大学教員の日記

2019年06月11日(火)  講義&資料づくり

 だんだん出勤時刻が早くなっている。今日は1限が始まる前の1時間半前に到着。さすがに学生の姿は皆無だったが,清掃スタッフさんが忙しそうに動いていた。美しい環境が保たれていることに感謝。

 本日中に金曜日の出張の指導案とプレゼン資料を送付しなければいけないので,講義や事務仕事以外は集中。指導案作成のために欠かせない下調べも2ヶ所の事業所に電話で確認することができた。夜遅くになったが,何とか送付でき,ホッとする。

 講義は2コマ。学生たちの講義感想がおもしろい。そして昨年も感じていたが,これが自分の励みにもなる。夕方に土樋キャンパスに移動。教職課程センターへ。19時から宮城県内の「学び支援員」ボランティアの説明会に担当として説明。事前の打ち合わせで自分が初めて知ることも多く,学生にとっても各学校にとっても有益なしくみと感じた。参加学生にも熱心に聞いてもらえた。今年度は様々,初めての経験が多く,自分の仕事の広がりを感じる。



2019年06月10日(月)  教育実習生訪問&塩竃へ

 今週も始まった。火曜日を除いて毎日出張のある日。そのための準備や学会関係の原稿もがんばる週である。

 まずは出勤し,事務仕事と資料準備をあれこれ。あっという間に12時近くになり,急いで教育実習生のいる学校へ訪問。街の中心部にあり,落ち着いた環境で地域とのつながりが深い学校だった。校長先生の学校経営に関する貴重なお話を伺った後,授業を参観。実習生もがんばっており,一安心。しっかりと御礼を述べて退校。

 その後大学に戻り,堀田先生の教育方法の講義。前回は出張のため欠席をしたので,2週間ぶりだった。学生たちがぐんぐんと成長していることがわかる講義で,自分に欠けている部分を認識する講義でもあった。終わり次第,塩竃に向けて出発。かつての研究仲間を訪問。十数年前のプロジェクトや学校訪問のエピソードを懐かしく思い出すことができた。先週もそうだったが,このような機会が来るのは本当に嬉しい限り。次へのエネルギーにもなった一日だった。



2019年06月09日(日)  会議&資料作成

 今日の午前は会議。自分が改めて考えるべきことも出てきた。改めて資料を見直そう。参加した先生方と打ち合わせ。重要な連絡もでき,何より。

 参加者と一緒に昼食をとったあと,今週の研修会の資料を作成。午前3時間,午後も3時間の研修会なので,前から準備は進めていたが,やはり時間がかかった。今までの財産を生かしつつ,新たな演習を取り入れる。参加者の実態を考慮した内容になった。夜になって確認し送付。

 先週もそうだったが,今週はさらに一踏んばりの週。がんばろう。



2019年06月08日(土)  NEEに参加

 朝一番の新幹線。東京〜新橋〜ゆりかもめと乗りついてファッションダウンビル。今日は「NEW EDUCATION EXPO 2019」に参加。サテライト会場で参加はしていたが,直接の参加は数年ぶり。やはり生で見たり,聞いたりすることは大切だということを実感。授業はライブでないと伝わらないものがあるし,講演も同様だった。

 夕方になり,家族と合流。大切なお祝いごと。ホテルには22時ごろ着。



2019年06月07日(金)  教材開発のために

 朝7時過ぎには仙台を出発。高速で水沢まで。その後,江刺から釜石道に入り釜石まで。一本につながったので,沿岸までの移動が楽になった。今日は釜石,宮古で教材開発の研究。

 釜石の被災地とワールドカップ会場,山田町の様子,そして宮古市。かつての勤務校の学区の防潮堤に驚く。宮古市内では懐かしい取り組みに縁のある方を訪問。岩手県といっても沿岸地方は仙台市よりも遠く,なかなか行く機会もなかったが,今回うかがうことができ,感謝の気持ちでいっぱいである。

 帰りは一路内陸へ。立丸峠は新トンネルが開通しており,こちらも快適だった。北上でお客様の見送りをする。貴重な一日だった。



2019年06月06日(木)  ターニングポイント実践を思い出した

 いつものように早めに出勤。事務仕事をあれこれ。講義資料は過ぎているが,プレゼンを再確認。指導すべきポイントを変更。本日の講義「読解・作文の技法」も8回目ということで折り返し。

 研究室に戻り,来客お迎え。18年前のNHKのプロジェクトの時のプロデューサーの箕輪さんが遠路いらっしゃった。当時自分はまだ30代。初めての本格的プロジェクトに入れていただき,総合的な学習「宮古の自慢CMを作ろう」は自分の代表実践だと思っている。教員人生でも折り返しの年であり,まさに自分にとってはターニングポイント。その当時のお話をあれこれしながら,当時を懐かしく思った。

 一緒にランチ後,次の訪問先の小学校に送り,その足で土樋キャンパス。学科会議。重要案件続々。17:30まで。事務仕事後,「みょうがや」へ移動。箕輪さんに感謝する会。仙台の先生方,NHKの皆さんとのお話と美味しい料理を楽しんだ。感謝の日だった。



2019年06月05日(水)  公開市民講座で講師役

 朝,ネットで教育出版の連載が掲載されていることを確認。さっそくFBとブログで周知。いくつか反応あり。

 今日も業務多数。早めに出勤し,事務仕事,講義準備,研究,講師役の資料やプレゼン作成と可能な限り進める。講義は2コマ。学生たちの読解力が成長していることを感じる。

 講義後,多賀城キャンパスに急いで移動。ラッシュ時とも重なりつつあったので,カーナビで別の道を探しながら,何とか30分程度で到着。工学部のキャンパスなので,今まで入ったことはなかったが,1階の食堂やホールで夕方でも学生さんたちが楽しそうに情報交流をしているのが印象的だった。

 打ち合わせをして18時から,市民を対象とした本学の公開講座。いったいどれぐらい集まるのだろう・・・と思っていたら50名以上が来学。8回の連続講座で自分は4回目。「学校教育の現在・過去・未来」というテーマで話をした。ほとんどの方が自分より年上の年配者。熱心に聞いていただいた。質問も3つあり,さらに終了後も質問を受けた。その学ぶ意欲に驚くと共に,「学ぶことは一生」と感じた。教員対象の講師役とは別の刺激をいただいた。

 大学教員になってから,保護者対象,高校生対象,そして今回のように地域市民対象に講師役の機会をいただいている。いわゆる社会貢献の一つであるが,自分の学びに確実になっている。今回は過去の学校教育の歴史について自分で調べ,コンパクトに伝えることができた。自分の大学時代の對馬先生の「教育史」の講義の記憶も大きかった。

 帰りは多賀城インターから。インターが近く,予定より早く到着。メールをあれこれ。


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