堀井On-Line



5746,なぜ本を読むといいか? 〜7

2016年12月08日(木)

        <本を読む人だけが手にするもの>藤原和博著
  * 確実によい本に出合う方法はあるのか?
 本の選択能力を磨くには、どうしたらいいか。
“どのよんなジャンルでもいいから、数にあたることが大切”と著者はいう。
あたり前のことだが、その中で、著名人の読書指導書を、何処かで読んでおく
べきである。ツボを心得ているかどうかで選択肢が変わってくる。
それ以前に、あらゆるジャンルの絶対量の読書が必要になる。
 〜その辺りを、第5章に具体的に述べてある。
≪・“こうしたよい本に出合う機会は、当然のことながら、読書の量を
 重ねれば重ねるほど多くなる。「これだ!」という本を数えたことがない
から確かなことはいえないが、私の場合、おそらく300冊ぐらいだろうか。
300冊という数字だけを見れば多いかもしれないが、それでも3千冊読んで
の300冊だ。9割の本は、私の感性には引っかからなかったということ。
でも、それで損をしたとは思わない。無駄な本に出合わずに効率的に本を選ぶ
ことなど、どだい無理だと思っているからだ。
・また、他人の脳のかけらをつなげて新しい視点を獲得したいと思うならば、
自分には相場観のないジャンルや著者の本を手に取ることも大切だ。相場観を
持たない世界では、だれだって効率もクソもない。全く外れになる可能性も、
おおいに歓迎しよう。そのリスクを取ることで、リターンが得られるのだから。
・大事なので、結論を繰り返す。
本当に自分に必要な本と出合いたいと思う人には、「乱読」の習慣化をすすめる。
予想もしなかった考え方に出合ったり、本を介して未知の人物との遭遇が将来
起こる可能性もある。その化学反応は、読む前にはわからないことが多い。
本に即効性を期待する人もいるが、私は違うと思う。
本1冊の値段は文庫本で500円前後、新書で700円〜900円、単行本で
1300円〜2000円程度である。買ったうちの9割がダメでも我慢できる。
外れる確率は高くても、偶然の出合いがあるほうが、よほど面白い物語に
なると思う。それは人生における人間との出会いと変わらない。 人生における
偶然の素晴らしい出会いを、効率的に設定することなどできはしない。
本との出合いも、同じなのである。数をこなそう。≫
――
▼ 現実の体験や読書評を連日書いてきたが、一つのテーマに対して、
 その選定から、起承転結をマトメルに膨大のエネルギーを入れている。
文字の認識度が低いためである。子供の頃から漫画が好きで、絵からの
認識度があるが、読書脳は希弱のベース。 まして、文章化など・・ 
 それに気づいたのが学生時代。それを取り戻す為、毎日2時間以上の読書量
の確保と、日記と、メモを小まめにとることにした。 で、辿りついたのが、
ブログ、この雑記帳的随想日記である。 大学を卒業直後、何か足りないと
気づき、一年間、独学に近い状態で、産能大学で遊学。フィールド(現場)の
情報を効率よく残すには、如何すべきか? そこで得たのが、記録方法。
この随想日記の原型の方法、カード日記である。それも、大型カードに、
記録を残し、日付を入れて、毎日、得た知識のカード化。新聞切抜きは、
それを二枚重ねホチキスでファイル状にして、カードに挟んで茶封筒に入れる。
 ところが、これに問題が生じてきた。そうすると、最少単位のテーマを
二度と見ることがなくなる。その弊害が、その習慣の自然消滅の原因になって
しまう。 現在のブログに、毎日、同月同日の文章をコピペをしているのは、
かって書いた内容を、一年に一度、目を通す為である。また、ブログ内検索で、
思い出すキーワードで過去文を瞬時に引出している。実際、この随想日記は
私には非常に有効なシステムになっている。「私は無能で、遊び好きで、怠け者」
と自覚しているため、習慣化という第二の天性を多く重ねるしかないことを、
人生で学んできた。 他者の冷たい蔑視に、殆ど気にしないでいられるのは、
<少し離れてみれば、所詮、石の形、大小が違えども、砂利、砂でしかない> 
 を自覚しているため。 良質の量の増加は、質の自然変化を促す。それも、
 砂利の中の比較世界の話、アフォと、パーの違い。
トランプとクリントン女史の討論を見れば、自明? 韓国の女子たちも然り。
すると、安倍・麻生コンビも如何だろう?と 自然考えてしまう。・∀・)ニヤ
                              娑婆!                
・・・・・・
5381,閑話小題 〜70歳の峠は −��
2015年12月08日(火)
  * 都会の同級会でなければ聞けない話題
 東京の同級会も終わって、日常に逆戻り、平凡な日々が始まった。
大学の同級会では、地方では聞けない面白い?話題が幾つかあった。 
東京は大都会。16人それぞれの5分間スピーチが刺激的である。
過半数以上が、息子、娘が30半から40歳を過ぎようというのに、
結婚しない愚痴が、多かった。その中で印象に残った話題から・・
・「嫁が東欧系のルーマニア人。そこは東欧で最貧民国で、容姿は良いが、
 貧しい国の出身者は、心も貧しい。 アジアならフィリピン、韓国、
 インドネシア。東欧なら、ハンガリー、ルーマニア、ポーランドなどが、
 貧しく、人間性まで問題あり。」と舅目線の悲痛な叫び。
・息子が結婚したが、結婚式をあげない。 で、「どうして?」と聞くと、
「仲間内で誰もしないし、お金が勿体ないから」という。 また、知人に
 冠婚葬祭の関係者がいるが、最近扱った200組の結婚式で、一組も仲人
 を立てた式がない。時代が変わり、「家制度」が、根底から崩れたのか。
・この数年間、商売が持ち直していたが、今年になって、変調の兆しが・・
 来年は、この数年来の反動がくるはず。商売を止めようか、思案のしどころ。
・白馬でリゾートホテルを経営しているが、その7割が、オーストラリア人。
 スキーに対し、異常なほど興味を持っている。それでも不景気は不景気。
・セブンイレブンのフランチャイジーを千葉で開業している。 妹と、同級の
 A君の奥さんが姉妹で、A君と親しかったこともあり、上京してきた妹を
 紹介され結婚。 その後、A君が開業をしたのをみて、それまでの商売
 からセブンを開業した。 店の売り上げは、全国平均と同じ67万円。
 息子が継いでいるが、奥さんは、何処か大手の会社のキャリアもあり、
店には入らないため、今でも手伝いに入る。年収は、家屋敷が自前もあり、
 優に?2千万円を超えている。
▼ それぞれの人生が、さまざま垣間見れて面白い。地方だと、赤裸々の
 内わけ話は、出来ないが、都会だと、普段の生活に関わりが薄く、
 平気で内内の話が出来るから、面白い話が聞ける。
 
・・・・・・
5016,幸福優位7つの法則 −6
2014年12月08日(月)
  【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
 * 法則:ゾロ・サークル ―小さなゴールに的を絞り少しずつ範囲を広げる
 面白い法則である。私の場合、それまでのサークルの外に、飛び出すステップ。
そこで、まず自分の周囲に円をひいて、サークルつくり、直面する問題に真正面
からぶつかってきた。その前に、何となくイメージをして、その実現のため、
具体的手順に入っていった。そこに一歩踏み出すと、具体的問題、難問が、次々
出てくるため、ひたすら、真正面から全身でぶつかるしかない。それが、いつの
間にか技になっていく。恐ろしく辛いが、これほど真剣勝負で面白いこともない。
そのプロセスを、冷笑している人たちの気持ちが、面白いほど見えてくる。
ゾロ・サークルを、少しずつ大きくするのは大変だが、一歩飛び出して、ゼロ
から、一人で、自分の周りに新たな線引きをするのも、孤独というより、孤立業
になる。その実践をし、最後は、自分で尻拭きまでした経験そのままを述べる。 
 ー以下の切り口は、新鮮で新鮮で面白いー
≪ 現在のアメリカ南西部がスペインに支配されていた時代、「ゾロ」という
 仮面をつけた英雄が出没していた。彼はアメリカの古典的ヒーロー。毅然と
して、礼節をわきまえていた。しかしゾロの物語には、あまり知られない部分
がある。最初から勇敢な戦士ではなく、性急で、忍耐や規律という面で荒削り
であった。 その無力さで挫折をいていた彼の前に現れたのが、老剣士、
ドン・ディエゴ。老剣士は、アレハンドレに、熟達と勝利は、「努力と時間」
によってのみもたらされると言って聞かせ、徹底的に鍛え、一人前にしていく。
 その時の訓練手法が「ゾロ・サークル」。小さな円を彼の周りに書き、
その中で自在に闘えるよう鍛練をする。そして自在に闘えるようになると、
円を大きくして、さらに難しい技の訓練していった。ここで重要なのは
「コントロール感覚」だ。問題は、一番初めの小さな円内から習得しなければ
ならなかったこと。この「コントロール感覚」は、ストレスも仕事量も、自分
の能力を超えると、真っ先に失われてしまう。仕事でも家庭でも、とりあえず
努力する範囲を小さく狭くして、その努力が意図した通りの効果を上げていく
しかない。「コントロール感覚」、つまり、自分が自分の運命の主人公である
という感覚が、幸せと成功をもたらす最大の推進力となる。この時、重要なの
は、その人が実際にどれぐらいコントロールできるかではなく、
その人が「どれぐらいコントロールできると思っているか」である。
この感覚が身についている人は、自分の成果を正しく認識できる。これを
「内的統制感」と呼ぶ。逆にコントロール感覚が身についていない人は、
自分を正しく認識できない。そのコントロール感覚を身につけるに、まずは、
「正しい自己認識」という、一番小さな「ゾロ・サークル」を作ること。
そのためには、自分の気持ちや感情を、ネガティブなのもポジティブなのも
書き出したり、人に話すなどして、客観化すること。実験で、ひどい落ち込み
から一番早く回復する人は、自分の気持ちを認識しそれを言葉で表現できる人。
 まず自分の感情を把握してそれを言葉にすること。そしてそれができたら、
自分以外のビジネスや人間関係などにゾロ・サークルを広げていく
ステップを踏む。・・ ≫
▼ 三年前の時には、さっそく、「節目時に」をテーマにして書いた。
 そして『自己を見つめる』という本を借りてきて読書日記を書いた。
これは正しい自己認識をするため。『自分の居場所のみつけかた』
『ユング』『哲学人』『ツレがうつになりまして』や、老いに関する本
を熟読し、その感想文も、書いていた。 ところで最近では、死と、
老いの関するのが多くなっている。
・・・・・・
4649, 閑話小題 ーああそうだ、昨日は結婚40周年記念日
2013年12月08日(日)
   * 名残のポタリング
 例年、このあたりでポタリングを終了、来年の4月まで休止になる。
冬期間は、それもありストレスが溜まりやすい。早朝のポタは二週間前に中止、
その後は午後から晴間をみて二日に一度の割合だが、あと数日で最終になる。
それだけ早朝のポタリングには魅力がある。東京など大都会で自転車を乗り
回していたら、面白いだろうに。 クロス自転車に変えてから、危険な乗り物
と実感するようになった。面白くなった分、危険が増えたことになる。雨上がり、
夕暮れ、横風、出会い頭の衝突が危ない。経験則から、土手と、バイパス
沿いのコースが殆ど。 
   * 昨夜は、大学の同級会
 このところ毎年、東京まで大学の同級会に出席をしている。それだけでは
もったいないと、上野にある「東京都美術館」で開催されている『ターナー展』
を見てきたが、これが良い。NHK「日曜美術館」の再放送で、
『生々流転する風景を描け〜風景画の巨匠 ターナー〜」の再放送を見ていた。
特に松岡正剛の解説がターナーの魅力を解りやすく解説していたこともあり、
会場を進むごとに、その魅力に圧倒された。詳しくは次回に書くが長岡から
往復の列車代を払っても十分価値がある。出席数は、去年より2名多い19名。
時空を超えた昔の世界に入り込んできた。で、酔って会場に?デジカメを
忘れてきた。
   * ああそうだ、昨日は結婚40周年記念日だった
 数日前から分かっていたが、昨日で結婚から40年になる。
ネット検索によると、『35周年:珊瑚婚式; 40周年:ルビー婚式; 45周年:
サファイア婚式; 50 周年:金婚式; 55周年:エメラルド婚式; 60周年:
ダイヤモンド婚式; 70周年:プラチナ婚式.』昨日は、同級会のため何も
しなかったが、40周年は、やはり大きな区切り。ホテルで昼飯でも食べに
いくことにする。成るほど、「結婚は大事業」だ!。
   * 着る炬燵
 ユニクロの古いフリースに、タウンベスト、更にタウンジャケットを羽おり、
腰には電気アンカ、そして電気暖房。それでも書斎は寒い!その姿を見て家内
曰く「ホームレスみたい!」HCの新聞広告に「着る毛布」があったので、
売り場に行ったが、いまいち。そこでネットで調べると、あるある幾らでも。
その中で、「着る炬燵」というキャッチセールのモノを見つけた。
その多くの柄の中から、ユニオンジャック(英国国旗)が、華やかなで気に
入ったので決めたが、送られて来たのはブラウンの地味な色。送り返すの面倒
なので、そのまま羽織ってみた。値段が半額で3000円弱。電気光熱でないが、
暖かく合格。ロングポンチョといった風で、座ってパソコンのキーボードの
位置に穴がある。買手にとってネットは非常に便利と実感。店頭では数種類
しか展示してないが、ネットでは数百の中から選択できる。それにしても、
居間と書斎で変な毛布?を羽織っているいる私は何者? 
誰も見てないので、よいが!
・・・・・・
4284, 閑話小題 ー毎年、100万人が定年退職
2012年12月08日(土)
    * 毎年、100万人が定年退職
 団塊の世代が今年から100万人単位で定年で退職をむかえている。大よそ
5〜6年として500万人以上。退職後に家では古女房が待ち構えていて、
日が経つにつれブツブツ小言が続く。 定年退職後、会社組織から開放され
自由になったら、今度は家で古女房が束縛してくる。大きい家ならまだまし
だが、小さなマンションなら身の置き場がなくなる。趣味の一つや二つも
あればよいが、趣味を持っているのは女房の方。成るほど粗大ゴミ、産業
廃棄物とは、よくいったもの。今までは、仕事も家庭の憂さも外ではらせたが、
年金暮らしで小遣いは激減。逃げ場は、公営のスポーツジムか図書館。
家で愛想良く相手にしてくれるのはペット位。月に1〜2度、馴染みの居酒屋
で似たもの同士が噂話で他人の誹謗と古女房の悪口。それなら、まだ良い。
前の会社のOB会とかの飲み会で昔の自慢話か愚痴。
万人に当てはまるので、この辺りで止め!
  * 昨日で、結婚39周年
 昨日で結婚39周年になる。当日に大雪が2mもあり、結婚式が遅れたこと
を思い出した。結婚相手と仕事の選択で人生の大方が決まってしったと思い
知らされる。互いに首輪をつけ、相手のゴム紐を持ち合い拘束しあう、それを
夫婦愛というらしい。が、そのゴム紐と首輪が年齢とともにジワジワと互いを
絞めあう。 とはいえ独り暮らしというと、これもまた厳しい。老いるほど、
それは増す。現在、色いろあって自宅名義が家内になり立場が逆転。
ことあるごとに居候扱い。で毎年、昼か夜、外食をしていたが、
飲み会もあって、今年は無し。
  * 不気味な雰囲気だが
 この16日と19日の日韓の総選挙で今年の世界各国のトップ交代が終了
するが、これから二週間が危ないのでは? マヤ暦では2012年12月21日が
人類滅亡?の日といわれる。信じてはないが、タイミング的にみて不気味。
* 自民党大勝という選挙予測が出てきたが
 自民党の圧倒的大勝の選挙予測が出てきた。これでは前回の民主党の大勝
をさせた同じ失敗を繰り返すことになる。小選挙区制の欠陥で致し方がない
としても、大勝は良くない。連立政権の方が土建屋政治の後戻りを阻止する
力が働く。この予測も自民圧勝阻止を狙った何処かの国の情報操作の可能性
もある。 思いの外、石原・維新が伸び悩んでいる。当初の勢いからして、
もっと勝ちそうだったが、これも終わってみないと分らない。 
北のミサイル、尖閣列島にでも打ち込めば選挙に大きな影響を示すだろうに。
もしミサイルが再び失敗したら、どうなるのだろう? 体制崩壊もある。
 ・・・・・・
3909, 閑話小題
2011年12月08日(木)
   * いやに最近、自宅周辺が寂れてきた
 家内が言うには「最近、町内が急に寂れてきたみたい。町内のウチの班が
13世帯のうち、現役の主人がいるところは三世帯のみ。一ヶ月前に敷地内の
貸家の一家も新たに住宅い、出ていった。隣の美容院専門卸の社長も居なく
なった。その数軒隣の中年夫婦も数ヶ月前に急に居なくなった。自宅前の20世帯
のアパート二軒には、アジア系の住人が数世帯入っているだけ。残っている家も、
お年寄りと空家ばかり」ここにきて不景気が身の回りの現象に現れ出てきた。 
その典型が我家でもあるが・・ 自宅の敷地内にある貸家は、この20年間、
空くと直ぐ次の借り手が現れ、ほとんど空いていたことはなかった。
来年の転勤時期の三月までは、諦めているが、不動産屋が言うには、
「最近、家を借りたいという人が少なくなった。企業の海外移転が加速して
いて働き手が激減している。尋常ではない」とか。 自宅周辺は、実際に住み
やすい環境である。歩いて2〜10分以内に、三つのSCがあるし、駅まで10分
の好立地。 周囲は閑静。  ところで親戚が長岡駅の周辺で三つの貸ビル経営
をしているが、テナント10数店舗のうち入居しているのが二つのみ。 
無借金経営で、堅実なので、この数年先の暴風雨には問題がないが、現在の長岡
の現状の縮小版でもある。他人事ではないが・・  角栄の遺産(公共事業)
で生き抜いてきた地元経済も、ここにきて大きな変化をしてきた。消費税率の
アップと、TPP問題、農業への放射能汚染、数年後に控えた北陸新幹線の
影響。 問題が山積している。
   * 甘口の濁り酒と、辛口の酒のミックスが美味い! 
 一年ほど前から、晩酌に「濁り酒」を飲んでいる。それだけでは酒の効きが
強いので、二級酒?の辛口の日本酒を半分混ぜると、甘口と辛口が丁度良い
バランスになり、自前の丁度良いミックス酒と自画自賛。それとノンアルコール
・ビールを飲む。濁り酒は年中売られているわけでなく、夏の期間は店頭から
消える。ちょうどビールの時節になるので、それはそれで良い。紹興酒も、
濁り酒が飽きた頃に切り替える。二週間の間隔である。両方とも量の割に酔いが
深くなるが、1合少々なら悪酔いはしない。本当は、ノンアルコールビール
のみがベストだが、緩慢な自殺行為と分かっていても・・・ 


5745,閑話小題 〜雪下ろしの雷

2016年12月07日(水)

   * 雪下ろしの雷
 例年は11月半ばから下旬にかけて「雪下ろしの雷と暴風」が吹くが、
今年は昨日になって吹いた。まず雷がなって霰が叩きつけるように降り、
その数日後に雪が50�僉腺隠躇未寮兩磴�あり、2度目の積雪が年を明けた
1月半ばから20日に、1・5〜2mの根雪になるのが例年のパターン。
 その雷の激しいこと、この上ない。この積雪が自然のダムとして蓄積され、
融けて地下水となって、稲作や野菜の養分になる。これが吹くころ、庭囲い
の庭師がきて、その作業が始まる。ところで、誰も口に出さないが、柏崎・
刈羽原発が稼働した頃から、積雪の量が極端に減っている。世界最大の原発
なら、さもありなんとしても、自然環境を変えてしまう温暖化を目の当りに
していることになる。
 ――
  * 再び、腰痛の話題
 先週末の同級会のための上京で、「腰痛」大丈夫か?と心配したが、
結果は全く大丈夫であった。半年前から飲んだサプリメント効果と、買換えた
腰痛ベルト効果と、全国的に暖かかったのもある。
 NHK番組で、腰痛の原因は心理的不安が大きいと報じていたが。
何はともあれ寒さが良くない。上京の際、駅の行き帰りと、秋葉原など、
90分ほど歩いたが、腰痛がなかった上、その後遺症の痛みも出てない。
 それも、一週間の寒さで元どおりになる、これだけは!
 ――
  * お近くなってきたか? 
 何もかもが面白い! 何を食べても美味しい!
先日も取上げたが、寝室のTVにWoWoWの2台目契約をして、一年かけ録画した
映画・ドラマ、科学もの、芸術作品もの、旅番組など300本、録りだめしてある。
その日、一番面白そうなものを選んで、一日1〜2本を暇をみつけて見ている。 
次々と連日、面白そうな映画があるため、当日見るのと、録画をするため、数は
減ることはない。当然、面白いものばかり。成るほど御隠居様とは、こういう
ことか!と。 それ以上に「何もかも面白く楽しむ」感覚が出来たこともある。
「現実より、仮想世界が面白い」とは、これ如何に。
「百里を行く者は九十を半ばとす」というが、成るほど、最後の10里に
10倍圧縮された濃厚な出し汁の味が出るくる。どのみち直ぐ御迎えが・・
<同じ死ぬなら、踊らにゃ、そんそん> か。お味(お後)がよろしいようで!
何事も、受け止め方。その視点(支点)さえ押さえておけば、面白く生きれる。

・・・・・・
5380,武器としての決断思考 ー��
2015年12月07日(月)
      ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
 激変の時代、無力な若者はゲリラとして、それぞれが「武器としての教養」
を持って戦わなくてはならない。最後の最後は、節目節目の「意思決定」に
かかってくる。一つ間違えれば、淘汰され、二度と立ち上れないのが起業。
教養とは知的余力を蓄えることであり、それは長年かけるしかない。
判断を誤れば、この激変の中、その結果が数年もしない内に覆い被さる。
グローバルの時代は個々に加重が増大する。適切な決断のための教養こそ、
若い時から何を目指すかをデザインをして、知識を蓄積しておかなければ。
  * ゲリラとしての武器の必要性
≪ 変化に応じて自分にとって何が必要であるかを考え探しだす、という
 行為を基礎として身につけなければならないのである。以前では、良い
大学に入学できれば、大学を出て大企業に就職してあとはエスカレーター式
に定年退職まで順風満帆に進んでいくことができた。そのため、何歳で
結婚し子供を産んで・・という人生設計を行うことができた。
「みんなと同じ」「これまでのやり方」を選択することで何も問題がなかった
わけである。しかし現代では、そんな右肩上がりの「幸福な時代」は終わり、
めまぐるしく変化し続ける時代に突入した。大企業に入ったからといって
「一生安泰」というわけではなく、会社の買収や、業績の悪化、更には
それにともなうリストラも考えうる時代である。そして、将来がどうなるか
(たとえほんの数年先のことでさえも)は、誰にも明確に予測はできない。
ジョブズが1995年に語った「予言」が的中し「Web上では小さな企業でも
大企業と肩を並べることができるんだ…」。ジョブズのこの予言もAppleの成功
があったからこそ、今話題になっているわけで、当時は、散々批判されるなか
成り上がりの終わりよければすべてよしという結果論にすぎない(と僕は思う)。
当時はこの予言をしていた人間は少なかったわけで、ほとんどの人の予想は
外れたわけである。こうした「大衆の予想と反した未来」が現実になるという
現象は、テクノロジーの分野に限られたわけはなく、今後、私達の生き方に
更に直結する形で生ずる。進学、就職、転職、独立、結婚、年金など、人生の
中で選択・決断を迫られる場面が昔に比べて明らかに増えている。
このような時代を生きる私達は、「過去のやり方を踏襲する」という武器を持つ
のではなく、ひとつひとつ現時点で最善と思える「意思決定」を行っていかな
ければならない。この意思決定のための思考法として、著者はディベートを
具体的な方法であるとしている。 ≫
▼ もし、現在20歳としたら、起業を目指すだろうか? どうだろう。
「こういう時代だからこそ起業を目指す」か、「今さら起業もないだろう」
やはり目指すだろう。ここで(20歳)諦めてしまったら、世界が狭くなり、
底なしの人生が待っている? 情報化社会に合わせて、人生設計を緻密に
構築する。そのためには・・ 考えただけで、いやになってきた。
 そうこう考えると、20歳の時点で、一度立止まる休学も必要ということか。
・・・・・・
5015,閑話小題 ー同級会
2014年12月07日(日)
   * 昨日は同級会と、上野の国宝展
 昨夜は、日本橋で大学の同級会があった。5〜6年前から休むことなく出席を
しているが、二代目が殆どで、何かしら気品が漂っているのが気にいっている。 
今回は白馬のホテル経営者と、私の二人が地方からで、他は首都圏在住の人たち
合計15名の出席者。面白かったのが、23時過ぎに家に辿り着いて、さっそく、
お土産にもらった魚の漬物を前に、デジカメの写真を見ながら家内と話をして
いたところ、TVから、同級生が経営する店内の同じ会場が映し出されたこと。
美味しいランチの老舗店の紹介内容だった。何時も思うのが、料理は格別。 
食べるほど、その味には驚かされる。ところで、昨日の午前中、地元の長岡は
雪が激しく、行くのを躊躇い、幹事に欠席の電話を入れたが電源が切れていた。
ところが、昼過ぎに、小降りになったので、最近の判断基準に入れている
『迷ったら、ポジティブに!』と、思い切って出発することにした。
そこで以前から予定を通り、会の三時間前に上野に行き、上野の国立博物館で
開催されている『日本国宝展』を見たが、これが思いのほか良くて、制限時間
ギリギリまで見ていたため、同級会には10分ほど遅れてしまった。  
全国から仏像、茶器、着物、絵画、屏風などが集められていたが、驚きの連続。
この会の幹事が、私の近況報告を聞き、「実は私も、昨日、二回目に行ってきた」
という。ところで、出席者15人の各自が5分ほど近況報告をしたが、商売の
具体的内容もあったが、やはり、ガン、糖尿、脳梗塞、心臓疾病などなど
生々しい病気が中心。欠席者の、脳梗塞の寝たきりの具体的内容には・・ 

・・・・・・
4648, 一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ー4
2013年12月07日(土)
   『一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』ジョシュア・ジョア著
  * 記憶の宮殿 ー�  ーP・122
《・「記憶の宮殿」といっても宮殿でなくてもいいし、建物である必要はない。
 街の通りを思い浮かべてもいいし、駅、架空の生物でもかまわない。
 小さくても大きくても、屋外でも屋内でも、現実にあるものでも想像上の
 ものでも、とにかく「ある場所から次の場所に移る際の順番がわかりやすい
 想像しやすいもの」であれば何でもよいのだ。
・全米記憶力選手権で4回の優勝を勝ち取ったバグウッドは世界的建築雑誌
 『アーキテクチュラル.ダイジェスト』で特集されていた豪華な家々に
 イメージを置いている。
・マレーシアの気鋭の記憶力王者、スウィーテーイは、自分自身の身体の部位
 を使って、『オックスフォード中英辞書』全1774ぺージ、5万6000語を憶えた。 
・オーストラリアやアメリカ南西部では、先住民族のアボリジニやアパッチ族
 が独自の「場所法」を編み出していた。ただし、建物を使うのではなく、
 地元の地形図を利用して物語を作り、風景を織り交ぜた歌に仕立てていた。
 小高い丘、岩、水流がそれぞれ物語の一部を担う。「神話と地図が符号して
 いるのです」と、ミッソーリ大学で記憶と言い伝えの研究をしている
 言語人類学者のジョン・フォーリーは言う。しかし、物語を風景に埋め込む
 ことで、ある悲劇がもたらされた。先住アメリカ民族は政府に土地を取り
 上げられたことで、故郷だけでなく自分たちに伝わってきた神話も失った。
・「ジョシュ、わかってほしいのは、人間は本当に場所を憶えることに長けて
 いるってことだ」と、エドが言った。「例えば、君が初めて行った誰かの家
 で5分間だけ1人になって、好奇心が湧いてきたとする。5分間でその家のこと
 をどれだけ憶えていられると思う? おそらく、それぞれの部屋の場所と
 間取りだけでなく、方角や装飾品、家具の配置や窓の位置まで憶えられて
 いられるはずだよ。意識していなくても、自分自身が気づいているという
 ことにすら気づいていない何百もの物の場所や、いろいろな特徴を憶えて
 いるものなんだ。そういった情報を足していったら、ちょっとした短編小説
 ができあがる。 でも、僕たちはそれを記憶の功績として残したりはしない。 
 ただ空間記憶を消費しているだけなんだ」
・「記憶の宮殿」の基本的な考え方は、自分のもっている素晴らしい空間記憶
 を利用して、脈絡なく並んでいる情報を組立て格納することだ。大切なのは、
 よく知っている場所を 「宮殿」に選ぶこと。
 「最初の宮殿は、君が育った家は平屋?・・・》
▼ これを読んで、自分には記憶力がないと決めつけ、記憶以前の対象の認知
 を疎かにしていた事に気づかされた。確かな認識をしてないなら記憶が曖昧に
なって当然。記憶力が弱いというバイアスが、認識力そのものを弱めていた。
単純だが、この本を読むごとに、認知力と、記憶力が強まっている。まず、
対象に集中しイメージをつくる。そして、自宅の庭と玄関周りと、自宅内の
幾つかに貼り付けていく。これをスムースにするには訓練しかない。
これは面白い!これを応用し、『思い出の宮殿』が出来るのではないか・・ 
過去の創作になるが、いや深入りをしない方がよいか?『思い出の宮殿』
と検索に入れても、この言葉のヒットが無かった。 夜半、少し試みたが、
無呼吸になっていた。
・・・・・・
4283, 日本人の思い −2
2012年12月07日(金)             
            「日本人の思い」ー ほぼ日刊イトイ新聞 著 
 このアンケートの面白さは、アンケート結果の「エッ」という意外性と、
 「やはり同じだ」という同調性である。
* 「あなたは、センスが良いですか?」に対して、センスが良いと
 答えたのは54%、悪いと答えたのは46%で、微妙な数値である。
自分はセンスが悪いと思い、チャンスがあればファッション店の
ウィンドウ・ショッピングをしている方が結果としてセンスが良くなる
ケースが多い。 日本人は、大衆が洋服を着るようになって日が浅い。
最近の若者は体形が良く、TVやファッション誌などから情報が入手可能。
ファッション・チェックという番組まである。
* 「あなたは、宗教心がありますか?」では、宗教心があるが4割に対し、
 ないが6割になっている。年齢的にみて高齢者ほど宗教心が高くなって
いるが、死が近づくにつれ、神にすがりたくなるようだ。
* 「あなたは、軽いですか?」に、7割が軽くないと答えている。
 年齢別の統計値を見ると、50歳代の男性の3分2が軽くないという
答えが、60歳代になると逆転し、3分1と軽くなる。30歳前半の
4分3が軽くないと思っているから、社会的責任が、その思いに影響
しているのが分かる。
* 「あなたは、しつこいですか?」に、6割が、「しつこい」と答えている。
 これは意外である。年齢的にみると、14歳以下の8割が一番しつこく、
歳を得るに従って、しつこさが薄れていく結果。
* 「あなたは、生意気ですか?」に対し、7割が生意気と答えている。
見渡すと、大体は「小生意気」だが。
* 「あなたは、直感的ですか?」に対して、4分3が直感的と答えている。
五分五分と思ったが、意外。
* 「ダイエットを意識していますか?」に対し、女性は8割、
 男性は5割5分が意識していると回答。
* 「ケチか、どうか?」に対し、3分の2が、ケチと答えている。
ケチをしないと、この世知辛い中で生きていけない。
* 「美男(美女)ですか?」に対し女性の3分の2、男性の4分の3が、
そうでないとの答え。  客観的にみて、そんなもの。
▼ 8割以上は、前回、書いた「音楽が好きで、旅が好き!。
 よく本を読むが、エッチ。恥ずかしがりやで、よく笑う!」それでは
大方の3分の2の人といえば上記である。これを要約すると「センスが悪く、
宗教心はなく、軽く、しつこく、生意気で直感的。女性はダイエットが常に
頭にあり、ケチで、容姿に自身がない。」 これが大方の日本人が思って
いると分かれば、劣等感も心が軽やかになる。
 ・・・・・・
3908、ファイナル・クラッシュ ー1
2011年12月07日(水)
   「ファイナル・クラッシュ 世界経済は大破局に向かっている!」
                         石角完爾著
 知人に紹介され読んだが、解りやすい内容。 大まかに要約をすると、
≪ アメリカが国内消費を促すために下層階級の住宅資金を野放図に貸出し、
 ローンを債権として組み合わせて全世界に売り出した。プライム・ローン
をベースにしたCDS。それらが7京という途方もない不良債権として世界の
国家や金融機関に眠っている。アメリカは世界の主軸通貨の立場を利用して、
ドルを刷りまくっていて、そのドルをアメリカ国債と交換し、帳尻を合わせて
きた。加えて新興国の発展も含めて人口の急増がとめどなく進み、食料不足を
おこしている。ドルとユーロとアメリカ国債のバブルで、その破裂は目の前に
迫っている。 ここに及んでソフトランディングは無理、ハードランディング
を避けられない。日本はGDPの二倍以上の1千兆円の国債を発行、この暴落
も何時起こるかもしれない事態。家族も資産も海外に早いうちに避難すべき。
その先はオーストラリアかシンガポールが最適。最終章は目前である・・≫
▼ 新聞報道で連日、欧州危機の報道が続いている。目先、問題を先送りを
 して凌いでいるが何時、火の手が上がるかの瀬戸際。ある朝、起きると・・ 
それは想像を絶した本格的世界恐慌のノロシである。
  印象に残った部分を何回かに分け書き出してみる。
 ◎ 第一部 パーティー・タイム− 負債の泉
「もしアメリカの人々が銀行に通貨の発行量の調節を許すなら、第一にインフレ
により、次にはデフレにより、銀行と企業は成長し、そこら中にはびこって
人々の財産を奪うだろう。そして子供たちは、彼らの父親が征服した大陸で
自分たちがホームレスになっていることに気づくことになるだろう」
−トマス・ジェファーソン(第三代アメリカ合衆浄大統領)
  ○アメリカの住宅バブル
 アメリカ人の多くは、ジュニア・ブッシュが大統領であった時代、ただで
酒をふるまわれて酔いしれていた。酒の正体は、低金利でいくらでも使える
クレジットである。 二〇〇一年の911による消費の減退を避けるため、
緩和的な金融政策と減税が実施され、それによって金利が下がり、借金をして
消費することが容易になったのだ。金利が下がったことでローンを組んで
不動産を購入する人が増え、その結果、住宅価格は急上昇した。
それ以前からアメリカにおける住宅価格は25年にわたり上昇していた
のだが、二〇〇〇年以後ほんの数年で価格が二倍にもなった地域もある。 
2004年から2005年にかけアメリカの平均的な住宅価格は一三%も上昇。
 しかしこの時期、この程度の上昇はスペインやポルトガルでも珍しく
なかった。つまり不動産価格の上昇は世界の多くの地域で同時に起きた現象
だったのである。 これは、アメリカの金融緩和が生み出したものだった。 
アメリカが世界の他の国に比べて重要なのは、アメリカが世界最大の消費国家
であり、過剰生産される品々を全て引き受けているからである。アメリカ人は
自分たち自身のお金だけでなく、とくに中国、日本そして途上国がためている
お金まで自分のもののように使っているのだ。 そのためにアメリカの
金融緩和は世界の景気を上向かせ、資産価格を上昇させてしまう。
この金融緩和はしかし、無理のある政策だった。
・・・・・・・
3543, つれづれに ―物忘れ
2010年12月07日(火)
 * 物忘れ
 最近に物忘れが多くなった。ボケなのだろうかと、不安にもなる。
先日、大学の同級会があったが、まず乗車時間を勘違いをして一列車遅れ。
乗って直ぐに携帯電話を忘れてきたことに気づきく。その上に、同級会が
終わって東京駅に着いて店にコートを忘れてきたことに気づくしまつ。
折りたたみ傘は、ニケ月に一度の割りで失くすので、1千円以下の傘しか
買えない。人間は忘れるから生きていけるが、もの忘れは困ったものだ。
会社も自宅でも、パソコンに予定などはポストイットに書きつけ貼っている。
また自分の掌の親指の下にメモる習慣は二十年前より実施をしている。
  * 大学の同級会
 大学の同期会が学校の事務局主催で10年に一回ずつ行われている。
20,30,40周年の会には出席した。(10周年の会は、会そのものが
行われていなかった)その都度、二次会、三次会と盛り上がり、色いろな
人生を垣間見る。4百人、3百人と、参加者は少しずつ減っていくが、
出席者のメンバーは、ホボ同じである。教養課程の1・2年の同級会は
首都圏在住の人たちで開かれていたが、去年から誘われるようになった。
迷ったが、往復の汽車賃は二次会、三次会の飲み代と割り切れば、様々な
世界を見れるのもよいと出席した。他の用件と重ねれば、隔年ぐらいの参加
は良いだろう。あまり会合には参加をしないが、学校関係だけは第一優先し
出席してきた。進学する都度出会う人の地域が広くなる。
 小、中学、高校、大学と、出会う人の出身地が広がっていくのが面白い。
幼稚園は駅前の商店主の子供の世界。小学校は駅前から、その範囲が10倍の
テリトリーになり、中学校は商店主の子が主だったのが、先生やサラリーマン
の子供、そして越境入学がいた。 高校は中越地区に広がり、大学は全国区。
その都度、自分の過去の世界が小さくなる。そして、就職・・ だから、
同級会は、その年齢の自分に出会うようで、何とも感慨がある。
それにしても数奇の人生がある。


5744,閑話小題 〜同級会 ��

2016年12月06日(火)


   * 大都会の同級会
 都会の同級会の良いところは、その出自を気にしないこと。
問題は、品性である。両方とも自信がないが、青春真只中だった頃の
懇親会は魂の故郷に帰ったようで気が休まる。階段を上がるにつれ、
「恒産あって恒心あり」が鮮明になっていく。 で、・・・?
 乾杯後それぞれが数分、近況を語るが、これが面白い。数年前から病気に
倒れる人が目立ち、話題は倒れた人の闘病話や、各人の持病の話が中心。
生活圏から離れているため具体的エピソードを、平気で話せる。数年前まで
は、仕事や、家庭内の実情、趣味、旅行などが中心だったが、今は、持病や、
会社移譲と、引退などに話題が移っている。古希の風景そのもの。そこで、
去年の話題になるが、ある男の内容が実感が籠っていて、印象に残っている。
《長男の嫁が東欧出身でソリが合わない。国柄が貧しいためか、人間性まで
貧しいのが鼻につく。特にお金に対しシビアで・・ 聞くところによると、
東南アジアでも、大地の豊かなタイや、商業が盛んなマレーシアは良いが、
フィリピン、インドネシアは貧土のため良くないと聞く。どうもこうもである》
と、憤懣やるかたない様子だった。 
 そこで思い出したのが、金沢の修行時代の能登出身の上司の話。
『福井県と能登半島の出身は人間性が良くない。石川県の山よりと、富山は
豪雪の融け水が、作物を豊富にもたらすため、人間性が豊か。自分が能登出身
のため、つくづく実感している!』 そういえば、有名神社は、山沿いの、
海に面したところが多い。山から流れ出た水が、大地に流れ出て、作物を豊か
にして、森林の養分を含んだ水が海に流れ出て、魚を呼び込み育てる。
そこには農水産が豊かにする循環がある。
 そういえば、新潟在住の人が、佐渡者を・・? ここで止めく。
地元を嫌って県外に出ても、佐渡に戻らず、新潟市内か長岡に住むという。
それにつけても、実業を新潟に、住居を長岡に分けて良かった。 
呼吸不全で肺炎になりそう。んったく! 長い岡から湧出る水が豊富で、
人間性豊かで、穏やかで、暖かいのは良いが。淀みにボウフラの群れが・・ 
ボウフラが存在すのは、元もと水が良いから。とすると住みやすい? 娑婆!
 〜で、以下に続いていく。(去年も同じようなことを書いていただけか。)
・・・・・・
5379,閑話小題 〜70歳の峠は
2015年12月06日(日)
   * 70歳の峠は、いずれも厳しい
 昨夜は、学生時代の同級会に出席してきた。6年前から毎年、欠かすことなく
上京しているが、地方にいるせいか、首都圏出身の中は、何かホッとする。
去年、一昨年辺りから、メンバーに異変がおき始めた。病と、死の問題である。
次々と、脳梗塞・脳溢血、糖尿、ガンなどで、手術や、寝たきりになったり、
亡くなったりの話ばかり。毎年、この会が終わって東京駅まで、タクシーで
同乗していた二人の一人が、去年の会の前日に倒れ、急遽、亡くなったと、
この会の幹事から一月ほど前に電話があった。『同級会の一ヵ月後の一月に、
二番の脳梗塞から危篤、その直後、心筋梗塞が併発しアッケなく亡くなった。
そして、S君がステージ4の膵臓ガンで、数ヶ月前に手術。この会には
出席出来るかどうか? 他に某君も亡くなった。そういう僕も、○○ガンで、
数日後、手術の予定だが、会には何とか出席のつもり!』と悲痛の声。
 で、この寒さで、悪化した腰痛をおして何とか、出席をしたが、幹事と、
S君は、痩せ細った身体でギリギリ、出席をしていた。そして、出席をした
16人の近況報告の多くが、病と死の瀬戸際の話が大部分。それぞれの70歳の
峠は、病の面からみて、そう甘くはない。特に欠席している脳梗塞で、半身
麻痺の二人や、まだ生々しい進行ガンの話は、冬景色そのもの。
 帰りの新幹線の時刻の都合で、中途退座をSさんと二人したが、入れ
替わりに、長男が経費を不正に着服をし逮捕された、話題の服部料理学院
の服部(染谷)さんが来たところで、直接、その経緯は聞けなかった。
 同級生の話によると、これは「ネット・テロ」で、事実が先にマスコミに
流され、手の打ちようが無かったと・・ ここにもネット社会の影がある。
 誰も、「個人のイメージを売りにしている料理学校で、何故、公表前に揉み
消す方策をしない?」と思うが。学校法人は私学補助金などを受けていること
もあり、経理監査が非常に厳しく、揉み消すなど論外!という。 
70歳の峠は、いずれも厳しい! それにしても、『魚久』の料理は美味い!
 ここのマグロの刺身と、サワラの糟漬けが、特に絶品。
・・・・・・
5014,幸福優位7つの法則 −5
2014年12月06日(土)
            【幸福優位7つの法則】ショーン・エイカー著
 * 法則4:再起力〜下降への勢いを利用して上昇に転じる
 人生で何事も思うようになることはありえない。 人は「うまくいったか」
「失敗したか」のどちらか二択で物事を捉えがちだが、ここに「第3の道」が
隠されているケースが多い。その為には、節目を自らつくり、強く打たなければ
ならない。予定挫折である。そこには、「失敗した後に学んで強くなり、最後に
上手くいく再起する力」が出てくる。心理学では「心的外傷後の成長」と呼ぶ。
多くのベンチャー投資家は、ビジネスで大失敗した人物しかマネージャーとして
雇わない。マイケル・ジョーダンは高校時には控え選手だった。
「私は何度も何度も挫折した。それがいまの成功をもたらした」と。 
第三の道は見えにくく、近視眼的に物事を見がちになるが、長期的な立ち
位置を客観的に認識する知識が必要になる。
≪ ◎ 第三のの道を見つけること
人間の脳は、勤勉な地図製作者のように、頭の中の地図をしょつちゅう訂正して
作り直している。複雑で変転するこの世界で、そうやって私たちをナビゲート
してくれている。 こういう能力は、何千年もの変化の過程を経て人の脳に
組み込まれた。人類は生存のため、環境の物理的な地図を作り、食料や
パートナーを得るための戦略を立て、それぞれの行動がどんな結果を
もたらすかをプランする必要があった。(略)・・何かを決断するときには、
このようなマッピングが頭の中で必ず行われる。このマップには「現在地」
(現状)が出発点として示され、そこからいろいろな道が放射線状に出ている。
道の数は決断の複雑さによって異なり、その瞬間の思考の明晰さによっても
違う。最良の決断ができるのは、明解でクリエイティブな思考により、可能な
道すべて把握し、それらの道がどこに続くかを正確に予想できたときである。
しかし、ストレスを受けているとき、窮地にあるときには、多くの人が一番
重要な道を見落としてしまう。それは、上方に向かう道。 危機や逆境から
延びる道は3つある。
1つは、いまいる場所をぐるぐる回る道。ネガティブなできごとは変化を
生まないため、いつのまにか出発点に戻ってきてしまう。
2つ目の道は、さらに悪い結果へつながる道。悪いことが起き後に、そこから
更に悪い状態になっていく。 こういう道があるために、人は事態に立ち
向かったり、難題に桃戦したりすることを逃れる。
3つ目に、私が「第三の道」と呼ぶ道がある。これは失敗や挫折から始まり、
人をより強くし、困難のさなかにこの道を見つけるのは易しいことではない。
経済不況でもその他の危機でも、そういうときに作られる脳の地図は
不完全なことが多いし、皮肉なことに、ポジティブで生産的な道が一番
見えにくくなっているからだ。無力感や絶望に覆われていると、そういう直が
存在することすら信じられない。 だから探そうともしない。しかしこれこそ、
ぜひとも探さぶければならない道である。そこで、「第三の道」を発見できるか
どうか、挫折に打ちのめされるか、そこから立ち上がれるかを、分けられる。
挫折を「成長の機会」ととらえられる人が、その成長を実現できる、
ということを多くの研究結果が示している。逆に、挫折を「この世の終わり」
ととらえるなら、その通りになる。 ≫
▼ 私の経験でも、節目で「第三の道」が現れ出てきた。
思いもよらないチャンスが、そこにあった。 それが運命を変えてくれた。
三年前の節目の「第三の道」とは何だろう。 足元を見直し、内省をより深く
すべきということ? 日々を味わう? 実際、自然の成り行きで、そうして
いるが・・ 今さら第三の道でもないか! 「死の淵に立ってこそ分かること、
後悔することを、今、経験しろ」ということか。 日々を楽しみ、味わって
過ごせば、第三の道を歩くことになるが。
・・・・・・
4647, 閑話小題 ー「考えないこと」こそ罪 ー2
2013年12月06日(金)
* 「考えないこと」こそ罪 ー2
 人間が考えないのは、「馬鹿の壁」に取り囲まれているからである。
 その「バカの壁とは何か?」をネット検索すると・・・
《「養老 孟司の『バカの壁』を解りやすく説明してください」の問いに対し、
「人間は、外界からの刺激を感知する際に、その刺激に対してX(エックス)
という変数をかけている。例えば私たちは、自分が大好きな歌を聞くときには、
「その歌」×「限りなく大きなX」に導かれる値を刺激として受止めています。
一方、まったく興味のない歌を聞くときは、「その歌」×「限りなく0に近いX」
から導かれる値を刺激として受け止めています。そのため、前者の刺激が非常に
大きく、その人に対して多大な影響を持つのに対し、後者の刺激は「空気」
のような存在です(レストランの有線放送が良い例)。「バカの壁」とは、
こうした「外界からの刺激に対する無意識の判別」を指す言葉だと理解します。
もし全ての刺激に「大きな変数」をかけてしまうと、その結果頭に入ってくる
刺激に対応しきれなくなるため、刺激の必要不必要を判別するこの機能は非常
に重要です。それは外界の刺激に対する「目隠し、壁」としても働いている。》
▼ バカの壁は決してマイナスだけでない。問題は、自分のそれを意識できるか
 どうか。人間である限り誰もが考えている。問題は、より広く、より深く掘り
下げて考えようとしないこと。現在、アベノミクスのミニバブルが起きつつある。
15〜6年前のデフレ直前1990年代半ばに似ている。その後に2001年の9・11テロ、
2008年のリーマンショック、そして、2011年の東北大震災が起こった。
現在の私の立ち位置の高台からは津波(恐慌)の本体が見えるが、眼下の海辺
近くの街中で、宴会で酔い遊んだり、仕事をしている人は、次の大津波が
見えない。それを察知するに、自頭で考えるか、情報に対する己の勘しかない。
そこで、近い将来の犠牲者達が、高台に避難した人を不思議そうに見ている。 
笑っているのもいる。ところで、『そういうアンタ、考えているの?』と
言われると、『ウ〜ン!』になる。石原慎太郎がつくりあげた尖閣列島の
国境問題。下手をすると戦争だが、今の日本には、これで良い。目先に迫った
危機が、ピンとこないようだ。「考えない」のはの罪であり、罰になる。
最初の余波で浚われた罰を受けた私が言うのだから、間違いない。
・・・・・・
4282, 閑話小題 ー人生、面白くなければ
2012年12月06日(木)
  * 人生は面白くなければ生きる価値がない
 レイモンド・チャンドラーの小説に出てくる、フィリップ・マーロウの 
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」
の言葉をもじった、「人生は明るくなければ生きていけない、でも面白く
なければ生きる価値がない」の言葉を、ある本でみつけた。高杉晋作の都都逸、
「おもしろき  こともなき世を  おもしろく」に、相通じていている。
この年齢になり、世相も心も暗くなりがちになると、一日一日を如何に面白く
時間を過ごすかが課題になる。その辺は、長年かけて鍛え上げてあるが。
ただ明るく面白ければいい、のではない。人生を貫く信念がなければならない。
  * 書斎の楽しみ !
 去年の春以来、書斎に一日4〜5時間はいる。この随想日記の下書きや、
読書、そしてネット・サーフィンが主。他には、日記や、音楽を聴いたり・・
早朝2時間、午前中2時間、夕方1時間。 この三本柱の時間帯と、寝室に
7時間、スポーツジムに2時間。居間に6〜7時間。早朝のミニ・サイクリング
1時間(冬季を除く)。他には風呂とか、図書館など数時間になる。この判で
押したようなアカデミック?な生活をしていると、孤独な孤高のゾーンに奥深く
入ることが時おりある。ポタリングで信濃川の土手や橋を引きチャリをしている
時にも、そのゾーンがやってくる。だから続くのである。特に書斎では思いも
よらない過去の思い出、思わぬ気付きが奥深くから湧き出ることがある。読書も
然り、書き手の世界に入り込み、その琴線に触れる時、このゾーンに入り込む。 
雑念を超えた時空の世界である。 作家とか芸術家は、その世界を広く深く
持っていて、そのゾーンから何かが伝わってくるのだろう。魂という言葉が
あるが、このゾーンと繋がった心の状態をいうのではなかろうか。
・・・・・・
2011年12月06日(火)
3907, ルソーの孤独
 2009年12月1日の随想日記「人生に関する小題」の中で、
現在の私を予感させる文章があった。
≪【 わたしは地上でたった一人になってしまった「孤独な散歩者の夢想」は、
 64歳のときに書き始め2年後の死ぬ直前に終わった文章、ルソーの絶筆である。
「第一の散歩」から「第七の散歩」まであり、その後「八、九、十」がメモの
ような文章が続く。冒頭で、「こうしてわたしは地上でたった一人になった。 
人なつっこい人間でありながら、万人一致の申合せで人間仲間から追い出されて
しまったのだ・・ わたしは、かれらから離れ、すべてのものから離れたこの
わたしは、いったい何者か」と問う。「自分に残されたことは、すべての世間から
放逐された自分はいったい何者なのかを探求することだけなのだ」と自覚する。】
私の周辺の倒産時の男たちの気持ちは、まさに、このようだ。多くの取引先、
部下を路頭に迷わせ、自分の存在の卑小さと、嫌らしさに自己嫌悪を独りする。 
自分は何者なのか? ただ、歩くこともままならぬ、折れてしまった、
これ(私)!である。≫
▼ この文章を書いた二年前から、倒産を決断するまで売上下降が続くとは
 夢にも思わなかった。そしてトドメが東北大震災。税理事務所の30年来の担当
Jさんが、「初めは気が張っているが半年も過ぎれば、ジワジワとボディーブロー
として効いてきますよ」と忠告してくれた。地方の大方の会社に、この大不況が
直撃していることも事実。 大津波の前兆の波が、特に敏感な立ち位置の当方に
先に直撃したが、本体の波が来るのは今年から来年にかけて。
(但しG20が時間稼ぎをして来年に先送り)どのようにシュミレーションを
しても、本体の津波がやってくれば海岸線に近い三次産業、輸出関連産業は、
致命的大打撃を被る。ところが津波に一番危ない会社ほど、大津波に気づかず
高台に逃げていく人を嘲笑う? ルソーの孤独感は、独り死に直面した時に
誰もが経験することになる。ネット上にブログを10年間書き続け、墓としての
思いを入れ続けてきたので、ルソーの孤独感は無い。しかし、この10年間に
多くの友人知人が亡くなっている。亡くなる直前に、ルソーのような絶望的な
孤独感にさい悩されたはず。  このルソーの孤独は、虚無という真っただ中
に漂う私が、壊れていく恐怖が伴う。談志も死を前に強がりを言っていたが・・


5743,閑話小題 〜同級会 ��

2016年12月05日(月)

 一昨日、毎年行われる学生時代の同級会のため上京した。
今回の出席は12名。いつも、17〜8人で、3分の2で少な目。
会場は、同級生の『魚久』という甘粕の魚漬物店で、本店の
隣に料理店。百貨店地下に必ずある有名店で、同級生が、
社長、いや今では会長。 毎年、食べる度に、その美味さに、
惹かれていく。日本橋は昔、料亭とか、遊郭があり、酒造工場
とか、魚が集まったところ。今でも昔風の料理屋が多く並ぶ。
 この会は、教養課程で編成されたクラスの人を中心に集まった
忘年会である。学校の人間関係は、クラスのコンパや、クラスの
指定席の周囲が、まず顔見知りになり、友人になっていく。
そして3年、4年の専門課程の二年間は、クラブ、ゼミなどを
中心にした人間関係へと変わっていく。その変遷が学生時代の
醍味で、自分づくりである人間関係構築の機会になって、卒業と
同時に全国の「緑の原野(社会)」に散っていく。
 まず当初のグループは、大雑把にいうと、
・小中高の付属校からエスカレターで上がってきたグループ、
・東京在住の人たちが主のグループ、
・地方でのアパート暮らしのグループ、へと自然と分かれる。
そこから更に、クラブ、ゼミなどの選択で人間関係が深まっていく。
 私の住居は、早大の理事が私的に経営していた寮で、日常生活は、
そこの気の合った各大学の学生たち。5〜600坪ほどの角地に平屋の
L字型の建物に部屋が並んでいて、角の部分に共同炊事場、それぞれ
の端にトイレがあり、通路は土間。今風にいうと、シェアハウスの
要素が強く個々の絆は強かった。悪くいえば、牛小屋そのもの。
敷地の中央に大家の家族が住んでいて、その間には芝生の庭があった。
南早稲田の住宅地に、オアシスという風でもあった。 朝晩は自炊で、
昼は学食が中心であった。当初は小学校の家庭科の実習を思いだし、
カレーや水炊き風の鍋、野菜炒めをつくっていた。実家の送金は誰も
ギリギリ。実家の貧富など関係なく、資金的余裕など有ろうはずない。
学生とは、そういうものと上京組は思いこんでいた。その中で、彼女を
持ち、アルバイトをし、学業をこなす人もいれば、真面目に勉学を励む
生活をし、時々、安酒を買込み議論をしたり、人生を語る人たちもいる。
 7年前に、この首都圏在住のグループで、勤勉のグループの忘年会に
誘われ、参加するようになった。 各駅停車の鈍行列車のように、学び
あおうと、『鈍行』というグループをつくっていたのは、学生当時、
知っていた。その彼らが、卒業後もゴルフや、宴会を開いていた。
殆どが二代目でオットリ?した顔ぶれ。武澤ゼミ仲間の一員が幹事を
していた関係から、地方在住の私に声を掛けられ出席をするように
なって、はや8年になる。   〜つづく

・・・・・・
5378,閑話小題 〜独身世帯の半分、全体の3割は貯蓄ゼロ!
2015年12月05日(土)
 ネットサーフィンをしていると、以下の深刻なレポートがあった。
核家族化が進んだ日本は、老夫婦の片割れは単身世帯になる。その時、
多くが下流老人に陥る厳しい現実が、バブル崩壊以降、突きつけられている。
年金支給日の支払窓口の殺伐とした年寄りの姿があるが、貯蓄ゼロなら当然。
 オリンピックバブル崩壊の数年後、10年、いや5年もしないうちに、
スペインやアメリカのように、宗教団体やボランティアが提供する、
無料食事提供所への行列が街中に出来る現実味が出てきた。
  * 〜単身世帯の47.6%は貯蓄なし
《 2015年の貯蓄率ですが、単身世帯の貯蓄なしが47.6%となり、
 2014年より8.6%も増加しています。また平均値は773万円
ですが、中央値は20万円で、2014年より何と55万円も減少している。
この55万円も減少している理由は定期的収入の減少により貯蓄を取り崩した
とされています。このペースでいけば2016年には単身世帯の貯蓄平均値は
10万円を下回り、限りなくゼロに近づくことになります。
 今や日本は恐ろしいスピードで単身世帯の貧困かが進んでいますが、
では全世帯ベースではどうでしょうか? 貯蓄なし世帯は30.9%と
2014年より0.5%増加しています。全世帯ベースでは平均値は
1209万円となり、中央値は400万円となっており、この中央値は増減
なしとなっており、収入を全て使っていることになります。日本の貧困は
この数字から見ますと単身世帯の貧困となりますが、今後益々単身世帯が
増えるとなれば国民の半分以上が貯蓄ゼロになる日も近いと言え、そうなれば
貯蓄ゼロ単身世帯は生活保護一歩手前にきているとも言え、日本の社会保障
制度は崩壊に直面します。この社会保障制度を維持するには持つものから
持たざる者へ所得を移転させる他なく、即ち政府による持つ者への課税を
通じて再分配するしかありません。 具体的には資産2000万円以上の
富裕層へ90%課税を行い、その課税分を社会保障に回すことになるのかも
知れませんが、持つ者が持たない者の面倒を見るしか道はありません。
あと5年もすれば、日本には貯蓄ゼロの単身世帯が50%を超え、全世帯
ベースでも40%が貯蓄ゼロになるかも知れないのです。
日本は今や貧困社会に入りつつあると認識しておく必要があります。
(註:中央値とは、対象の人口の丁度中央の人の値) 》
▼ 単身世帯の半数、全体世帯の3割が、貯蓄ゼロとは、驚き。
 他人事ではない。ブラックスワンの到来で呆気なく事業清算をしたが、
何とかセフティネットで、現在の生活を維持している。今のところ夫婦とも
健在だが、どちらか欠ければ、片方が大きな岐路に立つことになる。 
若者も老人の弱いところに貧困問題が直に現れてくる。娑婆は誰も助けて
くれない。あるのは自助努力。 〜で、以下の若者の貧困問題につながる。
・・・・・・
5013,閑話小題 ーなぜか結婚できない人たち
2014年12月05日(金)
   * なぜか結婚できない人たち
 TVのトークショーで、「なぜか結婚できない男たち・女たち」
をテーマで放送していた。結婚相談所のアンケートで、
 ★ 「なぜか結婚できない男たち」で、嫌われる順に、
1位が、実家暮らしの男、それも一度も独り暮しの経験のない人
2位が、趣味への拘りが強い
3位が、女性に高収入を求める
4位が、上から目線
5位が、ペット中心の生活の男性
 ★ 「なぜか結婚できない女」では、
1位が、専業主婦を希望している女性
2位が、同性からの支持が高い
3位が、恋愛に困ったことが少ない
4位が、母親と友だちの女性
5位が、化粧や服装などの自分磨きに走りすぎた女性 となっている。
 猫とか、犬などのペットを飼うと、その方にエネルギーをとられて、
異性までエネルギーが回らなくなるというが・・
 実家で炊事洗濯を母親が用意をして、趣味の世界を持っていて、女性の収入
を当てにして、上から目線で女性をみて、家にペットでもいたら、特定の女性
に固定されるのは面倒になるのは分かる。 女性も同じで、この不景気の中、
専業主婦が理想になる。そして女同士で群れ、母親と友だちのようにして、
自分を飾り立てていた方が良いが、そんな女は男は真っ平。 コンビニや宅配
サービスが充実をしている現在、収入面さえシッカリしていれば、結婚など
したくないのは分かる。それも、9割以上が実質破綻している結婚の生態を
両親に見せつけられていれば尚のこと。驚くのは、ヨーロッパの離婚率の高さ。
最も高いのがベルギー、なんと7割強の夫婦が離婚。その次がポルトガルで68%、
次いでハンガリーが67%だった。なお日本は、2010年時点で36%というから驚き。
今では、4割? 時代は大きく変わってしまった。とすると後妻業、後夫業
という仕事としての夫婦業が出てくるのも必然か。そう割り切らねば絶対無理?
・・・・・・
4646, 一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ー3
2013年12月05日(木)
 『一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』ジョシュア・ジョア著
   * 人は、思いのほか、遥かに記憶力がある!
以下の一節には驚いた。一枚の写真だけでは分からないが、隣に違う写真を
並べることで、記憶が浮かび上がる現象。それが30枚でなく一万枚でも殆ど
憶えている事実。これを利用したのが速読法の『事前に、ページ全体を凝視
するか、流し読みをすれば、遥かに読書の速度が上がる』ことが納得出来る。
私たちは、鍵や物事の名前を忘れ嘆いているが、「最大の忘れものは、
私たちはごく稀にしか忘れないことを忘れていること。」
物覚えが悪いと自分自身、決め付けているのである。
『私は記憶力が少ない。それも二面があり+−0』という暗示を、
この年齢まで引きずってきた。 ーその辺りからー
《 エドは、「僕はイギリス生まれ。だから、社会生活を満喫するよりは
記憶でもしようと思わざるをえなかったんだ」と自虐的なジョークを混じえた
自己紹介のあと、70桁の数をほんの1分で憶える」がかかった時間の3分の1)
という正真正銘の記憶力を披露し、続いて高校生と私の記憶力テストに移った。
「これから君たちに写真を多く見せるよ。すごく速いスピードでいくからね」
「できるだけたくさん憶えてね」。そう言うと前の映写幕に、次々と写真が
映し出された。0.5秒足らずで次の写真に移っていく。ソニー・リストンに
勝利したときの・アリ、・月面上につけられたニール・アームストロングの
足跡、フリードリヒ.ニーチェの『道徳の系譜』の表紙、赤いバラ…。
写真は全部で30枚あった。あっという間に次の写真に移るので、全部どころか
一枚でも思い出すのが難しいような気がした。それでも私は全神経を注いで
一枚一枚、脳に刻みつけた。最後の写真のあと、部屋は真っ暗になり、再び
照明がついた。「憶えているかい?」に「思いません」と私の前の女子高生が
皮肉めいた口調で答え、幾人かがクスクス笑った。「そう、それが聞きた
かったんだ」とエドは答え、腕時計を見て時間を書きとめた。-- 30分後、
次々と見せられた写真の記憶が忘却曲線にしたがってかなり消えてから、
エドは、新しいスライドを見せていった。今度は2枚の写真が並んでいる。
1枚は先ほど見たもので、もう1枚は初見のものー左側にアリ、右側に泡を
出している解熱鎮痛薬の写真だった。エドはさっき見たほうの写真を指さし
言った。簡単だ。アリの写真はさっき見たもので、アルカセルツァーは
違うと誰もがわかった。エドは「ね、簡単に思い出せただろう」と言ってから、
次のスライドー左側に一匹の鹿、右側にはニーチェの本1に移った。
これも全員が正解した。結局、全員が30枚を全部答えることができた。
「さあ、面白いことがわかっただろう」。エドは教室の前方を教授さながらの
ポーズで歩きながら言った。「1万枚のスライドを見せたって、君たちはちゃん
と答えることができるはずだ。君たちの記憶力はそれくらい優秀なんだよ」
続いて彼は、1970年代に行われた、よく引用される実験について話した。
今やったのと同じような方法で行われたテストだが、30枚ではなく1万枚を
憶える(このテストには1週間かかった)。憶えるには多すぎる量だ。
一度見ただけで憶えるならなおさらである。》
▼ ドッキとする一節である。「なんてこった〜」である。毎日読む
 新聞も本も、一度、スキャニングをした方が良いことを分かっていても、
していなかった。それと『私の記憶力が弱い!』というバイアス(思い込み)
の強さに今更である。もっと強いバイアスに囚われているはず。
「余命半年!」と宣言され見えてくるのだろう。
・・・・・・
4281, 日本人の思い −1
2012年12月05日(水)
  * これが日本人?  「日本人の思い」ーほぼ日刊イトイ新聞 著
これは、ネットの人気サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で、毎週のアンケート
50回の「日本人の思い」のテーマの回答! 
ー 八割以上、イエスと答えた内容をみると、
 「音楽が好き!」は  96.2%!  「旅が好き!」は   84.7%!
 「よく本を読む!」は、81.2%!  「エッチです」は   84.6%?
 「恥ずかしがりや」は 82.4%!  「よく笑う!」は   81.8%!
この結果からみると、ー音楽が好きで旅が好きで、エッチで恥ずかしがりやで、
よく笑いよく本を読むー これが、日本人!。 しかし、意外な結果も多い。
* 日本人の67%が「私は働き者でない」と思っている。多くは、
 逆の3分1と予測していた。自分を振り返ると、この結果は理解できる。
 心の奥では、働くより遊んでいた方が良いと思って当然。
*「あなたは、運がいいですか?」に対し、76%が運が良いと思っている。 
 「自分が生まれてきて、ここにいるだけで充分に運が良い」と思っている
 から健全である。
*「あなたは、持てますか?」に、62%が「持てない」と、答えている。 
 年齢別でみると、持てるピークは50歳代で60%が「持てる」と答える。
 社会的立場の充実感が人を惹きつける。若いときは、どっちに転ぶか分から
 ない不安定さが緊張感を醸し出し、それが異性や友人を惹きつけが、50代は
 経験からくる充実感が吸引力になる。私は、50代の10年間で30年分を
 生きた感がある。
*「あなたは、親切ですか?」の問いには、53%が親切と答え、
 47%が、親切でないと拮抗しているが、そんなものか。
*「あなたは、健康ですか?」には、7割が健康と答えている。
 逆にいうと3割が病を持っていることになる。 ー続く
・・・・・・
3906, 閑話小題
2011年12月05日(月)
   * 一昨日は大学の同級会。
 大学1・2年時の同級会が服部栄養料理学校の服部幸應さんを中心で
開かれている。首都圏に住むグループの会で、遠距離の地方出身には声が
かからない。その会の幹事が武澤ゼミ仲間だった縁で去年初めて参加してみた。
しかし春先に色いろあったので今年は不参加と決め込んでいた。ところが、
そのクラスで親しかった男が42年ぶりに参加と聞いて、急遽、出席すること
にした。彼は全国を転勤した後に、終の住まいを仙台空港近くにし、釣りと
ゴルフ三昧を決め込んでいた。ところが東北大震災の津波で九死に一生を得て、
現在は実家のある前橋に戻り、新たに住居を購入した。私の大学で初めての友人
で、私が入っていたクラブに引き入れた経過がある。卒業後は全国の転勤もあり、
大学関係の会には一切、顔を出したことはなかった。 会った瞬間、私は
「おい変わったな!」で、相手は、「全然、変わってないな!」である。
今回の会の出席者は17人で、去年とほぼ同数。私も一応東北大震災の経済
被災者だが、彼と私の話に他の出席者は、目をパチクリ。 
その友人は明るく振舞っていたが、やはり痛手は隠せない。そういう私も、そう見えていた
のだろうか。 ところで、ゼミで一緒の人と、久しぶりの再会の友人が異口同音に、
「堀井のこと、絶対にリスク管理をしていたはず。学生時代から用心深かったので、会社と
個人は分けていたと思っていた」と言う。 地元の友人が、全く同じことを言っていたので、
逆に驚いてしまった。性格は昔も今も変わっていないということ。 
それをもって計画倒産と揶揄されるが、20年、30年の長期投資、リスク管理をして
おくのは当然である。家族を一切、会社に入れないとか、連帯保証をさせないとか。
破綻の恐ろしさの両親の教えもあるが。
  * 有楽町・東京駅の再開発
 最近、有楽町周辺に行って驚いたのがJR駅銀座口出口の変わりよう。
この10年で次々と大型ビルなどの再開発がオープン。ニュースで知っていたが、
実際に現場に立った実感は違うもの。 特に秋葉原や有楽町駅銀座口の雑然と
していた飲食街が一掃されて、近代ビル街が出来ると、その変わりように驚いてしまう。 
家内がJRの2〜3ヶ月に一度出す格安料金で、東京のスポットを回るのを楽しみに
しているが、何か分かるような気がする。 都会は、脳が外部化したものというが、
成るほど、そのとおりである。また東京駅の丸の内の再開発ビル群にも驚いてしまう。
丸ビル、新丸ビル、そしてオアゾも地下で通路が行き来できる。たまに行くには良いが、
都会暮らしは、私にはそぐわない。とはいえ、田舎の閉鎖性も、どんよりして好きでない。
 ・・・・・・・
3541, 価値観の中心の書き換え ー3
2010年12月05日(日)
 誰もが、人生の節目は価値観の中心の変わり目になる。
それが小中高校の進学時だったり、社会人になる時だったり、家庭を持ったり、大病を
患った時だったり。若いときは成功物語を夢見、そして挫折を繰り返しながら、中心の
価値観が変貌していく。節目を打つとは中心の思い切った書き換えということになる。
社会に出て10年スパンか、20年スパンで、節目を自分で作っている人を時々見かける。
人生設計をし、それに従って生きるのも道理。起承転結という文章作法(あるいは
四コマ漫画)のとおり、起=0〜19、承=20〜39、転=40〜59、結=60歳〜 を、
区切りとする視点も、分かりやすい。文章作法では、一番大事なのが「転」というから、
40〜59歳が胸突き八丁で大変だが、心して生きなければならない時期。
しかし振り返ると、それぞれが同じ位、重要であるのも事実。19歳までは、基礎づくり、
39歳までの20年全力投球、59歳までは苦しみ、楽しみを味わい、60歳以降は、
それまでの経験を振り返り、鳥瞰した目で人生の仕上げに入る時期になる。
「価値」に一番近い言葉として「意味」がある。人生の意味を突き詰めると、
自分の物語をつくっていくことになる。そうすると自ずから人生観の中心に自分の理想、
挫折などの経験が、物語の要素になる。どれがベストという訳にはいかない。
それぞれの人生があるから。「上を見れば限がない。横を見れば情けない、
下を見れば底がない」のが比較の世界。所詮は、死んで三日も経てば、過去の人として
忘却の彼方に消えていく。「価値観の中心の書き換え」も生きていればこそ。 
それが出来るのは「いま、ここ」だけ。 「人生の意味など何も無い!で、
いいじゃないか!」も、事実。 「日々是、己に口実!」もある。


5742,つれづれに哲学 〜嘆きの谷

2016年12月04日(日)

             「生きづらさからの脱却」岸見一郎著
  * アドラーの「嘆きの谷」
 私がみるに、悲観的傾向が強い人が、女性で3人に1人、男性が4人に1人
の割にいる。その中で更に強い人は1割ぐらいか。知人にも数人、非常に悲観的
思考の強い人がいる。連れ合いとの不適性があるが、何もかもを悲観的に捉える。
ある婦人、目を見張るほど美人だが、いや、だったが、万年ウツ状態で、日常が
常に暗い状態。誰も躁鬱の波を乗越えて生きているが、問題はマイナスの程度。 
アドラーはカント同様、クル病だが、そのハンデを乗越えて、フロイト、ユング
につづく三大心理学者の一人になっている。根には、「その程度のことで、何で
落ち込んでいるのか!」があるため、その説得力が強い。 
  〜その一節から〜
≪ 世界を「嘆きの谷」と見ようとし、いつも苦しんでいる人がいる。
 アドラーはそのような人は「途方もない重荷を担って人生を歩もうと不断に
努力をする」と言っている。些細な困難をも誇張し、将来についても悲観的に
しか見ない。身のまわりで喜ばしいことが起ると不安になり、どんな対人関係
にも「影の面」を持ち込む。
 「嘆きの谷」という言葉は元もと旧約聖書の『詩編』に出てくる。
エルサレムに巡礼する人は、乾燥のため枯れ果てた谷底の道を歩まなければ
ならなかった。このような人が、世界を「嘆きの谷」と見ようとするのはどう
いうことか。アドラーの解釈と違って、『詩編』では、神によって勇気を
出し、広い道を見ている人は「嘆きの谷を通る時でも、そこを泉とするだろう」
と言われている。生きている限り、「嘆きの谷」を避けては通れないが、勇気
ある人はそれを「泉」と見るのである。ところが、この世界の嘆きの谷とみて、
どんな喜べる機会にも、「カッサドラの叫び」しかあげない人がいるとアドラー
はいう。ギリシャ神話に出てくるカッサドラはアポロンに愛された。アポロンは
カッサドラに愛を得るために彼女に予言能力を与えた。しかし彼女は、アポロン
の求愛を断った。そのため、アポロンは誰も彼女の予言を信じないようにした。
カッサンドラはトロイアの滅亡を予言されたが、無視された。
アドラーは、<この世界を嘆きの谷とみて、「カッサンドラの叫びしかあげない」
というのは、不吉なことしか言わないという意味だが、決して、トロイアの滅亡
を望んでいた訳でない。
 〜ネット検索に、「嘆きの谷」で調べると、
≪・アドラーは仕事の課題、交友の課題、愛の課題という人生には避けては通る
 ことができない課題がある、という。これらの課題を解決する能力がないと
 考える人は、なんとか理由を考えて、人生の課題から逃れようとする。
・アドラーが「劣等コンプレックス」という言葉を使う時、次のような意味と
 して使っている。すなわち、「Aであるから(あるいは、Aでないから)、
 Bできない」という論理を日常のコミュニケーションの中で多用するという
 意味である。このAとして他の人がしかたがないと納得しないわけにはいか
 ない理由を持ち出すのである。
・神経症はこの劣等コンプレックスに他ならない。人生の課題を前に直面しよう
 としなかったり、ためらいの態度」を取って立ち止まる。「はい〜します、
 でも、(yes...but)といって、結局課題に取り組まない。神経症に限らず、
 人は意識しなければ、すぐに「でも」といってしまう。
 <何かをしようと思う、しなければならない、「でも」と…>
・カウンセリングの時、あまりに頻繁に「でも」という人があって僕はその人が
 「でも」というたびにカウントすることにした。本人はそのことを意識して
 いなかったからである。やがてこんなふうにいわれるようになり、次第に
 この言葉が用いられる回数が減っていった。「まだ今日は一度も『でも』と
 いってませんから、一度だけ『でも』といわせてください」
・人生の課題に挑戦する時、失敗すること、敗北することを恐れる人は、課題
 から退却しようとする。何をする時にも必ず成功しなければならない、と考え、
 成功するという保証があれば挑戦する。しかし失敗が少しでも予想され、
 成功することが確信できなければ最初から挑戦しようとしないか、失敗しても
 そのことによって致命的な打撃を受けることがないように、いわば綱渡りをする
 人が転落することを予想して下にあらかじめ網を張っておくようなことをする。
 症状はこのような目的のために創り出される。
・人生の課題を前にして敗北を恐れる人は、課題に挑戦することを回避する
 ために時に神経症になって、「足踏みしたい(時間を止めたい)」と思う、
 とアドラーはいう(『人はなぜ神経症になるのか』)。
――
▼ 上記の「カッサドラの叫び」しか上げない人に、マイナーな視点の話題を
 ふると、大きく首を振り、どんどん話が進む。何処にも、『内幕情報屋』が
存在して、ネタを探し出して人の懐に飛び込む。それが、万引き、置き引きと、
同じくらい、いや、それ以上の犯罪行為でしかないことを知らない。で、その
毒は、喜んで聞いてしまう方にも、同様に罪になる。誰もが持っている要素
だから始末が悪い。

・・・・・・
5377,武器としての決断思考 ー��
2015年12月04日(金)
        ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
 『学問のすすめ』が、明冶5年の3000万人の人口の中で、300万冊の大ベスト
セラーだったというから、当時の民度が高かったことが窺い知ることができる。
明治初期の日本で、欧米のバイブルみたいに読まれていたことになる。
今の人口比からすると1200万冊。明治以来、日本は果して進化したのか。
現在の日本人の多くは、これだけ読む知性も、教養もない。 明治以来、
日本は果して進化したのだろうか。国敗れて教養なし! 何かが失われた!
  * 『学問のすすめ』は、いま、若い世代こそ読むべきだ
≪ 変化が激しい今の時代、これまでの価値観や方法・人生のレールという
ものは、意味をなさなくなってきているということです。京大医学部生の話は、
その顕著な一例にすぎません。右肩上がりの「幸福な時代」は過ぎ去りました。
良い大学、良い会社に入れば人生は安泰、みたいなことはもうないのです。
 さらに断言すれば、これからの日本はもっともっと厳しい状況になっていく。
良い時代を経験して「逃げ切り」ができる世代であれば、昔はよかったとただ
嘆いていればいいのでしょうが、これから社会に出る世代、もしくはこれから
社会のメインステージに立つ世代にとってみれば、問題は深刻です。
 では、どうすればいいのか? ここで、リベラルアーツの話に戻ります。
人間を自由にする学問がリベラルア↓だという話をしましたが、まさにいま、
それが求められているのです。
 医者の話が良い例ですが、国家試験に合格しただけでは、これからの時代は
生き残れないし、幸せになることもできません。むしろ奴隷として、上の世代が
作ったシステムにからめとられる可能性が高い。それも自分が気づかないうちに。
 だから教養が必要です。自由になるために。自分の力で幸せになるために。
といってもそれは、大学生がパンキョーと呼んでいるものとは違います。
極端に言ってしまえば、大学の教養課程で教えている一般教養は、大学教授を
食わせるためのものでしかなく、本来の意味での「リベラルアーツ」とほど遠い。
 もっと実践的で、実用的な知でなければならない。
ここで、福沢諭吉が著した『学問のすすめ』から一節を引用してみましょう。
まさに私が言いたいことを代弁してくれています。 
 《学問というのは、ただ難しい字を知って、わかりにくい昔の文章を読み、
また和歌を楽しみ、詩を作る、といったような世の中での実用性のない学問を
言っているのではない。(中略)いま、こうした実用性のない学問はとりあえず
後回しにして、一生懸命にやるべきは、普通の生活に役に立つ実学である》
(引用『現代語訳学問のすすめ』齋藤孝訳/ちくま新書)
 『学問のすすめ』が刊行されたのは明治5年。新しい時代の幕開けに、明治人
が持つべきメンタリティを説いたこの本は、300万部を超す日本史上最大の
ベストセラーとなりましたが(当時の人口は約3000万人)、いま、既に20年以上
が過ぎたこの平成の世にこそ、そして、そんな時代に生きる若い世代にこそ、
この福沢諭吉のメッセージは伝えていかなければならないでしょう。
そう、まさにいま、実学が必要なのです。医学部生が起業論を学ぶように、
自分にとって必要な学問は何かと考え、探し、選び取るーそういった行為が、
ベーシックなものとならなければなりません。≫
▼『学問のすすめ』は、学生時代に読んだが、これほどベストセラーとは!
 『世間』に対し異常なほど嫌悪感を持つのは、身近な人間関係に取込まれた
奴隷のような絡みとられた視線を感じるため。教養とは、それらから自由に
なるための素養。情報化社会こそ、実学としての教養が必要になる。
・・・・・・
5012,幸福優位7つの法則 −4
2014年12月04日(木)
   【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
 * 法則3: テトリス効果
ー まず、テトリス効果の意味を、要約すると
≪テトリスという強い中毒性の強いゲームがある。一度、はまると、街を歩いて
 いても、本屋の本から電気屋の段ボールまで、何でもテトリスに見えて組み
合わせたいと思ってしまう。周囲に、この「テトリス効果」にとらわれている人
がいる。いや、誰も何らかのカタチで、同じように無意識で実行する習性を持つ。
思考や行動が一つのパターンにはまって、そこから逃れられない人。しかも、
それは、ネガティブのパターンである。このテトリス効果は良い方向にも悪い
方向にも働く。刑事は、知らぬ間に不正を探している。
警察官は、家族まで不正探しの習性がついてしまう傾向が強くなり、一般人から
みたら異様に見えることがある。税理士は監査などで、毎日細かい経理のミス
探しを続けるため、家に帰ってからも家族のあらを探しをする傾向になる。
これらは負のテトリス効果だ。
 逆に、良い方向に働くと、テトリス効果は抜群の効果を発揮する。ここで、
「今日あった3つの良いこと」の振り返りがある。一日に5分、この作業を毎日
繰り返すことで、脳内に、ポジティブな自分をスキャンする回路が生まれ、徐々
にポジティブな部分を見つめるようになる。意識的にポジティブなことを考える
ことで、それまで頭にあったネガティブなことを意識から追い出すことができ、
心が安定する効果がある。・・ 科学者によると、我々に入ってくる情報のうち、
およそ百分の1しか覚えてないという。他は効率よくフィルターではねられて、
脳の中のごみ箱箱に捨てられる。我々は見ようと思うものしか目に入らない。
自分が買いたい車か、買った車しか目に入らない経験があるだろう。
 ・・脳が常にポジティブな面をスキャンしてそれに注目すると、最も重要な
3つのツール「幸福」「感謝」「楽観性」の恩恵を受けることができる。恩恵は、
「幸福優位性」で述べた。
二つ目の有益なメカニズムは「感謝」である。ポジティブな感情で持つ機会が
増えるほど、感謝の気持ちを覚える。感謝を常に忘れない人たちは、活発で、
心の知能指数が高く、寛容で、抑うつになりにくく、不安や孤独も感じないこと
が、多くの研究が証明している。
三つ目は「楽観性」。脳がポジティブの事柄を多く拾上げるほど、いいことが
続くと思えるので、ますます楽観的になる。ある研究によると、楽観主義者は、
悲観主義者に比べてより多くの困難な目標を立てる。そして、その目標達成の
ために多くの努力を注ぎ込み、困難に長時間立ち向かうので、障害を比較的簡単
に乗り越えることが実証されている。・・・ ≫
▼ 私は商家で育ったため、何事も損得で考える傾向が強いことに学生時代に
 自覚したとき、ゾ〜ッとしたことがある。社会には、損得以前に、善悪、
嗜好、倫理など、様々な道理がある。それを知るのが教養である。私が一番警戒
している、『世間様』がテトリス効果で、小さな世界の価値観に縛られ、思考や
行動が凝縮した人たち。小さな岩穴の中で、大きくなり、その穴から出られなく
なった山椒魚そのもの。誰もが、少なからず持っている要素だが。
 うつ病は、その穴の中で精神が圧迫された状態から生じる症状である。
・・・・・・
4645, 一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ー2
2013年12月04日(水)
   『一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』ジョシュア・ジョア著
 * 古代ギリシャの記憶術の誕生ー「シモデスの記憶術」
 この本は、科学ジャーナリストが、古代ギリシャの時代から知識人の間で
受け継がれてきた記憶術で、1年後に記憶力全米チャンピオンに輝くまでを
描いた実験ドキュメンタリー。ベストセラーになったが、当然の内容である。
記憶をまず洞窟の岩壁に書き残し、次に石片、木片、動物の革、紙、そして
今ではデジタルに変化してきた。それが外部記憶装置。そのため、ネット検索で、
一瞬にして世界中の情報を取ることが可能になった。 その中で記憶力が、
どこまで必要なのだろうか。 ー「シモデスの記憶術」を検索するとー
【 奇跡的偶然で助かったシモデス。身内や知人を崩れた瓦礫の中から遺体を
 掘り出したが、酷く押しつぶされ見分けも付かない。しかしシモニデスは、
パーティに参加していた人達が、どこに座っていたかの記憶を頼りに、その位置
から身元を判別し、一人一人を埋葬することができた。この経験からシモニデスは、
記憶術(座の方法)を思いついた。 『鮮明な記憶というものは、順序や場所と
関連付けられた場合、鮮明に蘇ること』を発見した。
この「座の方法」=「記憶を鮮明の保持する方法(記憶術)」は、
1、何かの場所を選ぶ 
2、記憶したい物事のイメージを描き 
3、それぞれの場所に関連付けていく方法で、現代記憶術で言う「場所法」。
シモニデスは更に、『場所の順番が物を 護ってくれ、物のイメージが記憶
そのものを護ることになり、我々は、場所を蝋板代わりに、イメージを文字
代わりにして、関連付ければいい』と、記憶術の真髄を述る。
これが25百年前に発見された記憶法である。 】 
▼ 早速、事例にした、熊、ゴミ、靴、大学、ドラマ、トラックなどを
イメージし、自宅の駐車場、庭、玄関、居間に貼り付けた。そして一日後、
思い出してみたら完璧に憶えていた。ベテランでも時に忘れるが‘記憶の不備’
でなく‘認知の不備’という。ここで、紹介していた実験に考えさせられた。
学生たちに30枚の写真をスライドで見せて、憶えているか?
と聞いたところ、全員が笑って、憶えているわけがないという。そこで、
その一枚一枚の横に違う写真を貼り付けて、見せたところ、最初にみた写真を、
全員が憶えていた。人間は一度見たもの、経験したことの殆どを記憶している
という。48回の海外旅行の行先の旅番組を見るのが楽しみの一つだが、行って
なければ見ないし、その時の、記憶と番組が混合し、再び、そこに行った
気持ちになる。番組の映像が、この二枚並べたスライドと同じ効果が働き、
少し違う風景から、実体験の記憶が蘇ってくる。だから何でも見てやろう、挑戦
してみようという積極一貫の精神が必要ということ。考えさせらる本である。
・・・・・・ 
4280, 閑話小題 ー随想日記のテーマの見つけ方
2012年12月04日(火)
 * 随想日記のテーマの見つけ方
11年7ヶ月、休むことなく、この随想日記を書き続けてきた。
一つの張り合いになっているが、問題はテーマのネタ。これが難しい、
というより思い浮かばない。TVや新聞から思いついたり、雑談で思いついたり
様々である。二週間に1〜2度、図書館で10冊を借り換える。それを机の左に
積み重ねておき見つけるのが半分くらいだろうか。
 自分が面白い、成るほど、と納得する内容でないと後で読み返した時、心に
振動しない。その為、本探しから違ってくるが、これが良い。それと、たびたび
自分のワダカマリをテーマにする。これは考えることになり、解消の切欠になる。
去春以来、何のワダカマリをテーマにしてきたのは、そのため。赤裸々過ぎたが。 
その時々のテーマを探すのは、人生にとって最重要事項。それを続けることは
最上の習慣化だが、12年近く実施しているわりに教養が増した感がない。
書いたと同時に完全に忘却するためだろう。しかし、この習慣、一度身に着ける
と良いことが多々ある。何か事があると、その場でキーワードを探し文章化して
しまう。3つも見つければ、完成に近い。それは、考えることそのもの。
それを後でパソコンに書き込むが、メインキーワードをテーマに入れる。
そこで違うテーマに変更する場合がある。毎日書いていると、その辺が面白い。 
プロの書き手はテーマを依頼されると、数十、数百冊の本を集め、目を通すという。
その過程で内容の荒筋をつくり、その後、内容の肉付けをしていく。現在では
パソコンとネットがある。アマゾンなどから多くの資料の入手が可能になった。
4千も超えると、同じような内容を知らぬうちの繰り返し書いている。
現在のような、有り余るような時間の中では、テーマ探しは、けっこう面白い。
それにしても、下記のテーマと文章を読み返すと、赤裸々で、心根が、
そのまま現れ出ている。今さら、虚飾も何もないと開き直るしかない!
 ・・・・・・
3905、さらし首の独り言
2011年12月04日(日)
 あの日から八ヶ月、現在置かれている立場は打首獄門の刑場のさらし台の首
のようなもの。しかし、それが面白い。その首が目をパチクリし見物人の評価
している目線と心境が、である。それも、「その辺の世間様レベル」の目線が、
かって憶えのある自分の目線として蘇ってくる。カント哲学の具体例とすると
分かりやすい。見物人は、それぞれ知っている範囲の情報と知識で烙印を押し
付けてくる。それは自分のことを言っているに過ぎないことを全く自覚ない?
愛らしさ。人生の満足度が低い人ほど、自分の影としての対象として鬱憤を
ぶつけている。それが世間様の犠牲者、「その辺の輩」という所以。
自己卑下を他の対象に投影するに一番手っ取り早い世間話のため、その視線が、
そのまま、その人となり。 他者を批難することは、自分を更に卑下している
だけの理屈が分からない。それが身近ほど辛辣になるから、人間観察にはもって
こいになる。元もと卑しい臭いのする人は近づけないつもりだったが、実は
違っていた? しかし、それが人間の赤裸々の姿。これは「自己確立の出来て
いるかどうか」の基準で見ると、直ぐに分かる。 この10数年、独学で哲学
を学んできた?が、自分の頭で考えること、現象の中にある事実と、その中の
真実。その真実も、本当に真実なのか、それともカントの言う、自分の経験と
知識の範囲の思い込みなのか?という自問自答。 その意味では「その辺の何
=自己卑下の人」も、実は私自身が貼り付けた言葉でしかない。世の中、何も
考えてないと思える人が多い。特に老いてくると、それが露出する。
それが、この文章を書いている自分に当てはまるから、これも自己卑下。
これは、実はお互い様ということ。人生は悲劇と喜劇は紙一重。 悲しくもあり、
可笑しくもありが人生、と実感する日々この頃である。 


5741,なぜ本を読むといいか? 〜5

2016年12月03日(土)

        <本を読む人だけが手にするもの>藤原和博著
   * 読書の継続はキャリアをつくる
 身近で分かりやすい金持は、医師と歯医者。特に開業医は数千・数億万の
収入という。 羨ましい限りである。他に弁護士、公認会計士、不動産鑑定士や、
 国家公務員の資格を持って業に専念すれば、数千万の収入を得ることが
可能になる。その為には、基礎教養を含めた継続した読書が必要である。
  〜その辺りから〜
≪・1時間の報酬が最も低いのは、飲食店や小売店などパート・アルバイト。
地域によって最低賃金が違うので一概に言えないが、平均すると概ね800円〜
1000円といったところ。
・このやや上の水準に、いわゆる非正規雇用の労働者層が広がっている。
年齢によって、幅が広くなるが、正社員のビジネスパーソンや公務員の年収を
年間総労働時間で割って時給換算すると、だいたい2000円〜5000円の間。
・課長職や部長職などのマネジメント職になると収入が増えるが、会社にいる
時間のほかにも接待など、実質的な労働時間が長くなっている。したがって、
時給がこの範囲を超えることはほとんどないといっていい。
・そして、その上には企業に雇われていない専門家が入ってくる。 例えば、
人気ある弁護士クラスで3万円程度、外資系コンサルタントの雄、マッキンゼー
のシニアコンサルタントで8万円ぐらいになる。
 〜こう見ると、日本人が普通に
働いたときの時給は、フリーターの800円からマッキンゼーの8万円まで、
100倍の範囲に収まってくる。1時間あたり報酬が1万円を超えたところから、
私は「エキスパート」と呼ぶことにしている。 ・・(略)
 一方、さまざまな仕事のなかで時間あたりに稼ぐ効率が最も高いのは講演。 
ビル・クリントン氏のようなアメリカの大統領経験者になると、1回の講演で
数千万円を稼ぎ出す。 大統領や首相経験者でなくても講演は稼ぐ効率が高い。
日本の有名人クラスは、1時間あたり100万円になる人もいる。≫
――
▼ 上記の事実は直視したくないが、この時代、親がかりの幼児からの読書習慣
 による論理能力と、天才教育、いや秀才教育のベースがないと、キャリアには
なれない。家系からの恒産が、子供の恒心をつくるのが、現実である。
社会は、不平等、不公平、不自由、憎しみにより出来上がっている。
だから、建前としての、<自由、平等、博愛>を高らかにいうしかない。
とはいえ、自分の内面には、その徳を積上げておくのが教養。
孤独の部屋を持ち、そこで独学するしかないが、外には、外の世界が広がって
いる。で、私が行きついたのが、「個人主義」。これはこれで、維持するのが
難しい。「大変な人」そのものになる。個人が確立しにくい閉鎖社会では、
「和して同ぜず」は、逆になりがちになる。「付和雷同」でないと、生き辛い
のが事実。フワフアした雷同も、目先は楽しい。「何の取柄もない」が、
ベストの世界は、互いに掴みようが無い畜群になる。所詮、その一匹でしか
ないので、こう書いている。「世界は広く、深い」のに。
 で、偶然だが、以下に文脈として続いていく。
・・・・・・
5376,武器としての決断思考 ー��
2015年12月03日(木)
       ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
  * 人間を自由にするための学問を ーリベラルアーツ
 高度成長期は、20年以上も昔におわり、今では時代は氷河期に入ろうと
しています。そこで選ばれし者同士の熾烈な戦い生じてくる。そのための
明らかなエリート教育が、これである。著者そのものが、更に選ばれし者。
自分自身の経験を、筋立てて教えればよい。 〜その辺りから抜粋〜
《 リベラルとは本来「自由」を意味する言葉で、アーツとは「技術」。
 すなわち人間を自由にするための学問である。その基礎としての教養は、
10〜20代の若い時にそのベースをつくっておくべきである。
 教養の起源は、古代ギリシャにまでさかのぼります。
 当時の社会には奴隷制度があり、奴隷と非奴隷を分けるものとして、
学問の重要性がさけばれていました。かなり大ざっぱに言えば、
「学のない人間は奴隷として使われても仕方、ない」、ということです。
 奴隷などというと、21世紀の日本で生活しているこの本の読者にはあまり
関係のない話のように思えますが、決してそんなことはありません。
 私は、いまだからこそ、リベラルアーツが必要だと強く感じています。
それも、未来の日本を支えていく10代〜20代の若い世代にこそ必要なのです。
どうしてか? それを説明するため、京都大学医学部生の話をしたい。
  * どうして京大医学部生の40パーセントが「起業論」を学ぶのか?
 私は京都大学で、「意思決定論」だけでなく、「起業論」の授業も受け
持ってます。教えているのは、成功したベンチャー企業のケーススタディを
中心とした、実践的な起業の方法であり、その根底にあるべき考え方です。
 その授業を受け持ってしばらく経ったときのこと。ふと履修者の情報を
整理してみたところ、驚くべきことに気づきました。
 なんと、学部別の割合で見ると、医学部の学生がもっとも私の授業を
受けていたのです。その率、40パーセント。
 京大医学部ば、東大医学部と双璧をなす最難関の学部として知られています。
卒業後は、ほぼ100パーセントの人間が医者になります。やりがいだけでなく、
高い社会的地位も報酬も得られ、まさに一生食いっぱぐれない安粛な人生を
約束されたはずのエリート中のエリートたちが、なぜ私の起業論の授業を
受けるのか?不思議に思い、私は学生にヒアリングを試みました。
すると、こんな答えが返ってきたのです。
「この国では、医者になったって幸せにはなれない」
「もう昔のように、医者髄お金持ち、という時代でもない」
「やりがいだけではやっていけない。新しい方法を見つけないと」
彼らは自分の将来に対し、明確な不安を抱いてました。》
▼ 医者の卵でも、勤務医より開業医の方が遥かに恵まれていることと、
 その開業(起業)のための知的準備を学生時代から始めておくべきも
知っている。だから、連れあいも、医師とか、資産家の娘の中から、
探すことになる。医師を目指そうというのは、本来、ある程度の資産が
必要条件である。開業するには、医師としての特性がなければ成立たない。
その特性を磨くには学生時代からの長期のリベラルアーツが必要となる。
「鬼に金棒」の金棒と、使い方は、学生時代から準備すべし、ということ。
・・・・・・
5011,幸福優位7つの法則 −3
2014年12月03日(水)
  【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
 * 法則2: 心のレバレッジ化
 この法則は、マインドセットを変えて「気の持ち方を鍛えよ」ということ。
オバマが大統領になってから、黒人生徒の成績が飛躍的にのびて白人との差が
無くなった。黒人の自己不信が白人との成績の差になっていたが、オバマ効果
で、無くなったという。三年前の節目時などで実感することは、どんなこと
でも、少し視点、支点を変えてみると、全く違ってくること。過去の経験で、
ある程度は分かってはいたが、最悪?の事態が、もしかして、最善ではないか
という支点を変えると、その要素が幾らでも見えてくる。ーその辺からー
≪・シーソーで、支点を動かせば状況は変わる。大きな子の方に支点を
 近づければ、その子の側が持ち上がりやすくなる。もっと近づければ、
今度は小さい子の方が大きな子よりも効果的に体重を使えるようになる。
さらに近づければ、最後には小さい子はシーソーから降りても、指一本で
シーソーを動かし、大きな友達を持ち上げることもできる。つまりエネルギー
が働く点を動かせば、シーソーを「天秤」から「強力なてこ」に変えられる。
これがまさにアルキメデスの言わんとしたこと。十分な長さのテコと、これ
を置くことのできる台(支点)があれば、地球を持ち上げることさえできる。
 私は、人の脳もこれと同じように働くのではないかと思った。潜在的な
可能性を最大にする力は、二つの重要な要素に基づく。一つはテコの長さ、
つまり「自分が持っていると信じる潜在能力や可能性」、もう一つは支点の
位置、つまり「変化を起こす力を生じさせるマインドセット」の二つである。
・チームは幾つかの実験を行なった。アジア人女性を集めて2日に分けて同じ
難易度の数学のテストを受験させ、最初のテストの前には「女性は男性に
較べて数学が苦手」という話しをし、それを考えてもらってから試験を開始。
次に2回目のテストの前に「アジア人は他の人種よりも数学能力が高い」と
いう話をし、それを考えてもらって受験させたところ、2回のテスト問題の
難易度は同じだったにも関わらず、2回目のテストは1回目より飛躍的に跳ね
上がった。難しい案件や困難な仕事に立ち向かう時には、意識して自分が
優れていると、自分が自信を持っていると考えるようにすれば良い。
・他に「自分の能力はどんどん向上する」と考えている学生と、
「自分の能力は固定されている」と考えている学生をそれぞれグループ
にし、一定期間ごとに英語の能力を計測した香港大学の事例も興味深い。
もちろん「自分の能力はどんどん向上する」と考えている学生の成績は
どんどん良くなり、「自分の能力は固定されている」と考えているグループ
の英語の成績はほとんど伸びなかったという。「うまくできる」と思っている
人はうまくできる。そして「ダメだろう」と思っている人はうまくできない。
ならば、自分の中にある「小さな自信」の「てこ」の場所を変えて支点を
ずらすことで、「心のレバレッジ」がかかり、徐々に大きな事柄にも
自信を持って取り組めるようになるのだ。≫
▼ 人生の節目は、マインドセットを変えるチャンス。節目で、その種の
 本を読み、噛みしめてきた。大きな挫折には、多くのチャンスが隠されて
いるが、問題は、それを見つけること。 節目では、過去をオフをし、新たな
チャンスをトレードすること。その時に心のレバレッジが働く! 三年前の
支点変更に対するキーワードが、「森の生活からサバンナの世界へ」。
・・・・・・
4644, 一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ー1
2013年12月03日(火)
 著者自身の実験ドキュメンタリーにした面白い本。冒頭の一節からして
読者を引き込んでいく。外部記憶としてのデジカメ、パソコン、ネットが
際限なく進化している現在、今さら内部記憶力が、何になる?と、誰しもが
思うこと。しかし、その脳も、殆ど使われてない。
私のように、特に忘れやすいものにとって、惹かれる内容である。
  ー内容紹介ー
{ 古代ギリシャで知識人の必須のツールであった「記憶術」と、最先端の
 脳科学や一流のプロたちの技術習得の秘訣を学び、全米記憶力選手権で
優勝するまでの1年を描いた全米ベストセラーの話題作。われわれ一般人でも、
訓練すれば記憶の達人になれるのか? 記憶力はせいぜいで人並みであると
自称する新進気鋭の科学ジャーナリストが、古代ギリシャの時代から知識人
の間で受け継がれてきた由緒正しい記憶術を武器に、1年で記憶力の全米
チャンピオンに輝くまでを描いた実験ドキュメンタリー。著者が体験した
記憶力訓練の記録であり、また記憶力の競技会という奇妙な世界に生息する
愛すべき変わり者たちの物語である。古代から中世にかけて、知識人の必須
の教養であった「記憶術」の歴史も語られる。脳と記憶についての科学的な
考察もある。記憶の魅力に取り憑かれた著者が、好奇心の赴くままに記憶の
世界を縦横無尽に駆けめぐる。面白さと、知的興奮を与える1冊。}
 =冒頭の一節から=
《 紀元前5世紀の悲劇の宮殿。生き残ったのは彼だけだった。しばらくし
 人々がやってきて、瓦礫をかき分け、捜索を始めた。指輪でも履物でも
何でもいい。そこに埋もれているのが自分の身内だと教えてくれるものが
見つかることを祈って。その少前、古代ギリシャの詩人、ケオスのシモニデス
は、テッサリアの名士、スコパス家の祝典で歌を披露していた。
歌を終えて席に着くと、使者が彼の肩をたたいた。2人の男が馬でやってきて、
伝えたいことがあるので外で待っているという。彼は再び立ち上がって、扉に
向かった。外に出たまさにそのとき、宴会場の屋根がものすごい音を立て崩れ
落ち、大理石のかけらと埃が舞い散った。今、彼は、がれきと死体の海の中に
立ち尽くしていた。さっきまでにぎやかな笑い声が響いていた空間には、ただ
陰鬱な空気が立ち込めている。人々が必死にがれきを掘り起こしていくが、
瓦礫の中から引っ張り出された死体はひどく損傷していて、誰のものとも
見分けがつかない。誰がどの席に座っていたかわかる者もいないのだろう。 
シモニデスはあらゆる感覚を自分の周囲に集中させ、頭の中で時計を巻戻した。
その時、記憶の概念を変える奇跡が起こった!―大理石のかけらが積み上って
柱になり、その上の装飾部分も蘇った。石のかけらは食器に、がれきから
突き出ていた木片はテーブルになった。彼は客人の一人ひとりに目をやった。
皆、悲劇が迫っているとは知らずに席に着いている。一番前の席でスコバスが
笑っている。彼の向かいには友人の詩人が座っていて、皿のソースをパンで
すくっている。貴族の男性が気取った笑みを浮かべている。 窓を見やると、
使いの者が、こちらに向かってやってくる。何か重要な知らせがあるようだ―。
シモニデスは目を開けた。そして、混乱する人々の手を取り、ゆっくりと
がれきの上に歩を進め、彼らの愛する人が座っていた場所へと案内した。
これが、記憶術が誕生した伝説の瞬間である。 》
▼ 次回に、「シモニデスの記憶術」について書いてみるが、記憶にイメージ
 を使うことも知らずに、この年齢まできた。試験などの記憶は、とにもかく
にも何度も口に出して繰り返すか、紙に書いて、それを何度も読み返す程度。
12年前に、読書の要点とか、その時どきの思いを、ブログに書いて、時系列
と、分類をすることを思い立った。ブログが出始めの頃で、これは個人用の
HPだった。それを公開することで、逆に客観性を持たせ、内容のレベルを
落とせない?ようにした。外部記憶装置をネットに公開したことになる。 
だから、底の浅い自分が、そのまま表出するが、今さら!と割り切れば、
これはこれで自己実現になっている。    ーつづく
・・・・・・
4279, 閑話小題 ー中小企業420万社、円滑法適応は一割弱 
2012年12月03日(月)
  * 中小企業420万社、円滑法適応は一割弱
 先日の朝日新聞の記事に「中小企業支援 息切れ」という記事があった。
  ーその概略はー
≪ 中小は来春の借金返済を先延しの「金融円滑法」の期限切れを向かえるが、
景気が更に悪化するなか、倒産が増え、不良債権がふくらむ恐れが出てきた。
全国の中小企業420万社のうち、円滑法の適応を受けているのは30〜
40万社と一割弱が適用をされたという。そのため、08,09年に1万5千件
を超えていた中小の倒産が、10、11年には一割減の1万3千前後に、今年
も似たような件数で終わりそう。円滑法の狙いはリーマンショックによる急激な
経済悪化を和らげ、会社を立て直す機会を与えることだった。だが改善は進まず、
繰り延ばしをする会社が多く、依存症になっている状態。一年の時限立法も、
二度も延期されたが、来年も、この事態では繰り延べもありうる。≫
▼ 私も、この金融円滑法で何とか生きつないだが、それでも売上減は激しく、
 ダウンした。リーマンショックによる地方経済への打撃は、想像を絶するほど。
地方では三割の中小は、今日明日の資金繰りにおわれているのが実情。
マスコミが、このまま打ち切りをした場合、その半分の20万社の倒産もあり
うるというのも、あながち暴論とは思えない。一割としても3万社で、二倍。
さらに東北大震災が大きく消費マインドを冷やしてしまった。この記事で、
思いのほか金融法の適用が企業の一割に満たないのと、倒産が一年に一%もない
のに驚いた。装置産業ほど借金が無いのだろう。私の事業では装置産業のため
一番、不景気に敏感な業種だったため、いち早く、影響を受けたことになった。 
来春に延期しても、その翌年は消費税の増税があり、延期せざるを得なくなる。
その前に大クラッシュが起き自壊する?から、延期も、断行も大して
変わらない? この冬の寒さは特にこたえる!
・・・・・・
3904, 精神力ーその偉大な力  ー5
2011年12月03日(土)
  * 決意の力は魔力のよう
 何かをなすに、まず決意が最重要。決意が出来ないため、乱れた心や、
乱れた事態が身の回りに起こるのです。そのためには、熟慮を早々して
合理的前提から決意をすること。エマソンの言うとおり「人間は生命を受けた
宇宙の一片」である。人間は己にめざめ、己を自覚する宇宙の一片である。
その一片が、大生命力を表現したいのである。・・・
<人は、どんな事態にも正しい抜け道がある>
<どんな事態にも解決がある> そう信念として持ち、行動すればよい。
そのために、何が正しく、何が正しくないかを見極め、一度見極めたら、決意
をすることである。ソクラテスは「善き人に起きることは、常に善きことです」
「善き人には悪は来ない」と言い、ダビデ王は「正しき人は見捨てられない」
と言った。・・ もし私たちの知るよりも、いっそう高い水準の正直さと高潔
さを持って行動し、自分の側だけでなく、相手の側も考えるなら――そして
正しい決意や、積極的信念や、同情や、愛を経て、大生命力が善のみを渡して
くれると知るならば―その時は必ず正しい結果のみが続いて起ってくるもの。
  * 成功も失敗も、精神がつくる
 精神ー信念の、あの無限の素質を使うことができる唯一の場所は、私たちが
思考するところ。その思考の力は、マイナスに働く傾向が強い。そこで、自分を
深くみて、その奥の無限の素質や能力の泉を見い出せば、マイナスを乗り越える
ことが可能になる。そのためには、正しさを見極め決意すること。
マイナスの雑草を抜き取り、新しいタネを蒔かなければなりません。
▼ 迷いに迷っていたことが、最後の最後に決意した時に、それまでの迷いが
ス〜ッと消え去っていく経験は誰も持っている。決意をしてしまえば、後は、
それまで障害と思っていた事態の解決のための手段を探す手順になっていく。
それでも、その見極めが甘く間違った方向に踏み出すことがある。その時、
結果が悪魔のように襲ってくる。それでも考え尽くした後で、自分の勘の命じる
決意の通り歩むしかない。決意の成否の重要さを知るほど、事前の調査など
準備の必要性が分かってくる。決意のためには考え尽くさねばならない。
そのことが重要になる。それでも失敗がある。


5740,大格差 〜書評

2016年12月02日(金)


       ー「大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか」
                      タイラー・コーエン (著)
  ⁑ 想像を絶する超越的知性が誕生
 一月ほど前に、<技術的特異点『人工超知能が人類を超える』台場時生著>
の書評、【2045年問題、汎用人工知能、あるいは「強い人工知能」や人間の
知能増幅が可能となったときに起こるとされる出来事であり、ひとたび優れた
知性が創造された後、再帰的に更に優れた知性が創造され、人間の想像力が
及ばない超越的な知性が誕生するという仮説。すなわちこのままの人工知能が
進化し続けれると、2045年が『技術的特異点』の年になる。】を書いていた。
 この書は、この論の延長上にある。これらの周辺産業などに従事した人は、
よりリッチになるが、単純作業のワーカー層や中間層の仕事はロボットなどに
置換えられて、一部の人たちに総取りをされる時代の到来を論じている。
   〜まずは、Amazonの内容紹介〜
《 * テクノロジー失業に陥らないために何をなすべきか?
 近年の世界的富裕層と貧困層の格差拡大の根底には「経済のグローバル化」
「テクノロジーの進化による生産性の向上」「停滞した産業と活力のある産業
の二極化」という抗うことのできない変化がある。
本書は、飛躍的な進化を遂げるテクノロジー=機械の知能に注目し、技術革新
が未来の雇用・所得・ワークスタイルに与える恐るべき影響を徹底検証する。〉
  〜書評書込みには、
《 チェスでコンピュータと協業できる人が最強になるという例えがきわめて
説得的な論理を展開している。そして、人々は、大きな政府の福祉国家よりも、
自分の可処分な金を保持する生き方を好むという点も説得的である。
(大きな政府が、人々の幸せに奉仕するためには、官僚機構が民主主義の原則
に従って多数の市民に奉仕する公僕で構成されなければ不可能である。現状は
原子力ムラ、土建ムラ、安保ムラなどの特定利権組織に国民の富が浪費される。
日本に多額の税金を市民の幸せのために使う官僚機構が実現できるとは思えない。
高福祉社会は北欧の市民社会・官僚機構だからこそ成功しているのだ)
《 60年代・70年代という中流層が厚かった時代が特異な時代であって、
中世のように格差が大きい時代に落ち着く(P.303)という説明も納得できる。
日本でも、第二次大戦以前は過半数の農業従事者の間に地主−小作関係、都市
でも少数の経営層(ホワイトカラー)と多数のブルーカラーがいた。
その階層が、生まれや幸運によって位置づけられていたのが、機会は均等に
与えられていて、あとは本人の集中意欲の有無によって成否が分けられる社会
になる、ということも納得できた。
その他、政府の財政不均衡も解決しないだろうという予測も説得力がある。
総じて、平易に洞察を説いているからこそ、力がある。現実を見るにつけ、
パンとサーカスの時代は古今東西不変なのかと思ってしまう。 》
――
▼ 『自動運転車』が、そう遠くない未来に可能とは今でも信じられない。
 これを世界中の大企業、政府が全力をあげ取組みだしたという。運転には
あらゆる情報判断が必要だが、それに向けた知能を開発するプロセスで想像
を絶するノウハウが開発される。その応用が、職場レベルに降りてくる。
コスト面からすると、明らかにロボットの方が効率が良くなる。とすると、
30年先でなく、年々、時代が激変することになる。そして、現にしている。
気づかないのは99・9%の人たち。その一人が「私!」今さら遅いか、ったく!

・・・・・・
5375、武器としての決断思考 ー��
2015年12月02日(水)
        ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
 図書館で見つけた本で、京大の医学部で場違い?の『起業論』を教えている
内容に興味を引かれ借りてきた。医師の世界も、将来的に、そう甘くはない。
30年近く前に新潟で立ち上げた「木鶏クラブ」の会が、今も二ヶ月に一度、
開かれている。そのの例会に、年末か、年始に参加しているが、去年、
新大医学部の20歳の学生で、考えるところがあって、一年の休学をとって、
白紙で将来を考えたいという青年が、来ていた。『思い切った判断だね!』
と褒めると、『教養課程で、一年の休学は東大医学部の学生の一部で
受継がれてきたのを聞き、考えるところがあり真似ただけ!』という。
この「武器としての決断思考」が、そういう人たちのバイブル?かどうかは
不明だが、私が人生を通し、学んできた要点を、軽く一冊に凝縮してある。 
『青年は荒野を目指せ!』である。でないと、溝沼の腐った一員になっていく。
 人生からみたら、「事前の一策は、事後の百策に勝る」の、具体例。
「事前に学んでおくべき人生戦略本」で、さすが、東大、京大医学部。
20歳の白紙の状態の決断は人生を大きく左右する。〜アマゾンの内容紹介より
《 東大×京大×マッキンゼー式・決断の技術!
 本書は、著者がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている
「意志決定の授業」を一冊に凝縮したもの。今後、カオスの時代を生きていく
若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を
身につけることです。もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたい
なものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。
 となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? この本で私と
一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。
きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。》
  〜カスタマーレビューより〜
《 筆者は、東大→マッキンゼー→京大准教授というエリート。
人生において、自分で考え、行動ができる事の重要性を説き、その秘訣を
伝授するとの趣旨。出版社である星海社新書という会社は、「戦う事を選んだ
次世代の仲間たちに、武器としての教養を配る事」を目的として謳っています。
私は、本屋で初めて見つけた本を買って読む事は、めったにないのですが、
思わず買いました。 内容はと申しますと、ガイダンスまでは期待通りで、
これからの厳しい世界を生き抜いていくには、知識・判断力・行動力・修正力
をバランスよく身につけるべき! と実例を交えながら、うなずきの連続。
ただし、本章に入ってからは、ほとんどがディベートの基礎講座。
(大雑把に言うと)ロジカルに物事を考え、常に(正解ではなく)最善解を
導いて、行動を起そう。状況が変化すれば、適宜修正をしていこう。それが
決断思考であり、自分の頭で考えて、自分で決めて行くという事!という内容。
日ごろから、ある程度、まともに物事を考えている人からすると、
同意こそすれ、目から鱗とまではいかないでしょうか。》
▼ ーはじめにーの「武器としての教養」を身につけろーが、この書の要約。
 学生時代の教養課程から専門課程で、何を目指すかを課題を無い頭を絞って
考えて結論を出したが、正に、著者の、この要約を地でいっていたようだった。
50年前の当時は、「坂の上の雲」を目指す高度成長時代の真只中。で、結果は、
バブル崩壊への転換を甘くみて、この結果? しかし、面白く、充実していた。
 で、現在は低成長時代の真逆の環境。だからこそ、ゲリラとして、それぞれが
実学としての武器としての教養が必要になる。 既に時代は氷河期に入った。 
 その中で、久々に? 面白い戦略本に出会った。来週、この会の忘年会に
出席予定だが、この青年、来ているかどうか?   ーつづく
・・・・・・
5010,幸福優位7つの法則 −2
2014年12月02日(火)
      【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】
                       ショーン・エイカー著
  * 幸福の概念と、幸せな人
 それぞれの内容一つ一つに含蓄があり、納得させられる。その法則とは・・ 
法則1 ハピネス・アドバンテージ〜幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす
法則2 心のレバレッジ化〜マインドセットを変えて仕事の成果を上げる
法則3 テトリス効果〜可能性を最大化するために脳を鍛える
法則4 再起力〜下降への勢いを利用して上昇に転じる
法則5 ゾロ・サークル〜小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる
法則6 20秒ルール〜変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える
法則7 ソーシャルへの投資〜周囲からの支えを唯一最高の資産とする
  ー以上だが、再起力、20秒ルールには特に新鮮な驚きを感じる。
  ★ 法則1、「幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす」
 ごく身近に、幸せを絵に描いたような人がいる。その母親が、この数段も幸せ
そうな人だった。しかし唯我独尊、自分の周りに太陽がまわっていると信じて
疑ってない。観察すると、ポジティブ感情が異常に高く、≪私は特別の存在≫
とのたまう。誰の心の底には、近い感覚があるが、年齢とともに片隅に追い
やられるが、この感覚が衰えてない。『絶対幸福の人』というのだろう。 
  ー幸せの概念についての箇所を抜粋してみるー
≪・私にとって幸せとは、「自分の可能性を追求して努力するときに感じる
 喜び」である。幸せは主にポジティブ感情によってもたらされる。幸せ
というのは、条件でも状況でもなく「心で感じるもの」だからだ。研究者に
よっては、「幸せ」という言葉を避けて、基本的に同義の「ポジティブ感情」
とか「ポジティビティ」という言葉を使う人もいる。
・ノースカロライナ大学のバーバラ・フレドリクソンはこの分野で、世界で
トップクラスの研究者。彼女は、「喜び」「感謝」「安らぎ」「興味」「希望」
「誇り」「愉快」「鼓舞」「畏敬」「愛」という最も一般的な10のポジティブ
感情について説明している。このリストを読んだだけで、幸せの豊かな
イメージがわいてくるだろう。・・(略)
・ノートルダム教育修道女会に属する18O人の修道女(全員1917年以前生まれ)
の古い日記である。彼女たちは毎日、思ったことを自伝風に日記に書くように
言われていた。50年後、ある優れた研究者のグループが、この日記に含まれる
ポジティブ感情をコード化を思いついた。 20歳のときの幸福度が、修道女
たちのその後の人生にかかわりがあるかどうかを調べたのである。そして、
かかわりは大いにあった。楽しそうな内容を書きつけていた修道女たちは、
ネガティブな、普通の内容を書いていた修道女よりも10年近く長生きした。
修道女たちが85歳のとき、幸福度が高い方の25%に入っいた人たちの90%が
まだ存命だったのに対し、幸福度が低い方の25%に入っいた人たちは34%
しか残っていなかった。20歳のとき幸福度の高かった修道女は、自分が長生き
すると知っていたわけでない。彼女たちの長生きは幸福感がもたらしたもので、
その逆ではない。≫
・4歳の子供を2つのグループに分けて、同じような知的な作業をさせる。
 「積み木を組み合わせて別の形を作る」というようなことだ。その時、
片方のグループには作業開始前に「何か嬉しかったことを思い出そう」と
指示を出してから作業をスタートさせる。もう一方のグループには何も
指示しない。すると、明らかに「嬉しかったこと」を思い起してから作業を
スタートしたグループの子供達がスピード速く積み木を組み合わせることが
できるのだ。まだ4歳で、大きな幸福経験を積んでいないような小さな
子供達でも、このように差異が出る。
▼ 最後の挫折付きだったが、創業人生は「自分の可能性を追求して努力する
 ときに感じる喜び」の日々でもあった。それに10のポジティブ感情(「喜び」
「感謝」「安らぎ」「興味」「希望」「誇り」「愉快」「鼓舞」「畏敬」「愛」)
もあった。だから、挫折感とか、後悔は思いのほか少ない。それらは、数十年
の毎朝の読書習慣が培ったもの。で、日々是好日、いや日々是口実か。
・・・・・・
4643, 老後の生活破綻、そして死 ー2
2013年12月02日(月)
      「老後の生活破綻 - 身近に潜むリスクと解決策」西垣千春(著)
  * 経済面から見る、高齢社会の現実
バブル崩壊後、弱肉強食の傾向が強まり、高齢者の生活にシワ寄せが来ている。
四人に一人が「苦しい生活」を余儀なくされ、四割が平均年50万の持ち出し。
国民年金のみの収入だけなら、厳しいのは肯ける。二ヶ月に一度の年金支払い日
の午前中の銀行の殺気立った高齢者の姿から、ギリギリの生活が見てとれる。
ある2千円均一のスナックは午後からオープンしているが、年金支払い当日は、
二ヶ月に一度の楽しみのため、ほぼ満席? 世知辛さの一端である。 
  ーその辺りから抜粋ー
《  ☆ 貧困につながる格差
 最後に指標の三つ目である「経済」、すなわち家計や暮らし向きは
・高齢者単独世帯の平均年間総所得(家計調査2008年)は175万円。
・夫婦のみの世帯では409万円である。
・内訳を見ると、夫婦二人世帯で、所得に占める公的年金の割合が65%、
 単独世帯では74%であり、高齢者世帯の多くにとって公的年金は主な収入源。
 なお、単独世帯には女性が多く、遺族年金に頼っている人が多い。
 高齢者のみの世帯では、稼働所得(仕事で得る収入)が約二割、
 公的年金が約七割を占めている。 
・高齢者世帯には、一般世帯の平均所得を上回る、600万円以上の世帯が約8%
 存在する一方で、100万円以下という、非常に所得の少ない世帯が15%も存在。
 また、収入が100万円〜200万円の世帯が最も多く、全体のほぼ四分の一を
 占めている。高齢者の新たな就業機会は殆どないに等しく、所得の増加は
 見込めない。つまり経済的に厳しい状況は最後まで続く。
・「相対的貧困率」という言葉は、2009年に初めて広く報道された。
 OECDの定義では、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯員数の平方根で
 割った値)が全国民の等価可処分所得の中央値の半分に満たない国民の割合。
 2006年の時点で、日本人の相対的貧困率が15.7%という数値は衝撃であった。
 最大の理由は、ひとり親家庭、とくに母子家庭の収入の低さが挙げられるが、
 高齢者の貧困層の影響も大きい。高齢期に入ったばかりの「若い高齢者」は、
 人生で貧困を経験してこなかった人が多い。いざ仕事を辞めたとき、もし
 十分な貯蓄がない場合が悲惨である。
   ☆ 四人に一人が「苦しい生活」
・日本は国民皆年金・皆保険制度が整っている。生まれてから死ぬまで、
 心配なく過ごせるシステムのはずである。しかし先ほど見たように、
 高齢者によって、老後に費やせる生活費には大きな開きがある。40.4%の
 高齢者が、毎月または時々赤字になる状況で生活している。現在の暮らし
 向きが「大変苦しい」と答えている人が7.2%、「やや苦しい」が19.2%、
 ほぼ四人に一人が厳しい生活状況に置かれている。
・高齢者世帯のなかでも勤労者がいない世帯では赤字の割合がさらに高く、
 平均で毎月四万円余りの赤字となっている(総務省「家計調査」2008年)。
 一年間ではおおよそ50万円の赤字である。30年の余生とすると
 1千5百万が必要になる。
・65歳から69歳で就業していない人の割合は、男性で5割、女性で7割。
 年齢が高くなるほど割合は高く、収入も減る。つまり、歳をとるにあたり、
 経済的な不安をなくそうと思えば、勤労者である間に貯蓄が必要になる。》
▼「65歳から69歳で無就業は、男性で5割、女性で7割」とあるが、逆に、
 男半分、女3分の1近くが就業している。自営業や農林漁業がプラス
されても、やはり多い。市営住宅に入り、光熱費と食費を切り詰めても、
医療費などで15万円がギリギリ。4人に一人が「苦しい生活」のが現実。
核家族化で子供からの収入もあてにならず・・この厳しさは、日ごと増す。
・・・・・・
4278, 閑話小題 ー昨夜は、大学の同窓会
2012年12月02日(日)
   * 昨夜は、大学の同窓会
 大学の同級会に(三年続けて)日本橋まで出かけてきた。同級生が有名な
甘粕の魚料理店の社長で、料理は絶品。以前から首都圏在住の人だけで毎年、
師走の第一土曜日に開かれている。地方の人たちが集まるようになったのは、
この数年前からである。服部料理学校理事長をしている染谷(源氏名、服部)
さんを中心にした親睦会の要素がある。大よそ20名弱が出席。今回は武澤ゼミ
で一緒だった田島さんが出席をしていた。幹事役の男も武澤ゼミなので、
三人が揃うことになった。10数年前の大学主催の卒業30周年記念の時は、
青森周りで新潟に遊びに来たことがあった。中小企業や、料理屋、商家の
師弟が多いため、この不景気、明るい話は少ない。ところで、目の前の男が
曰く、「実をいうと仕事が、ここにきて急速に拡大し上手くいっている。
インドネシアの生産拠点を移したのが、その原因で、今では国内の工場の
生産高を超えている。そこは、日本人に対する感情が良好的で、自動車と
オートバイのシェアが異常に高い。その部品を生産し、そのまま、地元に流して
いるため効率が上がっている。最近はベトナム、タイにも流すようになった。」
と。半月ほど前にNHKで、上手くいっている会社の現地レポートを放映。
本人がインタビューを受けていたが、その話を聞くまでは当人とは全く
気づかなかった。いずれの世界も5パーセントは、大当たりの人がいる。
  * 最近の袋ものラーメンが美味い
 何気なく週刊誌を読んでいると、「最近の袋物ラーメンが美味い!」
という特集記事が出ていた。家内に、その話をすると、「聞いていたが、
今度、買ってくる!」ということで、早速、日清の「ら王」を買ってきて
食べてみたが、思いのほか美味しい。週刊誌の記事では、「ラーメン屋が、
こんな美味しいラーメンを売られたら困る」と言っていたというが、
成るほど納得。ラーメン屋が、これにチャーシュウと葱を乗せて出されたら、
気づかないだろう。 日経トレンディの2012年ヒット商品第4位に入っていた
のが「マルちゃん正麺」。 家内が言うに、「スーパーでは、全国的に売切れ
で手に入りにくい」といか。 何か技術改良がなされたのだろうが。 
で、このところは昼食は、これにチャン飯! 
  * 昨日の早朝の夢
 昨日の朝方に面白い夢をみた。幼稚園時代の写真があって、そこに父親が
幼稚園児の中にいる。そこで父親と同クラスの写真の顔を一人ひとり見ていると、
急に胸が苦しくなり目覚めた。夢の中の写真に集中し過ぎたため、生身の方の
呼吸をしていなったようだ。5分位の深い呼吸で息を整えたが、15分位は
何ともいえない気分の悪さ。 写真はカラーで、それぞれの園児が可愛らしく
浮かび上がっていた。父は40歳後半で、夢でも丁度その頃の年齢。
脳は、面白い創作をする。


5739,なぜ本を読むといいか? 〜4

2016年12月01日(木)

        <本を読む人だけが手にするもの>藤原和博著
   * 本を読むだけで何が得になるか
 著者は“人生の糧を得る手段として読書をする必要があり、
教養を磨く必要がある”と『読書』に特化して論じている。読書は
損得より人生の根幹に関る問題だが、解りやすく言っているのだろう。
 体操の金メダリストの内村選手がインタビューで、
『私の脳に小さな自分がいて、競技の最中に支持を出している』
といっていた。練習の積み重ねで、「小さな自己」が、育っていて、
次の動作の指示をするという。私の小さな自己は、夜半の数時間の半睡の
瞑想状態と、起床直後のこの文章の完成とネットアップと、ミニ・チャリと、
午前2〜3時間の読書が、小さな自己を育てると思うと成る程!である。
武澤ゼミで一年間、週に1〜2度、様々な会社内トラブルの本質を討論し、
最後に、その解答が示される。それが、思いもよらない切口のもの。
太陽が黄色に見えるぐらい、絞られた上のため、ショックは大きい。
しかし、回数を重ねるうちに、正解に近い判断が出来るようになる。
そこに違った知性が別人格がいて、冷静にゼミ員を見つめているような。
 それが現実に教授でもある。現実社会に出て、会社は急速配転をして
人材を育成しようとする。当然、ノンキャリアとのトラブルが派生する。
その時々、ゼミで育成された「冷静な視線」が、自分と、周囲を見ている。
その冷静な自己が、「内なる小さな自己」に被さってくる。私にとっての
これが、歪んだ私を冷ややかに見下しているそのままが、このブログを
通し透けて見えている。見下しているのは、本人だけならまだ良いが、
世間にも向かうため、溝が深くなる?  要するにバカ!
  〜その辺りから〜
≪・幸福という定義を自分で決め、現在の自分がどの地点にいて、
 どちらの方角を目指し、どこまで達成すればいいのかということまで、
すべて自分で決めていかねばならない。人生は誰も助けてはくれない。
成熟社会は、個人がバラバラになっていくことと同義である。
それにともなって、地域コミュニティの影響力も後退していく。
日本にはもともと地域社会というコミュニティがあったが、産業化に
よって破壊されていった。その代わりの役目を果たしたのが、企業と
いうコミュニティだ。しかし、成熟社会では、それさえもアメリカ流の
グローバリズムによって分断されていく。
・じつはヨーロッパを中心に成熟社会を迎えた先輩諸国がやったのは、
国家として宗教を発動し、バラバラになっていく個人を再び紡ぐことだった。
日本のように企業がその役割を担うのではなく、宗教界が教会というネット
ワークで紡いでいったのだ。ややこしいのは、日本は太平洋戦争の影響で、
このように、国家が宗教を発動できなくなったことだ。宗教の未整備に
よって、とくに若い人たちが浮遊している。
・では、宗教の代わりに彼らをつなぎとめているのは何か。
 それが日本の若者が異常にのめり込んでいる携帯メール。
突出してメール文化が盛んになったのは、宗教の代替機能として、
つながったような気になるという側面が大きかったと私はみている。
宗教が機能している社会では、宗教が物語をつくり、幸福とは何かを教える。
でも、日本のように宗教が機能不全の国家では、自分で自分の宗教、あるいは、
その代替物としての幸福論を持たなければならない。だが、携帯メールは
その場限りのつながりを与えてくれるだけで、幸福論の代わりにはならない。
だれかに託したり、自らを捨てて帰依することができる人はそれでいいと思う。
しかし、そうではない普通の人は自分で本を読み、自分で世界観を構築しな
ければ幸福論は築けない。≫  〜序章より〜
――
▼ 明治以前、それまで国内の農民を束ねていたのが寺院。
 それを明治政府の樹立のため、国家そのものを信仰対象にした。
それが第二次大戦で崩壊したため、新たな機能が働いてなかった。
その一部を上京してきた地方出身を狙いを定めたのが創価学会。何の頼る
べく無い人に、美味しい親鸞の教え。最近では、ネットとりわけ、スマート
フォンを与えられた大衆はネットで、人との繋がりに心の安らぎを求めるよう
になった。ここで情報機器の果てしない進化もあり、読書習慣が薄らいでいる。
国家、宗教も曖昧な時代に、それぞれの人生観、幸福感が必要となる。それは、
読書により長年かけ確立しなければ、いざという時、誰も助けてはくれない。
群れれば群れるほど、繋がれば繋がるほど、孤立することになる。
私を取囲む『弧』、孤独の『弧』が曖昧のため、周囲に翻弄される。
 弧ならまだしも、「狐」に、「狐独」になり、街を徘徊するゾンビに! 

・・・・・・
5374,閑話小題 〜お金のいらない快適生活
2015年12月01日(火)
   * お金のいらない快適生活
 年金生活に浸った日々もけっこう面白いことに出会える。
年金で収入が3割減になったが、出歩く機会が減った分、支出も減ったが、
それでも身銭を削る生活は気持ちがマイナスになる。この数年、〔下流老人〕
という言葉を、マスコミで聞かない日はない。 先日、図書館で
 ーお金のいらない快適生活入門〜岸本葉子著ーを見つけ、借りてきた。
1999年の初版だが、現在こそ通用する内容。大方の主婦は、似ている節約の
工夫をしている。 内容は、「いかに金をかけずに、生活を快適に過ごすか」
がメイン・テーマ。 世の中の仕組みは、各生活レベルの人の2〜3割上の
消費をしたくなるよう出来ているが、少し節約すれば、快適生活も可能。
 〜この内容を要約すると
・ 腰湯をながらの〔読書風呂〕の勧め、
・〔漬け物漬け〕を楽しみ方、漬け物そのものを楽しむ、
・〔金券ショップ〕の極め方 〜一度、電話で問合すか、顔を出す、
・〔スーパー通い〕のコツ、 〜チラシで、特売品を見つける、
・〔ひとりファッションショー〕の楽しみ方 
       〜ハンター気分のウィンドウ・ショッピングを、
・〔大相撲のTV観戦〕、
・〔部屋いじり〕の金のかからない方法、〜(ここにはないが)百均で、
・〔風邪療法〕は〔食べて寝て治す〕がベスト〜生姜、ニンニク、葱スープ、
  などが紹介されている。 
▼ その中で納得したのが、「睡眠が、もっとも金のかからない娯楽」。
 私ごとだが、20時に就寝、4時の起床の生活で、大体、0時過ぎまで
爆睡し、4時までが、まどろみの中。その状態を、良しに出来るかどうかが
分かれ目。ポイントは、楽しいフラッシュを引出し、少しでも不快な記憶や、
考えが浮かんだ時は、トイレか、飲料水を含み、気分を変える。
 価値があるという面では、週一回のシネマ通いも、充分、価値のある快適
生活の一部。せっかく無の世界(宇宙の彼方)から地球上に、「人間」という
知的生物として、80年を与えられたのだから、最大限、楽しまなければ・・ 
 で、金が無い? いや、無いのは、知恵! しかし、大盤振る舞いも、
これまた、「快適」というより「快楽」生活だろう。 酒とツマミを買いにいった
折に、最近、「ニラ」と、「ニラの卵とじの素」を時々、買ってくるようになった。
これが、下手な中華料理店より、はるかに美味い。
今度は、「胡瓜」と「胡瓜付けの素」など漬け物にもレパートリーを広げるか! 
ケチぐさい話だが。 楽しみ方で、一番、安上がりで、価値があるのは
ネットサーフィンという。 しかし、填まりすぎには御注意! 
・・・・・・
5009,幸福優位7つの法則 −1
2014年12月01日(月)
   【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係ショーン・エイカー著
  * 成功すると幸せになるのではなく、幸せな人間が成功をする!
 身近の人をみると、この意味を実感する。こと自分をみても、事業の最終段階
でリーマンショックと3・11地震に遭遇し、倒産という事態に陥っても、不幸と
思ったことは一度もない。この程度で幸福感が破壊されるわけもなし、私を勝手
に不幸と思い込んでいる9割以上が、時代が激変する中、遥かに私より状況が
悪い?ことを知っているからだ。いずれ誰も「死」に直面するが、それを不幸と
思うか、幸運と思うかである。もし死なないとしたら、どうだろう。
ここでいう幸福の説明が分かりやすいが・・ それは次回に。
「人間は成功すると幸せになるのではなく、幸せな人間が成功するのだ」を、
言い替えると、
「人間は失敗すると不幸になるのではなく、不幸な人間が失敗するのだ」
になるが、実際のところ、不幸ではなく、むしろベストだと捉えている。 
裏表の捉え方の問題、いや、これも幻想である。
  ☆ 内容紹介     
≪「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。ハーバード大学
 で人気第1位の講師直伝!最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と
「幸福」の驚くべき関係。 世界中から秀才が集うハーバード大で学生から絶大
なる人気を集める「幸福学」 講座で講師を務めた著者は、厳しい競争環境でも
前向きな精神状態を作り上げて抜きんでる人とプレッシャーに負け行き詰る
人の違いはどこかを追求。
 本書では、ハーバード大生や著名企業のプロフェッショナルへの実証実験を
踏まえ、成功をめざしてやみくもに努力するのではなく、幸福感や楽観主義を
もつことが学業、仕事での成果に、組織の生産性向上、チームワークの強化に
結びつくという事実を浮かび上がらせ、その要因を幸福優位性(ハピネス・
アドバンテージ)と名付け、7つの法則にまとめた。自己啓発から組織
マネジメント、教育と幅広く応用可能で示唆に富んだ一冊。グーグル、コカ・
コーラ、IBMなど世界的企業で採用され、驚異の効果をあげたメソッド。
『努力すれば成功する。成功すれば幸せになれる』の図式は間違いということ。
努力して結果を出した人は、往々にしてさらに高い目標を設定し、成功と幸せ
を先送りしてしまう。すなわち、幸せは『成功に先行する』のであり、単なる
成功の結果ではないのだ。簡単に言おう。人間は成功すると幸せになるのでは
なく、幸せな人間が成功するのだ。≫
▼ 学生時代から幸せそうな人は、今でも幸せそうであり、不幸そうなのは、
 今でも不幸そうである。よく観察すると、「性格的に清潔感があり、明るく、
真面目で、両親に愛された人が幸せそう。その逆に、捻くれ、苛めっ子は、
不幸そうであった?」 これも、私がつくったミニ物語でしかない。現在の、
こつこつ積み上げた生活習慣は、この本の中の「幸せの状況」そのものだが・・
どうだろう、幸せだろうか?少なくとも不幸ではない。
それで十二分としなくては!     ヽ(´∀`。)ノ:。 [*☆*ォ前バヵ?
  ー次回は、幸福優位の7つの法則についてー
・・・・・・
4642, 老後の生活破綻、そして死 ー1
2013年12月01日(日)
      「老後の生活破綻 - 身近に潜むリスクと解決策」西垣 千春 (著)
 老後の生活破綻の不安は、多かれ少なかかれ万人の課題。敢えて目を背けず
直視すれば、問題を少なくすることは可能。周りに破綻事例は多くあるが、
一歩間違えれば自分自身の問題になる。まずは、ーアマゾンの内容紹介ーより
{認知症、病気、詐欺、事故、子どもの失業 ―老後の生活にはさまざまな
リスクが潜む。そして一度問題が生じると、周囲に気づかれないまま生活が
破綻してしまうことも、現代の日本社会では少なくない。高齢者を助ける
サービスはたくさんあるのに、なぜ十分に活用されないのか。苦しむ高齢者を
一人でも減らすため、また、自分や家族がそうした事態に陥らないために何が
必要なのか。豊富な実例とともに考える。}
▼ 一年前に高校の同級生Kさんが自死をした。商売上の借金による苦悩の末
 と推察される。他人ごとではない。私の事業は20年、30年以上に渡る装置産業
のため、思いもよらない時代変動も事業計画に入れておかなければならない。
26歳時に事業計画に入り、一年後に貸ビルが完成した前後に石油ショックが発生。
新興住宅地中央の商業地前の、数百世帯のマンション群の計画は全て中止。
事前の思惑が狂ってしまい、ただ茫然。6箇所のテナントスペースは、空。
まずは食い扶持に、その一角で、養老の滝FCに加入し、焼き鳥屋をオープン。
何とか目先の目処をたてた。しかし、この出発時の大波が教訓になった。
《人生も事業も、不測の事態が起こることを前提に、事業計画、人生設計を
 たてること!》を、骨の髄に刻むことが出来た。 その経験が無かったら、
事業撤収も最悪の事態を向かえていただろう。だからKさんの自死は他人ごと
では無い。商売や事業破綻は凄惨そのもの。しかし誰もが何らかの形で
「人生の破綻?=死」か、その前の「老後の生活破綻」が訪れる。 
具体例として、ここで「事例で見る生活破綻」を6つ載せている。
人生の幸福度は「健康」「家族」「収入」で決まるが、老後は過去の問題が
蓄積している上に、脳も肉体も衰える。そして、介護期間が平均10年と
すると決して明るい未来でない。一年,一日、一時間一時間を充実して
生きるしかない。「人生、生きているうちが花」。「K君を偲ぶ会」で垣間
見た、それぞれの「老病死」への不安。で、クラス会の次回の幹事の他に、
ジョークも含め、今回の「偲ぶ会」の幹事から次会の「偲ぶ会」の幹事に
M君が指名。年齢からして1〜2年ごとになるはずだが・・誰ひとり次は
自分と思っていない。M君、私に「次は、御前だ!」
・・・・・・
4277, この非常事態に、万一の備えがあるの? −5 
2012年12月01日(土)
  * 創業準備、創業、盛業、衰退、倒産で、合計45年
 人生で一番辛い一つの倒産を経験をした。創業を決意し、その事業準備と
立ち上げの苦労からみれば、リスクヘッジもあったが、最後の苦しみなどの
エネルギーは数パーセントにも満たない。現在、比較的平然としていられる
のは、面の皮が厚いのではなく、総合スパンの45年か、新潟駅前シリーズの
31年スパンの物語の終わりの一場面と見てるから。二代目経営者は、
その隠された汗水の経験がない?ため、激動に対して開き直りが出来ない。
だから言動が軽くなる。極限の苦渋を味わってないため、限界が分からない
のである。そのため他人の苦境に冷たく、表面的な上面しか見るれない。
それ故の強さもあるが・・ 今回も彼らの視線の低さが露骨に見え隠れ。
その辺りが一番、面白いところだが。文章作法の「起承転結」を事業に当て
はめてみると、その辺が分かりやすい。
「起」が事業創業の決意と、その準備期。
「承」は、具体的な創業と右上がりの拡大時期。 
「転」は、ピークから右下がりの転換期。
「結」は、終焉。 
45年スパンで実際に幾つか事業経験し、9・11、9・15、3・11の歴史的大震災
の三連発で「結」を‘最悪の事態’で終えた。が、少しの無念さは残ったと
しても、「あれでは仕方がないが、面白かった」という諦念がある。 
それもこれも自業自得。「起の経験も、終わりの結の経験してない人が、非難
などもってのほか」という思いがある。これは創業経験者には分るが、未経験
なら分かろうはずがない。人は、経験と知識範囲しか物事は知りえない! 
これが一連の事業経験から得た最大の教訓! 
 創業準備の事業設計段階から、万一の場合の「シェルター」を組み込んでいた。
それが、大方の人には理解できない。喩え話でいえば、「外海の大波が内海に
迫っている中、ゴルフ場で、仲間内の噂話に夢中!の人達」に外海の津波が
分からない。いや、目ざといのは、とっくに逃げている? 本来は、何事も
「起承転結」より「起承転々」の方が良いが、乱気流の中では、「転々」は、
大きくリバウンドする危険が大きい。先月、三週続いた不景気がらみの
身辺の一連の出来事、来月はないだろうが?
・・・・・・
3902, 精神力ーその偉大な力  ー3
2011年12月01日(木)
 この本を読み返すと、20歳代の気持ちに帰ったような心持ちになる。
カスターがいう精神とは信念である。信念は順調時より障害が立ちはだかった
時に現れ出てくる。その時に知恵と叡智が心底の信念の蓋から湧き出てくる。
信念から湧き出た知恵と叡智を力にして、それを乗り越えた時に、自然(神)
は真の喜びと生きがいを与えてくれる。
  ー 印象に残った箇所を抜粋してみる ー  〜精神論は、夢がある。
  * あなたは何か?
 魂の定義は「それ自身にめざめたあの力」というしかありません。
自分自身について、より深い、より根本的真理を知りうる人は、おのれに
めざめたポイントであって、大生命力に属し、己の意のままに採択を行う
ポイントだと知っています。・・ごく少数の人のみが意識的に心の操作が
できるのです。人間はおのれみずからに真に目覚めた知覚するポイントで
あって、自由意思の完全体としり、おのれの精神に指令し、感情を統御し、
身体を使いこなせるまでは、結局、眠れるに等しいのです。・・
 自分の体験や、自分の世界のうえに支配を及ぼすのは、彼みずからについて
の真理に目覚めることが前提です。・・ 私たちは、大生命力が人と化した
ものです。いずれも大生命力の人格化です。誰しも、自らの中に大生命力の
知恵、才知、偉大、表現の要具など全てを包み持っています。・・ 
各自の採択する力が各人を分けるので、その人は、まさしく一人の神であり、
その採択が、私たちに何が起こるか、未来が幸か不幸か、成功か失敗かを
定めるのです。
  * あなたの内の魔力的力
 必要なのは正しい考え方だけ。それを信頼することで正しい答えが来ること
になる。・・多くの人は、真理に直面したがらない。そして否定的な考え方が、
不幸の体験を引き寄せる。だから思考=信念に気をつけなければならない。
何をなすべきかについては、内心の直感にたより、最深の潜在意識に従って
行動すれば、物事は良い方向に動いていく。そこに魔力的力が生じてくる。
  * 内心に案内者を持つ
 自分の中を見ると、内心の案内者と呼ばれる能力があるのが分かる。
虫の知らせや、霊感などによって、理性を超えた予知を感じ、その方向に
行くと、そのとおりであったことが、なんべんもあったでしょう。あなたの
内部には何かがあります。それは心の水準に従い、あなたを導いて、正しい
ときに正しいところに、正しい言葉を使わせ、正しい方法で、正しいことを
させます。あなたたち自身の中には、理知と知恵があります。
この特性が、思わしいほど多いと感じる人は、誰もいませんが、その知恵と
叡智を使って体験することに限界を感じる人はいないはずです。その叡智と
知恵は、無限に、その人の内にあるのです。私たちの中には、喜びや楽しさ
の特質があります。それが少ないとしたら、それは、その人に少ないからで
なく、その道筋を知らないだけ。その能力こそ、内心の案内者といえるのです。
その人を探し出すのは、その人だけです。大生命力が、その仮身となって、
呼びかけられるのを待っているのです。「良きこと、悪きことはないのです。
ただ思いが、それをつくるのです。」


5738,閑話小題 〜2016/11/30 今年も、あと一月

2016年11月30日(水)

    * つれづれに年末
☆  今年も、あと一月になるが、早いもの。リタイア直後にたてた
  スケジュールそのまま、毎日を過ごしている。毎週金曜日のシネマ通いは、
  これまで3週、休んだだけで合計44回、通っていた。一週だけ二日続け
  行ったこともあった。2年に1回あるかなしかの百点評価はなかったが、
  95点が2つあった。あと残り5週あるが・・

☆ ニュースとしては、英国のEU離脱と、米国のトランプが大統領選で勝利。
  これは日本、アメリカ、世界各国にとっての大転換を意味する歴史的一大事。
  アメリカがグローバル化政策を止める決断をしたことになり、欧米の凋落の
  道標になる。 それに勢いづいた欧州のテロは、とまることなく続く。

☆ 体調は、すこぶる元気。サントリーの販売戦略に乗せられ、「セサミンEX」
  「ロコモア」を常用するようになった。これが体調にプラスに働いている。
  両方とも、一日の目安の半分にして合わせ飲んでいる。腰痛も、腰痛ベルト
  を新調したことと、夜半の寝返りを意識的にしていることもあって調子がよい。
   何はともあれ、無事健康が一番。

☆ この随想日記も5700のテーマを超えている。時どきスランプになるが、
  精神のバランスを保つプラス要素になっている。

☆ 去年に一番上の姉の連れあいが亡くなったのに続き、今年は長岡駅近くに
  住む父方と、母方の従兄が2人亡くなった。ついに、身近な親族の順番が
  まわってきたようだ。平均年齢が80歳なら、何の病気で亡くなったかは
  問題はなくなる。老衰による三大疾患の何れかでしかない。

☆ 世界的大規模の天変地異は、無かったが、国内では熊本と鳥取で発生した。
  200年〜300年スパンの大地震の周期に入ったようで、不気味だが。

☆ 今年は会社整理の関する弁護士からの連絡は一切なし。 
  この激変の時代、6年近く前の問題なぞ遥か彼方の問題ということか。
  元もと銀行債権以外、一切無いのだから、当然といえば当然か。

☆ 去年の今時分、寝室のTVにブルーレイを加えたのを切欠に、WoWoWの二台目
  契約をした。そこは居間とは違って、映画、ドラマを見るには最適空間。
  一年間、面白そうな映画を次々と入れていたところ、最近、「制限一杯に
  近づいています」の表示。数えてみたら300本。一日、一本見ても一年は
  かかる。それでも、番組表に面白そうなのが次次と出てくる。そこで、
  過去分を消去するが、これが惜しいくて堪らない。これは完全に映画御宅。
   ネットとブログ御宅に、映画御宅に、スポーツジム御宅に、チャリ御宅。
  そして近い将来、プツン!といきたいが、その前に色いろイベントもある
  ようだ。 としても、まあ、幸せなことで。

・・・・・・
2015年11月30日(月)
5373,楽しむことを人生の目標に 〜�

  * シリアスで、面白い格言
 自虐的な格言ばかりだが、鋭く心の弱点を指摘しているものばかりを、
選んである「面白い格言」集があった。 老いるとは、神の視線で、己の
生涯を振り返る視線を持つこと。そこから目を背け、他人に対して、悪魔の
目線で批判をしたがる。それが老いの厭らしさである。ある時は、神様。
ある時は検事に。ある時は、優しい天使に変身、漂う老境は、寂しい。
≪ ・馬鹿には会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。
   〜フランソワ・ラブレー(フランスの人文主義者、作家/1483〜1553)
・もし神様を笑わせたいのなら、君の将来の計画を神様に話してごらんなさい。
 〜ウディ・アレン(米国の映画監督、俳優、脚本家 / 1935〜)
・我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦する。
 〜ラ・ロシュフコー(フランスの貴族、モラリスト文学者/1613〜1680)
・人は自分の友に秘密を話すが、その人にもまた友がいるのだ。
 〜トルストイ(ロシアの小説家、思想家 / 1828〜1910)
・母親は子供を男に育て上げるのに20年かかるというのに、他の女性は20分で
 男をバカにしてしまう。〜ロバート・フロスト(米国の詩人/1874〜1963)
・見て見ぬふりして下さい、先生、何年かたてば笑い話ですから。(マーシー)
 人生って買い物カートみたいなものなの!私たちひとりひとりカートを
 もってる、そして世界はスーパーなの!世界はすばらしい物でいっぱい…
 あなたのカートを押して行くのよ、チャーリー・ブラウン! (ルーシー)
 〜チャールズ・M・シュルツ(米国の漫画家、スヌーピーの作者/1922〜2000)
・私を会員にするようなクラブには入りたくない。
 〜ウディ・アレン(米国の映画監督、俳優、脚本家 / 1935〜)
・いとしい女にはあんな長所、こんな長所があると君が信じて疑わないのは、
 ひとえに想像力のなせるわざである。
 〜スタンダール(フランスの小説家『赤と黒』著者/1783〜1842)
・お世辞を言うには金がかからないが、大多数の者はお世辞に対して大金を
 支払っている。 〜トーマス・フラー(英国の聖職者、歴史家/1608〜1661)
・私の一番つらかった戦いは、最初の妻とのものだ。
 〜モハメド・アリ(米国の元プロボクサー /1942〜)
・医者は人間を弱いもの、
 弁護士は人間を悪いもの、
 牧師は人間を愚かなものと見る。
 〜ショーペンハウアー(ドイツの哲学者 / 1788〜1860)
・勇敢の誉れ高い人のなかには、ただ逃げるのが怖かっただけの人もいる。
 〜トーマス・フラー(英国の聖職者、歴史家 / 1608〜1661) ≫
▼ 「お世辞」を、いかに巧妙に言えるかどうかが、知性? そうじゃない?
  ー世界はすばらしい物でいっぱいのスーパーなのー も良い。
 こういうのはどうだろう。《世界は、大都会なの。コンビにも、スーパーも、
百貨店も、高級専門店もある。逆に、下町には貧民街もある。世界は、喜びも、
悲しみも、いっぱい詰まっているの。別に買わなくてもいいから、チャンとした
身なりの服装と、身すぼらしい服装を二着と、少々のお金を持っていれば、
何処に行けるの。良くないのは、少々の金と、一着しか、持ってないことよ!
その世界しか知らないのは、不幸と幸福が裏腹ということが知りえないからよ!》
・・・・・・
2014年11月30日(日)
5008,人は死ぬとき何を後悔するのか? 〜4
         『人は死ぬとき何を後悔するのか 』小野寺時夫(著)
  * 治療を後悔する人が多すぎ
 読むにつれ憂鬱になるのが、病院経営の利潤が優先され患者はグチャグチャ
にされる実態?である。父が亡くなる直前にポツリといった一言、「あんなに
苦しむなら、手術をしなければよかった!」 死を覚悟した時、「どのみち
助からないのに、あの激痛を長時間も耐えなければならなかったか?」
の疑問が生じるのは当然。 ー治療に対する後悔する原因を要約するとー
・ここで外科医だった当事者の著者が、末期ガン者の手術のやり過ぎの実態に
 強い疑問を投げかける。 転移している場合、根こそぎの切除は不可能に
かかわらず、大掛かりな手術をするケースがあまりに多い、と。 食道ガンの
名医が、転移している膵臓ガンも切るため、その方が好い加減な手術になる。 
・日本では、「手術して直る可能性が高いのか」「再発する可能性が高いのか」
「再発するならどれ位生きれるのか」などを、医者が説明せず、患者の方も医師
に質問しないのが普通だが、欧米人には考えられないことという。
・抗がん剤が効くのは、ある種の白血病、悪性リンパ腫、睾丸ガン、小児ガン、
7割位の人に有効で、5年生存率も6割を超えている。問題は、それ以外のガン。
延命効果があるのは10人に1人。著者が外科医だった頃、試みた中で殆ど
効果はなかった。新薬治験という誘惑があるが、これも薬品会社のモルモット
かわりか、法外の費用になる。新薬治験効果があった話はほぼ聞かないという。
・また民間療法も、あまりの法外の費用面で、「一千万単位の借金を背負った」
 という話があまりに多いとか。家族が苦し紛れで、自宅を抵当に入れケース。
これなど、少し冷静に考えれば、効果などある訳がないが、溺れるもの藁をも
すがるで、家族全体が破滅に向かう。代替治療という‘無法地帯’が、世の中
にはある。岩盤浴、低周波装置、ガン免疫療法などなど、幾らでもある。
しかし、著者の知る限り、全て効果は無かったという。
▼ 高齢の転移したガンの手術は考えた方がよいことになる。治療の後悔も、
 情報と知識不足が原因。それで目先は助かっても、長期間の苦しみが待ってる。
人生の晩年は、厳しい『生老病死』が待つ。やはり「手遅れで余命半年」が、
一番良い? その瞬間から地獄のような日々になるが、これも人生。同年代の
4人に1人は、そうして逝った!どうしたら良い?今を充実させ、楽しむしかない。
「死んで花実が咲くものか」で、死にかける前に、元気なうちでなければ、再び
よい目に会えない。さて今日は何を楽しもうか?面白そうなことは幾らもある・・ 
・・・・・・
2013年11月30日(土)
4641, 閑話小題 ー「考えないこと」こそ罪
 朝日新聞の‘論壇時評’で、作家の高橋源太郎がー暗い未来「考えないこと」
こそ罪ー をテーマに書いていた。「馬鹿な考え休むに似たり!」としても、
社会の常識を疑い、逆照射をしたり、哲学書を生半可とても、融かすように
学び続けるしかない。だから、考えようとしない人は直ぐに分る。まともな
順にA,B,Cと分け割り切っている。その全ては過去の自分の行蔵に含まれており、
険しい山道の道標の自分の姿でもある。死刑囚の『無知の涙』永山則夫著
という書があるが、「考えないこと」からくる罪は、無知から生まれ出る。 
過去の記憶のフラッシュは、B,Cの自分の行蔵が殆ど。他人の評価は別として、
私自身としてAに到着したのは、還暦辺りか、それとも65歳の辺り。
いや、Cのまま? ABCが混在しているのが人間だから人生は面白い。 
経済震災と自然震災もあって? この結果に終わり、あたかもオセロの白駒が、
黒駒に変わったような経験をしてから、更に考えざるを得なくなっている?
筆者は「日々の暮らしに目を奪われ、考えないことが、如何に罪を積み上げて
いくことを知るべき」という。   ーその辺りの一部よりー
《「憎悪の差別語をまき散らして憎悪をかき立てる『凡庸な悪』と、社会は
如何に向かい合うべきか」の座談会の出席者たちは、いわゆる「在特会」の
「朝鮮人は死ね」といったヘイトスピーチの主張に、かってハンナ・アーレント
がユダヤ人虐殺の中心人物であったアイヒマンについて語った「凡庸な悪」を
見いだす。深みのない「凡庸な悪」であるからこそ、底無しに広がってゆく
可能性があると指摘。彼らは特殊なのではない。
 私たち社会の中に、彼らの考えに同調する素地があるのだ、と。
だが、その「凡庸な悪」に染まり、世界を滅ぼそうとしているのは、「在特会」
とそれを支持している人たちだけなのだろうか。アーレントは、アイヒマン裁判
を傍聴し、彼の罪は「考えない」ことにあると結論づけた。
彼は虐殺を知りながら、それが自分の仕事であるからと、それ以上のことを
考えようとはしなかった。そこでは、「考えない」ことこそが罪なのである。
私たちは、原子力発電の意味について、あるいは、高齢化や人口減少について
考えていただろうか。そこになにか問題があることに薄々気づきながら、
日々の暮らしに目を奪われ、それがどんな未来に繋がるのか「考えない」
でいたのではないか。だとするなら、わたしたちもまた「凡庸な悪」
の担い手のひとりなのかもしれないのだ。》
▼ 年末年始になると、中学、高校、大学、そして趣味などの忘年会に出席。
 学歴が上がるほど、「凡庸の悪」の人が間引きされ?少なくなる。それが、
その場の空気を綺麗にする。「凡庸の悪」の傾向の強い人は、とにもかくにも
考えない。その代わりに、他人との比較と噂が主たる世界。そこから出る毒ガス
で脳が侵され、噂を嘘に変えていく「凡庸な悪」の担い手、無知の涙に浮かぶ
シラミ。で、どの会にも一定の割合で存在する。逆に「考えるとは何か?」
という問いかけは哲学の問題。「考えないことの罪」は、人類そのものの原罪。
だから、人は学び続けるしかない。その結果、我が内なる(過去・現在)B・C
に出会う。その姿を見ている視線が、Aなる自分、考える自分になる。
・・・・・・
2012年11月30日(金)
4276, 100の思考実験 ー2
「100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか」ジュリアンバジーニ(著)
   * ギュゲースの指輪
 印象的だったのは「ギュゲースの指輪」である。
  〜ウィキペィデアに次のようにあった。
≪ カンダウレス王の治めるリュディア国に住む牧人のギュゲースはあるとき
 地震にあった。地震の後に畜群を放している山の手に洞窟を見つけた。
入ってみると中には玉座に遺体が置かれていた。その遺体は金の指輪をしており、
ギュゲースはその指輪を盗み出した。戻ってきたギュゲースは指輪を身につけて
あれこれと探るうちに指輪を内側に回すと透明になって体が見えなくなり、
外側に回すとまた見えるようになることに気づき、悪だくみを思いついた。
家畜の様子を告げる伝令として宮殿に入ると、透明になって后に近づいて姦通、
密謀してカンダウレース王を殺し、位を簒奪した。豪富で知られるクロイソス王
はギュゲースの子孫である、という伝説が当時行われていた。
プラトンは「国家」の談義では兄グラウコンがこの話を引用して
「人は知られなければ悪事を働くのものだ」と述べて、プラトンのこれに反対
する形で「悪事は知られなければ構わないという考えは良心を腐らせ悪しき
結果となる」と述べている。≫
▼ ギュゲースの指輪は、人間の心の奥に潜んでいる不道徳性を試す物語。 
 人にさえ知られなければ、誰も誘惑に駆られ多くの悪事をするが、他人に
なると声高に非難をする。もし、私がギュゲースの指輪を持っていたとしたら、
恐らく何をしでかすか分からない。見せかけの自分と、本性の自分は全く違う
ことは、自分の心を考えれば分かること。「指輪物語」は、これをヒントに
つくられたという。ギリシャの哲学者プラトンが、2千数百年も昔に、この
人間の性を物語にしていたというから恐れ入る。性善・性悪説の論争に似ている。 
若い時には純粋で理想に燃えて社会に出るが、何年もしないうちに垢に汚れ、
何時の間にか良心を腐らた世俗人になってしまう。それを他人には見えるが、
自身には見えないから、その矛盾が直接、自分に跳ね返ってくる。
その結果、精神分裂になり、自分の壁をつくって篭ることになる。
それからして、カントの道徳律は重要である。「仮言命法」としてではなく、
「定言命法」である。仮言命法とは,「もし…なら…べきだ」というもの。
道徳律においても、「人から信用されたいのならば、嘘をついてはいけない」
「早起きは三文の得」などがそれ。それに対して、条件なしに「…すべきだ」
とだけ命ずることを定言命法(無上命法)。 人間、良心に反する行為は、
すべきでないということ。しかし、・・  この「しかし」が、人間を
迷わせる内語になる。悪事は結局、回りまわって自分に帰ってくる。で、! 

・・・・・・
2011年11月30日(水)
3901, 精神力ーその偉大な力  ー2
  ▼ 世界でもっとも重要なもの
著者が言わんとすることは、「原因の世界に住んで努力を続ければ何事も必ず
実現する。成すべきことを成し遂げれば、何事にも光がさし込む」ということ。
精神力とは信念のことをいい、確たる目標に対する継続した努力をすれば、
その努力が信念になっていく。そこには、当然に難題が立ち塞がるが、それには
必ず対策がある。そう信じることが信念。ここで、エマソンの次の言葉を引用。
「すべての個人には共通の一つの心がある。各人は、同じものの一つ一つの、
また同じものの全部の入口である。この普遍の精神に触れた人は、実存するもの、
あるいは、行われうることすべてへの仲間入りをした人である。これこそ唯一の、
そして最高の力だからである」 この辺は、中村天風の積極一貫の精神と同じ。
精神ー信念は、自然界が全ての人に贈った要具である。
それを使いさえすれば人生は美しく、光栄に満ちたものになる。
   ▼ 人が知識を得る三つの方法
 ◎ 知識を得るには、科学的方法があり、経験と実験によるわけ。 
 ◎ 二つ目は哲学的方法であり、それは理知による。
 ◎ 三つ目は宗教が用いる神秘的方法もあり、内心的に感知する。 
この三つを組み合わせたときこそ、満足する結果が得られることを著者は見出す。
   ▼ 人生は胸おどる冒険 、苦難は間違った考え方の結果
 「大生命力は実在します!それを生きなさい。人は大生命力のなかの、自覚を
持つポイントです。精神は大生命力の法則、生命が作用する方法、創造のための
大生命力の要具です。それを使いなさい!」そのためのドアは、本人が開けな
ければならない。不快、失敗、不満などの苦痛は、当然なすべきことをしてない
結果に過ぎない。その苦痛は心の使い方を不健全に使っていることを忠告して
いるに過ぎない。その反対に、幸福や裕福や健康や心の平和を、正しく考え、
正しく行なっていることに報いる自然界一流の方法です。 
 ホランドの詩に次のようなものがある。
「天国は、ひと跳びに行けるところではない  登るはしごを建造するのだ
低い地上から、まる天井の空まで― はしごの横木を一つ一つ登っていくのだ」
いかに思うかを学ぶことは、いかに生きるかを知ることだ」と、皆知っている。 
しかし信念の在り方を変えなさいと力説する人たちも、どうすれば、それが
できるかを教える人は、非常に少ない。


5737,閑話小題 〜リア充

2016年11月29日(火)

 「リア充」という聞きなれない言葉を耳にして、それ何?と、検索すると、
最近、ネット上で流行りだした言葉。一言でいえば、「現実が充実しない
コンプレックス症候群」の心理状態の意味。私のスケジュールをこなす
のを傍でみると「リア充」の患者? 自問自答してみると、そうではない。
 何かの会で、忙しそうな風で、『昨日は、△▽、一昨日は○◎、明日は××
の予定で時間が足りないほど忙しい。で貴方たち、普段何してるの?』と宣う。
「私はすることが多いけど、あなた方は家に引き籠ってるようだけど」が、
言外に見え隠れ。リア充症候群かどうか?は不明だが。「そんなの断って、
本でも読んでたら?」という見方もあることに気づいてない。それぞれ生き方
が、あるから、それも良いのだろうが。この、付き合いに忙殺されていることを
幸せに思う人に対し、「それにつけても、私って何?」と、落ち込む人もいる。
 家内も週に5日は、次々とかかってくる電話に応じ何処かにお出かけ、
残り2日は家事に専念する「リア充」の張本人。けっこう多い内向きの友人
について、「何で外に出ないの? 外出が週一から二日。お金も暇も学歴も
あるのに?」と宣う。「貴女が行動的で、知人・友人が普通だよ」と言うと、
不思議そうな顔をする。 それに対し私は、早朝のミニ・チャリと、スポーツ
ジムと、週一のシネマ館のみだが、私は内向きのリア充のため?
「リア充コンプレックス」はない。TVとPC、シネマとSJ通いがあればよい。
  〜その辺りから 
≪ 少し前に、こんな文章がTwitterで話題になったのを知っているでしょうか。
 中学生「小学生の頃は良かった」。 高校生「中学の頃は良かった」。
 大学生「高校の頃は良かった」。社会人「学生の頃は良かった」。
 退職後「働いてた頃は良かった」。 いい加減気づけよ、今が一番楽しい事に。
―私たちはしばしば過去の自分と今の自分を比較し、「あの頃は楽しかった…」
なんて言いがち。でもよく考えれば、その時その時が一番楽しいってことでは?
 
そんなことを気づかせてくれる素敵な文章ですね。近頃私たちは、この
「その時その時を楽しむ」という意識を忘れがちです。ではなぜ、この感覚が
薄れてきてしまっているのでしょうか。「昔は良かった…」となげくだけなら
ともかく、今の自分の日々がなんとなく充実していないかのように感じてしまう。
これは単なる懐古主義や、思い出補正という言葉では片付けられません。
では本当の原因はなんなのか。それはずばり“リア充”です。
 
もうすっかり定着しつつある“リア充”という言葉。このなんともあいまいな
「リアルが充実している人」という言葉を聞いた時、私たちはどんな人物を思い
浮かべるでしょう。交友関係が広くて、素敵な恋人もいて、日々何かに打ち
込んでいて人生をエンジョイしている…なんてイメージが思い浮かぶと思います。

ではこのリア充という言葉を使うのはどんな時か。
「あの子はリア充だからいいよねー」「私はリア充じゃないから…」
私たちがこの“リア充”について言及する時、多くの場合リア充と自分自身とを
比較するような文脈で使っていませんか? 逆に「私こそがリア充だ!」と声高
に主張するような人はいないですよね。
私たちが日常を省みるとき、自分よりワンランク上の存在=リア充を勝手に
想定してしまっているのではないでしょうか。
「仕事はやりがいもあるし楽しい…けれど、恋人ないからリア充じゃない」
 ・・(略)
この“リア充”は、他人とは限りません。過去の自分と現在の自分を比べ、
「あの頃は楽しかった…」と感じてしまうこともあるはず。過去の思い出を
懐かしむということは、もちろん悪いことではありません。しかし思い出に引き
ずられるあまり、今の自分の幸せを見失ってしまうのは悲しいことですよね。
 
他人に捕らわれず、自分の日常を受け入れ、日々楽しむ。それこそが真の
リア充の姿ではないでしょうか。そうした気持ちこそが新しい出会いを受け
入れることにつながり、そうすれば、愛情やパートナーにも恵まれ、結果的に
いわゆる「リア充」になることができるのです。
表面的なリア充を手放すことこそが、真のリア充につながる。
一見難しいけれど、簡単なこと。ぜひがんばってみてください! ≫
――
▼ 去年、家内に、『TV、PC、スポーツジム通いの平凡の日々に、飽きない?』
 というから、『現役時代は、圧倒的なプレッシャーがあった。現在の生活も
慣れば、それなりに面白い。差引同じぐらい!』と応えていた。親戚の法事で
何時もボヤク80歳半ばの人、現実に溺れて川を渡れないで、リア充コンプ
レックスに取りつかれた人。 周りを見渡せば死屍累々に思えるが、
これも私のリア充の上から目線か? 
 
・・・・・・
5372,楽しむことを人生の目標に 〜�
2015年11月29日(日)
 今だから言えることだが、あの会社清算?倒産?騒ぎの時、意外と冷静に
一つ一つを見極めている自分が、もう一人、間違いなくいた。30年来、月次監査
で長岡から新潟の事務所に来ていた税理事務所の担当が、あきれた顔をして、
『楽しんでますね!現在、何が起きて、何をしているか分かってないのでは?』
と苦言。幾つかの修羅場を経験してきた感覚が本人には理解できないだけ。
心の奥は、『こんな経験は二度とない。とにかく、冷静に処理し、この現象を
インプットするしかない』と、本能に従うしかない。万一の場合の備えがあれば
こそ、いえることだが・・ いざ修羅場に立ち、その視線から見えてくる現象は、
リアルだが、滑稽でさえあるが、それを楽しむとなるとう、生易しいことでない。
≪ ・楽しまずして何の人生ぞや。 〜吉川英治(日本の小説家/1892〜1962)
・幸福だけの幸福はパンばかりのようなものだ。食えはするが、ごちそうには
  ならない。無駄なもの、無用なもの、余計なもの、多すぎるもの、
  何の役にも立たないもの、それがわしは好きだ。〜ヴィクトル・ユーゴー
        (フランスのロマン主義の詩人、小説家/1802〜1885)≫
・幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。
         〜ショーペンハウアー(ドイツの哲学者/1788〜1860)
・この人生は生きる価値があると言えるだろう。
  なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。
 This life is worth living, we can say, since it is what we make it.
  〜ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者 /1842〜1910)
・汝の幸せは、他人の幸せによってつくれ。
  〜ヴォルテール(フランスの哲学者、作家、文学者、歴史家/1694〜1778)
・他人のために暮らすのはもうたくさんだ。せめてこのわずかな余生を、
  みずからのために生きようではないか。
  〜モンテーニュ(フランスの哲学者、モラリスト /1533〜1592)
・幸福な人生を阻む大敵は外にあるのではなく、内にある。
  すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。
  〜ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者 /1842〜1910)
・「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。
 〜セネカ(ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人 /紀元前1頃〜紀元後65)
・幸福には、明日という日はありません。昨日という日もありません。
  幸福は、過去のことを記憶してもいなければ、将来のことも考えません。
  幸福には、現在があるだけです。今日という日ではなく、ただいまの
  この瞬間があるだけです。〜ツルゲーネフ(ロシアの小説家/1818〜1883)
・人間がこの世に存在するのは、金持ちになるためではなく、幸福になるため。
  〜スタンダール(フランスの小説家『赤と黒』著者 / 1783〜1842)
▼ 幸福の状態は、生きている限り避けることの出来ないマイナスに対して
 3倍のプラスが必要。出来たら9倍というが、探し、習慣化をすれば可能。
老いて思い出すことは、自然に任せておけば、マイナスばかり湧き出てくる。
それは意図的に変えることは可能である。それより、いま現在を楽しむことが、
プラス感情を育ててくれる。だから、積極的に楽しみを探さなければならない。
今では、TV・パソコンという優れものがあり、手じかに、楽しむことが
出来る。楽しむには、少々の金と、知識と、時間と、知恵と、幸せ脳が必要
である。幸せ脳とは、感動、感激、感謝できる能力。

・・・・・・
5007,人は死ぬとき何を後悔するのか? 〜3
2014年11月29日(土)              
        『人は死ぬとき何を後悔するのか 』小野寺時夫(著)
   * あるレビューより
 ーまずは、アマゾンのレビューを要約するとー
≪ 日本のガン治療の疑問を述べている。著者はあくまでも高度の進行がんに
 おいては手術・抗がん剤治療、免疫療法をするのではなく痛み・苦しみを
和らげながら静かに看取る方を良しとしている。タイトルの「何を後悔するのか」
はまさしく「効果の無い、苦痛を伴う無駄なガン治療は後悔えをする」に
他ならない。著者も57歳のときに喉頭がんを経験。妻が劇症の白血病を発症
すると休職して介護に専念。気力体力の限界まで精魂を傾けられたことは
大きな心のやすらぎである一方、死の直前、呼吸困難で苦しませ、穏やかに
逝かせてやれなかったことへの悔恨にさいなまれていた。どの言葉の一つ一つ
が説得力に満ちていて、実践的な「死に方準備ケーススタディ集」でもある。
・がんは大急ぎで治療する必要がないのです
・死は生の延長上の遠い淵にあるのではない。人は“死にまとわれながら
生きている不安定な存在
・死に直面すると、金、権力、名誉のある人の方が、不安、怒り、落ち込みが
 強いそれまで力のあったものが、死には全く役立たなくなるから
・生前に本当によく尽くし合っていなければ死ぬときによい介護を受けられない
 死ぬときに奥さんのいじめが気にかかる人は、恥を忍んで奥さんに詫びるか、
 今からでも懸命に尽くす姿を見せるなどの対策を講じておくのが安全
・唯一確実なボケ予防策は「高齢でも女性に関心を持ち続け、行動すること」
・死ぬ時に至って自分の生き方を他人と比較するのは全く無意味
・高齢になってもよく歩いている人ほど「コロリ死」が多い
・ホスピスの入院患者で、何かに没頭して楽しめる人はとても幸せな人
・死を迎える部屋は個室がお勧め
・「鎮静(麻酔などで苦痛を抑え入眠状態にする。続けると数日で死に至る)」
 は、早めに医師に願っておく。それもひとつの死生観。死の準備は本来、
 病状に応じたオーダーメードであるべき
・日本は多くの人が「自分の望まない死に方」をしている国
・孤独感が原因の激痛がある
・「低カロリー、低たんぱく質」でゆるやかに最期へ向かう… ≫
▼ この要約を読み返すたび、どれもこれも更に深く心に染みる。近い将来、
 恐ろしい現実が間違いなく待っている。恐ろしいが、覚悟はしてないと。
心の拠りどころは、50歳代の10年間で、30年分を圧縮し過ごしたこと。
さらに、このブログに行蔵や、思いや、青春時代の日記などを書き残したこと
が心強い。この奇跡のような私の生。ビッグバン以来、ここまで続いている、
この「私」という存在。それを満足し生きてきただけでも、充分に元を取れた
感がする。この文章を書いていて気づいたことが、後悔の逆は、感謝、感激、
感動、満足、ということ。老いの『俺たちに明日はない』の日々を楽しめるか
どうか、だが。
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4640, 閑話小題 〜都知事の狼狽
2013年11月29日(金)
  * 「徳洲会」資金提供問題で、都知事の狼狽
ーまずネット記事よりー《 猪瀬直樹知事が大手医療法人「徳洲会」から
5,000万円を受け取っていた問題で、猪瀬知事は、会見でも、個人的な借金だと
する点を強調している。さらに現金受け取りの前の和食店での面会についても
明かした。猪瀬知事は「借用証 徳田 毅殿 (去年)11月20日5千万円也、僕の
住所とサインです」(その借用書は最近作ったものでは?)の質問に「それは誤解。
これは、間違いなく原本」と述べた。》 
 この一連の会見の内容からして、明らかに逮捕に準じる資金提供。
検察も逮捕をするしかない?だろう。政治家としての叩き上げではないため、
副都知事の場合と違ったトップの立場の身の処し方が出来なかった。マスコミ
上がりの正直さが、そのまま表立ってかシドロモドロ。言い訳するほど、
自分の立場を悪くする。政治世界は一寸先は闇。これで逃げ切ることは難しい! 
2020年まで安泰と思っていただろうに。
それとも、石原慎太郎の知恵で難局を何とか乗りるか? 
   * ストーブリーグが面白い
 落合の中日のGMの就任で、ストーブリーグが俄然、面白くなってきた。
巨人の小笠原が中日に、逆に中日の井端が巨人に移籍。他に、広島からFA
宣言した大竹寛投手(30)が、巨人への移籍を表明した。更に、有力選手
2〜3人が移籍してくるだろうから、これで来年の巨人の独走がみえてきた。
その巨人を他球団が叩き潰し、原監督を引きずり物語が面白そうだ。
 ーネットの記事からー
《 落合GMは井端は「戦力外の選手には金額提示はしない」と、来季の構想外
 ではなかったことを強調。そのうえで「彼に対してはそれなりのものを例年
払ってきた。故障でメスも入れたし、億以上を出すリスクを球団が背負えるか、
という判断」と、年俸大幅ダウンの提示を説明した。球団は井端に対し、野球
協約に定める年俸の減額制限を大幅に上回る今季年俸1億9000万円から
1億6000万円減の3000万円を提示したとみられる。
▼ 小笠原が3000万、井端は4500万と大幅ダウンという。厳しいものだが、
 それでも井端の方が、お買い得? 原監督は、優勝をしていれば今期で辞め時
だった。早く言えば飽きてしまった!ということ。 江川監督、ヘッド兼任の
バッテリーコーチに桑田、GMに野村元監督あたりが面白そうだが! 
更に「巨人は27日、西武から国内FAを宣言した片岡治大内野手(30)と
都内のホテルで初交渉」というニュースで報じていた。
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4275, この非常事態に、万一の備えがあるの? −4
2012年11月29日(木)
   * 長岡冬景色 ーある同級生の死
 昨日の朝、高校の同級生から電話が入った。20年以上、毎年開かれていた
同級会のメンバーの1人が一昨日の夜、自殺をしたという。近郊の町で家業を
継いでいる人で、明るくサッパリとした性格で皆から好かれるタイプ。
本人が居るかどうかで、同級会の明るさが違うほど。その男が自殺とは、一瞬
耳を疑い、息を呑んでしまった。「この非常事態に、万一の備えがあるの?」を、
今月の15日に、ここで書いた。その前日の地元紙に、
* 同級生の老舗会社の倒産記事が出ていた。20年前に工場が
 火災で全焼、しかし保険で建替えて、無借金経営と聞いていた。
* その翌週には、計算サンターの社長をしている会社が、TVと新聞に大々的
 に、「不正に雇用調整給付金を受給。それも内部告発により調査の結果。不正分
を全額返済のため、刑事告訴はしないが、悪質なため発表した。」と報じられた。
全国ニュースにならなかったのが不幸中の幸いだが、銀行系もあり処分は
厳しいと推察される。
* そして今週は、彼の自殺である。 親戚や近所の自殺は身近であるが、
 同級生は初めて。まさか、このテーマで書いた警告が、そのまま、ごく身近で
直ぐにたて続けて現われ出るとは。3人とも傍からみれば、これ以上の堅実経営
はないかと思われた会社。そのため、ことさら驚きは大きい。それにしても
自殺とは、よほどのことがあったのだろう。同級会のメンバー内の話としては、
去年春に私が先ぶれに破綻。そして、この11月にたて続きに3人が、続いた。 
以前から、「2012年問題(時代の断層の年)」が言われてきたが、
今のところ何も起きていない。しかし極身近から、このように生々しく
起こるとは思いもしなかった。 恐慌の大波は根こそぎ、全てを破壊していく。
これが地方の特殊要因でなく、世界、日本レベルの大波の地方の一現象でしかない
ところが恐ろしい。まだ経済の大津波(恐慌)の本体は外海、到達は来年辺り? 
3900, 精神力ーその偉大な力  ー1
2011年11月29日(火)
  * 「精神力ーその偉大な力」 ダン・カスター著
 学生時代の卒業間近から27歳までの修行時代から事業創業期の精神は緊張と
不安の極限にあった。あまりに突き当たった壁が厚く、自己確立が曖昧だった
内面は粉々になりかけていた。しかし、それを表立てることは許されない節目時。 
傷つき荒れ狂った気持ちを自分で何とか立て直さなければ、絶壁の谷底に転がり
落ちる綱渡りの日々。その中で、狂わないようにバランスをとらなければ
ならない上に、自分を奮いたっていなければならない。その日々の中で、
学生時代の終わりの頃に読んだ、このブリストルの「精神力を活かす」と、
ダン・カスター著「精神力、その偉大な力」が心の支えになっていた。
そこには色の違う傍線が幾つも引かれている。経験を重ねるうちに、この手の
本は安物の精神主義の本でしかないと疑問を持つようになっていた。40年
経った現在再び、読み返しているが、決して安物の精神論の本でないことが
分かり安心をした。マーフィーの成功法則の下地になっていると思われる。 
特に「精神力ーその偉大な力」は、先がさっぱり見えない

 不安感と挫折感の中で、何度も何度も読み返したことが懐かしい。
節目時に読んだ本は、節目時の自分の心でもある。 40年の年月は長い!
そこで失ったものと得たものが私自身。一月程前に、信濃川の大手大橋を
歩いていたとき、地球の芯からの声が聞こえてきたことを書いた。
自分の独り言であるのは敢えて言うまでもないが、魂の芯から出ていること
は違いない。時どき、その声と対話をしたり、中心点に気持ちを収集して、
その蓋を開けるイメージを持つ。そして、そこからエネルギーが心に溢れ出て
くる感覚を持つ。また、その蓋の向う側に無限の宇宙の時空をイメージする。 
気持ちが弱った時など非常に有効に働く。その下地が早朝の散歩の途中にして
いた呼吸法。気持ちを地球の中心点まで到達するイメージを持ち、中心点を
擬人化して挨拶したり会話をしていた下地があった。
 散歩をポタリングに変え、しばらく、その呼吸法をしてなかった。
ところが、サイクリングの途中にウォーキングを取り入れて大手大橋を
‘引きチャリ’をしていた時、脳の底から独り言で話していた擬人化した
イメージの声が聞こえてきたのである。
 一月前の随想日記に同じことが書いてある。その芯と声が、
この「精神力」と同じである。心の底のエネルギの源泉を探し出し元気を
創造しろということ。次回から、少し書き出してみるが、過去を振り返り
ながら心の源泉の湯に浸かっている気分か。精神を哲学するのも、面白い。
精神=信念=「絶対言明」+エネルギー。意志に似ているが、少し違う。
意志の哲学といえばショーペンハウアー。その影響を受けたのがニーチェ。

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