堀井On-Line



6219,閑話小題 〜米朝開戦 −7

2018年03月24日(土)

        <「トランプ症候群」
           〜法哲学者・井上達夫と精神科医・香山リカの対談>
   * 如何みても精神疾患では?
 トランプ劇場も、ここまでくると、漫画的過ぎと笑っていられない。
長くてみても三年、間違いなく収監としか思えない嫌疑が多くあり、死にもの
狂いで保身を図る姿を「トランプ症候群」と呼ぶに相応しい。昨年暮れに発売
されたばかりの本を図書館で見つけた。リベラルな二人の切口は、鋭い。
それだけではない、精神疾患だけでなく、痴呆症では? の疑いも。
 強制的執務停止も? 何かハリウッド映画みたいである… その視点で、
最近のスタッフの交代劇を見てみると、あながちオーバーに思えない。
 〜ネットで、この内容を要約したのを見つけた…、まずはご覧あれ
≪ 題名にある通り、トランプ大統領に象徴される時代の特徴、差別、偏見、
 憎悪、自己中心性、言語の歪曲・壊変について語られているが、読んだ感想
としては、題名よりとても広いテーマを扱っている。
 ・アメリカの覇権
ジョゼフ・ナイ(国際政治学者)が唱えていたソフトパワー(精神的・思想的
指導力)は衰え、圧倒的な軍事力でもって世界に影響力を与える姿勢が明確に。
 ・アメリカは巨大な田舎者の国家
クオリティ・ペーパーを読むようなインテリや教養人は一握りで、ほとんどは
国際情勢など知らない人たちが多数。本音では他国に好戦的に関わりたくないが、
ちょっとした感情的な事がきっかけで火が付きやすい。
 ―アメリカには、民主主義の強さと危険性の両面がある。
 ・中間層の崩壊
排他的ナショナリズムの根本原因は経済問題。
中間階級が崩壊したら本当に危ない(ドイツのナチズム)
経済のモラルハザードの真の原因は、市場経済のグローバル化ではなく、
金持ちによる税逃れ(タックスヘイブン)などの無責任体制。
 ―保護主義と開発主義(草創期は保護し、競争力がついたら自立する)は違う
 ・日米安保の誤解
憲法9条のせいで軍事問題がタブー化され、知識人含め、日米安保の軍事的・政略
的実態に対する知識がなさすぎ。アメリカは日米安保から圧倒的な利益を得ている。
 ・アメリカ政治の衰弱
トランプが勝ったのはおぞましいことだが、ヒラリー・クリントンが負けたのは
正しかった(ウォールストリートとの癒着)。
 ―民主党は自己改革の圧力を高めなければならない
オルタナティブ・ファクト(もう一つの真実)
 ・断片化する物語
統合失調症(精神分裂症)の患者が軽症化している傾向があるが、喜ぶべきこと
ではなく、言語能力、思考力が劣化してきて、面白い妄想を語る人がいなくなった。

これ以外にも、井上氏のアメリカ留学時に感じたアメリカ人の愛すべき点など、
興味深かったが、井上氏が語っていた
「私は、いま安倍政権批判をしている人たちだけではなくて、安倍政権を支持して
いる国民、その人たちにもアメリカとの関係について本当に考えて欲しいと思う。」
という言葉が重かった。≫
 
――
この本の中でも、精神科医の香山リカが、トランプの精神疾患の疑いを指摘して
いる。 この一月末に、以下のニュースが流れていた。
≪ ☆ トランプの発言や行動は認知症の初期症状?それとも人格障害?
 トランプ米大統領に対して、「精神面の検査」を受ける事を求める書簡が、
70人を超える専門家によって送付されていた事が報じられました。
書簡を送ったのは、アメリカ、カナダ、ドイツの著名な専門家たちです。
トランプ米大統領の発言や行動は認知症の初期症状なのでしょうか?
専門家が問題視した言動はどんなものか?ホワイトハウスは一蹴するが
精神面の検査を求める専門家の声に対して、ホワイトハウスは「くだらない」
と一蹴し、トランプ米大統領が精神面の検査を受ける事はないとコメントを
出しています。専門家が問題視したのは、次の言動です。
 ※発言にまとまりがない
 ※ろれつが回らない
 ※古くからの友人の顔がわからない
 ※同じ内容の発言を繰り返す
 ※細かい動作をする能力が低下した
 ※読んだり聞いたり理解したりするのが困難
 ※判断、計画立案、問題解決、衝動抑制の能力が疑わしい
 ※最近めっきり語彙力が低下した
トランプ政権の内幕を描いた『炎と怒り』の著者、マイケル・ウォルフ氏も、
CNNとのインタビューで、トランプ大統領の周囲にいる人は、トランプ氏に
職務遂行能力が無いと、全員が考えていると述べています。≫

―
▼ 娘と娘婿が側近中の側近ともなれば、大統領の失権は、即座に逮捕か、
 身の破滅につながる。何があっても、それだけは避けたい。で、考えるのが
「朝鮮戦争」と連想するのが当然のこと。これに近いのが、北の?ともなれば…

熊: 本当かよ? そんな訳がないだろう。ビジネスマン上がりだから、実際に
 大統領になれば、現実的になると、大家さんが言ってたじゃないか。
寅: それが大統領になったら、精神病か痴呆症で、それを娘と娘婿が必死に
 隠して取り繕っているだけの程度の構図かい。片方は、異常太りの痛風で頭
 をやられたガキじゃ、洒落にもならないよ。
熊: おいおい、そこまで言っていいのかい? 国家最大秘密の公開をすると、
 暗殺されてしまうよ。でもさ、こんな病人が核ボタンを握ってるんだ。
 どうしたというの? 蓄えもないしね、物価が暴騰でもしたら困るよ。
大家: 悲観しても仕方がないけど、楽観過ぎも、あとあと困ることになるよ。
寅: じゃあ、如何すればいいか? 
大家: 常に最悪の事態を頭の中だけでも想定しておくんだよ。何があっても
 不思議じゃないよ。 欧州からみたら、極東地区は火薬庫そのものさ。
 まだ発火してないからノンビリしているがね。直近でも国務大臣、補佐官が
 首だもん。とにかく、酷い精神状態。以下の二週間前の内容をみれば、何も
 オーバーじゃないのご分かるだろう。
――
2018年03月10日
閑話小題 〜米朝開戦 −5
   * 朝鮮戦争への道
 プーチンの思惑どおり、ホワイトハウス内の混乱が増すばかり。
一年で、国務大臣、FBI長官、首席戦略官・上級顧問、首席補佐官などを
次々と罷免してきた。「凡庸な泡沫が大統領になると、この有様さ」そのままを、
私たちは目の当たりにしている。 直近から遡って、その履歴を検索すると… 
≪ ☆ ティラーソン米国務長官の罷免= 
 トランプ米大統領は3月13日、ツイッターで、ティラーソン国務長官を
 解任し、ポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に充てると発表した。
☆ コーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任=  
 ホワイトハウスが18年3月6日、近く辞任すると発表した。
☆ マッケーブ連邦捜査局(FBI)副長官の辞任=  
 18年1月29日に辞任した。
☆ プライス厚生長官の辞任=  
 17年9月29日に辞任した。可能な限り定期便を使うよう求める連邦政府
 の内規に反し、高額なチャーター便を頻繁に利用し、税金の「無駄遣い」が
 批判された為。
☆ バノン大統領首席戦略官・上級顧問の辞任= 
 16年11月の大統領選で選対本部最高責任者としてトランプ氏を当選させた
 立役者で、最側近だった。保守強硬派の政策を推進した「黒幕」とも目されて
 きたが、強引な手法の影響で内紛も絶えず、17年8月18日に辞任した
☆ スカラムチ・ホワイトハウス広報部長辞任=、 
 17年7月21日に就任したが、同31日に辞任した。31日就任のケリー
 大統領首席補佐官が「白紙の状態から自身のチームを組めるようにする」ため。
☆ プリーバス大統領首席補佐官=
 ケリー国土安全保障長官の首席補佐官就任に伴い、17年7月31日に辞任。
 事実上の更迭とみられる
☆ コミー連邦捜査局(FBI)長官= 
 17年5月9日に解任された。ホワイトハウスによると、先の大統領選中、
 民主党候補クリントン元国務長官の私用メール問題に関する捜査情報を公表
 したコミー氏の判断は「重大な誤り」だったとして、司法省が長官交代を進言、
 トランプ氏も受け入れたという。
☆ フリン大統領補佐官(国家安全保障担当)=2017年2月1日 
 トランプ氏の側近の一人だったが、政権発足から1カ月に満たない17年2月
 14日に辞任した。フリン氏をめぐっては、補佐官就任前だったにもかかわらず、
 16年12月に駐米ロシア大使と対ロシア制裁について話していたことが発覚。
 民間人の外交交渉介入を禁じる法律に抵触する可能性が指摘されていた。
 事実上の更迭とみられる。
――
▼ 極めつけは、ポンペオ中央情報局(CIA)長官を国務大臣の後任に充てた
 こと。これは、戦争の可能性が更に強くなったことを示唆する重大事。
北朝鮮が到底、飲めない条件を示して決裂? そして、ここで衰弱した張子の虎
の実態が現われ出て、自滅か? 戦争か? 
 近く、大家の皆さんと蒟蒻問答で話合ってもらおうか。
家族経営主義を露わに持ち込んだ泡沫候補上がりの大統領と、金日成気取りの、
撲ちゃん。観てる分には面白い!では、済まない。あそこまで挑発してしまった
からには、イラク、アフガンの国家破綻への道は避けられないとみるのが順当。
秋口のアメリカの中間選挙対策にも、戦争状態は必要? 共和党の支持率は34%、
不支持率は59%というから。更に大統領に不満が7割というから、何をかいわんや。
 これは北朝鮮問題で有耶無耶のようだが、アメリカ政治史に残る、大問題。
どうなっている? 日本では、安倍首相が、この失態。どうなってる?
 追) 偶然だが、5年前の黒鳥、今では朝鮮戦争? 


6218,閑話小題 〜「ディドロの後悔」

2018年03月23日(金)

   * 人生と消費
< ディドロはあるとき、緋色のガウンを贈り物としてもらっていたく喜んだ。
 しかし、やがてガウンの見事さに較べて自分の書斎が貧相なのが気になり、
ガウンに合わせて家具も次々と買い替えてしまった。そして気づいてみると、
書斎は最新の家具に囲まれてかえって居心地悪くなってしまっていた…。
これはディドロの『私の古いガウンを手放したことについての後悔』という題
のエッセーだが、現代のある経済学者は、所有物の調和を求めて次々と物を
消費してしまうことを、この話にちなんで「ディドロの後悔」という。>
―
▼ これはマイナーの事例の話だが、プラスとして、知識と経験にもいえる。
 この質量の総計が、その人の人生の幅だろうが。古いガウンを手放さずに、
使い続けるのも、最新の家具を揃えていく生き方も人生。
「フランス人は宝くじが当たっても、最高級の3つ星レストランには行かない。
行きつけの最高のワインを飲んで一番美味しい料理を食べる。それが一番、
心地いいから」と。

――
熊: 俺ならサシズメ「熊の後悔」になってしまうが… こんな後悔を、
  一度でもいいから、してみたいよ。
寅: 御前のは「ヘドロの後悔」だね。貧乏だから、そんなことしか思えられ
  ないんだよ。直に最新の家具に馴染んで、それが当然と思うんサ。
  人間は環境の変化に適応するからね。
八つぁん: 例えば、テニスのラケットでも、「道具は最高品を買え!」って
  いうじゃないか。至近の例で、私は40年前に、それに気づいて、TVだけは、
  ソニーか、東芝などの上位機種に決めていた。TVって、家電メーカーが
  総力をあげたテクノロジーの完成形だからね。それで茶の間の生活が大きく
  左右するんだ。それにパソコンなど情報端末もだがね…
寅: 熊さんよ、その汚い服を早々、買い替えなよ。須らく「孫にも衣装」だよ。
熊: 金が無いのに、如何すれってんだよ。でも、俺って投げやりで、モノゴト
  が長続きしないから、この様さ。
八つぁん: 居心地が悪くなるのは、貰ったガウンに合わそうとするからさ。
  ガウンに合わせるのは書斎の本だろうに。ガウンの見事さに合わせた書斎、
  私なら満足するがね。書斎って、男の砦だろう。熊さんには、それが無いね。
寅: 俺にもないけど、図書館が「俺様の書斎」と決め込んで、ある椅子を自分
  の居場所にして、週に一度は、ドップリと異世界にトリップするんだ。
熊: 現実に溺れた詰まらない奴と思っていたが、そんな世界を持っていたんだ。
  今の今まで気づかなかったよ。そこが俺らと少し違うんだ。そうそう、時々、
  喫茶店で難しそうな顔をして本を読んでいる姿を、何度かみていたがね。
八つぁん: 「ユニクロ」が、「ディドロの後悔」を逆手に取った商法だろう。
  10年前のカジュアルでも、新しいものでもコーデネートしても、違和感が
  少ないだろう。それと、高いブランド品とも、何故か、しっくりいく。
  今では世界のブランド品だからね。普段着だからさ熊さんもフィットする。
大家: 私だって、何気なく着ているんだよ。とにかく、安いしね。
  それと恥ずかしいから最近はネットで買ってますよ。
八つぁん: ベンチマークが、マクドナルドだっていうじゃないか。
  イタリヤでデザイをして、中国、東南アジアで製造し、日本を中心にして
  世界中で売るグローバルのシステムを完成させたのだからね。
寅: 熊や、大家さんから、パリジェンヌまで、着れるんだからね。
八つぁん: 居間にある、イタリヤ家具。見た目には100数十万のと、遜色ない
  けど、25万円で買ったの。5分の1だもの。 イタリヤ家具の専門店の親仁と
  親しくなって勧められて。 イタリヤでデザインし、皮はイタリア製の物を
  韓国に送って、木製部分と、組み立ては韓国産。(韓国は木製が得意の分野)
  そりゃ、見た目も豪華絢爛、居心地は良いしね。
熊: また自画自賛ですか?
八つぁん: 露悪のつもりだけれど… 「上物を、中から下の上の値段で」と
  言いたかっただけのこと。 でも何故か、今では家内の私物置き場? 

・・・・・・
5121,「魂」の思想史 ー�
2015年03月23日(月)   
         「魂」の思想史: 近代の異端者とともにー酒井 健(著)
 魂と心について、これまで多くここで取り上げてきた。秘境の大自然で
感じる神秘的感動は、そこに宿る神霊と、自分の魂との邂逅になる。
だから、おい立てられて、行くのである。この邂逅は、心の奥底に蓄積
され熟成され、次の神秘的感動に磁石のように引き付けられていく。
  ーまず、アマゾンのないよう説明よりー
≪ 合理主義と功利主義を基調とする近代。ゴッホ、ニーチェ、ボードレール
から岡本太郎、三島由紀夫まで―、彼らは時代の趨勢に齟齬を覚えつつ、魂の
声に引き寄せられ、思策と表現を行った。曖昧で無限定な概念でありながら、
人々を揺り動かしてきた「魂」とはいったい何か。人間の内部と外部を通わせる
その働きに、著者は現代人が見失ってしまったものを看取する。
近代の異端者を通して生の息吹に触れる異色の思想史。≫
▼ 魂の振動といえば、大自然や芸術作品だけでなく、父親との魂との邂逅
 の経験がある。それ以来、10年あまり、変な感覚がとりつかれていたが・・ 
 今では抜けている。 〜以前書いた内容から〜
≪  霊的体験‐  平成4年 7月
20年近く前になるが、父の死後49日まで何度か不思議な体験をした。
死後一週間位か妙な夢をみた。私自身父の気持が乗移り、“死にたくない。
もっと生きたい、生きたい!”という“念”になった夢である。
夢の“念”は父そのもの。父と一年身で苦しんだ為に“念”が自身に、
実感できた。目覚めた時、父が‘なんだ自分はこうして生きているではないか’
という内的体験。夢よりさめた自分の魂が“父の魂”と一緒になった実感。
これだけは経験した人間ではないとわからない。また死後二〜三日後の夢も
強烈な夢(?)であった。夜半に強烈な恐怖感がおそってきた。その時、
父のベットで寝ていたが、“おやじ助けて!”と思ってしまった。
と同時に廊下を隔てた仏間より強烈な“引力”が足をひっぱった。
その瞬間ベットにしがみついたが、隣に寝ていた母がスクッと立ちあがり
トイレに行った。全身汗びっしょりになっていた。まだまだ不思議な
出来事が多くあった… あれ以来、10数年にわたり、幽体離脱とか、
妙な霊的体験などを多く経験した。 最近は少なくなったが・・ ≫
魂とは何かの解釈もあるが、脳には底知れない何かが刻みこまれている。
そこには地球上に生命が誕生して20億年の経験が記憶されているのだから。
・・・・・
4389, 「うつ」かもしれない ー4
2013年03月23日(土)      
 * 「うつ」による自殺  ー「うつ」かもしれないー 〜磯部潮著
 自殺の八割が精神疾患になっていて、その六割がウツ病。何と自殺者の
半分がウツ病による。自殺は一昨年まで10数年間、3万人を超えているが、
実際は4万と推測される。ということは二万人がウツ病による自殺をして
いる恐ろしい病である。もし原発の被爆で毎日55人が亡くなったとしたら、
外国人の大方は即刻、帰国するはず。それが何故か、ウツ病に対して
騒がない。ガンと同様に初期発見・早期治療をすれば大部分が治るのに、
それには疎い。「ウツ」による自殺を促進する最大の因子は「視野狭窄」。 
絶望感にとりつかれ、「自分は絶対に治らない」「治ったところでどうなる」
という考えにとれわれ、結果として死にたくなる。全ての人に心を閉ざし苦しむ。
前の会社の取引先の営業が高校の後輩もあり懇意にしていた。 ところが、
責任者になって暫くすると重い躁鬱病になった。その過程で、私のところにも
相談に来ていた。「躁鬱は、あくまで病気の一つ、恥ずかしがることはない。               
医者に行って治療すれば回復する。ただし放置したりすると手遅れになる
恐ろしい病」と、再発する都度繰り返し説いていた。そのうちに、会社の
役職を降り、平社員として営業を続けいていたが、最期は癌で亡くなった。
 親戚の人の自死の葬式に参列した時に、誰かが「何で自ら死ななければ
ならないのでしょうね」と囁いたところ、「死ぬほど苦しかったためですよ」
と、誰かが答えたのが印象に残っている。心も治療しないで放置しておけば、
傷口がタダレて苦痛は耐えきれなくなるが、第三者は全く気づかない。
数年前、幼馴染が倒産、離婚、引きこもり、アル中で崩壊していく過程をみた。
最後は娘の住んでいる県外に行ったが、壮絶そのもの。幼児期から、このような
話を聞かされ育てば、万一に備えるのは当然。ウツは、その知識と前向きの心
(言葉)の習慣化が必要である。心は壊れやすく、儚く、繊細。 
だから大事に扱わないと!
・・・・・・
5851,物語で経験する「生老病死」 −2
2017年03月23日(木)
       <老いの風景 ー物語で経験する「生老病死」〜石光勝・著 >
  * 人生を色分けすると <青春、黄夏、赤秋、白冬> 
 古代の中国の「陰陽五行」による季節・色わけがある。
  ネット検索によると、
ー色 五行 季節 ー
 青 木 【春】 東
 朱 火 【夏】 南
 黄 土 長夏(土用)
 白 金 【秋】 西
 黒 水 【冬】 北 とあった。 
 ちなみに、フランスの国旗は、
・青=自由 ・赤=平等 ・白=博愛の意味。
 三色の色合いに、若者、青年、老年の各世代が共に、の意味まであったか
どうか? この二つを合わせると、青春期には自由を謳歌し、成人期は平等に、
老年期には博愛を主とすべし、といえば成程、理になる…
 <青春、黄夏、赤秋、白冬>の色分けを、現代に合わされば、
<壮年期は「朱夏」、還暦辺りから「白秋」、後期高齢者は「玄冬」と。
白い秋の定年ではいかにも侘しいし、黒い冬の余生はやりきれない>と。
そこで著者は、夏は逞しい陽光の黄色。秋は枯れなんとする前に燃える紅葉の
赤を。冬は同じ「やりつくしてない」を表すにしても、人それぞれ色づけられる
雪の白さの色分けに、という。71歳の私は、さしずめ日没直前の地平線の黄金色
のはずだが。 65〜74歳の前期高齢者が黄色で、75歳以降の後期高齢者が白。
そしてブラックに… 75歳以降がブラックは? 実感として白からネズミ色へ。
石原慎太郎の残姿を見るにつけ、85歳辺りからは、ねずみ色からブラックに。
・・・・・・
5486,人生で最も大切な技術 ー33 聞き、考え、瞑想する
2016年03月23日(水)
   『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
   * 聞き、考え、瞑想する
「聞き、考え、瞑想する」の「聞き」を、「読み」に置換えてみると、
この随想日記は、「考え」のプロセスになり、その後、「瞑想」で血肉化する
ことになる。特に、数年前の同月同日のテーマを読返すことは、一度、記憶
から消えていることが多いため、新たな視線が瞑想かわりになる。得た知識、
情報を地頭で考えられるまでには、噛み砕く必要性があり、何度か考え、
かつ、瞑想する役割を果たしてくれる。 
  〜その辺りから〜
≪ どのような分野の見習修行にも共通することだが、精神的な鍛錬に
 おいても、いくつもの段階を経て前進する。最初は師の教えを受け、次に、
その教えを自分のものとして吸収することが必要となる。生まれながらに
知識を備えた子供はいない。そして、体得した知識が、ほとんど開かれる
ことのない美しい装飾本のような無用の長物とならないよう、活用することを
心がけねばならない。教えられた知識の意味を深く考えることも大切である。
 釈迦は弟子たちにこう説いている。「私への尊敬の念だけで、私の教えを
鵜呑みにしてはならない。金の細工師が金を切り、熱し、叩いて調べるように、
私の教えを吟味し、試しなさい」。 師の教えを頭で把握するだけでは不十分。
それは、医者の処方箋を枕元に置きざりにするとか、「治った、治った」と
唱えることが、病気の治癒を意味しないのと同じこと。 学習した知識を、
心を流れる想念に一体化させ、包括的なものとしてまとめる作業が必要。
 こうすることで、頭の中で組み立てられた理論が、具体的な自己変革に
結びつく。これまでにも触れたように、これが瞑想の意味するものである。
 すなわち、これまでとは違う、新しい在り様に慣れ親しむことである。
瞑想を実践することで、親切、忍耐、寛容などのポジティプな特質が自然に
身についてくる。そして瞑想を続けることでは特質は強化されない。
 最初は短時間でもかまわないが、この訓練を規則正しく続けているうちに、
特質が自分のものとして同化し、隅々にまで浸透してゆき、ついには第二の
天性として習慣化するようになる。平常心を体得するための瞑想を続けるのも
いいだろう。それには、例えば、花、感情、アイデア、仏像などの対象を決め、
それに精神集中するという方法も推薦できる。最初は心がぐらつくかもしれ
ないが、訓練するうちに鎮められるようになるだろう。蝶が花から飛び立って
も、またその花に戻るように、精神集中に心を戻せるようになる。
退屈しつつも義務を果たす生徒になる必要はない。
 瞑想の目的は、弾力的で、安定していて、力強く、明晰で、しかも注意を
怠らない心の状態を維持できるようにすることである。瞑想の訓練とは、
勉強を嫌がって駄々をこねる子供を増長させるようなものでなく、心を放置
して台無しにしないで、変革のための有能な道具として鍛え上げることである。
 瞑想の仕上げの段階に到達したら、思考のべールの後ろ側に常に存在する、
純粋な気づきの状態、具体的には、自分が壮大な宇宙に存在するように、
心を完全に解き放った状態にする仕方で、あるいは、心をよぎる思考の本質を
つぶさに見つめる方法で、意識そのものを抽象的で概念的にではなく、直接に
凝視することができるようになる。瞑想方法は多様だが、どれもが内的変革
プロセスの一環という共通の機能を持っている。瞑想は、単に知性が反映
されるものではない。なぜなら瞑想とは、同一の内省的分析、同化の変革努力、
そして同一の熟考であり、それをたゆまず反復する経験である。 ≫ 
▼ 海外旅行での目的地までの列車や、飛行機内で、ひたすら黙想するが、
 これは、一種の瞑想である。行きの機内と列車内は、日常から非日常へ。
帰りは、非日常から日常への心の切替えと、旅行の総括のための沈思黙考
の場。「聞き、考え、瞑想する」ことは、体験を経験にかえるプロセスになる。
ー偶然だが、以下の内容につながる。〜瞑想とは心が魂と一体化した状態。
・・・・・
4015, 閑話小題
2012年03月23日(金)
   * つれづれに
 変わりばいのない日が続くが、それも良い。 首都圏、特に東京の下町に
住む人たちは、直下型地震で不安だろう。震度7は、観測以来、神戸震災と
中越地震と東北大震災以外に起きたことがない。そのため大都会の直下型の
場合、なすスベがない。引っ越す決断も下せないし、下町の人ほど都会っ子の
軽さも重なって長野、高崎、新潟に住むのは都落ちという惨めさが強い。
 私が東京在住だったら、一年以内の引越しを考える。勤務が東京で仕事上、
難しいなら大宮か熊谷に引越し、そこから通勤する。夜間か土日の直下型地震の
場合は被害を免れるのでリスクが半減する。 家族のリスクが半減する上に、
帰る家が残る。 ところで去年の今頃は、会社の閉鎖を決定、無我無中で整理の
手順に入っていた。同時に東北大震災と、原発事故が進行中で、非常事態の
刺激的な日々。 何ごとも動き始めると、次々とすべき手順が現れ出てくる。 
決断を少し早めると打撃は半分で済むが、少し遅れると二倍になる経験則を
持っていたため、マイナスエネルギーの重圧は4分の一で済んだ。止め時は、
あの三月末しかなかった。 べき時に、べき決断をして本当に良かったが、
奇しくも30周年記念日の前日に会社消滅とは・・・ 
   * ウドンの素
 自宅での昼飯は大方、カレーか冷凍の讃岐ウドンかキシメンかチャーハン。 
冷凍ウドンとキシメンには、私が業務スーパーで買ってくる「ウドンの素」
を使っている。 ところが先日のTVで、このウドンの素が多くの下味に使える
料理の紹介特集をしていた。鍋の下味、味噌汁、生ラーメン、チャーハン、
生卵、卵焼き、炊き込み飯、などが格段に美味しくなるという。ウドンのダシ
といえば、昆布とカツオとの混合。それが素なら、ウドンダシ以外に使えて当然。
何ごとも、その枠を取り払うと、色いろ応用できる事例。家での隠し味は昆布の
出汁を使っているが、それにカツオ節を混ぜれば同じ? 
以前、「ホテル・レストランショー」で、カツオ節を粒状にしたダシ専門
会社が出店していた。 ウドンの素をを納豆にかけてみたら、なるほど美味い。
色いろなフリカケがスーパーに並んでいるが、隠し味の素のネタが、あるはず。
春の高校野球を含めて、サバンナもサバンナ(日常生活)なりに、面白い。
 ・・・・・・
3649, 地震 ーつれづれに ー10
2011年03月23日(水)
  * 日本経済がどうなるのだろうか?
 リーマンショックで死に掛かっていた日本経済は今後どうなるのだろうか? 
  ● まずは聞き及んでいる危なそうな話。
△ 地元のNSGなどの専門学校と、新潟大学などが卒業式と入学式を自粛。
  そのため稼ぎ時の美容室とホテルが大打撃。
△ 優先的に被災地が優先されるため、地元業者への建材の入手が困難になり、
  経営の根幹に関わる問題になっている。物から人へと民主党の政策のため、
  今回のような震災になると重機の絶対量が国内で激減。
   このような事態になると民主党の政策そのものが否定されたことになる。
△ 公務員の期末、期首の移動の歓送迎会が殆ど中止勧告。この時期に、
  当てにしてきた飲食店も大打撃。駅前などの繁華街は閑散としており、
  入店客は皆無の状態。
△ 注文していた商品が入荷したと家電チェーンから電話があったが、
  「節電のため、午後一時からの営業時間」という。学生が上京などで
  家電を揃える時期にである。
△ IT化で出張などが激減している上に、日帰り圏の地方の駅前ホテル
  などが大打撃を受けている上に、これ。厳しさが身に沁みる。
△ 高校野球の特別枠の佐渡高校では応援団を出さないことに決定。
△ この震災は12〜16兆円の直接損失というが、間接損失を含めると、
  その何倍になる。国民総生産はマイナ10数パーセントの可能性がある。
△ 東北・関東の農業、牧畜は雨などの水で汚染され、壊滅状態に。
△ 計画停電は夏まで続く上に、ガソリン不足が経済の足を引っ張る。
  ピークの夏では25パーの電力不足になる。恐ろしい限り。


6217,閑話小題 〜 人類の未来は明るいか? ―3 否定派の論

2018年03月22日(木)

     『人類は絶滅を逃れられるのか―
              ―知の最前線が解き明かす「明日の世界」』 
    * 否定論: 未来は暗い! 
 「人類が今世紀中、生存可能か否か?」の設問に当初は、冗談にしか思え
なかったが、今では3割は有りうると思うようになった。ロシアのスパイ上りの
大統領の策謀で、アメリカ大統領が選出され、アメリカ国内だけでなく、世界が
混乱の際に陥っている現状を見るにつけ、悲観的になるのも当然のこと。
 
  〜マルコム・グラッドウェル
☆ 進歩は新たなリスクを生む
 有る問題を解決する進歩は、新たな問題を生む。
 原子力がいい例。原子力は良いエネルギー源だが、究極的には街を吹飛ばす。
☆ 1%のリスクが進歩を台無しにする可能性がある
 人類の99・9%の暮らしが昔より良くなった、残りの0・1%で、恐ろしく
 惨めな状況に突き落とされる可能性がある。ソ連ではスターリンの一人のため、
 2000万人が殺された。この男一人以外全員が天使だったとしてもである。
 私たちはキリスト教の起源から現代まで進歩に取りつかれていたようだ。
 今はAIの時代である。人間は進歩により、自分の能力への不満を補ってきたが、
 テロリズムと気候変動のリスクは増大する。
―
  〜アラン・ド・ボトン
☆ 人間の本質は1000年たっても変わらない
 人口爆発の危機、核戦争へのシナリオ、増大し続けるテロ、AIの脅威、
 気候変動リスク…が山積み。
☆ データ(寿命、貧困、平和、民主主義といった指標)によって人間の暮らしは
 豊かになっているのは既に証明されているとする肯定派に対して、5年、10年後、
 25年後に人類が今より進歩していると言う保証は全くないと言う否定派。
・人間は結局「死への恐れ」と「妬み」から自由になれない/絶対的な貧困は未来
 でも消えることはない。寿命がいくら伸びてもそれに対応する「哲学」を人類は
 持っていない。
・人間の脳は不完全だ
・世界史の災禍は完璧主義が引き起こしてきた。
―
▼ インド、中国で10億人が貧困から脱出しても、その隣では、怒れた独裁者
 一家が国を私物化し、核ミサイルを恐喝手段にした危険極まりない戦争の間際
に陥っている。 しかし、アメリカも同じか… 人間という生き物、欲望に際限
はなく、どんなに豊かになっても、満足することはない。進歩をしても、満足が
出来ないから始末が悪い。人間の肯定と否定感の比率は、2対1というが、会場の
聴衆も大たい、その位の7対3の割合だった。ところで、進歩を内的、外的に分け、
学生時代に比べて、『進歩をした? 後退をしたか? どうだ?』と問われたら、
如何だろう? 『山は高くなった反面、谷は深くなった!』になるが… 
『こんな筈ではなかった!』か、『こんな時代を経験出来ようとは、進歩7対、
ところにより後退3じゃないか! ただ、面白かったと言えるだけ幸せか。』
自分に対する言訳のところもあるか。「日々、是、言訳」で良いじゃないですか!

・・・・・・
4755,そんなに長生きしたいですか ー7
2014年03月22日(土)
    『日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか』久坂部 羊著
   * 早いーうまいー安いー
現状の終末医療の現状を知れば知るほど、恐ろしくなる。以下の内容が現実。
《 ある医療講演会で、こんな話を聞きました。「早い!うまい!安い!」
 という看板のスライドを見せて、これはある牛丼屋の宣伝文句ですが、
うしろに「治療」という言葉をつけると、そのまま病院のキャッチフレーズに
なるというのです。たしかに、早い治療、うまい(上手い)治療、安い治療は
患者にとって最良のもの。講演者はさらに続けて言いました。
「『治療』の代わりに、「死」という言葉をつければ、今度は理想の末期医療
になります」早い死、うまい死、安い死というわけです。なるほど、うまいこと
を言うなと、私は感心しました。・・ その発想だけでは現実は立ち行かない。
患者はほとんど見込みがなくても治療を求める、医師は治療すればするだけ
儲かる、この状況では、医療費が膨大になって当然。そろそろ冷静になって、
現実をしっかり受け止め、無駄な延命治療から死を支える医療に転換すべき
ではないでしょうか。 死を支える医療は、よけいな治療をしません。
医療費が安くなれば、患者側も自己負担が少なくてすむし、国民の医療費も
削減されます。これで困るのは、無駄な治療で収入を得ている医師だけでしょう。
早い死というのは、患者を見捨てることでありません。苦しむ時間を短くする
という意味です。病気や老いと闘いながら、精いっぱい生きてきた人も、死が
近づくとどうしても衰弱します。食事や排泄などが自力でできなくなり、これ
以上生きることの意味が見出せなくなってしまいます。それを理想主義的な
励ましで無理にがんばらせたり、延命治療で長引かせるのは残酷なことです。
死は自然の成行きですから、どこまでも抵抗するのは不毛です。極論かも
しれませんが、死が避けられない状態になってから、少しでも長くとあがくのは、
手遅れだと私は思います。そうなる前に時間は十分あったはずです。・・・ 》
▼「終末期医療費が全老人医療費の2割を占める!とか、国民一人が一生に
 使う医療費の半分が、死の直前の二ヶ月に使われる!」という報告がある。
だから、医療側からすると、可能な限り生かしておいて方が良いことになる。
生かしておいて拷問の苦しみを与え、その治療費を膨大に絞るとる末恐ろしい
現実が、そこにある。末期ガンは、どのみち助からない。だったら死をサポート
する医療があるべきである。これでは入院前に、青酸カリか、致死量の睡眠薬を
準備をしておくべきと、考えてしまう。そう簡単には、死ねないのである。 
良くも悪しくも死ぬまでは生きている。死ぬのは挫折でも、何でもない。
目出度いことなに、何で延命をするか、それが利益のためなら、
犯罪的システムではないか。
・・・・・・
5850,物語で経験する「生老病死」
2017年03月22日(水)
       <老いの風景 ー物語で経験する「生老病死」〜石光勝(著) >
  * 経験の4つの形と、物語化
 経験の意味を、ここで理解しやすく紹介している。 〜P/18
≪ 本屋大賞や吉川英治文学新人賞などを受賞した冲方丁が『天地明察』で、
 「人間は経験したことがないものを、理解できない」としてうえで、経験には
4つの形があると言います。
 【人間は、視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚の5感で直接的経験をする。
 生きていくうえで、それだけに足りず、他者の経験による間接的経験に
依存する。しかし、誰にも実証は不可能な神話的、宇宙的な経験をする。
こういた3つの経験をもとに万人に伝える形にするのが第四の経験、いわゆる
物語です。物語は架空にあるにかかわらず、時には社会を動かすような力を
発揮します。】
 つまり、物語を読むことが‘経験’になるというのです。
言われてみれば、私たちは『三国志』で、中国の後漢時代を、『戦争と平和』で
帝政ロシア時代を、『竜馬がゆく』で日本の幕末期を経験した。それは世界史や
日本史の資料や知識では決して得られなかったはずです。
 批評の神様の小林秀雄の同じようか言葉に出逢いました。
「経験という言葉は西洋の言葉だが、誰も合理的な経験なんてしません。
ナマの経験の意味というのは、各自みんな自覚しえないものです。みんな、
自分の経験に対しては支離滅裂なことしかわからない。そこで創作という形式が
必要になる」というのです。これを逆に捉えると、創作という形式の物語によって
初めて、合理的な‘経験’が得られるということでしょう。≫
――
▼ 16年続けてきた、このテーマ日記は、毎日の読書や体験をテーマを元に、
 物語化の創作をしていることになる。事業人生45年をテーマに、50回以上に
わたって書いたのも支離滅裂で行き当たりばったりの転職、転業を、尤もらしく
文章化をすることで、合理的経験として修練したに過ぎない。人生など、所詮、
その程度のことでしかない。それぞれの人にとっての物語化の方法がある。
散歩の最中、頭に浮かぶ雑念を、物語化するとか、旅行に出て、日常に溺れて
いる自分を見つめ直すのも一人語りの物語化になる。そのためには独りの場が
必要になる。毎日、TVで楽しんでいる映画とドラマも、その物語を経験をして
いることになる。だから、やみ雲にみないことだが… 著者は、現在進行形の
「生老病死」の「老」を‘経験’するために、小説などにある「老い」を訪ねる
という奇妙な構図の物語なら、面白、可笑しく、哀しく共感する内容である。
山の麓から見ていた「老い」の雲に、一歩踏み込んだ霧の中で、一日一日、
「老」と「死」の何たることかを問うている道先案内人の言葉は、重く響き
わたってくる。還暦、古希を過ぎ、霧は晴れたり、濃霧になったりである。
前をみれば、日々、人数が減り、横をみれば、バタリバタリと… 
 生きている限りは、他人はお先! である。 
・・・・・・
4388, 「うつ」かもしれない ー3
2013年03月22日(金)           
  * ウツの治療 ー「うつ」かもしれないー
            死に至る病とどう闘うか〜磯部潮著
 ウツ症とウツ病の境は、日常生活に支障をきたすかどうか、軽症か重症かは、
「死にたくなる度合い」がが目安という。逆にいえば、それだけ苦しいのである。 
身近にも自死した人が何人かいる。共通しているのは、真面目で、几帳面、感情
は表に出さず、周りの人を思いやる心優しさがある。また、考えに弾力性がなく、
自分一人に固まっている。 こういう人が暴発すると秋葉原の無差別殺人のよう
になる。私がウツ病に何で興味があるかというと、人間の原点が、見え隠れする
かである。人生は生易しくはない。要は難題への対処である。息をつくところが
ないと、ストレスが蓄積していく。ウツの治療には、「薬事療法」と「認知療法」
がある。薬事療法は、医者と相談して症状にあった薬をみつけ最小を前提に治療
すること。それに対し認知療法は、ウツの人の持つマイナス思考、悲観的考え方
を修正するスキルをいう。私は昔から、その類の本を身近において常に手に
取ってきた。その一つに中村天風の一連の「積極一貫」の哲学の本がある。
これは本当によい。 ウツによる歪みが固定化されると、「視野狭窄」に陥り、
自殺の危険性が出てくる。だから普段より予防剤として、少し気持ちが落ち
込んだとき手にする習慣をつけておくとよい。この本にある、
「「5つのコラム」も心のコントロールによい。
1枚の紙に5つのコラム(欄)を作って、何か問題が起きたときの状況や
自分の考えを書き留めていく方法で、頭であれこれ考えるよりも、冷静に
客観的に検討することができる。5つのコラムのうち、(状況、感情、自動思考)
の3つは、自分の「認知のゆがみ」をはっきりとさせるのに役立つ。
あと2つのコラム(別の見方・考え方と最終的な心の変化)を合わせて
書いていくことで、「認知のゆがみ」を直すに役立つ。
 第1コラム 状況(気持ちが落ち込んだり、不安になったときの出来事)
 第2コラム 感情(不安、怒り、悲しみなど))
 第3コラム 自動思考(不快な感情を経験するときに心に浮かんだ考え)
 第4コラム 自動思考とは別の見方・考え方
 第5コラム 最終的な感情と考え(心の変化)
ここで詳細を省くが、ネット検索で「5つのコラム」で調べると、事例が
数多く出てくる。 著者は、日常生活での日々の習慣づけは大変なので、
第三と、第四だけを頭に思い浮かべるシュミレーションを薦めている。
書いるうちに自分の思考の癖が見えてくるだけでも効果がある。
心は荒馬のようなもの、時間と愛情をかけて乗りこなしていくしかない。
・・・・・・
4014, 事業生活39年の、独り語り ー3
2012年03月22日(木)
  * 武澤ゼミ (20歳の頃 ーある教授との出会いー3)
 高度成長の真っ只中、創業人生が面白そうと20歳の時に思い立ち、色いろ
の教授に触発された。その最大の恩師が、人事管理の武澤教授である。
その後も、ゼミOB会に2〜3年に一度は参加していた。10年前に亡くなられた。
【 1024, 22歳の日記−2   ー武澤ゼミについて
 何度か書いた事があるが、ゼミについて考えてみる。この時期は、武澤ゼミと
寮とクラスメイトなどの過去4年間の友人が、ほとんどを占めていた。その中で
武澤教授の影響が大きいことが、当時の日記からうかがい知ることができる。
ゼミでは、一週間前に社内トラブルの事例(ケース・スタディー)の用紙を
渡される。その間に対処を考えて、全員で徹底的に議論をする。 
その後、その事例研究のベストの答えの用紙を見せられる。そこで私たちの
出した結論と、その差異について更に議論をする。また二班に分かれて、
それぞれが議論した結果を持ち寄り、互いに議論する。その結果、知っている
限界の知識と体験をもとにした、それぞれの地言葉(赤裸々)の議論になる。 
教授は要所要所以外はほとんど話さないで議論の推移を聞いている。
考えるヒントを与え、議論を通して「考えること」を促す。そして
「考えることは如何いうことか」と、一歩踏み込んでいく。そこに各自の
知識不足を自ら気づく仕組みになっている。当時の日記を写して気づいたが、
ソクラテスの「対話法」の真理追究を、そこで体験させていたようだ。 
素朴に深い疑問を常にもって、社会や世界を見る目を持たせるのが目的。
対話の訓練が友人に受けたのだろう、卒業まじかに多くの友人が私に集中
してきた。誰もが卒業という節目で迷っていたからである。武澤ゼミで学んだ
ことは、社会に出て、事業の組立てなどに非常に役に立った。冷静な事実の
把握と、仮説の積み上げと崩しの、繰り返しの中で計画の練り上げをして
いくのと酷似していた。要は地頭で考える訓練であった。 】
▼ 振り返ってみて、事業人生で学生時代の3人の教授と、コンサルタントの
 渥美俊一に大きな影響を受けていた。渥美コンサルタントは、カリスマ的
流通革命の指導的立場にいた。 学生時代に、鈴木教授に「意志」の自覚。
野田教授に「統合(経営)」。武澤教授に「分析(冷静)」を学んだ。
独り総括をしていると、「私の人生は結局は何だったのだろう?」という、
基本的な問いが、立ち上がっては消える。人生など何の意味(価値)もない
こと位は分かっていても・・哲学を学生時代に、より深く追求しておくべき
だった。それもこれも還暦過ぎれば、それがどうした!でしかないとしても。
・・・・・・
5485,閑話小題 〜51回の海外ツアーで ー��
2016年03月22日(火)
    * 世界の絵画
 ベルギーのフランドル地方の古都ゲントの大聖堂にある
『フランドルの祭壇画』を、以前にみてきたが、立花隆が、死ぬ前にみて
おきたいと、わざわざみにいった絵画。この絵画はスペイン圏では、非常に
有名で、スペインから毎日、特急が出ているという。教会の定位置には、模写
の絵画飾られていて、特別のコーナーに本物が防弾ガラスの中に、監視の元で
飾られていた。模写のコーナーでは写真撮影はオッケーだが、本物のコーナー
では不可。少女が賛美歌を歌っている表情に、それぞれの内面が出ていてよい。
 ルーベンスの『夜景』と、エル・グレコの『オルガス伯爵の埋葬』、
ダビンチの『モナリザ』、ベラスケスの『ラス・メニーナス』、
ボッチィチェリの『春』、ゴッホの『ひまわり』、ピカソの『ゲルニカ』と、
このファン・エイクの『フランドルの祭壇画』を見れたのだから、これで良し
としなければ。 絵画といえば、スペイン、英国、オランダ、ベルギー、
イタリアである。 一枚の絵画の中に、さまざまな思惑、情報が詰込まれている。
ひとつ『夜景』を取上げると、ここに出てくる人たちは、自分の姿を後世に
残すため、この絵画を特注したという。 〜『夜景』をネット検索すると
《 レンブラントに発注した18人の名は中央右後方の盾に描かれている。
 その他、鼓手、少女、少年などが絵の中には描かれたほか、左側には絵が
切り詰められる前はあと2人ほどの傍観者が描かれていた。この時の支払いや
受注の記録は全く残っていないが、発注者たちの記録によれば各人が
100ギルダー、計1,600ギルダーがレンブラントに払われた。これは当時の
肖像画の報酬としては大きな額である。
 絵画は次の三つの要素のために有名である。
・まずその巨大さ(縦3メートル63センチ、横4メートル37センチ)、
・次に光と影の効果的な使用、
・そして当時は不動の姿勢で描かれた軍隊や自警団の集団肖像画に
 動きの要素を取り入れたことである。
『夜警』はオランダ黄金時代の絶頂期であった1642年に完成した。
この絵は題名となった(火縄銃手組合による)市民自警団)が出動する瞬間
を描いている。・・一斉に人々が動き始めたため、その下では犬が吠えたて、
左には少年が走り回っている。各隊員はそれぞれ異なった方向に体を向け、
多様な表情を見せて、隊員の動きが交錯して画面に興奮を生み出している。
いずれも体の一部分しか画面に映されておらず、全身が描かれているのは
3人のみ。》とある。 絵画を描かれる背景の意味などを知るか知らないかで、
捉え方が全く違ってくる。芸術とは、そういうことである。


6216,閑話小題 〜 人類の未来は明るいか? ―2 肯定派の論

2018年03月21日(水)

     『人類は絶滅を逃れられるのか―
              ―知の最前線が解き明かす「明日の世界」』 
  * 楽観論 〜人類に起きた良いこと10
 非国家アクター(NGO)などによるグローバル化や情報革命で、生活水準が
大幅に向上し、個人と集団がコラボレーションする領域が大幅に改善されている
と主張する肯定派のスティーブン・ピンカーの「人類に起きたいいこと10」
をリストアップすると…

――            
≪ 第一に、寿命。150年前、人間の寿命は30年だが、今は70年で40年も伸びた。
 第二に、健康。ウィキペディアで天然痘と牛疫を調べてみてください。
 「牛疫は感染症だった」と、過去形で書かれているはずです。つまり人類に
  最大級の苦痛をもたらしてきた二つの原因は、永久に撲滅されたのです。
第三に、豊かさです。200年前、世界の人口の85%は極貧生活を送っていました。
  それが今は10%に低下しています。さらに国連によると、この割合は2030年
  までにゼロになりそうです。
第四に、平和。人間の最も破壊的な活動、すなわち大国間の戦争は廃れつつある。
  先進国間の戦争は70年、超大国間の戦争は60年間起きていません。内戦は
  相変わらずありますが、数は減っています。
  世界の戦争による死亡率は、ギザギザの下降線を示しています。第二次世界
  大戦中は10万人中300人でしたが、1950年代には22人、1970年代には9人、
  1980年代には5人、1990年代は1.5人、2000年代には0.2人と減っています。
  シリア内戦の勃発後も、2000年代のレベルに戻ったにすぎません。
第五は安全です。世界の暴力犯罪の発生率は低下しています。それも多くの場所
  で大幅に主な犯罪学者の間では、向こう30年間で世界の殺人発生率は現在の
  半分に減ると見られています。
第六に、自由。逆行している国はありますが、世界の民主主義指数は史上最高。
  世界の人口の60%以上がオープンな社会に住んでいます。こちらも史上最高。
第七に、知識。1820年、基礎教育を受けている人は17%にすぎませんでしたが、
  現在は82%に上昇し、急速に100%に近づいています。
第八に、人権。世界的なキャンペーンが展開されてきたこともあり、児童労働、
  死刑、人身売買、女性に対する暴力、女性の性器切除、そして同性愛を
  犯罪と見なす国は大幅に減ってきました。
第九に、男女平等。世界的なデータを見ると、女性の教育水準が高まり、婚期が
  遅くなり、所得が増え、権力や影響力のある地位に就くことが増えている。
最後に、知性。すべての国で、知能指数は10年で3ポイントのペースで上昇。

 先進国ほど、環境が改善、犯罪組織を監視し、市民を教育し、医療を提供
する資金的余裕がある。 教育水準が高く、女性のパワーが進んだ世界は、
独裁者に支配されたり、戦争に関わりにくい。これらの進歩を後押しする
技術革新は加速する一方です。現在もムーアの法則は有効であり、ゲノミクス、
神経科学、人工知能、材料科学、データに基づく政策立案が急速に増えている。≫

――
▼ 上記の世界のボトムの改善の実態を改めて知った。200年前、世界の人口の
 85%は極貧生活を送っていたが、10%に低下。 基礎教育一つみても、17%
から80%に増加している。これらは科学革命など情報機器の進化の影響がある。
私の実感からして、当時からみた現在の世界は、バラツキは大きくなっている
としても、明るい世界になっている。としても、現在の若者たちが、その延長に
果たしてあるかといえば、疑問である。日本の敗戦直後に生れ出た私たち世代が
あまりに恵まれていた時代格差の問題になる。こう言い替えることが出来る。
「私たち世代は、肯定派のとおりだが、次世代からは、否定派の主張が正論に
なる。」ということか。 次回は、否定派の論になる。   〜続く

・・・・・・
5119,がんばれ〜!の絶叫 
2015年03月21日(土)
    * 風に立つライオン 
 映画の冒頭の場面が、アフリカの大地を少年たちが横一列に手を組み
歩いていく。そして、暫くして地雷の爆発がする。子供を使った地雷探し。
ケニアの病院研究所から国境近くの病院に派遣された医師は、そこが
実質、野戦病院であることを知る。そこは戦闘で腕や足を切断したり、
縫い合せる治療が中心の中で、主人公が、日の出の中、大地に向かって、
「がんばれ〜!」と何度も絶叫する。しかし終盤、極限の日々の中で、
自身に向けた絶叫と告白する。 見終わった後、内容が重いため、面白い
とか、ストレス解消より、何も考えられなかった。しかし、夜半、映画の
様々なことが、思い出されてきた。最後は、殺された後、行方不明になる。
 さだまさしが、この話を知り、感動して書いた原作『風に立つライオン』
を映画化。 そのまま題名の曲名にした歌がある。 〜内容説明から
≪1987年、日本人医師・航一郎(大沢たかお)は、大学病院からケニアの研究
施設に派遣される。アフリカ医療に生涯を捧げたシュバイツァーの自伝に感銘
を受け医師を志した航一郎にとって、それは願ってもいないチャンスだった。
しかし、それは恋人との長い別れも意味していた。父の跡を継ぎ、女医として
離島医療に従事する貴子(真木よう子)を遠く日本に残さなければならなかった。
理想を胸に研究と臨床の充実した日々を送っていた航一郎は半年後、現地の
赤十字病院から1か月の派遣要請を受ける。物見遊山のつもりで赴いた彼は、
重傷を負って次々運ばれてくる少年が、みな麻薬を注射され戦場に立たされた
少年兵である事実に愕然としながらも、この病院への転籍を志願する。
過酷な状況ながらも生き生きと働く航一郎は、医療団からの信頼も厚かった。
一方、同病院に看護師として派遣されてきた和歌子(石原さとみ)は、確かな
スキルと手際の良さで、航一郎と時折ぶつかりあいながら互に認め合っていく。
そして、心に傷を抱えた少年たちを「オッケー、ダイジョブ」と温く包み込む
航一郎は、いつしか少年たちの良き友であり、師となっていた。
そんなある日、病院に少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれる。 彼は銃傷よりも、
両親を目の前で惨殺され、麻薬でかき消された心の傷が甚大だった
 ― 航一郎は、そんな彼の心の闇に真正面から向かっていくのだが…≫
▼ 20代30歳代の頃、もう極限!という場面で、左手を充電池に、右手を
 手動のトッテに見立てて回転をし、自らに充電する仕草をしていた。
もう一つは、自分をボールにイメージをし、初めは小さく、徐々に、大きく
バウンドさせるイメージを持つ本能的行為だったが、不思議にも、極限ほど、
気力も体力も、湧き出てきた。そうこう考えると、極限の彼が絶叫をしないで
いられない気持ちが現れ出ている。 重いが、心に残る内容。 
エンディングの歌が良い!
・・・・・・
4754,そんなに長生きしたいですか ー6
2014年03月21日(金)
       『日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか』久坂部羊著
   * 「表の安楽死」「裏の安楽死」
 ガン末期の殆どは安楽死だが、当然、裏と表が存在する。ーその辺りからー
《 安楽死は、患者を死に至らせるというショッキングな行為である。
 方法としては、人工呼吸器はずし、塩化カリウムの注射のほか、筋弛緩剤や
インシュリンの致死量投与などがあります。いずれも患者には強い苦痛は
ありませんが、おどろおどろしい印象は拭えません。このように必ず死に
至らしめる方法を使う安楽死を、私は「表の安楽死」と呼びたいと思います。
それに対して、「裏の安楽死」は、必ず死に直結するわけではないけれど、
ほぼそれに近い行為を指す。「積極的」「消極的」という呼び方もありますが、
「表」「裏」のほうが実態に近いと思います。「裏」の安楽死は、当然のこと
ながら「表」よりはるか以前から行われていました。方法は、大量の鎮静剤の
投与や、強心剤の中止、透析や血漿交換や人工呼吸の見送り、栄養の漸減など。
誤解のないように書き添えますが、もちろん必要もないのに大量の鎮静剤を
投与するわけではありません。耐えがたい苦しみを見かねて投与するのです。
苦痛が激しいと、通常量では眠らないので必然的に大量に使われる。
そのとき、家族には副作用で死ぬかもしれないとは必ずしも説明しません。
自分たちが、安楽死を選択したという意識を与えないためです。・・ 》
▼ ここで一人の女性の安楽死をさせるかどうかギリギリの、ケースが
 書かれている。安楽死を懇願され、迷ったが留まった。その結果、一時的に
良くなったが、その後、さらなる苦痛の挙句、亡くなった。懇願されたときに
死なせてやればよかったか、一時的にでも回復したことで良しとするか・・  
普段は医者の口から語られない患者の悲惨な苦痛が、あまりに生々しい。
死ぬ時は、多かれ少なかれ悶絶をして亡くなっていくことは分かっているが・・ 
身近な人の臨終に何度か立会ったが、最後は、家族の了解の中で、医師が呼吸
装置を外し、息を止めている。時どき、積極的安楽死を槍玉にあげた問題が
生じるが、拷問のような苦痛の中で、安楽死をさせるのは当然である。
自分の死を考えると、牛丼屋のように、「早く、うまく(上手)、安く」
あげて欲しい!のは誰しも同じことになる。
・・・・・
4387, 暴走老人!
2013年03月21日(木)
               「暴走老人! 」藤原 智美 (著)
「暴走青年、暴走中年?」のように生きてきたので、今さら暴走老人でもない。
しかしツアーで関西系は言いたい放題が多い。特に大阪のオバチャンより
オジサンが図々しいが、最近は関西系老人が目立っている。歳を重ね歯止めが
きかなくなったのだろう。数ヶ月前に近所を徘徊している痴呆?老人に、
傍につかれ怒鳴られ続けられ、殴りかかれそうになった。最近2〜3度、
顔を見たことがあった老人。何か怒りの先をみつけ、毒を叩きつけているよう
だった。 駅前派出所に届け出たが、怒鳴りでは事件にならないという。
激変する時代から放置された人生に怒り(毒)が蓄積しているようだった。
新潟駅前周辺の地元老人に、こういう人たちを多く見かけた。他人事ではない。
酒を飲んだ自分に時々、彼らの影をみてしまう。ーアマゾンの内容よりー
【待てない、我慢できない、止まらない「新」老人は、若者よりもキレやすい。
現代社会に大量に生み出される孤独な老人たち。その「暴走」の底に隠されて
いるものとは? 老人たちの抱えた、かつてない生きづらさを浮き彫りにする。】
 ーレビューよりー
≪ 小説家の著者は、私と同様、日常生活でたまたま見かけたこれら
「暴走する老人」たちの姿をきっかけにして、現代の激変する「時間」感覚、
「空間」感覚、そして今やマニュアル化した「感情」に老人が暴走する理由を
探るが、あくまでも「暴走老人」は手がかりであり、本質ではない。著者は、
暴走行為は激変する環境に乗り遅れた、あるいは読み違えて「孤立」した
人間の反動的行動と指摘。つまり、断絶的な世代間ギャップが問題ではなく、
暴走はあらゆる世代に共通する連続的な現象となりうるのである。
感覚がまちまちな孤立した個人間の感覚の衝突は、さながらホッブズのいう
「万人の万人に対する闘争」状態である。しかも、個人を律するはずの常識や
規範さえも、日々更新され続けており、今後も加速度的に拡大していくに違い
ない。急激な情報化社会が逆説的に孤立を生み、闘争(=暴走)状況を作り出し、
それももはや止めようがないというのであれば、私は生きていくために今後
どうすればいいのか、途方にくれてしまう。 ≫
▼ 老化は、肉体面では自覚できる。しかし精神面での弛みも出るのである。
 決して孔子の教えのようにはならない。「・・、40にして迷わず。50で
天命をしる。60で耳に順う。70にして心の欲する所に従って、のりをこえず」
ところが、これが真逆になる。「40にして迷い、50でも天命など遥か彼方。
60で自分の人生を悔い。70歳にして呆然自失で暴走化する」これが、最近
みられる老人である。高度成長期の良き時代に生きてきた世代が、低成長の暗い
時代に、老人の枠に入れられ情報機器を使いこなせず、取り残され、直ぐに
切れてしまい暴走を始めたのである。あの歪んだ老人と、理想的な老人像とは、
あまりに懸け離れている。この時代は40〜50年の変化は、昔の4〜5百年
  の変化に等しい。その変化に取り残され、一人彷徨い切れる。
そういう私も似たりよったり。粗大ゴミの成れの果てか。
・・・・・・
5849,「やさしさ」をにつける −��
2017年03月21日(火)     
         <「やさしさ」という技術
                 ―ステファン・アインホルン (著)>
   * 賢い利己主義者になるために
 人間も生命体。その遺伝子は利己主義であり、生命体を媒介として、
生き延びてきた。生き延びるには、まずは賢くなければならない。
利他は回りまわって利己になるため、拙速に利己を求めないだけ。
あらゆる生命が利己的で、人間はその最たるもの。そこで、他者の利己主義と
おり合っていくには賢くなければならない。そのためには「やさしさ」が必要
となる。amazonの内容紹介と、「はじめに」の要約が至極丁寧にまとめてある。
 誰でも出来るやさしさは、無心で何気なく褒めてやること。作家の渡辺淳一
が生前、「思いを入れないで女性を褒めろ」と言っていたが、ついつい、思い
が入る。だからいいのだろうが。
 ――
 <内容紹介>
人口900万人のスウェーデンで驚異の30万部突破!
これが、北欧で社会現象となった世界初の「やさしさ学」講義。

なぜ、見返りを求めない行為があなたの得になるのか?
なぜ、「高い収入」や「名声」を求める人ほど幸福度がダウンするのか?
なぜ、多くの動物が「思いやり」や「やさしさ」を持っているのか?
ノーベル賞の選考委員会を擁する世界トップ医大・カロリンスカ医科大学で
「学生が選ぶ最優秀教授」にかがやいた名医が、わかりやすく、感動的に語る!
「死ぬ前に後悔しない人生」を確実に手に入れるための名講義、待望の日本上陸。

 ◎やさしさは誰でも身につけることができる「技術」である
 ◎「高収入」「名声」を求める人ほど幸福度が低い
 ◎銀メダル選手より銅メダル選手のほうが満足度が高い
 ◎他人に目をかけられることは心身の健康に不可欠
 ◎他人を褒める人ほど出世する
 ◎衝突は百害あって一利なし
 ◎やさしさは個人にとっても社会にとっても大きな「得」をもたらす
――
  ―「はじめに」よりー
       オルダス・ハクスリー(イギリスの哲学者・小説家)
「おはずかしい話ですが、私は生涯、 人類の行く末について考えて
きたというのに、 結局は“もう少し人にやさしくしなさい"という
言葉よりも ましな助言を人に与えられないことがわかったのです」
  〜〜 書評より 〜〜
「お金持ちになる方法や、頭がよくなる方法、創造力や仕事のスキルを高める
方法について書かれた本はすでにたくさんあるが、やさしさの技術を磨き、よい
ことをして成功する方法について書かれているのは、本書以外にはないと思う。
一般的な通念では、やさしさとは「生まれもった資質・性格」であって、個人
の意思でコントロールできるものではない。だが本書を読んでもらえればわかる
とおり、これは正しくない。一部は親から受け継ぐものだが、やさしさは、
誰でも意識的に身につけることができ、一生磨き続けることができる「技術」。
そしてこの技術こそが、人生で成功を収めるために、そしてこの世界をより
住みやすい場所に変えるために、もっとも重要な要素なのである。
さらに私が伝えたいのは、私たちは自己犠牲的な博愛主義者になる必要はなく、
利己的な動機から他人によい行いをしてもまったく問題はないということだ。
やさしさは、まちがいなくあなたの得になる。こう聞いて憤慨なさる方も
いらっしゃるかもしれないが、本書を読み終えるころには、みなさんにも納得
してもらえると私は信じている」
 内容(「BOOK」データベースより)
世界トップ医大で「学生が選ぶ最優秀教授」に輝いた名医が、わかりやすく
感動的に語る!北欧で空前の社会現象となった世界初の「やさしさ学」講義。
なぜ、「与える人」ほど多くを受け取るのか?
――
▼ 「やさしさ」といえば、「東洋的温和」が思いつく。争わず、一歩も
 二歩も譲る大らかさ。アジア人なら何を今さらだろうが。「自分を愛せ、
その後に、自分を愛するように他人を愛せ」ということ。自分を愛するように
他者を愛せるかどうか? これは過去の自分の行蔵についても言えること。


6215,閑話小題 〜 人類の未来は明るいか? ―1

2018年03月20日(火)



    『人類は絶滅を逃れられるのか―
              ―知の最前線が解き明かす「明日の世界」』 
       スティーブン・ピンカー,‎ マルコム・グラッドウェル(著)‎…他。
   * 断絶の時代の真っ只中で…
人工頭脳、ゲノム工学……など、目覚ましいテクノロジーの進歩が、果たして
人類の未来を明るくするか、逆になるかのディベート。なかなか、面白い企画だ。
私は如何だろう? 不穏な朝鮮半島情勢の切迫もあり、悲観的に傾いているが…
 トロントの会場の聴衆はディベートが始まる前は楽観派71%、悲観派29%…
終了時には楽観派73%で悲観派27%となり、楽観派の勝利で終了とある。  
  〜ネット検索によると…
【 人類の未来は明るいか、それとも絶滅に向かっているのか?
 肯定派のスティーブン•ピンカーとマット•リドレー、否定派のマルコム•
グラッドウェルとアラン•ド•ボトン、知の最高峰の4人が真っ向から対立する
知の格闘技だ。このディベートを面白くしているのは、聴取がディベートの前
と後でどのくらい意見を変えたかによって勝敗が決まる点だ。 データ(寿命、
貧困、平和、民主主義といった指標)によって人間の暮らしは豊かになっている
のは既に証明されて … 】
【 「ムンク・ディベート」とは、主催するムンク財団は、世界最大の産金会社
バリック・ゴールドの創業者ピーター・ムンクが設立した財団で、2008年以来、
年2回、世界の第一線で活躍する有識者や先駆的思想家などを呼んで、重要な
公共政策の課題についてディベートする。 】
――
  〜 Amazonの内容紹介より
  世界最高峰の知性が語る<人類の限界>とは。
● スティーブン・ピンカー (『暴力の人類史』)
● マルコム・グラッドウェル(『ティッピング・ポイント』)
● マット・リドレー(『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』)他!
 人口爆発の危機、核戦争へのシナリオ、増大し続けるテロの恐怖、
AIの脅威、気候変動リスク…… 繁栄か、滅亡か。

◎ 非国家アクターの増大は世界史を塗り替えるか?
◎ 遺伝子工学、人工知能においてムーアの法則は有効か?
◎ 第三次世界大戦は核戦争となるのか?
◎ 気候変動は有史上にない災害を引き起こすのか?
◎ 低炭素社会は実現できるのか?
◎ 世界的なポピュリズムへの傾倒はなぜなのか?

<本書の構成>
☆ 第1章 人類の歴史から導かれる明日の世界―4つのシナリオ
・人類の寿命は伸長し続ける/
 医学進歩、貧困率の低下、戦争の消滅、犯罪率の低下(ピンカー)
・人間は結局「死への恐れ」と「妬み」から自由になれない/
 絶対的な貧困は未来でも消えることはない、寿命がいくら伸びても
 それに対応する「哲学」を人類は持っていない(ボトン)
・食糧問題も環境破壊も実際には起こらない(リドレー)
・テロリズムと気候変動のリスクは増大する(グラッドウェル)
☆ 第2章 人類は絶滅を逃れられるのか?―
 ―世界の未来を占う論戦
・IoTがもたらす過剰コネクトとリスク社会
・アフリカ大陸の「絶対的貧困」は解決されるのか
・「成長」や「消費」は本当に誰もが望んでいるものか
・核兵器の数がどれだけ相対的に減っても平和は訪れない
・低炭素社会は実現されるのか
☆ 第3章  明日の世界は「繁栄」か、「滅亡」か
・科学は「なにができるか」は分かっても「どうすべきか」は分からない
・テロや戦争に直面しても秩序が永遠に失われることはない
・人類の歴史は昨日よりも「より安全」「より自由」「より豊か」
「より健康」「より平和」になっている

――
▼ 人類史からみると、平均寿命が伸び、戦争・戦乱が減少、生活が豊かになり、
 科学技術が飛躍的に進歩してきた実績から見て、未来を楽観視したくなる。
江戸時代、明治、大正、昭和、平成の何れに生まれたかった?といえば、
私が生まれた「太平洋戦争の終戦から現在がベスト」と確信をもって答えること
が出来る。その背景には経済と、科学発展がある。 50数年前の自分に、
「これから先の50年の時代環境は良かった?悪かった? と聞かれれば、
『最善だったよ!』と答える。現在、経済発展は、停滞しているが、科学技術
の発展は、止まることなく「ムーアの法則」とおり続いている。 とはいえ、
階級区分が明確になり、大多数の人は、決して豊かとは言えないことも事実。  
 〜次回は、まず「肯定派」の意見を取上げる。

・・・・・・
5848,閑話小題 〜ブログは、不特定に向けたマシンガン
2017年03月20日(月)

   * 暗闇にマシンガンを撃つような
 何冊も良書を書いているユダヤ教のラビの話。
< 本を書くのは暗闇でマシンガンを撃つようなもので、誰にあたるか、
 まったく予想がつかない。>
「一日・一テーマ」の文章を、ブログで公開してまる16年、「やすまない、
気を抜かない、無心に、全霊を込める」をベースに続けてきた。完成するだけで
精一杯のため、第三者を傷つけているかどうかの精査をする余裕など全くない。
暗闇に向かって無差別に乱射するマシンガンの弾のようでもある。多くの人に
傷をつけてきたようだ。気持ちは遺言のつもり。 毎日、過去の文章を読返して、
誤字とか、シリアスな言葉に冷汗を流すこと屡々。危険を背負っているが故の、
スリルとサスペンスもあるとしても… 公開した言葉は「覆水盆に返らず」。 。
 毎日、テーマを探し、内容を構築し、魂を入れる習慣は絶大な秘儀がある。
私しか書けないテーマと筋書がある。それも知る限りのことしか書けない。
始末が悪いのは、『あくまで、自分のための雑記を公開しているだけ!』の、
開き直りがあること。
   * 死は人生の完成
 「死は人生の終末ではない。生涯の完成である。ールター」の言葉がよい。
 終り(プツン)ではなく、完成と思えば、虚無的にならないで済む?
5円玉を人生に例えると、真ん中の穴が死? 有って、無いような。
70歳代に入ると、後方からの死神の気配が、正面から近くづいてくると
聞いていたが、成るほど日々、その実感をしている。 
 ウェーバーの「生きることは病であり、眠りはその緩和剤、死は根本治療。」
の言葉も、「そろそろ根本治療に入って然るべく時節かな」ということか。
「生きることは病」とすると、生きれば生きるほど、病が重っていく?
それも、その人次第だが。 娑婆には、生きたままの『未完成交響曲』が…
 「人生の完成ですか?死は!」 人は生きたとおりに、死んでいく。
未完成しか生きられないし、未完成で充分だが、生涯の完成と思いつつ、
老いを生きる覚悟も必要じゃないですか? 未完成というからには、
一応、カタチになっているのだから! 所詮は、宇宙の中の粟粒でしかない。

・・・・・・
5483,閑話小題 〜51回の海外ツアーで
2016年03月20日(日)
   * 海外ツアーのテーマの棚卸
 51回の海外ツアーに参加してきたが、その行蔵は何ものにも代え難い財産。
知れば知るほど、世界は広く深いことが解る。10回目辺りから秘境・異郷ツアー
に重心移動をしたが、10年ほど前からは欧州中心になっている。リタイアー後、
諸事情で家内の鞄持ち?のカタチだが、何はともあれ、行けるだけで充分。
「行けるうちに、行けるところに、行っていて良かった」と実感する。
・大陸別では、アメリカ大陸、オーストラリア大陸、ユーラシア大陸、インド
 大陸、アフリカ大陸があるが、万遍なく行くのと、一つに絞り込む選択がある。
・他に、テーマを、文明、文化、山脈、滝、氷河、平原、クルーズ、お祭り、
 有名ホテル巡りなどのテーマを決めて周る人がいる。 〜テーマとして・・
☆ まずは文化。 ツアーの過半数以上は、何処かの首都を経由地として一泊。
 そこには、名だたる美術館や・博物館のコースが組み込まれていて、その国の
名画や工芸品、遺跡などで発掘された国宝クラスの古美術品が展示されている。
それらを、み続けているうちに、門前の小僧、その魅力に取込まれてしまった。 
上野界隈の美術館で、その数点の展示で長蛇の列になる名画などが、数多く
展示されて、間近で見られるのが良い。 文化の一つに、各地の料理がある。
それぞれ各地の特色ある味が、そのまま染み出ていて実に美味しい。と同時に、
日本料理の美味しさに改めて気づくことになる。 文化といえば、お祭り。
北スペインのパンプローナの牛追い祭りと、リオのカーニバルの熱狂がよい。
☆ 次に文明。古代の遺跡の7割がエジプトのナイル流域にあるというが、
 これには圧倒される。他にアフリカ、中東の遺跡郡、中南米の遺跡群もよい。
圧倒的なのが、古代エジプトと、ポンペイと、シリアの遺跡群。そこには数百年、
数千の時空を超えた当時の人たちの息づかいが聞こえてくるようである。
石文明は、それが、そのまま残している。
☆ 何といっても大自然の景観! アフリカ、インド、北米、南米、北欧、
 アルプス連峰、ヒマラヤ連峰などの大自然の景観も圧倒的である。そこは、
文化・文明の数千年の時間とは違う、数万、数百万、数億単位の時間がある。
 行蔵とは、よくいったもの。 以下は12年前のテーマだから、51回と
すると、3年分、行ってないことになる。 世界的パンデミック騒ぎとか、
5年前の節目時などの件で、行けなかったが、それより、年齢からくる気力、
体力、金力?などの衰え。外側(辺境)から、内側(欧米圏)になっているが、
これはこれで、面白い! ライフワークとしての世界観光も、限界点になって
きたが、移動が動くホテルのクルーズ・ツアーがある。しかし年金暮らしには
チトきつい。「生きているうち、元気なうち」と思って、はや、20年、いや
25年になる。なら、あと5年を貫き通せば満点のライフワークになるが。

・・・・・
2004/11/19
ーー地域別分類ーー
『アメリカ大陸』

ー中南米
「18」ブラジル(リオのカーニバル・イグアスの滝)    −1995・02  
「22」ペルー・(マチュピチ・チチカカ湖)         ー1996・06  
「23」べネゼイラ・(ギアナ高地)            ー1997・08
「34」メキシコ                     ー2001.01
「39」パタゴニア                    ー2002・12

ー北米
「2」アメリカ・商業界                  ー1976・07
「7」カナダ・ナイアガラの旅 ー個人           ー1987・08
「8」アメリカ西海岸SC・ペガサス            ー1987・06
「11」アメリカ・ペガサス(ボストン・アトランタ)     −1989・04 
「13」カナダ・ロッキーの旅 ー会社           −1990・05
「40」アラスカ                     ー2003・07

ーーーーー
『欧州』
ーーーーー
「1」欧州30日一周                    ー1967・07
「10」スペイン・イタリア・パリ・ヘルシンキの旅     ー1989・12
「14」スペイン1周の旅 
   (アンダルシア・アルハンブラ宮殿・闘牛)       ー1991・08 
「16」ドイツ・パリ(ライン川下り・ロマンチック街道)  ー1993・12
「25」北スペイン パンプローナ              ー1998・07 
「30」ノルウエー・トロムソ               ー1999・12 
「35」北欧ーロシア-スカンジナビァ            ー2001・06
「38」スイス                      ー2002・07
「41」アイスランド                   ー2003・10
「42」オーストリア                   ー2004・08

ーーーーーーーーー
『アフリカ・中近東』
ーーーーーーーーー

ーアフリカ
「17」ケニヤ(ナクル湖・マサイマラ・アンボセリ )     ー1994・06
「20] 南アフリカ(ビクトリアの滝・チョベ国立公園・喜望峰)ー1995・10 
「21」エジプト・トルコ(カルナック神殿・ ピラミット)   −1996・02  
「24」タンザニア(ウンゴロウンゴロ・セレゲッテイ高原)  ー1997・12  
「29」ケニア・ヌー                        ・08 
「33]モッロコ                      ー2000.11 
「37」西アフリカーコート−ジボアール
    ・ガーナ・ベナン・トーゴ              ー2002・03
ー中近東
                   
「31」シリア・ヨルダン・レバノン             ー2000・04 
「28」イスラエル                    ー1999・04 

ーーーーーーーーー
『アジア・オセアニア』
ーーーーーーーーー
ーアジア
「6」香港の旅                      ー1986・10  
「9」中国(北京・けいりん・上海)            ー1988.09  
「12」香港クルージング                 ー1990・07 
「26」北インド                     ー1998・10 
「27」ネパール                     ー1998・02
「32」パキスタン・中国                 ー2000・06 
「36」ベトナム                     ー2001・11

ーオセアニア
「3」ハワイの旅                     ー1978・08 
「4」ハワイの旅                     ー1980・08 
「5」ハワイの旅                     ー1983・08
「15」フィジー(コマ島・ )              ー1992・11  
「19」ニュージーランド(クウィーンズタウン・
  バンジージャンップ・ミルフォードサウンド)      −1995・05  

・・・・・・

2004/11/01
海外旅行ー履歴

「42」オーストリア                    2004・08
「41」アイスランド                   ー2003・10
「40」アラスカ                      2003・07
「39」パタゴニア                    ー2002・12
「38」スイス                       2002・07

「37」西アフリカーコート−ジボアール
     ・ガーナ・ベナン・トーゴ              2002・03
「36」ベトナム                     ー2001・11
「35」北欧ーロシア-スカンジナビァ             2001・06
「34」メキシコ                      2001.01
「33]モッロコ                      ー2000.11 
「32」パキスタン・中国                   2000・06  
「31」シリア・ヨルダン・レバノン              2000・04  
「30」ノルウエー                    ー1999・12 
「29」ケニア・ヌー                        ・08 
「28」イスラエル                         ・04 
「27」ネパール                          ・02
「26」北インド                    ー1998・10   
「25」 北スペイン                        ・07  
「24」タンザニア(ウンゴロウンゴロ・セレゲッテイ高原)ー1997・12  
「23」 べネゼイラ・(ギアナ高地)                ・08
「22」 ペルー・(マチュピチ・チチカカ湖)       ー1996・06   
「21」エジプト・トルコ(カルナック神殿・ ピラミット)      ・02   
「20] 南アフリカ(ビクトリアの滝・チョベ国立公園・喜望峰)ー1995・10  
「19」ニュージイランド
  (クウィーンズタウン・ バンジージャンップ・ミルフォードサウン)                                                        ・05  
「18」ブラジル(リオのカーニバル・イグアスの滝)        ・
「17」ケニヤ(ナクル湖・マサイマラ・アンボセリ )     ー1994・06 
「16」ドイツ・パリ(ライン川下り・ロマンチック街道)  ー1993・12 
「15」フィジー(コマ島・ )              ー1992・11
「14」スペイン1周の旅 
   (アンダルシア・アルハンブラ宮殿・闘牛)      ー1991・08  
「13」カナダ・ロッキーの旅                  ・05
「12」香港クルージング                 ー1990・07 
「11」アメリカ・ペガサス(ボストン・アトランタ)        ・04     
「10」スペイン・イタリア・パリ・ヘルシンキの旅    ー1989・12   
「9」 中国(北京・けいりん・上海)          ー1988.09   
「8」アメリカ西海岸SC・ペガサス                ・06
「7」カナダ・ナイアガラの旅              ー1987・08    
「6」香港の旅                      ー1986・10          
「5」ハワイの旅                     ー1983・08
「4」ハワイの旅                     ー1980・08 
「3」ハワイの旅                     ー1978・08  
「2」アメリカ・商業界                  ー1976・07
「1」欧州30日一周                    ー1967・07
   * つれづれに、哲学
 10数年前から、哲学に興味を持ち、初心者用の本を、読んできたことも
あってか、少しずつ、現象を自分の脳で考えることが出来るようになってきた。
意外と、人は考えてないことが解るようになってきた。 それと、考えない
ことは罪であり、その罪で、自分が罰しられていることに気づいてない。
まずは認識だが。対象に主観が従うのではなく、主観が対象を従わせることが
自覚できない。小さな脳の主観の妄想が世界と信じきっている自覚がない。



6214, 閑話小題 〜米朝開戦 −6

2018年03月19日(月)

   * 北が核開発とミサイルの放棄だって?
 急遽、コミックなお二人の掛合いが始まった。有得ない「北が核開発と
ミサイルの放棄」が前提だが、金様が命乞いなど、する筈はない。一方的
虐殺後の言訳づくりのトランプのポーズなら解る。 開戦ともなれば、
数百万人レベルの死傷者も、覚悟の上だろうが、日本も、10〜20%でも、
数十万人レベルの被害になる。
このテーマで、何回か書いてきたが、回を重ねる度に深刻度が増している。
――
熊: 今さら何だい、北が本気で核放棄をするわきゃないだろうに。
寅: 4月のアメリカの攻撃に怖気ついたのと、中国も本気になって制裁を
 強めて外からの物資が入らなくなったためさ。この4月が危ないからね。
 そこで5月の会談の設定にしてさ。トランプ 後先、考えずに、オケーの
 即答とくりゃ〜、思うつぼじゃないか。
八つぁん: あの男、世界の政治にド素人だもの。バカとシャッポは軽い
 ほど良いというけどね、あれは酷い。 
大家さん: 北の続けてきた「ソウル炎上」の恐喝で、何度も大金を騙し
 取ってきた前科持ち。それしか能がないんから、そりゃ必死になるさ。
 ただ時間だけを延ばして、規制を緩めて、あわよくば金を揺すり取る魂胆
 が見えみえ。ここでアメリカも本気で揺さぶり入れたからね。
 それと韓国首相も、軽すぎるね。 国家存亡の危機だから解るがね。
八つぁん: ロシアのプーチンの高笑いが聞こえて来るね。
 今さら、金ちゃんも、焼き直すことも出来ないし。脳梗塞待ち?
 トランプは、心筋梗塞待ち?…  
大家さん: ここが土壇場、辛いとこだね。ここで国務大臣を‘なだめ役’
 から、‘超強硬派’の人物に挿げ替えたね。これで結末が見えましたね… 
熊: 北が今さら‘核とミサイルの放棄’なんて有得ないことぐらい、俺ら
 だって分かるよ。 金ちゃんが亡命する以外の全てが空手形さ。そんな
 手練手管の詐欺犯のような口車が看破できないの? 
寅: 歯切れが良かった在日韓国の評論家が、急に口にモノが挟まった
 ように、口を閉ざしたね。俺と熊が口走ったことを言いたいのだろうが、
 我身が可愛いんだろうね。
八つぁん: 常々言ってることだが、戦争だけは避けなければね。でも、
 あそこまで言いたい、やりたい放題を、アメリカのフィクサーが見逃す
 わけがないさ。その最右翼の連中が政権中枢に占めているんだから… 
 結果は見えてるね。それなりの虐殺前の表向きのショーも必要だがね。 
 開戦は決断済さ。歴史に残る決断だからね。 
大家: アメリカ本土に向け数発、ミサイルを打込んだのは、いけません。
八つぁん: 祖父、父と三代にわたる世襲独裁国家と、ころころ頭が変わる
 韓国とでは… 権力の基盤が違う。 としても、後ろのアメリカが居る。
寅: この論調からして、開戦は避けられない空気だが、本当に? 
 秋の中間選挙と、ロシア疑惑を打消すにに、丁度手頃の案件。
八つぁん: それと、太平洋周辺の在庫の武器の本格的入替時期に入ったしね。
 あの坊や、やり過ぎたよ、やり過ぎ。実兄と叔父や、周辺の粛清も含めて…
 朝鮮といえば儒教の教えが沁みとおっている国だろう。世界が凝視して
 いる中で、平然として手順を踏むんだもの。
大家さん: 今日は、私が〆させてもらうが、「さらに事態が深刻になった」
 ということ。戦争ともなれば、何でも有りになるが、平和ボケの日本人。
 さて、如何なることに?

  ・・・・・・
2905, 寝入る瞬間を意識したことがあるか
 2009年03月19日(木)
 * 寝入る瞬間を経験したことがあるか?
ある随想に、「寝入る瞬間を経験しようと狙っているが、まだ経験をしてない。
それは死ぬ瞬間に類似しているのではないだろうか?云々・・・」とあった。
以前ここで書いたことがあるが、10年ほど前に、その経験をしたことがある。
その時に「過去の二万回で初めての経験だから貴重の経験だろう。無へ狭間の
瞬間の実感してみた」と記憶として刻印した。 具体的に、どうだったか?
というと、「TVを消した時の画面の感覚で、一瞬のスッと小さな点に意識が縮小
し消えいく感覚。もしかしたら、死ぬ時は、あの感覚ではないだろうか。」
一般的に多くの人が経験していることなのか、してないかは、私は知らない。 
先日、図書館で借りた「現代哲学がわかる」というAERAMOOKという
雑誌の特集号の中で、マギーという哲学者が「哲学人」という著書で、
「何故、人は眠る瞬間を意識できないか?」というテーマで論じていると。
(詳細は書いてなかった)とすると、その瞬間は意識できないことになる。
しかし私は、その一瞬を捉えたのは間違いない事実。私が特殊経験をしたのか、
それともマギーが正しいのか? ネットで「寝る瞬間をけいけんしたか」と
検索したが解答はなかった。ーマギーの「何故、寝入る瞬間を把握できないか」
の論旨を知りたいが、私の推論をしてみる。<寝入ったとは意識が無くなると
いうことだ。 意識が無意識への瞬間など捉える由はないのは、その瞬間の
無の際を経験しようがないのは自明のことだ。見たという一瞬の知覚は、
まだ寝入っていない意識であり実は寝入ってなかったのである。
意識から無意識への移行の瞬時など膨大な無意識が小さな意識の一瞬の補足
できようがないのである。向こう側(寝入ったサイド)から見ると、その
瞬間=扉は、すでに無の世界である故、その瞬間など捉えられない・・ >
ーマギーは、こんなわけの解らない論旨ではないはずだが。しかし、私は
間違いなく、その瞬間を捉えた事実は事実としてあるし、夢ではなかった。
マドロミの中で、漂うことは何時ものことだが。
今度、この本を読んでみるつもりである。
・・・・・・
5117,カエル男の末路 −2
2015年03月19日(木)
       ー日本社会を埋め尽くすカエル男の末路ー深尾葉子著 
  日本社会を築いてきたのがカエル男。「依存としがみつき」を良しとして
 物事の本質(国債、原発事故、政治改革等)にメスを入れない?政治と社会。
そのカエル男社会の治安を乱したホリエモンは、世論に推された検察のシナリオ
で逮捕された。小さな井戸では蝦蟇カエルは、ジャマのようだ。
   * カエル男の4つのタイプとは
 ★ 依存型カエル男(妻にしがみつく) 
  〜月の小遣い1〜3万。独立や転職を「妻、子供がいる」
  と断念したことがある。私服がダサい。妻の話をよくする。〜
 ★ 攻撃型カエル男(家庭外で鬱憤を晴らす)
  〜議論が大得意。親分肌。ミスを部下に押し付ける。使えない部下を
  怒鳴りつける。接客態度が悪い居酒屋で、怒鳴りつける。
 ★ 自己犠牲型カエル男(終身雇用にしがみつく)
  〜35年の住宅ローンを組んでいる。何年もスーツとYシャツ以外の
  服を買ってない。自分は「そこそこ甲斐性がある」と思っている。
  自分は定年まで会社に居れるが、若い後輩は気の毒と思う。
 ★ 現実逃避型カエル男(自己啓発と絆に逃げ込む)
  〜若い愛人がいて、仲間内で不倫自慢をしている。酔っ払うと
  愚痴を言ってしまう。会社は居心地が良く、サービス残業も良しとする。
  休日はイオンや、ヨーカ堂で過ごすことが多い。
▼ 攻撃的型と、現実逃避型カエルは、我身に覚えがある。どの要素を
 誰もが少なからず持っている。『今夜は遅くなる!、○時にはカエル』と、
あいも変わらず毎晩、鳴いている。ひたすら均質性を求める池や田圃では、
彼等のコピーの子カエル、子タガメを再生産をする。大都市へのアクセスが
30分以内が国民の7〜8割を占める日本で、このシステムに何の疑問を
持たない善良な人たちが、日々を過ごす。この「箍」から逃れるには、
アメリカ的価値観から逃れれば良いが、そこは世間様とかが立ちはだかる。
 このシステムは、悲しいかな、敗戦国日本の行きついた姿。これに
スマフォが行渡ったのが、現在の社会現象に現れ出ている。
・・・・・・
5847,閑話小題 〜大相撲の砂被りの茶色の羽織の人たち
2017年03月19日(日)
   * 砂被りの茶色の羽織の人たちの正体は?
 大相撲も、はや中盤にさしかかった。本命と思われていた白鵬が怪我で
休場になり面白みが薄れたが、それでも個性的な力士同士の熱戦が続く。
 数年前から大阪場所で30人位の茶羽織の人たちが目立っていた。
天理教などの宗教関係と思っていた。居間で iPadを見ていた家内に、
『彼らは何の集団だろう。見ていて宗教関係者みたいでもないし。』と、
話すと、暫くして、<大相撲 茶羽織>とネット検索をして説明をして
くれた。そこで、私も検索をすると、すでに7年前の日付の書込みがあった。
≪ 大阪東西会(たまり会)というたまり席で相撲を見る会員制の団体です。
 相撲界には東京・名古屋・福岡には「溜会」、大阪には「東西会」という
団体があります 彼らは相撲維持会員とも言われ、協会支援の親睦団体の会員達。
70年以上の歴史があり、千秋楽に幕下以下の優勝力士に表彰したり力士の断髪式
に立合うなど、結構重要な役割を果たしています。
東西会は大阪場所での親睦会なので、東京場所では見ることはありません。
ここに座る時は桧皮色のちゃんちゃんこを着て、土俵の東と西のいずれかに座る。
絶対、拍手してはダメ。つまり「ひいき」をしてはいけないと決まりがあります。
東西会会員は東と西の溜席を、15日間通しで入手しています。15日通して150万円
だそうです。 たまり席は、維持員会に入会しないと席の権利が得られず、維持
員会のツテがないと入手不可能です。
概ね関西圏の中小企業のオーナーなどでが中心となって運営しています。
なお、維持員会は、欠員発生かつ会員さんの紹介がないと入会できず、しかも
高額の入会金が必要です。 維持員は、協会の審査を受けた上で東京地区300万円
以上、大阪・名古屋・福岡地区 は100万円以上を協会に寄付した人達です。
維持員には、様々な特典があり観覧するのには溜席をあてられます。
茶色の”ちゃんちゃこ”は、大阪東西会の制服です。≫
 ――
▼ 1日につき10万円とは、あまりに多額。そういう目で見ると、成る程、
 人品良さそうな人達に思えてくる。塩かぶり席で大歓声の中で観ると、
金銭で代えられない何かがあるのだろう。
・・・・・・
5482,人生で最も大切な技術 ー32 幸福も苦しみも超えて
2016年03月19日(土)
      『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
  * 幸福も苦しみも超えて
 悟りの心境とは、これほどのことか。「幸福も苦しみも、それからみたら、
相対的な真理でしかない」とは。悠然とした大自然と接し、我を忘れる感動の
一瞬を何度か経験してみたが、その心境そのままである。しかし、これは修行
の叡智から出てきた心境とは違う。  〜なかなかの内容である〜

≪ 絶対的真理という観点から見れば、幸福も苦しみも現実に存在しない。
 幸福も苦しみも相対的な真理でしかなく、それらは、混乱した心によって
知覚されるに過ぎない。物事の本質を理解している人は、何もかもが純金で
できた島に寄港する船長にたとえられる。船長は、ただの石ころを探そうと
しても、金以外何も存在しないことに気づくのである。チベットの渡り鳥と
呼ばれた隠遁者シャブカルは、悟りと慈悲の心を次のように詠んでいる
 ―――

リラックスして、自由解放状態でくつろぎ
壮大な空中王国に到達した
そこは無条件絶対の国
すべてを見通せ、静謐そのものの
壮大な空として、そのままにされるとき
毒を含み、苦痛を伴う心の拘束が
ひとりでに緩んでいく

どこまでも透明な空のような
この国に留まるとき
言葉も思考も表現も越えた歓喜を味わう

一切を包み込む空よりもさらに壮大な
叡智の目で見つめていると
輪廻転生と解脱の現象が
なかなか愉しい見世物になってくる
見事なその連続の中にいるときは
骨を折ることなしに
森羅万象は生起する
まったく安楽に自然に
完全な満足の中で

すべての感覚あるものは自分の母と知る
心の奥深くに潜む母の恩が思い起こされる
空しい言葉ではなく
今、利他の心をもって行為する 

―――
▼ 絶対的真理に到達した悟りと慈悲の心境が、そのまま言葉に現れ
 出ている言葉である。 感動、感動の心境に似ているが、それ以上の
叡智というと・・ 利他の心をもった行為が、人間の到達地点ということか。
・・・・・・
3645, 地震 ―つれづれに  ー8
2011年03月19日(土)
  * 震災 まる一週間
 地震も、昨日でまる一週間になる。当初は、ここまでの大震災とは思って
もいなかったが、時間が経過するにつれて、歴史的な大震災の姿が現われ出て
きている。その上に原発事故の誘発である。大津波だけでも歴史的大災害の上に、
大爆発をして日本中が被爆をしたら本州全体が破綻してしまう可能性がある。
3月11日から日本は、全く違う国になってしまったのである。村山が首相に
なった時に神戸震災、そして今度の首相で、この大震災である。現在、我われは
誰もが身近にデジタルカメラとビデオを持ち歩いている。そのために生生しい
写真とビデオが、あらゆる角度から映し出されている。それが規制無しでネット
で多く飛び交っている。その結果リアルの現実が直接、目前に突きつけられる。 
一つ例に挙げると、私の学生時代の友人が、仙台を気に入って終の棲家として
仙台飛行場近くの漁村に住んでいる便りを貰った。恐らく巻き込まれたのでは
と、その村の名前を検索したところ、その地の震災の惨状の写真が、その村の
ブログに載っていた。跡形もない村の惨状に、驚いてしまった。。
   * 原発事故のリアルな現実
 福島原発事故で、20〜30キロ内の屋内退避が県外退避に転換され
大型バスでの移動が始った。この圏内には14万人が居住していて、今後、
一斉に退避が始まるが、問題はガソリンや食料がないこと。米国などでは、
80キロ圏内の避難を指示しているが、福島原発の80キロ圏内には、更に
数十万人がいる。最悪の大爆発が生じて、放射能が日本中を覆うことになれば
日本壊滅になってしまう。 それが、この数日中に発生する可能性が大と
いうから、何をいわんかである。 リーマンショックで疲弊している上に、
この大震災と原発事故の二重の打撃は、日本経済は致命傷になってしまう。 
まず早急に消費税などの直接税が20パーセントも現実問題になる。
これは15パーの収入減と同じことになる。もちろん、この事態では当然、
受けいれるしかないが、体力を消耗してしまった中小企業は致命傷になる。
日本全体が被災者という現実がある。
・・・・・・
4011, ビジネスマン退職後の誇りある生き方 ー4
2012年03月19日(月)
   ービジネスマン退職後の誇りある生き方章ーキングスレイ・ウォード著
 * 実業界には三種類の成功者群がある  ー 翻訳者の、後書きより ー
【 実業界には、三種類の成功者、つまり二億ドル人間と、二千万ドル人間と、
 二百万ドル人間がいるといわれます。二億ドル人間は、自分の起こした事業を
世界的規模に育てあげて市場を征服することに夢を託す本来的な企業家、実業家。
その結果蓄積される個入の財産は二億ドル(約二百四十億円)を下らないでしょう。
一方、二千万ドル人間は、むしろ経済的な成功の成果である富で普通の人には
できない豪華な生活、つまり豪邸に最高級車、使用人がいて、海外の別荘で
ゴルフといった生活を楽しみたい人たちです。二千万ドル(約二十四億円)以上
の財産がなければ、そのような生活は望めません。そして二百万ドル人間は、
ウォード氏のような人たちです。製造業の例をあげるなら、二億ドル人間は
ホンダの創業者本田宗一郎、二千万ドル人間はホンダと創業をともにした
本社の幹部や部長たちと、関連会社の部品などの経営者たち、二百万ドルは
自営業の域を出ない下請けの町工場の事業主ということになるでしょう。 
二百万ドルは家族を養い、善良な市民の務めを果たしながら二百万ドルの資産
を築けば、よくやったと自分をほめてやれる、ごく普通の金銭感覚を失わない
市井の入です。本書で述べられているウォード氏の意見が私たちの共感を呼び、
私たちにとって適切な助言になるのは、ウォード氏がビジネスマンとして
成功しながらも、市井人の心を失わない二百万ドルであるからです。 
お金は生活を保証するもの、人生にはお金で買えないもっと大切なものがある
というのがウォード氏の持論です。大企業の創業者の人並みはずれた才能、
努力、そして時代を彩るまばゆいばかりのドラマをウォード氏に期待する
ことはできませんが、人生の成功者としてのウォード氏の功績は、決して
彼らに劣りません。ウォード氏は普通の人たちの普通の悩みや喜びを語る
ことによって、人生の成功者になるための秘訣を明らかにしています。 】
 ▼ 三種の成功者の分類が面白い。 娑婆は、それで色分けをして
人の価値を決めていく。日本でも、この数値が百〜二百万、千〜二千万、
一〜二億ドルと少し下がるが、こんなもの。これが人間の価値と信じて
疑わないのが、俗に言う世間様。一歩ひいてみると滑稽に見えるが、世の中
の9割が金で買えるという幻覚の中にいると、それはそれで目安になる。
3つの震災で実業界から退場してみて、「娑婆など死んで三日も経てば、
‘それがどうした!’でしかない儚い世でしかないのが分かる。
逆に、これも肯定してみるのも一つの理で面白い。事業人生を決心してから
去年までの45年間は面白かったが、赤裸々の人生。しかし45年間を通じて
人間社会の実態を多くを学ぶことが出きた充実感が残った。
それも3つの大震災で崩壊。敗者の弁かい!


6213,閑話小題 〜人類の総数は何人か?

2018年03月18日(日)


   * 現生人の総計は?
 ふと、これまでの人類が地球に生れ出た総数を知りたくなり検索すると…
  ―
 ≪ 数年だが、「これまでに地球上に生まれた人間の数はどれほどか」と
 いう推計値を国際非営利団体の人口調査局が発表した。その数は約1076億。
現在、地球上には約70億の人口が存在するので、これまでに生まれた
ヒトの6.5%が、現在生きているということになる。
 このような数値の根拠として、五万年前にたった2人の人から人類の歴史が
スタートしたと想定しているところが興味深い。

 その他、要点だけピックアップして紹介してみる。
•紀元前8000年ころ(一万年前)の世界人口は500万程度と見積もられる
•紀元1年(二千年前)までに3億人に増えたと推測されるが、この間の年間
 成長率は0.0512。
•人類の歴史の大部分の期間、平均寿命は10歳程度しかなかった。
•フランスの鉄器時代においても、平均寿命は10〜12歳程度であった。
•このような時代には、人口を維持するためだけにも千人当たり出生率は80程度
 必要であった。
•今日では、最も出生率の高いアフリカの国においても45〜50程度である。
•乳児千人当たり500人が死亡していた。
•紀元14年のローマ帝国では人口が4500万人だったと見積もられている。
•1650年の世界人口は5億人と推測されるが、この値は紀元1年の3億人から
 それほど増えていない。その理由として黒死病による死亡が挙げられる。
•1800年に十億人に到達し、それ以降は継続的に増加し現在の70億人に至る。≫
―
▼ 自分という存在は、1000億を超えるヒトの中の一個体に過ぎないと思うと、
 何か不思議な気がしてくる。人類の中で唯一残った現生人類だが、その前まで
一時期、共存していた「ネアンデルタール人の突然の絶滅は、何でもたらされた
かの疑問については、約4万年前の現生人類の爆発的増加によるとする論がある。
絶滅直前、現生人類とネアンデルタール人の人口比率はおよそ10対1になっていた
という。さすがに70億は多過ぎ。3〜5分の1の10〜20億人が適切な感がする。
そう遠くない時節に、戦争か、細菌などで、自然調整?が働くことになる?
 今世紀まで持たないだろうという説がある。如何だろう、トランプ、金、
習、プーチンの顔ぶれをみると、不安は倍増する。これらを頭に頂くのも、
自動調整への潜在的欲求の成せる業? これが冗談に思えないから困ったもの!

――――
2004/11/18
1325, 小型のヒト 

以下は、10月末に一斉にマスコミに流された内容である。

「新種」のヒト化石を発見、
インドネシア東部フロレス島
2004.10.28
- CNN/REUTERS/AP

シドニー──現代人が分類されるヒト科ヒト属の新種とみられる化石が、
インドネシア東部のフロレス島で発見された。
身長1メートル弱の女性らしい化石で、少なくとも約1万8000年前まで
生存していたと見られる。オーストラリアとインドネシアの科学者が、
28日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

フロレス島西部にあるリアン・ブア洞窟(どうくつ)から見つかったのは、
女性と見られるほぼ全身大の化石のほか、別個体7人分の骨や歯など。
頭蓋(ずがい)骨の大きさは現代人のものより小さく、
脳の大きさは約3分の1程度。
あごと歯が残っていた。発見場所にちなんで、
「ホモ・フロレシエンシス」と名付けられた。

化石の近くには石器のほか、コモドオオトカゲや、
今は絶滅した小型ゾウのステゴドン、鳥類、魚類の骨も見つかった。
これら骨の一部は炭化しており、ホモ・フロレシエンシスが調理した
可能性があるという。

ヒト科は約700万年前に、チンパンジーと共通の祖先から分かれたと
考えられている。
その後、約150万年前に、北京原人やジャワ原人などが含まれる
ホモ・エレクトスが分岐した。
ホモ・フロレシエンシスは、このホモ・エレクトスの子孫だと見られている。

ホモ・エレクトスは進化に伴い、身長や脳容積が大型化したが、
今回見つかったホモ・フロレシエンシスは、いずれも小さい。
これは、外敵や食料が少ない孤島で進化したため、小型化したもとの考えられる。

ホモ・フロレシエンシスはこの地域に、約9万5000年前から
約1万2000年前まで生存したと考えられ、ヒトの祖先である
ホモ・サピエンスと同時代を生きていたことになる。

研究者らは今後、この化石のDNAを調査し、
種族間の関係を調べたいとしている。
毎日新聞の社説に『小型のヒト』という題名で記事が出ていた。
最近、この発見のニュースを新聞で見ていたが「アジアのどこかで、
一�丹未両�型の人類が発見された」という位しか印象には残ってなかった。
それを解りやすく、面白く解説をしてあった。
数年前までは全くといってよいほど知られてなかった事実である。

ーーーーーー
記者の筆はこのように一つの発見を、このような(後記)内容に
発展させて書くのだ。
特に、
「生物の小型化は孤立した島でしばしば起きる。
資源が少ないことが一因で、いわば「省エネ型」への進化だ。
生き延びたのが私たちではなく省エネ型人類だったら、
エネルギー問題や食糧難は生じていないかもしれない。
環境破壊の度合いも違ったのではないか。
 彼らが現代まで生きながらえ、我々と遭遇したら、と想像するのも興味深い。
現代人の祖先は、数万年前に各地で原人を滅ぼして今に至ったと考えられる。
その「好戦性」が健在であることは各地の紛争から明らかだ。」
のくだりの文章は、現在の人類・文明に対する批判にもなっている。

一つの発見から、考えを発展させる良い見本の文章である。

ーーーー
(毎日新聞 解説 2004年11月12日 0時27分 )

人類はどこからきてどこへ向かうのか
 1万数千年前のアジアの島に、小型象や巨大トカゲとともに、
小さな人々が生きていた。
インドネシアのフロレス島で見つかった小型人類の骨は、人類進化の見方を
変える驚きの発見だ。

 島の名前から「ホモ・フロレシエンシス」と名づけられたこの新種の人類は、
私たちと同じホモ属に分類される。
ところが、身長は約1メートル、頭蓋骨(ずがいこつ)はグレープフルーツ大で、
脳の容積は現代人の3分の1に満たない。
これまで想像だにしなかった小さな「親戚(しんせき)」だ。

 しかも、この人々は約1万2000年前まで存在していたらしい。
人類史からみると「ついこの間」のことだ。現代人の祖先が地球上に登場したのは
約16万年前。両者が同時代を生きたかと思うとなんとも不思議な気がしてくる。

 彼らはジャワ原人から進化したと考えられる。
であれば「ヒトは進化につれて体も脳も大型化した」との常識は覆る。
高度な石器を使い、小型象のステゴドンを狩っていたとみられることから、
小さな脳と「劣った能力」の関係も見直しを迫られる。

 私たちは人類進化の唯一の帰結ではなく、偶然の産物だった。
ほかにも最近絶滅した人類がいるかもしれない。
そう気づくと世界の見え方は変わってくる。

 生物の小型化は孤立した島でしばしば起きる。
資源が少ないことが一因で、いわば「省エネ型」への進化だ。
生き延びたのが私たちではなく省エネ型人類だったら、
エネルギー問題や食糧難は生じていないかもしれない。
環境破壊の度合いも違ったのではないか。

 彼らが現代まで生きながらえ、我々と遭遇したら、と想像するのも興味深い。
現代人の祖先は、数万年前に各地で原人を滅ぼして今に至ったと考えられる。
その「好戦性」が健在であることは各地の紛争から明らかだ。
とはいえ、人類の仲間を安易に殺りくすることは現代人の理性や倫理に反する。

 英国のドーキンスが提案した「利己的な遺伝子」の考えをあてはめれば、
体が大きく戦いに強いことは自分の遺伝子を増やすのに有利かもしれない。
一方で、ドーキンスは
「発達した脳を持つ人間は利己的遺伝子のたくらみに反逆できる」とも言う。
別種の人類と私たちは共存できるのか。

 現代人も進化を止めているわけではない。
小型人類の発見で、人間も他の動物同様、環境に応じて変化していくことが
確かめられた。
数百万年後の人類は思いもよらない姿かもしれない。

 生物的進化とは別のレベルの「進化」も進んでいる。
コンピューターを手に入れたことで人類は脳を拡張した。
インターネットや携帯電話は、人間の社会を根本から変えてしまった。
この早すぎる「進化」の行方はまだみえない。

 人類はどこからきて、どこへ向かうのか。
小さいヒトをきっかけに考えたい。

――――
2014/12/17
読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー3
        『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆 (著)
   * 今世紀で人類は終わる?  
「今世紀で人類は終わる?」マーティン・リース(著)から!
ー内容(アマゾン)よりー
< たとえば、致死率の高い危険なウイルスのDNA配列情報は、いまや
だれでもネットからダウンロードできる。このDNA情報から、ウイルスを合成し、
さらに強力なウイルスへと改造する技術を持った科学者は、世界に数千人
存在し、その数は年々増えている。もし、通り魔殺人や銃乱射事件を起こす
ようなタイプの人間がこの技術を習得したら、いったい何が起きるだろうか。
核戦争や地球温暖化といった、20世紀から危惧されてきたものとは全く別の、
予想外の脅威による人類文明終焉のシナリオを、物理学者が描き出す>
 ー著者・立花の解説が明快である。
≪ 著者は宇宙物理学者。英王立天文台の名誉天文台長をつとめる。
話はすべて、科学的にありうる地球滅亡、文明滅亡の話。小惑星の衝突、
「温室効果」の暴走、といった自然現象の脅威もあれば、核兵器の拡散、
バイオテロ、カルトの先鋭化といった人間の暴走現象もある。自己複製する
機械ができて、人間より優秀になり、ポストヒューマン文明を築いてしまうとか、
生物を栄養源とする自己増殖ナノマシンが生まれて、爆発的に増殖し、
地球上の植物を食いつくしてしまうなどというテクノロジー未来物語もある。
 驚いたのは、最先端の素粒子実験がもたらしかねない世界の終り。
巨大な金や鉛の原子核を光速近くまで加速して衝突させると、原子核が
くだけてグジャグジャになり、小スケールだが、ビッグバン直後の世界を
再現する。すると、ブラックホールができて、周りのすべてを吸いこんで
しまったり、複数のクオークが途方もなく圧縮されて、ストレンジレットと
呼ばれる奇妙な新粒子を作りだしたりする。ストレンジレットは自分が
接触するあらゆる地球上の物質を片端から奇妙な物質に作りかえて
いって、アッというまに地球を直径百Mほどの超高密度天体に変えてしまう
可能性がある。 あるいは、この実験え真空に転移を起こさせ、これまでの
空間を空間ならざるものに変貌させてしまい、これまでの空間がスッポリ
それにのみこまれてしまう可能性がある。このような真空の相転移が宇宙
規模にふくらんでいき、ついには銀河系全体がすっぽり、飲みまれてしまう
ことも考えられる。≫
▼ 小スケールのビックバン直後の世界の再現の可能性には、驚いた。
あるうることである。また、狂信的イスラム教徒達が、自分の体に細菌を
感染させて、世界各地で、いっせいにテロに走ることも十分に考えられる。
現在、問題になっている『イスラム国』。ネット上の教団が、世界中の狂信的
イスラム教徒に、テロを呼びかけている。そのアメリカも、考えてみれば
狂信的キリスト教国。とすると「目には目」の殺しあい、激しくなって当然。

――――
2700, 「レンタルの思想」−6
2008年08月26日(火)                 ー 読書日記
 進化生物学者の長谷川真理子との対談が面白い。
ネアンデルタール人と、現生人類が重なってた時期があるが、何故に 現生人類
が生き残ったのか?脳の大きさよりコネクションが違っていて、そのことが多く
の道具を使うことを促して生き延びたこと、言語能力が格段と上だったこと、
更に病気に対する抵抗力の差があったという。そして「おばあさん」の誕生が
現生人類の特徴という。 それまでの色いろな人類のメスは排卵が終わると
直ぐに死んだ。 しかし現生人類の女性はその後も生き延び、お産のノウハウを
娘に伝授したので人口が増えたという。人骨から「おばあさん」の骨が多く発見
されたことから分かったという。 面白い節である。
      ーおばあさんの誕生ー 長谷川真理子×松井孝典
  *おばあさんの不思議
長谷川: いまある限りの現生人類の骨から年齢を測ると、おばあさんの骨が
 含まれているから、長生きしたのだと思います。
松井: それは現生人類が繁栄するという意味で、非常に本質的な点ですね。
 なぜそうなのかについて何かアイデアはあるのですか。
長谷川: 「グランドマザー仮説」というのがありまして、祖母の知恵が、娘が
 母親になるときの孫の生存率を上げたのではないかと言っています。
松井: それはそう思いますね。出産の経験がまったく蓄積されないで単なる
 生物として初めて出産を経験するのと、出産とはこういうものだということを
 あらかじめ意識として持っているのとではすごく違いますよね。
長谷川: 全然違いますね。
松井: それで人口が増えることに加えて、寿命も長くなるわけで、環境には
 二重の負荷がかかる。
長谷川: そうですね。でも流行病とかが時々ありますから、長いこと人間の
 人口はそんなに増えませんでした。だけどまず一万年前に増えて、それから
 産業革命から増えて・・。でもそれから豊かになると出生率が減るでしょう。
 進化的に生物として考えると、 自らの繁殖率を減らそうとする生き物は
 いないわけです。豊かになるということは条件がよくなるわけで、条件がよく
 なると普通はもっと産むので、だから人間がどうして豊かな暮らしになれば
 なるほど持ちたい子供の数が減るのかなと。
松井: おばあさんが存在するという不思議と、もう一つは豊かさがあるところ
 に達すると産まなくなるという不思議と。
長谷川: 全世界的にそうです。それがどうしてそういう心理状態になるのか。
松井: やはり出産が大変じゃないのかな。本当は産みたくないんじゃないかな。
長谷川: それもあるかもしれませんが、進化生物学的に考えれば、そんな心理
 を持つこと自体が 不思議なことですから、いろいろモデルをたてて研究して
 いる人がいます。そこから見えてきたのは、べつにこういう先進国だけではなく、
 牧畜民の社会とか、農耕社会とか、少しでも富の蓄積ができたあとには、子供
 だけではなくてー子供も富と数えてー持っている富全体を最大化しようとする
 みたいなのです。… …
  〜〜
 (−対談を終えて) 松井孝典
これまでの人間論には、生物学的人間論と哲学的人間論があった。今回は生物学的
人間論とはいかなるものか、ということで長谷川さんと対談した。現生人類の起源
には、多地域進化説と出アフリカ説とがあり、後者が有力になりつつある。
現生人類はなぜアフリカから拡散したのか?あるいは数万年前、同じ地域に存在
したネアンデルタール人が絶滅し、ホモ・サピエンスが繁栄したのはなぜか?
現生人類はなぜ人間圏をつくって生き始めたのか? など、生物学的人間論には
興味ある問いが数多く残されている。そのすべてを議論するには紙面が十分では
なかったが、今回の対談で、少なくとも上に挙げた問いへの答えは出せたと思って
いる。 なぜか知らないが現生人類には、おばあさんが生存できるという特徴と、
言語能力が格段に高いという特徴がある。この二つの特徴が、現生人類をして
短期間に世界へ拡散させ、それぞれの地域での繁栄をもたらし、一万年くらい前
の環境変動に対し農耕牧畜という生き方を選択させた。今回の対談で明らかに
なったように、右肩上がりを前提とし、共同幻想を抱いて生きるといういまの
生き方は、現生人類の誕生以来の生物学的特徴なのだ。宇宙からの傭鰍的視点は
この特徴に対し、何らか有効なフィードバック作用をもたらすだろうか? (松井)
 〜〜
言語能力を高くして、より良い情報手段を獲得して長生きする。
 それが現代の特徴ではないかい?? 私もか!

――――
H0711
一万年の旅(一歩一年)

 一歩を一年とみたてて、過去一万年(歩)の旅をしてきた。
先日近くの土手をその感覚で歩いてみて非常に面白かった。
最初の四十九歩(私の年令)−こんなものか!
五十一歩前、私は完全に無!
一三〇歩明治維新!五〇〇歩戦国時代!
……二〇〇〇歩キリストの時代!
五〇〇〇歩文明の発生!
一〇〇〇〇歩農業の発生!
自分の人生と実感で比べる事ができた。
そういえば母が八〇才の時、
“家康とか信長は、私の人生の長さの五倍位前に生きていたと思うと
そんなでもないのね。”といった言葉を思い出した。
この発想のもとは考古学者の“一歩千年、数千万年の旅”の手記をよみ、
私なりに千年を一年に縮めて実験、実感したのであるが、
私自身年間平均一日一万五〇〇〇歩歩くので、
一年で約五五〇万年の旅をしている事になる。
丁度、猿人か人類が発生した頃にまいもどる事になる。
また生まれて今まで数億年の旅をしたことになる


6212,閑話小題 〜米朝開戦 −5

2018年03月17日(土)

   * 朝鮮戦争への道
 プーチンの思惑どおり、ホワイトハウス内の混乱が増すばかり。
一年で、国務大臣、FBI長官、首席戦略官・上級顧問、首席補佐官などを
次々と罷免してきた。「凡庸な泡沫が大統領になると、この有様さ」そのままを、
私たちは目の当たりにしている。 直近から遡って、その履歴を検索すると… 
≪ ☆ ティラーソン米国務長官の罷免= 
 トランプ米大統領は3月13日、ツイッターで、ティラーソン国務長官を
 解任し、ポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に充てると発表した。
☆ コーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任=  
 ホワイトハウスが18年3月6日、近く辞任すると発表した。
☆ マッケーブ連邦捜査局(FBI)副長官の辞任=  
 18年1月29日に辞任した。
☆ プライス厚生長官の辞任=  
 17年9月29日に辞任した。可能な限り定期便を使うよう求める連邦政府
 の内規に反し、高額なチャーター便を頻繁に利用し、税金の「無駄遣い」が
 批判された為。
☆ バノン大統領首席戦略官・上級顧問の辞任= 
 16年11月の大統領選で選対本部最高責任者としてトランプ氏を当選させた
 立役者で、最側近だった。保守強硬派の政策を推進した「黒幕」とも目されて
 きたが、強引な手法の影響で内紛も絶えず、17年8月18日に辞任した
☆ スカラムチ・ホワイトハウス広報部長辞任=、 
 17年7月21日に就任したが、同31日に辞任した。31日就任のケリー
 大統領首席補佐官が「白紙の状態から自身のチームを組めるようにする」ため。
☆ プリーバス大統領首席補佐官=
 ケリー国土安全保障長官の首席補佐官就任に伴い、17年7月31日に辞任。
 事実上の更迭とみられる
☆ コミー連邦捜査局(FBI)長官= 
 17年5月9日に解任された。ホワイトハウスによると、先の大統領選中、
 民主党候補クリントン元国務長官の私用メール問題に関する捜査情報を公表
 したコミー氏の判断は「重大な誤り」だったとして、司法省が長官交代を進言、
 トランプ氏も受け入れたという。
☆ フリン大統領補佐官(国家安全保障担当)=2017年2月1日 
 トランプ氏の側近の一人だったが、政権発足から1カ月に満たない17年2月
 14日に辞任した。フリン氏をめぐっては、補佐官就任前だったにもかかわらず、
 16年12月に駐米ロシア大使と対ロシア制裁について話していたことが発覚。
 民間人の外交交渉介入を禁じる法律に抵触する可能性が指摘されていた。
 事実上の更迭とみられる。

――
▼ 極めつけは、ポンペオ中央情報局(CIA)長官を国務大臣の後任に充てた
 こと。これは、戦争の可能性が更に強くなったことを示唆する重大事。
北朝鮮が到底、飲めない条件を示して決裂? そして、ここで衰弱した張子の虎
の実態が現われ出て、自滅か? 戦争か? 
 近く、大家の皆さんと蒟蒻問答で話合ってもらおうか。
家族経営主義を露わに持ち込んだ泡沫候補上がりの大統領と、金日成気取りの、
撲ちゃん。観てる分には面白い!では、済まない。あそこまで挑発してしまった
からには、イラク、アフガンの国家破綻への道は避けられないとみるのが順当。
秋口のアメリカの中間選挙対策にも、戦争状態は必要? 共和党の支持率は34%、
不支持率は59%というから。更に大統領に不満が7割というから、何をかいわんや。
 これは北朝鮮問題で有耶無耶のようだが、アメリカ政治史に残る、大問題。
どうなっている? 日本では、安倍首相が、この失態。どうなってる?

 追) 偶然だが、5年前の黒鳥、今では朝鮮戦争? 

・・・・・・
4383, 黒鳥は、いつ舞い降りてくるか分からない
2013年03月17日(日)              
 * 不測に備えよ!
       「なぜ多重債務者がベンツに乗れるのか?」鳥巣正樹 (著)
自家用車は20年以上前に買ったソアラである。現在も、ほとんど故障する
こともなく、乗り心地もベスト。スポーツタイプもあってエンジンも劣化した
感はない。燃費はL7キロだが、遠出は少ないのでガソリンは月に1万円。
当り外れでいえば、当りの車。査定ゼロで借金のカタにもならない。ところで、
「弁護士に全面委任したがよいが、どこまで信頼してよいものか?」
「個人保証分の債権のため個人破産をすべきか?」と戸迷っていた時、知人に
この本を紹介された。しかし殆ど読まないうちに忘れていたが、先日、書棚で
見つけ出し読んでみた。破産は債権者からすれば何も回収できない最悪の事態。
今回、余裕資金があるうちに弁護士に駆込んだのも債権者からみたら善し悪し。
破産は以前と違い個人への保護ネットと、この一連の経験の過程で知った。
著者は「最後の手段として、ぎりぎり、とっておくべき」という。
事業再開の意思など更々ないので破産を避ける必要性がない。ただ
「気持ちの問題、しないで済むものなら」と、現時点では、しない方針。 
著者の論からして、それが正しいようだ。ここで、「債務者の方が債権者より
強い立場にある」というが、実感である。まずは弁護士費用を用意しておく。
それ以前に長年かけ備えをしておくこと。黒鳥は、いつ舞い降りてくるか
分からない。  ーアマゾンの内容紹介ーより
≪ 合法的に、正々堂々と、借金を踏み倒す方法があった。
「借りた金はゼロになる!」。ズバリ、これが“新・債務整理論”。
本書では、事業ローン・住宅ローンをはじめ、多重に借金を抱える債務者を
救う借金返済術を大収録。「6億円の借金を踏み倒し、手元に残した1億円で
再スタートを図った社長」「4億円の借金を踏み倒し、家を手放すことなく
ベンツを乗り回し続ける社長」「3億円の借金を踏み倒し、事業再生に成功した
社長」など、合法的に借金をゼロにして、人生を再スタートさせた事例をもとに、
目からウロコの対応策を伝授します。父親の借金が原因で苦しい幼少時代を
余儀なくされた著者が、その復活劇から学んだ“踏み倒しノウハウ”が詰まって
います。借金は返すのがもちろん大前提だが、不幸にして返せない事態になった
場合、借金のために死ぬ必要はない。自己破産だってしなくてよい(自己破産は
最後のカード)。債権者だって人間、ハートとテクニックで開ける道もある。
そのためには筆者のようなプロに相談すべしという内容。
本書は、事業の借金や住宅ローンを返せなくなった人向けに書かれた本。≫
▼ 弁護士の当たり外れはある。30年来の会計事務所のグループで、
 同じ建物内の弁護士だったので安心していた。しかし、弁護士は債務者の
利益より法的正義を優先する立場。それを踏まえて対処すべきである。
債権者である銀行は、元もと損しない仕組みができている。長期事業のため
リスクヘッジを数十年積み上げてきた。が、「自分は大丈夫!」という気持ちが
あったことも事実。9・11、リーマンショック、3・11など想定できようがない。
何とか雪崩に巻き込まれる直前に決断。辛うじて最悪を逃れた。とはいえ
準備期間を入れ45年かけた事業崩壊。 そう簡単に割り切れないのが人情。
「問題の中心を凝視し続け、弱気にならない」それが長年の経験の対処法。
中小は個人保証が前提。奥さんの連帯保証を避け、奥さん名義の給与を
与えて、預金をするのは中小企業が出来る特権。そのためには、倒産、会社
整理=悪の考えを捨てること。誰ひとり、助けてはくれないのが娑婆!
家内も含め、両親からの染付いた情報と体質が、最後の拠りどころ。
・・・・・・
4009, 昼間、何してる?
2012年03月17日(土)
 数年前の集まりで、久々の高校時代の同期に「Uターンをして毎日、
何をして過ごしている?」と聞いたことがある。それと同じ質問を現在、
自分がされた。その時、「スポーツセンターとか、図書館とか、暇を持て余す
ことはない現在の私と同じような答えであった。それでも、暇そう、としか
思えなかった。私はアウトサイダーで群れることが好きでなく、同級会以外は
一対一の付合いが多い。 それもあり、月に平均一度の飲み会以外に知人友人
との接触が少なくても平気である。ブログなどで、自分の気持ちを開放し書いて
いるので孤独感は無い。ジムで人の中で運動していることも気持ちが落ち着く。
 参考のために、昨日の一日のスケジュールを、そのまま列記すると
4:10 起床ー>随想日記の下書き修正、ネットへアップと、翌日分の荒書。
6:50  コーヒー・タイムと、新聞閲覧とTV(モーニングショー)
7:40  朝食と、TV       8:20 風呂
9:20  書斎で読書、パソコン
11:00 昼飯(牛丼店)後、   11:30アピタのシネマで映画
13:40 スポーツジムへ (ホリディSJが休日のため、公営のミニSJへ)
14:40 図書館、ドラッグストア、給油
16:00 居間で休憩後、書斎で読書
17:20 TV(大相撲)、晩酌 TV(録画)
20:00 パソコン・・・     21:20 就寝
▼ 金曜と日曜は民間のジムが使えないため公営のジムに行く。
4月〜11月は、4時半に起床、6時まで、この随想日記の書き上げと、
そのアップと、翌日分の下書きをする。その後、一時間かけて信濃川の
二つの大橋を自転車で一周する。飲み会が月に平均二回。アピタのシネマに
月2〜3回。ランチが週2〜3回。図書館と蔦屋は、週一。この合間の隙間
時間に、iPadで、読書、ゲーム、ネットサーフィン、電子新聞・雑誌を
見たりする。私として充実しており、一週間はアッという間。

・・・・・・
2011年03月17日
  * 原発事故難民が新潟にも
 昨日、車で新潟から長岡までの帰り途中にラジオで、「福島からの避難民
の方は、この電話番号・・に電話を下さい」と放送していた。避難所の紹介。
東北自動車道が閉鎖されているためか、高速自動車道は車で満ちていた。
TVで、ぞくぞくと逃げてきた被災民が新潟市の体育館などに詰め掛けている
画面を映し出していた。その前に、ホテルに一泊しシャワーを浴びる宿泊客の
車が駅前に溢れている。 三人の男性の宿泊客が、「宮城から食料と、生活雑貨
の買出しにきた。街には死体が散乱していて、死臭が凄い。」と言っていた。
関東も関西方面に避難している車が多くあるという。日ごと、この災害の影響が
私たちにも迫ってきている。 避難のため、得別便を日本に飛ばす国があったり、
大使館の機能を関西に移動している国もある。我々は、ただ座して放射能の被爆
を受けるしかないのか! 大して先が残されてないので、諦めがつくが、
若い人たちや、日本国家を考えると、絶望的になるのは当然のこと。 
まだ、発生より6日目でしかない。
・・・・・・
5115,吉本隆明の「幸福論」
2015年03月17日(火)
    * 老齢の幸福論
  吉本隆明の「幸福論」に、青年期、壮年期、老年期に分け、
 その老年期を更に三つ、老年期(65〜74)、超老年期(75〜84)、
 老年第三期(85歳以上)と分けている。現在の後期高齢者を二分割し、
 老年第三期を加えたもの。 私は、老年期半ばの69歳で、しっかりした
 老年になるが、その自覚はあまりに少ない。だが、歳月人を待たず!
  〜印象に残った箇所を抜粋すると
・「老年では、1年先のことなんか考えない、考えたって無駄。幸、不幸を
 ちいさく刻んで考え、ちょっとしたイイ気分でも、それで幸せ。な感覚」
・「一般に日本の場合は、孫と親と自分の三代は、理想的には同じ家にいて、
 老人は子供とうまくいってなくても孫とはそんなことないから、孫の相手を
 してる間は楽しいよ、ということです。」
・「老人っていうことは、心身両面が慢性的うつ病である」
・「嬉しいとか、辛いとかを、縮めて考えること。
  どっちも、そう長く続くものじゃないってね。」
・「人間の幸福・不幸とか、人生の目的は何とかは、若いときに考えるもの。
  年をとったら、長い周期で考えるのをやめることじゃないかな、何事も
  短い周期で考えればよい。」
・「自分の主治医は、自分。自分が良いと思ったことを自分でやるしかない」
▼ 一日一日をかみ締めて日々是好日で生きるしかない。老いてきた実感は、
 長生きは、思いの外、厳しい!ようだ。以前、身近な誰かが言っていた言葉、
『まさか、自分が年をとるとは考えてもいなかった!』が、言いえて妙である。
老いは誰もが通る道。『子供しかるな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ』
が老いの先。父のように71歳で逝くか、母親のように88歳を目指すか? 
 やはり、想定を75歳が? 「良いこと3に、悪いこと1」を目指し、
日々是好日、ということか。 探すと、確かに幾らでも面白いことはある!
四苦八苦に、十二楽二十四楽で対処するしかない。「老いの愉楽」ですか。
 私の場合、傷口が深いから、その二倍、二十四楽四十八楽でいくしかない!
・・・・・・
5845,号砲一発、北越と第四銀行の経営統合
2017年03月17日(金)
  * 号砲一発、北越と第四銀行の経営統合
 昨日の夕方、TVのニュースで「地元NO・1と、NO・2の地銀の統合合併の
ニュースが報じられた。 6年前に一線を離れた身としても、驚きは大きい。
実際にあるとすれば、元・第二地銀の大光銀行と北越銀行と思って当然。
まさか殿様?の北越と第四銀行とは鳩に鉄砲の組合せ。
「合併に対等はなし」の通例からして第四の吸収になるが、目的は人員と
関連会社の整理。機械化と、ネット化などの合理化で、人員の三分の?が
不要になるという。ニュースであまり取上げられてないが、2年前の
北陸新幹線開通のマイナス効果。それと、二つの地元の大地震の損害と
原発停止による経済の弱体化も大きな要素。 
 〜ネット記事から
≪・新潟県の地方銀行で最大手の第四銀行(新潟)と二番手の北越銀行
(長岡)が経営統合する方向で最終調整に入ったことが、16日分かった。
4月にも基本合意を交わした上で、2018年春をめどに統合を目指す。
統合の形態は共同持ち株会社を設立して、2行が傘下にぶら下がる方式を検討。
将来的な2行の合併も視野に入れる。2行は統合による規模の利益の追及など
によって経営効率を高め、今後の生き残りを図る。
2016年9月末時点での2行の連結総資産額を単純合算すると、8.2兆円。
統合が実現すれば、全国の地銀約100行・グループの中で10位台に浮上
する、大規模な地銀グループが誕生することになる。
・2行を経営統合へと突き動かした要因は大きく二つ。
一つは、ここ数年で相次いでいる他の地銀再編と同じく、地元地域の人口減少と
超低金利環境だ。 国立社会保障・人口問題研究所によると、2行が地盤を持つ
新潟県における25年時点での15〜64歳人口は、10年時点と比べて約2割も減少
するという推計結果(13年3月推計)が出ている。
2つめは、足元の経営環境も16年2月の日本銀行によるマイナス金利政策の導入
以降、一層厳しさを増している。超低金利の状況において、預金と貸出金の
金利差である利ざやの縮小が進んでいるためだ。
対前年同期比で見た、2行の16年4〜12月期決算における業績がそれを示唆する。
一般事業会社の営業利益に当たる実質業務純益では、第四が26.7%減の117億円、
北越銀行が18.9%減の65億円。さらに、連結経常利益では2行共に3割以上の
減少という苦境に陥っている。この状況が長く続けば、将来的に地元である
新潟県の地域金融を支えられなくなるかもしれない。そんな危機感が2行を
統合交渉のテーブルに着かせた。≫
――
▼「15〜64歳人口は、2025年と2010年時点と比べて約2割も減少」は、この記事で
知ったが、深刻な事態である。常識的にみれば、中越地区は3割減?。これからして、
この合併は、当然といえば当然。第四にとって第二地銀との合併は避けて当然。
その結果が第四+北越銀行の組合せ。「地方経済の弱体化モデル地区の象徴」
として、越後長岡は取上げられる。全体エネルギーが、3分の2に落ちている
感はあったが… それでも合併で何とかなる?から、よいのか。
 今後10年で第四の3分の1、北越の2分1の人員と店舗の整理があって然るべき。
いや、5年か。目的は時代に即した合理化。 地銀の整理淘汰の号砲一発。
今夜と明日の殿町の巷は如何なることに? 金融関係者は青い顔、中小・零細
経営者は赤い顔で。今さらだが、「毒喰えば皿まで」。県知事は建設省出身者
の選択しかなかった? 床柱だった北海道拓殖銀行の倒産は、地元道民が乾杯
をあげたという。地元は、如何なることに? 倒産でもないし… 
越後新潟も、新潟市一極化は、ますます顕著になる。ここというより、地方の
常識は非常識。負け犬の遠吠えでしかないが… ワオ〜ン。 いや、キャン!


6211,閑話小題 〜キズがあるほど甘くなる

2018年03月16日(金)

        「リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる」外山滋比古著
   * 失敗は最高の教師
 無傷は傷に及ばないことがいくらでもある。7年前の節目時から一年もしない
内に気づいたことは、会社清算の結果が私の人生にとってベストだったのでは?
という、実感が沸いてきたこと。丁度、その頃、百数十年の老舗の会社を潰した
男が、同級会の席で、『おい、八ちゃん。俺も会社をつぶしたけど、この結果に
感謝してるんだ。』と静かに語りかけてきた。それ以前、全国区に知れ渡るほど
の大きな不幸にみまわれた数年後、何かの講演会で挨拶をしていた壇上で、照れ
臭そうな表情が何とも味わいがあった。それそのまま言うと、『それって、
どんな顔?』と聞き返してきた。そこで、「『自分が笑われているだろうと慮って、
照れている顔さ』と伝えると、心の芯を付かれたようで、嬉しそうにしていた。
 で、その時、『これで、あんたも1人前になったな!』と偉そうに宣った。
その少し離れた席では、「○○協会・会長」に選出されたとかで、一人、踏ん
反り返って肩肘を張ってる男がいた。 『ああ、あれが一時期の私の姿か…』 
 成るほど、二人の合せ鏡からみた後ろ姿とは、こういうものかと。
――

≪ 青森へ行った帰りに、朝市に寄ってリンゴを買った。
 キズのあるリンゴを売っているおばあさんがいる。こちらが、
「キズのあるリンゴの方が甘いんですよね」と言うと、おばあさんが、
「東京のひとのようだけど、よくごぞんじです。みんなにきらわれています」
 という意味のことを土地の言葉で言った。

うれしくなってもち切れないほど買ってしまった。
キズのついたリンゴ。
なんとかそれをかばおうとして、力を出すのであろう。
無キズのリンゴよりうまくなるのである。
キズのないリンゴだってなまけているわけではないが、
キズのあるリンゴのひたむきな努力には及ばないのか。

 人間にも似たことがある。
試験を受ければ必ず合格、落ちるということを知らない秀才がいるものだ。
他方では落ちてばかりいる凡才がたくさんいる。もちろん、秀才の方がえらく
なるけれども、落第ばかりしていた人が、のちになって、たいへんな力を発揮、
かつての秀才を追い抜くことも、ときどき起こる。

若いときに失敗をくりかえすような人は、はじめはパッとしない。
しかし、いろいろな経験を重ねているうちに、実力があらわれる。
ちょっとした失敗は人間ならだれしもあることだが、失敗したことのない
秀才、エリートは、なんでもないミスで破滅したりする。  ≫

―
▼ この結果、キズのついたリンゴに相成ったが、私にとってだが、2ランク
 上の日程を課し、こなしてきた。日々、老いていく中で、平常な心を保つに、
ハッピーエンドより、遥かに生きる力を必要になる。そこで閑静な生活環境が、
心を、魂を、休めてくれる。傷ついたリンゴは、自分で自らを隔離しなければ
ならない。深手になるほど、甘さが増すようだ。 腐り始めたら早いもんね。

・・・・・・・
4008, 閑話小題 ースローヨガなど
2012年03月16日(金)
  * 昭和的価値が人々を苦しめている!
 図書館で、何気なく月刊誌「新潮45」をチラ読みをしたところ、
ある対談の中で印象に残った言葉があった。「良い大学を出て大企業に入るか、
公務員になり、マンション買って、子供を二人つくり、とかいう戦後の昭和的
価値から抜け出せないで、苦しんでいる人が多い」という内容。特に、団塊世代
の親子、とりわけ子供の心に、その断層があり、両者が、その葛藤に苦しんで
いる、ということ。 ここで現役から退いて一年、昭和的価値観に影響された、
それまでの人生が見えてくる。学生時代の専攻が社会学だったこともあり、
卒業後も社会の潮流に興味を持ち、昭和的価値観を突き放し鳥瞰していたつもり
だった。しかし振り返ると終戦後から高度成長期の昭和的価値観に縛られていた
自分に、あらためて気づいた次第。 特に地方は昭和的というより、戦前戦中
の日本的価値観が失われず、そのまま残っている。それを良しとするには、
情報化がそれを許さない。そのため、その年代の横の繋がりが強すぎ孤立化
傾向が強い。 それを絆というらしいが・・ 大量生産、大量消費を目指した
昭和が終わり、情報化もあり、グローバル化の波が大きく覆い被さってくる。
その昭和の価値から抜け出れない人たちが、財布を握りしめているため
経済は停滞、少子化もあり経済は最悪の事態に突き進んでいる。
  * スローヨガ
 スポーツジムで二週間前から「スローヨガ」に参加を始めた。入会当初に
3回、参加したことがあるが、腰にきつかったため、それ以降、参加するのを
止めていた。 イージーラインを続けて二回するのが習慣になり、それが私に
とってベストになっていた。ランニングマシーンのウォーキング30分に、
イージーライン(25分)を連続二回に、週二回のスローヨガ(50分)を
加えたことになる。チャレンジ10と勝手にキーワードを決めて昨日で4回目。
この言葉を繰り返しながら通っている。腰痛改善のためのコースと思えるほど
腰が軽くなる。40坪位のエアロビスペースに30〜40人。男の参加は4人。
殆どが常連で、最後列からみると全員、姿勢がよい。 まずは、あと6回は
参加すれば、恐らく常連になるだろう。 
・・・・・・
4382, ブラック・スワン −2
2013年03月16日(土)
 ブラック・スワン ー2
       「ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質」タレブ著
  ーまずは、「あるブログの要約」から ー 
≪ 歴史に接すると、人間の頭には3つの症状が出る。
1. 分かったという幻想。世界は実感するより遥かに複雑だが、
皆何が起こっているか自分には分かっていると思い込んでいる。
2. 振り返ったときの歪み。 我々は後付けで物事を解釈しがちになる。
(歴史は人が経験する現実よりも、本で読んだほうが分かりやすい)
3. 現実に起こった情報を過大評価する。権威と学識のある人は不自由になる。
特に物事を分類し始めると、それに縛られる。科学が導き出した結論の
いくつかは、めったに起こらないことが与える効果を過小評価したり、
完全に無視している。だから、現実の世界では使い物にならないケースが多い。
めったに起こらない出来事(黒い白鳥)を見るのに不自由だと、
他にも色々な事が起こる。
1. 最初から目に見える一部に焦点を当て、それを目に見えない部分に一般化。
2. はっきりとしたパターンを欲しがる自分を満足させる講釈で自分をごまかす。
3. 黒い白鳥なんていないかのように行動する。
4. 目に見えるものが全てとは限らない。歴史は黒い白鳥を隠し、
 それが起こるオッズを見誤らせる。
5. 私たちは素性のはっきりとした不確実性の源ばかりに注目する。
しかし、それらは黒い白鳥のリストとしては具体的すぎるので、
その結果、なかなか思いつかないその他の黒い白鳥は無視してしまう。
人間は現実に起こった物事に対して、やたら法則を作りたがる。
いったん法則の仮説を構築すると、その後はその仮説を立証しようとする
行為のみに熱中してしまう。歴史とは「後から起こったことの効果を
合わせて見た一連の事象」のことである。911テロ後の約3ヶ月間に、アメリカ
国内で交通事故で死亡する人が約1000人増加。これはテロの影響で飛行機に乗る
人が減り、その代わりに車で移動使用とする人が増加した結果である。実際、
飛行機事故よりも自動車事故の方が遥かに確率が高い。
 人々を2つのグループに分け、ピンぼけの消火栓の写真を見せる。
それが何だかわからないほどのピンぼけである。一方のグループには、
解像度を10段階に分けてゆっくり上げる。もう一方のグループにはもっと
すばやく5段階で上げる。そして、同じ解像度のところで、各グループに何の
画像かを尋ねる。すると、画像が消火栓と見分けられるのが早いのは、段階の
少ない方のグループであった。つまり、与えられる情報が多いほど、それだけ
人は仮説を多く作って、どんどん間違った方向に結論を持っていってしまう。≫
▼ 現在も、黒鳥が何羽か近くに来ているが、ほとんどは日常に気をとられ、
 自分に直接関係ないだろうと思っている。リーマンショックの直撃で、まさか
私が、この事態になるとは思ってもみなかった。9・11テロで直接、事業の根幹
を揺らぐとは、思いもよらなかった。まさか、1000年に一度の東北大震災が、
直撃しようとは。地元の中越の大地震二つも、まさかの黒鳥である。
人生にとってのブラック・スワンといえば、突然、目の前に突きつけられる
「死」である。必ず誰にもスワンは舞い降りてくる。私の人生時計は夜10時。
闇は深くなってきたが、生きている限り黒鳥は気配だけ。
・・・・・・
5114,カエル男の末路 −1
2015年03月16日(月)
        ー日本社会を埋め尽くすカエル男の末路ー深尾葉子著   
 * カエル男の正体とは
 〜まずは、アマゾンの紹介内容より〜
≪『タガメ女の正体』の第二弾にして姉妹作! タガメ女に箍めとられてカネと
 社会的リソースを搾取される「カエル男」が、日本の政治、経済を動かし、
部下や下請け会社、取引先といった周囲の関係者を搾取の”倍返し”で支配する
さまを、豊富なケーススタディをもとに紐解く。ビッグデータ、グローバル化が
いかに進行しようとも、日本の男たちの「カエル男」的体質が変わらない限り、
日本は失速し続け、ますます家庭生活は生きづらくなる構造矛盾を撃つ!! ≫
  〜印象に残った箇所を抜粋すると・・
* タガメ女とは、「収入のある男をガッチリと捕まえ、その財布のヒモを握る
 「専業主婦」。あるいは、共働きであっても、子どもや夫をコントロールし、
 家庭という王国の支配者として君臨する女性。・・
 「マンションや一戸建てと引き換えに結んだ35年間の住宅ローン。
 給料はすべて妻に吸い上げられ、渡される月の小遣いはわずか1万円。
 自由にできるカネがないので、まったく身動きがとれない。さらに、朝から
 晩まで命を削るように働き、ようやく休日がきたかと思えば”家庭サービス”
 という奉仕も求められる。カネと社会的リソース(労働力、経済的価値)を
 吸い尽くされ、気がつけば皮と骨だけになり死んでいく」(p.6)
* 「タガメ女・カエル男システム」はもはや食い止めることができないほど
 日本社会に蔓延(略)・・  たしかに「タガメ女・カエル男システム」
 の自己防衛本能には凄まじいものがあります。 恐らく、もうこの衝突は
 避けられません・・ ただ、ひとつ希望を言えば、衝突はしても「沈没」は
 避けることができるかもしれません。船の針路は帰ることができなくても、
 最善を尽くすことで正面衝突を避けることができる。そのため必要なことは、
 ひとりひとりの「生き残りたい」という強い思い。・・ 自分の人生を自分の
 力で生き、その命をまっとうするごとく普通の「ひとりの男」になればいい。
 いや、男も女も、まず「ひとりの人間」になるべきでしょう。その上で真に
 助け合う繋がりを紡ぎ出してゆく必要があります。だれかから搾取され、
 だれかを支配するような「ぶらさがり」の連鎖を断ち切って、ひとりでも
 多くの男たちがカエル男から脱却したとき、この日本は本当の意味で
 一人前国家になれるのかもしれません。」(p.200-)
* カエル男の4つのタイプとは
  依存型カエル男(妻にしがみつく)
  攻撃型カエル男(家庭外で鬱憤を晴らす)
  自己犠牲型カエル男(終身雇用にしがみつく)
  現実逃避型カエル男(自己啓発と絆に逃げ込む)
▼ 次回、この4つのタイプを中心に取り上げるが、どれもこれも
 身に覚えがある要素。特に攻撃的カエルは! 阿部首相を、その典型的
タイプと看破している。団塊の世代が定年に入った昨今、これらのカエルが、
家庭内で、ダガメと対峙しているが、これでは不景気が加速される。
・・・・・
5844,「やさしさ」を身につける −��
2017年03月16日(木)      
        <「やさしさ」という技術
               ―ステファン・アインホルン (著)>
   * 賢い利己主義者になるための7講
 6年前に自主整理とはいえ、倒産をしてマイノリティの立場になった。
銀行債権だけとしても、経済的破綻者になったことは確か。マイノリティの
立場は、なってしまえばなったで、面白い切口で人間社会を見ることが出来る
利点に気づくこと屡々。そこで思い出すことは、マイノリティなればこそ気づく
辛い時代に受けた「やさしさ」。究極のドン底にこそ「やさしさ」が湧き立つ。
それが起因で「やさしく」される。しかし、情に竿させば流され、重荷を背負う
ことになる。その都度、突詰めた判断の積重ねをしてきた結果、現在がある。
当然、正しい判断と間違った判断の積重ねが、現状としてある。今から振返ると、
社会に出た後も最低二時間の読書習慣と、その時々の日記風メモ(現在は、この
随想日記)の静寂の時間を通して判断していたのがプラスになっていたようだ。
 金沢時代に、不確定要素が多い中、先が見えず、手掛かりは一年以内に千葉
郊外にある5万人の新興団地の十字路角地の隣地に、郊外型飲食ビルの立上げ
予定の計画…。千葉県主導の宅地開発の為、土地の値段は半値以下。
購入希望者は当然ながら抽選になる。で、落ちて元もとと、暇にまかせて応募を
して、あとは当選した時点に考えることにした。大きな講堂の中で行われた抽選会
に面白半分に出てみたが、目の前で幸運にも当選した物件。但し書きがあって、
二年半以内に着工の確認申請を出す条件があり、そろそろ決断の時が迫っていた。
このことは勤務先の誰にも知らせてなかった。そのため、気持ちを集中して
いないと、当時の私の実力と実績からして創業の小さい第一歩としても難関で
あることは自覚していた。一日一日を有意義に過ごし、力をつけなければ成功は
覚束ない。失敗をすれば、全てがゴミ。それまでの苦労が、全て泡。宙に浮いた
ような日々の中で、男子寮に帰れば、デートの為か、誰一人居ない。そこで
独りで読書三昧になるが侘しい。 一年後には、何も知らない地で、新たな事業
創業があるため、サブ・テーマの言葉とおりの、『賢い利己主義者』に徹する
しかない必然性があったが、実際は逆のような。 特に20歳代は、職業の選択、
結婚問題など、人生の根幹の判断が一生を大きく左右する事案ばかり。時代の
熱さと重さの息苦しい中で、次から次にと、「やさしい言葉」をかけられていた。
知らぬ間に「やさしくなていった」のだろう。「ほろっとすれば、はいそれまで」
人生の最終版に会社整理で終えたことも、『賢くない利己主義者』に成下がって
いたが故の慢心の、結果だったということか。 遊びすぎ? いや、遊べるうち
に遊んでいて良かった?ことも確か。 人生を振返えみると、「もっともっと、
やさしくしておけば!」の後悔ばかり。とはいえ、生きた手ごたえは残っている。 
現在の私が、「やさしい」かといえば、さほどでない。 ということは、
「どん底でない」ということか。  〜内容紹介と感想は、次回以降に。
・・・・・・
5479,人生で最も大切な技術 ー29 倫理の核心は心の状態
2016年03月16日(水)
      『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
   * 倫理の核心は心の状態
 倫理の核心は、「叡智を養うことと、利他的モチベーションの機能を
発揮することで、これを使う叡智は体験でしか養えない」という。この逆を
売りにしている人物が多く存在している。あの内幕情報屋である。誰もが、
その要素を持っているが、程度の問題になる。その隠れた毒が回りまわって、
自分を毒していることに気づいていない。 ーその辺りからー
≪ 利他的なモチベーションとポジティブな結果をを生じようとする努力を
 選択することはいつでもできる。 そのために、自分のモチベーションを
繰り返して点検することはいつでも出来る。
 これについて、ダライ・ラマの言葉を引用しよう。
{ー自分の心が寛大か、それとも偏狭か。 大きな視点で状況判断しているか、
それとも些細な事項のみを考慮している か。 見方が短期的かそれとも
長期的か。 モチベーションが純粋に思いやりに基づいているか。
 その思いやりは自分の家族、友人、親密な人だけに限定されていないか。
等々と考えて、考えて、考え尽くすことが必要であるー}。
 そうであれば、倫理の核心は行動様式ではなく、心の状態ということになる。
外部に現れる行為が本物だと信じ込むと、例えば、罪のない嘘と悪意に満ちた
嘘の区別がつかなくなる。殺人者に「自分が追かけている奴がどこに隠れたか
教えてくれ」と訊ねられたとしても、それが真実を告げる場合でないことは
明らかである。攻撃的な行為も同じことが言える。ただし、自動車に櫟かれ
そうな我が子を母親が道路からぐいと押しやる際の乱暴な行為は、見かけに
過ぎず、子供の命を救う善の行為である。逆に、誰かが笑顔でお世辞たらたら
近づいてきたとしても、その人の目的が物を奪うことだったら、行為は一見
非暴力的だが、意図は悪意に満ちている。
 ここで基本的な疑問が湧く。それは、他者を幸福にする、他者を苦しめると
いう基準は、何を根拠として決まるか、という疑問である。飲兵衛を「幸せ」
にするために、酒瓶を与えるだろうか。あるいは、その人の寿命が縮まるのを
避けるために与えないようにするだろうか。ここで、叡智を養えという教えと
利他的なモチベーションが機能を発揮するのである。真の幸福と、快楽などの
幸福のまがい物とを識別することが、本書の趣旨である。純粋無垢な幸福と、
それを破壊する思考と行動を正しく区別させてくれるのが、他でもないこの
叡智であり、それは教義ではなく実際の体験でしか養えない。≫
▼ 倫理とは、行動様式と思いがちだが、心の状態とは驚き!
 幸福な人とは、自分の倫理観を持っている人だ。いや、ないのもいる?
叡智は教養の度合いと品性で決まってくる。倫理といえば、西欧では
キリスト教倫理になり、明確な規範がある。それは心に幼少の頃から、
刻み込まれる。日本の規範は、バナナのようなもの。外側が黄色で、
内側は白。とすると、外見と同じことになる。


6210,閑話小題 〜世間師

2018年03月15日(木)

   * 世間人と世間師
 世間に縛られ一生を過ごすのも人生だが、そこで問題になるのが教養。
森の生物の例え、モグラ観、虫観、鳥観の目線。「10・10・10」の桁を変えて
見る目線。10円、10万、10億とか…。 地中、地表、空中の目線である。
「世間」とは、虫観の世界が全てとして地表目線だけの生き方の人。「世間人」
なら「世間師」があって然るべきと、検索すると、以下の通り出てきた。
< 世間師とは、
 1.世間に通じて、その智恵を地域にもたらす人。
 2.旅から旅へ渡り歩く人。 >とあった。
銀行員の営業や、床屋、自転車屋、居酒屋などが、その一端を担っている。
地元でも城下町内の噂話がネットになる。婿取り娘が「タガメ」、蛙が婿殿。
何処の世界も同じで、旧来の「士農工商」コスプレ階級社会が色付されている。
岩場内では、噂話が「餌」となり、何代前のゴシップも受け継がれ、舟底に
附着する牡蠣のように重い錘となっている。そこで活きるには、インサイダー
か、アウトサイダーに徹するか、世間師として割切るしかない。割切って
コスプレ感覚の良し悪しは、趣味の問題。コスプレも、なかなかの味らしい。

――
ところで、昨日、ジムへの車中で、『テレフォン人生相談』が流れていた。
月に数度、偶然、聞くことになるが、50年前から現在まで続く長寿人気番組。
途中から数分間だったが、姑への不快感、不満解消が解決できない悩み。 
パーソナリティーが誰かまでは知らなかったが、内容は名解答。
<私は嫌な人は何故か見えなくなるの。それに近い経験をした時に、たまたま
楽器にのめり込んでいたことと、合唱団に入っていて歌うことでストレスの
解消を図ったの。これから30年も一緒に生きるなら、子供のためにもイライラ
を溜めないために、工夫を自らしないと…> 
 成るほど良いこをいわはると、聞いていた。音楽の力は絶大である。
以前、大きなスランプになった時に、ウォークマンの「カセット」を常時、
身に付け聞いていた。あとは、カラオケ。今では、4千曲が二つのiPodに
入っている。もっぱら、ミニチャリの最中に聴いている。耳からの情報収集が、
意外と穴場というが…

――
怒りの収め方、ストレス解消に、この30年来、取入れていたのが、
年に2回の海外ツアー、それも秘異郷を中心にしたもの。実感として、
「その先で、バッサとうち捨ててくる」。 見事に消え去るから不思議。
週に一度のシネマ館の映画鑑賞も、ストレス解消には絶大になる。
 日単位、週単位、月単位、年単位のスケジュールは、ストレス解消のため
組み立ててあると言って過言ではない。 日々を楽しめば楽しむほど、
ストレスは減っていく。 私は一時期、「光の手」の訓練を入れていた。
それを応用した合理的断捨離「内的消去法」を身に付けたが、これが効果的。
心の中で葬り去るイメージを繰返し持って… 当人は堪ったものじゃないが、
私の怒りは消滅する。あとは私にとって故人が浮いている存在に過ぎない。
 
追: 偶然、以下の文章があったのが、こんなホワイトナイト気取り男。
 老年の痴呆症の一側面だろうが… 誰のことでもない自分の老化現象の
心持なのであろう。ホワイトなら、救いがあるが、薄れ濁った鼠色じゃ?

・・・・・・
5843,ホワイトナイト症候群
2017年03月15日(水)
   *‘ホワイトナイト症候群’という病
 ‘ホワイトナイト症候群’という病がある。一見やさしく、思いやりがある
ように見えるが、そのうち全く違った顔をだす。話題に乗った人に、恰も同情を
した風を装って近づき、内幕を聞き出し、面白可笑しく雑魚の餌にするのを生業
にする。問題は、それが人として最も悪が含まれていることに気づかないこと。
一番、軽蔑されるのが‘やり玉’よりも当の本人と、喜んで聞いている雑魚。
固定観念の枠外のことは彼らにとっての悪行か、見上げる存在。悪行を批難して
いる間は、そこはホワイトナイト(正義の騎士)気分に成上る。人の不幸は蜜の味。
 そのこと自体が己を毒し、その批難そのものが、自分を投影しているに過ぎない
自覚の無さを丸出し、蔑むことで、自分だけが「白馬の騎士」と錯覚に陥る。
 一般的に教養ベースの低い人が、自己肯定のため身に付け、自分という舟底に
付く貝殻のように、己(舟)の動きを重くする。「脱皮出来ない蛇は死ぬ」状態
に陥る。 横丁のオバサンの世間話がこれ。白馬の騎士に出会えなかった結果が、
ホワイトナイト症候群の病を生み出す。 父は、こういう人たちを、たった一言、
『カス!』で切捨てていた。
三重、神戸、金沢、千葉、新潟、地元長岡と渡ってきたが、若い女性だけでなく、
男も、土着のシガラミから逃れたいと思いがあるが、決断が出来ないまま、人生の
終盤に至る。そして始まるのがホワイトナイト症候群の病人の一員?の世間話。
 女性特有の『シンデレラコンプレックス』は、土着のシガラミから逃げたい
「何処かの王子様、お願いだから、ここから救い出して!」の潜在的思いである。
一生一度だけの脱出チャンスが結婚相手の白馬に便乗することだが、これがまた
与作しかいない。結婚した後に、妄想と気づくことになる。人生は、ままならぬ。
重症に罹るのが10に1人。その虚妄の思い込みが真実の世界と信じる人種の病。
群れて生きる人間なら、重症か軽傷か、の問題でしかないところが…
 
 ところで何故に人の不幸が蜜の味になるのだろう?満たされてない為である。
  〜あるハワイアンの言葉より〜
・「自分の魂が本当に満たされるというっていうのは、
 どういうことなのでしょうか?」
・「それはね、自分が本当に何をしたいのか、
 何をするためにこの世に生を受けたのかを知ることです。
いくらお金を持っていても、いい仕事を持っていても、
自分の魂を満足させられないと、病気になったり、
悪いことを引き起こしたりしてしまいます。
いろいろな辛い体験を踏み、苦しい体験を経てこそ、
その中から自分にとっての本当の幸せを学びとることなのです。」
・「だから、本当に必要なものを見つけるまで、魂は旅を続けます。
 ただじっと待っていても幸せになれません。
また不必要なものを捨て去ることができなくては、
新しく得ることができません。
変化をする時はいつも大変ですが、不必要なものを捨て去る決断を
下せない人の魂は決して満たされることはないでしょう。」
▼ ナニガホシイか解らないと、魂がたださまよい続けて一生を終えてしまう。
 必要なのは、勇気でなくて、覚悟。決めてしまえば、すべては動き始める。
この覚悟こそ、魂の根本。覚悟がないのが‘ホワイトナイト症候群’という病に
なる。 過去のテーマを検索すると、内幕情報屋について、多くあった。
その一つを紹介する。 成程…である。他人様のことでなく、自分のことだが。
この類のテーマ、書くほどに人の心を傷つける。万人の心の影を抉り出すため。
・・・・・・
4748,そんなに長生きしたいですか ー2
2014年03月15日(土)
      『日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか』久坂部 羊著 
  * 長生きは苦しいらしい 〜こんなはず、なかった!
 両親二人の死に際を身近に見たが、死のは甘くはない。父は70歳、母は
88歳だったが、死は傍でみていて直視できない。しかし死んでしまえば、
それまでよ。その私も父の死の年齢まで、あと2年。 父は、余命一年で、
スキルス性胃ガンが発見され、宣言のとおり亡くなった。そうこう考えると、
いつ何時、何が起きても不思議でない危険水域に入っている。ところで、
「長生きは苦しい」ことは、老人仲間の会話以外は、どうもタブーのようだ。
 まず、第一章から、このテーマを取り上げている。著者は、老人デイケアを
中心としたクリニック医の経験から、その苦しみを数多見て、老人の
「死にたい願望」が如何に強いかを述べている。 ーその辺りより抜粋ー
《・「心臓発作で死にかけた老女が生きかえって「まだ、死にません」に対し、
 「そんこと言わないで。長生きしていたらよいこともあるでしょう」と慰め
でいうと、声を荒げ「いいことなど何もない。苦しいこと、辛いことばかり、
このまま死んだほうがどれだけましか」と・・
有料老人ホームに診断に行くことも多いが、そこで「朝、起きて死んでいたら、
どれよどよいか」「階段からこけて、そのままポックリいけたら、どれほど
よいか」という嘆きの声が多い。・・
・よく耳にするのが、「こんなことになるとは思わなかった」という嘆き。
◎腰痛と膝の変形に悩む老人が、歩行器にすがりながら顔をしかめます。
 「若いときから山歩きで鍛えてきたのに、こんなに腰や膝がいかれるとは。」
◎脳梗塞で右半身が麻痺した老女が、口惜しげに問いかけます。
 「健康には人一倍気をつけて、身体に悪いことは何もしなかったのに、
 なんでこんな病気になつたのでしょう」
◎頑固そうな男性が腕組みのまま、撫然としてつぶやきます。
「年はとりたくないもんですな。引退したら司馬遼太郎の全集を読もうと
 思うてたのに、目がかすんでとても読めん」 多くの老人が、予想外の状況に
 悩み、苦しんでいるようで。しかし、それらはありふれた老化現象のようです。
・脳梗塞やその他の病、それはどうやら老いというものが、だれにも初体験
 だからのようでした。七十歳になった人は、みんな生まれてはじめて七十歳
 になります。八十歳も九十歳も同じ。老人ははじめての老いの中でとまどって
 いるのです。こんなことになるとは思わなかったという老人の多くは、老いを
 楽観していたのではないでしょうか。老いても元気な人を見れば、なんとなく
 自分もそうなれると思ってしまう。逆に、老いて苦しんでいる人を見ても、
 自分はそうはならないだろうと。今、長生きを望む人たちも、今の体力に
 近いまま長生きできると思っている・・・》
▼ これを読んでいると、老いていくのが末恐ろしくなる。還暦を過ぎて、
 まる八年になるが、どうだったろう? 良いことも、悪いこともあったが、
やはり生きていて良かった。時代の変化の激しさと、情報化による恩恵が良い。
不謹慎だが、倒産劇も事業人生の終わりの仕上げのドラマ仕立で、面白かった?
これも人生の味。いつ何時、上記の状態になるかもしれない危機感が、この
状況で、日々を面白くしている! 長年の準備と、独りを慎めばこそ!
・・・・・・
5478,閑話小題 〜ギョッとする ー�
2016年03月15日(火)
   * ギョッとする ー�
 人生で一番ギョッとする瞬間は、恐らく自分の死期を悟った時だろう。
何だかんだといっても、心の隅には、「自分だけは、そんなことはない。
まだ先だろう」という根強い気持ちがあり、その時に思う言葉が、
『あと10年は大丈夫と思っていたが、まさか自分が!』。
この数年、何人から聞いた、『あと二年と、医者に面と向かって言われた!
が、まだ信じられないし、受け入れられない。あと三年後にリタイアをして、
旅行三昧を計画していたが・・』と、悲痛な叫び。私など、過剰な量の酒を
飲んできたため、2〜3年以内に宣言される可能性がある。その時、いざ覚悟を
決めていたとしても、想像を絶する‘ギョッ’が爆発するのだろう。
 その前の‘一日一日’、いや、‘いま、ここ、わたし’を味わいつくす
しかない。生きている内、元気な内である。で、毎週、飽きもせずシネマに
通い、共同幻想の世界に浸りに行っている。シネマに限らず、TVで映画や、
ドラマの共同幻想の世界で夢見ている。やはり、父の口癖だった、「死んで
しまえば、それまでよ!」である。
  * 軽度の認知障害とは
 昨夜のバラエティ番組で、タレント?の蛭子能収が軽度認知障害(MCI)?
と診断された。天然ボケ発言が売りの67歳。「最近、ものわすれがひどい。
孫の名前が覚えられない」という彼が最新の脳検査を受けた結果、MCI・
軽度の認知障害が発覚した。家内から、『大丈夫?」と言われたが、まだ
大丈夫と自己診断をしたが、物忘れ、うっかりミスが、最近、あまりに多く、
ギョッとすることが何度かあった。
・・・・・・
5113,ホロコーストを生き延びて
2015年03月15日(日)
  * 囚人番号A26188〜ホロコーストを生き延びて〜
          〜15年3月11日 水曜 午後6時〜6時50分〜
 先日、大相撲が終わり何気なくまわしたチャンネルが、この番組。
当時の凄惨な収容所や、殺された人たちの写真と共に淡々と語る老婆
へニアの話に、我を忘れ見入ってしまった。転々としたどの収容所でも、
奇跡的に助かり生き延びた内容は、想像を絶した生き地獄。 途中で、
この番組を数年前に見ていたことに気づいた。 ポーランド、ソ連を
中心に500〜600万人が虐殺されたホロコーストは残酷の極み!何度見ても、
その悲惨さに驚愕をする! 〜NHKのHPの、その紹介記事から〜
≪ 1939年のドイツによるポーランド侵攻は、ある少女の運命を狂わせた。
 靴工場を経営する父と母、3人の兄弟と幸せに暮らしていたヘニアは、
マイダネク強制収容所、「シンドラーのリスト」の舞台として知られる
プワシュフ強制収容所、アウシュビッツ強制収容所、終戦時のベルゲン・
ベルゼン強制収容所と、4つもの収容所を転々とし、偶然と機転、そして
時には他人に助けられて奇跡的に生き残ったのだ。
 現在南アフリカで静かに暮らす彼女は、ホロコーストを知らない若者が
増えていることに危機感を抱き、今まで夫や息子にも話さなかった悲惨な
過去を明らかにすることを決めたという。目の前で日常的に繰り返された
ナチスの残忍な行為の数々、アウシュビッツ解放前に強いられた“死の行進”、
家族の行方―ホロコーストを生き延びた“囚人A26188”ヘニア・ブライヤー
が、壮絶な体験のすべてを語る。≫
▼ 20世紀といえば、スターリン、毛沢東、ヒトラー、ポル・ポトなどが、
 大量殺戮を重ねた世紀。彼らは国内や隣国の人民を1〜2割も殺戮した、
というから、平和ボケした日本では想像すら出来ない事態。 現在も、
北朝鮮が同じような状況にある。社会主義も資本主義も駄目というなら、
何が良いのか? その上、情報機器が飛躍的に進化する中、政治体制が、
それを持った大衆をコントロールするのは至難の業である。その行着く先は
混沌とした世界。そして極端な原理主義が、世を覆い、同じような大量殺戮
の世が再び、生じる可能性が出てきた。人間は本当に進化したのだろうか?

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