堀井On-Line



7571,閑話小題 〜シネマ観賞

2021年11月07日(日)

   * 一昨日のシネマは…
 最近のシネマは、隔週になっている。コロナ禍までは毎週だったが、YouTube
が面白いため、隔週でも充分もある。 で… 一昨日は、宇宙モノ!
 〜内容といえば〜
≪ 地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を
 密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。
彼らの名は、エターナルズ。だが、地球滅亡まで残された時間はたった7日。
タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、
人類を守ることができるのか?
そして、彼らを待ち受ける〈衝撃の事実〉とは…アベンジャーズに次ぐ、
新たなヒーローチームの戦いが始まる! ≫
   〜ビュアより〜
< アメリカ近現代史から始まったマーベルが、とうとう世界全史に進出した…!
二時間半以上あるけれど、それでも収拾がつかないスケールの広さ。敵が
居過ぎて、やること多すぎて、情報が多すぎる。
これまでのマーベルとまた全然違うけど、エターナルズのおかげで、
サノスの見方がまた変わったので良き。今後にむけてまた色々散りばめていた。>
< アメリカ近現代史から始まったマーベルが、世界全史に進出した…!
二時間半以上あるが、それでも収拾がつかないスケールの広さ。敵が居過ぎて、
やること多すぎて、情報が多すぎるのよ。これまでのマーベルとまた全然違うけど、
エターナルズのおかげで、サノスの見方がまた変わったので良きかな。
 ―
▼ 閉じ籠り気味で内向きなヒーロー、ヒロインを求めているファン向けの物語。
 万能のところが、安心して見ていられた。期待しない分、見終わった爽快感が、
プラスに働いた。それと観客が多いのに驚く!      評価:85点

・・・・・・
7177,閑話小題 〜トランプの功罪は 〜2
2020年11月07日(土)
    * 昨日のトランプの記者会見で
 昨日トランプの記者会見の内容は、予測どおり! 前提の選挙そのものを
否定して負けたのは、それが故の論法。政府側の長たるトランプが、野党なら
いざ知らず、選挙システムを否定するのはオカシイ。 それは選挙前から政治
評論家が何人か指摘。<失策は全て他に転嫁する。今回は、不正投票だろう。>
潔くないのが、トランプ。一国の長たる人物のやることではない。こんな人物を
大統領に選んだ下層白人。 その彼らの無知を再び焚き付けて乗越えようとする
魂胆が丸見え! 裸の王様そのもの! ビッグベビーそのもの! 
アメリカも、ソ連邦のような崩壊に向っている! それにしても女々しい男! 
落選すれば大統領の立場で逮捕・訴追を免れていた悪行も丸裸にされ、袋叩きに
なるため、ジタバタするしかないのは解るが! この事態では、不吉の事態が
待っている。 下クラスの白人層でも、この不正を理解できるはずだが… 
 ―    
    * 再び、横綱不在の場所
 しがみ付いてる二人横綱の相撲より、居直って休場させておく方が良いと
判断したのだろうが… 休場しても収入保障があるならば、それは休んで当然。
所詮は興業! 居なければ、居ないなりに面白のが勝負ごと! 
 ―
    * シネマ評 〜『鬼滅の刃』
 昨日は、話題作の『鬼滅の刃』を見てきた。先週、他のシネマ館から出てきた
観客の熱気が直に伝わっていたので、観ることにしたが、シリーズモノらしく、
途中まで、何が何だか…? 途中から、大相撲、プロレスの観戦気分に切替て
みれば、それなりに面白い! 意味深長の心理学の用語と、解説らしき対話に
違和感があったが、シリーズモノなら頷ける。異世界へのトリップも、コツが
必要だが。在宅で、憂さが蓄積した人には、丁度いいのかも! 競合相手は、
生々しいライブのYouTubeである。昨日の夕方の映像が、マフィアの事務所を
急襲して次々と連行していく映像と、盗み出してバックで市街を逃走する戦車。
車と電柱を面白いように薙ぎ倒して市街を駆け巡る異様な場面が延々とつづく!
 ―
   * 在宅勤務は、成果主義にするしかない!
 コロナ禍の最大のプラス効果は、仕事の要所を在宅のまま管理すること!
これは、働き手にとっては厳しい! 仕事をしている風で一日を過ごすのも
厳しい。それが、職場から距離をおくことで、鳥瞰されるのだから! 

・・・・・・
6811,閑話小題 〜予測が外れたラグビー
2019年11月07日(木)
   * まさか、南アフリカが優勝するとは
 少し古い話になるが、ラグビー・ワールドカップ決勝戦までの両者の戦いを
見る限り、圧倒的にイングランドが優勝と思ったが、結果は南アフリカの優勝で
終わった。ベスト8の顔ぶれが、日本を除くと英国連邦の国々。体格からして、
日本は絶対不利の中で、よくぞ、ベスト8に勝ち上がったと、敬服する。
それにしても、世界的な力量のスポーツは、業種に関わらず面白い! これで、
プロ野球の日本シリーズや、大相撲の個人競技のブツカリあいが、萎んで見える。
大方のルールを理解していたが、細かいのを、ここで、知ることになった。
 ―
   * つれづれに人生…
 来し方と、現在と、そう遠くない未来の死を含めた人生を想念すると、
奇跡のように、何かから守られていた人生だったようだ。これが正しく『自分』
ということか、いや限界かと…。時代に、両親に、生活環境に恵まれ、守られて
いた奇跡のように輝いていた実感がする、この奇妙な感覚は… 事業結末いかん
に関わらず、こんなものと割切れるのは、それぞれの時節を十分に生きたため。
集団(世間教徒)から、距離を置いてきたスタンスも、老いてこそプラスに働い
ている。また哲学書を読書の中に取入れてきたことも。特にストア哲学の影響が。
これは、一種の心理療法、人生をより穏やかに過ごす、心理テクニック。
やっかいな世間人から逃れるための「閑」の確保。その代償が、冷淡で、薄情で、
人間性を失う。「自分を保つに、これしかなかった」とは、日々、口実の一つ。
 ―
   * トカゲも花束でプロポーズ?
        ネットサーフィンで見つけた面白い写真
・・・・・・
6447,つれづれに哲学 〜アドラーから学ぶ
2018年11月07日(水)             
                「生きづらさからの脱却」岸見一郎著
    * 今でもバカやってんだ!
  人生を10年スパンで振返りってみて、
・10歳までは明るい性格だったが、
・小5の頃からの十代は母親が重度の欝病と、直ぐ上の兄や同級生からの虐めや、
 受験勉強もあって、アドラーのいう‘嘆きの谷’暗い10年間に迷い込んでいた。
・20代の‘嘆きの谷’から外に向け一歩踏み出せたキッカケは、20歳の夏休みの
「キリスト教倫理」の教授の夏休みの課題、【人生設計のレポートの提出】。
 まだ学生時代に馴染めず茫洋としていた私に、『将来設計、どうで生きる?』
 と、ナイフの切っ先を喉に突きつけられたようであった。 
その夏、学生寮のOBが夫婦でペアレント(管理人)をしている軽井沢の山荘で、
若い宿泊者や、ヘルパー仲間と夕食後に談笑し、様々な立ち位置や、生活環境を
話したり、聞きながら、ひと夏、自分の人生の方向を考えてみた。 いまから
考えると、最善の環境に引き付けられていた。様々な生き様が、学生仲間だけで
なく、一般社会の人たちの生の具体例の全てがヒントになっていた。
そこで得たのは、「自由に生きる!」「アイデンティティ(何もの?)」の問い。
 自由の第一歩が、「親からの自由」「血筋があればこそ、その人が存在する」。
都会生活に疲れ、癒しを求めてくる人の最初の質問は、『学生?社会人?』
『で、何処の学校、会社?』『どこの生まれで、実家は何している?』『趣味って
何?、クラブは何処に入ってるの?』が柱で、8割のレントゲン写真が出来上がる。
そこで、合せ鏡で自分の将来設計を考えた。あまりに丁度良いオープンハウスの
ような寮生活の上に、今度は、その垣根を超えた山荘で、様々な人種、それも
自由闊達な明るい未来を信じて笑っている人達。20歳は、孵化しようとする時節。
高度成長期の真只中、明るい未来が広がっていた。せっかく頂いた恵まれた立場
を活かすには、皮肉なことに両親の創業を間近で体験した修羅場の追体験の設計。
「創業を目指す」の柱が思い浮んだ。 その時、暗い神経質な性格の‘嘆きの谷’
から次の谷に踏み出した一歩であった。それぞれ人生の修羅場の時節でもある。
 その頃、母親に訪ねた、『どうして、こんなにしてまで働くの?』に、
『10人の家族が生きるに、人の何倍か稼ぐ必要があっただけ。それと、仕事の
拡大と同時に、人は成長するのよ!』 成るほどと実感した。
 家の事情で、急遽、Uターンで帰ってきた時に心に決めたのは、「嘆きの谷」
の人のこと。(当時は、この簡明な言葉を知らなかった) せっかく落とした、
重荷を、そのまま背負った、不吉な神に憑りつかれた悲観的過ぎる人たち。
他者の噂話、失敗に異常に反応し、その攻撃で無為の人生の鬱憤を晴らす。
 温暖化の影響もあり、以前ほどの積雪はないが、それでも一年の4分の1は
雪に閉ざされる。そのハンデを理由に何もしない不運を嘆く。その鬱憤たるや… 
問題は、鬱憤を他者に振り向け互いにヘドロに陥ってしまう悪循環に嵌りこむ人。 
 峠道には、‘嘆きの谷’だけでなく、‘喜びの池’もある。そこは森に覆い
隠された奥にあるため、一見、目立たない。それも、森に立ち入らない人には、
その存在に気づかない。隠れた池の近くに、「嘆きの谷」の道とは全く違う
ルートが存在する。その翌年、その道に初めて立入ってみた。 そこは
光り輝く別世界。それを哲学的に説いたのが、アドラー。
‘嘆きの谷’の患者治療から、心理学を発展させたのが、フロイド、ユング。 
聞くところによると、そこにも抜け道があるそうな。ただし煉獄か地獄への小道。 
時に天国? それも、これも娑婆世界。 踊るか、踊らないか? 決めるのは、
おのれ独り。

・・・・・・
2016/12/04
つれづれに哲学 〜嘆きの谷
               「生きづらさからの脱却」岸見一郎著
   * アドラーの「嘆きの谷」
 私がみるに、悲観的傾向が強い人が、女性で3人に1人、男性が4人に1人
の割にいる。その中で更に強い人は1割ぐらいか。知人にも数人、非常に悲観的
思考の強い人がいる。連れ合いとの不適性があるが、何もかもを悲観的に捉える。
ある婦人、目を見張るほど美人だが、いや、だった?が、常時、ウツ状態。
誰も躁鬱の波を乗越えて生きているが、問題はマイナスの程度。アドラーはカント
同様、クル病だが、そのハンデを乗越え、フロイト、ユングにつづく三大心理学者
の一人になっている。根には、「その程度のことで、何で落ち込んでいるのか!」
があるため、説得力が強い。 
  〜その一節から〜
≪ 世界を「嘆きの谷」と見ようとし、いつも苦しんでいる人がいる。
 アドラーはそのような人は「途方もない重荷を担って人生を歩もうと不断に
努力をする」と言っている。些細な困難をも誇張し、将来についても悲観的に
しか見ない。身のまわりで喜ばしいことが起ると不安になり、どんな対人関係
にも「影の面」を持ち込む。
 「嘆きの谷」という言葉は元もと旧約聖書の『詩編』に出てくる。
エルサレムに巡礼する人は、乾燥のため枯れ果てた谷底の道を歩まなければ
ならなかった。このような人が、世界を「嘆きの谷」と見ようとするのはどう
いうことか。アドラーの解釈と違って、『詩編』では、神によって勇気を出し、
広い道を見ている人は「嘆きの谷を通る時でも、そこを泉とするだろう」と
言われている。生きている限り、「嘆きの谷」を避けては通れないが、勇気
ある人はそれを「泉」と見るのである。ところが、この世界の嘆きの谷とみて、
どんな喜べる機会にも、「カッサドラの叫び」しかあげない人がいるとアドラー
はいう。ギリシャ神話に出てくるカッサドラはアポロンに愛された。アポロンは
カッサドラに愛を得るために彼女に予言能力を与えた。しかし彼女は、アポロン
の求愛を断った。そのため、アポロンは誰も彼女の予言を信じないようにした。
カッサンドラはトロイアの滅亡を予言されたが、無視された。
アドラーは、<この世界を嘆きの谷とみて、「カッサンドラの叫びしかあげない」
というのは、不吉なことしか言わないという意味だが、決して、トロイアの滅亡
を望んでいた訳でない。
 〜ネット検索に、「嘆きの谷」で調べると、
≪・アドラーは仕事の課題、交友の課題、愛の課題という人生には避けては通る
 ことができない課題がある、という。これらの課題を解決する能力がないと
 考える人は、なんとか理由を考えて、人生の課題から逃れようとする。
・アドラーが「劣等コンプレックス」という言葉を使う時、次のような意味と
 して使っている。すなわち、「Aであるから(あるいは、Aでないから)、
 Bできない」という論理を日常のコミュニケーションの中で多用するという
 意味である。このAとして他の人がしかたがないと納得しないわけにはいか
 ない理由を持ち出すのである。
・神経症はこの劣等コンプレックスに他ならない。人生の課題を前に直面しよう
 としなかったり、「ためらいの態度」を取って立ち止まる。「はい〜します、
 でも、(yes...but)といって、結局課題に取り組まない。神経症に限らず、
 人は意識しなければ、すぐに「でも」といってしまう。
 <何かをしようと思う、しなければならない、「でも」と…>
・カウンセリングの時、あまりに頻繁に「でも」という人があって僕はその人が
 「でも」というたびにカウントすることにした。本人はそのことを意識して
 いなかったからである。やがてこんなふうにいわれるようになり、次第に
 この言葉が用いられる回数が減っていった。「まだ今日は一度も『でも』と
 いってませんから、一度だけ『でも』といわせてください」
・人生の課題に挑戦する時、失敗すること、敗北することを恐れる人は、課題
 から退却しようとする。何をする時にも必ず成功しなければならない、と考え、
 成功するという保証があれば挑戦する。しかし失敗が少しでも予想され、
 成功することが確信できなければ最初から挑戦しようとしないか、失敗しても
 そのことによって致命的な打撃を受けることがないように、いわば綱渡りをする
 人が転落することを予想して下にあらかじめ網を張っておくようなことをする。
 症状はこのような目的のために創り出される。
・人生の課題を前にして敗北を恐れる人は、課題に挑戦することを回避する
 ために時に神経症になって、「足踏みしたい(時間を止めたい)」と思う、
 とアドラーはいう(『人はなぜ神経症になるのか』)。
――
▼ 上記の「カッサドラの叫び」しか上げない人に、マイナーな視点の話題を
 ふると、大きく首を振り、どんどん話が進む。何処にも、『内幕情報屋』が
存在して、ネタを探し出して人の懐に飛び込む。それが、万引き、置き引きと、
同じくらい、いや、それ以上の犯罪行為でしかないことを知らない。で、その
毒は、喜んで聞いてしまう方にも、同様に罪になる。誰もが持っている要素
だから始末が悪い。

・・・・・・
2016/11/12
嫌われる勇気
       『嫌われる勇気 〜自己啓発の源流「アドラー」の教え』
 都会では目立たない「個人主義」を地方で貫けば、「大変な人」として
忌み嫌われる。「郷に入っては郷に従え」だが、どうしても露見するのが
地方の生きづらさ。これは、そのまま欧米社会と日本社会に、スライドする。
 それでも、31年間、職住分離だったためかファジーだった。
二人の青年の対話が、そのまま、青年と哲人とも、現在の日々の自己対話
に近い。更にいえば、これを20歳の立志から続けてきたことになる。
普通の生き方では、世間に押しつぶされたIT(こいつ)になる。  
   
  〜まずは、Amazonの「紹介内容」より
≪・フロイト、ユングと並び「心理学の三大心理学」と称されるアドラーが
 再評価されている。それは、トラウマに象徴される“原因論”の心理学とは
一線を画す“目的論”を唱えたものだ。過去も世界も変えることはできないが、
「自分は変わることができる」とするコペルニクス的転回の心理学を知ることで、
対人関係の悩みも解消されるかも。

・アドラーの心理学を、青年と哲人の対話という形式でまとめた本書では、
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに迫る。
「人は変われる」「世界はシンプルである」とする哲人に対し、青年は懐疑的だ。
なぜなら青年は学歴や容姿の劣等感があり、過剰に人の視線が気になってしまう
悩みを抱えているため、哲人の主張が絵空事に聞こえてしまうのだ。
しかし、世界を複雑にしているのは青年自身の主観なのだと哲人は言う。
過去に「トラウマ」という「原因」を見つけて物語的に分析するのがフロイト的
心理学だが、アドラー心理学はトラウマ(過去)を明確に否定し、
「いま」の「目的」で考えることを基本としている。

・何年もひきこもっている人が「両親に虐待を受けたから社会に適合できない」と
主張していたとしたら、親は子育てが間違っていたのかと思い悩み、腫れ物に触る
ように子どもを丁重に扱うようになる。これは、自らのトラウマを武器に相手(親)
の注目を集め、支配しようとする働きかけなのだ。ただし、家にひきこもっている
限り自尊心は守られるが、一歩外に出ると誰からも注目されない凡庸な「私」に
なってしまう。ひきこもりの状態に不満もあれば不幸も感じているが、自尊心を
傷つけられることはもっと嫌なこと。これを避けようとする「目的」が、過去の
トラウマに理由付けしているのだ。

・過去の経験が人格形成に及ぼす影響がゼロだというわけではない。
ただし、過去の経験が必ずしも人格を決定するわけでもないのだ。
経験をいかに解釈するかが自らを決定する、というのがアドラー心理学の考え方。
過去を変えることはできない。しかし、経験に対する意味づけや解釈は更新する
ことができる。これが「人は変われる」とするアドラー心理学の前提となっている。

・青年はひねくれた性格であることや自意識過剰という短所ばかりが目につき、
自分のことを好きになれない。これに対し、哲人は「他者との関係のなかで
傷つかないこと」が「目的」となっているため、対人関係に踏み込まない理由
付けとして、自分の短所ばかりに目を向けていると言うのだ。

・孤独や劣等感を感じるのも他者あってこそのものであり、
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とアドラーは断言した。
そして、対人関係の軸に「競争」がある限り、人は悩みから逃れることは
できないとする。「競争」で考えると、他者が敵のように映り、世界が危険な
場所のように感じられてくるからだ。「競争」から解放されることができれば、
他者が「仲間」だと感じられるようになり、世界の見え方は安心できる居場所
へと変わってくるのだという。≫

――
▼ これを平易の問いかけに転換すると、こうなる。
『そこで、まだ、何やってるの! 群れてないで、人のことばかり
  気にしないで、もう少し自分のことを考えたら!』
『何で本を読まないの? 一歩、外に出ないの? 今を遊ばないの?
 果てしない世界の深さと広さを知ろうとしないの? それも今!』
『何で、愚痴ばかり言っている内向きな老人のマイナスから学ばないの?』
 
せっかく与えられた地球上で、何もしないで、何も知らないで、卑近な
物事に拘り、気付いた時には先がないのが人生。あくまで比較の問題だが。


7570,閑話小題 〜このまま、コロナ禍が治まってくれれば!

2021年11月06日(土)

   * ワクチン効果か、コロナ禍が治まりかけているが…
 この冬越えで6波が来るのは避けられないとしても、最小に治まってくれれば…
良いが、さてどうなるか。何処か弱いところにシワ寄せがいっているのだろうが! 
その犯人探しが始まりそうな空気だが… 有効利用したのが中国としても、誰も、
火ぶたを切った戦争も、難しい。戦争のベースは相討ち。ならば黄色が絶対有利。
世界にはスペイン、英国などバールやコーヒーショップなど溜まり場が存在する。
観光地と、夜の盛り場が一番の被害を受けた。 …その本質は、他者の覗き見。
そして昼間の鬱憤の解消! 特に、岩場の硬い穴場で…不自由な日々を過ごすしか
ない男女のヤッカミの捨てどころ。 コロナ禍で、別に、そこで解消する必要が
ないことに気づくことになった。夜の蝶も、よく見れば蛾でしかない現実に…
煌びやかの羽根も、直視すると、毒々しい粉で覆われた虚飾でしかない。
当分は客の戻りは半分だろう。
 ―
   * 死ぬのもたいへんだ!
 昨日、97歳の従姉が亡くなった知らせが 叔母のような存在で、ひと当たりが
善い人だった。その甥っ子が数年、私の元で働いたことがあった。 葬式は順番で
実兄が出席することになった。両親の死にゆく時節に傍にいたが、人が亡くなる
のもたいへんだ! 現世の御勤めを終えて永遠の彼方に消え去るのだから! 
元はとるだけ取ったとしても、現世の未練は残るもの。76歳になろうとする現在… 
何が幸せだったかといえば、両親に若い頃、自由に好き放題、羽根を幅かせたこと! 
そこには小さな自分の枠が付きまとっていた。自由も実に大変である。

・・・・・・
7176,閑話小題 〜トランプの功罪は
2020年11月06日(金)
   * 功罪半ばのトランポノミクス 
 草の根の保守的な中間・下層白人の怒りを体現するトランプ大統領!
再選有や無しかで、どうも落選のようだ。学生時代の知人のクオータが言うには!
< アメリカそのものは、日本からみるアメリカの実像とは、全く違う。
 白人が、その底流を占めていて、ピラミッド型、超保守的の格差社会の国。
その辺りを日本人は全く解ってない! 黒人やヒスパニックは、社会の隅に
押しこまれ、表通りの店には入れない程! > 
 この話が頭の底に会った為に、オバマ大統領の出現には驚かされた!
その反動で、白人第一主義のトランプ大統領が誕生した。それだけ人種差別は
根強く残っている。 そこに、アラブからイスラム教徒の移民である。
そこに火をつけて、当選したトランプ人気は生半可でないはず。
 トランプの功罪の「功」は
< 経済の立て直し、米国第一主義をリアルに実行したこと、そしてポチ・
 日本犬を、徹底的に調教したこと。 
「罪」といえば
< あまりにも明け透けに、格差社会を容認したこと。更に民主主義の建前を
 無視して対立を煽ってアメリカ社会を分断したこと! > 
それらを総称して「トランポノミクス」と言うが…

 この一年は、コロナ騒ぎの上に、「分断したアメリカの対立」が加わる
ことになった。中国、ロシア、イランにとってはアメリカの自滅を冷笑して
視ることが可能になった。あらゆる面で、このまま、トランプが継続した政権
運営が良かった? と思いざるをえない。何れにしても、日本にとっても厳しい
事態でもある。

・・・・・・
6810、読書日記 〜具体と抽象 −3
2019年11月06日(水)         
             <『具体と抽象』 ―細谷功・著>
  * 抽象度の高いものほど自由度が大きく汎用性が高く、応用可能
 抽象度を高めるプロセスが考えることになる。米を、餅に加工するように、
具体という飯(めし)を、こね回し、練上げて抽象にする。 食べ手も、
餅を噛みしめる過程で、飯の味わいを噛みしめる。連日、文章化していると、
『具体』『抽象』を按配よく混ぜた炊込み御飯をつくってるような感覚になる。
野生動物を撮るカメラマンが被写体を撮影するシャッター・チャンスを待つ、
膨大な時間で無の境地の中、自然に湧いてくる言葉を練り上げる。その言葉が
被写体と、言葉が一体となって、見る側に、その真の姿を伝えることになる。
写真が具体であり、言葉が抽象になる。それが合致して見る者に、伝わる。
 
 〜ネットに <応用可能><単純化・方向性の統一><視野を広げる>
の切口で概略した投稿が秀逸である。

≪ 具体性ばかりが重視される「わかりやすさの時代」である現代において、
 本書は抽象化思考の重要性を再認識させることを目的としている。
 ここで挙げられている抽象化思考の利点は以下の通りである。
  <要約する(共通点を見つける)>
・複数の事象に共通する特徴・法則を抽出し、表現出来る。
  (「1を聞いて10を知る」)
・ある事象と事象の間に存在する目には見えない構造・関係性を抽出出来る
 ようになる。
・上述のような横方向の見え方が出来るだけでなく、縦方向(階層の上のルール
 や属性が、下の階層にも同じように適用できる)にも見ることが出来る。
→膨大な情報を目の前にしても、複数の階層からなる抽象のレベルで理解する
 ことで、それらの要点だけを効率的につかみ、必要に応じて必要な領域に
 ついてだけ、深堀りすることが出来る。
  〜〜
  ◉ <応用可能>
・抽象化によって抽出された法則は、他の場所でも活用することが出来る。
・創造的に新しいアイディアを生み出す。
 (アナロジー(類推):「抽象レベルのまね」)
→抽象度の高いものほど自由度が大きくて汎用性が高く、応用可能となる。
  〜〜
  ◉ <単純化・方向性の統一>
・抽象の世界とは、膨大な数の事象をどこまで「単純化」出来るかの世界。
 (量より質を重視)
・抽象化した概念は、複数の具体レベルの事象に「統一感や方向性」を与える
 ベクトルの役割を担う。
→膨大な情報や複数の事象を一つの大きなまとまりとしてシンプルに捉えられる
 ようになり、「個別の無機質な行動(具体)」も、意義とつながりをもった
 生きた行動になる。
  〜〜
  ◉ <視野を広げる>
・物理世界での事象を抽象化によって精神世界に持ち込み、思考の幅を広げる
ことで様々な解釈が出来るようになる。また、抽象レベルで捉えることで
広い視野で考えられるようになる(二項対立)
→「AかBかどちらかしかない(二者択一)」ではなく、様々な角度から物事を
眺められるようになることで、かみ合わない議論から脱却することが出来る。
以上、私自身も具体の世界ばかりを見て「わかりやすさ重視」で生きてきた1人
であったが、本書を通して抽象レベルでの思考の重要性を学ぶこととなった。
抽象度の高い思考が出来るようになる為にも、著者が述べているように、
まだ経験したことのない世界の疑似体験(読書や映画鑑賞など)にもより
積極的になり、常に広い視野で世の中の具体を眺められるようになりたい。
具体と抽象をセットで考え、抽象の世界と具体の世界の往復運動という
思考が出来るように努めていきたいと思う。    ≫
 
 ――
▼ 抽象度が高いのが川の『上流』、具体度高いのは『下流』に例えることが
 出来る。これは質の上下ではない。これは按配よく混ぜることで、全体の
質度が高まる。4コマ漫画を哲学書に混ぜたり、哲学を分厚い大型本にしたり、
するのは、この典型。この著書が、その典型。3分の一が、まったりした漫画
が、組込まれている。平々凡々の日常の中で、一つのテーマを決めて書き続け
18年と半年になる。テーマ日記が、その日の抽象で、その他が日常のフロー。
その他のフローに、様々な日常と、その味わいがある。同月同日の18年分の
過去の文章と対峙するのも、味わいがある。間違いなく、自分であるが、既に
消えてしまった?過去の… 妄想のような自分。

・・・・・・
2018/10/22
閑話小題 〜アメリカ上院、下院総選挙 〜2 
   * 露骨な中間選挙用映画
 先週末のシネマは、『デス・ウィッシュ』。年金後の土曜日で、同年代の
人たちで40人はいただろうか。 〜内容といえば…
《 警察すら手に負えない無法地帯となったシカゴで救急患者を診る外科医
 カージー。ある日、彼の家族が何者かに襲われ、妻は死に、娘はこん睡状態
になってしまう。警察の捜査は一向に進まず、怒りが頂点に達し、復讐の鬼と
なった医師は自ら銃を取り、犯人抹殺のために街へと繰り出す。》
「デス・ウィッシュ」とは<死を祈る、死の願い> 御前ら悪党よ、俺様
の手で死んでくれという意味。チャールズ・ブロンソン主演「狼よさらば」の
リメイク。白人の外科医が、ラテン系や、黒人のギャングを容赦なく殺して
いく姿は痛快だが、有色人種を虫けら扱い。助ける医師の立場から、ギャング
狩りの殺人に… 最後は、殺したギャングに罪を擦り付け目出度しめでたし。
現在のアメリカ(白人)第一主義を地でいった筋立て。世論は、痛快にギャング
を殺戮する処刑人に好意的。 … これって、中間選挙目当て?
 
 朝鮮半島情勢、今のところ安定しているが、ここだけは何が起きるか? 
これもアメリカの中間選挙次第。中間という意味は大統領選挙を挟んだ中間
という意味。4年に一度の本格的な議会総選挙。トランプといえば、その正体が
露呈しスキャンダルが連発。側近は、次から次へと辞任。国家自体の自己否定
とさえ思える大統領。 専門家の見立ても、世論も共和党に悲観的。 
< 予測専門サイトの一つが3つのモデルで選挙結果を予想、下院における
 多数党交代の確率は、9月下旬時点で70%台後半から80%。また、バージニア
大学政治センターが紹介する4人の専門家の予測モデルは、下院における民主党の
議席増を27〜44議席とはじき出す。多数党交代に必要なのは23議席の変動であり、
モデルどおりなら、共和党は「青い波」に屈する。共和党とすれば、想定以上の
苦戦だろう。「強い経済」と「トランプ大統領の熱狂的な支持者」という2つの
強靭な防波堤が、多数党の座を守ってくれるはずだった。だが今回の選挙では
これらの防波堤は十分に機能してないどころか、共和党の弱さとなっている
気配すら感じられる。> 
 しかし、そこはトランプ。起死回生の奇策を狙う可能性も。
ロシアのプーチン。トランプを大統領にした策略だけでも、その任を果たした。
・・・・・・
2018/10/21
閑話小題 〜アメリカ上院、下院総選挙 〜1
   * アメリカ中間選挙
 アメリカ議会選挙、アメリカのみならず、世界にとっても重要な選挙。
ソ連時代のKJB上りのプーチン大統領の息のかかった泡沫候補が、その力を
借りて大統領になってしまい、泡沫ゆえの政治的素人が、アメリカ第一主義と
称して白人第一主義を打ち出し、露骨な貿易保護主義を世界に押付け始めた。
これがアメリカ白人の本音。 しかし移民の国アメリカの建国精神とはチト
違う。 本音は建て前を自己否定するもの。 それを表に押出すと、建前の
世界の警察が、実は強盗に他ならぬ本性を丸出しになる。この二年、トランプ
の政治手法を目の当りにしたアメリカ国民が、どう判断を下すのか、非常に
興味のある選挙になる。 いくら何でも〈トランプがそこそこ善戦〉は無い
と思うが… そこで、ネット検索で、改めて議会選挙の状況を検索してみると…
―
≪ アメリカの中間選挙は4年ごとの大統領選挙の中間の年に実施されます。
 ことしの中間選挙は11月6日に行われ、
・100ある上院の議席のうち35の議席、
・435議席ある下院のすべての議席、
・そして50の州のうち30の州で知事選が行われます。

☆ 中間選挙は、大統領の任期のちょうど中間に行われることから、大統領選挙
 からの2年間の実績や、大統領を支える与党の評価を問う「国民からの審判」
とも言える選挙です。中間選挙が終わると、次の大統領選挙の候補者選びに向けた
駆け引きが表面化することが多く、11月の中間選挙は2年後の2020年の大統領選挙
に向けた前哨戦とも位置づけられています。
☆ 議会上院は100議席のうち、現在、与党・共和党が51議席、野党・民主党は
 同じ会派に所属する無所属の議員2人を含めると49議席で、与党と野党の差は
2議席となっています。 今回の中間選挙では、このうちの35議席が改選され、
非改選の議席と合わせて過半数を確保した党が多数派となります。
☆ 一方、435議席すべてが改選される議会下院は、現在、共和党が236議席、
 民主党が193議席、空席が6議席。過半数は218議席のため、野党・民主党が
多数派となるためには、25議席以上の議席の上積みが必要となる。

中間選挙は歴史的に、政権与党に厳しい審判が下ることが多く、過去30年間に
行われた中間選挙の結果を平均すると、政権与党は上院で4議席、下院では
およそ22議席を失っています。

こうした中、共和党が上下両院のどちらかでも過半数を維持できなければ、
トランプ大統領は難しい政権運営を迫られます。そのうえ議会で、いわゆる
「ロシア疑惑」などをめぐってトランプ大統領の弾劾を目指す動きが勢いづく
ことも予想され、2年後の大統領選挙にも大きく影響することになります。

逆に、共和党が上下両院で過半数の議席を維持すれば、トランプ大統領は
「信任を得られた」として政権運営に大きな弾みがつくうえ、共和党内からの
支持もより取付けやすくなるため、安定した政権のかじ取りで、次の大統領
選挙での再選も視野に入ってきます。中間選挙の結果、与党・共和党が引き続き
上下両院の過半数を維持できるのか、それとも野党・民主党が両院のどちらかで
多数派を奪還し、政権与党と議会の多数派が「ねじれ」の状態となるのか。
トランプ大統領は、任期の折り返し地点でアメリカ国民からどのような審判を
受けるのかが焦点となります。

しかしトランプ大統領の人気は根強く、共和党支持者の間のトランプ大統領の
支持率はこの1か月の世論調査でも8割を超えています。この人気にあやかって、
不法移民対策や貿易問題でトランプ大統領と同じ主張をする「ミニトランプ」
ともいえる候補者も増えています。こうした状況に伝統的な保守派の間では、
共和党の「トランプ化」が進み、長年の伝統が失われるという懸念の声も
上がっています。 ≫
―
▼ 数日前にみた映画は、ブルース・ウィリアム『デス・ウィッシュ』。
 これが明らかに白人第一主義者のトランプを擁護するような露骨な内容。
流れからして、共和党の惨敗になるのだろうが… 黒人大統領の後に、
クリントンの女大統領選出を拒否したのは分からないでもないが…これでは? 
頭も尻尾も、その上にハラワタ(白人下層)も腐ってしまったアメリカ。
ロシアも、中国も、北朝鮮も、共和党惨敗を先読みしていたとしたら…
アメリカ保守層からしたら、頼りなさそうなクリントンより、少々、頭が軽く
とも、頼りに有りそなトランプの選択も… でも惨敗だろう!

・・・・・・
5349,浅田次郎の人生相談 ーうつ病で、死ぬことばかり考えています
2015年11月06日(金)
          ー『世の中、それほど平等でない』浅田次郎著
 このところ、中島義道、西原理恵子、島地勝彦、上野千鶴子など、
各分野の人たちの人生相談を取り上げているが、それぞれの個性が面白い。
今度は図書館で、浅田次郎の‘最初で最後の人生相談’のタイトルに惹かれ
借りてきた。雑誌『プレーボーイ』の今東光などの人生相談の一連の作家の後
を引き継いだ相談、肩を並べるには?〜ランダムに目に付いたところから〜
  ● 質問: うつ病で、死ぬことばかり考えています
≪「先日、ヘルニアになり入院して、その後、自宅に戻って安静に過ごし、
心身の状態が回復してから今の職に復る予定でした。しかし、その間に、
好きだった草野球や水泳ができなくなり、鬱屈したものがたまっていくなかで
妻とも些細なことでもめるようなってしまいました。精神不安定になり、
病院で『うつ病』の診断を下される事態はさらに悪くなり、最近では死とか
自殺とか、『どうしたら周囲に迷惑をかけずに死ねるか、などということ
ばかり考えています。現在は自宅療養中なので、経済的にも厳しくなってます。
今の職に復帰することは可能ですが、どうしてもそのような気持ちが起こり
ません。しかし一方で、こうして自宅で療養できるのも今の仕事で稼いだ
貯えがあるからなので、普通に考えれば辞めないで復帰したほうがいいと
いうこともわかっています≫
  ● 回答: まずは妻と仲良く! 
次郎: ひとつ思うのは、あなた、病気のせいにしてないか? もともと今の
 仕事に対して嫌なことがあって、病気がきっかけでそういうネガティブな
 気持ちが表層に出てきてしまった。それをすべでヘルニアのせいにして
 しまっている。それは‘ジョーカー’なんだよ。
「健康上の都合で」という力ードは、やたらめったら切るべきじゃないんだ。
 うつ病だって働かない理由にはならない。
太郎: お言葉ですが先生、うつ病というのは正しい治療の必要な、
 れっきとした病気ですよね。
次郎: もちろんそうだ。そうなんだけど、薬を飲めばそれで治るという 
 それがなければどんな良薬を使っても根本的な解決には導けない。
 そんなあなたに、特効薬になるであろう助言をひとつ。何よりもまず、
 奥さんと上手く、やりなさい。夫婦仲が上手くいってないなら、それが一番
 ダメージになる。だって会社に行って、どんなに嫌なヤツと顔を合わせて
 仕事をしなければならないとしてもせいぜい8時間、9時間くらいだろう?
 ところが残りの15、16時間というのはほとんど女房が隣にいるわけだ。
 週末の休みを入れればもっとだよ。ある人とふたりきりの時間が一日の
 三分の二あるのに、その人と上手くいっていないというのは、これは精神的
 にこたえるよ。会社でどんなに嫌なことがあっても「お帰りなさい」と
 言って飯の支度をしてくれて、愚痴も聞いてくれる女房がそこにいるから
 こそ、明日またがんばって働こうって気になるのよ。それなの女房と
 上手くいってなかったら24時間嫌なことだらけじゃないか。まずは女房と
 セックスをし、どうせ仕事を休んでいるんだったら割り切って旅行でもし、
 夫婦関係を取り戻しなさい。ヘルニアを治すよりよほど効果があるよ。
 自分に近い人から大切にしていくというのが、良い人生を歩むための鉄則。
 男ならまずは女房、子供。ぞれができたらひとつ先、親や兄弟を大切に
 するんだ。≫
▼ 各分野の先生?の、人生相談の相談を読んで、まず私なら、どう答えるか、
 一度、自問自答するのが面白く読むコツ。一歩間違えれば、離婚、家族離散、
など、最悪な事態が口をあけて待っている。 私なら、
<徹底して、その最悪の事態を徹底的に想定する。そのうちに、凍り付き、
その解凍と同じに、会社にいくとか、ステップを踏み出す。隠れた野性は、
その究極の中から顔を出す。> 『出てこない?』なら、保険を充分かけ?
サッサと死んでしまうがよい。それも出来ない? まずは、死に場所を探し、
彷徨ってみれば?いざ死ぬとなると、ゾッとする。しなかったら、そのまま
逝けば!死ぬ覚悟のない奴に、生きる覚悟があろうはずはない!>
 その前に図書館か、大型書店を彷徨ってみなさいよ!
苦しさに合わせ、妖精が、その本の場所に導いてくれるはず。


7569,読書日記 〜孤独な群衆  ―��

2021年11月05日(金)

 まず家庭内規範に従い、次は自分自身、そして属する社会規範に向っていく。
この3つが、混在して成長していくため、家庭内の規範が重要な位置を示す。
分類前の義務教育までは、混在した生徒が主となるため様々な問題が表立つ。
そこには家庭内の問題が、カタチをかえて表立ってくる。それぞれの段階で、
規範を刷り込まれないと、摩擦が生じて『虐め』問題が発生する。そのトラウマ
を背負って一生を過ごすケースが多い。
『家について付いていっていいですか?』の身に上噺に学生時代の虐めを引き
づっている人を多い。特に、両親の死が根こそぎ、家庭破壊をもたらしている。
新しい連れ合いとの不仲が、性格の捻じれ現象を生じるケースが見かけられる。
そういうのがツルンデ不良仲間になるため、救いようがない。両親も、それぞれ
違う家庭環境の為、摩擦が起きて当然。その辺りを互い妥協しないと、修羅場が
子供心を傷つけて…

≪ 3. 他人指向型
 戦後のアメリカの社会に新たに現われてきた人々の社会的性格のことです。
この時代の人々は、外部の他者たちの期待と好みに敏感です。この時期は初期的
人口減退で、死亡率の減少のあとをおいかけて、出生率も低下し、中年・老年者
が人口が増加しています。
 人々の基準は内部指向型とは違って、自己内のジャイロスコープではなく、
レーダーによって誰か、または何かに向かっていきます。つまり、個人の
方向づけを決定するのが同時代人という他者ということになります。
その背後にはラジオやテレビなどのマス・コミュニケーションの発達や、
裕福さによってもたらされた消費社会の始まりが挙げられます。
 4. まとめ
以上の3つの型を簡単に整理すると、以下のように整理することができます。
・伝統指向型→伝統に従う
・内部指向型→学校に従う
・他人指向型→周りに従う
 人々の性格や個々それぞれ違いますが、その一方では社会環境の影響を大きく
受けていることがわかりました。逆にいうと、社会環境を学ぶことによって、
自分がどのような指向にあるのかのヒントを得れるということです。 ≫
 ――
▼ 内幕情報屋たる言葉が、当時、新鮮に思えたのを憶えている。
 アメリカの産業の中心が、生産からサービス業に移りつつあった終戦後の
特徴そのものが、周りの情勢に従う、他人指向型に替わろうという時節。
マーケッティングの時代である。

・・・・・・
7175,閑話小題 〜劇場型のアメリカ大統領選挙
2020年11月05日(木)
    * 下手なドラマより面白い!
 昨日は、腰痛の中でジムへ出かけようと仕度をしたが、大統領選の番組の
面白さもあって、座り込んでしまった。 バイデン候補が一方的に勝つものと
思っていたのが、何とトランプが善戦!に驚いた。そこまで、支離滅裂で世界
を驚かし、掻き回した張本人が、支持者には大受けだった? 建前より白人
第一主義の本音の何処が悪いのか? が選挙戦の中から浮び上っていた。
 アメリカはマジョリティからマイノリティなどの坩堝国家。そこに白人第一
主義の本音が選挙で現れ出てきた。 …<何が今さら… 本音は本音!>
昨夜の就寝までは、てっきり、トランプ勝利と思いきや、予測では9割近くが
バイデンの勝利を予測!トランプが敗北ならば、間違いなくオハコ?の中。
勝利なら、世界は更に混沌になり、「ハリウッド映画」並みの材料が山積み。
アメリカ時代の終わりを象徴する物語が、コミック的に展開している。
ハリウッド映画なら、強引にトランプが大統領に再選、その後… 副大統領が、
そのまま?! 〜その辺りがネットで理路整然と表現してあった>
 
【 ● 赤い蜃気楼か 青い蜃気楼か
 「レッドミラージュ(赤い蜃気楼)」
 いよいよ11月3日に迫った米大統領選挙を前に、こんな言葉が米国のマスコミ
で使われるようになった。もちろん光の屈折で存在しない景色が空中や地平線
近くで見える現象ではない。
 ペンシルバニア、ウィスコンシン、ミシガンなどの激戦州で開票が始まると
赤色がシンボルカラーの共和党のトランプがまず優勢となるが、郵便投票
の集計が進むにつれてそのリードは蜃気楼のように消えてシンボルカラーが
青色の民主党バイデン候補が勝利するというシナリオである。

 それとは逆に、投票日前から郵便票や期日前投票の集計が行なわれている州
ではバイデンが序盤先行する「ブルーミラージュ」現象も起きることになる。

 問題は赤青どちらの蜃気楼が最後まで消えずに残るのかだが、その主戦場は
大統領選で常に最も注目されるフロリダだ。 全米支持率で劣勢のトランプに
とって絶対に勝たなければならない州である。だからトランプは昨年秋に税金
逃れも兼ねて住民登録をニューヨークからフロリダ州に移している。

 フロリダは所得税、相続税ゼロ。金融犯罪捜査も手ぬるい租税回避地。
同州最大の都市マイアミのすぐ北側にはトランプの名前を冠したホテルや
マンションがずらりと建ち並び、日米首脳会談の開催地で日本でも有名になった
トランプご自慢の別荘「マール・アラーゴ」もフロリダ州パームビーチにある。
 ● フロリダ州司法長官に トランプが多額の寄付
 早い時期からトランプはフロリダ州に目をつけ、人脈開拓にも熱心だった。
例えば、トランプが創設した不動産スクール「トランプ大学」の詐欺問題を巡り、
フロリダ州司法長官パム・ボンディに多額の寄付をしていたことが明らかに。
さらには大統領になって自らに対する弾劾裁判の可能性が浮上すると、すぐさま
同氏を特別顧問に雇い入れた。このあたりがトランプのずる賢いところだ。

フロリダは選挙開票の不手際でも知られている州だ。2000年のブッシュ対ゴア
米大統領選では、再集計を巡って泥沼の法廷闘争の末ようやく連邦最高裁判断で
ブッシュの勝利が確定した。これも再選を狙うトランプには好都合だ。

 民主党支持者が圧倒的に多いといわれる郵便投票を「選挙詐欺だ」と言って
有権者に疑問を抱かせ、2000年の法廷闘争の再現を狙っているのだろう。現在は
9人の最高裁判事のうち6人がトランプに有利な保守派である。

 開票半ばで一方的に勝利宣言をして郵便投票の開票を打ち切るという暴挙に
出る可能性もある。マフィアとの繋がりもささやかれる弁護士を使って訴訟を
連発して相手に圧力をかけるのは不動産業時代からのトランプの得意技だから。】
 ―
▼ 決着に時間を要するだけ、アメリカの分断が大きくなる最悪に近い状況。
 直接選挙制度のマイナスが、寄集め国家の弱点(いや、長所でもある)有り体が、
ここで露出してしまった! ある意味で、アメリカは強い国である。

・・・・・・
6809、読書日記 〜具体と抽象 −2
2019年11月05日(火)
           <『具体と抽象』 ―細谷功・著>
   * 抽象化能力は、世界が変わってくる
 学校教育は、具体と抽象の行き来をベースに出来ている。また私たちの
言語活動も然り。しかし、これを正面だって取り扱うことはほぼ無い。
これを書き続けていると、その濃度が高くなりがちで、第三者との違和感が
否めなくなってしまう。特に、初対面の人との会話が嚙みあわなくなる。
抽象の世界は具体の世界と違って、見えている人しか理解できない。
「相互理解は、ほぼ不可能である。」 抽象能力が、ある程度ないと、理解が
不愉快になるだけでなく、反発して、リピーターになる前に、暗い、哲学的と
決めつけ、二度と戻ることはないのだろう。具体的=善。抽象化=悪という
とんでもない誤解が固定観念として我々に沁みついている。
大学の「大」は、抽象能力を「大」にするため、社会というフィールドに
飛び出す前の「執行猶予期間」をいう。抽象化能力は、人間が思考するための
基本であり、役立つち、万物霊長の言われる由縁であるのに、あまりに軽く、
扱われている。 ことある度に、避難してきた「世間」には、具体的レベルの
言語能力しか必要としない世界に安住し、理解不可能な抽象的言語を受入れない
下の衆の人たちをいう。 
  ――
  〜ネットで、この要約を検索すると…
≪  ◉ どっちの道を歩いていくか   2018年12月7日
「抽象」という言葉が、悪いイメージで捉えられがちな風潮がある
「一般」に「分かりやすい」のが正義で「分かりにくい」のが悪とされる
「具体」は分かりやすく、「抽象」は分かりにくい。

・・・・・・
6445,閑話小題 〜11月3日の連休は、
2018年11月05日(月)
   * この連日は各種格闘技の全日本選手権の日
・11月3日は、格闘技などスポーツTV観戦が大好きな私にとって、年末年始を
 除くと、年で1番、楽しめる連日。 
・午前は、何時ものとおりの日課を熟し、
・午後からは寝室で… 「全日本学生相撲選手権」「全日本柔道体重別選手権」
「全日本剣道選手権」「全日本極真空手」と…一部録画に録り、イギリスの
 刑事ドラマを同時に見ながら、合間に、この文章を書き込を… 
・17時過ぎに寝室から居間に移動し、晩酌になる。1時間半もしないうちに、
 TV前のベッドに戻り、録画していた番組を見ながら一時間で寝入ってしまう。
何れの格闘技、一発勝負の晴れ舞台の気迫が直に伝わため、観戦でも疲れる
わけである。でも、どれもこれも魅入ってしまう。
 この中で、来年のプロ入りが係る「全日本相撲選手権」が特に面白い。
二年生にレスリング上がりの、モンゴル人に有望なのがいるが、途中で敗退。
去年、相撲を始めて半年で準決勝まで残った、将来は横綱になれる逸材だが
卒業まで、2年あるため、来春入門の逸材は皆無? 後は、高校生、実業団を
含めた「全日本相撲選手権があるが… 

―
・思いの外面白いのが剣道。毎年、楽しみにしているが、張りつめた中での
一瞬の隙をつく、竹刀と身体さばきが良い。 この数年は、内村、西村選手を
中心に競っていて、今年の決勝も2人が勝ち残こり、西村が優勝。内村から
西村の時代を印象付けた内容。

― 
2日間、快晴のため、早朝のミニ・チャリ(ポタリング)が出来たのが幸い。
TVで、スポーツ、映画、ドラマの観戦も、息を抜かないと、ストレスになる。
その点、10年近く続けてきた信濃川土手への自転車散歩は、毒抜きに効果的。
「ストレス蓄積ほど悪いものはない」という持論で、この数十年、生活をして
きた。それでも、単調な生活パターンの中で、73年分の記憶のフラッシュが
湧き出てくる。良いことも悪いことも。だいたい、悪いことが多いが、可能
な限り後味が悪くなる選択をしないよう心掛けてきた。それで、これ。
なるほど、良いこと3に、悪いこと1の割合が心が平安の幸せ状態。無理する
こともないが、心がければ、何とか維持可能。
・・・・・・
4983,暴走する世間 −1
2014年11月05日(水)
    〜暴走する「世間」―世間のオキテを解析する〜佐藤直樹 (著)
  ーまずは、アマゾンの解説から
< 日本社会の見えないオキテ、それが「世間」である。事件が起きマスコミ
 で報道されるたびに「犯人」にたいして極端なバッシングが起きるのも、
「空気を読め!」という無言のプレッシャーが生じるのも、携帯を使ったいじめ
が起きるのも、「世間」という同調圧力のなせるわざ。「お世話さまです」
「おかげさまで」といった物言いにさりげなく顔をのぞかせ、いじめ・うつ病
・自殺の引き金にもなる「世間」。バブル崩壊以降とみに暴走しはじめた
「世間」の危ない構造にメスを入れる長編評論> ~~
~~森林(現役)の生活からサバンナ(御隠居)へ、住居を移動したことで、
見えていた世界が様変わりをした。社会から、世間への移動?それとも、逆? 
いずれにしても、ますます、独善になっていく自分がいる。 世間的強制力に
アタフタするのは、やはり個人が確立してないため。
 実は社会も、世間も共同幻想でしかない。そう思えば楽だが、それが比較的
楽に出来るのが御隠居の身分。 ーその辺りからー
≪ 社会も個人もいない「世間」のなかで、「世間」的強制力をともなって、
 個人に責任を押しつける「自己責任」や「心理主義」が強調された場合、
「世間」はますます住みにくくなる。しかし「世間」は、日本人であれば、
生まれたときから取り囲まれ、あるものと親から教えられ、そのなかで生きて
きたから、それを意識的に取りだすのがとてつもなくむずかしい。 
これに加えて、「世間」は具体的なものではなく、ある種の共同幻想、つまり
人々のアタマに宿る観念である。人によって「世間」は広かったり、狭かったり
するが、それは「世間」とは関係そのもののことであって、本質的には人間の
アタマに宿る共同幻想だだから。共同幻想とは、複数の人間に宿す観念である。
厳密にいえば二人の間だけでは、共同幻想とはいえない。たとえば恋愛関係
などのように、二人の対になる関係においては、世間は存在しない。
この二人の関係を、思想家の吉本隆明さんにならって「対幻想」とよんで
おくことにする。
 「世間」は三人称的な関係で、三人以上の人間が共同して生みだす幻想。
なぜかといえば、「世間のオキテ」といったようなルールや規範が存在する
ためには三人以上の人間を必要とするからだ。「世間」は幻想であるから、
ないと思えば、ない。「世間のオキテ」も、ないと思えば、ない。げんに外国
で生まれ、日本に住んでまだ間がない外国人には、「世間」も「世間のオキテ」
も間違いなく、ない。だから原則として外国人は、「世間」には入っていない。
かなり長く日本に住んでいる外国人でも、日本の「世間」のなかに入ることが
できるのは、まれである。外国人が「日本人はとっても親切だ」というのは、
かれらがはじめから「世間」に入っておらず、そもそも「世間」の外にいる
「お客さん」であるから、親切にされるにすぎないのだ。 問題なのは、
「世間」が具体的なものではなく、共同幻想であるがゆえに、それを否定
するのが相当にむずかしいということである。具体的なものなら、捨てるか、
近づかないようにすればいいが、共同幻想は観念そのもののことだから、
そうはゆかない。簡単に捨てることができないし、そのなかで生活している
以上、近づかないでいるわけにもゆかない。だからこそ、「世間」の存在は
なかなか意識化できないのだ。しかし、これを意識化する方法がある。
それが、「世間学的エポケー」である。・・・≫
▼「あの老人、一度も恋をしたことが無いんだって!現実に溺れすぎて」
 という強烈な言葉がある。共同幻想の前の「対幻想」の幻想である。
その共同幻想も、何も考えもせず、ただ、成り行きで染められた幻想で
しかない。Uターンで地元に帰った時に感じたのが、城下町という特殊の世界。
専門が社会学だったことと、10年間の外界経験から、これが特殊ということ
が分かっていた。で、アウトサイダーに徹し、そして、事業場を新潟にした。
これが「世間学的エポケー」これも事業設計、人生設計の一つ。
予め世間を特殊世界と割切って捨てれば、これほど楽なことはない。一般的
には御隠居になって気づくが、気づかないままが殆ど!あのゾンビの群れ。

〜〜〜
2073, 金は人を幸せにするか?
2006年12月06日(水)
           才八∋ウ_〆(∀`●)
 お金に関しては、何度か書いてきたが・・
先日の書評「金は人を幸せにするか?」は題材として面白い。
 毎日新聞の『「豊かさ」の誕生…』=W・バーンスタイン著の書評で、
その内容が紹介されていたが、なかなかよい。建前でいえば、
「お金で幸せが買えるかって?冗談じゃない。幸せは心の問題だろう。
それが金で買えれば、世の中の金持ち全部幸せのはず。
 質問そのものがナンセンス」が正論である。
しかし本音のところ、 「金は何でも買うこともできる自由の塊、何で
そんな建前をいうのか? そんなことを言えるのは充分ある人のこと。」
と、陰の声がささやく。
「貧乏の極みで家庭は崩壊、借金で高利貸しに追われ、最後は不幸のどん底、
投身自殺を図ったが死に切れず・・・」
 これなど不幸のカタチで何処にもあるパターンである。
倒産や失業では金欠が当面の切実の問題になる。
人間の品性は「金欠と女性問題」で露わになる事例を山ほどみてきたので、
間違いなく「金のないのは、人を不幸にする」ということだけは断言できる。
幸せになるのもいるが、それは珍しいから小説の種になる。
 私の持論は、「金で8割の幸せは買えるが、あとの2割は金で買えない。
その2割こそ一番大切なことである。しかし8割は買える。
幸せとは、したいことがあり、それをやり遂げた心のさまである。
それは金では確かに買えない部分もあるが、しかし金=自由であるから、
やり遂げる手段としては、最有効になる。」である。 理屈として、
「買えるものは買えるし、買えないものは買えない。買えるものは金があれば
こそ買える。金が無ければ‘買えない’範囲が広くなる。そのぶん自由度が
狭くなる。自由は人間にとって非常に大きい幸福の要素である。
自由度を大きくするには、より多く金が有ればよい。生存レベルで必死の人
にとって、{生活手段としての資金の確保から解放されることが幸せである}
のは当然のことであり、お金は資金確保からの解放を意味する。
生存レベルの資金確保の束縛から解放された人は逆に、 幸福感が
「生活資金確保の段階」からアップスケールしているのだから、身近な世界の
人との比較や、違うレベルの欲望の達成の幸福感でなくては、幸せなれなくなる。
 金が無くなって「お金だけが人生ではないお金は決して人を幸せにはしない」
と、言うに丁度よい言葉の羅列にはなるが。

・・・・・・
5713,つれづれに哲学 〜レヴィナスの、「他者の顔」
2016年11月05日(土)
  * レヴィナスの「他者の顔」
 仏壇の横に、30年前の実家の法事の集合写真を置いてあり、度々みている。
40数人の参列の7割方が故人である。30年来の時々に、写真を見る習慣が、
私の生き方に大きな影響を与えていた。そこから、生き残っている親戚縁者も、
「散る桜」でしかないと、故人達が呼びかけてくるような。 
生きている不思議と意義の実感。亡き縁者の顔の背後に無限の存在を直観が、
死の不安を解消してくれる。遠くない日に私も阿弥陀の世界?に入っていく。
生れてきたからには死ななければならないのが世のならい。自分の内に取込め
ない「他者」の「顔」が、自分の周りを囲んだ壁の外に、自らを誘う。
 レヴィナスは、こう宣う〜
≪ 自分の解釈の中にすべてを取り込んで、自分中心の世界を創っても
「イリヤ」の恐怖から逃れることが出来ない。彼にとってイリヤから抜け出す
カギは「他者」の「顔」。もし、他者の顔が、「汝、殺すなかれ』と訴えたら、
人間は理性からでなく、無条件で他者に倫理的な責任を負わざるをえなくなる。
人は自律などできないのである。他者とは自分の世界に取り込めない、その外側
にいる無限の存在です。その「顔」に責任を持つことで、わたしはイリヤの恐怖
が渦巻く私の世界から抜け出し、永遠に向かう。≫
▼ ここでいう「顔」とは、
<実体的な顔のことでなく、他者の他者性を 意味する概念>として捉えられる。
 お互いの顔は、他者を通した「無限」の広がりの入り口になる。キリスト、仏、
を通した教えを例えると理解しやすい。自分の世界に固執すると、私はイリヤ
から抜け出すことができない。その行き詰まった結果、自己崩壊に至る。
その挫折が、己の殻を打破る。留まると、そこに「世間様の壁」が、強硬に立ち
塞がってくる。で、ゾンビに! 他者の顔を見ることで、その背後にある永遠の
直観こそ、「イリヤ」の恐怖を和らげてくれる。生まれ生れ、死に死にていく!


7568,読書日記 〜孤独な群衆  1964 ―��

2021年11月04日(木)

読書日記 〜孤独な群衆  1964 ―��
  
         by デイヴィッド・リースマン(著), 加藤秀俊(翻訳)
                       更新日:2019-09-02
「孤独な群衆」とは、1950年にアメリカの社会学者・リースマンによって
発表された著作で、社会性格論という分野を打ち立てた著作として有名。
ゼミで、参考書籍として紹介されて読んだが、50年後の現在でも、新鮮に
響いてくる。 社会だけでなく、両親から独立していく個々人の成長
過程の人にもいえること。

  …「孤独な群衆」で書かれている内容を簡単にまとめると…
≪ 人々の性格や指向は、個々のそれぞれの性格に由来していると考えられて
いるが、実は社会環境によって由来するものだと主張しています。その社会環境
によって由来する性格は、社会的性格と呼ばれ、社会情勢に応じて変化するもの
であり、伝統指向型→内部指向型→他人指向型へと変化すると論じました。
 目次
1. 伝統指向型
2・ 内部指向型
3. 他人指向型
4. まとめ
 ―
1. 伝統指向型
 中世ヨーロッパや、ヒンドゥ、ホピ・インディアンなどの社会を生きる人々
の社会的性格を指します。高度成長潜在的な社会で、人口があまり増加しても
その率は極めて低く、世代交代のスピードは著しく早いです。
日常生活の中では、エチケットや儀礼、日常的慣習、宗教などが重視されます。
農業、狩猟などの第1次産業にほとんどの人は従事している社会で、家族や血縁
集団への依存度が高いです。それ以降の時代に比べて価値体系が固定している
時代のことを指し、その社会を生きる成員たちは歌や物語などの口頭伝承に
よって伝統に従いながら生きるのが特徴。
2. 内部指向型
 ルッサンスと宗教改革と共に現れた社会的性格です。この社会では過渡的人口
成長期で食料の増加、新しい保険設備、医学の進歩などにより人口爆発が起こり、
人口は急速に増加します。
生活の中で人々の選択は広がり、伝統に頼らずとも生きていけるようになります。
その背後には親の教育や学校の誕生によって、何が正しいかを刷り込まれます。
例えるなら、人々は内面にジャイロスコープ(羅針盤)を持ち、自分の判断に
よって行動します。仕事には熱心で、生きる上で最も重視されます。
3. 他人指向型
                     〜 つづく   ≫
 ―
▼ 此処に登場するのが、都会故に、閉じてしまった他者の事情の覗き見願望…
 大都会になればこそ、他者が気になる。で、それを調べ上げて、売りにする
○○の登場。特に金融系関連の噂話の創作は何ともエゲツナイ! 後は…
…行きつけのスナック、小料理屋、居酒屋、理容、美容院。街中の○○屋も然り。

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7174,読書日記 〜『人間はなぜ<神>を生みだしたのか?』 〜1
2020年11月04日(水)
 神の歴史は人間の文化を象徴したものと解釈した物語りである。
生命の存在を考えると、自然崇拝の呪術師の書いた壁画が思い当る。
獣と人間を結合させた架空の動物! 自然崇拝のアニミズムである。
 10歳の頃、小さな玩具の仏像が手元にあった。子供心に、祈れば叶うか
どうか? 窓の外を見れば雨が降っていたので、仏像を握りしめて…
≪雨よ、晴れよ!≫、と念じるとピタっと止み、降れと念じると、再び
≪雨よ降れ!≫と念じると、再び降り始めた。数日、遊び心地に繰返し、
その話を友人に話すと、≪そんな訳がない!やって見せろ!≫と言うので、
実演をすると、面白いように雨が降ったり止んだりした。≪それを俺に
くれ!という≫ので断った記憶が生々しく残っている。その後の記憶は、
そこで切れている。あれは、決して偶然ではなくて、純真な子供心なるが
故に、効き目があったのだろう。
 ある姉が結婚して新築の新居に遊びに行った時に、真面目な顔をして、
『チョッと聞いてよね。子供の頃より、今の、この景色を夢見ていたの!
新居に、庭があって、花が咲いていて、子供は、未だだけど、男の児と、
女の児の二人。そのままが実現しているの! 兎に角、念じ続けなさい!』
 概ね人生を振返ると、姉の言葉どおり<念じればこそ> …であった!

  * 自然崇拝から人格神の誕生へ   〜Amazonの内容紹介より
≪ 4万年前、人類は洞窟の奥に祭壇と壁画を残した。
 サピエンスと〈神〉の歴史は、そこからはじまる。
「宗教を知れば世界が見える。宗教を知る一つの方法になる
この書は、知的興奮に満ちています」 池上彰(解説より)
 ―
人類と〈神〉との出会いから数万年。
われわれの知る〈神〉はいかにして生まれたのか。
カリスマ宗教学者が、認知科学、考古学、歴史学の最新知見を総動員して、
サピエンスと〈神〉の歴史をあざやかに紐解いてみせる。

太古のサピエンスが洞窟の奥深くに残した壁画。それが宗教の始まりだった。
そこには描かれているのは獣と人間を結合させた架空の動物。エジプトの
神々も動物の頭部を持つなど多様な姿を持つ抽象的な存在だった。
それはなぜ今あるような〈神〉になったのか。

 ネアンデルタールの祭壇、初期サピエンスの壁画、メソポタミアの文字の発明。
エジプトとギリシャの神々を経て、ユダヤ、イスラム教、そしてキリスト教へ―。
〈神〉の姿はサピエンスの歴史とともに変化する、人類の政治や社会の写し絵
でもあった!
全米に衝撃をもたらし、日本でも話題となった前作『イエス・キリストは実在
したのか?』で、「人間としてのイエス」の実像を鮮やかに描き出したレザー・
アスランが、膨大な文献資料の分析から、ついにキリスト教以前のユダヤ教や
イスラム教までも取り込み〈神〉のサピエンス史を解明する。≫
 ――
▼ 人は、まず岩場で絵画を書き、それが言葉に、そして、それが自然の働きを
 神として奉っていった。神を信じることは、他の生命との差異の一つである。
そうこう考えると、信心も大事ということになる。 妄信ではなくて、正しく
祈る習慣は、心の芯として欠くべからないことになる。そうか、この年齢で、
やっと、そのことに気づかされるとは! 何だろう、私は! 
 つれづれに、これまでの失敗は、信心が足りなかったことに由来していた!
                            〜つづく
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6808,読書日記 〜具体と抽象 −1
2019年11月04日(月)
              <『具体と抽象』 ―細谷功・著>
    * 知性のしくみ
 毎日、1テーマの随想日記、当初の3年間は大変だったが、1000テーマを超えた
辺りから面白みが出てきた。蓄積した内容が、次のテーマを呼び起すような感覚。
後あと残るのは、文章と、要したエネルギー、写真と映像、それぞれの時節に
手に入れた物質。 なる程と自己納得した知識はちゃんと残るもの。それを
効率よくしたのがブログ。それが年々、蓄積していくと、脳内が少しずつ透けて
くるような感覚になる。書き残すことの秘儀である。 具体的な事象を、言語化、
物語化する過程で様々な気づきが、生じる。公表するからには、曖昧さを最小に
しなければならない。 曖昧さは、限界そのものを自ら認めることになる。 
自らを省みると、若い時分ほど具体的思考に縛られていた。しかし年々、経験と
知識が増えるにつれ抽象的になっていく。知性や経験が少ないい人には、己より
高い人の抽象的言語を理解しにくい。 心が純粋であればある程、濁った心を
見通せるのと同じ。ブログを続けるほどに、心が純粋になっている実感がする。 
小さな世界に留まるのは、プラス、マイナスの両面がある。プラスは、純粋性を
保てること。 マイナスは逆に、小さく凝り固まり、淀んでしまうこと。
 ブログを一つとっても、具体的経験を写真、言語に要約したり、逆に時空を
超えた人物が言わんとすることを自らが納得するように具体的に噛み砕き、
近未来の自分と、読み手が理解しやすいように客観視する。その蓄積が自らの
教養となる。 体験という具体的獲物を、抽象化することを通して経験として
据え置く行為こそ人間が人間たる由縁である。それは脳内の外部化につながる。
                            〜つづく
  〜Amazon 内容紹介〜
永遠にかみ合わない議論、罵(ののし)り合う人と人。
その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。
動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という
視点から読み解きます。
【目次】
序章 抽象化なくして生きられない
第1章 数と言葉 : 人間の頭はどこがすごいのか
第2章 デフォルメ : すぐれた物まねや似顔絵とは
第3章 精神世界と物理世界 : 言葉には二つずつ意味がある
第4章 法則とパターン認識 : 一を聞いて十を知る
第5章 関係性と構造 : 図解の目的は何か
第6章 往復運動 : たとえ話の成否は何で決まるか
第7章 相対的 : 「おにぎり」は具体か抽象か
第8章 本質 : 議論がかみ合わないのはなぜか
第9章 自由度 : 「原作」を読むか「映画」で見るか
第10章 価値観 : 「上流」と「下流」は世界が違う
第11章 量と質 : 「分厚い資料」か「一枚の絵」か
第12章 二者択一と二項対立: そういうことを言ってるんじゃない?
第13章 ベクトル : 哲学、理念、コンセプトの役割とは
第14章 アナロジー : 「パクリ」と「アイデア」の違い
第15章 階層: かいつまんで話せるのはなぜか
第16章 バイアス : 「本末転倒」が起こるメカニズム
第17章 理想と現実 : 実行に必要なのは何か
第18章 マジックミラー : 「下」からは「上」は見えない
第19章 一方通行 : 一度手にしたら放せない
第20章 共通と相違 : 抽象化を妨げるものは何か
終章  抽象化だけでは生きにくい

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6444,閑話小題 〜生きる意味とは? −2
2018年11月04日(日)
     * 成田への機内で気づいたこと
 52回の旅ゲームのツアーを重ねるうち、それぞれが、文化、文明、大自然の
要素の全てが入っていることに気づくことになった。
  「ケニア、タンザニア」旅行を例にとると〜
【 まず欧州のハブ空港のあるパリ。そしてエジプトのカイロから、ケニアへ。
 その場合、パリの市内観光でギザのピラミッドに立ち寄り、ケニアへ。…
大型サファリカーで360度パノラマの大草原へ。夜半、耳元1m先から聞こえて
くるハイエナの息遣い。部屋と策で砦のように円形状に囲んでいるため、窓まで
近づいていることなど、深夜到着で、知る由もないため、恐怖のどん底。
 『ライオンか、象一匹が見れるかどうか?』と思いきや、翌日のサファリから
ヌ〜や象の群れがオンパレード。夕景のキリマンジェロと、ピンクから、黄色、
オレンジ色、そしてどす黒い黄み色、漆黒の黒へと変わっていく中、砦のホテル
に、何処までも続く一本道をサファリカーで突っ走る。 その中は、100年、
200年続いてきたイギリス統治のリゾートホテル。中央がレストランやロビーに
なっていて、部屋はコテージになっており、警備の現地人が長銃を肩に警備を
している。 …そして、早朝6時から、朝食前の一回目のサファリへ。
二時間のサファリの後に、朝食と休憩。二回目のサファリ。サファリは、無線で
ドライバー同士が情報を共有しているため、「ライオンがヌ〜を狩って、何処そこ
で朝食」とかの情報で現場に直行。これじゃあ、合理的で面白いわけだ。 
欧米の金持ちがつくり上げた遊びを、20〜30万そこそこで、楽しめる。 
帰路のカイロは、エジプト考古学カイロ博物館。館内には、ツタンカーメン王の
黄金のマスクや、カフラー王座像、ラムセス2世のミイラなど驚くべき文化財が
陳列されている。そして、最終のホテルは、最高級ホテルの宿泊が組込まれている。 
 帰路の機内のエコノミー席も回数を重ねる度に、その狭さが気にならなくなる。 
この到着するまでの時間こそ、基調と瞑想状態に持っていく。これが可能になるに、
10年近くかかった。人生と、その都度のツアーを重ね合わすうちに、日常が、夢幻で
ないかと? <他の銀河系から80年間、肉体と精神を借りた旅に来ているのでは?>】】
 
 数年前に、この宇宙の他に、10の500乗の他宇宙の存在の有無が言われ出した。
ならば、こんな空想もタワイのないもの。そんなことをしていないで、繭から
出てね、羽ばたいたら。 バカくさいことなど、横に置いてね。 繭って両親、
家族、身辺がつくり上げた、その壁。喰いちぎらない限り、外に出れないと…。
といっている、それ自身も、妄想が成せる業でしかないと! なら如何するか?
 さて早朝のポタリングに出る時間に近づいてきた。
――
 某ブログより
[旅の記録]
10月18日
夜、エジプトのカイロに到着。ホテルはナイル川沿いのラムセスヒルトン。
部屋からのカイロの夜景が幻想的だった。

10月19日
カイロは7年ぶり。ギザのピラミッドとスフィンクスを観光。遠くから見ると
やっぱり大きいな〜と思ってしまう。クフ王のピラミッド入場は限定300名/日に
なっていたが、チケット売り場に並んで入場した。 お昼はピラミッドが見える
レストランで魚料理を食べる。エジプト考古学博物館では前回行けなかった
ミイラ室を見学、気持ち悪かった。その後、ハンハ-リで買い物して、ナイル川
ディナークルーズへ。お決まりのベリーダンスよりも、甲板で風に吹かれながら
カイロの夜景を見るほうが気持ちよい。ナイロビ行きは1時間ほど遅れて、
深夜1時過ぎに出発になり、すごく眠かった。

10月20日
早朝にナイロビに到着。ナイロビからアンボセリまで約260km、途中、悪路を
進み、昼過ぎに到着。昼間は雲に隠れてなかなか見えないキリマンジャロの雄姿
がバッチリ見えた!キリマンジャロを眺めながら昼食、その後ロッジで休憩。
夕方、サファリに出発。キリマンジャロをバックにした野生動物の風景はホント
絵になる。公園内で唯一車を降りて歩けるオブザベーションヒル(展望台)に登る。
天気がよく、キリマンジャロや大草原の眺めがすばらしい。 今日はヌーや
シマウマ、ゾウ、キリン等の草食動物の他、ライオンの親子も見れて、満足な
1日だった。

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5918,閑話小題 〜帰りの宇宙船内で −1
2017年05月29日(月)
   * 帰りの宇宙船で
 「何故に生まれてきたか?」の問いかけの答えを考えるに、
「宇宙彼方の惑星から地球の80年の旅に来ていると想定すると考えやすい」と、
そして、「子猿に纏わりつかれ、殆ど地球上の大自然も、人間も、人間が営々
としてつくり上げた「文化・文明」をみること出来なかったことに後悔する」
と書いた。 秘境異郷ツアーに嵌って、私にとっての世界の果てからの現実
社会からのトリップする経験をしてきた。この感覚を「人間の生死」の極みの
実感から、「人間の生きる目的」を考えるヒントにしている。
 旅行から自宅に近づくにつれ、ホームベースがあればこそ、余裕を持って世界
の果てに飛ぶ立つことが出来た。それを拡大して、宇宙の果てから地球へ、
約80年の時間に色々な条件を与えられた上に、世界と内界を知り、味わい、
宇宙船に乗って帰っていく。宇宙船内で、自問自答するのは、如何だろう?
観て、経験した、感動と、感激と、感涙した極上の感情体験。四苦八苦、四楽
八楽の経験。それを阻んでいたのは、地球のシリアスな小憎らしいが、可愛い
子猿たち。それらも元の惑星に着いたと同時に宇宙の旅として忘れ去られる。
ただ、帰りの宇宙船内には、両親など因縁のある人たちが居る。数年前から、
早朝の仏壇前で、因縁深かりし故人のイメージを繰り返し想い浮かべている。
「末期の死の床での予行演習」の準備の一環ですか、これは。「暗い!」と、
いうアナタ。これは時間をかけ身につける「必須科目」。私だけの話だが… 

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5921,閑話小題 〜帰りの宇宙船内で 〜2
2017年06月01日(木) 
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5924,閑話小題 〜帰りの宇宙船内で 〜3
2017年06月04日(日)
  * 母親と供に
・・・・・・
5959,閑話小題 ―帰りの宇宙船内で 〜4
2017年07月09日(日)


7567,閑話小題 〜世界最強の防空兵器?!

2021年11月03日(水)

   * アイアンドームの実力は  世界最強の防空兵器?
           【豊島晋作の “人に話したくなる” 国際ニュース】
 一月ほど前のこと。YouTubeを見ていると〜
<宇宙圏にミサイルを撃ち込み、そこから、核弾頭を打込む実験に成功した>
との報道に、気が動転するほど驚いてしまった。 これが現実に配備されると、
現在の空母艦隊の配備の意味がほゞ無くなる。世界は、宇宙ミサイル配備の
時代に入っていたのである。ところが、昨日YouTubeサーフィンをしていると、
アイアンドームの報道が…。 これまた宇宙ミサイルと同じ位の衝撃である。
 〜その内容といえば…
【世界が注目するアイアンドームという兵器。イスラエルとパレスチナのイスラム
 組織ハマスとの戦闘が激化する中、イスラエル市民を守る「鉄のドーム」として
機能する防空ミサイル兵器。 ハマスが発射した2,000発近いのロケット弾を90%
とも言われる高い確率で撃墜し、存在感を高めているのです。 パレスチナ側が
200名を超える犠牲者を出す中、イスラエル側の犠牲者が一方的に少ないのは、
このアイアンドームのおかげと言われる。】
 ―
▼ 宇宙ミサイルに、これ! これってピストルの弾を、撃ち落とすようなもの。
 これが可能というから…驚くのは当然。こういうのが、民間利用になってくる
近未来は予測だに出来ないことが待ち構えている。何はともあれ、あと少し生き
たくなってきた。

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7173,閑話小題 〜腰痛について
2020年11月03日(火)
   * 3〜5年周期の腰痛が…
 腰痛について、ここで何度もテーマにしてきた。…スポーツジムに通い始めて、
数ヶ月で10年経過するが、ヨガエアロの効果もあってか腰痛も徐々に効用が出て
きていた。ところが、2ヶ月前から季節要因も加わり再発した。この時節の例年
行事でもあるが… …そこで、ジム通いを週4〜5回を、週3〜4に減らして様子を
みているが、まだ時間を要しそう。 
 腰痛は気力が萎えてくるから困りもの。 自転車で転倒したのを切っ掛けに、
早朝のポタリングをやでいることも影響をしている。 ポタリングの時間を、
パソコン前で過ごしているのも腰に多大な負担になっている。
これも75歳の壁の一つか! 知人で亡くなるケースで、何かの事故で運動量が
減った分、飲酒と食事制限が出来てないこともある。
 ―
   * さて、トランプの信認選挙が!
 査定からして否認だろうが、瀬戸際作戦をしてくる可能性が大。 何やら
良からぬことを考えている節がある。ロシアの後方支援で、大統領になった男が
考えることは… 司法を抑えること。如何なることになるのやら。歴史に残る
落日の悲喜交々劇のオマケも有りうる! 大統領がツイッターで、舞台裏の公表
も如何なものか!
 ―
   * そろそろ今年の総括の時節
◉ 今年になって、想いもしなかったパンデミック(コロナ禍)が世界を覆って
 しまった。これが、スペイン風邪と、第一次、二次世界大戦の一連の規模に
発展するのか否かは、今のところは判断できないが、その可能性は、充分ある。
現在の流れでは、決して予断を許さない。アベノミクスと、オリンピックで、
何とか凌いできた安倍政権も、アッサリと幕引き。秘書役の菅官房長が、政権
を引継いだ。 その二つも藻屑の泡が表立ってきた。
 家内が、このところ上機嫌! 秘・異郷旅行が、この情勢ともなれば、
<夢のまた夢>の世界に! YouTubeを加えると、連日、その何処かの映像が
流れている。 行蔵は溜る程、魂を豊かにしてくれる! 放映で記憶追加も… 
有難いことに年に数割の金利(記憶追加)と考えられる! 
加山雄三や、イチロウなど、想像を遥かに超えた面白い人生だったのだろう!

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6807,映画評 〜『閉鎖病棟 〜それぞれの朝』
2019年11月03日(日)
   * 昨日、みた映画評から
 暗くて重苦しいそうな題名で躊躇したが、見過ごせば後悔すると、気持ちを
 整えて見ることに。
 この映画評を書くにあたり、Amazonの大元の小説の概要には…
《 九州の精神科医の作家の山本周五郎賞の受賞の作品。
 精神病院で暮らす患者の物語で、3人の暗く事件性を持った過去が語られる。
舞台設定は精神病棟の患者達の日々。チュウ(鶴瓶)を中心に導入部で語られた
3人が絡み事件は大きく展開していく。》
 私は人間は多かれ少なかれ、須らく、精神疾患を抱えて生きていると思っている。
見ている内に、自分自身も、病棟の1人の患者のなってしまう程に感情移入を
させるのは、精神科医の成せる業か。
 ――
 ネット上の評価が、秀逸である。
   〜「病気」にある背景をみつめて〜
    chikuhouさん |2019年11月2日 |PCから投稿 |鑑賞方法:映画館
《 原作未読  妄想、自傷行為、常同行為、暴力、暴言、幻視、幻覚、不眠  
 社会で生活することが不適合とされる行為(症状)が現れると、その不適合な
症状をしっかりと受け止め、療養する精神科病院。一昔前はその密室性から様々
な事件が報道もされ、「開放化」の流れになっている中においても、家族や社会
との関係が損なわれてしまい、長期の入院にならざるを得ない現実も依然として
あります。「周囲からのすすめ」で医療保護入院の形態をとっていても、帰る
場所がなければ任意入院にならざるを得ない背景もあるのでしょうか
医療者ではなく、患者同士の関係から描かれるところで、「病気」に至った背景
を思わざるを得ません。 不適合な症状を「抑え込む治療」と共に、陶芸や書道、
絵画などの「創作活動を地道に取り組む治療」に作業療法士や、精神保健福祉士
が現実には取り組まれていて、地道な精神科医療の現場もよく描かれていた。
売店や屋外の様子、外出許可や金銭の所持など、今の精神科病院の姿もわかる。
患者同士のおもいやりのようなものの存在に、希望を持ちたいと思うラスト
でした  (11月2日 イオンシネマりんくう泉南にて鑑賞)》
 ――
《 殺人は起きるがミステリーではない。
 精神的な不調を持つ人達に、周りの人達や社会がどう受け止めているか。
また彼らが社会復帰しようする努力や期待にどう答えれば良いのか。
悲しくて、嬉しくて感情が昂り涙、涙でした。 事件が発生して、最後の法廷の
場面、チュウさんの「秀丸さん、退院したよ」の一言で感動がピークに達した。》
 ―
▼ 鶴瓶と、若い2人を中心に物語が進行していく中で、初老の女性の患者が、
 外出許可をもらい着飾って娘のところに会いに行く。その彼女が行方不明に
なり、3日後に遺骨となって帰ってくる。その時に、患者仲間が、
「この人、実は娘に会いに行くのは嘘で、カプセルホテルに泊まっていたの。
それは誰も知るところ。」と…。 何かしらうら哀しいが、カプセルの中では、
「娘と幸せな時間を過ごしていたのでは」と、思いたくもなる。老いていくと、
何やら精神病棟の患者に一歩ずつ近づいているようである。集まりみれば、
「それぞれの老いか」と端的に見てとれる。 その一員なればこそ… 
中年以上は、老いを整えるに、必見の映画。「何かしら自分が変」と自覚する
にも、老化で居場所が無くなる程に苦しいものはないと思い知るにも。

・・・・・・
6443,閑話小題 〜生きる意味とは?
2018年11月03日(土)
   * 自分が最善だと信じるように生きればいい
 今さら「生きる意味とは何?」と考えることもないが、といって、何度も
繰返し考えるべき問題である。「何のため、生きてきたの?何で生きているの?」
死の問題と同じ哲学上の問題である。そして、その自問自答を、テーマとして
取上げてきた。

≪ 殆どの哲学者は表現の仕方が違っても、「生きる目的があるかどうか、
 知ることができないのだから、自分が最善と信じるように生きればいい、
という結論に至っている。
カミユは、哲学において真に重要な問いかけは「なぜ自殺しないか」だという
言葉が的を射ている。
 ・自分を偽らず生きること、
 ・よりよく生きること、
 ・正しいことをすること、それが人生の目的である。
価値ある何かは、自分自身がつくりだすものだ。≫
 ―
≪ ハイデッガーは1927年の著作『存在と時間』の中で、人間の意識の重く圧し
 掛かる死すべき運命について考察した。彼は人間を「現存在」――文字とおり、
「現にそこにあることを意味する――と定義した。 …私たちは、現に限られた
人生をどう過ごすかを自分で選ばなくてはならず、しかも賢い選択をしなければ
ならない。何しろ私たちは一度しか生きられてないからのだから。
死が、私たちを生きることに集中させる運命を認識することは、何が私たちに
重要かを決めるように迫り、それに集中させる。もし、吸血鬼のように、永遠に
生きる命を与えられたら、きっと何をするにもやる気を失ってしまう。
優先順位が消えて、意味あるものが何ひとつなくなってしまう。人生に意味が
あるのは、やがて間違いなく死が訪れるかわかっているからだ。≫
 ―
▼ ズ〜ッと後ろから追いかけられていた死が、ある日を境に前側から迫って
 くるという70歳を過ぎて、3年近くになる。準備期間を含めた45年に亘った
事業整理を終えて7年半を過ぎ、行蔵から自分の姿を垣間見えるようになった。
良いも悪いも、「そのまま結構」。 満足度は、人生全体からみれば、80点。
 「遊び、学び、働き」を三分割してみれば、自己満足度の採点は、
「遊び90点、働き60点、学び80点」に…。バブル崩壊の認識に対し、あまりに
甘すぎた。それと、2001年のハイジャックテロ、2004年、2007年の二つの
地元の地震と、2008年のリーマンショックの認識も、あまりに甘かった。
 2001年5月から、この個人HPを始めて、ブログの両立をしていた割に、この
ブラック・スワンの到来の認識と対策が、甘かった。会社と、家族、個人の名義
を明確に分けていたため、路頭に迷うことのないと… で、これらの始末で、
「生きる意味とは何?」を肌身で味わうことなった。
『ご覧のとおり、そのまま、結構』で。「生きる意味とは、生きる味わい」と。
成るほど、甘じょっぱいが、食えない味でもない。結局は、自問自答で、
「日々、是、口実」。ふざけているのではない、これが自己葛藤。
後記: 過去文を個人HP内検索で、「生きる意味」と入れたところ、あるある。
 まあ、真面目なモノよと… 「‘良く’生きる」と、その意味あいが深まり、
味わいが深くなる。特に‘良く遊ぶが、基点。

・・・・・・
2018/04/04
閑話小題 〜加山雄三とヨット
   * 遊びをせんと生まれけむ!
 人間の価値は、それぞれ重複するが、遊び、働き、学び、と分けて考えると
理解しやすい。何処に重きを置くかになる。 それも時節により変化する。
幸福を目指すか、充実して人生を目指すかにより、大きく左右される。
世の中には生れつき幸福な人がいる。波乱万丈では加山雄三が、その部類に
含まれる。彼の趣味がヨットであることは、よく知られている。そのヨットが
全焼したというニュースが流れ、加山が涙を流した映像が映し出されていた。
 問題は、保険に入っていたかどうか。入ってなくとも、80歳の年齢からして、
そう遠くない旅立ちの未練が少なくなるのが幸いと穿った見方も出来る。
 
 「遊びをせんとや生まれけむ 戯(たわぬ)れせんとや生まれけん
         遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動( ゆる)がるれ」

《 西伊豆町の港で、俳優で歌手の加山雄三が事実上のオーナーのプレジャー
 ボート「光進丸」が炎上した火災で、出火当日に船内でエアコンなどの点検が
行われていたことが2日、下田署への取材で分かった。同署は出火との関連の
有無を調べる。同署によると、船を管理する地元の船舶修繕会社の従業員が1日
午後1時ごろから約1 時間、船内で作業した。エアコンは、カビの発生を防ぐ
ため常時稼働しており、点検でも異常はなかったという。火災は1日午後に発生。
出火当時、船は無人でけが人はない… 
 このヨットは、27歳の時に自ら設計に加わり建造した中型クルーズ船「光進丸」
の3代目。値段は4〜5億。趣味として、自ら設計に加わったヨットの航海は最高の
贅沢な遊びになる。幸福を絵に描いたような男の一人である。》
―
▼ 幸せな男としてと有名人を絞ると、故・植木等、赤塚藤雄、 関野吉晴
(探検家・人類学者・外科医)、数年前に亡くなった鳩山邦夫などがあげられる。
逆に野球一つに絞った長嶋茂雄のようなの幸せがある。 関野は、アフリカから
ユーラシア大陸を経て、 広大な無人の新大陸(南北アメリカ大陸)へと旅した。
グレート・ジャニーなどの旅をするために医師になった冒険家。
加山雄三に似て趣味を貫徹するために職業を選択している。
 7年前に事業整理を決断したが、加山のニュースで思ったのが、ホテルの整理
とヨット消失。これを類推し、<彼がヨットを失っても、設計段階から参加した
ヨットの創り遊びと、航海を楽しんだ行蔵が酷似している。元は、そこで既に
取った行蔵を当事者以外は知り得ない!>と、思っていた。 1〜2年もしない
うちに、諦めがつく? 当人の心の内を吐露は出来ないが、悔いは少ないはず。
わたし個人として、遊びの切口では、9割方は満足しているが、遊び足りなかった
悔いは少ない。加山と比べようがないが、羨ましい限り! そこで… 
「上を見れば、キリがない、下を見れば底がない、横をみれば情けない!」
の言葉が浮かぶが。これも元もと少ない。 人生、こんなもの!

・・・・・・
4401,フランクル ーつれづれに
2013年04月04日(木)
   * フランクル
 昨日、何気なく昼、NHK/Eテレをまわすと、
≪フランクル“夜と霧”−終−第4回「苦悩の先にこそ光がある」≫
を放送していた。フランクルの著書は何冊か読できたが、いずれも大きな
感銘を受けた。  ーNHKのブログによると、
【 フランクルは、生きる意味は自ら発見するものであり、苦しみは真実への
 案内役だと説いた。最終回では、フランクルの言葉に支えられながら生きて
きたという、姜尚中さんをスペシャルゲストとして招く。姜さんは「与えられた
運命を引き受け、それをバネにすることで成長が生まれる」と言う。先行きの
見えない不安が広がっている今、わたしたちは生きる希望をどのように見いだす
べきなのだろうか。「夜と霧」から考える。】とあった。
メモを取ってなかったので、少し文言は変わるが、
《 ◎ 成功、失敗は左右の水平軸に分けられるが、縦線の上に意味、
  下には絶望・苦悩を置いて縦横の立体で捉えるべき。
 ◎ 砂時計で上の砂が真ん中の細い管を通って落ちて、下に溜まる。
  上の部分が未来、細い管の部分が現在、下が過去になる。私たちは
  下の過去に重きをおかないが、苦悩などを含め必死に生きた管(現在)
  を過ごした過去は、充分に価値があり、その人そのものになる。 
 ◎ 苦悩とは、人間を成熟させて真実の自分を呼び覚まし、
  生きる意味を成就させるチャンスそのものになる。
 ◎ 人生に期待するのでなく、人生の方が私たちに期待している。》が印象的。
 フランクルといえばー自己超越のための3つの意味(価値)ーが、挙げられる。
1・創造価値: 創造行為を通して得られる意味 =仕事・子育て・学問・芸術
2・体験価値: 体験を通して得られる価値・意味 =自然・芸術・愛
3・態度価値: 運命に対し模範的な態度を取ることで得られる価値・意味=
  極限状況の中での尊厳ある態度。また、ー人生には発見されるべき価値や
  意味があるーとして
1・意志への自由 (いかなる境遇でも自由意志を持つことができる)
2・意味への意志 (意味と目的を発見し充足するのは人間の努力である)
3・人生の意味  (創造・体験・態度など生きる姿勢の中に意味を見出す) 
 の3つを上げている。フランクルは、「生きるとは価値判断(学習)と選択の
連続である」という信念が一貫してある。よく遊び、よく学び、よく働くことだ。
それに私の考えを加えれば、喜怒哀楽を開放してやることだ。
・・・・・・
2015/05/22
アウシュビッツの回想
                      『読書脳』立花隆著 
   * アウシュビッツの奇跡的幸運(地獄に仏)
 二ヶ月前のNHK/BSのアーカイブで、ある女性の奇跡的生還を扱っていたが、
これも似たケース。奇跡的幸運が重ならないと、この過酷の状況下で生延びる
ことなど出来ようはずがない。
≪「シモーヌ・ヴェーユは驚くべき女性だ」と書くと、日本では社会思想家の
シモーヌ・ヴェーユを思い浮かべる人が多いかもしれないが、私が言及している
のは、もう一人のシモーヌ・ヴエーユだ。フランスで最も有名な女性政治家。
一九七四年シラク内閣で保健大臣になったのを皮切りに、歴代の内閣で保健大臣
をつとめ、フランスに人工妊娠中絶法を導入したことで知られる。一九七九年
には、第一回欧州議会で直接選挙による初代議長に選出されてもいる。
だが彼女を何より有名にしているのは、ドイッがフランスを占領している最中、
ユダヤ人身分証偽造)に問われて、ゲシュタポに逮捕され、アゥシュヴィッツに
送られながら、奇跡の生還をとげたこと。彼女の腕には、いまでも囚人番号の
入れ墨がある。シモータ・ヴェーユ『シモーヌ・ヴェーユ回想録』は自ら筆を
とってその数奇な人生をふり返ったもので、フランスでは〇七年に発売されるや
たちまちベストセラーになった。政治家になってからの話も面白いが、圧巻は
第二章「罠」と第三章「地獄」。逮捕劇とアウシュビッツ時代を語ったくだり。
【アウシュヴィッツに着くとすぐに、その場で囚人の仕分けが行われた。彼女は
十六歳だったが、見知らぬ人の耳打ちで「十八歳」と申告し危くガス室送り
をまぬがれる。子供、老人、身障者など労働に適さないと判定された者は、
その場でガス室送りのトラックに乗せられたのだ。「親や子どもがどこへ
行ってしまったのか(略)カポー(女看守)に尋ねる人がいると、彼女たちが
窓から見える死体焼却炉の煙突とそこから上がる煙を指し示していたことを
私は覚えている。(略)死体焼却炉の煙は休みなく煙をはき出していた。
堪え難い匂いが立ちこめていた】 読んでいくと、彼女が生きながらえたのが
不思議に思えるくらい地獄の生活がつづく。収容所の娼婦あがりの女監督官に
気に入られて「あんた本当にかわいいねえ、ここで死なすにはもったいないよ。
別のところへ行けるようにしてあげる」「でも母と姉が一緒だからいいです」
と断ると、「じゃお母さんとお姉さんも一緒に」と、本当に三人そろって、
アウシュヴィッツから別?収容所に移され、仕事も調理担当に代えてくれる
というウソのような話が本当に実現した。その女監督官がなぜそんな特別の
ことをしてくれたのか、理由はよくわからない。その頃かわいい女囚に同性
愛的サービスを求めて特別の便宜をはかる女看守もいたが、それ的な要求も
なかったという。それから間もな-戦争が終り、女監督官は英国の手で
逮捕され処刑されてしまったので、その理由がいまでもわからないという。
本書には若いときのヴェーユの写真もおさめられているが、確かにガス室で
すぐ殺すには惜しい容貌だ。≫
▼ アウシュビッツといえば、フランクルである。12年前に、彼の本を
 集中して読んだが、人生への絶対的肯定に驚かされた。こういう極限の中で
奇跡的に生延びている人の共通点がある。それは、この状況下から生延びて、
家族か、友人たちと楽しい時間を過ごす具体的イメージを持っている人という。
【人生に何かを求めるのでなく、人生が私に何を求めているかを問うべきだ!】
が、特に印象に残っている。女監督官は、ただヴェーユが可愛いという理由
だけでなく、光る何かを見出したのだろう。そして、その後、彼女は光った
のである。肯定的イメージ化と、信念こそが、人生で最も必要ということか。

 


7566,閑話小題 〜「誇りをもって働きづめだったが、

2021年11月02日(火)


   * 「人生は決して豊かではなかった」。
 NHKのレポート番組の『72時』が面白くて時どきみている。定点で、ランダムに、
そこに集う人々にインタビューを申し込み、様々な問いかけをする。最近、その類
の番組が多い。…学生時代の武澤ゼミで読まされた『孤独の群衆』を思い出した。
確か…< 大都会ほど、個々が切り離されて、孤独にさい悩まされていて、誰かの
内幕情報を知りたくなり、そこに必然的に、それを売りとする内幕情報屋が成立
する。それが根も葉もない噂でも、恰も真実のように個々を縛りつけて動きが
とれなくなる。 私の知る限りでは、その毒性が強いのが、何人かいて…そこに
目を付けたのが、『週刊文春』と『週刊新潮』。他にもフォーカスなどがある。
木曜日が、その発売日になり、有名・著名人は、その暴露に怯える。これを
信じ、噂話の世界にドップリ浸かった人生など幸せな訳がない。
『ドキュメント72時間!』で…「幸せではなかった!男」の人生の話した
内容といえば…
<30年間、海外に赴任し、バリバリ働いてきたが、或る日、突然、幸せでない
自分に気づき、早期退職をして心の穴を埋めようと焦って活きている。…>
ナレーターで、「それでは彼のいう‘幸せの人生って何か’が重く響いていた。
幸福・不幸福論を、真剣に読めば自ずと答えが出てきそうなものだが、これは
中長期にわたって考えないと、答えの光は見えてこない程、簡単なものではない。
何故か不思議だが、同月同日に、この類をテーマにあった。書くこと、書いておく
秘儀である。
☆ 【 ファミレス、空港、居酒屋…。毎回、ひとつの現場にカメラを据え、
そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー。
偶然出会った人たちの話に耳を傾け、“今”という時代を切り取ります。】

▶≪ 新着!:72時間【テレビウォッチャー吉田潮さんのイラスト&コラム】
「葛西は賃貸で住みたい街ランキング2位です!」と誇らしげなお父さん。
今回の舞台は江戸川区、葛西駅前にある地下駐輪場。自転車およそ1万台
収容可、特に地下で放射状に収納するサイクルツリーの構造がすごい!
早朝から深夜まで、利用する人々の素顔に迫った3日間。 もともと葬儀会社勤務
だったが、減給そして倒産、今は料亭で働く男性。元気なうちは働いて、
「アンテナ張ってないと時代に乗り遅れちゃうからさ。ヤングアダルトで
いきたいと思います」と姿勢よく仕事に向かう。今春に離婚し、大学生ふたりを
育てる女性も朝から晩までWワーク。「頑張ってるつもりもないし、前向きの
つもりもない。ただひたすら日々に追われているだけ。別に不満を感じるでも
なく、一人飲んだくれて泣いて…というのもない」。慌ただしい日常は流れゆく。
清く飾る言葉は不要。  深夜に会った女性は、夏の間ずっと家にこもって子育てに
追われた。久々に夜の外出、公園で読書に没頭。「星新一は読めば読むだけオチが
わかってくるのが楽しい。気づいたらこの時間」。育児も労働、没頭という名の
癒しが必要。  朗らかに係員と話す女性が。「挨拶って大事。いいこといっぱい
あるから」という。40年以上販売員で理不尽な経験も。「バカな社員に真面目な
パート。男性社会でずっと打たれたからね。売上を上げても因縁つけてきて
辞めるハメになったり」。この言葉、全国のパートさんが激しく同意したはず。
へこんだ時もあるが挨拶だけは欠かさない。「プラスマイナスゼロじゃなくて
プラスでなきゃダメよ」と明るく笑う。 国際輸送の仕事で世界各国を転々、
58歳で早期退職した男性の言葉が響く。「誇りをもって働きづめだったが、
人生は決して豊かではなかった」。懐ではなく心の在りようの話である。
心を亡くす忙しさ、心が荒れる慌ただしさ。それでも人は働く。
自分も含めて誰かの為に。   ≫
▼ 何もかも人生は素晴らしい!
 失ったモノが多いが、得たモノは、さらに多い。

・・・・・・
5345,私が送りたかった人生なのか? 〜身の下相談
2015年11月02日(月)
        ー身の下相談にお答えしますー上野千鶴子
  * 私が送りたかった人生なのか
 読んでいてバカバカしいが、こういう人が男にも多い。
私の周辺には少ないが、金融関係者に見かけられる。で、決断出来ない
まま定年を向かえ、OB会で他人の噂話で憂さ晴らしするしかない。
誰もかもが最後は死という挫折が待っている。
 ● 問い: 私が送りたかった人生なのか?=相談者会社員女性41歳
≪ 41歳で会社員、幼児1人の母で、人生80年の半分を過ぎ、最近、私は
 こんな人生を送りたかったのか、という後悔に似た気持ちがあります。
37歳で出産以来、自分の思い通りに行かないと強く感じています。
それまではやりたいことをやってきたように思っていたし、いざやる気に
なれば何でもできると思っていました。しかし、子ども中心の生活に変わり、
自分のやりたいことを我慢し、仕事も勤務時間を短縮している状態です。
これが子どもが18歳まで続くのかと思うと、本当に私が送りたかった人生
なのかと思ってしまいます。私は海外(西洋文化圏)で生活基盤を作り、
自分の目でいろいろな国を見たり、世界を感じたbしながら働きたかった。
欧米圏に3年弱、大学生・大学院生としていたときは生き生きと生活していた
と思います。でも、節目で安易な方へ流れたようです。現在は、英語を多少
使う程度の仕事で、海外旅行も行っていないです。夫は私とは正反対で
自分が生まれた地が一番好きなので、海外に行きたいという話にはとても
嫌がります。自分の夢に近づこうと何かしたほうがいいのか、でも守るもの
が増えて思い切つた行動ができず、行き詰まりを感じています。
若い娘のような悩みで恥ずかしいですが、信念を持って人生を生きている
上野先生に、ご助言お願いしたいです。≫
 ● 答え: 求めて得た経験を楽しまなくちゃ
≪ 困りましたね、アラフォーでこんなに「夢みる夢子ちゃん」状態では。
 今の生活がイヤだからリセットしたいだけ、としか聞こえません。
のぞんで結婚し、ほしくて子どもに恵まれたんですよね。きつと晩婚・晩産
なんでしょうから、若気の至りで結婚ヘジャンプしたわけでもなさそうです。
「自分が生まれた地が一番好き」な夫と、地に足のついた暮らしをしようと、
熟慮の末に選んだ生活だったのに、こんなはずじゃなかった、と……。
今の生活もあなたの「夢」じゃなかったんですか?「安易な方へ流れた」
ことも含めて。節目の決断に、あなたは自分の限界を思い知ったのでしょう?
いじょうぶです、こんなにワリの合わない気分がするのは子どもが小さい
うちだけ。「子ども中心の生活」なんてすぐに終わります。中学生にもなれば
もう親とは同行してくれません。夢を語る人の多くは現実逃避したいだけ。
その証拠には、夢を実現するために今、何をしていますか、という問いに
答えられないからです。あなたの夢がホンモノなら……子どもをひっかかえて
海外生活することも可能。そのために今何か準備をしていますか? ただし
外国ギライな夫との生活をリスクにかける覚悟が必要です。なら、なんで
オマエはオレを選んだんだ、と夫は言いたい気分でしょうね。で、いったい、
あなたは外国で何がしたいんですか?学生生活ならお客さま。おカネを使って
帰ってくれるだけの消費者。ですが、そこで暮らしを立てるなら死にもの
ぐるいの努力が必要です。あなたのいう「外国」はたぶん「ここではない場所」
を意味してるんでしょうね。現実逃避したいほど、あなたは今の生活にくさく
さしているんですね。そんな母親に育てられる子どももかわいそう。
まず仕事と子育てにテンパってる状態からラクになるために夫の協力を求めま
しょう。そして子育ての今を楽しめるように余裕を作ることです。もし外国
暮らしの「夢」を実現していたら・・今ごろ海外で往きくれた「おひとりさま」
難民になっているかもしれません。≫
▼ 求めて得た経験が無いに等しい人だから、こういう悩みが、背後から
 覆いかぶさってくる。

・・・・・・
7172,閑話小題 〜娑婆って、如何なってる ?
2020年11月02日(月)
   * 11月に突入した!
◉ 今月は、いや、今週は何はともあれアメリカ大統領選挙。 
 大方はバイデンの有利で終わりそうだが… 米国一強を弱体化のために、
もう一期のトランプ大統領も必要かもしれないが、これでは世界が変調して
しまい、取返しがつかなくなる。トランプが負けても、不正選挙として抵抗
する可能性がないでもないが、世論が、それを許さない! トランプがアフリカ
独裁者並みのオツムなら然もありなんだが、それ並みなら、有りうること!
その辺りの悲喜劇が面白そうだが… 見え隠れする長男が悲哀にみちている。
◉ 欧州のコロナ禍の三波が、本格化している。当初の予測とおりだが、期待を
 込めた楽観論には、ほど遠い流れでしかない。日本も、年末、年始の民族的
大移動で、事態は様変わりになる。まだまだ、この病の本当の恐ろしさに
気づいてはいない! 他人ごとではない! マスクと、スリッパと、手洗いと、
ウガイ文化が、この事態の中で、「最小の感染で凌でいるが…
◉ このままの事態が進むと、世界恐慌に成ざるを得なくなる。現役の経営者、
生活者は、ただ立ち尽すしかないのが手に取るように分る。
年金生活なるが故に、平気で現状の不安を書いているが、現役なら書けない。
10年前のリーマンショック+東北大震災のマイナス総エネルギーより、現在が
遥かに大きい筈なのに、その悲鳴が小さく、聞き辛いのは、如何なること?
◉ 10年、20年、30年で、マイナスの逆流の中で、凌いできたのもあるとしても! 
 実際に朝から晩まで、コロナ禍の報道の中で、世界の悲惨な事態を、刻々と
聞かされていれば、財布の紐は締り、購買意欲が湧くわけがない。 只管、
家の中での巣篭りも、慣れてしまえば、これはこれで凌げる。YouTubeで、
歌舞伎町の若者の言葉が… 
 <俺たち仲間内では、コロナ禍の現状を肯定するのが多い!>と!
片足を、天国に入りかけた私も似たようなもの… 家庭内⁽国家内)の無条件に
近い金のバラまきも、全てがツケで近未来の、国民に跳ね返ってくるはず。
 クリスマス商戦を前にして、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアが主要
都市のロックダウンを発表。

 鑑みるに、「トランプでも大統領に据え置いた方が良い>という、邪念?が
沸いてきた! これも老い先が少ないから、言えることか!

・・・・・・
6806,閑話小題 〜招福の「まねき猫」
2019年11月02日(土)
        < ベスト・エッセイ 2019年 >
   * 国境を超えなかった招福の狸
 まずは、井上章一の『国境を超えなかった招福の狸』のエッセイの概略から…
< 「まねき猫」が世界中にラッキー・キャットとして広まっている。普及を
 始めたのが20世紀の終わりごろ。経済のグローバル化が言われたころ。
しかし、同じ招福の「狸の金○」の置物は全く見かけない。国境を超えられな
かった。股間の袋が問題だった? 何故、日本人は、あれを肥大化したのか?
信楽焼きの股間模様の、あれが。 日本では、金箔を引き延ばす技術が昔から
発達していた。鍛冶屋も、炉に送る風を、この引き延ばした袋で送風するに…
 この股間が膨らむ話は、江戸時代の後期にひろがり、20世紀初めには、招福
の造形として広がる。あのリズムとメロディーは、何と賛美歌という。>
 ―
▼ 「まねき猫」が、この20年で世界的な置物として普及したとは驚き。
 私の机上の小さな置物群には、いない。ちなみに、あるのは、4〜5�兮腓痢�
仏像三体、わらしべ長者が二体、7〜8�僂良杪淪諭�12〜3�僂寮仭�、マリア像
達磨像などなど。 それと、仏像が数十が彫り込んであるクルミが、鎮座する。
半分は母親が集めたモノ、残りは旅行先で買ってきたもの。
 ―
   * 新人大臣が一週間に二人、辞めた件
 この程度のことを、週刊誌が内部告発だろうが取上げて騒ぎ立て、辞任に
追込む。それを野党が、鬼の首をとったように記者会見。大臣なればこそ、
問題になっただけのこと。そんなことを言えるだけ潔癖か? 槍玉に上げらた
当人より、彼らの方が、みるに堪えないことが分らないようだ。これでは、
誰も大臣に成れないのでは! 
 ― 
   * 今日はラグビーのワールドカップの決勝戦
 ラグビーも、今までは外国勢との圧倒的な力量の差で、見ることは
なかった。そこで、半数近くの選手と、監督とコーチと、キャプテンまで
外国人で固め、徹した練習でベスト・エイトまで勝ち進んだ。何と、ベスト8
に勝ち残ったのが日本を除いて英国連邦の国だけ。長年の力の蓄積がないと、
勝ち残るのは難しい競技。筋肉の鎧をつけた大男同士の、ぶつかり合い。
ワールドカップが故の迫力があった。私のみるところ、圧倒的にイングランドが
有利に思えるが、さて面白そうだ。 閑もまた適応すると、これが楽しい。

・・・・・・
6442,読書日記 〜やさしさね〜 −3
2018年11月02日(金)
           「やさしさ」という技術 2015/12/3
                  ステファン・アインホルン (著),
   * およそ3千ある宗教の共通点
≪ 人間の集団化、社会に倫理が存在する理由を、アインホルンは2つ挙げる。
 一つは「人間が社会を機能させるために倫理をつくり出した可能性」、
 もうひとつは、「人間に生まれつき倫理力が備わっていたという可能性」。
 ツグミやクジラやサルなどには、集団全体の益になるふるまい(危険を知ら
せたり、エサを共有する行動など)がみられる。これは「相互利他主義」であり、
人間社会で言えば「持ちつ持たれつ」という言葉で表されること。
 動物行動学の観点を入れつつ考えれば、「進化」の過程で倫理的ふるまいが
身についていき、それを社会の統合理念にまで練り上げた動物がヒトである、
という話になる。 「人間どうしの協力作業は、快感を高めるドラッグと同じ
生理的効果をもたらす」のだという(p.125)。これは、幸福感と相互扶助行為が
関係していることを示唆するが、同時にアインホルンは、「やさしさは得だ」
と説いてきたのが宗教であると述べている。
 
 地球上のおよそ三千の宗教に共通するのは、
「他人からこう扱われたいと思うやりかたを、自分が他人に接するときの指針
 にすべきだ」(p.132)という、似たような倫理を持っている点。
・自分が嫌なことを他人にしてはいけない (ユダヤ教、タルムード)、
・人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい
                    (基督教、マタイ福音書)、
・自分のために望むことを兄弟のためにできない者は信者とはいえない
                    (イスラム教、スンナ)、
・己の欲せざるところを他人に施すことなかれ(儒教、論語)等々の教えは、
 よく知られている(p.132-134)。

 本書でまた、米国を拠点に活動するNPO団体フリーダムハウス(世界の自由の
拡大を目的とする監視機関)の調査結果を引用し、民主主義国家と専制国家とを
比較すれば、人命尊重を旨とする民主主義国家のほうが、戦争や飢饉による
死者が少ないという結果が出ていると指摘している(p.139-144)。 ≫

―
▼ 経験を積むほど、教養が深まるほどに、やさしくなるのは、これ如何にと
 考えると、著者の言わんとする一部分が解るということ。 老いて、
「いじわる婆さん」「いじわる爺さん」ほどの老醜化はない。しかし足腰が弱る
など、身体が不自由になれば、愚痴も言いたくなるし、怒りを他者にぶつけたく
もなる。だから、老いたら群れるのも程ほどが良い。いや、自動的に孤立化、
孤独化する。だから、独り遊びの習慣が必要。そして、その結果の楽しさを
他者に分け与えることが、やさしさでもある。
 ‘もう少し人にやさしく!’が、人生の要諦ということか。
けっして難しくないのに、何故、今まで 気づかなかったのでしょうか。 
自分には、いやに、やさしく振る舞っていたのに。その辺りが限界だからで
しょうね、きっと! この年齢になったのだから、こう言いかえれば。 
「熟年の年頃と感じたいなら、分け隔てなく、やさしい言葉をおかけなさい!」
聞いてやる、それもトコトン聞いて聞いて聞いてやる。 難しい? 
なら聞いたふりでも充分。「分かるわ〜  で?」を、繰り返せば。それが
やさしさ。誰にでもこびり付いた傷がある。今さら消そうと思わないで、受け
入れるしかない。受入れ容認することを諦念という。諦めることを諦めること
から第一歩が始まる。 で、毎日、ウダウダ、これを書いています。

・・・・・・
6077,閑話小題 〜チョットした旅の思い出
2017年11月02日(木)
   * 世界で出会った動物の世界 
 10年ほど前のニューカレドニアのオプションの、小島の磯辺での出来事。
小さな湾の浜辺で、家内と休んでいると、同行の若いカップルが楽しそうに
遠浅の沖から戻ってきた。 彼氏が興奮気味に、『沖に行くと、小魚が一杯、
嘘のように、まとわりついてくる!』という。 そこで、家内が冗談で、
『その群れ、ここまで連れてきて!』というと、『パン屑あります?』と。
そこでビスケットを差し出すと、それを持って沖に出ていった。家内と私が
唖然として見ていると、沖から何と魚群を連れて嬉しそうに戻ってきた。
魚自体が人間という天敵と出会ったことが無いようである。
 
 南米のテーブルマウンテンでも似たような経験をした。群生していた花園に、
蝶々が群れていたが、これまた、触っても逃げない。条件反射で逃げるのが
当り前と思っていたので「ああ此処はワンダーランドなのだ!」と思い知った。
 
 ペルーのチチカカ湖でも、葦で作られた500〜1000平米の小島にいた鵜に
似た鳥が、逃げようともしないで、目の前で現地人の親子に捕獲されていた。
日本でもアホウドリが逃げないで殺されるため、この命名になっている。
 日本ではカラスは幼鳥しか襲わないが、カラコルムハイウェーで、雀を
小型のカラスが襲っているのをみた。雀はケタタマシク鳴いて、私たち人間
の間に逃げ込んできた。鳥の本能がそうさせたのだろうが。

 スペインで見たのが、鳩の群れとカラスの群れが空中で入乱れて争っていた。
異種の群れが争うのを「ドックファイト」というが、本来は、飛行格闘戦。
<航空戦で、戦闘機同士が 互いに機関銃・機関砲または短射程空対空ミサイル
の射界に相手を捉えるために機動しながら行う空中戦闘。> 自然界には、
多いのだろうが、フッと空を見上げて見えてきた戦闘に一人、興奮していた。

 TVのドキュメントやユーチュブで、ライオンと、ハイエナやバッファローの
群れの闘いを、詳細に映しだしたのが多くある。これが真剣勝負の迫力がある。

<達磨さん、ちょいとこっち向け、世の中は、月雪花に酒に女だ>
 より、遥かに面白いことが満ちている。
YouTubeに面白いキーワードを入れさえすれば。 世界は広くて面白い。

追)何はともあれ、家庭内、いや夫婦間のドックファイトを忘れていた。

ここで取り上げた事例も、まず、仲間の立場に自分を置いて、間接的に説得
している。 口説きも、性欲という面で、似たような? ーつづく

・・・・・・
4980,瞬間説得 ー1
2014年11月02日(日)
      「瞬間説得ーその気にさせる究極の方法」ケヴィン・ダットン著


7565,閑話小題 〜総選挙の結果は…

2021年11月01日(月)

   * 衆院選挙の結果は、現状維持を望んだ
 マイナス50議席と予測していたが、終わってみれば10数議席減。保守党から
すると、勝利の範囲?で何も変わりはしない。国民の老化からみると、現状維持
が当然! 周囲の中・露・北朝鮮などの独裁国家化すれば、良しとするのは解ら
ないでもない。 清潔好きの国民性もあるが、パンデミックをベストに近い対応
したと認めた選挙結果になる。民主主義は、選挙結果が全て!
◉ これまでの因縁が絡む地元5区は、元県知事の米山氏が当選。その結果、元市長
 の森氏が消え去ったが、結果として引き時を誤ったことになる。 箱物行政も、
これで終了ということ? 時代の変化である! 次の選挙は、来年の参院選挙で、
まだまだ、選挙は終わってない。
◉ 心理的効果を狙って、来年ンには3回目のワクチンの注射… これで終わって
 くれれば! 仮死状態の世界と日本経済も何とか生延びることが可能…?
とは言え、今までのとおりに戻ることはありまい。日本は1990年のバブル崩壊で
体力をスリムにしてあった御蔭で、何とかポスト・コロナ禍に対応できそうか…
◉ モンゴル襲来も、鎖国という政策を想いつき300年も閉じてきた。島国故に、
 可能だったが、この時代の国家の有り方の原型が、ヒントしてあった。
逆にネット社会が故に可能になるのか。北朝鮮のような王朝国家も似ている。

・・・・・・
7171,閑話小題 〜ああ、結婚
2020年11月01日(日)
    * 8人兄姉の末っ子に生れて
 上に7人の兄と姉の末っ子の立場で、各人各様な人生模様を見てきた。
結婚生活は独身とは、明らかに一線が引かれた境目になる。2人が一体となり、
元の肉親でなくなって面白味が半減してしまう。半身不随と言おうか…
 まずは、二人の共同生活から出発するが、互いに首輪をつけて、その紐を
引きあう風刺画があったが、まあ、旦那が尻に敷かれる。
 大家族には法則がある。私ごとには口を出さないのと、弱みを曝け出さない
暗黙の約束事がある。 学生の都会生活に入って、多くの友人と親しくなり、
家族の話を聞くにつれて、その人となりの性格形成は、家族構成と、その立ち
位置で決まって来るようだ。 地方出身者には、大家族が多く、都会育ちには、
多くて2〜3人が通り相場。 都会では少ない子供を大事に育てる方が効率的と
いうことか…?
 
 類人猿では、チンパンジー、オラウンターなど、進化?した猿ほど、少子化
の傾向がある。貧乏人の子沢山は、本当のようだ。 私の好きな小噺に、
<月は雲間に隠れたし、貧乏人のオイラに、何の道楽も無いし…> そこで
女房の声色で<おや御前さん、今夜もかい!> 都会ほど、道楽が出揃っていた。
 独身時代、何処の職場でも、ボス系の親分肌の女性に慕われることが多かった。
直に気づいたのが、大家族の中で、揉まれてきた男は、気楽に声を掛けやすい! 
構成家族の数が多いほど、ソーシャル・デスタント(社会的距離)が必要に! 
この間隔感が、安心感が持たれて円滑に…

 結婚生活に入って一年目の実感は、
◉ 半身不随というより全身不随!(両肩に鉛のような重圧と、足には鉄製の
 下駄を履いたような…) 兄・姉夫婦の惨状よりも、更に現実は厳しい!
 
◉ 江戸時代の御姫様が、隣に舞い降りたは良いが、手には言葉の鞭を持ち、
 御機嫌次第で、善し悪しが変わる、今まで見たことがない、新人類様!
 小噺に…<これまで色いろな敵を持ったが、御前みたいのは初めてだ!>
 事業をはじめ40年経過するが、御蔭で異種の従業員に手こずったことは最小。
 使われるのも大変だが、使う方は、もっと大変。 互い…アッチみてほい!
、コッチみてほい! これも慣れるまでの、互いの辛抱。
『性善説、性悪説』なぞ、お笑い! 極論でなくとも、『性狡説』そのもの!

・・・・・・
6805,読書日記 〜小さな習慣 〜3
2019年11月01日(金)
             <『小さな習慣』ースティブン・ガイズ著>
    * 最初のアクションが一番、難しい
 第一歩を簡単に踏み出す「小さな行為」を勧めるから見事に盲点をついている。
仏壇前の御参り、時どき省略してしまうが、この『小さな習慣』のヒントの御蔭で、
数秒でも座ることになった。そして、似たようなことを探したらあるある。 
習慣の重要性に、気づいて利用してきたが、「小さな習慣」の切口は新鮮である。
老化は、「何事も面倒になり、動作も頭の回転も鈍くなりがち。それをカバー
するに習慣として小さな判断と、動作から小まめに始めなければ… 
逆もある、覚醒剤などの麻薬患者は、興味本位で始めて、深みに嵌るケースが…
 それをプラスの「小さな習慣」に善用する勧めということ。

〜鳥瞰するように流し読みするだけでも、多くのヒントが見てとれる。
 ―
・ストレスと悪習慣が永遠に繰り返される負のサイクル。例えば運動。
 ストレスが、背をおしてスポーツジムに向かわせる。ストレスは、何もせずに
 いると負のサイクルに陥ってしまう傾向がある。
・行動が習慣になるまでにかかる日数は平均66日。これはあくまで平均値で、
 18日から254日。それぞれあるから、大きな幅がある。
 【 実際に、この毎日の随想日記。慣れるまで1000日、3年近く要した… 
 20歳半ばに経験した<フィールド(現場)で得た経験と資料をカード二枚を
 ホチキスでとめたファイルにした「立体式日記」の習慣化の下地があったため
 続いたが、それがなかったら、続かなかった? この習慣は1日、中断しても、
 それで終わるということはない。】
・何をするかにかかわらず、「45%」は習慣として自動的に行っている。
 だとしたら、人生に役立つ習慣を取入れればよい。
・「熱意減退の法則」がある。これだけは誰にとっても突き当たる。
 毎日、2時間の読書を続け、3週間続いたとしよう。この時点で、この行動を
 習慣にする芽が育ち始める。…がモチベーションに頼っていたため、この先に
 進むことなく、習慣の芽は成長を終わる。そこで、意志の力を使う小さな習慣
 は、そのモチベーションの欠点をカバーしてくれる。 意志の力は筋肉と同じ
 ように鍛えることが可能。そこで「ニュートンの法則。
 A: 静止している物体は、外から力が加わらない限り、そこから動かない。
 B:動いている物体は、外から力が加わらない限り、その速さが変化しない。
 【 2〜3ヶ月に一度は、その意志の力が全く浮かばない事態に陥る その時、
 思うのは、こういう時に捻り出したテーマと文章ほど、本音の味が 滲み出る。
 そこから「意志の力」が持ち上がる。これが無いと、続かない!
 習慣は自分の限界点を超えていく。そこから一歩を超えていくと、何かしらの
 悟りに近い何かを獲得する。】
・ 最初のアクションが一番むずかしい。私たちはできるだけ多く、できる
 だけ頻繁に動きたいと思っている。そのために必要なのは実に簡単な最初の
 アクション。どんな課題でも、始めること自体が最初に抵抗を引き起こし、
 最初の壁になる。スタートが一番難しいのと、それは必ずしも、スタートが
 難しくしなければならないという意味とは違う。最初の一押しが、軽くできる
 なら、最初の抵抗が少なくてすむ。
・ アクションが始まると、第二の抵抗の波がやってくる。この第二の‘波’の
 強さは、最初のアクションの影響がどれほど大きかったにより変わります。
 それを前提に、その波を乗越えていく。
――
▼ チェーン理論に、チェンジ、チャレンジ、コンペティション
(変化、挑戦、戦い)の3C主義がある。 この中で最も重要なのが、「変化」。
仏の教えに、< ものはすべて縁によって起こったものであるから、みなうつり
変わる故に、怠りなく修行に打込み…>とある。 小さな変化を敏感に感じとり、
対応できる「小さな習慣」こそ必要。  …まずは腕立て一回ですか。

・・・・・・
6441,読書日記 〜やさしさね〜 −2
2018年11月01日(木)
         「やさしさ」という技術 2015/12/3
                   ステファン・アインホルン (著),
    * やさしさは、気づかいから…
  〜まずは本書の印象に残った個所をコピーから〜
≪ ☆「おはずかしい話ですが、私は生涯、人類の行く末について考えてきた
 というのに、結局は“もう少し人にやさしくしなさい"という言葉よりもましな
 助言を人に与えられないことがわかったのです」
         ――オルダス・ハクスリー(イギリスの哲学者・小説家)
☆ ―「はじめに」より―
「お金持ちになる方法や、頭がよくなる方法、創造力や仕事のスキルを高める
 方法について書かれた本はすでにたくさんある。だが、やさしさの技術を磨き、
よいことをして成功する方法について書かれているのは、本書以外にはないと…。
一般的な通念では、やさしさとは「生まれもった資質・性格」であって、個人
の意思でコントロールできるものではない。だが本書を読んでもらえればわかる
とおり、これは正しくない。一部は親から受継ぐものだが、やさしさというのは、
誰でも意識的に身につけることができ、一生磨き続けることができる「技術」だ。
そしてこの技術こそが、人生で成功を収めるために、そしてこの世界をより住み
やすい場所に変えるために、もっとも重要な要素なのである。
さらに私が伝えたいのは、私たちは自己犠牲的な博愛主義者になる必要はなく、
利己的な動機から他人によい行いをしてもまったく問題はないということだ。
やさしさは、まちがいなくあなたの得になる。こう聞いて憤慨なさる方も
いらっしゃるかもしれないが、本書を読み終えるころには、みなさんにも納得
してもらえると私は信じている」         
 ――
☆「毎晩ベッドで寝入るまでに一時間はかかる。でもその時間を苦痛には感じ
 ないんだ。あれこれと考え事ができるから。そうだな、その時間は家族に何を
 したら喜んでもらえるかをじっくり考えるよ。昼間は仕事のことをあれこれ
 考えてしまうからね」
☆ 公の場で大変な状況に出くわした時。「私の問題じゃない」と思った時は
 「もしこれが私の問題じゃないのなら、いったい誰の問題だろう?
 こんな時、人間らしく、仲間として行動をするのは誰の役目なんだろう?」
☆ チューリッヒ駅に一人の年老いた女性が立っている。しかもここ10年間、
 毎日。女性の名はハイジ。通行人のために祈っている。慈愛に満ちた眼差し
 で通行人に神様のご加護がありますようにと。
☆ ー人は自分がいい扱いを受ければ自分も周りに人を大事に扱おうとする
 ー晴れの日の方がチップが多い。
 ー良いテスト結果と伝えたグループは募金額が多い。
☆ 人生は計り知れないほど豊かで意味あるものだ。問題は私たちが忙しすぎて
 重要なことや意義のあることをなかなかできないことにある。できたとしても
 私たちはそれらがどれだけ意義深くどれほど重要かを必ずしも理解している
 ワケではない。だからこそ私たちは立ち止まって周囲を見渡し自分の行動を
 見直すべきだ。そして私たちは何が意義深くて何がそうでないかを判断する
 能力をやしなうべきなのだ。 ≫
―
▼ やさしさ。 人生を振返るとき、多くの人は、それを実感するはず。
 父親が家族、親族に一家を引継いだ当主としてからか、身内に対して非常に
親切だった。現在、核家族化が進む中で、身内の中も、距離が出来てしまった。
属する社会が、家族、親せき、学生時代の友人から、ネットへ大きく移動した
昨今、さらに、この傾向が強くなっている。ネット上だけでなく、身辺の人の
やさしさが必要のようである。 
「その善良さは、他の資質が相まってこそ」と、言いたいが… 結局は、相手の
話を果てしなく聞いてやるのが、第一歩。しかし、特に年齢を重ねるほど、その
必要性がある。それは分かってはいても、老いるほど、何事も億劫になる。
底が浅いということになるが、私は、まずは自分の心の声を聴くことから。
で、毎日、過去17年分の、このテーマ日記を読み直し、当日分を読返している。
 まず読返すのが前日分を読むが、恥ずかしいかな、必ずや間違い文字や、いい
加減な論理が目につき、修正する。 これをしないと、数年後に読返した時に
何とも嫌な心持になる。 この程度の内容でも、私にとって限界の線上。
だから諦めもつく。鼻先で笑うなら、実践してみたら? と。翌日、読返し、
前日分の誤字、当て字を見出し、その上に、数年前の中の文章にも… そして、
知能の程度が露わな内容の直面が連日、続くことに。愚痴になったが…
 昨日も、連れに、『今朝のブログに「やさしさ」をテーマに書いて、何よ。
まずは、私からでしょう! 笑わすんじゃないわよ』 と一括された。
その一言に、ロクに読んでないことが見て取れたから怒る以前の愚痴。
『やさしくなれないから、テーマに取上げたんだ!』とも言い返せず、ったく!

後記: 芯から優しくなるには、苦労に苦労を重ねないと出来ないんじゃない。
 テクニックではないんじゃないですか? 力も、知性も、あってこそ、包み込め
るんじゃないですか? しかし、それでもやさしさは必要。放っておけば人間は
野獣の顔になるから、せめて、「ふり」から入ればいいのさ。そうでしょ!
8年前から現在に至るまで、年に数度、吠えかけられるが、ほぼ老化現象か、
鬱症が見て取れる。2〜3年以内に、そのまま表立つから面白い! 
私も含めてだが、抱え込んだ問題を病気とすると、解りやすい。
問題は、対象にあるのではなく、当人の病の中にあるのである。それに
気づかないから、直ぐか、2〜3年後に、返り矢として当たる自然な事態。

・・・・・・
5709,つれづれに哲学 〜「イリヤ」について
2016年11月01日(火)
  * レヴィナスの、「イリヤ」について
 収容所から生還したレヴィナスの知人・親戚縁者の殆どが殺されていた。が、
世界は、そのまま、何事も無かったように存在している、その不思議と恐怖。
それを「主語無き存在」と語る。二人称の消滅した世界も末恐ろしいのだろ。
80歳半ばにもなると、同年代が次々と亡くなっていく恐怖に似ているのか。
≪ 【ハイデガーと対決したレヴィナスは、「存在」について、いかなる
 存在者も存在しないが「この存在者が存在しないという無」それ自体は
存在するとし、存在者なき存在を「il y a」と表現した。
存在について、ハイデガーは「〜がある(独語:es gibt〜)」を用いたが、
レヴィナスは「〜がある(仏語:il y a〜)」を用いて語ろうとした。
 ハイデガーの「es gibt」は「それが与える」という意味の他動詞。
一方、レヴィナスの「il y a」は「それがそこで持つ」という自動詞。
ハイデガーが指摘した「存在者(あるもの)」と「存在(あること)」
という区別を、レヴィナスも踏襲はするが、その時、「存在」が「存在者」の
述語となっているので、「存在」のより根源的な意味が見て取られていない、
とレヴィナスは批判する。レヴィナスがここで考えるのが「存在者なき存在」。】
 ヤスパーは、ユダヤ人だったレヴィナスの妻など、親戚・知人の殆どを
ナチストに殺される。辛じて強制収容所から生き延びたものの全てを失う。
それでも、なお、世界はそのまま存在している…。
何が存在しているのだろう。レヴィナスは、このような主語無き存在を、
「イリヤ」と呼んだ。自分中心の世界を創り上げれば、イリヤの孤独から逃れる
ことが出来るのか。いや、できない。それは、自分が知っている範囲で世界を
構築しているため。その恐ろしいイリヤから、抜け出せる道を、
「他者の顔に、その道を見いだす」とする。≫
▼ 死に直面すると、「自分の死後も、世界は何事もなかったように
 動いていくことが奇妙に思われ、それが恐怖心を呼起す」という。
それと、この世で遣り残した事と、残していかざるをえない家族と財産。
「あ〜、何で物でなく、事にしておかなかったか。事なら持っていけたのに!」
誰もかも、何も持たずに生れてきて、何も持たずに死んでいく。
レヴィナスの考える、<「存在者なき存在」> の自らの体験。絶対孤独の
世界の恐怖が、死に向かう人たちの共通の感覚だろう。 で、以下につづく。

・・・・・・
5344,自殺っていけないの? 〜身の下相談
2015年11月01日(日)
           身の下相談にお答えしますー上野千鶴子
   * 自殺って何でいけないの?
・・・・・・
79,閑話小題 ー話すより書け      
2014年11月01日(土)
   * まずは、話すより書け
 数ヶ月前になるが、小学校の同期会が近隣の温泉宿で行われた。
86歳の担任の西澤先生も出席され、会の始まる前に別室の先生に挨拶にいき20分
ほど話をさせてもらった。以前、新潟で一晩、御一緒して古町に飲みにいった
ことがあった。その時、社内報に書きつらねた『事業百訓』のコピーを差上げたが、
その話から、『今ではブログに13年以上、毎日欠かさず文章を書き続けて、身近な
30人〜40人位が読者になっています。慣れてくると、これが面白くなって、毎日
2〜3時間はかけてます』と話すと、『そうですね、話すより書けと言いますね。
書けば、一度、内容を整理できるうえに、考えますから・・』と答えられた。
先生から、高校、大学の合格時に、お祝いの葉書を頂戴した。そして三年前?
も慰めの葉書を頂いていた。先生は筆書の達筆家。そのため、悪筆の私には、
それがプレッシャーになり、その返事に悪戦苦闘。
 大学のゼミの武澤先生も、何度も、手紙を頂いた。話すより、書けである。
入院した人に一番良いのが葉書の便りというが・・ 書く癖をつけると、論理的
になって、相手の話の骨格が把握できるようになる。読書と、手紙を多く書いて
いる人は、そうでない人に比べ、話す内容が格段の差が出てくる。逆に、一寸
した世間話に、気楽に答えられなくなり、結果として、硬い印象を与えてしまう。
性格もあるが・・ 頭に浮かんだ言葉を、一度、書き出してみると、更に、
考えが出てくる。話すことで、次々と、新たに考えるタイプもいるが・・
早朝、この文章の加筆、修正をしていると、意識内での自己対話をしている
感覚になる。それと、誰かに向かい問いかけをしているような・・ それが内省、
内観にもなっている。大自然に、一流芸術に触れ、驚き、感激し、感動し、
それを言葉にし、自己対話をし、誰かに話す、そして書き出し、残す。
この一連が人生を豊かにする。 


7564,閑話小題 〜コロナ禍の中の総選挙と、ロシア・中国の威嚇訓練!

2021年10月31日(日)

   * 何やら不思議な患者数の減少…
 ワクチン効果だろうか?このところコロナ禍の患者数が激減している。
この時節の総選挙の強行… オリンピック同様に無理がある。 何らかの
カタチで、その歪みが出て当然。その最中、ロシア・中国の連合艦隊が、
津軽海峡を堂々と、すり抜けていった。野・与党も、それを非難しにくい
のが現状。何たることだ!
 ――
   * 国辱もの ―いくら何でも遣り過ぎ!
 総選挙の最中、この脅しともとれる共同訓練…国辱ものである。
マスコミは、何故に非難をしないのか…? 太平洋戦争の敗戦国の実態とは、
こんなものか! プ〜チン流の、自民党系応援の一環だろうが、国交断絶もの
の酷いもの。北朝鮮と韓国も、その対応を見ているのだろうが…
【 日本海で合同訓練を実施していたロシア海軍と中国海軍の軍艦10隻が、
 2021年10月18日に津軽海峡を太平洋に抜け、西太平洋の合同艦隊訓練を実施。
中国やロシアの軍艦とりわけ今回のような強力な艦隊が津軽海峡を抜けると、
日本の一部の政治家や反中・反露勢力から、「特定海域」の設定に対する非難
の声があがる。
 日本政府は津軽海峡などの5つの海峡を「領海及び接続水域に関する法律」
(1977年5月2日公布、以下「領海法」)で「特定海域」に設定している。
特定海域という制度が存在するがゆえに、中国やロシアの軍艦が大手を振って
津軽海峡を通過し軍事的威嚇を加えているのだから、このような制度は廃止
してしまえ、と領海法の不備を指摘するわけである。 】
< おい、烏合の衆の野党よ… 何が改憲反対か!> と言いたくもなる暴挙。
 骨抜きされて75年、これが現状。

・・・・・・
2020年10月31日(土)
7170, 閑話小題 〜あと数日で、米国大統領
   * この大統領選挙、何とも面白い!
 4年前に大方の予測を裏切ってトランプが大統領に当選した。面白味では、
これで良かったが、落日のアメリカの陰がリアルに浮き出てきた4年間であった。
世界の縮図であるアメリカ社会とは、こんなものとリアルの露出させただけでも
価値があった。アメリカの影の支配する白人層は怒り心頭が見え隠れする。
面白味では、あと4年間、世界を破壊し尽くすのもありかと! 白人ファースト!
の本音そのままを、地にいってるのが世界の現実。白人が有色人種から奪略を
してきたのが歴史的事実。特に、人口の57%を占める黄色人種の時代に代わろう
としている! …これにインドが加われば、世界の大部分の層が、白に変る。
トランプ、この世界を4年かけて、破壊した! その自覚がないのが、恐ろしい! 
〜以前のベストセラー【世界が100人の村だったら】から見ると!

≪ 全世界を人口100人の村に縮小するとしたらどうなるでしょう。
 その村には・・・
57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます。

52人が女性で48人が男性です。
70人が有色人種で30人が白人

70人がキリスト教徒以外の人たちで
30人がキリスト教徒
89人が異性愛者で
11人が同性愛者

6人が全世界の富の59パーセントを所有し、その6人がアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調で苦しみ
ひとりが瀕死の状態にあり、
ひとりは今、生まれようとしています

ひとり(そう、たったひとり)は大学の教育を受け
ひとりだけがコンピューターを所有しています

もしこのように縮小された全体図から私たちの世界をみるなら、
相手をあるがままに受け容れること、自分と違う人を理解すること、
そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火を見るより明らかです。

次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

もしあなたが今朝、病気というよりは健康だなと思って目覚めたなら…
あなたは今週生き残ることのできないだろう100万の人たちよりめぐまれている。

もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や、獄門の苦悩、あるいは餓えの
悲痛を一度も経験したことがないのなら…世界の5億人の人たちより恵まれている。

もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を
感じることなしに教会のミサにあずかることができるなら・・・
世界の30億の人たちより恵まれています。

もし冷蔵庫には食料があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、寝る場所が
あるならば・・・ あなたはこの世界の75パーセントの人々よりお金持ちで

もし銀行に預金があり、お財布にもお金があり、家のどこかに小銭の入った
入れ物があるならば・・・
あなたはこの世界の中で最も裕福なものの上位8パーセントのうちの一人

もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・
それはとても稀なこと

もしこのメッセージをよむことができるなら、あなたはこの瞬間2倍の祝福を
受けるでしょう。あなたのことを思ってこれを伝えている誰かがいて、そのうえ、
あなたは全く文字の読めない 世界中の20億の人々よりもずっと恵まれている
のですから

昔の人がこういいました。 わが身から出るものはいずれわが身に戻り来る、と。

お金に執着することなくよろこんで働きましょう
かつて一度も傷ついたことがないかのごとく人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとくに自由に踊りましょう
誰も聞いていないかのごとくのびやかにうたいましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように生きましょう

このメッセージを人に伝えてください、そしてその人の一日を照らして
ください。
  
 【アメリカの友人よりのメッセージ  2001.3】   ≫

 ――
▼ 一神教とは、何ぞや?を根本から考え直す機会と、
 この「コロナ禍」で問い直しの必要あり!

この20年で世界は、決して改善されてない。むしろ悪くなっている。
2001年の「9・11テロ」「リーマンショック」を経て、この『コロナ禍』で、
寒空に怪しげな空気が漂っている。

 ・・・・・・
2019年10月31日(木)
6804,,閑話小題 〜自転車乗りも終わりですか
   * 電動アシスト自転車を乗り始めて10年
 今日の随想日記を書きあげて、過去の同月同日分を読み返したところ、
4年前の内容に出くわした。とすると、電動アシスト自転車に乗り始めて、
まる10年になる。 …で、急遽、このテーマに変更することで、上奏が遅れる
ことに。 15年程前に知人の帆立カヌーに、数回、同上させてもらった経験が
あったから。それも忘れはしない台風直後の増水の阿賀野川・河口で対岸まで
渡ったり、魚市場のある通称「魚のアメ横」近くで… 。私に勧められたが、
私向きでないと、判断した。 そこで考えたのが海を道路とみたてたチャリ。
 である機会に電動アシスト自転車の試乗をしてみて、これは正しく「道路を
車輪で走るヨット」と直感し、ネット上でみつけて買うことに。以来、10年、
早朝のポタリング習慣が続いている。10年経過した現在、街中で、あまり
見かけないのは? まして、クロス自転車は皆無。 疎らな土手を独り、快走
する気分は、何ものにも替えられない。 特に、これを書上げた直後なれば、
尚のこと。 これも、あと一月足らずで冬休み(11/20〜3/30)。
4ヶ月の冬期間の休止は、毒素が溜まってしまいそうな。春先の1ヶ月は、
一回ごとに、毒素が身体から抜けていくのが実感できるほど。
 ――
 ところで、過去文を読み返して、数年間の当時の自分と出会っている感覚が
我ながら面白い。ほぼ毎日、こんなことを、繰り返し、ぼこぼこと脳の底から
沸き上がってきている。 人間なれば、多かれ少なかれ、事象が少し違えども
似たようなものか? 過去に垂直に立ち上がった自分との邂逅も書き残す
秘儀ということ。 残るのは垂直に立ち上がった永遠の純粋の「わたし」。

・・・・・
2015年10月31日(土)
5343,閑話小題 〜電動アシスト自転車を乗り始めて6年
  * 電動アシスト自転車を乗り始めて6年
 6年前の、この31日分の文章をみると電動自転車のことが書いてあった。
まる6年間乗ったことになる。年間200日×6年=1200日。さらに一回15キロ
として1万8千キロ走ったことになる。地球半周近くになる。2年前に、4年間
乗ったマウンテンバイクから、現在のクロスバイクの乗り換えたが、今では
早朝の日常生活の一部になっている。それまで、殆ど、自転車に乗ることは
なかった。しかし、これを乗りつけると便利な代物。 しかし、何故か街中で
見かけることが思ったより少ない。買換えの時期に来ているママチャリに
電動アシストを家内に勧めても、「近くだから必要ない!」の一言!
試乗を1〜2度しても、いま一つピンとこないようだ。あくまで、スーパー
の買い物の手段としてしか見てないため。乗っていること自体を楽しむ、
着想が持てないため。こうした感動を書き残していると、当時の光景が、
そのまま伝わってくるからよい。
 
――――
2006/07/31
1945, 満水の阿賀野川河口でカヌーに乗る
                    (。^0^。)オッ
 豪雨で満水の阿賀野川河口でヨットカヌーに乗った。
大学時代のゼミの後輩Mさんが、最近ヨットカヌーに凝っていて、
「今度、是非カヌーを乗ってみませんか」と誘われていた。
先日行われた「新潟県活性化の会」を仕掛けている人だ。

 来県の前日の27日に電話があり、
「車の上にカヌーを乗せて東京の自宅から来たい」という。
天気予報では豪雨注意報が出ていたので、「カヌーなど絶対に無理」と
言ったが、それでも車の上にカヌーを乗せてやってきた。
「出来ないとしても、帰りの道すがら何処かの河で浮かばせるから!」
という。好きな人はそういうものだ。

 天気予報では豪雨、絶対にこんな時にカヌーなど不可能と、
服装などの準備は全くしていなかった。
一昨日の29日の朝、どういうわけか打って変わった穏やかな天候になった。
(前夜半はかなり降ったようだが)

 前回にMさんが来て、一緒に飛行場周辺を見て回った時に、
阿賀野川の河口がカヌーの最適の場所と目を付けていた。
当日そこに行ってみると、数日の豪雨のため河は溢れていた。
しかし、Mさん「平気で大丈夫です、乗りましょう」という。
    
 この玩具みたいなカヌーでこの河口を乗りまわるなど、とんでもないと
思ったが、本人は「平気、平気、何でもないですよ」という。
そして、ドンドンカヌーを組み立て始めた。    (o_o ;)

 岸沿いを漕ぐのかと思いきや、どんどん河の真ん中の主流に出て、
そして対岸まで行ったしまった。         \(゜ロ\)
当然この満水の中、他のボートは1隻も見当たらない。
沿岸にはモーター・ボートが20艘ほどあったが、この洪水一歩手前
の中、誰も乗るはずがない。      ヽ(///>_<;////)ノ

 始めは少し恐怖があったが乗っているうちに、恐ろしさが全くなく
なってきた。地元の人からみたらとんでもことであろうが・・
それにしても、面白い!
豪雨のため大きな流木が彼方此方流れてくるが、それを避けながらボート
を操るのだ。 ふと気づくと2時間近くたっていた。

 そして、午後は寺泊の海岸に移動、再びカヌーを浮かべた。
また河とは違ったスリルがある。風が不意に舞うのと、海流の動きを
みながら操る。河とは全く違う面白さがある。

 Mさん、「このカヌーあげましょうか」というが、
私が乗りこなせるものではない。 丁重にお断りをした。

Mさん、ヨット歴をいれると30年は舟に乗っているという。そりゃそうだ。
あの川幅のある阿賀野川の満水の中、流木を避けながらヨットカヌーを乗り
こなすには長年の経験が必要だ。
    
 Mさん、その日は遅くなったので急遽、長岡に宿泊。
殿町を深夜まで飲み歩いた。( ^^)/▽☆▽\(^^ )  
そして、翌日の15時過ぎまで午前・午後カヌーを楽しんで16時に東京に
帰っていった。やってくる前日、知人の通夜があり、数時間しか寝ないで
新潟にきたというから、凄いエネルギー!これも、能力というのだろう。
   ー阿賀野川の満水の河渡りは、一生ものの思い出になった!ー
                (@´∀`p★)゜*。
――――
2006/08/01
1946, 満水の阿賀野川河口でカヌーに乗る−2
            Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning

 その日(7月29日)の夜、松下さんと長岡市の駅近くの「一心堂」という
スナックで飲んだ。そこで、「阿賀野川の河口で帆付きのカヌーで向う岸に
渡ってきた」と、酔っ払いの自慢話。ところが、マスターとスタッフが、
そこをよく知っていて、「大きな川の河口は恐ろしいところで、あそこでは
エンジン付きの舟以外は誰も乗らない。知らないだけで、とんでもないこと。
何も知らない子供が、寝ている虎の背中に乗って遊んでいるようなもの。
少しでも川の流れが変化したら、どうなったことか・・・」と、呆れていた。

 翌日、会社で近くに住む人に話たところ、もっと厳しい指摘。
「あそこは海の波と川の波がぶつかり合っていて、いつどういう波が来る
か分らないところ。毎年何人か人が死んでいる。そのため誰も泳ぐ人もいない
危険地帯。この豪雨の翌日にカヌー遊びなど危険とかいう問題ではない。」
流木が多く流れていて危なそうだと思ったが。
誰も泳いだり、ボートなどに乗ってないはずである。
松下さんは海が主流で川では乗らないといっていた。
さらに大きな川や、その河口も初めてと言っていた。
知らぬが仏だったのか。たまたま、そのような幸運なTPOSを遭遇したのか。

 カヌーも経験すればするほど深い世界であり、のめり込んでしまうという。
一人でカヌーを持って川に行き、組み立て、そこで遊び、また解体して車に積み
込み、一人で帰ってくるのが良いという。こういう趣味を持っているのは羨ましい
限りである。おまけに、河口湖に別荘を持っていて、そこでカヌー遊びなど・・・
人は人、我は我だが・・・ こういう羨ましいと思った時、自分の趣味を持って
いると、余裕を持てるからよい・・・
「趣味は、その人をそのまま現す」というが、そのとおりである。
永年かけて一人で自分の世界を作り上げていくプロセスを楽しむもの・・
人がとやかくいう世界とは別物。

 ――
(ところで、一心堂というスナック開業70年という店。
私の母とマスターの母が同級生。その上、私の兄とマスターも同級生ときている。
こういう老舗が地方都市には多いが、最近どんどん廃業している。
このテーマと関係ないが)
                 バイヾ( ̄ー ̄ヾ))))

・・・・・・
2018年10月31日(水)
6440,読書日記 〜やさしさね
           「やさしさ」という技術 2015/12/3
                   ステファン・アインホルン (著),
   * やさしさは、気づかいから… 
 10年前に、人生の終止符の目安にしてきた75歳まで、あと2年3ヵ月。
この年齢で、ガンで余命2〜3年か、脳梗塞で寝たきり状態のはずだが、腰痛が
少し辛いぐらいでいたって元気。事業の新潟駅前シリーズで縁あった営業関係者
たちが、この10年で次々と亡くなっている。そろそろ順番が来そうだが…
全く、その兆候がない。 75歳が男にとって大きな節目。そこで心の底から
〔 いや面白かった! やり残し、言い残しはないし、後悔は多々あっても、
 抱えて逝くに丁度良い質量。『自分の人生、これで結構気にいっている!』 〕
と、言えるかどうか。自分への「やさしさ」は、実に良かったといえる行蔵を
蓄積してきたかどうか。この本の副題が「賢い利己主義者になるための7講」。
<賢い利己主義者> 利己主義には、何やら賢くないの意味が含まれるが、
少なくとも集団第一主義より遥かに良い。賢いに「考えている」の意味が
含まれるため。
 
 <20歳で起業を目指す>と決心した時から、利己主義、個人主義の傾向が強く
なったが、当然といえば当然。当時の時代の趨勢からしたら、個人主義に
なるということ。 これは我が道を行く孤独業でもある。自分の周囲に垣根を
つくり門を構えて、出入りを制限。そして家の奥間で、自問自答。
それが慣れるほど社会が面白く見えるが、嫌な奴と誤解される。嫌な奴そのもの
になる。常に森の上から、自分と、環境を観る視線があるからである。それが
現在まで続き、このブログの17年半の継続に繋がっている。 
 それは、まず自分の立ち位置をはっきりさせる、まず自分に優しくなることに
他ならない。自分への優しさは、他人へ直につながる。
「内が白で、外側が黄色の日系ハワイ?、?をバナナと」いうが、大都会なら受け
入れられても、個人主義は、まだまだ拒否反応が強い。
それが現在ではスマートフォンなどの情報化で、内側は白基調の混濁色に… 
 面白くなってきている。

―― 
内容紹介(Amazon)
 北欧で社会現象となった世界初の「やさしさ学」講義。

なぜ、見返りを求めない行為があなたの得になるのか?
なぜ、「高い収入」や「名声」を求める人ほど幸福度がダウンするのか?
なぜ、多くの動物が「思いやり」や「やさしさ」を持っているのか?
ノーベル賞の選考委員会を擁する世界トップ医大・カロリンスカ医科大学で
「学生が選ぶ最優秀教授」に輝やいた名医が、わかりやすく、感動的に語る!
「死ぬ前に後悔しない人生」を確実に手に入れるための名講義、日本上陸。

◎やさしさは誰でも身につけることができる「技術」である
◎「高収入」「名声」を求める人ほど幸福度が低い
◎銀メダル選手より銅メダル選手のほうが満足度が高い
◎他人に目をかけられることは心身の健康に不可欠
◎他人を褒める人ほど出世する
◎衝突は百害あって一利なし
◎やさしさは個人にとっても社会にとっても大きな「得」をもたらす

―
▼ 先日、学生時代からの酒友と10数年ぶりに地元の長岡駅周辺で酒席を共に
 した。73歳になろうとした現在でも、1年2ヶ月ぶりに、社長交代で現場に
呼戻されて今も現役という。社長直属のコントローラ役の便利屋的存在か。
20〜50歳代が占める中で大変だろうと思うが…。声は小さく、掠れ気味だが、
絶対肯定的なオーラが出ていた。 一軒目の居酒屋では、出てくる料理に
箸をつけると、次々と「美味い!」と。特別サービスセットもあり、値段から
みて好感が持てた、そのまま、「良い店を紹介して貰ってありがとうと…」と。
そして二軒目のスナックでは、隣の客と、直ぐに馴染んで… そして、何気なく
褒めたおす。地元の否定的空気に慣らされて馴化してしまった自分と比べ?
早々のリタイア肯定派の見方が、ここで軽く躱されてしまった。
 群れるのも、人によって、必要条件、絶対条件も、あるのでは! 
家のスペースが小さい為、居心地が悪いこともあるというが。
卓上の大型犬が、再度、働き出た直後、夫婦して働きに出て散歩時間が
激変をしたためかストレスで亡くなってしまったというから、犬が逝くか、
当人かだったと、ブラックジョークも忘れない。
 
 やさしさ〜 人生で一番足りなかったのかも。
末っ子はやさしさを受けて当然と思いがちで、与え方が苦手。
何やら褒めることが第一歩は分かってはいるが… 


7563,閑話小題 〜 明日、衆院選挙

2021年10月30日(土)

   * やはり森元市長ですか…私は!
  ◉ この月末、11月当初にかけてコロナ禍と、政情不安の隣国から考えて、
 この衆院選挙の結果が見もの。特に安倍政権系の政治の流れが如何なる方向に
向うのか… 地元5区の衆院候補を考えた末に出てきた私の結論は、実績も含めて
『森候補』。 駅前再開発の先見があったこと。これは良い! そして全国区の
政党は‘維新の党’。他には見当たらないため。何処が、誰かではなく、純心に
考えた判断である。
  ◉ 阿部自民党と、その流れの総括選挙。
 阿部自民党、批判はあるが、世界が激動期に入っている中、誠実に国の行末を
考えて導いているため、良しといえる。 10年前に会社清算をした経験からして、
弱者に対する手当も、出来上がっていることを実感した。これも、野党の存在も
あるとしてもである。このコロナ禍で、バランスを考えると与野党拮抗の均衡が
必要のようだ。 始末の悪いロシア、中国、北朝鮮の独裁国家の存在からしても…
 じゃあ、アメリカは如何だというのか…の疑問が沸いてきてもだ!
  ◉ 皇室家のご結婚が無事…
 比較的に問題が最小に終わり、マスコミなどのバッシングも収まっている。
アメリカの法律事務所の勤務は、順調にいけば、ベストだろう。マスコミの記事
を売らんかなの中で、国内では無理の話。小さな籠の中での、野鳥たちの虐めは、
それは残酷。
  〜偶然だが、丁度良く、繋がっていく〜

・・・・・・
7169,読書日記 〜 内田樹の『生存戦略』 〜6
2020年10月30日(金)
                <『生存戦略』 内田樹著>
    * 結婚するキッカケが見つかりません!
 結婚は人生そのものを大きく左右する一大イベント! 特に女性にとっては、
8〜9割は左右するため、全エネルギーを使いざるを得ない。『生存戦略』の
最たる要件である。 人間の徳性に、ウノボレがある。勝手に自分を2ランク上
に想いがちになる。それに気づくには失恋の手痛い経験がある。勝手に互いに
誤解して結婚後に、理解して離婚の羽目に至る。子供は至極当然に、母親に… 
その結果に貧困シングルマザーに! 無知の成せる業である。不幸の親には、
それが身に付くとはこのこと!
 当然、互いに保険かわりに、同格の学歴、家柄、教養、容姿を求める。…が、
無意識に1〜2ランク上に絞るため、良過ぎると、絶対数が絞られる矛盾が生じる。

≪ ☆ 「結婚するのは、「こんな生活で良いのだろうか?」の不安です」に!
 結婚は本質的には、安全保障です。そんなものは必要ないという人には、
結婚する必要がない。風邪をひいているときに、見舞いにきてくれたとか、
缶コーヒーを一本、手渡されて…『お疲れ!』と言われたとか、「ホロッ」と
した時とか。≫
 ―
 私ことでは、最愛の父親を亡くし数ヶ月、茫然としていた時に家内に出会い、
その純真さにホロッとしたこと。 家内も、然程に自分は良くないと気づき、
身の納め時の23歳だった! 深く考えると、ホロッとする対象には、そう出会
える機会が少ない! 昭和20,21年生まれは、終戦年代で極端に同期が少ない。
男子にとっては幸運。その後の5年間は団塊女子が潤沢に存在していた。 
 20〜27歳は、その年代の男にとっては、それはそれは! その時節に婚期を
逃すのが「結婚は男の墓場」と遊び、持て過ぎた男たち。 人生には、
15歳、20歳、25歳、30歳アラウンドと、それぞれ旬がある。その時節が狩り時、
狩られ時になる。潜在的を含めると、9割が破綻が手痛いシッペ返しが解って
いても、一度は通らなければならない道。 …あの可愛い娘が、年々、鬼瓦の
ごとく様相に変る。それが性格も比例するため… 
人生は75歳が境目になる。 あとは、オボロで丁度良い。

・・・・・・
6803,閑話小題 〜デフォルメとは
2019年10月30日(水)
    * デフォルメの意味とは
  〜ネット検索によると〜
≪「デフォルメ」という言葉の意味を聞いたことはあっても、何となくでしか
 理解していない。その意味は、絵画などで対象物を変形させて表現する行為。
フランス語。  本来は単に「形を変える」という意味だが、芸術の分野で
「意図的に対象を変形させて表現すること」を指して使われようになった。
自然の形態の忠実な模倣を離れて強調,変形して表現することをいう。 ≫
 
▼ 何処にも存在する、あれら内幕情報屋について、
 デフォルメの事例を上げると、<『具体と抽象』細谷功著>で、何処の小さな
社会の中で、時のニュース性のある対象に言葉巧みに近づき、具体的内幕を調べ
上げ、それを餌として触れ回ることを本分とする輩と…。「悪魔の代弁者」を捩り、
『悪魔の大便』とも言う。 誰も持っている群衆の心理。その傾向の強い人物を、
以前から「子狐」として、頻繁に非難してきた。俗にいう「世間教」の伝道師。
 500m以内しか生きることが出来ないため、具体的な噂話が主となる。 
抽象的表現方法を持たないため、触れ回った対象者の反応も、世間教徒の物語の
材料になる。娑婆には、更に古狸や、呆け貉が加わるため、物語がねじまわり、
変容する。これが「世間様」の正体であり、彼らの世界には現実として通用する。
面白いといえば面白いが… ドップリ浸かると、それは自身の生き辛さになる。
 【彼らをデフォルメし、揶揄している御前は、何だというのか?】 
‘地域社会は、この子きつねをペットして飼っておくが、シラミが… 

〜で、‘子ぎつね’で検索すると、アルアル… ‘毒消し’ということ?

 ――――
2018/11/14
つれづれに哲学 〜アドラーから学ぶ −3                
             <「生きづらさからの脱却」岸見一郎著>
   * 「価値低減傾向」と虐め
 本書で、虚栄心に満ちた人に見られる「価値低減傾向」について取上げている。
誰でも持っている内幕情報など覗き込み願望も、これ。‘子ぎつね’‘腹グロ’
と敬遠され、その場の空気が汚れる為、名前を出すことすらしない。自分に甘く、
他人に厳しくが、もっとも端的に現れるから始末が悪い。特に、これを営業ネタ
と活用をしているコテコテの小悪党。その毒は、対象の人間を自殺に追いやる程、
効果がある。当人が、どれ程、怨まれているか、全く気づかない。
人は短所の特徴で他人を呼ぶ傾向がある。 子供の頃から『アダナ』など、
自然と「価値低減傾向」をしているのである。
  〜この言葉をネット辞書で検索すると
≪ 優越感を持とうとするあまり、他人の価値を貶める発言や行為をする… 
 …いわゆるマウンティング。相手をケナすことで自分の価値を上げようとする
ものの、実際には相手をケナしたところでその人本人の価値が上がるわけでない。
ところが本人はそのことに気づいていないため、必死にそれを繰り返す。
優越感を持ちたい人は、家族や知人間で価値ある人間だと思われたい。
そして自分に価値が無ければ家族や仲間が離れてしまう恐怖を抱えている。
そのため家族や仲間が離れていかないよう、自分にそれだけの価値があると
思わせたい。しかし自分にそれほどの価値があると証明できないなら、家族や
仲間の価値を下げればいい…というNot-Self(自分らしくない状態)に陥る。≫
 ―
▼ 娑婆には、このコテコテの小キツネが面白いほど存在する。
 他人の不幸は蜜の味と、蜜を振りまいている輩たち。
『メシウマ』=「他人の不幸で今日も飯がうまい!」。
『メシマズ』=「人の不幸でメシが不味い!」と、粗探しを酒のツマミにする。
それが、「生きづらさを自ら生産していることに自ら気づかない。
アドラーは、この性を「価値低減傾向」と名づけ戒める。 
 ところで、私たちは、これを自分の過去に対してしているのでは? 
青少年期頃の若気の至りのフラッシュからウジウジして… 酷いのになると、
痴呆症の悪例として、身近な人に、遥か昔の妄想に脚色をつけた窃盗などを
ぶつける。『価値低減傾向』より性質が悪い話を聞く。日本社会の特徴の一つに
「同調圧力」の強さと「自尊意識の低さ」がある。自尊心が無いため、他者に
対する異質を取上げ、攻撃にまわる。 それは、歪んだ自虐でもある。
 淀んだ社会では、仕方がないのか。
 
――――
2016/12/04
つれづれに哲学 〜嘆きの谷
               「生きづらさからの脱却」岸見一郎著
   * アドラーの「嘆きの谷」
 私がみるに、悲観的傾向が強い人が、女性で3人に1人、男性が4人に1人
の割にいる。その中で更に強い人は1割ぐらいか。知人にも数人、非常に悲観的
思考の強い人がいる。連れ合いとの不適性があるが、何もかもを悲観的に捉える。
ある婦人、目を見張るほど美人だが、いや、だった?が、常時、ウツ状態。
誰も躁鬱の波を乗越えて生きているが、問題はマイナスの程度。アドラーはカント
同様、クル病だが、そのハンデを乗越え、フロイト、ユングにつづく三大心理学者
の一人になっている。根には、「その程度のことで、何で落ち込んでいるのか!」
があるため、説得力が強い。 
  〜その一節から〜
≪ 世界を「嘆きの谷」と見ようとし、いつも苦しんでいる人がいる。
 アドラーはそのような人は「途方もない重荷を担って人生を歩もうと不断に
努力をする」と言っている。些細な困難をも誇張し、将来についても悲観的に
しか見ない。身のまわりで喜ばしいことが起ると不安になり、どんな対人関係
にも「影の面」を持ち込む。
 「嘆きの谷」という言葉は元もと旧約聖書の『詩編』に出てくる。
エルサレムに巡礼する人は、乾燥のため枯れ果てた谷底の道を歩まなければ
ならなかった。このような人が、世界を「嘆きの谷」と見ようとするのはどう
いうことか。アドラーの解釈と違って、『詩編』では、神によって勇気を出し、
広い道を見ている人は「嘆きの谷を通る時でも、そこを泉とするだろう」と
言われている。生きている限り、「嘆きの谷」を避けては通れないが、勇気
ある人はそれを「泉」と見るのである。ところが、この世界の嘆きの谷とみて、
どんな喜べる機会にも、「カッサドラの叫び」しかあげない人がいるとアドラー
はいう。ギリシャ神話に出てくるカッサドラはアポロンに愛された。アポロンは
カッサドラに愛を得るために彼女に予言能力を与えた。しかし彼女は、アポロン
の求愛を断った。そのため、アポロンは誰も彼女の予言を信じないようにした。
カッサンドラはトロイアの滅亡を予言されたが、無視された。
アドラーは、<この世界を嘆きの谷とみて、「カッサンドラの叫びしかあげない」
というのは、不吉なことしか言わないという意味だが、決して、トロイアの滅亡
を望んでいた訳でない。
 〜ネット検索に、「嘆きの谷」で調べると、
≪・アドラーは仕事の課題、交友の課題、愛の課題という人生には避けては通る
 ことができない課題がある、という。これらの課題を解決する能力がないと
 考える人は、なんとか理由を考えて、人生の課題から逃れようとする。
・アドラーが「劣等コンプレックス」という言葉を使う時、次のような意味と
 して使っている。すなわち、「Aであるから(あるいは、Aでないから)、
 Bできない」という論理を日常のコミュニケーションの中で多用するという
 意味である。このAとして他の人がしかたがないと納得しないわけにはいか
 ない理由を持ち出すのである。
・神経症はこの劣等コンプレックスに他ならない。人生の課題を前に直面しよう
 としなかったり、「ためらいの態度」を取って立ち止まる。「はい〜します、
 でも、(yes...but)といって、結局課題に取り組まない。神経症に限らず、
 人は意識しなければ、すぐに「でも」といってしまう。
 <何かをしようと思う、しなければならない、「でも」と…>
・カウンセリングの時、あまりに頻繁に「でも」という人があって僕はその人が
 「でも」というたびにカウントすることにした。本人はそのことを意識して
 いなかったからである。やがてこんなふうにいわれるようになり、次第に
 この言葉が用いられる回数が減っていった。「まだ今日は一度も『でも』と
 いってませんから、一度だけ『でも』といわせてください」
・人生の課題に挑戦する時、失敗すること、敗北することを恐れる人は、課題
 から退却しようとする。何をする時にも必ず成功しなければならない、と考え、
 成功するという保証があれば挑戦する。しかし失敗が少しでも予想され、
 成功することが確信できなければ最初から挑戦しようとしないか、失敗しても
 そのことによって致命的な打撃を受けることがないように、いわば綱渡りをする
 人が転落することを予想して下にあらかじめ網を張っておくようなことをする。
 症状はこのような目的のために創り出される。
・人生の課題を前にして敗北を恐れる人は、課題に挑戦することを回避する
 ために時に神経症になって、「足踏みしたい(時間を止めたい)」と思う、
 とアドラーはいう(『人はなぜ神経症になるのか』)。
――
▼ 上記の「カッサドラの叫び」しか上げない人に、マイナーな視点の話題を
 ふると、大きく首を振り、どんどん話が進む。何処にも、『内幕情報屋』が
存在して、ネタを探し出して人の懐に飛び込む。それが、万引き、置き引きと、
同じくらい、いや、それ以上の犯罪行為でしかないことを知らない。
で、その毒は、喜んで聞いてしまう方にも、同様に罪になる。誰もが持って
いる要素だから始末が悪い。

――――
2003/11/25
965, 悪口についての一考察
 悪口については、随想日記の中では何回も書いている。
しかしテーマにしたことは無い、一番イヤなテーマであるからだ。
昨日、新聞を見ていたら‘メジャー’ヤンキ−スの松井は中学校二年生以来、
悪口を言ったことがないという。(所詮は勝ち組が言っているから注目
している部分もあるが)
それでは「私の場合は如何だろうか?」と考えてみた。
本音でいうと
 可能な限り言わないようにしている。その為には嫌いな人のいる場には
 極力行かないようにしている。例えば、ライオンズとか商工会議所などである。
 痴呆名士志向の子狐的人間である。  地方で頑張っている人はこういう
 傾向が強いから始末が悪い。自分より肩書きや収入が多い人間には媚び
へつらい、下の人間には尊大な人だ。 仕方ないのは解っているが。
「お前の姿でもある」といえば、そうかもしれない。
  人間にとって自分は善人であり他人は悪人なのである。
 自分を理解しろと必死になるが、嫌な人を理解しようとはしない。
 それは、怠惰という無精者に過ぎないことに気づいていないからだ。
  〜辞典には
 ー悪口は「他人について、劣っていると(事実に反し、また実際以上に)
 いう言葉」とある。
 ー陰口は「その人のいないところで、いう悪口」と書いている。
 悪口とは事実に反してと書いている。
 
 週刊誌などは、それで持っているいるようなものだ。
 大衆の一番弱いところを狙っているのだ。
 辞書のとおりならば、悪口の経験のある人は虚言罪で天国の門は間違っても
 叩かれないことになる。
  ☆ 思いつくまま「悪口」について頭に浮かんだことを書いてみる。
・「悪口はドロボーより悪い!」と曽野綾子の本にあったが、まったく
 曽野(その)とおりである。ドロボーは人を殺さない、しかし悪口は時に
 人を殺す。
・悪口は結局は、自分の事をいっているに過ぎない。
 したがって根は深い。ただ自分で気がついてないのだ。
 悪口はその人の歪んだ心象風景といってよい。
・悪口にも色いろある。
 本人に面と向かっていう悪口と
 陰でいう悪口がある。
・宗親(居酒屋おやじ)「馬鹿野郎!これで俺等居酒屋が、
 商売でもっているんだ!でも酷いもんだよ!
 サラリーマンの悪口は耳を塞ぎたくなるより、
 『その対象の奴より、言っている本人を張り倒したくなるよ!! 
 まあ、そうでもしなくては精神のバランスが保てないのだろうがね』   

・・・・・・
2018/05/21
閑話小題 〜老いるに従い、サイコパス化する?

   * 陰口好きは軽いサイコパス
 先日読んだ本に「内幕情報屋は、軽度のサイコという精神病」とあった。
そこで直に思い浮ぶのが、何人かの面々。特に営業屋のトップセールスへの
前フリネタの有効なエサとして最も有効なればこそ、知らずに自らが毒されて
いることに気づかない。成るほど、あの人がサイコと思うと合点がいく。
人の不幸は蜜の味だが、悪口、噂話は気をつけるべし。問題は程度になるが… 
男の風上に置けない腐った女のような一群の人たち。 そう書いている私も? 
「老いるとは、サイコパス化していく。変化出来なくなるからだ」とすると、
先々が恐ろしい。
 
  〜ウィキペデアによるサイコを特徴とは〜
【 犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように定義している。
 ・良心が異常に欠如している
 ・他者に冷淡で共感しない
 ・慢性的に平然と嘘をつく
 ・行動に対する責任が全く取れない
 ・罪悪感が皆無
 ・自尊心が過大で自己中心的
 ・口が達者で表面は魅力的
 極端な冷酷さ・無慈悲・エゴイズム・感情の欠如・結果至上主義である。】
―
▼ 5人に1人に、この傾向が強いという。
 株屋、商品取引など金融系の末端?の人たちに端的に現れ出る軽い職業病。
それが今ではトップの金融庁の事務次官、国税庁長官がコテコテのサイコ?。
 ところで、最もサイコパス的なのが、政治家じゃないですか!
陰口を陰口で書くなど、自虐そのものじゃないですかい。 ったく!
 「自分は違うって?」 
「魂のシリアルキラーじゃないですか?」 ただし、すべからく、だが。

● シリアルキラーとは、快楽殺人鬼のこと。大部分の人達が、日ごと
 万引きより遥かに重い、快楽殺人のミニ版を行ってるの。 
なら以下のことが分かるはず。馬鹿にバカというのが、一番バカか。
何かサイコの独り言のような。 老いるに従いサイコ化する?というが、
 …成るほど。


7562,閑話小題 〜 あと2日で、衆院選挙

2021年10月29日(金)



   * 面白いのが、地元5区の選挙
 このところ、数回、地元5区の衆院の選挙選の成り行きを取上げているが、
前、元県知事に対し元地元市長の争い、元市長が不利と予測されている。
16年以上も地元で辣腕をふるい過ぎた結果、残ったのは憎しみだけ、終わって
しまえば、ただの人。あまりに長岡的! これも御国柄、城下町小唄の世界!
前、元県知事の因縁の争い… 初老の独身男の下ネタには、男社会は寛容。
 で、調子良さと表づらが良さだけの元・県知事は、その本質を見抜かれて、
いま一つ。家内が柏崎出身も有ってか、その心情は、「地元を騙した地元英雄?」
憎しが根強い。 当然といえば当然だが! それらが入乱れた因縁の選挙、傍目
で面白くない訳がない。さすがに、真紀子嬢の応援演説はない。
 この地元の捻じれ、思いの他、強い。

・・・・・・
7168, 読書日記 〜 内田樹の『生存戦略』 〜5
2020年10月29日(木)
              <『生存戦略』 内田樹著>
    * 北朝鮮が何ゆえに潰れない…?
 素朴な質問だが、「あまりに時代錯誤過ぎて手を付けられないのが現状」。
何やら、的を得てはいるが… 
【 <進んで奴隷になる方が楽だということを北朝鮮人民が学んでしまった!>
 辺りが本当のところ! 時代錯誤の公開処刑と、交互監視で体制を確保して
しまい、独裁体制が故に、自己変革が不可能にしてしまった! そして、恐怖
写真を隣国の韓国、日本、アメリカに流して、間接的に、恐怖を植えつける。
朝鮮労働党の初期政治委員は金日成外全員が、粛清と交通事故などの変死で
消えてしまった。 以来、「ドン様、万歳」と言って置けば、心配ない。
定期的に失言で公開処刑も、体制維持のための御膳たてになる。】
 ―
▼ 隣国の中国、韓国、ロシアは、古代ギリシャの民主主義の差別の
「3,30,67%の法則」で、金王朝体制を維持させて おけばよい。
67%の奴隷層は、そんなもの!と、批判能力をゼロにしておく! 
彼等からの強奪は、その社会システムそのもの! 、カタチを変えて、
世界に満ちている。それを破壊し、改革すべく、社会主義が考え出されたが、
それも藻屑の泡で消え伏せた。こと政治システムは、改革されてはいない。
世界は、白、赤、黄色、黒色の階層があり、その垣根は高い! 北朝鮮は、
当分は変化をしない!のが、現実。日本も、明治維新以来、学力優先主義で、
国家つくりをしてきた。それでも、旧来の家柄第一主義を打破できずに、
旧来のまま。5Gアイフォンが、情報の均等に推進をかけるとしても!

・・・・・・
6802,読書日記 〜小さな習慣 〜2
2019年10月29日(火)
           <『小さな習慣』 スティブン・ガイズ著>
   * 習慣の本質
 習慣の力に気づき、それを多々、利用してきた。 早朝の時間利用は両親の
生活習慣から学んだ。小学校後半あたりから、まずは地元紙と、朝日新聞と、
日経新聞を目を通していた。これは父親の、あと追いの習慣。生まれが商家と
あって、読書と、図書館通いの習慣がなかった。この青春期の欠落は、生涯を
通して大きな壁になった。上京をして、学生仲間や、読書や、授業で痛感する
ことに… それでも、気づいただけ良かった。 一日、数時間の読書習慣を
自分に課すしかないと… 誰も読書をしていると口外はしない。 
学生時代は、友人と壁隔てなく、自由に、読書の話題を交わすことが可能に
なるのが最大のメリット。 コンパやゼミで自由に討議出来る特権もある。
 モラトリアム」とは一般的に『猶予期間』のことを表している。
この言葉を初めて心理学的に使ったのがフロイトで、その後現在の解釈と近い
意味で用いたのがアメリカの精神分析学者のエリクソン。人生とは如何に良く
生きて、死ぬかを見定めるための執行猶予期間ともいえる。 

 習慣で、いや何ごとにも大事なことが、小さく入って大きく膨らますため
の最初の一歩。「小さすぎて失敗する訳がない」という効果が肝心と… 
デューク大学の研究によれば、私たちの「行動の45%が習慣に成立っている」
と言われる。 著者の習慣に関する提議は…
「あまりに簡単のため、しないよりするほうがいいと思える行動」
私の場合、一日、一週、一ヶ月、一年、3年、5年、10年単位を節目にした
習慣を取入れてきた。習慣の力は、繰返しの継続から生まれて、強化する。
 このブログは、あと一年半で20年に。 作成過程は、フローの時間に!
ストレスと、悪習慣は、負のサイクルに嵌ったら、そこから這い出すには、
絶大なエネルギーを要する。周囲を見渡せば、直に理解できる。
俗にいう「ゾンビ」。良くないのがストレスの蓄積。 他者のストレスに
濃度が高いほど、反応し、負の連鎖を生む。それも老化によるストレスは
如何ともし難い負の連鎖を呼び起す。その死にきれない屍が『ゾンビ』。
悪魔の代弁者。こと、「悪魔の大便」という人種。これから脱出するには、
長年かけたライフワーク。 『小さな習慣』を積上げた …『大きな習慣』。
 これは、人生のシェルターとしても、有効になる。

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6438,閑話小題 〜群れとは、そもそも何? −1
2018年10月29日(月)
    * 群れとは何匹・何人から言うかって?
 『群れとは?』と検索すると…
   Yahoo!知恵袋に
<一匹オオカミ以外は「群れ」だよ。>の答えが実に明快で良い。 他にも、
<二匹は「番(つがい)」だから、三匹以上かな?>
<「群れ」を英語に直すと「group」だから…、 人間の場合も3人以上>
 二人=コンビ、三人=トリオ、四人=カルテット、五人以上=グループ>
 ―
  ☆「みんな」って何人以上の事? の問いに…
<一般的には3人以上です。2人のときは「どちらも」「2人とも」などト言います。
「2」と「3以上」を分ける傾向があり、複数の中から一つを選ぶときも、選択肢
 が二つの時は「どちらにする」と言うが、三つ以上のときは「どれにする」
 となります。「AとBのどれにしますか」とは言いません。>
 「2」と「3以上」を分けるのは「2」が「1」よりも1だけ大きい特別な数だから。
 同じ複数でも、「2」と「3以上」を分けて考えるのは自然なことだと思います。>
<3人以上。 2人は「両方」「両名」、またはこれらに「-とも」をつけます。
 たとえば英語でも2人はboth、3人はallですね。このように他言語でも同じ
 ような感覚が生まれるのは、3人は2人対1人に分かれることができる「集団」
 であるから、だと思われます。「集団のすべて」、イコール「みんな」です。>
 ―
▼・学生の頃、7歳年上の3番目の姉が、『もっと収入があったら、あと一人を
 欲しかったけどね。親子連れを見て、3人の子連れで、はじめて群れの感じで、
家族的空気になるが、今の家計では…』と言っていた。とすると、5人になる。
メンバーにもよるが、飲み会で3人は、2対1になり、1人が浮くケースが往々に
してある。浮き役の立場として割切っていれば、それはそれ。
・「群れ」の言葉のニュアンスは、一匹オオカミに対し、野犬の群れの「群れ」。
一匹に成りきれず大勢に従う生き方。「人」と「人間」の違いは、社会集団の
一員の意味合いが加えられて人の間に生きるため「人間」。
「離れ猿」がいる。集団から追い出されて、距離をおいて生きる離れ猿。
ライオンは、成長すると、集団から追出された若いオス同士が、ペアを組んで、
助け合って敵と対処し、生抜くケースが多くある。二匹のペアが襲われるケース
は少ないため。8人兄姉の末っ子で、父親っ子のため、少し距離を置いて、独り
遊びが常。今でも、その延長にあり、唯我独尊を地にいっている。これも家族
の長男、末娘、末息子、一人息子など、様々な立ち位置で、性格が決まる。
・相方は自然と、長女で、家庭的温みのある、自然体の人に魅かれる。
長女、次女は母猿のアシスタントの役割で、末っ子の相手になってくれる。
だから、自然に魅かれる。 とすると、アシスタント代わりのメス猿連れの
「離れ猿」?が我姿? いや、過って小さなテリトリーを持っていた元ボス猿。
成るほど、地元高校の校訓、「和して同ぜず」。「同じて、和せず」が群れの
特性になりがちだが。
<何があっても、強くあらねばなりません! 誰一人助けてくれません。
生きている間は闘い続けなければ!それが人生だから。諦め、無関心になり、
流されてはならない。傷を抱えて生きるしかないと悟ること。同行二人の一人
は親鸞。南無阿弥陀仏の念仏で、孤独から救われる>と親鸞が教える。
群れるなら、確かな宗教。人間は本来、弱者。長年かけて構築された教えが
必要となる。それが凡夫なら尚更のこと。とどのつまり、宗教ですか!

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6073,閑話小題 〜割合で理解する法則 〜5
2017年10月29日(日)
   ● 誕生日のパラドックス(の法則)
 一堂に会した23人で50%、41人で90%の確率で、同じ誕生日の人が存在すると
いう法則。これは一見、「40人いれば自分と同じ誕生日がいる」と思いがちだが、
この数値は「40人のうち、誰かしら同じ誕生日の組が存在する確率」のこと。
◎ 50人位のセミナーで講師が、「今月の誕生日の人は手を上げてください!」
 というと。7〜8人の人が手を上げた。12分の1で4人と思いがちだが、2倍になる。
「講師は因縁とは、こういうもの」と、説明していたが、この向きの科学的研究
もあるような。因縁の「因」は直接原因、「縁」は間接原因、この二つがあって
因縁が生まれる。哲学の大命題に「存在論」がある。いま、ここに、存在する
不思議の問題に繋がっていく。 
 ―
   ● 90:9:1の法則
 OSやブラウザ、検索エンジンなどのITサービスにおいて、市場に参入する企業の
シェアが90:9:1の比率になるという「90:9:1の法則」がささやかれています。
・最も人気を獲得し多くの人の支持を得たサービスが市場の9割を独占し、
・2番手が9%を、
・3番手は、1%を確保するのがやっとで、他のサービスは数字上は存在しない
 に等しいという、弱肉強食の世界を指す。
◎「20対80の法則」より、一強に力が集中する現象を示す比率。これは進化速度
 の早いIT産業なればの法則だが、社会的格差にも適応する。優勝劣敗の徹底の中
こそ、進歩が生れるが、残り1%しか99%に行き届かない社会問題に行き当たる。
日本の先をいくアメリカ社会を知るにつけ、日本も同じ道を歩むことになる。
 〜以下の文章は、2ヶ月前のテーマ〜 これが現実。
――
『超一極集中社会アメリカの暴走』 
 2017年8月30日

 図書館から『新潮45・6月号』を借りてきた面白いリポートがあった。
【 世界を呑込む「超一極集中」社会〜アメリカの暴走」を著者が解き明かす―
 上位0.1%の超富裕層がすべての富を牛耳り、ますます金持ちに
 (小林由美)】のレポートがあった。
 〜ネット検索をすると、ジャーナリストの池上彰の解説があった〜
  〜ネット検索をすると、ジャーナリストの池上彰の解説があった…
【 アメリカ“強欲資本主義”の現実
 <池上彰が『超一極集中社会アメリカの暴走』(小林由美・著)を読む>    
・アメリカのトランプ大統領による予算教書が五月に提出されました。
アメリカの大統領には予算編成権がありません。予算を編成するのは議会。
そこで大統領は、「こういう予算を組んで欲い」という要望を予算教書として
提出するのです。 トランプ政権は所得税や法人税の大幅減税を打ち出して
います。金持ちほど大幅に税金が戻ってきますが、庶民には恩恵がありません。
その一方で、貧しい家庭に食料を支援したり、低所得者が医療を受けられる
ようにしたりする施策は予算が大幅にカットされます。去年の大統領選挙で
トランプに投票した支持層が打撃を受ける予算案です。金持ちは一段と金持ちに、
低所得者はさらに生活が困窮していく。アメリカの現状を象徴する予算案。
金持ちの一極集中が進むアメリカ。書名通りの事態が進行しています。
・アメリカの所得格差が大きいことは日本でも知れ渡っています。国民のわずか
1%の人が富の大半を所有している。そういう認識を持っている人が多いと思い
ますが、もはやそんな状態ではないと著者の小林由美さんは指摘します。
上位0・01%の2014年の平均年間所得は2009百万ドル(約32億円)という驚く
べき数字です。上位0.1%で見ると平均所得は6百万ドル(約6億6千万円)ですが、
上位1%で見ると、126万ドル(約1億4千万円)に下がります。 過去の歴史を
見ると、1980年代以降、上位0・1%の所得は増え続けているのに、それより
下位はほとんど増えていないという現実があります。
・こんな格差社会で我が子を「勝ち組」にするには、質の高い教育を受けさせる
必要があります。そのためには幼稚園から私立に入れる。ところが私立の幼稚園
の学費は日本円で年間300万円。私立大学の四年間の学費は計3300万円。
いったい誰が払えるというのか。もちろん奨学金制度はありますし、学費ローン
を借る手もありますが、大学卒業と同時に多額のローンの負債を抱えることに
なる若者も少なくありません。「大学を卒業して社会人として第一歩を踏み出す
時には、多くの人が既に多額の借金を負っている。これがアメリカの現実です」
・こんなアメリカで繁栄を謳歌しているのが金融業です。資金を集めて投資する
ファンド。その周辺には、アナリストやトレーダー、ブローカー、投資顧問、
コンサルタントなど数多くの人が群がります。「こうした介在者の増大が金融
サービス従事者を増やし、その人件費と利益が金融サービス業の付加価値として
国内総生産(GDP)に現れ、不動産金融も含めると、金融サービスはGDPの12%
近くを占める主要産業になっています」
・強欲資本主義の支え手である富裕層は、自らの利益のため政治家に接近する。
「民主党は都市の進歩派富裕層やハイテク産業から政治資金を得て、都市部に
集中しているマイノリティを取り込み、共和党は重厚長大産業やエネルギー、
金融界から政治資金を得て、中西部や南部に集中している貧しい白人を取り込んだ」
アメリカという国が分断されるわけです。アメリカという国を分析する著者の筆法
は鋭く、ときにアメリカに対して絶望的な気分になりますが、他方でアメリカの
強さも知ることができるのです。(池上 彰)
―
▼ トランプ大統領になって以来のアメリカの分断は、この本を読むと、理解
 出来るようだ。10年前に、同じタイトルの本を出している。出だしからして、
<アメリカ人は4種類しかない。超金持ちと、仕事のプロと、貧乏人と、社会的
 落ちこぼれだ--。>である。この現実が社会問題にならないのは、誰もが、
アメリカンドリーム、「いつか私も大成功し… 」の妄想があるため。現在の
日本も、同じ傾向になっている。 情報機器も含め4割が情報関連を占めている
現在、若い人は、何はともあれ上質な情報と知識に対し、敏感であらねば。

・・・・・・ 
5706,マネー・ワールド � 〜資本主義の未来
2016年10月29日(土)

 第3週の「巨大格差のその先に」が、現在の世界を端的に示している。
社会主義圏が消滅してしまった結果、資本主義の弱肉強食の一強総取りが、
ますます強くなり、貧困層が露出し始めている。日本の宗主国のアメリカが
弱体化を始めた現在、日本は、その影響をもろに受けている。
特に地方経済が惨憺たるもの。 〜その辺りより〜
  ☆ 世界的に巨大格差が広がっている
≪・日本では6人に1人が貧困層で、先進国 30ヶ国中、メキシコ、トルコ、
 アメリカに次いで世界四位に、平均は7人に1人になっている。 超富裕層
 に富が集まり続け、もっとも裕福な62人と下位36億人の資産が同じ。
 現在の世界の人口が約70億人なので、世界の人口の半数の人と62人の
 資産が同じという驚愕な内容。36億人の平均年収が5万円、62人の平均が
 3兆円という膨大な差。世界各国で、この巨大格差で資本主義に対して、
 デモが起こっている。
・その中で、「共有型経済」なるシステムが出来上がりつつある。
 日本でも中古の販売が伸びていて、無料で物をやり取りできるスマホ
 アプリなどが人気。当人にとって不用でもほしい人が案外いるので、
 これを推し進めた経済がどのようになっていくか。
・巨大な格差の実例として、米シアトルでは、テントシティーと呼ばれる
 テント村が市内に8か所あり、公的に認められている。ここ数年、不動産
 が高騰し、仕事があるが住むところがない人が多くいる。シアトルに
 テントシティーなどがあるとは。働いていて、家が借りられないのは、
 日本の地方では考えられない。これに対して、富裕層は、“ビリオネアが
 アメリカには500人いる。
・右上がり社会では、‘シャンパンタワーのグラスからしたたり落ちるよう
 に富が下に分配されるが、低成長になると、そのシャンパンタワーの一番
 上のグラスが大きくなり、下には流れない。「シャンパンタワーのように
 上が満たされれば、下が潤ってくる可能性は高いので格差も必要なことだ」
 という主張があるが、シャンパンタワーの一番上のグラスが大きくなると
 富を全部飲み込んでしまうのが現状」との解説は、わかりやすい。
・日本でも一人親の貧困率が50.8%と世界最高レベル。最近は貧困問題が
 話題に出るが、まだ極貧は少ないが、貧困で子供の進路が選択できない話題
 が、最近多く聞くようになった。
・アメリカで新たな動きが始まっている。モリス・パール(元資産運用会社)
 がパトリオティック・ミリオネアという団体を設立して、「富裕層への増税」
 「最低賃金の引き上げ」を掲げて、貧困層を中間層へ引き上げるための活動
 を始めている。
   ☆ 資本主義経済から「共有型経済」
・アダムスミスが唱えた資本主義の感情で重要なものを「利己心」と「共感」
 を上げていて、共感は相手の不利益にも考えを及ぼすことだと言う。
 この時代、この共感が薄れてきているので、格差が広がっているのでは
 ないかということでした。≫
▼ Amazonで購入する本の多くが新中古本。一度、店頭に並んで返品された本
 だが、新品と何らかわらない。電化製品は、ネット上から買えば、2割以上は
 安い。知恵さえ使えば、現座の日本では何とか生きていけるが、今後は如何
 なることやら。資本主義社会では、社会格差が勤労意欲となり、必要悪と
 されるが、一強多弱が過ぎると社会の停滞を引き起こす。

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