堀井On-Line



7481,閑話小題 〜東京オリンピックの総括

2021年08月09日(月)

   * 蒟蒻長屋の談議
 まずはニヶ月前の6・08日のテーマ日記から…
< ◉ 本当にやるの… ならば
 東京オリンピック、本当にやるの… 実行するなら、TV視聴観客が地峡上に
数知れず。TV視聴者が現場感覚で注目しやすい面白い内容に総力をあげて編集
すれば良い。 あれだけ、会場造りに資金を入れたのであれば、参加選手の
過去の演技、競技を紹介した 日本の得意の分野… 時代はリモートの時代。
ネタはスポーツの最高の得意技を…ドローンなどリモートを駆使した技術を
披露すれば良い。まだ、間に合うか…其の位のことは当然、し尽している筈か?>
 ――
▼  …長屋の‘トラ、熊、八、大家さん’の茶飲み話から…
 熊: おいおい、絶対無理だと思ってけど、ヤッチャッタよ。
トラ: あそこまで、施設に投資して、やらないじゃ済まされねえよ。
  政治ってのは凄いね。それも国際的決定事項は、それはそれは!
八: 金メダルを取れそうな種目を前半に集中して、気をコロナ禍から
  逸らせるなぞ、シタタカだが、それはそれで良いんじゃないかな。
大家: 開会式と閉会式を、それぞれ一時間ほど睡魔の中で見たけど、
  開会式が酷かったね!カミさん、あれはあれで、悪くはなかったと
  宣っていたが、翌日、タレントの‘たけし’が、金返せと言いたくなる
  ほど何だありゃだったと、堂々と話していたけど…
トラ: 普通じゃ言えないよ。即座にマスコミ界から締め出しを喰らうよ!
八: とにかく、それぞれの業界にはドン様がおられて、間接、直接の言論
  チェックをしているからね。それにチャットなど、誰もが言いたい放題!
八: で、何を言いたいの…?
大家: 地政学的にみて、離れ小島の日本だから出来たのさ。それも真面目な
  性格もあるね! でも、成功とはかぎらないがね。
  私の評価は、コロナ禍の下で甘くみて70 点というところさ。
八: 私は大甘で80点!
熊: 85点。
トラ: 80点。
大家: 問題は、コロナ禍で強行実施した評価になるが、これは難しい!
 
 ――
6272,閑話小題 〜情報の階層化について −3
2018年05月16日(水)
      〜NHK:BS1【三和:人材市場〜中国・日給1500円の若者たち〜】
   * 弾け出された中国の若者
 あるのは小さなカバンと、着たきりのTシャツと、ズボンと小銭。
月給制の職場に堪えられず日雇い仕事で日々を暮らす若者。寝ぐらは、
ゲーセン。その実態は、現代社会の蔭を象徴している。日本のホームレスの
中国・深セン・バージョンというところか。大陸なればこそ、深刻度は深い。
これなら犯罪を犯しかねない状況である。
   〜NHK・HPより〜
《 中国・深センにある職業斡旋場・三和人材市場。
 工場労働からはじき出され、1日働いて3日遊んで暮らす「三和ゴッド」
と呼ばれる中国の若者を、何が追い詰めているのか。
 総資産が1億7000万円以上の富裕層が7万人に達する深セン。
格差社会の底辺から脱出できずもがく若者たちの間に不満が高まっている。
豊かになる夢を持ってやって来た出稼ぎ労働者の希望は、失望と不満に変わる。
三和市場で日雇いの暮らしを3か月送った男性は、深センを離れることを決めた。
中国の繁栄を謳歌する最先端都市・深セン。その発展を支えてきた人々。
しかし急成長がもたらした貧富の格差と負の連鎖によって、若者たちの夢は
更に手の届かないところに行こうとしている 。》
―
▼ 月給制は縛られ窮屈と、日給の働きを求め、ゲーセンで過ごす若者達。
情報化がもたらした原子化した流砂の民の象徴。誰が悪いのではない…
思わず魅入ってしまったのは、彼らの姿の中に、何やら、老い先短い?
我が身の姿「俺たちには明日がない」に重なる部分があったからか。
ネットサーフィン、TVドラマ、TV]映画、シネマ館の仮想の世界に日々、
逃避しているような? としても、それで充実するから不思議だが。
 ――
熊: カミさんとガキがいる以外、俺と大して変わりはしないよ。 
寅: 俺もだがね。原子化さえしてない俺たちは、良い悪いかは別として
 少しましかい。でも、砂粒がネットで強固に繋がるのも問題だね。
 それとゲーセンでネット仮想世界の逃避ね。八つぁんと大して変わりはしない。
熊: インドの人力車の車夫と似ているね。俺たちの寝泊りは、人力車のかわり
  に長屋の部屋だけど。でも、老い先短くなれば、何もかも同じよ。
大家: 私に対する嫌味かい。確かに死んで三日もすれば3百年前と同じさ。
 情報社会のグローバル化ってのは、誰もが一瞬で底なしになる可能性があるね。
寅: 豊かさで恩恵を受けるのは衣食住を除けば、情報の質量の差だろう。
 それが両親の質と、本人の才覚で変わる。確かに出発点で殆どが決まるね。
熊: 俺なんて、貧しさしか知らないだろう。豊かさの恩恵を一度でもよいから
 受けてみたいね。良いことなかったもの。バブルで阿波踊りしたかったね。
 大家さんは経験したというじゃないですか。
大家: ああしたよ。20年、いや40年は、そりゃ天国さ。良い時代に良い思い
 をさせてもらいましたよ。それがあったから、老いても心だけは豊かさね。
寅: 行蔵内の御宝が無いと、人間、老いてからの歪みが大きくなるの。
 それが顔に出るから、恐ろしいね。他人事じゃないがね。
熊: 何で今、俺の顔を見るんだよ。貧乏も馴染むと、けっこう面白いんだ。
寅: でも、傍で見ていて、「天気晴朗なれど波高し」がピッタシだね。
 舟は大揺れでさ。特に月末は、ウドンばかりじゃないか。
熊: 御前も同じようなモノじゃないか。御前のように宝籤など俺、買わない。
大家: 御前らが話すと、折角の社会問題も卑しい話になってしまう。
 
――
 ▼ 

・・・・・・
7087,閑話小題 〜コロナ禍を金価格から見る
2020年08月09日(日)

   * 10数年ぶりに金価格の推移をみる
 湾岸戦争などの国際的軍事危機となれば、金価格である。今回の危機ともなれば、
湾岸危機と比べようがないほど高い。なれば、暴騰かと興味でみたら、案の定! 
国際価格が1200ドル辺りだったのが、2000ドルを超えていた。国内価格は半年前に
5666円が、今では7769円で37%アップ。 長期投資が基本のため、乱高下の幅は
小さいが、これは異常値である。専門家に言うには、1万も有りうるとか!
来年になって、この流感の拡大が止まらないとしたら、有りえること!
 ―
   * この9,10月から始まるのか?
 夏場の帰省も終わり、ホッとする間もなく、中小を中心に統廃合が始まり、予想
とおりに世相が一変するのか… 銀座を中心にした有名繁華街の有名店の売り物件
が多く出てくる時節。それと、失業率が大幅に跳ね上がる。現実に売上が5〜7割減が、
相場だろう。劇的なコロナ菌を克服できる薬が出来たとしても、世界が落ち着くまで、
数年はかかる。それまで、事業継続可能かどうか? その判断が、この9,10月に
下される。現在、多くの経営者は、七転八倒をしながら… そこで、問題が、その
設定があるかどうか? 最後まで踏ん張る!と、啖呵を切っていた居酒屋の社長が
いたが、この判断一つで、人生が決定的に違ってくる。…凄い事例は捨てる程ある。
 ―
   * あれは夢か、如何だろう?
 数日前になるが、近未来の補助ロボットなど、これまで無かったマシーンを
紹介する番組があった。その辺りに眠気が襲ってきたため、寝入ったが、私の創作
かどうか?今でも判定不能。 進化したゴーグルで、被って、作動すると、そこに
人型をした人形があって、横には選択するシステムがあって… YouTubeで探して
みればと思いつつその場面で完全に寝入った。で、翌日、録画を探したが、そんな
場面はない… 例えばドローンの操縦席に、人形を被って坐り、スイスアルプスを
上空から散策するとか、ドローンレースに参加するとか… 世界一怖ろしいジェット
コースタに最前列に座った体験をするとか… 面白そうだ! 
歌舞伎座の一席を借りた設定で、ゴーグルを装着したのも面白そうだ。何か暗いか?
今では、居酒屋の席で、リモート飲み会もあるのだから、何ら不思議のことでない。

・・・・・・
6720,閑話小題 〜美しいことは、どう、良いのか?  −3
2019年08月09日(金)
    * 具体的な美女の共通点とは…
 
・・・・・・
6357,閑話小題 〜つれづれに哲学=言語ゲーム
2018年08月09日(木)
   * 日常生活の中で言語を考える!
1日1テーマで、文章を書上げ、ここに提示しているが、これはテーマ探しから、
起承転結の文を書上げ、推敲し、完成に至るゲームでもある。毎日、何か黒い影
に追いたてられている感覚になるが、これも慣れ。気ままに、ゲーム感覚で、思い
のままにテーマを決めて、論理を組みたてる遊び。どうしても、過去の話に捉われ
がちになるが、前向きな創造的内容も多くある。 5年、10年、17年間、読み続けて
いる読者(自分も含め)に向け書いている点でゲームに近い。
 ウィトゲンシュタインとは少し意味合いが違う。彼は日常用語に注目し、
諸活動に織り込まれた言語に注目し、分析する。 〜その幾つかを紹介する〜

≪ 言語ゲームとは、言語哲学者ウィトゲンシュタインの用語。
 彼は言語を、「命令する」「演劇をする」「ジョークを作って話す」などの、
諸々の活動に織り合わされたものとして考察した。
このような言語を伴った諸活動が、言語ゲームと呼ばれる(『哲学探究』1953年〉)。
 そこには「言語に先立って個人の内的感覚や客観的事実があらかじめ存在しており、
言語はそれを写し取る道具である」とする古典的言語観を解体しようとする意図がある。
・言語が客観的事実を描写するとしても、それは単に事態を写すのではなく、例えば
 火事を知らせる場合のように、「自己や他者に対するなんらかの活動」なのである。
・第2に、言語による表現は、人々の間に共有されたルールにもとづくものとされる。
 個人の内的感覚でさえも、そうしたルールに基いてはじめて表現され理解されうる。
・第3に、ルールはたまたま成立している慣習的なものにすぎず、絶対のルールなど
 存在しないとされる。 例えば真偽を判断する際も、なんらかの慣習的なルールに
 基いて行われる以外になく、絶対的な判断基準などは存在しない。
こうして言語ゲームの考え方は、相対主義的ニュアンスを強く帯びることになった。
現在では言語ゲームは、社会学上の用語としても広く用いられている。例えば、学校
や家庭やもろもろの宗教などを、それぞれ異なったルールをもつ言語ゲームと見なし、
それぞれの特質を分析することができるからである。≫

≪ 言語の本質はなにか、というのを考えて行き着いた概念。
例として挙ているのは、石置き場におけるやりとり。親方が「柱石」と叫ぶとする。
すると、弟子が柱石を持ってきてそれを親方に渡す。この場合、別にその「柱石」
という語の意味を把握して何かの行為をしているわけではない。この台詞を聞けば
このように行為せよ、というのを既に習得していて、それに従って行為したという
だけだ。だから、たとえばこの「柱石」という言葉は、別のところに行けばまた
別の意味を持ってくるわけである。個々の状況から独立した言葉の意味というものは
存在しない。すべての語の意味は、状況に規定されるものだ、ということになるわけ。
このことを、ゲーム(互いに理解しているルールに基づいてやりとりするもの)と
似ているという理由で言語ゲームと呼んでいる。≫

―
▼ <諸活動に織り込まれた言語活動という点で、このブログ活動は言語ゲーム。>
 新たな読者が読みはじめて半年、一年では、脈絡が理解しにくいだろうが、
慣れてしまえば、こんなものか?と。ウィトゲンシュタインの後期には、日常言語
に立ちもどって日常会話に注意を向け分析をしている。哲学者たちは神、魂などの
語りえないものについて語ろうとしているわけになるが、彼は哲学から、こういう
形而学を排除し、語りえないことには沈黙を守るべし!と主張した。それは、この
ブログを読めば、生半可な知識、情報を、未消化で提示している愚かを気づくはず。
それでも、私にとってプラスと思えるから続けている。毎日、同月同日分の
文章を読み直しているが、書き、提示する目的が自分自身向けのためか、状況説明
が甘い欠点と、それ故の誤解も多くなる。大相撲協会の怪しげな体質を代表とする
諸々のスポーツ協会の問題。現在は、レスリング協会、日大アメフト問題、そして
ボクシング協会へと問題が移動しているが、彼らの言語活動から垣間見る異常な
世界が、言語ゲーム感覚で何とも面白い。格闘技など、言語の代わりに「暴力」を
入替えた「暴力ゲーム」でしかないため、そこには、『言葉足らず』の活動が
独り歩きし、独特の世界を形成する。「力」とは「知空」とゲーム感覚で当て
はめるのも言語ゲームですか。スマートフォンの進化の御蔭で、言語ゲームから、
インスタバハエの『映像ゲーム』に世の中は変化をしている。これも、添えて書き
こまれた言語次第だが、それさえ必要としない映像が溢れている。
豊かさって何でしょう? その根本が、世界で問われている。「意味の意味?」…
 さて、エネギー補充のため、信濃川土手に向けて出発だ! 
・・・・・・
5260,永劫回帰  〜ニーチェ「超」入門〜
2015年08月09日(日)
             〜ニーチェ「超」入門〜白取春彦著
   * 永劫回帰 〜人生の肯定
 ニーチェといえば、「超人思想」の他に「永劫回帰」があるが、この本
では、大きく取り扱われてない。しかし、これを避けてニーチェは語れない。
『哲学で自分をつくる』瀧本往人著の中に、以下のような文章があった。ーp141
≪ 二ーチェは「奴」のいない「主」を超人とした。超人は誰にも何にも依存
しない。確かにこれは人間を超えている、人間はもとより社会的な生き物で
あるがゆえに、誰にも何にも依存しないということはほぼ考えられない。
考えられないことを創出したからニーチェの思考は飛びぬけているが、
同時に危険でもある。それはまた自分の生き方にも適用される。
「いやもう一度、いや何度でも、まったく同じ自分の人生を」といった、
自分の生を絶対的に肯定する。これがニーチェの言う「永劫回帰」である。 
人は誰もが死に至る。しかしこの「私」とは、生まれてきた以上、永遠である。
生まれ変ったら別の人生を歩もうとか、前世は立派な人間だったはずだ、とか、
そういう考えはたわごとにすぎない。永遠にくりかえし、足し引きがなく、
まったく変わらず、そのままの人生に戻ってくる、と二ーチェは述べる。
永劫回帰は、どうみても当時ヨーロッパにおいて流行した仏教の輪廻思想との
近似性を感じるが、ただし輪廻においては全く同じ人生に戻ることはない。
世界のあらゆる事象が有機的に結びつき、死もまた新たな生と結びついている
ということを輪廻は教える。また、輪廻思想では、自分が死んだあとには
別の何者かに生まれ変わるが、ニーチェは生まれ変わってもまた、全く同じ
自分が「生きる」だけなのだ。これは、一般的には好まれない考え方だろう。
人はみな、生まれ変わったら、別の自分でありたい、と思う場合が多いからだ。
 つまり何かしら後悔をしており、やり直したい、別の人生を歩みたい、
あのときもし、ああしていれば、そういった後悔の修復・訂正を求めている。
 しかしニーチェはそういった考えをやめよ、と強く主張しているのである。
つまり死んだらおしまい、である。永劫回帰とは、絶対的な虚無主義を基盤と
しつつも、だから人生は虚しい、と考えるのではなく、人間は本来、この一度
きりの生を十分に楽しみ自己を肯定して生きるべきである、という人生観を
現している。そこにニーチェの強烈な、魂の咆哮を感じずにはおれない。
二ーチェの嫌ったソクラテスが自らの運命として毒杯をあおったように、
ニーチェは自らの「表現」に稲妻を落とすのであった。しかし、ニーチェは、
このように並なみならぬ強さ、超人的な生き方を強調するが、実際の彼は
きわめて病弱だった。そんな彼が異常なまでに健康や生の強度(内的な充実性
に溢れた自己経験)にこだわった文章を遺していることこそ、実は、彼の生の
弱さを物語っているとも言える。そして同時に(だからこそ)彼がここで「超人」
に至っているのは、それでもなお、自分の生を肯定的に受けとめ、しかも
それを永遠にくりかえしてもかまわない、と言い切ってしまったところである。
ここに他の哲学者にはない迫力と緊張を私たちは見ることになる。・・ ≫
▼ 『再び、生まれ変わったても同じ人生を!』と言えるかどうかが、晩年の
 私たちに 突きつけられる大問題。自分の人生が肯定できるか、否かは、
本人にとっての一大問題。しかし、肯定できたとしても、死んで三日もすれば!
ならばこそ、「一度限りの人生を楽しみ、自分を肯定して生きるべき」になる。

・・・・・・
5625,人生を幸福で満たす20の方法 〜��
2016年08月09日(火)
         <人生を幸福で満たす20の方法>三宮 麻由子(著)
    * 空虚な日々を楽しむ方法  
  5.海を渡って心をリセット
≪ あなたは、あなたという船の船長です。乗組員がいてもいなくても、海に
乗り出した以上、あなたは航海しなければなりません。漕ぎ手や修理係りは
来てくれるでしょう、でも舵取りはあなたの役目です。・・(略)
  川では小さすぎる。隔てるものもあるが、文化を結びつける働きもする。
 しかし、海は「文化を隔てる」ものである。だから、海を渡ると、実に
 多くのことが見えてきて、心も経験も豊かになる気がする。海を渡ることは、
 リセットの極意である。 ・・海を渡るということは、自然の境界を越える
 ということである。自然や文化を大きな変化を体験できるということ。
 これは、一つの冒険であり、リセットの極意でもある。 ≫
▼ 21歳の「欧州30日間の旅行」は、人生にとっての大きな分岐点(リセット)
 になった。アラスカ経由でデンマークのコペンハーゲンに下り立った時の、
あの空気と、宿舎への道すがらのバスからみた光り輝く緑の中にある街並み。
その時から行く先々の光景のどれもが、異界を見ているようであった。
この経験は、それからの人生の浮沈みの中で大きな支えになっていた。
 その時の経験が私にとって、いかに衝撃だったかである。それから10数年は、
仕事、家庭に専念、十数年間は出ることが出来なかった。 40歳前半辺りから、
年に二回は出るようになっていた。年に二度のリセットで、何とか人生の峠を
のり超えてきた。これも絶対量が蓄積すると、強力な磁力なる。


7480,閑話小題 〜アッという間の二週間

2021年08月08日(日)

   * オリンピック期間は、非日常の日々
 俄愛国心に煽られ日本人選手を応援したオリンピック期間の非日常の日々が
終ろうとしている。明らかに保守政権の選挙対策は見てのとおりだが、それも
必要かと思わせるのがスポーツの祭典の成せる業! これからはコロナ過対策に
追われる日々になる。伏兵のデルタ株の置き換わりの速さに、手が付けられない
のが現実。医療崩壊が日本にも現実化している。 批判はあれど、大きなテロ
などが無く終わりそうな事だけでも目出度しとしなくては!
 ――
   * オリンピック後は、さて如何なる…?
 とにかくオリンピックは終わったが、あとは大問題のコロナ禍である。
南北朝鮮、中国や、陰に隠れた中東問題など問題は山積み。 栄華を極めた
アメリカもトランプが残した白人優位主義と、観光大国だった欧州経済も難問が
山積み。この落としどころもある。それとデジタル化による、AI化による人材
過剰問題もある。その受け皿のサービス業など三次産業が壊滅状態ともなれば、
如何ともなし難い。ギリシャ問題そのもの。
 ――
   * ヒントは「五つの条件」に…
 一月ほど前にテーマにした16世紀のスペインの詩に下重暁子著の
『人生にとって挫折とは何か』。
元・NHKのアナウンサーで、多くの著書を出している中で、 

孤独な鳥は、高く飛ぶ
孤独な鳥は、仲間を求めない、同類でさえ求めない
孤独な鳥は、嘴(くちばし)を天空に向ける
孤独な鳥は、決まった色を持たない
孤独な鳥はしずかに歌う
       (サン・ファン・デ・ラ・クルス)
 
  〜 丁度良く、去年分に続く 〜
・・・・・・
7086,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―3
2020年08月08日(土)
   * 「ピュシス」と「ロゴス」
 人間は大自然の一部分。 その自然を「ピュシス」といい、
言葉、論理を「ロゴス」という。人間は生めよ増やせよの自然の要求から一歩、
踏出せた唯一の存在。そのロゴスが過剰に働き、止めどなく拡大した。
細胞の塊りの人間に対抗し、細菌が定期的に大掛りに攻撃するのがパンデミック。 
 このコロナ禍が、それ。ロゴスを持ったが故に、人類は、生物の最先端に立つ
ことが出来た。 しかし、これも限界…? 
 人類は,農耕を始めてから、プラスとして文明を築いてきた。しかし、ここで
マイナスへの転換が必要となる。 集団は強くて多い方が、他民族、国家に有効
に働く。ところが、細菌という生命が介在すると、話が違ってくる。プラスなら
良いが、マイナスに働くと、対象を抹殺する力を持つ。
「ロゴス」は、「ピュシス」が有ればこその存在。長年、様ざまの経験する中で、
不平屋の存在に出あう。気分次第で、粗探しをして、不信の嵐になっている。
とにかく面白くないのは他者のせいである。
 ――
   *日本のコロナ死亡率、欧米より大幅に低い7・5% 
      持病の少なさ影響か
≪◉ 新型コロナウイルスに感染した国内の入院患者の死亡率は7・5%で、
20%台の欧米などと比べ非常に低いことが国立国際医療研究センターの
大規模調査で6日、分かった。原因は不明だが、欧米と比べ糖尿病や肥満の
割合が少ないことが影響している可能性があるといい、今後詳しく解析して
重症化の予防などに役立てる。
◉ 海外の死亡率と比較した結果、中国が28%、英国が26%、米ニューヨーク州
は21〜24%で、日本は桁違いに低かった。日本の死亡率の低さはこれまでも
知られていたが、学術的な調査で裏付けた形だ。
◉ 一方、患者が別の病気にかかっている割合を調べたところ、糖尿病は
日本が16・7%なのに対し、英国は30・2%、米国は28〜35%に達する。
肥満と診断された割合も日本が5・5%に対し、英国は9%、米国は40%で、
いずれも日本の低さが目立った。
 ―
▼ 韓国、台湾、香港、 ヴェトナムはいずれも、日本より死亡率が低い。
主に高齢者の命を奪うこと、 人ごみや長時間の濃厚接触で感染リスクが大幅に
上がることなど。アジアには肥満体の人は確かに少ない。主食が穀類もあるのか。
私が認識していた数値が2〜3%と、違うのは何故か…。

・・・・・・
6719,閑話小題 〜今日のひと言… 
2019年08月08日(木)
    * 人間には「勇気」は一つしかない
 昨日は、暑さを言い訳にスポーツジムを休んだ。そこで何気なく、警察内部の
暗部を背景にした弁護士モノの録画をみることに。それを昼時に、寝室で独りで
見ている御隠居生活に笑そみ… その中で強烈に残った上司の、
若い女弁護士に語ったひと言があった。  …大まか、こんな内容。

『告発された刑事の弁護を御前を担当させたのは若いから。人には一つだけ
勇気が与えられている。これは、一度、失うと二度と戻ってこない。わしは
権力に叩き潰されて、それを失った。告発された刑事は、その勇気を持っている。
そして正義を貫いている。この「正義」ってのを権力を持ったものは弱いのだ。
その勇気を彼は失おうとしている。救ってやれるのは若いアンタだよ。』
この言葉に、俄然、駆け出しの女弁護士に火が燃え上る。
 ―
 事業撤退を決意した時節に思ったことは、この結果も想定内。準備の
シェルターは、ほぼ完ぺき。20歳の創業の決意と、34歳からの実践の
結果には、自ら決意でのこと。後悔は絶対にしないと決めていた。
何故か、平然としていられるのは、「勇気」だけは残してあったため。

 最期はフランクルの【態度価値】になる。 これは、
<人間が運命を受け止める態度によって実現される価値のこと。 たとえ病や
貧困やその他さまざまな苦痛の前で活動の自由(創造価値)を奪われ、楽しみ
(体験価値)が奪われたとしても、その運命を受け止める態度を決める自由が
人間にはまだ残されている、ということ。>
 ―
▼ 最近、よく目にする、死んだ弟を背負った、「焼き場の少年」の写真。
 何故か、少年と弟の想定が次々と浮ぶ。もし、それを口に出したら…
当事者の一生の傷になる可能性がある。今回は、背負われた弟が、『勇気』。
何処の家庭内にも、この構図が当てはまる事象がある? 
『神ありか?』ではなくて… 『神はあらねば!』である。 最近、思うことは、
このこと! 特に因縁という言葉。因は直接原因。縁は間接原因。その結びつき。
<孤立する、孤独する勇気> 何ごとにも立向かう勇気こそ、今・ここ・わたし
にとって、まず必要ということ。 さて、まだ5時前だが、信濃川の何時もの
コースの一周に出かけますか。

・・・・・・
6356,読書日記 〜努力の趣味化
2018年08月08日(水)
            <「好き嫌い」と才能 楠木建 編著>より
   * 好きこそものの上手けれ!
 両親が常日頃、言っていた言葉が、『仕事も何でも、取組んだら好きになるまで
集中し努力すること。そうすると努力が遊びになる。それと質の良いライバル。』 
そのわりに、この程度とは、これ如何に? 人生、最大の謎? いや楽しみ過ぎ!
 
・この随想日記も趣味、遊びの領域に入るのに10年近く要した。で、己の限界が
この程度と我ながら内省するしかないが、この程度の文に、テーマ探しと選定を
入れると、2〜3時間のエネルギーが入っているため、どれもこれも愛着を感じ
取ることが出来る。ここで編者は、『努力の娯楽化』とは言いえて妙である。
17年数ヵ月続いたのだから、ライフワークである。
・いま一つのライフワークの『秘・異郷を中心にしたツアー・ゲーム』 
地球儀を五目目版に見たてゲーム感覚で埋めていく、これは『娯楽の長期継続化』。
所要期間、30〜40年。夫婦と子供を含めて4000万、年150〜200万が高いか安いか? 
は…別問題。『一点豪華主義』と、国内旅行は中断、普段の生活は合理主義に
徹していたため、家計の収入内で収まっていた。
・あとは、早朝散歩とポタリング(自転車散歩)。早朝散歩が30年、チャリが
10年近くになる。駅裏にある自宅から、長岡大橋と大手大橋を一時間かけ一周
するが、この間が、公園として整備されている上に、左右50キロの展望が抜群。
パリのセーヌ川、ドナウ川の展望に遜色ない景色。これを4〜11月の8ヶ月間も
毎朝、味わえる… 毎朝、ほぼ誰も、歩行者も、チャリダ―も居ないのは、
実際のところ知らないため? さすがに、土日は少し居るとしても少ない。
・それと毎日、数本はみているドラマと映画、これも… 
・更に読書習慣!
話は、尽きなくなるので、この辺で止め…

  好きと嫌いと どれほど違う 命ただやる ほど違う

残照の中で、好きなことをスケジュールで紡いで楽しんでいるが、
天気晴朗なれど、大した遠くない先に、うねりが近づいているような。
――――
Amazon 説明:
《 何をやるにしても「好きこそものの上手なれ」が最強の原理原則だと信じて
 いる楠木建が、さまざまな分野で余人を以て代え難い仕事をしている19人との
対談を通じて、それぞれの才能の起点にある「好き嫌い」を探る対談集。
〜レビュより〜
【「客観的に見れば大変な努力投入を続けている。しかし、当の本人はそれが理屈
 抜きに好きなので、主観的にはまったく努力だとは思っていない。むしろ楽しん
でいる。すなわち『努力の娯楽化』、これが仕事における最強の論理だというのが
筆者の考えだ」】
【「自分のほうを向いた趣味と違って、自分以外の誰かの役に立っての仕事。
人に価値を提供しなければ話にならない。人の役に立てるということは、そのこと
についてよっぽど上手だということ。じゃあ、なぜそれほど上手なのか。有り体に
言って努力投入してきたから。しかも、長い間やり続けているということですね。
結局のところ、努力量の積分値が大切に決まっている。ここから先がポイントだが、
『努力の長期継続』といっても、実際のところフツーの人にとってはなかなか難しい。
僕にしてもそうです。娯楽なら何の苦もなく続けられるのに、努力は続かない。
で、ある時に脳内革命が起きた。『努力』をしようと思うから続かない。
『努力が努力じゃない状態』になればいい。すなわち『努力の娯楽化』が仕事の
カギだという発想です。客観的には努力であることがその人にとっては娯楽に
等しくなる。その理由は、要するに『好きだから』。以上の一連のロジックの最初
と最後を取ると、『好きこそものの上手なれ』になる」。
自分の一番好きなことは何か、よし、その好きなことをこれからも続けていこうと、
心に誓った私。】
―
▼ 普通の人でも、「努力の長期継続」で普通でなくなる。で、努力を遊びに
 すれば良い。遊びはゲーム化。ゲーム化とは、ルールを何気なく決めていくこと。
それが出来るかが境目のポイント。そこで目につくのが、何も考えない、しよう
しない世間様の存在。 だから、繰返し、しつこく、取上げている。何でそんな者
というが、舟底に知らずにヘバリツク牡蠣のように舟を沈めてしまう力を持つ。
好きこそモノの上手けれを見いだせないで、それを他者に向けるヘドロ。
他者の中のそれは、自分の姿だから。半径500m、直径1000mの世界では、常に
舟底の牡蠣が… それも良いのだろうが、半世紀もかけて殺ぎ落としてきたのだ
から、今さらとなる。だから、好きなことを見つけ『努力の娯楽化』をしないと!
「あいつら、何やってんだ。それも夕飯時の残照の中で。」が、自分に言えること
だから? 美味い酒飲んで、涼しい部屋で、面白いTVの映画をみて、グッスリ寝て、
朝早くから、これ書いて、チャリで、信濃川で新鮮な空気と霊気を浴びて、朝風呂
入って、インコに餌やって、ジュースを飲んで、ネットサーフィンをして、それも
【努力の趣味化』の御蔭ですか。 …というより、痴呆化の入り口ですか?
他人のは分かるけど、自分だけは。合せ鏡で同年代を見ていると、それはもう… 
殆どが自己否定を他者否定への振替作業が主となり、身体同様の硬直化が日々進行。
――――
4152, 「B層」の害毒
2012年08月08日(水)
   【ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒】ー適菜収著 より
 哲学者の適菜収のー日本を蝕む「B層」の害毒ー論が面白い。B層といえば
(何度か取り上げたが)、小泉元総理が「ワンフレーズ」で、「マスコミに扇動
されやすい大衆に名付けた層」をいう。2005年の郵政選挙の際に選挙戦略として
国民をIQと構造改革への姿勢からA層、B層、C層、D層に分類、B層を選挙の
ターゲットとしたことに由来する。これで当時の自民党に圧倒的大勝利を収めた。
この層について、著者は以下のように分析している。
≪ 「B層」とは何かというと、
◎〈マスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たち〉
 とあり、〈B層は絶対に反省することがありません。無制限に拡大した
 権利意識と被害者意識がB層の行動を規定します。郵政選挙で騙され憤慨し、
 再び民主党のマニフェスト詐欺に騙され失望し、将来にわたり「騙された!」
 と喚き続ける存在がB層です。〉とある。
◎〈今の世の中が肌に合わない人。今の世の中のどこかおかしいと感じている人。
 今の世の中を深く軽蔑している人。そういう人はニーチェの言葉に耳を傾けて
 みるべきでしょう〉という
◎〈B層の問題とは、すなわちキリスト教の問題なのです。〉 
〈B層が無知を自慢し、偉大な人物が死んでも「アタシ知らなーい」「誰それ?」
 などとわざわざネットに書き込むのは、彼らがキリスト教の影響下にあるから。〉 
◎〈まともな哲学者・思想家は、例外なく民主主義を否定しています。人類の知性
 は、民主主義と戦い続けてきたのです。 民主主義は、十八世紀に発生した
 キリスト教カルトです。〉(わが国にも「民主主義には寛容の精神がある」
「民主主義は少数意見を尊重する」などと言う人がいます。バカなんでしょうか?
 民主主義に一番たりないのは寛容の精神と少数意見の尊重です。) ≫
▼ 問題は、B層が悪いのではなく、彼らは、どの様にも操作されやすいという
 ことである。これまで、マスコミは、大衆として、彼らを捉えて、その操作を
駆使しトップダウンを役割にしてきた。 ところが、そのB層に超小型パソコン=
モバイル携帯が普及して、これが情報のコンテンツになってしまった。B層には、
自分がB層の自覚がないため、そのレベルの判断が体勢を占めてしまう。
これが「B層の害悪」になるのである。B層はA層にコントロールされてこそ、
社会は保たれるのに、B層が主導権をとったら、そこには混乱があるだけである。
現在の民主党の混乱は、これである。A層を自認してきた自民党も、あのざまで、
C層化している自覚が全くない。この超小型パソコンが、今後もたらす影響は
モンスターのように、世界を混乱に陥れることになる。タブレットPCも含めた
端末情報機器が、プラスにもマイナスにも社会を激変させている。

・・・・・・
5624,人生を幸福で満たす20の方法 〜��
2016年08月08日(月)
          <人生を幸福で満たす20の方法>三宮 麻由子(著)
   * 空虚な日々を楽しむ方法 〜
3.手触り感のある生活
<迷ったら、天に、地に、命に触れよう。それがあなたのこころを
 すませ原点にかえしてくれるから。>
<何故、ではなく、どうすれば、と問いなさい>
▼ カーライルという詩人が、一人の女性か. ら身の上の悩みを相談された時、
「帰って、あなたの針箱の 中を整理しなさい。そうすればあなたの悩みは
やがてなくなります」と答えたというが、まさに、これ。無心で何かに集中
すると、無心の彼方から問題解決のヒントが、沸いてくる。そういえば、
朝ドラで、編集長役が、ヒントを考えるときに、「知恵の輪」に集中する
手法を使っていた。
 ――
4.幸福に働くために
 働けることは幸福なことである。 果たすべきことをやる。
 仕事に楽しみを見出し、感謝することである。
「働き、遊び、学び」は、人間が生きていく上で必要な要素である。
「恒産あって、恒心あり」である。
「いま、ここでしか出来ないことを、自分から見つけてすること」である。
▼ 外海なら、一つの判断ミスで、致命傷になる。 だからこそ面白いが、
視界は、その人の能力範囲しか見えない。孝不幸など、考えていられる
ほど自然現象は甘くない。万一の場合の、準備が常日頃から必要になる。
空虚な日々など、経営にあろう筈はない。
 
・・・・・・
4527, 生きる悪知恵  ー6
2013年08月08日(木)
  「生きる悪知恵 ー正しくないけど役に立つ60のヒント」西原 理恵子(著)
 * 娘が、漫画家になりたいと言い出しました
Q: 高2の娘が、漫画家になりたいから、大学に行かずマンガを描くと言い
 出しました。昔からお絵かきが好きな子でマンカもよく読んでいましたが、
 まさかそんなことを考えているとは思わず、驚いています。特に成績がいい
 わけでもなく、この就職難の時代に中途半端な大学に行くより、なれるなら
 なってくれたほうがいいという気もします。でも、プロの漫画家になる
 なんて簡単なことではないでしょうし、娘の描きかけのマンガを見ましたが
 才能があるかどうかわかりません。娘に才能があるかどうか、どうやって
 判断すればいいのでしょう? 今は大学もマンガ学科があるようですし、
 そういうところやマンガ専門学校に行かせたほうがいいのでしょうか? 
 アドバイスいただればと思います。 
A:私が美術予備校に行って勉強になったのは、自分の作品と他者の作品を
 冷静に見比べることができるようになったこと。300人の絵を並べて、その中
 で最下位だということがわからなかったの、最初は。「なぜ、自分が最下位で、
 この人が一番?」なのか自分が見えてなかったの。 ・・すごい不細工なのに
 自分のことを可愛いと思い込んでるコがいるでしょ。あれと同じ。でも、
 予備校で本当に上手な人の絵を見て、大学に行ったらもっとみんな上手かった。 
 で、「ダメだ、こりゃ」って、自分の実力がいかにないかとわかって、
 「じゃあどうするのか」って、そこからですよね。そういう意味で、専門学校
 みたいに人が集まっているところに行くのも自分の位置を知るにいいかも。
 ・・才能があるかどうかなんてやってみないとわからんし、親が判断すること
 でなく、それは世間様が判断すること。・・まあ、別に漫画家じゃなくても、
 高校生にもなった娘が進路について「これをやりたい」というのに反対する
 ことはない。ひとつだけアドバイスするなら、「アルバイトはさせたほうが
 いい」ってことかなあ。お金をもらって、他人に怒ってもらえるという経験は
 貴重です。私もアルバイトでいろんな経験させてもらったのが財産になってる。 
 いるだけで「可愛いね」って言われる時代から、いるだけで「邪魔、パパア!」
 って言われる時代まで、女の人の方が描くことの引き出しが多いんですよ。
 だから、やっばりいろんな場所でいろんな経験してほしいですね。
▼ 早期退職のサラリーマンの蕎麦屋をしたいという話と同じ。遊びや趣味で
 やるのと、それで生活していくのは別問題。17〜8年前になるが、甥っ子が
京セラに勤めて10年、何かで社長賞を貰ったのを契機に漫画家に転身と聞いた。
当初は、そこそこ売れっ子だったと聞いていたが・・ 漫画家の名は、自分の
名前を逆読みにした「きもと○○」という。次々と若い漫画家が出てくる中で
若い人の感覚を取り入れ続けて生き抜くのは大変のはず。この娘の場合は、
専門学校に入れるのがベスト。その世界で仕事が出来るだけでも、本人に
馴染むからである。


7479,閑話小題〜 そう大事です!

2021年08月07日(土)

   * 金メダルが、そんなに大事か!
 名古屋市長が、即興で金メダルを齧ったパフォーマンスが問題になっているが、
怒れたマスコミがつくり上げたレベルでしかない。そんなに、金メダルが大事?
スポーツがそんなに神聖なものか…? 現在の日本も世界も明かに変である。
そう宣う自分が一番、変なのは解っては?いるが… 
オリンピックが終われば、次が甲子園野球と秋の総選挙へと、話題が移っていく。
 ――
   * コロナ禍の中、オリンピック運営と、日本好調は好調に
 欧州とアメリカと比較しても、オリンピック運営と、コロナ禍とワクチン接種
は静かに比較的順調に推移している。コロナ禍の現場は、こんなものではない筈。
野党の現政権批判は、立場があるが故に仕方がないとしても節操がない。
 毎日、寝室と仏間の、このパソコン前で、YouTubeとネット三昧も、慣れると
悪くない。小人、閑居すると、如何もフラッシュが魂の底から湧き出でてくる。
老いるとは、こんな心情になるということ。エネルギーが、押しこまれると、
こういう状態になるということ。
 ――
   * つれづれに…
 人生のベースとして後味の悪い行為を最大限に少なくしてきた。取りとめなく、
毎日、書き続けると、それ自身が癒しなっている。 ネタ切れ程、心の奥底から
何かが浮き出てくるようで… 最近、過去の失敗の湧出る内容に驚いている。
 年取るほど、考えが老成化していくためか、何を遣らかしてきたのか、己の
誤りに、深く魂の傷に独り紋々とする。教養が少ないのがベースにある。
大家族の中で、沈思黙考する時間が少なすぎたのか。 他者の心の内を慮る
習性が少なかったようだ。
 ――
   * 昨日は太平洋戦争から76年の記念日!
 幼児の頃からの記憶が鮮明に始まったのは、終戦直後に生れたことにある。
慮る余裕が無かったのか。一日一日が家族にとって試練が心底に残ってるのは、
怪しげな悪魔と、天使が同居していた空気感が、そこにあったからである。
大家族が日々を辛く重くしていた。家族の他に、男女従業員が存在していた。
兄姉からの虐めの避難場所は親父の懐… 親父の笠を着る嫌なガキでもある。
 …毎日が、ドラマのような事件があり、それは刺激的であった。 兄、姉が
何処から手が出てきて殴られる可能性がある緊張の日々。上京して大学で友人が
出来て、初めて一人っ子の存在を実感してみて、家族環境が、それぞれに立場
を作っている意味を知る。これはこれで… 人間関係のベースがゼロに近い甘さ
が付きまとう。

・・・・・・
7085,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―2
2020年08月07日(金)
   * 生命現象の核心を解くキーワード、
                それは<動的平衡>
  <動的均衡>で思いつくのが政治。猿山のボスの座も然り。
また、生老病死のプロセスも動的均衡の上である。そのバランスが壊れたのが、
コロナ禍であると… コロナ菌を成敗出来ないのなら、共生のウィズコロナで
いくしかない。「物質とは淀みの緩やかな回復過程」というが… 
 人生を振返ると感じとることが、これ! 

   〜以下はAmazon読者の投書の要約である〜
≪ 私たちは、自分は自分だ、自分の身体は自分のものだ、という風に、確固
たる自己の存在を信じているけれど、それは実は、思うほど確実なものではない。
私たちの身体は、タンパク質、炭水化物、脂質、核酸などの分子で構成される。
しかし、それら分子はそこにずっととどまっているのでもなければ、固定された
ものでもない。分子は絶え間なく動いて、間断なく分解と合成を繰り返している。
休みなく出入りしている。実体としての物質はそこにはない。
一年前の私と今日の私は分子的にいうと全くの別物である。そして現在もなお
入れ替わり続けている。

つまり、私たちの身体は分子の「淀み」でしかない。それも、ほんの一瞬の。
私たちの生命は、分子の流れの中にこそある。とまることなく流れつつ、
あやういバランスの上にある。それが生命であり、そのあり方を言い表す言葉が、
本書のタイトル、<動的平衡>である。本書は、最初から最後まで、<動的平衡>
とは一体何なのか、どのように成り立ち、いかにふるまうかを考えた本である。

爪や皮膚、髪の毛であれば、絶えず置き換わっていることが実感できる。
しかし私たちの全身の細胞のそのすべてで置き換わりが起きている。固い骨や
歯のような部位でもその内部は動的平衡状態である。お腹の回りの脂肪も、
たえず運び出され、たえず蓄えられている。分裂しないはずの脳細胞でも
その中身やDNAは作り替えられる。

なぜそれほどまでに、あてどがない自転車操業のような営みを繰り返さねば
ならないのか。それは、絶え間なく壊すことしか、損なわれないようにする方法
がないからである。生命は、そのようなありかたとふるまいかたを選びとった。
それが動的平衡である。

生命は、必死に自転車をこいでいる。追手から逃れるために。追手は生命を
とらえて、その秩序を壊そうとたくらむ。温かな血潮を冷まそうとする。
循環を止めようとする。追手の名は、エントロピー増大の法則。輝けるものは
いつか錆び、支柱や梁はいずれ朽ち果てる。いかなる情熱もやがては消え、
整理整頓された机の上もすぐに本や書類が積みあがる。乱雑さ(エントロピー)
が増える方向に時間は流れ、時間の流れは乱雑さが増える方向に進む。
生命も、この宇宙の大原則から免れることはできない。しかし、エントロピー
増大の法則に先回りして自らをあえて壊し、そして作り変えるという自転車操業
を続ける限りにおいて、生物はその生命を維持することができる。私たちの身体
において、たゆまず、けなげに自転車をこぎつづけているもの、それが動的平衡。

あなたは本書を読み終わった後、季節の移ろいを感じ、高い空を見上げ、
いろんな思いを巡らせることだろう。あるいは、たくさんの友達と会話すること
だろう。その時々に、こう言ってほしい。「ああそれはね、動的平衡だよ」と。≫

 ――
▼ コロナ禍が、細菌をとおした細胞の塊りの長たる人間への挑戦とすると、
 そう簡単に済まされる問題ではない。 …著者は、TVインタビューで、
<ロゴス(言語)と、ピュシス(自然)の問題を取上げている。これは次回の
テーマになる! 進化?し過ぎたロゴスへの自然界からの逆襲になる。
ネット上で地球上の人間の脳が繋がり、それが現実社会を支配を始めた。
その上に遺伝子まで加工を始めたと、くれば神が怒らないわけがない。
自然界の動物の食肉市場が、コロナ禍の発生源というのも、出来過ぎ!
 4年前にアメリカは白人優越主義の怒れるトランプを大統領に選出して、
現実に実行を始めた。それが本音なるが故に、当然、建前を破壊するしかない。

・・・・・・
6718,閑話小題 〜美しいことは、どう、良いのか?  −2
2019年08月07日(水)
   * 特に女性は外見で損得が大きく変わる
 そうこう考えると、私も男が故の分厚い美人優位に気づかなかったのかも。
美人は力のある男に優先され狩られる。その積み重ねの遺伝子が残るため、
遺伝格差の背景がある。とはいえ、アインシュタインと、モンローの組合せの
問題が…逆も考えられるから。また、特徴に一つが、『計上が上手』がある。
たんなるブリッコとの違いが、ここにある。相手が如何思うかを、読んで、
好い加減な落としどころを経験で熟知している。初な男には、その辺りが
弱点と知り尽くしている。クレオパトラが、この計上のうまさで知られている。
 ―
≪  〜前回のつづき
 ◉ 1972年に発表された社会心理学の古典的論文「美しいものがいいものだ」
と、それに続く数多くの研究が、外見がいい人は、そうでない人より <知的で、
有能で、信頼出来そうに見える>という説を確立している。振返ると、やはり、
部下の判断に美人に甘くなるのは否めない。
◉ これに加え、仕事において、「女性は美しくなければならない」という
「美の神話」が作用することで、本来労働者としての能力で評価が行われるべき
職場において、美しい女性が贔屓され、美しくない女性は差別されるという指摘が
されている。現代では女性の雇用や昇進の条件としてPBQ が広く慣行化されつつ
あり、ファッションモデルや女優などのセックス・ワーカーのように、人に見て
もらう職業ではない職種や仕事でもPBQ(美の職業資格、女性は美しくあることが
職業の資格であるかのように重視されること)は求められるという。そうした
強制力の中で、働く女性は働きながらも、美しさを気づかわなくてはならず、
疲れ切ってしまうという。
◉ このような、Wolf(ibid.)が美の神話に関して女性同士の関係や仕事について
指摘した事柄は女子力にも共通するのだろうか。検討したい。また、先ほどの
上野千鶴子や碓井真の指摘からは、女子力が仕事上の能力・活躍をも意味する
概念となったことが強調されているが、果たして女子力はフェミニズムにとって
それほど望ましい概念となりうるのだろうか。≫
 ―
▼ 映画、ドラマの主人公は、当然、美男美女だけ。それが逆に、美男美女
 なればこそ、有能で、善人で、自分を助けてくれるヒーローと思い込んで
しまう。 …誠実そうな人と、誠実な人とは全く違うことに、気づかない。
特に女性に関しては、美しいことが存在意義になっている。 それも美しさが
高いほど、その重要度が比例して増していく。それに加えて、美人度に加えて、
振る舞いが加味される。 数日前に、全英ゴルフで、1年前までアマチュア
だった20歳の日本女性が40数年ぶりに優勝をした。姿見は悪くないが、発する
言動が何とも… 半年もすれば、変身、するのだろうが! 10年ほど以前の
話になるが慶応高校が甲子園に出場した時、その父兄を含めた応援団の姿が
地方出身校と、全く違っていた。
 
・・・・・・
6355,閑話小題 〜つれづれに夏
2018年08月07日(火)

◉ ボクシング協会の会長。同年代に近い?が、時代掛かった昭和残存の唯我独尊
の姿が、自分に被さって見えて気恥ずかしくなった。…そういえば、偉そうな肩書
『何々協会会長』になって、急にふんぞり返って… とかくあるケース。 
▼ 戦前戦中の時代に、破竹の勢いで信者を増やしていった大本教が、軍部や
 政治家から目をつけられ、大弾圧にあった。その過程の裁判での、この虎穴
問答は人生に色々な示唆を与えている。虎を、生老病死としての四苦八苦と
例えることができる。それぞれの苦に、自ら受け入れ苦しむことこそ解決の最短
の道になる、と考えることができる。 事業断念も決意も、虎を3つの断層=
9・11テロ、9・15のリーマンショック、3・11大災害の三つの震災と
みなし、その重なりから、虎穴に落ち込んでしまったと想定。逃げ回るより、
先んじて喰われてしまおうという最後に思い出したのが、この問答。
 その時に、当時の大本教を題材にしたー『邪宗門』高橋和巳著ーを
読んだが、これが面白い。

・・・・・・
4893,「事業人生を決心して45年」の語り直し ー45
2014年08月07日(木)
   * 面白かったという手応えが残った有難さ! 
 改めて45年を振返ると、これは人生そのものの総括であり、自分の限界の
再認識にもなる。経済雑誌『財界』を発行する財界研究所の創設者・三鬼陽之助
の弁『経営者たるものは、その行蔵を表立てないこと、秘しておくこと』がある。 
経営者失格の私が、こんな行蔵を書くべきでないのが、本当だが、今さらである。
先日、ここで取上げた『意味としての心』の中で
《「意味」の『意』は「気持」。『味』は、ミ。満るのミ、記号で言う、身、
実、につながる。その時々の節目で、何が満ち、何が実として、あったか? 
逆に、何が足りなかったか、の棚卸は、ある意味、内省になる。》と書いた。
 生きてきた中で、その時々に空虚な心を少しでも満たそうと、エネルギーを
ひたすら注ぎ込んできた。それが、そのまま自分の姿であり、その凝視が内省に
なっている。 逆境時にも、ひたすら読書三昧を重ね、1日、2〜4時間の読書
を続けてきた。 最近ではネットサーフィンを含め、現在も続いている。
それでも、一番肝心なところを理解し得なかった。知らないこと、知らない知識
へのチャレンジが少なかったことになる。 「得意淡然/失意泰然」は勝海舟
のことばだが、私には、逆の「得意泰然/失意沈然」が悲しいかな、見て取れる。
最期に、この結果が当然である。逆の結果としても、私には大して変わらない? 
ご覧のとおりの結果を、現実に経験をしてみて、事前で考えていたことと、
大きく違う! 事前の見方をしていた自分が薄っぺらに見えている。 
まず<倒産が悪い!という一連の思い込みの間違い>がある。
<倒産には、悪い倒産と、良い倒産があり、良い倒産は、むしろ勧めるべき
決断であって、ワーストでなく、ベターでもなく、ベスト>という経験から
得た実感である。もちろん、ケースによるが。激動の時代ほど、事業サイクルが
短くなる。だから、見極めをつけたら、銀行などに植付けられた<倒産は悪い>
という先入観をかなぐり捨て、見切りをつけるのが「良い倒産」に繋がる。
『倒産に良いも悪いもあるものか!』が間違い。<従業員の生活を破綻させる>
<取引先を連鎖倒産させる><家庭が破綻する><生活の目処が立たない>等々、
多くの問題があるが、決断しなければならない時節には、決断しなければなら
ないことがある! 結果からすれば、戦争などで大家族が生き抜くなどの事情が
ない限り、起業家などすべきでない! しかし、後悔が少ないのは、日本の
歴史上に過って無かった高度成長期で、良い思い味わったり、起業の面白さを
充分経験できたことがある。『面白かった!』という実感が、間違いなく残って
いるのは、有難いことである。意味のミが満(ミ)ちていたため。装置産業の
プラス面の「時間持ち」と、マイナスのブラックスワンとの遭遇の経験も、
振り返ってみれば、光の中での夢幻でしかない。

・・・・・・・
3786, ユング −17
2011年08月07日(日)
  * ユングについての総括
・ 父親の死の時の不思議な体験をキッカケに奇妙な感覚が10年余りの間、
 身についておたこともあり、ユングの理論には非常に興味をひかれた。
ユング本人に元もと通常以上のシックス・センスがあったため、それを、
そのまま発達すればよかった。大本教の出口なお、天理教教祖の中山みきは、
そのセンスが強力だった。また日蓮には身体全体にオーラが包み込んでいたと
いう記述が残っている。 27歳時の父の死亡時での実体験が無ければ、
シックス・センスに対して信じることはなかっただろう。現に幽体離脱の
ような体験をしたのだから、これは信じるしかない。ユングがフロイトと
対立・離別をしてまで、この方面の研究を続けた内容は侮れない。
・ ユングが取上げた中で、「共時性」と「布置」に、まず興味をひかされる。 
 奇妙な偶然の一致の不思議さ。これは多くの人が経験しているはずだが、
 それを話すと、何か軽薄と誤解されるのを恐れてか、あまり口外をしない。
 子供の頃に親戚の人が、その類の話しをするのを聞いて、「いい大人が、他
 愛無い話をしている」と心底で感じていた。しかし人生経験を積み重ねる
 うちに、親戚の人たちの言っていることは、決して他愛無い話でなかった
 ことを知った。幽霊の話しも、その一つになるが、これも、あり得ること。
 共時性、布置とは少しズレルが・・
・ またオカルト現象も、ユングを読んで、実際のところ驚いてしまった。
 これも個人が持っている、ある能力が何かに感応した働きだろう。そうこう
 考えれば、哲学の存在論に関わってくる。現在、自分が、現に此処にいる
 不思議からみれば、オカルトなど、他愛にないもの。エスキモーで5キロ先
 にいる白兎を見つけることが出来る人がいるとか、犬が数千キロ先の親の
 鳴声に反応するとかを疑問に思うこと自体が、小さな限界の範囲内で決めて
 いるからである。脳には20億年の生物進化の記憶がある。
・ 最近、特に感じるのが、それぞれが持っている経験と能力の深さと広がり
 である。特に、ブログなどで、それが比較的簡単に覗き見ることが可能に
 なったこともある。デジタル化で人間の五感を遥かにしのぐ機器が不朽を
 はじめると、逆に人間の持つ不思議さが一つずつ解明されることになる。
 ブログ、ツイッターなどの普及はユングの世界を超える可能性がある。
 ネット世界の出現こそカルト?

・・・・・・
5988,閑話小題 〜最後の講義・8 ー石黒浩:対談
2017年08月07日(月)
   * 意識の場所を指し示すことは難しい
       ―他人を見る以外自分の姿は見えない―
 彼は、小型の人型ロボットを幾つか並べて、色いろな相談の質問に対応する
効用を示している。専門分野が違ったフレンドリーの人型ロボットなら、対話
も進むことになる。初めて知った時は、仰け反るほどの驚きであった。
 ――
<石黒> 「嫌なことはやらない」というのを貫いています。やりたいことを
 やるのは小学校の時から同じです。だから、つらいと思った記憶はありません。

<本荘>  普通、これはやるけど、これはやらない。と決めてしまうと、
 可能性が限定されそうですが、石黒さんは興味のあるものだけをやるという
 考えを持ちつつ、他分野・異業種の人と関わり、フィールドを広げていますね。
<石黒> 他人を見る以外に自分の姿は見えてこないじゃないですか。
 自己意識を持つには、人と関わるしかないわけです。異業種の人でも、意外に
 自分との共通点を見つけると面白くなって、一緒に何かをしたくなります。
 要するに、すべて自分を知るためです。自分自身や人間という存在に興味を
 持っているので、大抵何でもできるし嫌なことはないわけです。

<本荘>  一般の人は、自分の録音した声を聞いたり、録画したものを見たり
 するのは違和感があると思いますが、石黒さんはそういう感覚はないのですか。
<石黒> 自分自身の感覚がよくわからないフワフワしたものだから、それを
 確かめたい思いがあるので全く抵抗がありません。もしかすると、リアリティ
 がないのかもしれませんね。「意識の場所」は、このあたり(場所)にあると、
 ピンポイントで指し示すことは難しいですよね。
――
▼ 秘異郷ツアーには全国から「面白い人、大変な人」を選りすぐったと信じ
 ざるをえないこと屡々。その旅仲間の中に、それぞれが合せ鏡で自己を見つめる
研修をしていることになる。行先は、異世界が次々と現れ出てくるから面白いこと、
この上ない。違った異世界を目指し、感動するのが目的。どれもこれも、生涯、
忘れえぬ人生体験になる。<他人だけでなく、他所を見る以外、自分の居場所は
見えてこない。> ということ。魂を大自然に開放するため、私たちは旅に出る。


7478,閑話小題 〜オリンピック・ゴルフのホールインワン…

2021年08月06日(金)

   * 見ようとして見えるものでない
 昨日、暑さもあり、寝室のTVを見ていたところ、モロッコ女子・ゴルファーの
ホールインワンを見てしまった。 これは、見ようとして見えるものでない! 
別段に誇れるものではないが… 本人にとって歴史に残る金メダル以上の光栄に。
恐らく、何度か、こういう経験があるのだろう。 世の中には、こういう人が、
意外に多い。ある意味で意志が、導くのだろう!生物が、ここまで進化してきた
のは幸運の要素がある為、それが様々な場面でヒョッコリと、現われ出てくる。
『私は幸運だ!』を固く信じている人は、その逆の人とは一生を通して段違いの
差が出るのは当然といえば当然。としてもTVの画面越しに見れた幸運?に感謝する。
人生を振返りみて何ごとなく、ここまで生きていられたのは、幸運以外に何もない… 
≪ 5日 東京五輪 ゴルフ女子第2ラウンド(埼玉・霞ケ関CC)
 モロッコ代表のハディウイ・マハ(33)が7番(パー3)で今大会初のホール
インワンを達成した。マハは初日を3バーディー、4ボギーの72でラウンド。
この日は7番を終えて1ボギー、1イーグルで暫定32タイで回っている。≫
 ―
▼ 逆に、真逆の人も、世の中に存在する。小学校と、高校の同級生に、
 実家の事務員にも、考えてみると不幸系の2割は、その傾向に。かく言う、
私も… 気がつかないだけで、そうかもしれない。土着で、500m内の世界が
全世界。 内幕情報雑誌だけが情報圏。見るも無残な生涯に甘んじている。
 
・・・・・・
7084,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―1
2020年08月06日(木)
    * 制圧ではなく、共存に 
 自動車の事故リスクを考えると、この答えがある。最小にすることが出来ても、
 事故ゼロは無理な話。事故にあうのは仕方がないと割切るしかないのが現状。
< 青学教授・生物学者の福岡伸一
<ウイルスとは電子顕微鏡でしか見ることのできない極小の粒子であり、
生物と ...それは生命を、絶えず自らを壊しつつ、常に作り替えて、あやうい
一回性のバランスの上にたつ動的なシステムである、と定義する見方――
つまり、動的平衡の生命観に立て... 今、世界中を混乱に陥れている新型
コロナウイルスは、目に見えないテロリストのように恐れられているが、
一方的に嫌い、敵対するのではなく... これからも共存するしかない!>と。

 動的均衡といえば歯医者。この数年、歯垢をとるため、月一回、通っためか、
最近、口内がすっきりしている。国民の7割が口内炎というが、これも、一種の
共生! …一日、数回は、コロナ禍にならないように、ウガイもあるか。
考えてみれば、自動車事故も一年で、数千人亡くなる。半年で千人なら、共生
と思えばいい!インフルエンザは年間1万人に死者。徹底した対策もあろうが、
年間、二千人なら、5分の1なら… 失敗すればアメリカ並みとすると、百万?
そんな甘い敵ではない。楽観視は出来ようがない! 

・・・・・・
6717,閑話小題 〜美しいことは、どう、良いのか?
2019年08月06日(火)
   * 美の神話に支配される社会
 ある意味で、世界中で最もタブーが、「美の神話」。風貌は、先祖代々、
受継がれたがゆえに、本人の責任でないが、そうともいっていられない大問題。
 アメリカの大学教授ダニエル・S・ハマーメッシュ氏は、著書
『美貌格差−生まれつき不平等の経済学』において「美人はそうでもない人より
も生涯約3000万円得をする」と… シリアスな論がある。女性は二人でつるんで
行動することが多い。その二人の風貌は、同レベルが多い。まず友達からして、
選び選ばれている。 そこで、ネット検索をかけると、それはシビアな…
 ―
≪ Wolf(ibid.)によれば、現代社会においては美の神話が存在しているという。
◉ 美の神話とは、
「女は美しくなければならない」、
「男性から愛されるためには美しくなければならない」、
「職場で成功するためには美しくなければならない」という神話のことである。
「妻であれ」、「母であれ」、「女らしくあれ」という「女らしさの神話」が
女性解放運動の中で崩壊していくにつれ、美の神話は、雑誌と広告主(アパレル
業界や化粧品業界など)の生き残りのために生み出され、拡大膨張し、現代女性
を支配する新たなイデオロギーとなっている。 そして、女性解放を目指した
フェミニズムの遺産を挫折に追い込んでいるというのだ。
◉ 美の神話の下では、女性たちは「恋人の目に自分がどう映るかなどは無視し、
『美の神』の目にどう映るかを必死に探らなくてはならない」(ibid., 296)
という。美の神話に生きる女性たちは、美しくないのに男性に愛されるという
ことを信じることができず、男性ではなく「美しさ」こそが至上の価値だと
思っているという。
このような美の神話は、男性のためだけではなく自分のために美しくなろうと
する女子力と共通するものがあるように思われるが、どうだろうか。雑誌分析
において検討したい。
◉ また、女性同士の関係においては、美の神話は女性たちを世代ごとに分断
するだけではなく、容姿を通して女同士の警戒心を助長するという。 女性は
「美」をめぐって「他の女性」と敵対するのだ。女性は他の女性を見る時、
まずは外見を見て、自分よりも良いと「良すぎる」と憤慨し、自分よりも悪いと
無視する。女性たちは美をめぐるライバルであるため、男性のように結束する
ことが出来ないのだという。そして、同じ性別同士で連帯できないことが男性
に比べて女性が社会変革の手段を持たないことにつながると指摘がされている。≫
 ―
▼ まだまだ続くので、あとは次回につづく。幼児の頃から、7人の兄姉のもと、
 特に4人の姉の重圧のもとで、全神経を使って我が身を守る知恵がついていた。
女の特殊な自己に対する目線が、知らずに理解できたのが、ある意味で、人生を
豊かにさせていたことに、老年期になって気づくことになった。三次産業に身を
置いていたこともあり、何処も女性の職場が多いが、直にNO1の女性に無意識に
近づいていくコツがあった。人畜無害で、自然体で警戒されなかったことも?
そこには女社会の残酷な『美の神』の格差社会がある。若い時分は、一いち面倒
なため、NO1に、とにかく三度、自然に褒めてしまう。まず褒め殺しをボスから…
それで女社会は、円満に過ごすことが可能に。 付いている機能は同じなのに、
何なんでしょうか? 世の中の7不思議の最も不可解なところ!  〜つづく
 
・・・・・・
6354,読書日記 〜修羅場を愉しむ
2018年08月06日(月)
          <「好き嫌い」と才能 楠木建 編著>より
    * 修羅場は人を純化させる!
  ヤマトホールディングスの社長の木川眞の言葉〜
『修羅場では人間はものすごく純化する!』が目に入った。20歳、30歳代は、
修羅場の連続。 有能の人からすれば、能力不足が招いた事態でしかないが、
私にとって、初めての経験。 ひたすら、真正面に無心で全身で立ち向かい、
知恵を出しながら「貫き抜けること」しか頭にない一種、無心の気違い状態。
 それは純化した心持であればこそ可能になる。20歳代後半、30、40、60歳代
の半ばに、修羅場がやってきた。 失敗は許されない。そこで自分を道具に
化して、無心の何かに憑りつかれた純心の魔物のような存在が感じ取れた。
それが後々、返り矢として問われるが、当然、覚悟の上。甘んじるしかない。
 挫折、崩壊の節目時の修羅場に到達した中の純粋性から知恵が湧出てくる。
節目に、チャンスを見出すのは、その内なる純粋性の知恵からであり、普段の
自分から昇華したエネルギーである。人生に大から少なかれ誰も経験すること。

 ロマン・ローランの『ベートーベンの生涯』にある手紙の一節、
『苦悩をとおり抜けて歓喜に!』の言葉を代表に様々な言葉がある。
他にも、
『純粋な心だけが美味しいスープを作る!』
『不死の心を持つ我々人間は、苦悩と歓喜の為だけに生まれる。その中で
 最も優れた者は、苦悩を突き抜けて、歓喜を勝ち得ると言える。』
『友よ拍手を! 喜劇は終わった。』
『墓の下にいても、あなた達の役に立てる。これほど嬉しいことがあるだろうか。』
『音楽とは精神と感覚の世界を結ぶ媒介のようなものである。』
『困難な何事かを克服するたびごとに、私はいつも幸福を感じます。』
これらの言葉の中に、彼の辿ってきた修羅場の激しさを感じ取ることが出来る。

交響曲第9番「合唱付き」ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
ヴァイオリン・ ソナタ第5番「春」。ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」の代表曲に、
その純化した魂を感じ取ることが出来る。特に難聴の病になった時の絶望感その
ままの、交響曲第5番「運命」が魂をうつ。『苦悩を付き抜けて歓喜に至る』、
そのままが伝わってくる。余命数ヵ月を直感したときに、誰もが陥る絶望感。
その後の『歓喜』はあるのだろうか? いや、乾いた『ピーッ、プツン!』か。
 
・・・・・・
5257,二度の地球規模の大爆発 〜地球大進化46億年 ー��
2015年08月06日(木)
      ー「地球大進化 第3回 知られざる“生命の星”の秘密」ー
   * 爬虫類から哺乳類への主役交代
 地球環境により、その都度、新しい生命が生まれ出てきた。 そして、
環境の激変で、それらが絶滅。違う環境に適した生命が生まれ出てきた。
知的生命たる人間が、それ故に、自滅するのに百年はかからないというが、
何か時代の様相からみて、考えられないことがない。 〜その辺りから〜
≪ 2億5千万年前、突然生命に襲いかかった地上最大の火山噴火、それが
 当時生きていた生物の実に95%を絶滅させるしまうことになった。
さらにその後訪れた巨大恐竜の全盛時代、私たちの祖先はその影に怯えながら
暮らすことを余儀なくされていきます。しかしこの暗黒の時代を乗り越えた時、
私たちの祖先は爬虫類から哺乳類へと一気に進化し、大きな飛躍を成し遂げる
ことになる。おなかの中で子供を育て哺乳で養うという哺乳類独特のLife style
の誕生。それは全ての生命を絶滅の危機に追いやるような地球の途轍もない
大変動とその後の恐竜の支配がなければ生まれなかったことが分かってきた。
地球生命史上、最も劇的といわれる哺乳類誕生のドラマとは・・・
 ○ 大量絶滅:地球が95%死んだとき
 私たち哺乳類を語る前に、まず2億5千年前に起きた史上最大の生物絶滅事件
の実態を探る旅からスタートする。実はこの事件こそ私たちの哺乳類の誕生の
ためになくてはならないものだと考えられているからです。それは恐竜が登場
するはるか昔の出来事でした。案内してくれたのは南アフリカ博物館、ミジャー
スミス博士です。20年に渡ってここカルー盆地で動植物化石を調査してきた。
乾燥した大地に絶滅が起こる直前の地層がむき出しになっていた。
ここに童子の陸上を闊歩していた動物の足跡が残っているという。
この動物の体長は3m、しかし恐竜ではありません。最初の恐竜が地上に現れる
のはこの足跡よりさらに2000万年も後のこと。足跡をつけたのは一体どんな
動物だったのか。実はこの時代に繁栄していたのは現在の哺乳類と非常によく
似た動物、ディクトドンと呼ばれる草食動物の化石(南アフリカ蔵)。
体長は50�僉�穴熊のように地面を掘った巣で暮らしたと考えられています。
またゴルゴノプスと呼ばれる肉食動物、体長3m。鋭いきばが特徴です。
この時代の百獣の王、いわばライオンのような存在だったと考えられている。
これらは皆、爬虫類のように卵によって繁殖したと考えられています。
しかし骨格や歯に私たちの哺乳類と共通の特徴が数多く見られるため、哺乳類型
爬虫類と呼ばれています。この仲間の中からやがて哺乳類へと進化的動物が現れる
ことになります。「哺乳類型爬虫類は一般にはあまり知られていない存在です。
しかし実に多様で当時の環境に非常にうまく適応していた動物であること知ると
皆さん驚くことでしょう。しかも私たち人類の祖先にあたる動物なのです。
彼らは恐竜が現れる数千万年も前に繁栄しました。いわば地球を初めて
支配していた動物たちだったのです。」≫
▼ 上記のプロセスを経て、哺乳類が、そして類人猿が地上に現れ、主役の
 座を占め、人間へと進化?してきた。乗越えることが出来ないような、
大きな壁が、逆に進化をもたらすのは「人生」と同じ。成長後、挫折と崩壊、
そして灰の中からの再生から、その都度、新たな自分が生まれ出てくる。

・・・・・・
5987,閑話小題 〜最後の講義・7 ー石黒浩:対談
2017年08月06日(日)
    ―所属する集団で意識が左右される―
 20歳代を振りかえ考えると、意識、価値観が、その時々に所属した集団で
大きく変わっていった。その中で、自分の志(天に輝く星)を目安にして判断
していったが、若さが故のエネルギーがあってこそ。大きな判断ミスは比較的
少なかった? それぞれの節目時での自問自答を、少ない経験と知識の範囲で、
するしかなかった。 何事にも自由に触媒し、実戦出来ることが、若さの特権
であった。20歳で「創業」を志して、21歳で「欧州+東南アジア・ツアー」に
参加をし、アッパーの人種を知り、22歳で「武澤ゼミ」に参加。そして、
「ジャスコの合併」に立ち合い、その後、産能大に編入。その後、金沢に
一年半、修行の身を経験。 26歳で千葉市郊外の新興住宅地・千城台で、
「千城ビル」の一年の準備。27歳で最大の協力者の父親の死に立ち合う。
その半年後に結婚と同時に、ビル内で飲食ビルを立上げ、焼きたての、
パン屋のFC店をオープン。数ヶ月後に実家で「御家騒動」が生じて、急遽、
二つの店は知人の紹介で経営委託をして、Uターン。振返ると、濃厚な10年間
だった。尤も、30歳代は、さらに濃度が増していったが。「所属する集団で
意識が左右される」というが、その中で、それに流されない強力な意志が必要
となる。それは「発狂」状態。狂う時には、狂わないと、出来ないことがある。
学者の生き方と自ずから違って当然。他人のことなど、所詮は理解しようが
ないし、出来るわけがない。 〜その辺りから〜
 ――
≪ <本荘>
皆さんの中で、小学生のときに、人の「気持ち」や「考える」ということに
対して、疑問を持ったことのある方はいますか。
<石黒>
みんな問いは持っていると思います。その問いを大人に投げかけると、
「うるさい」と言われ、「そういうことは、大人になったら分かるよ」と、
うそをつかれるのです。僕自身は、人の話を聞かない子どもでした。授業参観
とかで、先生の言ったことを全部無視して、1人だけ絵を描いていたら、それを
見た母親が泣いていました。自分は、「人とは違うのだ」と思いました。
<本荘>
アインシュタインみたいですね。 以前、中学生に対して「若いのだから、
何でもトライすればいい」と言ったところ、「初めてそういうことを言われた」
と返されたことがありました。 周りの大人は、日常的に「(○○を)やっては
いけない」、「オマエにはできない」などと言ってしまっているのです。
<石黒>
もっと不思議なのが、PTAなどの場において、「こういった親はダメだ。」
と説いて周囲からは賛同されている大人が、家に帰ると、自分自身がダメな大人
になってしまうことです。つまり、所属する組織や群れに適応するように振る
舞うことができても、別の集団に属した瞬間に意識が変わってしまう。
自分の中で、何が疑問で何を解決しないといけないかを考えていないと、集団の
意識に簡単に振り回されてしまう。だから人の話を聞いてはいけないのです。≫
――
▼ 6年前に長岡・新潟間の31年間の通勤生活を終えて、自宅周辺の生活圏に
収まった。高校を卒業をして30歳近くまでの県外生活を含め、合計43年間を、
曖昧な二重生活をしていたため、現在、息苦しい生活を強いられているが…
 とはいえ、割切ってしまえば、それはそれで… 問題は受け止め方。
<共同体には、それぞれの長年かけた価値観や道徳感があり、それを前提に生活
している中で、何やら得体のしれない妙なことを、ここで書いている。>が現状。
 最近、泡沫候補上がりのトランプが大統領になって失態を重ねているが、
根底に、「コミュニタリアニズム」がある。「自分の生れた場所や、仲間が第一」
の考え方。地域社会は、外の世界に対する無知のヴェールで覆われているため、
本来、強固である。グローバリズムの弊害が顕著になっている現在、原点回帰も、
当然かもしれない。EUの問題と同じ。「悪貨は良貨を駆逐する」ではないが、
唯我独尊の姿勢も、情報化故に必要となる。 ロボットはロボットでしかない。
されどロボットでもあるが。 所詮、人間の心など、泡沫でしかない。

・・・・・・
5622,人生を幸福で満たす20の方法 〜��
2016年08月06日(土)
          <人生を幸福で満たす20の方法> 三宮 麻由子(著)
   * 空虚な日々を楽しむ方法 〜好奇心が世界を開かせる
 好奇心が幸福を満たすための第一歩という切口は新鮮である。
老いるとは好奇心が萎んでしまうことだろう。特に知的好奇心から萎む。
教養とは知的好奇心のベースを言うのだろうが、その枯渇したのが「おばさん」。
現象を、そのまま現実として受け止める蓄群である。やはり、知的好奇心が、
萎んだ心を開放させてくれる。
≪  1、好奇心で心を満たそう
  情報の八○パーセントを受け持つといわれる視覚を失うのは、正直なところ
 かなりしんどいことである。しかし、その特色を生かして音を味わい、音で
できた風景を心のなかに再構築することは実に楽しい。これによって、私は
scenelessからscenefulへ止と生まれ変わることができた。そして、ここまでの
道程を楽しくリードしてくれたのは、他ならぬ好奇心だったのである。
  好奇心は、幸福の真空を埋めるばかりか、このように人生に新しい世界を開き、
人を生まれ変わらせる可能性を秘めた宝物だと思う。それを豊かに養い、年齢に
関係なく育てていくポイントはただひとつ。少しでも印象に残ったことがあったら、
それを迫いかけて一歩を踏み出すことである。
 素朴な疑問を素直に追いかけ、何か新しいこと、面白いことはないかと目を
キラキラ輝かせ、耳をピンと澄ませて受信アンテナの感度を上げていくのである。
もちろん、野次馬はいけないけれど、よい好奇心、特に知的好奇心は、必ずや
私たちにワクワクする世界を開いてくれることだろう。

 きょうからできること
興味の向かなかった分野を覗いてみよう
きょう発見したことをメモしてみよう
明日は何をチェックしようか、と考えてみよう  ≫
――
【とにかく、やってみましょう!やれたらそれだけ豊な1日になるのです】
子供の頃の好奇心は、何処に行ったのだろうか。何もかもが面白く、世界は
光り輝いていた。そして、学生時代にみた世界の、あの輝き。高度経済成長期
に青春を過ごせた幸運。 好奇心は感性である。磨くほど、それは光り輝く。


7477,読書日記 〜「ガブリエル哲学」とは ー��

2021年08月05日(木)

 コロナ禍のパンデミック以来、空前の非日常が続いている。
世界的疫病の危険の中で、怯える日々。若くして感染をすれば、人生が根底から
脅かされる危険な病気。 自分か、身近の感染者の呼吸困難の姿を見ない限り、
何か他人事! 特に若者には抵抗力があり、重症化し易いため、どうしても
甘くみる。しかし、インド株で、その常識で通じなくなっても、対処は同じ。
ワクチン接種で、その危険度が5分の1になっても、さらなる危険な疫病が後続
している。細菌からしたら、これほど軟弱な対象はない。目次の内容を見るに
つけ、恐ろしさは増す。北朝鮮の核弾頭の恐喝の価値も激減した。身内を殺害
された平民でも、核弾頭の代わりにコロナ株をドローンに載せて平城の空から
ぶち撒ければ同じようなもの。これは西欧諸国のトップにも同じこと!
 核爆発保持の価値は、これで激減。
 ――
 目次 :
第1章 人とウイルスのつながり(同期化した世界/ 2019年以前の
 秩序は終焉した ほか)/
第2章 国と国のつながり(トランプの敗北/ なぜ人々は陰謀説を信じるのか)/
第3章 他者とのつながり(自己を押し付けるソーシャルメディア/ 日本人特有
 のコミュニケーションほか)/
第4章 新たな経済活動のつながり―倫理資本主義の未来(浸透する倫理資本主義/
 なぜ今、倫理資本主義なのか)/
第5章 個人の生のあり方(新実存主義の人間観/「神聖さ」が生じるとき ほか)
 ――

 ガブリエル…曰く、≪「客観的事実」というのは非常に重要であるが、
今の時代はその客観的事実を否定する「ポスト真実」の時代であると。 
「ポスト真実」の時代とは「相対主義」の時代である。「相対主義」とは、
世界のどこでも通用する普遍的な意義ある概念なんてものは存在しない、存在
するのは、土地ごと、文化ごとのローカルな決定だけだ、という考え方。
 要するに、「真実」は幾つもあるという考え方である。
「ポストモダン」の論理はまさにこの相対主義の論理であった。「相対主義者」
たちは、私たちが自明と考える価値=普遍的な価値が、時代や場所が異なる状況化
では妥当性を失い、普遍的価値を信じている人は、他の集団を支配したいだけ、
と考える。相対主義者たちの、この「普遍性」を拒絶する態度は、他者から自分
たちを分離する新たな境界線を築き、違う場所の違う文化的条件のもとで生きて
いる人の事を、自分とはまったく異なった「他者」としてみなす。
 そして、究極的にはその他者の事を人間ではない存在と考えるようになり、
この「非人間化」の考えは、ただちに暴力の正当化を生み出すことになる。
なぜなら相手は鳥や豚のようなものだからである。その非人間化の行きつくと
これまで行きついたのがナチスの強制収容所であり、現代の非人間化の典型が
パレスチナのガザ地区である。≫
 ――
▼ 科学の進展の行きつくところが、‘相対主義の世界共通の真実は幾つもある’
 になる。そこに人間的要素が、消し去られてしまう。ナチスの強制収容所になる。

・・・・・・
7083,閑話小題 〜自分も救えと縋る犬
2020年08月05日(水)
    * 映像は全てを語る
 災害地のニュース映像で、ヘリコプターで救出される家人の周りを、
必死に「自分も!」と駆け巡る犬の姿が映しだされていた。その時には置いて
いかれたが、後日、救出されたと報じていた。動物も、生死の際が分るようだ。
犬の必死の気持ちは、人間と何も変わらない。もし、助けられなかったら、
非難の嵐だろうが! いや、その映像はボツになっていた?
 ―  
    * 今年の夏は暑くなりそう
 梅雨があけたと同時に連日の熱波。これも必要のこと。冬の時節に生れた
こともあって、夏場に弱い。コロナ禍の中のマスクは厳しいが、これだけは!
甲子園野球は中止になったが、地区単位の試合が無観客で行われている。
 ―
   * 第二波の到来…
 100年前は、第二波が強烈だった。さて、今回は如何に!
流行過程で、自己変容を続けていくため、油断がならないのが細菌過。
9〜10月と予測されていた第二波、もう始まってしまったのか? 夏物商売も、
これでは、たまったものでない。マイナス連環の拡大が止まらない!
 ―
   * コロナ禍の中、PCR検査を避ける訳
 何れの世界にも隠れ潜んでいる、かの『内幕情報屋』の、陰口、噂に怯え、
多くは、コロナ検査を受けたがらないことが問題になっている。腐ったような
中年女なら、まだマシだが、これが男ともなれば、救いようがない。スポーツ
ジムでも水商売らしきのが、小声で話すが、会話が商売のためか、話し声が、
よく通るため、始末が悪い。銀行筋など金融機関の客が主なため、どうしても
雑ネタが主となり、それに下ネタが加わるため、品性まで…。

・・・・・・
6716,閑話小題 〜AI卓球ロボットの驚き
2019年08月05日(月)
    * AIロボットに驚かされる日々
《 サイエンスZERO「進化する超絶技巧!スーパーロボットアーム大集結」>
 餃子を包んでくれる!卓球の練習相手になってくれる!
日本が世界シェアトップを誇る「ロボットアーム」の進化が止まらない。これまで
ロボットは、安全制御の観点から活躍の場が限られ、工場の生産ラインの“柵の中”
や、人間から隔離された場所で働くのが一般的だった。ところが、今やトレンドは
「協働」。安全性の向上で人間を助けてくれるありがたい存在となっている!
ユニークでかわいいロボットが大集結!》
 ―
《 卓球未経験の記者が体験したロボットとのラリーでは、打ちやすいコースに
 配球してくれたほか、「完璧なサーブですね!」などとプレーを褒めてくれ、
まるで友人と卓球を楽しんでいるような感覚を味わうことができた。
 しかし、オムロンはこのロボットを商品化する予定はないという。
コーポレートコミュニケーション部の大西栄樹氏は「昨今は『ロボットが人の仕事
を奪う』などとマイナス面が取り上げられる傾向にある。 しかし当社では
『ロボットは人のためになる』『人ができることを増やしてくれる』と考えており、
人とロボットの適切な関係性を示すためにフォルフェウスを開発した」と話す。》
 ―
▼ 卓球AIアームロボには、驚いた。卓球を上達するには、1〜2ランク上の実力
 を、持った対戦相手と練習するのがベスト。当事者の実力を読みこみ、練習相手
と対戦するソフトが現にある。その他に、相手を撃破するソフトも別にあり、それを
相手に普段の練習に取入れる。将棋、囲碁の世界は、幼児の頃から、そのソフトで
実力を磨かれ叩き上げられた若手が、それぞれの世界を席巻をしている。これでは、
AIロボットに勝てないのは、至極当然。株、為替の相場も、AIロボット同士の競争に
入っているようだ。こういう情報機能を駆使した器械をフルに利用可能な階級と、
出来ない層との格差は広がる一方。何かしら20世紀が、どんどん遠くなっていく。

 ――
    * ISの消滅の蔭に、住民諸共の虐殺が…
 ネット・サーフィンで、行き当たった一枚の写真。恐怖に泣き叫ぶ男と、
冷淡に縛りつける兵士の顔と、汚職?キャンペーンを掲げる背後の無表情な顔
の人たち。 日本では有りえない公開銃殺が日常生活に存在する国が、現に隣国
に存在している。ISが一時期、中東を席巻していた頃、檻に入れられた男を油で
焼き殺す録画があった。ISが、占領地域の住民を盾にする戦術。ロシアも含めて、
ISの抹殺を決定した後に、中東の戦闘のニュースが全く途絶えた時期があった。
住民諸共、虐殺されていた。アメリカ本土で、白人対有色人種、とりわけ近隣の
ヒスパニック系の対立からくる、内乱を思わせる事件が続いている。
ときの大統領が極右の白人第一主義者とくれば、この亀裂は、更に拡大。
日韓の問題の本質も、格差と差別の問題を含む文明の相剋。大変な時代に入って
しまった。娑婆とは本来、不自由で、常在戦場で、差別の世界を端的に現す言葉。

・・・・・・
5986,閑話小題 〜最後の講義・6 ー石黒浩:対談
2017年08月05日(土)
 ロボット学者ゆえに、切口が新鮮である。自分のロボットをつくり、常日頃、
対峙すると、無機物のロボットの、サルトルのいう、「対自」「対他」「即自」
が、クッキリと浮かび上がってくるのだろう。 ヨガの仕上げの5分間の
「死者のポーズ」として、宇宙の彼方から魂の抜けた己の姿を逆照射する
イメージと同じような。「定年までの自分」と、「それ以降の自分」の対峙も
似たような? これらは、一般的には「余命半年、3ヶ月」と宣言された時に、
初めて、自分に突きつけられるのだろう。落語の米朝のロボットが、生身の
米朝と高座に上がっている写真があるが、文化遺産として残すには最適だろう。
――
   ―人の気持ちの正体とは―
<本荘> 石黒先生は小さいころから「テーマ(問い)」を持たれましたよね。
<石黒> 僕は、小さいころ夢がなくてぼんやりしていたのですが、小学5年の時、
「人の気持ちを考えなさい」と大人に言われて衝撃を受けました。
その気持ちを考えることは大事なことなのに、考え方自体を一度も教わって
いないし、大事にしろというその「気持ち」を見たことがないわけです。
皆さんは「気持ち」が何か知っていますか。

<本荘> 「気持ち」を100字以内で説明せよ、というやつですね。
<石黒> そうです。「気持ち」でも「考える」ということでもどちらでもよい
ですが、それを定義した瞬間にコンピューターが勝ってしまいます。 だから、
小学校5年生のときには、「自分の考えている次元とは違う世界に行けるなんて、
大人はすごい」と思っていました。ようやく高校生ぐらいになって、全員うそを
ついていると分かったので卒業しないままずっと学校の中にいるのです。
▼ 石黒は、「気持」について、逆照射して考えるため、曖昧な定義を
 戒めているのでは? 
―
そこで、<「気持ち」を100字以内で説明せよ>の私の答を即興で書くと…
【「気持ち」で浮かぶ言葉は、感情である。感情といえば「喜怒哀楽」と、
「感動、感激、感謝」になる。「クールヘッド、ウォームハート」と分けると、
温かい心。逆に、冷たい心とは、生物の本能の「エゴ」を優先すること。】
 たまたま、考えを進めるに、去年の以下の文章が参考になる。ロボットには
無い真逆の問題だから。幸・不幸など、感情でしかないことが浮かびあがる。

・・・・・・
6353,閑話小題 〜二年続けて「長岡花火は行かずしまい!
2018年08月05日(日)
    * 猛暑の朝、やはりTVの話題ですか!
 
・・・・・・
4891,定年後の4年目のリアル −1
2014年08月05日(火)
             「定年後のリアル」勢古 浩爾 (著)
 朝日新聞の新刊広告に『定年後の7年目のリアル』があった。3年間、私が、
ここで書いてきた内容と同じような見出しにあった。 そこで、アマゾンで
内容紹介を見たところ、前著の『定年後のリアル』があり、『・・7年目のリアル』
の内容は続刊。 内容紹介だけだが、生々しいだけ私の内容の方がシリアスの筈・・  
 ーまずは、内容紹介よりー
《 ◇お金、仕事、健康、生きがい……退職したら、どんな毎日が待っている?
不況のいま、いかにして生きていくかという問題がクローズアップされている。
特に定年退職が迫った人に対してメディアは、定年後は「6,000万円の貯えが必要」
「孤独死にご用心」を語る。著者は、さまざまな定年本、定年者たちの生き方を
引き合いに出しながら、メディアが煽る「不安」など、実際にはそれほど思い
わずらう必要もないことがほとんどという。いまの日本人は、過剰な情報に振り
回され、不必要なほど不安になってしまっているというのだ。たとえば貯蓄や
健康状態の「平均」がどの程度かといった話が盛んに語られ、自らを引き比べて
不全感を増している人も多いが、現実には「平均」は自分の生き方とはあまり
関係のない情報であり、気にしすぎる意味はない。またアンチエイジングや若さ
を保つ方法が日々声高に喧伝されているが、本来、人は年を取ったら取ったなり
の自分を認めていくのが自然であり、若さを過度に持ち上げる価値観自体がいびつ
だともいえる。 ・・人は死ぬ、年を取ったら衰えるのが当たり前であり、
そうした事実を正面から受け入れて、初めて本当の人生に出会える。そのうえで
一日一日から得られる人生の喜びを享受して生きていくのが、定年後の理想的な
生き方だという。さまざまな不安の正体を解き明かし、心をほっとしてくれる。》
▼ 私の喩えで、「森の生活からサバンナへ!」がある。 森の中でイメージを
していたサバンナの生活は、そこはそこで面白く、生きがいもあり充実をしている。
森の住人には、それが理解できない。そのことを、森の住人に問いかけている
内容のようである。しかし、これは森の生活で、準備をしてきたかで大きく違う。
私の場合は、ハードランディングだったとしても、万一の備えを長年にかけして
いた為、何とか着陸をした。そして、リアルな毎日が待っていた。そして
4年目に入って、そんなことより、老いそのものの方が現実として迫ってくる。
この紹介の中で「老いの一日一日から得られる人生の喜びを享受して生きていく
のが、定年後の理想的な生き方だ」というが、享受するのは、喜びと楽しみだけ
でなく、怒り、哀しみが伴なう。老いは確実に精神も肉体も衰えさせている。
哀しみに覆われた日を何とか過ごすのもリアルの一日になる。逆に有余る時間で、
思いのままに一日を過ごす楽しみもある。
夕暮れの残照の中での、最後の宴も良いもの!

・・・・・・
5256,蓄群本能  〜ニーチェ「超」入門〜
2015年08月05日(水)
             〜ニーチェ「超」入門〜白取春彦著
   * 蓄群本能 
 誰も持っている『群蓄本能』。城下町では、その小さな世界で群蓄本能が、
互いの足の引張りあいになり、その個性を内に押しとどめるしかなくなる。
違うということが、マイナスの世界。割切るしかないとしても。〜その辺りから〜
≪ わたしたち現代人はただなんとなく、道徳とは個人の行為に関する規範だと
 思い込んでいる。あるいは、人間性が生んだ規範、社会を健全に生きるための
知恵のようなものだと思っている。 ところがニーチェは、「道徳とは、共同体
のために個々人の内部で作用する一種の畜群本能から生まれたものなのだ」
(『悦ばしき知識』116)という。 この畜群本能というのは、「共同体が個人より
も価値が高いのだから、個人の利益より共同体の利益を優先すべきということと、
「一時的な利益よりも永続的な利益を優先させる」という、国家や社会の全体を
益するための考え方を因習とし継承してきたあげく生まれた。
 たとえば、盗んではならないという身近な一つの道徳律を考えても、ニーチェ
の説はあてはまっているように見える。実際に、空腹ゆえにパンを盗んでも、
社会に損失を与えたとして罰せられる。そして、「個人よりも全体を優先する
という因習が覆う社会で人間は教育され、生活してきた」。よって、「人の心に
ある道徳性とは、これらさまざまな因習の全体に向かう感情にすぎないのだ」
になる。一般的な道徳が自然な心情や宗教の神の配慮から生まれてきたのでは
なく、利益の重さをどこにおくか、つまり功利がその出発点になる。
そう考えた二ーチェは、もちろん道徳の発生を理性に見るカントに反対する立場
にいるわけだ。二ーチェのこういう考え方は、現代哲学で使われている用語で
いえば明らかに構築主義的だということはもうわかるだろう。
 だから、ニーチェはこうもいう。
・「道徳的、倫理的であるというのは、古くからあった掟、古くからの因習に
 従順であることを意味しているのだ」・・
・「良心の中身とは何か。幼少時代のわれわれが尊敬し、かつ恐れた人々が、
 理由もなく規則的にわれわれに要求してきたものすべてが良心の中身だ。
 …そういうさまざまな古い権威に対する信仰が良心の源泉なのだ。したがって、
 良心は人の胸の中にある神の声などではない。その人の心の内にいる幾人かの
 人間の声である」(「人間的」)
 つまり、良心は群れとして生きる人間がみずから生み出したものだということ。
だから、本当に個性的であることはいやがられるし、個性的ゆえに良心の痛みを
覚えやすい。しかし、そこを越えなければ、新しいものは出てこないのだ。
けれども、自分の中に巣くっている古い群れの声にしたがわない行為、考え、
発見はどれも社会からは悪だとみなされる。過去をふりかえれば、みなそう。
新しい思想、新しい知識、新しい方法は、それぞれの時代で弾圧され、
狂気だとみなされ、犯罪扱いされてきた。≫
▼ 一匹狼的か、群れる羊の一匹として生きるか。論語も蓄群の精神マナー?
 確かにマナーは必要だが、古くからある因習に従順過ぎると、世界を自分
から小さくするし、個性的人生からは遠ざかることになる。「個性、個性と
いうが、所詮は砂利の一つの石ころじゃないか」ともいうが、その石ころの
デザインを自分でしてきたか、してなかったか? それも同じことか?

・・・・・
4149, 強迫性障害
2012年08月05日(日)
 オリンピック開会式で久しぶりにサッカーのベッカム選手の姿があったが、
彼は強迫性障害であることを最近、告白した。「何でもまっすぐに並んでいない
と気が済まないし、何でもペアになってないと気が済まない」という。自宅の
冷蔵庫や、宿泊先の部屋でもすべてを「左右対象でまっすぐ」に並べ直す作業に
長時間を費やす。 ディカプリオ主演、『アビエイター』のモデルになった
大富豪のハワード・ヒューズも、この病。この映画をみたが、
「すべてのものが汚染されている」という考えにとりつかれ、人との接触を
避けるようになり、自分が買い取ったホテルで20年間も暮らして、最後は
孤独死を遂げた。 ーそこで、ネット辞書で検索してみるとー
≪ 強迫性障害とは、簡単にいうと「わかっちゃいるけどやめられない症候群」。
自分でも不合理だと思いながら何回も繰り返すので、本人には大変つらい病。
よくみられるものは、トイレに入った後何回も手を洗う、ドアのカギをかけたか
どうか、ガス栓をしめたかどうか何回も確認するというもの。本来これらの行為
は安全を確保するために誰でも行うが、それが何回も何十回も確認しないと
気がすまない状態になると社会的に支障をきたすことになり、何らかの治療が
必要となります≫ とあった。 これは、心の病と、脳の病の原因があり、
それぞれの治療がおこなわれているという。心の病の場合、過去の「喪失と悲しみ
が、原因になっていることが多い。病気に至るのは、喪失の悲しみを乗り越え
られないため。人生は、考えてみれば喪失と悲しみがつきもの。
そんなことをいったら現在の私は、重症の強迫性障害に陥っていて当然である。
定年も転職も失業も同じ。「喪失と悲しみ」の中で、最も辛い一つは、連れ合い
との死別。傷が癒えるに最低二年は要するという。 亡くなった姉が晩年、
合唱の先生をしていたが、未亡人だけのグループをつくって(歌で互いに癒しを
隠れテーマにして)いた。その姉が私に「誰も平静を装っているが、死別の傷の
ためか尋常でない何かを感じる!」という。躁鬱症も、分裂症も、この強迫障害
も、誰もが多かれ少なかれ持っている。それをコントロールしようとしてできる
ものでない。私も当然、それに思い当たる強迫障害に近い症状が幾つかある。
多人数の兄姉の末っ子で、両親が終戦直後で、家業の再創業期にあり、異常な
生活環境にあった影響が、心の奧底に大きく存在していた。人生を通して、
その脱皮が人生のテーマだった。それぞれが、それを抱え生涯を生きている。
私の場合、心の底から笑える性格があったのと、両親の温もりが地熱として
あったのとが、症状を軽くしてくれた。分裂、躁鬱、強迫障害症の三つを
束ねるのが自己になる。


7476,読書日記 〜「ガブリエル哲学」とは ー��

2021年08月04日(水)



   * 天地が引っくり返る様な御時世の哲学… 「新実存論」とは
 世界は一つに結ばれ、運命共同体になろうとしている反面、手段としての
技術が飛躍的にのびて、取り止めが効かないのが現状。ヒットラー、スターリン
などの二級、三級クラスの野蛮人が、世界を蹂躙し、集団殺害を、し尽したのが、
100年前。それが再び繰り返されようとしている。『和して同ぜず』が理想だが、
現実は逆。和して痴呆集団に成り下がる。問題は常識が通じるか否かになる。
人間は、悲しい存在で、悪しき流れるのが常。

≪  …Amazon、内容説明より… 
 とうとう岩波書店までもがマルクス・ガブリエルの本をだしてしまった。
カンタン・メイヤスー、グレアム・ハーマンらの思弁的実在論や、マルクス・
ガブリエル、マウリツィオ・フェラーリス、シモーネ・マエステローネらの提唱
する「新しい実在論」の流行は続いているようだ。なかでもガブリエルの人気は
群を抜く。なぜだろうか。恐らく本書の新実存主義という部分にあるのだろう。 
近代哲学のベースを持ちながら、それを批判して、認識論に対する存在論の優位
を訴えるガブリエル哲学は、いわれてみれば常識的で理解しやすい。
 ―
・構成主義批判
 人間は自らの自己決定における自由な精神をもつ生物なのです。
ここで以前の実存主義なら、「実存は本質に先立つ」とサルトルのように叫ぶ
でしょうが、このスローガンは使われません。 …自分が何よりも優先されると
叫んだところで、人種問題や環境問題などを抱える人類には受け入れがたい発想。
 この発想は、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」から派生したものですが、
これがさらに、人々の信念、表象、理論など「心の中にあるもの」から独立して
存在するものなどないという一種の非存在論につながると、構成主義などと呼ばれ
ますが、ガブリエルはこれを拒否します。ガブリエルは我々の日常的な信念を、
表象できれば何でもありの構築主義から守ろうとしているのです。
 ―
・自然主義批判
 自然主義とは、科学的な法則のみがすべてを支配するという思想です。
今後とも人とテクノロジーの共生は不可避ですが、その中で、自然主義の法則だけ
で人類を進化させるのは危険です。人はしっかり哲学を持たなければならないのです。
実験や観察だけではニヒリズムや相対主義を招く危険があります。客観的なものでも、
絶対に間違えないということはないのです。常に誤りはあるのです。
 ―
・ヒューマニズム
 思いあがった主観は否定しますが、自由な自己は肯定します。科学法則による
決定論が力を持つ現代にあっても、人は自由なのです。構築主義やニヒリズムに抗して、
意味ある領域があると訴えます。人間が生きることへの意味を取り戻そうとします。
 以上、私が理解するガブリエル哲学の基本です。これに「新実存主義」と
ネーミングすることは適切に思えます。


7475,閑話小題 〜コロナ禍の拡大が…

2021年08月03日(火)



   * 世界は苛立っている
 日曜日のスポーツ・コーナーを担当する眼鏡をかけた女キャスターも、
陽性が判明し、前回から休みに入った。人と接する機会が多いこともある…
地方の片田舎もあってか、身近な具体的事例はほゞ聞かないが、安心はできない。
専門家も、まさかデジタル株が蔓延するとは思っていなかったようだ。これでは、
先の見通しがたてようがない。変異前のコロナ菌に対して、5〜10倍の感染力が
あるという。 それ以上は、感染するということ。 スティホームもあり、
一般大衆はTVとネットに釘付けもあって、YouTubeが、この数ヶ月で圧倒的に
面白くなっている。 〜YouTube・サーフィンが、これまたシリアスである。
 インドか、パキスタンで、泥棒が縛られ、リンチにあっているのを警官が
止めに入ったのを逆に激怒した小父さん、小母さんが襲いかかり、ホウホウの
態で逃げ帰る録画が、何と殺伐な現地の空気そのままを写し出していた。
 話題といえば、オリンピックと、コロナ禍だけ。他に無いのかよだが、
無いモノはない。それが面白いから、何とか持ってはいるが!

≪ ◉ 変異株とは新型コロナウイルスの遺伝情報の一部が書き換わったもので、
 約2週間に1カ所ほど書き換わりが起きていると考えられている。 デルタ株は、
数多くある変異株のうち、国立感染症研究所が「懸念される変異株」に分類して
警戒を強めている4種類の1つだ。2020年10月にインドで発見された。
英国で20年9月に発見された「アルファ株」も4種類に含まれるが、デルタ株が
感染しやすい可能性があるという。また、ワクチンの効き目を弱くするかどうか
では、アルファ株の場合、ワクチン効果に「影響がある証拠なし」とされているが、
デルタ株は「効果を弱める可能性」が指摘されている。
◉ 米疾病対策センター(CDC)が7月30日に公表した報告書によると、
東部マサチューセッツ州で7月に起きた集団感染で、感染者の74%がワクチン
接種を完了しており、ほとんどがデルタ株に感染していた。未接種者と同じ量の
ウイルスが確認されたといい、デルタ株の感染力の強さが示されている。
 ―
◉ 7月末の東京都の発表によると、変異株のスクリーニング検査では半数以上
 からデルタ株にある変異「L452R」が確認され、デルタ株への置き換わりが
進んでいるとみられるが、60代以上の感染者数の急増は起きていない。
都などは、ワクチン接種の効果で感染が抑えられていると判断している。
 ―
◉ 内閣官房の「感染拡大防止特設サイト」では、クラスター(集団感染)を
分析して分かってきた「感染リスクが高まる『5つの場面』」を紹介し、注意を
促している。
「飲酒を伴う懇親会等」「大人数や長時間におよぶ飲食」「マスクなしでの会話」
「狭い空間での共同生活」「居場所の切り替わり」の5つ。
「居場所の切り替わり」とは、仕事で休憩時間に入るなどして、休憩室や喫煙所、
更衣室に居場所を移した際に気の緩みなどで感染リスクが高まることがあると。≫

 ――
▼ 何やらワクチン効果も、あまり期待できない様相。 さて、これから数年、
 如何に乗越えていくのか! 世界大戦しかないのだろうか…?

・・・・・・
2002年08月02日(金)
475, ある老女の遺書−1

 この文は「心に残るとっておきの話」第五集に載っていた話で、そのまま
写し書きしてみる。ー老人ホームで孤独に死んでいったある老女のロッカーの
中から見つかった詩、書き置きです。
≪「何がわかっているのです! 看護婦さん、あなたは何をわかっているの? 
 さほど賢くもない年老いた気難しい女、ぼんやりとした目付きをして行動力も
緩慢で、食ものをボロボロこぼしても返事をしない。(努力して、やってみて
欲しいの!}とあなたが大声でいっても、そんな事少しも気にかけない様子で、
靴下や靴はいつもなくしたまま、何も逆らわず、何をしようというわけでなく、
長い一日を入浴と食事で埋めている。そんなふうにあなたには思え、そんな
ふうにあなたは私のことを考えているの? もしそうなら、看護婦さん、目を
開いて、私を見つめてごらん。あなたのいうままに、あなたにしたがって食事
をし、私がじっと静かにここに座っている間に、私のことを話しましょう。
・私が十歳の子供の時、父と母が一緒に暮らし、兄弟姉妹は互いに愛し合い、
・十六の若い少女のときはウキウキし、すぐに愛する人に巡り会えることを夢み、
・やがて二十歳になろうとする時、花嫁になり心は踊り、永遠に守ると
約束した誓いの言葉。                 ー続く
――――
476,ある老女の遺書ー2
2002年08月03日(土)

・25歳で子供が生まれ、子供のために安全で幸福な家庭をきずき、
・30歳の女性になり、子供の成長も早く、永遠に続く絆で互いに結ばれ、
・40歳の時若い息子たちは成長し、巣立つ日も近く、
・50歳の時、再び、私のヒザの上で幼子が遊びたわむれ、
 もう一度私を愛する子供達と私は理解しあう。
・夫が死に暗い日が続き、未来を見つめ、恐怖に身震いする。
若い者達はみな子育てに忙しく、私は昔を、愛し合った日々を思う。

私は年老いた女。自然は残酷だ。
老年が私をおろかにみせる。
私の体から優雅さは打ち砕かれた。
活気はなくなり、かって熱く燃えた心も今は石のよう!
しかしこの古い身体の中に、若い少女は住み続けている。

そして今も再び心がときめく喜びの日々を、また苦しかった日々を思い出し、
私の人生を愛し続け、過ぎ去った日々を再びたどる。
永遠に続くものは何もないという厳しい事実だけを残し、
あまりにも短い、あまりにも早く過ぎ去った年月の事を思う。

さあ看護婦さん、あなたの目を開きなさい。
目を開いて私を見つめて、もっとそばによって、
気難しい老女でない、‘私を知って!’
… …
この文は6年前に読んで非常に感動した本だ。
一人の人間の心の叫びがそのまま伝わってくる。
これを何時か書こうと思っていたが、その時がきたようだ。
いや久々に検査の為、病院に行ったのがきっかけでしかないが。

―
▼ < この古い身体の中に、若い少女は住み続けている。そして今も
  再び心がときめく喜びの日々を、また苦しかった日々を思い出し、
 私の人生を愛し続け、過ぎ去った日々を再びたどる。
永遠に続くものは何もないという厳しい事実だけを残し、あまりにも短い、
あまりにも早く過ぎ去った年月の事を思う。>
 老人の深い悲しみ、怒り、心の悲鳴が聞こえてくるようだ。

442  子供叱るな、来た道じゃ
    年寄り笑うな 往く道じゃ

    来た道、往く道、一人道
    みんな来た道、往く道じゃ

    これから通る、今日の道
    通り直しのきかぬ道
    いまやらねば、いつ出来る
    わしがやらねば、誰がやる (平櫛田中)
443  八笑七敗(負けても笑える心を持つ事)
444  腹たたば 鏡を出して
    顔をみよ、鬼の姿が
    ただでみられる
445  僕は(+)(−)をはずして生きるという事を、
   若い時よりやっていたと思います。
   常識でいえば(−)と考えられる事も、
   体験の大きさでは(+)(−)も同じ。
  (+)3と(−)300なら、マイナスが損と思うが
  (+)(−)の符号をとれば…(日野啓三)  
                 〜『事業百訓』より〜


7474,閑話小題 〜オリンピックの裏の新型コロナ第5波 

2021年08月02日(月)



    * 「医療崩壊」は起こるのか
 オリンピック競技が佳境に入り、世界の注目がコロナ禍から目を叛けて
いる間にも、パンデミックの拡大が治まらない。関係者は、一日一日を千秋の
思いで過ごしているのだろう。まだまだ、当然のことながら治まる気配はない。
連日、書いているが…あらゆる商売の前線にたっている責任者の気の重さは
想像を絶する。問題は寒くなる秋口! 資金枯渇は、生活にも直撃する。

≪ * 8月1日 21時16分 新型コロナ 国内感染者数
 東京都内では1日、新たに3058人が新型コロナウイルスに感染していることが
確認され、日曜日としては初めて3000人を超えました。1日時点の重症の患者は、
ことし2月以来、100人を超え、この1か月でおよそ2倍に増えています。
都の担当者は「高齢者の多くがワクチンを接種していても、感染が急拡大して
いるため、中高年を中心とした重症者の増加につながっている」と話し、医療
提供体制がひっ迫し始めている厳しい状況に危機感を示しています。
 過去最多の4058人だった31日より1000人少なくなりましたが、1週間前の日曜日
と比べると1295人増えています。日曜日としては初めて3000人を超えました。
1日の感染確認が3000人を超えるのはこれで5日連続です。≫
 ―
▼ この一年の間に何度も書いてきたが、地球地軸が真逆に逆転したような日々。
 経済がまわらない分には… YouTubeで、何度も放映されているのが、インドと
思われる地方の田舎で、現地人が、村の道路を閉鎖して、出歩いている人たちを
こん棒で、殴りつけている映像。 1年前ほどからニュースで流されていたが、
この生々しいのが数多く流されている。カースト制が下位の貧民層に、動物虐待
のように思えてくる。今のところは、数百万単位の死亡だが、数千万の死者も
有りうること。それがパンデミックの恐ろしいところ。
 国民も、オリンピックそのものが20世紀の残物と気づかせたのが、今回の
パンデミック。

・・・・・・
7080,閑話小題 〜梅雨明けですか
2020年08月02日(日)
   * 梅雨明け
 昨日で地元長岡も梅雨明けのようだ。早朝のポタリング(ミニ・チャリ)を、
日課にして12年になるが、12〜3月の4ヶ月は、冬期の休暇になる。それに梅雨も
然りだが、それでも昼間の合間に何とか一時間は信濃川沿岸を一周する。
平日、朝でも、昼間でも、毎日ともなれば、誰も日程にする者は見かけない。
 人は誰かもが、ストレスの重圧が掛かってくる。これが出来ない翌日には、
何やら精神的に重い毒素が全身に淀んでくるのが自覚できる。
病の7割はストレスというが、とにかく蓄積させないこと! それぞれの工夫が
必要である。
 ――
   * 駄目か、何とかなるのか?
 何とまあシリアスなコロナ禍の事例!のドキュメント! 1〜2年で、コロナ禍
が修復するなら別だが、最低でも5〜10年スパンの問題。根本からの戦略の転換が
必要。それを、戦術で乗り切るのは所詮は無理。これは街中の商店に絞った信金
成ればこそ、見えてくる深刻な問題。先週の金曜日に放映されて一週間になるが、
どうもこうも、悲哀そのままが直に伝わってくる!
 
 =BS1スペシャル「“コロナ倒産”を防げ〜下町信用金庫の二か月〜」=
<東京・台東区の信用金庫営業係。緊急事態宣言の解除後も資金繰りに苦しむ
 中小企業の悲鳴が殺到している。
客が激減した中華料理店は家賃や従業員への給与も滞り、コロナ危機支援の
融資に望みをつなぐ。
 信金営業マンは「スピードが命」と融資手続きを急ぐが、間に合うのか?
創業70年のビジネスホテル社長は、外国人観光客が姿を消すなか
「絶対にホテルを守る」と前を向く。未曾有の危機に立ち向かう人々を見つめる
ドキュメント!>

 ―
▼ 何が起こってしまったか、実感がわかないのだろう。私の知る限り、
 早々に、廃業してゼロから出発すべきである。とてつもない事態が起こって
しまったのである。10数年前に、似た状況を経験すればこそ、分るのである。

・・・・・・
6713,閑話小題 〜見れど果て無い映像世界
2019年08月02日(金)
   * 内容の深化(進化)が止まらないYouTube
◉ 数年前に寝室に大型TVを入替てから、週末は主にYouTubeを見ることに…。
カウチポテトを主とした日常について、何度も書いてきた。(後に、コピー)
今では、ロッキングチェアが仲間入りして、快適なTV/パソコン生活。
 最近のキーワードが… 
『大自然の光景』 『ドローンから見える世界の美』 『ボクシングKOシーン』
『街中の闘牛』 『アメリカハイウェーのカーチェイス』 『オーロラ百選』
『ハリケーン直後の空』 『大津波』 『街中の乱闘』 『大事故』など、
シリーズを選んで集中して見る。問題は検索に如何に適切なキーワードを選ぶ
センス。 映像が圧倒的に鮮明になり、世界中から数限りなく投稿されている。 
当然、面白いものに人気が集中し、当たると、それ相応の報酬も得られる。
◉ 4K,8kのYouTubeの映像に、驚きと興奮の連続。 TV各局が、傑作の人気映像
を積極的に流す。ところが、ブルーレイの録画300本と、YouTubeや、WoWoWの
存在が、逆に現実世界を不自由にしている。今夜も、「長岡花火」を、去年に
続いて自宅でNHKの生放送を見ることに? 映像だけではない。画像も強烈なが
ネット上で流れている。銃殺の直前に、泣き叫ぶ囚人を軍人が柱に括り付ける
場面や、銃殺する画像は圧倒的。 それだけでない。 ドラマ、映画も然り。
◉ 成功者、勝組と、その他の格差は、情報の質のカタチで端的に現われてくる、
と聞いていたが、今では、脳の中枢の感覚で決まってくる。旧KJB上りの、
プーチンと、トランプじゃあ、それは世界の裏社会の情報コントロールが全く
違って当然。まして、安倍首相など、赤子の手を捻るようなもの。
名残惜しい、この娑婆、如何なっていくのでしょうか!

 その時々に、実感で書いてある言葉が、そのまま伝わってくる。
そうか、魂とは生の顔をして言葉と映像、画像に現れ出てくる! 
――――
2019/06/20
閑話小題 〜先週のYouTube!
   * YouTubeでみる大波の襲来
 週末は、TVはYouTubeを中心にして見ることにしている。そこで自然と、
「アフリカの野生動物」「KOシーン」「逃走車の追跡劇」「ドローン・レース」
「バンジージャンプ」「ムササビ・スーツの滑空」‥などに、テーマが絞られる。
 先週は、津波などの大波による事故現場を映像を中心に見た。大波に飲まれて
いく人を、近くから高みの見物している人たち。ところが、自分たちも、更なる
大波の襲来を知らずに… そして次の瞬間、飲みこまれる。
 それを見ているうち、1990年のバブル崩壊から、2001年の9・11テロ、2008年
のリーマンショック、東北大震災で廃業に至った我姿が重なってみえてきた。
『まさかの坂』『ブラックスワン』が突然に現われ、襲いくる恐ろしさ。自分
だけは絶対大丈夫という慢心が知らない内に、身に付いてしまっている。
 私の年齢になれば、『死』と『高齢による病』の問題。 で、…

――――
2018/10/02
閑話小題 〜久々のYouTube! ー2

 YouTubeの映像も一年もしない内に、ほぼ新たな内容に入れ替わる。
直接投稿の人気順もあって、迫力のある画面に出合う機会が多い。
「事実は小説より奇なり」を実写で見られることになる。
準備無しでも、強烈な印象の映像が次々と想い浮かぶ。
新聞、TV、雑誌などのマスコミを通したら必ずカットされた内容ばかり。
最近、それらの動画集を紹介する番組も多く見られるようになった。

…ISが、捕虜を生きたまま焼き殺す場面や、
 斬り落とした異教徒の幾つかの生首を串刺にして柵に並べたものとか、 
…街中の闘牛で、突刺された場面だけを特集したTVバラエティとか、
…鳴き叫ぶ水牛を、ライオンの群れが生きたまま食す場面とか、
…水牛とライオンのドックファイトとか、1対1の血みどろの死闘や、
…重量級ボクシング、異種格闘技、大相撲の迫力が圧倒的に増した。
…世界各地の絶景をドローンで空撮したドキュメントや、ドローンの
 空中レースを、ゲーマーのゴーグル・カメラ目線で撮影したもの、
…ムササビ・スーツの滑空に失敗し、地面に叩きつけられた場面集や、
…数m四方の30?の水深の水たまりに、10mの高さから飛込む場面とか、
…高度7600mの飛行機上から、パラシュート無しで地上に設置された
 30m四方のスペースのネット上に着地するとか、
…パンツ一枚の裸で機上から飛び降りた人を、モモンガ・スーツの滑空した
 人が、空中で拾って密着、最後はパラシュートで無事着地する場面とか、
…白頭鷲が赤ちゃんの入った手提籠ごと、連れ去ろうとし失敗した場面、
…大鷹が、崖の中腹にいる家族?の少年を落下させようと襲った場面とか、
  等々、過って見る機会がなかった迫力ある映像に出くわす。

 今では、ドローンが加わったため、多種多彩な場面を垣間見れる。
例えば、プール付きの豪邸の中を、鮮明な小型ドローンで撮影した映像や、
ライブの築地市場で、マグロを解体しているライブとか… 
買ってきたゴーグルの箱を開き、実際に装着し、その映像そのままを
ドラマ風に仕上げたリアルものも、面白い。大型4k・TVもあった。
 若者は、YouTubeに限らず、ゲーム、SNSなどを駆使して楽しんでいるが、
羨ましい限り。嫌なこともあるのだろうが。
 今日の午前中は、『タイソンKO特集』『異種格闘技』でも見ようか!
――――

2018/10/01
閑話小題 〜久々のYouTube! ー1
   * TVのYouTube三昧
・Youtubeといえば、2年程前に寝室のTVを買い替えた時をキッカケに本格的に
見るようになった。それまでPCで見ていたが、4k・8kを記録するビデオ撮影と、
一桁以上、画面が鮮明になった大型TVとでは、面白さ、迫力が全く違う。
 映画を自宅のTVとPCでは、シネマ館の差と同じ位の差のようだ。当初から、
その生々しさに嵌ってしまったが、今では月に1〜2度になっている。
次々に放映さる映画、ドラマ、大自然の景観ドキュメントと、数年の間を
かけた録画にエネルギーをとられているためもある。

・まずは街中の闘牛祭りが面白い。放たれた闘牛に命をかけて立ち向う男たち
と共に街中のギャラリーが楽しむ祭りが圧巻。幾つかの国々で行われているが、
これが見ていてハラハラの連続。プロたちが招待され参加しているのもある。
年々、ビデオ撮影機が良くなったためか、迫力が増している。今までは聞こえ
なかった興奮した闘牛のうめき声と息遣いを拾いだすのが最近の特徴。
ギャラリー受けを狙った生死の際(きわ)を愉しむ遊びが故に面白い…

・映画、ドラマの合間の気分転換や、気分が塞いだ時に丁度良い。TVも考えて
みたら、情報機器の最たるもの。スマートフォン、タブレットPCと共に、進化の
速度は止まらない。 年内に、4k・8k専門チャネルが開局するが、これを境に
映像世界は大きく変化する。 暇な人間なればこそ、激しく面白い時代である。
                     
後記) YoutubeとHP内検索をすると、何やしら如何でもよいことを真剣に
 書いている自分がいる。これだけの画面の鮮明さと、思いもよらない場面と
毎日のように、遭遇すれば、興奮するのは仕方がないと、日々口実?になる。
しかし、今さら気どっても致し方がない。面白いものは面白いのである。
他人様の感性は分からないが、信じられるのは、自分の感性だけ。何ごとも、
決めつけないで、純真に、映像としても向き合うことしかと思うが…          
 黄昏の時節、もっともっと、「馬鹿の壁」を乗越えたかった!
< 上を見れば、キリがない。下を見れば、底(其処)がない。
 横をみれば情けない。 > 
その「情けない!さえ、自覚できない奴ばかり? 無知なるが故に、
人は生きていける! まあ、他人様のことじゃなくて、私自身のこと! 

――――
2018/07/04
閑話小題 〜今年も半期の終了 −3
   ★ YouTubeで印象に残った映像
・今年のYouTubeの映像で驚いたのが、ドバイの「ドローンのレース」。
ゴーグルを被って運転席に座ったゲーマーが参加する。画像は隼のように
倉庫のような空間に、780メートルのレース場の空中を10数周も突進する。
私はゴーグルを持ってないが、ゴーグルを被った映像なら迫力が違うのだろう。
36チームが参戦し、最後に勝ち残った4チームが決勝戦を争う。総額100万ドルの
賞金という。 そこで、15歳の少年が優勝をしたが… 独り部屋で異空間に引き
こまれ、不安さえ感じていた。ドローンとゴーグルの組合せの妙を、そのレース
で見ることになった。
・いま一つが、アルプスの頂上の現場で、ゴーグルを被り、ドローンを飛ばし、
頂上の自分たちを撮影した映像が、何とも不思議な感覚にさせる。 現実と、
バーチャルの融合。天使の目線で、自分の姿をみる。何とも奇妙な感覚。
・この7月中旬に、ドバイでドローンタクシーが、実際に営業開始をするという。
ニュースの映像を見る限り、まだまだ初期段階のようだが、面白い!

――――
2018/06/06
閑話小題 〜ブラックYouTubeの楽しみ
   * YouTubeに再び ―ブラックYouTubeの楽しみ
 一昨年暮れ、寝室に大型TVを入替えた時に嵌ったのがYouTube。
今年に入ってからは、全く見ることがなかったが、先月末から再び嵌っている。
ブルーレイ3百本の録り溜の存在は大きい。その中で一日一本、最も面白そうな
のを選ぶ、その上に、連日、Wowowで面白い映画放映されるため、YouTubeなど
のネット配信の映像を見る時間がない。
 TVだったら、カットされる残酷シーンが、YouTubeでは検閲なくみれる。 
中南米やポルトガル、スペインなどの何処かの国の祭りの余興で、闘牛を街中に
放ち、街の通りで牛を揶揄う。それは身体を盾にした死をかけた遊び。以前から
あったが、今では撮影機能が年々とアップしたため、迫力がアップ。傘や、布きれ
一枚で、突進してくる牛をかわす。それが滑って転んで、牛にグチャグチャに
されたのが、そのまま、放映される。当地のTV番組だろうが、ボコボコにされた
場面を、次々と出し、スタジオ全員で笑い飛ばすのもありだが!


7473,閑話小題 〜去年の今時分に… 何をテーマにしていたか?

2021年08月01日(日)

   * フッと思いたったことは…
 昨年は暗中模索だったが、今では予防薬のワクチン接種がすすみ、何かしら
楽観論が出てきている中で、コロナ禍拡大が止まらない! 
三度目の接種の可能性も言及が始まった。二度では安心できないということか?
この疫病、後あと、後遺症が残るのが問題。 去年の今時分を振返ると
「コロナ禍」の話題ばかり! それが現在まで続いている。少し鼻風邪気味で、
医者に行って検査をして陽性ともなれば、人生終ったも同様。若い人にとって
重大案件だが、周囲に具体例の存在が少ないこともあり、楽観的である。
  …そこで去年の今時分のテーマを省みると…
【2020年08月09日(日)  7087,閑話小題 〜コロナ禍を金価格から見る
 2020年08月08日(土)  7086,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―3
2020年08月07日(金)  7085,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―2
2020年08月06日(木)  7084,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―1
2020年08月05日(水)  7083,閑話小題 〜自分も救えと縋る犬
2020年08月04日(火)  7082,閑話小題 〜ここにきて価値観が真逆に?
2020年08月01日(土)  7079,閑話小題 〜リーマン直後上回る最悪の落ち込み】
 ――
▼ 今年よりリアルである。段々に危機感が薄れているのが解るが、何時までも
 危機感の保持も難しい。自分にとって、ワクチン接種が無事、終了したことが
安心材料になっている。陽性になって酸素供給を受けて苦しむ危険は、減っても、
完全に無くなったとは言えない。現実社会の生活困窮がニュースにならないのが、
手厚い資金供給があるのだろうが、これも、この9月辺りから、現実が炙り出さ
れるのだろうが… 毎日の現実生活は、年齢だけに、慎みやかである。とにかく、
購買意欲がわかない。 現在、新たに購入すべき腕時計やスマートフォンなど、
後あとにしてしまう。 我慢可能だから…である。これでは不景気になる筈だ。

・・・・・・
2020年08月01日(土)
7079,閑話小題 〜リーマン直後上回る最悪の落ち込み
   * 米国4〜6月期GDP、32・9%減        
 休業真っ盛りの4半期としても、100年前の恐慌時に匹敵する酷いマイナス数値。
アメリカの世界の人口比は5%。しかし、このパンデミックの被災の死者数は15万。
総数が50万人だから、3割になる。これが世界の最先進国のアメリカだから問題。
アメリカも、世界もギリシャ時代の支配層3%、市民層30%、奴隷層67%の法則が
そのまま社会構造として残っている。コロナ菌は相手を選ばないが、上位33%に、
近づけない。何でまた、世界平均の6倍の致死率になるのか…? 
‘アメリカ社会は、奴隷層に、特に有色人種に対する差別が陰に支配している。
これが、もろに「死ぬのは、有色人種、取り分け黒人に多い。NHK/TVで、…黒人
とのハーフの日本女子が、その実態を自撮りでレポートしていたのがあった。
世界は残酷である。様々の血が混ざっているが故に、その虐めは残酷である。
虐めは、近くの差異に敏感で、それは残酷の実態を映し出していた。その最中に、
白人警官による黒人被疑者の絞殺が発生、その画面が全世界に一瞬で流れた。
 その背後には、あの怒れたトランプの白人第一主義が見え隠れする。
そして半年後に、歯止めないパンデミックと、経済不況が本格的に現われ出きた。
 ―
【(GDP)速報値(季節調整済み)は、年率換算で前期比32・9%減。
新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が急激に縮小した影響から、
マイナス幅はリーマン・ショック直後の08年10〜12月期(8・4%減)
などを大幅に上回り、比較可能な1947年以降で最悪の落ち込みとなった。】

【コロナ禍の軽重の違いは文化人類学的に説明できます。重度の国には個人主義
とリベラルの文化的伝統がある。軽度の国は権威主義か規律重視の伝統です。
中国もそうです。概して権威主義・規律重視の伝統の国が疫病の制御に成功して
います。 欧米、つまりアングロサクソン圏は近代以降、世界を主導してきた。
私は国際秩序を考える時、英米をひとくくりにします。ただ、コロナ被害では
事情が違う。英国はスペイン、イタリアに近い。
 コロナ禍の特徴は高齢者の犠牲者の多さです。フランスの場合、死者の8割は
75歳以上。エイズの犠牲者の多くが20歳前後だったのと対照的です。】
 
 ―
▼ 日本の人口は、アメリカの半数。とすると、アメリカ並みなら、7万5千人の
 死者数になる。現在の死者は1000人を少し超えた程で済んでいるから、良しと
しなくては! 健康保険の充実と、マスク着用と手洗い文化と、医療体制が行き
届いているため。

・・・・・・
6712,読書日記 〜『自由のこれから』
2019年08月01日(木)

    * 再び、分人主義とは?
 「分人」たる言葉、聞いたことがあるのでHP内検索をかけると、5年前に、
<平野啓一郎「私とは何か ―個人から分人へ」久垣啓一の書評で取上げていた。
 分人主義をオサライすると… 【人間を「個人」という「分けられない」一つの
単位としてでなく、複数の人格――「分人」――の集合体としてとらえる考え方だ。
 図書館から先日、借りてきた<『自由のこれから』平野啓一郎著>がある。
その前に、おさらいをすると、
 〜まずは、『分人主義』の意味を掘下げた個所の引用から(ネット検索)
≪ ◉ 人間には、いくつもの顔がある。 〜私たちは、このことをまず肯定しよう。
 相手次第で、自然とさまざまな自分になる。それは少しも後ろめたいことでない。
どこに行ってもオレはオレでは、面倒くさがられるだけで、コミュニケーション
は成立しない。だからこそ、人間は決して唯一無二の「(分割不可能な)個人
individual」ではない。複数の「(分割可能な)dividual」である。
たとえば、「クライアントとの打ち合わせをしているイケダ」と
「娘と遊んでいるイケダ」では、表面的に見るとまったくキャラが違うわけ。
前者では「うーん、そうですね。○○だから、やっぱり○○だと思いますよ。
どうですか?」とか言ってる一方、後者では「あぶあぶあぶー!おとうちゃん
やどー!」とあぶあぶやっています。
◉ 全然違う人格なわけですが、これは両方嘘偽りのない「自分」であることは
間違いありません。「キャラを使い分ける」というより、自然にスイッチが切り
替わるという感じです。
人間は誰しもこうした「自然と切り替わる様々な自分」を持っているものです。
分人主義とは、ひとりの人間のなかに詳細な「分人」が存在する、と捉える新しい
世界観といえるでしょう。≫
 ―
▼ これを書き続け、過去の忘却の彼方の文を読む返すたびに、全く違う?
 人格者たる未知、いや無知の自分に直面する。成るほど、「分人」である。
日々刻々、体質も、環境も、知識も、行蔵も変化するため。 リタイア後の、
一日のスカジュールのユニットは、節目ごとに、分人が違っている。だから、
一日一日が新鮮に思えて、飽きることがない。あとは、5年前のとおり。

・・・・・・
2014年08月31日(日)
4917,「個人から分人へ」 ですか!
   * 永遠の問い、「私とは何か」
  平野啓一郎「私とは何か ―個人から分人へ」の久垣啓一の書評が解りやすい!
≪ この本の主張は、人間の単位を考え直すことだ。個人という意味で使っている
individualは、これ以上分けられないという意味であるが、本当にそうか。
そして本当の自分なるものがあるという
考え方が間違いのもとではないか、というのがこの本の問題意識である。平野は、
人間は分けることが可能な存在であり、人間は対人関係ごとに複数の顔を持っており、
一人の人間は複数の分人のネットワークによって成り立っているという。そして
個性とは、その複数の分人の構成比率によって決定されるというのだ。
・誰とどうつきあっているかで、分人の構成比率は変化する。その総体が個性。
・自己の変化とは、分人の構成比率を変えるしかない。それはつきあう人間を
 変えることだ。
・自分という人間は、複数の分人の同時進行のプロジェクトと考えよう。
・自分探しの旅とは、欠落している新しい分人を手に入れて、新たな個性を
 創出しようとする行為だ。
・私たちは、複数の分人を生きているからこそ、精神のバランスを保っている。
・自分が気に入る分人を少しづつ増やしていくことができれば、自分に肯定的に
 なっていける。
・片思いとは、お互いの分人の構成比率が、非対称な状態である。それが許せず
 に自分向けの分人を大きくしようと、異常な行動にでるのがストーカーだ。
・分人主義は、人間を個々に分断させず、単位を小さくすることで、きめ細かな
 つながりを発見させる思想である。
・帰属するコミュニティが一つであることがアイデンティティであったが、
 今後重要なのは複数の分人を使って複数のコミュニティに参加することだ。
 むしろ矛盾する複数のコミュイティに参加することが大事なのだ。個人を複数
 の分人のネットワークとしてとらえると新しい視界が開けてくる気もする。
 分けるというより複数のレイヤー(層)によって重層的に個人が形成されて
 いると考えることもできる。ヨコに分けられているのではなく、タテに
 つながっているのではないか。≫
▼ 「わたし」は、わ(我)の最小単位が、たし(足し)で加わって私になって
 いる。だから、人生を振り返ると、その時々の出会いとか、経験で、分人を
増やしている自分が存在する。創業には、その分人たる主体たる自分が、厳然と、
そこに存在している。 秘境旅行で、各地に旅をしている自分も、旅行先に溶け
込んでいる分人である。旅行を続けることは、旅先に溶け込んでいる分人を
増やす行為である。個性とは、過去の経験の総体の構成比率とは、言いえて妙。
自己の変化とは、付き合う人間を入替えることだ。それも、森の生活のうち。

 ――――
2007年08月31日(金)
2341, 「私」とは何か?        〔● ォ'`ョゥ○〕ヽ(・д・`●)
  「狂人三歩手前」−中島 義道 (著)       −読書日記
   ー「私」とは何か?ー
「私」について、その構造について、過ってこの読書日記で書いたことがある。
成る程と合点がいったが・・ 常に考える時、「私」は何々・・と一日、数百回も
自問自答しているのに、その「私」とは何ぞや?と考えたことがない。それを知って
いると、いないとでは、思考の根本が違ってくる。
 ー「私」が無になることーのコーナーの「私」についての説明が解りやすい。
  ある哲学書で「私」についての説明があった。
{「いま・ここ」の主観を私とは言わない。 土手を歩いていて振り返った時、
さっきの橋を歩いていた主観が「私」として飛び出してくる。云々}と。
成る程と思いつつ、解ったようで理解できないモヤモヤが残っていた。
過去を振り返った時に「私」が初めて発生するということ?垂直に縦にある
「いま・ここ」の主観は、まだ私になってないということ? ところが彼は、
この本の中で、その「私」をみ砕いて解りやすく説明をしている。
  −p.86
「いま・ここ」に存在するものを「私」だと思い込んでいるのだ。
だが、そうであろうか? いま両肩から下に頭部を欠いた独特の身体が広がって
いるが、なぜこれが「私の」身体なのだろうか? そこに独特の感じがするから? 
だが、なぜその独特の感じが「私の」感じなのだろうか? こう問いつめていくと、
この方向に答えは見いだせないことがわかる。「私」とは知覚とは別の独特の作用
によって端的にとらえられるものではないか? いや、そんな独特の作用など見い
だせない。「私」とは知覚しているときに、同時にそこに感じられるものではないか? 
いや、胃がきりきり痛い時にそれと並んで独特の「私」という感じなどない。
そもそも「私」とは作用の対象ではなく、作用の絶対的主体なのではないのか?
多くの哲学者はそう考えた。そして、それを「純粋自我」とか「超越論的統覚」
とか名付けた。だが人間としての「私」がそんな抽象的な発光点のようなもので
あるはずがない。あれもこれも否定して、振り出しに戻ったわけである。
ここで、別の視点から反省してみるに、「私」とははじめから異なった時間における
同一なものと了解されている。「私」とは過去のあの時も同一の「私であった」もの。
しかも、その同一性は二つの対象を見比べて判定するのではなく、現在の側から
一方的に過去のあの者を「私であった」者と判定するのである。「私」は、過去と
現在との関係において登場してくるのだから、現在の世界を隈なく探しても見い
だせないのは当然。過去自体はすでに消えている。過去の記憶だけが残っている。
現在の知覚される世界ではなく、過去の想起される世界を探究することによって
はじめて「私」は身を現わす。ここにきわめて重要なことは、過去のあの時に私が
不在であっても「私」の同一性は保たれるということだ。夢の場合で考えてみよう。
夢を見ているあいだ「私」は自覚されていない。「私」は、夢から覚め
「私は夢を見た」と過去形で語る時にはじめて自覚される。まさにその時、あれが
「私の」夢であったことが忽然と了解され、遡ってあの時「私が」夢を見ていた
ことになるのである。夢ばかりではない。この構造は広く普遍化できる。
「私」は仕事に没頭している時や、夢中でボールを追いかけている時や、ぼんやり
もの思いに耽っている時など、いわば消えている。 しかし、あとから
「私は〜していた」と語れる限り、その時「私」は存在していたことになるのだ。
夢中で小説を読んでいた。ふと気がつくとあたりが薄暗く、電気をつけてみるともう
三時間も経っている。私は小説の内容を細部に至るまでありありと覚えている。
一体誰が読んでいたのか?ほかならぬこの「私」である。
ーーー
夢を例にした説明が、理解しやすい。夢見ているうちは「私」は成立してない。
じゃあ、夢の中で私は何々、云々といっているのは何だろうか?ただ夢の中で
過去のことを考えただけで何の問題は無いか!まだ夢の中で成立してない純粋
何とかいう未成立の?が、夢の中で成立した「私」として過去からの流れの何か
を考えていた! ということになる、ただそれだけだ。 そういえば、
また夜半にリアルな夢をみた  

・・・・・・
6349,秘・異郷の旅、よもやま話・・8
2018年08月01日(水)
   * 8年ぶりの「秘・異郷の旅、よもやま話」
 ふと、ツアーについて書いてみようかと、HP内検索をかけると、数多の
テーマで書いてあった。地球をキャンパスにし、私の立ち位置からして外側
からゲーム的に埋めていくことをライフワークにして30年になる。一回行く度に、
同行したツアー仲間を情報源にして、次回のツアー先を構成するゲームでもある。
10回を超えた頃、同行した旅行仲間から、「旅行道として、まず、文明の外側、
秘境を埋めた後、60歳過ぎからは内側、例えば、アジア、アメリカ、太平洋を
埋めていくのをライフワークにしている…」の話に納得。南米、アフリカ大陸、
中近東、北欧、シルクロードを主に周ってきた…。  
 私の経験からみて、『ツアー道』という言葉があるなら、インド、イスラエル、
エジプト、ケニアと、ギアナ高地、シルクロードは外せない。
書いたことすら忘れていた、ツアーのよもやま話。 実感そのままを素直に
書いてある。旅行好きなら面白いはずだ。 日常、起こりうる
トラブル全てが圧縮して次々と被さってくる「非日常の世界」。それが面白い
と思えないと、楽しむことが出来ない。その境地になるには量を熟すしかない。
私の場合、家内同伴が8割のため、更に複雑になる。非日常に夫婦間の日常を
持込むからだ。これも量を熟すしかノウハウは出来上がらない。それさえ確立
すれば、「楽しさ二倍、苦しさ半分」に…。それより、安上がりなリッチ気分
が手軽に出来上がる。更に帰っても、その余韻が暫く愉しむことが良い。
 ツアーは、殆ど、現地ツアー会社の企画パックの相乗り。だから、下手な
旅行プロより、穴場に熟知した内容が多い。 面白い現実がある。
飛行機のエコノミークラス。 ビジネス、ファーストクラスの数分の1、
季節によっては、数十分1。 飛行機を飛ばすに、後方の重量が必要とする荷
かわりに、ディスカウントでパック用に売り出される。狭いのを我慢すれば…
 何事も慣れ。人生と同じ! エコノミー・パックツアーとしても、行先の
観光そのものの『光』(景)は、全く変わらない。もっともっと行っていたら、
とは、全く思わない。これが精一杯のようだ。 この御蔭で、様ざまのライフ
ワークを見ても、『ああ、この人は、これですか』と余裕を持てるところが良い。
 
追記: 8年ぶりと書いたが、何々…、何度も何度も他に書いてある。
   好きでもない人から見たら、ツマラナイ自慢話だろうが… 地で書くしか
  ないのだから… でも、カナダのロッキーのパノラマ! 他宇宙に、瞬間
 移動したような錯覚! フィジー、いやハワイ島の、大らかな世界! 

* ところで、明日、NHK総合で、長岡花火の光景を全国放送をするらしい! 
 予定変更をして、明日、全国民とTVを観て、翌日、生を見ることにした。
今までは、NHK/BSで、大曲の花火を観てきたが、長岡は地上波の全国版ですか!
 < よく見れば薺(ナズナ) 花咲く垣根かな  芭蕉 > 。

・・・・・・
3444・秘・異郷の旅、よもやま話・・1
2010年08月30日(月)
  * 海外旅行に魅せられて
 これまで47回の海外旅行で、フラッシュ的に記憶から飛び出したことを
思いのまま書いてみる。その方がむしろ、これまで書けなかった生の体験を
リアルに表現できそうだ。 痕跡として残るのは、現場で撮った写真と言葉。
人生を旅に喩えることがあるが、素晴らしい経験と同時にトラブルを如何に
少なくし有意義な旅に仕上げるかがポイント。そのために、行き先の選定、
日々の過ごし方、対処の仕方などのコツが大切になる。また日本の遥か彼方
から、逆照射してみた自分の人生の卑小さが何とも滑稽に感じることがある。 
それが気持ちに余裕を持てるのが収穫になっている。
まずは、思いもよらない経済恐慌に出くわした為に、人生の仕上げに入った
計画に狂いが生じてきた。それも、なるがままの人生。旅先で、絶対に行きた
かったが行けなかったところはない。ガラパゴス諸島ぐらいだが、それほど
行きたいと思わない。
秘・異郷旅行での最大の収穫は、想像を遥かに超えた自然が与えてくれる感動。 
自然そのものが何か波動を発している。その波動に飲み込まれにいくのである。 
この感動は、山好きの人が国内の色いろな名山で経験しているものと同じだろう。 
 世界の異郷の地で、違う形で経験をするのである。 学生時代の多感な頃に
北海道、九州、そして紀州と一人旅をしたことがあるが、あの時の下地と、
21歳時の一ヶ月の欧州旅行でのカルチャーショックが下地にあったから、ここ
までノメリ込んだのだろう。その結果、ほぼ毎晩、BS/衛生TVの何処かの
チャンネルで、これまで行った先を放送しているが、見ていると旅の延長の
ようになる。「一回の旅は、帰ってきても、そのまま続いていく」が、
そこで実現してくる。一点豪華主義?としても、贅沢である。

・・・・・・
2010年08月31日(火)
3445・秘・異郷の旅、よもやま話・・2
  *初めての21歳の欧州旅行 ー1


7472,閑話小題 〜オリンピック、強行開催の結果は…? ー2

2021年07月31日(土)

    * 最近、何となく落込み気味!
 人生… 残り僅かな年頃になってきたが、気持ちが全く追いついてない。
スポーツジムなどの外出時に、全身が映る鏡をみるにつけ、見知らぬ前屈みの
老人の姿に出会い、‘誰だろう?この人’と想いこんでしまう。
リタイア後に10年は生きて、5年辺り前から…老化した全身像を見るにつけ、
気分が滅入ること屡々。
 
 知人の3分の1は鬼籍に入ったが、気持ちは半数に思えてくる。それ故に、
益々、弱気になっていく。 …気持ちだけは誰も奮い立たせてくれない。
奮い立たせるのは自らだけ。人生を誘導してくれたのは強気だけ。
マイナス思考は、あくまでフォロー役。 人生は、落とし穴が、彼方此方に
点在していたが、落込み、停滞は、その割に少なかった。生活習慣の御蔭も
あるが… 連れ?が、陽気なプラス思考なことがプラスに働いている。
それに言葉つかいに敏感で、陰口、悪口が無いのも助かっている。
その分、それが相方の私に向ってはいるが、他者の批判より、ましかと!
兎に角、外出好きで、このコロナ禍で、外出が極力、出来ないので、気分は最悪。
家に居れば、タブレットPCか、録りだめのドラマかバラエティを見る日々。

   * オリンピックも、あと数日で半分経過!
 念願の‘8月跨ぎ’が近づいた。兎に角、政権維持が安倍傀儡の菅政権の目標。
このコロナ禍の中で日本勢が有利に働いている。
 〜ネット記事によると…
≪ フェンシング男子エペ団体が金メダルを獲得。この日は柔道女子の素根輝と
合わせて2個を獲得し、日本の金メダル獲得が今大会17個で、1964年東京
五輪と2004年アテネ五輪の16個を抜いて最多となった。
日本オリンピック委員会は今回の東京五輪で金メダル30個を目標にしている。
絶好調の柔道の日本勢は、これで過去最多9個の金メダル。
女子は3日連続の獲得で、今大会4つめの金メダルとなった‼ ≫
 〜
▼ 何とかオリンピック完遂するには、前半に主催国の日本にメダル奪取が
 必要と金メダルの取れそうな種目を並びたてて、今のところ思惑どおりに… 
始れば、あとは金メダルラッシュが、オカシナ空気を払拭させてくれる。
そうはいかないのが、コロナ禍の壁。そうそう、思惑どおりにさせないのが…?

・・・・・・
2020年07月31日(金
7078,閑話小題 〜ホームレスにコロナ禍が少ない訳
   * 3密の真逆の生活故に
 一番に危なさそうなのが「ホームレス」だが、感染した話を聞くことはない。
3密の真逆の生活故に人との接触が少ない上に、路上生活は排気ガスから健康を
守るため、マスクをする習慣がある。逆に、健康的生活と真逆のため、ばい菌に
対する抗体が出来ていることも… 
 危なさそうなのが、代議士先生。 これも、不特定多数と接しているためか、
雑菌まみれ。しかし、看護師は少ない筈が、そうでもない… これ如何に!
東京などの大都会は、異常なほどの3密の筈だが… 
 
 東京などの首長が、「群れるな、家に閉じ籠っていろ」というのも分からない
でもないが、それにも限度がある。経済的にも、このままだと経済恐慌が生じ
かねないが、これだけは世界的事象。そう簡単に終わるシロモノではない。
<コロナ禍の以前に戻ることは絶対にない!。そう割切ると、根本的生き方を
変える必要が出てくる。

 毎日、毎日、飽きずにコロナ禍の話題ばかり。家籠りで、TV、ネットを見れば、
何もかもコロナ禍。紆余曲折あれど、100年に一度の30年スパンの暴風圏に潮目
に入ったことのが現実の偽りない現実。バブル崩壊以来30年間のマイナス状況も、
この一連の黒鳥の到来で、プラスになる。特に、日本には最もプラスに転ずる。
体質が、デフレの御蔭で、この時代に適応しやすく変わってしまった。
このコロナ禍は、オゾン層の破壊による天変地異の一環。太平洋の海水を天に
含み、日本、台湾、沖縄、東南アジアに台風となって大雨をもたらす。
これが、最大の恵みと当事者は知らない。

 ――
   * 米4〜6月期GDP、32・9%減
         …リーマン直後上回る最悪の落ち込み
 今日の随想日記を書上げて、ネットにアップしようとした時に、ネット上の
ニュースに驚いた。考えてみたら、こんなものかもしれないが… としても
異常値である。ちなみに、ドイツは10%減。4月の車の米国内生産台数がゼロ!
コロナ禍では、仕方がないが… これは失業率など社会問題として残る大問題。
 その大元が中国の武漢での初期対応の拙さ。このツケは、中国にも大きく
影響することになるため、先行きは油断ならない。

【米商務省が30日発表した2020年4〜6月期の実質国内総生産(GDP)
 速報値(季節調整済み)は、年率換算で前期比32・9%減だった。
新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が急激に縮小した影響から、マイナス
幅はリーマン・ショック直後の08年10〜12月期(8・4%減)などを大幅
に上回り、比較可能な1947年以降で最悪の落ち込みとなった。】
  これは、まだいいが、フェイクじゃないかと疑われる
【アフリカの独裁者じゃあるまいし…大統領選延期と言い始めたとか?】
 ここまでくると、エログロ。彼だからこそ言うのだろう!

・・・・・・
2018年07月31日(火)
6348,読書日記 〜50年ぶりの『道は開ける』
             『道は開ける』 D・カーネギー (著),
   * 不安は人生の天敵
 図書館で、懐かし本を見つけた。 気難しい先輩や同僚に囲まれた都会の
ど真中での寮生活に慣れるまで数年を要した。その中で、地方出身者の足りない
のが対人関係の都会センスと、内面管理。自分に魅力が無いと、誰も相手にされ
ないことに気づく。その時に見つけたのが、カーネギーの『道は開ける』と、
『人を動かす』の二大名著と、ガードナーの『自己革新』。 
人間関係、自己革新のノウハウが解りやすく書いてある。学園も、寮生活には
ビッシリと人間関係が濃厚にあり、早速、書いてある通り実験を始めた。
半年もしない内に友人が多く出来ていた。 この『道は開ける』で、
<心配事があったら、その最悪の事態を想定しろ、その対処を考えていると、
 不安が消えてしまい、それ以上の悪いことは起こらない!>が、その後の、
人生を大きく支えてくれた。秘・異郷旅行も大きな不安がまず立上る。そして、
家内の絶対拒否の壁が立上る。 まずは、この壁を乗越えるに、この教訓が、
役にたっていた。最悪を受入れると、不安は半減する。兄や、姉の一人が極端
の不安症で、それが人生を大きく妨げているのを見てきた。戦中派のためもある。
<心配している99%は起きない> <意志の力を超えることは、悩まない>
ここに書いてあることが、そのまま、寮と学園生活で、即座の実験可能になった。
その内面生活の面白さは格別だった。都会生活は、誰もが孤独で、頭でっかちで、
不安定で、誰かに自分を知って欲しい、素性を知って欲しいのである。それも、
これも20歳で、起業を思いたったことがある。 読んでいなかったら、今でも
絶対おすすめの本。無理なら、以下の内容紹介を繰返し読んで欲しいもの。
 要するに会話テクニックではなく、魂の対話方法として身に付けること!
 …『で何で、こうなるの?』 まあ、酒の飲み過ぎではないですか?

寅:こんなセンスを身に付けた美女に会ってみたい? 
大家:高級クラブに行くと、幾らでもいます。但し、たっかいけどね。
 そして表向きで、直に飽きるけどね。
熊:俺さ、何の知識も知恵もないからさ、八つぁんに教えて貰った三度褒めを
 してるんだ。それも心の底からね。
寅:俺って、知ってても出来ないんだよ。熊は、赤い顔をしてドモッテね。
大家:そこが味噌なんだ。但し、アッサリできるのが熊の良いとこさ。
熊:俺って、実は多くの女姉妹の間に育ってね。とにかく、猫のように大人しく
 してないと、おっぱわれるの。静かにご主人様に近づいてさ。女の中で育った
 生立ちがあるんだ。それと、口が堅いんだ。一番、厳しいのが他人の告げ口。
 それと花束に弱いんだ。時々、何気なくお客が持ってくるだろう。あれ!
寅:何で客なのに持っていかなければならないの? 
熊:そこが、一番、甘いの。寅さんは。 
寅:この件になると、熊とは全く逆になるね。金も無いのに。
熊:金が無いなら知恵を出せって、何時も大家さんが言ってるじゃないか。
八:御前さんたちが、話すと、折角の真面目な話が壊れるじゃないかい。

  〜内容紹介〜
《 邦訳300万部突破の世界的ベストセラー。
 悩みを克服するための方法が具体的で説得力豊かに綴られた不朽の名著。
『人を動かす』と並ぶカーネギーの二大名著。
人が生きていく上で誰もが直面する「悩み」の原因を客観的に自己分析し、
心の持ちようや習慣を改め、心身の疲れを取り除く等の方法で具体的かつ
実践的に解き明かす。
苦悩するすべての人を心の闇から救いだし、行動と自己変革への勇気を与え、
新しい人生を切り開くための座右の書。1944年の初版刊行以来、時代に合わなく
なった部分を修正するなど、折々に改訂が施されてきた現行の公式版。
〔目次〕
訳者まえがき
 ◇PART1 悩みに関する基本事項
1 今日、一日の区切りで生きよ
2 悩みを解決するための魔術的公式
3 悩みがもたらす副作用

 ◇PART2 悩みを分析する基礎技術
4 悩みの分析と解消法
5 仕事の悩みを半減させる方法

 ◇PART3 悩みの習慣を早期に断つ方法
6 心の中から悩みを追い出すには
7 カブトムシに打ち倒されるな
8 多くの悩みを閉め出すには
9 避けられない運命には調子を合わせる
10 悩みに歯止めをかける
11 おがくずを挽こうとするな

 ◇PART4 平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
12 生活を転換させる指針
13 仕返しは高くつく
14 恩知らずを気にしない方法
15 百万ドルか、手持ちの財産か
16 自己を知り、自己に徹する
17 レモンを手に入れたらレモネードをつくれ
18 二週間でうつを治すには

 ◇PART5 悩みを完全に克服する方法
19 私の両親はいかにして悩みを克服したか

 ◇PART6 批判を気にしない方法
20 死んだ犬を蹴飛ばす者はいない
21 非難に傷つかないためには
22 私の犯した愚かな行為

 ◇PART7 疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
23 活動時間を一時間増やすには
24 疲れの原因とその対策
25 疲労を忘れ、若さを保つ方法
26 疲労と悩みを予防する四つの習慣
27 疲労や悩みの原因となる倦怠を追い払うには
28 不眠症で悩まないために
ー―

  Amazonの読者レビュー
【あらゆる人間に共通する悩みの実態とその克服法について纏められた本。
 悩みの壁にぶつかった時に再度読み返したいと思える本でした。
下記の3つの言葉が特に印象深いです。
・気にする必要もなく、忘れてもよい小事で心を乱してはならない。
「小事にこだわるには人生はあまりにも短い」
・私たちが取り組むべき唯一最大の問題は、正しい考え方を選ぶことにあると、
 私は自信を持って断言する。もしこれができたら、私たちの問題にはことごとく
 解決の道が開けていくであろう。ローマ帝国に君臨した偉大な哲学者マルクス・
 アウレリウスはこれを短い文句に、あなたの運命を決定する短い文句に要約している。
 <我々の人生とは、我々の思考がつくり上げるものにほかならない>
・『神々に背いた十二人』の著者、ウィリアム・ボリソーはこう書いている。
<人生で最も大切なことは利益を活用することではない。それなら馬鹿にだってできる。
 真に重要なことは損失から利益を生み出すことだ。このためには明晰な頭脳が必要。
 そして、ここが分別ある人と馬鹿者との分かれ道になる>。】
―
【悩んでも、どうせ「過去」は変えられないのだから、冷静に問題と向き合い、
 できることをする。前進あるのみと、様々な言い回しで語っている。】

・・・・・・
2005/06/21
「人を動かす」−2    ー読書日記
         
 この本を読んで実行した感想は、少しのことで人間は変わりうるということである。
人間関係という一番初歩的な基本を身に着ければよい。
会話や対話で、まず相手の話を把握した後で自分の意見を返すという基本がある。  
(世の中には、この基本を全く知らないで一生を終える人がいる。
 数知れずみてきたが、それを自覚してないから始末が悪い!
もしかしたら、自分も?)
誠意を持って相手の話を聞くことは、
「人からして欲しいことを、まず自らなせ」の実践である。
少しまともな営業屋なら当然身につけている。接客業の飲み屋のママや
ホステスなどは初期段階で叩き込まれるものばかりだ。

まずは、ふり(演技)から実践してみると面白い。
人間なぞ他愛のないものに思えてくる。
それだけ、自分のことを認めて欲いし、話したいのだ。
しかし、小手先で身につけると、「ただ感じのよい人になってしまう」
ことにもなりかねない。

会社の入社前教育で、まず訓練するのは「対話訓練」である。
新人は会話術は身につけていても、対話術は身につけていない。
この「人を動かす」は、会話術より対話術に属する?
会話術としても使うと、誠実さに欠けたり底の浅さを露呈してしまう。
しかし、それを知っているといないとでは違いが出てくる。

人の話を真剣に聞くことは、並大抵のことではない。 
ー以下のカーネギーの原則は、対話術というより会話術に近いが。
――

ーあるHPより抜粋ー

  人を説得する12原則

1.議論に勝つ唯一の方法として、議論をさける。

・議論はほとんど例外無く、双方に自説をますます正しいと確信させて終わるもの。
議論に勝つことは不可能だ。たとえ勝ったにしてもやはり負けている。
相手は劣等感を持ち、自尊心を傷付けられ、憤慨するだろう。
・・・議論に負けてもその人の意志は変わらない。

・意見の不一致を歓迎せよ。いつも意見が一致するなら、
そのうち一人はいなくてもいい人間だ。
思い及ばなかった点を指摘してくれる人がいたら感謝しなければいけない。

・最初に頭をもたげる自己防衛本能に押し流されてはいけない。
・・・不快な状況の時、まず現れてくるのは、自分の立場を守ろうとする本能だ。
冷静に構え、最初の反応を警戒する必要がある。
あなたの最悪の人柄が突出し、最善の人柄がかくれてしまうかも知れないのだ。

・腹を立ててはいけない・・・何に腹を立てるか、それ次第で人間の大きさが
決まってくる。

・まず相手のことばに耳を傾けよ・・・相手に意見を述べさせ最後まで聞く。
逆らったり、自己弁護したり、争論したりすれば、相手との間に障壁が高まるばかりだ。
相互理解の橋を架ける努力こそ大切で、誤解の障壁をかさ上げするなど、
愚の骨頂である。

・意見が一致する点を探せ
・・・相手の主張を聞き終わったら、まず賛成できる点を取り上げる。

・率直であれ・・・自分が間違っていると思う点を探し、率直にそれを認めてあやまる。
それで相手の武装が解け、防衛の姿勢がゆるむ。

・相手が反対するのは関心があるからで、多いに感謝すべきだ。
だから、相手はあなたの手助けをしたいと願っているのだと考えよ。
そうすれば論敵を味方に変えることができる。

・早まった行動を避け、双方がじっくり考え直す時間を置け。

2.相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。

・人に物を教えることはできない。
  自ら気づく手助けができるだけだ。(ガリレオ)

・相手が間違っていると思った時の切り出しの言葉はおそらく私の間違いでしょう。
わたしはよく間違えます。ひとつ事実を良く考えてみましょう。
これで議論が収まり、相手も寛大で公正な態度をとりたいと思うようになり、
自分も間違っているかもしれないと反省する。

・われわれは、真実を思い慣れてきたものを、いつまでも信じていたいのだ。
その信念をゆるがすようなものが現れれば、憤慨する。
そして、何とか口実を見つけ出して元の信念にしがみつこうとする。
結局、われわれのいわゆる論議は、大抵の場合、自分の信念に固執するための論議を
見出す努力に終始することになる。

・決定的な意見を意味する“確かに”“疑いもなく”という言葉は一切つかわず、
「自分としてはこう思うのだが・・・」「わたしにはそう思えるのだが・・・」
 と言うことにした。(ベンジャミン・フランクリン)

3.自分の誤りをただちにこころよく認める。

・自分が悪いと思ったら、相手にやっつけられる前に自分で自分を
やっつけておいた方がはるかに愉快ではないか。
相手の言うことを自分で言ってしまうのだ。
そうすれば相手は言うことが無くなり、寛容になり、
こちらの誤りを許す態度に出るだろう。

4.おだやかに話す。

・人を無理に自分の意見に従わせることはできない。
しかし、優しい打ち解けた態度で話し合えば、相手の心を変えることができる。

5.イエスと答えられる問題を選ぶ。

・意見の異なる問題を初めに取り上げてはならない。
まず意見が一致しているイエスといわせるような問題から始め、
それを絶えず強調しながら話をすすめる。
互いに同一の目標に向かって努力しているのだということを、
相手に理解させるようにし、違いはその方法だけだと強調するのである。

6.相手にしゃべらせる

・相手のことは、相手が一番良く知っている。だからしゃべらすのだ。
相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらが何を言っても無駄だ。
大きな気持ちで辛抱強く、しかも、誠意を持って聞いてやる。
そして心おきなくしゃべらせてやるのだ。

・敵を作りたければ、友に勝つがいい。
味方を作りたければ、友に勝たせるがいい。
(ラ・ロシュフーコー)

7.相手に思いつかせる。

・人から押し付けられる意見よりも、自分で思い付いた意見のほうを我々は、
はるかに大切にするものである。人に自分の意見を押し付けようとするのは、
そもそも間違いだともいえる。
暗示を与えて結論は相手に出させる方が、よほど利口だ。

8.人の身になる。

・自分の意見を述べるだけでなく、相手の意見を尊重するところから、
話し合いの道が開ける。
まず、話し合いの目的、方向をハッキリさせて、相手の身になって話を進め、
相手の意見を受け入れていけば、こちらの意見も相手は受け入れる。
(J・S・ニーレンバーグ)

9.相手の考えや希望に対して同情を持つ。

・口論や悪感情を消滅させ、相手に善意を持たせて、あなたのいうことを、
おとなしく聞かせる魔法の言葉――――「あなたがそう思うのはもっともです。
もしわたしがあなただったらやはり、そう思うでしょう。」

・われわれが交渉をもつ相手の4分の3は、みな同情に飢えている。
それを与えてやるのだ。

10.人の美しい心情に呼びかける。

・相手の信用状態が不明な時は、彼を立派な紳士と見なし、
そのつもりで取り引きを進めると間違いが無いとわたしは経験で知っている。
要するに、人間は誰でも正直で、義務を果たしたいと思っているのだ。
これに対する例外は、比較的少ない。人をごまかすような人間でも、
相手に心から信頼され、正直で公正な人間として扱われると、
なかなか不正なことはできないものなのだ。(トマス)

11.演出を考える。

・現代は演出の時代である。単に事実を述べるだけでは十分ではない。
事実に動きを与え、興味を添えて演出しなければならない。

12.対抗意識を刺激する。

・成功者はみなゲームが好きだ。自己表現の機会が与えられるからだ。
存分に腕をふるって相手に打ち勝つ機会、
これが、いろいろな競争や競技を成立させる。
優位を占めたい欲求、重要感を得たい願望、これを刺激するのだ。

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