堀井On-Line



6560,閑話小題 〜コミック版・トランプ劇場 ―第二ランド

2019年03月01日(金)

   * まさかドタキャンとは!
 まさかドタキャンとは!誰も思わなかったが、合意に至らなかった理由として、
<米側は?トランプ大統領は、北朝鮮側が「経済制裁の完全解除」を要求したが、
寧辺以外の核関連施設の廃棄に応じる姿勢を見せなかったことが理由>と述べた。 
半年前に、現在進行形の政治ショーの前書きのような文章を書いていた。 
ここで寅に「…北朝鮮が核廃棄するなんて有得ないこと。」と言わせていた。 
 一方、アメリカ本土では、元側近のコーエンが、公聴会で
「トランプ氏の違法行為を隠蔽したことを恥じている。彼は人種差別主義者で
ペテン師だ」と言及した。その背景もあって、ここで北朝鮮のペースの会談の
合意を直前になって破棄せざるを得なくなった背景もある。 これで弾劾裁判、
云々になるが、国家権力を掌握をしているトランプを追落すのは至難の業。
不人気をカバーするために意図的に朝鮮戦争の可能性も考えられる。
韓国も仮想敵国・北朝鮮かわりに、70数年前の日本の悪行を持ちだし、目先を
乗越えようとしている。 本当に危ない第2ランドが、始まった?
ギリギリの瀬戸際で、果たしてドチラが無理難題を突き付けたのか?
最悪の事態は、最悪の人物の群れから起きるが、どれもメンバーが悪すぎ。
恐ろしい限り… 。プーチン、習主席にとって、朝鮮戦争で、アメリカの体力を
削ぐには… 。 考えみれば、国家として、これほどメンツが潰れた会談はない。
何やら大きな黒鳥?が飛んでこなければいいが。今年は、経済も含めて大荒れだ。
――――
閑話小題 〜 コミック版・トランプ劇場
2018年 8月18日
  * お笑いで済まされない危機!
 少し収まりかけていたトランプ劇場、何やら火の手が本格的に上がりだした。
たびたび閲覧する<豊島逸夫の手帖>の『 トランプ大統領、女性スキャンダル  
(2018年8月22日)が、アメリカ国内の緊迫度を紹介している。

《 今米国はこの話題で持ちきり。日本のモリカケみたいな騒ぎで。トランプ氏
 の個人弁護士マイケル・コーエン氏が、選挙資金法違反などを認め司法取引に
応じたのです。トランプ氏のお相手女性に13万ドルの口止め料を払ったと
されています。いよいよ女性スキャンダルからお尻に火がついてきましたね。
当のストーミー・ダニエルズ嬢は今や米国で最も話題の女性でしょう。
60minutes という人気テレビ番組で60分にわたる生インタビュー
が放映された時は、6千万人の米国人が見たほどです。翌日職場はこの話題で
持ちきりでした。かなり際どく生々しい話でしたから。
 この問題がロシアゲート疑惑にも飛び火してます。口止め料についてロシア人
富豪も関わったとされるからです。ロシアゲートを捜査中のモラー特別検察官
率いる精鋭弁護士チームもマイケル・コーエン氏を聴取するようです。
トランプ氏にとってはこれから中間選挙を控える段階で極めて「やばい」ね。
国民の関心をそらすために保護主義などをこれまで以上に激しく展開する可能性
もあるので要注意です。昨晩米国のテレビを見ていたら、NYの裁判所ビルの前
にカメラが並び、コーエン氏が有罪を認めると同時に脱兎の如く記者たちが走り
出てきたので「日本と同じだな」と思いました。これから詳細が明らかになり
事態が急展開する可能性もあるので要注意です。》
―
▼・寅:出ては消えを繰返してきた、トランプのスキャンダル。くすんだ火の手
  が、本格的上がってきたね。元もと、アメリカ建国の理念を全面否定した泡沫、
  ロシアのスパイ網に助けられ当選したことが衆人が知るところ。
・大家:よくぞ、ここまで持ったことが、アメリカの不健全? ということ。 
  こんなのが大統領に選出されるのが変ですよ。北朝鮮というより、中国とロシア
  がトランプが弾劾される前に、アメリカに痛手を負わせようと打合せた茶番劇が、
  米朝首脳会談。困ったもんだね。
・熊:与野党も、中間選挙の大敗を待っている節があるのは、俺でも分かるよ。
  「これで、自分は相応しくない人材と少しも思ってないから始末が悪い」と、
  ある側近が言ったとか言わんとか。でも、これがアメリカの中核の本音さ。
・八:この男だったら、北が隠密に核開発をしていると決め込んで保身のための
  戦争を仕掛ける可能性が出てきたね。あってはならないことだが、日本が
  丁度良い標的になる。いざとなると誰も助けてくれないのが国際政治。
・寅:だいたい北朝鮮が核廃棄するなんて有得ないこと。国家としての脳梗塞状態
  ですか。いや、このままじゃ脳溢血? ベストの筋書きは、本人が、その病で
  倒れること? 
・大家:「プーチンよ、何てことをしてくれのさ」である。バカなポピリズムを
  最大限に利用してくれたね。年末は何が起きても不思議じゃない状況ですか。
・八:あの肥満度からして、体力的限界も含め、何かあるよ! 

・・・・・・
6196,閑話小題 〜春のめざめの時節ですか
2018年03月01日(木)

   * つれづれに 〜春
・大相撲の番付が先日、発表になり相撲モードに入ってきた。十両にユニーク
 なのが揃うと、その場所が面白くなるが、今場所は多く揃ってきた。
貴乃花部屋の双子の力士や、暴行を受けた貴乃岩とか、大関から落ちてきた
照ノ富士。小柄の翔猿、炎鵬、照強。そして将来性のある水戸龍、矢後とか。
 それと、三人の横綱が横綱アドバンテージの張手なくして、10勝以上、
勝てるか否かなど、面白い材料が豊富である。
春の高校野球の情報も新聞紙上を賑わせ、プロ野球のオープン戦も始まった。

・また、日々、朝鮮戦争の気運も高まっている。やはり4月に何か起きそうな
気配がするため、初春にしても何か心が晴れない。100%とは言わないが、
6割以上の確率で交戦の確率があると思うが、如何だろう? 3月一杯は大丈夫
だろうが、それでも、何処かでテロがあるのかも。
――
   * 腰痛が半減
 1963年1月の三八豪雪で、高校の屋根の除雪で腰痛になってから55年になる。
年に数回、腰骨が横にづれた状態になり、鈍痛が半月ほど続く。3〜4年に1度は
脂汗が出るほどになる。その都度、ホッカイロで温め、腰痛ベルトを装着して
治してきた。 500mほど先に出来たスポーツジムに週に5日間、通いだし7年に
なるが、当初の3年は、逆効果で悪化したが、二年前からサプリ効果が加わった
のか鈍重が半減している。 椅子に長時間、座り続けるのが腰痛には良くないが、
現在、書斎コーナーに4〜5時間は座り続けても大丈夫。一月半ばの大雪の中で、
10日ほど連続して1〜2時間程、駐車場の入り口の除雪したが、腰痛が出ることは
なかった。 数年前からみると、信じられない状態である。9年前に大学の10年に
1度の同期会の時、酷い腰痛に、腰を屈めながら強引に上京をした。その時に、
本気で腰痛対策に取組むと決意、布団上や、居間の座布団、椅子の上に、低反発
マットを設置したり、海老反りマシーンや、マッサージ機を買って、施術したり、
SJに通い、ストレッチや、ヨガを取入れり、サプリのをセサミンを飲んだり
した総合効果が出てきたようだ。家内に常日頃、腰を屈めた姿を揶揄われて
いたが、「ホッカイロと腰痛バンドはしないし、腰の曲がりが無くなったし、
別人のよう」と… とはいえ、腰痛は、何時なんどき出てくるかしれない難敵。
 あと一月足らずで、早朝のポタリング(ミニ・サイクリング)が始まる。
これも腰痛の大きな要因。ゴールデンウィーク直後に、疲労が溜まって鈍重が?

・・・・・・
5829,閑話小題 〜しまった! ー 視点の変更から考えるー 16
2017年03月01日(水)
   * 視点の変更で考える
 この本で、「ローソク問題」が紹介されている。考えたものである。
箱入りの画びょうと、箱を分ける発想に考えに至らない。思いつくのは極、
一部の人たちだけ。人生も似ているところがある。手持ちの材料の再点検を
して、使い方を考える。考えて考えて考えて、無い知恵を出す。そして、
「機能的固着」に気づいて、一歩外に出て、視点の逆転をする。役割における
「機能的固着」は、私たちの人生を牢獄にする。それが… ある日、突然に、
『さあ、自由に羽ばたきなさい!』と、不要物として、放り出されたとしても、
成す術が出来てない。 〜以下は「ローソク問題」ネット検索で調べた内容〜
《 …心理学者のKarl Dunkerは、ある実験をした。
 被験者に図を見せて、ロウソクと、マッチと、箱一杯の画びょうがあります。
テーブルに蝋がたれないようにロウソクを壁に取り付けてくださいと尋ねた。
被験者たちはなかなか正解に辿り着けない。この問題は、ちょっとした発想の
転換を必要とする(でも労力は要らない)、結構な難問なのだ。
 この実験では、もう一枚の図が用意されている。大きな差はない。
パーツは全て同じだ。でもその図では、画びょうが箱の外に出ているもの。
テーブルの上にあるのは、マッチと画びょうとロウソクと、箱。
これで同じことを被験者に求める。「テーブルに蝋がたれないようにロウソク
を壁に取り付けてください」こうすると、被験者たちは易々と正解に辿り着く。
もともとの問題が解けない理由は「機能的固着」のためだとされている。
人々は、画びょうが入っている‘箱’の存在に気がつかない。気がついても
その真の価値に気がつかない。箱の機能を無意識に固定してしまっている為だ。》
▼ 箱から画びょうを外に出した後に、内側から壁にとめて、土台にする考えに
 至るのは非常に難しい。そこで元もと外に出しておくと、直ぐ正解に辿りつく。
中村天風のカリアッパとの禅問答、『一度、コップの水を空にしてから、新しい
水を入れろ』の教えに通じる。私たちの日常生活でも、固定してしまった箱に
目を捉われ、その中身を取り出したり、箱そのものを他に利用しようとしない。
死を直前にした虚無の怖れに直面して、それまで縛られ、拘っていた固着に
初めて気づく。そして、独り、『しまった!』と嘯くのが人生の常。そして、
般若心教を急ごしらえで学ぶことになる。それさえ極、一部だけ。
そこで、ドリップアップをした向こう側からの逆転の視線が必要となる。
 


6559,閑話小題 〜『考えるを、考えると…』

2019年02月28日(木)


     <『考えるとはどういうことか
             〜知のトレッキング』外山 滋比古 (著)

 思考とは「知識と経験とを結合して新知識を創造する際の『触媒』である、
とする内容。とすると、このブログは、その役割を担っていることになる。
触媒とは言い得て妙。触媒の対象によって、結合がマイナスに働き、知識、
経験を劣化させる可能性を含んでいる。『考えるとは〜知のトレッキング』。
ウォーキングであり、ランニングであり、トレーニングでもある。
6550のテーマと、内容。これに毎日、新たな知識と経験を書き加えいく日々。
細やかな思考と、内省。これも慣れてくると面白い。右手の人差し指の触媒と、
自分に向けた中指、薬指、小指と、上に向いた親指で融合する。
左手は受けてたつ役割。 空の手か、宝を持つ仏の姿。 考える姿そのもの。 
  〜Amazonの読者レビューの要約から〜
≪本書において,既存の「知識」と組み合わせるべき自己の「経験」を重視し,
他人の作った知識よりも,自分自身の経験の場である生活を重視すべきだとする
考え方,すなわち,思考とは,「知識」と「経験」とを結合する「触媒」であり,
自己の経験を従来の知識と関係させることなしには,新知識を創造すること
できないとする考え方は,最後まで一貫しています。
・著者が第1章で「球面思考」(筆者はこれをを四次元の世界にたとえています)
を強調しているのは,考えるという触媒作用にとっては,他人の「知識」は
もちろん,自分の「経験」とも適切な距離を置き,「岡目八目」的な場に身を
置く必要があるからでしょう。
・第2章で,「考える」とは,他人から得た「知識」を素材として,それに自分の
「経験」を加味して,二次的な知識を創造するための「触媒」(作用)である
(50-51頁)と述べて,読者の最大の疑問(考えるとはどういうことか)に答えて
います。
・第3章で,人生における大切な選択のためには,冷静に「考える」ことが重要
であり,他人の意見ばかりでなく,自分の直感を鵜呑みにすることの危険性を
強調しているのも,同じ発想に基づくものと思われます。
・第4章と第5章は,日本人が良く陥る,自己の文化を低く評価することに対する
反省を促すものであり,球面思考の応用となっています。
・第6章(最終章)は,触媒作用としての「考えること」がいかに価値があるか
を示すために,他人による一次的創作よりも,自分の経験を加味して創作した
二次的創作の方が価値がある例を挙げて論証しています。
―
 このように,本書は,日本文化をはじめ,二次的著作等について再評価しよう
とする主旨は一貫しているのですが,記憶の整理・消去に関する記述において,
ノンレム睡眠とレム睡眠を間違えて記述したり(7頁),著者の経験談が繰り
返されたり(54頁と153頁)ということで,本書の説得力が弱められているのが
惜しまれます。そうとはいえ,「思考」を新たな知識を生み出す際の「触媒」
と捉えたことは卓見であり,思考を「知識」や「経験」と同等のものとして
扱ってきた従来の発想を転換するものとして,高く評価されるべきだと思います。
 私自身,読書をして感銘を受けた場合であっても,それを「自分の頭で考え直す」
作業を経ないと,理解できたはずの知識を自分のものにすることができないことを
実感していましたが,本書の「触媒」理論を通じて,はじめて,その意味を理解
できたように思います。「自分の頭で考える」という触媒作用によって,
「他人の知識」とこれまでの「自分の知識」とが融合し,自由自在に使うことが
できる「新しい自分の知識」が生み出されていると感じることができたからです
 (なお,「自分の頭で考える」ということの意味については,
稲垣佳世子=波多野誼余夫『人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 』中公新書
(1989)46-63頁。 山鳥重『「わかる」とはどういうことか−認識の脳科学』
(2002)77-78,110頁が認知科学の視点から考察を行っており,参考になります)。
本書には,普通の読み物としても,面白い箇所(全寮制教育がジェントルマンを
生み出す,ことわざ・川柳・日本語の再評価,民主主義の盲点,料理は高度な
知的活動であるなど)がたくさんあるので,「自分の頭で考えること」が好きな
すべての人に本書を薦めたいと思います。≫
―
▼ ため息が出るほどの識見。「(全寮制教育がジェントルマンを生み出す),
 には納得。学生時代の「青雲寮」は人生の砂場そのもの。 その割には、
ジェントルマンの真逆とは、是、如何に? だって、面倒とはいえ、
フリでもしなければならないのが、これ! やっておけば良かった?
世間の常識から身を守るには、ジェントルマンじゃあね。
 いや、御品が悪いだけ! ところで、「みられているよ」の婉曲の非難。
『何を、何処をみているの? 自分の三本指を親指に向けた創作でしょう。』
  今日のオチは、こんなところで、‘おちつき’ました。
 
追文: 書き残しておく意義は、私にとって充分ある。書いてなければ、
永遠の彼方の忘却で消え去っていた行蔵。 時どき、うす笑いの蔑視の視線を
受けるが、覚悟のうえで晒しているので、仕方がないと受入れている。

・・・・・・
2018/07/08
閑話小題 〜今年も半期の終了 −6
   * 〜スイス 名門寄宿学校〜 �掘 悒棔次Ε愁譽ぅ罅�
 まだまだ書き足りない感が残ったため、録画の三度目の見直しをした。
以前、『3・10・60・27の法則』の法則をテーマに取上げた。ここの教育方針は
『帝王学』で、まずインテリジェンス(知性)のベースを構築を図っている。
インフォメーションが「生の情報」であるのに対して、インテリジェンスは
「加工された情報」という意味で、インフォメーションをもとに分析された情報
などのことをいう。加工された情報を鵜呑みにしないで、ベースに自らの知性で、
生の情報として考えられる能力を生徒に身に付けることを目指している。
そのためには、「何故、何故、何故」と、常に自己問答する習慣が必要と教える
のである。洗練された自由人である。この情報・知識を元に、知恵に変えて、
モノゴトを判断し、プラスに導くことが、インテリジェンスになる。
  〜この紹介文より〜
≪ アルプス山中のヴィラールにあるボー・ソレイユ校は1910年の設立で、由緒
ある著名なプライベートスクールです。英語で学ぶ国際部とフランス語部があり、
卒業時にそれぞれIB、FBを取得することを目指して学習します。進学率はほぼ
100%で、ヨーロッパ、北米の大学を中心に進学します。
「バランスを大事に」をモットーに勉強だけではなく、スポーツや色々な活動
に全面的に参加し、一つに偏らないバランスの取れた人間形成を目指します。
スポーツだけではなく、演劇や音楽などバラエティに富んだ課外活動が用意
されており、週末には屋外探検活動や近郊都市への遠足に出かけることも多く
あります。修学旅行や休暇期間には、ヨーロッパだけでなく、南米、アフリカ、
アジアなど世界中の様々な場所への旅行に参加することができます。

11歳から13歳が学ぶ科学の授業では教科書を使いません。低学年のカリキュラム
には五つのテーマがあり、これらのテーマに基づいてあらゆる授業が行われます。

1.Adaption(適応力):語学、数学、科学、地歴、芸術、体育
2.Discoery(発見):語学、数学、科学、地歴、芸術、体育
3.Risk(リスク):語学、数学、科学、地歴、芸術、体育
4.Respect(敬意):語学、数学、科学、地歴、芸術、体育
5.Traditions(伝統):語学、数学、科学、地歴、芸術、体育

――
課外活動のイアン・レイ氏はリーダーシップは生徒たちの人生において重要で、
すべてに影響を与える存在であるリーダーに役に立つスキルを身に着けてもらう
と言いました。責任感があり向上心を持っていること、それがリーダーの条件
だと言います。学校では世界に広く目を向けるだけでなくそれぞれの国の言葉や
文化も大切にしています。

―
▼ 11歳といえば、日本では小学校五年である。この頃から、年に1200万の教育費
 をかけてベースを教え込む。それも8年も。まあ、能力格差がつくのは自然の理。
選ばれた教師が、その全てを注いで、生徒に教え込む。それも、俗世を遮断した、
浮世離れしたスイスの山麓で… それも、世界中の国から集まった異色の人種と、
寄宿するのだから… こうなると、問題は血筋・血統まで行きつく。成るほど、
自分とは、自らの分、分際ですか。私の分際から見えてくるのは、当然こうですか。
 
――――
2018/07/09
閑話小題 〜今年も半期の終了 −7
   * 〜スイス 名門寄宿学校〜 �検 悒棔次Ε愁譽ぅ罅�
 様々な授業を紹介していたが、「地理」が、非常に面白い。
マダガスカルの貧困問題の扱いの切口が良い。同じような年代の真逆の立場の
少女の悲鳴に似た訴えを紹介し、キーワードを幾つか提示して、考えさせる。
ある生徒の一日の使用水道量が、マダガルカルの少女の運ぶ数十、数百倍の量と
知らしめる。

≪ 地理ではリーダーシップというテーマをもとに、アフリカのマダガスカルの
 水問題についてケーススタディをします。水を得るために一時間かける女性。
安全とはいえない水を19L頭に抱えて女性は水を運びます。それを一日に3〜4回。
マダガスカルは貧困を抱えています。先生は女性が持っていたのと同じ19Lの水を
用意し生徒に運んでもらいます。生徒たちと同じ年代のある女の子(ララ)は
最貧の地域に住んでいます。ララは靴もなくはだしで泥道を水くみに出かけます。
ララは次のような詩を詠みました。
< 私の一日もあなたの一日と同じだったらいいのに
  学校に行って勉強して公園で遊ぶの
  頭に浮かぶのは蛇口をひねるだけで出てくるきれいな水
  歯磨きしてシャワーを浴びるのもいいわ >
地理の先生は生徒たちに問いを投げかけます。生徒の一人が自分たちは水を
無駄遣いしていると言いました。またある生徒はどんな気持ちか想像します。
ある生徒はその水はどんな用途に使うのか質問しました。先生はララのお母さんは
子どもたちの面倒を見なければならないので水を運ぶことができないと言いました。

地理の先生は貧しい地域の人々についていくつかのカードを示しました。
 •公衆衛生
 •子どもの健康のケア
 •教育
 •栄養
 •疫病の予防
 •食の安全確保
 •妊婦の健康ケア
 •住宅環境
 •女性の社会進出

自分がリーダーならどのキーワードから優先して取り組むか生徒たちは考え
三人一組で話し合いカードを優先順に並べます。女生徒のグループは妊婦の健康
ケアが一番大事だと答えました。多くの生徒が女性の社会進出は優先度が低いと
考えました。先生は女性の社会進出が進まず地位が低いままで職にも就けなければ
一番大事だと言った妊婦の健康ケアは改善されるのか?子どもを産む機械として
利用され続けるだけではないかと問題を投げかけます。女生徒はまず力を持つ
男性とともに解決し… …わからないと答えました。地理の先生エリオット・
グリーン氏は裕福な家庭の子供たちが旅の経験や両親の仕事、授業から学んだ
ことを議論してもらい、将来持つであろう財力と影響力で世界が直面する問題に
取り組んでもらいたいと語ります。

生徒たちは年十三カ国を旅して自分の目で世界を知ります。
キリマンジャロへの登頂に挑戦することもできます。   ≫

―
▼ 半世紀近く、早朝と、午前中に数時間の読書習慣を持って、それまでの基礎
 知識不足をホローしてきた。受験システムに縛られ、自らも格付けをしていた
愚かさに気づくことが、第一歩であった。英会話能力や、対話力、文章化能力は、
付け焼刃では、直に欠けてしまう。このような指導と、長年かけたベースの知識が
必要となる。その理想形の教育システムが、これである。このスイスの寄宿舎が
素晴らしいのは、スイスが長年、中立国家で、権力者の手前勝手な価値観から、
解放されていることが重要である。「何が英国王室だ、日本の天皇だ。」を、
スイスの山麓で気づくこと、それが、教養ということ。そう、それぞれの内側から
見えている世界としての世間だけでなく、その真逆の視点に気づくこと、多様な
世界を知ることの必要性に気づくこと。特に、ネット社会こそ、理想形の、知識
獲得が必要になる。「クールヘッド、ウオームハート」こそ、情報化社会の絶対
条件といえる。 でないと、世間人の典型の、「ウォームヘッド、クールハート」
で、近所の500mを、徘徊するだけで… あれらは小池のホワイト・ナイトですか。
薄汚れて、愛嬌を振りまいて生きる姿も良し、外の世界で汚れたダーク・ナイトの
生き方もある。どのみち、同じでしかないが… 地球外生命の眼で、宇宙の彼方
からの生命体の視線で見る世界は、何と、綺麗で、明るく、刺激に満ちている。
早朝の自転車散歩で、大手大橋上をイオンよりから、ヒキチャリをしながら、
見える信濃川と、旧市内と、その向こうに見えてくるパノラマは、正しく、宇宙舟
からの視線のようである。スイスと、ロッキーの山並みに近い絶景とさえ思える
光景である。世界の絶景を知ればこそ、これに気づかされたこと。足元の世間の
素晴らしこそ、気づかないと… 52回目のチャレンジで、スイスアルプスの
向う側のイタリア・アルプスに行ってみたくなってきた。 
問題は、腰痛など体力と、固くなった頭と、気合。

 で、これまた偶然、丁度よい脈絡として、以下につづく。


6558,閑話小題 〜宝籤を買うバカ −2

2019年02月27日(水)

   * マイホーム 買えてた程に 宝くじ
 宝籤は博打の一つ。起業も博打のうち。 30年もエネルギーを入れ込み過ぎ、
ダウンした私に、庶民の夢の宝籤を否定する資格はない… それでも残ったのは、
充実感と、記憶の底に沈んでいた生臭い思い出のフラッシュ…  職・住が別の
都市だったのが救いになっているが… 資本主義社会では会社清算をした者は
前科者のようなレッテル付きになる。その立場から見えてくる社会が何とも、
面白く見えるのは、何故か? それは脳内の小さな分身が、現実社会の自分を
コントロール出来ているため。その一つが、18年前からの、このブログのテーマ
日記と、私にとって2ランク上の習慣管理。習慣は第二の天性。 習慣行動は、
一度転がってしまえば、何ということはない。基本は孤独、孤立の徹底から…
 ところで、「宝喰いを買ったことがあるか?」って。 20数年前に、長岡の
誰かに、新潟駅前の宝籤売り場で、10枚の購入を頼まれた時、面白そうと、一枚
だけ買ったことがある。勿論、11枚とも外れ! 宝籤でなく、大当りのような
ことは幾つかあったが… ? ふと「宝くじ川柳」がある筈と思い立ち検索して
みると、儚い庶民の夢が次々とあった。 夢ツリーを、宝籤でなく、定期預金で
すれば… それ自体が夢ツリーになるのに。月に5万×12ヶ月=60万。10年で、
600万。金価格が3倍として2000万。この金額を当選確率は、99・9…%は無理。
片方は… 要するに情報と知識になる。何とも『微笑ましい川柳』である。
 ――
  * 宝くじ川柳

宝くじ 買って一足先の春
皮算用 夢が破れた大晦日
何年目 黒字が今年 赤になる
1000円で 夢を楽しむ 庶民たち

幸運を これで使っちゃ あと怖い
宝くじ 当たったような 妻ができ
買わなけりゃ当たらん買っても当たらん

子宝が 当選続きで運取られ
ナンバーズ だったら当たっていたのにな
宝くじ どれにしようか あみだくじ
忘れてた 期限ギリギリ 一万円

使い道 聞いて人柄 チェックする
宝くじ買ったつもりで貯金箱
当選でグループ買いを後悔す
運がない人が支える宝くじ

親戚が突然増えた当選後
マイホーム買えてた程に宝くじ
当たっても 誰にも言わない でも言えない
買わぬのに当たった体で盛り上がる

当たらないわかっちゃいるけどやめられない
夢は夢 夢は夢も中 夢の夢
一等でなくても前後やミニ賞でも
当たるはず 淡い期待に すがり付き

やめとこう もういちどだけ 繰り返し
当たらない買ってないもの当たらない
当たらない交通事故よりあたらない
大当たり 何と大枚 700円

万倍日!?当たる算用 大人買い
当ったよ! 300円で 小躍り夫婦
また駄目か つぎも買おうか だめだけど
懲りもせず 今日も並んで くじを買う

何故買うの 当たるはずない 宝くじ
当たるよネ、 俺を呼んでる、 豪華船
残りもの 信じて買った バラ9枚
未だ買わず、 残りものには、福がある

当たりクジ、 中身はなんと、 六億円
当たりクジ、 持って銀行、 応接間

―
▼ 確率からして、ほぼ絶望の上に、当選すればしたで、この上ない不幸が
 待ち構えている。「庶民は夢を買ってる」というが、その夢を餌にした詐欺
まがいの代物。少なくとも、結婚詐欺寄り性質が悪い。夢への甘いプロセスを
味わえるだけで半分は? 何とか結婚に至っても、3割〜9割は、シリアスの現実
に、すぐさま夢儚く絶望に立たされる。「幸せそう」と、実際の「幸せ」は別物。
 パチンコ同様、<当たらないわかっちゃいるけどやめられない >のが現実。
『宝くじを当てた95%が、5年以内に当選金の全て使う!』 
… それはそれで良いでないか。 とはいえ、何か惨めじゃない?。
 再び…人様にいえた柄じゃないが。 で、いまは家内のアッシーで… 娑婆!
「不幸せな人が幸せを求めて、ナイモノネダリの夢を買う」 宗教は、それを
あの世で実現させてくれる。 一神教の天国の化身が協会。 共同幻想に縋り
つくしかないのが人間。 近々テーマにするが… 岸田秀の『唯幻論』の説。
その論の背景にあるのが、<人間とは何とオカシナ動物であるか! 人間は
本能が壊れた生きものであり、現実を見失って幻想の中に迷い込んでいる> 
というシリアスな社会で生きている想像を絶した社会の存在。これら愚民が
私たちという現実>である。 何と仄々と、それを川柳で見つめて、ニヤリ
として溜飲を下げている、己こそ、愚民その人。 だから娑婆という所以は、
そこにある。「妄想でもしてないと、この現実の殻の中で窒息してしまいそう」
ということですか… 宝くじは、唯幻論の共同幻想を楽しむ儚い具体的遊び!
 4k、8kTVの世界ってのも、共同幻想。それと、シネマ館もまた然り… 
同じ千円なら、VRの方が生々しくて私は好き。 今年はVRゴーグルで…
 ここで止めておく! かなり入りこんでしまった上に、今さら何を求めて? 
宝くじで、何を夢見る? 行蔵の中のステージの感動と感激の延長の中にこそ、
キャバクラとか、ホストクラブは、それらを満たす幻覚世界? 
一期一会の世界こそ、幻想世界が広がっている。 所詮、幻想は幻想だもの… 

・・・・・・
2013/06/17
宝くじが当たる確率(何倍?)はどのくらい?
 宝くじには全く興味がなかった。一度、一枚だけ話の種に買ったことがある。
SCなどの店先の宝くじ売場で買っている人を見かける度、
「夢を買っているんだ!」と思っていた。 ー教えて!Goo、によるとー
【 問い=  例えば、以下のような宝くじは当選確率はどのくらい。
  1等 1億円  20名  2等 1千万円 20名
  3等 百万円 200名  4等 5万円 30000名  
  例えば、1億円当たる確立は百万人に一人とか…
【 答え=
 ○ あなたが、宝くじの1等に当る確率は、1等の当選番号が、
          「11組111111番」になるのと同じです
 ○ 一般的な宝くじは、100kgの米の中からある1粒の米粒を探し出すのと
   同じくらいの確率。
 ○ 売り上げ枚数を調べれば簡単に分かりますよ 7億6千万枚ほど売れて
   いるようですから、完全ランダムで3800万枚に1枚ほど入っているかと
 ○ 年末ジャンボの場合、1ユニットで1000万枚発売されている。
  1等は1ユニットあたり1本ですから、単純に1000万分の1となります。
 ○ 当選番号が 123456番だとした場合 最初のくらいの1番はどのくじにも
  ついているわけで,あとは1の位から万の位までの5つの数字の組合わせは 
  10×10×10×10×10で10万分の1となりますよね。ただし,これは一枚 
  買った場合で 連番で10枚買ってると 確率は その10分の1で 1万分の1。
  一等は宝くじでは この組の数が二桁あるので、その10×10の100倍 
  つまり、一枚 買って一等に当たるのは千万分の1となりますよね
 ○ ちなみに東京ドームの敷地に新聞紙を敷き詰め、天井から針を落として
  新聞の一番小さい1文字に当たる確率と同じくらいとか聞きました。
 ▼ 一等、二等で合計500万分1の確率で、当たる分けがない。買う当人に
  とっては千分一の気持ち。アメリカなどで数十億円が当たるケースがあるが、
 それが元で不幸のどん底に落ちるケースが殆どという。悪銭身につかずである。
それなら毎日、何とか5百円預金をすれば一年で18万円、10年で180万円、30年で
金利を含め1千万になり、遥かに効率が良い。 が、そうはいかないのが人間。
生を受け、今、存在していること自体が奇跡なのに、それを生き切らなくて何が
宝くじ。せめて、当たった夢をみたいのは分かるが。1億当たったところで、
したいこと、買いたい物など、何も無いのも面白くないが。
――――
2015/06/21
宝くじを当てた95%が、5年以内に
      『世界の大富豪2000人が教えてくれたこと』トニー野中(著)
  * 宝くじを当てた95%が、5年以内に当選金を失う
 日本では『悪銭、身につかづ』という諺がある。入る器の方を育て上げないと、
その殆どが溢れ流れていく。私も事業投資の当初の10年で5倍まで純資産を
増やしたが、2001年の9・11と、リーマンショックと、2011年の3・11の10年で
壊滅! 辛うじて保険代りに家内名義で積みたててきた給与の預金と、
二人厚生年金で、これまでの生活を維持している。 その辺りから 〜p40
≪ アメリカやイギリスでは、「宝くじを当てた人が、その後どうなったか?」と
いう追跡調査が、よく行なわれます。 それによると、「宝くじの一等が当たった
人の95パーセントが、5年以内に手にした当選金の全てを失っている」という。
「器のできていない人がお金を持っても身につかないこと」を、データは如実に
証明しているわけです。 いえ、当選金を失うどころか、それ以上のマイナスを
被るとがあります。たとえばアメリカでは、宝くじに当選すると、宝くじ売り場
まで乗ったタクシーの運転手まで「分け前を寄こせ」と主張してくるそうですし、
100万ドルを当てたーカ月後に毒殺されるという事件まで起こっています。
『となりの億万長者』というベストセラーで知られるトマス・J・スタンリーは、
その著書で「宝くじを買う頻度と、その人の資産レベルの間には非常に顕著な
反比例関係がある」(『なぜ、この入たちは金持ちになったのか』日本経済新聞社)
ということを証明しています。それは、「お金があるから、宝くじなんて買わない」
という理由だけではないのです。宝くじの当選確率など、計算すれば、ビジネスで
成功する確率よりはるかに低いとすぐにわかります。大富豪になるような人で
あれば、そんな確率の低いことよりも、もっと確実に稼げることに、時間とお金
を投資しようと考えるのが当然でし欲う。それでも多くの人が宝くじをほしがり、
"当たる"と評判の宝くじ売り場に朝一から並んでいるのは、
「楽して莫大な富が手に入る」という誘惑に逆らえないからです。≫
▼ 宝くじは夢を買うもので、それ自体に矛盾がある。夢は長年かけて地道に
 積み上げ実現するもの。そのプロセスにこそ価値(意味)がある。数羽の
ブラックスワンで、私の事業は終わったが、プロセスで元をとっていたので、
後悔は意外に少ない。宝くじの当選金を5年で失っても、持ったままより、
遥かに良い!とも考えられる。「失う」と思うのは傍目で、実際に使えば、
その価値を味わい尽くすことが出来る。 5年で数億など使ってみたいもの。
いや実際に使ってみた。一棟、ホテルを建てると土地代を入れると3〜10億。
そのプロセスを遊びに昇華すれば、遊びとして、それだけ使ったことになる。
遊びとしてみても、実際に面白かった。当事者の実感は、「失った」というより
「使った」である。本人が言うから間違いない! ということは、著者は浅い?
ボロボロになって涙した方が、その数倍増やしニヤニヤしているより味は濃い。
「大恋愛の成就より、失恋をした方が遥かに良い」ことを考えれば解るだろう。
『宝くじを当てた95%が、5年以内に当選金の全て使う!』 …良いでないか。

・・・・・・
6194,閑話小題 〜銃と犯罪 −5
2018年02月27日(火)
           『クラウド時代の思考術』パンウドストーン著
   * 銃社会のアメリカから見え隠れすること
 連日のように、アメリカの銃による大量殺戮のニュースが報じられていれ、
その都度、銃規制強化が叫ばれるが、建国以来の個人主義国家のアメリカは、
弾の込めた銃で身を守る文化は非常に強固のようだ。日本の文化には秀吉に
よる「刀狩」以来、侍の帯刀以外、特別の事情が無い限り、各家庭内も含め、
武器を持たない文化がある。ここで紹介している2015年の調査によると、
アメリカ国民の半数以上が、銃購入の規制より、所有の権利を守ることが重要
だと考えている。 これも数年前のギャラップ調査だが、
<1993年〜2010年の間に、アメリカの凶悪犯罪率が急激に下がった。銃器に
よる殺人がほぼ半数に(10万人につき7・0から3・6人に低下)。その一方で、
非致死性の犯罪が、これまでの4分の1に減っている。>
 が、その事実はあまり知られてない。
にも拘らず、56%の人は、犯罪は上昇したと答え、26%が横ばいと答えた。
減ったというのを知っていたのは、12%だけだという。
 TV画面に流れるイメージと現実の趨勢があまりに大きいことに、驚いたが、
原因は凶悪犯罪の主役が若者。1990年代にはベビーブーマー世代は、年齢
コーホート群から既に抜けていたため。さほど、統計とは当てにならないもの。
 統計の背景にある現実?を前に、どうすればクラウド時代に、賢明な判断を
するか? この日記で、流されてくる情報そのままを鵜呑みにして… 
真面目風に、解りきったように意見をする自分を合わせ鏡で、見えてくるのを
凝視する? のも厳しいもの。こうも、私たちは、いや私が軽いか。
「下手の考え休むに似たり」そのもの。 休むには丁度良いと思って… 
 〜以下の文脈を読むにつけ、<そうだね!>そのもの。 しょうがない!

・・・・・・
2018/01/28
閑話小題 〜キツネとハリネズミ −2
          『クラウド時代の思考術』パンウドストーン著
   * キツネとハリネズミタイプの事例
 まあ、シェークスピアとダンテを対極におくとは、解りやすい分析である。
 その二つを兼ね備えているのがトルストイとバーリンはいう。トルストイ
 自らはハリネズミ族に属していると信じていたようだ。 
  〜その辺りから抜粋〜
≪ 政治哲学者アイザイア・バーリンは自身の著書『ハリネズミと狐』で、
 トルストイの超大作『戦争と平和』の歴史哲学を真っ向から論じた。
バーリンは、ダンテは“ハリネズミ”であり、
 シェイクスピアは“狐”と分析
 ─では、トルストイは? ロシア文学者で東京大学名誉教授の川端香男里に
『ハリネズミと狐』で語られるトルストイの姿を聞いた。
【『戦争と平和』を真っ向から論じた本は日本では数少ないですが、外国では
たくさんあります。あまたの文献の中で傑出しているのが、『戦争と平和』の
歴史哲学を論じた、ラトヴィア出身の政治哲学者アイザイア・バーリンの著書
『ハリネズミと狐』でしょう。
 バーリンは、人間類型を二つに分け、
第一に、一つの基本的ヴィジョン・体系を中心にして、自分の作品を求心的に
 構築して行く「一元的」タイプを置きます。
第二に、遠心的に拡散した「多様な」対象を、自分固有な心理的・生理的脈絡
 の中にとらえようとするタイプを置きました。
そしてギリシアの詩人アルキロコスの詩の断片「狐はたくさんのことを知って
いるが、ハリネズミはでかいことを一つだけ知っている」を、バーリンは上記の
二つのタイプにあてはめ、第一部類をハリネズミ族、第二部類を狐族と名付けた。
 第一類の代表選手はダンテで、第二類の方はシェイクスピアです。
・プラトン、パスカル、ヘーゲル、ドストエフスキイ、ニーチェ、イプセン、
 プルーストはハリネズミであり、
・ヘロドトス、アリストテレス、モンテーニュ、エラスムス、モリエール、
 ゲーテ、プーシキン、バルザック、ジョイスは狐です。
ロシア文学はバーリンによれば、プーシキンとドストエフスキイという二つの
極の間で成り立っています。ところでトルストイはこの二つの部類のいずれに
属しているといえるのでしょうか。 バーリンの仮説では、
トルストイは本来は狐族であるのに、自分はハリネズミ族であると信じていた、
とされます。トルストイほど世界の多様性ともろもろの状況の多面性を明確に
把握していた作家はいません。しかもトルストイはこの多様な世界を普遍的に
説明してくれる統一原理を終生求めて止みませんでした。狐とハリネズミの共存
です。対象の多様性を明敏に知覚することのできたトルストイは、既存の統一的
原理のまやかしに反発し、それをロシア化され単純化された合理的教説で破壊
して行きました。このような破壊の背後には必ず、本物の統一的原理があるはず
という「ハリネズミ」の信念がありました。
ですからトルストイの破壊・否定は、真理の探究と表裏一体だったのです。≫
―
▼【 熊さん: 俺なんて、針ネズミじゃなくて、ドブネズミだね。
  寅さん: じゃあ、俺はモグラですか。せめてリスかモモンガ?
    こうシリアスにタイプに選り分けられると嫌になるよ。ったく。
 大家さん: とするとワシはムジナ辺りですか。
八つぁん: 一応、役割はキツネですがね… じゃあ私は何でしょうか。
  ハリネズミに近いハツカネズミ? 私が、‘世間人’を子キツネというが、
  他人様の家族の内情の覗き込みのネタを餌に渡り歩くのを性にする人たち。
  とすると、子ネズミの方が適切な言葉になるね。
大家さん: 世間様の話は、御品が悪くなるから止めておきましょうや!
  誰もが持っている悪い癖だもん… 
寅さん: 八つぁんが「世間」の話をすると、俺のことかと冷や冷やだよ。
  俺はね、裏話に花を、いやゴミを添えて楽しむしかないのさ。悩がないから。
  熊さんは、素朴だが、俺は少しマシな役割のようですか。
熊さん: 呆け役なんだろう。それも天然呆け役。でも、純粋な疑問ほど道理
  を突くって言うじゃないか。しかし寅さんは、少し捻った性格なんだろう。
寅さん: 低俗の中の、上が俺、下が御前だよ。
八つぁん: 呆け役の切口に彩をつけるには二人の呆けが必要だからさ。
  何かさ、自分の言えないことを二人が代弁してくれいて便利だね。
  しかし、品格が下がったね。
大家さん: ワシの役割は、八っあんの中の知性というか、冷静さを持った
  役割だろう。それにしては、自分で、それが全く感じられませんね。
熊さん: だいたい、これを書いている奴の程度が低いからね! 
八つぁん: 『 … 』  
寅さん: ここまで話を引っぱって、落ちがこれ? 俺らを呼び出すのも、
  そろそろ止めたら。 …いや、大相撲の総括で言いたいことがあるか。】




6557,読書日記 〜バーチャル資本主義の行方

2019年02月26日(火)

スペシャル「欲望の資本主義2019〜偽りの個人主義を越えて〜」

   * バーチャル資本主義の行方
"欲望の資本主義"は2016年の第1弾放送以来、3回シリーズの
NHK異色経済ドキュメント。同番組は、国民国家や市場原理などすべてを
超越して巨大化する"GAFA"への懸念や、仮想通貨への期待と不安といった
議論を交え、資本主義の行きつく先や、その原点にあった誤りを問い掛ける。
第一弾は、「欲望の資本主義2017」
第二弾、「欲望の資本主義2018 〜闇の力が目覚める時・ルールが変わる時」
第三弾、「欲望の資本主義2019 〜偽りの個人主義を越えて〜」
 今回は、録画をしていた第3弾!
BS1スペシャル「欲望の資本主義2019〜偽りの個人主義を越えて〜」
  〜番組内容〜
≪「ネット界の四天王」と呼ばれるGAFAを巡る議論が熱い。強大な力に
 国家の枠組み前提の市場経済が揺れている。仮想通貨をめぐる議論も沸騰、
バーチャル経済時代の資本主義はどこへ行く?2017年富を生むルールの
変化を捉え2018年社会構造に地殻変動が起きている現実に迫ってきた
番組は次のステージへ。テクノロジーが社会を変える今、格差、分断を越え
自由への道は? 切迫感ある今問う、自由の形と資本主義の行く末は?

 資本主義という怪物が世界で暴れる
 GAFA、仮想通貨…野望がめぐる
 いま 怪物の正体を突きとめるには?

第3弾はハイエクを軸に構成されている。内容的に盛り込み過ぎの印象もあるが、
「資本主義」やそのなかの「市場」や「自由」そして「貨幣」のあり方を考え
させる深いテーマが貫く。そして「人間」という根源的なテーマ。
ケインズ対ハイエクという構図は単純だが、結局のところ、これからの経済学は
この構図をあらためて再考し、超えていくことが求められている。
人間の幸福は自己決定権を持つこと。それはまさしく、自由に最大限の価値を
置く考え方で、資本主義の根本であると思います。それはそうと、ノーベル賞
受賞者など高名な学者の方々においても、考え方が全く違うことを認識して、
改めてこの社会に正解はないことを思い知らせれました。
 ――
 ☆ 第一弾は、<やめられない、止まらない、欲望が欲望を生む世界。>
わたしたちはいつからこんな社会を生きているんだろう――。そんな問題意識
から、気鋭の若手経済学者・安田洋祐大阪大学准教授が世界のトップランナー
との対話を通じて、資本主義の本質に迫った番組が、NHK「欲望の資本主義」だ。
番組はカルト的な人気で話題を呼び、番組の未放送インタビューも多数収録した
書籍『欲望の資本主義』も刊行された。この異色の経済教養ドキュメントの
プロデューサーは、「英語でしゃべらナイト」「爆問学問」をはじめ、柔らかな
演出で、経済、仕事を解きほぐす異色エンタメ「ソクラテスの人事」
「仕事ハッケン伝」など、多数のヒット番組を手掛けてきた丸山俊一氏。
記憶に残る異色の番組を次々と生み出せるのはなぜなのか? 
番組作りの核となる発想の原点を紹介する。
 ――
 ☆ 第2弾は、
より速く、より多く、より遠くへ...。
私たちはいつからこんな世界に生きているんだろう?やめられない、止まらない、
欲望が欲望を生む、欲望の資本主義…。昨年その本質に迫り、話題を呼んだ異色
ドキュメントの第2弾。世界経済のフロンランナーたちは、この不確実性に満ちた
世界状況の中、どう資本主義をコントロールすべきと考えるのか?安田洋祐阪大
准教授はパリへと飛び、フランスの知性ダニエル・コーエンから資本主義の未来像
を引き出し、チェコの異端の奇才トーマス・セドラチェクと気鋭の哲学者マルクス・
ガブリエルは、ボンで激論。経済学の巨人、ケインズ、マルクス、シュンペーター
らが残したビジョンは、今どこまで有効か?
「闇の力」が目覚め始めた、「分断の時代」を生き延びる術を世界の知性
たちと共に考え、経済の最前線に迫る。

―
▼ ここで、<資本主義の暴走は「お金の本質は本来は契約であるのに、
「物質」と解釈したことから始まった」という言葉が、印象に残った。
その契約額の大小で、物事を判断するするため、欲望が肥大化する。
リタイアをして、一種、煉獄の住人の立場から、社会を、娑婆を、世界を
見つめ直すと、今さら大金を欲しいとも思わないし、成るほど、手持ちの資金は
預金通帳額としての契約事項の額でしかない。お金は「自由の塊り」と思うのは、
それがモノと信じるから。契約の大小で、価値を決めつけるのは、これ如何に?
とはいえ、手元の資金がゼロでは食事もありつけない。
まとまった資金といえば、今では3億円。 その現実を前に、解ったようなことは
口に出せない。といって、「それが如何した?」に、確固たる答えは出来ない。
『いやいや、その額だけ、欲望が満たせる!』 
『で、満たして如何なる!』
『そこには、愛と、満足感と、逸楽感と、逆に虚無感が少し残る。』 
『そんなの、3日もすれば、彼方に消え去ってしまうし、酒、薬物で、直ぐに、 
 その感覚を得ることが可能』 
『現に味わってみないで何をオッシャル、ウサギさん』と、延々とつづく。
 この正しい答えなど、あろう筈はないが… グローバル化は、冷酷に、私たち
を、手持ち資金の大小で、価値選択をされる。 先日、見た映画で、
「上の世界」と「下の世界」があって、下の世界の人は、上に行こうと必死に
なるという現代社会そのままを、風刺したものだが… なかなか、シリアス。
 大相撲の幕下上位と、十両の幕尻力士の千秋楽前の取組。負けると関取の後で、
御世話係で、召使い扱い。そのシリアスの取り組みが、何とも哀愁が漂っている。 
これが資本主義社会では、3・30,67%で、区分される。それが端的に現われる
のが、小・中・高校の同期会。それが何ともコミック的シリアスで面白い! 
これに死際も加わり何とも? 死にかけた人ほど、それはそれは! で… 
定番の物語がリアルに、「まさかの筋書き」で展開していく。その前にチャクラ
の揺らぎが、漂い、彷徨いを誘発する。他者に対する攻撃は、自己のデドックス
でしかないため、毒は自分に、そのまま猛毒として帰ってくるのが見てとれる。
・・・・・・
5095,悪夢の21世紀 ー3
2015年02月25日(水)
   * 「ニヒリズムに落ち込む世界」 〜��  佐伯啓思著
(7・A)
≪ 端的に言えば、近代文明はヨーロッパという独自の「文化」の中で
成育し発展してきた。それが完成すると、普遍的な<文明> として世界化。
しかし、この文明化は、その< 文明> を生み出す「文化」のエネルギーを
枯渇させる。たとえば、ヨーロッパがキリスト教の神学的教養との闘争を経て
生み出した近代科学は20世紀に入ると実証科学としていかにも形式化された。
主権国家や国民国家も、ローマ教会とのプロセスで世俗的権力の自立を目指す
ヨーロッパの歴史から出てきたが、20Cに入ると、アジア、アラブ、アフリカ
など、あらゆる地域が国民国家へと編成された。中東など、地図を広げれば
分かるが、砂漠の真中に見事に一本の直線で、人工的に国民国家が作り出された
ことが分かる。民主主義も、王権との闘争の中から、古代ギリシャやローマを
参照しながら作り出された。だから、ヨーロッパでは民主主義への警戒感も
強かったが、20Cに入ると民主主義こそは理想的で普遍的な政治体制となった。
アメリカのウイルソン大統領は、第一次大戦への参戦にあたり、アメリカは
「世界の民主主義を守る」と言った。ヨーロッパが生み出した近代は普遍化され、
世界化され、普遍文明とみなされ、これを代表するのはアメリカであった。
2 0Cになるとアメリカは急に移民国家の様相を呈した。ロシア革命を逃れて
ロシアや東欧から流れ込み、ナチズムを逃れてユダヤ人が流れ込み、職を求めて
アジア人が流れ込んだ。→ アメリカは多様な民族や人種からなる「世界の縮図」
となり、アメリカこそは、「世界的な普遍文明」を代表することになった。
アメリカこそが、「民主主義」を代表するだけでなく、それを「世界化する使命」
を帯びるようになった。かくして、実証主義、科学技術、市場経済、民主主義、
自由な個人、基本的人権といった観念は、『グローバル・スタンダード』と
見なされていった。これが近代主義というもの。 アメリカなる国が、この
近代主義を理想としグローバル化を推し進めた。特に20世紀の二つの戦争後、
アメリカ的な近代文明が世界へと拡散する時代。それが一気に爆発するのが
1990年代以降、ソ連社会が崩壊し、冷戦が収束してからだった。
▼ イスラム国が、欧米がつくり上げたアラブ国家の枠組みを否定し、
 マホメットがイスラム経をつくった原点に立ち返り、新たなイスラム国家を
つくろうという理念は、発生して然るべきだが、、奴隷制度の復活とか、首切り
処刑や、その写真公開は容認できようはずがない。欧米が、近代になって
各地域の部族の首長を巻きこみ、勝手に線を引いて都合の良い国家をつくって、
そのまま現在に至っている厳然たる事実がある。9・11テロも、アメリカが
国家的陰謀で、テロを見逃していたという説もある。そして、アフガンと、
イラクの利権を狙った?とか。世界の隅々まで高性能の情報機器が普及し、
ネット社会が覆ってしまったことが、ニヒリズムに落ち込む結果となった。
偶然だが、以下の文章につながる! 

・・・・・・
5825,閑話小題 〜しまった! ー夢のカルフォルニアー 12
2017年02月25日(土)
   * 夢のカルフォルニア 
 スポーツジムに通い始めて6年になるが、月に20日以上は通っている。
月会費が6000円のため、日割りにして1日につき300円でしかない。ゴルフも、
スポーツジム、スナックのボトルキープも、見通しの甘い人たちの存在がある。
この本を読みこむにつれ、過去の‘しまった!’が次々と思い出されてくる。
 金が有り余っていれば、それもありだが… 無いのに限って甘いのが常。
【 全米で最も住みたい州の夢のカルフォルニアに、年間220万人が引越して
 きて、150万人が出ていく。これが現実である。これは人生と同じで、遠く
から眺めるのと近くで見るのとは違って見える。例えば、医師や健康な人を
対象に、「三ヶ月の延命のための治療を受けますか」の質問に、「受ける」
と答えた人は僅か。ガン専門医で6%、化学療法士が0%、健康な人で10%。
それが、現に命の危険にさらされている人たちに尋ねると、42%が「化学療法」
を受けると、答えた。別の研究で、重病患者の58%までが、死が近づいてきたら、
たとえ一週間でも延命治療を受けるだろうと答えた。アメリカでは発行された
割引クーポンの4割が未使用で終わる。ギフト券も同様の結果になった。…】 
 ▼ その瞬間がくるまで、実態が理解できないのが人間。
 「その時は、その時」と、煙草を喫い続けた肺ガン患者が、その典型。
カルフォルニアで、良かった思っている人も多いだろう。とにかく、脱皮が
出来たのだから! しない後悔より、した失敗の方が、プラスの方が多い?
「若いうちの失敗は買ってでもしろ」というが。夢のカルフォルニアでも、
ハワイでも、一度は住んでみればよい。何処も変わりばえはしないことが、
分かるだけでも充分。その経験が無いと…  あとは次回。
・・・・・・
6192,閑話小題 〜映画鑑賞 ―ギフテッド
2018年02月25日(日)
   * 本当の幸せは何かを問いかけ
 ギフテッドの意味とは、<先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を
持っている人のこと。 半面、大きなマイナーを抱える人もいる。将棋や、囲碁、
チェスのチャンピオンに多く見かけられる。天から非凡な才能を与えられた少女の
育て方をめぐって対立する祖母と叔父を通して、幸せは何かを問いかける筋立て。
≪ 制作HPの解説: フロリダに暮らす、ちょっと変わった2人と1匹の家族。
 7歳の生意気ざかりのメアリーと、彼女の叔父でシングルのフランク、そして
“歴史上一番すごい猫”のフレッドだ。 互いがいるだけで、毎日が記念日の
ように楽しい時間は、メアリーが学校へ行くことになり揺らぎ始める。
彼女には、生まれながらにして数学の天才的な才能があった。「普通に育てたい」
というメアリーの母である亡き姉の遺志に従って、フランクはメアリーの英才
教育を頑なに拒む。しかし、そこへ縁を切ったはずのフランクの母親が現れ、
彼からメアリーを奪おうとする。歴史を変える才能の開花か、愛する者と生きる
人生か ─果たして、メアリーにとってどちらが幸せなのか?さらに悩める
フランクには、姉から託された“ある秘密”があった─。≫
―
▼ モンスターの祖母に反発し、母親が自殺したが、同じことを孫にまで強要
 しようとする。ところが天才だった母親が、数学の世界的難問を解いていた。
しかし、その解答を弟に託して自殺をしていた。そのことを祖母が知らなかった
という落ちがある。最後は、最高学府で大人と授業を受ける天才教育の道を
歩むことになるが… この7歳の少女が私たちに教えてくれた本当の幸せって
なに? の問題。 
 この映画の中で、祖母がいうところの凡庸な地方の小学校一年生の宿題が、
キッズによる「箱庭の動物園」つくりには驚いた。砂場の遊びと同じく、
あらゆる教育の原点が、そこに詰まっている。 
 そこで今、彼方60数年ぶりに想いだしたのが、小学2年の図工時間のこと。
グループの共同作業で動物の絵を切取って、糊代を下にして立体的に貼りつけ、
動物園つくりをしていたが、間違えて麒麟の首が切れてしまった。そこで、
必死の思いで、二つを重ねてノリを貼りつけて無事に立ち上げた。ところが、
それを見つけた女性の先生が、大声で、これは誰ですか? 部屋全体に鳴り
響く声を張上げた。てっきり叱られたと思ったが、実は、その知恵を褒めて
くれたのである。ということは、その頃から「箱庭づくり」に似た?教育が
行われていたようだ。7歳でも遅すぎる天才教育。その間に、叔父によるベース
の教育環境があればこそ。 数百万人に一人の天賦の才能、強引だとせよ、
そのコースに導こうとする祖母の考えも、理解できるし間違えてない。
それを引出す指導は、周囲の大人の責任である。 祖母の存在が無ければ、
自殺した実母の思惑どおりに凡庸の子供で終わっていた可能性があった。
 どちらが幸せか? 人類最大の課題だが… 様ざまな問題が垣間見られた
映画であった。
『いちばん大切なのは、<愛する>才能』ですね。それと、『感謝する能力』。
その上に、『感動…』と、『感激…』。 これも育て上げれば才能になる。
 せっかく頂いた地球旅行の人生だもの。愛し、感謝し、感動し、感激し、
深く広く、人生を味わわなければ、生きている甲斐がないじゃないですか。
天才は天才として、凡庸は凡庸でも、地球という世界を感知しないとね…。
どのみち直にプッツンだもの。元もとこのブログ、墓場のつもり。遺言かいな。
・・・・
4363, 書くことが思いつかない人のための文章教室  ー7
2013年02月25日(月)
    「書くことが思いつかない人のための文章教室」近藤勝重 (著)
 * 情景描写の効果 ー鱒寿司の話
 伝える効果の「人プラス物」の他に情景がある。その中でとりわけ生活情景の
ワンシーンは抜群。その幾つかが紹介されているが、むしろ私の子供時代の
思い出になっている「鱒寿司の話」を書いてみた。
≪ 子供の頃、父が店の仕入れの御土産に、北陸まわりの車内販売で、鱒寿司を
 買ってきてくれた。笹の葉に包まれた鱒寿司は、当時の家族にとって最上の
食べ物だった。それを家族が集まり八等分の一切れが分配される。
その大きさが微妙に違っているのを固唾をのんでみているが、末っ子のため、
最後の一切れが私に配られる。それに醤油を一タリつけて食べると、それが
美味いのである。ケーキを切って食べるのと似ている。それから何年後に、
義兄が、車内で思いついて土産に買ってきた。その時の話が印象に残っている。
隣席の人が、車内販売の鱒寿司を幾つか買う義兄に連られて買い求めて、早速、
食べた。ところが期待したほど美味いと思わなかったのか、不思議そうに、
「それほど美味くないが、どうして、こんなに買うのですか?」と尋ねたので、
義兄は、「これは家族が集まり、幾つか切った一切れを団欒しながら食べるから
美味しいので、一人で列車内で食べるものでないですよ!」と教えたところ、
その人も納得していたという。≫
▼ これを書いていて、鱒寿司を兄姉と分かちあって食べた当時の情景が、
 鮮明に思い出てくるから不思議。 ウィキペデアによると、
【鱒寿司は、富山県の郷土料理。駅弁としても知られ、鱒(サクラマス)を
用いて発酵させずに酢で味付けした押し寿司の一種。】とある。今では、
スーパーなどで催事で時々、見かけるが買う気になれない。小学校の5年から
高校を卒業するまで、長岡駅裏に8年住んでいた。そのため、そこの生活が、
いやに懐かしい。母親が極度の「うつ病」になり、心筋梗塞を誘発し、あわや
死にそうになったり、近隣の遊び友達と遊んだり、十姉妹や文鳥、カナリヤを
飼ったり・・ あの受験勉強さえなければ、良いことずくめ。 
読書を薦めてくれる人はいなかった。
・・・・・・
3623, 日本人発明の食べ物
2011年02月25日(金)
 カレーはインドのものだが、ライスの上に乗せてカレーライスたるものを
作ったのが日本人である。日本人は西欧の香りのするカレーを、ハイカラ、肉食、
手軽というカレーライスに仕上げた。明治の頃に明治政府が肉食を勧めるために
天皇が肉を食べてみせた。そして仮名垣魯文がカレーレシピを作ったのが始まり。
カレーといえば新宿の中村屋の純印度式カリーは有名で、香りが何ともいえない。
これは、東京帝大前のパン屋のハイカラ文化の経由。そして、極めつけが、
インスタントカレールー。 これで誰もが手軽に夕飯にカレーをつくれる
ようになった。これは、同じ頃に「すき焼き」が日本特有のものとして大衆に
浸透していった。 更に、『きむらや』は明治七年に銀座に進出し、やがてパンに
アンを入れたものを売り出したのが始まり。これもカレー、すき焼きと共に
日本文化の一つになっている。これは饅頭の皮をパンに思いついたのだろう。
 そして戦後になって、『チキンラーメン』と『カップラーメン』である。
日本というより世界屈指の発明である。これは日清食品の、創業者の安藤百福が
つくりあげたもので、今や年間一千億食も食べられている。世界の一人当たり、
15食以上も食べられていることになる。 宇宙食として、災害や紛争の救援食
として、世界中の津々浦々まで浸透している。最近では、回転寿司である。
酢飯と魚が丁度、健康ブームとあいまって、爆発的に進出をしている。
古来からあるもの食文化を、外来のものとアレンジをして新たに日本人好みに
変えてしまったもの。最近は米粉を材料としたパンや麺なるものが出てきている。
 ところで、話しは違うが、日本の夜の世界のクラブ。着飾った女性が客に
サービス(踊ったり、歌ったり、話し相手になったり)する業種は日本だけ。
外国は、何?の前段階の品定めならあるが、ただ、接客や、雰囲気を楽しむのは
日本だけ。これは昔からある芸者遊びを現代版にしてものだが、何か、
上記の日本特有の食べ物と、進化過程が似ている。


6556,閑話小題 〜宝籤を買うバカ 再び−1

2019年02月25日(月)


  7年前のテーマに、<生保に入るバカ、入らないバカ(2012年02月23日(木)>
があった。これを「宝籤}に入れ替え、<宝籤を買うバカ>をテーマにする。
射幸心を煽る「籤」のコマーシャルが茶の間に流れている異常さに気づかない
恐ろしさ。ジャンボ宝籤の当選確率が1000万分の一は、ぞろ目の8桁を具体的に、
例えばゾロ目の八桁77777777を想定すればよい。「誰かが当たっても、自分は
当たらない確率が99・99999999。当たる訳がない。それなら毎日、千円の積立を
続けて当選の数字に近づけばよい。 セフティネットとして、40数年間、妻名義
預金を続けてきたので、逆に貧者の夢を餌にする宝籤、籤引きに怒りを覚える。
貧しい人ほど、賭け金が多くなるという。宗教のようなナイモノネダリ。
  〜そこで、『宝籤を買うバカ』と検索すると… あるある!
≪ ☆ 宝くじを買わない理由1:そもそも当選確率が低いからお金のムダ
 ジャンボ宝くじの当選確率は1000万分の1。下記コラムでは興味深い比喩が
紹介されていて、「東京ドームの収容人数を4万5000人だとすると、東京ドーム
約222個にひしめき合う人の中から1人が選ばれるのと同じ確率」とのこと。
 ☆ その理由2 :胴元が確実に儲かるシステムになっていて割にあわない
 宝くじの配当率は47%と、他のギャンブルと比較すると、還元率が非常に低く、
買った人はなかなか儲かりにくいシステム。
  ☆ 理由3.:時間のムダ
 時間を投下するとは、人生の一部をそこに投下する行為であり、ひとつの
投資とも言えます。では、宝くじの発売をチェックする時間、買いにいく時間、
並ぶ時間、ロトやナンバーズなどで数字を選ぶ時間を考えたとき、いったい
どういう投資的意義があるでしょうか。おそらく、富裕層(引退した悠々自適の
富裕層ではなく、現役アクティブ富裕層)は、自分ではコントロールできない
ものに時間を使うのがもったいないと…。 そんなことをする時間があれば、
やればやるほどリターンが見込めるビジネスのことを考えたほうがよいと…。
  ☆ その理由4 :自分の努力や才覚に依存しない夢を見る必要がない
 宝くじを買う行為を指して「夢を買うものだから、ゲームみたいなもの。
当選確率とかはどうでもいい」と言われることもあります。しかしこれは、
そんなことでしか夢を見る方法がないという、典型的なお金を稼げない人の発想。
夢とは本来、自らの努力と才覚で叶えるものであって、棚からぼた餅を待つ行為
ではないはず。それは夢というより「夢想」や「妄想」の類いでしょう。
おそらく「普段は満たされない自尊心」「自分の力で切り開くという努力は面倒
くさい」「やり場のない不満」「儲かる方法を具体的に考えるのも面倒くさい」
という潜在的な逃げと受け身の発想が、「楽して儲けたい」「一発逆転したい」、
そんな夢を見たいという欲望を起こさせるのかもしれません。 ≫
―
▼「この世に生まれ、現に、いま、此処にあるだけで大当り」に気づくこと。
終戦直後に日本人として生を受け、右上がり経済の中で精神的に、経済的豊かさ
を享受してきただけで宝籤の数倍、数十倍の価値があった、そのことに気づかな
くては! そのためには、やはり、自分という‘木’に囲いの門= 『閑』の
環境を創り出さなければ! 無理することもないが! iPadで音楽を聴くだけでも、
その環境が出来る。 
追文: 書上げて、HP内検索で「宝くじ」を入れると、あるある。
  二回に分けてコピペをするが、『何に使う?』が、あまりに貧弱。
 貧者の夢の結果が、そのまま、精神の貧しさとして現れ出ている。
誰も考えることは、『半分貯金、残りを散財をする』だが、そういかないのが
貧者の貧者たる結果に及んでいく。散財の楽しさも少しは味わうのも良いことだ。

以上からみて、まだ生保の方が、まだ、まとも?
ーーーー
3986, 生保に入るバカ、入らないバカ ー3
2012年02月23日(木)
 ここで、著者は、保険会社の危なさを次のように書いている。
≪「生保」という商品は不思議で、ふだん買い物をして、商品を持って帰る段
 になって、買ったものが買い物袋に入っていない(しかも10万〜15万円分
足りない!)のに気がつかないのは、変だろう。(p.144)≫と・・・
セールスは顧客のためにというのは嘘で、会社のために、顧客の無知に付込んで
契約をする。それも弱者の不安を掻き立てて。最近は、成人病でポックリという
のが多いが、40歳後半までに死ぬ確率は非常に低い。65歳まで亡くなる
確立は2割である。それを死ぬか死なないかの5割の確率で命をかけた博打
をするのだから、保険屋が儲かるのは自明。(詐欺的)要素を持った商品を
セールスが言葉巧みに、貧しく無知の主婦を狙い撃ちにさせる。保険会社ビルが
立派なのは、顧客を信用させる小道具のため。国家予算と保険の売上が同額
というのだから呆れる以前に、むしろ感銘を受ける。
ー それでも生命保険に入りたい人に「生命保険のカラクリ」著者の
岩瀬 大輔は次のような心掛けを勧める
  ◎ 生命保険にかしこく入るための7か条
一、死亡・医療・貯金の三つに分けて考えよう 
二、加入は必要最小限、を心がけよう
三、まずは中核の死亡保障を、安い定期保険で確保する  
四、医療保障はコスト・リターンを冷静に把握し、好みに合ったのを選ぶ
五、貯蓄は金利が上がるまで、生保で長期の資金を塩漬けは避けよう
六、すでに入っていても「解約したら損」とは限らない。見直そう  
七、必ず複数の商品(営業マンではない)を比較して選ぼう 
◆ 数年前のことだが、家内が街中で見知らない女性にスカウトをされた。
 それが保険勧誘員。「何か保険セールスに御似合いのようで、如何ですか」
と勧誘されたと嬉しそうにいう。「典型的保険セールスのキャッチじゃないか。
カモがネギをしょっているように見くびられただけ。まさか乗ってしまったん
じゃなだろうな」と、私。 断ったというが、なる程!幾らでも手があるもの。
保険のブラックボックスは、あの契約書。好き放題、手前勝手でも法律の限界を
守って、全国レベルの経験則が入っている。相手は単独の無知の大衆。
マスコミも広告もあるので、それに触れない。私の両親は、数千万はゆうに
払ったがバックの話は聞いたことがない。Oとかいう関西系の保険屋の男に
食い物にされていた。

・・・・・・
2018/06/25
閑話小題 〜3、5、10億の宝籤に当ったような経験ってある?
   * 人生で大当りした経験は?
<・人生で、3、5、10億の宝籤に当ったような経験ってある?>って言われれば、
  何回もあると答えられる。その幾つかの一つが、何度も書いてきた21歳時の
「30日間、欧州一周旅行」。その10年後に、余裕が出来て、ハワイに行くことに
 なるが、40歳から本格的ライフワークに格上げし、合計51回が籤の景品になる。
・これに準備期間15年と、30年間の実業を加えた45年の事業人生。
‘装置産業の選択そのことが大当り’であった。新潟駅前シリーズのビジネス・
ホテル事業は、これ。 20年以上は、これほど面白く、刺激に満ちた日々は…
心の財産として深く残っている。最後は、事業断念で終わったが、遣り残した
後悔は全くない。良かったのが、装置産業のため、立ち上げた後に、余裕時間
が与えられること。海外ツアーも、この17年間続いたブログ作成も、読書時間
の確保も、余裕時間があればこそ。小さな世界だが、時間だけは満ち足りていた。
―
寅:高度経済成長時代に、宝籤を当てた自慢話じゃないか。何か感覚が時代
 掛かっていて変だよ。終戦直後に生まれた時節が大当りで、その成長に合わせて
 舞上がった凧でしかないじゃないか。父親が明治38年生まれなら、然もあらんだ。。
熊:俺だって宝籤を大当てして、人生を楽しみたかったよ。
大家:人間として生まれ、この年齢まで生きてこられただけで、充分に宝籤の
 大金を得ることより、遥かに奇跡的だよ。それも、この日本に。
八:何か、周りを見渡すとさ、小さな既成概念に捉われて、何にも知ろうとも、
 見ようともしないんだから。ガチガチの世間バカに囲まれて、それを全世界と
 信じて疑わないんだよ。家内の愚痴になるけどね。居間のボードにね、代々
 ある、あるいは世界中で買ってきたコーヒーカップとか、グラスがあるの。
 それを使おうとしないの。地震で、時々、2〜3割が粉々になっても、使おうと
 しないの。勿体ないから時々、使うと嫌な顔をするの。あれと同じことを、
 自分たちの持っているお金や、能力に気づかないでさ。
大家:それを使うには、習慣の力を利用すると、何時も八つぁんが言ってるね。
 時間も、お金も、使って何ぼのものでしょう。宝籤で当たっても、その使い方
 を知らずに、5年で、スッカラピンになるというじゃないか。有効に如何に
 使うかが問題だよ。
 
――――
5215,閑話小題 〜私の高度成長時代 〜��
2015年06月25日(木)
   * 欧州旅行、一ヶ月 <宝籤に当たった以上の経験>
 大学の『海外旅行研究会』という愛好会が企画した40名参加のツアーで、
当時の参加費は30日間で、32万円。他を含めると40万円。現在換算で300万相当。
その前年に、海外旅行の規制が大幅に緩和され、非常に好評だった前年のツアー
に続いての企画。当時、親しくしていた友人から、この企画に参加しないかと、
誘われていたが、「私とは別世界」と、決め込んでいた。ところが、たまたま、
軽井沢の山荘で、アルバイト仲間との仕事が終わった後の4人のティータイムで、
近々、海外旅行の予定が無いのが私だけだった。
 その時、「自分も行こうと思えば可能のはず。そう、父親から幼稚園の頃から、
晦日にお年玉をもらったのを、積立預金してくれた10数万を、高校時代に選ばせ
買った『科研』の株式が値上がりをしていた。あれを売って残りを父親に借金を
すれば可能なはず」と、その夜半に思い立ち、バイト終了後、実家にとって帰った。
まず母親を説得、そして父親を説得した。 その一ヶ月は、馬小屋のような寮生活
とは全く違った世界に浸った。20歳の年齢で、国内旅行の経験も、海外の情報、
知識も殆どない中での欧州を十数カ国の旅行。20年間の固定観念が根こそぎ
壊され、帰国後、数ヶ月は茫然自失。その頃、父が、突然、私の寮を訪ねてきて、
生活の実態に驚き、仕送りを二倍にしてくれた。友人関係が、自ずと金持ちの
子弟に代わっていった。その友人達は、スカイラインGT、イタ車のカルマンギア
などのスポーツカーを持っていた。彼らのお気に入りが、逆に私のボロ寮の部屋。
一度も、見たこともない底辺の漫画的世界に、逆に安らぎを感じた?
 軽井沢の別荘地で見た富豪の邸宅群、そして、友人の私生活を見るにつけ、
「事業を興し勝組になる」という思いが強くなっていった。そして、学生時代
の最終の4年に、武澤ゼミに入会することになる。 事業の最後はクラッシュ?
だったが、後悔はない。 高度成長時代の右上がりは熱気が溢れていた。
この温もり、時代が変わって抜けることはない。良い時代に奇跡的生きてきた。
 逆目線でみれば、「この馬鹿が出来上がった原因は、この旅行と時代」になる。

・・・・・・
2015/09/18
閑話小題 〜宝くじで5億円当たったら何に使いますか
   * 5億円当たったら何に使いますか?
 昨日の朝のTVショーで、『宝くじで5億円当たったら何に使いますか』
の街頭インタビューがあった。 回答が多かった順というと
1位、高級マンションなど住宅購入
2位、お店などの起業
3位、世界一周 (豪華客船の旅など)
4位、健康などのエステに (健康食品、スポーツジム)
5位、整形手術 の順であった。
 その中の一人が、『当たった人をみると、多くが離婚をしている』という
答えがあったが、そうだろう。 当選をしたとして、上記の夢が実現
したところで、それが何だ?ということか。 今回の会社整理の中で、
気づいたことが、一千万、二千万分の一しか可能性がない宝くじに夢を
託している人たちの視線。要するに世間様の夢でしかないのが宝くじ。
 高級マンション以外は、5年10年スパンで計画を実行に移せば、
可能なことばかり。答える方も面白半分としても、考えさせられる内容。 
『二週間で死ぬと宣言されたら何をしますか?」の質問に似ている。
その答えは、今すぐにでも出来ることばかり。宝くじの場合の質問が軽い
ものなら、ジョークで『ホストクラブで、ドンペリをあけて大騒ぎをしたい』
とか、『全部、周りの人にあげる』とか、『宇宙旅行をしたい』とか、どうせ
御遊びの質問なら、御遊ぶの答えがよい。 それに答えている庶民?の、
あの活き活きした顔がよい。1位から4位は実現したが、だから如何した?
である。残ったのは充実感だけだが、人生で、一番、大事なことでもある。
 2位の起業希望が多いのに驚いた。だから、何もしない、できない連中が
失敗をみると、「人の不幸は蜜の味」と大喜びをする心の内は、こんなもの。
その蜜には毒がある。その毒は、自分の膿ゆえ、撥ね返って来るのが己の脳。
 で、どういう訳か、去年の同月同日の、以下の内容に続く・・
が、その前に、以前書いた、「宝くじ」に関連した文章をコピーする。


6555,閑話小題 〜今のうち、元気のうちだよ…

2019年02月24日(日)

   * 毎日、何の負目を持たずに楽しめる人!
     (…諸事情のため、削除しました)
 ・・・・・・
5094,タガメ女の正体  ー��
2015年02月24日(火)
       ー日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体〜深尾 葉子(著)
  * タガメ女度チェック
 カエル男に続いて、タガメ女度のチェック。
まあ、世の亭主、良いように飼い馴らされたもの。他人事ではないか!
  ☆ タガメ女度チェックシート
1.規則正しい生活を送っており、周囲から「ちゃんとしているね」と言われる
2.パートナーには「0時には帰る」という“カエルコール”を義務づける
3.相手が失敗をすると、「ほら、だから言ったでしょ」と言う 
4.いかに自分が日々の家事(仕事)を頑張っているかを周囲にアピール
5.習い事に夢中になっている
6.休日は友人と会ったり、イベントが目白押しだったりで忙しい
7.マンションの階層にこだわりをもっている(戸建ての場合は家の立地)
8.近所からどう見られるかにはかなり敏感だ
9.スマホではなくガラケー(ガラパゴス・ケータイの略。
日本国内では便利だが世界標準ではない)でドコモユーザーだ
10.住宅ローンを組み、「郊外のベッドタウン」で暮らしている
11.結婚願望は強かった(強い) 
12.まとまったお金は投資型の運用よりも郵貯や積立保険にまわす
13.アルバムが充実している
14.誕生目やクリスマスパーティなどのイベントを企画するのが好きだ
15.ディズニーランドが大好き
16.女子会では“意味のない会詰”を延々と続けられる
17.身近に独身のオタク男性などがいると不安になる
18.「主人は〜」(カレは〜、)というのが口癖だ
19.PTA活動(行事)では積極的に「役職」につき、懸命にこなす
20.働きながら子育てをする女性や独身女性とはあまり親しくしない
 ・0〜4:タガメ女度20%
 ・5〜10:タガメ女度50%
 ・11〜15:タガメ女度80%
 ・16〜20:タガメ女度100%
▼ 家内は問題なので、姉の一人を想定すると何と80%? 
 傍目でみても、それは大変? 専業主婦を持ったサラリーマンなら、
タガメ度80%は仕方がないか。婿取り娘なら100%?
「このオレに あったかいのは インコだけ」
「領土権 妻はリビング 俺仏間」というところか。

・・・・・
3987, 宇宙論のコペルニクス以上の大転換 (宇宙は本当にひとつなのか)
2012年02月24日(金)
           宇宙は本当にひとつなのか ー1
  * 我々の宇宙は10の500乗分の1個でしかない!
2003年を境に宇宙論は、コペルニクス的大転換に匹敵するほど大きく変った。
コペルニクスが地球が宇宙の中心と思っていたところに、実は太陽が中心で、
その周りを地球が周っているに過ぎないと主張した以上の衝撃的進展という。 
それは、観測の結果から宇宙全体のエネルギーの内訳が明らかになった。
星や銀河、それを形作るすべての元素のエネルギーは宇宙全体の4・4%で、
目に見える星や銀河は、宇宙の中のほんの一部分でしかないものだった。 
ここで、残る96%は何か?というと23%が暗黒物質で、約73%が暗黒
エネルギー。それを合わせると、残りの96%になり、元素のエネルギーを
合わせると100%。しかし、その正体は殆ど分かってなかった。
つまり、宇宙の殆どが分かっていなかった。ところが、その暗黒物質が分かる
一歩手前まで来たのである。この暗黒物質の研究から出てきた考えが、宇宙は
もっと沢山、もしかしたら10の500乗個もあるかもしれないという宇宙多元論。
たくさんある宇宙の「たまたま」真空のエネルギーが十分小さかったものが
わずかあり、私たちの宇宙は、その一つだったという説。殆んど宇宙のことが
分かってなかった事実と、我々の宇宙は、気の遠くなるような多くの宇宙の一つ
でしかない裏ずけがで始めてきた。
 学生時代にビッグバンとブラックホールの理論を知ったときの新鮮な驚きを
今でも憶えている。その後の科学の飛躍的進展で、宇宙のことが格段に知られる
ようになった。その一つにブラックホールの先が違う宇宙への入り口ではないか
という説。それが2003年を境にコペルニクス的大転換以上に変わったという
のを最近、知ることになった。哲学が宇宙の外があるかどうかを論じているが、
科学は、宇宙はもっと多くあり、10の500乗もある可能性を論じている。 
科学が哲学を遥かに超えたことになる。 永遠の中の有限の存在を知った人間が、
その苦しみを緩和するためつくり上げた神も、多元宇宙論を知ると、所詮は、
そこまでということが分かる。 私にとっても、衝撃的大転換である。
137億年前のビッグバンで我々の(今度から、我々の、を付ける)宇宙が
出現し、その広がりには千から2千億の星からなる銀河が、100億もある。
そこには星の消滅の時に生じる空間の歪みが、ブラックホールになり、周辺の
星を吸い込んでいる。それは、どうも他の宇宙に通じる通路と思われる。
これが、私の知っていた宇宙である。それが、気の遠くなる数の多くの
宇宙の一つというと、根本が変わってくる。
・・・・・・
6191,閑話小題 〜映画鑑賞 ー創業物語
2018年02月24日(土)
  * 映画鑑賞 ーグレイテスト・ショーマン
    ‘あらすじ’を要約すると、
 19世紀アメリカの実在の興行師、パーナムの半生を描いたミュージカル!
創業と挫折と再生を、家族愛を絡めたアメリカンドリームもの。
あらゆる困難を前向きに解決する筋立てが良い。しかし、そこに非難が集中する。 
古い博物館を買取り、再生をしたが思惑を外れ、失敗の様相の中で、どうすれば
客寄せが出来るかの瀬戸際で、二人の子供の何気ない言葉が…
『実際に生きている奇人を集めた見世物にすれば…』の何気ない言葉にヒント
を得て、奇人達のミュージカルショーに仕立て、大成功に導く。色々な個性を
持ちながら目立たないよう生きてきた人々を集めた、誰も見たことのない様ざま
なショーの企画である。しかし、それも焼討などで破たんしかけるが… 
 ――
  :解説:
「レ・ミゼラブル」でも華麗な歌声を披露したヒュー・ジャックマンの主演で、
「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師
P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。劇中で歌われるミュージカル
ナンバーを、「ラ・ラ・ランド」も手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・
ポールが担当した。貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと
結婚したフィニアス。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスは
やがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見た
ことがないショーを作り上げ、大きな成功をつかむ。しかし、そんな彼の進む先
には大きな波乱が待ち受けていた。
―
▼ 創業のサクセスストーリー …幼児の頃に、両親の敗戦直後から再生の後ろ
 姿をみて育ったこともあり、興行主の二人の子供の不安心理が手に取るように
読取ることが出来た。創業当初で、まず問題になるのが目先の繁盛。日銭だけが、
生きていく上の灯になる。「恒産あって、恒心あり」で、お金と、健康と、精神
(気の強さと明るさ)と、家庭の安定がベースにしてこそ大波を乗越えられる。
それがチョッとした切掛けで脆くも壊れかかる。 ソルジェニーツィンの
『イワンデニソヴィッツの一日』の中で、獄中の主人公への励ましの手紙の一節
を、今でも、鮮明に憶えている。
<人生、小説じゃないと思います。あくまで勝者が善、負者は悪です。
 その為には強くならねばなりません。強くあって下さい> 
の言葉が20歳代後半の一時期の私を支えてくれた。そのパーナムの苦労話も、
ミュージカルで演出されており、明るい気持ちでみることが出来た。乗越えれ
られたからこそ、面白かったと言えるが、舟板一枚下は、地獄が待っている。
松下幸之助が、創業当初、必死に紙に書いていた内容が、「金、金、金、金…」
だという。当然といえば当然の話。だから地元で、創業などするな!である。
創業は、既存の仕組みを根こそぎ否定することが第一歩。そこで露わな姿を
曝すのが‘生地’では…「あそこのバカ息子」と、絶対否定の対象になる。
だから遠く離れたところが条件となるか、生地ではアウトサイダーの覚悟が
必要となる。他人と同じ横並びなら生存価値がなくなるのが事業の宿命。
起承転結でなくて起承転々というが、失敗に終われば、『起承点滅』の後、
『起承転落』というより、『起床消滅』? 
これも『日々、是、口実(好日)』の自嘲の一つですか。

・・・・・・
4729,近代化が進むほど、幸福感が少なくなるのは何故? ー3
2014年02月24日(月)
 * クラインの壺と、パラノ型、スキゾ型人間 〜�   
          ー「経済予測脳で人生が変わる!」中原圭介著
 自分の節目を書いているような? 男女の組み合わせも、このようなペア
が多い? 私が?パラノで、家内が? 「パラノ」と「スキゾ」について、
浅田氏は『逃走論』で、次のように解説しています。
《・「パラノ型というのは偏執型(パラノイァ)の略で、過去のすべてを微分
  統合化して背負いこみ、それにしがみついているようなのを言う。パラノ
  人間は《追いつき追いこせ》競走の熱心なランナーであり、一歩でも先に
  進もう、少しでも多く蓄積しようと、目を血走らせて頑張り続ける」
 (『逃走論』)、それを読んでわかるとおり、これは前項で説明した
 「脱コード化」(近代資本制)社会における典型的な人間の姿を言い表わす。
・それに対し、「スキゾ型というのは分裂症(スキゾフレニー)の略で、そのつど
  時点ゼロにおいて微分ー差異化しているようなのを言う。スキゾ人間は、
 「追いつき追いこせ競走に追いこまれたとしても、すぐにキョロキョロ
  あたりを見回して、とんでもない方向に走り去ってしまうだろう」
  要するに、お金を求めてクラインの壺をぐるぐる回り続けるパラノ人間
  に対し、その行為を全く拒絶して、自分の思うままに生きるのがスキゾ人間
  であるということです。浅田氏は『逃走論』のなかで、パラノ人間は成長
  社会においてのみ肯定されるという本質を見事に探り当てています。
  頑張れば、それなりに結果(地位、報酬など)が得られる社会だからこそ、
 《追いつき追いこせ》の運動が活発化するのであり、それを否定するスキゾ
  人間は社会から異常者としてつまはじきにされます。いわゆる「おちこぼれ」。
  しかし、高度成長期ならいざ知らず、このデフレの時代には、パラノ的
  価値観の方が、むしろ異常と捉えられる。》
   ーネットで、この説明を解りやすい例えの内容があったー
【 1980年代、浅田彰氏を中心に、人間はパラノ型とスキゾ型の二つがある、
  と説く。・パラノは偏執型(パラノイア)のことで、十億円もってる
  吝嗇家が、あと十万、あと五万、と血眼になってるみたいな。
 ・スキゾってのは、つねに《今》の状況を鋭敏に探りながら一瞬一瞬に
  すべてを賭けるギャンブラーなんかが、その典型だ。もっとも基本的な
  パラノ型の行動といえば、《住む》ってこと。一家をかまえ、そこを
  センターとしてテリトリーの拡大を図ると同時に、家財をうずたかく蓄積。
  妻を性的に独占し、産ませた子供の尻をたたいて、一家の発展をめざす。
  このゲームは途中でおりたら負け。《やめられない、とまらない》で、
  パラノ型になってしまう。これビョーキだが、近代文明はまさしくこうした
  パラノ・ドライヴによってここまで成長してきた。成長が続いている限りは、
  それなりに安定していられるが、事態が急変したりすると、パラノ型は弱い。
  砦にたてこもって奮戦したあげく玉砕になりかねない。ここで《住むヒト》
  にかわって登場するのが《逃げるヒト》。何かあったら逃げる。
  ふみとどまらず、とにかく逃げる。そのため身軽じゃないといけない。
  家というセンターをもたず、たえずボーダーに身をおく。家財をためたり、
  家長として妻子に君臨したりはしないから、そのつどありあわせのもので
  用を足し、子種も適当にバラまいておいてあとは運まかせ。
  頼れるのは、事態の変化をとらえるセンス、偶然に対する勘、それだけだ。】
▼ 家庭内をみれば、旦那がパラノ型で、妻がスキゾ型。定年前の男なら、定年
 までは、パラノ型で、その後は、スギゾ型。私自身は、50歳まではパラノ型で、
 それ以降は、スキゾ型に比重が移動。そして65歳からは、完全移行になった。 
 こう振り返ると、15年間の準備期間があったことになる。
 クラインの壺の渦中だと、自分自身が見えなくなっていた? 
・・・・・・
4362, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 ー4
2013年02月24日(日)           
 * 親しい友人は何もしてくれない理由   
        「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」橘玲 著
 生きてきて感じることに、「親しい友人は何もしてくれない」という厳然たる
事実がある。当たり前のことだが、友人に物事を頼ること自体が間違っている。 
が、全く違う理由がある。 ーその辺を著者は次にように述べている
≪ 親しい友人同士は、長い付き合いのうちに、頼りあった友人関係は責任が
 伴うため淘汰されることを経験上知っている。強い親しい友人は似たような
仕事か環境であるため、助け合うに不向きである。知人の方が弱い絆で責任も
伴わないし、違う分野の世界だけ広い世界を持っている。そのため貨幣世界の
人の方が割り切って紹介しやすい。 貨幣空間の成功者は、人と人を結ぶことに
喜びを見出している。優秀な人材を紹介することで人間関係の貸借対照表に
資産を加えることが出来ることを経験上、彼らは知っている。 紹介された方は
心理的負債は負うが、これは金銭と違って返済義務はない。世界中のすべての人
と6次以内でつながるスモールワールドの貨幣空間では、たくさんの弱い絆の
向こう側に大きな鉱脈が眠っている。グローバル時代のビジネスでは、その
‘真理’を本能的に知っている人が、成功を確実に手に入れることが出来る・・≫
▼ ビジネス社会をみると、有能の人は、人間関係の貸借対照表の資産が多い。
 私など人間関係論を専門にしてきた割に全くというほど資産も、負債もない。
独りの世界も良いが、それにしてもである。ビジネスの世界を離れれば、
その資産もアテにならない。そこでネットで検索すると
《 友情は、共感や信頼の情をもって互いを肯定し合う人間関係、もしくは
そういった感情のこと。友達同士の間に生まれる情愛のこと。しかし、それは
すべての友達にあるものではなく、自己犠牲ができるほどの友達関係の中に
存在する。》とあった。 基本は「人は人 我は我 されど親しく」である。
群れた老人ほど(若者もか)、不釣合いのものはない。最近、暴力団にかわって
「半グレ」が話題になっているが、自立できない半ガキの群れそのもの。
半子供だから群れるしかないのも分かる・・ やはり法律で締め上げるしかない。
何かしてもらう目的で、セッセと人と人を結びつけ、人間関係の資産を増やす
貨幣空間も、これまた面白いようだ。逆に、それとは全く違った資産勘定も
必要だが、歴史上の偉人とか小説上の人物でも親しい人は作ることができる。


6554,閑話小題 〜映画評 「アリータ バトルエンジェル」

2019年02月23日(土)


   * 昨日のシネマは
 これが思いの外、面白い。首を刎ねたり、胴体を真っ二つにするシーンの連続。
ロボットの胴体と、人間の胸部から上が生身のサイボーグのド派手なサイボーク
同士の戦いで残酷さが半減。ロボット同士では、無人飛行機の空中戦のようで、
味気ない。中途半端な人間臭いサイボーグがミソで、目を瞑らず正視できる。
月に4回、1100円×4=4400円を高いと思うかどうか。楽しみ半分、あとは閉じこめ
られたエネルギーの解放のセラピーの治療費と思えば安いもの。感覚的には3分1!
 ―
≪ :解説: 木城ゆきとによる日本のSF漫画「銃夢(ガンム)」を、同作の
 映画化を長年にわたり熱望していたジェームズ・キャメロンの脚本・製作で、
ハリウッドで実写映画化したアクション大作。 
 主人公アリータ役は「メイズ・ランナー」シリーズのローサ・サラザールが
務め、いずれもオスカー俳優クリストフ・ワルツ、ジェニファー・コネリー、
マハーシャラ・アリが共演。数百年後の未来。スクラップの山の中から奇跡的に
脳だけが無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータは、サイバー医師の
イド博士によって新たな体を与えられ、目を覚ます。しかし彼女は、自分の過去や
今いる世界についてなど、一切の記憶が失われていた。 やがてアリータは、
自分が300年前に失われたはずの最終兵器として作られたことを知り、そんな兵器
としての彼女を破壊するため、次々と凶悪な殺人サイボーグが送り込まれてくる。
アリータは、あどけない少女の外見とは裏腹の驚異的な格闘スキルをもって、
迫り来る敵たちを圧倒していくが……。
  :映画レビュー:
 2563年、没落戦争から300年後の人とアンドロイドが混在する世界で鉄クズの
山から発見された記憶喪失の少女型アンドロイドの話。
この時代には残っていない技術で没落戦争前に兵器としてつくられた心臓や脳に、
この時代の普通の女の子の身体を貰い再生した主人公。設定的にも映像的にも
ゲームの様な世界観。記憶はないながら備わっていたバーサーカーの血や機甲術
という戦闘スキルと、女の子としての心情とをミックスしながら成長し闘う様子
が切なく温かい。≫
 ―
▼ こういう特撮物の進化による面白さは止まるところがない。残忍なシーンの
 割には、後味の悪さが残らない。漫画を映画化したのも新鮮さを際立てていた。 
これでは週一、通っても飽きることはない。ところが、帰って直に韓国モノの
映画の録画をみたが、これが90点。こんなに毎日が面白く過ごしていて果たして
よいものか?と。 セネカの言葉、
<人生は短いのではない 我々がそれを短くしているのだ>
 確かに楽しむ者にとって、人生は短すぎる。また無為の人も。 
楽しまない者には、退屈な長い人生になる。 
何かしら快楽主義の臭いがする。快楽主義をネット検索すると…
 【快楽主義 hedonism】
快楽(ギリシア語hēdonē)こそ善の最終的な判断の基準であると考える倫理的立場。
一般には肉体的快楽,とくに性的快楽を追求する立場をいうが,哲学史的には,
何を快楽とするかは,各体系によって異なる。ソクラテスの弟子アリスティッポス
は,人生の目的を快楽の追求とした。ただしこの快楽とは肉体的放縦の所産では
なく,逆に魂による肉体的欲望の統御から生まれると考えた。この態度は次代の
エピクロス学派に続く。エピクロスとその学派は魂の平静を重んじ,健康で質素
な共同生活を通して得られる精神的快楽を重んじた。
 ――
記憶に残っているのは、心底笑っていたり、感動し、感激したことばかり。
それも、時節ごとに大波の上での一ときに… 快楽が最上というのではなく、
それはオマケ。そのオマケを求めて命さえ晒すのが人間。面白く、可笑しく、
哀しくて、平凡で、時にスリルがあって、虚無の深淵の際に立たされ、一瞬に
永遠をみたり、そして、そう遠くない近未来にプッツンと。それが人生ですか。
 
 〜以下の文章が、シリアスなるが故に面白い永遠のテーマ!
「恒産あって、恒心あり」でしょう、娑婆は。 その基準は、その人による!

・・・・・・
6190,閑話小題 〜夫婦で目安の預金が…
2018年02月23日(金)
  * 夫婦で目安の預金が3000万円
 何か論理に飛躍があるが… 朝日新聞にシリアスなテーマがあった。
< 65歳の夫婦の場合、90歳まで生きるとすると、3000万が必要! >
ドキッとする内容だが、これだけ持ってないと枕を高く寝てられないという内容。
「だから、どうした」の話は欠落している。あくまでも、計算上の三段論法。
「65歳の無職夫婦の平均年金が255万で、支出が321万で。90歳−65歳の25年で、
66万の赤字で、年70万のマイナスとして合計1700万と、その他の車の修理、
家の修繕、など特別経費で1000万として合計3000万という論理。概ね長生きする
妻の立場からすると、考えておくべき深刻な話。 とはいえ、金欠で餓死する
という話でもない。
▼ 一世帯平均の預金が1700万というが、均したボリュームゾーンの真中は、
 400万で、3割は預金ゼロという。400万なら、毎年、マイナスが66万なら6年で
底をつくことになる。一週間前に、近所に救急車が一日、4回も来たのが不思議
だったが、数日後に、この記事を読んで、「金欠のため搬送後に、逃げるように
帰ったのでは?」という考えが頭によぎったが、これは一方的な妄想?だが。
私が預金ゼロなら… 健康で、そこそこの準備は必要だが、死んでしまえば、
経費ゼロ。
 アテネの時代から現在の欧米社会に至るまで、3%の特権階級、30%の市民
階級と、67%の奴隷階級が存在してきた。三分の一の人達には2〜3千万の
預金が、未満の人達には概ね400万ぐらい、0〜100万が、三分の一を占める。
グローバル化、情報化社会で、今まで、表に出なかった階級社会が、面前に
つき付けられてきた。これで朝鮮戦争などの有事があれば、更なる厳しい
現実に直面することになる。
・・・・・・
4361, 嘘と真実 −2
2013年02月23日(土)          
    「うそつきーうそと自己欺瞞の心理学」チャールズ・V・フォード著
  * うそつき 
 この本は、「嘘と真実−1」を書いた後で、図書館で見つけた本である。
この年齢になり人生を振り返ると、鮮明に己の行蔵がみえてくる。そこには、
自分に対する都合の良い言い訳や、無意識の浅ましい自分の嘘が浮かび上がる。
特に青少年期にまず身につくのは自分を騙すこと。自分の未熟さを認めたく
ないため、ウソで自身に対する「日々是口実」になる。身勝手の本性に小理屈
をつけ、まず自分に対する言い訳を考え、それを信じてしまう。
だから生きていられることもある。
ー以下は、この本の訳者の‘あとがき’中で語られている至言と
 いわれるフレーズ。 これだけで、要約になる。
「人は自分にうそをつくために他人にうそをつく」 
          《まず人は自負心を保つために自分にうそをつく》
「人間は、自分のいうことを自分で『信じている』とき、より効果的うそをつく」
          《犯罪者の起点は、ここから始まる》
「うそをつく人間とつかれる人間の両者が共謀して事実をわい曲する」
          《基本的技法は相手の聞きたがっているウソを語ること》
「うそのつき手あるいは聞き手のいずれか一方が主犯というわけではない。
           うそは双方向通行の人間関係による力学的作用である」 
          《 落ち目の会社にある不信の構造に見られる? 》
「優秀なセールスマン同様に政治家もまた、選挙民を相手に、選挙民の聞き
 たがっていることを語る。この関係は双方的なもので、政治家が有権者の
 自己欺まんを代弁することもある」
 《権力を求める政治家に自己愛的な人が多く、その特性がうそを助長する。
これ、恋愛もいえる。人が真実のなかに求めているのは『いいニュース』だけ」
 《集団内で相互に強化される自己欺瞞が、恐ろしい問題をひきおこす。 
                 現在の国内政治にも心当たりあり! 》
「正真正銘の真実を聞かされてがまんのできる人間はそうはいないものである」
          《逆にゴマすりも、熟練にまで高まると・・》
「幸福は、その希少性からして一つの精神障害として分類されるべきもの」
          《病的嘘つきは、脳機能不全と関連が多い》
「男が女に、また女が男に自分を見せる際には、隠れた本能的な力が
          ある種のうそを助長する」《だから恋愛が成り立つ》
「うそを語る特権なしには、文学をはじめとして芸術の世界は存在しえない」
「人間の語る身の上話などというものは、いかに筋が通り、もっともらしい
 ように思われるものであっても、その人の過去の歴史的事実とはあまり関係
 のないものだ…」《過去は、書き直され再編成され全く違ったものになる》
「…自分の人生に首尾一貫したものや意味を見いだそうというときには、
          正確な歴史的事実など重要ではないということもある」
「真実やうそというものは、それ自体では道徳的なものでも非道徳的なもの
 でもなく、単なるコミュニケーションの形態にすぎない。その道徳的価値が判断
 されるのは、他者との関係においてそれがいかに用いられるかによってである」
         《リアルのウソが効果ある》
「自分にうそをつくのが下手な人は、うつ病になりやすい」とあるが、
 人間は自分の真実の実像を見ていたら耐えられないのは自明である。そして、
「人はうそをつく能力は高いが、うそを見破る能力は低い」という欠点がある。
「うそは人間関係の調整、不安や苦痛への対処、種としての存続、個人として
 栄えるために不可欠の要素」がある。自分が「不完全である」という事実を
 受け入れられないために、他者を批判し、他者を犠牲にすることにより、
 自分への批判をまぬがれようとしている(自己愛)人間が存在する。
▼ 性悪説の上で、性善説を説けば良いのか? それは他者だけでなく、
 自分を見つめれば分かること。本当のことってあるのだろうか? 
本当と思っているだけではないか? 時間の経過で、うそも本当になり、
本当もうそになる。利口者の自己欺瞞、馬鹿の正直者、その間に揺れるのが心。
利口者の正直者もあるし、馬鹿の自己欺瞞もある。
・・・・・・
5823,閑話小題 〜しまった! ーああ勘違いー 11
2017年02月23日(木)
   * ああ勘違い    <第6章「フレーミング〜ああ勘違い」>
・「日常の多くのもめ事は間違ったフレーミング(問題を捉える枠組み)が原因」
 解) 相互理解というが、人は相互理解など出来るのか? 自分の思いこみ
 (偏見)を貼り付けているだけで理解など出来ようがない。認識は、「主観が
 対象を従えるのであって、客観に主観が従うのではない」という道理。
 フレミングの共通化など、土台無理の話。烏合をフレーミングと勘違いした衆。
 楽で、寂しくなく、温もりがあるが… 
・「600人のうち200人‘助かる’選択肢が、400人‘死ぬ’選択肢より
  好まれる」‘助かる’方が、‘死ぬ’より、2倍の言葉のインパクトが強い。
 解) 言葉の持つ魔力。政治家が、言葉の持つ、効果を利用する。
・「結果が出るのが先であればギャンブルも辞さないが、すぐ出れば慎重になる」
 解)宝くじのキャンペーンは、長いほど、売れゆきが良くなることになる。
・「ローン案内に女性の写真を載せるだけで利率を5ポイント下げたのと同効果
  があった」 
 解)韓国では整形が普及しているというが、少しバランスをなおすだけで、
  売れゆきが増えるというのも、ドラマのヒロインが美形=正義のバイアスが
  強いため。考えてみれば不思議だが…
・「アンカー効果(問題に直面した人は答えを一定の数字に結びつける。
 「セット価格」や「一人何個まで」など)」 
――
▼フレーミング効果で、英国の研究者が行った実験。《食品店のワインの選択に、
 同じ値段の辛口のワインを並べて、フランスとドイツの音楽を隔日に流した。
その売れ行き結果が3〜4倍も流した国のワインが売れていた。当人たちは、その
影響に全く気付いてなかった》という。
 如何に人間はバイアスで捻じ曲がっているか、ということ。だから、バカンス
などで、日常から離れて、捻じれを自覚する必要がある。30年の新潟〜長岡間の
新幹線通勤が、地域間のバイアスの矯正をしていたようだ。20年間の年2回の
秘異境旅行も然り。で、地元バイアスを通すと大変な人!どっちが?、どっちも!
秀吉の辞世「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
天国も地獄も現世にあり。 それもまた夢…とすると、刹那に味わうしかない。  
 勘違いのままの夢の中で良いのかも。所詮は、娑婆は娑婆!シャボン玉のよう。
                 
・・・・・・
5457,閑話小題 〜政治を哲学する
2016年02月23日(火)
           「世界の哲学思想」小須田健著」より
   * 政治に対して哲学ができることは?
 政治には、烏合の衆をまとめて理想の世界に導く役割がある。そのためには
哲学が背景になければならないが、目先の力学も必要になる。政(まつりごと)
を治めるのが、まず第一になる。ここで「政治とは様々な意見の対立がある
ことを前提とした上で、おたがいに共有できる土台を作れるかを目指す」と、
明示している。 高度成長期には、成長を。低成長期には、低成長の政策を
とるのが政治。哲学は、それらを鳥瞰した視点を持たなければならない。
だから哲学からは安易な答えは出してはならない。 ここで、政治についての
本質をズバリついている。 〜その辺りから〜
≪ プラトンたち古代哲学者が活躍した時代から現代にいたるまで、哲学の扱う
 問題はあきれるくらい変わっていません。もともと哲学とは、千年単位で思考
する営みであるため、一年や二年といった短期的な問題に答えていくのには、
あまり向いていないところがあります。つまり哲学とは、政治や社会や、急務な
課題に答えるものではないのです。
 では哲学が、政治や社会問題に対してまったく無力かといえばそうでもない。
哲学は、どんな問題に対しても安易に答えを出してしまう私たちを戒め、
自制を促す力をもっています。数学の問題のように、ただひとつの明確な答え
が領域が確かにあります。しかし、現代の、政治・社会問題には簡単に割り
切ることのできない問題が山積しています。また、どんな問題にも正解がある
はずだと考えることは、危険な一面も併せもちます。このような人は、正解だ
と思えるものを見出したとき、それを錦の御旗のように振りまわして、自分以外
のすべての立場を否定する態度にでかねないものです。確信をもって他人を批判
する人々は、もはやその自分の確信そのものが誤っているかもしれないという
可能性をすっかり失念してしまいます。ある時点で正解と思われたものが、
いつまでも正解であり続ける保証など、どこにもありません。ですから、
「もうこれは正解でなくなったのではないか」と、絶えず自己吟味をして、
自分対して批判的な目をもち続けることが大事なのではないでしょうか。
これはけっして日和見の勧めではありません。わかることはわかり、解決できる
ことは解決していくべきなのはいうまでもありません。「今の自分にはわから
ないことがありうる」という観点を保ち続けることが大切なのです。
 哲学は、けっして万能の解決策を教えてくれる学問ではありません。
むしろ、適切なかたちで問題を提起してくれるのです。適切なかたちで問題を
提起することができれば、そのときに解決もある程度見えていることでしょう。
なんにでもわかったような顔をするのではなく、わからないことはわからない
と素直に認める潔さもときには必要なのです。
 民主主義の基本は、自分と遅う意見の持ち主の存在を認めることにあります。
ですから野党が存在しない一党独裁の国には、どういいつくろってみても本来の
意味での自由はないので。政治とは様々な意見の対立があることを前提とした
上で、おたがいに共有できる土台を作れるかを目指すのです。フランスの哲学者
スポンヴィルの言葉を借りるなら、「みんな一緒でエゴイストになれる」道を
模索するのが政治です。哲学的思考は、常に他の答え(正解)も在り得るのだ
ということを認識させてくれるものなのです。・・・≫
▼ 世界はキリスト教とイスラム徒の原理主義戦争の様相を呈しているが、
 これは、中東と、欧米の風土の違いからくる宗教観の違いがある。砂漠では
家長が絶対的権力をもって、家族を導かなければならない。過酷な環境では、
民主主義や個人の自由の主張はマイナスになる。イスラム原理主義を強引に
推し進めようとするISが、猛威をふるっているが、これを欧米に持ち込もうと
しても、土台無理がある。とはいえ、欧米の世界支配で、中東などの世界から
資源を奪略してきた現実と格差が、ネットで公然となってしまった。それは
民族間の相克であり根が深い! 21世紀の世界大戦は、既に始まっている?
世界恐慌、格差問題の露呈、世界大戦の図式が不気味に現実になろうとする。
・・・・・・
5093,タガメ女の正体  ー��
2015年02月23日(月)
      ー日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 〜深尾 葉子(著)
   * カエル男度チェック
  有難いことに、タガメ女と、カエル男度チェックシートがある。
まずは、☆カエル男度チェックシート  ( )内は、私自身のチェック
1.パートナーや家庭を大事にしている  (○)
2.周囲から「愛妻家ですね」と冷やかされたり、「恐妻家」と呆れられる(?)
3.気がつくと、「うちの女房が」「家内に聞かないと」の言葉がでている(×)
4.住宅ローンを組んでいる(×)
5.月の小遣いは一万〜三万円と決まっている(×)
6.職場にいるとなによりも落ち着くので、朝出勤をするときの気持ちは
 憂鬱というよりもウキウキしている(×)
7.時には、家に帰りたくない夜があってわざと寄り道をして帰宅する(×)
8.フェイスブックに奥さんや子どもたちの写真をひんぱんに公開している(×)
9.学生時代よりも社会人になってからのほうがよくモテたと思う(?)
10.よく部下や後輩に仕事を押しつけてしまう(?)
11.職場や周囲からは「コワモテ」だと思われている(○)
12.部下の指導力には自信がある(?)
13.周囲からは面倒見がいい親分肌だと思われている(×)
14.酔うと居酒屋の店員やタクシーの運転手に威圧的なことを言う(?)
15.大きな声では言えないが、けっこうセクハラっぽい言動をしてしまう(?)
16.渡辺淳一の小説が好きだ(×)
17.じつは若い愛人がいて、仲間内ではよく"愛人自慢"(浮気自慢)をいう(×)
18.女性と交際をしているときは、白分が主導権を握っていると思う(×)
19.正直に告白すると、マンガの「島耕作」のような生き方に憧れている(×)
20.たまには「俺も辛いんだよ」などと甘えたことを周囲に言ってみたい(×)
 ☆ あてはまった項目の数で、
   0〜4:カエル男度20%
   5〜10:カエル男度50%
   11〜15:カエル男度80%
   16〜20:カエル男度100%
(?)を0・5として加えると、私のカエル度 30%? 
  主観と傍目は違う? だから共生していける!いや、共演? 実演?


6553,読書日記 〜すべての悩みは対人関係 〜4

2019年02月22日(金)

            【…】内私の内語
《  * 感情には隠された目的がある
 ・最も重要な問いかけは『どこから?』でなく『どこに向かって?』である。
 【ケニアのツアーに参加した時、震えて…そんなことを思う余地がなかった。
・悲しいから涙を流すのではない。相手を責め、同情や注目を引くために
 泣いているのだ。【そんなのは悲しみではない。涙など出てこない。】
・かっときて自分を失って怒鳴ったのではない。相手を「支配」するために
 「怒り」という感情を創りだして利用したのだ。
 感情はクルマを動かすガソリンのようなもの。
 感情に「支配」されるのではなく「利用」すればよい。
 【それを利用したのがヒットラーの演説手法。カッとしたエネルギーが
  人生の活力を生む。】
・不安だから、外出できないのではない。外出したくないから、不安を作り
 出しているに過ぎない。【腰痛は、まさに是。不安感が腰痛を増長する】
・子供は「感情」でしか大人を支配できない。大人になってからも感情を
 使って人を動かそうとするのは幼稚である。【危なそうで行くのを躊躇した
 旅先ほど感動が大きい。それは、その感動の予感が磁石になり引寄せられる】
・彼氏には甘えた声で。配達員に対してはキツイ声で。他人は相手と状況に
 応じて行動を使い分ける。あらゆる行動に目的があるからだ。 
 【行動の「行」には目的の意味が入っている。犬でさえしているのに今さら】
 ―
▼ ・感情といえば〔情念〕という言葉が浮かぶ。人は情念で動く。
 赤塚行雄<『ヒトラーの魔力』 情念の話術 大衆は女である>が、
深い示唆を示している。 ヒトラーはドイツ人の心に深く根ざしている何か、、
「情念の泉」を解き放ったのではないのかと。敵はユダヤ資本、ユダヤ人と
決めつけ、彼はスピーチや文章によって、人種的「純度」と「ゲルマン民族」
(「支配民族」アーリア人)の優位性という信念をドイツ国民に広めていく。
冷静な理路整然とした言葉より、計算されつくした剥き出しの情念による言葉
を大衆は望んでいる。大衆は女どもと何ら変わりない、煽動し、熱狂し、時代
の変化への不安感を、麻痺させてほしいだけと…
 人間も社会も、内なる情念の業火に悩まされている。ことに群衆は盲目の
群れになる。左手を胸に、右手を上に向けた「ハイル・ヒトラー」と情念を
込めて発散させておけば、思考力が無くなってしまう。そこに、先の敵・味方の
色分けを塗りこんでしまう。当人が途中から、麻薬づけになって正常な判断が
出来なくなったが… それ以上に、大衆の情動は偉大な力を発揮する。
・ところで説教に『節談説教』がある。 この手法は、難解な教えを文字の
 読めない人々に判りやすく説くために、語るがごとく歌うがごとく、聴衆の
情念に訴えかける真宗の布教法。何かヒトラーの大衆誘導の説教に酷似している。
「怒りを歌うがごときに変えて大衆向きにアレンジした」ような。
理性も感情も裏腹。理性というやつも、考えてみれば怪しげでもある。
情動を理路整然と理屈づけしたのが理性? いや違いますか? 最近、NHKで、
ヒトラーの話術をテーマに放送していたが、見落としてしまったが、是、如何に? 
・個人レベルに、これらを活用すれば生き方が全く変わってしまう。
『何か、あの人、別人のよう。喜怒哀楽が激しくて、内容が支離滅裂だけど、
 何か面白い。でも、一皮むけたよう…』と… 実は、学生時代に、この猛毒の
ような本に脳をやられて、実践していた時節があった。その結果は、狂人と、
変人の塀の上の住人に? それを鳥瞰している第三の自分が、冷笑をして見て
いるのも変。鳥瞰ですか、鳥瞰。その為に、秘・異郷ツアーに嵌り込んだ向き
もある。 彼方から此方を改めて見つめると、これまた現世の日常が面白い。
「歪んだ自分」と「社会」と「身近な世間」の世界。 そうとでも想わないと… 
面白いわけだ。 自嘲で笑い飛ばすしかない、コミックそのもの。理路整然と
間違っている? のを自嘲してみるのも。

・・・・・・
6189,閑話小題 〜「自分は運がいいほうだと思う?」 −2
2018年02月22日(木)
   * 私自身は運が有る方か
 「運」のつくり方や、幸福論、精神論などを40年、いや50年も学んできた
割には、さほど運があったように思わない。かといって、高度経済成長期の
時代に、20、30歳代を過ごせただけでも、いや人間として生を受けただけでも
幸運であった。特に、終戦直後の廃墟に、この日本に生を得ただけで、いや、
人間として生を受けただけでも奇跡的幸運に巡りあえたことになる。哲学的で
いえば、「存在論」の『存在の不思議』の問題につながる。
 朝日新聞のテーマの質問、「自分は運がいいほうだと思う?」に対して、
7割の人が、「運がいい」と答えには、実は驚いている。7割が、この幸運に
気づいているからである。
 人生を振返ってみると、何度も危機があったが、必死に取り組んでいる内に、
何時の間にか乗越えていた。改めて、危機だった事象を振返ると、実に危ない
難関があったが、幸運にも、咄嗟の判断で乗越えていた。
<一つの事故の背景に、30倍の似た危機がある。> の通りである。
「間がさした」の真逆の幸運で、運が良かったとしか思えない危険の連続。
母親の口癖が『私には、3歳の頃、亡くなった父親の守護霊がついている』。
それに対して、「そう信じることで、何か内から幸運に向かう力が働いて、
幸運に導いている」と考えていた。 
 はや7年になるが、会社清算とはいえ、倒産は倒産。 資本主義社会では、
経済的前科者にあいなった。 その時の反応が何とも皮肉で面白かった!
マイナー?な人ほど、掌を返してきた。 実は、そこに、その人の不幸のタネ
が明確に現れ出ている。人を妬めば穴二つ」の別バージョンが、そこある。 
カラスと同じで、弱ったから、攻撃する。相手の傷口に、自分の傷の血を塗り
たくり、己の不遇の鬱憤晴らしの本性が透けて見えてくる。不幸系、不遇系
のマイナス度が深いだけ、辛辣になる。批判、非難で、神様になったり、
判事や、検事だったり。弁護士役など、誰も見当たらない。そこで、自分だけ
でもと、ここで『日々、是、口実』として自己弁護しているが、それは笑い
タネになる。自虐、露悪の私にとって、憐み、あいみたがいになる。
 
 〜そこで、熊、寅、八つぁん、大家さんに再び、出演してもらいます。
――
大家: 八つぁん、あんた、運がいいと思ってるかい。
八つぁん: 決まってるじゃないか。幸運というのは、幸福につながる。
  私が幸福でなくちゃ、誰が幸福というんですか。過去を振り返って、
  2割方は不幸を抱えていたね。
大家: その位の割合で、不幸を抱えていた方が良いんだよ。私もその位さ。
  で、 熊さんは、どうだね。
熊: 俺って怠け者だろう。働きは悪いし、カミさんと共働きで、陽気だから
  助かっているんだ。両親とも、教育が無かったのを、そのまま、引継いで。
  寅は、その点、少しでもと、耳学問で知識を得ようしているね。
寅: 子供の頃に、勉強してこなかったのは駄目だね。この歳になって、
  小、中学校の教科内容って生きる上の最低の知識だったんだと反省しきり。
八つぁん: 時代背景の良し悪しもあるけど、家系と、姉弟構成の立ち位置も
  大きいね。条件、状況そのままが原因というけど、本当だね。
  「運」というけど、「運命」以前に、「宿命」の問題があるね。
熊: その違いって何?
八つぁん: 宿命って、本人の努力では克服できないこと。遺伝的な…
  運命は、努力で克服出来ることさ。
寅: そう思って、努力をしたけどね。あの親の子供じゃ無理だよ。
  でも、何か運だけは良いんだ。賭け事には運があるよ。
熊: 何んだ。勝った時だけ吹聴し、負けた時は、フテ寝じゃないか。
  差引ゼロと言ったじゃないか。
大家: あれだけ楽しんで、タダなら、それで充分さ。でも、そのエネルギー
  を、教養に向けていれば、後悔も少なかったさ。御前は、遊び5割に、
  働き3、学びが2割。 熊は、遊び7割、働き2割、学びが1割りさね。
  それも、この長屋住まいの御蔭で、道を外れないでいられるんだよ。
八つぁんは、どうだろう。遊びが5で、学びが3で、働き2。
  働きは、バブリ過ぎがあったしね。4・3・3だったのにな。
  甘いか、しょうがない、八つぁんの親指人形だからさ。ったく。
八つぁん: 有難いことです。この長屋の住人になれて幸運です。

・・・・・・
5092,閑話小題 〜『悼む人』が良かった! ー�
2015年02月22日(日)
   *  『悼む人』が良かった ー�
『 誰に愛され、誰を愛していたか。何を感謝されたか。
  確かに貴方が生きていたことを私は憶えています。 』
 8人兄姉の末っ子に生まれ、両親に溺愛され?育ったことが、
私の人生の最大の恩恵である。それにも+−の両面がある。
小中学校の同級生を思い出すと、既に亡くなったが、義母に憎まれ
育った子や、戦災孤児で寺男のような生活環境で育った子もいた。
5〜6坪の居酒屋の2Fの4畳半の屋根裏に母と二人住んでいた子も。
家庭環境の格差は大きな問題。人生は不条理で覆われている。
 家内も私も両親に溺愛されて育ったが、愛情を受けることには慣れては
いるが、逆に愛することが苦手。これも大問題で、最大の欠点になる。 
 創業を志したことで、感情を抑えてきたことが、果たして正しかったか。
それが現在の私の中(自己対話)での最大のテーマになっている。
 45年、無我夢中で取組んできたことが果たして正しいことだったか? 
後悔は少ない?が、無我夢中で生きていたことは確かに憶えている!
『 誰に愛され、誰を愛したか。何を感謝されたか。』の問いが、突き刺さる。
 高度成長期の20歳で創業を決意したとき、
 ‘結果はどうであれ、やらない後悔より、やってみた後悔’の道を選んだ。
撤収を決意した時、何の躊躇いもなく行動に移せたのは、出始めに、
失敗への受容の覚悟をしていたことがある。 創業とは、
『 誰かに恨まれ、誰を憎んだか。 そこで何を失ってきたか。 しかし、
  確かに、全身全霊で生きていたことだけは私が憶えています。』になる。
その結果、「ご覧のとおり、そのまま結構!」と受け止めるだけ。
 中原中也‘帰郷’の一節
「 ああ おまえはなにをして来たのだと… 吹き来る風が私に云う」
が、心の底から私に語りかけてくる。 その答えは、「面白かった! 
ただ面白かった ひたすら面白かった」
 何か辞世の言葉のような、自分への悼みの言葉になるが。
・・・・・・
5456,閑話小題 〜逃げるから怖ろしいのだ ー2
2016年02月22日(月)
   * 逃げるから怖ろしいのだ ー2
 このテーマ、面白いので続ける。「悲しいから泣く」の、
<悲しいは「感情」で、泣くは「情動の表出(身体反応)」>である。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい}
「うまくいったから幸福なのでなく、幸福だからうまくいく」
「成功したから面白いのではなく、努力が面白いから成功する」
このような論理で、逆照射を立てると、面白い道理が多くたつ。
「内的自由度は外的自由度と、ほぼ同じなら、まずは内的自由から
始めよ」というが、まずは、知識の蓄積から始めるのがよい。
 内的自由度のコントロールで、「うれしい」「たのしい」「しあわせ」
「ありがとう」を、日常的の口癖にすればよいと勧めた小林正観がいた。
彼の言葉に、『人はいつも<正しい>ことを受け入れるのではなくて、
<温かいもの> を受け入れる。』とか、
『友人も 全てがあなたにちょうどいい』を思いだす。人の心は普段使っている
内語で大きく左右される。この「う・た・し・あ」を暇を見つけて唱えていれば、
その感情が強い磁力になって、情動になっていく。だから、感情のコントロール
は非常に重要になる。怖ろしいので、問題から目を逸らすと、自滅するのは、
感情が、情動にマイナスに働くため。『その時は、その時、取りあえず戦い
続ける。そのうち、何か手がかりが出てくる!』でもよい。
好き嫌いの感情は、すぐに相手に伝わる。「う・た・し・あ」に、好きを
加えればよいことになる。愚痴をいうから、毎日が、つまらなくなる。
「かなしい」「つまらない」「不しあわせだ」「のろってやる」「きらい」
の言葉は、その事象を自らへの磁力になる。現実に溺れた世間原理主義者が、
巧妙に、この言葉を駆使する。言葉は言霊で、相手への毒は、自分への毒に
なる。だから、世間原理主義者を、悪し様にいうのは最悪と解ってはいても?
 で、以下の内容が丁度よく繋がっていく。世間とは、そういうものである。
脱兎のように逃げるべき時もある。逃げ、負けは、前向き、勝利の裏表。
・・・・・・
5822,閑話小題 〜しまった!  ー人は皆、うぬ惚れの生きものー10
2017年02月22日(水)
       < しまった! 「失敗の心理」を科学する
       ジョゼフ・T・ハリナン (著) >
   * 人は皆、うぬ惚れの生きもの
  金沢に勤務していた時の会社のNO2に教わった言葉、
<創造の一歩は、自己能力の限界の設定>があった。それが何時の間にか、
うぬ惚れて、小隙から船が沈む諺通り…この有様。創業とは、小さな隙間に
的を絞り、バブッテ、破裂する一環。以前は平均30年だったが、今では10年。
自信喪失も、うぬ惚れも人間の持つサガ。その一環を経験してみたが、深い
甘塩っぱい味がした。 例えると何だろう?味の素をそのまま口にしたような。
 健康食品など多くの事業が、この人間の性癖を利用している。
懲りずに再び健康食品を使いだしたが…  〜その辺りから〜
≪私たちは自分を他人より上だとうぬ惚れて生きている。このバイアス(偏り)
が多くの過ちの種を宿している。行きもしないスポーツジムの会員権、リゾート
マンションの共同利用権の購入。初期だけの低金利のクレジットカード。こういう
傾向を研究している学者が一般的な結論に至った。
 <人はおよそ誰もが自信過剰である。例外は、じつは現実的な自己認識
  をしているという欝状態の患者だけだ。>
アメリカで大きな成長をしてきた「ニュートリシステム社」がある。その株価
が大きく上がったのは、その呼び名を借りると「シリアル・ダイエッター」―
つまり体重を減らそうとして失敗してきた人たち。大半(80%)が、平均年齢が
44歳、体重95キロ、大方の減量目標が27キロだが、結局9キロしか減らない。
10〜11週間でギブアップが通例。では、何故、会社は顧客が失敗し、会社が成功
したのか。他の企業と同じように、人の自信過剰につけ込むすべを学んでいたから
である。人が実際にすることでなく、人がすると信じていることで、この会社は
成立っている。ここでも、有名スポーツ選手を広告塔にしている。ただし広告を
よく見ると、重要な?の単語から成る免責事項が、小さな字で書かれている。
「結果に個人差があります」と。≫
――
▼ ネット検索によると、<日本にもフランチャイズで、2009年10月にハウス食品
より発売された「ニュートリシステムJ-ダイエット」だが、2年で全サービス終了
という結果となった。>とあった。こうした本が日本で出版されると、ハウス食品
が効果のないことを分かっていてフランチャイズ契約を結んだという悪いイメージ
がつくため、サービスを中止にしたようだ。大志を抱き、何とかカタチにして、
うぬ惚れの小隙がバイアスとなって、はい、それまでよ>も決して悪くない。
どの道、死んでしまえば、それまでの人生。神様が存在するのではと思えるほど、
丁度よい味ある結末を与えてくれたと我ながら感心する。外には飄々と風が吹く。

・・・・・・
3985, 生保に入るバカ、入らないバカ ー2
2012年02月22日(水)
 生命保険は生命を賭け対象にした博打。保険屋が騙すのも悪いが、騙される
のも問題。確率論を背景に不安心情につけこんだ悪質?商法が生保の本質。 
彼らは必要悪と嘯くが、それも程度の問題。 欧米の二倍の9割の世帯が、
3倍〜8倍の額の契約、というと10倍以上の額を生保に支払っている異常さに
誰も気づいていない。 国家予算と同額が生保の餌食とは、日本沈没も当然。
愚かさという点では、他人にいえた柄でないが・・ 私が生命保険嫌いのため、
家内は、こっそりと家内名義の給料の全額を40年近く預金をしていたことを、
後で知った。ある意味、それが正解。死ななかったこともあるが、塵も積もれば山。
それが現在の命綱になっているが、それを生命保険に注ぎ込んでいたら、数分の一
も手元に残っていなかったはず。その辺の詳しい内容は、≪生命保険のカラクリ
(文春新書)  岩瀬 大輔 (著)≫に詳しく書いてある。 その一部を抜粋する
【▼ この仕事を始めてわかったのだが、生命保険を理解できていない人は、
  決して少数派ではない。ビジネスパーソンも主婦も、若者も年配の方も、
 そして金融のプロでさえ、同じく生保の仕組みについては理解できてない(p.70)
* 多くが巧妙に近づいてくる女性セールスとの「付き合い」で契約し、
 「月々いくら」という状況で気楽に契約しているが、1,500万円近い商品に
 関して理解していない。
 ▼ 日本の生保業界の現状といえば、専属のセールスの人海作戦のネットを
  張り巡らせがビジネスモデルのために、組織として高収益の保障性の商品を
 販売してきた(p.43)
 ▼ 生保業界では長きにわたり、「顧客のニーズに合った商品は何か」でなく、
 「既存の販売組織を維持するために必要な商品は何か」という観点から、
 高収益を確保できる商品開発がおこなわれてきた。(p.46)
 ▼ 売り手である保険会社と買い手である国民との間に、大きな情報格差が
 あることを前提とした既存のビジネスモデル(p.189)
 ▼ 生命保険商品の3つの機能(p.81) 
  1. いざというとき、残された家族のための所得保障→遺族保障(死亡保障)
  2. 病気・ケガによる入院・手術のための保障→医療保障  
  3. 将来に備えるため→生存保障(貯蓄・年金) 】
* 家庭の大黒柱が死んでも生活に支障のないのに保険に入る人をバカという。 
 それを積立にしたほうが、二倍も得になる。その本質は「弱者救済を建前とした
 タカリの類」で、貧困ビジネスそのもの。豊かな人は、そんな不安は本来、
 全くないのと、保険のいかがわしさの情報を持っている。いずれにしても
 情報格差で搾取を業にしていることは事実。千五百万の買物の中身はカス。


6552,読書日記 〜すべての悩みは対人関係 〜3

2019年02月21日(木)

         『アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』小倉広・著
   * 魂を浄化するには、そのままの自分を認めよ 
 人間と、他の霊長類の違いは、イメージを持てるか否か。そのイメージは、
言葉と文字化の能力がなせる技。だから読書習慣の必要性がある。
それを育てるには、遊び(ゲーム化)が必要となる。格安の「秘・異郷ツアー」
で‘地球の何でも見てやろう’を世界を碁盤目に見たて、当初は外側(僻地?)
から埋めることをゲーム感覚にしてきた。 
・旅先で情報を仕入れて行先を決めると、
・家内が予測通り、猛然と反対する。そりゃケニアのサファリといえば当然。
しかし、何故か必ず『家にいるより良い』と、付いてくる。危ないところほど、
素晴らしい物語が待っている。誰に頼まれて、アフリカに行くのか。ツアー仲間
は、私のような変人?ばかり。しかし、その先は、マイナス(トラブルなど…)
1に対し、プラス3の夢のような至高体験が必ず待っている。それは、アドラー
の言葉そのもので、この上ない体験がある。旅先のベストの楽園と魂が融合する。
 劣等感、優越感は「対比」の結果。 しかし旅先にあるのは絶対の世界。
現生の世界からループを通って楽園?にスリップするゲーム。 それは向うから
はやってこない。自ら飛込んでいく!からこそ、出会える経験。 旅のプロから
すれば貧弱だが、私にとっては宝物。
 まず、現在の自分を乗越えなくては…
《 ・あなたが劣っているから劣等感があるのではない。どんなに優秀にみえる
 人にも劣等感が存在する。目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ。
・劣等感を抱くこと自体は不健全でない。劣等感をどう扱うかが問われているのだ。
・強がりはコンプレックスの裏返し。「強く見せる」努力をやめて、「強くなる」
 努力をすることだ。
・人は注目されないと、悪さをしてでも注目を集めようとする。
 それに失敗すると、今度は自分の無能さを見せつけるようになる。
・「みんなが私を嫌っている」「今回ダメだったから次もダメだ」という思い
 こみは冷静に立証を試みれば消えていく。 》
―   
▼ これらから学べることは、魂の中心部分の浄化の質の問題。それは高めるに、
 アリキタリになるが、感動、感激、感謝などから魂の浄化の蓄積が必要になる。
映画でも、旅行でも、芸術との触媒でも、可能な限り自ら求めて… これは、
老いがすすむにつれて表だってくる… 人生の夕暮れ時が60歳の還暦とすると、
75歳からは、日没時?  
 …そういえば‘なかにし礼‘がテレビ朝日で、4年前に食道がんが再発し、
「1日単位で大事に生きてください」と医者から告げられるほど酷い状況だった。
しかし、抗がん剤治療で何とか… 。 そこで印象的だったのが、
<80歳の風景は70歳と全く違う。あちら側って感じ>という言葉が残った。 
 その前に前期高齢者と後期高齢者の区切りの75歳がある。これも厳しい。
それまで魂の浄化を、自ら課してきたか否か。 人生は濃度だけではない。
その質の純度による?  今さら慌てても致し方がないが。
 ☆ これまた、過去の文章が、脈絡にピッタリとあっている。
としても、我ながら真面目に書いていたもの… 
 ありのまま、過去は嘘をつかない? で、何で、このザマなの!
だから、このザマなのさ! 「ご覧のとおり、そのまま結構」ってなわけ。

・・・・・・
6188,閑話小題 〜「自分は運がいいほうだと思う?」 −1
2018年02月21日(水)
  * 自分は運がいいほうだと思うか?
先週末の朝日新聞で「自分は運がいいほうだと思う?」をテーマにしていた。
  〜要旨といえば〜
< 有名な話では、松下幸之助さんが社員の採用面接のとき、よく
「あなたは運が良い方だと思いますか?」と聞かれたといいます。自身でも、
「自分は運がいい」と一日に何度も言うという。 その理由の一つは、
そう自分に言い聞かせ思い込むと、自信が持てるようになり自分から積極的に
行動できるようになるということ、もう一つは「自分は運がいい」と思う人は、
今を肯定的に捉えて、悪いことが起こっても他人のせいにしないと… 
 そして「自分は運がいいほうだと思う?」に、7割が運が良いと、3割が悪い
と答えるという。
 運が良かったと答えた一番の理由が、良い人間関係に恵まれていること、
良い環境と、良い両親のもとに生まれたため、そして成功が失敗を上回って
いるためという。
 運が悪かった人では、「思い通りの人生ではない」ことと、努力が報われない、
努力が報われない、人間関係が恵まれてなかった、などをあげている。>
―
☆ 〜運について幾つかネット検索からひろってみると、
・人生の岐路で迷った時に、困難な方を選んだ方が運はついてくる。
・楽観主義の方が運がよく成功しやすい。
・夢や目標がかなった状態をいつも頭のどこかで思い描いていると、幸運が
 目の前に現れたときにキャッチできる。ーなどがありました
―
☆ 「運がいいと思っている人ほど運が良い」ということです。確かに成功して
 いると見られる人ほど「自分は運がいい」という。
正反対の「自分は運が悪い」と言い続けている人がいます。会社の愚痴、仕事
の愚痴が多いですが、思い通りの仕事はなかなか担当させてもらえず…
―
▼ 運については、30数年前の経営セミナーで、『運の作り方』という
 テーマで聞いたことがあった。創造工学研究所所長の中山正和氏で、川喜田
 二郎のKJ法に対し自身の方法をNM法と名づけた。 〜その要旨といえば、
<何かをする前に、判断をするが、結果が良ければ運が良かったという。逆に
 悪ければ運が悪いという。それには、心が澄んでいるほど正しい判断が出来る。
 そこでまず、般若心経を暗記し、唱え続けることで、心を空にして、現象を
 捉えて判断し、ことに当るに、般若心経は、プラスに働く。> …と。
 そこで3週間かけ暗記することに相成った。暗記してしまえばしめたもの。
 何時どこでも、夜半、眠れない時とか、通勤の車内とか、チョッとした合間に
 唱えることで、悟りに近い状態になれる。私の因縁のある有識者?の多くが、
 例えば二人の息子や、兄夫婦、直ぐ上の、姉、会社の正社員などの人たちが、
 暗記することに相成っていた。100人は下らないない?。
  …で、この有様? 茹でガエルになってしまったからじゃないですか。
                           〜つづく
・・・・・・
H0605
般若心経のすすめ

 十年前に創造工学の中山正和氏の“運のつくり方”という講演で、
般若心経のすばらしさを聞いて一ケ月がかりで丸暗記をした。
今まで何万回唱えただろうか。
当社では入社教育で丸暗記が必須となっている。
二人の子供ま毎朝の仏壇での私のお経の為か丸暗記をしてしまった。

十年間の経験より(私の実体験より)
直観した事を列記すると
�ー�分サイズの時空を超えた一つの視点をえた
�⊃澗_擦貿板垢�あっている(リズム)
��α波がくみこまれている
�ぁ版亜匹�この中に入っている
�イ�寺・神社等で唱えるとTPOとして、
 その場のイメージが鮮明に残る
��情報雑念等を切断、整理をする働きがあり、
 結果として“運=無意識の判断”を左右する
�Г海譴鬚�り返しているとベースとして“空”がつみ重ねられてゆき、
 自己の中にその中空がつくられる
��夢の中で“空”を直感するイメージを得られた、
等々限りない。
 
 立花隆と宇宙飛行士との対話の中で
「彼等は地球をはなれた体験の中の一瞬に、
キリストや仏等の教祖が苦難の上で直感した“絶対無”を観た」
のではないかと言っている。
それは般若心経をくりかえしの中で、
少しでも近づける様な気がする。

・・・・・・
2016/09/25
閑話小題 〜幸運の人と、不運な人
   * 人は、すべからく幸運である
 以前、書いたことばかりだが、思いのまま、「幸不幸」について書いてみる。
・人間は、「いま、ここに、私」として存在するだけで、幸運である。
 「神様の御導きびき」といえば、それまでだが、幸運な偶然の一致の重層で、
 存在している。他者と比較が、この幸運を見えなくしている。
・自らを幸運なタイプと自認する人と、不幸と自認する人との、一生の間の
 運命の差は膨大になる。不運な人は、チェンスがあっても、自分が駄目と
 思っているため、目前にあっても気づかない。どうせ、駄目だからが無意識
 のうちに働き、そのチャンスに気づかない。
・幸運な人は、チャンス到来に、そら来た!と敏感である。何せ、幸運だから。
 幸運であるには、何があっても上位に自らを置かなくては。まずは20%に、
 そして、6%、3%、1%にと。 
・幸運な人は、幸運のある同類を呼ぶ、というより集合する。幸せ本には、
 まず、「幸運の人に近づけ」と。彼らには、幸運を自ら引き寄せる力がある。
・以前、<幸運を呼寄せる力を得るためには、『般若心教』を暗記をして、
 ことあるごとに唱えなさい>と、創造工学の先生の講義を聞いて、早速、
 二週間かけて暗記をした。「色即是空 空即是色」と、心を澄ませておけば、
 情報選択と決断も間違わない。運とは、判断し、その行為が、正しい場合を、
 「幸運」といい、間違った場合を不運という。だから、情報に対する純粋な
 視線が必要となる。特に、情報過多の現在こそ、重要である。
・生活習慣は、第二の天性である。 二ランク上の生活習慣を立て実践すれば、
 二ランク上の人になれる。その差は、時間とともに莫大になる。
・「恒産あって、恒心あり」、長年かけた蓄えが必要となる。なぜ?といえば、
 人の心を自由にも不自由にする力が、金銭の有無に厳然としてある。お金の
 心配からの解放が純粋な心を生み、それが幸運を呼ぶ。(真逆もあるが)

・・・・・・
5044,生と死をめぐる断想  ー1
2015年01月05日(月)
    『生と死をめぐる断想 』岸本 葉子(著)
 * 死をそばに感じて生きる 〜団十郎の辞世
   ー 色は空 空は色との 時なき世へ ー
 以下は、序文の冒頭の内容。日本人の2人に1人の割合でガンになり、
3人に1人の割合で亡くなるという。高齢化で、ガンになるまで、死ななく
なった結果、死を意識する時間が長くなったこともある。今では死に関する
知識を、一般の人が、ネットなどから死生観を収集したり、表現できる機会が
増えている。 ー まずは序文の冒頭からー
≪ 2013年2月に亡くなった歌舞伎俳優の市川團十郎の辞世の句だ。
 葬儀の場で長男の團十郎のパソコンに残されていたという。
詠まれたのは前年の十二月、亡くなる数ヶ月前である。
 色は空(そら)、空は色(いろ)との 時なき世へ、と海老蔵は読んでいた。
この句に接し、『般若心経』の中のあの一節を思い浮かべる方は多いだろう。
色即是空 空即是色。それに寄せて読むならば、冒頭の句は、
 色は色(しき)空  空(くう)色(しき) との時なき世へ、となる。 
色はかたちあるものと、ひらたくは言われる。空は空っぽ、何もない、という
ことか。空しい、ということか。かたちあるものは実は何もない、空しい、と
教えているのか。そうではない。(略)・・ このことは追々深めたい。
時なき世とは。時間のない世。時間を超えた世。超時間性は永遠と言換えられる。
それは、この世に対するあの世なのか。この「時なき世」が團十郎の句では
「色は空空は色」と「との」でつながる。「との」は、と言われる、とか、と
聞いている、の意だ。色即是空、空即是色とかねてより聞いている時なき世。
「へ」は方向を示す助詞である。色即是空、空即是色とかねてより聞いている
ところの 時なき世へ、自分はこれから行くのである。團十郎の死生観を
表す句と言える。(略)・・ 團十郎が、死を前に遺した五七五が、芸についての
教えでなく死生観の表出だったのは、私には少し意外、けれどもすぐに理解できた。
團汁郎は長く血液のがんを患っている。治療の副作用による絶え間ないめまいと
吐き気を無間地獄と、あるインタビューでは曝えていた。何度も再発入院し、
骨髄移植をしていた。・・・≫
▼ 色を「しき」と「いろ」、空を「くう」と「そら」と、息子が間違えて
 言ってしまった可能性もあるが、真偽はわからない。栄華を極めたあと、
とたんの苦しみの死際の言葉であればこそ、心に響く。 即興の辞世!
 《 色即是空 死んでしまえば それまでよ 空即是色 》 
・自分の世界をつくって、門を開放し、取捨選択をして浄化、続けること。
▽ 過去を振り返ると、冷汗が出るほど、多くの危険が多かった。が、何故か、
 間一髪、すり抜けていた。親から引継いだ倫理観とか、学んできた知識、
情報からくる判断が、運の悪さを最小にしていた。特に、自問自答の「自答」
が大事ということ。良い本を選択、読み続けろ、そして楽しめ、ということ。


6551,読書日記 〜すべての悩みは対人関係 〜2

2019年02月20日(水)



        『アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』小倉広・著
   
 アドラーは読めば読むほど、その奥行きの深さに驚かされる。
前向きで明るい健康的であるのが特徴。『日々是好日』こそ人生と…
その業績が多大で無料の採石場のように盗用されている割に、誰もが、それを
隠す。シンプルで当り前のことばかり。 そのあたりま」こそが真実であり、
答えである。それは現代の個人主義の背骨のようであり、何時の間にか我々の
根幹に沈殿している。
≪  ☆ すべてはアナタが決めたこと
・重要なことは人が何を持っているかではなく、与えられたものをどう使い
 こなすかである。」
・人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。
 人生は、きわめてシンプルである。
・たとえ不治の病の床にあっても、天を恨み泣き暮らすか、周囲に感謝し、
 余生を充実させるか、それは自分で決めることができる。
・遺伝や育った環境は単なる『材料』でしかない。その材料を使って、
 住みやすい家を建てるかは、あなた自身が決めればいい。
・人は過去に縛られているのでない。あなたの描く未来があなたを規定して
 いるのだ。過去の原因は「解説」にはなっても「解決」にはならない。
・敗北を避けるために、時に人は病気になる。
 そう言い訳をして安全地帯に逃げ込み、ラクをするのだ。
・「やる気がなくなった」のではない。
 「やる気をなくす」という決断を自分でしただけ。
 「変われない」のではない。
 「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。
・遺伝もトラウマもあなたを支配していない。どんな過去であれ、
 未来は「今ここにいるあなた」が作るのだ。 ≫
 ―
▼ バナナ(内側が白で、皮が黄色)を標榜しているため、個人主義の
 傾向が強いこともあり、どれも当り前のことばかり。立上げ屋(創業)を
目指した人生なるが故に、既存システム、常識の破壊から入る。そのため、
ことの本質をシンプル、スペシャル、スタンダードにして、集中して対象に
取組むしかない。行動の『行』は、仏教用語。判断、決断の意味がある。
決断したら、手持ちの自己能力を設定をして足りない材料を集めなくては
ならない。要するに「夢ツリー」の作成である。5w1Hで、ツリーを装飾で
満たしていく。カレーを作ろうとしたら、冷蔵庫の材料を調べて足りない
材料を買い出しにいくのと同じ。「カレーライスを食べたい、つくろうか!」
は「その人が決めたこと」。 外は、大嵐なら、翌日にすればよい。
 
 * 偶然、以下の3年前の内容が、この内容に丁度よく対応している。

・・・・・・
5454,閑話小題 〜逃げるから怖ろしいのだ
2016年02月20日(土)
『 悲しいから泣くのではない、泣くから悲しくなる。
  怖いから逃げるのではない。逃げるから怖くなるのだ。』
と、100年ほど前に、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズと、
オランダの心理学者カール・ランゲが提唱した、ジェームズ=ランゲ説で、
「身体反応は情動経験に先立つものだと」言う見解で、骨格筋や内臓の
変化が情動を引き起こすと考えた。
 <悲しいは「感情」で、泣くは「情動の表出(身体反応)」>
情動反応(身体反応)が先立って→感情(情動:感情の感知)をうむ。
 事業清算の直後、身の置き所がなくて、弁護士に、『気分を切り換える
ため、東京でも一週間位、行きたいが・・』と切出したところ、即座に、
『絶対に後ろを向いたら駄目です。ジッとして問題を見据える今が一番肝心
な時です!』と。何度か起業を経験し、難問を乗越えてきた経験から、その
意味が直ぐに理解できた。 その時々の難問に、『正 中心 一点 無』を、
唱え、ただ無心に一つずつ正論(正道)を考えてこなしてきた。だから、
『 悲しいから泣くのではない、泣くから悲しくなる。怖いから 逃げる
 のではない。逃げるから怖くなるのだ。』は、実感として理解できた。
『うまくいったから、幸せになるのでなく、幸せだからこそ、良いことが
集まってくる』の道理もある。他者の実情は知らないが、私には三桁の
至高体験がある。事業の立上げの直後や、秘境ツアー先で出会った
大自然との邂逅や、名画を観て感動したとか、上げればきりがない。
それらは、みずからが、足を運んで求めたからこそ味わえた感動である。
 昔から、信じられないほど多くの、おっとり型の長女系美人と出会った。
末っ子のためか、何故か気があう? ただ、それだけだが、いつも、情動なく
終わってしまうが、後悔が全くないのも、変といえば変。私には感情反応と
情動反応の線上が一番面白いところ。女性はその境に敏感、その辺りは
気ままな4人の姉の観察から学び過ぎるほど? で、最後は(。_ _)シュン 
学生時代、「人に好かれたいと思ったら、先に好きになること。」と
教わった。好かれるのは難しいが、好きになるのは御手のものと・・
 で、 〜また丁度よく以下につづく(一昨年も)  ゥゎ━。゚(゚´Д`*゚)
字をとったGNP営業の典型。
 バブル崩壊後に、その営業職員の膨大の経費を維持するため、収益の高い
死亡保険を大型にした保険会社に有利な、複雑化した、顧客無視の営業をする
ようになった。 その頃、保険会社は、それまでの顧客にとって有利の商品を
解約させ、セールスを使い利回りの悪い商品に切り替えさせていった。
その辺(01〜05年)から保険会社は悪質な営業説明で本来加入できない
病歴のある顧客に加入させ、その後、契約不備を理由に保険金拒否をして社会的
大問題になった。 何と37社で130万件に至ったという。
 早くいえば、セールスレディーというオバサンを集めて、GNPで、
その人脈を食い尽くす。それは巧妙なテクニック、何も知らない素人を、
ほぼ騙しで契約をさせる悪質集団という側面を持つ。フレンドリーに長年
かけ知人・親戚に入り込む。合理的の欧米人の二倍の加入率は、組織的意図
がないと無理。 生保で、まともなのは学資保険ぐらいのもの。
22歳まで死んだときに子供の学資を保証するのは、一応、理に合っている。 
それ以外の商品の多くは、客単価を上げるための巧妙な商品。読みも理解も
できない契約書に巧妙に生保にとって有利な条文が入れてある。 
見方によれば合法的組織犯罪に近い集団。それなら預金の方が良いが、
相手はフレンドリーのプロ。その辺の理屈が理解できない人たちの不安に
付け込むのが営業センス。


・・・・・・
6187,閑話小題 〜恋と愛の違い −3
2018年02月20日(火)
   * 『男はつらいよ』〜寅の恋愛談義
『男はつらいよ』のシリーズ48作全てをみてきた。それに加えTVの放映で、
それぞれ2〜3回はみている。マニアックほどでもないが、同年代からしたら
多いはず。アウトサイダーの生き方に同調するが、何か許されてしまう甘えも
自分をみているようである。
  〜ネット検索で調べると、
《 テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子
 に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇シリーズ。
 毎回、旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして
 成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描く。
 主人公の名前から、作品自体も「寅さん」と呼ばれることがある。》
《 松竹によって1969年(昭和44年)から1995年(平成7年)までに全48作が、
 1997年(平成9年)に特別編1本が製作された。渥美の死去により、1995年に
 公開された第48作『寅次郎紅の花』をもって幕を閉じた。 》
《 参道の中ほどに一軒のだんご屋がある。「とらや」を名乗っている。
 当初は「柴又屋」といった。のれん、売り台、立看板などを持ち込んで店の
 中から表の参道向きのカットを撮った。年に二回も撮影があるんだからと
 気安く、大きく重い売り台を小道具係が置いてきた。店でも便利なので
 そのまま使っていた。売り台の正面に「とらや」と出ているので、通りすがり
 の参詣客が「あら、ここが映画の『とらや』よ」。そこで、店では、だんごの
 売り台を中央に据え、屋根看板も「柴又屋」から「とらや」に変えてしまった。
 宣伝部が抗議を申し入れたが、店側は柳に風。とうとう我々が我慢できず、
 次の作品から「とらや」から「くるまや」に屋号を変えた。》

――
大家: 八つぁんが、<寅のマドンナ役への想いが「恋」の典型だ>という
  言説が単純明快で解りやすいんで、改めて話を聞かせて貰うよ。 、
八つぁん: 前回、ふと思いついたが、言われてみりゃあ、いい着眼点だね。
  思春期そのままの寅さんのマドンナへの憧れが「恋」。「トラ屋」の親族
  の面々の互いの思いやりが「愛」で、その織りなす絵柄が物語とね。
大家: よくよく見ていると、物語の奥には仏教思想が流れている。
  『空即是色』だよ。俗世の欲やシガラミから解き放されて自由気ままに
  旅する姿に、男のロマンの物語。 私の好きな寅さんの口上に、
 【"ああ生まれてきて良かった、そう思うことが何べんかあるだろう。
   そのために生きてんじゃねえか。" 】がある。
八つぁん: 高度成長時代で地方から都会に移り住み、日常に忙殺され、ふと
  田舎の家族を懐かしむ人たちへの温もりを提供した映画。 私が大学を
  卒業をして6〜7年、地方都市(四日市、神戸、千葉、金沢)を転々として
  いた時に、上映すると、必ず見に行っていた映画。 思い出深いのが、
  卒業の翌年、四日市で、みた第3作 (昭和45年1月) …
 <オジちゃん、おばさん夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと
  旅館で寅さんが番頭をしていた。旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に
  一目惚れして、居着いてしまったという物語。>
  湯の山温泉は、寄宿していた四日市近郊もあり、生々しい感覚があった。
大家: 御前さんも、色いろあったんだ。
八つぁん: キツカッタ時節だった。よく潰れなかったのが不思議なくらい。
  でもさ、20,30歳代は、誰も多かれ少なかれ一杯いっぱいだろう。その頃、
  寅さんと自分の不安定な日々が重ねってね。涙して見ていましたよ。
  一番辛い時こそ、一番、良いことが足下に埋まっていたね。とにかく、
  自分で事業のネタを探し、独りで、コツコツ固めていくのは、それは大変。
  事業構想の絵図を何も手掛かりも曖昧の中で模索するのは、簡単ではない。
  「マドンナ」への思いを横にスライドして、「事業構想」を求めるのはね。
  朧げな絵柄をイメージし、構想するし、単独で実践する行為は、孤独業
  そのもの。五円玉の真中に穴が開いている。その、ど真中の穴を凝視して、
  その先に何やしらのヒントを探す日々。そこに得体のしれないエネルギが
  沸き起こる。
寅: 面白そうだね。初めて聞く話だよ。
八つぁん: 自然と出てきた例えだよ。「正・中心・一点・無」を5円玉に
  見たのだろう。真中の穴は、円玉があればこそ存在する空間である。
  その空白こそ、エネルギーの元になるんだ? 
寅: 何か分かるんだ、それ。棒だけ望んで、ハリだけ叶うだね。
大家: 話が、逸れたね。
八つぁん: 恋と愛の違いだろう。「恋は妄想に始まり、実行で実を結び、愛と
  なる」で、逸れてもいないよ。で、フーテンの寅が何か言わせろという…
                         〜つづく
・・・・・・
4725,近代化が進むほど、幸福感が少なくなるのは何故? ー1
2014年02月20日(木)
  * 王様の代わりに貨幣が君臨するのが近代資本主義?   
         ー「経済予測脳で人生が変わる!」中原圭介著
事業の結果が、この有様だったが、何かさばさばして心身とも空を浮いた
ようで、「ほどほどで、後継者に引継ぐより、これがベスト?の感覚は、
何だろう?」と考えていたが、そのヒントが、この本にあった。 
森林でこそ事業経営も面白いが、そこを出てしまえば、充実していたか
の満足感の違いだけ。問題は、その後の準備をしていたかどうか。 
ライフワークがあったかどうか。 脱コード化の次への準備こそが、必要
だったことになる。王様の支配から資本支配にかわった体制が近代資本主義
であり、金の力が、国も、個人の価値基準になっている。しかし、この近代
資本主義も、一部に力が集中する弊害があって矛盾が出始めてきた。 
  ーその辺りを抜粋ー
《 ドォルーズとガタリは、人間の欲動が制御され、文化が形成されていく
  過程を次のように発展段階的に説明する。
 �コード化(原始共同体)=個個人の平面的ぶつかり合いで秩序形成が出来る
 �超コード化(古代専制国家)  =王様が秩序形成
 �脱コード化(近代資本制)   =王様に代わり貨幣が君臨する
・「コード化」とは、拡散する人間の欲動を一定方向に導くこと、つまり
 「秩序形成」と考えればいいでしょう。『構造と力』では、「コード化」
 から「超コード化」までの過程が描き出されています。
・「個人対個人」を原点とする平面的なぶつかり合いによって「秩序形成」
  (コード化)が進行し、やがて王を頂点とする「垂直的な秩序形成」
  (超コード化)に発展するという流れです。
・「超コード化」に続く流れとして、いままさにわれわれが生きている
 「近代資本制」(脱コード化)社会の構造と、それを乗り越えた先にある、
 新たな世界の姿を描き出そうとしています。そしてこの部分が、
 「現代人が幸福になれない理由」と、その突破口を示しているのです。
・「超コード化」(古代専制国家)された社会では、王を頂点とする秩序に
 よって社会の安定が保たれます。この「安定化の仕組み」こそが、
 ドゥルーズとガタリらの構造主義者が説く「構造」にほかなりません。
・ しかし、われわれが生きる「脱コード化」(近代資本制)された社会に
 おいては、すでに王は存在しません。英国やオランダ、スペイン、タイ
 など、いまでも「王国」は存在しますが、そのほとんどは、日本の天皇と
 同じように象徴的存在と化しています。ドゥルーズーーガタリによれば、
 「脱コード化」社会において、王の代わりに秩序を生み出す存在とは
 「貨幣」になります。「超コード化」社会における「安定化の構造」
 (秩序の枠組み)は、王を頂点とする円錐形を形成しています。》
▼「脱コード社会では、人はお金への欲動に突き動かされるが、お金を得る
 とさらなるお金を求め資本として再投下、もっと多くの金を得ようとする。
 際限なく人は、これを繰り返す」これが、現代資本主義の正体である。
 だから幸せにはなれない。それも情報化、グローバル化が、一部の強者に
 力が集中させてしまう。しかし貨幣の正体は、情報そのもの。人間の持つ潜在
 の自然の大きな力が、プラスにも働くのでは?という楽観論を信じたいが・・
・・・・・・
5090, タガメ女の正体  ー��
2015年02月20日(金)
  * 恋愛結婚に恋愛なし (◎ n`◎)
 ほぼ大部分の人は、結婚して暫くすると、何か奇妙な感覚になる。
そして、相手を間違えたと誤解する。誤解でも何でもない。
元もと、結婚=幸福は思い込み、共同幻想でしかない。だから今では
三分の一が離婚する。家庭内離婚を含めると、9割が破綻しているのが、
実情のようだ。偽装の幸せ家族を、「幸せの実演」とは言いえて妙である。
≪ ここで指摘している「タガメ女」と「カエル男」の定義は我々が潜在的に
 抱えていながら口に出すことができない「恐怖」をズバリ言い当てている。
そもそも「結婚」や「家庭」を、無前提で「幸福なものとするのは、幻想や
思い込みにすぎず、捕食者が獲物の「生」を奪うことで維持されている現実を
直視する恐怖がある。幸せであるはずの結婚と家庭が、何故か息苦しい、張合
がない、なぜか心底幸福感が得られないのか?その答えは、この婚姻関係が
愛しあった結果でなく、捕食者と獲物の関係だからです。それに気づいても
口に出せない、出したら自分が不幸と認めなければならない。今、口に出す
「幸せ」は実は偽装されたもので、「幸せ実演」「周囲への誇示」のため、
結びついただけの関係を認めなければならない。タガメに箍をはめられ、
血肉を吸い取られたカエル男。その大群が満員電車に揺られ・・ ≫
▼ 結婚以来、何かモヤモヤした感情と原因を、ズバリ指摘している。
 認めたくない人は、問題の根源の「タガメ女」と「カエル男」から
目を背ければよい。「所詮、男はそんなもの」「男のすべては消耗品」
で、直視しないできたツケが、第二の人生にまわってくる。・(ノД`)ヽ(゚ω゚=
身近な4人の姉をみていると、まさに捕食者のそれ。いや、家内も!
植木等の「スーダラ節」が、カエル男のそれ。ヤケッパチになるしかない。
戦略的カニバサミで捕食され、一生、毟り取られる人生! (w_−; ウゥ・・
・・・・・・ 
3618,  忘却の整理学 ー3
2011年02月20日(日)
   「忘却の整理学」外山滋比著
 ここで、著者は早朝に目をつける。どうも、夜の間に忘却が起こることは
たしかであると。忘却が頭を働かせやすく、きれいに整理をしてくれるとすると、
一夜明けた朝がモノゴトを考えるに適しているのは当然である。昔から、それに
気づいていた人は少なくなかった。イギリスの詩人のウィリアム・ブレイクに
次のようなを紹介してある。
   朝、考える ひるは はたらき 夕がた 食し 夜は 眠れ
 まず 朝いちばんに思考せよ である。 他の仕事は、そのあとでよい。
昔、中国の役所は、朝、日が昇ると同時に開始されたという。 それで、
「朝」廷で、効率的であることを知っていたのである。日本の諺に、簡単の仕事
を「朝飯前の仕事」というのがある。 本来は朝飯前に手がければ、簡単な仕事
でなくても、頭は整理されていて、仕事の判断、手順がたしかで処理が早くなる
ということから来ている。もう一つ、思考に向いているのは夕食前である。
その時間は早朝と同じで、働いた後で、空腹も加えて脳が活性化している。
更に勧めているのが昼休みの短時間の昼寝。そこに僅かな時間でも睡眠をとる
ことで、忘却の要素を入れることになる。最近、再開をした
「モーニング・ペイジ」がある。 白紙の大学ノートに30分位、思いのままを
書き付ける。早朝だから、自然に出てくる言葉は、外部情報に染まってないサラの
内部?から声を掬い取ることになる。ところで以前に、過去の全てを忘却した男
の映画をみたことがある。その時に過去の記憶こそ、人間形成をしていると思い知る。
ということは記憶と忘却の形が、その人物形成をしていることになる。
忘却の、いま一つの方法は、より刺激の強い経験を挟むことだ。忘れようとしても
忘れられないなら、より刺激の強い何かを探し、そこに気持ちを切り替えることだ。
それは前向きということになる。後ろを向いて記憶を強化ばかりしてないで、
目先を変えることが忘却の一番の方法。 ーつづく

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