒教の経典「礼記」
では、『身は父母の遺体なり』(加地伸行「沈黙の宗教 儒教」筑摩書房)と
述べられています。「遺体」という言葉は、「死体」という意味ではありません。
親が遺した体、すなわち私たち自身の体を遺体と言うのです。
ですから儒教は、親から子どもへと『生命の連続』を説いているわけです。
  ♦ 「1・5人称」の関係性が大切です
避けられない死という現実を通して、1人称(私)と2人称(あなた)との
関係性やコミュニケーションが大切です。人間という言葉が「人の間」と書く
ように1人称(私)と2人称(あなた)との間「1・5人称」の関係性が大切
ではないのでしょうか。そして「1・5人称」の関係性の根底には、「2人称」
(あなた=親)の「死」あとに「1人称」(私=子ども)の「生」があると
いう世代を超えた生命の連続があるのです。
親は、自分の「死」を意識することによって、子どもの将来を考える。
子どもは、親の「死」を意識することによって親に対する感謝の気持ちが
もてるのでしょう。 ≫

▼ 池田晶子が【死】について、女・青少年向けに噛み砕いた大元が、これ。
 エピクロスの<一人称の【死】は、存在しない>から、二人称、三人称に
発展させて、「1・5人称」として「親子の関係性の重要さを説いた。そこに、
連れ子の問題や、少子化や、母子家族の濃厚な関係性も出てくる。日本の10年先
を予測するに、ベルギー、ポルトガルの7割近い離婚率の問題がある。我々が
多く直面している家族の問題。これも当たり外れは、神のみぞ知る。今では、
コンビニやスーパーが近所にあり、弁当の配達システムがあり、一人称、二人称、
三人称の括りが曖昧になっている。これに下ネタのデリヘリまで… 
で、二人称の問題の定義そのものからして根底から崩れようとしている。
多神教の日本は、グローバル化の中で、家族を束ねる夫婦間の規律の崩壊に
まず直面している。携帯、パソコンで、様々な世界に、それぞれが繋がる。
それで、人称の境目を超えて錯乱しているのが、若者世代の現実ではないか。
「二人称、三人称の喪失問題」。これに薬物、アル中毒の精神疾患が絡みつく。
家族問題が、そのまま社会問題になっていく。
「はかない」いや、「儚い」いや、「墓ない」時代ですか! 
で、遺言の「現世の墓」としての参拝をと、これを書いています。
 『日々是口実』! 最期は、父の口癖、
「死んでしまえば、それまで! 生きている内、元気なうち。」
私は、「こんなものか、でも感謝、感激、感動は深く味わえて有難い!」
つれづれに哲学 〜人生の素晴らしさを堪能するの!


7954,閑話小題 〜最後の最後にゼロコロナ禍の解禁とは!

2022年12月29日(木)

   * 今年も、あと二日で!
 今年も、コロナ禍のパンデミックが三年目に入り、ロシアによるウクライナ
戦争が始まり、終わりには中国による、ゼロコロナ禍政策の終了と、その後の、
爆発的拡大が始まった。特に、ゼロコロナ政策の変更は、世界経済に大きい影響
を及ぼす。これで、あと数年とみられていた、終焉も、7〜8年先に延びたようだ。
これは世界にとっても、中国にとって、甚大な影響をもたらすことになる。
独裁者のプーチン、習総書記は独裁を保つために戦争を仕掛けざるをえなくなる。
短く見積もっても来年の夏辺りが仕掛け時になる。その兆候も無くもない。
 台湾有事を見越した予算が実しやかに組み立てられようとしている。
年々、世界は戦争に向けて動き始めてきた。権力者は、持っての幸いである。

 中国の全土にわたるデモには驚いた。社会主義、共産主義の足元の強権国家。
今頃、その弾圧のシュミレーションを重ねているのだろうが! 彼らの欠点は、
現場感覚が少ないこと。対ロシアで、結束した西側の力を改めて知ってしまった
現在、さらに厳しい対策が必要と見たのだろう。その蓄積は、想像を絶したモノ
がある。

 ・・・・・・
閑話小題 〜生(なま)モノの人生… 〜
2021年12月29日(水)

   * またまたYouTubeになるが…
 YouTubeに幾つか投稿されていた、料理店の厨房からみた開店前の仕込みと、
開店準備。 50坪以上の個人店舗で、店主と思われる料理人が、淡々と1人で
作業を進める。一昔前までは、そこに数人の従業員が手伝っていたと思われる。
開店直後のイメージをもってか、その動きに、余分な動きはない。小皿に
‘摘み’を盛りつけ、ラップで包み、配膳オボンに並べて…それを冷蔵庫に
納めていく。そして、店内の掃除とチェック。そこに店への予約電話が入り、
予約帳に書き足すこともなしに、作業が進む。御客がほゞ来ないことを知って
の事である。殺気だった緊張が続くが、ハッと気づくと料理は生モノばかリ。
手を抜いたら、馴染み客に気づかれる…苦行そのもの! Tvの取材は店頭、
店内、厨房の順だが、動画の目線は、その真逆が新鮮である。それも、飲食、
サービス業の現状が、そのまま、映し出している。

 11年前に、10年にわたる苦戦の結果、事業撤退を決意せざるを得なかった。
平然と表立ってはしているが…苦悩は日ごと逆に増していく。心がついては
いかない。そこで、心の変容をせざるを得なくなる。 
資本主義は…何もかもをお金で、換算させて、経済を動かすシステム。
一般的には、3億、30億、そして300億、3千億円が、区切り。300,3000億とも
なれば、二代、三代を要する。大小関わらず、そこには際物の要素が加わる。
どんなに順調でも、明日は吾身か、茹で上がった釜が口を空けて待っている。
基本はフリーランス! 誰も保証はしてくれないのは、現実が、そのままを
教えてくれる。

・・・・・・
7255,読書日記 〜『幸せ』への呪文 〜1
2020年12月29日(火)

 還暦を過ぎた頃から、過去を鳥瞰し…、
<何だったのだろう?>
<何をこんなに拘っていたのか・> 
<これで良かったのか?>など、考え直すことが多くなった。
 それまで「幸せ… など、いい歳をして何を今さら!」と、避けていたが、
21世紀に入った頃から、何かが変わってきた。 アメリカの心理学で「幸せ」
について真正面に取扱われてきた。ハーバード大学などの‘光輝いている一群
の人たちの要素についての研究’である。
 …それはハーバード大学の秀才の世界だけでなく、身近な知人でも、
幸せ傾向の一群と、不幸傾向の一群が分けられる。明るさ、温み、清潔、楽天、
知的か否か、孤独癖などが分類され加味される。一般的に、収入、連合いの質、
家系などの要素が微妙に絡み、人格を構成されている。 老いとは、それらが
劣化すること。 問題は、それらを自覚できるかどうか? コントロールが
可能かどうか…、老いるにつれ、暗い顔になり、話題は「自己正当化」と
「他人の粗探し」ばかり! その結果、ゾンビの群れの仲間入りに相成る。
そこは露払いのヘドロにとっての出番。感情の負の側面…怒り、哀しみ、妬み
が話題の主体化した群れに相成る。
 逆の口癖に『嬉しい』『楽しい』『幸せ』の言葉が自然に出てくれば良い。
私の知人の群の1人の口癖が、<そうあるべき>  <普通じゃない> 
<面白くない> <面倒くさい>の言葉の連発。 年数回のOB会が、これ!
 ノイローゼ気味な人に、「『般若心経』でも憶えたら、気が楽になるよ!」
と諭すと、「御経の呪文じゃ救われない!」と、まず拒否! ダメ、ダメ、ダメ
と心の門戸をシャットアウト! 娑婆の67%の奴隷層が、それだから、バランス
がとれるため、それはそれで! 
 ――
▼ 半世紀にわたる腰痛持ちもあり、腰が前屈みになりつつある昨今。最近は、
 鈍痛に、激痛の痺れが混在するようなってきた。杖つく老人は、痛みの緩和と
己が、その年齢になって初めて気づくあり様。そして、壮年までの元気だった
来し仕方を懐かしむ。毎日が、この様な自問自答の中で、これまで得てきた
行蔵と知識が温みとして、自らを燃やす材料として浮上がってくる。
「体験価値」「創造価値」「態度価値」の位置づけの順の変化が生じる。
「態度価値」が前面に出すしかない! …そこに、「幸せ」の問題が出てくる。
                          〜続く
・・・・・・
6134,閑話小題 〜千年に一度の経験
2017年12月29日(金)
   * 千年に、いや、260万年に一度の経験とはね
 我々が生きた時代を80年として、何らかのカタチの千年に一度の経験をする。
これは天変地異と政治向きの問題になるが…
・その一つが、私たち世代には「東北大震災」ということ。
・70数年前には、アメリカとの太平洋戦争と敗戦がそれである。開国以来の
 他国との全面戦争の敗戦である。江戸末期に小競り合いの戦争があったが…
・蒙古襲来による全面戦争が二度あったが、台風の御蔭もあって撃退した。
30年以内に7割の確率で起こるかもしれない南海トラフ地震。もし近々起こると、
熊本地震や霧島噴火などが、その前兆として捉えられる。千年に一度は、様ざま
な分野で起こりうる現象。富士山噴火も、その一つ。
 人類進化になると、少し違ってくるのがこのネット情報社会。 
これは20万年ではなく260万年来の激変の時代に立ちあっていることを意味する。
それも、20数年前のWindowsから大衆に一般化され、進化は留まることなく、
現実世界の外に、もう一つの世界が形成され、世界は一変してしまった。
それが、現実世界の混乱の大元ということは、この混乱は中長期間、続く現象で、
人類そのものを滅ぼす可能性が大になる。一部の権力者に集中した力で、人類
もろとも自爆する可能性がある。権力者の最たる利点は、情報の先取りと、占有。
それが、権力を持たなくとも可能になるのだから…面白い時代である。
 7年前のリタイアで、現実社会の外に押出された故に鮮明に見えてきたのが、
この情報化による激変のリアル。 人類は260万年前の旧石器時代に
遡り、言葉、火、農業、舟、数学、紙、印刷技術、カメラ、人工衛星、パソコン、
ロケット…と、本格的な道具を作ってきた。そして現時点で掌サイズのスマート
フォンを大多数の人類が常時、携帯するようになった。一つのキーワードか、
一枚の写真で世界中の情報に一瞬にして辿り着ける社会。
いい歳をして、恥も外聞もなく、最近のTV機能の素晴らしさの驚きを、正直に
書いているが、恩恵を受けているのは、その機能の一端だけ。何処かの誰かが、
「あの人、話すのはTVの事ばかり、絶対に変!」と宣うが、変なのは? さて。
車の高級車は700〜1000万以上になるが、高性能TVなら、丁度、一桁は安い、
中古の軽自動車の値段で買える。 あとは、それぞれの価値観の問題。 
・・・・・・
3930, 真の危機とは何か
2011年12月29日(木)
       「世界をうごかした21の演説」クリス・アボット著 より
  * ソルジェニーツィンの意表を突いた欧米批判
 現在の欧米が33年前のソルジェニーツィンの欧米批判のまま、ここまできて
行き詰まりを見せている。彼は、当時のソ連の体制批判だけでなく、亡命先の
アメリカで、欧米の体制の欠陥を批判した。 ーまずは、その部分からー
【 敵の敵は必ずしも友人ではない。現実は、古い格言から想像される以上に
 複雑である。それを見ごとに示したのが、一九七八年六月にロシア人の小説家、
ソルジェニツィンのハーバード大学の卒業式で行った演説だ。ソルジェニーツィン
はそれまでの年月に、ソ連によって投獄され、非難され、ついには国外追放の身
となっていたのだが、ハーバード大では母国の共産主義の迫害者を批判するので
はなく、西側世界の欠陥を厳しく戒めた。・・・・
 西側は自分たちのシステムがほかのどれよりも優れているから、ほかの社会も
いずれそのシステムを採用するはずだとまちがって思いこんでいると論じた。 
中国やインド・アジア・イスラム・アフリカに深く根差した複数の文化があるにも
かかわらず、この思い込みが続いてきた。「西洋社会がほかの世界の神髄を理解
できない」ために生まれたまちがった考えだとソルジェニーツインは考えた。
そして西側の社会そのものに多くの欠点と弱みがあると指摘して、「戦争による
破壊を免れても、私たちの生活を自己破壊から守るためには生活を変えざるを
得ないと説いた。とりわけ強く批判したのは、西側世界が近視眼的であること、
政治的な勇気に欠けることムとくにベトナム戦争中)、物質的な幸福を追求する
ための無制限の競争を奨励していること、自由な思考を制限し、そのとき流行
している画一的な考え方(「人々の精神を覆う石のような鎧」)しか認めないこと、
メディアが一般の人々に「まちがった偏見を教える」のを許していること、
もっぱら法制度と法律の条文にもとづく限られた組織方法に依存していること。
そして、これらは「この世界に新しく来た人を驚かせ、ショックを与える
いくつかの傾向」だと述べた。環境意識が高まった今日では、西側の人々が
多数世界の人々より多く消費し、より多く環境を汚染していることを批判点の
リストに付け加えてもよいかもしれない。かれは、これらの欠陥は精神生活に
原因があると見た。社会改革に多くを望みすぎました。その結果、もっとも
価値のある財産を失ったのです。それは精神生活です。東側ではそれは支配政党
の所業と策謀で破壊されました。西側では商業的利益で窒息させられています。
彼は、これを「精神性を奪われ宗教心を失った人間中心主義的な思想がもたらす
災厄」と呼んだ。・・・ 】
▼ ソルジェニーツィンは、資本主義の欠陥を社会主義に助けを求めないように
 警告をしたと同時に、ロシアが西側のシステムを採用すべきという考えも受け
入れないと述べたのである。現在の、ロシアと中国は、それをそのまま受け継いで
しまったようだ。20歳半ばに必死に彼の本を数冊を読んだが、ソ連体制の中
での息詰まる空気が直に伝わってきて凍りつく思いがした。 一部特権階級が
利権を独占し、大衆は踊らされる体制は同じということ。日本も天皇制が
最も有効に働き手助けをしている。
・・・・・・
6863,閑話小題 〜つれづれに年末
2019年12月29日(日)
   * つれづれに年末
◉ 今年も、あと2日で終わろうとしている。‘何ごともなく’ではなくて、
 何やら、このブログの悪態もあり、多くの怒りがカタチを変えて身に迫った
実感がした年? さらなる老いの情けなさを実感してきた此の頃。 ここまで
言いたい放題、し放題をしてくれば当然ですか。これが後期高齢まで一年の
74歳男の心象風景。 …己の老齢から目を叛けていたが、真正面から向き合わ
ないと… じわじわ、老いと死の影が。

◉ あとは台風19号。10月12日〜13日(土・日)にかけて東海と関東、甲信越、
 東北地方を襲った台風19 号により、各地で河川の決壊や氾濫による浸水、
土砂崩れなどが多発し広範囲に甚大な被害をもたらした。増税も含めて比較的
ノンビリしていたた首都圏の住民を含め災害多発が常態。
それに加え後期高齢まで一年の心象風景。消費税の増税も加わり一気に財布の
紐が締まった。御隠居で生きるに面白い時代だが、現役として生き抜くには、
大変だ… 
 ―
   * 来年あたりに直下型?… 
 当たるも八卦、当たらないも八卦。首都直下型大地震の可能性について、
論じられるのが来年。危ないのは確か。 狼少年ではないが… 今さら日本海
側の地方都市に住居を変えるのも… とはいえ、皇居を京都に移し替える案が
全く出てこない甘さが日本にはある。そうこう考えると、京都に皇居を移し、
金沢辺りが、遷都に丁度良いはず。東京は経済・観光都市として何でもありの
都市に姿を変えるべき。 近年の天変地異が、その警告をしているのでは!
 何で新潟県じゃないのか? 後ろに京都と大阪が控えてあること。
現在の日本には、無理ですか。せめて首都圏の直下型シュミレーションは
練上げておかないと! 金沢…、朝鮮が鼻先じゃ〜 …無理な話ですか。
原発群も近くにあるし。 何が来年にオリンピックですか!
 ―
   * 久々の代議士逮捕劇 これも内部告発だろう
  〜 ネットニュースによると… 〜
《 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を目指していた中国企業
 から賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部は25日、自民党衆院議員の
秋元司容疑者(48)=東京15区=を収賄容疑で逮捕した。中国企業の関係者ら
3人も贈賄容疑で逮捕した。≫
▼ 事件がカジノ絡みだけに注目されたのだろうが… コテコテの代議士なら
二重、三重のオブラートを包むが、…その辺が甘かった? 政治家の頭の中は、
目先の選挙資金稼ぎに一杯いっぱい。今は、誰の手にもスマートフォンが握られ、
音声と映像が確たる証拠として残って1人歩きする。チョイ悪も出来やしない!

・・・・・・
5037,ポジティブ・サイコロジー ー
2014年12月29日(月)
  『 ポジティブ・サイコロジー』クリストファー・ピーターソン(著)
  * 6種の美徳、24の強み
 三大宗教や、ギリシャ哲学にある共通した核となる美徳を探し出し、
 さらに、強みを引き出すとは面白い。 ーまずは、その辺りからー
《 広く影響力を持つ宗教および哲学の伝統(すなわち儒教、道教、仏教、
 ヒンドゥー教、ギリシャ哲学、ユダヤ・キリスト教、イスラーム)に関する、
いくつかの『核となる美徳』が幅広く支持されていることが明らかになった。
具体的には「知恵、勇気、人間性、正義、節割、超越性という六つの美徳に関し、
 こうした伝統内でほぼ普遍的な認識と称賛があった。ビスワス・ディーナーは、
無文字文化のマサイ(ケニヤ)とイヌイット(北グリーンランド)がこれらと同様の
核となる美徳を認識、称賛していることを対象グループにおいて確認した。
 私たち研究チームは、普遍的に評価されている強みとしての徳性を、無原則
にではなく分類することが可能だという事実に励まされた。 ・・(略)
 ペンシルベニア大学のピーターソン教授や、セリグマン教授は、生き方の
原則(VIA :Values in Action)研究所で研究を行っています。
この研究所では、徳性や美徳について計測できるよう強みとしての徳性に
関するVIA分類法を開発し、徳性を抽象度の高い6つの美徳にまとめた24の
強みとして分類。 6種の美徳、24の強みとしての徳性を見ると・・
1.知恵:  創造性  好奇心  向学心  柔軟性  大局観
2.勇気:  真情(誠実さ)  勇敢さ  忍耐力  熱意
3.人間性:  親切心  愛情  社会的知能
4.正義:  公平さ  リーダーシップ  チームワーク
5.節制:  寛容さ/慈悲心 慎み深さ/謙虚さ  思慮深さ 自己調整
6.超越性: 審美眼㉑ 感謝㉒ 希望㉓ユーモア㉔ 宗教性/スピリチュアリティ》
▼ キリストと釈迦をみると、この全てを兼備えている。そして、その教えは、
 上記の美徳の強み賞賛し、一歩でも理想像に近づくことを教えている。
とすると、幸福に近づくには熱心な自分の宗教を持つことが、必要ということ?
宗教心の強い人はポジティブであり、親切で、寛容である。問題は中庸かどうか!

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