土曜日は10時から幼稚園の一日入園。
幼稚園の玄関の柱に組み分けの一覧表が貼ってある。おー。カーサンが行ってた時代と変わらんなあ。何故か花の名前が組名。「もも」「さくら」「すみれ」とか。ちなみにカーサンは「うめ」だったけどね(渋い)。
髪を二つに分けて結んで(娘は「めいちゃん結び」と呼ぶ。トトロね)、名札を先生に付けてもらうとあら不思議、いっちょまえの幼稚園児の出来上がり。それらしく見えてくるもんだ。
30分ほど教室に慣れさせ、その後子どもたちを教室に残して保護者は遊戯室(小講堂みたいな空間)に集まる。娘は「おかーちゃんもぬりえちよーーー」とカーサンの手を離さない。予想通りだ。
一度遊戯室まで連れて行って「ここにいるからね」と確認、再度教室に戻る。娘、先生が出してくれた新しいぬりえに心を奪われた様子。「じゃあ行ってくるね」と言うと「いってらっちゃい」とようやく納得した。
園長の話や、用品準備の説明を聞き、11時に園児が遊戯室へ連れられてくる。先生と手をつないだ娘、目が泳いでいてカーサンを見つけられない。 ※娘はよくカーサンを見失う。スーパーで、公園で、「おかおかおかーちゃーん」と泣くこと多々。至近距離に居るのに。
こっちこっち、と迎えに行くと、なかなか目を合わさない。緊張したからか、はたまた怒っているからか。
帰りの自転車で「ちゃんと待ってたー」とアピールする娘。うん、よくがんばりました。これが「たのしかったー」となるには、どれくらいかかるかな。
ちなみに今回の一日入園、夫も連れて参りました。幼稚園全体の雰囲気をわかっておいてほしかったし、主治医と幼稚園の先生を引き合わす話をしてもらおうと思って。引き合わす話はカーサンが切り出したけどさ。
12時前に帰宅。二時間弱の一日入園でした。
昨晩作ったバネポーチ。
 | 鳥に見えますかね? |
 | うさぎに見えますかね? 色合いが上と違いますね・・・。
ベージュの麻なんだけど。 |
 | 内側は水色地に細かい白の葉っぱ柄。 |
バネポーチ作るのは初めてで、順番考えながら縫ったにもかかわらず、何度かほどく羽目に。どうも展開図とかは苦手だ。
もう少し太い口金バネの方がいいなあ。やわだわ、これ。
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少しずつ起床時間を早くしている。と言っても大きな声で言える時間ではない。でもまあ、午前中に公園に行くことが出来るのでいいと思う。
本日は、1歳半の男の子になわとびの片端を手渡され、電車ごっこに参入。男の子が前も見ずに走る走る。転ぶ転ぶ。娘はそのたび立ち止まって見ている。ちょっと手を貸してあげたらどうよ。大丈夫、と声を掛けるとかさ。あなたの方がおねえちゃんなんだから。そんなカーサンの声は娘に届いたんだか届かなかったんだか。
そして娘は「おかーちゃんもー」とついてこいと八の字眉で要求。仕方ないなーもー。一緒に走る。走る走る。
男の子が走る途中で他の遊びに乗り換えると、娘もブランコに乗ったりブランコに乗ったりブランコに乗ったり(そればっか)するのだが、それを見つけるとまた男の子が走ってきてなわとびの片端を「ドジョ」とにっこり差し出す。何度も何度もそれが繰り返される。
どこまで付き合うかなと黙って見ていた。ようやく「もうちない」「うかはぶらんこなの」と言えた。男の子号泣。「全くもう、ストーカー並!ごめんね!」と男の子のママが笑ってなだめていた。すんません。
なかなか泣き止まない男の子をじーっと見ながらブランコに乗る娘。「また今度しようねって言う?」と水を向けると「うん」とブランコから下りた。
男の子は結局泣き止むことはなかったけど、ちゃんと娘の口から言えてよかった。以前なら一緒に泣きべそかいてたはず。
「うかとあしょびたかったのかな?」と自転車の後部座席で娘がつぶやく。そうだね、楽しかったんだね。「・・・おなかいたいー」しまった低血糖。急げ急げ。急いでお昼にしよう。走ったからね。早起きしたからね。
そりゃもう急ぐけど、カーサンはなんだか嬉しかったよ。
引越しのどさくさに紛れて、ミシンの糸駒を失くした。糸巻きを安定させる糸駒、こんなに大事なものとは思わなかった。強引に無いままでミシンを使ったりもしたが、糸巻きが跳ねる、糸がたまったり急に張ったり、こりゃ手で縫ったほうがいいや。
ネットをさまよっていたら、良心的そうなミシンショップで憧れのメーカー名が。ああもういっそ新しく買ったろか。
価格を問い合わせるメールを出し、そのあと、実物も見てみたい、と池袋の手芸店に行ってみた。
販売員のおばちゃんは50代くらいか。きょろきょろ物色しているカーサンに「今日買わないの?今日なら二割引なんだけどねえ」と先制パンチ。ミシン販売ってのは未だにこうなのかねえ。←あ、おばちゃんがうつった。
すぐには決められないと答えると、「じゃ明日は?明日来られない?内金でも安くできるけど」と畳み掛ける。少なくともここでは買わない。そして、見てみたかった機種は置いてなかった。
帰宅するとネットのミシンショップから返信が来ていた。
さすが良心的と見込んだだけのことはある。糸駒の直し方というか作り方が細かく説明してくれ、糸駒が無いだけで買い換えるのはもったいない、それならロックか職業用を買い足すべき、と教えてくれた。ごもっとも。
ロックも職業用も、憧れはあるけど敷居が高くてねー。ロックがあったらニット地も縫い放題?本当に縫うのか?
早速糸駒をフェルトや爪楊枝で調節してみると、あーら普通に縫えるじゃない。爪楊枝3本で。もっと早く試してみればよかったのに。
無事ミシンが復活したので、押入れから布を引っ張り出してきた。バネポーチを作ってみようっと。手芸店で、手ぶらで帰れるかとばかりに買ってきたバネの口金があるのだ。うしし。
押入れを開けた途端、ワケあり(以前娘が怒りをぶつけておもちゃを放り投げやがったから)でしまってあったおもちゃを娘に見つかり、出す羽目になったのはご愛嬌。
土曜日、前日から会社の皆さんとの一泊旅行から帰宅した夫が足を引きずっている。膝が痛くて仕方ないという。「ついに体重に負け」「なんだとコノヤロ」(←嘘。ええ作りました)。
痛いからか疲れからか、腰の重ーい夫をせきたてて、隣りの駅の整体に行かせた。腰やらなんやらあちこちの歪みが膝に出たんだそうだ。
隙を見せると夫に登山する娘をけん制しつつ、土曜日が終わる。
日曜日、今度はカーサンが整体に。先週は行けなかったし、今日行かないとまた一週間先になっちゃうし。
いつもの渡辺いっけい一本眉がいなくて、ガタイのいい兄さんにいっちょ揉まれる。力が強くて、そのときは気持ちよかったけど、あとから揉み返しがやってきた。
そして今朝、起きてきて足元のゴミを拾おうと前屈した瞬間、カーサン首の下辺りの背中がぴきっと音を立てた。いたたたた。筋が違っちゃったみたい。
午前中は痛みが脳にくるかんじで、ちょっとした貧血状態。「いたたた」と言うと、娘が「おかーちゃんいたいの?またいたいの?」とさすがのつっこみ。ええ、毎度すみませんねえ。
「うかはひとりでおるすばんできう!」と病院行きを勧める娘。いや、気持ちだけありがとう。
少し痛みが治まってきた午後、実家になだれこみ、娘を置いて整体へ。よかった、いつものいっけいがいる。
なんだかんだ全身調整してもらって、少し痛みが引いた。「軽い筋肉の断裂です、いわゆる筋違え」「明日の朝はまた痛いですよ」「こうすると痛いかな?って痛みの確認しないように」とお言葉を頂く。はい、仰せの通りに。
痛みが軽くなったついでにアレルギー科に寄る。前回が平成15年の診察だというから、丸一年ご無沙汰していた。
「どうしましたー?備蓄した薬も尽きた?」「この薬好きだったよね、これにしとく?」と大変フランクな女医さん。おっしゃる通り。飲むのと塗るのと両方多めにもらって実家に帰宅。
娘はおとなしく待っていたそうだ。「まだおかーちゃんいたいんだってーひゃはははー」と、今日のあなたには笑われてもいいよ。
ところでいっけいに「ご主人膝大丈夫ですか?」と治療中不意に訊かれ、「ぶははは大丈夫です」と何故か噴き出してしまった。なんだか恥ずかしいわ。
夫と妻と立て続けに痛い思い。玄関に塩でも盛っとこうか。
先週の土曜日、だらーんと過ごしたなあと時計を見ると、まだお昼の一時だった。娘が早く起きれば、つられて親も起きる。起きなければえーと起きない。
まだこんな時間だよ、と嬉しい反面、雨降りで娘のリクエストする公園には行けそうもない。車でどこかに、といってもどこかが思いつかない。レクリエーション情報に欠けるわたしたち。
夫がなにやらPCで検索していたが、雨の日でもお出かけして楽しいところとして紹介されているのは娘にはまだ早そうなところばかり。科学技術館とかナンジャタウンとか。
ふと思いついて後楽園に向かう。お風呂に入るつもりはないけど、おやつくらいは食べられるだろう。そんなに遠くないし。
お店を冷やかす間もなく、娘が「おやつやさんはどこだのー」とうるさい。どんなお店があるかも知らないんだぜ。しばし案内図を眺め、ムーミンカフェなるお店に向かった。
かーわーいーいー。と喜んだのはむしろカーサン。スープもパンも美味しかった。娘はいちごのロールケーキを目の前に鎮座させたものの、ひとのものが美味しそう、とパンをかじりスープをねだる。おかげでカーサンケーキも食べられてお腹いっぱい。
さて洋服でも冷やかすか、と店を出ると、並びのお店に微妙なオーラを感じる。覗き込むとコスプレの人がケンチキを頬張っている。えーと、GLAYのギターのお兄ちゃんを目指していらっしゃると。
その後駐車場に戻ろうと地下通路に一歩足を踏み入れた途端、さらにオーラがびしばし。ピンスポみたいな通路の間接照明利用して、写真を撮りまくるコスプレの人たちが多数。2〜3人で顔をくっつけてカメラ目線真剣そのもの。彼らの視界に我々は存在していない模様。結界を確立していらっしゃる彼らに、化粧が濃いとか肌荒れが目立つとか、もはやそんなこと問うてる場合ではない。
も、もしかしてここってそういうので著名なエリアで、場違いなのはわたしたち親子連れなのでは、と自らの行動を反省したくなるくらい、コスプレの方達がポーズを決めまくっていらっしゃる。
ああいうとき、じろじろ視るって出来ないもんですね。前方一点だけを見つめて通り過ぎるわたしたち。夫との間に「???」「!!!」という無言の会話が成立していた。
通路の先には後楽園ゆうえんち。雨でもジェットコースターは動いている。盛大に奇声を発しているのもみーんなコスプレ。うーんうーん。
そしてその先のホールの出口から、わんさかコスプレが湧いてきた。ひー。なんすかここ。聖地を侵しているのはわたしたちの方ですか。金太郎のコスプレのお兄ちゃんのお腹に釘付け。持ち味を生かしたコスプレってとこですかね。寒くないんですかね。
娘が一言も発さなかったのが不思議。
あれは一体なんだったんだと、帰りの車中が大変盛り上がりました。ある意味いいもん見せてもらった。
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