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堀井On-Line
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2017年12月20日(水)
* 下り坂の良さは、上り詰めてこそ この数年の朝の団欒は日野正平の『こころ旅』を見るのが日課。 番組は7年前からというから、私の早朝のチャリ散歩を始めた一年後になる。 日野のカメラ目線が当然のことながら全く同じ。私の場合は、安全を考えて、 95%が土手と、バイパスの側道。そこは野鳥、とりわけ渡り鳥が多い。 『日野正平』といえば、女性遍歴が多彩。若かりし日には、芸能界の半数は 何らかがあったと噂されていた。 道路上で交差する可愛い女性をみると、 何故か同調?し、自分でも話しかけたくなる気にさせる。 日野の女性遍歴を調べると、 『新藤恵美』『小鹿ミキ』『紀比呂子』『ホーン・ユキ』『りりぃ』 『西川峰子』など…。この人達の前に、一般人と結婚&離婚(1男1女) をしている>とある。 この人の偉いところは、共演者の中でも二番手、 三番手に行って、一番手の女優は、主役級の男優に譲ったという。 BSとはいえ、平日の朝昼晩に3回も放映をする、朝ドラ並みの人気。 団塊世代が定年を向かえ、家の中で燻っている人向けに丁度良い内容。 『下り坂の良さは、上り詰めてこそ』と、嘯いていたが、彼が上りつめたか どうかは別にして、登り路を上りつめたればこそ「下り坂最高」の味が滲み でている。 追文:本当の本当、驚いた! 去年の同月同日に「日野正平」を書いていた。 残念?なことに、去年の方が勝っている? 決して今日の方が、昨日より 進化していない… いや退化ですか? その、野際陽子も、この6月に肺ガンで亡くなった。 享年81歳。 彼女の霊に呼ばれたのかも? そう考えて読むと、少し違う感覚になる。
―― 2016/12/20 閑話小題 〜「若い時、お世話になりました」 〜 日野正平 〜野際陽子対談 * オナペット 何気なくまわしたTV画面に、二人が出てきた。この数年、毎日のように、 全国のサイクリング番組に撮影隊ともに5人で走り回っているが、これが 名脇役の日野兵平、その顔がサドルについたカメラからアップに映しだされ、 自分が一緒に走っている気にさせられる。 冬期間を除く8ヶ月間、6〜7時までの一時間、雨天以外は自宅からバイパスを 通って、信濃川にある長岡大橋から大手大橋を一周して帰ってくるが、まさに、 あれ! もうじき、8年になるが、これが精神的な毒だし(デトックス)に最適。 これに加えてスポーツジムのヨガを年に150〜200回、参加しているため、精神的 には至って健康な筈だが…? 〜で、検索で野際・日野対談 で入力すると〜 < 週末の土曜・日曜18時から二夜連続の、『ザ・インタビュー』。 時代の「トップランナー」と人間洞察のプロである「インタビュアー」 との手に汗握る真剣勝負の全く新しい感覚のドキュメンタリー番組。 12月17日(土)ゲスト×インタビュアー 〜火野正平(俳優)×野際陽子(女優)〜 インタビュアーは、火野と何度も共演経験のある女優・野際陽子が務める。 火野へのインタビューが決まった後、野際は初共演したことを鮮明に思い出した という。当時、火野は20代後半、数々の浮名で“芸能界一のプレイボーイ”と 呼ばれていた時期だった。まるでその場を見ていたかのように、当時を話す野際 に、さすがの火野もタジタジの様子…。ただ、有象無象のスキャンダルの中、 素顔を間近で見て来た野際は、なぜ女性たちがひきつけられるのか、その理由を 感じ取っていた。 12歳の時、児童劇団に入り、俳優人生をスタート。あまり知られていない 子役時代のエピソード、本名の二瓶康一から火野正平への改名、そして出世作と なった大河ドラマ「国盗り物語」の話まで…昔話に花が咲く。 近年、火野がずっと渇望しているのが、“芯”のある時代劇の復活。 「必殺仕置人」「長七郎江戸日記」など、多くの名作に出演してきた火野は、 作品に情熱を注ぐ多くの名優やスタッフたちのエピソードを交えて、時代劇への 熱い思いを語る。この先やってみたいと考えている時代劇のアイデアも披露。 その題材は「忠臣蔵」。少し違った角度から見た赤穂浪士の討ち入りは、野際も 「面白そう」と太鼓判を押す。 そして、プライベートの話題へ。火野は30年以上、夏の1カ月をハワイの カウアイ島で過ごしている。大自然の中、“何もしない生活”とは? 近年は、自転車で全国を巡る番組で見せる飾らない人柄が人気を博している。 自転車に乗ることで気付いたこと、変わったこと、素直な今の気持ちを明かす。 そして最後に、これからやってみたいことを教えてくれた。野際はもちろん、 番組スタッフも、ぜひ見てみたいと思った火野の願いとは? 抱擁で始まり、 抱擁で終わった今回のインタビュー。笑顔の絶えない温かな雰囲気の中、 素顔の火野正平があぶり出されていく! > ―― ▼ 若いころの番組で、遊び人の先輩たちが、「日野正平を救う会」があったと 告白。何からといえば女狂いである。全国巡る自転車番組の中で、少し美人を みると、何気なく口説いている。いや褒めている。それが、当然のようにだから、 嫌らしさがない。 過剰の場面はカットしているのだろうが。 渡辺淳一ではないが、「気楽に誰でも褒めまくれ!」が、モテル秘訣というが。 ・・・・・ 3556, 閑話小題 ―つれづれに 2010年12月20日(月) * 朝の瞑想 同月同日の10年間の随想日記の一部を、数日前から私のブログ 「バードウォッチ」に貼り付けている。字数制限があるので、毎日、カットを しないと字数オーバーになる。これは、現在書いている文章が、つまらないと 将来の自分がカットするぞ!という警告になる。しかし、カットは身を削られる 気分になる。早朝5時過ぎに、前日に書きあげたテーマ日記の添削と仕上げ、 そして以前書いた9年分の文章を読み返し、カットする作業は、ある意味、瞑想。 独りで10年間の同月同日の自分の文章(エネルギー)に向きあうのは、 自分との出会いでもある。 *「自分の人生が嫌になった、終わりにしたかった!」ー昨日のニュースー 高校卒業して依頼、10年フリーターで職を変えていた男が、無差別傷害をした 動機が自暴自虐の、この言葉である。10年前位まで、ウォーキングをしていると、 明らかに精神を病んでいる20歳代半ばの男が自転車に乗ってブツブツ言っていた。 ところが数度に一度、自転車で向かってきて直前で避けたリ、寸止めをする。 その間合いが、絶妙で怒るに怒れないで、一切無視。10年以上、それが続いたが、 ある日から突然、姿が消えた。全国的に子供が襲われる事件が相次いだ時期から。 その男が、誰かに聞いて欲しいのだろう「俺はジイサン、バアサンに潰された!」 と、呻きながら自転車で通り過ぎていった。いやに、その言葉が心の底に残る。 数年前の秋葉原の無差別殺人事件が、両親の弄りすぎだった。知人の多くは、長男 の話をしたがらない。嫁姑と同じく、人生の永遠の課題。旧約聖書にもある。 * 勘違い 自宅の敷地内にある貸家の屋根裏にハクビシンが騒いでいたという話題を、 ここで取り上げた。そこで朱鷺を襲ったのがハクビシンと勘違いをしてしまった。 ある人に、あれは「テン」と注意をされ気づいたしだい。それにしても、 何でハクビシンが敷地内に? 雉や山鳩が時々見かけられるのだから、ハクビシン もいても不思議でないが。そういえば数年前に熊も出た。鷺もいれば、鴨もいる。 そうそう、変な布を羽織った類人猿もいる。
・・・・・・・ 3921, 精神力ーその偉大な力 ー11 2011年12月20日(火) 「 精神力ーその偉大な力 ー 」 ダン・カスター著 * まず、自分を愛すること 【うまく他人に処するということは、他人を使うのではなく、まず私ども自身を 使うのです。その後、相互の健全な協力を望むことです。他人と協調するには、 まず自分自身を愛し、自分を尊く思わなくてはならない。自分自身を尊ばない人、 自分を非難し、自分を蔑む人は、その蔑みや非難を他人に投入するものです。 そのために、他人から抵抗や非難をうけます。誰も、自分自身としっくりいかない 限り、自分を尊び、自分を健全に愛さない限り、他人を愛することはできません。 まず、自分を愛し、その上で隣人を我々と同じように愛しなさいと、キリストは 言ったのです。 利己的な人は、自分だけを愛します。彼が他の人を自分と同じく 愛することを学べば、彼はもはや利己的ではありません。健全の自己愛は他の人と 協調します。強い、健康な、活力ある、自尊心に富む人格が、他人と最もよく やっていけます。 強い人格の人が、最もよく人を助けるのです。・・ 詩人R・ブラウニングは言いました。「真理はわれわれの内にある。あなたがなに を信じようとも、外のものから、それが高揚されることはない。われわれすべて には深奥の中心点があり、そこで真理が完全に住場を得ている。そしてまわりは 壁また壁で粗雑な筋肉がそれを押し込んでいる」と。・・あなたの真の内部自己は、 知恵と威力を持っている。一度あなた自身を神性の実在として認めると、自分の 生活に方向をつけられると知られるでしょう。思考や態度や信念を通して自動的に、 体験のなかに善いものを持ってくるでしょう。・・私たちは習癖なしには生きて いけないが、その奴隷になることもありません。習癖こそ召使いであるべきです。 私たちの中に建設的習慣を作りあげたとき、宇宙のエネルギーを得ることが 出来るのです。良い召使を多く持ちなさい 】 ▼ まず自分を愛することが、人生の基本である。そのためには両親から愛情を 充分に受けること。良い両親、家庭環境が必要条件になるが、充分条件ではない。 その人に両親のことを語らせれば、大方が分かるはずである。聞くに耐えられない ことを言う人を度々見うけるが、自虐でしかないのが分からない。 この「まず自分を愛しなさい。そして同じように他人を愛しなさい」の箇所が、 いやに印象に残って、私の生き方を変えた。聖人を除けば、自愛なくして他愛は 不自然になる。ところが多くの人は、自愛なくして、他愛に気持ちが向かうため、 相手に拒否をされる。真の自愛がないのは自立してないということである。 殆どの愛は突詰めれば、自愛の変容。強すぎるのも問題だが。 自愛のほど!
・・・・・・ 5028,幸福優位7つの法則 −11 2014年12月20日(土) 【幸福優位7つの法則】ショーン・エイカー著 * 「幸福優位論」の総括 〜幸福優先の行きかたを! 多くを考えさせられる内容であった。「事業を始めるなら、まず有能の人を 集め、そのやろうとする事業計画の根底から作り直す作業が必要」と聞いたこと がある。目的に合わせ人を集めるのではなく、まず有能の人を集める方が先決。 そして、前提の事業計画案そのものから検討する。運のある人、明るい人、 誠実の人、有能の人、どれもこれも兼備えた人は少ないが、選ぶなら暗い鞍馬 天狗より、明るい丹下左膳が良い。 『成功するから幸せになるのではなく、幸せな人間が成功をする!』の、成功も 大切だが、幸不幸は裏表。幸せは、あくまで表面で、光の当て方、心の持ちよう。 その持ちように、7つの法則を使えばと説くため説得力がある。それには、長年 かけた習慣化が必要。 ありきたりだが、感謝、感動、感激、前向き、楽観の 心根を持って、日々を過ごすこと。その意味で、本人自身だけでなく、親として の責任にもなる。 人生は、四苦八苦の連続。最期は、死を悟ると同時に、 それまでの全ての人生と匹敵するエネルギーを使って消えていく。それまでは、 幸福の心持で生きた方が良い。「人間は生きているうち。死んでしまえば、 それまで!出来るうちに、何事も楽しめ。何ごとも前倒しをして、今を、 楽しめ!」を、50代の10年間で実践して、本当に良かったと実感する。 幸福『優位』というより、まずは幸福『優先』であった。 一日一日、一年一年を、『幸福優先に生きるべし』が、現在の心情である。 『楽しんできて良かった!』と、心の底から言えるように、もっと焦るべきで ないか。「あの時、??してよかったのか?」「しないでよかったか?」 事と次第だが、どうだろう・・ せっかくの人生、幸福優位で生きたいもの! 少なくとも幸福優先で! ・・・・・・ 5393,自分史の書き方 ー 2015年12月20日(日) 『自分史の書き方』立花 隆(著) * 長く文章を書き続ける最大のコツ 15年近く書き続けてきて、やっと話すように書けるようになってきた。 会話、対話で、複数の相手をする時、ダラダラした内容では、気持ちを 逸らすことになる。要点を簡潔に伝えるには、詰まったら、内容を変える しかない。書くことも同じで「少し強引でも、段落を変えろ」ということ。 滅入ったとき、居間から書斎か寝室に居場所を変えたり、TVのチャネルを 変えたり、外出をしたり、ちょっと知恵を使えばよい。これも生活の中の 段落を付ける事と同じ。 自然に身についてはいたのだろうが、文章の段落 を意識的に強引に変えることはしてなかった。 〜その辺りから〜 ≪ 人に読ませる文章をこれまでまったく書いたことのない人がしばしば おちいる誤りは、文章をどこで区切ったらいいのかわからないので、 とにかく【いつまでもダラダラしまりがない文章を書いてしまうという失敗】 である。その解決は意外と簡単で、とにかくいま書いている文章の途中でも いいから「。」を付けて、強引にその文章を終わりにしてしまうことである。 次に、過去の文章は忘れて、前の文章が中途半端のままでもかまわないから、 次の行の頭を一段下げて、なんでもいいから別の文章をはじめてしまうこと。 頭を一字下げた形で新しい文章をはじめることを「段落を付ける」という。 文章というのは不思議なもので、《段落さえ付いていれば、読む人の頭が 自動的に切り替わって突然まったく新しい文章がそこからはじまってもその ことをなんの不思議もなく受け入れてくれる。》これは日本語の世界の大昔 からの約束事だから、誰も変と思わず、段落さえあれば、段落でどんなに続き が悪い文章になっても、みんなつきあってくれる。 文章を書きなれた人と、書きなれていない人の最大のちがいは、 この段落の使い方にあるのではないだろうか。書きなれた人は、なんでもなく 段落を使いこなして、長い文章をスラスラと書いていく。途中でつまったら また新しい段落を立てて、新しい文章を書き起こすだけで、なんの苦もなく 文章を書き続けることができる。文章が続かないことで悩む人は、例外なく 文章を書きなれていない人手或る。《文章なんてものは、しょっちゅう続か なくなるのが当たり前で、続かなくなったら新しい段落を立てて新しいことを 書きはじめればいいんだ》と、頭の切り替えができる人がいい文章を書ける人。 文章を書きなれた人は、こんなことをわざわざ教えなくても、そのとおりの ことがスラスラできるが、書きなれていない人は、それができなくていつ までも四苦八苦する。≫ ▼ 私の経験からコツは、『初めから理路整然と書けない。好い加減でも、 とにかく強引に書いて、後は添削すればよい!』がある。その強引さが、 段落をつける時に、その場で書換えを促す働きを生む。それが考えを纏める ことになる。ここでいう、長い文章とは、短文を、筋道にしたがって、 段落を付けて、書き加えることをいう。これが出来るに、私は長い道のりが かかった。 心底で薄々、気づいているが、誰もが自覚できない、目を逸らす 秘密、「自分は、あまり頭の良い人間でない!」という実感こそが、15年間、 書き続けてきた収穫である。 それもこれも、どうでもよいことだが・・ ・・・・・・ 4661,閑話小題 ー銀行ゴミ箱論 2013年12月20日(金) ーつれづれにー * 自宅近くの長岡駅裏から東バイパスまでの大通り拡張工事が40年以上もかけ、 そろそろ完成間近になってきた。その絡みの開発の一かんで比較的大きいSCが 完成して数年、近くの十数反の田圃が宅地の造成工事に入り、マンション数棟が 建ち始めてきた。そして近くの古い家が次つぎと壊され、新築住宅が目立ってきた。 自宅が、駅裏から徒歩10分の、ここに引っ越してきて50年になる。100M先 には十数年前に小型SCも出来て、500M先にも中型のSCと、非常に良い 住宅環境である。年齢を考えると、そろそろ小さな家かマンションに引っ越す ことを考えなければならないが、あまりに居心地がよい。 * 「モノよりコト」を心がけ、物質的に高価のものは買わない方針だったので、 物理的には軽装備である。残ったものは、ほぼゴミとして処理してもよい物ばかり。 事業用不動産の購入や、箱物づくりはしてきたが、趣味的な高価のものを買った 記憶がほぼない。あの世に持っていけるのは「こと」だけ。それでもゴミが多い。 * 何度か書いたが、「何もする必要がない、敢えて何もすることがないのは、 何と気楽なことよ」を、日々実感している。今年の一年を一字の漢字で表現する としたら『悠』。心身ともに、ひたすら自然の流れに身を委ねる経験は、初めて。 40数年も、何をあくせくしてきたのだろうか。それでも時間だけは、装置事業 だったこともあり十二分にあった。そのため、フリーになっても身の処し方が 比較的余裕が持てている。 * ミニ加湿器をネットで送料込1380円で購入したが、これが良い。 アロマの香りのする小さな湯気が、パソコンの横で香りと共に吹き上るのは、 何とも心が和む。冬で乾燥していることもあるが、これが有るなしでは大きな 違い。そこで、今度は居間で中型の加湿器が欲しくなるのが人情。 * 銀行のゴミ箱論は面白い。特に首都圏以外の地銀以下の銀行は、不良債権を 抱えている?デフレから10数年で、地方は6割まで経済力が落ち、隠れた不良債権 が山積みの筈だが、表だたない。いや、だてない。そこで、受け皿会社を探し出し、 融資付きで流し、そこだけミニバブルが発生、珍妙な現象になる。地銀や信金には、 不良債権と、米国債、社債などの不良債権の山。これはゴミ。とすると、ゴミ箱 のたとえはマトを得てることになる。ご隠居になればこそ、言えることだが。 行員からすれば、「何を今さら!」だろう。
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2017年12月19日(火)
川上監督が、当時、例え話で、「王と長嶋に梯子を与え、登るようにいうと、 長嶋は何も考えずに脱兎のごとく登るが、王は一段一段、足場を確認しながら 登る」と、語っていた。また、広岡が講演で、「天才バッターには、右脳と左脳 の一方が異常に発達した選手が多い反面、片方は?… ところが、イチロウは、 その両方とも発達した稀有のバッター。王、長嶋とは格が違う」と語っていた。 イチロウの出現以降、往年の大選手の評価はガタ落ちをした。しかし、面白い 逸話だけは下がらない。 ―
・ 「いいな、みんな。槇原が緊張するから完全試合なんて口にするな」 (本人が横にいるのに) ・ 「How old おいくつ?」
・ 「THE」をてへと読む →なお一茂は「とへ」 「ONE」を”オネ”と読む
・ 「ゴルフ場はこの道の右側にあるんだ」 見つからず、途中で「左側だった」と思いだし道をUターン。 しかし左側を探し続けたためゴルフ場にはたどり着けず
・ 「一点でも多くとった方が勝つでしょう」
・ 「長嶋茂雄」 ホテルでチェックインする際の職業欄に。
・ 「耳からタコがでるくらい口うるさく・・・」
・ 「失敗は成功のマザー」
・ 「ワーストはネクストのマザー」 →もう何がなんだか・・・
・ ふぐの刺身を、「おいしい、おいしい」といって1人で食べ尽くし、 「美味しかったですね〜皆さん」とご満悦。 しかし、長嶋さん以外は誰も一口も食べていなかった。
・ 試合で負けた後、デーブ大久保がコーチから説教を受ける 「長嶋監督の言うことを聞いちゃだめじゃないか!」
・ ゴロは自分で取る、フライはショートに捕らせる
・ 「いいかげんにしてよ。僕にだってデモクラシーがあるんだ」 →コンパニオンの妻とのデートを報道陣に追い回され
・ ストッキングを忘れたので、靴下をマジックで黒く塗って試合に
・ 「来た球を打て!」 →バッティング指導を受けた掛布(敵チーム阪神選手)はスランプ脱出
・ 「ベースボールはイングリッシュのスポーツ」
・ 「松井君にはもっとオーロラを出してほしい」
・ 「魚へんにブルー」 →鯖の事
・ イギリスに旅行「イギリスにはアメリカ人がいっぱいいるんだなあ」
・ 「皆さん、がんばってください」 →駅でたまたま新婚旅行客の一団と一緒になり、何かお言葉をと言われひと言。
・ 「ところでお前誰だっけ?」 →入来を散々説教したあとの言葉
・ 「なんだこれ?混ぜご飯か。豆が入ってるぞ。小豆だ。もち米かな? なんだ?うまいな」 →赤飯を食べた時の発言
・ 「代打、土井」 バントの格好をしながら審判に代打を告げる。当然作戦は相手ベンチに 見抜かれバント失敗。しかも三回もやっている 「相手にサインがばれているのでは?」とコーチに相談する。
・ 「ラッキーセブンの3!」 →好きな番号を聞かれて
・ 「昨日も午前2時に寝て、午後5時には起きましたからね。 5時間も寝れば十分です」 ― ▼ 歌舞伎の「大見得」をヒントに、守備スタイルに取入れたという…。 語彙不足以前とかいう以前の、何かが違うようだが、人間だれもが、何処か 足りない部分を持っている。要は、一つ「強み」に気づき、集中し続けたか。 〜取っておきは〜<「ピッチャー阿波口」→ブルペンの阿波野と川口が大あわて> ハッピーアドバンテージ、「幸せ者は、何があっても、何をしても、何を話しても 幸福なのです。」 幸福比率が3対1以上、いや、10対1以上なんでしょうね。キット! 彼の「至高体験」の倉庫には想像を絶するお宝が数知れず並んでいるが、彼は 「そんなことあったの? それがどうしたの?」と、見もしないでしょうね。 『彼がいて、僕がいる。まあ、いいじゃないですか…こ・れ・で』 (つω`●) いや、『僕がいて、彼がいる。』ですか。  ̄ω ̄〃ゞ
・・・・・・ 4295, 過去10年間を振り返り、今後の10年先を予測してみる −2 2012年12月19日(水) ー 2022年の年末に、この10年間を振り返った物語ふうに書いてみる。 ≪ 以下の文章は、10年前に書いた2022年を想定した文章である。当時は、 創業から30年事業経営していた会社を倒産させ二年足らずで、少し悲観的 と思っていたが・・ まずは、当時の想定をした文章をコピーしてみる。 【 * 近い将来に欧州発の世界恐慌か、イスラエルによるイランへの核施設 の攻撃と、イランのホルムズ海峡の閉鎖がある。それに伴いNATO軍との 戦争が勃発。原油価格が暴騰、日本経済が最初に大打撃を受ける。 そして株価の世界的暴落で一挙に世界は不安定になる。 * 欧州経済は、ますます悪化、その煽りで中国経済と社会は不安定化し、 暴動が頻繁に発生、その矛先を尖閣列島、フィリッピンやベトナムの国境紛争 を画策し、国内の不満を向ける。これに伴いアメリカも経済悪化。 アメリカ国債と株価も暴落、一時1万3千ドルもしていたダウ平均が、 8千ドルまで暴落する。 * 世界が不安定になる中、日本では首都圏直下型地震と富士山が噴火。 政府は、国家非常宣言を出し、銀行閉鎖。経済はハイパーインフレに転じて、 米やパンなど食料の一部は配給制に逆戻り。IMFが、この事態に乗り込んで くる。10数年前、韓国がIMFの管理下に入ったのと同じ道を歩く。 失業率は15%に、生活保護世帯は300万世帯になる。現在のギリシャ、 スペインの事態以下に、まさかなろうとは、誰も思っていなかったようだ。 日本の国債も、それに伴い暴落、国を信じた善良な?年寄は路頭に迷う ことになる。 * スマートフォン、タブレットなどの情報端末の性能が年々、飛躍的に良く なり、それが逆に一強他弱の傾向を強めていく。中古品が出回り、収入は 半減しても最低生活は可能である。しかし、一部勝ち組の生活が垣間 見れるため、不満が溜まる一方。】 △ 以上が予測だったが、実際に起こった現実は、こんなものではなかった! 関東直下型地震が想定を超えた規模で、富士山の噴火に連動して首都圏は パニック状態に陥り、数万規模の死者・行方不明が出た。首都圏に住む甥っ子 一人が死亡。日本経済は世界恐慌の煽りで国家経済が破綻。そして現在、 アメリカのIMFの管理下にある。失業率は20%を超えて、近くの小学校 では夕方からの炊き出しに行列の状態。リッチ層の多くはオーストラリアと、 カナダに移住していった。10年数年前からの傾向だが、リッチ層の子弟は 海外に留学をさせるのが顕著になっている。日本でのビジネスは絶望的な事態。 私も実のところ、76歳まで生きてはいないと思っていた。この有様では、 生きていて良かったかどうか。今では首都圏からの経済難民が日本海側に移住 する流れになっている。中国は動乱になって内乱状態。市民が武器を持った テロ活動が始まっている。一部の共産党幹部の汚職が目にあまりに辛辣。 その反発が武器を持った蜂起になっている。共産主義という名の資本主義の 汚辱が、深く浸透した結果である。日本は10年前まで続いていた失われた 20年の後には、崩壊の10年が待っていた≫ ▼ こんな物語になるが、10年前に「2002〜2012年の過去語り」を書いていた としたら、現実との乖離は、あまりに大きいはず。ということは、こんな ものではないということ。それより、まず私自身、生きているかどうか。 ・・・・・・ 5027,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー4 2014年12月19日(金) 『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆 (著) * 悪魔憑き 〜ミシェル・ド・セルトー著『ルーダンの愚依』 映画で幾つか悪魔憑きの場面を見たが、実際に、具体的事実? を読むのは初めて。 ー以下は、実際にあった内容?ーだから、驚きである。 ≪ ミシェル・ド・セルトーの『ルーダンの愚依』がはじめて全訳された。 「ルーダンの慰依」は、十七世紀フランスの田舎町の女子修道院で起きた、 歴史上最も有名な集団的悪魔憑き事件。十七人の修道女からなるウルスラ会 修道院に、数週間前に亡くなった告解師の亡霊があらわれた。霊はしばらく 修道女のベッドの脇で泣いた。 別の亡霊が次の日真っ黒な球のかたちで 修道院の食堂にあらわれ、二人の修道女を乱暴に地面に押し倒し、肩に乗った。 やがて修道女たちの肉体と精神に奇妙な変調があらわれ、次々に判断力を失い、 全身がすさまじい痙攣に襲われた。教会の上層部は動転し、調査をした結果、 この事件の犯人は悪魔だと判断した。「悪魔祓い」が専門僧の手で行われた。 悪魔に名を名乗れと命じると、「神の敵」という。悪魔にとりわけ狂った 院長の体から出るよう命じると、院長は暴れ回り、吼え、歯をきしらせ、 奥歯が二本抜けた。悪魔と問答を続けているうち、悪魔を彼女の体に 入れたのは、ユルバン・グランディエという別の教会の司祭であると判明。 「彼女たちは叫び、グフンディエを探そうとして、修道院の屋根に駆け上り、 また肌着だけで木のうえに、それも枝の先までよじ登ったのです。 そこで恐ろしい叫び声を上げながら、風や雨に耐え、何も食べずに4〜5日も 留まっていた」。この悪魔憑き事件は、たちまちヨーロッパ中に知れわたり、 ルーダンの街に何千人もの野次馬が押しかけた(修道女が教会の尖塔に上り 宙を飛ぶなどのウワサが広まった)。野次馬は何日も泊りカけで狂える 修道女を見物した。修道女は吼え叫び、土の上でころげまわり、足や手を 絡み合わせ、足の裏をくっつき合わせたりした。卑猥なようすで舌を出し、 つばを吐き、冒涜的な言葉を吐きちらかした。・・ 修道女たちとグランディエとの対決が行われ、グランディエが否認しても、 彼が悪魔に使われている証拠が次々に出てきた。六人の悪魔とグランディエが 署名した「契約書」すら出てきた(「神を否認して悪魔に仕え、できる限りの 悪を尽し、なろうことなら人間でなくなり悪魔になることを願う」)。 グランディエは、ルイ十三世直々の指名による特別法廷で魔法使いとして 裁かれ、一ヵ月余の審理を経て、膨大な証拠(悪魔との契約書など)によって、 火刑による死刑が宣告された。 刑は一万人以上の見物客の前で執行。 裁判中に、修道院長と修道女の一人が、無実のグランディエを告発して罪に おとし入れたと告白したが、その告白も、魔法使いの魔力を証明するものと され何の影響も及ぼさなかった。この異常な事件は、欧米では繰り返し検証の 対象となり数々の論文や小説が書かれた。 映画も(カヴァレロヴィチ 「尼僧ヨアンナ」、ケン・ラッセル「肉体の悪魔」)作られ、オペラも (ペンデレツキ「ルーダンの悪魔」)作られている。・・ ≫ ▼ 信じがたい事件だが、事実?なのだろう。神の存在証明は、難しいが、 こういう憑依なら、でっち上げ易い。しかし集団となると、誤魔化しは難しい。 17Cのフランスで、17人の修道女が集団の悪魔憑きの物語となると? やはり信じがたい。信仰心を深めるための法王庁の戦術も考えられるが・・ ・・・・・・・ 3920,精神力ーその偉大な力 ー10 2011年12月19日(月) * 人間の4つのベース 〜「精神力ーその偉大な力」ダン・カスター著 【 大生命力(宇宙にある無限のエネルギー)は、人間を通して 4つの方法で自らを表現したいと望んでいます。 ・一つは創造を通して・第二はリクレーション―娯楽で・第三はあなたを 通した愛の表現で・第四には精神的に、知的に成長することを望んでいます。 この4つの枝が等しい長さを持つギリシャの十字架を思いなさい。 この十字架にあなたの人格を代表させましょう。創造、遊び、愛、知恵の4つが 基本の十字架こそ、大事なカタチになります。仕事=創造と、遊びの重要性の 重要性と、愛を持って何事にも取り組むこと。そこて知的成長こそ、あなたの 魂に再充電をしてくれる。それは、あなたの深い本質を表現を与えることになる。 だから学び続けなければならないのです。あなたは大生命力=宇宙のエネルギー への畏敬と、その親しい交わりこそ求めるべきこと。知性と推理が成長すること こそ、大生命力があなたを通して現れ出てくることになります。仕事も、遊びも、 愛も、学びも、健全でなくてはなりません。心の絵図に従って宇宙のエネルギー は流れ込むので、自我理想はバランスがとれ、かつ健全であることが求められる。 そして、古い自我イメージを、この新しい自我理想に置き換えなさい。 これが人格造成の技巧です。理想の見地からあなた自身を考えなさい。 】 ▼ ここでは、「力、遊、知」に「愛」が加わったバランスを人格形成の 自我理想にしている。その年代で、重心が変わってくる。還暦もすぎると 何になるのだろう?これも、それぞれの人生を如何に過ごし方で変わってくる。 バランスも、一つは極端に突出したり、へこんだり、している。私の場合、 「愛」が欠けていた? 八人姉兄の末っ子で、愛情を充分に受けたが、 与えるのは不充分だった? ・・・・・・ 4660, 知る悲しみ ー『極道辻説法』は、シマゲジがゴーストライター 2013年12月19日(木) * 今東光の『極道辻説法』は、シマゲジ作ー『知る悲しみ』島地勝彦著 図書館でみつけた島地勝彦著「知る悲しみ」。 例の「水の上を歩く? 酒場でジョーク」島地 勝彦・開高 健 (著)の、 元プレーボーイ編集長の島地の著書。 「知らない悲しみより知る悲しみのほうが上質である」とは、言い得て妙だが、 何と『極道辻説法』の「和尚前白」は島地が東光に憑依して書いたと告白する。 生臭坊主の名回答も、シマゲジの創作とは・・ ーその一節を書き出してみるー ・矢野「いまインターネットなどで『今東光語録』が箴言集のように扱われて いるが、私などから見ますと、どう考えても大僧正の興味のテリトリー外の テーマなどが書かれてありまして、ずばり訊きますが『和尚前白』は大憎正 が書いたもの? ・島地「今日はすべて告白しよう。あれは全部オレが書いたものだよ。 しかしよく分かったね。読み込んでいるなあ、矢野は」 ・矢野「ただ『速記録』で実際に大僧正が語った回想や時評をうまくリライト されているのもあります。ですから島地さんの全くの創作ばかりとは言い 切れない。今日は漢幸雄さんが収集した『和尚前白』を持参してきました ので、どれが完全に島地さんの創作なのか教えてくれませんか」 ・島地「いいとも。(『和尚前白』を読み進めながら)第一回からオレの文章。 確かに。このころからうまいなあ、オレは。(国連総会の演説を取り上げた 回を示し) これもオレ。高校野球の話、これもオレだ。この回は大僧正の 話をまとめたもの。これもオレじゃないかな。ほんとに大僧正が愚依してる。 いま読んでも面白い!」 ・矢野「スポーツや外国小説がテーマのものやアル・カポネの話も みんな島地さんの創作なんですね」 ・島地「もちろん、そうだよ」 ・矢野「このインタビューを読んでひっくり返る人、いっぱいいますよ。 いま島地さんは『乗り移り人生相談』という連載をされていますが、 まさに当時から大僧正に乗り移ってたことになりますから」 ▼ 私もひっくり返った一人。島地が今東光に憑依しないと、あれだけの 名回答は出てこない。そうすると、この本の題名「知る悲しみ」に通じてくる。 「知らない悲しみより、知る悲しみの方が上質」としても、読者の一人として、 知らない方が良かったと思うのが人情。ここで紹介されている 「エロ・アーカイブ」は興奮した。飼犬の秋田犬と夫婦の3P?を生々しく 書いてあるが・・ 今度ここで紹介しようか?ー【スカトロ・マニア】 犬のロッキーを恋人にした私の妻ーと検索すると出てくるが、お勧めは できない。成るほど、「知る悲しみ」そのもの・・ 上質かどうかは別! ・・・・・・ 5757,閑話小題 〜ファースト・クラスのラウンジ 2016年12月19日(月) * ユーチュブが変わっていた ・久しぶりにYouTubewoをみたが、様変わり。ネット社会は日進月歩である。 ドローンに搭載した4Kカメラによる空からの映像が壮観。また野生動物に 近づいて揶揄う映面も迫力がある。玩具の小型ドローンで、家庭の犬猫を 揶揄う画面が面白い。 ・グーグル・グラスの映像も以前とは違っている。 興味のある電化製品の 商品説明を売場担当がコト詳しくする説明をする映像もある。これは売場で 聞くのと遜色ない。 ・他にはソニーとパナソニックのアンドロイドTVが面白い。これはパソコン 機能をTVに融合したもの。YouTubeに、「4K・築地」と入力すると、4K で録画した築地のマグロ解体の場が出てくる。やはり、長生きをせねば。 * ファーストクラスのラウンジ 先日のTVで、ファースト・クラスの飛行場待合ラウンジをレポーターが 実際に入って撮影していたのを家内が録画をしていて是非、見てみたらという。 ゆったりしたラウンジに、顧客1人にサービス員1人が召使のように付きっ切り で応対する。パックツアー専門の私はエコノミークラス。で、10回に1度?は、 エコノミー席がダブルブッキングで無料で格上げすることがある。 一度だけ、ツアー添乗員の計らいで、ファーストクラスにまわしてもらった ことがあるが別に何とことはない。 ベテラン添乗員から以前に聞いた話。 <「エコノミー席」が格安にできるのは、ファーストクラスとビジネスクラス の代金の肩代わりで料金をカバーしているが、エコノミー席で飛行機全体の バランスをとるための「重り」の役割がある。格安エコノミーが「重り」には 驚いた。「重石でも何でも安けりゃ良い」は貧乏人の発想か。以前に書いたが、 飛行機は社会の縮図が露出する。 世の中は残念ながら格差社会。 * 鼻風邪 この時節、必ず鼻風邪になる。早朝の仏間一角の書斎コーナーで、全身を エスキモーのように防寒着でくるみ、電熱機と電気アンカで暖をとるが、例年、 冷気で鼻風邪になるのが通例。3晩、風邪薬を飲んで寝ると直ぐに治るが、 それもつかぬ間。風邪は万病のもと… 年末だから寒くて当然としても…
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2017年12月18日(月)
* ネット検索すると、あるある… 学生時代に野球特待生?の「野球馬鹿」がいた。何故か中一の「Iam…」 が読めない。 結婚当初、家内が真顔で、タラコを前に、「これって塩鱈の子?」 って聞かれ、マジマジと顔をみたことがあった。こういうのは誰にでも1や2つは あるが…、それが日常となれば、それも有名人なら。この随想日記で17年近く、 6000以上も書いていれば、似たようなことも書いているかも…。同月同日の 過去録を読み返すたびに、その稚拙の表現に驚いている。瀬戸内寂聴が、 「作家とは、大道に、素っ裸で大の字になるようなもの」と、例えているが、 私のは、「田舎の畦道で小さく…」。まあ、それが私の限界と、とっくに 諦めている。せめて、誤字と、当て字を最小にと心掛けても、読返すとアルアル。 何故か、長嶋は、バカバカしく聞こえてこない? から良い。 ―
・「好きな四文字熟語を」と渡された色紙に「長嶋茂雄」と書いた。
・ 電話番号をメモして渡す 途中までしか書かれていないので 机を見ると、途中から机の上に書いてある。
・「開幕10試合を7勝4敗でいきたい」
・「長嶋茂雄であり続けることは、結構苦労するんですよ」
・「男だけについている袋を揺らさないようにして振れ」
・「昨夜は遅かった。ホテル帰って、シャワー食べて、ウドン浴びたら、 もう12時でしたから」
・「危なかったね。”ぎょく”ですよ、ぎょく。 当たっていたら”ぎょく”が粉々ですよ」
・「キューバもアイアンからウッドに変わって」 (金属バットから木製バットに・・)
・ 2002年8月26日の都市対抗野球でも「アイアンからウッドに変わって、 試合のテンポがよくなった。ウッドの快音もいいですね」
・ アイムソーリーを「アイム 失礼」
・ ビートたけしとゴルフに行く約束 「あれ、たけちゃん。今日は誰とゴルフ?」
・ 若手のことを「ヤングボーイ」 ・ 打者のことを「バットマン」 「ヤングボーイのバットマン」 若手打者の事
・ 「打つとみせかけてヒッティング」
・ 「ジャイアンツの監督は大変ですよ、毎日がジャイアンツ戦ですから」
・ アメリカにて 「(マクドナルドを見て)へえ、こっちにも進出しているんだ」 「外人がいっぱいいるな」 「こっちには外車ばかりだね」 「(注文の際)アイアムチキン」 「(出会いの挨拶として)See you again」 「英語がうまいなあ」 「Please call me taxi」(タクシーを呼びたかった)
・ 「勝負はネバーギブアップしてはいけない」
・ 「今年の清原君はシャープが鋭くなって」
・ 「ジャイアンツの4番はバットを短く持ってはいけない、 だから投球後に短く握り直すんですヨ」
・ 「バースデイアーチ、打った事無いんですよ〜」 (誕生日:2月20日)
・ 川上監督が全選手にミーティングのレポート提出を要求。 「大変よく分かりました」の一行のみで提出
・ I live in Edo. I live in Tokyo. を過去形に直せという、 落第させないように立教大が用意した問題に対する解答。 ― ▼ そのとおり! 確かに、東京は過っては江戸。何度、読返しても笑える。 有名人の迷言中の名言?では、アフォを売りにした「坂田利夫」が、 妹の結婚式の挨拶で、「ふつつかな妹ですが」というところを、緊張して、 「ふしだらな妹ですが」といってしまい、妹にえらく泣かれるや、おかんに えらく怒られた逸話がある。 何故か長嶋茂雄モノは、仄々した明るさがある… 一回では収まらないため、 二回にわたる… 彼の場合、実績と、素朴なキャラが、全てをチャラにする。
・・・・・・ 3919, 精神力ーその偉大な力 ー9 2011年12月18日(日) 「 精神力ーその偉大な力 ー 」 ダン・カスター著 * 黙想の重要さ 【 黙想は心をある状態に置くことです。黙想は、感情を完全に清浄にし、 じゃまものを取り除き無垢にするので、善い世界と、その中にいる人びとが 根本的に善いと知るのです。・・静かな黙想に入って、動機や、あなた自身を 分析することで、自分が真の何であるか― 人間の形をした宇宙の生命力の存在であると知るのです。許すことの理解や、 また私どもの過去の経験は、ほんとうは悪でも凶事でもないことを理解する のです。心を掃除をし、正常な精神にした後にのみ、精神治療に効果がでる のです。心配や恐怖が自動的に、そういう欲しない心の絵をつくりだすのです。 黙想は、くつろぐこと、理解すること、許すことの三つをもって成り立って います。黙想そのものは創造的ではありません。それは、創造が行われる前の 雰囲気、前提を作り出す。黙想を持って、憎しみ、心配、煩悶、怒りを取り 除き、それを愛で置き換えるのです。恐怖は積極的信念で取り除けます。 この選び決定するという力は、神が与えた、おそらく最大の威力でしょう。】 ▼ 毎朝、5時に起床し、仏前の祈りと、この文章の最後の添削と、ネット へのアップと、過去10年分の随想日記の読み直しが、私にとって黙想に近い 状態である。その前の起床一時間前の半覚醒状態も黙想に近い。実際は黙想 でないが・・ 「くつろぎ、理解、許し」の三つとは逆の妄念と、格闘して いるといってよい。しかし、この格闘のため、第三者の思惑などに惑わされない 心の状態を作っていることになる。30年間の新幹線通勤の車中も黙想に良い。 飛行機も同じだが、高速の乗りもの内で、目を瞑って考え事を集中するに良い。 黙想も、何も考えないで半覚醒の状態も範疇に入る。私が最近になって始めた ことは、地球の中心点=芯に気持ちを集中し、その向こう側の宇宙に出ている イメージを持つこと。そこは自分の魂が宇宙空間に解放されたイメージに 浸れる場所。その刹那が黙想でもある。感動、感激、心のこもった感謝も、 その域への解放をしてくれる魂の世界。まだまだ感動の絶対量が少ない! と、思う。黙想して探さなくては。
・・・・・・ 4294, 学ぶということ −5 2012年12月18日(火) 「最終講義 生き延びるための六講 内田樹著 * 小説に、作家と読者と中間的なものが必要! 毎日12年近く根を込め書き続けてきて、それぞれの内容で、具体的読者を 想定し文章をコントロールするようになっている。そこで文章の内容を冷静に 見つめている第三者というか、中間の別者を感じることが度々ある。前に書いた 文章を、早朝に読み返し添削している時、違う何かの視線が立ち上がってくる。 数年先に読み返す自分の視線だろうか。 下書きをした文章を数日間、寝かし 冷静に見つめ直す時に、けったいな何かを差し置くのも一つの方法だろう。 その辺を村上春樹の対談を抜粋して説明している。 【 村上: 僕はいつも、小説というのは三者協議じゃなくちゃ いけないと言うんですよ。 柴田: 三者? 村上: 三者協議。僕は「うなぎ説」というのを持っているんです。 僕という書き手がいて、読者がいますね。でもその二人でだけじゃ、小説という のは成立しないんですよ。僕にはうなぎが必要なんですよ。うなぎなるもの。 柴田: はあ。 村上: いや、べつにうなぎじゃなくてもいいんだけどね。たまたま僕の 場合は、うなぎなんです。何でもいいんだけど。うなぎが好きだから。だから 僕は、自分と読者 との関係にうまくうなぎを呼び込んできて、僕とうなぎと 読者で、膝を突き合わせて、いろいろと話し合うわけです。そうすると、小説 というものが上手く立ち上がってくるのです。】 ▼ 村上は中間者の存在の必要性をいっているが、中間的協議を何かケッタイ な存在としてイメージするのは面白い。こで、私は何にするか? 「ジャックと豆の木」「ジャック」が今、思い立ったので、これに決めた。 「ようジャック、どう思う?」が内語として、定着するかだが。 私:「ところで、ジャック、このテーマと内容、どう思う?」 ジャック:「急にふられても、答えようがないが、私を創作してくれただけで 良いんじゃないか」ってな感じか。 ・・・・・・・ 3554, ドラマの基本形は三角形 2010年12月18日(土) * 脚本家ジャームス三木の目からみた「人生」とは 十数年前に、ジェームス三木の「ドラマの作り方」をテーマにした講演を 聞いたことがある。朝の連ドラを書こうとしたら朝食の場面を思い浮かべる。 そして味噌汁と醤油から、そのライバルメーカー同士の男女の恋愛を想定。 二人が親同士の反対を乗り越えていく物語を作れば、大衆に受けいれられる。 成る程と感心して聞いた憶えがある。 ある雑誌に「ドラマの基本形」の テーマで書いていた。 ーまずは、その部分からー 【「あなたは死にますよ」この予言だけは絶対にはずれない。死ななかった 人間はひとりもいないからだ。ただし生きているという前提がなければ、死ぬ ことはできない。死は生存のあかしでもある。ならば生きるとはどういうことか。 脚本塚として四十数年、人間のありようをこつこつ書いてきたが、ドラマの 基本形は突きつめると二種類しかない。 ・ひとつは敵と闘って勝つか負けるか。 ・もうひとつは困難を乗り越えて愛が実るかどつかだ。 闘争系ドラマは戦争もの、犯罪もの、出世物語、スポーツ根性ものといった たぐいで、勝ち負けは生存本能につながる。愛情系ドラマは恋愛・子育てを中心 に、メロドラで、ホームドラマ、文化教育ものなど、種族保存不能と深ぐ関わる。 つまりドラマは、動物の二大本能である食欲と性欲を、あの手この手で表現。 私たちが生きる意味のヒントはここにある。人類が他の動物より少し偉いのは、 集団社会を維持する手段として、食欲と性欲の暴走を制御するシステムを編み 出したからだ。それが神である。神が人類をつくったのではない。人類が神を つくったのである。史上最大の発明である神は、集団のコントロールに絶天な 威力を発揮した。人々は神の下に行いを正し、倫理道徳を守り、欲望にブレーキ をかけた。ドラマ作者から見れば、人類の行動論理は神と食欲と性欲の三極に 支配されている。人間の実体は三角形といってもいい。人によっては平べったい 三角や、とんがった三角もある。ぐにゃぐにやした三角も、硬直した三角もある だろう。 いずれにしても三角形の内角の和は、すべて百八十度である。 ところが厄介なことに、人類は複数の神様を創った。集団ごとに神が違えば、 信仰は対立し排他的になり衝突する。人類を救うはずの宗教が戦争を起こす。 文明が発達し生活様式が変わると、集団杜会システムも修正せざる得なくなり、 三極のうち食欲ど性欲は変えようがないので、神のかたちを合理化するしか なかった。それが憲法や法律、イデオロギー、正義、秩序、ルールといった 〔神〕になった。新しい神は仕分けに不慣れで、いまだ掌握しかねている。 「死は生の終末である」人はこんなシンプルなことさえ、きちんと認織しない。】 〜〜 神と性欲と食欲の三角形が人間の実体か〜 歳を重ねると、食欲と性欲が 減退し、神様がノサバッテきて、変に尖がった三角形になってなってくる? それがイスラムの禁欲主義?性欲と食欲をコントロールするため神を創った? ・・・・・ 4659, 高齢者4人に1人が、認知症(軽度を含め) 2013年12月18日(水) 最近、発表された認知症調査が二つある。 ーまず、その部分からー 《 65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は推計15%、2012年時点で約462万人 に上ることが、厚生労働省の調査で分かった。認知症になる可能性がある軽度 認知障害、約400万人と推計。65歳以上の4人に1人が認知症と。その“予備軍”。 調査は09〜12年度に、愛知県、大府市、茨城県、つくば市、佐賀県伊万里市など 全国8市町で実施。本人への面接や家族への聞き取りなどに加え、医師が診断を 行って計5386人分のデータを分析。認知症の人の割合である有病率を調べた結果、 全国の有病率を15%と推計し、12年時点の高齢者数3079万人から、認知症の人 を約462万人とした。10年時点では約439万人、うち在宅有病者数は約270万人、 その中で独居者は 43万人。》 《 全国の認知症の高齢者は、推計550万人に上ると九州大学のグループが 発表した。なかでもアルツハイマー病が原因の認知症は、7年前に比べて 2倍に増加。九州大学大学院のグループは、年齢構成が全国平均に近い福岡県 久山町に住む65歳以上の高齢者1906人を対象に認知症の診断を行った結果、 2割近い342人が認知症であった。》 ▼ 軽度認知症と、認知症を加えて850万以上、4人に1人というから 長寿社会の大問題。同居していた母が82歳で発症、5年半後に88歳で亡くなった が、本人も家族も大変である。高年齢になるほど比例して発症率が高まり、看護 期間が7年10年に及ぶ。私も前期高齢者になって3年、今度は自分の順番。 いつ何時、認知症になっても不思議でない。寝たきりの余生もあるなど、考えた ことも無かった。東京オリンピックが2020年に開催される75歳が人生の終焉と すると、もう介護年齢?それならばアッサリ逝く?認知症が850万というと、 全国民の15人に1人。平均一世帯2・5人とすると6世帯に一世帯がボケが 半ボケが存在。 ボケ防止に、面倒、興味ない、面白くない、などの言葉を乗り 越えるしかない。老い方、病い方、死に方、生き方、それと考え方、 受けとめ方の問題になってくる。 ・・・・・・ 5756,シリア難民の悲劇 2016年12月18日(日) * 中近東の難民 『クローズアップ現代』などでTV放映をされてきたシリーズもので、 中東難民の個々の流浪の密着レポートに戦慄をおぼえた。欧州難民でも、 シリア難民は特に嫌われるという。16年前に「ヨルダン・シリア・レバノン」 のツアーに参加した時、初めて聞いたレバノンの戦禍の酷さと犠牲者数に 驚かされた。シリアの独裁者のアサドの父親が、テロの立てこもった住人と もども虐殺をして、町全体を埋めてしまった。それに恐怖しテロが収まった という。 今ではシリアを中心とした中東全体。 父子連れの7〜8歳位の子供の顔が傷だらけで腫れあがり、病院に運ばれたが、 着くと同時に父子とも姿を消したという。そこで想像できるのは、「ハグレタ 子供を自分の子供に見立てて、優先的に国境を越える手段にしていた?そして 機会があれば売却?」という筋書き。子供はマフィアに移植用臓器が狙われる? これが現実。 そこでネット検索をすると、<松本 太のレポート>があった。 ≪・わずか4年の内に日本の全人口の1%以上の170万人が殺され、中東の全人口 の五分の一にあたる2500万人が国外で難民となり、4000万人近くが国内避難民 になる事態。そして日本のほとんどの地域で近隣諸国の支援を受けた各派に よる戦いが継続し、迫撃砲の砲弾が毎日のように東京に降り注ぐ情景。 そのような事態が突如として日常になってしまった国があります。シリアです。 国連は、シリアでの死者の統計をとることを、昨年夏にすでにやめています。 近隣国に避難したシリア難民は正式に登録された者だけでも460万人(2015年 12月末)になろうとしています。 ・シリアでは760万人が国内避難民となるとともに、456万人が人道上の危機に 直面しています。そしてシリアの首都ダマスカスにすらも迫撃砲が落ち、死傷者 がでています。人口2250万人ほどのシリアは「戦争」の只中にあります。それに、 その戦争から抜け出す手掛かりが、いくら首をひねっても出てこないとすれば、 絶望しないほうが不思議でしょう。あなたが世界の人々と同じ言葉で心から戦争 反対を叫ぼうとするならば、シリアの戦いを食い止めようとする覚悟が必要です。 そうでなければ、シリアの人々はあなたを偽善者だと糾弾するでしょう。 ・戦争反対を叫ぶことができる日本とは異なり、現在のシリアでは「戦争」に 対して反対の声をあげることもできません。なぜなら、生き残るためには敵と 戦わなくてはならないと多くの人々が確信しているからです。ちょうど宗教改革 の嵐の後で、トマス・ホッブズが自然状態の中では「万人の万人に対する戦い」 が行われると記したように。 ・世界の多くの地域で起きている現代の「戦争」は、第二次世界大戦で行われた ような国家間の総力戦とは、もはやまったく異なったものになっています。 シリアでの戦いもその一つです。 ・もともとシリア国内での騒乱だったものが、アサド大統領がかつて呼んだとおり、 国外勢力が関与する「真の戦争」になりつつあります。そのような新しい戦争を 終わらせ平和を希求することが、世界と共存する私たちに課せられた重い課題。≫ ―― ▼ これほどシリアの状況は深刻。日本はシリアから遠くてよかったと思いがち だが、情報端末を流民が持って生々しい現状を、そのまま世界に発信するため、 中東難民問題は「世界の問題」になっている。<中東の全人口の5分の1の 2500万人が国外難民となり、4000万人近くが国内避難民>といえば半数が国内外 の難民、そのうち二割が国外難民という日本では想像できない事態。 流民たちは、故郷に留まるより、欧州の難民である方が、まだ安全のため、 決死の覚悟で脱出してくる。それだけ、現場は酷いことになる。殆どの人が、 手ぶらで、着のみ着のまま。歩くの精一杯の老人の姿が印象に残っている。 ・・・・・・ 5391,閑話小題 〜面白い針をみつけた! 2015年12月18日(金) * つれづれに 〜日常の面白味! ☆ 経済欄に、アメリカが「原油の輸出禁止を解禁」とあった。 この原油安は、これも読んでのこと? シェールガスの開発と、不景気で アメリカ国内の原油あまりが、顕著らしい。昨日、久々にガソリンを入れた ところ、Lあたり110円である。 在庫があるので、まだナダラカな下げ だが、近々に100円を割る? ☆ 最近、食欲が旺盛である。この年齢では、腹5分目で適正だが、今では 満腹にならないと物足りない。「美味しいものを食べたい」と思わないが、 食事時になると空腹感が強くなる。その上に酒が美味い。平坦な日が続く ためなのか、心の空白感が、食欲に向かっているのか? スポーツジムでの、 連日2時間の運動が、利いているのだろうか? これが無かったら、糖尿に なっている? 体重は、この10年以上、±2キロの増減内で収まっている。 ☆ 現時点の私の人生時計は何時だろう。感覚的にみれば20時頃あたりか。 日常生活では、酒を飲んでベッドに入って、ウトウト始めた頃。とすると、 19時頃になる。歯を磨き、居間の周辺を片付け始める頃か。 ☆ 毎日、朝日新聞の県内の死亡欄で、名前と年齢をみている。大よそ6割が 80歳以上だが、よく皆様、長生きをするもの。そういう自分も、1ヶ月で、 満70歳になる。しかし、気持ちは50歳半辺りで留まったまま。父親は 70歳で進行性の末期ガンが発見され、一年後に亡くなった。来年からは 一年一年である。TV、ネット、映画館で仮想空間で遊んでいるだけで、 充分に面白いが・・ やはり、健康で、生きているうちが花! ☆ 最近、百金ショップで、面白い糸針を見つけ買った。家内が近視という こともあり、ホツレなその針仕事は自分でする。ところが、針目に糸を通す のが大仕事。一年ほど前に見つけたのが、二つ折りになった極細の針金で、 その間に糸を入れ、針目を通すもの。しかし、これが遣り難い。そこで、 先日見つけたのが、針目の上が割れていて、上から糸を挟むように入れる針。 5本で百円なら悪くない。考えるものである。
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2017年12月17日(日)
* 日本海の夕陽も絶品 ☆ 感動ものの夕景は地元でも数知れず。その美しさは海外だけではない。 長岡近郊の港町、出雲崎の高台に、名前からしてロマンチックな、『良寛と 夕日の丘公園』がある。そこから、右手に弥彦山、眼下に良寛堂、出雲崎漁港、 海岸線に沿って続く旧北国街道の‘妻入りの街並’をながめることができる。 この夕景は新潟名百景100の一つ。 ☆ また新幹線通勤の車窓から、秋口の帰宅時間に新潟駅より見える出発直後の 夕映えの真っ赤な夕日が良い。それから何日かすると、今度は長岡駅に到着する 5分前の山麓に沈む夕日も感動もの。30年、見続けたが、言葉を失うとはこのこと…
☆ 45年前20歳代半ばになるが、能登半島の夕景も鮮明に記憶している。 金沢勤務の休日に、能登一周をドライブした帰路に見た日本海の夕映え。 今では「千里浜なぎさドライブウェイ」として観光化しているが、当時は、 地元民しか知られてない穴場。現在は、能登半島外房の砂浜の約8 kmの観光道路 で、千里浜と今浜の出浜の各海水浴場も兼ねている。日本で唯一、一般の自動車や バスで海岸線の砂浜の波打ち際を走ることができる道路。このような道路は世界的 にも珍しく、アメリカのデイトナビーチ、ニュージーランドのワイタレレビーチ を含めて3か所だけと言われる。それぞれの人生の時節に、様ざまな味わう光景が あった。これらの蓄積が、以下の夢を生み出す。それにしても、脳は凄い! 厳しく、辛い極限の時節ほど、様ざまな光が射し込んでいた。当時は 気づかなかったが…。 辛いだけ、何事も絶対肯定。 特に老年は! 夕映えが、それを教えてくれる。 それも、<肯定 肯定 絶対肯定> いや時々、否定も必要? 如何?
―― 2015/06/16 昨日の朝みた夢の「夕陽の美しさ」 * こんな美しい情景をみたのは初めて 昨日の朝みた、夢の中の「海に沈む夕景の美しさ」には驚いた。 右手の海に、まさに沈まんとするオレンジ色と、赤と、紫と、金色が混合して 縦に紫色の海に突き刺さった光景に、我を忘れ魅入ってしまった。近くから 『ここで日没を多くみてきたが、こんなのは初めてだ!』というため息交じり の声が聞こえてきた。その直後に目覚めたが、その感動の光景はクッキリと 残っていた。画家は、こういう夢を多くみるのだろう。それにしても、脳は 凄い画家としての創作能力があるもの。お近くなってきた? 現実に、この ような日没の感動を積重ねをもとに、脳が創作をしたのだろう。 ケニアのサバンナ、ギリシャのエーゲ海の夕景、坂出の瀬戸内海の夕陽、 カトマンズの郊外の夕景、シリアのパルミラ遺跡の近くの高台からみた日没。 そういう視点で思い出したら、あるある、いくらでも。それぞれのTPOSの背景が、 その夕映えをクローズアップする。 * 「折々のことば」(鷲田清一) 〜朝日新聞一面より 〜人類学者は「ヴュジャデ」を通じてひらめきを求める。(トム・ケリー)〜 《 はじめて見るのに、かってどこかで見たことがあるように思うのがデジャヴュ (既視感)。 ヴュジャデはその逆で、見なれたものをまるではじめて見るかの ように見ること(未視感)。駄洒落である。偉大な発見はたいてい、ありふれた ものを新しい目で見るところから生まれる。 〜米国の経営者による「イノベーションの達人!」 (J・リットマンとの共著、鈴木主税訳)から。 》 ▼ 「既視感」に対し、「未視感」は、いいえて妙である。このところ、自分を、 「未視感」で改めてみている。また、過っての旅行先をネットサーフィンで、 他人目線の写真をみるのも「未視感」になる。 毎日、御対面する、自分の十数年 分の文章も、そう。
・・・・・・・ 3553, 「閑話小題」 が一番面白い? 2010年12月17日(金) 「閑話小題」は書くネタが出尽くして、仕方なくメモがわりに書いた 中途半端な文章を小題として、幾つか重ねたもの。読者からみたらバレバレと 思っていた。だから、しゃ〜ない「B級品」と割り切っていた。その半分手抜き の文章が先日、久々に参加した木鶏クラブの人から何気なく「閑話小題」が 一番面白いと言われ、何かの間違いと、再び聞き直したほど。それでも 「その人が、たまたま、そうか?」と半信半疑。ところが昨日、ある知人が 訪ねて来て「閑話小題」が面白いと全く同じことを言った。この10年間、 一度も言われたことがない「‘しょうがない’閑話小題」が面白いが偶然にも 一週間内に、たて続きである。実際、長い文章ほど時間もエネルギーも要する。 書くほうからしたら、その分、自己満足する。昨日の友人曰く、「それは、 あなたの言葉で、身近かなことを実感で書いているのが伝わってくるからよい」 という。日々の身近な内容はブログ「バード・ウォッチング」に書きとめていた。 要は実感として書いた文章こそ、相手に伝わるのである。記事とか書物の感想文 は、自分の記憶として留めておくためのマトメとして書いている。さらにいえば 一年先、数年先の自分が読み返し、消化するためのマトメ。読む方からしたら、 それは、それでしかない。しかし小題は書き散らした短文をマトメタもので 要点だけ書いてある。それなら閑話小題を多くすればよい。書いている方は無我 夢中であるが、読んでいる方は、その無意識の本音を楽しんでいるのである。 だから、冷笑も、侮蔑も、「何じゃい、笑うなら笑え、笑われて何ぼじゃ」 と割り切らないと。 ブログは結局は自慢話?の披瀝になる。 読んでいる方は冷静に、その辺が見えている。息抜きの文章が面白いとうと、 もう少し内容に強弱をつけた方が良いということか!書くテーマが見当たらず、 苦し紛れの「閑話小題」が、逆に、井戸の底から湧き出てくる水の味なのか。 書き、曝すことの恐ろしさと、面白さか。ネット・セルフも色いろ考えさせられる。 そこで、閑話小題を遡って調べたら、月に1〜2度しか書いてない。 内容も短くまとめてあり、解りやすく、言われるとおり。これからは週一ぐらい は「閑話小題」を書くことにする。 ところで、「ツイッター」も時々 書いているんだけど! 少し軽すぎる? ・・・・・・ 5025,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー3 2014年12月17日(水) 『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆 (著) * 今世紀で人類は終わる? 「今世紀で人類は終わる?」マーティン・リース(著)から! ー内容(アマゾン)ー < たとえば、致死率の高い危険なウイルスのDNA配列情報は、いまやだれでも ネットからダウンロードできる。このDNA情報から、ウイルスを合成し、さらに 強力なウイルスへと改造する技術を持った科学者は、世界に数千人存在し、その 数は年々増えている。もし、通り魔殺人や銃乱射事件を起こすようなタイプの 人間がこの技術を習得したら、いったい何が起きるだろうか。核戦争や地球 温暖化といった、20世紀から危惧されてきたものとは全く別の、予想外の脅威 による人類文明終焉のシナリオを、第一線の物理学者が描き出す> ー著者・立花の解説が明快である。 ≪ 著者は宇宙物理学者。英王立天文台の名誉天文台長をつとめる。 話はすべて、科学的にありうる地球滅亡、文明滅亡の話。小惑星の衝突、 「温室効果」の暴走、といった自然現象の脅威もあれば、核兵器の拡散、 バイオテロ、カルトの先鋭化といった人間の暴走現象もある。 自己複製する機械ができて、人間より優秀になり、ポストヒューマン文明を 築いてしまうとか、生物を栄養源とする自己増殖ナノマシンが生まれて、爆発的 に増殖し、地球上の植物を食いつくしてしまうなどというテクノロジー 未来物語もある。 驚いたのは、最先端の素粒子実験がもたらしかねない世界 の終り。巨大な金や鉛の原子核を光速近くまで加速して衝突させると、原子核が くだけてグジャグジャになり、小スケールだが、ビッグバン直後の世界を再現。 すると、ブラックホールができて、周りのすべてを吸いこんでしまったり、 複数のクオークが途方もなく圧縮されて、ストレンジレットと呼ばれる奇妙な 新粒子を作りだしたりする。ストレンジレットは自分が接触するあらゆる地球上 の物質を片端から奇妙な物質に作りかえていって、アッというまに地球を直径 百Mほどの超高密度天体に変えてしまう可能性がある。あるいは、この実験で 真空に転移を起こさせ、これまでの空間を空間ならざるものに変貌させてしまい、 これまでの空間がスッポリそれにのみこまれてしまう可能性がある。 このような真空の相転移が宇宙規模にふくらんでいき、ついには銀河系全体が すっぽり、飲みまれてしまうことも考えられる。≫ ▼ 小スケールのビックバン直後の世界の再現の可能性には、驚いた。 あるうることである。また、狂信的イスラム教徒達が、自分の体に細菌を 感染させて、世界各地で、いっせいにテロに走ることも十分に考えられる。 現在、問題になっている『イスラム国』。ネット上の教団が、世界中の狂信的 イスラム教徒に様々なテロを呼びかけている。そのアメリカも、考えてみれば 狂信的キリスト教国。とすると「目には目」の殺しあい、激しくなって当然。 ・・・・・・ 4658, 2050年の世界 ー21 2013年12月17日(火) 「2050年の世界ー英『エコノミスト』誌は予測するー」 〜英『エコノミスト』編集部 (著) * 第四章のまとめーソーシャル・ネットワークの可能性 ・インターネットが人類に与えた影響は、ソーシャル・ネットワークのくくり でみるとわかりやすい。コンピュサーブなどのパソコン通信の掲示板の世界 から、よりIDが実名化したフェイスブックの世界まで、その世界は、八億人 を超えひとつの国家となっている。 ・SNSの興隆により、三つのトレンドが将来に予想される。 一つめは、意思決定において友人の影響力が強まる。 二つめは、集団の英知を利用したウィキペディア型のサービスを利用する 度合いが強まる。 三つめは、新聞やテレビなどの大マスコミに頼らずとも大規模な運動を 起こすことができる。 ・社内の協業を促すために、セキュリティの厳しい社内SNSの新しい形が 生まれ、それを利用する企業が増えるだろう。 ・トヨタは、自動車間でソーシャル・ネットワーキング機能を持つことの できる車を発売するが、車に限らず、日常の電化製品のあらゆるものに、 常時接続のものに、常時ネットを利用したソーシャル機能が搭載される ようになる。 ・一方で、一社支配によるプライバシーの管理への懸念は、政府の規制を 招くか、あるいは非営利団体によるデータの管理といった方向に向かう かもしれない。またSNS上のプライバシーの規定などを共有化する 「権利章典」が作られる可能性がある。 ・但し一社支配が長く続く可能性は少ない。新しいイノベーションを 持ったネットワークが参入し、既存のSNSに取って代わる。 ・異なるSNS間で、ウェブ上の人格を移動し、共有できるシステムが開発される。 ▼ この予測で、ここが一番予測しにくい分野。パソコンが携帯に収まるとは、 10年前は誰も思ってもなかった。そして、今度はメガネ型パソコンで視覚 情報を直接、遣り取り可能なものまで出てきた。グループチャットが、広島で 少女殺人事件を引き起こしてしまった。ーその事件をネット検索をするとー 《 広島県呉市の山中に女性の遺体を遺棄したとして16歳の少女が逮捕 された事件で、警察は男女数人を死体遺棄の疑いで逮捕。この事件では逮捕 された少女の友人3人が17日朝、警察に出頭し、任意で事情を聴かれていた。 また、逮捕された少女が携帯電話の通信アプリ「LINE」で友人に犯行時の 状況などを打ち明けていたことが新たにわかった。 》 この事件に至った具体的内容がTVで放映されていたが、多くの見知らない人が 会話に出入りをしてエスカレートしていく。逆に趣味などの世界の人が簡単に 結びつくことが可能。それぞれのレベルの結びつき強くなり、固定化すると、 ネットカーストも出来てくる。レベルが違うと理解できない世界になる。 価値観の違いとレベルの差異は違う!そこが問題。 ・・・・・・ 5755,閑話小題 〜これが今どきのギャル語ですか! 2016年12月17日(土) * リア充から、ソロ充へ 「ギャル流行語の意味が分かりますか?」というワイドショーのTVレポート をみてネット検索をすると、先日発表された【2016年ギャル流行語トップ10】 があった。若い娘は、これらを使うことで、仲間意識を持つようだ。要するに、 幼児化を互いに楽しんでいるような。若いのは一瞬、若いうちに楽しむのもよい。 〜まずは、【2016年ギャル流行語トップ10】 1位:沸いた :「嬉しい!」「最高!」といった興奮状態の時に使用される 2位:よき :「最高!」「OK!」といった意味合い 3位:らぶりつ :「いいね=ハートマーク」「らぶりつください!」 「らぶりつありがとう!」とフォロワーなどに呼び掛ける言葉として使用。 4位:リアタイ :リアルタイムの略だけではなく、リアルタイムで“見る”」 といった意味合いを持っている 5位:最&高 6位:ソロ充 :現実の生活(=リアル)が充実している人を指す「リア充」 から派生した言葉『ソロ充』が登場。1人でも充実した時間を過ごしたり、 単独行動でも人生を楽しんだりしている人を指す言葉として、 「今日はひとカラでソロ充!」 7位:やばたにえん :「やばい」が変化した言葉『やばたにえん』は、SNSや LINE、日常会話においてブームに。「明日のテスト、マジやばたにえん!」 「頭痛やばたにえん」の使い方で言葉にアレンジを加えてくれるギャル語 8位:ありよりのあり :物事の可否を決める時に「超あり!」といった意味 9位:フッ軽 :「フットワークが軽い」を略した『フッ軽』がランクイン。 「すぐ来てくれるフッ軽な友達、最高!」「〇〇のフッ軽具合にありたみ (ありがとう)!」といった意味合い 10位:きびつい ―― 参考に、【2015年ギャル語流行語トップ10】 1位 パリピ パ−ティーピープルを略した言葉 2位 ◯◯かよ SNS投稿に対して、ツッコミを入れる言葉 3位 リア友 リアルな友達の略、「ネッ友」の対比言葉 4位 初見(しょけん) ツイキャスで使用されキャス主の放送を初めて見た ユーザーが使用する言葉 5位 cp SNSなどで、カップル(couple)の変化形として 頻繁に使用された言葉 6位 鬼コ 鬼電が変化した言葉として使用された、鬼コールの略語 7位 レベチ レベルが違うが略された言葉 8位 メンディー 面倒くさいが変化した言葉 9位 やーよ GENKINGがメディアで発信したことで人気を集めた言葉 10位 つ 都合のいい女を略した言葉 〜〜 これらは、スマフォの会話で、気楽に自己表現を出来るから便利。 これに絵文字を絡めれば、何か孤独を紛らわすことが出来る。この幾つかを 入れた現在の私の気持ちを現すと、 「毎朝の、この時間帯は、ソロ充で最・高。リアタイで、独り沸いている。 こういうのも、ありよりのありで、よきかな。」 何か心寒くなってきた。 世界は寒々しいが、ギャルは若いというだけで温みがある。
・・・・・・ 5390,自分史の書き方 ー 2015年12月17日(木) 『自分史の書き方』立花 隆(著) * 事前の(授業内容紹介) 「自分史」のモデルを日経新聞の【私の履歴書】のするとはさすがである。 担当の専属記者が、時系列の表の項目に、対話からエピソードなどを引出して 埋めこんだ後に語り口調の物語化をする、これこそ有名人の個人史とである。 −‘はじめに’の冒頭の文章を抜粋するー ≪【これは実践的な授業である。目標は、各自が、自分史を書き上げることに 置く。それも単なるプライベートな身辺雑記的自分史ではなく、同時代史の流れ の中に、を置いて見る、「自分史+同時代史」としたい。 セカンドステージのデザインに何より必要なのは、自分のファーストステージ を見つめなおすことである。そのために必要な方法は、自分史を書くこと。 おの程度の自分史にするか。目標は日経新聞の「私の履歴書」あたりに置く。 「私の履歴書」は1日およそ400文原稿用紙3〜3・5枚が30回続き、 全部で100枚程度で終わる。この程度の自分史は、正しい手順に従って少し ずつ書いていけば誰でも一書ける。その手順を教える。代表的な「私の履歴書」 の構造分析から始める。次に各自の自分史年表と同時代史年表を書く。 この授業では、各自がそれまでに書いてきたものを、相互に読み合い、批評 し合うことを随時行うから、恥かしいなどの理由でそれができない者は、 はじめからこの授業をとらないこと。】 開講当時、一般社会のリタイア年齢(定年ー年金生活)は、60歳だった。 しかし、日本人の平均寿命が男性79歳、女性86歳まで延びている現在、 60歳はリタイア年齢としてちょっと早すぎる。むしろ、60歳は人生の中間地点 ぐらいに考え、「そこから、人生のセカンドステージがスタートする再出発 地点だと考えるべきだ」というのが、このコースの発想の原点だった。 だが再出発してどこに向かうべきなのか。いま自分たちの未来にはどんな 可能性が横たわっているのか。日本は、世界は、これからどうなっていくのか。 そして、自分たちはいま何をなすべきなのか。 このような「中間再出発地点」に立ったときに、なすべきことは、 「過去(自分と社会の両面。日本と世界の両面)を総括する中締めと、いま 自分たちが立っている地点を再確認すること」ではないか。そして 「未来の可能性を展望すること」ではないか。そのために必要なのは、 じっくり考えることと学び直すことだ。そのような学びに最適の場は大学だ。 そこには人生の学び直しのためのあらゆるインフラ(請座、教師、学び伸聞、 学び舎)がそろっている。こういう発想に立って開講されたのが 「セカンドステージ大学」だった。≫ ▼ 昨年の今ごろ、やはり立花隆の著書を取上げていた。 私の人生の中間点は、5年半の「まだらボケ」だった母親を看おくった後 だった。さて、今後、どうするか? 「最適な正解が考えられないなら、 還暦までの9年間で、30年分を生きること!」とし、そのまま実行した。 それについて何度か書いてきたので、ここで省くが、還暦を向かえた時、 「無事到達でき、心底、良かった!」と思えたのも、その5年後の節目時の、 「でも、まさか!」の坂を、何とか越えられたのも、この実践のため。
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2017年12月16日(土)
* よく支えてくれたが、さらば白鵬! この一連の事件を哲学の構造主義の切口で断面を捉えると、理解しやすい。 まず構造主義の意味は、【広義には、現代思想から拡張されて、あらゆる現象 に対して、その現象に潜在する構造を抽出し、その構造によって現象を 理解し、 場合によっては制御するための方法論を指す語】。 構造を考えると、『横綱アドバンテージ』『モンゴル力士の日本角界支配』 がキーワードになる。『横綱アドバンテージ』は、以前、私が命名した造語。 立合いの「張手」と、カチ上げ風肘打ち。横綱は使えても、下位力士はタブー という「決めつけ」。破れば、稽古場に押しかけて、可愛がりの「シゴキ」。 これは、鬼に金棒になる。それを知った貴乃花は、貴乃岩に合同稽古を制限。 そこで40回優勝のモンゴル人横綱が、二人の舎弟格横綱を誘い、数年前に 追放された先輩横綱・朝青龍の追放劇と、人種差別に反発を持った怒りの蓄積 をベースに、その矛先が純粋培養育ちの貴乃花親方に…。その部屋に所属する モンゴル力士の出席する宴会に、白鵬が二人の舎弟格の横綱を連れて押しかけ、 暴行を加えた。直接、手出しをしなくとも同罪。三人横綱の最盛期が終わった のは、誰の目にも明らかだが、それを貴乃岩が指摘したという噂が発火点。 この三枚看板のモンゴル人横綱三人の支配下にあるのが大相撲協会。 良くも悪くも、「ポチ」でしかない。 貴乃花親方の判断は何ら傲慢でない。こうもしないと「ポチたち」に阻止され、 ウヤムヤにされるのは、火を見るより明らか。しかし貴乃花も、認識と判断に 自信がない。それは、白鵬も、協会も同じことだが。 現・理事長は早々に次期理事長の立候補の断念を表明し、『貴乃花理事長』 の立候補支持を表明するのが筋道。本来の古武道の原点に立ち返る時期。 いずれにしろ、来年早々に鶴竜が。後半から再来年に白鵬は引退だろう。 もう充分、働き貢献をしたし、相撲年齢からして、明らかに限界点に達した。 この辺りが潮時。<発つ鳥、あとを濁さず>。 このままでは、朝青龍と 同レベルになってしまう。 『よく支えてくれていたが、さらば白鵬! 国外への御退出の準備を。』 若手に、素質のあるのが出てきている。 ー 面白味という側面では、やはり、あと二年は必要ですか、やはり!ー と、考えさせるだけ、一流ということ。 ところで、「逸ノ城」を協会上げて、つくり変えられないかい。 「ダメ!」ですか。素材だけでは無理。『横綱アドバンテージ』を自ら つくれないだろう、あれでは。 ところで、これって「哲学する」というより、「相撲談義」じゃない?
・・・・・・ 3552, 何に出会うかを、成長と呼ぶ 2010年12月16日(木) 「何に出会うかを、成長と呼ぶ」 ある雑誌の新聞広告にあった言葉である。 実際に出会った人、著書を通して出会った人、宗教的啓示で触れた何もの。 大自然の荘厳な景色から受けた感動、絵画や音楽を通して感じた作者・作曲家 の魂など、出会いそのものが成長になる。マイナーの何ものかの出会いは、 マイナー成長ということか。その中で、書物を通して崇高な教えや啓示などの 出会いは、一番身近で誰もが出会う機会になる。最近は、ネットやテレビや 映画などからも多くの出会いが可能になってきた。長年の風雪の中で、これまで 読み継がれてきた古典には、何かがある。その辺から多くのことを学ぶことも 出会いになる。65年間に多くの出会いと別れがあった。自分が経験してきた 蓄積が新たな出会いを呼び込むのである。 最後は自分の「死」の直感という 厄介な何に出会うのだろうが。それも刷り込まれたイメージでしかない。 出会いといえば、感動が伴なった経験である。人はどれだけ、感動、感激に 出会えるかで人生の豊かさが決まってくる。ところで、この出会いに関して、 本当に豊富であった。その蓄積が、さらなる上質な感動の場面を作上げる。 感動した対象に対し我われは何だろうか?と知りたくなる。それが、考える キッカケになる。もう一つ、出会いの中で、宗教がある。知識を持ってしまった 人間は、いずれは死ぬ運命にあることを身近の人の死を通して知ってしまう。 それは二人称の死で自分の死とは違うと分かっていても、長年かけて、知人の 遺体と焼却を目の当たりにすると、二人称の死を一人称の死に重ね合わせて しまう。出会いこそ人生であり、生き方が変る。未知との遭遇、無知との 遭遇、人生には色いろある。 ・・・・・・ 5024,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー2 2014年12月16日(火) 『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花隆(著) * ドーキンスの『神は妄想である』 ランダムに、印象の強い順に取り上げてみる。ここで、ドーキンスの 「神の定義」が、簡潔に書かれている。何か現時点の私の考えそのままと 思わせられる内容。自然界の、動植物の美しさは誰が創ったか? 自分自身に 起こる因果応報のリアルさは、神が与えたのでは?とか、いま、ここにある 自分という存在の不思議さ等々、考えるほど不思議なことばかり。 ーまずは、その一節からー ≪ リチャード・ドーキンス『神は妄想である』は、無神論を説く本という より、神の存在を信ずる有神論者に対する激しい批判の書。 一口に神と いっても、さまざまな神がいるから、まず定義が必要になる。ドーキンスは 単なる宇宙創造神を信じる人にはあまり目くじらを立てない。ドーキンスが はっきり否認するのは、創造されたあとも被造物のその後の運命をいまだに 監視し、影響を及ぼすような超自然的存在。 「人の祈りに応え」たり、 人の罪を赦したり罰したりするなど、主体的意図的に行動する神。奇跡を行う ことで世界に干渉する神。人間のすることや考えることを常にウォッチして それに対応して行動する全知全能の人格神。ドーキンスが信じるのは 「存在するものの整然たる調和のなかに自らを現している神であり、人間の 運命や所業に関心をもつ神ではない」というアインシュタインの神。 あるいは、「もし〈神〉という言葉によって、宇宙を支配する一連の物理法則 を意味するのであれば、そのような神は明らかに存在する。この神は情緒的な 満足感を与えてくれるものではない」という、カール・セーガンの神。 要するに、ドーキンスは汎神論的な神ないし、理神論的な神は認める。 しかし、「ここに、悪く書くことをいっさい許されない一つの考え、ないし 概念がある。けっして許されないのだ。なにゆえに? ―許されていないから 許されないのだ!」というような盲目的信仰には激しく反発する。 ・・≫ ▼ 共同幻想などと、格好よいものでなく、妄想というところがよい。 所詮、全てが夢幻でしかない。死んでしまえば3日も経てば、300年前に 死んだのと同じことになる。としても、知識を持ってしまった猿は、自他とも、 共同幻想でコントロールをするしかない。せめて、自分だけは汎神論を持って、 自然界を走り回りたいもの。で、出会うのは神秘的神? 偶然だが、3年前の 3917, 精神力ーその偉大な力 ー7 <2011年12月16日(金)> 「精神力ーその偉大な力」ダン・カスター著 * 『まず相手を許すこと、そして自分自身を許すこと』に続く!と、 7年前の<2007年12月16日(日) 2447, 四四太郎の霊日記>に続く。 ・・・・・・ 3917, 精神力ーその偉大な力 ー7 2011年12月16日(金) 「 精神力ーその偉大な力 ー 」 ダン・カスター著 * まず相手を許すこと、そして自分自身を許すこと ◎ヤコブは聖書に書いている、「汝が乞うても受けないのは、誤り乞うからだ」 それを別の訳にすれば、「あなたが求めるが受け入れられないのは、間違った 求め方をするからだ」ということ。「その人を許しなさい。そうすれば 天にいます貴方の父、すなわち大生命力は、あなたを許して下さる」 ◎傷ついた否定的過去の記憶では、大生命力のエネルギーの自由な流れを妨げる。 それを愛と信念をもって書き換えねばなりません。「なんびとかに、また、 なにものかに反抗して抱く全てのものをゆるせ」といったキリストの言葉は、 非常に実用的である。 ◎もし彼を許さなかったら、私自身を不愉快な体験に、そしてまた、その人に 結びつけておくのです。彼を思うたびに、不愉快な体験を繰返すことになる。 もし、私が誰かを傷つけたとして、彼が私を許せば、彼は解放されたことになる。 その許すということは、彼の側の精神活動です。怒りは憎しみは、恨まれた人 より、恨んだ人を傷つけるものです。賢い、常識的な考え方は、愛し、理解し、 そして許すことです。「神よ、彼に祝福を」とだけ、心の底から言いなさい。 ◎私たち各自は、毎日、静かに座って自分向かって次のことを言い、それを まじめに務めるがいい。「・・ 私たち各自は大きな無限の大生命力の一部で あって、大生命力は実在の一部である。その大生命力の中で、すべてを生き、 動き、そして実在している。これは真理だから、私が行なったあらゆる過ちに ついて私自身を許す。そして多少とも私を害したあらゆる人を私は許す。 許すなら、あらゆる体験から善いことのみが私に来ると知るから。 私が行なった一つ一つのあやまちは、より大きな理解と、より大きな機会への 踏み石だから、過去のあらゆる体験を私は祝福する。どんな過去の体験も、今日 あるいは未来において私を害さない。私が許れたいよう、私はことごとく許す」 ▼ 自己啓発の、このようなセミナーに出席して感化を受け、日常の考え方と、 祈りに取り入れたら、心の傷は和らぐだろう。20歳代半ば何度も何度も、 この本を読んで救われていた。こういう経験があったから、何人かの鬱病の相談 にのれたのだろう。現状でも平然?としていられるのは、自分で見つけ、何度も 読んで一人で手当をした経験があるためと、再確認をしている。数ヶ月前に、 地球の芯からの声が聞こえてきたのは、こういう経験があったからである。 芯の声は大生命の声、魂の声である。 ・・・・・ 4657, 閑話小題 ーゴミ箱周辺で蠢く人々 ー2 2013年12月16日(月) * ゴミ箱のネズミとカラス 古ビルは、どんなに安くとも買うものではない。それなりでしかないから。 まず内臓(設備)が腐りかけて、メンナンスのコストと、交換が莫大にかかる。 一般的に建物の撤去コストを土地相場の総額から差し引いた更地値で売りに 出されるため、一見、格安と勘違いをする。そのことが長期物件投資の経験が 少ないと分からない。バブル時に古ビルで大損をした経験があるからこそ 分かった知識。それに税制の問題がある。テナント率の低下で物件価値が 下がっても、税金は下がらない。日本のビル建設の償却は、実態の価値下落と かけ離れていて、所有者にとって絶対的に不利。それがランニングコストを 押し上げる。(逆もあるが)これが大きい。知らないことは罪悪。 その無知のお陰で、このザマ。「万一の備えが長期投資の絶対条件!」 バブルになると、それが見えなくなる。10年前になるが、新潟駅前の古ビルを 買いまくっていた人がいた・・ 本体に火がついた今、どうなったことか? ところで、私が手がけた六棟のビルは、売出と同時に即売。設計段階から、 転用を前提につくってあった。 ・これは西武鉄道の堤義明が著書で「私が手がけたホテルは、 全て事務所に転用可能」と述べていたのをヒントに、 ・私の父親からは「ビルは長期物件、時代の変化に対応できる基本設計 にすること」と教わっており、 ・設計事務所の当時社長のビル建設の基本が、「ビル設計は神の代行」 の理念が建物に入っていたことで、再利用しやすい建物のため。 話を元に戻すと、山の中腹からみえる津波本体の到来を前にした海辺の人が、 何とも気の毒。ある日突然、株式か国債の暴落から始まるが、それまでは 小春日和がつづく。純資産10億以上の金持の多くは、既に外国に資産避難 を終了とか。何処かのゴミ箱ではカラスとネズミが長閑に戯れている。 国が滅ぶとは、こういうこと。あとは素ウドンを啜りながらの楽しい 東京オリンピックが待っている! 丁度、後期高齢者だが、元気かどうか? ・・・・・・ 5754,マシュマロテスト 〜 2016年12月16日(金) 『マシュマロ・テスト』ウォルター・ミッシェル著 * 彼らは、どうして耐えたか マジックミラーでコッソリと観察された二個貰えた子供たちの耐え方の 観察が幾つかあるが、これがいじらしい。独身時代の女性職場で、何とか 先延ばしで耐えた?が、それが、ここで紹介されている子供の姿に二重写しに 思い出される。フラフラとすると、『この人と一生、添えられる?』と、 対象に集中すると、一週間ほどで、『い・や・だ、ヤ・メ・ト・コ』。 外見だけでなくて、品性、教養、人柄のバランスが、揃っていれば、 『こ・れ・が・い・い』になったのだろうが… その時々の自分に丁度良い 人が現れるが、そこはあくまで仮の場。 ここ一番(ジャンプ)の旬のタイミングに、家内と出会えたから、 これが私のレベル! (ハアー?)という誰かの声? 〜その内容とは ≪・組んだ腕の上に顔を載せて横を向く子 ・顔を背けて、御褒美と向き合うのを完全に避ける子 ・褒美をチラチラみて、待つ価値があることを確認する子 ・「待っていれば二個、貰えるんだ」と自分に言い聞かせている子 ・テーブルの向こうの縁まで、遠ざける子 ・うまく先延ばしできる子は、気をそらし、自分が経験している葛藤と ストレスを和らげるため、ありとあらゆることをしてした。≫ アウシュビッツのような?死体(したい)の山中の当時が、いじらしい! ―― ▼ 金沢時代の衣料チェーンの社長が、男社員だけの席で、 『女は煽てれば逆上せ上る、殺せば化けて出るが、群れるとサル集団になる。 現場でサルと割切ってしまえば、何とことはない』と宣っていたが、当に、 その言葉通り。 人生を振返ると、男どもこそ、当てはまる道理。 40年前の話だが、関西への出張などの列車の席の過ごし方に慣れない時、 着くまでの時間が本当に長くつらかった。で、如何したか? 腰骨を立てて、 きちっと座る。そして、到着時間を考えないこと。その方が、遥かに楽。 海外ツアーのエコノミー席の過ごし方のコツが20回目辺りから分かってきた。 ・食べものは最小に、飲み物は多めに飲んでトイレに足繁く通う。 ・行先の観光本や旅行代理店から貰ったパンフレットを何度も読み返す。 ・今では、座席前のモニターで、TV映画が幾つかみることが出来る。 落ち着いたとき、何をみるか決めておく。 ・「高速移動の乗物は脳が最大限に活性化する、それをプラスにて楽しむ」と 自分に言い聞かせ、経過時間を可能な限り気にしない。ゆめゆめ嫌な時間帯 と思わない。 回数を重ねるうちに、御褒美は観光だけでなく、飛行機内の瞑想タイムも含まれ ていることを自覚する。これは、人生過ごし方と同じ。 忘我の世界に入れば、 そこは別世界。 隣席の家内の存在すら、「孤」の外に追いやることが出来る。 手っとり早い「合理的高質な瞑想タイム」になる。 この応用が夜半0〜4時の 「死者のポーズ」の瞑想タイム。瞑想なら良いが、時に「妄想」に? ったく! ・・・・・・ 5389,自分史の書き方 ー 2015年12月16日(水) 『自分史の書き方』立花 隆(著) 15年前から、随想日記として一日一文章を書上げ、ブログに公開してが、 この中で書いた「思い出話」や、50回以上に渡って書いた、「準備を含めた 45年間の事業総括」が、自分史を書上げるとしたら、そのまま資料になる。 それと多感な22〜25歳の頃の日記も、ここで公開してある。 この年齢の視線で逆照射し、俯瞰した自分は、赤面の至りのことばかり。 20歳時に志をたて、それに向かい捨身で生きてきたことは確かである。 その過程の悲喜劇の中で、何とか、日々を過ごしている小さな己の姿が垣間 見ることができる。その姿が、何とも愛おしくもある。 〜以下の、アマゾンビューの批評がわかりやすい〜 ≪ 立教セカンドステージ大学における受講者の皆さんの自分史を引用しながら、 その書き方を示した本。ただし、自分史の書き方を指南した部分より、受講者 の自分史原稿そのものが実に面白い。特に「親子二代で書き上げた自分史」は、 太平洋戦争が始まる前からの個人の記憶が克明に描かれており、当時の人が 日常、何をどのように記憶していたかという貴重な記録の集積である。 「語り継ぐ」ことは、いつかはできなくなるため、「書き継ぐ」ことが極めて 重要になるとよくわかる。世の中の物価やニュース、また、その当時は 「記録するに値しない」思われる「今」の日常が、わずかな時間であっと いう間にかけがえのない記憶になることが、この本を読むとよくわかる。 もう一つは、誰の人生にもどんな人生にも、語るべきドラマやストーリーが あるということ。「今」はただがむしゃら、必死、夢中、逆に絶望の淵という 人生で、「時間」がそのいかなる過去をも俯瞰すべき物語に変えてくれる。 「年齢を重ねていくということは大したものだ」ということを雄弁に語る自分史 の力に魅了される。 自分史を書くためには、自分についての資料が欠かせない。 自分に関する資料は、ネットでは調べられないことも重要だ。同じニュースを 100人聞いてもそのとらえ方は100通りである。そして、時間が経つと そのとらえ方も変化していき、その人固有の記憶となる。仮に自分史を誰かの 為に書かなくとも、年齢を重ねるその度に「自分を俯瞰しなおす」という 行為・作業が欠かせなくなる。時間というのはとても不思議なもので、意識 して過ごさなければ(自分で記録をしなければ)今日という日も1年前、 5年前と同じようにあっという間に色あせてしまう。 「あれから僕たちは何かを信じてこれたかな?」という歌詞で始まる 「夜空ノムコウ」という歌がはやった時があった(これも10年以上前)。 それを確かめるべくして、執筆された受講生もいたのだろうか。 「これまでこうだったから、これからはこうだろうな」という見方あり、 「これまでこうだったから、今後はこうしてもいいのではないか」という 見方あり。自分は10年後、20年後人生をどのように俯瞰するのだろうか。 そう考えられる程、すべてのサンプルが優れている。一読を勧めしたい。≫ ▼ ここで、<年齢を重ねていくということは大したものだ>とあるが、 これは「経験を重ねていくことが大したものだ」ということ。実際に経験 してこそ解ることがある。<「語り継ぐ」ことは、いつかはできなくなるため、 「書き継ぐ」ことが極めて重要になる>は、社会に一歩踏出した前後に、 書いた日記を読み返すたびに、思うこと。あのまま、何で書き続けなかったか、 書いてなかった部分の詳細の「いま・ここ・わたし」は、断片的に書いていた 部分を除いて、スッポリと抜けてしまった。 実は、当時の日記帳は厚くて 余白のページが、まだまだあったため、気が向くと(数年間隔で)書き足して ある。時おり、それを、ここで書いてみるつもりだが・・
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| 6120,閑話小題 〜年末の土・日は「全日本選手権試合」 |
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2017年12月15日(金)
* 日・月曜は、空手とフェンシングの… この日・月曜日に、空手とフェンシングの選手権試合をTVでみた。 まずは「日本空手道選手権」。「型」と「組手」の男女4試合が行われ、3つが、 3〜5試合の連続王者が優勝。「全日本剣道選手権」同様、張詰めた試合だった。 無差別の試合は体格勝負の要素が強い。 男子空手の決勝試合は、小柄の先制攻撃型の選手が連続王者を破って優勝。 女子は体の大きい連続王者が優勝をした。この選手の準決勝が、最後の0秒の 劇的逆転勝利が印象に残った。勝負は最後の最後まで何が起こるか。日本一を 制するには、日頃の練習の積み重ねが、奇跡を生む。 フェンシングも、一流選手もあるのだろうがこれまた面白い…。一瞬の刹那 の妙が、勝負を決める。竹刀とフェンシングの違いがあり、後者は、片手による 「突き」だけだが、背中の後方から相手選手の背中に突刺すなど、しなやかな 剣なればの技がある。「全日本チャンピオン」は、いずれの道でも目指す到達点 なればこそ、そこにドラマが生まれてくる。 11月から「全日本学生相撲選手権」「全日本相撲選手権」「全日本柔道選手権」 「全日本剣道選手権」が行われたが、これで全てTVで見たことになる。 ☆ 後記:癪だが、去年の以下の文に遥かに負けている。日々の体調もあるのか。 気を抜くと、自身だけでなく、第三者にも、そのまま知られることになる。 成るほど、知識・知恵管理だけでなく、自己・無意識管理に、意識管理にもなる。 ―― 2017/11/06 閑話小題 〜全日本剣道選手権 * 11月は「全日本剣道選手権」と… この土・日は、この時節の毎年の楽しみにしている「全日本学生相撲選手権」 と「全日本剣道選手権」が行われたが、これが実に面白い! ・剣道は、順当に勝ち上がった実績・二番手の選手が、一番手を決勝で破って 優勝をした。準々決勝以上の試合ともなれば、気合が満ちて一瞬の間で勝負が 決まるため凝視することになるが、何故か今年は「小手」の決り技が多く、眼を 凝らしていためか、眼と胃が痛くなっていた。 ・「全日本学生相撲選手権」は、将来をプロかアマチュアかが決まる大事な大会。 今年もまた一人のモンゴル人が目立っていた。初めて相撲部に入部したばかり の一年生の選手。準決勝で敗れたが、準々決勝で有望選手の腕を圧し折って勝利。 彼は「全国高校レスリング選抜大会」の最重量級を制した、「デルゲルバヤル」。 レスラーが、そのまま土俵に上がってきて力任せで戦い、次々と勝利する姿に 将来性を垣間見せていた。優勝したのは二番手群の選手だが、実力どおりの優勝。 ベスト8までは、「3段目付出し」の特待で、入門可能になるが、何人かが入門 してくることになる。相撲などのスポーツだけでなく、この時節に、大きな人生 の決断に迫られる。 学生時代を有意義に過ごせた者ほど、社会への旅立ちに、大きく心が揺れる。 そして、学生気分を捨てきれず、第一歩を踏み出していき、大きな挫折を味わう ことになる。尤も、その挫折こそ、新たな自己創造に、必要欠くことのできない 経験になる。 何はともあれ、20歳代は、人生の縮図になる重要な時節。 学生ー>新社会人ー>結婚(家庭人)ー>父親ー監督職 … 短所が実は長所だったことに初めて気付いたり、長所がマイナスに働いたり、 社会経験は人様ざま。若い人を羨ましくもあり、気の毒に思えたり。一度きり だからこそ価値がある。価値=意味とすると、その価値を創造するのは、本人! 私の人生、一度で充分だが、「棒ほど願えば針ほどかなう」も道理。 「真剣に、かつ気楽に楽しんだもの勝ち」である。 他人の顔色を窺い、生き、 終えるも、面白おかしく思えれば、それでよし。楽しみが君たちを待っている。 比較しないことだ。それさえ心掛けていれば、数倍は面白いことに出会える。 ―― 2017/12/04 * 全日本相撲選手権 1ヶ月前の「全日本学生相撲選手権」につづき、昨日、「全日本相撲選手権」 が行われた。今年は5年ぶりに学生以外の25歳の選手が優勝した。この年齢 ではプロは無理? 決勝相手が新潟県の23歳の三輪。彼ならプロの可能性が あるため、応援をしてみてたが、体力の差で負けてしまった。去年の大会には、 何人か有望選手がいたが、今年は見当たらなかった。まあ、今年はいいだろう。 この現状からしても、内的素養は別として、モンゴル人力士も必要か。 双葉山には、「大本教」の大元の素養があった。 何もないなら、 < せめて神憑りのふりをしろ! > 所詮はお祭りの余興なら… ―― 2004/12/14 1351, 全日本相撲選手権 この時期の日曜日、全日本選手権が行なわれている。全日本学生選手権か、 この選手権で優勝すると、多くが卒業後、大相撲にいく。そのためか多くの ドラマが生れる。 今年の見どころは既に学生選手権で優勝して大相撲の幕下から角界入りが 決まっている学生横綱と、スケールでは一回り大きい高校横綱の優勝争い。 トーナメント戦と準準決勝で争い、高校横綱が連勝した。これで高校横綱も 角界入りになると思われる。 今年は、思わない伏兵が優勝。ほとんど予選で敗退してきた29歳の小手投げ でしか勝てない選手が、優勝とは。 捨て身の起死回生の技で、相手は用心 する中で優勝するのだから。今まで見てきた、この選手権では一番面白い内容。 〜〜 去年も書いた内容をコピーしておきます。 連日、面白いことがつづく。 ーー 2003/12/08 978, 全日本相撲選手権 昨日、TVでこの試合が放送された。毎年、この時期におこなわれる。 学生と一般のアマチャュアが勝ち抜きトーナメントで優勝を決める。 学生で優勝すれば、大相撲の勧誘が待っている。 幕下の付け出しか、15枚目からの番付け保証される。 現在の学生出身力士は、ほとんどが、この試合で優勝か準優勝を。 一発勝負の要素も強いので、見ていて面白い。 かなり個性的な選手が多く含まれているのも面白い。 TVでやるのは予選を勝ち抜いた出場選手32名の勝ち抜き戦である。 学生選手権や実業団などの優勝経験者ばかりである。 また「元学生選手」と「学生選手」との戦いでもある。 やはり学生の方が練習時間と若さの為有利になる。 その辺の戦いが面白いのだ。 今年のベスト8は、学生4名、社会人4名であった。 決勝は社会人同士の戦いで、まもなく31歳になるベテラン選手が優勝。 現在の幕内上位の半分近くは学生出身力士といってよい。 高見盛、土佐の海、武双山、などがいる。以前は輪島など超大物がいたが、 最近はあまりいなくなった。相撲そのものの人気が無くなったこともある。 これと全日本剣道選手権は毎年楽しみである。
・・・・・・ 5753,スーパーベターになろう! 〜2 2016年12月15日(木) 『スーパーベターになろう! ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」』 ジェイン・マクゴニガル著 * 趣味のゲーム化 秘境ツアーもそう。まず行先を数ヶ月かけて探す。そして決断、決行、 帰国後は、写真の整理と、記憶の整理のための文章化をする。行先も、縦軸に、 アメリカ大陸、太平洋諸島、アジア大陸、ユーラシア大陸、アフリカ・中近東に 分類。横軸に大自然を大草原、山脈、氷河、滝、クルーズに。文明として遺跡に。 文化として主に首都にある博物館・美術館、そして風景などの観光地に分類し、 一つずつ、潰していく。ライフワークとして数十年にわたる「ツアーのゲーム化」 である。起業も、その始末もゲーム化をすると、その全体像を鳥瞰することが できる。それもこれも、毎朝の読書習慣の中から生まれてきた。 ・・・・・・ 2012/01/30 ゲーミフィケーション 【 ゲームが未来を救う!?〜広がるゲーミフィケーション 〜 25日NHK・クローズアップ現代 】 * ビジネス、日常生活にゲームを持ち込む 最近クローズアップ現代が面白い。先回はビジネスや科学の分野などに ゲームの手法を取り入れ活用している事例を紹介している。 私も以前より事業や人生に「ゲーム化」を取り入れてきたこともあり、非常に 興味を持って番組をみた。 ここでも、ゲーム化について何度か取上げてきた。 ネットが世界的に普及してきた中で、ゲーム感覚で多くの人が協力する時代 でもある。 驚いたのは、この番組の中で、コンビニの監視カメラを公開し、 万引き監視をゲーム感覚で察知し、店に知らせるシステム。 ポイント制にして最高で月3万円が貰える。先に見つけ連絡したものが勝ち、 ポイントがつく。 −まずは、クローズアップ現代のHPよりー ≪人々を楽しませ、夢中にさせるゲームの手法やノウハウを“ゲーム以外” の分野に活用していこうという動きが、急速に拡がっている。その名も “ゲーミフィケーション”。若者の車離れにあえぐ自動車業界では、 運転技術を採点し、ドライバー同士で競わせる機能を 搭載した新型車が登場。ゲーム的な手法の導入は、外食・旅行・小売りなど 他の業種にも拡大し、2014年には世界のグローバル企業の70%以上にのぼる という予測もある。更に、米国ではタンパク質の構造解析をゲーム化する ことで、科学者が10年以上解けなかった エイズ治療のカギを握る酵素の構造を3週間で解明。食糧危機やエネルギー 問題などを解決するアイデアを競わせるゲームを通じて、人類が直面する 課題の克服に役立てていこうという試みも始まっている。広がる “ゲーミフィケーション”の世界を検証する。≫ ■ 人生のゲーム化といえば、目を剥いて怒る人もいようが、人生は、 その人にとっての物語を生きることである。 最期には死が待っているが、 生老病死の人生のサイクルとして、それぞれの障害を乗り越えるゲームが人生。 そう思えば、難関も、乗り越えるための壁として対処を想定ができるもの。 何ごとも準備が重要だが、その準備をゲーム化するのがミソ。 何事も楽しまなくては続かない。 楽しむには過程の難関をゲーム化し 乗り越えることである。ゲーム化すれば苦難は数分の一になる。 航空会社が販促として「乗った距離をポイント制にして恩典をつける 「マイ・レージ」というサービスがあるが、顧客の「私は、これだけポイント を集めている!」という自尊心と、特典で旅行できる恩典がヒットし今では、 当たり前のように使われている。 これもゲーム感覚で、ポイント集めを 楽しんでいる。 私も早朝から就寝まで、日程を組んで習慣化し、そのチェック として手帳に書き込んでいるが、実は一種のゲーム感覚で実行している。 倒産劇も、途中から手順に落として実行しているうちに、ゲーム感覚になって しまい、自分で驚いた。他人から見たら、変じゃないかと思われて当然だろう。 とにもかくも長期にわたり一つずつ壁を乗り越えなければならないのだから、 ゲーム感覚で障害を冷静になくては神経がやられる。 毎日書いているこれも ゲーム感覚か。 まずテーマ探し、材料集め、それを起承転結に仕上げ、何ども 修正するゲームである。 ・・・・・・ 2012/02/01 ゲーミフィケーション ー2 【 ゲームが未来を救う!?〜広がるゲーミフィケーション〜 25日NHK・クローズアップ現代 】 * 結構、面白いゲーム化 私の趣味の一つが「秘境・異郷ツアー」だが、いや、だったが? 回数を重ねるにつれ、いつの間にかゲーム化になった。旅行中の楽しみ の一つにツアー仲間の情報交換があるが、ベテランほど旅先をゲーム 感覚で構成している。パリ、ロンドン、ローマとか都会文化を楽しむ都会派。 アフリカ大陸専門のサファリ派、南米派、インド派、シルクロード派、秘境 ・異郷派など、それぞれの趣味に合わせて行き先を組み立てていく。 そして、まず予算と行き先の選定、旅行代理店のツアーの選定、そして、 旅行準備。それが面白く楽しい。 それで一ヶ月は楽しめる。そして旅行中 の10日間、帰ってから、写真や資料の整理の一ヶ月で、大よそ三ヶ月近く 楽しめる。その上、行った先は、毎日何処かのTV局で放送している。 見るたびに、その旅行の延長にいるような気持ちになる。 何ごともゲーム化をして楽しめば、それが記憶をパッケーをする効用になる。 「面白くなき世を面白く」は、自分の経験を、上から目線でゲーム化する ことと同じである。その意味で、ゲーム化は日常生活を面白可笑しく活きる ノウハウでもある。 ゲーム機メーカーや、ゲームソフトメーカーには、 大きな事業チャンスが限りなく広がっている。ゲーム機メーカーが、ブルー レイ録画を売り出したが、これなど、その典型。ゲームは、簡単に知恵が 発揮できる場面を提示してくれる。面白いとは知恵を発揮し生じる感情である。 ゲームといえば、最近は聞かなくなったが、「マネジメント・ゲーム」がある。 社員教育のソフトで、各自が会社を設立して、戦略をたて、市場の想定をした 基盤の中で競争するゲーム。企業とは何かを知るに、もってこいだが、麻雀や 将棋を多くこなしたものが有利なる。 私は経験ないが、「人生ゲーム」 というのもある。これも若いうちにやっておけば、人生を鳥瞰でき、目先に とらわれない生き方が出来よう。男女の遊びをゲーム化しているのもいるが。 「準備のゲーム化を手順に入れる習慣」に、人生の秘儀があるようだ。 平凡な一日をゲームと生きるとしたら…… ・・・・・・ H0607 ケニア・サファリ紀行 (機
前知識はほとんどなし、 「何がおきるのか出たとこ勝負の旅」というのが率直な気持であった。 ところが秘境の旅というイメージで行ったところ、 そこは欧州の高級リゾート地であった。 三十年前まで英国領であった為、欧米のサファリを目的とした リゾート地として区画整備されてあった。 広大な動物保護区及び国立公園と一般の土地はわけられており、 前者は天国、後者は貧困そのものであった。 サファリ(動物ウォッチング・ドライブ・ゲーム旅行)は生まれて初めて、 一日一日、一シーン、一シーンが鮮明な感激として脳裏に焼きついている。
強烈な印象の順に列記してみると、 夕方、五十頭の象の群れが一列になり、 右手にキリマンジェロをみながら林の方に帰っていく、 (TVでこのシーンを見た事があるが、 まさか初日にこれをみれるとは思わなかった) ライオン二匹がペアリングしている横で一頭がシマウマを食べているシーン、 チーターが二百m先に一匹のガゼルをねらいを定めて木影で スキをねらっているシーン、 二十頭位の象の群れに三m位近ずいたシーン、 湖でカバの群れに近ずいたところ一頭が我々のボートを 追いかけてきたシーン(一ケ月前にその群れに漁師が殺されたとか)、 数千〜数万頭のヌーの大移動、 マサイ・マラ族の村の中での異様な雰囲気、 気球の船上よりのアフリカの大地の景色、 四〇〜五〇頭の水牛の群れの真只中にサファリーカーでつっこんだシーン、 キリマンジェロの遠景、等々書けばきりがない。 過去十七回の海外旅行の中でも最も刺激的印象的なものであった。 欧州では“アフリカの毒”という言葉があるとか。 その毒(魅力)にあたり、ウワ言のようにアフリカ、アフリカと 言うそうで、今の私はまさに毒にあたっている状態です。 (1994.7/10 〜18 ) ・・・・・・ 4653, 閑話小題 ー行蔵の中の、旅行の棚のお宝 2013年12月12日(木) * 行蔵の中の、旅行の棚には 学生時代の欧州旅行が当時の40万円。5〜10万円を別途プラスして、 現在の金額からすると一ヶ月間で400〜500万円。丁度、高度成長時代に入った 昭和42年。馬小屋のような寮生活しか知らない地方出の私にとって、この旅行 のカルチャーショックはあまりに大きく、固定観念が粉々に砕けてしまった。 これが、その後の事業人生で、他人の思惑を気にすることなく生きてこられた バネになった。その前に、大きな挫折経験があったが、これはカルチャー ショックによる自己崩壊? それから20年後の40歳から年に平均二回、 20年近く行き続け、合計48回の秘境を中心としたツアー。今からすると 【来年前半に一月間の5百万のツアーに参加。余韻を半年、楽しんだ後半から、 隔月ごと年6回の割合で旅行に出るとして、まる8年。家内と共にすると 4千万円はかかる】 その旅行に続けてる期間は、手取り一千万以上の収入 があり、給与面からみて、収入範囲である。 それがどうした?といえば、 それまでだが、「べき時に、べく事を、べく実行してきた」ことになる。 御隠居の現在、肉体的に金銭的、気力的に不可能。河口湖や軽井沢に別荘を 持っている豊かそうな?知人を見ても、気持ちに余裕を持つことが出来る。 「遠き日は、歳とるごとに近くなり」が、齢を重ねる度に、どれもこれも 昨日のように感じ取ることが出来て、人生の終盤にプラスに働いてきた。 プチブル主義の露出になるが・・ この年齢で、新羅ウィグル地区から カラコルムハイウェーを抜けるコース、パタゴニア、南アフリカなど、 無理。その十倍の4億の現金と、この旅行経験を交換しないかと言われたら、 迷いなく行蔵をとる。あのTPOSの中で遣り繰りつけたから価値がある。 事業整理の結果に、さほど動じないで済んだのは、幾つかのライフワーク を続けていたため。それもこれも両親の生き様から学んでいたため。 見方を変えれば「これで、この男、狂ったか!」だが「狂って良かった!」 ー最後は、いつも、「良かった良かった」の自画自賛かいー の誰かの声が聞こえてきそう! ケチくさい話だが・・
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| 6119,『今日のつぶやき』−7 ぼく、ヒロシです! |
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2017年12月14日(木)
「つぶやき」といえば、『ぼく、ヒロシです!』から始まる自虐ネタの 一人漫談が思い立つ。 自虐ネタの元祖は、せんだみつお。次に坂田利夫は、 自分のアホキャラをネタにし、ヒロシは自らの失敗・ネガティブな日常をネタ にしている。「つぶやき風」語り口が「ヒロシ」の売り。 ― <まず、『ぼく、ヒロシです!』を、加えて下さい。味わいが違います>
・『 ぼく、ヒロシです! 10月の半ばで仕事納めでした。』
・『観葉植物は悪い気を身代わりになって吸い取ってくれると聞きました。 どうりで置いたそばから枯れていくわけです。』
・『今のユニクロのTシャツってユニクロって分からないですよね』 『そうですよね、僕が今着ているこれも、実はユニクロなんですよ』 『ああ、それは分かります』
・『お忙しいところありがとうございます』 『いえ、暇です』
・『そのまま食べるカルシウムってのを噛んだら、歯が欠けました。』
・『“「あなたのためを思って……」って、自分のためでしょう?”。』
・『果報は寝て待て』っていいますが、どれくらい寝ればいいのだろうか。』
・『ハトがどいてくれません。』
・『修学旅行のバスガイドがおじさんでした。』
・『ホームレスのおじさんが、俺が持っている服と色違いの服を着ていた。』
・『「暇なとき電話してね」っていわれたが、いつも暇でタイミングを逃す。』
・『空港の荷物受け取り場にて、2つ預けておいた荷物が、 最初と最後に出てきた奇跡。』
・『誰にでもハグしている外人が、俺は避けました。』
・『ピンチはチャンスだっていうけど、ピンチはピンチでしかない。』
・『「ストレッチ」が「1人エッチ」に聞こえてしかたがありません。』
・『キャバクラはお金の墓場です。』
・『霊感が強い友達が遊びに来て「ここに若い女の霊がいる」といわれたその夜、 俺は全裸で寝てみた。』
・『20歳のころテレクラで、工藤静香に似ていると言う女の人と待ち合わせを したことがある。痩せたブスが立っていた。』
・『頭に思いついた言葉を書けばいいってアドバイスがありましたが、 そう言われて一番最初に思ったのはチンコでした。まさかチンコって書く わけにはいかないので悩んでいるのです。』
・『電車で隣に座った母子。騒ぐ子供を注意する母。『静かにしなさい!! 他の人の迷惑でしょ!! みんなあんたみたいに遊んでるんじゃないのよ!! みんな仕事してるのよ!!』…。 昼間から漫画喫茶に向かっていた俺は、帽子をより深くかぶった。
―― ▼ 白け気分だと、バカバカしいが、一度、笑うと、どれもこれも面白い。 好きなのは、『ハトがどいてくれません。』 私の創作は… 内なる声、 『それだけは、絶対にya/me/ro!』 なら書きたくなるのが心理。 『 ぼくヒロシです。このブログに励まされています。アフォくさくて、真面目 くさったところと、実に下らないのが、笑えるからです。癒されています… 』 これをアップをしたら、もう一度、ふて寝をしようか! ☆ 今日の生つぶやき:けっこう、怒りをオブラートに包んで書いていても、 傷つけているのだろうな〜 何処かから【オブラートなど、ついてないよ】 ・・・・・・ 4290, 学ぶということ −4 2012年12月14日(金) 「最終講義 生き延びるための六講」内田樹著 * 自殺は平和の時代に上昇するというが・・ まず人生で学ばなければならないのは死である。自殺を欧米では昔から 禁じている。これは、奴隷の自殺を阻止するためにつくられた価値観。奴隷の 最後の自由は「苦しい生」からの逃避である。自殺は基本的に容認するか、 しないかは哲学的にみても非常に難しい問題。平和の時代に自殺率が 上昇するから脆弱病と切ってすてることはできない。 ー まずは、その辺から・・ ≪ 自殺は過去100年間の統計で見ると、一番高い年がなんと1958年なんですよ。 その年は{ゴールデンイヤー・オブ・ジャパン」なんですけれど、その年が一番 高いのです。自殺率に関しては、世界中のすべての国に該当する法則があります。 それは、戦争しているときには下がるということです。人間というのは、人を 殺すことに忙しいときは自分は殺さない。だから、戦争中はどの国も自殺率が 激減するんです。戦争が始まると、自殺者と精神疾患者数が激減する。戦争中は 精神科の待合室にも閑古鳥が鳴いている。相当に悪い人でも戦争が始まると治る みたいです。日本の場合、自殺率は1958年に突出して高い。それから下がって、 次に1967年に上がる。その後、小さい上下の波が何度かあり、バブル崩壊直後に また自殺率がドンと下がる。そしてまた上がって現在に至る。なんか不思議な話 ですが、自殺率が戦時には下がるということは、平和な時代になると人々は自殺 するようになる、ということなんですね。その理屈でいうと、1958年、撲たち 1950年代生まれの子どもたちにとっての黄金時代で古き良き時代に自殺がビーク を打ったというのは、それが1931年から始まる長い戦争と、戦後の混乱も朝鮮戦争 も一段落して、「ほっとした」年だったからなんですね、ようやく生活も楽になり、 だんだんゆかになっていく実感があり、冷蔵庫もテレビも買えそうだし、 中にはクーラーや自家車を持っている時代。≫ ▼ 戦時中には、自殺と精神疾患は激減するのは当然といえば当然のこと。 養殖の魚の囲いに食肉魚を入れると、全体の魚の活きが良くなるのと同じ。 生き死にの世界で自分から死ぬ人は少なくなる。10数年前から自殺が急増した のは、抗ウツ剤という名目のドラッグを投与するようになったため。それを境に 1・5倍とは、異常である。抗ウツ剤を投与し、死にたい奴はサッサと死ねと 同じである。 時代が恵まれた時代に人は死にたくなるのは、北欧の自殺率も 高いのと似ている現象。人間は多かれ少なかれ、緩慢な自殺をしているといえる。 最近、高校の同級生が不況の煽り?で自殺をした。そこで感じたのは、 「彼は耐えられなかったのだ!誰も好き勝手に自殺をしない、死にたくなるほど 苦しいから死んだ。自殺は人生の敗北でない。」と。現状から逃避したい気持が、 生からの逃避の自殺に繋がる。 それに耐えるには、逆に死を直視し、 「正、中心、一点、無」の正を「生」に置き換え、「生、中心、一点、無」 に置き換え、呟くしか、ない。この言葉から、「生を凝視すると、私という 存在は、宇宙に浮かぶ一点」ということ。 彼の死をみて、 「自殺を容認するしかない!」に気持ちが移りつつある。55歳が目安! ・・・・・・ 5752,マシュマロテスト 〜 2016年12月14日(水) 『マシュマロ・テスト』ウォルター・ミッシェル著 * 父親の教育 〜御年玉の預金 この実験で、「我慢し通して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、 1/3ほど」という。何の知識や経験のない子が目前の誘惑に負けて当然だが、 1/3もいるのだから驚かされる。 父の金銭教育を5歳頃からされていた逸話を、何度か書いてきた。 会社清算の後、金銭的に窮しなかったのは、そのお陰で。15%の家内への給与 と、家内名義の積立預金のベースと、家内共々の厚生年金があったため。 これは40年以上の継続があればこそ。マシュマロ・テストと同じで、年末年始 に貰った御年玉の全てを回収して通帳に預金される。そして高校時に、私自身 に選ばせた株式銘柄を購入させ、その動きを見させていた。自然と日経新聞の 経済欄を見る習慣がついていた。 それが21歳時の欧州一周旅行の「種銭」に なっていた。普段の生活を質素にして預金を続ける重要さを教っていた。 姉達には、結婚時に、それを種銭として家付き娘として嫁がせていた。 「目の前の欲望を我慢する」、「将来の結果のため欲求充足を先延ばしを する能力を養成していた」ことになる。上京して、都会生活の中で驚いたのは、 その父親の呪縛?に、あまりに染まっていた自分に気づいたこと。その呪縛も、 一か月間の欧州旅行で半分近くは壊れていた。贅沢な遊びの味を知ってしまった。 この味知らずして何のための人生ぞである。面白いものである。 ところで、学生時代を含めた独身時代、合コンに何度も参加してきた。 そこで見たのが、直ぐに一生の伴侶を決めていく友人たち。 20歳の頃、「創業を目指す」という決心があったが故に、 「その人、青春を捨てるだけの相手?」と、冷ややかな目線が出来ていた。 といって生身の欲求がある。 社会人になって数年間、女性職場で何とか…? 若い女性が主な職場は、まさにマシュマロ・テストの生現場。18〜23歳頃の 女性は、どれもこれも美しいが、食べてしまえば、それまでよ。で… 「選んだ相手が、自分レベル」。とすると? 基準が4人の姉たちの具体例が 現にある。その姉らの評価に耐えられないと、行先長い人生、頭が上がらなく なるため、いざ決断となると躊躇する。その先延ばしの繰返しで楽しめた? それが良かったか悪かったのか、落ち着くところに落ち着いた。戦争で一番男数 の少ない世代のため、対象は団塊世代で1〜2ランク上の選択が可能? だった はずだったが… いっぱいマシュマロを食べておけば良かったが、食べたら 食べたで…桃色吐息? ・・・・・・ 5387,閑話小題 〜夢の中で発明 2015年12月14日(月) * 夢の中に出てきた変ったカセット 一昨日の夜半に、面白い夢をみた。iPhoneで音楽を聴いていると、 何処かの部屋に知人が横になっている。そこには、枕の形のフレームの カセットで、黒色のグラスファイバーで出来ている。中は、スケルトンで、 上側が頭をのせるようにウェーブが出来ていて、音色の震動が直に伝わり 迫力が出るらしい。夢から覚めて思ったことは、「これ、商品化が可能? 音楽鑑賞に、TVに連動させた居間のゴロ寝用の枕に良いのでは?」と。 夢が新商品のアイデアを提示? それにしても、夢は面白い! 問題は、実際に試してみるかどうか? せめて特許をとったら? いや、ヘッドフォンの高性能なのがあるから、これじゃダメだろう! * シネマ ー 杉原千畝 先週末のシネマは、『杉原千畝』。16年前に、イスラエルに旅行した 時に彼のことを知った。ユダヤ人社会の中では、よく知られた存在で、 その後、TVでも、たびたび紹介されてきた。この映画の脚本も、なかなか の出来。 〜評価:85点 〜以下は、ネット紹介より〜 ≪ 杉原千畝―あなたは、本当の杉原千畝を知っていますか? ― 杉原千畝といえば、多くのユダヤ難民を救ったヒューマニストとして 有名だが、稀代の【インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)】であった ことは、あまり語られていない。堪能な語学と豊富な知識を駆使し、世界各国 で諜報活動に携わり、リトアニア赴任時には一大諜報網を構築。 混乱の極みに あった世界情勢を分析し、身の危険を顧みず、日本に情報を発信し続けていた。 【諜報員】としての千畝の信念とは。 ユダヤ難民にヴィザを発給し続けた 千畝の心情とは。 遂に本作で、今まで描かれることのなかった本当の杉原 千畝の姿が明らかとなる。 戦後70年の時を経て“真実の物語”が感動超大作 としてスクリーンに甦る!≫ ▽ 当時のユダヤ人の切迫感、危機感が、いま一つ画面からは伝わって こなかった。あくまで、助けた立場の視点。 ユダヤ人の脚本なら全く 違っていただろう。規律違反で、逮捕されるかどうかの際だったが、 諜報員の経験が、豪胆な決断をさせたようだ。 映画館でみると、何れも、その迫力に圧倒される。 ・・・・・ 3915, 閑話小題 2011年12月14日(水) * 夢の中で夢に気づく 数日前、夢の中で、「これが現実のはずはない、これは夢だ」と確信した と同時に、 その場面がス〜ッと消えて白くなった。これまで、これに近いこと があったが、夢の中で、リアルに夢と確信したことは殆どなかった!その翌日に、 似たような夢を見た。夢から醒めた直後に再び、その夢に戻って、その場面を 見つめている夢である。夢から醒めた後に同じ場面に戻れるか試したのである。 そういえば最近、幾重にも重なった夢をみる。ほんらい人の心は複雑怪奇なもの。 潜在意識は生物の進化過程の、それぞれの記憶が織り込まれている。 夢は、その潜在意識が現れ出て、それを見せてくれる。それも物語の形式で。 * 脳卒中 冬は老人にとって、脳卒中になりやすい時節。昨日のモーニングショーが 脳卒中の話題を取り上げていた。脳卒中と脳梗塞と脳溢血とクモ膜下出血の 違いについて述べていた。 ◎ 脳卒中は、脳梗塞と脳溢血とくもマッカ出血などの総称 ◎ 脳梗塞 = 脳の血管が何らかの原因(塞栓、血栓、出血など)で血管が 閉塞したり、狭窄することによって、その血管から栄養される領域の 脳室・脳幹が虚血を起こし、壊死または壊死しかけている状態のこと。 ◎ 脳出血 = 脳内出血と、くも膜下出血に大きく分けられます。 ・脳内出血ー 脳の内部で細かく枝分かれしている動脈が破れて出血し、 脳の中に血のかたまり(血腫)ができること。 ・くも膜下出血ー 脳の表面を覆っている軟膜とその外側のくも膜の間に 出血した状態。対策として、風呂とか、トイレに入った時などの温度差に 気をつけること、前兆の身体の不調を見逃さないこと、そして万一、 それらしき事態になったときは三時間が目安、速やかに救急車を呼ぶこと、 などである。数ヶ月前に幼な馴染みも急死したが、私の年齢になったら 充分、気をつけなければならない病である。 ・・・・・・ 3175,学習性無力感 2009年12月14日(月) [私はいつも仕事でミスばかりしている」 [自分が就職する企業は、何処も良くない」 「どうせ自分は何をしてもダメだ」 「旅行に出ると、嫌のことばかりつづく」 「女性には持てたことがない」「あ〜あ、面白くない」とマイナーなことばかり 目に捉われる人がいる。そういう心理傾向を「抑うつ的自己意識スタイル」という。 悲観主義者である。誰も失敗したり、何をしても駄目な時期がある。 そして自己嫌悪に陥り、欝症になり、それが重くなると、鬱病になる。 そして、マイナーな言葉により、何もヤル気がなくなる。それを[学習性無力感」 の法則という。その底から、這い上がる過程で自分を作り、そこで力がつく。 アメリカの心理学者の実験がある。 ≪ 第一のグループには騒音を止めることが可能で、第二のグループにはコント ロール不可能な状況に置き、その後、全員を騒音を止めることが可能な状況に 置いたところ、第一のグループは簡単に騒音を止めることができたが、第二の グループは、「学習性無力感」が働いたのか、誰も騒音を止めようとせず、 その状況に耐え続けることしか出来なかったというのである。≫ 一番の問題は≪どうせ自分なんか≫という考えが習慣になると、ろくなことが ないということ。これに対して成功体験が人間をプラスを重複して導き出す。 これが世の中に出回っている「成功本」の共通点。この「学習性無力感」を もじれば、「学習性達成感」ということになる。大相撲やプロ野球で、優勝回数 の多い力士や選手は、ますますヤル気が出て練習に熱が入る。 優勝というゴールセッテングが体験でハッキリイメージできるからである。 逆に、失敗時のイメージを持つと、負け犬になってしまう。「学習性無力感」 が付いている。 恐ろしいのは、この20年近く日本は、バブルの崩壊以来、 どうも学習性無力感が国に、ついてしまったことだ。現在の若者の間で、 「一度で良いから景気の良い社会を経験してみたい」という願望があるという。 景気がよく、努力をすれば報われる実例が周りにあれば、自分も! と啓発されるのだろうが・・・ ・・・・・・ 5022,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー1 2014年12月14日(日) 『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆 (著) この本は立花隆の読書案内書で、06年12月から13年3月までに300冊の書評。 書評シリーズの4冊目だが、どれも読みごたえがある。ここでは娯楽本や、 フィクションを排除してある。冒頭は、東大付属図書館の副館長・石田英敬の 対談だが、図書館の未来像が面白い。知的好奇心の追求としての読書の役割、 紙の書籍の役割が衰えない可能性を述べていたが、現在の世界が大きな変化の 時代の最中、「知」をまた考えさせられる。 ネット書評で、この対談を纏めた内容があった。 −その辺りを抜粋ー ≪ 東大図書館のハイブリッド化が進んで、蔵書のデジタル化が進み,図書館 は紙の本と電子本併存のシステムになっていく。そして図書館のディジタル化 が急速に進めば、図書館という本の入れ物は不要になる。 家にいて東大図書館 にアクセスして本を検索、パソコンで読めるようになる。東大図書館の特別室 には森鴎外の蔵書もあり、それには鴎外の書き込みもある。ディジタル化は 書き込みにも及び、これは鴎外研究者に便利。しかし、ディジタル化した鴎外 蔵書は紙の本と比べて情報量の点でどうだろうか。鴎外の手に触れた紙の本と パソコンで見るそれとは全然違う。前者は鴎外の息吹が感じられるが、 後者にはない。これは大きな差。電子本は「深読み」には不利になる。 パソコンはマルチタスクを同時にやるが、これに慣れていると電子本を読んで いるときにもメイルが入ってきたりして中々集中できない。ネットのもたらす 注意力の分散化は深刻な問題。確かにネットが広く、かつ深く行き届けば 大学も存在価値をなくすかも知れません。研究者は専門誌をネットで読むし、 パソコンで記事のギャザリングができるし、必要な情報もピンポイントで手に 入れられる。また「今週の新しい知識はこれ」とパソコンが教えてくれる。 これで真の学問はできるか、疑問がある。立花隆は紙の本の方が汚しながら 読めるから、使い勝手がいいと言う。電子本も電子的に汚しながら読めるように 直ぐなるだろうが、汚し方がデジと紙では決定的に違います。紙では消したり、 戻したりなどして,思考の過程が再現できるし、その過程で本を自分化できる。 デジ本では中々こうはいかない。ヨーロッパ中世の頃、ヴィクトル・ユゴーは 印刷されたばかりの本を手にし、ついでノートルダム大聖堂を指さし、コレが アレを殺すだろう、とつぶやいた(25頁)。キリスト教支配の中世はグーテン ベルグで確かに終わった。同様にデジタル書籍は印刷本を殺すのだろうか。≫ ▼ 二人の対話では、紙とデジタルが、併用していくと述べている。 私自身、朝日新聞をデジタルとアナログ(紙面)を両用している。要はコスト。
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2017年12月13日(水)
* 今日の「生」つぶやき このブログ自体が、「生」つぶやきである。 < 合コンのときに思う。笑わせているんじゃない、笑われているんだ、と…> これそのままと、独りつぶやきが、自虐として癖になる…。 ブログの本質は自慢。 少々、自虐で丁度よいと言うが、どうだろう。 ― ( ・ 学生時代、3日間、同じガムを嚙み続けていたら溶けてしまった。 〜少し、自分が恥ずかしかった。
・ 20年前。散歩で同じ靴を修理をしつつ毎日のように10年近く歩いた。 靴底が擦り切れて、二つに割れてしまった。 〜何故か、悲しかった。 30年前、通勤に使っていた靴。会社近くの靴修理店に持っていったら、 変な目つきで「新しいの買ったら!」と言われた。 〜少し惨めな気分になった。
コーヒーカップを20数年、使い続けていたら、手元にヒビがはいった。
3台目の「ソアラ」 「20年以上も乗り続けている」と言ったところ、 怪訝な顔で「本当ですか?」ですと。私も初体験だった。最後は恐怖が…
・「わ〜ん!」と泣くのは悲しみを吐出すから良いが、「シクシク」と静かに 泣くのは内に吸込むのでダメだと聞いた。 〜泣けるうちは、まだよいが… 今ではニヒルに笑って、丸まって寝る。 ・ 毎日、挫折と再起の繰返し。 〜その日に再起しないと、二度と立ち直れない気がする。
・ みんな馬鹿にみえる。 〜それ以上に自分が馬鹿に思え自嘲する日々刻々。
・ 一年程前、北朝鮮の金様が養豚場で吊るされた豚肉を見上げる映像が流れた。 そこに、「一匹だけ生きたのが…」と、誰の目にも明らかだったが… 〜側近の何人かが高射砲で粛清されているのでは? 〜あれは絶対、ブラック側近の陰謀だ。 と独りつぶやいていた。
・ 全国各地の冷蔵と冷凍ラーメンに嵌っている。 〜それが美味いのなんの。 (B級グルメと生活に満足する私) ― ▼ そんな真剣に考えないで… <「自虐的」というキーワードで書いたため、 シリアス、かつ誇張だよ!>と言い訳したいところだが… 偽悪的、自虐的で、 まず己の心のドアは開かと…。ところで、「ヒロシです…」で始まるネガティブ ネタの一人漫才家がいる。「前向きじゃなくても生きていける」とのコンセプト が面白い。 <1日過ごして万歩計が27歩>など、この年齢では、明日の我身の 可能性がある。 次のテーマが、彼の自虐ネタを取上げてみようか。 【数日前から、気に入った順に並び替えています。今日は、去年のがベスト?】 ・・・・・・ 5751,マシュマロテスト 〜 2016年12月13日(火) 『マシュマロ・テスト』ウォルター・ミッシェル著 図書館を彷徨っていると<マシュマロ・テスト〜成功する子・しない子> が目にとまった。子供に2つの御菓子をみせて、ある時間を我慢すれば二個、 貰えるが、我慢できない子は一個だけと教え、席を立つ。自制心の弱い子は、 目先の欲望に負けて食べてしまう。その結果と、将来の成長度を比べるテスト。 当然、我慢する子は将来成功する確率が高くなるという面白い実験結果の分析。 〜ネット検索の内容が簡潔である〜。 ≪ マシュマロ実験、またはマシュマロ・テストとは、子ども時代の自制心と、 将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。スタンフォード大の心理 学者・ウォルター・ミシェルが1960年代後半から1970年代前半にかけ実施した。 マシュマロ実験という名前ではあるが、報酬はマシュマロの代わりにクッキー やプレッツェルが使われることも多くあった。 ◇ スタンフォード大学での実験 「自制心」「セルフコントロール」などと呼ばれている「将来のより大きな 成果のため、自己の衝動や感情をコントロールし、目先の欲求を辛抱する能力」 が、人の社会における成功に重要であることはよく知られている。この実験の 本来の目的は、この能力の幼児期における発達を調査するためであった。 最初の実験は、ミシェルと、エッベセンによって1970年に行われた。 最終的にこの実験には、600人以上が参加した。 ☆ 実験方法 ・職員の子どもたちが通う、学内の付属幼稚園の4才の子供186人が実験に参加。 被験者である子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に 通され、椅子に座るよう言われる。机の上には皿があり、マシュマロが一個 載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、 私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもう一つ あげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を 出ていく。 ・子どもたちの行動は、隠しカメラで記録された。1人だけ部屋に残された子ども たちは、自分のお下げを引っ張ったり、机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗。 小さな縫いぐるみのようにマシュマロをなでたり、匂いをかぐ者もいた。 目をふさいだり、椅子を後ろ向きにしてマシュマロを見ないようにする者もいた。 映像を分析した結果、マシュマロを見つめたり、触ったりする子どもは結局 食べてしまう率が高いこと、我慢できた子どもは目をそらしたり、後ろを向いたり して、むしろマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察された。 すぐ手を出してマシュマロを食べた子供は少なかったが、最後まで我慢し通して 2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、1/3ほどであった。 ・ミシェルの娘も実験に参加した一人だったが、娘の成長につれミシェルは実験 結果と、児童の成長後の社会的な成功度の間に、当初予期していなかった興味 深い相関性があることに気がついた。そして1988年に追跡調査が実施された。 その結果は、就学前における自制心の有無は十数年を経た後も持続していること、 またマシュマロを食べなかった子どもと食べた子どもをグループにした場合、 マシュマロを食べなかったグループが周囲からより優秀と評価されていること、 さらに両グループ間では、大学進学適性試験の点数には、トータル・スコアで 平均210ポイントの相違が認められるというものであった。ミシェルはこの実験 から、幼児期においてはIQより、自制心の強さのほうが将来のSATの点数にはるか に大きく影響すると結論した。2011年にはさらに追跡調査が行われ、この傾向が 生涯のずっと後まで継続していることが明らかにされた。 ・また被験者の大脳を撮影した結果、両グループには、集中力に関係すると される腹側線条体と前頭前皮質の活発度において、重要な差異が認められた。 同実験は、スタンフォード大学で「人間行動に関する、最も成功した実験の うちの1つ」とされた。≫ ―― ▼ 15年かけ創業の準備をかけ30年間の実業の結果が、9・11テロ、リーマン ショックと、東北大震災のブラックスワンの到来で45年のミニ物語が呆気なく 終わりをつげた。しかし、失ったモノ、コトより、得たコトが、少なくとも10倍 はあった実感がある。そこには想像を絶する忍耐を要した。両親の後ろ姿を見て いればこそ、45年間を面白おかしく過すことができた。 学生時代に、水商売の アルバイトなどから同棲や、二股、三股をかけるなど私生活の乱れがある知人は、 その後の人生は恵まれていない。それは目先の快楽を御菓子に例えられる。 家系もあるが… 独身時代数年の女職場は、猛毒入りのマシュマロ、いやマンジュウだらけ? 一度かじったら…それまで! 20歳の頃、ダブル合コンの片割れが目出度く成立、 卒業と同時に結婚した。その後の様々な女性とのイチャツキを、その時点で放棄 したことに、不思議な感覚にとらわれた。 いや、相手によるか? 今でもして いるのもいる? 選んだ相手が、「猛毒を持ったタガメ」のケースが? 誰のこと? 人生は複雑怪奇!「若い時に誤りがないのが最大の誤り」としても。 ・・・・・・ 4289, 学ぶということ −3 2012年12月13日(木) 「最終講義 生き延びるための六講」内田樹著 * 教えたい人間が引き受けるべきリスク ー教育の原点 教育だけでなく、事業も、忘年会の幹事も全てに通じる内容である。 何かを引き受けたり、事業を立ち上げたようと決心した瞬間から全うしよう とする自己責任が起きる。これは誰の問題でなく自分の問題。決心と実践の 本質の問題。著者は教育者のため「教えたい人間」が主語だが、実は 「実践者としての人間」が、引き受けるリスクのテーマである。 ー まずは、その辺を書き出して考えてみる。 ≪ 教えるということは本質的には「おせっかい」だということが骨身に しみたのは、ある出来事のせいです。・・80年代の中ごろ道場を始めた。 台風がきて、一時間くらい薄暗い体育館の中でまっていたけど誰も来ない。 そこの道場の中に座りこんで、来るか来ないかわからならない門人が来るのを 待っている。これは理不尽でないかな、と。「だいたい、ただ同然のすごい 安い月謝で教えているのにさ、ちゃんと来いよな」と思ったり、だんだん気分 が沈んできた。そのときに体育館の鉄の扉がガラガラと開いて、近くの中学生 が顔を出した。「あ、先生いたんだ。今日台風だから稽古ないのかと思った」 「台風でもやるよ」。それから二人で一時間くらい稽古をしました。 そのとき、外で嵐が荒れ狂う暗い体育館で腕組みしながら、誰も来ない畳の 上に座って待っていたときに、僕は覚悟したんです。人に教えるって、 多分こういうことだろうって。誰も「教えてください」と言ってこないけれど、 こちらが「教えたい」と言って始めた以上、教える人間はこのリスクを引き 受けなければ! そう思ったんです。誰かが扉をあけて来てくれるまで、 待ってなければいけない。畳を敷いて、準備体操をして、呼吸法もして、 いつでも稽古できるように備えていなければならない。それが「教えたい」 と言った人間の責任の取り方じゃないか、と。そのとき、教育というのは 多分そういうものと思ったのです。27・8歳の頃でしたが、気持ちは 今でも変わっていません。それが僕のなかの起点的経験としてあるのです。≫ ▼ 新潟で30年近く前に立ち上げた会が、今でも続いている。私は10年ほど 前に抜けたが、先日、参加してきた。私の経験からして幹事は大変。 これを立ち上げに際して、3年は続ける!が、後は成り行き次第と決心をした。 最初は我慢我慢の連続。「荒れ狂う、体育館で腕組み」なんてものでない。 その会を利用してやろうという気が全くないため、逆に欲が見えてくる。 それも土足で平気で上がりこんで来る。「私は来てやっている」というのが 丸見え。その我慢そのものが修養になったが、「自分が引き受けたからには、 やるしかない」と続けたが・・ 慣れると、その我慢も面白くなる。 何も知らず参加している方々は、私は鼻持ちならない傲慢な場所貸しの男で しかない。そして30年、時代は大きく変わった。 事業も同じ。これは 己の魂の問題。生きんがため、そして自己実現のため、リスクを背負い、 心の奥底は半狂乱。それを隠し、ひたすら思いの実現のため手順を踏む。 起承転、の後に待っていた「結」は、経済大震災。40年前に事業を始める にあたって、全てを失っても後悔はしないと何度も心に誓ったので、 後悔の念は無い。リスクに、普通のリスクと震災型リスクがあったのだ。 ・・・・・・ 5386,閑話小題 〜クソバイス 2015年12月13日(日) * 立場かわれば、クソバイス 「クソバイス」とは、「クソ」と「アドバイス」と掛合わせた造語。 アドバイのつもりが、言われたほうからすれば、クソ!という屈辱の言葉 を浴びせられたにすぎない。過っての具体的嫌味を言われた経験を街角で (女性に)聞くインタビューを放映していた。 アドバイスそのものは、 上から目線。それが正しいほど、相手を傷つけることになる。私も何人も、 これで傷つけたことか!このブログ自体、多くのクソバイスが埋まってる? 〜ネットで、私がみた番組を検索すると、以下のとおり〜 ≪ 12月7日に放送された日本テレビの番組「スッキリ!!」で、 「クソバイス」という言葉が特集され物議を醸しています。 この言葉の意味は「クソみたいなアドバイスで、一見アドバイスみたい だが上から目線で自分の持論を押し付けること」ですが・・ 番組によれば 「クソバイス」という言葉は犬山紙子さんが作った言葉 番組では、「あなたが受けたクソバイスは?」という質問を街の人たち にしていた。 〜次のような人たちがインタビューに答えていた。 ・ママ友に「働いていたらお子さんが寂しがるよね」と言われた47歳自女性 ・彼氏がいる友人に「恋愛は頑張るものじゃない」と言われた20歳女子大生 ・ママ友に「赤ちゃんぽくしないためにはお母さんも努力をしなきゃ」 と言われた 49歳保育士。子供の発達が遅かったらしい ・上司に「もうちょっと日焼けしたら」と言われた 23歳アパレル非常に肌の色が白い女性 ・女性の上司に彼氏を作りたいと相談したところ「短いスカート履いたら」 と言われた 26歳会社員 ・旦那の母から「ママらしい格好を」と言われた 26歳のギャルメイクママ ・旦那から「ママの格好をしなさい」と言われた 30歳女性 ・旦那に「いつも一緒の服を買うので違う服を買えば」と言われた35歳女性 この言葉を作った犬山紙子さんは「クソバイスで悩むのはもったいない。 クソバイスの場合は真剣に悩まない。受け流すのが一番いい」とアドバイス。 コメンテーター陣からは、 「クソバイスを聞くことがある。"あなたのことを思って言うけど"というのは クソバイス」という意見や、逆に「言われているうちが花」「言われないと 寂しいから言って欲しい」「愛情の表現だし、そこには真実もある」も。 ≫ ▼「クソバイス」も悪くはないが、造語で、「ヘド」を絡ませた「ヘドバイス」 も考えられる。 最近、中古ビルを購入して得意満面の人に、 『バイパスか高速道路の出入口を間違え、逆走を始めた車と同じじゃない。 気が狂った?』と、思わず叫んでいた。4年前に4つの中古ホテルと、一つ の駐車場を持つビジネスホテルを清算。その結果、過大借金から開放された 経験をしたこともある。その前にも中古ビルの購入で、数億の損失経験も あって、思わず、「クソバイス」を叫んでしまったが、本人は目をパチクリ。 それと、知人が二つの中古ビルの処分で苦労しているのを身近で見聞き している。 果たして「高速道路の逆行」は言いすぎの、クソバイス? 「中古ビルは、ババ抜きのジョーカー。最後に引いた者が負け!」 これだけは経験しないと分からない。 中古の飲食ビルを次々を買い捲って いる得意満面の知人がいたが・・「どんなに安くても買ってならないのが 中古ビル」が私の経験が教えてくれた教訓。 私が30年間経営していた ホテルを競売で半値八掛で購入、同じホテル名で経営している現オーナーの 苦渋の姿が目に浮かぶ!それも私の妄想かも?都会のビル郡のオーナーは、 不良物件を、あれだけ抱えていることになる。数年後に、ハイパーインフレが 生じれば、先を読んでの正しい投資になる。 ハイパーインフレは、根こそぎ 社会を破壊するからやはり正しくない、とも考えられる。『貸ビルという長期固定 投資は、激変の時代に問題あり』が、助言の資格がない(逆にある?)私の 「クソバイス」。 長期投資は難しい!が、経験上の実感。あの空きスペースに 過剰人員を抱え込む可能性がある。それより、投資物件に資金が縛られる のが良くない。長期の結果が歴然とするのは5年〜10年後。その時は、その時? まったく、こんなことを言いえる立場じゃないが、言いたいのだろう、この男!
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2017年12月12日(火)
* 無いもんねだりはやめましょう! 〜
・ アナウンスが「… …次は新宿、おデブちん右側です」と聞こえる。 (電車トド、32歳・男) ・ 松井稼が、松井嫁にいつも見える。 (誰かの嫁になりたい女・35歳) ◎アンサー:私の耳には、「不味いオカズ」と聞こえる。 ・ 停めておいた自転車に「粗大ゴミ捨てないで」という貼紙を貼らてた。 (ゴミはお前じゃ) ◎アンサー:「ゴミはお前じゃ」と書いて、一日、置いておけば! そしたら、きっと「ゴミに言われたくない!」と… ・ 近所で遊ぶ子供たちの横を通ると、子供たちの口数が減り、皆目を 合わせないようにする。 (何でやねん・38歳・男) ◎アンサー:近所の小母さんが、そうそう。 私もそうそう! ・ 今日、「東急バンズ」で無心になって乗馬乗り運動にまたがっていた 人がいた。 (何を思って乗ってんだ) ◎アンサー:ロデオの騎乗者の気持ちだと思う。だから無心になれる。 ・ 「このままでいいのか」と考え、また寝る。(22歳・男子学生) ◎アンサー:その前に、トイレに行ったら。 ・ 年賀状より喪中ハガキが沢山来る。 (23歳・男性)
・ 飼っている犬が私を見て震える。 (匿名希望の女) ◎アンサー:うちのインコは家内がくると、すっ飛んで巣に入る。 ・ 彼氏が来るたび、ブランド品がなくなる。(28歳・女性) ◎アンサー:「どのみち、貰ったもん!」と思ってんだろう。 ・ 美人は3日で飽きないし、ブスは3日で慣れない。(バランスが大事君) ◎アンサー:女の職場で、つくづく実感した。付いてのは皆同じなのに!
・ 来世でがんばろう…。 (消防士・男性) ◎アンサー:無いものねだりはやめましょう。 ・ ブスの女子高生ほど透けブラが派手だ。 (でも見ちゃう男) ◎アンサー:よっぽど、それがエロイんじゃない。 ・ 俺をどこの保険に入れるかで両親が大喧嘩。(長男・26歳男性) ◎アンサー:どっちの名義にするかの喧嘩でないから…
・ 心も体も裸になったのは、私の方だけだった。 (どんぞ子・28歳女) ◎アンサー:経験、経験! ― ▼ アンサーを書きながら、誰かに支配されている心持がした。誰だろう?
・・・・・・ 5385,閑話小題 〜潮流のうねりの波間で 2015年12月12日(土) * 人は時代の潮流に大きく翻弄される 人生のを振り返ってみると、節目ごとの自分は、その時代の大波に漂って いるに過ぎない事態が見てとれる。特に、社会に出てからは、次々と襲って くる大波の真只中。その只中にいると、潮流に対する意識が少ない。 ・敗戦の翌年、日本海側の中規模の商業都市の商家の8人兄姉の末子で生を受け。 ・高度経済成長期の中の、卒業前後の1968^70年は学生運動の盛り! その中で、ジャスコの創業時に入社。四日市、神戸と一年、従事。 ・2年後の金沢時代には、ドルショックに遭遇、衣料チェーンの勤務先は 大きな混乱の極み。そこに一年半、従事。ドルショックの恐ろしさを知る。 ・その2年後の27歳の頃に、事業の立ち上げを始めたと同時に石油ショック。 500棟のマンション開発を当てに立ち上げた千葉・千城台の飲食ビル前の 計画が全て白紙撤回。 5つのテナントの入居希望はゼロ。 ・その2年後に、地元の家業に戻ったが、暖冬など異常気象が続いた中、 異常気象を逆手にとったディスカウントに徹して、引き継いだ店を 5年で軌道に乗せ、兄に渡し。一年間、開業前の準備に入る。 ・新潟駅前で、新幹線開通を当て込んで、学生服販売とビジネスホテル の二業種・一業態の変わったホテルを立ち上げ軌道に乗せた。、 ・それも、10年後のバブル崩壊で、右上がりの売上げが急ブレーキ。 2001年に9.11テロで、売上げが3年かけ3分2まで激減。 ・2008年のリーマンショックで、3年かけて半分、10年で合計、3分1に落下。 東北大地震の影響もあり2011年3月、30年続けてきた事業を断念に至る。 ・あと数ヶ月で5年になるが、民主党から政権を取戻した自民党保守本流の 安部、麻生元首相が、タックを組んでアベノミクスの経済政策の取組んで いるが、時代逆行の愚作は誰の目にも明らか。とはいえ、他に手立てはなく、 二度目の東京オリンピックに向け、ミニバブルの兆候を見せているのが現状。 その数年後に、現在の韓国のような国の態をなしてない危ない事態が待つ。 ▽ 以上の全てが、歴史的な経済震動と自然災害が直に影響している。 そうこう考えると、人間は、大激震から生じる社会変動に大きく影響され 翻弄される小さな生ものでしかない。グローバル化の最中、誰も助けては くれない。あるのは自助努力のみ。家訓のベースを崩さなかったお陰で、 一つ間違えれば奈落の底の前に、何とかセフティネットに引っ掛ったが、 そろそろ、御向かい?が忍び込んでくる時節。 面白かったらよかったが! ・・・・・・ 5020,幸福優位7つの法則 −10 2014年12月12日(金) 【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著 * 幸せの波及効果 その人を判断したければ、まず両親を、そして連れ合いを見て判断すべし、 というが、幸せも、同じこと。『血筋』とは、よくいったもの。特に、幸せの 波及効果は横だけでなく、親子など縦にも出てくる。親の背中を見て子は育つ。 ーその辺りを抜粋ー ≪「楽しい、嬉しい、幸せ」などプラスの感情を、積極的に表に出すことで、 周囲に幸せの人が集まることで「上昇スパイラル」が生まれ、仲間同士の絆が 強まり、幸福度が高まっていく。「幸せ」は無条件で「ある」ものでなく、 積極的に「幸せになる」のだ。幸せかどうかを決めるのは自分である。 ・・ 「七つの法則」は、自分自身がまず実践しなければならないのだが、 決してそこで終わりではない。自分に変化を起こすことが、周りの人にも影響を 与えるということを話したいと思う。 自分の生活に「幸福優位性(ハピネス・ アドバンテージ)」を活用するようになると、すぐにポジティブな変化の波及効果 が始まる。だから、ポジティブ心理学はかくもパワフルなのである。これまでに 述べた「七つの法則」を全てに使えば、幸福と成功の上昇スパイラルが点火される ので、その効果はすぐに何倍にもなる。その後、ポジティブな効果は周辺に 向かって波及し始める。周りの幸福を高め、同僚の働き方を変え、最終的には 自分が働く組織全体をいい状態に整える。7つは全部が分ちがたく関連している。 だからいくつかを一緒に使えば、総合的な効力を高めることができる。 たとえば法則3「テトリス効果」は、法則4「再起力」を支援する。 身の回りからポジティブなものを探し出す訓練ができれば、失敗も成功の機会 と再定義できるようになるからだ。また、法則7「ソーシャルへの投資」は、 法則6「二〇秒ルール」を活用するのに役立つ。周りからの応援によって、 新しい習慣を簡単に投げ出さなくなるからだ。また逆に、法則6「二〇秒ルール」 によって、職場のよい人間関係を作るために必要な「活性化エネルギー」を減らし、 法則7「ソーシャルへの投資」を成功させることもできる。そして、職場において 上質のつながりができるほど、自分の仕事を単なる勤めではなく「天職」だと 思えるようになり、その結果「幸福優位性」による"競争優位性"が生まれる。 そのように波及効果が次々に生じていく。一つの法則の効果が他の効果を 引き起こし、単にそれぞれの寄せ集めをはるかに超えた力になる。 全部が総合的に働くと、一つだけでは望めないほどの効果が得られる。・・≫ ▼ベルギー、ポルトガル、ハンガリーの離婚率は70%前後というから、日本の 35%の二倍になっている。日本でも家庭内離婚を含めると90数%が破綻して いるというから、多くの人たちは、不幸な家庭環境で育ってきたことになる。 だから、自分から積極的に「幸せなる」しかない。その意味で、この7つの法則は、 人生の基本姿勢として、身につけておかなければならない。逆に「不幸だから、 何もかも上手くいかなくなる」ことは周辺を見渡せば分かる。いや、まず自分? 人生の総合幸福度は、自己評価85点。現時点は75点。老いる度、現時点の 満足度は減っていくのだろうが、何ごとも心がけ。ここまできたら 「日々是好日」しかないが、これなら得意!
・・・・・・ 4653, 閑話小題 ー行蔵の中の、旅行の棚のお宝 2013年12月12日(木) * 行蔵の中の、旅行の棚には 学生時代の欧州旅行が当時の40万円。5〜10万円を別途プラスして、 現在の金額からすると一ヶ月間で400〜500万円。丁度、高度成長時代に入った 昭和42年。馬小屋のような寮生活しか知らない地方出の私にとって、この旅行 のカルチャーショックはあまりに大きく、固定観念が粉々に砕けてしまった。 これが、その後の事業人生で、他人の思惑を気にすることなく生きてこられた バネになった。その前に、大きな挫折経験があったが、これはカルチャー ショックによる自己崩壊? それから20年後の40歳から年に平均二回、 20年近く行き続け、合計48回の秘境を中心としたツアー。今からすると 【来年前半に一月間の5百万のツアーに参加。余韻を半年、楽しんだ後半から、 隔月ごと年6回の割合で旅行に出るとして、まる8年。家内と共にすると 4千万円はかかる】 その旅行に続けてる期間は、手取り一千万以上の収入 があり、給与面からみて、収入範囲である。 それがどうした?といえば、 それまでだが、「べき時に、べく事を、べく実行してきた」ことになる。 御隠居の現在、肉体的に金銭的、気力的に不可能。河口湖や軽井沢に別荘 を持っている豊かそうな?知人を見ても、気持ちに余裕を持つことが出来る。 「遠き日は、歳とるごとに近くなり」が、齢を重ねる度に、いずれも昨日の ように感じ取ることが出来て、人生の終盤にプラスに働いてきた。 プチブル主義の露出になるが・・ この年齢で、新羅ウィグル地区から カラコルムハイウェーを抜けるコース、パタゴニア、南アフリカなど、 無理。その十倍の4億の現金と、この旅行経験を交換しないかと言われたら、 迷いなく行蔵をとる。あのTPOSの中で遣り繰りつけたから価値がある。 事業整理の結果に、さほど動じないで済んだのは、幾つかのライフワーク を続けていたため。それもこれも両親の生き様から学んでいたため。 見方を変えれば「これで、この男、狂ったか!」だが「狂って良かった!」 ー最後は、いつも、「良かった良かった」の自画自賛かいー の誰かの声が聞こえてきそう! ケチくさい話だが・・
・・・・・・ 4288, 学ぶということ −2 2012年12月12日(水) 「最終講義 生き延びるための六講」内田樹著 * 母親と父親の育児戦略の違い −まずは、親の教育論の部分より ≪母親は破局的状況を生き延びることを求め、父親は優劣を競う戦いに勝ち 残ることを求める。相対的競争の勝者になって目立つことを求める父親型育児 と、群れに紛れて、あたりと見分けのつかないものになって欲しいという 母親型育児、この二つは実は排除しあうものではない。対になっている。 その二つの育児戦略の拮抗の中で、子供はいい具合に育つ。この拮抗の並列が 一番バランスが良いのが理想的。これが両方とも「競争に勝て」と子供を責め たてたら、子供はストレスで壊れてしまう。「生き残っていさえすればよい」 と言えば、社会性がつかない。でも、数多の親たちをみると、どちらかに 偏りすぎでバランスの良いのは少ない。偏りすぎると社会的成熟が出来ない。 1980年代からあとは、日本社会では、母親までが父親型の「競争優位」に なってしまった。あまりに日本が豊かで安全な国になってしまったから。 もう破局的状況を生延びる緊急性がなくなった、どう転んでも心配なくなった。 だから、人のことなど顧みず、私ひとりよければ、それでいいという時代に なった。競争に負けても、取りあえず食べていける保証があったからです。 まだ50年代までは貧しい時代で、「共和的貧しさ」であった。ところが時代は 変わった。日本が例外的な豊かな時代が終わった。「ラットレース」は勝った ものの総取り、負けた人間には何も与えない時代になったら、本当に飢死にする 可能性が出てきた。そこで、ここで「ルールを変更しようと」という話になった。 競争原理は、豊かな社会向けルールだった。しかし今や資源が限られた中 「潮目の変化」。 限られた資源を複数の個体で分け合うためには、行動 パターンを変えなくてはならない。動物は、そういうようにしてきた。 あるものは夜行性になり、あるものは昼行性になる。樹上で生活するもの、 地下で生きるもの、肉食か、草食で、あるものは大きく、あるものは小さく、 など生態学的な地位をずらしていく・・ それが共生の原理なのです。 ≫ ▼ 時代は、父親型から、母親型生存戦略に変わってしまった。もう二度と 終戦から半世紀近く続いた右上りの時代は戻らない。当然、母親が子供教育 でも家庭内で主導権を持つようになるのが自然の成り行き。首都圏に住んで いれば、何時、直下型地震が襲ってくるか分らない、とにもかくにも生き 延びることが優先される。日本という国家からして資源のない条件の中で、 これほど危険な状態はない。国家も母親的戦略と、父親的戦略の拮抗が必要。 これが三極の「石原・維新の党」と「未来の党」の戦略に見て取れる。 地政学的にみて、これまで丁度良い島国が、これから大きな試練に立たされる。 韓国と日本の差は、近隣に時代錯誤の軍事国家が在るか無いかである。 徴兵制度で、青年期に鍛えられるかどうか。それを見守る母親は自然、 優しくなる。日韓の若者は青年期に歴然とした差がついている。
5750,大格差 〜書評 平均は終わった! 2016年12月12日(月) ー「大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか」 タイラー・コーエン (著) * 気の毒な大部分の若者たち! 上位15%になれない若者たちにとって、ますます生きづらい時代になる。 若者の賃金指数は未来の先取りになる。20世紀は数百万、数千万単位の集団殺戮 の時代といってよいが、21世紀は科学が飛躍的に伸びて、「想像すらできない 現象が起る」ことしか知りえない。その中で生きていくことは並大抵ではない。 激変の中で、安定した職業など極わずか。変化のうねりの中を漂うことになる。 政治家は、若者の将来など考えている余裕などない 〜その辺りから〜 ≪ 若者の失業は減らず、職に就いている若者が受取る賃金も下がっている。 2000年の時点で、若い高卒者の賃金は10年以上前に比べてわずか11%しか 増えておらず、若い4年制大卒者の賃金にいたっては5%以上減少している。 若い大卒者のなかで、失業者の割合が10%前後、フルタイムの職に就けていない 人の割合が20%近くで推移するようになって久しい。大不況による歴史的な景気 収縮期が終わり、経済が再び成長しはじめてから数年がたつのに、多くの若者の 就労機会は減っている。それが厳しい現実なのだ。いま多くの人は、自分の 経済的な未来が蝕まれつつあると感じている。見当はずれの不安ではない。 若者の雇用問題(多くの国に共通する問題)は、仕事の世界の未来像を先取りして いる。今後、しかるべき技能をもたない人は、これまで以上に、職に就く機会 から締め出されていくのだ。それを尻目に、高学歴中心とする所得最上位層は、 ますます高額の所得を手にするようになる。 "平均は終わった"というのは、今日の世界のさまざまな局面に当てはまる言葉 だが、未来の世界はそれがますます顕著になるだろう。」そして、その背景が提示 される。「こうした潮流の根底には、元に戻ることのない、いくつかの大きな変化 がある。その変化とは、経済のグローバル化、賢い機械の生産性の向上、停滞した 産業と活力のある産業の二極化である。」ここでも平均層が消滅するというわけ≫ ―― ▼ 半世紀前に若者だった私たち世代の就業環境と比べようないほど悪化している。 それが更に止めどなく右下がりになるという。まして地方経済の惨状では、若者 の住むところは限られる。中流の下流化は、それぞれ差別が明確になり貧相の社会 になっていく。隣国の南北朝鮮が、それを示している。私たち世代が生きた、高度 経済成長時代の、高揚した社会は何だったのか、特殊の時代だっただけか。 で、また偶然、以下の内容に続いていく。 ・・・・・・ 3913, 閑話小題 2011年12月12日(月) * ひとり焼肉専門店 「焼肉ひとり」 独り者が増えているためか「ひとり用専門店」がニュースになっている。 一人カラオケ、ひとり焼肉専門店などである。店サイドは、一人で一部屋・ 一テーブルは効率が悪いので良い顔をしない。が、この不景気で、そんなことは 言っていられない。しかし最近の国勢調査で単身世帯が全世帯の三割を突破、 「夫婦と子供」世帯を上回っている。アメリカでは、一人客は寂しい人と、 白い目で見られるという。 映画やTVのドラマでも店の中の一人客は少ない。 そこで、店の構造から一人用の席をつくる発想である。30年間続けてきた 事業も「お一人様専用ビジネスホテル」だった。ひとりカラオケを「ヒトカラ」、 二人のカラオケを「フタカラ」、多人数のカラオケを「タカラ」と呼ぶ。 ヒトカラは、歌の練習やストレスの発散に使われるが、何か侘しいか。 * そろそろ今年の総括 今年は、東北大震災と、30年続けてきた事業の惨事?が重なった。 20%半ばの売上ダウンが三年目に入っても止まらず落ち続ければ、この事態 は当然。恐慌の前ぶれの波に直撃されたことになる。過去40年近い事業人生で 資金繰りの心配は無かった。しかし、数値は数ヶ月後に資金枯渇状態になること を示していた。何度もシュミレーションしても、半年後にはアウト。その上に 東北大震災が起れば何の躊躇することなく決断をせざるを得ない。そうこう あって、心の痛手は深いが、未練とか、後悔はない。それより現在起きつつ ある大恐慌の近将来の到来と、東北震災の経済に及ぼすマイナス現象である。 今さら最悪の状態の私が何を言わんであるが・・ 今年の総括は、もう少し年末が押し迫ってからにする。
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| 6116,『今日のつぶやき』−4 〜私の‘つぶやき’ |
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2017年12月11日(月)
* 私の‘つぶやき’ 身近な「つぶやき」ネタを考えると、あるある… 幾らでも! ― < 以前、ある人が失職した上に大手術。暫くしての酒席を共にした時。 その男、『そろそろ私も一念発起」』をしなければ…」に、思わず 『その前に、まず「一念勃起」では』と自然に、つぶやいてしまった。 隣席の上品そうな見知らぬ御婦人二人、「あっは・ははは〜」 > < 20年前になるが、会社の若い女子社員が会社の二次会のスナックの隣席に 来て、「私、変態なの!」と一人つぶやいていた…。「どういう変態なの?」 と聞きたかったが、立場上、ただ黙るしかなかった。真面目そうで、清潔感が あったのに。> ― < 金沢で、同僚の女子に、『今日は閑古鳥が鳴いているね』と言ったところ、 『それって、どんな鳥?』と真顔で聞き返えされ、思わず吹き出した。美人 だったが、二度と近くに来なくなった。店内にアゲハチョウが飛んでいた。> ― < 警察官になった友達から「友達を逮捕してしまった」と連絡が…(32歳の男)> 内省: ?学校時代の同級生に、二人がヤクザ、一人が窃盗で…。それに 倒産が一人。この男、「それがどうした」と開き直って何の自覚がない。ったく! ― < どこかの誰か?が『私って特別の存在なの!』って、真顔で話すので、 思わず『本当に?』と聞き返した。更に念を入れ、『本当よ!』だと。> だから、生きていけるじゃないかい、人間は。「僕はきっと不幸だよ〜」 ― < 姉の一人がシリアスな人で。上京したばかりの私に、『女ってね、 やられるふりをして、やるんだからね、気をつけなさい!』と注意された。> ・内省: 最近、やたらため息ながら、「後悔、先にたたず」じゃなくて、 「後悔、あとでたたず」の‘つぶやき’しきり。 ― <「楽しんだもの勝ちだよ」> < 感動をもっと求めたら > < もっと柔軟に生きていればよかったのに > < こんなものかい > < これでも実に面白かったよ > ― ▼ 学生時代のタメ息混じりの独り言が、「何か良いことないか〜」。 だから、面白いこと、良いことを引寄せていたようだ。
【 重要なお知らせ: 過去文を読返すのも億劫になってきたため、 「時系列」から「気に入った」順に並び替えます。 】
・・・・・・ 3547, 「モテキ」の話 2010年12月11日(土) 毎日新聞に《ザ・特集: なぜ今、「モテキ」かー今年の新語・流行語大賞にノミネート》があった。 ◇人生にはモテる時期が3回来る?ーブームの背景に「草食系」への慰めと 励まし?ーの副題もよい。面白い特集だが、この大不況の中、結婚をするだけ でも大変。その人なりに?その時期はあるという。振り返ると21〜26歳辺り 男の一番の盛り、女は18歳から24歳辺り。私の場合は団塊世代の女性が対象 のため、恵まれていた。で?・・ その日々が過ぎ、ある日、突然、潮を引く ように誰も相手にしてくれなくなる。その時になって慌てても、既にカタオチ? になっている。それが青年と成年の境目。 ー以下、その特集をまとめたー 【 今年の新語・流行語大賞にノミネートされた言葉の中に、「おやっ」と 思わせる一語があった。「モテキ」。文字通り「異性にモテる時期」の意味 だが、ずっと前から口にしていたという方も多いのではないか。それが、 なぜ今? 甘酸っぱい香り漂う恋愛用語を読み解いた。【平野幸治】 ― 「現代用語の基礎知識2011年版」の「モテキ」の項目には <モテ期。 人生には3回の異性にモテる時期がくる、などという>とある。飲み会の席や 友人同士で「それってモテ期じゃない?」「来たーモテ期!」というよう使う。 この言葉が恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補に選ばれたのは、 女性漫画家、久保ミツロウさんの作品「モテキ」が評判になり、さらに テレビ東京でドラマ化されたことが大きい。・・主人公は派遣社員の藤本幸世、 29歳。 ある日突然、知り合いの女性たちから電話やメールが殺到し、 話したこともなかった職場の同僚女性からもコンサートに誘われる。 「これがモテ期か」と舞い上がるが、恋愛経験が乏しいだけに屈折していて 不器用で、美女たちに振り回される(実は振り回している?)という物語。 モテ期が「ある日突然」訪れるという設定は、作者のある「メッセージ」が 込められているのだが、そもそも私たちはどんなときにモテるのか。 「どうやって」の研究は雑誌などで盛んだが、「いつ」というのは意外に難問。 (字数制限のためカット11年12月11日)
・・・・・・ 3912, 精神力ーその偉大な力 ー6 2011年12月11日(日) ◎ 想像力の魔力 「精神力ーその偉大な力」ダン・カスター著 * あなたの心のなかに、絵または型やプランなどを作る能力がある。 応答する性質のある大生命力は、そういう絵や型に応じて、あなたの体験内に 流れいるのです。心に以上のようなイメージを作る能力を想像力といいます。 誰もが想像力を持ち、それを使って自分の望むこと、または望まないことへの プランを立てます。考え尽くした末に、これをしようと思い定めた心の絵は、 あなたが大生命力に送り込む計画案です。こういうプランには、信念が方向を 与え、かつ統御します。信念は、心の中の確信です。あなたにとって真であり と確信するものです。これがこころの中につくる絵やプランの型を決定します。 大生命力は、それに始動されて行動に入ります。想像力は、心の中の技術する 部分です。・・・ フランスの精神治療医クーエは「毎日あらゆる点で、私は よりよく、よりよく、なっていきます」と、自分に言い聞かせるよう教えた。 また、「幅30センチ位の長い平板を地上に置くと、たいていの人なら、 どんな長い距離でも、平気でその上を歩いていけます。しかし、二つのビル の10階の高さのところに渡すと、話は全然違ってきます。歩こうという人は 殆どいません。想像力が、落ちる絵を作るためバランスを崩し落ちてしまう と想像をしてしまいバランスを崩す。 が、30センチの高さでは、逆に 大丈夫という想像力が、バランスを保ってくれる。」という。タバコを止める ことも、酒を飲むことも、止めたときに得られる利益が将来、いかに多いかの イメージを書き出し想像すればよいのです。10年で、20年で、30年で・・ と。昔の人は、意思力を養おうとしました。 近代医学では、それを強いると いうことで効果なしとし(強要することは、感情的な欲求に反するからと)、 イメージを利用するように変わったのです。逆に想像力はマイナスに働く力が 非常に強い。被害妄想とか、心配性とか・・それも生きていく上で必要だが。 ▼ 最近、歳を重ねて実感することは、「貧すれば鈍する」ということ。逆に 「馬子にも衣装」もある。豊かな環境と知識は、その人を豊かにする。 また逆も、ある。格差社会というが、中産階級が減ってきた日本が、最近、 いやにギスギスしてきた。高度成長期の時代は、歌謡曲も、何もかもが夢。 将来に対して豊かなイメージを持つことが出来た。しかし、現在、どうだろう。 夢がもてない背景がある。信念を持てといったところで、持てないのである。 長期楽観、短期悲観は人生に生きていくために必要なスタンス。 楽観は意志でもあるが、意志の具体的イメージ化にヒントがある。
・・・・・・ 5749,大格差 〜書評 � 平均は終わった! 2016年12月11日(日) ー「大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか」 タイラー・コーエン(著) * 21世が姿を現してきた 〜平均は終わった 1946年生れの私は、太平洋戦争敗戦の20世紀後半を主に生きたことになる。 そこは歴史的経済成長の稀な恵まれた時代であった。その時代を壮年まで 半世紀も過ごせたことが私たち世代の総て。その時代が終わった21世紀は、 ぶ厚かった中間層が下層になり、一部上層の総取りの時代となる。 大部分の者は生きづらい世界である。 〜その辺りから〜 ≪・「このような変化は、所得格差にどのような影響を及ぼすのか?まず言える のは、機械とともに働くことができ、機械を発明でき、機械に関する知的財産 を所有し、機械の産物を世界中の消費者に届ける人たちは、非常に裕福になる。 日本にも新たな富裕層が出現するにちがいない。しかしその一方、多くの人は 賃金が上昇しなくなる。若い世代、とくに若い男性の多くは、満足に生計を立て られなくなるだろう。低賃金のサービス業の職にしか就けない人が多くなる。」 ・「日本の平等社会の伝統も揺らぎはじめるだろう。テクノロジーが進化して 多くの分野で人間の労働が必要なくなれば、私たちが創造性と時間をもっと 自由に活用できるようになる面はある。抑圧的な上司に縛られて働く必要も なくなるかもしれない。しかし、私たちは本当にその変化の恩恵に浴せるのか? これからやって来るのは、新しいルネサンスの時代なのか、それとも経済的な 苦しみの時代なのか?ひょっとして、その両方が現実になるのかもしれない。」 ―― ▼ 問題は、進化し続ける高度の情報端末を経済弱者が持ってしまったこと。 その結果、20世紀のような集団殺戮を公然と出来なくなった。 機械とともに働き、機械を発明でき、機械に関する知的財産を所有し、機械の 産物を世界中の消費者に届ける人たち以外は、その機械によって、除外される。 その矛盾のガスは、何時か大爆発を起こすことになる。22世紀まで人類が 持つのだろうか? 狂ったサルが人間になり、その中で、一番狂ったのが、 人類を滅ぼす現実が、目の前にきつつある。隣国の韓国、北朝鮮の露出した 姿そのものが、日本の先行きを示している。混乱は、これからである。
・・・・・・ 5384,閑話小題 〜何処の??が! 2015年12月11日(金) * 何処かの??が! 沖縄の普天間基地の跡地に「ディズニーランド」誘致のニュースが流れた。 《【沖縄】普天間基地跡地にディズニーランドを誘致? 安倍政権の次なる施策に疑問の声も 菅官房長官が沖縄県の宜野湾市の市長と会談し、普天間基地の跡地に ディズニーランドを誘致する案について言及した。ただ、ディズニー誘致には、 普天間基地の県内移設や辺野古基地建設について反対する世論をかわす思惑も 見え隠れする。安倍政権の次なる施策に疑問の声もあるのは事実。》 「何処の馬鹿が」が、安部政権とは! アフォノミックスを打ちたて時代逆行 の政策を打上げている「何処の馬鹿」なら、あり得る花火だが、直ぐに萎む 線香花火。テーマパークを成功させるには、最低2千万人の後背人口が必要。 東京のディズニーや、江戸村には、首都圏3千万の商圏が控えている。 いや、中国や、アジアが控えてある? 誰が、沖縄の孤島のディズニーに、 わざわざ行くのだろう。それなら東京のディズニーを選択する。そこには 東京という猥雑なテーマパークも楽しめる。こういうのが、政権を担っている と思うと、うら恐ろしや。喜劇と悲劇は紙一重というが・・ 他人事でないか! * 北京のスモッグは、ソ連のチェルノブイリ事故クラスの問題? チェルノブイリ事故で3年目に被曝が一部で表面化し、住民の暴動が発生! 5年後に はソ連が崩壊! をした。共産党一党独裁の体質では、国が滅びて しまうことが、表立ち、ゴルバチョフのペストロイカなどから、ソ連崩壊に 繋がっていった。 現在、北京のスモッグ問題、一過性の問題なのか? それとも、チェルノブイリ事故クラスの問題なのか? それにしても酷い! 今さら、工場、個人に規制をかけると社会問題になる。さて、根本問題を 果たして解決できるのか、見もの! ・・・・・・ 5019,幸福優位7つの法則 −9 2014年12月11日(木) 【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著 * ボジティブ比 〜繁栄と衰退を分ける「ロサダライン」〜 ここで、「ロサダライン」という考え方が示されている。 「ボジティブ比」である。 ーまずは、その辺りからー ≪ これは、心理学者でビジネスコンサルタントのマルシャル・ロサダが 発見した、2・9013という数字で表されます。これは、10年にわたって、 業績のよいビジネスチームと、悪いチームにおける「ポジティブな意識」と 「ネガティブな意識」が、2・9013対1以上でなければ、そのチームに成功は もたらされない、というもの。 言い換えれば、チームとしてネガティブな 考え方を打ち消すためには、その3倍以上ものポジティブな考え方が必要、 ということになります。単に、「ポジティブな考え方が多い」というだけでは、 ダメ、ということ。3倍以上でなければならないが、調査結果では、理想的に 「6倍」必要。その事例として、国際的な鉱業会社での事例が紹介されている。 この会社では、ポジティブの比率が1・15対1だったところ、リーダーに 対してポジティブなやりとりを心がけるよう指導したところ、その比率が 3・56対1まで上がった。その結果、生産性も飛躍的に向上し、業績は40%も 改善したのです。この取り組みに対し、CEOは当初、半信半疑だったが、 実行したところ、メンバー間の信頼関係が向上し、自分の成功だけでなく、 他者の成功も考えられるようになった、など、その効果は非常に大。≫ ▼ 私が知る限り、普通の人のネガティブ比が、逆の3倍のようだ。 毎年、小中、高校、大学と同級会に出席しているが、恐れずにいうと、 上級に進むにつれ、ポジティブ比が高くなる。 さらに年齢とともに、 ネガティブ度が高くなっていく。歳を重ねるごとに意識してポジティブ度を 高めなければならない。特に、私は6倍、いや10倍を目標にしなくては・・ それが、私の事業における結末の最大の収穫。「肯定肯定、絶対肯定!」 「積極一貫!」「美点凝視!」でいくしかない。 そう! 秘境ツアーが、 これに似ている。際どい地域ゆえ、トラブルは一通り出てくるが、これは 避けることが出来ない。しかし、その数倍の感動体験が必ずあるから、挫けず に出かける。 創業も同じ。大変だが、その数倍の面白さがある。 ロサダライン「良いこと3に、悪いこと1」は、誰も人生体験から知って いることだが、問題は、その1にだけ目がいくこと。大部分は、そこで留まり、 世間様?に取込まれてしまう。トラブル1は、避けることが出来ない。 が、その数倍の良いことが必ずある。同じくネガティブ1は、必然だが、 その準備は可能である。それは、場数で、エネルギー量を最小にすることは 出来る。 ポジティブ量を多くするには、時間をかけた知識と訓練が必要。 それと言葉。肯定的言葉を普段から意識し身につけておかないと。特に私は!
・・・・・・ 4287, 学ぶということ 2012年12月11日(火) 内田樹の著書や論文をたびたび見かけるが文章は平易で分かりやすい。 最近の若者論は女子大の教授ということもあって、的を得た内容である。 失われた20年間の中で、将来に希望が持てず「学ばず、働きたがらない」 若者が多いという。 * 何故、学ばなければならないのか? 「最終講義 生き延びるための六講」 内田樹著 ≪ ある大学で「先生、現代思想を勉強するとどんないいことがあるのですか?」 って訊かれたことがあります。見ず知らずの学生のくせに、僕の方に100% 説明貴任があると思っているんです。自分は腕組みして「商品説明聴いてやるよ」 という態度なんです。「お前の説明が納得がいったら現代思想勉強してやるけど、 説明がつまんなかったり、オレにわかんない言葉とか使ってたら、勉強しないぜ」 というわけです。ほんとに。そういうふうに教師に訊くのが学生にとっての権利 だと思っている。思わずぶん殴ってやろうかと思いましたけど《笑》。でも、 怒りらえて、こんなふうに説明しました。{ 悪いけど、僕がこれから教える話は、 君にはまだその価値が軽量できないものなんだよ。喩えて言えぱ、君には君自身 の価値判断のモノサシがある。そして、そのモノサシを持ってきて、 「先生がこれから話すことの価値は何センチですか?」と訊いてきた。でもさ、 僕がこれからする話が、ものの重さや、時間や光度にかかわることだったら、 そのモノサシで計れないでしょう。世の中には度量衡そのものを手に入れな ければ、何の話だかわからないこともあるんだよ。} 6歳の子供が手をあげて「先生、それを学ぶと何の役にたつのですか?」 というとき、子どもはこどもなりに「有用性のモノサシ」を持っているわけです。 でも、問題なのは、その六歳児のモノサシで世界中の価値がすべて計れると 思っていることです。だから、そういうときは、「パカモン、子どもは黙って 勉強しろ」と言うのでいいんです。でも、それを断定して言える基礎づける ロジックを今の現場の教師たちは持っていない。「君たちになぜ勉強しなくては ならないか、その理由はわからないだろうが、私にはわかっている。」という 絶対な知の非対称性が必要なのです。≫ ▼ 学生時代に学んだことは、上記のことである。絶対的な父がいて、 その価値観から離れ、多様な価値観の世界を知り、結局は再び舞い戻り 似たような生き方をしている自分と現在、直面している。しかし、そこで一日、 二時間以上の読書習慣を身につけたのが収穫であった。とにかく、何のためで なく最低限の絶対量の知識を身につけること、それは価値観を常に再構築し 続けることが可能なベースを積み上げることである。それが活き続けるである。 「人生、常時戦場、一生勉強」を実行してきた先人から、それを吸収する ことを楽しみとするのが{学ぶ」ということ。
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