股・戯れ言


BBS

深紅の優勝旗じゃなくても全裸でつなぎを着てりゃ白河の関は越えられるんだぜ! 酒田編

「窓を開けて大声でセックスしてると、深夜でも近所の人に『セックスの声がうるさい』とハッキリ単語込みで怒られちゃうんだって!」

と、軽く股・戯れ言版トリビアの泉をば。(8へぇーくらいの実話、つか常識)
今日も最高にやる気がありません。今朝からトマトジュースを2本も消費。ガムに至ってはすでに2箱消費。
私が会社で生きていく上で絶対必要なもの
ヴォルビックかエビアンの1リットルペットボトル×2
リカルデント シトラスミント味×2
キャスターマイルド ×2
トマトジュース(500ml)×1
亀田 カレーせん(ひとくちサイズ)
別にヴォルビックとかエビアンにこだわってるわけじゃないんだけど、水の消費量はいつもえらいことになっていて500mlじゃとても足りないわけだ。そうすると1リットルのペットボトルが携帯にはちょうどいいのです。心持ちでかいけど。
カレーせんは最近はまってしまって、ついつい食べてしまうのだった。うまいぜ、マジで。でももう少しするとここの位置には再びすこんぶが戻ってくるのだろう。

さてさて。みちのく旅後半戦、つーか最終回でござい。
この日はまにさんと、まにさんの細君と飲みに行く。
奥さんは初対面だったが、駐車場から店までちょっと歩くと聞いて「え!そうなの?」と聞き返した私に「若いんだからそれくらいっ大丈夫でしょ!」といきなり叱っちゃうような小股の切れ上がった女なんだぜ。ああ、ナチス女将校幻想もほんのり刺激。
飲み始めたあとも奥さんことサドエさん(本人が「実名はヤメテ」と言っていたので仮名)はサディストな発言ばかりするのだった。マゾ女、略してマゾンナ(notM女)な私にはたまんねえ!「何この娘!帰れ!」的な発言がツボ。
最初に「酒田は小さい町だから、何やってもすぐに全員に伝わってしまうので店に出入り禁止されるような飲み方はしないでくれ」と釘を刺される。そんな飲み方はもうしてないぜ!でもまにさんと飲むと絶対日本酒になってしまうから、こわいなーと思ってたら案の定日本酒(しかも「なまいき」という銘柄)を飲みだすことになってしまったのでもう大変。
もう、なんだかしらんが私、「俺はサドエとやりたい」を連呼したなぁ。ビックリするくらい。最近はどうにも酔っ払うと一人称が俺になってしまってイカン。
そして挙句の果てには「養子にしてくれ!娘になるぜー」と言い、当然のようにサドエ様に「こんな出来の悪い子いやだぁー」と言われる。
あ、太平洋と日本海じゃ魚の種類が違うそうで、って言っても夏はあまり変わらないらしいんだが、それにしても口細カレイはおいしかったっす。刺身も白身がンマイ。
その後、カラオケに行き、まにさんがCKB熱唱。アラバキの横山剣よりもたくさん歌っていたしたくさん思い入れがあったことだろう。まにさんの「タイガー&ドラゴン」のほうが耳に残っているほど。なんか夫妻のキスをいただいてありがたかったす。ホント、娘にしてくれって。
酔っ払ってコンビニでクレンジング買ったのに忘れていったりして、なんか十分狂乱の夜だったな。どうやって部屋に戻ったのかよくおぼえてないや。

翌日は酒が残ったままサドエ様のお迎えでおいしいパン屋へ。
そしてまに家にもお邪魔してみた。綺麗なおうちでござんした。
酔っ払った翌日なので汗が出て、喉が渇いてしょうがない。けどもここぞとばかりに別冊宝島を読み尽くし、まにさんのアングラルームも見せていただく。
いや、アングラルームっつーかディスクユニオン酒田店という感じだった。
むしろユニオン酒田店作るべき。
あと雑誌量もさすがだと思った。酒田の情報発信基地か。
その後、まにさんの職場であるボーリング場も訪ねたが、ほんとに昔ながらのボーリング場で素晴らしい。平日昼間だったので営業してないのかとまで思った。あとまにさん命名のボーリング杯の名が「カンチュー杯」だったのはどうかと。
焼肉屋(みちのく100選かなんかにも選ばれてるらしい。素晴らしい)の冷麺がこれまたウマカッター。酒の残っている体にはほんとう沁みた。元気だったら肉も食べたいところだったが。焼肉屋ではまに父、まに妹(美人!)まで見ることができて、酒田まで行った価値があったよホント。まにさんは恥ずかしがってたが。

いや、ほんと楽しい夫婦だったなあ、まにさん&サドエ様は。
いろいろご馳走してもらい、本当によくしてもらった末にお土産(高級だだ茶豆!!)までいただいちゃって、感謝感激雨荒らし、否嵐でした。(前者は自動変換)
ご夫婦も「いや、酒田までホントに訪ねてくるとは思わなかった!」「酒田に来てからの来客はアンタが初めて」と連発してましたが、そもそも私が「よっしゃー、酒田まで行くぜ!」と思ったきっかけはまにさんが「みんな遊びに行く遊びに行く言ってくれるが、ホントに遊びにきそうなのはヤツザキくらいだろう」とぽそっと言ったからなのです。
こういう風に、遊びに来てね、とか言われるのが本当に嬉しいんだよな私。
そしてこうやって遠くまで訪ねていって友達に会うことは本当に悦ばしい事です。私が誘われると断らないのはそういうこと。(体調絶不調、約束バッティングの時はやむなしだが。あとすっげー好きな人とかすっげー好きな友達だけだけど)むしろ、断りたくないのです。
well歌夢精神ここにありというか。
そうやってこれからもいろんな人に会いに、いろんなところを飛び回りたいですよホント。

仙台のマリコ嬢とその家族や、まにさん夫婦には本当によくしていただいたので今度は私がよくしてあげなきゃなーと思っていた矢先、へんたいSE嬢が「もう帰ってきた?今なにしてる?東北話いろいろきかせて!」とわが町まで訪ねてきてくれたので、我が家に呼んでさっそく接待しましたよ。
たいしたおもてなしはできなかったが(へんたいSE禁酒中だったので)、いただいただだ茶豆をさっそく茹でて食べたら本当にンマかった。
旅はいいものだなぁ。酒田マンセー。

つーか、男狩りTシャツ着て皆で「おはよう庄内きっぷ」で酒田まで行くか!

クレイジーまにナイト祭り(カーニバル)や ら な い か ?

2003年09月11日(木)

深紅の優勝旗は白河の関を越えなくても、ヤツザキは超えちゃうような女なんだぜ 東北横断編

あー最高に仕事する気ないブルーウェンズデイ。むしろだって今日はウォーゥウォオーウェンズデイ〜。雨降ってないけど。カンカン照りだけど。
思えば、去年の同じ時期には大阪→奈良→京都→名古屋と関西周遊をしてたんだった。で、今年は仙台→酒田の東北横断ですよ。規模がちょっと小さいけど。
来年は九州縦断とかするしかないのか。でも九州は現地に住んでいる知り合いがいないからなー九州出身の知り合いは東京在住の人が多い。
あと関係ないけど、グレートアントニオ亡くなったそうですね。

というわけでみちのくお宅拝見の旅続き。
というかアラバキロックフェスの続き。
O.P.KINGを尻目に、キョンキョンとCKBの出るステージへ移動。玲葉奈という人が歌ってたんだが、こないだフジロックのときGラブのステージに出ていた人だった。それくらいの前知識のみで鑑賞させていただいたが、大変よいステージだった。いわゆる「ディーバ系」(なんて言葉、今もあるのかしらんが)なんだろうと思ってたし、実際そうなんだろうけどアラバキの夕暮れ時には非常にあってたので。
キョンキョンはもう!可愛いすぎた。歌に関しては何も言うまい、何も言うなー今夜のキョンキョンもかわいいのだから。
永遠にアイドルな人なんだなぁと思った。いきなり女性上位バンザイと元気良く歌われちゃったら女性上位頑張るしかないだろう、いやまったく。そいから「あなたに会えてよかった」は当然のように大合唱。
そして大トリのCKB。美人から始まって(のっけからのっさんvoって。でもアラバキ全体のオープニングアクトが小野瀬雅生ショーだったんだよな)ブランニューホンダとかベレット1600GTとか香港グランプリとか盛り沢山。あらためて車関係の曲が多いな、ま、そういうもんだが。あと「タイガー&ドラゴン」は圧巻だった。鳥肌立ったほど。
最後のGT大合唱もすげかったが、アンコールの「けむり」では剣さん、上半身裸になっておった。
大所帯ながらひとりひとりに見せ場があり、なんかPファンクみたいだったなぁ。
全体的に1バンドの演奏時間が短かったけど、それでも満足だス。キョンキョンとCKBを前から2列目で見れたしな。

翌日はマリコ嬢の車(仙台から2時間弱離れているところが現住所なおかげで金の使い方が完全に変化し、外車を買ったのだったこの娘)で塩釜に行き、「すし哲」とかいう有名な店で特上にぎりを堪能。アワビの歯ごたえのよさといったら。
もう、ほんっとにうまい寿司ってこういうののことなんだろうな。しかしここにいる時に会社から電話がかかってきたのは心底いただけない。
太平洋の港町・塩釜は天気が悪かったのもあってか、もの哀しい雰囲気がした。
それはこの港に女子高生の遺体が浮いてたって話聞いてたからか。
仙台に戻って土産をたんまり買い込み、阿部かまのアメリカンドッグ風かまぼこ食ったりしつつ仙台とはおさらば。
仙台はうまいものだらけだよいやホント。今回は岩出山かりんとう、調子に乗って4袋も買ってしまったし。持って帰れないので家に送ったほど。なんとか東京で手に入らないかな。

そしてバスに乗って酒田へ。
みちのく旅の後半戦は、今年東京から酒田へ帰郷したリアル版レコスケで酒豪でギャンブラーでなぜかべらんめえ口調(酒田出身なのに)のまにさんというナイスガイにお会いするのが目的だったのです。
太平洋側から日本海側はえらく遠い印象だけど、たったの2時間半弱でついてしまうのだった。しかも2500円くらい。安い。
しかしなんつっても山越えを行うので、トンネルを入る前と抜けた後じゃ天候も大違い。仙台は寒かったり小雨がぱらついてたりしたのだが、山を越えた山形は天気イイでやんの。少し暑い位でやんの。
仙台の肌寒さと、まにさんに会うための小ネタとしてこの日は阿部高和ばりのつなぎを着用していたんだが、山形の暑さにゃ不適合だったよつなぎはよぉ。
ま、まにさんとの久々のご対面時はもちろんつなぎだったけど、その後即効着替えた。
まにさんは、なんだか黄色いポロシャツのニクイ奴になってたな!
そして「陸の孤島にようこそ」と言われたときは何だか知らないが「ライブハウス武道館にようこそ」という言葉が浮んだんだった。全然違うけど。
酒田駅を見て「え!この駅から東京まで行けるんだ!」と言ってしまった規模ですから。

というわけでクレイジー・まに・ナイトについては次回!
つか今日中にウプ。
(なぜなら、この日記は昨日書いてウプし忘れたものだから)

あと告知系。
うちの掲示板で「男狩り」Tシャツを着たい!という話がひそかに盛り上がってますが、いっそのこと作ってしまおうという方向になっております。(デザインも本格的にやるとかいう話がちらほら)
だので、男狩りTシャツをみんなで着ないか?
あ、もちろんつなぎ着用で。上半身出してな。

(ホントに着たい!という人が何人かいたら、ホントに作ります。まじまじ
というわけで遠慮なく掲示板やメールにブチ込んで来い!)

2003年09月10日(水)

深紅の優勝旗は白河の関を超えなかったが、ヤツザキは白河の関を超えてきたぜ! 仙台編

あ、気がつけば9月ももう10日になろうとしてるのに日記は8月31日の狂乱で止まってるのな。
でも今日から再開です。ようやくみちのくの地から帰ってきたので。
いやぁ、行く前からいろいろバタバタしたなー仕事も終わらないし、仕事終わらないのにアホみたいに飲みまくったりしちゃって準備なんもできなかったので金曜日(9/5)の夜から郡山行くつもりが見事にオジャン。ま、郡山のド変態の人も都合が合わなかったのでよかったが。でも郡山・ド・変態a.k.aドカベンF氏も飲みたかったなぁ。
そいで比較的ゆったりと仙台に行けるかと思いきや、なんだかしらんが酔っ払っちゃって人の家でウダウダダラダラしてから急いで家に帰り1時間弱で準備をして仙台へ。(しかも1時間のうち40分間は親が借りてきた「ボーリング・フォー・コロンバイン」見てた)
久々に乗る新幹線最高!文字通り新幹線ハイテンションとなる。
仙台駅で大学のときの友達であるマリコ嬢と再会。久々だなーと思ったけどよく考えたら1月の終わりにスノボに一緒に行ったんだった。半年以上経ってるんだけどさ。
久々に会ったんだし、ま、とりあえず飲もうぜ!と国分町へ。
いやぁ、国分町は初めて行ったのだがもう風俗でも飲み屋でもキャバクラでもホストクラブでもなんでもギュウギュウに詰まっててスバラシイ。「美人はいませんが可愛い娘はたくさんいます」とか堂々と書いてある看板とか「音痴貴族」というスナックの名前には素直に感心しちゃったよ。
何食べようかも迷いに迷って、仙台で話題のラーメン国技場前を通り過ぎたりし(こういう地方ラーメン集めたようなヤツは名古屋にもあったなー)、ちょっといい感じのおでん屋に入ったのだった。
これがまた大当たりの店で、焼酎がずらっと並んでるしほやは最高にウマイし、なんつってもおでんが!黒はんぺんが!トマトのおでんが!!
何杯飲んだのか覚えてないが、「いっぱい飲んでいただいてありがとうございます」と言われたから相当飲んだのだろう。マリコ嬢と積もる話(マリコ嬢は現在若者不毛の地にいるので、友達と喋れるのが嬉しくてしょうがなかったそうな。たぶん相手がオスだったらなおさら嬉しかったのだろう。チンコ生えてなかった自分がにくい)をしたり、他のお客さんと「東京からきたんですよー」とかいう話したり。しかし仙台で錦糸町の話、つうか楽天地温泉の話をするとは不思議な感じ。
その後マリコ嬢の実家へ。広い!キレイ!至れり尽くせり。
翌日の朝ごはんなんか、旅館の朝食かと思ったくらいだ。うちの朝ごはん(納豆ごはんオンリー)とは大違いだわと言ったらマリコ嬢に「あたしもこんな豪華な朝ごはん食べた事ない」と言われる。
そしておじさんに車で送ってもらって、アラバキロックフェスへ。
仙台で開催なのかと思いきや、仙台の横の多賀城というところでの開催だった。なにもなーいところ。宮城人なのにマリコ嬢は「多賀城は伊達政宗が建てた城」と言っておじさんに訂正されてた。
しかしアラバキ、出演者は豪華なのに開催地が小学校裏の空き地とか歴史博物館の中庭とかやたら狭いところばかりだったのが謎。いちばんでかいステージでフジロックのホワイトステージくらいの大きさ。いや、それよりも小さかったな。
着いた途端から酒を飲みまくり、斉藤和義と佐藤タイジを流し聞き。佐藤タイジの曲は「ゴミは分別しようぜー」だの「恋人以外とはコンドームをつけろー」だの「アラバキーI LOVE YOU」だの歌っていて、なんだかラブ&ピースを意識しすぎていたのが鬱陶しかった。ジョン・レノンでも目指してんのか。Tシャツにも「WAR IS OVER」とか書いてあったし、「ワッツゴーイングオン」歌ってたし。なんかしらけてしまったなーシアターブルックは好きだけど。
酔っ払っちまったーと話しながらエレカシを見に移動。
エレカシの出たステージはとっても小さかったが、演奏は熱かった。宮本浩志の顔は、なんか本宮ひろ志の漫画みたいなことになってたな。歌の感じも。が、エレカシ演奏中はビックリするくらい尿意にさいなまれ、しっこしたいしっこしたいばかり考えていたような女なんだぜ。
もうガマンできない!と隣のマリコ嬢に「もうしっこ漏らしそうだから、出るわ」と言ったところ向こうも切羽詰った表情で「あたしも漏らしそうだったの!」。ふたりでそそくさと後ろに移動し始めたところでちょうどエレカシの演奏も終わったのだった。ナイスタイミング!
20代も半ばの女子2人がこんなところでおもらしプレイしてしまってもしょうがなかったしな。まさに危機一髪だった。
でも用を足したら即座に酒酒。牛タン食ったりほっき貝食べたりしつつ。
そしてビギン。
ああ、もう、ライブでこんなに泣いたのは初めてだよ!というくらい号泣した。声を聞いただけで泣けた。涙とまらんかった。ほんとに涙そうそう。マリコ嬢が心配するほどの泣きっぷり。
その後のO.P.KINGは見ませんでした。入場制限起こってたし。

ああ、眠くなっちゃったので今日はここまで。
キョンキョン〜CKBも今日書いたほうがキレがいいんだがな。
話が前後するが今日はへんたいSEが家に来たのでそばをご馳走したりしてみた。しかし今まで4日間がウマイもの尽くしだったから自分で作ったメシはダメじゃね。
今さっき買ってきたケミカルブラザーズのベスト盤最高!
フレーミングリップスとコラボってのが、もうたまらん。
2003年09月09日(火)

「ミート・イズ・マーダー?」「まぁだまだァー!!!!」

ミッシェルガン解散て!
高校のときラジオをずっと聞いてたりしたのでショックだなぁ。大学の先輩でもあるし。(ものすごい遠縁だが)

さて、そんなこんなで夏の終わりの一大イベント、本牧ジャズ祭りの話。
面子は鋼鉄ノーパニストfrom名古屋のわやさんと脳内ハロプロ7期新メンfrom北九州のゆうゆう、そして毎度毎度の酒豪系スロット狂from函館のへんたいSEという最強黄金女子メンバーぶり。史上最強の弁護士軍団なんか目じゃないほど。
ま、皆今は東京や横浜に住んでるんだが。
しかし、生まれた時間も場所も違けりゃ育った環境もまったく違うのに、こんだけ濃すぎる女子たちがこうやって集まるとは、ネットはすばらしいよ。選り分け機能でもついてんのか。
全員のベクトルが激しく違う方向に向いているので、集まる時間もてんでばらばらという有様。もちろん私は遅刻組ィ〜へんたいSEに至っては首にタオルを巻いて現れた(待ち合わせ時間の15分〜20分後に)ので、「おお、こいつ野外フェス仕様でやる気ジャン」と思ったら「単に髪の毛が乾かなくて、頭にタオル巻いたまま電車乗ってきた」とのこと。ゆうゆうは、まさに吐きたてホヤホヤの、見るからに粘着力強力なでっけえガムをいきなり踏んだりしてるし。
ああ、このユルさがたまらんよホント。
そもそも、結構前から「本牧行こうぜ〜」と盛り上がっておきながら全員が祭り当日になって「今日どうする?」と連絡取り合ってたくらいだ。それがデフォルト(福島行ったときとかもそんな調子)だから心地よいったらありゃしない。タクシーで会場に向かう間の会話もいきなり只野仁と掲示板の話だった。同じ感覚・同じ話題を共有してるのでいきなり盛り上がる。もう、タクシーなのに「ケツの穴の皺」だの「パイオツ丸出しの濡れ場」だの言い放題。

会場に入った途端(これがまた、横浜なのに地層丸出しの絶壁がそそり立っていたりして、苗場に負けないくらいの異郷)、我々を迎えてくれたのは陽気なラテンジャズといかにも肉焼いてます!という香ばしくて憎らしい煙たち。(軽くダジャレってみた)
煙に巻かれた途端、4人とも敗北感に駆られ「くっそー来年は肉焼くぞ!」と強く誓ったのだった。って、まだ祭りを体感する前からリピーター気取り。
敷物を敷いてまずはダラダラ酒。太陽がギンギンに照る中、わやさんが結構なミニスカなのにノーパンと聞いたり、へんたいSEがすでに出来上がってから横浜にやってきたと聞いたり、あるハンサムボーイ(?)の話題をしていたときにゆうゆうが至極真っ当なツッコミを入れてくれたりしてるのを聞いて飲むビールは本当にンマイ。
そしてそんなロマンティック浮かれモードな中、渋さ知らズオーケストラのライブがスタート。しょっぱなから天才バカボンのテーマを演奏しながら会場を一周。
おお、なんだか太陽肛門スパパーンの全裸deタワレコ新宿店一周を思い出させてくれるような光景だ。
それからは阿鼻叫喚、抱腹絶倒、熱狂恍惚陶酔混沌快楽興奮完全燃焼系ってな具合。ステージ場もステージ前の観客もどこかにイッたよ。
もう言葉で説明するのが馬鹿馬鹿しくなるくらいのライブだった。
客も客で若い子からおじさんおばさん、果てはWIRE03のTシャツを着た人たちまで入り乱れて、もう楽しいったらありゃしない。ああ、あの一体感は今年一だったよホント。
「おれたちは山本リンダになりたいんだーーーーー!」
ああ、私もリンダになりてぇよ。つか、俺らみんな本牧じゃリンダ以上だぜ。

ほんとに完全燃焼して、ゲロ吐きそうなくらい疲れたなぁと思ったらもうすでにへんたいSEはゲロを吐いたあとだった。ワラタ。せっかく巻いてきたタオルも見れたもんじゃない。暴れすぎ。
しかもゆうゆうの持ってきた茣蓙を汚し、Tシャツとズボンにゲロをちょいとつけたまんま「今日、このあとカラオケ行ってさー」などと言い出すからびっくりした。
というか、泥酔したときの自分を見てるようだった。実際私もストリート嘔吐をしてそのまま地面でゴロゴロして「やってくれ」を連発してたらしいしな。
へんたいSEにも「これがお前の酔い様だ!よく見とけ!」と言われる。
その後、渋さのカオス興奮状態時に一緒になって踊りまくっていたビーチク丸出しオヤジ(48歳公務員、よく考えたらちびマッチョ)とその息子(小デブ)が訪ねてきたので、もうwell歌夢!well歌夢!(はげどう!はげどう!調)と受け入れたのだが、へんたいさんが「ここにすわれよ!」と案内したのは、まさにさっきまで彼女のゲロが散っていた場所だということはこの親子には内緒だ。
そしてわやさんは「お父さんのビーチクに釘付け☆」とか言って親指甘噛みポーズとるし、へんたいさんは「こいつはヤツザキっていうんです!マソコちゃんです!」とか大声で言い出してしまいにゃ「She is ヤツザキー」とか叫ぶし(そのおかげで私はオヤジに「マソコちゃん」とほんとに呼ばれた)、ゆうゆうはジャンバラヤという単語を20回〜30回以上繰り返し出すし、もうわけがわからん。
そんなこと言ってる私も、しつこいくらい「左ィ、右ィ、ヨッシャー」を連呼し、ビーチク丸出しオヤジの胸の筋肉を左右に動かしてもらったりしてたんだった。
そして10歳の愚息を年上女子(当たり前だ)3人で遊んでやり、仮面ライダー555人形のビーム攻撃(?)に最初は感じたふりをしながらもそのあまりのしつこさに、真剣に「おい!ひろゆき!男はな、しつこいと嫌われるんだぞ!」と掟ポルシェ並みの説教を伝授。
もう、ほんとに楽しいひとときだったよ。そりゃ途中で来てないけど、絶対来るべきだった人たちにも電話しますわ。

来年は絶対肉を焼いて参加系で。
もっと大人数で行きたいところ。ほんとにココでうちのオフ会をやってしまいたいほど。
というわけでさあ、遠慮はいらん、思う存分メールや掲示板にブチ込んでこい!
本牧ありがとう!俺もオマエも皆リンダで金太郎!

夏も終わり、数々のイベントが終わったんだなー(もう一個あるがさ)
でも秋です。秋は秋で楽しいぜ。
なんつっても、ぶどう狩り、梨狩り、男狩りの季節ですから。
渋さ知らズはまだまだァーいろんな祭りに出るようで、それに便乗してまたこんな風に祭りで集いたいもんです。

あ、余談だがビーチク丸出しおやっさんは不破万作似だなーと思ってたんだが
今見直したら全然そんなことなかった。

2003年09月01日(月)

ブルーマンデーパレードと週末ワッショイ

今、私の背中の後ろには、先日書いたちびマッチョが作業をしているわけです。
エロい。相変わらずエロいぜ。
というわけで、ぎこちなくコソコソと日記を書いていたら消えやがった。
こころとからだとPC、一心同体なのかオイ。

ああ、仕事する気ねーよ。酒の残ってる月曜日なんて。
8月の終わりの週末は最高女子と最高男子のおかげでとても楽しく過ごせました。おまえら全員愛してる!声高に叫んじゃう女なんだぜ。

金曜日。
うちの部署の変態ノータリンお嬢さんと私のゆるゆるt.A.T.u(別名:ゴーンにヌッ殺された女達)対タイ人武将(細川ガラシャにぞっこんLOVE)と借金に苦しんでない岩城滉一似20代男子(本人はそれを気にしまくり、老けたと)の品川とんちんかんケミストリーという、まあ、いつもの面子で飲み。
が、途中で武将が「内臓が小刻みに痛み出す」といいだしたので早々と解散。
その後、ノータリンねえちゃんとちょっと飲みに行ったら、横の席で絵に描いたような合コンが繰り広げられていたのでヲチ。「まどかでぇす。練馬区出身でぇす」ってな具合の自己紹介を聞いたときはコッチも横で「マソコでぇす。錦糸町出身でぇす」とか輪唱のように言ってみたりした。聞かれてなかったけど。
夜にドカベンさんから電話がかかってきて、熱いドカベン鋼鉄魂にやられる。
この場合のやられるって「暑さにやられて、参ってしまった」とかそういう意味な!
「や ら な い か」じゃないよ!

土曜日。
モノノケサミットが出る多文化共生フェスティバルを見に新大久保へ。
錦糸町みたいなもんだろどうせ、と地図もなんも持たずに出かけたところ、見事に道に迷い1時間半以上職安通りと大久保通り間をぐるぐる。しかも履けばゼッタイ足が痛くなるとお墨付きのサンダルを履いていたもんだから、足が痛ぇのなんのその。
そしてこういう時に限って、韓国にかぶれすぎて就職もせずに韓国に行くと言って聞かないTや、「新大久保のことだったらケツの穴の皺まで知ってんぜ!」と豪語する酒豪女に「場所が全然わからんのだけど」と電話するも、誰一人出やしねぇ。なんとかかんとか見つけだしたあとに「もしもしーなんかあったの?」と電話やらメールやらをよこしてくる始末。
おまえら全員、最ッ高すぎるよ。最高に「類は友を呼ぶ」だよ。
しかし、やっとの思いでついた会場は、ビックリするほど小さかったのだった。
駐車場が会場、ときいただけで地方のパチンコ屋の駐車場のような、プロレスの会場にも早がわりするような規模のところを想像していたのだが、所詮は新大久保。そんなことは絶対ないのだった。
しかも屋台がたくさんあるというので腹を空かせつつ辿り着くまでは何も食うまい、と思ってたのだが、なんとそこにあった屋台というのは運動会のPTA席ばりの白いテントがたった2つ。料理はチヂミのみという不親切ぶり。
すぐ別の店に飲みに行きましたよ。が、そこも何だか知らないがやたら高いのだった。大久保価格がまったくわからん。
肝心のモノノケサミットは、初見だったんだが8月の終わりのゆるくてぬるい雰囲気の中でチンドンチンドン響く音が非常に心地よかった。寿町のような乱痴気騒ぎにはならなかったらしいが、夏の終わりのゆるさにはあれくらいがちょうどいいや。

・・・あれ?確か1ヶ月くらい前にも同じようにぐるぐる迷ってやっとの思いで辿り着いた祭りが単なる村祭りだったとかいうようなことがあったような?

そのときの村祭りにはワッツラブ?のゆるさがピッタリだったし、この新大久保祭りにはモノノケサミットのゆるさがピッタリだったりして、今年の夏は適材適所なライブをたくさん見てるなーなんだか。
フジロックにはエンケンの激情ぶりがあってたしね。
そして後ほど書くけど、本牧ジャズ祭りには渋さ知らズのカオス状態が最高にあってたしなぁ。

今週のアラバキも楽しみだなーなにが仙台にピッタリなのか
つか、今週末(週明け含む)も最高男子と最高女子たち(ド変態含む)と過ごせるとは、
私は本当に毎日が楽しくてしょうがねえよ。
毎日が祭りだ、ワッショイワッショイだ。
その楽しい夏のクライマックスである本牧ジャズ祭りの話は
のちほど。

携帯なくて不便なので帰りますわ。
でも、今思いついたけど、帰りに美容院寄るつもりの女なんだぜ。

2003年08月31日(日)

天然まんが家とI LOVE 谷津吾朗

なーつのおーわーりー、という森山直太朗の歌を頻繁に聞く今日この頃。
しかし、なぜか森山直太朗の顔を思い浮かべると氷川きよしの顔しか浮びません。何故若様なんだか。
ま、私にとっては先週の土曜に甲子園が幕を閉じた時点でだいぶ夏は終わっていたわけですが、昨日はうちの妹から
「ダルビッシュ有画像あげます(はぁと」
「ハンゾウことハットリ君画像です(はぁと」
という誰が行ったか知らないがかなりいい位置から写メールで撮ったっぽい平安VS東北戦の画像が送られてきたのだった。
まあ、この試合が今年の甲子園ベストバウトだったしな。
と、いうわけで夏を反芻する意味も含めて、昨日はドカベンを読み返したのでした。BGMは森山直太朗ではなくソニックユースだったが。
その前に青森から東京に遊びに来ていた某有名漫画家と同姓同名男子と新橋のおっさんバーで飲んでたので(しかも珍しいことにハイボールばっか飲んでた)、文庫版31巻読破はとてもじゃないができる状態ではなく、15巻で真っ白な灰となり燃え尽きたのだった。(某有名漫画家への軽いオマージュ)
まあ最初の柔道編はほとんど飛ばし読みだったんだけどさ。
ドカベンには数え切れないほどの最高シーンがあるのだが、中でも私が印象深いのは
「山岡が牽制球をトンネルしてしまい、土門を進塁させてしまうシーン」
なんです。あの、エラーをしてしまったときの山岡(パンダ目)の孤独感とかそういうのがすぅうごくわかる気がするんだよな。そして、実際の高校野球見ていてもこんな風にエラーをしてしまい、必要以上に責任感を感じてしまっている球児を見ると切なくなってしまう。頻繁に見る場面だけに!
でも、明訓はこの後チームが一丸となり、最終的には微笑三太郎の満塁ホームランでサヨナラ勝ちするわけだが、私はこの場面の、球がグングン伸びていくところを見るだけで泣けてしまう。
山岡がどうしてもホームに戻りたいと願ったりするとこも含めて。
案の定、昨日も真夜中だと言うのに「うわぁぁ〜ん、だぁぁぁ〜」とおんおん泣いてしまったのだった。なぜかソニックユースの「ダーティ」ですら泣けるくらいの勢いに聞こえてしまったのだった。(「ウィッシュ・フルフィルメント」なんか、夏の終わりのポヨーン感をじみじみと実感させてくれてたまんなかった)

ドカベンの中で一番好きな試合かもしれんなーこの明訓VS横浜学院戦。
なんといっても、この試合から吾郎が登場するからな。
(あ、ドカベン全然わからんて人はココを参考にするとイイかと。大甲子園のキャラページだが)
いやあ、谷津吾郎、実は初めてドカベンを読んだときはまったくどうでもいいキャラだったんだけど、昨日読み返して確信を持ったね。
「ちびマッチョはエロい」
エロいっつーか、やらしい感じがするよ。あんまり男にセクシーっていうのはどうかと思うんだが、ちびマッチョにはセクシーって言葉を言いたくなってしまう。
私は長身の人間にしか欲情しない人間なんだが(どこからが長身かっちゅー話だが、いちおうマイ基準は「うちのオヤジ以上」ということになっている)、
うちの会社にもいるんだよ、ちびマッチョ。実際にマッチョかどうかはわからないが、精神的にも男くさい人でほかの先輩からも「あいつは漢だ」と言われている人なので、マッチョと言い切ってもいいと思う。
すごく気さくで、親しみやすい人なんだが(山陰出身てところも含む)、
昔っから
「ああ、この人、なんか『いい人』では割り切れない違和感があるなー」
と思いつづけておりました。それがなんなのかよくわからなかったんだが、
最近他の先輩と話しているときに
「××さんて、全然似てないんだがコニタンぽい雰囲気がある」
とその先輩が言ったのです。もう、膝を叩いたね、素で。
コニタン=なんとなくまぬけ感を含むマッチョ(コニタンという名前も)
うちの会社のその人=まぬけ感を含むコニタン似
というわけで、コニタン経由でマッチョ認定されたわけです。ちびマッチョ。
で、まぬけなマッチョ(しかもちび)は、普段はおちゃらけた感じで親しみやすさ抜群なんだが、ふとした瞬間に
「こ、この人、脱ぐとすごいのかもな」
と思わせるフシがあり、もうなんか背中がムズムズしたんだった。職場にボインだけどメガネかけてて真面目そのもののOLがいるとムラムラするんだと思うんだが、それと同じ感を感じさせるエロさ。
谷津吾郎もちびでつぶらな瞳で何もできない、足手まといな感じがあるのに服を脱いだ途端「す、すごい体だ・・」と周りを黙らせたシーンで、もう、こいつ、歩くエロス!と思わされたね。
ちびマッチョは性的部分にダイレクトに届きやがるなぁ。イエローキャブの巨乳軍団並みじゃないのよ。ま、恋愛・欲情対象にはなるこたぁないが
ある日突然脱ぎながら(つなぎのジッパー下ろしながらならなお良し)
「や ら な い か」
と言われたら股間にむしゃぶりついてしまうかもしれん。嗚呼自信なし。
おそるべし、ちびマッチョ。

ま、昨日はそういう感じで某有名漫画家と同姓同名の男子と飲んだわけだが、
これを読んでらっしゃる懸命なダメ人間の方が
「本宮なんとかと同じ名前の人と知り合いなのかと思った」
と先ほどメールをくれました。
ま、昨日の男子のほうが名前だけに関して言えば純粋天然まんが家ダヨネ。
本宮ひろ志の話題については、おとといに飲んだへんたいSE嬢がアツかったです。
「まぁだまだー!!」を連発しておりました。
「いつも持ち歩いてるお守り」とスロットのサラリーマン金太郎の説明書?をわざわざかばんから取り出して見せてくるほど。
つーか天然まんが家ってweb上で読めるんだね。知らなかった。

2003年08月29日(金)

「ハサミとチャリは使い様」と言う名のラブレター

いやー昨日は「携帯家に忘れてきちゃったエヘヘ」とか言ってる場合じゃなかったかもしれん。
忘れていった場所が自室ではなくテーブルの上だっただけに!
うちの妹さんに見られたこと必至!
ウワァァァァァァ「うんこ食ってる女だもんな」的受信メールとか全部見られたんだろう。「AVで一番好きな場面はやっぱフェラっすよ」とか書いた送信メールとかも。
ま、代替機だったのでメールの絶対数は少なかったからいいんだけど、
従姉妹に送った
「T,23になったら結婚するとかほざいてたおしゃれメガネ野郎と別れたらしいぞ。プ」
といううちの妹の恋愛状況密告メールを消さずに取っておいたのはまずかった。
(ちなみにTというのがうちの妹。メール原文そのまま)
そして従姉妹から戻ってきた
「ええ!?T別れたの?ウメちゃんと?」
というメールを見られてたとしたらさらにまずい状況。ウワァァァァァァ。
ウメちゃんというのは、その昔うちの妹の携帯がボロっと置いてあったので従姉妹とおもしろがって見た時に、相手のおしゃれメガネ野郎(ひょろひょろのナヨナヨ、たぶん頭はしおしおのくるくるパー)からのメールに
「俺の出たがりウメちゃんが待ちきれないでいるよ」
的文章を何度か見かけたわけだ。
その男、梅のつく名前ではなかったはずだが、コレ如何に。と、思ってた矢先に謎は解けたのだった。
「ウメちゃんからカウパー液出ちゃったよ」
ああ、こんなにあっさりと解ける謎ってのもどうかと。
しかし、何故あれがウメちゃんなんだ。新・隠語誕生か。
もう魔羅とかは古いんだな!鵜芽(ウメ)とか右芽(右曲がりのダンディウメ)とかじゃなきゃ、これからは!
なにはともあれ、ウワァァァァァァァァァァァァァァァァ。


さて、昨日はモノ/現象に対するラブ・レターなことを書いたわけですが、
せっかくALL ABOUT JAPANのフェチページにもリンクして頂いてることだし(そちらからいらして下さる方々、どうも、どうも、well歌夢です。エロティックな女のエロトピアなHPじゃなくて申し訳ないくらいですよ)
私のモノ愛、monoマガジン率最高峰のあいつについて書きましょう。
それは



なんです。
と、無駄に行間駆使してしまうくらいの鋏好きなんですよ実は!
錆び付いていない、下ろしたての鋏は、見てるだけでうっとりするくらいですよ。あの、なんつうんだろ、表面がツルツルっていうよりは磨られて、鈍い光り方をしている鋏がたまりません。
作業してるときや、ミーティングしてるときなど、私はどうしてもボールペンを弄り続ける癖があるんだが、あれは実は仮の癖姿で本来ならば、許されるものならば「鋏をシャコシャコ鳴らしつづけていたい」んです。
なんだろうねえ、この鋏愛。
って自己分析ではよーくわかってることなんだけど、私は小さい頃から「さわってひんやりするもの、スベスベするもの」を頬にあてるのが異常に好きな子供でして、その頃はスベスベした石を肌身離さず持ち歩き、寝るときは顔の横に石がないと眠れないくらいだったんだが。(しかしいくらひんやりした石でも、ずっと顔にあててりゃ体温が移ってあったまっていくので結局ひんやりしなくなる。だから、お気に入りのひんやり石は常時3個用意してあった)
しかし、ある日、うちのおばあちゃんがくれたお気に入りすべすべ・ひんやり石を一体どこで拾ってきたものなのか、という話になり、もうその頃すでに高齢だったおばあちゃんが
「恐山で拾ってきたものだったかもしれないねえ、それ。忘れちゃったけど」
と言ったのをきっかけにその石依存症は減退していったのだった。
ま、真意はいまだにわからないんだが。冗談だったかもしれないし。
それから、安易にスベスベ・ひんやり感を得られるものは鋏に移行していったのです。
鋏は、石よりもしっくりきたなー。スベスベ・ひんやり感もさることながら、やはりなんといっても「切れモノ」であるということを忘れちゃいけません。
切れモノ。切れ者。これは大事だ。
人間でも私はどうしても頭が切れる人に惹かれてしょうがないしなぁ。(人に言うときは「頭の回転が早い人以外は死んでもいいと思ってる」と言ってるが)
同じキレモノでもカッターは苦手だ。
カッターは剥き出しすぎる。
鋏のように使い用で多彩に変化する、ひょうひょうとしたところがいいのです。
カチカチ、シャコシャコって音もスタイリッシュだしなー
カッターのカタカタカタって、スパっと出てこない剥き出し野郎ぶりとは大違いだ。(ま、安全面の理由も大いにありますが)

という鋏ぞっこんLOVEぶりを、仕事中アシスタントの女の子にひとしきり喋ったんだけど
「何ひとつ理解できない」
「ちょっと頭おかしいと思った」
「酒が入ってるときのほうがまだまともなこと言ってる気がする」
とこてんぱんに言われる始末。
あまりの言われっぷりに
わかるかなあ、わかんねえだろうなあ、と言い足しておいたが
普通にわかってほしいぜマイ感覚。

でも人間の男に対するフェチはヒゲなんだよなぁ。
ゆるぎないほどの。
スベスベと正反対。何故だ。


あ、最近気付いたけど、私は何事に対しても
「濃すぎる」
ことに翻弄されやすく、惹かれてしょうがない性質だわ。
自分が薄いから、これはしょうがない。
一生濃すぎに憧れていくさ。

「濃すぎ」って言葉を書くとちゃり嬢を思い出すなぁ。
初めてちゃり嬢達と飲んだあとの日記に
「おまえら全員ケイン(濃すぎ)!」
と書かれていたのを見たときの衝撃は未だに忘れられません。
つーかロンドンでもアル中してますか?
って順調にアル中してんの知ってるぜ。日記読んでるぜ。
ずっとメール出すと言って出さずにいてすまん。ごめんよ。
昨日はへんたいさんと飲んだんですが、へんたいさん酔っ払いすぎで
大変でした。私はスッカリ忘れ物して帰ってしまったほど。(さっき
出勤前に飲み屋に寄って取ってきたほど)
というわけで早く帰ってキテー!
それか行くぜ、ロンドン。
(あ、こんなこと書いてしまったら・・・どうする自分?)



(タイトルに悪意はナイヨ!ちゃり嬢愛してる!)
2003年08月28日(木)

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