股・戯れ言


BBS

西村ロマンポルノはイカくさい夢を見るか?

また懲りもせずに足を運んできたぞ、日活ロマンポルノ特集@銀座シネパトス。
本日は「花と蛇」でございました。杉本彩ではなく谷ナオミのほうな!
杉本彩版「花と蛇」のおかげか、ロマンポルノの代名詞的ビッグネームのおかげか、いつもは閑散としていた銀座シネパトスも満員というミラクルまで起こっていた。「花と蛇」景気とか名づけてもいいレベルだと思う。
しかし、谷ナオミ版「花と蛇」は団鬼六原作を気持ちいいくらい無視していたなーそりゃ団鬼六も「気に入らん!」って怒るよ。不満だと思うよ。先日見に行った「悶絶!どんでん返し」と同じくらい場内に笑いが起こるような「花と蛇」だったもの、意図的なコメディ部分によって。原作のシリアスな部分(まあ、あれもまぬけっちゃあまぬけなんだが)が見事なくらい殺ぎ落とされていた。
そんな肩透かしな内容でありながらも、それでも圧倒的にこの映画に釘付けになったのはやはり谷ナオミの豊満で美しい肉体のおかげだろう。もう最近のAV女優なんかは足元にも及ばねぇ色気ぶりといったら!
前から書いているが、私はもともと乳輪がでかい乳はあまり好まないのだけれど谷ナオミは別格だな、と心から思う。形は美乳じゃないのかもしれないが、んなこたぁどうだっていいんだよ!あの乳はロックな乳だよ。最近の簡単にメス入れて膨らまして形整えちゃうような巨乳にはない説得力。
そして豊満な肉体が縄で縛られ、乳の形が変形する様はやっぱりイイ!あの、竹みたいなやつで足を大股開きに固定する道具の使われ方がこれまたいいんだ、エロいんだ。名前知らないけど。
そして谷ナオミが口にソフトクリームをつっこまれてそれを舐めるシーンには欲情どころか。指舐めは本当に淫靡な行為だと思います。

映画館出た後に心底踏まれたくなった。

で、もうすぐそんな日活ロマンポルノ特集も終わるわけだが、その後は崔洋一映画特集になるんだそうですよシネパトスレイトショー。第一弾が、私を内田裕也ファンへと導いてくれた快作「十階のモスキート」だってよ。また見に行ってしまうだろ。十階のモスキートは80年代の前半にすでに離婚したオッサンがパソコンにはまっていく、ということを描いているからなぁ。早すぎるよ!皆見るべき。私は千葉テレビで見た時、録画しなかったことを心から悔やんだほどだ。
内田裕也の警官姿がまたかっこいいんだよなーこの映画。惚れるよ。あ、内田裕也は先週見た「桃尻娘・ピンクヒップガール」にもちょこっと出ているんだけど、この時の姿もたまらん。さすがはロケンローラーだ。
ついでに「刑務所の中」もやるらしいから見ようかな。普通に見逃していたので。

シネパトスで映画といえば、なんと「新・O嬢の物語」という映画ももうすぐ公開らしい。先日も書いたが「O嬢の物語」と「花と蛇」のあらすじ紹介文には何度お世話になったことか。こないだ、部屋の隅からぽろっと出てきたので読み返していたところだったのでなんたるグッドタイミング。
けども、今調べてみたら「O嬢の物語」と「新・O嬢の物語」は別物らしい。(ここ参照)なんだよ、ちぇ。ステファン卿とか出てこないのかよ。まあ、見ますけどね。
O嬢の物語は佐川一政が訳しているのもあるんだね。ブリリアント。

と、期せずして映画の話題ばかりの日記になってしまったので、最後も映画話題で〆。ちょっと古い話なのでガイシュツだけど。

>新日・西村「いかレスラー」主演
>
> 人気プロレスラーの西村修(32)が、映画「いかレスラー」
>(監督河崎実)に主演、俳優デビューを飾ることになった。
>難病に侵された天才レスラーが異国で悟りを開き、最強のいかレスラーへ
>と覚せいする格闘ドラマ。撮影は既に終了し、自身も大病を克服した
>経験を持つ西村は「僕の中ではノンフィクション。真剣勝負でした」と
>振り返った。
>
> 新日本プロレスNo.1のテクニシャンで、玄人好みのレスリング
>スタイルでファンを魅了する西村が、初めてリング以外での戦いに挑んだ。
>「いかレスラー」は昨年、東京・シネセゾン渋谷のレートショーで
>10週間のロングラン・ヒットとなった英映画「えびボクサー」を担当した
>叶井俊太郎プロデューサー(36)が「動物とスポーツの合体もの」を
>基本コンセプトに企画。名乗りを上げた河崎監督が、西村を主役に指名した。
>
> 西村は、未体験の領域だけに悩んだが、脚本を読み決意。天才と呼ばれ
>ながら難病で絶望視されたプロレスラーが、フンザと呼ばれる桃源郷で
>奇跡的に回復し、いかレスラーとして凱旋する設定に、自らの闘病を
>オーバーラップさせたのだ。98年に後腹膜腫瘍(しゅよう)で生死の境を
>さまよい、復帰まで約2年を要しただけに「病気の前後では生き方、
>考え方を変えざるを得なかった」という。精神修行のためインドへ赴いた
>経験もあり、撮影では「昔の自分の苦悩を思い出した。私の中では単なる
>パロディーではない。大まじめに無我の基本理念をスクリーンからも
>伝えたい」と真剣勝負で打ち込んだ。
>

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/03/10/01.html

笑い殺す気か!
しかも主題歌も西村が歌うのか。ドラゴンだけでなくキムケンの道も歩むんだね西村は。

2004年03月18日(木)

ヘイ!ホー!レッツゴー!レッツ・ブリっと・ポップ

唐突だが、ターザン山本今更再評価。神!皆往生際日記読め!

今、急に思い出したんだけど昔、日曜日の朝に「おもいっきり探偵団・ハード組」というドラマがあったんでした。小学生5,6人で少年探偵団やってて怪盗・摩天楼と戦うんだかなんだか(戦っていた記憶はほとんどない、なんか摩天楼の謎かけみたいなのを解いてったりしてたような)な内容なんだけど、この摩天楼とかいうのが気球かなんかに乗ってたんだよな確か。楳図かずおの「笑う仮面」みたいな仮面つけてて。
で、確かこの摩天楼は自分たちのクラスの担任だった、と記憶してるんだが、果たしてそれがあってるのかは不明。「学校の先生なのに気球を操れるのか!スゲエ」ってのが印象に残っているからたぶんあってるとは思うんだが。
なぜそれを今思い出したのかというと、このおもいっきり探偵団、小学生なのに地下秘密基地のようなものを持っていて、それに憧れた私の同級生が「私たちも秘密基地を作ろう!」と公園に穴を掘りつづけたらしい。というのを、今さっきマンホールの工事(点検?)をしている人を見て思い出したから。
思い出した途端ひとりで笑ってしまったけどさ。路上で。
ついでに、この「おもいっきり探偵団」のあとにやっていたなんとか探偵団(名前忘れた)マリン組というのに出てくる怪盗・ジゴマっていうのも印象深かったなーコマを投げるんだよな確か。んで、金色のパンツはいてるんだよなーモッコリ(最近聞かない言葉)してるよ!とよく言っていたもんである。

というわけで、久々の日記。
今まで何やってたのかってえと懲りもせず「桃尻娘」見に行ったり飲みに行ったり古着屋でストロークス談義をしたり旅に出たり待望のアンビシャスジャパンを叶えたり田亀源五郎は神!と宣言したりピンクのカーテンは人生の教科書!三田村先生は男の中の男だよ!と合意したり昼間からビール飲んだり日焼けしたり餅拾ったりバカンスから帰った途端会社に呼び戻されたり酔っ払ったりサイケ最高だったりスゥエル・マップス一生ついていきますだったり、などなどをしておりました。
ってまあ、きわめて普通な毎日なんでございますが。
バカンスは、ブコウスキーの「酔いどれ紀行」を読みながら向かっただけあって「俺の酔いどれ紀行」そのものでした。ま、言うほど飲んでないが。

なーんてこの週末の出来事を一気に書いてしまったので、書くネタも少ない今日ですが、お蔵出しで昔書いて放置しておいたものを載せよう。ってミュージシャン気取りか私。



うちの会社に派遣で来ている人の壁紙がオエイシス(増井修風)だった。
いや、オアシスを壁紙にすること自体はありふれたことなんだろうけど、その画像がスーパーソニックのジャケだったのは見逃せないッス。正確には1stシングル名、「OASIS ep」だったか。
私はオアシスなら絶対!「ディフィニトリーメイビー」だと思っているもんでね。モーニンググローリーも傑作だけンど。やっぱスーパーソニックのイントロだけでグッと来ちゃうよ。リブ・フォーエバー大合唱だよ。
近年は80年代再評価大会なので90年代のシュゲイザー→ブリットポップはブラーとオアシスとレディオヘッド以外無かったことになってるがその時期にロッキンオン読んで多大なる影響を受けた者としては、やはり避けては通れないのです。
ブリットポップ。
今で言うと「ブログ」と同じくらい口にするのも恥ずかしい単語ではあるんだが(ジャンルが全く違うが)、「ダッフルコートを見るとブルートーンズを思い出す」というメンタリティーだからなぁ。
ちなみにいわゆるブリットポップ(マンチェものとアノラックものは除く)の中で私が好きだったのはエラスティカとアドラブルとジーンとオーシャン・カラー・シーンでした。エラスティカはワイヤーやストラングラーズをモロパクリだったし(でもジャスティーンの凛々しい声はよかった。声の低い女は無条件で信頼してしまうんだ)、アドラブルはエコバニだったしジーンはスミスすぎでOCSはポール・ウェラー色だった(それ以前にモッズだけど)から、まあもともと80年代気質だったのかもしれんが。
(しかし、この日記で私は何度エラスティカという単語を書いているのだ!もう日本のエラスティカ大使に立候補してもいいくらいだよいや全く)
ああそうさ、私の昨日の寝る前ミュージックはジーンだったさ。ホーンティッド・バイ・ユーとか歌ったさ。「スリープ・ウェル・トゥナイト」で枕を(ヨダレで)濡らして眠ったさ。
しかしアドラブルって消されすぎだよなークリエイションから出してたのに。あっという間に消えてしまったからやむなしなのか。
その他にもスーパーグラス(猿!)やドッジー(ヘンなパーマ)とか好きだったよ。未だに聴き返す程。シュゲイザー寄りに言うとライドやスワーブドライバー、そいから私が大好きだったのはラッシュ!!!ミキエマ!!ミキ(notお米の伽汁飲料)もチビT(うわーこれも90年代アイテムだよなぁ、フェミ男が着てたりして)から腋毛ハミ出してたイケメン女子だった。
と、まあ、書いてみたけど。この頃は俄然!刺激的な音楽優先派(お茶の水ユニオン2号館で何をトチ狂ったのか死体写真を買った女だ、俺は)だったからもうムチューでムチューでブリットポップ/シュゲイザーのライブに行ったという記憶はない。というか行ってない。ナパームデスは行ったのにな。

音楽なんて雑食でナンボですよ(開き直り)

で、T駄さん情報によるとブリットポップの栄枯盛衰をドキュメントした映画が作られているらしいなナウ。まだ早いよ!ヴェルヴェット・ゴールドマインだって24アワーズ・パーティー・ピープルだってピストルズのノーフューチャーだって20年以上経ったからちょうどよかったというのに。
時が発酵させてくれるまでは、ブリットポップは時代の腐敗物扱いなんだっつーの。10年前、ニューウェーブがそんな扱いだったように。


なんだろうね、この糞文章。
しかも昨日の寝る前ミュージックはジーンじゃなくてルインズだったよ。超絶グラインドコアで枕ではなく股を濡らしたさ。
ああ、骨の芯から、股の底から雑食。

2004年03月16日(火)

ノー・モア・ヒーローズ、モア・バーニー並みのダメ人間

くっそー携帯家に忘れてきた。

冬ですから、路上にも「火の用心」スローガンの看板が立てかけてあるのはどの町も同じ。先日、「××町ってほんっとドキュンぶりがたまんないな!」と某氏に指摘されたばかりのわが町にも「家族みんなで火災予防」という看板はちゃんと立っているわけです。忘れたけど、ちゃんと俳句調で書いてある訳よ。
ドキュン地帯っていっても無法地帯ではないわけよ。
・・・と、思っていたのだが、昨日の帰り際に大通りに面しているところに立てかけてある看板に、火の用心と同じくらい大きな字で
「マンコ なめたい」
と書き殴られていたのだった。大通り沿いでする主張なのかよ!・・・
うちの会社のエレベーターやらうちの上司のメールやらに「まんこ」という文字が溢れていたり、街中でこんな看板を見かけたり。ああ、私は「まんこ」という文字の供給過多の社会に生きているのだな。
現代社会、すなわちそれは「まんこ」という文字が溢れる社会なのだ。

昨日はバーンサイド・プロジェクトのライブに足を運んできた。
前の俺たちのユニオン掲示板が消えてしまったので、そこに「ニューオーダーでありローファイないいバンドだなぁ」と書き殴ったのも消えてしまったのだっけ。
決してローファイなニューオーダーではない。そこは重要。
最近はアルバム一枚出しただけでいとも簡単に来日してしまうアーティストが多いが、バーンサイドプロジェクトもそんな感じで1月に日本盤が出たと思ったらさっそく来日したのだった。嬉しいは嬉しいが、なんだかありがたみに欠けるよなークリエイティブマンさんよぉ。
と、言ったがよく考えたらクリエイティブマンはボス・ホッグも日本盤が出たすぐ後に呼んだりしたんだったな。行きました。ジョン・スペンサーと撮った写真は何処に行ったのだろう。クリスティーナはかっこよかったなー私はクリスティーナになりたかったよ本当に。
そんなことはともかく、このバーンサイドプロジェクト、アルバムを聴くと打ち込みにギターにキーボードになよっと憂えた哀愁ボイスでとてもニューオーダーなのだが、そのギターサウンド具合の大らかさなどがアメリカのインディーローファイバンドだったのでズバリ私の大好物バンドですよ。
しかもこのバンド、最初は1人バンドを7年ほどウィスコンシンの片田舎で続ける→PC購入→打ち込み可能にナッター!ヤター→音楽サイトのチャットで知り合った人とバンドを増大化→ニューヨークの行きつけのレコ屋の店員もメンバーに、という80年代以降の音楽オタクの歩むべき道を余すところなく歩んで今に至ったという道程がたまらない。

というわけでバンド形態なわけだし、アルバムよりもニューオーダーっぽいことをやるローファイギターバンドなライブになるのだろう、きっとこのバンドの肝は「ローファイなギター」の部分にあるはずだ、と思って見たのだが・・・
びっくりするほどニューオーダーだった!・・・
ローファイギターバンド色ゼロ。佇まいから声色から顔から仕草から何から何までニューオーダー。(フッキーはいないけど)歌の外しっぷりまで一緒って!
いや、歌メロを外したりするのは本家ニューオーダーには全然叶わないのだが(そんな下手が売り物の20年選手もどうかと)、にしてもここまでそっくりなのはちょっとお目にかかったことがない。「クラッシュに対するランシド」だの「ギャング・オブ・フォーに対するレディオ4」というものではなく、ここまで来ると「ツェッペリンに対するシナモン」「QUEENに対するKWEEN」と言ったほうが適切かも。って、ニューオーダーの曲は一曲もやってないんだが、いつニューオーダーのフレーズが混じってもおかしくないくらいだった。
いやあ、ここまで「ニューオーダー大好き!」ってのがビンビン伝わってくると痛快にも思える。実際笑いっぱなしだったし。(決してバカにした意味ではなく、ああーこういうの私も好きだったーとニンマリしてしまうような好意的な笑い)
途中にやった新曲らしき曲が、始まった途端にまんまブルーマンデーすぎてオオツボさんと大笑いしてしまった。ほんとに好きなんだろうな。
で、もっと笑ったのが、ちゃんとマックがステージ上にあったので打ち込みだのサンプリングだのはそれで行うのだろうと思ったら「アー・ア・ア・アー・ア・ア・アー」という声をボイス・サンプリングではなく自分たちでやっていたこと。しかも頑張って機械っぽい声を出して。缶みたいな楽器(名前忘れた、よくニューオーダーの曲に入ってるやつ)も打ち込みではなく、その場で鉢持って叩いてたし(4回くらいだけ)。
2004年の今日び、そこまで人力で打ち込みやってる人もなかなかいないだろうよ。

ああ、本当に80年代シンセサイザーなライブでした。全員襟付きのシャツ着てたのも、内気でレコードコレクターな俺たち感に溢れててよかったです。

わやさん(NAウーマン)と名古屋メシをこないだ食べましたが、昨日はオオツボさん(ナイン・ステイツ男児)と九州料理を食らってきました。
これも内容は後ほど更新。
とりあえず処女だか童貞だかも喪失しましたよ。
このシリーズはなかなかおもしろいので、北海道・東北・甲信越・関西・四国などの人とも会食をしたいところ。

んで、今から倉庫に出かけてきます。
泣きながら慣れない作業をこなすのだ。泣かないし慣れてるんだけど。
ブルーアンドホワイト。ストラングラーズ魂っす。

というわけで後ほど更新し直します。
2004年03月10日(水)

たかじん・セイン

そういえば、ヴィッテルのCMにデビッド・バウイー(高野拳磁風発音)が登場しておりますね。
まさかダイアモンドの犬までテレビ画面に登場するとは。初めてこのジャケットを見た時は素直に気持ち悪いと思ったものです。素直にアイム・ソーリー。
そして懐かしのロッキンオン図書館講座で、井上貴子の回にデビッド・ボウイ特集をやってたのだけど「1984」のビデオの、ボウイ流解釈による早着替えというのがおもしろくて忘れられません。あのビデオはどっかで見れないのかなー。
それで思い出したのだが、うちの近くに「ハンキー・ドリー」というモロな名前の美容院があることにこないだ気づいた。店頭に飾ってあるのはティン・マシーンの頃と思われる写真なんだけど、なんだか理容室の入り口に貼ってある男性モデルのカチッとした写真みたいだったなーちょっとまぬけ。タイに行ったときにも、向こうの理容室だか美容室の前にタッキー&翼の写真(おそらく明星あたりから引き伸ばしたものだと思われる)が貼ってあって、「あータイでは理容室の男性モデルカット写真はジャニーズなのか、ジャニーズもまぬけだなー」と思ったもんだ。
しかし、まあ、この美容院の店長は「自分の店を持てたら、名前は絶対デビッド・ボウイもので行くぜ!」と長いこと心に決めていたんだろうなーで、念願叶って「ハンキー・ドリー」順当だと思います。ステイション・トゥ・ステイションだと限りなく段カット(最近見ない)しかしない店っぽいからな。なんとなくだが。スケアリー・モンスターズってのも、突拍子もない髪形にしかしてくれなさそうでよくない。
ちなみに私も、消失してしまった「続・戯れ言」(この日記の前身)には書いたんだが、50歳になったら小さなスナックを持ちたいと言っておりました身分でございます。今はそういうのを持ちたいという気持ちもあんまりないんだけども。だってママって呼ばれる柄じゃないからなぁ。
でも名前付けるとしたらどんな名前がよいのか。結構悩むもんだ。スナックでもバーでも頭の中に浮ぶのは「たかじんnoばぁ〜」ばかり。恐るべき発想能力の貧困ぶり。バーテンにはトミーズ雅が、そしてアホの坂田(ブリーフ姿)が常連でいる風景しか・・・

と、そんな「自分の店を持つ」という発想がサッパリ出来ない私であるが、「魂(と文章形態)の姉妹」であるつかぽんがなんとバーの主になるという。
こーれーは行かないと。「つかぽんnoばぁ〜」でも「つかさママ」でもどっちにしても語呂がいいしね!
わやさんに連れられて、パフェ対俺の後に、つかぽんnoばぁ〜である「紅蜥蜴」へ。
渋谷から原宿へ続く明治通りを久々に歩いたが、なんかもうこのへんは苦手どころじゃないなー棲息地を大きくはみ出してしまったはみだしっ子(三原順)になった気分。高校時代〜大学前半まではバイト代握り締めて来ていたものだが。いや、逆か。ここらへんだけが世界の中心だと信じてやまない人たちの棲息地なのか。みんな矢沢あい、好きなんだろうなー私は紡木たくのパチもんのような絵を描いて、紡木たくのバッタモンのような不良が出てくる話を書いていた頃の矢沢あいしか知らなかったので、この人は今でも好きじゃないんだけど。読まず嫌いかもしらんが。
紅蜥蜴はそんな「お洋服至上主義」の方々の棲息地にありながら、風情のある建物の中にひっそりと存在。こういうとこを「都会の隠れ家」というのかも、と思う。なぜならば辿り着くまでにこれでもか!と同じ場所をぐるぐるさまよい、最終的にはつかぽんに迎えに来てもらったからなんだけど。
もう、私の抱く、「バー=たかじんnoばぁ〜」という発想、すべてひっくり返されるような店でございました。当たり前だが。おしゃれなんだこれが。トイレがスマートでフィット感覚溢れてるんだわこれが。
実は今回はこまひこさんがマスターを務める「駒蜥蜴」の営業日なんだそうだ。あら、違ったのね。でもこまひこさんに作っていただいたお酒はンマかったっす。
この日は何かにつけて犯罪の話が飛び出した日だったなーみんな「マーダーケースブック」買ってるのかよ!と言うほど。嘘。外国の大量殺人の話なんか一回もしてなくて、日本の猟奇的殺人の話ばかり。猟奇的殺人というか、北関東あたりの土着的な臭いがプンプンする殺人の話(愛犬家連続殺人とか、八木がしゃしゃり出てた事件とか、狭山事件とか、宮崎勤とか)がなんだかしらんが次々に。最終的には東電OL殺人事件の話に落ち着いたけど。
ああ、私信ですがアフリカケンネルというふざけた名前の店で起こった「愛犬家連続殺人事件」は角川文庫から文庫本出てるので是非読んでみてくださいよ、ホントにキチガイすぎて笑うから。
併せてナンシー関の「信仰の現場」に載っているブリーダーショー潜入レポートも読んでみてください。ペディグリーチャム買ってるような人間ってほんっとバカなんだなーと思うから。

そうそう、この日のBGMはやしきたかじんではなく、こまひこさんのご趣味なんであろう、デビッド・ボウイでした。
おお、今日の日記はうまくまとまった!
最後にうちの近くには喫茶ツェッペリンという名前で、ちゃんと飛行船の絵も描いてあるのにメニューが「生姜焼き」(店頭のボードに汚い字で書き殴ってあった)という不思議な店もあると書こうとしたがやめておく。

(そして今、デビッド・ボウイ来日中なのか。これまたタイミングがよろしいようで)
2004年03月09日(火)

パフェ・ドント・プリーチ

魅惑の金曜日。泥酔。
何度同じ過ちを繰り返せば人は大人になれるのだろう。
今回もいつもと同じように電車乗り過ごし、ハッと気づいたら秋葉原なのだった。うわー東京駅を2駅も越えてやがる!・・・戻らなきゃ!・・・
と、思ってまごまごしているうちに電車は次の駅、すなわち御徒町へ・・・と思ったら「次はー神田ー神田ー」のアナウンス。
自動的に東京駅へ戻ることに成功したのだった。

って、私は確か、蒲田から京浜東北に乗ったはずなんだけど・・・大宮方面に・・・しかしアキバで気づいたときになぜ私は3人がけのイスに横たわっていたのだ・・・?

というわけで家に帰って眠るも、気持ち悪いのなんのその。
しかし、この日は私にとって、避けては通れぬ「巨大パフェVSヤツザキ」の大事な一戦の日なのだった。
私は普段、あんこ以外の甘いものにはなかなかトライしない人間なのである。チョコレートもなかなか気が進まない。いや、正確に言うとチョコレートアイスがまったくダメなのだ。
少し話が逸れるが、チョコレートに関して前から不思議なのは「俺、甘いものが全然ダメなんだよね!」という男は多いけど、彼らって決まってアイスを食うとしたらチョコレートアイスを食うよなー。うちの父親もたまに、ほんとにごく稀にだが、家族によかれと思ってハーゲンダッツのアイスを大量に買って持ち帰りしてくるんだけれど、その8割がチョコアイス、チョコバーの類でうちの家族的(女系家族)には評判が悪い。いつも残りの2割のフローズンヨーグルト類に人気が集中するのであった。
いや、まあ、まったくダメって言ったけど食べるけどね。
チョコ話はいいとして、甘いものになぜ気が進まないのかというと「途中で飽きるから」なのだった。甘い関係なんて長く続かないってば。
って、これは焼肉でも一緒なんだけど。いや、焼肉に限らず私の場合はすべての基準がこれなんだけどな、仕事も趣味も恋も(自分で書いといてオエ)な。飽きて面倒くさくなってしまうのな。飽きるまでは極限まで執着するけども(あーこれ食べとかなきゃ勿体ねえよ、あとで絶対後悔するよ、など)、一回見切りをつけると「もういいや、ヤメヤメ」と思った途端にさっきまでビクビクしていた「あとで絶対後悔するよなーああー」ってのなんかカケラも思わないのだった。
ま、そういうもんである。
しかし、一年に一度くらい思い出したように「甘いものを極限まで貪り食いたい」衝動に駆られることがある。まあ、焼肉ウェーブみたいなもんなんだけど。
それでもパフェを食べたい!という発想に至る事はなかなかなかったんだが・・・
水曜日、会社の屋上でぼーっとしていたらなんだかパフェに負ける気がしなかったのである。勝てる気がしたのである。
もう、それはマホメッドがアラーの神の啓示を急に受けたかのようなレベルで、急に「あー今私は、パフェに負ける気がしねぇんだよ!」と思ったのだ。
全身がブドウ糖をwell歌夢で待ってやがる!・・・乳酸上等だと!・・・
というわけで、るっぱちゃんに電話して「どこでパフェが食えるかわかる?」と問い合わせたが、るっぱちゃんの教えてくれたシャノアールでは俺の敵にとって不足ナシのパフェが置いてなかったようなので、なんとか敵を物色した結果見つけ出したのがこいつ。


この写真ではなかなか大きさがわかりづらいが結構でかい。
そしてフルーツがこれでもか!というほどてんこ盛りなのだ。
というわけでこれと格闘してきました、in渋谷。セコンド・わやさんで。
格闘前日に酒飲みすぎて気分悪いとはなんたる不覚!
しかしそんな食欲減退の私の手の内をわかっているのか、スイカのBREEZEが心の中を通り抜けやがるのだった。もう、この香りの瑞々しい事この上なし。
さらに口に頬張った瞬間から広がる甘さに、思わず
「くだものって、おいしいんだね」
とみつをっぽい(実際はどこもみつをっぽくないけど)ごく当たり前のことを口にしてしまい、わやさんのほうが激☆照になってしまう始末。
このパフェーの素晴らしかったのは、現代のパフェの悪しき風習である「下のほうをコンフレークでごまかす」という方法が一切使われていないところである。そしてアイスはこれまた瑞々しく、さっぱりとしたカシスのアイスという憎い心遣い。パフェに無理矢理押し込まれたプリンに最初は翻弄されたものの、このカシスアイスのおかげでまったくしつこくないのだった。
そして奥の奥に眠るミルフィーユのカリカリしたところ(名前知らない)とまったく穢れをしらない(ほかのイチゴソースなどに奇跡的にまみれていないでそこに存在したのだ!)バニラアイスには古谷一行でなくとも「君はそんな体をしていたのか!」と叫びたくなること請け合い。

ひとつのパフェに詰まったポップでカラフルな物語に、最後まで飽きることなく戦うことができたのだった。いや、嘘。最後のほうはいっぱいいっぱいだったけど。でも、渋谷西村のデラックスパフェはポップ職人の為せる技!

というわけでパフェ道もなかなかイケルことが判明したので、次のポップ職人パフェとの戦いにも是非旅立ちたい所存。
最終的には東京駅八重洲地下街の「大使館」と戦うしかないのか・・・

というわけでつかぽんnoば〜の話は次回

2004年03月08日(月)

キャバレー・ニッカツロマンポルーノ

自衛隊問題だとか鳥インフルエンザ問題だとか、世の中には問題が沢山あるわけですが、目下、私がもっとも悩んでいることは
「『花と蛇』を見るべきか、見ないべきか」
ということなんです。(3月4日午前11時16分現在)
杉本彩で映画化というニュースを聞いたときからからネット上の情報は追ってきた。アサヒ芸能だか週刊ゲンダイだかの「杉本彩 袋とじエロス」というものが存在するのもチェックした。もちろん会社から「花と蛇」のHPも開いた。

けどなぁ。
杉本彩が静子夫人って、やっぱ違う気がすんだよなぁ。

団鬼六の「花と蛇」は高校時代にちまちまと古本屋で購入して読んだ。いや、それ以前に、富士見書房の全刊行物目録(よく本屋でタダでもらえるやつ)をもらってきて、富士見文庫団鬼六全集のあらすじ説明文でせんずりをしたんだったよ中学生マインド時。こたつの足で。
いやー富士見書房の刊行物目録には大変にお世話になったんだった。確か富士見ロマン文庫の項目ばかり繰り返し読んでいた気がする。O嬢の物語とか好奇心の強い女とか好きでした、確か。
ああ、そんな話じゃなかった。花と蛇か。ニグロと交わるのは恥辱であり、「SMの終着駅は人工授精」なのかと刷り込まれた記念碑的作品ですよ。あと、誘拐されると花電車をひたすらやらされたりする、というのも笑ったけど衝撃だった。ズベ公だらけの葉桜団だのシスターボーイだの、その当時の文化も盛り沢山だった。生きてないから知らないけど。

で、なんで今「花と蛇」を見るべきか否かで悩んでいるのかと言うと昨日たまたま予告編を見てしまったからなのでした。レイトショーでなんか面白い映画やってるんじゃなかったかと銀座シネパトスにふらりと行ったら、偶然「妖艶
列伝」という日活ロマンポルノ特集上映がやってるではありませんか。
こりゃ行くしかないよ、と男ばかりが待つ列に並び、鑑賞することに。
そこの予告編で杉本彩版「花と蛇」を見たわけだ。しかし、小唄と日本舞踊に長けていたはずの静子夫人が、タンゴの名人ってことになってるよ!・・・そして「これ以上は過激すぎてお見せできません!」だって。なのに誰だか知らないオヤジがドンキホーテで売ってそうなコスプレセーラー服着てるのがちらちらとスクリーンに映る有様・・・!
どうなんだコレ
そして映画の宣伝文句が
「今世紀、もっとも過激な映画」
今世紀はまだ4年しか経ってないからな。

そんな予告編の後に始まったのが「悶絶!どんでん返し」という映画なのだが、
これが!当たりも当たり、大当たりなのだった。
70年代のロマンポルノというのがどのようなものだったのか、私は当然のように知らないわけだが、なんとなく苦痛に歪む顔とかくらーい感じとか孤独にせっせとせんずりしながら見るものというイメージが勝手に植え付けられていた。
ジャンプ風に言うと「官能、苦痛、快楽」というか。今でも上野や浅草、新宿に存在する古くて汚いピンク映画館中にザーメンの匂いがジメジメと広がっているような、なんか後ろめたいイメージ。
だったんだが、これはそんなイメージを総て覆すような全編コメディだったから驚く。しょっぱなのおさわりキャバレー場面から底抜けに明るい。キャバレー名が「メキシコ」で「アタックタイム、アタック、アタック」だからなぁ。
余談だが未だに野毛に行くと「キャバレー ロンドン」があったりする。どんな人がハッスルタイムしてくれるのか。
ここのホステス役で出てくる谷ナオミがこれまた全編いいのですよ。谷ナオミが谷ナオミ自身をパロディにしているような普通のおねえちゃん役で。「あたしも昔はよくこんな風に縛られたものさー」(言い回しは多少違うかもしれないが大体こんな内容)なんて、谷ナオミが言わないで誰が言う。
そんな谷ナオミもさることながら、主役の男の変化ぶりがすさまじい。
オカマ自体がまだ珍しかった時代なんだろうなぁ。
内容はこれ以上書かないようにしておこう。
ここで調べてみたりしてください。
http://www.nikkatsu-romanporno.com/
先ほどのピンサロ風景もだが、とにかく当時の新宿の風景なんかも今じゃ史料価値があるんじゃないかと思われる。リキッドルームが入っていたビルは70年代後半から存在していたのか。そりゃ床も抜けそうになるわ。

そしてこの映画のこれまた素晴らしいのが、効果的に挿入される矢野顕子の「あんたがたどこさ」!そいから奥村チヨの「終着駅」に「愛〜それは甘く〜」ってやつなど、すべての音楽がここぞ!というところで流れるのがたまらん。

この「妖艶列伝」、今後もコンスタントに公開されるそうで
来週水曜からは「桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール」なんだと。橋本治!・・・また銀座シネパトスに足を運ばねば!
あ、ちなみに「悶絶!どんでん返し」は金曜までやってるらしいので興味のある方は是非是非。

映画のチョイスだけ見てると私とT駄さんは見事に性別逆転していると思った。
私も「ラブ・アクチュアリー」でも見てOLらしくなりたいっす。
つーわけでドッグヴィルは結局見に行かなかったのでT駄、どや?
2004年03月03日(水)

一生ギター轟音、一生ニューウェーブ

唐突ですが、ライブ日記だけ別のとこにまとめてみました。まだ移しきれてないんだけど。

http://www.mypress.jp/v2_writers/yatsulive/

タイトルはわやさんに感謝!
「続・戯れ言」時代の日記はログが消失してしまったため、どんなライブ行ったのかもちょっと思い出せないというもどかしさ。そして、改めて見て思ったけど節操ねーなー、アーティストのチョイスぶりが。

というわけで日曜はWIREを見に渋谷クアトロへ。
実は土曜日の夜にU.N.K.L.Eとイアン・ブラウンがライブをやるというので、そっちに行こうか迷っていたのだが、土曜日は無性に甘いものが食べたくなって不二家でホットケーキを食ったり、古着を買ったりして満足して帰宅し、夜中に新日をダラダラ見ているときに「あ、そういや今日はイアン・ブラウンの日だった!」と思い出してジタバタ。なんとも言えぬ敗北感に苛まれたのだった。
そんな感じで迷っていたので(あんなに日記や掲示板に「行く!」と書いておきながらこの体たらく)、チケットも当日券を買おうと思っていたら安田理央さんに前売りを譲っていただくことに。神!

会場に入るも、あまりの客の少なさにビックリ。ワイヤーってそんなに知名度低いのか?前にも書いたが、私の学生時代にはワイヤーの曲をパクってそのまま発表しちゃったようなバンドが2つもいたくらいだから結構それで話題になったと思っていたんだけどな。ましてや今や空前のニューウエーブブームだというのに。(って思ってるけど、ニューウエーブ特集コーナーみたいなのはタワーレコードですら作っていなかったりするからなー私が見たのはタワレコ川崎店だけだけど)
などと勝手に心配していたのだが、始まる頃にはいちおうフロアは埋まったのであった。外人が多い。
最初はモストから山本精一がいないだけ、というメンツのBig Picture。エレクトロニカなのにノイズでシューゲイザー。下を向いてギターを掻き鳴らし、轟音を鳴らすバンドがどうしてもいとおしい。昼間にギャラクシー500を聴いたりしていたのでなおさらだった。
しかし2週連続でPhewって。どちらも素晴らしかったけど。最後はモストの曲で〆てくれるあたりがまた心憎いですよ。
そしてメルトバナナ。なつかしーなーCMJマガジンとかでよくお目にかかったものだ。メルトバナナってハードコアだったイメージが全く無かったのだが、ハードコアっていうかグラインドコアっていうかとにかくテンポが物凄く速くなってるうえに音がズシズシ重くなっていて、こんなんだったっけ?と思いつつも私としてはいい塩梅になっていたので顔が緩む。
それでいてあの軽快にポップで高音なボーカルだから、全体的にファニーなものになっているのがいい。あっけらかんとしているハードコアは楽しいなー。

そしてワイヤー登場。
なんだかノイジーなSEが続くなと思っていたらそのままワイヤーのライブがスタート。といっても誰も出てこない。暫くして懐中電灯を持ったコリン・ニューマン登場。懐中電灯を振り回しながら歌い出し、「おー本物だよ!」と一気にテンションが上がる。
しかしステージ上に現れたワイヤーの皆さんは、全員見事に「おじいさん」だったなぁ。テレヴィジョンも真っ青のおじいさんぶり。
けども、あんなにアグレッシブな50代はいないよ!コリン・ニューマンなんかずっと跳ねっぱなし、ギターをガーッと掻き鳴らしぱなしだったのだから。ギルバート兄弟のギターのほうの人なんか一度も客席を振り向かずにギター轟音ガーッだったから。見事に白髪のパンクスだった。
次から次へと新譜中心の曲が続く。MC一切無し。潔い。
こないだの日記でモストのことを「四十過ぎた人たちが140キロ以上の剛速球を投げている感じがカッコイイ。村田兆治だよあんたら全員。」と書いたが、ワイヤーのほうがモア・村田兆治だった。モア剛速球だった。
かつて渋谷陽一と松村雄策が「40すぎてからのロック」という本を出していたけど、21世紀は「40すぎてからのパンク/NW」だね。

あっという間にステージ終了。「え!もう終わりなの?」と思ったが全然物足りなくない。しかしアンコールの拍手に乗っておっさんたちカムバック。さっきはMC一切無かったのに、コリン・ニューマンは「サンキュー」と言ったのだった。笑顔がキュートなのだった。
そしてそこからは初期の曲大会。いきなり「ストレンジ」が流れて狂乱。
しかもアンコールは2回行われ、1回目か2回目のアンコールには「ロウダウン」で合唱とコールアンドレスポンス(と言ってもいいのかわからないが)が起こったほど。
アンコールは3回起こってもおかしくないほど、拍手の鳴り止まない渋谷クアトロであった。なかなか客電もつかなかったし。
トータルで1時間弱くらいだったと思われるが、その会場にいた総ての人間が大満足できたライブだったと思う。
そして、ニューウエーブというのはもう立派に「ブルース」や「ジャズ」なんかに並ぶジャンルですよ。一生ニューウエーブ、ニューウエーブ一筋。ものすごく不器用な気もするけど。
かっこいいなぁ。

エンケンのライブに行くたびに感じる、「瞬間瞬間その場その場を完全燃焼している先人を目の当たりにして、全身全霊でその場を懸命に生きてない自分が奮い立たされる」という感覚をワイヤーでも感じてしまった。50代がこんなに熱いのにどーする自分。
若いって肉体的なことじゃないんだよな、肉体の若さに甘えている場合じゃないんだよな。
ああ、何か「これだけは!」というものが心底欲しい。
何かをしたいために死んだようなふりをする時期は、もういいや。

ライブが終わった後も奇声を上げている人がいるのでどこの外人だよ、と思って見たら中原昌也(ユニオンの袋を下げていた)だった。納得。

その後オオツボさんと安田さんと軽く飲み。
NW現役世代の人の話を聞くのは本当に楽しいなー。
そういう人の話を聴く機会に恵まれている自分は幸せなんだと思う。


余談だが、コリン・ニューマンと同じペースでぴょんぴょん跳ねていたら異常に胸が痛くなった。生理中は胸が張ってなにかと大変だ。
2004年03月02日(火)

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